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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
素晴らしき「プロモーション用ミックステープ」の世界 その2 国内洋楽編
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 予定通りの「素晴らしきシリーズ」の第2弾を紹介しますね~

 今回は、日本国内で作られた「海外音源=洋楽」のプロモーション用ミックステープを紹介しますね~





(1)はじめに

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 この記事では「プロモーション用ミックステープ」の第2弾として、日本国内の大手レコード会社が、発売する海外アーティストのCD等の宣伝のために作ったミックステープを紹介したいと思います。

 まず、この「プロモーション用ミックステープ」の概論については、以下の第1弾の記事で紹介しましたので、未読の方は、こちらを読んでから今回の記事を読んでいただけると幸いです・・・

 ● 素晴らしき「プロモーション用ミックステープ」の世界 その1 US編


 そして、今回の第2弾を紹介するにあたり、日本における「海外音源=洋楽」の発売やプロモーションについて、先に整理しておきたいと思います。

 まず、どこの国でも自国で作られた音楽のほかに、国外の音楽を販売することは普通なことですよね・・・日本でもそれは普通なことで、歴史的な流れから自国で作られた音楽を「邦楽」、そして国外で作られた音楽を「洋楽」と分類しています。
 
 洋楽については、イメージとしては、その国外の音楽の版権をもつレコード会社(レーベル)に対して、国内のレコード会社は国内での販売を契約することが多く、海外Aレーベルの音源は国内のBレコード会社のような、国内ではある1社が独占的に販売することになっています。

 まあ、この契約自体は十数年結ばれることもあれば、数年で終わってしまい、別の国内レコード会社に販売権が移ることもあるのですが、重要なのは、日本国内の大手レコード会社が、その海外の「レコード会社(レーベル)」の販売権を包括的に得ていること、そして、その上である程度、自由に販売をするためのプロモーションが出来たことになります。

 例えば、写真に挙げた世界最大のHipHopレーベルと言える「Def Jam」は、日本国内だと東芝~EMI系の流れを汲むユニバーサルミュージックが1999年ぐらいから販売権を持ち、大きなプロモーション活動を展開していました。
 それこそ、象徴的なのは、2000年にはDef Jamの日本支社という形で「Def Jam Japan」というレーベルが立ち上げられ、後述するRIKOさんなどが中心となって大々的なプロモーション活動を行い、日本国内でDef Jam系のアルバムを多く販売をしたという実績があります。
 Def Jamだけでも、日本国内で上記のようなプロモーション用ミックステープが作られており、海外のトレンドを踏まえて、自社の音源を効果的に販売するために自由にプロモーションを行っていたことが伺えるかと思います。

 Def Jam Japanの例はちょっと極端な例かもしれないですが、つまり、結果的に日本の各レコード会社が「それぞれが得た海外音源=洋楽」を販売するために、それぞれがプロモーション活動をしていて、HipHop系に関しては、その方法の一つとして海外の流れを汲んで「プロモーション用ミックステープ」を作っていた流れがあったことです。
 以前紹介した範囲だと、HipHopらしく「ステッカー(シール)」も、日本のレコード会社が企画してプロモーションとして配布をしていましたが、海外のトレンドを踏まえてプロモーションをしていたのは面白いな~と思います。

 今回の第2弾は、この流れを汲んだ洋楽の「プロモーション用ミックステープ」を紹介したいと思います。 


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 ただ、洋楽のプロモーションについては、もう一つ、追加で指摘したいことがあります。

 それは、日本国内の洋楽のプロモーションは、私の認識としては「少ない客層をどうやって育てていくか?」が背景にあることです。

 つまり、邦楽と比べると、もともとのメディア露出が少なかったり、そもそも、その洋楽を楽しむ文化・マーケットが日本国内で小さいことから、レコード会社としては、いかに自社の販売したいアルバムを宣伝しつつも、お客さんにその洋楽文化を理解してもらうかがカギとなっているため、おのずとプロモーションにもこういった背景を反映した方法論が組み込まれています・・・

 それこそ、90年代中盤~後半では、日本の大手レコード会社である「ソニー」では、海外のSony系の販売権を持っていたのですが、まだまだ日本国内でHipHopの市場が小さく、ファンとなる客層も少なかったことから、上記のフリーペーパー「Fat Jam Press」を独自に発行して、ある意味でファンを育てた経過がありました。
 私自身もこの「Fat Jam Press」は影響を受けたのですが、素晴らしかったのが、自社の音楽以外にも、HipHop~日本語ラップに関する情報を掲載してて、凄い勉強になりました・・・詳しくは「こちらの記事」をご参照ください。

 このような背景があるため、第1弾で紹介したUSのプロモーション用ミックステープとは少し傾向が異なり、各テープに「購買者にこの文化を理解してもらう」内容を含んだミックステープが作られた、と思っています。

 そのためか、日本のコレ系のミックステープでは、洋楽を積極的にプレイする「FM局」、それもHipHop系の「DJミックスの音楽番組」と連携してプロモーション活動を行っていることが多く、これもポイントになります・・・


 では、今回は私なりの視点で区分けして紹介しますね・・・
 今回の記事に限り、日本国内のレコード会社名は「カタカナ」、海外のレコード会社は「英語」で表記します・・・混同しながら紹介することを御承知ください。

 
 


(2)ソニー関係 

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01 「Original Phat Beats Sampler '97 - Do You Want More」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Kensei & DJ Okubo
リリース年 : 1997年?

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02 「Original Phat Beats Sampler '98」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Okubo
リリース年 : 1998年?

 まずは、前述をした「Fat Jam Press」を発行していた「ソニー」関係から紹介しますね~

 HipHop系に積極的だった90年代中頃から90年代末ぐらいまでは、ソニーでは海外のColumbia、Epic、Relativity、Loudなどに加え、その後は他の国内レコード会社に移動をするDef Jam、Tommy Boyなどのカタログを持っており、日本国内ではかなり大きな存在でしたね!

 そして、日本における「プロモーション用ミックステープ」の初期は、このソニーが起点となるようで、「Fat Jam Press」の流れを汲んだ上記2本が有名だと思います。
 
 両方ともトラックリストがないので上手く収録曲を把握できてないのですが、第1弾で紹介した海外テープと同様に、初期=黎明期ゆえに「レーベル」を推すような内容になってたり、内容の方向性が定まってなかったり、かなり面白いですね・・・

 上記2本については、まずKenseiさんとOkuboさんが絡んでいること自体がボムで、この時点で「間違え無し」なんですが、01に至っては、DJミックスというよりも、そのレーベルの音源を利用したオリジナルのマスターミックスのような作りになっており、当時のKenseiフレイバー満載でヤラれます!
 もう、01は衝撃的で、これを聞いても、当時のソニーで出ているアルバムのことが具体的に分からない(笑)レベルのマスターっぷりで、よくレコード会社の企画を通ったな~と思います・・・それこそ、前述した教育的な背景があったから通ったのかな~とも思います。
 そのためか、02の方は割とまじめにDJミックスをしてますが、ジャケのMixmaster Mikeのサンプリングがフレッシュですね・・・Okuboさんのミックステープは殆どないので、これはこれで貴重ですね~


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03 「The Beatnuts Classics 1992 - 1997」
内容 : アーティストミックス
DJ : DJ Watarai
リリース年 : 1997~99年??(→日本企画のベスト盤リリース時??)

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04 「The Beatnuts Classic Nuts Mix」
内容 : アーティストミックス
DJ : DJ Jin & Maki The Magic
リリース年 : 2002年(→ベスト盤「Classic Nuts Volume 1」リリース時)

 続いては、少し後になると、やっぱり第1弾のUSと同じように「アーティストミックス」が中心になるので、こちらを紹介・・・みんな大好きなBeatnutsですね!

 03は、1999年に日本独自企画でベスト盤(World Famous Classics 1993-1998)がリリースされているので、その時のプロモーションか、それより前に作られたものだと思われ、ミックスはWataraiさんです!
 もう、ワタさんなら間違えないですよね・・・この作品自体は、以前、単体で紹介(掲載記事はこちら)したことがありますが、かなり内容が良い作品です!

 そして、04は、2002年に出たベスト盤に合わせて作られた、日本国内のみのプロモーション用ミックステープで、担当はJinさんとMakiさん・・・もう名前だけで強力すぎます!

 これらのテープがどういった経緯で配布されたかは何とも言えませんが、私のイメージでは、USよりも「一般リスナー向け」に配布されたのかな~と思っています。

 USでは、どちらかというと音楽関係者やレコード店向けなイメージでしたが、前述した「リスナーへの教育」的なイメージが強く、何らかの方法で直接的に一般リスナーに配られたように思えます。
 この時代の話をいろいろな方に伺うと、HipHop系のクラブ~ライブ系のイベントにおいて、ノベルティーのような形でこれらのテープが配られたことは結構あったようで、その流れから配られたのかな・・・どうなんでしょう?





(3)Def Jam関係 

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05 「Who's On The Wheel? LL Cool J's Classical 31 Shots Turntable Mix」
内容 : アーティストミックス
DJ : GM Yoshi
リリース年 : 1999年
型番 : 8MCP-3001

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06 「Are You Hip Hop's Biggest Fan? - Jumpin' Off Saturday Specail Mix」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Master Key
リリース年 : 2000年
型番 : 8MCP-9002

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07 「Def Jam Owl Nite Receptor」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Kensaw、DJ Benkei
リリース年 : 2000年
型番 : 8MCP-9003

 次はDef Jamで、US同様で、真のHipHopレーベルらしく、いろいろなミックステープが作られていました!

 まず、日本においては、90年代は(2)で紹介をしたソニーが販売権を持っていたのですが、90年代の最後にはユニバーサルに移ったようで、そこから日本でも「Def Jam」として大きくプロモーションをしていたようです。
 
 特に、ミレニアム(死語?)に向かう1999年~2000年では、USのDef Jamで「Def Jam 2000」というキャンペーンを元に、大きくプロモーション活動を行っていたためか、日本でもその流れを汲んで大きなプロモーションをしていました。
 時期的には、Hip Hop自体が市民権を得るようになったことや、Def JamにはJay-ZやDMX、Ja-RuleといったHip Hopの4番バッターが多く集まっていたことから、この時期のDef JamがHip Hopを大きくしたと言っても過言ではなく、このキャンペーンがさらに市場を広げたのは言うまでもありません。

 そして、日本では、ちょうどDef Jam Japanができる直前ではありましたが、テープレベルでは活発的にプロモーションをしており、なかなか興味深いテープがリリースされていました。
 どのような形でプロモーションをしていたかはアレですが、それぞれに面白い背景があり、なかなか味のあるテープになっていますね~

 まず、型番に従うと、05のLL Cool Jのテープが最初(?)のようで、特にLL自体のリリースがない時期でしたが、プロモーション用にリリースされていました。

 ただ、このテープ、DJがなんと「GM Yoshi」さんで、もう、わかってらっしゃる人選ですね!
 Yoshiさんと言えば、日本のバトルDJ/ターンテーブリストの草分けとも言える方で、バトルDJのクラシックネタとも言えるLLの2枚使い等で1991年DMC3位になった御大ですよ・・・もう、間違えないですね(^0^)
 A面の最後では、ド定番ネタの「Rock The Bells」を2枚使いで押し切る姿勢が素晴らしすぎて、聞いてて興奮しまくり・・・これはヤバいっす!!

 そして、06と07は、ある意味で「東西対決」になっています!

 日本で「プロモーション用ミックステープ」を総括すると、なぜか「FM局のDJミックス番組」とタッグを組んで作られていることが多く、この2本はまさにそのテープになります。

 06は、東京のInter FMで土曜日に放送されていた「Jumpin' Off Saturday」という番組とコラボになり、DJはこの番組の主役であるDJ Master Keyです・・・いわずと知れた東京のHipHopを盛り上げたDJですね!
 そして07は、大阪のFM局の中心的な存在とも言えるFM802で木曜日の深夜に放送されていた「Nite Receptor」という番組のコラボになり、DJは、この番組に出演されてたらしい関西の大御所であるDJ KensawさんとDJ Benkeiさんです!!

 まず、FM局とのコラボですが、私なりに考えると、既にHipHopなりが好きな人が聞いているラジオ番組とコラボすることで、その番組のリスナーにDef Jamをアピールし、その流れでアルバムを買ってもらいたい・・・という意図があったのかな~と思います。
 つまり、レコード会社的には「安パイな客層」を狙ってプロモーションをしたわけですね・・・これは日本らしい特徴かもしれないですね。

 ただ、ここは声を大にして言いたいことは・・・全然、手を抜いてないミックス作品になっていることです!

 どうしても、前回紹介した海外モノを紹介すると、どこか手を抜いているというか、「ミックス作品」として到達していない部分がある中で、各DJが与えられたチャンスを生かした内容になっていて、作品として凄くイイんですよね!

 06のMasterであれば、同時期にオフィシャルでDef JamのMix CDを出しているし、何よりもDaddy's House等で常に現場でホームランを打っていたDJだけに、ほんとDJミックスをした時のグルーブが半端ないです・・・脂がのっていた時期なんでしょうね(^0^)
 また、07ではBenkeiさんが比較的新しい曲、Kensawさんが古い曲を選曲してて、もう、Kensawさんがヤバい・・・Owl Niteの看板を掛けているだけあって、かなり気合の入った内容になっています!


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08 「Hip Hop Journey Da Cypher presents "Def Jam Radio"」
内容 : レーベルミックス
DJ : 不明 (Host MCはRikoさん)
リリース年 : 2000年

 そして、FM局とのコラボものの最大のボムはこちらではないでしょうか・・・私と同世代なら腰を抜かしますよね!!

 これは、日本においてHipHopを根付かしたラジオ番組としてされる「Hip Hop Journey Da Cypher」とコラボしたミックステープになり、ちょうどDef Jam Japanが始まった2000年末ごろに作られたテープになります。

 まず、Cypherについては、知らない方もいるので簡単に説明しておくと、東京のFM局である「J-Wave」をキー局に、一部の地域でもネットされてたDJミックスの番組で、1997年から2002年ごろまで放送をしていた番組になります。
 私自身は相当影響を受けた番組で、この番組を聞いたからこそ、今の私がいるぐらいで、本当に頭が上がらないラジオ番組です・・・詳しくは以下の記事をご参照ください。

● J-Wave 「Hip Hop Journey - Da Cypher - 」について (改定版)


 そんなCypherですが、MCを務められていたRIKOさんが、Def Jam Japanの立ち上げに参加し、レーベルのプロデューサー/A&R的な位置で入ったことから、このミックステープが企画されたようです。

 内容的には、RIKOさんがナビゲーターとして、いつものCypherのようにトークをしながら進行する内容になり、さながらCypherのテープ版といったところになります。
 前半は、RIKOさんのトークでDef Jamの歴史を振り返り、後半はその当時のDef JamヒットをDJプレイするという内容です・・・もう、聞いてて「Cypherだ!」という内容ですね(^0^)

 恐らく、前述した教育的要素を踏まえ、Def Jamというレーベルを知ってもらい、これからのDef Jam Japanの展開を知って欲しいという意図があり、作られたのだと思います・・・  
 なお、記憶だと、Cypherの番組内でもプレゼントされていたような気がしてて、やっぱり「一般リスナー向け」に作られたようですね・・・


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09 「DJ Hazime presents Rocawear Mix」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Hazime
リリース年 : 2002年(DJ Hazime presents Roc-A-Fella Mix発売時)

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10 「Sisqo - Return of Dragon Expicit Album Sampler」
内容 : アルバムサンプラー(スニップテープ)
リリース年 : 2001年(「Sisqo / Return of Dragon発売時)

 そして、Def Jam Japanが開始後もボチボチとプロモーション用ミックステープを出していて、それらを紹介しましょう・・・

 09は、日本独自企画で作られたHazimeさんによるRoc-A-Fellaレーベルのミックスで、どうやらテープはCDとは違う内容のようです・・・
 タイトルが「Rocawear」(=Roc-A-Fellaの洋服部門)となっていることから、どちらかというとアパレルラインで配布され、この手の服が好きな方にアピールしたかったのかな・・・ただ、内容はHazimeさんなので悪くないです!

 そして、10はボムというか「裏技」かも??

 2001年に発売された、R&Bグループ「Dru Hill」のメインボーカルである「Sisqo(シスコ)」のソロアルバムに関連したテープで、どうやらUSで配布されたアルバムのサンプルテープ(スニップテープ)を改造して、日本国内でプロモーション用に配布したテープになるようです。
 どういう「改造」かというと、テープ本体にシールが貼られ、テープの中には日本のみの特設ホームページへのURLが書かれたカードが入っており、そのホームページに入り、シールに書かれたID等を入力するとプレゼントがもらえる特別ページに進められる・・・といったアナログなんだか、デジタルなんだかわからないプロモーションが仕込まれていました!

 このSisqoも、Inter FMがらみで、FM局とのコラボはほんと多かったんだな~と思います(^0^)





(4)その他 

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11 「Eminem's Slim Shady World」
内容 : アーティストミックス
DJ : DJ Missie
リリース年 : 2000年ごろ?(→The Marshall Mathers LP 発売時?)
レコード会社 : Interscope / ユニバーサル??

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12 「Capone-N-Noreaga The Reunion - Channel 10 」
内容 : アーティストミックス
DJ : DJ Watarai
リリース年 : 2000年(→The Reunion 発売時)
レコード会社 : Tommy Boy / トイズファクトリー

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13 「Rawkus Mixtape」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Araken
リリース年 : 2002年(→Soundbombing Ⅲ発売時)
レコード会社 : Rawkus / ユニバーサル

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14 「World of Fondle'em」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ YAS
リリース年 : 1999年(→World Of Fondle 'Em発売時)
レコード会社 : Fondle'em / ガンテツ・レコーズ

 んで、ここからは、うまくレコード会社単位でまとまらなかったテープを紹介しますね~

 まず、前回の第1弾でも少し紹介した11のEminemは、Missieさんによるターンテーブルミックスで悪いわけがないですね!
 面白いもので、USで出されたテープのデザインを真似つつも、こちらは気合の2枚使いが炸裂な内容で、なかなかです・・・大ヒット曲である「The Real Slim Shady」がリプライズ選曲(2回DJプレイされる)されているところが面白いっすね!

 そして、12はCNNのリユニオンアルバムをプロモーションする際に作られたワタさん作のテープで、トイズファクトリーから出されたテープになります。
 トイズは、後で紹介するCold Cutを出すなど、さりげなくプロモミックスを出していましたが、この時期はMUROさんがトイズに入り、割とHipHopを頑張っていた時期なので、こういうテープを作ってたんでしょうね~

 13は、Rawkusの名物コンピの第3弾で、日本ではDJ Arakenさんが担当しています・・・もう、名前を見ただけで「渋い!」と唸ってしまいました(^0^)
 第1弾のUS編で指摘しましたが、USでは「うちのプロモはこのDJが担当」みたく、メジャーネームを出すことが多かった半面、日本ではそこまでその考えはなかったようで、Arakenさんや、後で紹介する関西のDJも多く起用されていました・・・ただ、テープ本体の目立つところには書いてないのは少し可哀そうですね(^^;)
 なお、Arakenさんは、東京中心のDJですが、私はこのテープを大阪のキングコングで発掘しました・・・こういう出会いも忘れてはいけません(^0^)

 14は、Bobbitoが運営していたNYの独立系レーベル「Fondle'em」の楽曲を、日本独自にコンパイルしたCDのプロモーション用ミックステープで、担当はDJ Yasさん・・・これもテープの分かりやすいところには書いてなく、中を見てYasさんと知り、びっくりしました!
 ただ、このレーベルは、渋谷の有名クラブであるHarlemの親会社が作ったレーベルだし、このCDの初回には、YasさんとKenseiさんによる別ミックスのCD(!)がついてたようで、その流れから作られたんでしょうね~
 Harlemも、結構、クラブのパーティー用にプロモーションのテープを作っていたので、テープを配る価値が分かっていたんでしょうね~


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15 「"Jive" Got That Vibe」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Kensaw、DJ T-Tro aka DJ Takuya-Tropicana
リリース年 : 2000年ごろ??
レコード会社 : Jive / エイベックス

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16 「In The Paint Official Mix」
内容 : レーベルミックス
DJ : Ryo.com、DJ George
リリース年 : 2002年(→日本企画 In The Paint Greatest Rap Cuts発売時)
レコード会社 : In The Paint / ビクター

 そして、次は関西のDJモノ・・・この「プロモーション用ミックステープ」だと、なぜか関西のDJが多く起用されていて、不思議です(^0^)

 15は、ある時期、Jiveの日本販売権を、あのエイベックスが持ってて、少し力を入れてJIVEを宣伝してたことから企画されたと思われるテープです・・・KensawさんとT-Troさんって渋いな~
 このテープだと、T-Troさんが新しい曲、Kensawさんが古い曲を担当してて、Kensawさんのミックスがヤバい・・・ATCQとかBDPとかを抱えているレーベルだけに濃い選曲が良いですね(^0^)

 そして16は、Ryo.comとDJ Georgeという、Kensawさんの次の世代の関西DJが担当・・・そもそも、In The PaintというUSでもあまり知られていない独立レーベルを、日本独自でCDを出していること自体がボムですね(^0^)
 なお、Georgeさんのミックスでは、さりげなく所属をしているDoberman Incのインディー時代の曲がミックスされているところがイイですね・・・In The Paintとは関係がないけど(笑)

 なぜ、関西のDJが起用されていたかは謎ですが、USと違い、メジャーネームのDJを問わず、関西のような「地域性」を利用した方が、プロモーションとして効果が高いと判断したから、こうなったのでしょうか?
 つまり、近くにいるDJが起用されたことで、その地域の方が注目するという流れがあったのかな・・・FM局とコラボしたように、ある意味で即戦力になるDJを起用した背景があったのかもしれないですね?


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17 「Death Row Mix Show Down」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ Tomo、Night Crusing DJ's(Benkei、Masaki、Ryo.com)
リリース年 : 2002年??(→日本企画 Nuthin' But Death Row Classics発売時??)
レコード会社 : Death Row / ビクター

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18 「Death Row Special Mix Ⅱ」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ ICE
リリース年 : 2003年(→日本企画 Nuthin' But Death Row Classics Vol.2発売時)
レコード会社 : Death Row / ビクター

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19 「Death Row Mixed Classics Mixed by PMX」
内容 : レーベルミックス
DJ : DJ PMX
リリース年 : 2003年
レコード会社 : Death Row / ビクター
注意 : このテープはアドバンステープになります。

 お次は、写真をスクロールしてると「おおっ」となるでしょうか? Death Row 3連発です(^0^)

 日本では、昔からGラップ人気があったことから、大手のレコード会社でもG系のアルバムのリリースも力を入れていて、その代名詞が「Death Row」になるのかもしれません。
 なぜなら、DreやSnoopといった大御所がいたことや、ヒットしたアルバムが多いこと、そしてそれらが1レーベルでまとまっていたことから、大手のレコード会社として売り出しやすかった背景があったからだと思います。

 まず、17と18は、G系の音楽を推していた音楽雑誌Black Music Reviewのバックアップで作られたコンピの発売時に企画されたと思われるミックステープです。
 18は、第2弾発売時のプロモーション用と確認がとれましたが、17は、そのコンピの第1弾に合わせて作られたのかな?と個人的には思っています。

 17の方から深く考えると、A面は045(横浜)サイドとしてオジロザウルス在籍時のDJ Tomoさんが担当、B面は06(大阪)サイドとしてBenkeiさんなどが担当しています・・・
 普通だったら06ではなく052(名古屋)の方がしっくりくるような気がしますが、このテープの仕切りがDoberman Incが所属してた大阪のHipHop集団「D-ST.ENT」だったようで・・・この集団の中心人物が、ライターとして活躍をしてた二木崇さんだったことから、このテープが企画されたんでしょうね?
 なお、前述した16もD-STが企画したテープになり、同じビクターで企画されていたのが、なんとも面白いですね・・・

 そして18の方も、ライターという職業がポイントで、DJをしているのは「DJ ICE」さんです・・・この方もブラックミュージック系のライターをされてて、やっぱりその縁で参加されたのかな・・・

 私としては、この「ビクター」というレコード会社は、プロモーション用ミックステープのダークホースとして考えているレコード会社で、探すと結構あるんですよね。
 それこそ、お宝中のお宝ミックステープである、MUROさんの「Promotional Mix From FRONT Presents Diggin' From The Vaults - MURO's Summer Vibes」も、ビクターで企画されたプロモーション用のミックステープになります。

 この背景には理由があり、やっぱり「JAM」さんの存在が大きいのだと思います。

 JAMさんは、ICEさんと同様にブラックミュージックに強いDJやライターをされてる方で、同時にビクターでA&Rをされている方になります・・・
 このような方がレコード会社に入られていることで、レコード会社と音楽雑誌・ライター・DJとの橋渡しができ、こういったミックステープが企画されたのかな~と思います。

 なお、プロモというか、正規でミックスCDを企画しているのが多いのもビクターの特徴で、これもJAMさんの活躍が大きいと思います・・・

 それこそ、19のPMXさんのは、実際に発売されたミックスCDのアドバンス・テープ(資料用テープ)になり、実は今回の「プロモーション用ミックステープ」とは少しズレるテープになります・・・ただ、こういったテープがある時点で、ビクターがDJミックスに深く理解があったことが伺えるのかもしれません。
 こういったミックスCDのアドバンステープも、私としては大好物の一つで、もーゴツいのが多いですよ・・・ビクターのだとDev Largeさん、Jinさん、Denkaさんなど、ヤンバイのが多いので、そのうちに紹介しますね~ 


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20 「Ninja Megamix - a project of coldcut」
内容 : レーベルミックス
DJ : ???
リリース年 : 1996年(→Ninja Cuts: Flexistentialism発売時)
レコード会社 : Ninja Tune / トイズファクトリー

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21 「Toyota Millennium Lounge」
内容 : レーベルミックス???
DJ : Amon Tobin
リリース年 : 1998年ごろ(→Amon Tobin / Permutation発売時?)
レコード会社 : Ninja Tune / トイズファクトリー

 お次はHipHopではないけど、Nijia Tuneのがあったのでまとめて紹介です~

 UKを代表するブレイクビーツ系アーティストであるCold Cutのレーベルである「Ninja Tune」は、90年代中頃は日本でも人気があり、日本ではトイズファクトリーがカタログを持って国内盤を販売していました。
 私の記憶だと、当時のブレイクビーツって、どちらかというとオルタナティブなテクノみたいな流れで人気があり、当時は結構ハマった方が多かったな~と思います。

 そんなわけで、HipHop系よりも早くこういったプロモーション展開をされてたのは謎な部分がありますが、20のように、包括的にレーベルを紹介するミックステープが作られていたようです。

 そして、21は、やっぱりFM局とのコラボで、J-Waveで放送していた「Toyota Millennium Lounge」という番組とのコラボのようで、Ninjaに所属するブラジルのブレイクビーツ系アーティスト「Amon Tobin」のDJミックスが収録されています。
 もしかしたら、この番組で放送したDJミックスを転用したテープなのかな・・・車会社のトヨタの番組だけあって、予算があったんでしょうかね~


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22 「DJ Joey Slick Loud Mix feat. Wu-Tnag Clan」
内容 : アーティストミックス、レーベルミックス
DJ : Joey Slick
リリース年 : 2000年(→「The W」リリース時)

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23 「Expansion Team "Radio Show"」
内容 : アーティストミックス???
DJ : Dilated Peoples(=DJ Babu)??
リリース年 : 2001年ごろ(→Dilated Peoples / Expansion Team発売時?)
レコード会社 : Capitol / 東芝EMI

 そして、最後は、絶対に見つけたら買った方が良いと推奨した「Wu-Tang」と、Wuつながりの「銀ジャケ」を・・・

 実は、カテゴリー的には(2)ソニーになるのですが、22は、2000年に発表された「The W」に合わせて、日本国内で企画されたミックステープで、あの「Joey Slick(ジョーイ・スリック)」さんがDJをしているというテープです!
 
 まず、やっぱり「謎」な仕様になっていて、A面は「The W」の曲をミックス、そしてB面は「Loudレーベルの曲」をミックスしてて、当時、大ヒットしていたMOPのAnte Upなんかを選曲しています・・・なんで、往年のWuクラシックをミックスするとかのアイデアは出なかったんでしょう・・・
 ただ、Joey Slickさんも懐かしいですよね・・・東京のFM局である「Inter FM」で「Joint One Radio Show」という平日夜の帯番組を長くやられてた方で、この方も東京にHipHopを根付かしたDJの一人かと思います!
 ただ、Def Jamなんかの他のラジオ局とのリンクっぷりからすると控え目な感じなので、なんか上手く宣伝が出来なかったのかな~とも思います・・・そのためか、あまり見かけないテープですね・・・

 そして、銀ジャケ繋がりで、内容的に「謎」なのが23ですね・・・

 これは、10年前にも紹介(リンクはこちら)したことがあるテープですが、Dilated Peoplesのアルバム発売に合わせて配布されたテープらしく、中身は、Dilatedのメンバーが新曲を交えながら緩くラジオショーをしている、という内容です。
 紹介した2009年の時点では、きっと、USから各レコード会社やラジオ局に「これを上手く使って宣伝してね」という意味で作られたと仮定しましたが・・・調べてみたら、まさにそうなようで、われらのDiscogsでも海外で流通してたCDが掲載されていました(^0^)

 レコード業界的には「銀ジャケに外れ無し」と言われていますが、テープも同様のようですね(^0^)
 なお、テープ的には「金ジャケ」もあり、Def Jam Japanができる前のDef Jam系の国内アドバンスは「金ジャケ」だった時期があり、ややボムっています!





(5)最後に 

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 いかがだったでしょうか・・・思っていたよりヘビーな紹介になりましたね(^^;)

 今回、改めていろいろなテープを聞いてみましたが、やっぱりCypherはイイっすね・・・もう、私自身の血と肉になっているだけに、RIKOさんの声を聴くと、体が反応してしまいます(^0^)

 ただ、その一方で、今回紹介したテープは、どちらかというと氷山の一角で、まだまだ「ある」と思います・・・私自身も結構探してるコレ系のテープ(Paulさんのがあるんですよね~)があるので、引き続き精進したいと思っています!

 では、次回は、この企画の第3弾として日本語ラップや日本語R&Bなどの邦楽で紹介しますね~





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<独り言>

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 まず、今週は「このお祭り」に尽きるでしょうね・・・歴史的な戦いに大きな拍手です!!

 今週、突然、ヤフオクのテープカテゴリーにおいて、ある出品者さんが多くのミックステープを放出され、そのどれもが「S級」なブツばかりで・・・テープ馬鹿の皆様がザワザワしていました!
 
 私自身、ヤフオクには非参戦のスタンス=傍観者なので、あまり大きく紹介するのは失礼ですが・・・ほんと、熱い戦いが見れて、ちょっと感激しました!!

 出たブツとしては、明らかに私と同類のコレクターからの出品で、普通の人が見たら「?」だけど、コレクターが見たら絶句するS級ばかりで凄かったですね・・・

 それこそ、Seijiさんの手刷りミックステープをはじめ、Tatsutaさんの初期のテープ、そして今回の素晴らしきシリーズにも被る国内&国外アドバンスなど、もうゴツいのばかりです・・・
 もう、出品されたテープを拝見してて、ヤフオクを掘りながらも、私と一緒にユニオンのセールで凌ぎを削った方だろうと思い・・・きっとコレクターを止めるんだろうな~という匂いがあったので、ちょっと切なさもありましたが、根性を決めて出してくれたことは嬉しかったです・・・

 そして、特に目玉だったのが「MUROさんのプロモのみミックステープ」「Buddhaの12inchのアドバンス」でしょうか・・・この2本は特に壮絶な戦いでしたね!

 MUROさんの方は、私も苦難の上にゲットした一品で、これは本当に出ないブツですね・・・
 このテープは、ある意味で私が広めたテープなので、なんかドキドキしながら入札を見てましたが、予想以上の落札金額にビックリ・・・終了直後の応札が熱かったっすね!!

 そして、もっと熱かったのはBuddhaで、まさかアノ桁までいくとは・・・日本語ラップコレクターの熱さを拝見させていただきました!

 このテープのことを少し触れておくと、Buddhaの幻の曲とされる「女体・・・」という大変卑猥なラップ曲があり、BuddhaのベストCDで収録が見送られたけど、そのベストのアドバンステープには断片的に収録されていたという曲です・・・そして、実はの話では、この直前に刷られたある12inchのテストプレスにはこの曲がフルで収録されていて、そのテストプレスの12inchが一度市場に出たら恐ろしすぎる金額で大阪の某コレクターさんがゲットしたという逸話がありました・・・
 そして、今回、その12inchを発売するためのアドバンステープが出品物になるらしく、テストと同様に女体もフルで入っていたそうです・・・そりゃ、日本語ラップコレクターさんは血眼になりますよね!

 私も、このBuddhaは相当イクだろうと思っており、終了1時間前の牽制しあっている状況から、直前での鬼の応札合戦がすごかったっすね・・・なんか、心が折れずにビットできた方が残れるという、ユニオンのセールよりも厳しい現実を目の当たりにし、ヤフオクも大変だよな~と思いました。


 ただ、今回のことを面白おかしくは終わりたくない話なので、ポジティブな話を・・・

 今回の祭りを見てて、久しぶりに「テープは価値がある」というのが対外的に示すことができたのかな~と思っています。
 
 つまり、対外的には「金額」という部分になるのですが、これだけ高額で動くことが分かれば、タンスの奥に忘れさられたテープを出してくれる可能性が高まります・・・
 テープに関しては、まだまだ市場に流れていないテープも多いと思っていますので、こういった動きを見て、少しでもテープを必要としている人へ流れる動きになればイイな~と思いました。

 何よりも、出品者さん、入札に参加された方はお疲れ様でした!!


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 そして、こちらはちょっと悲しい話です・・・

 我らのMUROさんが協力する形で、渋谷のタワーレコード内に設置されていたポップアップショップが閉店することになりました・・・このブログを公開した時点では閉店になっているはずです・・・

 私自身、大のMUROファンとして、聖地の一つと崇めていた場所です・・・オープン時の2017年3月から通いつめ、恥ずかしい話ですが、月1回は通ってて、KINGの御威光を肌で感じ、癒されていました・・・
 
 もう、マニアでないと分からないですが、初期は月1回行くたびに調度品が増えたり変化をしてて、それがヤラれるんですよね・・・後期になると調度品の追加は少なかったものの、MURO仕様の「No Diggin', No Life」のボードに、有名DJのサインが増えていくのが嬉しかったです・・・


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 ほんと、行くたびに刺激があった場所でした・・・

 一時期は、ミックステープもカッコよく並べられ、レアなアドバンスなんかも入ってて凄いな~と思ったり、MUROさんが出たファッション誌のスクラップブックがあり、そこでレアな情報を得たり・・・私にとって重要な場所でした。

 そして、一般的にはMUROさんがゲットしたサインのレコの展示がボムでしたね・・・MUROさんには申し訳ないですが、一つ、ボム話を入れておきます・・・

 MUROさんと対談した際に教えていただいた話です・・・

 写真下のユーミンのサイン(!)は、おそらく00年前後に、雑誌の企画か何かでMUROさんがユーミンにお会いした際にもらったものだと思うのですが、その時、MUROさんからユーミンに「MUROさんが作ったユーミンの曲だけのミックステープ」を渡したそうです!!
 もう、心の底からこのテープは「聞きたい!」ですよね・・・MUROさん、やることが早すぎます!!

 この「場所」は、ぜひ、また復活してほしいな・・・陰ながら復活をお待ちしております!



 では、今週はこんなもんで・・・かなり長くなりましたね(^^;)

 来週は、土曜が仕事なので、少し作業を前倒ししないと・・・来週も頑張りますね~





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素晴らしき「プロモーション用ミックステープ」の世界 その1 US編
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 あけましておめでとうございます!

 今年も1年よろしくお願いいたします!

 今年は、なるべく1週間に1回は更新するようにして、ブログの運営に穴が開かないように努めます・・・ちゃんと守れるかな?

 そんなわけで、2019年の最初は、久しぶりの「素晴らしき」シリーズですよ~





(1)はじめに

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 今回は、表題の「プロモーション用ミックステープ」というジャンルを、数週にわたって紹介をしたいと思います!

 まず、この紹介に至った経緯としては、昨年の「更新ができない週があったこと」を反省し、自分なりに考えた結果、今までのように「作品を深く聞きこんで紹介する」パターンではなく、「もっとイージーに紹介するのはどうか」と考えてみました・・・

 毎週の紹介、あれはあれで作品を聞きこんだり、紹介すべき点を整理したり、紹介に必要なレコを用意したり・・・地味に大変なことが多く、このやり方だと「今週は無理」と判断して更新しなかったことが多かったです・・・

 特に、私としては「作品の聞き込み」が大切だと思っているので、いかにそのDJが作った「ミックスの世界」に入れるかどうかが、作品を紹介する上で重要になります・・・

 そのため、仕事等で時間を奪われてしまい、結果的に「作品の聞き込み」ができないが故に、紹介をしなかったことが、昨年は多々ありました・・・
 もちろん、執筆の作業をする日(=日曜日)が仕事になり、作業ができないということもありましたが、作品紹介をする上での「基礎作業」が大切なんですね・・・

 一方で、このブログも10年を経過して、かなり思い入れのある作品は紹介してきてしまい、自分の中で「この作品だけはしっかりと紹介したい!」という熱意を出した作品が少なくなってきた・・・ということもあります。
 また、私も年齢が高くなってきたので、プライベートを含め、このような「テープ中心の生活」をこのまま続けていいのかどうかを、少し迷っている部分もあります・・・


 そんなわけで、ここは心機一転で別の方向性で紹介しようと思い、比較的イージーに紹介できる今回の「素晴らしき」シリーズを復活させる運びになりました・・・

 「素晴らしき」シリーズは、いわゆる「束(たば)で何かを紹介」をする記事で、割と昔には雑誌とかレコード袋とかを紹介してましたね・・・詳細は「こちらの目次ページ」からどうぞ・・・

 そして、今までミックステープでは「CISCOのノベルティーテープ」を紹介したことがありました。
 これはこれで、紹介する本数が多いので、作業的にはそれなりに大変ですが、ある程度「紹介するもの」が整理してあればそこまで苦ではありません・・・私自身、テープをコレクションする過程で、ジャンル分けをして収納しているので、テープであれば、割とすぐに紹介ができるんですね~

 そのため、今回のネタは、以前から紹介しようと考えてたネタで、ちゃんとテープも整理してあったので、割とすぐに実行できましたよ(^0^)

 では、本編にいってみましょう!





(2)プロモーション用ミックステープとは?

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 では、今回紹介する「プロモーション用ミックステープ」について、言葉の整理も含めて概念的な話から紹介したいと思います。

 まず、「プロモーション用ミックステープ」とは、私がテープを集める上で作った言葉で、定義としては以下の内容になります。

 【プロモーション用ミックステープ】
 あるアーティストやレーベルが新作のアルバム等をリリースする際に、その宣伝用(プロモーション用)に、そのアルバムの曲やそのアーティストの過去曲をDJミックスした内容が収録されたテープ


 もう、言葉の通りですが、そのアルバム等を効果的に宣伝するために作られたミックステープのことを指します。
 本来、ミックステープを考えると、DJが独自の視点で、著●権を考えずにDJミックスをしたものとすべきですが、その著●権を持っているレコード会社側が作ったミックステープがこれになり・・・ある意味で「ストリートの文化」がメジャーになったとも言えるかもしれません?

 ある程度、HipHop等の「ストリート・ミュージック」がお好きな方なら、こういった宣伝方法があることは肌感覚で理解が出来ますよね・・・

 DJというか、DJミックスと親和性がある音楽なだけに、ミックステープで宣伝するのは効果的なのは明白で、今回紹介するUS系を始め、そのUS系に影響されて日本語ラップ~日本語R&Bなどでもこの手のミックステープが結構あり、業界的には割とポピュラーな存在だったかと思います。


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 ただ、これらのテープは、プロモーションと言っても、音楽業界の関係者やCDやレコード販売店等をメイン・ターゲットにしていたものなので、ちょっと特殊なミックステープになるのかもしれません。

 すべてとは言い切れないのですが、例えばターゲットであるCDやレコード販売店であれば、レコード会社からしたら、このテープを店頭で流してもらい、そのお店で売っている商品としての「アルバム」を売るために配布していることが想定できます・・・
 また、お店ではなく、そのアルバムの購買層となるファンにも配っていたことも想定されますが、その場合は、このミックステープを聞いて、実際のアルバムを買ってもらうことを意識していることも想定ができます・・・

 つまり、このテープは「販売促進のための宣伝材料」だったわけですね。

 そのためか、基本的には経費が掛からないように、紙のケースで安っぽいテープで作られることが多く、使い終わったら捨てられてしまう傾向があったのかな~と思います。
 時期的には、USだと1998年~2001年ごろまではテープで活発に作られており、それ以降は、こういった手法自体があまり見かけなくなったかな~と思います・・・

 そして、内容についても紹介をすると、その売りたい作品の宣伝のためのミックステープなので、作品としての芸術性はそこまでなく、新作紹介のミックステープみたいな内容になっています。
 時間も長くはなく、大半のミックステープが片面30分ぐらいのミックスが両面に入っている感じで・・・あくまでも「アルバム」を売るための存在だったんだな~と思います。

 ただ、面白いもので、どのテープも有名なDJが担当してて、名前だけでも豪華です・・・たぶん、宣伝をする中で「うちのアーティストは、この有名DJにミックスをしてもらった!」が売りになるんでしょうね~


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 また、ちょっと視点を広げた話もしましょう・・・

 まず、HipHop業界において「カセットテープで宣伝(プロモーション)」をすることは、割とポピュラーで、早くから活用されていたのだと思います。

 それこそ、写真上のように、レーベル単位でプロモーション用のコンピレーションみたいなテープは、今回紹介するミックステープよりも前に存在してて、左の黒いテープは1993年冬に出たDefJam系のテープ、右のオレンジ色のテープは1997年夏に出たLoud系のテープになります。

 HipHopとカセットテープを考えると、ストリート向けの音楽であるが故に、ストリートで珍重されていた「テープ」を選択するのは自然で、DJミックスをしてなくても、93年の時点でこういうテープを作るアイデアが生まれたんでしょうね・・・
 それこそ、売りたい作品が持つ「ストリート感」を表現するために、あえて「テープ」にしていた部分もあるのかもしれないですね??

 また、なぜ「カセットテープなのか?」を深堀りすると、音楽業界的な慣例として、音源のコピー化を防ぐために「あえてテープ」にしていた部分もあるかと思います。

 US系については断言ができないですが、まず、今回紹介するテープとは別に、アルバムを発注するための資料用のテープ(=アドバンステープ)も存在し、USの場合は、写真下のように、通称「スニップテープ(Snipp Tape)」がその役割を担った1つとされています・・・

 これは「Snippets(スニペット)=断片」から来た言葉で、アルバムのスニップテープであれば、3分ぐらいの曲の最初の30秒~1分だけを収録した簡略的なテープになります・・・
 USは、なんらかんら言って海賊版市場が存在するためなのか、発売直前の音源の扱い方は相当慎重だったので、こういった短くした内容を、あえて「テープ」で流通させていた部分があったようです・・・

 なお、スニップテープも相当深い世界なので、もうちょっと研究が進んだら、改めて紹介しますね~
 例えば、左のCommonのようにジャケが同じパターンや、右のAlkaholiksのようにジャケがオリジナルでカッコイイものなど、色々とあり、これはこれで面白いですよ!!


 そんなわけで、「ストリートなアルバム」を売るために、あえて「ミックステープ」にしたのが、今回紹介をするテープになります!

 私としては、このブログのポリシーである「DJミックスをすることで、プレイした曲を光らせる」ことが、これらのテープでも作用していると思い、結構好きなジャンルだったので、これまでにコツコツと集めていました。

 では、以下では、該当するテープを、発表年ごとに区切って、適当に紹介しますね・・・
 ただ、あんまり聞いてないテープが多いので、深い内容が紹介できないのはご承知ください・・・





(3)1996年、1997年

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01 「DJ Enuff Spring '96 Flavor Sampler」
 DJ: DJ Enuff
 発表年: 1996年
 レーベル: Elektra、EastWest

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02 「No Tricks In 96' It's Time To Build - B-Boy Tape」
 DJ: DJ Rob One
 発表年: 1996年
 レーベル: EMI、Chrysalis

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03 「Spring Breaks and Beats」
 DJ: DJ Clue
 発表年: 1997年
 レーベル: Def Jam、Violator、Roc-A-Fella

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04 「Mercury 97 Flavaz」
 DJ: DJ Mister Cee
 発表年: 1997年
 レーベル: Mercury

 まずは、私の中では黎明期と考えている1996年~97年のテープを紹介したいと思います。

 この時期は、まだプロモーション用にミックステープを活用することが一般的ではなく、96年ごろはレコード会社からの「資料」みたいなノリで作られ、97年になると、ストリートで宣伝することを考えたジャケットに変化していますね・・・
 個人的には、96年だと、まだストリートのミックステープを参考にしていたのか、尺は90分で両面作られていますが、97年になると、独自のフォーマットを見出していった感があります・・・

 まず、この時期の傾向としては、あるアーティストのアルバム単位ではミックステープは作られず、レーベル単位で「この時期にお勧め」な曲を集めたミックステープが多いようです。
 
 それこそ、01であれば、ElektraとEastWestの所属アーティストの曲を宣伝するために作られたもので、なかなか面白い選曲になっています・・・写真をクリックすると少しだ大きくなり、トラックリストが確認できると思います・・・

 例えば、当時のヒット曲である「Busta Rhymes / Woo Hah」のリミックスが1曲目で押し気味に入りつつも、アルバムはお蔵入りした「Ini / Fakin' Jax」のようなアンダーグラウンドな曲が入ってたり、その一方でG系の曲として「Eightball & MJG」の曲が入ってたり、ある意味で意外な選曲になっています~
 02のEMIのでも、D'angeloのようなR&B系が入りつつも(それもMegamixやライブ音源!)が入りつつも、Rappin' 4-Tayも選曲されるなど、大手のレコード会社らしい選曲だな~と思います・・・なお、この02は、途中でBahamadiaなどのインタビューが入るなど、なかなか謎な構成になっています(^^;)

 今回紹介するミックステープについては、まず、大まかな選曲の方向性は、明らかに「レコード会社」が決め、その意図を汲んで、DJが具体化しているように思えます。
 こればかりは、用途がプロモーション用なので仕方がないですが、この頃のテープは、まだその辺が緩く(?)、結構、意外な選曲が見られます・・・

 ただ、03のDefJamの97年では、今後、紹介するようなミックステープのフォーマットが完成されてて、この辺が分岐点なのかな~と思います。

 それこそ、担当したのがDJ Clue(くるー)で、いわゆる「New Sh@t!」的なノリというんでしょうか、DJミックスと煽りを上手く混ぜた「ラジオDJ」のノリを尊重するようになったようですね・・・
 まあ、正確に書くと、DJ Clueがストリートで出していたミックステープのノリを用いた手法でしょうが、割と早い時期に方法論が確立してたのが面白いですね~

 なお、この03は、どうやらBiggieが無くなられた直後に作られたようで、テープにはRIP表記があったり、Jay-ZがBiggieのHypnotizeの上でフリースタイル(!)をしてるなど、かなりデフな内容です・・・





(4)1998年、1999年

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05 「Jangle Brothers mix tape 97 flavor」
 DJ : Kool DJ Red Alert、Funkmaster Flex
 発表年 : 1997年
 発売アルバム : Jangle Brothers/ Raw Deluxe

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06 「The Legendary Pete Rock - Soul Survivor」
 DJ  : ?(Pete Rock??)
 発表年 : 1998年
 発売アルバム : Pete Rock / Soul Survivor

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07 「Tommy Boy's Greatest Beats Mixtape」
 DJ : DJ Grandmaster Flash
 発表年 : 1998年
 発売アルバム : V.A. / Tommy Boy's Greatest Beats Volumes 1-4

 ここからは、98年以降のミックステープを年度ごとに紹介しますね~
 なお、ジャンブラは97年のリリースですが、98年で紹介した方が分かりやすいので、こちらで紹介をしますね・・・

 1998年以降、割とこの「プロモーション用ミックステープ」が一般的になり、手を変え、品を変え、割と企画されることが多くなったようです。

 特に、98年以降は、レーベル単位の宣伝ではなく、あるアーティストのアルバムのプロモーションとして作られる傾向が強くなりました。

 例えば、05のジャンブラ、06のPete Rockとも、比較的昔から活動をしているアーティストになるため、内容的には①昔の代表曲をDJミックス、②その新しいアルバムの曲をDJミックス、といった方向性になります。
 05のジャンブラだと、A面は①、B面は②となり、06のPete Rockだと、両面が同じで、前半は①、後半は②となっています・・・なんとも言えませんが、内容的にはまあまあで、Pete Rockはミックステープではなく、どちらかというとスニップテープですね~

 う~ん、この時代は、どちらかというと「そのアーティストを知るための資料」みたいな位置づけがあり、イメージとして派手な宣伝のためのテープではないのかな?と思いました。

 ただ、07のTommy Boyは白眉で、DJのGrandmaster Flashの良さが光った内容で、わずか20分程度のミックスですが、テンポよくTommy Boyの名曲をクイックミックスしてくる感じは最高です!
 変な話、プロモで終わらしたら勿体なかった内容で、これは正規でもミックスCDを出したら面白かったのに・・・と思いました!


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08 「Gangstarr Full Clip : A Decade of Snippets」
 DJ : DJ Premier ※Host: DJ Clue
 発表年 : 1999年
 発売アルバム : Gangstarr / Full Clip

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09 「The Beatnuts - A Musical Massacre Mixtape」
 DJ : DJ Tony Touch
 発表年 : 1999年
 発売アルバム : The Beatnuts / A Musical Massacre

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10 「Rakim "The Master" Funk Master Flex Sampler」
 DJ : Funkmaster Flex
 発表年 : 1999年
 発売アルバム : Rakim / The Master

 そして、次は1999年ですが、この頃になると、だいぶ一般的になったのでしょうか?

 ただ、今回の記事を作る中で、この手のミックステープの楽しみ方として「いかに変化球か?」がポイントなのかな~と思ったので、その視点で紹介してみましょう(^^;)

 例えば、08のGangstarrは、DJ PremierとDJ Clueというあり得ない組み合わせですよ・・・

 てっきりClueなので「新作の曲だけ」なのかと思ったら、GangstarrクラシックをP先生がワンバース・ミックスで進め、それのサイドMCがClueといった感じになり・・・かなり良い内容です!
 1曲目は「♪Big L Rest In Peace」で始まる「Full Clip」では、Big Lのことに触れないClueに心配(?)をしましたが、その後はGangstarrクラシックにClueさんもノリノリです・・・うん、Clueも根はBなんですね(^0^)
 
 まあ、クラシック系の選曲は、どのアーティストのプロモーション用ミックステープにおいては鉄板と言え、09のBeatnutsであれば、序盤の序盤はクラシックの連打で、中盤からTonyのマイクを挟みながら新しいアルバムからの選曲に変わるという方法になり、なかなか上手いですね~

 ただ、10のRakimは、Flexが「仕事だから」と割り切ってるのか、DJミックスではなくイントロの声振りだけやっている感じが変化球でイイ(?)ですね・・・
 Flexであれば、Eric B & Rakim世代の方なので、この辺のクラシックを使って、うまく新しいアルバムを紹介できたのでは・・・う~ん、たぶん、選曲的にはレコード会社側の指示と、それを受けたDJがどう調理するかになるんでしょうね・・・
 




(5)2000年、2001年

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11 「Eminem's "The Marshall Mathers LP" Snippet Tape」
 DJ : Stretch Armstrong
 発表年 : 2000年
 発売アルバム : Eminem / The Marshall Mathers LP

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12 「Jungle Brothers "Very Important Party" Mix Tape」
 DJ : Alex Gifford
 発表年 : 2000年
 発売アルバム : Jungle Brothers / Very Important Party

 次はミレニアム以降のミックステープです・・・

 まず、2000年~01年の時期を境に、私が持っているテープの範囲では、プロモーション用ミックステープは姿を消し始めます・・・

 なんとも理由を突き止めずらい部分が多いのですが、アーティストやレコード会社がストリート向けに作った「ミックスCDを基調としたミックステープ」を利用し始め、今までのオールドスクールな「ミックステープ」というフォーマット/価値観は必要なくなった・・・のが理由でしょうか?

 この辺は、昨年発刊された「小林雅明 / ミックステープ文化論」に詳しく紹介されており、「ミックステープ」という言葉/考え方/文化が変わってきたこととが大きく影響していると思います。
 この記事で、これを上手く説明しようと思うと本旨からずれるので割愛しますが、2000年前後より、アメリカでは、この記事で示した「ミックステープ」とは違う形の「ミックステープ文化」が求められたことで、この記事で示した「ミックステープ」の役割が終わったのかもしれないですね??

 その意味では、11のEminemは、ストリートで作られた「ミックスCDのミックステープ」を、オフィシャルなプロモーション用に作っているところが面白いですね~

 Stretch ArmstrongがDJとして入っていますが、大ヒットした同アルバムの曲を、スニップ的に使ったディレクターズカット的なミックステープになり、この時代を象徴してるのかな~と思いました。
 とにかく、スキットでEminemが、どこかに嘘電話(?)をしている内容をJackass的に使ってて、きっとUSのキッズには大爆笑なんでしょうね・・・

 その一方で、意外なのは12で、このアルバムをプロデュースしたPropellerheadsのAlex GiffordがDJを担当し、HipHopではないBigBeat的なニュアンスのミックステープになり、ちょっと驚きました・・・
 アルバム自体が実は1999年のリリースなので、違う市場に売るために、あえてリリース後(2000年)に作ったのかな~と妄想をしています(^^;)


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13 「Common "Like Water For Chocolate" Mixtape」
 DJ : Marley Marl、Pete Rock
 発表年 : 2000年
 発売アルバム : Common / Like Water For Chocolate

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14 「Best of Prodigy」
 DJ : DJ Kay Slay
 発表年 : 2000年
 発売アルバム : Prodigy / H.N.I.C.

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15 「Mary J Blige 2001 Promo Only DJ Mix」
 DJ : 記載なし
 発表年 : 2001年
 発売アルバム : Mary J Blige / Family Arrair

 ただ、ギリギリでオーソドックスなDJミックスを主としたミックステープも出てて、ミックステープファンとしては嬉しいですね!

 13のCommonは、ラジオ番組「Future Flavors」でおなじみのMarley MarlとPete Rockコンビが、Commonの名曲や新曲を緩くDJショーしてたり、14のProdigyは、Mobb Deep時代の名曲をKay Slayが悪ガキスタイルのMCを交えて進みます・・・やっぱり、こういうのがいいな~
 その一方で、15のMaryは、DJ名が書いてないためなのか、マイクなしの2ターンテーブルで新旧の曲をDJミックスしてて、こういうミックステープもメジャーで作るんだな~と思いました・・・これもなかなか良いです!

 私が好むミックステープであれば、やっぱりこの辺が鉄板なんですよね・・・

 まだまだ知らないミックステープもあるかと思うので、引き続き、精進して掘っていきたいと思います(^0^)





(6)その他 Wu-Tang

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16 「Wu-Tang Records & Razor Sharp Records Mix Tape」
 DJ : Big Kap
 発表年 : 1999年
 レーベル : Wu-Tang Records、Razor Sharp Records

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17 「Ghostface Killer Snippet Sampler」
 ※not DJ Mix = Snippets Tape
 発表年 : 2000年
 発売アルバム : Ghostface Killer / Supreme Clientele

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18 「Wu-Tang」
 ※not DJ Mix = Snippets Tape
 発表年 : 1997年???
 発売アルバム : Wu-Tang Clan / Wu-Tang Forever???

 最後は、あえてアウトテイクとして、なぜか「Wu-Tang」を紹介します・・・

 先に結論を書きましょう・・・

 Wuは「ド変態」っぷりが最高なテープが多く、もし、コレ系のWuのプロモテープを見かけたら、絶対に買った方が良いです!

 例えば、16のは、唯一のミックステープになり、レーベル宣伝のためのテープになるのか、全然知らないアーティストの曲が多く、ヤラれます・・・
 Method ManやRaekwonなどの既存曲も入りながら、Wu-Syndicateをはじめ、Tehitha、MMOといった有名でないMC/Singaerも入ってて、Wuらしい「謎」な感じのグルーブがミックステープに現れてて最高すぎます!

 そして、普通なはずのスニップテープでも、Wuらしい「謎」を爆発させてて、17のGhostfaceの名作アルバムのスニップには、おそらくアルバムには未収録であろう、くそドープなフリースタイルが数本入ってて、カッコよすぎます・・・もう、何のために収録したんだろう(^0^)
 
 さらに、18が一番謎のスニップで、収録曲を聴くと、1997年リリースの2ndアルバムのスニップのようなんですが、各曲の前にRZA等の参加メンバーのビートレスな地味インタビューが入り、むしろそのインタビューの方が長い(笑)というデフ仕様です!
 ジャケットにも、テープにも、一切情報が書いてなく(あのWマークしかない!)、謎すぎるのですが、きっとラジオ局とかでこのインタビュー部分を使ってもらうために作ったのかな~と妄想してみます・・・





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(7)最後に

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 何となく思いついたことを並べてみましたが、デフな紹介になったでしょうか?

 歴史的な変遷は少しだけ意識して書きましたが、プロモーション(宣伝)をすることにおいて、ミックステープが活用され、変化していったのは面白いでしょ?
 ほんと短い期間ですが、ミックステープがこのように活用されていたのは面白いと思い、まとめてみました・・・

 そんなわけで、来週は「日本で作られたプロモーション用ミックステープ」を紹介しますね~

 先に一発フライングをすると、11のEminemのテープをサンプリングして作ったテープ(作者はDJ Missie!)があるなど、日本産もボムが多く、こっちの方が、今回の企画のメインだったりします!
 それこそ、US系の音源や、日本語ラップ、そして日本語R&Bなど、掘るとなかなか面白いジャンルなので、次回以降でドバっと紹介しますので、楽しみにお待ちください~






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<独り言>

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 まず、昨年の大晦日に紹介した「2018年MTT大賞」は、結構な方に反応いただき、ありがとうございます!!

 昨年は、あまり購入をした作品を聞いてなかったので、ちゃんと紹介できるかな~と思っていましたが、多くの方が楽しみにしてくださったようで、嬉しい限りです!
 特に、僭越ながらノミネートをしましたDJ Notoyaさん、吉澤dynamite.jpさんに反応を頂いたのは嬉しかったです・・・今年もイイ作品を作ってくださいね!

 そして、今年一発目の独り言です~

 昨年~今年にかけては、チョコチョコと飛び石で動ける日があったので、定番の「ユニオンの地方巡り」を行ってきました・・・

 不思議なもので、暫く地方のユニオンに行かないと、何かゴツいのが出てないかが心配になってしまい、だんだんと回りたくなってくるんですね・・・
 ここ数年は12月がその心配の頂点(笑)のようで、ことしもウズウズしてしまい、年末年始で立川と千葉以外は全部回ってきましたよ(^^;)

 そんなわけで、新年のオトソ気分が抜けない中、久しぶりに北浦和のユニオンへ・・・

 特に「これを掘るぞ!」という気持ちもなく、何となく訪問し、色々な棚を掘ってたら、ある特定のジャンルがザクザクと出てきます・・・

 そう、それは「Hi-NRG(ハイ・エナジー)」です!

 実は、年末のMTT大賞を発表するため、ノミネートをした中村保夫さんの「新宿ディスコナイト - 東亜会館グラフィティ」を読み返したり、ミックスCDを聞きなおしていたら、急に「最高じゃん!」となり、急にレコードが欲しくなったんですね・・・
 その状態で北浦和に行ったら、コレ系のレコードがなぜか多くあり、欲しかった「Hot Gossip / Break Me Into Little Pieces」を普通に発掘・・・ツモ引きした時はビビりました(^0^)

 Hi-NRGに関しては、なかなかカテゴライズするのが難しいジャンルですが、イメージとしては、EUROBEATにつながる、ダンサンブルなEURO系ダンスミュージックと言えばいいんでしょうか、一般的にはバブリーなイメージ(?)で、クラブの流れからは敬遠しちゃいそうな曲が多いかもしれません。

 ただ、中村さんの本で紹介されてた曲は、なぜか84年~86年ぐらいの東京の中高生が一心不乱に踊った曲になり、どこかNorthern soulやParadise Garageに通じる「ダンスをするための曲」であることに気づき、それで一気に好きになりました・・・

 割とダンサーな私としては、そのヤバさが肌感覚で理解できましたし、私自身、大昔の中学生のころ、DJも詳しく知らずにAvexから出てた「Super Eurobeatシリーズ」でDJミックスを知り、実はEUROBEATが好きになった経過があるので、もともと私には素養があったんでしょうね・・・
 他にも数枚買いましたが、やっぱりイイですね・・・しばらくはコレ系を掘ろうっと・・・

 あと、これは「レコードあるある」ですが、このレコードを持ってた方がまとめて売ったのであれば、近い内容の曲も放出されますよね・・・

 そのためか、他のコーナーを物色してたら、なぜか日本語ラップのコーナーからは「Yoo Yoo / One Night In Heaven B/W Samishii Nettaigyo」という12inchを発見・・・そして、視聴をしてゾッコンです(^0^)
 曲名を見れば一目瞭然、あのWinkの英詩でEURO~Grandbeatカバーでした・・・これは、今の時代だと、かなり使えますね(^0^)

 
 そんなわけで、こんな感じで「今年の堀り」が始めりました・・・テープもボチボチ掘ってて、割と順調でしょうか・・・

 ただ、私の仕事的には、今月から、どう考えても6月ぐらいは走り続けないといけないので、ブログの更新ともども、堀りも仕事に負けないようにしないと・・・
 ただ、なんか倦怠感もあり、あまりガツガツと攻めるのもどうかな~とも思っています(^^;)

 では、では、また来週です~






 
今年も1年、ありがとうございました!(2018年 MTT大賞の発表)
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 え~、今年も1年間、当ブログにお越しいただき、ありがとうございます!!

 今年は、私の仕事が忙しく、あまり更新が出来なかったのが残念です・・・

 3~4月には1か月以上のお休みで穴をあけたり、毎年恒例の夏の掘り旅行が中止になったり、直近の12月では、ユニオンのセールに殆ど参加できなかったり・・・ブログ的には酷い状況です(^^;)
 
 ただ、4000本記念でMUROさんのDiggin' Ice 96を真剣に再紹介したり、ブログの10周年記念で動画を再公開したり・・・できる範囲では頑張れたかな?

 そんなわけで、毎年恒例の大賞の発表です!!





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<2018年 Mixtape Troopers大賞>


 まず、ブログを最近読まれた方もいるかもしれませんので、この「Mixtape Troopers大賞」について紹介すると、私がその年に購入したミックス作品の中で「これは良かった!」と思った作品に贈られる一方的な賞になります。

 まあ、個人的な感想が先行なので、賞が無い年もあったり、作品選定のポリシーが適当だったり・・・うん、私からの一方的な「ありがとう賞」なんでしょうね(^^;)
 毎年恒例なので、楽しみにしてる方も多いかと思いますので、今年も紹介したいと思います・・・なお、過去の受賞作は以下の通りです~

●MTT大賞 歴代の受賞作品
2009年 DJ 吉沢dynamite.jp 「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」
2010年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2011年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2012年 関口紘嗣 「Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」
2013年 Ultimate 4th 「Rubber Funk」
2014年 Grooveman Spot 「Historical Taboo」
2015年 Danny Krivit 「Mr.K Salsoul」
2016年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2017年 DJ Krutch 「N-Unstoppable」(奨励賞)


 そんなわけで、今年のMTT大賞の発表です・・・

 今年は「受賞作品なし」です。


 もー、すみません・・・今年はグッときた作品には巡り合えませんでした・・・

 いやいや、巡り合えなかったというか、私が作品を聞いている時間が少なかったため、全然良い作品の世界に入り込めなかったのが大きかったです・・・ここにも仕事の余波が被ってくるとは思いませんでした(^^;)

 ただ、今年は今年で、面白い作品が多かったり、新たな動きがあったり、ミックス業界的には当たり年だったと思います・・・

 そのため、MTT大賞の候補作は紹介したいと思います・・・以下で紹介をしますので、どうぞ~





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<MTT大賞 候補作>

①「DJ Notoya / Tokyo 1980s Victor Edition」

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 まず、今年のミックス作品の代表作といったらコレですよね!

 これまでアンダーグラウンドで和ブギー系の好ミックスをリリースしていたDJ Notoyaさんの初のメジャー作で、80年代の和物を小粋にミックスした素晴らしい作品です!

 もー、永井博先生のジャケの時点で優勝なのですが、とにかく選曲とグルーブがよく、今の時代のトレンドを取り入れつつ、80年代の和物の良さを気持ちよく提示してて最高です・・・
 リリース後、ズーっとラジカセの中にCDが入ってて、気づいたら何度も聞いてました・・・久々に和物熱を復活させてくれた、素晴らしい作品ですね(^0^)

 特に、個人的には「アンダーグラウンドのドープな選曲を、メジャーに持ち込めた」点は評価したいと思います!

 それは、どうしてもレーベルや権利の制約があるメジャーにおいて、そのことを意識しないドープな選曲が行われた点で、二名敦子さんや新田一郎さんといった和ブギー以降に評価されたアーティストの名曲から、萬田久子さんや松本伊代さん、鹿賀丈史さんといった名前だけ見たら飛び道具(失礼!)な隠れた名曲までを選曲してて、最高ですね・・・

 全体的にも、あの時代にしかなった「80年代の日本の音楽」を、素直に美しく選曲をしている点は秀逸で、和物の魅力を分かりやすく、いや「気持ちよく」紹介している点は素晴らしいです!!
 世界的にも、この時代の日本の音楽は再評価されていることを踏まえると、この作品が海外の方への「黒船」になってくれるといいな・・・日本のミックス作品が、海外で評価されてもイイですよね(^0^)

 なお、一瞬、紹介したいな~と思ってレコを調査しましたが、かなり入手が難しい曲、今の時代なので高額になってしまった曲が多く、そうそうにレコ集めは諦めてしまったのは秘密です(^^;)





②「DJ 吉澤dynamite.jp / 国産Dance Classics Vol.1」

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 そして、同じ和物系だと、和物業界の開拓者である吉澤大先生による、この作品も良かったですね!

 こちらもイメージ的には和ブギー系の選曲になり、流石の内容ですね・・・やっぱり「和物で踊らす」となったら、吉澤さんの右に出る者はいないです(^0^)

 少し、ミックスシーンの総論的な話になりますが、やっと吉澤さんの蒔いた種が育ったというのか、和物の曲で「踊ること」が広まってきたな~と、ここ最近、思っています。

 それは、ちょっと前だと、DJもお客さんも「和物で踊る」ことが理解できず、どうしてもラウンジーなプレイ/好み方になっていた中で、吉澤さんは唯一と言っていいほど「DJプレイで踊らす」こと、いや「和物のDJでお客さんをロックさせる」ことに長けていたお方になるかと思います。
 そういった姿勢が、長い時間をかけてDJやお客さんに受け入れられ、和物で踊ることが普通になったことは・・・やっぱり吉澤さんの功績かな~と思います!!

 今年は和物コンピのCDをメジャーから出すなど、吉澤さんにとっては活躍の年でした・・・

 ぜひ、来年は、サザンのミックスCD、オフィシャルで出しましょうよ!!





③DJ Koco aka Shimokita 「Best Kept Secret」

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 そして、お次は「小さな巨人」ことKocoさんの初メジャー作・・・もう、スキルが違いすぎてヤバいっすね!!

 これまで、アンダーグラウンドで好作をリリースしていたKocoさんが、90年代東海岸HipHopを華麗に調理したこの作品は、ヘッズにはタマラン御馳走でした(^0^)

 ある意味で、Kocoさんには珍しい「クラシック」選曲が楽しめる作品だけあって誰でもノレるのですが、選曲とDJミックスの説得力が違いすぎて、常に首振り・・・ほんとタマランです!!
 やっぱり、クラシック系の選曲は、上手い人ほど上手く作れるのは事実で、やっぱりKocoさんってすごいな~と思ってしまいました(^0^)

 今年のKocoさん、もはや比類するDJがいないレベルで、世界的に評価され始めたことが嬉しいですね!!

 来年は、海外に結構行かれるようで、日本の「DJ」を世界に広めてきて欲しいと思います!!

 そして、素晴らしいDJミックスも楽しみにしていますよ・・・技の披露を前提としたDVDミックスとかはいかがでしょうか??





④中村保夫 「新宿ディスコナイト - 東亜会館グラフィティ」

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 今年は個人的には「本」がヒットで、その中で、この本とミックス作品にはヤラれました!!

 これは、80年代前半の新宿・歌舞伎町を中心に起こった中高生のディスコ文化を紹介した一冊で、著者の中村さんの青春が詰まった一冊です。
 私自身、この本で紹介されている中高生が中心だったディスコの文化があったことは漠然とは知っていましたが、それが分かりやすく、魅力的に書かれていることは衝撃的で、かなり重要な本が出たな~と思いました。

 そして、この本に関連する形で、ミックス作品がリリースされ、これもヤバかったです・・・

 写真のペンギンは、この本の特典CD(ユニオンだけ?)で、当時の東亜会館の実況録音というキラーな一枚・・・こういった音源も、当時はテープで出回ってて、凄い気になっていたので、嬉しい特典でした!
 そして、冬前には、著者の中村さんの作品として、DommuneのプレイをCD化した作品がリリースされてましたが、これもキラーでした・・・ALL45でのプレイで、Hi-NRG系の流れで、Limeの日本語カバーから少女隊に流れていく感じがリアルで最高です!!

 なお、本だと「小林雅明 / ミックステープ文化論」もヤバかったですね・・・

 なんでもデータ時代の今、あえて本なりCDに残す行為は、私としては「歴史を後世に引き継ぐ」ための重要な行為だと思っています。

 私のブログも、この思いで続けていきたいと思います・・・なお、まだミックステープ本は作らないですよ(^^;)





⑤色々とリリースされたミックステープ

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 今年は、新しく作られたミックス作品が「テープ」としてリリースされる、つまり「ミックステープ」のリリースが多く、嬉しい1年でした!!

 それこそ、やっと日本でも年中行事になりつつある「Cassette Store Day」でのテープリリースはもちろん、様々な作品がテープでリリースされ、結構盛り上がった1年かと思います。
 それも、今までは「奇抜を狙って、あえてテープで」みたいな流れではなく、「テープでないと出せないグルーブ」を理解してのリリースが目立ち、テープ馬鹿の総本山の当ブログとしては嬉しい限りです!!

 例えば、「DJ Dig It & DJ Toyoda / The Way To Aoyama Hachi」なら独特なブギーテイストの空気感が気持ちいいし、京都のVinyl 7からのテープ、それこそ店長の松本さんの「1984」のNYのFMっぽい空気感は最高だし・・・みんなテープが好きなんだよな~と思わせる作品が多かったです。
 その一方で、アーティストとして活躍するTakuchiさんが、テープ関連の展示会に合わせてテープを自作してリリースしたり・・・テープで表現することの「幅」が広がってきたな~と思います。

 こうやって書くと、私も止まっていてはだめですね・・・来年は、ブログを頑張るぞ!!





⑥今年のMUROさん

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 そして、最後は毎年恒例のMUROさんです・・・いやいや、今年も良い作品が多かったですね~

 個人的には、最後の最後で探してた展示会CDがやっとゲットできたり、ニューディスカバーな結婚式ノベルティーを発掘したり、新しいミックス作品にヤラれたり・・・やっぱりMUROさんにお世話になった1年でした・・・

 ただ、まず、報告をしないといけないのが、「MUROマラソン、もう真剣に走らなくてもよいのか・・・」と思って、安堵している点ですね・・・

 つまり、今年は、MUROさんがTFMでDJミックスショー「King Of Diggin'」を始められたことで、これまで精力的にリリースしていたアンダーグラウンド作品のリリースがストップしたんですね・・・
 正直、私は「もう無理してCDを買わなくても良くなったか・・・」と思い、私は少し安堵してしまいました(^^;)

 これまで、MUROさんとしては、自分が思いついたDJミックスのアイデアを、ある意味で「日記」のように記録をするために、アンダーグラウンドで作品としてリリースしており、ほぼ毎月1枚のペースでリリースをしていました。

 そして、生粋のMUROファンである私は、当然ながら、その作品を買うわけです・・・もう、これが正直書くと「きつかった」ですね・・・(^^;)

 それは、購入費用以上に、作品を聞きこむ暇がなく、2~3回聞いたと思ったら次の作品が出て、その作品を「買わないといけない」ので、常に走ってMUROさんに着いていくという心持ちでして・・・これが「MUROマラソン」という言葉の理由ですね(^^;)
 
 ただ、その「日記」が、FMという公共の電波を舞台に、そのアイデアを披露するようになったんですね・・・もう、私を含む「みんな」が楽しめる場を作ってくれて、凄く嬉しいです!

 MUROマラソンに着いていってる立場としては色々と楽になったし、何よりもMUROさんの素晴らしさを、誰でも無料で、それもオフィシャルに聞けることが大切で、ほんといい番組を作ってくれたな~と思います。

 一方で、MUROさん側の視点を考えると、日記となるDJミックスのアイデアを、CDサイズの70~80分を考えるのは、実は結構大変だと思うので、あの25分サイズが、MUROさんのアイデアを出す場としては最高なのかな・・・と思っています。
 ファンの皆さんは、60分番組にして!と思う方がも多いようですが、これまでMUROマラソンに死ぬ気で着いていった私としては、あの25分サイズがMUROさんのフレッシュなアイデアを披露する場としては最適だと思い、聞く側としてもちょうどイイぐらいかな~と思います。

 本来はミックス作品を紹介する記事ではありますが、MUROさんの番組はほんと素晴らしいので、興味がある方は聞いてみてくださいね!!
 なお、MUROさんのFM番組、ユニコーンレコードさんという方が、愛をもって番組内容をアーカイブしてくれています・・・こちらも興味がある方は覗いてくださいね~

Tokyo FM 「MURO presents King Of Diggin'」

ユニコーンレコード Presents "Keep On Dancing"


 そんなこんなで、これまで年間平均20作品をリリースしていたのが、今年は8作品となり、ミックス作品ファンとしては、1つの作品を長く聞けるようになったので嬉しいです(^0^)

 特に、アンダーグラウンドでのリリースが無くなった分、CDとして作品をリリースするのは、おのずと「メジャー」のみになり、その分、MUROさん自身も凄く力を入れて作っているように思え、かなり良い作品が多かったと思います。
 個人的には、IceとHeatの新作が好きで、とりあえずラジカセに入れてあり、何となく音楽が欲しい時にCDを回して、何となく聞いて・・・BGMなんだけど、気づいたら心をMUROさんの選曲に持ってかれるという感じが素晴らしかったです!!

 来年は、さっそく、和物でエレガントとトロピカルを同時リリース(!)というボムを仕込まれているそうで、これからもMUROマラソンは着いていきますよ!!
 そして、毎年書いていますが、来年こそ「山下達郎ミックス」を出しましょうよ・・・TFMに入れたから、グッと達郎さんと近づけたかな~と思っています(^0^)





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 そんなわけで、今年の候補作の紹介は以上です~

 今年は、仕事が忙しくて、気分的には全然掘れてないです・・・

 まあ、その分、一回に買う金額と量が多いようで、それなりに散在しているけど、気分的にはあまりレコ屋に行ってないんですよね・・・

 特に、今年の12月、そう、地獄のユニオンの年末セールには全然行けずです・・・

 ああっ、新宿のテープセールや、その他のDiscoセールなど、もっと行きたかったな~


 でも、でも・・・テープを掘ってると、まだまだ刺激的なボムがあるのは事実です・・・

 それこそ、この間の新宿のテープセールの翌日に掘りに出向いたら、某日本語R&BのアルバムをChuck Chilloutがメガミックス(!)してるブツに出会ったり、たまにフェイントでテープを出すお茶の水の某店では、ロンドンナイトの大貫さんの配布テープが普通に出ててビビったり・・・・セールでなくても、探せばボムがあるんだな~と思ったところです(^0^)

 うん、時間はないかもしれないけど、掘りに限界はないはず・・・体が元気なうちは、自分のペースで掘れば、きっと「何か」が掘れるはず・・・

 来年は、仕事と堀りが両立できるようにしたいですね!


 では、今年もありがとうございました。

 また、来年もよろしくお願いいたします(^0^)





Joe Claussell 「25 Years of Paradise - King Street Sounds 25th Anniverasary」(@渋谷Contact 2018/12/21)※朝のみ
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 え~、またまた2週間ぶりの更新です・・・すみませんね~

 ここ最近、仕事が醜く、全然ブログに手がつかない状況です・・・

 今週末も、3連休の予定が、独り言に書いた通り、結果的に後半の半分が潰れることに・・・

 ただ、それを見越してか、楽しみにしてたJoeさんのパーティーに、少しだけ参加してきたので報告です!!

 先に書きます・・・最高でした!!


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 今回は、名門ハウスレーベル「King Street Sounds」の設立25周年を祝い、大好きなジョーさんが来られるとあって、パーティーに朝だけ参加をしてきましたよ~

 まず、Houseがお好きじゃない方でも、このロゴは見たことがあるかな・・・もはやダンスミュージックの名門レーベルの一つですね!!

 King Street Soundsは、NYを本拠地とするHouse/Dance Musicのレーベルで、NY系のHouseの総本山であり、NYのDance/Club文化を継承し続けるレーベルになります。

 オーナーであるHisa Ishiokaさんが、あのLarry Levanのプレイに衝撃を受け、その流れからこのレーベルを1993年に始めたことは有名で、レーベル名は、LarryがプレイしていたParadise Garageのあった通りの名前になります・・・
 そう、Larryから続く、NYの伝統やスピリットを継承し、良質な音源の発表や、パーティーの開催などを通して、全世界の「ダンス好き」に愛されているレーベルになるかと思います。

 そんなKing Street Soundsですが、オーナーのHisaさんが日本人であることから、NYの良質なHouse/Dance Musicを日本に届けたことも大きな功績で、多くの有名DJが、Hisaさんのコーディネートの元、日本でプレイしています・・・これは凄い重要ですね!

 それは、Hisaさんが信頼する「真のダンスミュージック」をプレイできるDJを来日させ、日本において「ダンスとは、クラブとはなにか?」を伝えたことで、そのDJのプレイを体感した者は、日本でこの文化を更に発展させたからです・・・

 私自身がまさにそうで、それこそ、今回のJoeさんだったり、Dannyだったり、Davidだったり・・・しゃべる言葉は違うけど、クラブの、あのフロアーで感じた「真のダンススピリット」に刺激を受け、今に至るわけです・・・
 この点は、なかなか言葉にすることは難しいのですが、こうして今でも元気に踊れるのは、ある意味でHisaさんのおかげです・・・うん、私はHisaさんの教え子かもしれないですね(^0^)


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 では、当日のジョーさんのプレイについて紹介しましょう!

 当日は、予想通り残業をしてたり諸々のことをしてたりで、家に着いたのは11時前・・・まあ、年末の3連休前なので、夜中から行ける訳がないですよね(^^;)
 さらに、体調もそんなには良くないのと、ジョーさんだから、最低でも8時まではやっててくれるだろうと思い、家に着いたら素直に睡眠し、朝から行くことにしました・・・

 そして、早起きして会場となる渋谷Contactに着いたのは朝の6時前・・・

 だいぶお客さんが減り始めたころではありましたが、夜の余韻が残る時間に来れたので、さっそく着替えをして、その夜の余韻の匂いを吸収し、ダンスを開始します・・・

 ついたころは、割とDeepだけどBPMを落とした感じの朝方に向けたプレイで、フロアーに入った瞬間、私のダンス魂のスイッチが入ります・・・ああっ、やっぱり「ジョーさんのグルーブ」は最高だ!!

 なんでしょう、ジョーさんのプレイって「安心して踊れる」んですよ・・・そう「安心して」です!

 これも、なかなか説明が難しいですが、プレイする音が、優しくも力強いグルーブがあり、気づくとそのグルーブに包まれて踊っている感じで・・・気づいたら、1時間ぐらい無心で踊っていました(^0^)
 夜からいなかったので分からないですが、King Street Soundsのアニバーサリーなので、往年のヒット曲を交えつつ、同レーベルのもつNYらしいHouseを軸に、ジョーさんのグルーブでしっかりとダンスをキープしている感じはしてて・・・ああ、夜から踊りたかったな~と思いながら、無心で踊っていました・・・

 そして、ジョーさんらしい展開は、朝の7時前後からでしょうか・・・

 フロアーに残っている、ダンサーに対する「感謝」が与えられる時間が始まります・・・これが凄かったですね!!

 おもむろに、House系の曲をフェードアウトしたら、ビートレスで聞いたことがあるメロディーが・・・なんと「Elton John / Your Song」をプレイ!
 この時点で、ジョーさんが、残っているダンサーに「これから、君たちの歌を送るよ・・・」という気持ちを伝えているみたいで、かなりグッときました!

 そして、このEltonが呼び水となり、コンタクトのフロアーが「Paradise」になりました・・・いやいや、踊り狂いました(^0^)

 エルトンの後は、ここ最近、いろいろなDJがプレイすることが増えている「Stevie Wonder / All I Do」をプレイ・・・歌詞の良さもありますが、後半のサックスソロでのアイソは気持ちよかったです!

 ただ、個人的にはその後にプレイをした「Unknown Artists(Donnie McClurkin) / Get back up (We Fall Down)」が素晴らしかったです・・・

 何度か書いたことがありますが、大好きだった西麻布elevenがクローズするときに、ジョーさんが渾身のプレイをした1曲です・・・
 もはや、ジョーさんクラシックな1曲ではありますが、私の周りには、あの西麻布のフロアーにいた方が不思議と集まり、気持ちよく踊っています・・・あの時、泣きながら踊ってた女性も、今日ばかりは笑顔で踊っています・・・
 
 うん、言葉にはならないけど、時間も場所も超えて「音楽で踊れることの素晴らしさ」が体験できました・・・


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 そして、7時以降、何度か音を落として、アンコールが続き、気づいたら9時・・・いやいや、フロアーにいたダンサーの灯が消えない1日でしたね!

 まず、アンコールタイムは、安直にクラシックをプレイせずに「流石ジョーさん」と言わんばかりの最高のプレイで、ほんと気持ちよく踊りました!!

 クラシック系だと、「Lisa Stansfield / All Around the World」ぐらいで、あとは失礼ですが「謎のHouse曲」ばかり・・・ただ、この「謎のHouse曲」が素晴らしかったです!!

 ジョーさんらしいDeepでトライバルな生音系の楽曲で、とにかく優しくも力強いグルーブが気持ちよく、我を忘れて踊っていました・・・
 そして、どの曲も、ピアノソロとかでの鬼アイソ使いが最高で、一緒に天まで上っていました・・・

 ジョーさんも、みんながこうい曲を求めていること、そして自分自身も求めていることが分かってか、鳴りやまないアンコールを受け、おもむろにそういった曲のレコードを取り出して、ターンテーブルに乗せる時、もう満面の笑みです・・・あんなにDJブースとフロアーの距離がなく、一緒にパーティーをしていることが分かり、踊っている私も嬉しくなってしまいました!

 そして、最後の方では、「Matt Bianco / Half A Minute」のようなちょっとLatinテイストの曲をプレイしつつ、最後の最後はガチなLatinをプレイしてエンド・・・

 脱線する話ですが、ジョーさんの意外な選曲も面白く、個人的には「Patti LaBelle / The Spirit's In It」から「Public Enemy / Fight The Power」にはヤラれました・・・皆で拳をあげて「♪Fight The Power」と歌わせるところが、ジョーさんらしいです(^0^)


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 そんなわけで、ジョーさん的にはギリギリな9時15分までプレイが続き、無事に拍手で終了・・・

 いやいや、無理して踊りに行ってよかった!!

 ここ最近、土日も関係なく、そして朝も夜も働いてて、心のバランスがおかしく(笑)なっていたので、良い心の洗濯になりました!

 やっぱり、ダンスはイイですね・・・年末まで、まだまだ走らないといけないので、たくさんの元気をもらいました!!

 なお、これでダンスの厄落とし・・・さすがに大晦日のTimmy先生は行かないかな??

 ではでは、またのレポートをお楽しみに・・・







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<独り言> 23日(日)9:00

 今週は、23日(日)に新宿で大きなテープセールがあり、それを独り言で書くべきなのですが、残念ながら満足に参加が出来なさそうなので、後で結果を報告したいと思います。

 ◎新宿ユニオン 12/23(日) 廃盤TAPEセール!!


 実は、お世話になった会社の元上司が不幸になり、その対応でこれから地方に行くためです・・・無理すれば行けなくはないのですが、気持ち的には・・・です。
 そのため、東京を出る少し前にお店によるか、帰京後に寄るかにしたいと思います・・・もう、行かれた方は、バンバン抜いといてくださいね!

 それにしても、今期はユニオンのセールが遠いですね(^^;)

 う~ん、変に役職がつくと、いろいろとダメですね・・・困ったものです・・・



2018/12/30 07:30 追記

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 少し遅れましたが、無事にセールには行けたので、報告です~

 結果的に、セール当日は行けず、翌日の夜にお店に行けましたが、20本オーバーの釣果でニンマリでした(^0^)

 まず、この記事の更新後、地方に行くための準備をしつつ、実は11時ちょい前には新宿に着いていました・・・ビビりなので、午後移動の新幹線のチケットを買うために新宿に来ていたのと、出発までの間、セールに寄れるかな~と思ったからです(^^;)
 ただ、会社から関係者への弔電メールを打たないといけないことに気づき、泣きながら新宿を後にして、会社に行って、そのまま新幹線に乗りました・・・う~ん、予想通りな展開ですね・・・

 そして、某中国地方まで移動し、無事に元上司を天国へお見送りし、24日(月)の夕方に東京に戻りました・・・

 今回は、会社のお偉いさんに随行する形だったので、帰りの新幹線は当然酒盛りで、いやいや飲みました・・・東京駅に着いた時点で、相当フラフラでした(^^;)

 でも、足は自然と新宿へ・・・クリスマス雰囲気な東京を無視(笑)して、新宿に着き、お店の前で「清めの塩」を体を清め、いざ、入店・・・

 おおっ、割とあるじゃん!

 なんとなく届いた情報だと、Tape Kingz狙いの方が多く、私の欲しい「なんだそれ」みたいなテープは結構残ってたようです・・・
 まあ、私自身、他の方よりはテープは持っているので、皆さんが狙わないのを狙うようになるので、こういうのが残るんですね・・・ありがたや・・・(^0^)

 んで、買えたのを少し紹介すると、Tape Kingzに隠れていたShazam X系のベストテープとか、日本語R&Bのアドバンスだったり・・・結構熱いのが残ってましたね~

 それこそ、Toy's Factoryからリリースがあった日本語R&Bシンガー「Akiko」さんのアドだと、あのChack Cilloutがメガミックス(!)というボムで、まだまだ知らないテープがありつつも、こういうのが残ってて嬉しいかったです!
 あと、コアな日本語ラップファンならご存知なTak The Codonaさん関連のテープも数本残ってて無事にゲット・・・今回のセール、割と有名どころは動いてましたが、初見系のは抜かれてなかったので、これも助かりました!

 そんなわけで、簡単な釣果報告でした~





Gore-Tex 「4 In The Cellar」
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 いやいや、今週の更新は少しだけ「ちょんぼ」があります・・・(^^;)

 長くブログを更新していると、こういうこともあるんですね・・・詳細は本文で・・・


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 今週は、あのNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーである「Gore-Tex(ごあ・てっくす)」さんによる、意外なミックス作品の紹介です~

 まず、Gore-Texさんのミックス作品であれば、写真の「白いテープ」を連想される方が多いかと思います・・・私のブログでも、過去に紹介していますね~

 ● Gore-Tex 「Chillin'」


 Gore-Texさんと言えば、独特なだみ声が特徴的なラッパーで、あまりDJをしているイメージはないかと思いますよね・・・
 ただ、ミックステープという世界は、そういったイメージを覆し、いわゆる「MC」が「DJ」をしている作品は、マニアには「たまらん御馳走」になっています(^^;)

 そして、例示した白いテープでは、そういったイメージを覆し、RareGroove~Jazz Funk~Bossa~R&Bを選曲したミックステープになってて、Gore-Texさんの音楽志向の深さが伺える作品とあって、私としては「結構好きかも?」な作品でした。
 まあ、Gore-Texさん自体は、90年代中頃は、MUROさんの弟子筋として活動を共にしてて、MUROさんの掘ったレコードを間近で見ていることから、自然と音楽レベルが上がっていた部分もあり、ある意味で英才教育を受けた結果が、この白いテープになるのかもしれないですね~


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 そして、今回のテープに話を移りましょう・・・

 Gore-Texさん自体は、まったくDJ活動をしたなかったわけではなく、ラッパーとして活動が活発になる前(98年前後)はDJ活動もしてたようで、仲間と連携してパーティーを開いていたりもしたようです。

 その一つが、渋谷Harlemの平日に不定期で開催をしていた「4 In The Cellar」というパーティーになります・・・Harlemさんのフライヤー歴史本よりお借りしました!

 このパーティー自体、どのような内容だったのかは分からないですが、フライヤーを見る限りでは、Gore-Texさんを中心にDAI、KOIKE、JOIという4人のDJで行っていたイベントのようで、Gore-Texさん周辺の仲間が集まるためのパーティーみたいな感じだったのかもしれません・・・
 
 そして、今回のテープに話を近づけると、そのパーティーの名前と同じタイトルであることから、おそらく、このパーティーで配られたノベルティーになるのかな?と思います。

 完全手刷りなテープになっているのと、パーティーでテープを配布していた情報があったので、配布のために作られたテープであることは信憑性が高いかと思います・・・
 なお、白いテープの方で紹介したホワイトデーの日に配布したテープと、今回のテープが一緒かどうかは分からないです・・・


 ただ、ここで「ちょんぼ」の話になります。

 今回紹介するテープと、以前紹介した「白いテープ(=Chillin')」が全く同じ内容ということが分かりました(^^;)

 今週、なんとなくこのテープと目が合い、いい作品だな~と思って聞き込み、週末になって作品を紹介するために色々と調べていたら「同じだ」ということに気づきました・・・

 もー、私の適当さがバレてしまいましたね(^^;)

 まあ、この事実を踏まえると、パーティーでテープを配布して、評判が良かったので、販売するための作品に格上げしたような感じだと思います・・・
 白いテープの方には「EPISODE Ⅱ」と書いてあるので、今回のテープが「Ⅰ」になるのかな・・・困ったものです(^^;)


 というわけで、結果的には6年前に紹介したテープを、改めて紹介するという形になってしまいました・・・

 以下で簡単に紹介しますね~


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 まず、選曲については、「えっ、Gore-Texさんの選曲なの?」と思うぐらい「深い」選曲でヤラれます・・・

 作品の世界観としては、メローなR&Bっぽい空気感を出しつつも、Rare Groove~Jazz Funk~Bossa Novaなんかを選曲してて、ど直球で「チルれる」内容になっており、なかなかな選曲になっています。

 私の手持ちレコードに限界があるので、明確な選曲紹介にならないかもしれないですが、それこそ、「Omar / There's Nothing Like This」「SADE / Kiss Of Life」のようなアーバンR&Bなグルーブをイメージして作られてて、かなり深い選曲をしているのですが、かなり聞きやすい内容でした!
 
 本当は、その「深い選曲」を紹介すべきなのですが、私の手持ちレコに限界があり、チョイスしたのはアイズレーのナイスカバーである「Fourplay feat Chaka Khan & Nathan East/ Between The Sheets」です・・・
 今や、このレコも、なかなか登場しないレアR&Bとして人気な一枚ですが、これを98年ごろからプレイって・・・他の選曲では、James Masonなんかを普通にプレイしてて、どんだけ早いんだよ!と思いました(^^;)

 そして、これらの選曲を、Gore-TexさんのDJでプレイをすると・・・不思議と「気持ちいいグルーブ」になってて、大変素晴らしいです!!

 前述した「アーバンR&Bなグルーブ」を引き出すために、DJとしてはロフトミックスに近いフェードアウト/フェードインのみでプレイしてて、選曲の「本来の良さ」を引き出すDJプレイが光っています・・・
 今週も、かなり仕事が忙しく、あまり深く聞いている時間がないはずなのに、つい、通勤の時間で聞きこんでしまった・・・こういう「曲が持つ本来の良さ」を知った上での「DJ」って、やっぱりイイですね~



 そんなわけで、Gore-Texさんの作品と思って聞くとビックリ、だけど内容を聞くとウットリな作品でした~

 白いテープはボチボチとありますが、こちらの手刷り版の方は見つけることは難しく、値段も付けることが多いと思うので、無理せず、白いテープを探して聞いてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : Gore-Tex 「4 In The Cellar」
Genre : R&B、UK Soul、Soul、RareGroove、Jazz、Brazil、Latin・・・
Release : 1998年ごろ
Lebel : No Lebel No Number

Notice : 別ジャケについて

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 この作品は、トップ写真の「赤色」のほかに、上記の「あずき色」のジャケも存在します・・・どちらも手刷りで、内容も一緒です(^^;)
 ということは、私は同じ内容のテープを3本持っているのですね・・・困った人ですね(^^;)


Notice : トラックリストについて
 この配布テープにはトラックリストはついていません。白いテープだと、ジャケに「曲名のみ」が書いてあります。
 そのため、今回の作品紹介をするために、選曲の整理が必要だったので、トラックリストを作ってみました。
 もう、6年前と比べると、Shazam先生の性能が格段にアップしているので助かります・・・先生は偉大ですね~
 なお、Bossa~Latin~Jazz系はタイトルが合ってるかどうかは自信がないので、その辺はご注意くださいね~

Side : A
Gilberto With Turrentine / Wanting Things
Filo Machado / O Polvo
Nick Ingman / Heart Beat
James Mason / Funny Girl
Omar / There's Nothing Like This
Stan Getz & Joao Gilberto / Desafinado
Fourplay feat Chaka Khan & Nathan East/ Between The Sheets

Side : B
Elis e Tom / Inutil Paisagem
SADE / Kiss Of Life
Ed Lincoln / Tristeza
Little Beaver / Party Down
Astrud Gilberto / O Genso
Djavan / Samurai
Janet Jackson / Let's Wait Awhile
Phyllis Dillon / Close To You





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<独り言>

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 二週連続で「この紙」が・・・遅らせながら、年末戦線を戦ってますよ~

 12月は、我々としては「ユニオンの年末セール」があり、毎週末、闘いの日々が続いています・・・私に関しては、少し遅れて先週からのエントリーですが、先発隊に負けじと頑張っています(^^;)

 そんなわけで、個人的には2戦目になる今週は、今期のセールの大山の一つである、新宿のディスコセールに参戦してきましたよ~

 新宿ソウル&ダンス 12/9(日)DISCO・BOOGIE廃盤12"セール


 まず、今回のセール、事前アナウンスを見てて、一目で「ヤバい」と思ってしまいました・・・

 なんでしょう、見た目で最難関のディスコが出てるわけではないですが、「中の上」ぐらいのがゴロゴロ出てて、明らかに「ヤバい匂い」しかしないセールでした・・・
 
 「中の上」・・・なかなか難しい表現ですが、万越えはしないけど、出現率が極めて低く、かつ、セールに出ると、速攻で抜かれる類のDiscoでしょうか・・・

 これは、掘っている人でないと分かりづらい表現かもしれないですが、事前のアナウンスを無意識に見ただけでも、このセールの「ゴツさ」が無意識でも分かる感じでした・・・

 そして、私は、その「中の上」で欲しいのがあり、一気に5枚ほどWantな状況で、もうお祭りです・・・前日はちゃんと寝て、翌日の日曜に備えたぐらい、気合が入ってました!


 んで、開催日となる12月9日(日)です・・・

 朝はサラリーマンらしい6時前に起きて、今日のブログの準備をしつつ、朝の8時30分に到着したら、もう、先人がおられます・・・この時点で「何かある」と思ってしまいますね?
 先人は、よくDiscoのセールでお会いする大先輩で、折りたたみ椅子持参(!)で鉄板の1番にIn The House・・・先人がおられた以上に、椅子持参の時点で「もう、この人には勝てない」と思ってしまいました(^^;)

 ただ、私も、整理券が配られる1時間30分前に到着し、かつ、新宿の冷たいビル風が吹き荒れるアソコで待機することを踏まえ、伝統のブランケットを持参し徹底抗戦・・・12月の新宿は死ぬほど寒いですね(^^;)

 そんなわけで、あまりに寒いので、店員さんが見かねて10時前に整理券の配布開始・・・その時点では、大先輩と私の2名だけ・・・

 ただ、開店前の集合状況では、整理券組は5名、整理券なしは3~5名と、相当な鉄火場です・・・

 整理券組は、店員さんに引きつられ、階段で4階へ・・・あの階段を上る儀式(?)をすると、階段を上るので心拍数が上がり、なんか、変なテンションになりますよね・・・(^^;)


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 そして、11時に開戦です・・・

 珍しく、大先輩が小走りに戦場へ・・・私もつられて小走りに戦場へ走り、とりあえず壁をチェック・・・

 大先輩は、壁のトップレコメンドをゲット・・・私は、予想してた通り「中の上」は壁に無かったので、すぐ頭を切り替えて、餌箱に食いつき、無心でレコを掘り返します・・・

 でも、この状況だと、すぐに後続の方が来られ、8列ぐらいあった餌箱は鉄火場に・・・ここからは、気合と運の勝負です・・・

 もしかしたら取られるかもと思いつつ、大先輩と寒い新宿を耐えた自負があったので、冷静に餌箱を掘り返し、狙ってたのは何とかゲット・・・

 そして、大方をゲットしたところで、整理券無し組が入ってきて、さらに鉄火場に・・・

 いやいや、わずか2~3分の勝負でしたが、鉄火場負けしなかった根性と判断、そして運に助けられ、欲しかったレコは無事に抜けました・・・


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 そんな訳で、釣果はこれだけですが、2~3年探してたブツを巡り合え、ご満悦です!

 今回、事前のアナウンスを見て、欲しかったのは5枚で、その内の4枚が抜けました・・・

 どれも、万越えはしないけど、セールに出ると速攻で抜かれるブツで、「Greg Henderson / Dreamin」「Hudson People / Trip To Your Mind」は、何度か取れなかったブツなので、無事にゲットできて嬉しかったです!
 今回、大先輩は、絶対にこの辺は抜かない(=すでにお持ち)と思ってたのと、私が狙ってた「中の上」は、これだけゴツいのが出てたら、壁ではなく箱と踏んでたので、速攻で捜索できたのが大きかったかな・・・ただ、1枚抜けなかったのがあり、その辺は反省ですね~

 
 んで、新宿で爆釣したあと、実は「新宿がなかったら、こっちが先」だった渋谷のミックスCD&テープのセールに行ったら、狙ってたMUROさんの展示会のアレが残ってる・・・もう、「アザス!」で買うしかないですね!

 なんか、行きたいセールが重なった時の読みも間違えてなかった・・・姑息な手段ですが、先週、無理して下北のセールに行って、カンを鍛えておいてよかったです(^0^)



 今回のセール、蓋を開けたら、私の欲しかったのは壁ではなく、箱だったので、正直言うと、整理券は関係なく、どの箱に飛びついたか、または効率的に探せるかが勝負の分かれ目だったような気がします。

 そう、私でない人が、少し後に来ても、全然抜ける可能性があったのですね・・・

 ただ、ただ・・・負けるわけにはいきません・・・

 もう、掘ってるときは、周りよりも「自分との戦い」です・・・かなりのプレッシャーを追いながら、目的のブツを高速リサーチ・・・

 うん、これこそ「鉄火場」です・・・

 ネットで簡単に欲しいものが買える時代、こんな丸太橋を駆け抜けるような買い方って、時代には合わないですよね・・・

 ただ、ただ・・・そうでもしないと買えないブツがあり、そういうブツこそ、自分が試されるような気がします・・・



 私的には、来週末は土日が仕事なので、そして次の鉄火は23日の新宿のテープでしょうか・・・こちらも頑張りますよ!!

 では、また来週です~