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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Komori 「Monthly Fruits Vol.01 - 1999/07」
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 また、サボリ進行な更新になりましたが、今回はやっとコンプしたテープがあるので、気合で更新です!

 ミックステープ研究家(?)として、まじめな更新ですよ~


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 今回は、あのDJ Komoriさんが1999年~2006年までに毎月一本紹介していたマンスリー・ミックステープ「Monthly Fruits」を紹介します!!

 まず、私事で恐縮ですが、このマンスリーシリーズ・全85本を、この度、全てコンプリートすることができました!!

 いやいや、このシリーズ、コンプするのが凄く大変でしたよ・・・

 本数が多いことのもさることながら、いわゆる「新譜テープ」という、ある意味で特殊なテープなので、意外と市場に流れてこない傾向にあり、特に1999年~2000年ぐらいの初期タイトルを収集するのが大変でした・・・

 新譜テープはリスナーにとっては「新しい曲を聞ければよい=役目を終えたら、もう聞かない」というニーズの元に販売されていたので、ある意味で「消費的」な存在でした・・・そうなると、正直、収集するのが結構大変でした・・・

 なお、そういった消費的な側面を支えるため、定価は800円前後と安くなっており、そのため、外観は簡素になっていました・・・コモさんのシリーズは、ポリエステル素材の簡易ケースで販売されており、その分、値段が抑えられていたようです・・・
 ただ、マニアックな話ですが、他のミックスシリーズは海外発注なのに、このマンスリーは納期の関係からか、国内プレスなので、音が結構良い(キーキーテープではない)のがポイントです・・・


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 そして、このマンスリー、全て揃えたことから、このマンスリーを深堀りしてみると、いろいろなことが分かりました!
 大きく分けると、次の2点がうまく整理できました!

  ①Komoriさんのマンスリーの概要
  ②発売レーベルにあたるUndapropsとSugarbitzの発売型番

 
 ①は既に公開済みでしたが、②は初公開ですね・・・

 発売レーベルからのリリース情報が無い中で、コモさんのテープが揃ったこと、さらに両レーベルの他の作品をほぼ収集できたことで、この両レーベルの「型番」の全容が掴むこと出来ました・・・

 まず、ザクっとした話からすると、1997年~8年ごろ、渋谷にあった洋服店「Group In The Dark」を母体に、同洋服店のオーナー(?)でもあるDJ S@Sさんが中心となって作られたのがUndapropsになり、その後、関連レーベルみたいな形で1999年ごろよりSugarbitzが立ち上げられ、両方のレーベルが、リリース的には分かりづらい関係性(?)を持ちながら、2006年ぐらいまでミックステープを量産していました・・・
 両レーベルのリリース本数を合計すると、後期の未発番なタイトルを合わせても200本以上はあり、個人的には日本一のミックステープ・レーベルだと思っていました。

 ただ、この2つのレーベル、単独プレスのテープとにレーベルの型番が付けられているものの、今回紹介するKomoriさんのマンスリーと、HipHopを中心とたDJ Yoshioさんのマンスリーには、型番が印字されていない傾向があり、その型番リストを作ることが死ぬほど大変でした・・・

 マニアックな話ですが、Komoriさんであれば、名物シリーズである「R&Bシリーズ」はSugarbitzからなのに、今回紹介するマンスリーはUndapropsからになってたり、コモさんの他の人気シリーズ(Ocean Fruits、Sweetest Fruits)が、実はマンスリーの発番としてリリースされていたり・・・アンダーグラウンドな存在である「ミックステープ」を象徴するかの如く、難解なリリース発番になっていました。

 ただ、リリースされたテープを100%に近い形で集められたこと、ミックステープ愛があるからこそできる推測(笑)で、今回、前述した①と②が整理することができました。

 これらについては、下記のリンクページを新設&追加説明を行いましたので、テープコレクターの諸氏様は、気合で集めてくださいね~
 両レーベルの作品リストは、嫌がらせのような長さになっておりますよ・・・Discogsに反映させた方がよいのでしょうか??


● 「Undaprop Wreckordz」「Sugar Bitz」作品リスト

● DJ Komori 作品リスト


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 そして、コモさんのマンスリーですが、こうやって全部集まったので、安心して聞いてみると、流石「コモさん!」な内容で、新譜ミックスなのに「コモさんらしさ」が色々と爆発してて、最高でした・・・

 新譜ミックスって、90年代末から00年代前半の「アナログでのDJブーム」「ビルボードにもチャートインするHipHopやR&Bが人気」だった背景の中で、それらの曲の中で「これがイイ」をガイドしてくれる重要なアイテムであり、ミックステープ馬鹿としては、結構重要なテープだったと考えています。

 それこそ、DJ予備軍が勉強のために買ってたり、クラブに行き始めた方がクラブでプレイされる曲を覚えるためだったり・・・まあ、最新の曲を「流行り」として聞きたいから消費的に利用する側面もありましたが、その時の「これが旬(しゅん)」を推してくれる存在として、重要だったと思います・・・

 ただ、どうしても「新曲」というテーマがあるため、今後も残る「クラシック」が選曲できない部分は強く・・・正直、数年経過して聞くと「微妙」という印象しか残らず、現在のミックステープ業界では冷遇されている存在が「新譜ミックステープ」になるでしょうね・・・

 でも、でも・・・ミックステープを真摯に掘っていくと、これらのテープにも「熱」を感じてしまいます・・・

 それは、私としては「DJがこの曲を推したいという気持ち」が入っているかどうかで、これが「熱」なんだと思っています・・・
 
 そして、当然ながら、長くリリースし続けたコモさんのマンスリーにも、よく聞くと「熱」はしっかりとあり、コモさんらしさも含ませながら、素晴らしい作品と昇華されております!!

 
 ではでは、これらの良さは、第1弾を通して紹介したいと思います~


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 では、作品紹介です~

 この作品は、1999年7月にリリースされた第1弾で、シリーズ自体は、テープだと2006年7月の85まで、CDを含めると2007年9月の100までリリースされていました。
 コレだけの期間、毎月テープをリリースしていたことは、相当の意欲がないと出せないですよね・・・こういった点はホントにリスペクトです!!

 まず、第1弾は1999年の作品とあって、個人的には「懐かしいなぁ」という選曲になっていました。

 それこそ、大ヒットした「TLC / No Scrubs」のような誰でも口ずさめるヒット曲、「Whitney Houston / It's Not Right But It's Okay (Rodney Jerkins Smooth Mix)」のようなメジャーどころの隠れた良Remix曲、「Les Nubians / Makeda」のようなUK~EU系の歌モノなど・・・ほんとコモさんらしい「ブレてない幅広さ」が素晴らしいですね!
 
 うん、やっぱり「掘ってる匂い」がするんですよね・・・

 個人的には、Will Smithが主演した映画のOSTにひっそりと収録されていた、Nice&SmoothネタのGoodな歌モノ「Tatyana Ali / Getting Closer」にノックアウト・・・こんなOSTから発掘とは!
 今でこそ、こういったLPは評価されていますが、あの時代、こういったOSTはスルーでしょう・・・ただ、ある意味で全方位な姿勢で、最良な「歌」を選曲して、聞いてくれた人の「心を動かす=この新曲はイイ曲だ」という選曲は、コモリ選曲の神髄かもしれません!

 また、DJミックスも憎いです・・・

 例えば、「TLC / No Scrubs」であれば、物議をかもした大ヒット曲だったこともあり、速攻でリリースされたアンサーソング「Sporty Thieves / No Pigeons」を混ぜて、マスターミックスしたような曲(実質的にはA面のIntro)にしてプレイしています・・・
 やや深読みかもしれないですが、7月だと、No Scrubsがリリースされた4月より少し経過していた、つまり「新譜ではない」状況だったので、あえてこういったマスターミックスにして、聞いている人を掴むための選曲にしてたんでしょう・・・選曲的な評価になりましたが、DJミックスのアイデアが秀逸すぎます!

 また、「Les Nubians / Makeda」であれば、大ヒットしたDJ SpinnaのRemixを選曲していますが、この曲に繋ぐために、バレないように(?)、SpinnaのRemix歌モノを連続プレイしてて、これも上手い!
 これも選曲の素晴らしさも入りますが、その選曲を支えるための「さりげないグルーブミックス」が上手いですね・・・これもコモリさんらしく、派手なDJミックスはしないけど、しっかりとグルーブを繋げていくミックスは、この時期から完成されていたんだな~と思いました!


 
 というわけで、第一弾を通して、このMonthly Fruitsの良さを紹介してみました!

 さすがに、内容が新譜ミックスだけに、すべてのミックステープ・ラバーにお勧めはできないですが・・・このテープの価値観でもある「その時の最良の歌を伝える」点は、大変重要だと思います!
 ぜひ、テープ馬鹿の方は85本を揃えてみてくださいね・・・ちなみに、私はもう一つの大山である「DJ Yoshio」さんを揃えるため、奮闘をしております(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ Komori 「Monthly Fruits Vol.01 - 1999/07」
Genre : R&B・・・
Release : 1999年7月
Lebel : Undaprop Wreckordz UWT-024




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<独り言>

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 んっ、なぜウナギ・・・仕事の話で恐縮ですが、良い話なので、独り言です・・・(^0^)

 先週末、ブログの更新をすっ飛ばして、土日の休日出勤という形で、長野の某温泉に行ってきました・・・

 もちろん、仕事としての訪問で、会議も、宴会も、温泉も、中間管理職らしく、上も下も立てながら(?)の実作業・・・う~ん、疲れたなぁ~

 ただ、呼んでくれた地元の方とは仕事上の信頼が生まれたようです・・・

 以下、その話を、笑い話として紹介しておきますね・・・

 日曜の昼に仕事が終わり、その地元の方はきっと疲れていただろうから、地元の方から上げ膳で反省会に誘ってもらうのは気が引けたので、私はサッと引いて、一人で帰ることにしました・・・
 そして、やっと一人になれたので、名物のウナギがあることに気づき、なんとなく良い煙が漂っていたウナギ屋さんに何も考えずに一人で入店し、座敷席で一人反省会・・・もう、ウナギって美味しいね!

 取り急ぎ、ビール&ウナギで英気を養って、帰ろうかな~と思って楊枝を歯に当ててたら、お世話になった地元の方々が入店・・・おうっ、反省会はここだったのか(笑)
 私自身、特に真剣に調べずに、なんとなく「この店かな~」と思って入ったら、地元の人曰く「間違いない店」だったらしく、地元の方も仕事の疲れを癒すためにウナギだったそうです・・・この辺は、呑兵衛にしか理解できない「何か」があったんでしょうね(^0^)

 そんなわけで、電車が出るまで祝勝会に参加し、追加ビール&ウナギ・・・個人的には白焼きってあまり食べたことが無かったのですが、地元の方に進められて頂いた白焼きがうまいのなんの・・・もう、色々とベロベロになりました(^^;)
 そして、ギリでサヨナラをして、駅までダッシュし、お昼下がりの甲州路を一人用のワインを片手に帰りました・・・もう、長野って素敵!また行きたいなぁ~(^^;)
 
 ちなみに、新宿について、ベロンベロンなのにユニオンには行くという根性があったことも、念のため、報告です・・・(^0^)


 そんなわけで、もう12月です・・・

 今年は、仕事が結構忙しいので、ユニオンのセールは軽く攻めるぐらいになりそうです・・・Discoのセールに軽く並ぶぐらいかな・・・
 また、年末と言えばクラブ=踊りですが、これも行きたいのは行けなさそうです・・・DimiとSadarが12月には来るようですが、たぶん行けないかな??

 う~ん、40歳を目前になると、人生の岐路に差し掛かったのでしょうか・・・

 でも、ミックステープだけは、今回のコモさんのように、研究をして、皆さんに公表しないといけないことがまだまだ多いので、頑張りますよ!!

 では、また次回です!!





 
 
 
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DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
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 3週間ぶりの登場です・・・ご心配をおかけしております(^^;)

 いやいや、仕事が結構忙しく、休日返上で馬車馬のように働いております・・・

 なので、あまりテープも聞けてない状況ですが、これ以上、サボり癖がつくとアレなので、家のストックからなぜか紹介してなかった作品を紹介です・・・

 今回は、先日の「コピーテープ」の記事で、テープを掘り返していたら発掘して紹介していないことに気づいたテープの紹介です~


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 今回は、北海道札幌を拠点に活動をするHipHop系DJ/Producerである「DJ TAMA(タマ)」さんのミックステープシリーズを紹介しますね!!

 言わずわずと知れた札幌を代表するラップグループ「S.P.C.」のメンバーで、活動歴も長い方ですが、まずはバイオから紹介しましょう!

 Tamaさんは、1992年ごろより札幌でDJ活動を開始し、まさに札幌のシーンを牽引したレジェンドだと思います。

 まず、活動の初期はあのB.I.G. JOEさんとユニットを組んでいたり、90年代末からはTamaさんと同じく札幌のレジェンドであるDJ Seijiさんと前述した「S.P.C.」を結成し、札幌の「日本語ラップ~HipHopシーン」を牽引した存在かと思います。

 特に「S.P.C.」は、メジャーデビューも果たし、札幌から全国に良質な日本語ラップを発信し、札幌が日本語ラップシーンに重要な都市であることを示した重要なクルーでしたよね・・・
 TamaさんはビートメイクとバックDJとしてこのクルーに参加しており、Seijiさん同様にバトルDJとしての実績もあることから、スキルフルな側面と、ストレートなHipHopを外さない姿勢は、全国のヘッズに響いていたかと思います。

 その一方で、クラブでのDJプレイも活動の大きな一つになっており、近年では札幌の大箱でレギュラーをするなど、クラブDJとしての実力もしっかりとあるお方です・・・
 今回、記事を書くのに色々と調べていたら、北海度なので、冬場の時期は、スキー&スノボ客が押し寄せるニセコでレギュラーがあるようで・・・北海度で根を下ろしながら、幅広い活動をされているDJだったようですね!

 そして、Tamaさんのスキルを全国に広めていた存在として、今回紹介するミックステープシリーズ「S.P.C Finest」が重要でしたね!!

 このシリーズは、いわゆる「新譜系ミックス」になるのですが、Tamaさんのミックスの上手さや、選曲の良さから、全国的に人気だった作品になります。

 どうしても、新譜ミックスとなると、最新の曲を「上手く紹介」することに比重がおかれる中で、TamaさんのバトルDJ的なDJスキルと、現場のDJの選曲感が上手く重なり、東京ではDMRやCiscoなどがプッシュしていた記憶があります。
 新譜系ミックスは、00年代前半になると、いかに最新の曲を知るかよりも、「その曲をどうやって上手く使うか」の方が重要になり、その辺を熟知してたレコード店では、数ある新譜系ミックスの中から「総合的に選曲が良いもの」をプッシュしていたように思えます・・・

 その意味ではTamaさんの作品を推すのは理解ができ、今回、普通に聞いても「ノレる」印象があり、結構聞いてしまいましたよ~

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 では、今回は、たまたま手にとった第9弾で紹介をしたいと思います・・・私が持っているテープの限りだと、これが最終リリースになるようです?
 
 第9弾は、2003年ごろにリリースをされた作品になり、写真を見ただけでも「なっ、懐かしい!」と思う方が多いでしょうか?
 それこそ、50CENTやSnoopといったメジャーHipHopから、Mary J. BligeのようなメジャーR&B、はたまたレゲエなどを巧みに選曲し、これを聞けば「最新のクラブでプレイされている曲は一目瞭然!」みたいな感じですね!

 ただ、全体の選曲やミックスに「ひとひねり」を入れてて、TamaさんのDJの根本的な上手さが感じられる内容になっています!

 それこそ、分かりやすいところだと、Mary Jは、写真のアルバムからのヒット曲「Mary J Blige / Ooh!」を選曲しますが、同曲の元ネタである「ED OG&Bulldogs / I Got To Have It」を軽く入れてからの選曲・・・
 それだけでなく、さりげなく女性ボーカルもので連続選曲している中でのコレなので、選曲の山谷があり、アクセントがあって上手いっすね!!

 また、写真のSnoopだと、非シングルカットの「Snoop Dogg / The One And Only」をBラスで選曲していますが、この曲のプロデュース.がDJ Premier大先生・・・
 私自身がそうなのかもしれないですが、割と新譜でHipHopの黒さが薄くなってるところで、最後の最後でプレミアですよ・・・そりゃー首を振るよね・・・こういう「分かってる」選曲も、Tamaさんらしさだと思います!

 その他にも、この時代の象徴にもなっている50Centであれば「50 Cent ft. Nate Dogg / 21 Questions」をセルフリミックス(ブレンドかも?)してたり、自身がトラック提供をしていたラップグループの楽曲「韻牙ランド / ダ・カーポ」を選曲するなど、新譜選曲の中で「DJ Tamaらしさ」を上手く出しているのが大変良いですね!
 

 新譜系のミックスは、なかなか上手く作品紹介をするのが難しいですが、このシリーズは、一聞して「DJ Tamaさんらしいミックスと選曲」が分かるところが凄いな~と思っています。
 
 正直、この辺の新譜ミックスは、私自身も研究不足な部分もありますが、鬼のように作品がリリースされているので、これからも研究して、その「面白さ」を探求していきたい思っています!
 ただ、シリーズを揃えようと思うと、結構大変な部分はあります・・・私自身も、Tamaさんのシリーズを揃えられたのはつい最近で、意外と苦労するので、コレクターの皆さんは頑張りましょう(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
Genre : HipHop、R&B、Reggae・・・
Release : 2003年
Lebel : Change The Beats No Number




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<独り言>

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 おっ、レコードのセールで爆釣だったのかな・・・いやいや、そんな話ではなく、レコ馬鹿としては「鍛えが足りない」という話です(^^;)

 まず、ここ最近、仕事が結構忙しかったり、プライベートも嬉しい忙しさがあったりで、あまりレコ屋に行けてない状況です・・・
 
 なかなかこれを文章化するのは難しいところですが、明らかに「レコ購入金額」が少ない状況で、月締めの購入金額をまとめる作業をしていると、「ああ、レコ屋に行ってないんだな~」と思う金額です・・・

 ただ、そういう生活(?)をしてると、レコ馬鹿としては良くないな~と思うことがあります・・・

 それは、「勘が鈍る」ということです・・・

 今週末の土日は、平日に大山な仕事を一本こなし、もう思考回路がパンパンだった(笑)ので、土日を休みにして、土曜日をレコ屋周りの日にあてて、都内のユニオン巡り(渋谷→下北沢→新宿→お茶の水)にしていました・・・
 ただ、各店のレコ箱を漁っていても、なんか身が入らなくって、レコをめくっていても「体と脳に響かない」のです・・・

 この「体と脳に響かない」は、レコを掘っている人でないと分からない表現でしょうか・・・

 レコードが陳列されている箱を、スピーディーにレコを見ていると、体や脳が反応したレコに巡り合うと掘っている手が止まるんですよね・・・
 これは不思議で、風邪で体と頭がフラフラでレコ屋に行っても、この感覚があると、探していたレコに遭遇すると「反応」をします・・・反応をすると、一目で分からなくても、欲しいレコードをメモったノートを見返すとリストに入っていることが多く、レコ堀りにとって重要な感覚だと思います・・・

 ただ、この感覚が無いと、どんなにレコ箱を掘っても目当てのに遭遇しないんですよね・・・

 今回であれば、新宿ユニオンのDiscoのセールが、それを反省させるセールでした・・・

 セール自体はそんなにゴツくなく、行ったら1000円以下のが豊富なセールで、普段なら軽く流す程度のセールです・・・12月のセールに向け、ゴツいのは残して、それ以外のダブついている枚数のを放出する感じですね・・・

 そのためか、私もパラパラとめくり、探してたレコを数枚ゲットして、次のお茶の水に行って、たまたま欲しいレコードをメモったノートを見てたら、途端に「あれ、このレコ、さっき新宿であったぞ・・・?」と思い出しました・・・
 そして、帰り道でもあったので、お茶の水から新宿に戻って、もう一度、棚を覗いたら、案の定、その欲しかったレコがありました・・・最初に見た時は、楽勝でスルーしてたブツです・・・
 その後、2回目の会計(笑)をした後、なんとなく「あのレコも欲しかったよな・・・あっ、あそこの棚にあったぞ!」と思い、同じDiscoの棚を見たら、案の定、棚に普通にあります・・・新宿では3回目の会計をさせていただきました(^^;)

 写真は、土曜日に買ったレコを何となく並べましたが、勘がよければ一回で終わるものの、結果、もう一度同じ店に戻り、都合3回会計をしています・・・もう「勘が悪すぎ」です(^^;)

 う~ん、勘については、日々の鍛えが重要なんでしょうね・・・

 来週から、ユニオンの年末セールが始まりますが、セールで欲しいブツが出た時に、この「勘」が弱いと、欲しいのが抜けません・・・
 
 もう少し、仕事が楽になると、勘を鍛えられる時間が生まれるんだけどな・・・精進します(^^;)


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 そして、今度は独り言ではなく、業務報告です!

 なんと7年前に紹介した三木道三さんのテープで、結構ビックリで、そして悲しみの先にリスペクトを感じた話があったので、記事を再編集をさせていただきました。

 三木道三 「Miki-FM 1997ヘルス」

 10月の末に、三木さんのTwitterで、三木さんが所属されていたレーベル「大和レコーディングス」の代表である山本克則さんがお亡くなりになられ、その方へのリスペクトを込めて、三木さんから思い出を語られるツイートがありました。
 その中で、このテープが、三木さんがとある事情でお金が必要になった際に、山本さんのアイデアでこの作品が生まれたエピソードが書かれており、個人的にヤラれました・・・

 詳細は、再編集した記事に譲りますが、やっぱり、山本さんのような「優秀な裏方さん」の存在は重要で、光り輝くアーティストの後ろに、そのアーティストを優しく支えている人がいるんだよな~と思うと、なんか、目頭が熱くなりました・・・

 そのため、当時アップしてたけど消してしまったサンプル音源を新たに作り直し、この三木さんのツイートと共に記事を再編集しました・・・

 アップした音源もボムが多いので、お時間がありましたら、是非、お読みくださいね~



 では、今週も頑張ろう・・・目標は、週末にちゃんと更新するです(^^;)







美空ひばり 「不死鳥 in Tokyo Dome」
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 先週はお休みを頂き、すみませんでした・・・

 先々週にボム記事を書いたのと、季節の変わり目で体調を落としたことで、すっかりブログを書く体力と気力がなかったようです・・・

 やっぱり、年齢って正直なんだな・・・もうちょっと「御自愛=自分の体を大切にする」をしないとね(^^;)

 そんなわけで、いきなり「この写真」でヤラれてくれると嬉しいテープの紹介です!!

 あくまでも「ミックステープ」として紹介しますyo!!


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 今回は、昭和の歌姫、いや日本の永遠の歌姫であられる「美空ひばり(みそら・ひばり)」さんによる、魂のこもったライブ作品をテープでご紹介したいと思います!!

 先日、Twitterで「演歌のベストテープを・・・」と書いていたのは、この作品を紹介するためで、あの後、このひばりさんのテープを再び聞いてたらやっぱり良くって、深く聞いているうちにその魅力が理解できてきたので、今回、改めて紹介することにしました!

 まず、美空ひばりさんのバイオと、なぜ、この作品を紹介するに至ったかについてを説明しましょう・・・

 美空ひばりさんは日本を代表する歌手で、教科書にも載っているぐらい有名ですよね・・・

 戦後間もない日本において、日本を元気づける歌を全国に広め、その後、日本の高度成長と共に歌で日本を支え続けた名歌手で、ひばりさんの歌に救われた方は多いのではないのでしょうか?
 平成元年(1989年)に52歳の若さでお亡くなりになられるまで、数々の名曲をこの世に残してくださり、ひばりさんにしか歌えない「歌」が、多くの人を励まし、そして、その励ましが明日の元気に繋がり・・・今の豊かな日本が生まれたのかな~と思います。

 そして、今回、ひばりさんを紹介するに至ったのは、先月、NHKスペシャルで放送された「AIでよみがえる美空ひばり」を拝見させていただき、かなり衝撃を受けたからです・・・

 この番組、多方面から賛否両論がありました・・・

 ただ、私としては「ひばりちゃんに会いたかった・・・会えてよかった!」と涙を流すファンや関係者の姿が、私の涙を誘いました・・・

 お亡くなりになられて約30年・・・

 それでもひばりさんの歌声を愛してて、待ち焦がれていたファンの方々のひたむきさに、どこか胸が熱くなり、「音楽って、歌って素晴らしいな」と思いました・・・


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 きっと、それは「美空ひばり」という唯一無二の存在だったからでしょう・・・ね・・・

 NHKの番組では、最先端のAIと人間の英知をもっても再現が難しいひばりさんの歌声、立ち振る舞い、気品を具現化し・・・私としては、制作側の熱意とファンの方々の愛が結び付き、あの会場の涙に繋がったんだろうとは思いました。

 ただ、同時にAI等の限界さも感じる部分があり、それがかえって「美空ひばりさんって凄い人だ・・・」と感じてしまい、今回のテープを引っ張り出し、聞きこんでしまったしだいです・・・

 テープについて言及すると、この作品は、ひばりさんが晩年、病魔に襲われる中、1998年4月に再起をかけた復活コンサートの模様を収めた作品になります。

 コンサート自体は、竣工した東京ドームのこけら落として公演とされ、全国から多くのファンが集い、体調が完全ではないひばりさんが、合計39曲を歌い切った伝説のコンサートとなります・・・

 その素晴らしさについては、様々なところで語りつくされており、歌手「美空ひばり」を後世に残す重要なコンサートとして、今でも人々の心の中に残っているかと思います・・・
 私自身、小学生のころ、同居していた祖母がひばりさんのことが好きで、よくこのコンサートの話をしていたし、テレビでもこのコンサートのことが特集されることがあったので、子供ながらに「凄いコンサートだったんだ・・・」との記憶はあります・・・

 そして、このコンサート自体が名演だったこともあり、CDやDVDなどで記録が残され、その一つが今回のテープになります。

 テープ自体は、コンサートの開催直後である1988年5月に発売されたもののようで、2本の紙ケーステープの背を、最高なハイプステッカーで連結するデフ仕様・・・
 ただ、この時代であれば普通にテープで売れていたので、結構な本数が売れたのではないのかな・・・いや、今でもテープ版があれば、普通に売れてしまう作品かと思います・・・


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 すこし、ひばりさんのテープの話から脱線をしますが、「演歌とテープ」についても軽く説明をしておきましょう・・・

 私としては、ひばりさんの歌を「演歌」とカテゴライズしたくはないのですが、このような演歌は、ご年配~お年寄りの方に愛好者が多いことから、いまだに「テープ」での販売があるジャンルとなっています。 

 それこそ、東京都内だと、写真の浅草の「宮田レコード」さんなど、演歌を中心としたお店が数件あり、CD以上にテープが販売されていて、かなりヤラれます・・・

 私自身、テープを日常的に使っているので体験的に理解が出来る話ですが、やっぱり「テープ」は操作が分かりやすく、それがご年配の方に受けいられているようですね・・・

 きっと、ボタンをガシっと押し込む感じが肉体的に分かりやすく、「今、どういう操作をしているか」が直感で分かることがいいんでしょう・・・そう、小難しいことが要らない点が重要なんですね。
 また、こういった背景に付随して、カラオケや踊りの練習や発表で音源を持ち込む際に「会場側の標準がテープだから」という理由でテープを選んでいる(!)ということもあるようです・・・

 ただ、今回のひばりさんのテープを聞いて、やっぱり「テープっていいな~」と思いました・・・

 それこそ、私が日ごろテープの良さとして紹介している「人のぬくもりがダイレクトに録音されている」感じになっています・・・

 また、この公演自体が「ミックステープ的な作品の作り方」が組み込まれ、聞いてて感動しちゃうストーリーが満載です・・・

 これらの点を含めて、テープの紹介に進みましょう!!


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 まず、このコンサートは、美空ひばりさんの「すべて」を表現しているぐらい、過去の名曲を披露した公演となっており、今で言う「セットリスト」が素晴らしいですね・・・

 序盤では往年のヒット曲を30分ノンストップで熱唱(!)や、効果的な曲のアレンジと演出、ひばりさんの優しく可愛らしいトーク、そして最後の感動的なフィナーレなど・・・終始、コンサートに駆け付けたファンの皆さんを楽しませる内容となっており、素晴らしすぎます!

 特に、私としては「ミックステープ」という視点で聞いていたのですが、もう、いろいろな点が「ミックステープ的な美しさ」が組み込まれており、聞いてて目頭が熱くなってきました・・・

 まず、冒頭の30分のノンストップ・メドレーです・・・

 もう、最高なタイミングで「カットイン」&「ロフトミックス」をしているような構成になっており、最高です・・・
 それもこれも、ひばりさんと、バックを務めるバンド+オーケストラ勢の息の合い方が半端なく、DJ的な言葉で言えば、選曲を重ねて重ねて生まれる「グルーブ」の作り方が素晴らしすぎます!!

 個人的には「お祭りマンボ」がグレイトで、ひばりさんの茶目っ気がありながら色気のある歌い方に対して、バンド勢がタイトにグルーブを高め、後半でブレイクダウンする部分での息の合わせ方といったら・・・
 ひばりさんも、バンド勢もお互いが尊敬しあっているからこその「息の合い方」で、それが連続してくると、ほんと聞いてて「魅了」されちゃいます・・・

 そして、ひばりさんの「七色の歌声」も、ミックステープ的には重要でした!!

 まず、多くの方が「ひばりさん=演歌」というイメージが強いのではないでしょうか・・・いやいや、こんなに「多彩な歌」を歌える人はいないですよ!!
 もちろん、演歌や歌謡的な歌も歌われますが、それこそJAZZのスタンダードの手習いといったら天下一品だし、Pops的な歌も、そしてFunkyな歌も・・・すべて「ひばりの歌」として披露できるのが素晴らしく、ほんと「天才」だったんだな~と思います。

 ミックステープ的な視点に戻すと、その多彩な歌声をうまく「選曲」していて、この部分は演歌っぽい感じ、この部分はムード歌謡っぽくみたいな「流れ」を作ってて、大変聞きやすく、気づいたらひばりさんの世界に引き込まれていました。
 また、「りんご追分」であれば、前半は独唱に近い形で熱演しつつ、後半でファンキーなアレンジに展開するのに心がつかまれ、気づいたら心が踊っていました・・・この曲で比較するのは大変失礼ですが「Diana Ross / Love Hangover」のような構成になってて、素晴らしすぎます!

 そして、最後は、このコンサートの「ストーリー」です!!

 全体を通して、ひばりさんの歌で感動を高めるようなストーリーになっており、満身創痍なひばりさんが、最後の最後で「愛燦燦(あいさんさん)」から「人生一路」を歌いきり、ひばりさんは、その後、見に来てくれたお客さんに感謝の気持ちをつたえたく、もう歩けないはずの体で花道を歩き、誰しもが涙を流したそうです・・・

 ただ、そこにあるのは「ひばりちゃん、ありがとう!」でした!!

 全体を通して、この最後の部分を聞くと、観客のみなさんが、精魂をこめて愛をもって歌ってくれたひばりさんへの「ありがとう!」という気持ちを伝えたく、それぞれが万雷の拍手を送り、声をからしてひばりさんに声をかけています・・・
 もう、ここは、コンサートを通してひばりさんとお客さんが作った「ストーリー」です・・・お互いの「ありがとう」があっての最高のストーリーです・・・

 そう、これこそ「ミックステープ」的なのかもしれません・・・

 この愛のあるストーリーは、自分だけでは作れません・・・その音楽を愛してくれる人がいるからこそ、作られるのでしょう・・・

 

 私の稚拙な紹介ではこれが限界・・・歌ってイイですね・・・

 ただ、私も、このテープを聞いて、そして、ジャケットの「ひばりさんの笑顔」を見て、嬉しさと悲しさ、だけど最後に「ひばりちゃん、ありがとう」と言えたのが、不思議でした・・・

 うん、私が求めている「ミックステープ」とは、歌い手と聞き手の「ありがとう」が込められた作品なのかもしれないですね・・・

 




<Release Date>
Artists / Title : 美空ひばり 「不死鳥 in Tokyo Dome」
Genre : 歌謡曲、演歌、JAZZ、ポップス・・・
Release : 1988年5月
Lebel : 日本コロンビア CAY-1308





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<オマケ> 演歌はミックステープである!

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 今回のひばりさんのテープ、書き始めたら結構すんなりかけました・・・

 なんか、私の中に玉置宏先生が降りてきて、あの口上を借りさせていただいた感じで、すらすらと書けました・・・やっぱり、基本は「音楽に対する感謝と愛」なんでしょうね(^0^)

 そんなわけで、ひばりさんの紹介では書けなかったことがあるので、コレクションをしていた演歌のテープを通して、「演歌はミックステープである!」ということを、追加説明したいと思います!!


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 まず、演歌系のテープが、実際はどういう存在なのかを補足をしましょう・・・

 私の研究によると、演歌系のテープは大きく以下の2つに分かれてきます。
 (1)シングルテープ
 (2)アルバム


 「いたって普通のことじゃん」と思うかもしれませんが、それぞれに大きな傾向があります・・・
 
 まず、(1)のシングルテープは、買われる方は本編の歌とともに「カラオケ」を目当てにしており、それで、いまだにシングルテープがすごく売れている傾向があるようです。
 テープによっては、B面でカラオケを2回連続プレイしてある仕様もあり、かなりヤラれます・・・思わず「コマゲン!」と叫ぶようになるデフ仕様です(^^;)

 そして、(2)のアルバムは、一般的なアルバムもありますが、かなりの確率で「ベスト盤」がリリースしており、私が過去~現行のテープを掘っている限りでも、この傾向が強く読み取れます。
 主な理由としては、やっぱり「カラオケ」的な需要はあり、それこそ「その歌手さんの曲を覚えたい=だから一本で収まるベスト盤が良い」との需要から、どうしてもベスト盤が多く売れているようです・・・

 写真は、有名歌手のベストテープで、石川さゆりさん、島倉千代子さん、下段では園まりさん、青江三奈さん、桂銀淑さんのテープを並べてみました・・・大御所も、ベテランも、渋い方も、だいたいベストがあり、割と苦労せずに買えたりします(^^;)

 ただ、この大半が、本人が気合を入れて作ったものではなく、レコードメーカーが選曲したベスト盤となっています・・・ここが「ミックステープ」として推したい部分になります。


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 私は、DJなりミックステープにおいて、一番重要だと思っているのは「選曲」という行為です。 

 曲を何らかの意図をもって並べることで「流れ=グルーブ」が生まれ、まるでチェーン連鎖のような音楽になること、それが「選曲」だだと思っています。 

 そのため、ベスト盤は「そのアーティストの良さを最大限に引き出す」ことを目標にしている部分があるので、おのずと「選曲」という視点が生まれ、DJミックスはされてないものの、おのずと「ミックステープ」になることが多いと思っています。

 特に、今回紹介する演歌~歌謡曲は、歌詞にテーマ性がある曲が多いため、割と似ているテーマの曲を並べる傾向が読み取れ、かつ、聞いている人が盛り上がる選曲の並べ方をしている・・・ように思えます。

 そう、まだ「ように思えます。」が、私の研究レベルです(^^;)

 ここまで、仰々しく書きましたが、私自身、全然この手の演歌~歌謡曲に強くないので、そこまで深く踏み込めてない状況です・・・

 とりあえず、研究するために、同アーティストのベスト盤があれば必ず購入してて、いつか「横の比較」をしたいなぁ~とは思っています・・・
 まさか、そのために「ちあきなおみ」さんや「奥村ちよ」さんを複数買っている人も珍しいっすね・・・(^^;)

 なお、この手のベストは、大半がテープオンリーの作品で、オフィシャルのディスコグラフィーに載ってないのも多いです・・・そのため、アーティスト自身が選曲してなく、レコード会社の方が選曲をしているようです・・・


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 んで、ここからは全て脱線な話です・・・(^^;)

 今のところ、ベスト系は男性よりも女性歌手の方が手に入ることが多い状況です・・・

 北島三郎さんのベストテープは結構発見するのですが、なぜか男性のは手に入らないんですよね・・・もうちょっと男性系も掘りたい所です・・・
 ただ、内山田洋とクール・ファイブや菅原洋一さんのようなムード歌謡系や、北島三郎さんと千昌夫さんのダブルサイダーなど、探せばそれなりに面白いのもあるのだと思っています・・・引き続き、精進をしたいと思います・・・

 あと、これらのテープは、テープの定価が香ばしく(?)、ひばりさんは2本組で5000円だったり、1本3500円という強気な値段なのが結構あったりします・・・
 その一方で、駅中の露店のワゴンセールで売ってることもあるので、定価が1500円~2000円というのもあったり、なかなか興味深い価格になっており、これもぜひ研究したいものです・・・

 最後に、ちょっとした裏話を・・・

 MUROさんが、数年前よりメジャーでCDと同時にテープをリリースされていますが、あのテープは、あきらかに「演歌のテープ」のメーカーの作り方で、外の紙ケース&キャラメル包装、一部が白いテープケース、中に説明の紙が入ってるなど、まさに「演歌テープの仕様」そのものですね~
 数年前、DIGOT関係の方にこのテープのことをお伺いしたら、CDのリリース元のユニバーサルさんが、実は演歌も出されていて、そのラインでテープをプレスしていることから、MUROさんのテープも簡単に作ることができたそうです・・・



 そんなわけで、誰が何と言おうと「演歌はミックステープ」です!





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<独り言>

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 ここ最近、ちゃんと休んでいるつもりですが、なぜか代休のあてのない土曜出勤が多く、週末ディグはあまり楽しめていない状況です・・・

 ただ、毎年、楽しみにしていた「CASSETTE STORE DAY JAPAN 2019」がそこまで盛り上がらず(すみません・・・)、特にテープのゴツいセールが無かったのは救いでしょうか・・・

 いやいや、それは嘘!! あの日は規格外の台風でしたから、盛り上がらなくていいの!!

 今回の台風、レコード・マニアの畏兄さんたちの中でも、お家が床上浸水等の被害で大変なことになった方もおられたようですね・・・早く、皆さんが普通の生活に戻れるようになることを、切に願います!!

 んで、そのCSDにおいては、頼れるコレクター&アーティストの「takuchi(タクチ)」さんが、新作のミックステープを2本リリースされたとのことで、そのサンプル品を頂きました!! いつもありがとうございます!!

 今回は、90年代バイレファンキ(!)のミックスと、アジア~中近東~EUといった様々な国のダンスミュージックを選曲したミックスとなり、誰にもできない方向性が爆発しております!

 また、このテープに合わせて、takuchiさんがスタッフでもある、高円寺の「ぽたかふぇ。」というカフェ/ギャラリーにおいてカセットテープをモチーフにした合同作品展を開催しており、今年のCSDを華麗に盛り上げております!!
 作品展自体は、29日まで開催されているそうなので、ご興味のある方は、是非、お寄りくださいね~

 takuchiさん、なかなかお会いできないのは恐縮ですが、頑張ってくださいね!!

●takuchiさん→ Twitter
●今回のテープ→ Bandcamp
●作品展→ CassetteTape Indépendant -カセットテープ・アンデパンダン-




素晴らしき「コピーテープ」の世界
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 気づいたら、このブログを2008年10月から始めさせていただき、今月で11年目になりました!

 日ごろよりご愛顧をいただき、ありがとうございます!!

 今後も、のんびりペースで更新していきたいと思いますので、引き続き、よろしくお願いいたします!!

 では、そんな周年記念なので、久しぶりに「素晴らしき」シリーズです・・・日ごろの「無駄な研究の成果」を大爆発させますよ(^0^)





1.はじめに

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 今回は、私の中では「コピーテープ」と呼んでいるミックステープを紹介したいと思います!!

 まず、この「コピーテープ」については、あまり定義付けがされておらず、かなりミックステープを掘っている方でも上手くカテゴリー化できていないジャンルかと思いますので、その定義的なところから紹介したいと思います。

 コピーテープとは、私の中では以下の定義になります・・・

①DJミックスのラジオショー、②クラブプレイやライブの録音、③既存のミックステープを、その製作者や演者の許諾を得ず、市販のカセットテープにダビング(コピー)をして、勝手に販売をしたミックステープ

 
 例えば、90年代中頃ぐらい00年代中頃ぐらいまで、HipHopやHouseといったクラブミュージック/ダンスミュージックを追っている方だとご記憶があるかと思いますが、その音楽の本場であるアメリカのNYで放送されたラジオ、それもDJがDJミックスをしている内容が収録されたテープを見かけたことが多いですよね・・・
 特に、レコードを専門店などでレコードを購入されていた方であれば、レジの横にこのようなテープが置かれ、レコードを購入する際に、これらのテープを一緒に買われていた方が多いかと思います・・・

 こう書くと「ああっ、アレね!」と思い出す方が多いかな・・・

 ある年代にとってはポピュラーな存在かと思います・・・

 そう、いわゆる「海賊版」とも言えるテープが「コピーテープ」に該当し、いわゆる「製作者や演者の許諾を得ず」に作られたものなので、かなり「グレー」なミックステープになります・・・

 もちろん、ミックステープ自体がそもそもグレーな存在(収録した曲の許諾を得ていない)ではありますが、コピーテープは上記の①②③の音源さえあればあとは機械任せにダビングして販売をするという形になり・・・なんらかの音源さえあれば、あまり苦労をせずに作れる「ミックステープ」になります。

 そう、悪く書くと「ぬれ手に粟」なミックステープなんですね・・・

 それこそ、「カセットテープ」というフォーマットなので、簡単にコピーをすることができますし、カセットテープであれば、CDのような中心的なフォーマットではないので、ある程度コッソリと売ることもできます・・・

 そのため、ミックステープの中では、かなりアンダーグラウンドな位置にはありましたが、結果的に「買う方の需要」の方が高く、結構人気だったミックステープになります。


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 そう、このコピーテープは「買う側の需要」で成り立っていたテープになります!

 特に、日本においては、どうしても聞きたいけど聞けない「その音楽の本場の音」が聞ける唯一の存在がコピーテープだったと言え、結果的にDJやリスナー側から需要が大きく、その需要に応える形で作られていたテープだったとも言えます。

 当時の状況を整理すると、00年代中頃までは「その音楽の本場の音」を聞くことは、かなり難しいことでした・・・

 それこそ、HipHopやHouse、Reggaeといったクラブミュージック/ダンスミュージックであれば、音源化されたシングルやアルバムは簡単に買うことはできるけど、現場のトップDJ達のDJプレイ等は、その現地に行かないと聞けませんでした・・・
 例えば「どんな風に選曲をして、どんな風にDJミックスをしていくのか」といったことすら、簡単に知ることが出来ず、当時のDJやリスナーはありとあらゆる手段で「本場のDJがどうやってDJをしているか」を得ようと奔走していたとも言えます・・・

 特に、海外の文化が輸入という形で入ってきた日本においては、80年代末から文化自体は入ってきたけど、身近に「見本になる存在」がおらず、DJを志した者たちは「その見本」を手に入れることから始まります・・・
 
 その流れの中で、簡単に実行できたのが「現地のラジオ局で流されるDJミックス・ショー」をカセットテープに録音し、その録音されたDJミックスを参考にすることだったようです・・・

 80年代末から活動をされているDJやアーティストのコメントを統合すると、NY等に旅行や買い付けで訪れた際、空いている時間にラジオをテープに録音し、帰国の際にそのテープを持ち帰り、自分のために、または仲間のためにそのテープを活用していた、と言われています・・・
 また、日本語ラップクラシックの一つである「King Giddra / 行方不明」では、Zeebraさんの歌詞で「♪ウーピーで買ったKissのカセット、レッド、アラート、チャックチルアウト・・・♪」とラップしており、80年代末の黎明期に、既に一部のレコード屋さんでコピーテープが売られ、それを活用していたことが伺えます。

 80年代末といったら、ネットのネの字も想像できない時代です・・・こういった録音したテープを元に、現地のDJ達のDJミックスや選曲を学び、それを日本でのDJが発展したのです・・・

 そう、今回、紹介するコピーテープは「DJの教科書」だったのです!

 この点は結構重要で、クラブミュージックの文化においては、この「教科書」的な側面が共通理解としてあったから、演者のDJ達からすると無許可でDJミックスの音源がコピーされて流通されたとしても、それはある程度「普通なこと」として認識されていたと思います・・・
 まあ、DJ達としたら自分の宣伝にもなるので、そんなには怒る人はいなく、プロモーションの点も含みながら、教科書として広まったのがコピーテープになるのかもしれませんね・・・


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 その後、日本では、90年代初期~中頃になると、DJという存在がポピュラーになり、DJを志す者が増えてきたことから、この教材に対して需要が生まれ、国内の多くのレコード屋さんが、その需要に応えるために製造と販売をすることになりました。

 私の研究ですと、日本のコピーテープは「レコード屋さん」が主導となることで成立していた、と考えています。

 それこそ、前述したように、DJとして必要なレコードを買いにレコード屋さんに赴き、そのレジの横に安価な教材が売っているのであれば、ついでに購入しますよね。
 また、90年代中頃から後半は、日本ではDJ文化はまだまだ未成熟だったことから、どうしても「海外の音が本物」という考えも生まれており、こういったコピーテープに需要が生まれ、「売れるんだったら作って売ろう」とレコード屋さんが考えるのは普通の流れですね・・・

 そのため、これらのコピーテープを掘ると、テープを見ただけでは分からないけど、当時のレコード屋さんが関係していたことが如実に分かります・・・

 特に、日本人の几帳面さというのでしょうか、日本国内で作られたコピーテープは、海外のコピーテープにある「雑さ」はなく、ちゃんと「商品」として成立している点は大きく、これがあるから「ミックステープ」という称号も与えられるのかな~と思っています。
 しっかりと業者プレスのテープがあったり、ジャケがちゃんとあったり、ある程度はシリーズ化されて分かりやすく販売されていたり・・・この点は日本らしいですね~



 ダラダラとコピーテープについて背景等を説明しましたが、私としては、日本のコピーテープにおいては以下の点が重要だったと言えます。

・コピーテープが「クラブミュージックの本場の音」を示す教材として活用されていたこと
・DJやリスナー側の需要を受け、レコード店が中心となって製造と販売を行っていたこと


 今回の「素晴らしき」では、最初に提示した定義と、上記2点の視点を踏まえ、ジャンル別に日本で作られたコピーテープを中心に紹介をします。
 なお、そのテープの名称や通称は、私が考えたものなので、あまり信用しないでくださね・・・(^^;)

 では、いってみよう!!




2.House/Garage(一部HipHop)

(1)Classic Tape Collection・シリーズ

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Tape Type : プレステープ
テープ本体 : 透明テープが多い。フルサイズのシール系ラベル。
ケース、ジャケット : 一色刷りのカラフルなジャケ。特徴的な書体。
プレス : Japan
製造・販売 : Manhattan Recordsらしい???
発売期間 : 90年代中頃~00年代初期
内容 : ②House~Garageのクラブでの新旧ライブ音源が中心。
その他 : 「Mix Tape Colleciton」名義があったり、ジャケに絵が描いてあるパターンもある。


 まずは、今回のコピーテープにおいて、私の趣味からしてドストライクなのが、この「Classic Tape Collection」シリーズになります!!

 内容的にはHouse~Garageのクラブでのライブ音源が中心となり、いわゆるNY系DJ達のレジェンダリーな80年代音源や、日本に来日した際のDJプレイ等が収録された、かなり貴重なテープになります。

 製造と販売は、謎な部分が多いのですが、東京渋谷のManhattan Recordsと言われており、当時、Manhattanの2(赤)や3(オレンジ)なんかで販売されていたような記憶があります・・・

 ただ、こういった謎な部分も含め、ちゃんとシリーズ化され、几帳面に作られているのが「日本のコピーテープ」らしく、私としては一番優等生なコピー君として崇めております!!

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 もう少し具体的な内容も紹介すると、日本において「House~Garage」という音楽が根付いた一因とも言えるぐらい、グレイトな内容が多く、ヤラれます!!

 それこそ、Garage、いやクラブミュージックの祖とも言える「Larry Levan(ラリー・レヴァン)」であれば、全盛とされる80年代のParadise Garageの音源、Garageクローズ後の80年代末から亡くなる直前の音源、更に日本での来日プレイ(それもGold!)の音源など、強力なのが多いですね。
 80年代末~90年代初期は、Houseが全世界的に盛り上がってきた中で、その基礎中の基礎ともいえるGarageという音楽は、過去の幻の存在になってしまい、学びたくても学べないので、こういったコピーテープが活躍したと聞いています。

 Garageという音楽を考えたとき、マジカルなDJプレイ、心に響く絶妙な選曲を通して、聞くものを心の底から「躍らす」ことが魅力の一つです・・・
 そういった意味では、やっぱり「現場の音」は格好の教材になるんでしょうね~

 また、日本に来日した海外DJ達のライブ音源も豊富にリリースされており、パーティーを主催するプロモーター等と深いつながりがあったからなのか、音質ばっちりなライン録音です・・・

 それも、分かってらっしゃるのが、House系のDJの現場のプレイが短くても3時間、長いと半日になることを踏まえ、2巻に分けてたり、長いと数巻にしていることですね・・・
 例えば、NY系Houseの大御所であるTimmy Regisford(ティミー・レジスフォード)であれば、99年の東京公演の音をテープ化しているのですが、なんと8本組だそうで、朝2時スタート、翌日の昼2時に終了の12時間プレイの模様になります!!
 私自身、まだこのテープは集めきれてないのですが、恐ろしいテープですね・・・きっと、昼過ぎには、Timmy先生の幻のスロータイムが入っているのかな~と妄想しています(^0^)

※参考記事
Manhattan Records - MACH / Mail Order List
素晴らしき「レコード袋」の世界
資料集 Manhattan Records レコード袋
Larry Levan 「Live at the Paradise Garage」
DJ関連書籍 「ダンスカルチャー 歴史・紹介本」
Timmy Regisford 「Shelter Japan Tour 2015」(@代官山air 2015/12/26)



(2)ジャケあり白テープ・シリーズ

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Tape Type : おそらく手刷り
テープ本体 : 白いテープが多い。透明な細いテプラのラベルを貼っている。
ケース、ジャケット : 一色刷りのカラフルなジャケ。コスモな絵が多い。
プレス : Japan
製造・販売 : Manhattan Recordsに近い人が作った??
発売時期 : 90年代中頃~90年代末
内容 : ①NYのHouse系ラジオ番組のDJミックス


 早くもテープの通称(タイトル)が適当になってきましたが、こちらも結構好きなコピーテープです!

 (1)のClassicsが、完全にコピーとは言い切れない(許可ありのライブ録音がある)中で、こちらはNYのラジオを音源を使っているので、一番「コピーテープ」らしいテープかもしれないですね。

 内容的にはNY系Houseが中心で、当時のNYのFM局(Kiss FM、WBLS、WKTU、Hot97)で放送されたDJミックス番組の音源をコピーして作ったものになります。
 DJとしては、Timmy Regisford、Tony Hunphries、David Moralesなどの大御所に加え、Lord G、Jelly Bean、Hex Hectorなどが確認でき、なかなか渋いコレクションです。

 Houseにおけるラジオ系のテープは、DJ達はその与えられた時間で終わるように割とコンパクトにDJをまとめてて、割と「ミックステープ」として成立している部分があります。
 それこそ、当時の新譜を中心にしたセットだったり、Garageを含むクラシックなセットだったり、なかなか面白い内容が多いですね~

 そして、イメージとしては、適当に録音したラジオ番組ではなく、レコード屋さんのスタッフ等の「プロの耳」が聞いた上で、良かった日の録音を選んでいる部分もあるのかな・・・
 気合の入った「ミックステープ」級に作品性が優れたモノは無いですが、こういったプロの選別の上で作られているのも魅力で、こういったシリーズになっているコピーテープこそ、内容が良いものが多いような気がします。




(3)Denonテープ・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : Denon製の安売りテープを使用。60分が多い。テープにラベルは無し。
ケース、ジャケット : カラー刷り。作品によって異なる。
プレス : Japan
製造・販売 : Ciscoが作った??
発売時期 : 90年代中頃
内容 : ①NY~UKのHouse~HipHop系ラジオ番組のDJミックス
備考 : 800円~850円で販売されていた


 こちらもHouse系コピーテープの中では有名なテープで、私の中では「Denon(デノン)テープ」と呼んでいるシリーズです。

 (2)と同じで、NY系のラジオを中心にコピーをしていたシリーズで、もろに「日本でコピーしました」が分かってしまう名シリーズです。
 多くのテープに、Manhattanのライバル店であった有名レコード店「Cisco」の値札が貼られており、そのことからCiscoが作った、またはCiscoに近い人が作っていたテープと考えられます。

 内容的には、Houseが中心となりながら、HipHop系のラジオもコピーしており、両ジャンルに強かったCiscoらしいテープだな~と思っています。
 FM局でいくと、当時はHouseの番組もあったHot 97が中心で、Tony Hunphries、Frankie Knuckles、Funkmaseter Flex、渋いところだとUKのKiss FMからCold Cutなどの番組をコピーしており、意外とジャンルが広いのが魅力(?)です。
 ジャケットも、タイトルとなる番組の内容をイメージしたオリジナルジャケットが付けられており、内容的にも良いものが多く、結構好きなシリーズですね~

 ここからは妄想ですが、ManhattanとかCiscoが絡んでいるのは、きっと、NYで仕入れをしているそれぞれの現地事務所で、こういった番組を日常的に聞いてて、それで良かった内容が会社内で出回り・・・それがコピーテープになったのかな?
 買い付け系のお店だと、現地に訪れた時の番組しか録音ができないけど、現地に事務所があるところは、日常的にラジオ番組をフォローが出来るので、良質なテープが作れたのでは・・・と思います??

※参考記事
CISCOに送る鎮魂歌
素晴らしき「レコード袋」の世界
資料集 Cisco Records レコード袋



(4)薄型シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : 各社の安売りテープ。テープにラベルなし。
ケース、ジャケット : カラー刷り。作品によって異なる。
プレス : Japan
製造・販売 : Ciscoが近い人が作った??
発売時期 : 2000年ごろ
内容 : ①NYのHouse系ラジオ番組のDJミックス、②クラブの現場録音
備考 : 1200円で売られていた


 こちらもCiscoの流れで紹介しましょう・・・Ciscoの値札が貼ってあったので、Ciscoに近い人が作っていたと思われるテープです。

 これは、まだ私も発掘しきれていないのですが、00年前後に売られていたと思われるもので、Louie Vegaのラジオや、下の「その他」で紹介するLarryの現場録音など、なかなか魅力的なシリーズになっています。
 ただ、一貫して、薄型のケースで、カラージャケなので、たぶんシリーズ化されていたコピーテープになります・・・使っているテープに共通性はないので、適当に買ってきたテープで生産をしてたんでしょうかね~

 今回、この記事を書いてて、House~Garageについては、製作者の好みがあるみたいで、あるシリーズはTony、あるシリーズはLouie Vegaといった感じで、コピーするDJに傾向があるように思えます・・・
 


(5)98年NYCラジオ・シリーズ

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Tape Type : プレステープ
テープ本体 : 透明テープ。フルサイズのシール系ラベル。
ケース、ジャケット : カラー刷り。デザインはほぼ共通。
プレス : Japan
製造・販売 : 不明??
発売時期 : 98年ごろ??
内容 : ①NYのHouse系ラジオ番組のDJミックス


 こちらは本数は少ないのですが、割と見かけることが多いシリーズですね~

 このテープは、NYのWKTU、Hot 97で放送されたHouse系のDJミックスショーをコピーしたもので、David MoralesやTony Humpriesといった有名DJのプレイを中心にテープ化されたものです。
 時期は98年4月~6月の放送のようで、製作者がたまたまこの期間にNYへ訪問してて、録音したいた番組を帰国後に製品化したのかな??

 ただ、このテープがグレイトなのは、業者発注のプレスをしているところですね!
 (1)もそうですが、ある程度、売れることが予想できるから、業者に発注しても元が取れると考えたんでしょうね・・・

 まあ、一般社会ではあまりテープを利用しなくなった1998年頃でも、CD屋さんに向けた視聴用テープ(アドバンステープ)が、カセットテープを利用してたので、実は国内で発注しやすい環境だったことも大きいかも・・・

 なお、ラジオのコピーテープの魅力をここで紹介しておくと、個人的には「現地のノリ」が学べるところが大きいかな~と思っています!

 もちろん、プレイしている選曲やDJミックスの勉強も大きいのですが、現地だから出せる「ノリ」がラジオだと如実に現れてて、これが大変良いですね!

 この辺は、HipHopの方が分かりやすいですが、HouseもHouseで、DJプレイの「ノリ」が黒くって、やっぱりイイですね!!
 個人的には、ラジオなので、番組の途中で入ってくる「CM」が黒くって、普通に中古車さんや家電屋さんの宣伝から始まり、出会い系(?)の宣伝などが流れ、なかなかな「黒さ」を発揮してくれます(^0^)



(6)Oneway Records・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : 安売り市販テープ(KEEP、超高音質)。タイトルは細ラベルに手書き(無しもある)。
ケース、ジャケット : 市販テープのままで、背に黄色テプラでタイトルを表記。
プレス : Japan
製造・販売 : 中目黒Oneway Records
発売時期 : 90年代末~00年代初期
内容 : ①NYのHouse~HipHop系ラジオ番組のDJミックス、②現場録音も多少あり


 これは、相当テープを掘っている方でも知らない方が多いでしょう・・・考え方によっては相当レアな逸品です(^0^)

 このテープは、東京都目黒区の中目黒という街にあったレコード店「Oneway Records」が作っていたテープで、同店のみで販売されていたテープになります。
 
 Onewayは、クラブ系のレコード店としては先駆的なお店で、HouseやHipHopなど、NY系のクラブミュージックの新譜や旧譜を取り扱っていたお店になります。
 近くに渋谷があるものの、当時は数少ないクラブ系のレコードを買えるお店とあって、当時は結構人気なお店と聞いています。

 このテープ、同店の元関係者様から譲って頂いたもので、内容的には、NYのラジオ番組をコピーした内容になります・・・

 同店も、NY系のレコードを輸入してたことから、NYに現地スタッフの方がいたのでしょう・・・たぶん、そのスタッフの方が録りためたものを日本でコピーしていたのだと思います。
 そして、その元音源は、お店の営業中、暇な時にラジカセ(?)でダビングしてたそうで、かなりの「家内制手工業」(笑)だったそうです・・・

 なお、元手が殆どかからないため、テープを売ると結構な利益は出てて、お店としては「売れるとかなり嬉しい」商品だったそうです・・・
 ただ、同業者からは批判を受けやすい売り物なので、結果的に「コッソリと売らないといけなかった」とのエピソードもあり、こういったことがあったから、同店では、写真のような「手製」を喚起する仕様にしてたのかな~と思っています。

 そして、内容というか、コピーした番組が「グレイト!」なのが多く、個人的には大好きなシリーズです!!

 それこそ、写真のダニー先生のダンクラですよ・・・これは内容が素晴らしく、当時のDJ達は、こういうテープを聞いて、昔の曲を掘っていたんだろうな~と思うと、どこか胸が熱くなります。
 ちょっと脱線しますが、この手のコピーテープって、トラックリストは一切ついてないので、テープを聞いて「いい曲だな」と思っても、そこから探索の旅になるのだけど、そうやって掘ると、曲に対する思い入れも増えるので、結果的にDJプレイが良くなるよね~と思っています!

 なお、このシリーズというか、コピーテープ全般に言えるのが、まとめて買わせていただくと、ケースと中身が異なっていることがあり、LarryがGrandmaster FlashとしてHouseを2枚使いしている(笑)といった、嬉しい中身違いも発生しますよ~



(7)その他

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 ここでは、カテゴライズが出来なかったテープをまとめて紹介しますね~

 まず、House~Garageのコピーテープでは、日本ではLarryのテープが人気だったようで、シリーズ化まではいかないけど、様々なコピーテープが販売されていたようです。

 写真がぼやけてて恐縮ですが、どれも日本で作られたコピーテープで、82年のGarage、88年のChoice、92年のShelter(これは4のテープです)など、濃い現場録音が多いですね!!
 ちなみに、鴬色のは、なんとプレステープで、やっぱり、みんな、Larryの伝説を知りたかったから、こういったテープに食いついていたんだろうな~というのが想像できますね!

 そして、下のは、なんと1996年の西麻布YellowでのJoe Claussellのプレイで、もしかしたら、これは販売ではなく関係者に配られたテープかもしれません?
 もう、この時期からアイソ・バリバリで、当時の新譜(!)だったNuyorican Soulの「It's Alright, I Feel It」 を情熱的にアイソってて、最強です・・・
 進行形のクラブでのDJプレイを録音したテープって、関係者筋で配られてたものは多く、それこそGoldのカンパニージャケのテープを見かけたことはあります・・・このテープも、そういう流れで作られたのかな??


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 そして、こちらはUK系のラジオのコピーテープですね・・・

 UKもDJミックスのラジオ番組が多く、それこそGilles Petersonの番組などはJazz系が好きな方から支持されてて、日本でもテープが流布されていたようです。
 ただ、UKのは、NY系のと比べると、圧倒的に本数が少なく、日本では意外と見つからないテープかも??
 なお、奥のJoey Negro(!)は、ラジオの録音じゃないかもしれないけど、Londonプレスの逸品です・・・市販テープがロンドンっぽいオシャレな感じで、グレイトです!!





3.HipHop、R&B

(1)Hot 97 Funkmaster Flex・シリーズ

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Tape Type : プレステープ
テープ本体 : 透明テープが多い。フルサイズのシール系ラベル。
ケース、ジャケット : 一色刷りのジャケ。書体はいろいろ。
プレス : Japan
製造・販売 : ???
発売期間 : 1999年~2000年ごろ
内容 : ①HipHop系ラジオ局であるHot97のFunkmaster Flexの番組。


 先ほどのHouse~Garageのコーナーでも、HipHop系のを紹介していましたが、ここでは、HipHopに特化したコピーテープを紹介しますね~

 まず、このテープですが、1999年~2000年ごろに作られたシリーズもので、NYでも大人気だったDJ「Funkmaster Flex」の番組をコピーしたものになります。
 これもプレステープで、HipHopでも、こういったコピーテープが人気だったことを証明しているかもしれないですね~
 
 Flex、今となってはどれだけ凄かったかを説明するのは難しいですね・・・

 ただ、間違えないのは、Flexが当時のNYで「HipHop系DJの4番打者」だったことです!
 
 圧倒的な黒いノリで、豪快な2枚使い、ファットなマイク使いなど、HipHopのDJらしさはメジャーリーガーで、NYでも人気だったし、日本でも人気だったDJになります。
 それこそ、日本のDJ機材メーカー「Vestax」が、Flexモデルのミキサーを作るなど、90年代中頃から00年代初期までは、日本でもFlexのDJスタイルを勉強してクラブDJになった方が多いかと思います。

 そして、そのFlexの良さを一番伝えたのが、やっぱり「コピーテープ」ではないかと思います!

 このテープであれば、Hot 97というNYのHipHop系ラジオ局で、たしか週帯のメインDJを担当していたFlexの番組をコピーしており、NYらしいマイクとDJが圧倒的です・・・
 この圧倒的な「黒いノリ」は、ミックステープでも多少は出せますが、より地に足付いた感じだと、やっぱりラジオに勝るものはないですね・・・

 そう、ラジオでないと出せない「HipHopの本当のノリ」をダイレクトに伝えることが出来たのが「コピーテープ」になるのです!!
 
 日本のコピーテープを見ていると、異様にFlexのテープが多く、この辺の「ノリ」を売り物にしてたんでしょうね・・・

※参考記事
Funkmaster Flex & Biz Markie 「Live At The Tavem On The Green」
素晴らしき「DJ機材カタログ」の世界



(2)Future Flava・シリーズ

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Tape Type : プレステープ(もしかしたら手刷り)
テープ本体 : US産の透明テープ。フルサイズのシール系ラベル。
ケース、ジャケット : 共通ジャケットで、背に通し番号表記。
プレス : Japan
製造・販売 : ここでは伏せますね・・・テープには有限会社の名前が書いてあります。
発売期間 : 90年代末~00年代前半
内容 : ①NYのHipHop系ラジオ「Future Flava」をコピー
備考 : ジャケットの裏に、製造元の連絡先が隠れて書いてある。もしかしたらレコ屋の販促品なのかも。200本限定らしい。


 次は、今回の調査で、これが「日本製」と分かったテープシリーズです!!

 日本では、NY系のラジオ番組だと、どうも直球のDJよりも、プロデューサー系のDJで、かつ日本人が好きなトラックを作る人が好まれる傾向があり、このテープの主役であるPete Rockや、DJ Premierなんかが人気になっています。

 Premierであれば、Tape Kingzから出されたミックステープ「Crookryn Cutz」や、Premierが出演してたラジオ番組「Tunderstorm」のテープは人気で、結構な値段がしますよね・・・

 Pete Rockもそうで、割とこのラジオ番組「Future Flava」がコピーされて販売されていることが多い印象があります・・・
 この番組は、Pete RockとMarley Marlがホストを務める番組で、日本でもNYでも人気があった番組になります・・・私としては、意外とPete Rockがしゃべてる印象があるかな??

 ただ、このテープがイイところは「あまり愛がない」ところですかね(笑)

 一応、コレ系のテープには珍しくトラックリストがついているのですが、7割方は収録曲が分からないので「Unknown」と書いてあります・・・
 うん、もうちょっと頑張って曲を載せろよ!と突っ込みたくなるぐらい「Unknown」と書いてあります・・・テープ馬鹿としては、かえって嬉しい内容ですが・・・笑

 また、謎なのが、普段は全く見ないテープのジャケットの裏に、このテープの製作者の連絡先が記載されていて「このPROMO ONLYを毎月無料送付中です。(先着200名様限り)」と書いてあります・・・
 製造者の名前は、まったく知らないですが、もしかしたらどこかの通販系のレコード屋さんで、客寄せの一環で、このテープを配っていたのかな~と妄想しています。



(3)Skillz・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : maxell製の市販テープ。ラベルシールなし。
ケース、ジャケット : コピー紙のジャケ。表面にSkillzのマークと、背にタイトル。
プレス : Japan
製造・販売 : 名古屋 Skillz
発売期間 : 90年代末~00年代前半
内容 : ①NYのHipHop系ラジオ


 次は、名古屋のHipHopシーンを支えたレコード店「Skillz」が作ったとされるコピーテープで、DJ ClueやStretch ArmstrongといったNY系DJのラジオ番組をコピーしたテープになります。

 どうも、こういったコピーテープは、大手を振って売ることができないため、その作ったお店の近辺でしか出回らないようで、東京に住んでいる私の近くでは、名古屋のこのテープはなかなか巡り合えないようです・・・
 ただ、名古屋らしいというか、テープ自体の体裁は、アンダーグラウンドな感じだけど、しっかりと店名を入れているところにはビックリです・・・豪快ですね!!

 なお、他にどのようなDJのテープを作ったかは分からないですが、日本だとDJ Clueはあんまりウケなく、Stretchは人気だった印象があります・・・
 Clueも、NYではかなりラジオで人気があったけど、日本だと意外とウケなかったですね・・・

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 また、確定が出来てないですが、このようなジャケのもあり、これもSkillz製と思われます・・・テープは同じMaxellで、写真のMassive Bのほかに、Flexのタイトルも確認できます・・・

 こういう場合、本数を集めることで、初めて分かることが多いので、これからも頑張って集めよう・・・

※参考
DJ Caujoon 「Crazy Juice Volume 1」



(4)4DJ's・シリーズ

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Tape Type : 恐らく手刷り
テープ本体 : ノーメーカーの透明テープ(もしかしたらUS産)。ラベルシールはなし。
ケース、ジャケット : おそらく・・・前期は一色刷りのカラー紙。後期は濃い目の紙にオールドイングリッシュ書体。
プレス : Japan
製造・販売 : 渋谷 4DJ's Records
発売期間 : 90年代末~00年代末
内容 : ②Old School期のライブテープ


 今度は少し違う方向性のテープを・・・これもなかなか集まらないテープですね!

 ミックステープマニアには有名なDJ「Sgroove Smooth」さんが運営していたお店「4DJ's Records」で作られていたとされるテープで、70年代末~80年代中期までのHipHopのライブを現場録音したテープをコピーしたものになります。

 まず、Sgrooveさんについては、自らも積極的にミックステープをリリースし、更にミックステープレーベル(Ke.T Drive)を主宰していたことから、かなりテープに理解度があり、その流れでこのテープを作られていたようです。
 ちょうど、90年代末から、日本ではHipHopにおけるOld School期の再評価があったので、その辺の流れから、興味を持たれる方が多く、こういったテープに需要があったのだと思います。

 テープの歴史を振り返ると、70年代末~80年代中期までは、ここで使用されているHipHopのライブの録音テープがストリートで出回っており、これがミックステープとして楽しまれていました。
 この辺の話は、名著である「ミックステープ文化論」に詳しいのですが、MCのバトルの様子や、ブロックパーティーでのDJのプレイなどを録音したテープが出回っており、時期によって異なりますが、Cold Crush Brothers、Zulu Nation、Run DMCなどのテープは人気だったとされています。

 そして、4DJ'sさんが作ったコピーテープは、これらのUSのストリートで出回っていたテープを仕入れ、自分たちでコピーして販売をしていたようです・・・

 ちょっと調べきれてないですが、時期によってジャケの方向性が違う(もしかしたら前期のは別のお店が作ってたかも??)ようで、後期のオールドイングリッシュ書体のは、4DJ'sさんのURLが入ってて、割と長く販売していた印象があります。
 正直、孫コピーになるし、元のテープの録音がそんなには良くないので、音はイイとは言えない作品ですが、Old School期の空気をダイレクトに聞けて、今となっては非常に貴重なテープかもしれないですね~

 なお、後期では通し番号が設定されており、作品数は73作まであったそうです・・・
 そして、記憶だと、4DJ'sさんがお店を閉める時、この全てのテープをヤフオクでマトメ売りしてて、なかなか買い手がつかなかった記憶があります・・・あれは結局売れたのかな??

※参考記事
Ke.T Drive 作品リスト
Sgroove Smoove 「Dis-Co-Nnection」



(5)Still Diggin'・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : Denonやノンブランドの安売りテープ。一部のテープは、Still Diggin'のハンコが押された細ラベルが貼られている。
ケース、ジャケット : オリジナルのテープの白黒コピー。安売りテープのジャケに手書きもあり。
プレス : Japan
製造・販売 : 渋谷 Still Diggin'
発売期間 : 90年代中期ぐらい
内容 : ③US産のミックステープ、①USのラジオ番組


 これも研究成果の一環です・・・真ん中の写真がキラーでしょ!

 これは、現在は原宿に移転した洋服店「Still Diggin'」が、渋谷のManhattan Recordsの裏にあった頃に作られたとされるコピーテープになります・・・
 時期としては、90年代中期ぐらいで、MUROさんやGore-Texさんが店員として勤めていた時期か、その直後くらいのテープのようです・・・
 MUROさんや関係者のインタビューでも、テープをコピーして販売してたようなことはコメントしているので、このテープがその実物なんでしょう・・・

 テープの仕様は、テープによって若干異なるのですが、ある時期は、テープ本体に「Still Diggin'」のハンコが押された細ラベルが貼られており、ある意味で「USのストリートなHipHop」を直輸入していた同店だからこそできる仕様かもしれないですね~
 
 ここで少し補足話で、③「既存のミックステープのコピー」について触れておきましょう。

 「1.はじめに」にも書きましたが、基本的にはコピーテープは、その音を作ったDJ等の許可は得ていないためグレーな存在です・・・

 ①ラジオや②ライブであれば、ある意味で「開かれた」状態なので、コピーされても問題視しない傾向があり、そんなにはグレーではないと認識されています。
 ただ、③の既存のミックステープとなると、そのDJが直接売るものなので、コピーすることは相当なリスクがあり、ストリートの掟で裁かれることもあるようです・・・

 しかし、USやジャマイカでは、一度ストリートに出た音源は、どんなに睨みを聞かせても、誰かが勝手にコピーしちゃう傾向があり、既存のミックステープのコピーは「仕方がないこと」と捉えられてもいました。
 そのため、DJ側は、そういったコピーされることを前向きにとらえ、タダで自分のプロモーションをしてもらっていると考えていたようです・・・
 ミックステープの父であるKid Capriのテープは、まさにそうで、カプリ自身も、全世界でこのテープがどれほど出回ったかが分からないぐらい、コピーがあったとコメントしています。
 
 そのため、Still Diggin'のこのコピーテープも、そういったUSのストリートマナーに従って作られたようで、ジャケの適当さも見習ってて、まさに本場ですね!

 なお、蛇足ですが、Still Diggin'の近く、通称「Cisco坂」のふもとで、90年代中頃~末ぐらいまで、通称「テープ屋キングス」というお兄ちゃんが、こういったマナーなミックステープを路上で売られておられましたね・・・
 その後、テープ屋キングス氏は、何かのお店を作られたような記憶があります・・・覚えている方がいたら教えてください~

※参考記事
DJ Viblam 「Bring The Beat Back Vol.1」
Kid Capri 「Old School Vol.1」



(6)その他 ①海外のコピーテープ

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 以下では、記事としてまとめきれないもの、関係するテープだけどコピーテープとは趣旨がずれるものを紹介しますね~

 まずは、USプレスのコピーテープですね・・・

 USでも、ラジオ等を録音したテープが「コピーテープ」として販売されていますが、アーティストやDJ側の了解があって作られているものもあり、かなり事情が複雑です。

 それこそ、写真上の「The Stretch Armstrong Show」は、WKCRというコロンビア大学のラジオ局で90年代中頃に放送していた番組で、NYのアンダーグラウンドなMCや、アップカミングなMCを紹介したことで、シーンにおいて重要なラジオ番組とされていました。
 そのためか、NYの人気レコード店「fatbeats」がプレスする形で、ほぼ手刷りのコピーテープが流通しており、日本にも流れていました・・・
 ただ、これはストレッチ側が了解している部分もあるでしょうから、今回の「コピーテープ」とはちょっと違い、オフィシャルのミックステープと言っても良いかもしれませんね~
 
 また、下の「The CM Famalam Show」は、Stretchの番組でホストMCをしていたBobbitoが関わった番組で、これは有名DJ機材ショップ「Turntable Lab」が作ったテープで、割とバトル系のDJに特化した内容をコピーして販売をしていたようです。

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 なお、無許可なコピーテープの方が圧倒的に多く、例えば、90年代前半にテープレーベル的に機能していた「Underground Mix Tapes」という上記のようなコピーテープ・シリーズもありました。
 ただ、これはこれで、かなり真面目にテープをつくってて、下の方のフリースタイル集は、ラジオのフリースタイルを編集したテープのようで、かなり最高な内容になっています!

 まあ「コピー=悪者」と考えるのは止めましょう・・・「コピー=味がある」と考えた方が楽になれます(^^;)



(7)その他 ②日本のコピーテープ

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 そして、今度は日本産のコピーテープです。

 (2)のところでも触れましたが、日本でコピーされる音源は、割とメジャー・ネームが絡むものが多く、例えば、写真上のBiggieが亡くなられた際のHot 97のFunkmaster Flexの番組や、下のDJ Premierの人気番組「Tunderstorm」のコピーテープは割と人気だったようです。

 ただ、なんでしょう、結構適当に作っている部分も見受けられ、上のBiggieのは、つぎはぎだらけの内容で、なんとなく気持ち悪かったり、下のPremierは、人気ミックステープ「Crooklyn Cutz」の名前になっているけど、実際は、たぶんラジオ番組「Tunderstorm」からの録音だったりします・・・

 うん、やっぱりコピーテープには「山師根性」が多少見え隠れしているんですね・・・

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 また、海外のミックステープって、当時のリスナーからすると「海外モノだから内容は絶対に良いはずだ」みたいな盲信があったので、日本ではおのずと人気が高く、その点を突いて、これらのコピーテープが販売をされれたようにも思えます。

 それこそ、写真のテープは、オリジナルは海外でジャケ付きで作られたミックステープですが、いざ中身をみてみると、日本製の市販テープで作られています・・・
 まあ、もともと、海外のオリジナルとされるものも、市販テープを自分で手製ダビングをして作っているので、どっちもどっちなのですが、日本のコピーテープは、若干、ジャケの色が薄くなってるかな・・・

 なお、ひどい日本製のコピーテープだと、市販テープの表面に印字されている「漢字」をカッター等で削っているケースもあり、写真のテープだと右中の時間表記「90分、片面45分」を削ったりしています・・・
 そうすることで、「これは海外から輸入したんだよ」としたかったんでしょうね・・・


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 ただ、愛もあるコピーテープもあります!

 この二つは、すでに紹介済みのテープですが、左のは1987年ごろに日本で作られたNYのFMのコピーテープで、DJはChuck Chilloutです・・・ブリッジバトルのころのラジオなので、ノリが素晴らしく、大好きなテープの一つです!!
 特に、このテープがいいな~と思うのが、この記事の冒頭に書いた「King Giddra / 行方不明」の歌詞で歌われた「その時期のコピーテープ」なので、情報が欲しくて欲しくてたまらない若者の熱が感じられるテープですね・・・
 また、個人的には、これをお持ちだった方が、私のブログを読んで「この人に託したい」となり、譲って頂いたテープなので、個人的にも熱いテープです!!

 また、右のも最高で、これはやっぱりNYのラジオのコピーですが、クリスマスな番組をコピーしてて、現地でないと作れない「黒い甘さ」が全開で、日本人には作れないミックステープに進化しています!
 特に、故・Luther Vandrossの歌の扱い方が上手く、この辺は日本人には作れないですね・・・チョイスしてコピーをされた方はえらい!!

※参考記事
DJ Chuck Chillout 「American FM Station - KISS FM」
Kaizoku Radio(?) 「Christmas R&B vol.2」





4.Reggae

(1)Jack Sowah・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : 海外TDKの市販テープ。だいたい細ラベル×手書き。
ケース、ジャケット : 市販テープのインデックス部分にスタンプがある。
プレス : Jamaica
製造・販売 : Jack Sowah
発売期間 : 80年代末???
内容 : ②Reggaeのライブ音源


 では、次はレゲエで行きましょう・・・ただ、レゲエ特有のマナー(?)があるので、最初はJAプレスからいきましょう!!
 なお、レゲエについては、そこまで詳しくない部分もあるので、間違いがあればご指摘くださいね~

 まず、前のHipHopの部分で、こういったコピー行為が「ある種の公共財」的な説明をしましたが、レゲエはもっとその考え方が進んでいたように思えます・・・

 つまり、レゲエの現場でプレイされた音源は、もし誰かが録音して、それがコピーされて流布されていても、そんなには問題がないと認識されていたようです・・・
 それこそ、街中に大なり小なりのテープ屋さんがあり、レゲエの現場=ダンスやクラッシュの模様を録音したものが販売されていたそうで、新旧の様々な現場録音が出回っていたようです・・・

 そして、当然ながらダンスを主催する方も、自分たちのダンスやクラッシュの音をテープに録音し、後で販売することは常套手段であり、それこそ、当時のジャマイカやNYの現場に行くと、会場の横の方でテープをその場でコピーして売ってくれる方法があったそうです・・・
 下手したら、今やっているダンスやクラッシュの録音も販売していた(!)ようで、生活の中で、こういった現場の音が共有されて楽しまれていたようですね・・・

 なお、レゲエのこういうマナーは、NYのHipHopにも影響を及ぼし、それこそ初期のOldSchoolの音源は現場でもコピーされて売られてたり、街にテープ屋さんがあったりしたそうです・・・

 そして、このテープに話を戻すと、このテープは80年代~90年代に有名だったカセットマン(現場で録音をする人)である「Jack Sowah(ジャック・ソワー)」さんのテープで、ジャマイカの首都・キングストンのConstant Spring Roadにテープのお店があったそうです。

 Jackさんは、おそらく初期は自主的に(勝手に?)現場を録音し販売をしていたようですが、ある時期からサウンド側が黙認、そして共存するような形でテープを販売していたようです・・・
 当時はどうやって販売していたかは分かりませんが、上記の写真の通り、かなり雑(笑)な仕様になり、かえって「メチャクチャ味がある」存在になっています・・・音も現場なので微妙なのもありますね・・・

 でも、このテープ、ほんと重要ですね・・・

 こういった形で録音された新旧の現場録音のテープは、ジャマイカ国内を駆け回り、そして国外にも旅し、全世界で「レゲエ」の種をまいた「きっかけ」になったと言われいます・・・
 
 日本でも、Mighty Crownを始め、様々なサウンド、アーティストがこういったテープに影響をうけたことを公言し、ジャマイカやNYに訪れた際、こういったテープを現地で購入し、現場のプレイの方法を学んだり、ダブの曲の作り方を学んだりしたそうです。
 Mightyについては、NYにあったテープ屋さん(Music City)をよく使っていて、過去のインタビュー等でも現場録音のテープを通して様々なことを学び、自分たちのサウンドを作っていたことをコメントしており、ほんと重要な存在だったと思います(^0^)

 なお、このテープ、私は結構前に柏のユニオンで購入しました・・・ジャマイカから旅をして、柏に辿り着いたことが、このテープが「旅をした」ことになるかもしれないです(^0^)

※参考記事
Cassette China 「Black Kat VS Silver Hawk 92」
・【外部サイト】「ウィー・ポウ(Wee Pow)、「カセット/ダブプレート文化について語る・・・」



(2)Cassette China・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : 無地の透明テープ。片面だけフルサイズのラベルシールに手書き。
ケース、ジャケット : 作品によって様々なデザインのジャケット。
プレス : Japan
製造・販売 : 横浜 Cassette China
発売期間 : 90年代中頃~00年代初期??
内容 : ②Reggaeの現場録音(ジャマイカ、NY・・・)


 そして、レゲエの2発目は、海外の現場録音テープに影響を受けたMighty Crown達が作っていたとされる「Cassette China(カセット・チャイナ)」を紹介しましょう・・・これを紹介するために、(1)を紹介してみました!

 先ほど、Mightyの面々が海外のテープに影響を受けてサウンドを進化させていった中で、自分たちも独自にミックステープを作り始めたそうです。

 それこそ、95年に湘南であったクラッシュ「Mighty Crown vs Brain Buster」のテープから始まり、初期は自分たちで手刷りでコピーし、売り上げよりも自分たちの宣伝みたいな形でミックステープをリリースしていたそうです。
 いい話として、Migthyが世界戦で優勝した1999年のWorld Crashのテープは、まだまだ手刷りだったそうで、Masta Simonさんだけで2000本ぐらいコピーをしたそうです・・・あと、売り上げの一部はダブ代に消えてったそうで、テープがサウンドに血と肉になっていたことが伺えます。

 そして、いろいろなテープをリリースする中で、過去のジャマイカ等で行われたクラッシュやジョグリン等の模様を収めた現場テープを、コピーして売っていたのが、この「Cassette China」になります!

 おそらく、Mightyの面々が海外で購入した現場のテープを元にコピーをしたようで、まあまあ「グレー」なテープではありますが、これはグレイトですね・・・だって、Mighty色に染まっているのだから!

 内容を聞いてみると、海外製の現場録音よりも何となく聞きやすいんですよね・・・きっと、Mightyの面々が良い内容だったものをコピーしていたんでしょうね。

 また、ジャケットもそれぞれ愛をもってデザインをされていて、レゲエに興味を持った人にも買いやすくしていたのにはビガップです・・・
 Mightyって、横浜レゲエ祭など、一般の人にもレゲエを楽しんでもらうように努力をしてた印象があり、このテープにもその良さが現れているな~と思いました。

 ただ、やっぱり直接的な影響を受けたのは全国のサウンドマンになるのかな?
 直接的なコメントは聞いたことが無いけど、私自身がこのテープを集めてると、大阪で出会ったり、京都で出会ったり、東京で出会ったり・・・色々なところで出会うんですね。

 やっぱり、よいテープは「旅」をするんですね~

※参考記事
Cassette China 「Black Kat VS Silver Hawk 92」



(3)Rockers Island・シリーズ

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Tape Type : 手刷り
テープ本体 : 無地の透明テープ。片面だけフルサイズのラベルシールに手書き。
ケース、ジャケット : 共通ジャケット(作:プシン)。背ラベルは基本的には書いていない。
プレス : Japan
製造・販売 : 大阪 Rockers Island
発売期間 : 90年代末頃~00年代中頃まで
内容 : ①ジャマイカのラジオ音源、②現場録音(ジャマイカ、NY・・・)


 レゲエ好きなら、このテープを見て「懐かしい!」と思う方が多いでしょうか?
 結果的に影響力が強かったテープですよね!!

 このテープは、有名レゲエ系レコードショップ「Rockers Island(ロッカーズ・アイランド)」で販売か配布をされていたテープで、主にジャマイカのラジオ音源や現場録音をコピーしていたものになります。

 まず、Rockersですが、札幌から始まったレゲエ系の通販のお店で、全盛期は大阪の店舗を中心に全国のレゲエファンに「レゲエ」を配給していた重要なお店になります。
 社長さんのタッカーさんは、元サウンドマン(Judgement)であったことから、Dacehall以降というか、最新のレゲエを常にプッシュしていた傾向があり、日本でレゲエを普及させた立役者の一人になるかと思います。

 そして、このテープ、記憶だと「販促品」のような形で配布をされていたと思います・・・???

 Rockersは、初期は通販で、購入者にお勧め曲が入ったマンスリーテープを配布してた流れがあり、このテープも購入者にオマケみたいな感じで配布していたような気がします・・・
 う~ん、ただ、販売もしてたのかもしれないですね・・・詳しい方がいましたら、是非、教えてください!!

 ただ、内容はMighty同様、Rockersクオリティーというか、結構内容が良いテープが多く、ジャマイカのFM局「Irie FM」の最新録音や、最新のクラッシュなど、旬な音をすぐに届けてくれてて、なかなか貴重な存在だったかと思います。
 なお、ジャケは、あのプシン(富心)さんが書いたそうで、これもいい味出してますね!



(4)その他

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 レゲエのコピーテープは、まだまだ私自身の勉強が足らず、よく分からない状況です・・・

 何となく、カテゴライズできなかったコピーテープを上記に掲載してみましたが、まだまだ鬼のようにテープがあり、今後も勉強していかないと・・・です。

 うん、ほんとうにレゲエのテープは「コピーしすぎ」で、某レゲエテープには、ギャグで「AMMARI DUBBING SUNNAYO(あまりダビングすんなよ)」と書かれるぐらいですね・・・

 例えば、海外クラッシュ系は、日本でも人気があることから、ジャマイカやNY、UKで売っているテープを仕入れ、それをコピーして流している傾向が見られます。
 結構前に、レゲエ系レコ屋さんに教えてもらった情報だと、Mightyであれば、自分たちが勝てなかったクラッシュのテープは発売しないそうで、そうなると海外で出たクラッシュを日本に持ち込んでコピーする方法になりますよね・・・
 そのため、こういったコピーテープが活躍していたんでしょう・・・

 あと、ジャマイカのコピー屋さんと提携してた流れもあり、JAの有名テープ店「Cassstte Ninja」がまじめに(?)作ったテープは、大手レゲエテープレーベルの「Culture Shock(カルチャーショック)」が流通させてたようですね・・・
 また、ダンスホール系のコピーテープの話ばかりでしたが、ルーツ&カルチャー系も、過去音源を中心にコピー化されてて、Jah Shakaなんかは割とコピーをしているイメージがあります・・・

 まあ、一概に「レゲエってイイぞ!」という気持ちがあってのコピーなので、それはそれでいいのかな・・・


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 ただ、やっぱり「悪しきコピー」も存在し、その代表格が、通称「静岡コピー」になります。

 これも不明確で恐縮ですが、レゲエ系のテープを掘っていると結構な確率で遭遇するコピーテープです・・・

 内容としては、ソニー製の市販テープに、癖のあるテプラ系の細ラベルが特徴的で、オリジナルのジャケをカラーコピーしてるので、見た目は本物と勘違いしがちです・・・

 いろいろな方の話を統一すると、作っていたのはどうやら静岡にあった業者のようで、小売店向けに独自に卸してた(個人売りもやってた??)感じみたいで、オリジナルのテープよりも仕切りが安かったのか、それなりに売れていたようです。
 ただ、このコピーテープは、国内で作られたミックステープ、それも発売中のものをコピーしてたので、もはや「海賊版」です・・・レゲエ自体、オリジナルとされるものがコピーなケースも多かったり、もともとコピーに寛容な部分があるので、そこを突いた形になりますね・・・

※追記 コメント欄に「静岡コピー」に関する貴重な情報を頂いたので、追記します。
・2000年代前半には、一般向けの音楽雑誌の広告欄に広告が載っていて、カタログ請求をすると月1でカタログが送られてきていた。
・注文は留守番電話に商品番号を話して注文していた。(個人売りもしていた)
・テープ1本600円から800円くらいだったそうです。
・ジャンルはHIPHOPとR&Bがメインだったが、幅広くオールジャンルだった。DJも有名どころからマイナーな物まで掲載してあった。
・正規のミックステープが販売されるとすぐにリストに掲載されていた。
・レコード屋でも、堂々とここのテープを大量に揃えて置いている店もあった。



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 ただ、ただ・・・ミックステープのコレクターはもっとダメで、気づいたら「静岡コピー」も収集の対象になっており、最近は見つけたら必ず購入しています(^^;)

 特に、コレクトしているのが「豪快なコピー化」で、上記のMUROさんのとDJ Beatさんのがグレイトすぎます・・・

 MUROさんのは、2本組の「Super Reggae Breaks」ですが、静岡式なソニーの市販テープに落とし込むため、ジャケを切り貼りしてオリジナル化しています・・・
 DJ Beatさんのも、丸ケースなところを、強引にソニーの市販テープに移行しており、発見した時、思わず泣いてしまいました(^0^)

 う~ん、こう書いてると、むしろダメなのは私なんですよね・・・(^^;)

※参考記事
Mighty Crown 「Mighty Crown Vol.8 - Fivestar Cup 98 頂点」
MURO vs Zoo-shimi 「Super Funky Reggae Breaks」
DJ Beat 「東京ビーボーイズ 15thアニバーサリー」




5.その他

(1)DJ Seiji 82.5 FM North Wave

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 最後は、コピーテープとは異なるけど、ちょっと近いもので、明らかに「最高です!」というテープを紹介しますね~

 まずは、最近、ニューアルバムをリリースされた北の御大「DJ Seiji(セイジ)」さん関連のテープで、Seijiさんが担当されてたラジオのDJミックス音源をコピーしてた(?)シリーズになります。
 
 これは、いろいろな事情があって私の元に舞い込んできたコピーテープで、手元に届いて「そんなのあるのかよ!」とブッとんだ逸品です!!

 内容的には、1995年~1997年ごろ、札幌にあるFM局「82.5 FM North Wave」で放送されていた「Cool Urbab Night」と「Street Flava」という番組で、DJ Seijiさんが提供したDJミックスを収録したものです・・・本数はかなりの巻数が作られたようです。
 どうやら、作ったのはSeijiさん自身で、きっと自身のプロモーション用に作ったんでしょうね・・・この時期に作ってたSeijiさんの手刷りテープとジャケの印字が似ているし、Seijiさんらしい几帳面なまとめ方で作られているので、Seijiさんが作られたんでしょうね・・・

 脱線しますが、DJミックスを中心としたラジオ番組は、割とその内容を録音したテープを作っていることがあり、有名なところだと、You The RockさんのNight Flightは、Avexのカンパニーテープでコピーがあったり、MUROさんとRikoさんのDa Cypherもそういうテープがあったりします。
 Cypherについては、出演したら、その出演した回のテープを貰えたこともあったという話も聞いたことがあり、関係者レベルの資料として作られていたようです・・・

 そのため、このSeijiさんのもそんな感じでしょうか・・・ただ、市場には出ずらいテープかな??

 なお、内容は・・・もちろん最高すぎます!!

※参考記事
DJ Seiji 「Old School Hip Hop 2」
J-Wave 「Hip Hop Journey - Da Cypher - 」について(改定版)
「Tokyo FM - Hip Hop Night Flight」について



(2)愛のある個人コピーテープ

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 オーラスは、やっと公開するブツです!!

 このテープも、いろいろな事情があって私の元に舞い込んできたコピーテープになります・・・

 どうやら様々な海外系ミックステープを個人的にダビングしていたものを、ほぼすべて、背ジャケに前オーナーの「手書きタグ」がカスタムされたコピーテープです!

 一部は、表ジャケにもタグが書いてありますが、なんか、これを見ると「熱く」なるんですよね!!

 私が中高生だった頃、HipHopが流行り始めてて、タグが書ける子は、こうやってテープに書いてて、素直に「カッコイイ・・・いいな・・・」と思ったりしたものです・・・
 私は、こういったタグが一切書けず、手書きは一切諦めた(笑)経過があり、タグを書けると女子からモテるという特典もあった(通学バックに書いて~となるんですね)ので、うらやましかったなあ~

 きっと、前オーナーも、コピーではあるけど、「カッコよくしてやるぞ!」という気持ちで書いたんでしょうね・・・

 うん、このテープ、一生大事にさせていただきます!!

 なお、蛇足も蛇足ですが、某レコード店に勤められている某バイヤー氏は、最近、フリマでこういった個人コピーのテープ、それも和物~City Popを掘るのがブームになっているそうで、またイルな方向を攻めているな~と感心させられました(^^;)
 確かに、80年代のCity Popは、エアチェック文化があったので、独自にオシャレな編集テープ、つまりミックステープを作られていたわけですよ・・・私も挑戦してみようかな??(^^;)

※参考記事
DJ MURO 「Da Cypher's Choice Vol.4」
90年代中ごろにHipHop/DJなどの情報が載った昔の雑誌





6.さいごに

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 というわけで、日ごろ調べていたことを、研究成果としてまとめてみました~

 この記事が、いったい誰向けなのかはアレですが、テープを掘っている方は、是非、参考にしていただければと思います~

 あと、こういったコピーテープが無価値ではなく、価値があることも示せたかな・・・
 もし、こういったテープをお持ちなら、捨てず私のようなダメ人間に譲ってくださると嬉しいです・・・場合によっては、高価買取をしてくださるユニオンの某店を紹介しますよ~(^0^)



 あと、こういう記事を書いていると、まだまだ勉強が足らなかったり、コレクションが不足している部分があったり・・・私自身の未熟さにも気づいたりします・・・
 ここ最近、仕事やプライベートが嬉しいぐらい忙しいこともあり、なかなかブログに時間を費やせないですが、これからも精進して頑張っていきたいと思います!

 では、今後ともよろしくお願いいたします~





追伸
こんなに記事を書いたので、今週は独り言はお休みです~







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編集情報 20191017 23:30
 コメント欄に貴重な情報と修正の指摘があり、記事に追記と修正を行いました。
 ?さん、いしはまさん、コメントを頂き、ありがとうございます!!





DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
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 気づいたら、このブログで「ミックステープ」を紹介し始め、もうすぐで11年目になります・・・もう、そんなにやってるんですね(^^;)

 ただ、もう500本近くは紹介しているはずなのですが、まだまだ紹介していないテープも多く、この道はどこまで続くんだろうと思ったりもしています・・・
 特に、家で在庫テープを掘っていると、「あれっ、これって紹介したっけ?」と思うのはイイ方で、下手したら紹介したような気になって未紹介なテープも多いんですよね・・・困ったものです(^^;)

 そんなわけで、ある方からコメント欄で問い合わせをいただき、急に「もしかしたら紹介してないのでは?」と思い返したDJのテープの紹介です~


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 今回は、長年に渡りHipHop系のプロDJとして活動を続けている「DJ Jr.(ジュニア)」さんの作品を紹介します!

 Jr.さんは、東京出身のDJで、Zeebraさんが率いていたクルー「UBG (Urbarian Gym)」に所属していたことから、クラブDJのほかに、ラッパーのバックDJに長けていたお方で、日本のHipHopシーンでは影の立役者なお方です。

 バックDJとしては、UBGボスのZeebraさんのバックDJを長期にわたり担当していて、現在はあのSky-Hiさん(日高光啓さん)の専属バックDJとして、全国を行脚されているそうで、この経歴だけでも「腕利き」というのが分かります。
 バックDJって、あまり注目を浴びない仕事かもしれませんが、正面に立つMCを引き立たせるため、様々なテクニックや、阿吽の呼吸でのトラック出しなど、ほんと「職人芸」が必要とするDJです・・・その点では、Jr.さんの腕は4番打者級なんでしょうね!

 また、クラブDJも精力的に活動してて、00年代前半であれば、UBGの先輩にあたるDJ Ken-Boさんと共に、渋谷Harlemの金曜の夜を飾った名物パーティー「The Finest」のレギュラーに始まり、様々なパーティーでレギュラーをもっており、DJでも「職人」なお方でした!
 特に、横浜で精力的に活動をしていたイメージはあり、横浜のクラブに行かれてたお方だと、馴染みがある方が多いのかな~と思います。


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 その「横浜」に関係するのが・・・横浜をベースにしていたテープレーベル「Town Records」より、ミックステープを数本リリースしてたことです!

 Town Recordsも、このブログではあまり明確に紹介してないレーベルですが、横浜に関係するDJ達の作品を多くリリースしていて、それこそDJ Mayumiさん等が作品がリリースされていましたね。

 私自身も、Townのテープは、まだ全容がつかめていないのですが、どちらかというと、横浜のDJやMC達のプロダクションをしていた要素が強いようで、その流れテープも作ってたようですね・・・
 こういった地元で活動しているDJやMC達を支えるレーベル/プロダクションが、テープをリリースしているケースは全国各地で確認されていますが、なかなかそのレーベルの情報が無いのが歯がゆいです・・・もうちょっと調査をしないとな~

 ちなみに、Jr.さんは、左側の2本がTownからのリリースで、右側の2本はUBGが母体になったテープレーベル「Quarter Inches」からのリリースですね~

 なお、右の白いのは、なかなかレアな一品で、ジブさんの2000年ごろに行われたライブツアーの際に配布されたと思われるテープですね!
 こういったDJやMC達のプロダクション的なことをやっているレーベルは、こういったセルフ・プロモーションなテープを出すことにフットワークが軽く、そこはHipHop的ですね・・・なお、白のテープについては、以下の記事をご参照くださいね~

● DJ Jr. 「The Live Animal 2000 Japan Tour」


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 では、今回はTown Recordsからリリースされた人気作「Basic Of HipHop Music」を紹介しますね~

 こちらの作品は、タイトル通り「HipHopの基礎」を選曲した作品で、Middle School(80年代中盤から後半)のHipHopクラシックを中心に選曲をしています。

 それこそ、A面のド頭から、イントロを挟みつつ、「Run DMC / Here We Ge ( Live At The Hunhouse)」からスタートする時点で「ああっ、分かってらっしゃる!」と唸ってしまう選曲です!

 同曲は、ライブ録音であるものの、DJのJam Master Jayが、ブレイクビーツクラシックの「Big Beat」を淡々と2枚使いしながらファンキーなビートを作り、その上でMCのRunとDMCが、強力なライムをぶち込んでくる内容です・・・もうこれこそ「HipHopの基礎」ですよね!!

 個人的にも、Run DMCが作り上げた音楽がHipHopの基礎となり、その後のHipHopを形成していったことを考えると、HipHopの魅力を最大限に表現しているこの曲からスタートするのには、思わずグッときてしまいました(^0^)
 また、Jr.さんがバックDJに長けている、つまりその重要性を認知していることからかも、これをド頭に持ってきたのかな・・・ちょっと思い込みかもしれないけど、こういう曲はいつ聞いても「Bに戻してくれる」ので大好きです!!


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 そして、選曲の部分に話を戻すと、「HipHopといわれる音楽の基礎」である「ファンキーなトラック」×「強力なライム」が組み込まれた曲=Middle Schoolの楽曲を上手く選曲しており、これらの曲を知らない方に優しく教えている印象があります。

 そう、このテープは、ある意味で「教育テープ」なんですね。

 つまり、その音楽に興味はもったけど詳しく知らない方に対して、「これは基礎だから聞いてね!」のような感じで作られたのがこの作品になります。
 そう、今であれば、YouTubeとかで「HipHop 定番」と検索すれば出てきそうな音源を、ミックステープにしたのがこの作品になるのかもしれません。

 ただ、私としては、こういう内容が「テープ」で作られているのが面白いし、重要だと考えています。

 それは、私も同じ体験をしましたが、YouTubeもネットも普及してなかった時代は、その音楽の基礎を簡単に聞くことはできず、それなりに自分で努力してその音源を探して聞かざるを得ませんでした・・・
 ただ、すべての曲のアルバムを買うわけにはいかないので、その需要を埋めていたのが「ミックステープ」になっていたのですね・・・私も多くのクラシックをミックステープを聞いて覚えたので、これは重要なことだと思います!

 ミックステープって、やっぱり「ストリートからの教科書」な部分があり、それが魅力なんだと思います・・・

 それこそ、こういった「基礎」を聞きたいのであれば、大手のレコード会社が出すようなコンピを利用するのも良いかもしれません・・・
 ただ、これらコンピは、レーベルの権利の壁があり、すべての曲は入れられないので、結果的にストリートから生まれた音楽であるHipHopの全ては表現できないのかもしれません・・・
 
 でも、ある程度グレーでいられるストリートのミックステープであれば、そのすべての曲は収録できるわけですね・・・なので、私たち世代は、クラシックな曲やカッコいい曲を「ミックステープ」から教わったのです・・・

 また、DJ的な視点で考えると、やっぱりHipHopは「DJ」の発展をとして作られた音楽なので、DJミックスを通して聞くと、そのHipHopの良さがダイレクトに伝わる部分があります・・・DJミックスをすると、不思議とその曲達が生きてくるのもポイントかもしれません・・・


 話をJr.さんのテープに戻すと、こういった基礎を必要とする初心者向けに、分かりやすくまとめつつも、ニヤっとした選曲が目立ち、この選曲の塩梅が大変上手いな~と思いました!

 例えば、この作品の選曲では、面白いまでの「数珠繋ぎ選曲」にしていて、ひたすら関連曲で繋いでいきます・・・

 分かりやすいところだと、HipHopの競争性を表した名バトル「ブリッジバトル」を意識して、このバトルのきっかけとなった曲である「MC Shan / The Bridge」から「Boogie Down Productions / South Bronx」を繋げ、そのまま関連曲に繋いでいきます。
 更に、その流れで、Shan側の母体クルーであるJuice Crewの曲(Biz、Kane、Kool G)などをメドレー的につなげ、とにかく関連する曲を数珠的に繋いでいくのは上手いな~と思います。

 曲を聞いただけでは分からないけど、HipHopという音楽/文化は、その音楽/文化の発展の中でバトルなどの個別のサブジャンル(?)も大いに影響しているので、その辺も網羅しているのが上手いな~と思います。

 また、全体を通すと、やはり「グルーブの統一感」の点も意識ししててなかなか上手いですね・・・

 例えば、B面の出だしであれば、MUROさんのカッコいいシャウト(!)からの「Doug E. Fresh & MC Ricky D / La Di Da Di」で、まずはヒューマンビート曲を選曲しつつ、段々とレゲエ的な節回しの曲に移行しする中で、クラシックな「Boogie Down Productions / The Bridge Is Over」へつなげ、さらに、レゲエ的なヘビーなベースラインに着目して「Just-Ice / Cold Gettin' Dumb」に繋いでいきます・・・
 ここでは、サブジャンルなこと(ヒューマンビートボックス、レゲエ、ヘビーなベースライン)をやはり数珠繋ぎ的に選曲していくのですが、上手いのが、結果的に「HipHop」というグルーブに統一してあり、こういったサブジャンルが変わっても首振りが止まらない感じに仕上げているのが上手いな~と思います!



 紹介的には以上になり、初心者の方には最適なミックステープになっております(^0^)

 きっと、当時、これを聞いて勉強した方も多いんでしょうね・・・ただ、若干、初心者向けに2枚使いとか、ハードな動きのある選曲は避けているので、若干の物足りなさはあるかも??

 ではでは、気になる方は探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
Genre : HipHop(Middle School)・・・
Release : 2003~4年ごろ??
Lebel : Town Records TWTP-0016
Notice : 2013年ごろにCD再発があるようです。




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<独り言>

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 え~、いきなりビールの写真で恐縮ですが、「偶然」っていいな~という独り言からスタートです(^^;)

 28日(土)は、嬉しい用事があり、銀座~有楽町に出かけておりました・・・

 普段、私の生活圏も、そして趣味的な範囲でも銀座~有楽町ってあまり行かない所なのですが、最近、たまに出かけることがあり、行ったら何となく交通会館の各地のアンテナショップを覗くというルーティーンが流行っております(^^;)

 そして、土曜日も交通会館に寄ったら、近くで何か盛り上がっていることに気付きました・・・

 おおっ、「ラグビー」か!

 ご存知の方も多いかと思いますが、有楽町からほど近い丸の内を中心に、街ぐるみで日本で開催をするラグビーワールドカップを応援しており、交通会館の横の、無印が入ってた建物が、どうやらパブリックビューイングの会場になってたようで、そこに遭遇したのですね~
 
 なんとなく、うる覚えの情報でも、今日の夕方が日本対アイルランドの試合があることは知っていたので、近くに寄ったら、ちょうど前半が終わりそうなタイミングだったようで、この盛り上がりです・・・

 そして、少し覗いてみると、日本が接戦じゃないか!!
 
 ちょうど土曜日は、連れと一緒に行動してて、この会場の横にハイネケンのバーがあり、もう夕方近いし、そこで乾杯でもしようかとなり、ビールを飲みながら、しばしの観戦です・・・
 
 たまたま、外のテラス的なところは開いてて、秋に近づく優しい空気を感じながら乾杯・・・美味しいな~

 残念ながら、その場所からは、中のバーにある観戦モニターは見れなかったですが、中で真剣に観戦をしている方々の一喜一憂を見ているだけで、試合がどう動いているのが分かり、気分は高揚します・・・

 そして、日本の歴史的な勝利・・・あの時、試合を見守っていた皆の「日本が勝った」ことへの一体感、そして「素晴らしい試合」が見れたことへの感謝は素晴らしかったです(^0^)

 特に素晴らしかったと思うのが、まさに老若男女、そして色々な国の人が「ラグビー」というスポーツによって一つになる姿です・・・いやいや、素敵な光景だったな~

 うん、偶然に近くを通っただけなのに、こんな歴史的な場面の空気を味わえるとは・・・お連れ様の星の強さに「ありがとう」です!!


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 そして、今度は久しぶりなディグ報告です・・・

 今週は、10月からの増税前の最後の週末だからなのか、Towerのポイントが良くなったので、買ってなかったCDや本をまとめ購入してきました~

 楽しみだったKocoさんのサルソウル・ミックスや、MUROさんとT-GrooveさんのMotownのコンピ、そして個人的には待望なGラップの歴史本と、買い逃していた若杉実さんのダンス本など、増税に負けない買い物をしてきました!!

 取り急ぎ、Kocoさんのを聞いてますが・・・ヤンバイのが来ましたね!!

 個人的には「Inner Life / I Like It Like That」の2枚使いが強烈で、この人が日本の宝であることが証明されたな~と思ったりしました(^0^)

 ちょうど、ブログの執筆をしてる際に、DJ松永さんがDMCで優勝した一報も届き、ほんと、日本のDJ達が「ヤンバイんだ!」ってことを痛感しました・・・

 KocoさんはKocoさんで、9月はアメリカツアーを行っているし・・・なんか「日本のDJ」の底力が発揮されてきたのかな・・・
 
 うん、このことには答えが出ないけど、とにかく「嬉しい」な~です(^0^)



 ではでは、今週はこんなもんで・・・

 10月は、テープネタにはなりますが、久しぶりに研究発表(aka素晴らしきシリーズ)を行う予定ですので、お楽しみに・・・

 では、また来週です~