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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Mister Cee 「The Best of Notorious B.I.G.」
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 新年になって初めての更新ですね・・・

 新年、あけましておめでとうございます!

 そして、昨年は、かなりのお休みを頂きながらの更新になり、申し訳ございませんでした・・・

 今年も、そんな感じになりそうなので、先に宣言すると、たぶん「2週間に1回の更新」が通常になりそうです・・・ただ、先に宣言しておけば、多少遅れても大丈夫かな~と思い、報告です(^^;)
 今年は40歳になるので、数えで前厄らしいです・・・あまり無理をしないで頑張ろうかな??

 そんなわけで、今年の年末年始のお休みは長かったので、外の出歩きの際にBGMになっていた、このテープの紹介です!!


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 今回は、実は初めて紹介をするミックステープ・キングの一人である「DJ Mister Cee(ミスター・シー)」さんによる、あの歴史的最強MCである「The Notorious B.I.G」のベストミックスを紹介します!!

 まず、Ceeさんのバイオから紹介をすると、NYの「HipHop」を盛り上げたDJとして有名で、歴史的に凄く重要なお方だと思います!

 Ceeさんは、80年代中頃~末よりDJ活動を開始し、初期はあのBig Daddy KaneのバックDJを務めていてお方で、その後、ラジオでのDJ活動や、後述するミックステープのリリースなど、いい意味で「裏方と表舞台」を行き来して、NYのHipHopを盛り上げたDJになるかと思います。

 特に、今回のテープの主役となる「The Notorious B.I.G(ザ・ノートリアス・ビーアイジー)」(以下、愛称のビギー)を世に送り出した一人であることが重要ですよね!!

 有名な話ですが、地元のブルックリン繋がりで、デビュー前のビギーのデモテープを入手し、そのヤバさに感化され、あの有名HipHop雑誌の「The Source」の名物コーナーである「Unsighed Hype」(未契約前の有望新人を紹介するコーナー)にビギーを紹介し、それを見たBad Boyを起こす前のパフィーが目を付け・・・そこからビギー×パフィーの戦国無双っぷりったら最高ですね!!
 
 メジャーになってからも、CeeさんはビギーのバックDJなどをしてビギーを支援してたそうですが、その前は幾多のデモテープ作成も手伝い、後輩のビギーをモノホンのラッパーに育てた経過があったようです・・・うん、NYのHipHopの発展においては、重要な裏方であることは疑いが無いっすね!


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 その一方で、Mister Ceeといったら、NYの「ミックステープ・キング」の一人として有名で、ストリート向けに多くのミックステープをリリースしており、その点も重要です・・・

 時期的には、90年代中頃から00年代初期ぐらいまでで、ミックステープの父である「Kid Capri」以降の、雑音無しなストリート向けな「ミックステープ」を作ったDJの一人として有名で、それこそDoo-WopS&Sなどど同世代になりますよね・・・

 Ceeさんについては、Doo-WopやS&Sのようなリーク系の新譜をいち早く収録していた作品は少なく、どちらかというとその時に旬な曲を独自のネットワークで集めてプレイしてたいたイメージ(違ってたらすみません)で、NYでは当時から人気で、私の手持ちでも、写真のような様々なテープが作られていました。
 特に、写真下のような「ストリート向けのオフィシャル・ベストテープ」が大人気で、これを多くリリースしていたことが非常に重要だと思います・・・

 Ceeさんのベストテープは、今回紹介するビギーをはじめ、Mobb Deep、Redman、Medthod Man、Jay-Zなどがあり、アーティスト側の了解の下、ある意味でオフィシャルなベストとして作られていました・・・
 内容的にも、そこらのベスト系なミックステープとはレベルが違い、アーティスト側の了解があるので、時に未発表曲だったり、時に本人のフリースタイルやシャウトが入ってたり、相当内容が良く、これが当時から人気だったことの理由が分かります!

 そして、ここで重要なのは、Ceeさんの影響度を踏まえ、アーティスト側が「宣伝(プロモーション)」としてミックステープを作ることを了解(依頼)していた点だと思います。

 この「宣伝(プロモーション)」と「ミックステープ」の関係性は、00年代以降、もっと本格的になりますが、90年代中頃からこういった方法が、自然発生的に生まれ、自然と活用されていたことは、ある意味でHipHopらしいし、ミックステープらしいな~と思っています(^0^)


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 では、作品の紹介です~

 この作品は1995年にリリースされた作品とされ、1994年9月にリリースされたビギーのデビューアルバム「Ready To Die」の発売以降に制作されたテープになります。

 どのような経緯で作られたかは、明確には分かりませんが、ビギーが所属していたレーベル「Bad Boy」だったり、そのレーベル・オーナーである「Sean "Puffy" Combs(ショーン・パフィー・コムズ)」が、非常にストリートを意識したプロモーションで、ビギーなりBad Boyをスターダムに押し上げた経過があるので、このようなテープが作られたのだと思います。
 それも、ビギーをデビュー前からサポートし、ビギーのことを一番わかっているバックDJでもあるCeeさんが作るんだから・・・そりゃー最強ですよね!!

 そして、内容的な話をすると、この作品では「1stアルバムまでのビギー」が網羅されており、初心者にはうってつけの「ベスト盤」になりつつ、聞いてると「やっぱりビギーはストリートのキングだよね!」ということが如実に分かる内容となっております!

 例えば、ビギー名義の曲であれば、シングルヒットもした大ヒット曲、それこそ「One More Chance」「Big Poppa」「Juicy」などを選曲はするのですが、R&B的な要素があって大ヒットしたオリジナルバージョンではなく、ストリート向けにアレンジしたRemixの選曲を多用してて、結果的に選曲が「ストリート」になっています。

 特に、白眉なのが、これらのヒットしたシングルのB面に隠れている「ストリート向けのB面曲」を多用しているところが、流石です・・・

 それこそ、One More ChanceであればMethod Manをfeatした「The Notorious B.I.G. / The What」、Big Poppaであれば「The Notorious B.I.G. / Warning」など、1stアルバムにも収録されたストリートクラシックをしっかりと選曲しています。
 また、Juicyであれば、当時はアルバムには未収録で、アナログのプロモ12inchのみに収録していた「The Notorious B.I.G. / Just Playin'(Dreams)」や、1stアルバムの発売後にリリースされたBig PoppaのRemixのB面に新曲扱いで収録された「The Notorious B.I.G. / Who Shot Ya?」など、1stアルバムでは聞けないストリートクラシックを選曲している点も流石ですね!!

 まず、ビギーって、もともと「ストリートのヤング達が狂喜するラップ」ができる天才で、ほんとこういったストリートな曲はカッコよすぎですよね!!

 そして、その点を踏まえつつ、ビギーのポップ要素も見抜き、ストリートとポップを上手く演出したパフィーの戦略も最強ですね!!

 これは、よく言われていますが、パフィーがこういったビギーの良さを見抜き、いかにして「ストリートを味方にしながら、全世界で売りまくっていくか」を追求した中で、ポップなシングルヒットの裏に、こういったストリート向けの楽曲を多く作っていたのが偉大です・・・
 その一方で、ビギーの良さは、こういったストリート向け楽曲で、ハーコーなことをラップしつつ、どこかポップス的なユーモアのあるラップが出来る点ですよね・・・もちろん、韻の確実さ、フローの素晴らしさもありますが、気づいたら首を降らせるラップが最強すぎます!!


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 そして、選曲の部分を続けていくと、初心者リスナーにとっては「ある意味で、このテープでしか聞けない曲」を多く選曲している点も重要です!!

 例えば、ビギーのアルバムデビュー前、様々なアーティストの楽曲に客演したことでストリートからの信頼を勝ち取った経過があり、その客演曲をしっかりと選曲しています・・・

 例えば、Clean Up Woman使いのド定番「Mary J Blige / Real Love (Remix)」だったり、渋いところだとメジャーシーンでも活躍したレゲエアーティストの「Super Cat / Dolly My Baby (Remix)」などを選曲し、ガッツリとビギーの良さを引き出しています。
 この2曲はどれもパフィーが関わってた曲で、RemixのHipHop路線の楽曲にビギーをフックアップし、リスナーにビギーの名前を憶えてもらう意図があったとされます・・・パフィーの商魂の現れですが、それ以上にビギーがメインアクトを喰ってしまう強烈なラップが最強ですね!

 また、これこそCeeさんにしかできないことですが、Ceeさんが関わったビギーのライブ音源を上手く混ぜて選曲してて、これもクソ熱いですね!!

 例えば、ビギーのフレーズで有名な「♪Where Brooklyn At!Where Brooklyn At!」が初出したライブ音源などが収録され、これも初心者リスナーには「うわっ、ビギー、カッコよすぎ!」となりますね!

 これらのライブ音源は、上記のようなCeeさんが作ったストリート向けミックステープや12inch(白いやつね)なんかでは聞くことができましたが、CD屋さんでアルバムを買っている方では聞けない音源です・・・
 それこそ、前述した客演時代の売り出し中のころの音源で、ラップの勢いも凄いし、パンチラインや韻の太さもヤバいし・・・やっぱり、ビギーは「ストリートなんだ!」ということが分かり、久しぶりに聞いて、かなり心が熱くなりました!


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 少しまとめると、作品の意図としては「ストリートなビギー」をプロモーションするために作られたとも言え、その役割は十分に果たした作品となっています!

 Ceeさんも、その「ストリートなビギー」を理解して、上手く選曲とミックスをし、終始、ビギーのラップに「首を振る」内容にしてあり・・・さすがミックステープ・キングな作品です!!

 つまり、写真の1stアルバムしか知らないリスナーにとっては、その「ストリートなビギー」を知るために格好のミックステープであり、ストリートの兄ちゃんや姉ちゃんからは「お前は俺たちの誇りだ!」となる内容になっており、素晴らしすぎます!!

 こういった作品は、やっぱりストリートで流通する「ミックステープの強み」で、ミックステープにしか作ることができない作品ですね・・・こういったテープがあるから、ミックステープ掘りは止められません(^0^)

 なお、今回紹介したミックステープは、Tape Kingzのテープが高値傾向なので結構入手するのは大変ですが、聞こうと思えばネットに簡単に音源はアップされていますので、探してみてね!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Mister Cee 「The Best of Notorious B.I.G.」
Genre : HipHop、R&B、Reggae・・・
Release : 1995年
Lebel : Tape Kingz No Number


Notice : Bad Boyのミックステープについて

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 作品紹介でも触れましたが、ビギーが所属していたレーベル「Bad Boy」は、オーナーのパフィーさんの戦略によって大成功したレーベルとして有名で、ビギーも当然ながらパフィーの手腕があったから、ここまでメジャーになったんだと思います。
 まあ、ビギーの実力があれば、パフィーの力を借りなくても・・・なんて話は当時からあったと記憶していますが、やっぱりビギーの色々な良さを見抜いた上で、当時の音楽業界の流れやニーズを理解してマッシブな戦略をたてたパフィーの功績は、やっぱり素晴らしいな~と思います。

 そんなパフィーさん、戦略の中で「ストリート向けプロモーション」は、どこの誰よりも力をいれていた印象はあり、ある意味で「ヒット曲はストリートから生まれる」ことを信念にしたように思えます。

 その信念の一つが、これらのミックステープになるかな~と思います。

 これは、Bad Boy公認のミックステープで、Bad Boyやパフィー関連の楽曲をNYの有名DJ(Stretch Armstrongなど)に依頼して作ってもらったとされるミックステープで、Bad Boyをストリートに売り出す際に活用していたというものになります。
 写真では、3だけ2本(ジャケ違い)となっていますが、第4弾まで作成され、それなりに人気だったミックステープになります・・・久しぶりに自宅掘りをして発掘しましたが、なかなか良かったですよ(^0^)

 なお、以下は蛇足ですが、この紹介にあたり、昔は持ってたけど、売ってしまったビギーの12inchを買い戻しするために色々なユニオンを回りました・・・なんか、この辺の12も、少しづつ相場が上がってきていますね~
 昔の感覚(00年代前半?)だと、だいたいが100円箱で買えるというイメージだったけど、LPの相当なバブルの余波か、こういった12も少し色がついていた印象があります??
 あと、同じ話だと、Mister Ceeのフリースタイルの12も、昔は100円で買えるというイメージだけど、今は結構なレア盤みたいっすね・・・どこも売ってなかった(^^;)





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<独り言>

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 写真にすると分かりづらいっすね・・・お正月の「暇つぶし」話です(^^;)

 今年の年末年始のお休みは、カレンダーがよかったからか、結構な日数を休め、レコ屋を回ったり、実家に帰ったり、知り合いと遊んだり・・・と羽を伸ばせた冬休みとなりました!
 
 ただ、後半も後半(1月4日~5日)になると、意外とやることがなく、かつ、ブログを書く気になれなかった(汗)ので、約10年ぶりに「大人の工作」を実施してみました!

 何を工作したかというと・・・古いヘッドフォンを改造して「片耳ヘッドフォン・ハンドスティックなし」を作ってみました!

 写真は、10年以上前に買って、5~6年前までは日常のミックステープのリスニング用に利用していたソニーのDJ用ヘッドフォン「MDR-Z700DJ」を元に作った片耳です・・・う~ん、写真にすると分かりづらいや(^^;)

 まず、前振りの話として、このヘッドフォンについて説明しておきましょう・・・

 このSonyのヘッドフォン、00年代にDJ用として大ヒットしたヘッドフォンで、私は音の良さから、どちらかというとミックステープを聞くために長年利用していました・・・

 ただ、5~6年前より、まじめに仕事をするようになり(笑)、仕事用のカバンに入らないことから必然的に利用しなくなり、家の自宅DJでもズーっと使っていなかったので、適当なところに置きっぱなしになり・・・気づいたらボロボロになっていました・・・
 一部のプラスチックはひび割れたことから頭に装着するのは難しくなり、耳あての合皮部分もボロボロに・・・年末の大掃除で発見したのですが、なんか、このヘッドフォン君には「寂しい思いにしてごめん」と素直に反省してしまいました・・・

 そして、このままでは可哀そうだな~と思って考えた結果、約10年ぶりに「工作魂」が復活しました(^0^)

 私は、00年代はこのヘッドフォンを死ぬほど愛用しており、どうしても日常使いの毎日で2~3年で壊れてしまうので、すぐに新品に交換していました・・・
 ただ、壊れたヘッドフォンは、大半が頭を挟むプラスチックの部分が折れてしまったことが原因なので、使おうと思えば音は聞こえるんですね・・・
 なので、2009年ごろ、壊れてないところを改造して「片耳ヘッドフォン」を作ったことがあります。

 今回は、その記憶と根性を蘇らせ、少しの暇つぶしのために改造を行ってみました・・・


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 「片耳ヘッドフォン」って分かりますかね・・・

 これは、本来は右と左の2つ聞く部分があるヘッドフォンを「1つだけ」にしたもので、DJしか使わない仕様のヘッドフォンになります。
 つまり、次にプレイする曲をヘッドフォンで聞きながら、今プレイしている曲とBPMを合わせる時に便利な仕様がこの片耳になります・・・

 このタイプ、70年代のプレDisco時代、NYのダンス系DJの一部が使っていた(それこそNicky Sianoなど)ようで、結果的にハンドスティックがあった方が便利なので、段々とハンドスティック型が普及した経過があります。
 まあ、このハンドスティック型も相当使う人は今となっては相当少なく、今ではHouse系のDJの一部だけが使っており、ハンドスティックなしだと皆無に近いっすかね・・・日本だと、ある時期だけ「DJ Hasebe」さんが使っていた記憶はあります・・・

 ただ、自宅でDJしていると、ハンドスティック型って置き場所に困るなぁと思っていました・・・

 あれはあれで、結構大きいので、意外と面倒です・・・

 そのため、今回、古びたヘッドフォン君と目が合った瞬間に「スティックなしの片耳にしちゃおう!」と思いついた次第です・・・これなら場所を取らないですね!!

 実際の工作は、10年前の全工程の最初の最初だけを転用すれば簡単に作れるだろうと思い、思い付きで作業を開始したらドンピシャで、作業時間1時間程度で完成です・・・
 一番時間がかかったのは、ボロボロで汗を吸いまくって汚れていた「耳当て」をお湯で手洗いして、ボロボロになっていた合皮部分を全部はがしたことでした・・・中身の改造は15分もあればOKでした!


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 これで、我が家のヘッドフォンは「片耳3兄弟」になりました・・・

 スティックなしが使いやすいかどうかは微妙(笑)ですが、暫くは3男の「なし君」を使っていこうと思います・・・

 なお、作り方は「Best Kept Secret」です・・・メーカー品の改造なので、教えるのは色々とハードルが高いです(^^;)

 どうしても気になる方は、2009年にアップした以下の記事を参照にDIYしてみてくださいね~


作ってみよう「片耳ヘッドフォン(Stick Headphone)」



 そんなわけで、今週はこんなもんで・・・

 これから春まで仕事的に苦行の連続の予定なので、2週間、いや場合によってはそれ以上の更新ペースになることはゴメンナサイ・・・

 では、また次回です!!






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今年も1年、ありがとうございました!(2019年 MTT大賞の発表)
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 え~、流石にコレを書かないと、無事に年を越せないような気がしたので、なんと2日連続の更新です(^0^)

 今年は、通年を通してブログ活動が殆ど出来なかったですが、新譜ミックス等はそれなりに購入していたので、大賞の紹介です・・・

 このヤル気が、今年の日々の更新でも出したかったですね・・・すみません(^^;)



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<2019年 Mixtape Troopers大賞>

 まず、ブログを初めて読まれた方もいるかもしれませんので、この「Mixtape Troopers大賞」について紹介しておきますね~

 この大賞は、私がその年に購入したミックス作品の中で「これは良かった!」と思った作品に贈られる一方的な賞になります。

 まあ、実のところ凄い新譜ミックスを追っているわけでもないし、それ以上に、実際に作品を買ってもあまり聞けてないので・・・信憑性のない「私からの一方的なありがとう賞」と考えていただければ幸いです(^^;)
 
 なお、過去の受賞作は以下の通りです~

●MTT大賞 歴代の受賞作品
2009年 DJ 吉沢dynamite.jp 「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」
2010年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2011年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2012年 関口紘嗣 「Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」
2013年 Ultimate 4th 「Rubber Funk」
2014年 Grooveman Spot 「Historical Taboo」
2015年 Danny Krivit 「Mr.K Salsoul」
2016年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2017年 DJ Krutch 「N-Unstoppable」(奨励賞)
2018年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)


 では、今年の発表です・・・

 今年も「該当作品なし」です・・・


 一時期と比べると、リリース量は少なくなってきたものの、今年は内容の良い作品が多かっただけに、候補は色々とあったのですが・・・もう、私のせいで、作品紹介の手配をする余裕がありませんでした(涙)

 普段は、朝の通勤とかで聞いているのですが、なんでしょう、会社に行ったらスグ仕事=そのため、気分的に余裕がなく、あまり通勤電車で聞いてないのが現状です・・・
 ただ、お休みの日の家で、ボンヤリと朝ご飯を食べている時や、数少ないブログ作業をしている時に、何となく聞いてて「いいなぁ~」と思う作品が多く、それなりに楽しませて頂いたかな~とは思っています。

 そんなわけで、今年もノミネートのみですが、気に入っている作品を中心に紹介しますね~



(1)「DJ MUROさんの作品」

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 まず、今年は我らのMUROさんから紹介です!

 昨年よりTFMでのラジオ番組(最高ですね!)が始まったこともあり、プライベートプレスのミックスは激減してしまいましたが、オフィシャル作品で8作品をリリースですよ・・・これは素晴らしいことだと思います!!
 そもそも、フィジカルでCDをリリースするのが難しい中で、レコード会社やアーティストの理解を得て、こうしてミックス作品等を精力的にリリースされている姿は、ほんと尊敬に値します!!
 
 なので、今年もMUROマラソンは続行です・・・今年もいい作品が多かったですね!

 個人的には、まず、「Diggin' Heat 2019」ですね・・・実は、これが大賞候補で、最高でした!!
 全体的にホッコリとしたグルーブで統一しつつ、割と定番と知らない曲を混ぜてくる感じが素晴らしいかった・・・個人的にはThink Twiceを、2005年にリリースしたリミックス(リエディット?)盤をプレイしてくる辺りに堀りの深さを感じ、ついその盤を買ってしまいました!

 あと、DJミックスはなく、選曲のみの「Motown Disco」も良かったです・・・HeatのThink Twiceと同じ近年発表リエディットを選曲だったり、MUROクラシックの選曲(Treat Her Like A Lady!)もあり、聞いててノリノリでした!
 また、共演もしたT-Grooveさん(最近のご活躍、素晴らしいです!)の選曲も含め、「あっ、この曲、こんなカッコよかったの?」や「こんな曲あったの?」の連発で、私の中でMotown掘りが始まったのも嬉しいやら、悲しいやらです!

 MUROさん、来年は50歳の大台へ・・・これからも元気にDJをし続けて欲しいな~

 あと、あと・・・達郎さんのミックスをオフィシャルで作れるのは、MUROさんだけだと信じていますよ!!

 なお、MURO作品リストも更新しておきましたので、よろしかったらどうぞ・・・私のカウントでは、テープ時代からのミックス系作品の作品数は289作品、もう世界の至宝です!

・DJ MURO Mix CD リスト

・DJ MURO Mix Tape リスト



(2)「やる夫(ビート会議) / Another Diggin' Ice」

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 そして、実質的に2位だったのは、やる夫さんの渾身の1枚でした!

 あのDJ MUROさんの大名作「Diggin' Ice」を、和物楽曲でオマージュしたキラーな1枚で、なんとMUROさんも公認な作品でした・・・
 これは、話題の作品だったので買われた方も多いかも・・・なかなかな力作でしたね!

 たた、正直な気持ちを書くと「もうちょい、もうちょいだよ・・・」でした・・・

 ほんと、夏の時期のリラックスタイムに聞かせていただき、その独特なチルなグルーブが素晴らしかったのですが、「ミックス作品」と考えると、もうちょっと「ストーリー性」が欲しかったかな?
 それは、私がDiggin' Iceを聞きすぎていたのがイケないのかもしれないですが、全体の選曲の流れに「パンチライン~ピークタイム」が少なく、チルなBGMになってしまった感じがあったんですよね・・・
 う~ん、これは個人の好みの話なので、ここまでにしますね・・・どうやら、Diggin' Iceという言葉に過剰反応をしちゃった私がイケないんだろうな・・・

 ただ、選曲の中でも、ニヤッとする相当マニアックな選曲や仕掛け(それこそ、ジャケネタが邦盤オンリーのByrne & Barnesの時点で優勝です!)があったり、流石なんですよね・・・
 
 来年も、いろいろとリリースされるようなので、是非、頑張って欲しいです!!

 それこそ、そろそろメジャーもどうでしょう・・・期待してますよ(^0^)



(3)「DJ吉沢dynamite.jp / DYNAMITE 国産 DANCE CLASSICS Vol.02」

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 そして、和物の大御所と言えば吉沢さんですが、今年の新作も素晴らしかったです(^0^)

 昨年から続いているダンサンブルな和物ミックスの第2弾がリリースされ、テーマの「Breezin' Funk」が最高に気持ちよい作品となっております!

 毎年、これは書いてますが、吉沢さんのように「和物で躍らす」ことが出来るDJは少なく、今回の作品はその力量が発揮した作品かと思います・・・
 なんでしょう、聞いてて自然と体が動くんですよね・・・これは、出来るようでなかなかできない技です!

 そして、ここで重要なのが「そもそも躍らすことをそこまで考えていない和物で躍らすこと」を念頭にしたDJです!

 これを具現化するのが「優れたDJ」ですよね・・・今の吉沢さんが、全国の現場をロックしている姿を見ると、素直にうなづけます!

 吉沢さん、そろそろオフィシャルで「杏里」が聞きたいです・・・吉沢さんだったら、絶対に出来ますよ!!



(4)「DJ Koco aka Shimokita / Classic Salsoul」

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 ミックス作品としてのノミネートの最後は、今や日本を代表するDJの一人となったKocoさんによるSalsoulミックス・・・悪いわけがないでしょ!!

 Salsoulが好きな私としては待望の一枚で、この作品も何度も聞かさせていただきました!

 作品としてはKocoさんらしく「ブレイク」を意識した選曲とミックスで、HipHopライクでガシガシと進む感じが気持ちよく・・・改めて「Salsoulのブレイクのカッコよさ」を痛感させていただきました(^0^)
 個人的には「Inner Life / I Like It Like That」のイントロ付近の2枚使いが最高だ・・・2枚使いでグルーブをアナザーレベルに上げていくのは素晴らしすぎます(^0^)

 なんか、これは無理な話かもしれないですが、オフィシャルのミックス作品として、Ultimate Breaks & Beatsの楽曲のみの作品をKocoさんには作って欲しいな・・・

 いや、無理じゃないよ・・・全世界のUBBを愛したDJ達が、Kocoさんのプレイを絶賛してるんだから!!
 


(5)頂いたミックス作品等について

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 今年は、嬉しいことに、いろいろな方からミックス作品等を頂ける機会があり、物凄く刺激を受けていました(^0^)

 まず、今年がDJ活動20周年とあり、自身のバックボーンである「歌モノ」のクラシック曲にフォーカスをした「DJ Yoshifumi(ヨシフミ)」さんの「Klassix」シリーズは、完成の度にサンプルを頂き、感謝感激です!

 Yoshifumiさんの選曲、また、力を込めて作品を作っている姿を見ていると、ほんと「DJ」が好きなんだな~と感じてしまいます・・・
 それは、選曲の幅や深さ、グルーブの出し方などに加え、聞いててDJや音楽に対する「優しさ」や「愛」を感じるんですよ・・・これが素晴らしいです(^0^)

 ほんと、お仕事も忙しいのに、マッシブな作品作りに頭が下がります・・・これからも頑張ってくださいね!

 そして、ここ数年、10月の「CASSETTE STORE DAY」に合わせて、テープの新作をリリースされている「Takuchi(タクチ)」さんからも、新作2本を頂きました!
 今年は、1本はブラジル産HipHop(バイレファンキ)の続編と、もう1本は諸外国のネット音源をミックスしたドープな作品・・・流石ですね!

 ネット音源系というか、VAPORWAVEの盛り上がりは半端なく、テープ市場をにぎわせていますね・・・Takuchiさんも、コレ系を掘られてて、気合入ってるな~と思っています(^0^)
 なお、会社の一回り違う子が、コレ系の音源にハマりかけていることが分かり、少し心配になっています・・・テープは手を出しちゃだめだよ(笑)

 あと、頼れるレゲエ系ライターであるソロバンさん経由で頂戴した、大阪のレゲエサウンド「SOUND Resistance(サウンド・レジスタンス)」のMom-Pさんによる和物ミックスにもヤラれました!!

 これは、相当な手売りレベルで、なかなか聞くことができない代物ですが、00年代~10年代の和物にフォーカスをした作品で、素直に「いい選曲だ・・・最高じゃん!」と思った作品です。
 それは、この時代の和物楽曲の良さを見抜いた点、そして、それがレゲエ視点で選曲とミックスをされている点が大変気持ちよく、気づいたら携帯に音源を入れて、遅い時間の帰宅電車の中で聞いていました(^0^)

 Mom-Pさん、是非これからも頑張ってくださいね・・・そして、ソロバンさんも頑張ってください!!

 そして、最後は御礼と激励を込めて・・・

 川口のリアルヒップホッパーである「Masaki on the Mic(マサキ、オン、ザ、マイク)」さんからは、びっくりなプレゼントを頂きましたね・・・
 それは、自分の新作テープ作品(!)に合わせて、私のために見本テープを作ってくださり、それを下北のテープセールに合わせて進呈してくださった・・・という、最高にヒップホッパーなプレゼントを頂戴しました!
 それも、1月にもらったのは、某日本語ラップアーティストのアドバンステープをサンプリングしたデフ仕様・・・やっぱり、マサキさんは最高だな~

 ただ、そんなマサキさん、ここ最近、体調を崩されていたようで、しばらく活動をスローダウンしておられます・・・

 これが激励になるかな・・・また、テープセールに並んで、開店待ちでコーヒーを飲みましょう!!

 ゆっくりと、ゆっくりと・・・みんな、笑っているマサキさんを待っていますよ!!

<関連リンク>
DJ Yoshifumiさん インスタ
・Takuchiさん インスタ
Mom-Pさん インスタ
マサキさん Twitter




(6)音楽関連の本について

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 最後は、ミックス作品ではないですが、下の独り言に続けるためのノミネート(?)です。

 これまでも、ちょくちょくと音楽関連の本について紹介をしていましたが、個人的には今年は良い本に巡り合えたな~と思っています。

 まず、7月に発刊された「若杉実 / ダンスの時代」ですね・・・これは、力作で、これを大賞にしても良いぐらいの本でした!

 若杉さんは音楽ジャーナリストとして有名で、過去には「渋谷系」「東京レコ屋ヒストリー」などの名著を執筆された方ですね・・・この本も大変すばらしかったです!
 内容的には、日本における「音楽とダンス」の変遷を、丁寧で分かりやすくまとめていて、音楽の発展の影に「ダンス」があることを明確に示した一冊になっています。
 もう、読んでいて「ダンスフロアーの匂い」がするんですよね・・・若杉さんが、きっとあのフロアーの匂いを知っているからこその一冊です!

 そして、これは買われた方も多いでしょう「ソーレン・ベイカー / ギャングスター・ラップの歴史」ですね・・・まだ、読んでいる途中ですが、これも大変すばらしい内容です!!

 こちらは、海外の翻訳になりますが、HipHopの歴史において、あまり整理されてこなかったギャングスター・ラップの流れを、年代を追って分かりやすく、深く紹介しており、HipHopがお好きな方なら、必読な一冊となっています。
 内容的には、時代の背景やリリックの意味の紹介が秀逸で、ほんと勉強になります・・・もう、思わずIce Cubeのテープを買ってしまう(笑)ぐらい、影響を受け始めています!

 んで、最後は、大きく脱線して、個人的に残念な話を・・・

 本を読むときは、だいたい休日に風呂屋へ行って、その帰りに家の近くのサイゼリアに行き、白ワインを飲みながらリラックスして本を読んでいたんですね・・・
 ただ、そのサイゼが閉店・・・私は、これから、どこで本を読んだらいいんでしょう・・・(^^;)





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 今年のMTT大賞はいかがだったでしょうか?

 今回はそこまで深い内容ではないですが、皆さんのディグ活動の参考にしていただければ、幸いです・・・

 そして、来年に向けて、ちょっと大切なお話を・・・それは、この写真について、です・・・


 Mixtape Troopersは、2019年をもって「クラブで踊ること」を引退します。


 突然で申し訳ないです・・・会社やら、プライベートやらで色々とあり、この決断に至りました・・・

 本当は、体と心が元気な限り、クラブで踊り続けたかったけど・・・40近くになると、様々なリスクがあるんですね・・・
 また、今年も、気づいたら1回しか行けなかったのも大きいかも・・・もう、クラブに踊りにいく時間がを作るのが難しくなってしまいました・・・

 そこで、中途半端でいるよりは、スパッと決断をした方が良いと思い、この決断に至りました・・・クラブレポートを楽しみにしていた方には申し訳ないです・・・

 ただ、今まで、クラブで踊ってきたことで、様々なことを得ました・・・

 この場で言葉にするのは難しいぐらい、多くのことを得ました・・・


 最後に、お世話になったダンスフロアーにお礼を言いたかったけど、こういう別れもありなのかな・・・もう、このダンス用のズボンは履かないのかな・・・

 今まで、ほんと、ありがとうございました!!




 そんなわけで、最後は突然の告白でした・・・

 ただ、この決断に至った理由の一つは、私が「Mixtape Troopers」であり続けるため、だったりします。

 なかなか、仕事等がアレで、ブログに時間がかけられないけど、私のヤル気がある限りは、絶対に「Mixtape Troopers」は続けたいと思います!


 来年は、いろいろなことで頑張るよ・・・ブログも、仕事も、プライベートも・・・

 なんか、最後はシンミリしちゃったね(^^;)  念のためですが、私は全然元気だからね~(^0^)

 ではでは、来年もよろしくお願いいたします!!







竹内朋康&DJ Kent 「Phunk Inc Live Mix」
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 え~、気づいたら1か月ぐらい無更新でしたね・・・すみませんでした~

 仕事やプライベートが忙しく、なかなかブログには手が出せずでした・・・う~ん、どちらも忙しいのは嬉しいことではありますが、落ち着いてブログを書く時間が作れない状況です・・・

 ただ、年を超える前に1本ぐらいは紹介したいと思い、一念発起してみました・・・一応、研究の成果シリーズ(?)です・・・


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 今回は、00年代前半に良質ブレイクビーツやカットアップを精力的にリリースしていたレーベル「Delic Records(デリック レコーズ)」の作品で、同レーベルがリリースした最初のテープ作品をご紹介します!!

 まず、私と同世代の方なら、このロゴを見て「あっ、12inch買ったよ!」とか「ミックステープ大好きだった!」と思う方が多いのではないでしょうか・・・

 それこそ、私もAbnormal Yellow Band(AYB Force)の12inchをDMRの店頭で発見し、視聴したら直撃で、それからリリースされた12inchは積極的に購入させていただきました・・・
 どの曲も、HipHopらしい太いドラムブレイクで、ファンキーかつ印象的な上ネタで構成されたブレイクビーツ~カットアップになっており、いわゆる「現場で使える曲」が多く、おのずとミックステープなんかで使われることが多かったですね!

 また、Delicと言えば「ミックステープ」を精力的にリリースされていたことも重要で、やっぱりUlticut Upsやその関係者の強力なミックス作品を紹介していた点は非常に重要かと思います・・・

 私自身、AYBの12inchを買ったことで、AYB周辺が気になり、そこからUlticut Upsのミックステープを聞いたら速攻で撃沈し、ミックステープ掘りを加速させてくれたましたね・・・
 やっぱり、内容が良い作品が多いのがポイントで、レコ屋さんでも割と強くプッシュしてくれてたので、ミックステープを手に取ったことがある方も多いのではないでしょうか・・・

 また、このレーベルが面白いのは、Ulticut以外にも長田定男さん黒田大介さんといったレアグルーブ~Deep Funk系の作品を出してるんですよね・・・
 いい意味で、クラブでしか起こらない「ごった煮感」があり、ジャンルの壁を作らず、よい音楽を発信していた姿勢があったのも大きいですね・・・


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 そんなDelicさんですが、ミックステープを収集する立場からすると、なかなかテープをフルコンプできず、全容が掴めないレーベルでした・・・

 売れていたUlticut関連は手に入りやすいですが、カタログとして並べると埋まらない穴のテープが多かったり、発番の内容がタイトルによって微妙に違うことがあったりと、なかなか大変です・・・

 発番って、テープを集める立場とするとかなり重要で、そのレーベルがリリースしたテープを「集めるためのガイド」になります・・・

 それこそ、ミックステープってDiscogsにまともに掲載されていないので、自分で「どんなテープがリリースされていたか」を調べたり、整理する必要があるのですね・・・
 そのため、発番から「作品リスト」を作って、自分が持っていないテープを把握し、収集活動に反映させるわけです・・・先日のKomoriさんの記事で紹介したSugar BitzとUndapropのテープはまさにそうでしたね・・・

 このような背景があり、Delicさんのテープも、かなり前からリストを作ってはいたものの、謎なところが多すぎ(すみません・・・)で、リスト作りが難航していました・・・
 それこそ、12inchでリリースした番号と同じ番号がミックステープで使われていたり、なかなか埋まらない穴があったり、全容を掴むのが大変なレーベルでした・・・

 ただ、この度、何とか全容が掴めるレベルまでテープが揃ったので、紹介に至りました・・・

 まだ、写真の右上のテープがない部分(008)が未確定ですが、だいたい、写真のような約30本がリリースされていました・・・未確定部分はリリースが「ない」説もあり、まだまだ謎が多いです・・・
 
 ただ、どのテープも内容は良く、今回の作品紹介では、Delicさんのことを紹介をしながら、この竹内さんとKentさんのスプリット作品を紹介したいと思います~


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 この作品は、Delicさんの初リリース作品となるようで、2000年前後に同レーベルのオーナーさんが青山Faiで開催していたらしいパーティー「Phunk Inc」を題材にした作品になります。
 一応、Phunk Inc Live Mixは、第4弾まで作られており、第4弾では、あのDJ Crystalさんが担当するなど、ド渋な人選にヤラれますね・・・

 そして、今回のテープでは、このパーティーに参加をしていた元SUPER BUTTER DOGの「竹内朋康(たけうち ともやす)」さんと、四街道ネイチャーの「DJ Kent(ケント)」さんがDJミックスを担当していて・・・なかなか豪華な2DJです!

 まず、Kentさんは、盟友のKZAさんと共にミックステープをボチボチ出していて、お好きな方は多いですよね・・・
 私のブログを探してみたら、意外とKentさんを単体で紹介したことがなかったようです・・・こんど、ちゃんと紹介しますね!!

 そして、竹内さんのミックスは結構貴重かもしれないですね・・・もしかしたら、「えっ、竹内さんのテープがあったの?」と驚く方も多いかと思います。
 竹内さん自身、Funkを基調としながらも、様々な音楽をプレイできるミュージシャンで、それこそライムスターのMummy-Dさんとのユニット「マボロシ」のように、音楽に壁のないお方だと思っています・・・
 そういった背景があるので、昔からDJ活動もされていて、現在もミュージシャンとDJを同じ目線でこなしている・・・ある意味で「音楽人」として頼もしく活動をされています!!

 ただ、このお二方が一つのテープに収まるのは、考え方によっては「意外も意外」で、音楽好きが集まる「クラブ」を象徴するテープなのかな~と思っています。

 そして、内容も、どこか同じようなグルーブになっており、かなりお勧めな作品となっております!

 作品としては、様々なジャンルがプレイされているのですが、個人的には「ブレイクビーツ」というのでしょうか、HouseまでBPMがいかないダンスミュージックが基調となり、聞いてて気持ちよく、思わず何度も聞いてしまいました・・・

 例えば、竹内さんのミックスでは、当時の人気Jazzyブレイクビーツである「Pablo / Supersweet」を選曲しつつ、ブレイクビーツ~Depp Funk路線の「Kenny Dope / Can You Handle It」を選曲しています・・・
 また、Kentさんのミックスでは、個人的にもクラシックな「Dev Large / Dead Funky President」からスタートし、後半ではHouseの匂いのするブレイクビーツとして「Nuyorican Soul / Mind Fluid」を選曲していますね・・・

 両者とも超一級の音楽人だけに、一筋縄にいかない選曲です・・・実は割と2000年ぐらいの新譜で固めているけど、20年たった今聞いても古さを感じさせないのが、流石ですね・・・

 それもこれも、両者とも、選曲のどこかに「Funk=黒さ」があるですね・・・これが最大の肝だと思います!!

 それは、このテープが「Phunk Inc」という「パーティー」があったからだと思います・・・

 クラブでのパーティーって、やっぱり「人と人との繋がり」で成立してて、その繋がりは「好きな音楽」が橋渡しになっているんでしょうね・・・
 このイベントがどのような音楽を中心にプレイされていたかは分からないのですが、結果的に「Funk」を根幹にした音楽を求めてパーティーが成立したのかな~と思っています。

 また、リリース元の「Delic Records」まで考えると、この「Funk=黒さ」、さらには「ごった煮感」がこのレーベルの魅力で、そのセンスがこのテープにも生かされているな、と思ったりします。

 少し脱線しますが、ミックステープを専門的に出していたレーベルに共通するのは、そのレーベルのオーナーの「センス」が重要で、結果的に色々なDJが作品を出していても、その「センス」で統一されています・・・

 それこそ、Sgroove Smooveさんの「Ke.T Drive(4DJ's Records)」DJ Kayaさんの「Oh! Tape Joint」はまさにそうで、別のDJが作品を出しても、どこか同じ「センス」「グルーブ」があったりします・・・
 それは、リリースをするかどうかの判断が、そのオーナーさんの判断だったりするので、おのずと「自分が求めるセンスやグルーブ」になるのでしょう・・・また、同じ穴のムジナじゃないですが、センスが近い人がおのずと自分の周りに集まってくるのもポイントかもしれないですね・・・

 Delicさんに話を戻すと、Cut Up系の作品をリリースされているので、まるでDouble Dee & SteinskiのLessonシリーズのように、いろいろな曲を切り貼りして一つの曲を作っているような、それこそ「ごった煮」感が肝なんだと思います・・・

 いろいろな方向性の作品をリリースしてるけど、一つにすると「どこか味がまとまっている」感じがします・・・それこそ「Funk=黒さ」があるミックス作品が多く、これは大きな魅力ですね・・・
 また、このレーベルしかない「謎」な部分も、その味を深めてくれ、どこかクラブミュージックの魅力がスパイスされています・・・



 作品の中身の部分は上手くまとまらなかったですが、Delicさんからのテープらしく、オールジャンルミックスがお好きな方なら反応する作品かと思います!
 この第1弾は割と手に入りやすいので、気になる方は探してみてね・・・
 
 なお、今回の記事を作ってて、Delic Recordsさんのことを調べていたら、つい先日、Double Dee & Steinskiとディールして、最近リリースされたLesson 4を国内で販売していた(!)ことに、大きな衝撃を受けました・・・(^0^)



<Release Date>
Artists / Title : 竹内朋康&DJ Kent 「Phunk Inc Live Mix」
Genre : Breakbeats、HipHop、House、RareGroove、Funk・・・・
Release : 2000年ごろ
Lebel : Delic Records DCT-001




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<独り言>

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 この時期の独り言といえば、ユニオンのセールに参戦した話ですかね・・・

 結論からいくと、殆ど行けてないです(^^;)

 レコ屋自体もあまり行けてなくて、セールの数日後、会社帰りに寄ったり、休みの日の合間に行ったり・・・最近、掘り活動も停滞気味でした(^^;)
 ただ、今期のセールは喉から手が出るほど欲しいのが出なかったので、それはそれでよかったのかな・・・まあ、最近、ミックステープのセールが無いのは寂しいですが・・・

 でも、レコ堀りの勘(かん)をキープするために1回ぐらいはセールに行こうと思っていたので、12月8日(日)に新宿ユニオンのソウル&ダンス館で行われたDiscoのセールには参戦してきましたよ~

● 12/8(日) DISCO & BOOGIE 廃盤12"セール!!


 この日は、トップ級で欲しかったのは無かったけど、リストレベルで欲しいのが多く、細かいのを狙いに参戦でした・・・それ以上に、恐ろしいほどの出物が充実していたので、久々に熱いセールになるんだろうな~と思い、その熱さを期待してた部分もありました!

 んで、当日は9時20分ごろにお店についたら、既に3名が並んでおられる・・・トップには、よくDiscoのセールでお会いする大先輩がかなり早い時間から並ばれてたようで、ああ、これはヤバいことになりそうだ、と素直に感じました。
 この日は、他のセール(R&Bやテクノ・ハウスのセールも同時開催)もあったので、他の方も狙いで来られた方もおり、10時前の整理券配布の時点では、約10人近くが並んでいました・・・これは鉄火場になるのか??

 そして、11時になり開戦・・・たまたまですが、DiscoとR&Bの棚が向かい合う感じになり、一瞬であのレコゾーンが鉄火場に・・・

 大急ぎで、Discoの棚を大捜索・・・

 久しぶりに人波と、その人の手をかき分けながらの堀り合戦・・・忘れていたアドレナリンがよみがえり、私の掘りにも力が入ります・・・

 おかげさまで、今回は壁掛け系のレコで狙ってたのは無かったので、最初っから棚狙いで掘り、狙ってたのはだいたい抜けました(^0^)

 今の私が言うのも変ですが、段々とDisco12inchの人気が高まってきているので、今回はホント人が多かった・・・

 いや、世間的な話も含めて、レコード人気が高まってきていますよね・・・今までレコードを買ってなかった方が興味を持ってもらい、レコードを買ってくれることは、素直に嬉しいです!

 今回、欲しいレコードを掘りに行ったのが目的ではあったけど、こうして「ディガーの熱」を感じられたのが、今の私への細やかなプレゼントだったかもしれないですね・・・



 そんなわけで、今週はここまで・・・MTT大賞の記事はどうしましょうか??

 う~ん、これは守りたい年間行事(?)なので、正月休みのどこかのタイミングで紹介しますね・・・ただ、新しいミックス作品も、全然聞けてないので、あまり期待しないでね(^^;)




DJ Komori 「Monthly Fruits Vol.01 - 1999/07」
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 また、サボリ進行な更新になりましたが、今回はやっとコンプしたテープがあるので、気合で更新です!

 ミックステープ研究家(?)として、まじめな更新ですよ~


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 今回は、あのDJ Komoriさんが1999年~2006年までに毎月一本紹介していたマンスリー・ミックステープ「Monthly Fruits」を紹介します!!

 まず、私事で恐縮ですが、このマンスリーシリーズ・全85本を、この度、全てコンプリートすることができました!!

 いやいや、このシリーズ、コンプするのが凄く大変でしたよ・・・

 本数が多いことのもさることながら、いわゆる「新譜テープ」という、ある意味で特殊なテープなので、意外と市場に流れてこない傾向にあり、特に1999年~2000年ぐらいの初期タイトルを収集するのが大変でした・・・

 新譜テープはリスナーにとっては「新しい曲を聞ければよい=役目を終えたら、もう聞かない」というニーズの元に販売されていたので、ある意味で「消費的」な存在でした・・・そうなると、正直、収集するのが結構大変でした・・・

 なお、そういった消費的な側面を支えるため、定価は800円前後と安くなっており、そのため、外観は簡素になっていました・・・コモさんのシリーズは、ポリエステル素材の簡易ケースで販売されており、その分、値段が抑えられていたようです・・・
 ただ、マニアックな話ですが、他のミックスシリーズは海外発注なのに、このマンスリーは納期の関係からか、国内プレスなので、音が結構良い(キーキーテープではない)のがポイントです・・・


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 そして、このマンスリー、全て揃えたことから、このマンスリーを深堀りしてみると、いろいろなことが分かりました!
 大きく分けると、次の2点がうまく整理できました!

  ①Komoriさんのマンスリーの概要
  ②発売レーベルにあたるUndapropsとSugarbitzの発売型番

 
 ①は既に公開済みでしたが、②は初公開ですね・・・

 発売レーベルからのリリース情報が無い中で、コモさんのテープが揃ったこと、さらに両レーベルの他の作品をほぼ収集できたことで、この両レーベルの「型番」の全容が掴むこと出来ました・・・

 まず、ザクっとした話からすると、1997年~8年ごろ、渋谷にあった洋服店「Group In The Dark」を母体に、同洋服店のオーナー(?)でもあるDJ S@Sさんが中心となって作られたのがUndapropsになり、その後、関連レーベルみたいな形で1999年ごろよりSugarbitzが立ち上げられ、両方のレーベルが、リリース的には分かりづらい関係性(?)を持ちながら、2006年ぐらいまでミックステープを量産していました・・・
 両レーベルのリリース本数を合計すると、後期の未発番なタイトルを合わせても200本以上はあり、個人的には日本一のミックステープ・レーベルだと思っていました。

 ただ、この2つのレーベル、単独プレスのテープとにレーベルの型番が付けられているものの、今回紹介するKomoriさんのマンスリーと、HipHopを中心とたDJ Yoshioさんのマンスリーには、型番が印字されていない傾向があり、その型番リストを作ることが死ぬほど大変でした・・・

 マニアックな話ですが、Komoriさんであれば、名物シリーズである「R&Bシリーズ」はSugarbitzからなのに、今回紹介するマンスリーはUndapropsからになってたり、コモさんの他の人気シリーズ(Ocean Fruits、Sweetest Fruits)が、実はマンスリーの発番としてリリースされていたり・・・アンダーグラウンドな存在である「ミックステープ」を象徴するかの如く、難解なリリース発番になっていました。

 ただ、リリースされたテープを100%に近い形で集められたこと、ミックステープ愛があるからこそできる推測(笑)で、今回、前述した①と②が整理することができました。

 これらについては、下記のリンクページを新設&追加説明を行いましたので、テープコレクターの諸氏様は、気合で集めてくださいね~
 両レーベルの作品リストは、嫌がらせのような長さになっておりますよ・・・Discogsに反映させた方がよいのでしょうか??


● 「Undaprop Wreckordz」「Sugar Bitz」作品リスト

● DJ Komori 作品リスト


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 そして、コモさんのマンスリーですが、こうやって全部集まったので、安心して聞いてみると、流石「コモさん!」な内容で、新譜ミックスなのに「コモさんらしさ」が色々と爆発してて、最高でした・・・

 新譜ミックスって、90年代末から00年代前半の「アナログでのDJブーム」「ビルボードにもチャートインするHipHopやR&Bが人気」だった背景の中で、それらの曲の中で「これがイイ」をガイドしてくれる重要なアイテムであり、ミックステープ馬鹿としては、結構重要なテープだったと考えています。

 それこそ、DJ予備軍が勉強のために買ってたり、クラブに行き始めた方がクラブでプレイされる曲を覚えるためだったり・・・まあ、最新の曲を「流行り」として聞きたいから消費的に利用する側面もありましたが、その時の「これが旬(しゅん)」を推してくれる存在として、重要だったと思います・・・

 ただ、どうしても「新曲」というテーマがあるため、今後も残る「クラシック」が選曲できない部分は強く・・・正直、数年経過して聞くと「微妙」という印象しか残らず、現在のミックステープ業界では冷遇されている存在が「新譜ミックステープ」になるでしょうね・・・

 でも、でも・・・ミックステープを真摯に掘っていくと、これらのテープにも「熱」を感じてしまいます・・・

 それは、私としては「DJがこの曲を推したいという気持ち」が入っているかどうかで、これが「熱」なんだと思っています・・・
 
 そして、当然ながら、長くリリースし続けたコモさんのマンスリーにも、よく聞くと「熱」はしっかりとあり、コモさんらしさも含ませながら、素晴らしい作品と昇華されております!!

 
 ではでは、これらの良さは、第1弾を通して紹介したいと思います~


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 では、作品紹介です~

 この作品は、1999年7月にリリースされた第1弾で、シリーズ自体は、テープだと2006年7月の85まで、CDを含めると2007年9月の100までリリースされていました。
 コレだけの期間、毎月テープをリリースしていたことは、相当の意欲がないと出せないですよね・・・こういった点はホントにリスペクトです!!

 まず、第1弾は1999年の作品とあって、個人的には「懐かしいなぁ」という選曲になっていました。

 それこそ、大ヒットした「TLC / No Scrubs」のような誰でも口ずさめるヒット曲、「Whitney Houston / It's Not Right But It's Okay (Rodney Jerkins Smooth Mix)」のようなメジャーどころの隠れた良Remix曲、「Les Nubians / Makeda」のようなUK~EU系の歌モノなど・・・ほんとコモさんらしい「ブレてない幅広さ」が素晴らしいですね!
 
 うん、やっぱり「掘ってる匂い」がするんですよね・・・

 個人的には、Will Smithが主演した映画のOSTにひっそりと収録されていた、Nice&SmoothネタのGoodな歌モノ「Tatyana Ali / Getting Closer」にノックアウト・・・こんなOSTから発掘とは!
 今でこそ、こういったLPは評価されていますが、あの時代、こういったOSTはスルーでしょう・・・ただ、ある意味で全方位な姿勢で、最良な「歌」を選曲して、聞いてくれた人の「心を動かす=この新曲はイイ曲だ」という選曲は、コモリ選曲の神髄かもしれません!

 また、DJミックスも憎いです・・・

 例えば、「TLC / No Scrubs」であれば、物議をかもした大ヒット曲だったこともあり、速攻でリリースされたアンサーソング「Sporty Thieves / No Pigeons」を混ぜて、マスターミックスしたような曲(実質的にはA面のIntro)にしてプレイしています・・・
 やや深読みかもしれないですが、7月だと、No Scrubsがリリースされた4月より少し経過していた、つまり「新譜ではない」状況だったので、あえてこういったマスターミックスにして、聞いている人を掴むための選曲にしてたんでしょう・・・選曲的な評価になりましたが、DJミックスのアイデアが秀逸すぎます!

 また、「Les Nubians / Makeda」であれば、大ヒットしたDJ SpinnaのRemixを選曲していますが、この曲に繋ぐために、バレないように(?)、SpinnaのRemix歌モノを連続プレイしてて、これも上手い!
 これも選曲の素晴らしさも入りますが、その選曲を支えるための「さりげないグルーブミックス」が上手いですね・・・これもコモリさんらしく、派手なDJミックスはしないけど、しっかりとグルーブを繋げていくミックスは、この時期から完成されていたんだな~と思いました!


 
 というわけで、第一弾を通して、このMonthly Fruitsの良さを紹介してみました!

 さすがに、内容が新譜ミックスだけに、すべてのミックステープ・ラバーにお勧めはできないですが・・・このテープの価値観でもある「その時の最良の歌を伝える」点は、大変重要だと思います!
 ぜひ、テープ馬鹿の方は85本を揃えてみてくださいね・・・ちなみに、私はもう一つの大山である「DJ Yoshio」さんを揃えるため、奮闘をしております(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ Komori 「Monthly Fruits Vol.01 - 1999/07」
Genre : R&B・・・
Release : 1999年7月
Lebel : Undaprop Wreckordz UWT-024




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<独り言>

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 んっ、なぜウナギ・・・仕事の話で恐縮ですが、良い話なので、独り言です・・・(^0^)

 先週末、ブログの更新をすっ飛ばして、土日の休日出勤という形で、長野の某温泉に行ってきました・・・

 もちろん、仕事としての訪問で、会議も、宴会も、温泉も、中間管理職らしく、上も下も立てながら(?)の実作業・・・う~ん、疲れたなぁ~

 ただ、呼んでくれた地元の方とは仕事上の信頼が生まれたようです・・・

 以下、その話を、笑い話として紹介しておきますね・・・

 日曜の昼に仕事が終わり、その地元の方はきっと疲れていただろうから、地元の方から上げ膳で反省会に誘ってもらうのは気が引けたので、私はサッと引いて、一人で帰ることにしました・・・
 そして、やっと一人になれたので、名物のウナギがあることに気づき、なんとなく良い煙が漂っていたウナギ屋さんに何も考えずに一人で入店し、座敷席で一人反省会・・・もう、ウナギって美味しいね!

 取り急ぎ、ビール&ウナギで英気を養って、帰ろうかな~と思って楊枝を歯に当ててたら、お世話になった地元の方々が入店・・・おうっ、反省会はここだったのか(笑)
 私自身、特に真剣に調べずに、なんとなく「この店かな~」と思って入ったら、地元の人曰く「間違いない店」だったらしく、地元の方も仕事の疲れを癒すためにウナギだったそうです・・・この辺は、呑兵衛にしか理解できない「何か」があったんでしょうね(^0^)

 そんなわけで、電車が出るまで祝勝会に参加し、追加ビール&ウナギ・・・個人的には白焼きってあまり食べたことが無かったのですが、地元の方に進められて頂いた白焼きがうまいのなんの・・・もう、色々とベロベロになりました(^^;)
 そして、ギリでサヨナラをして、駅までダッシュし、お昼下がりの甲州路を一人用のワインを片手に帰りました・・・もう、長野って素敵!また行きたいなぁ~(^^;)
 
 ちなみに、新宿について、ベロンベロンなのにユニオンには行くという根性があったことも、念のため、報告です・・・(^0^)


 そんなわけで、もう12月です・・・

 今年は、仕事が結構忙しいので、ユニオンのセールは軽く攻めるぐらいになりそうです・・・Discoのセールに軽く並ぶぐらいかな・・・
 また、年末と言えばクラブ=踊りですが、これも行きたいのは行けなさそうです・・・DimiとSadarが12月には来るようですが、たぶん行けないかな??

 う~ん、40歳を目前になると、人生の岐路に差し掛かったのでしょうか・・・

 でも、ミックステープだけは、今回のコモさんのように、研究をして、皆さんに公表しないといけないことがまだまだ多いので、頑張りますよ!!

 では、また次回です!!





 
 
 
DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
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 3週間ぶりの登場です・・・ご心配をおかけしております(^^;)

 いやいや、仕事が結構忙しく、休日返上で馬車馬のように働いております・・・

 なので、あまりテープも聞けてない状況ですが、これ以上、サボり癖がつくとアレなので、家のストックからなぜか紹介してなかった作品を紹介です・・・

 今回は、先日の「コピーテープ」の記事で、テープを掘り返していたら発掘して紹介していないことに気づいたテープの紹介です~


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 今回は、北海道札幌を拠点に活動をするHipHop系DJ/Producerである「DJ TAMA(タマ)」さんのミックステープシリーズを紹介しますね!!

 言わずわずと知れた札幌を代表するラップグループ「S.P.C.」のメンバーで、活動歴も長い方ですが、まずはバイオから紹介しましょう!

 Tamaさんは、1992年ごろより札幌でDJ活動を開始し、まさに札幌のシーンを牽引したレジェンドだと思います。

 まず、活動の初期はあのB.I.G. JOEさんとユニットを組んでいたり、90年代末からはTamaさんと同じく札幌のレジェンドであるDJ Seijiさんと前述した「S.P.C.」を結成し、札幌の「日本語ラップ~HipHopシーン」を牽引した存在かと思います。

 特に「S.P.C.」は、メジャーデビューも果たし、札幌から全国に良質な日本語ラップを発信し、札幌が日本語ラップシーンに重要な都市であることを示した重要なクルーでしたよね・・・
 TamaさんはビートメイクとバックDJとしてこのクルーに参加しており、Seijiさん同様にバトルDJとしての実績もあることから、スキルフルな側面と、ストレートなHipHopを外さない姿勢は、全国のヘッズに響いていたかと思います。

 その一方で、クラブでのDJプレイも活動の大きな一つになっており、近年では札幌の大箱でレギュラーをするなど、クラブDJとしての実力もしっかりとあるお方です・・・
 今回、記事を書くのに色々と調べていたら、北海度なので、冬場の時期は、スキー&スノボ客が押し寄せるニセコでレギュラーがあるようで・・・北海度で根を下ろしながら、幅広い活動をされているDJだったようですね!

 そして、Tamaさんのスキルを全国に広めていた存在として、今回紹介するミックステープシリーズ「S.P.C Finest」が重要でしたね!!

 このシリーズは、いわゆる「新譜系ミックス」になるのですが、Tamaさんのミックスの上手さや、選曲の良さから、全国的に人気だった作品になります。

 どうしても、新譜ミックスとなると、最新の曲を「上手く紹介」することに比重がおかれる中で、TamaさんのバトルDJ的なDJスキルと、現場のDJの選曲感が上手く重なり、東京ではDMRやCiscoなどがプッシュしていた記憶があります。
 新譜系ミックスは、00年代前半になると、いかに最新の曲を知るかよりも、「その曲をどうやって上手く使うか」の方が重要になり、その辺を熟知してたレコード店では、数ある新譜系ミックスの中から「総合的に選曲が良いもの」をプッシュしていたように思えます・・・

 その意味ではTamaさんの作品を推すのは理解ができ、今回、普通に聞いても「ノレる」印象があり、結構聞いてしまいましたよ~

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 では、今回は、たまたま手にとった第9弾で紹介をしたいと思います・・・私が持っているテープの限りだと、これが最終リリースになるようです?
 
 第9弾は、2003年ごろにリリースをされた作品になり、写真を見ただけでも「なっ、懐かしい!」と思う方が多いでしょうか?
 それこそ、50CENTやSnoopといったメジャーHipHopから、Mary J. BligeのようなメジャーR&B、はたまたレゲエなどを巧みに選曲し、これを聞けば「最新のクラブでプレイされている曲は一目瞭然!」みたいな感じですね!

 ただ、全体の選曲やミックスに「ひとひねり」を入れてて、TamaさんのDJの根本的な上手さが感じられる内容になっています!

 それこそ、分かりやすいところだと、Mary Jは、写真のアルバムからのヒット曲「Mary J Blige / Ooh!」を選曲しますが、同曲の元ネタである「ED OG&Bulldogs / I Got To Have It」を軽く入れてからの選曲・・・
 それだけでなく、さりげなく女性ボーカルもので連続選曲している中でのコレなので、選曲の山谷があり、アクセントがあって上手いっすね!!

 また、写真のSnoopだと、非シングルカットの「Snoop Dogg / The One And Only」をBラスで選曲していますが、この曲のプロデュース.がDJ Premier大先生・・・
 私自身がそうなのかもしれないですが、割と新譜でHipHopの黒さが薄くなってるところで、最後の最後でプレミアですよ・・・そりゃー首を振るよね・・・こういう「分かってる」選曲も、Tamaさんらしさだと思います!

 その他にも、この時代の象徴にもなっている50Centであれば「50 Cent ft. Nate Dogg / 21 Questions」をセルフリミックス(ブレンドかも?)してたり、自身がトラック提供をしていたラップグループの楽曲「韻牙ランド / ダ・カーポ」を選曲するなど、新譜選曲の中で「DJ Tamaらしさ」を上手く出しているのが大変良いですね!
 

 新譜系のミックスは、なかなか上手く作品紹介をするのが難しいですが、このシリーズは、一聞して「DJ Tamaさんらしいミックスと選曲」が分かるところが凄いな~と思っています。
 
 正直、この辺の新譜ミックスは、私自身も研究不足な部分もありますが、鬼のように作品がリリースされているので、これからも研究して、その「面白さ」を探求していきたい思っています!
 ただ、シリーズを揃えようと思うと、結構大変な部分はあります・・・私自身も、Tamaさんのシリーズを揃えられたのはつい最近で、意外と苦労するので、コレクターの皆さんは頑張りましょう(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
Genre : HipHop、R&B、Reggae・・・
Release : 2003年
Lebel : Change The Beats No Number




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<独り言>

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 おっ、レコードのセールで爆釣だったのかな・・・いやいや、そんな話ではなく、レコ馬鹿としては「鍛えが足りない」という話です(^^;)

 まず、ここ最近、仕事が結構忙しかったり、プライベートも嬉しい忙しさがあったりで、あまりレコ屋に行けてない状況です・・・
 
 なかなかこれを文章化するのは難しいところですが、明らかに「レコ購入金額」が少ない状況で、月締めの購入金額をまとめる作業をしていると、「ああ、レコ屋に行ってないんだな~」と思う金額です・・・

 ただ、そういう生活(?)をしてると、レコ馬鹿としては良くないな~と思うことがあります・・・

 それは、「勘が鈍る」ということです・・・

 今週末の土日は、平日に大山な仕事を一本こなし、もう思考回路がパンパンだった(笑)ので、土日を休みにして、土曜日をレコ屋周りの日にあてて、都内のユニオン巡り(渋谷→下北沢→新宿→お茶の水)にしていました・・・
 ただ、各店のレコ箱を漁っていても、なんか身が入らなくって、レコをめくっていても「体と脳に響かない」のです・・・

 この「体と脳に響かない」は、レコを掘っている人でないと分からない表現でしょうか・・・

 レコードが陳列されている箱を、スピーディーにレコを見ていると、体や脳が反応したレコに巡り合うと掘っている手が止まるんですよね・・・
 これは不思議で、風邪で体と頭がフラフラでレコ屋に行っても、この感覚があると、探していたレコに遭遇すると「反応」をします・・・反応をすると、一目で分からなくても、欲しいレコードをメモったノートを見返すとリストに入っていることが多く、レコ堀りにとって重要な感覚だと思います・・・

 ただ、この感覚が無いと、どんなにレコ箱を掘っても目当てのに遭遇しないんですよね・・・

 今回であれば、新宿ユニオンのDiscoのセールが、それを反省させるセールでした・・・

 セール自体はそんなにゴツくなく、行ったら1000円以下のが豊富なセールで、普段なら軽く流す程度のセールです・・・12月のセールに向け、ゴツいのは残して、それ以外のダブついている枚数のを放出する感じですね・・・

 そのためか、私もパラパラとめくり、探してたレコを数枚ゲットして、次のお茶の水に行って、たまたま欲しいレコードをメモったノートを見てたら、途端に「あれ、このレコ、さっき新宿であったぞ・・・?」と思い出しました・・・
 そして、帰り道でもあったので、お茶の水から新宿に戻って、もう一度、棚を覗いたら、案の定、その欲しかったレコがありました・・・最初に見た時は、楽勝でスルーしてたブツです・・・
 その後、2回目の会計(笑)をした後、なんとなく「あのレコも欲しかったよな・・・あっ、あそこの棚にあったぞ!」と思い、同じDiscoの棚を見たら、案の定、棚に普通にあります・・・新宿では3回目の会計をさせていただきました(^^;)

 写真は、土曜日に買ったレコを何となく並べましたが、勘がよければ一回で終わるものの、結果、もう一度同じ店に戻り、都合3回会計をしています・・・もう「勘が悪すぎ」です(^^;)

 う~ん、勘については、日々の鍛えが重要なんでしょうね・・・

 来週から、ユニオンの年末セールが始まりますが、セールで欲しいブツが出た時に、この「勘」が弱いと、欲しいのが抜けません・・・
 
 もう少し、仕事が楽になると、勘を鍛えられる時間が生まれるんだけどな・・・精進します(^^;)


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 そして、今度は独り言ではなく、業務報告です!

 なんと7年前に紹介した三木道三さんのテープで、結構ビックリで、そして悲しみの先にリスペクトを感じた話があったので、記事を再編集をさせていただきました。

 三木道三 「Miki-FM 1997ヘルス」

 10月の末に、三木さんのTwitterで、三木さんが所属されていたレーベル「大和レコーディングス」の代表である山本克則さんがお亡くなりになられ、その方へのリスペクトを込めて、三木さんから思い出を語られるツイートがありました。
 その中で、このテープが、三木さんがとある事情でお金が必要になった際に、山本さんのアイデアでこの作品が生まれたエピソードが書かれており、個人的にヤラれました・・・

 詳細は、再編集した記事に譲りますが、やっぱり、山本さんのような「優秀な裏方さん」の存在は重要で、光り輝くアーティストの後ろに、そのアーティストを優しく支えている人がいるんだよな~と思うと、なんか、目頭が熱くなりました・・・

 そのため、当時アップしてたけど消してしまったサンプル音源を新たに作り直し、この三木さんのツイートと共に記事を再編集しました・・・

 アップした音源もボムが多いので、お時間がありましたら、是非、お読みくださいね~



 では、今週も頑張ろう・・・目標は、週末にちゃんと更新するです(^^;)