HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Kiyo, DJ Hazime, MC Dabo 「High School High」
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 今週末は、台風の影響で「寒い」と言っていいほどの涼しさですね・・・

 たまたまかもしれませんが、近所のコンビニで「おでん」を出し始めたのが目に入り、絶妙なタイミングで始めるな~と思いました(^^;)
 まあ、季節は秋に進んでいることもあるんでしょうね・・・でも、もうちょっと、夏でもイイですけどね~

 そんなわけで、まだまだ「夏もの」の紹介で、夏にジャストな名作ミックスの紹介です!


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 今回は、ミックステープファンにはおなじみな作品である「High School High」を紹介します!

 まず、このテープが出来た背景から紹介しましょう!

 このテープは、渋谷に店舗を構える有名レコード店「Manhattan Records」が企画したテープで、A面はDJ Kiyoさん、B面はDJ Hazimeさん、そして両DJのサイドMCとしてDaboさんが参加し、夏のブロックパーティーを思い出させるようなHipHopミックスが聴きどころの作品になります。

 元々は、同名のパーティーをManhattanが主催し、それにKiyoさんやHazimeさん、そしてDaboさんが参加していたことから生まれた企画だと思いますが・・・ポイントとなるのが、この「パーティー」です。

 このパーティーは、俗に言う「デイ・イベント」で、当時としては夜のクラブに出入りができない「中高生」をターゲットにしたイベントになります。
 
 今となってはデイ・イベントというと、夜中のクラブ遊びができない「大人向け」になってしまいましたが、90年代中ごろから90年代末にかけて、当時としては夜の入店が出来ない中高生向けに、お昼ぐらいから夜の8時ぐらいに終わるイベントはボチボチあり、割と人気がありました。
 それこそ、学生主催のパーティーなんかは結構あり・・・先輩筋からパー券を買わされ、嫌々行ったなんて記憶もありますよね・・・パー券って言葉が懐かしいですね(^^;)

 んで、なぜManhattanが主催していたかというと、96~98年ぐらいの「高校生DJブーム」みたいのを受け、この音楽/文化の「本質=クラブ」を中高生に知ってもらうために開催していたようです・・・

 イベントは1997年~98年ごろに開催されてて、お店の宣伝も兼ねていることは明白ですが、渋谷の有名クラブ(Family、Harlem)なんかで日曜のお昼に開催したり、特別イベントとして代々木公園の野外公会堂でイベントをしたり、かなり頑張っていたイベントだったと思います。
 私自身は、野外のには行った記憶がありますが、聴いた話だとクラブのイベントも結構盛況だったことは聴いてて・・・KiyoさんやHazimeさん、そしてDaboさんを始めとする後のニトロ面子が集まってたので、かなり内容も良かったようです。

 まあ、当時としては、夜のクラブに行けないわけではない(昔はIDチェックが甘いところが多かったような気がします?)のですが、正直、中高生として「安心して遊びに行けない」部分はあったので、こういったイベントを通して「クラブの面白さ」を伝えることは、ある種の「啓蒙」として価値があったと思います。


 そんなイベントの「空気感」を商品にして、イベントのこと、そしてHipHopの楽しさ、更にManhattanのことを知ってもらおうと企画されたのが「このテープ」だと思います。

 では、以下で作品の紹介です(^0^)


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 前述したとおり、A面はKiyoさん、B面はHazimeさんが担当していますので、今回はA面とB面に分けて紹介をします。

 まず、A面のKiyoさんですが・・・今のKiyoさんが持つ「渋さ」を持ちながら、かなりアッパーな選曲とミックスをしてて、かなり最高です!

 選曲的には「HipHopクラシック」を中心に選曲しつつ、その中で「Kiyoさんらしさ」を出した選曲とミックスが素敵で・・・今回、久しぶりに聴いて、結構ヤラれました(^0^)

 選曲では、それこそドクラシックな「Showbiz & AG / Soul Clap」のようなパーティークラシックや、B面使いで「De'1 / Uneke」のような渋い曲を織り交ぜながら、バンバン盛り上げていく選曲が素敵です!

 特に、選曲の「核」として、割とベースラインが強い曲で押してる感じが素敵で、クラブの大音量で映えるHipHopが多いのが上手いっすね・・・最後に「Eric B & Rakim / Juice (Know the Ledge)」をブっ込みでカットインしてきますが、もー、流れ的にも展開的にも最高で、つい首を振ってしまいます!

 また、全体的なグルーブを維持する目的で、選曲の合間に「勢いのあるブレイク曲やトラックス」を入れてきて、細かい部分も上手いんですよね・・・
 それこそ、「Showbiz & AG / Soul Clap」であれば、トラックリスト上では、その次は「Pete Rock & C.L.Smooth / Good Life」になるのですが、その合間に「H.E.A.L. / Heal Yourself」のボーナスブレイクを入れてノリをキープしつつ、Good Lifeに繋いでいくのが上手いです・・・もー、ここは首振り必死なラインです(^0^)


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 そして、B面のHazimeさんも、Kiyoさんと同じパーティー路線の選曲・ミックスではありますが、Kiyoさんとは違う「Hazimeさん」らしい選曲・ミックスで、こちらも素敵です!

 Hazimeさんの方は、割と「夏」を意識した部分もあり、それこそ実質的な1曲目から「Jazzy Jeff & Fresh Prince / Summer Time」からスタートするなど、要所要所で「夏」を感じさせる部分があってイイですね!
 他にも、中盤では「Snoop Doggy Dogg / Gin & Juice」のような西海岸~G系もプレイしてて流石です・・・割と、このテープをリリースした90年代終盤は、日本では「HipHop=NY」のイメージが強かったので、この辺の選曲は啓蒙的な部分も含め、分かってらっしゃいますね!

 また、Hazimeさんらしいな~と思ったのが、割と当時の「新曲」を入れてくることで、それこそ「Gangstarr / You Know My Steez」なんかを入れてきてて、上手いな~と思いました。
 Hazimeさんも要所要所でクラシックを入れて盛り上げていますが、こういった新曲系を入れることで、そこまでクラシックを知らないリスナーを引きつける効果がありますよね・・・やっぱり、Hazimeさんが「現場の人」なのが分かる部分ですかね?
 なお、Kiyoさん同様に細かい部分もあり、カットインでYou Know My Steezを入れてきますが、数バースでRemixの方(ネタが組み換えのやつ)にスイッチしてて・・・単純に新曲としてプレイしてるんじゃないよ!という心意気も素敵です(^0^)

 んで、全体的な流れの作り方も悪くなく、選曲で変化をつけながらノリをキープして進んでいく感じで・・・オーラスのAin't No Stoppin' Us Nowネタな「Biz Markie / Let Me Turn You On」が凄い映える選曲で上手すぎです!
 最後の方は、B向けなクラシックチューンを連発しつつ、最後の最後で、パーティーに来た男子も女子も一つになれる曲で〆るのは上手いですね・・・やっぱり「現場の人」ですね!!


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 そして、あえて項を分けて紹介をしますが、この作品においてはサイドMCの「Dabo」さんの活躍がメチャクチャ大きいです!

 まず、先に結論を書いちゃいますが、DaboさんのサイドMCは「サイドMCがこうあるべき」というぐらいの高レベルなサイドっぷりで・・・サイドMCの「教科書」と言ってもいいぐらいの内容で、結果的に「DJミックス」を盛り上げています!

 サイドMCというと、DJの横で「イエッシェ、ショー!」とか「パリピーポー!」などのような「観客を煽る」イメージがあるかと思いますが、私としては、あくまでも「DJミックス」を盛り上げ、その上で「お客さんを盛り上げる」ことが、サイドMCに課せられた仕事だと思っています。

 あまり最近はHipHopのパーティーに行ってないので、今はどうかは分かりませんが・・・これが分かってないMCって結構多く、逆に分かってないMCがサイドをやることで、DJプレイが盛り下がってしまうこともありますよね・・・
 特に、分かってないラッパーがやると、段々と「自分」を出してしまい・・・気付いたらそのラッパーのライブショーみたくなってしまい、中途半端になったりします・・・皆さんはどうですか?

 その意味で、Daboさんのサイドは素晴らしいですね!!

 登場頻度はかなり多く、かなり自由にMCを入れてきますが・・・まず、Daboさん自身が「プレイしている曲を知っている」ことを前提にMCを入れてくるので、DJミックスへの「入り込み」方が上手すぎます!
 
 それこそ、その曲のインストの部分をしっかりと知っていれば、インストの部分で自由にサイドを入れることができるのですが・・・Daboさん自身が「曲」を知っててサイドをやってるので、そのタイミングが絶妙です!
 下手なサイドだと、どこでインストが切れるのかが分からず、ラップが始まっても長ったらしいサイドを入れてしまったりするのですが・・・Daboさんに関してはバッチリで、その曲が盛り上がるようにサイドを入れてくるのが素晴らしいです!

 また、プレイしている「曲に合わせて」サイドを入れるのが一番適切だと思う中で、その曲の「歌詞」や「内容」を理解してサイドMCを入れてくるのも素晴らしいです!

 例えば、「Eric B & Rakim / I Know You Got Soul」であれば、有名なパンチラインである「♪Pump Up The Volume」という部分であれば、その歌詞の部分で「♪ボリュームあげな!」とサイドを入れてきます・・・もー、歌詞も内容も理解している証拠ですね(^0^)
 この部分は象徴的だったので紹介をしましたが、やっぱり「DJプレイ」を盛り上げるためにサイドを入れてるんですよ・・・この曲を知ってる人であれば、そのサイドを聴いて「おわっ」となるし、知らない人でも「キメがあるカッコいい曲だな~」と思わせるし・・・う~ん、上手いですね!

 更に、Daboさんが凄いのが、しっかりとプレイしている「DJ」を見てサイドMCを入れているところだと思います。

 例えば、Hazimeさんがプレイする「A Tribe Called Quest / Check the Rhyme」では、カットインでATCQのイントロから入れてくるミックスですが、それに合わせてサイドを入れてきつつ、Hazimeさんがイントロのブレイクを2枚使いして戻したら、つかさず「♪Once Again~」とサイドを入れながら、サイドを続けます・・・
 かなり細かい部分ですが、この「呼吸の合わせ方」はホント素晴らしいです・・・普段からHazimeさんのプレイを横で聴いていたからかもしれませんが、Hazimeさんのプレイに「合わせて」サイドMCを入れてくるのはホント素晴らしいです!


 なお、1点だけマイナス点を入れておくと、特にB面はそうなんですが、Daboさんのマイク音量が微妙に高く設定されているので、DJミックスに上手く馴染んでいない部分があったと思います。
 Daboさんのハイトーンボイスだから余計に感じるのかもしれないですが、Daboさんのサイド終わりでDJミックスの音が流れると、そのDJミックスの音が小さく聞こえてしまい、ちょっと聴いてる側のテンションが下がってしまいますかね・・・


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 いやー、かなり深く書きましたね・・・

 私自身、この作品はオンタイムでは買わず、大人になってから中古として買いましたが・・・これを聴いて「影響」を受けた方は絶対に多いと思います!

 それは、選曲もそうだし、DJミックスもそうだし、DaboさんのサイドMCもそうだし・・・そう、「現場」を上手く表した内容になっているからだと思います!
 うん、単純にクラブプレーをライン録音しただけでは出せない、その「現場感」を煮詰めて、聴きやすくしている点が秀逸なので・・・影響を受けた方は多いかと思います。

 そういった点があったので、かなり真剣に分析して書いてみました・・・上手く紹介できたかはアレですが、今でも「聴いて勉強になる」し、何よりも「聴いて最高」な1本であることには疑いの余地がありません!!


 なお、購入に関しては、結構売れたテープなので、割と簡単に遭遇出来ますが、今でも値段がつけてある作品です・・・うん、内容がイイから値段がついているのは大歓迎なので、私としては許せるかな?
 
 気になる方、そして、昔聴いて影響を受けた方は、是非、テープを探して聴いてみてくださいね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Kiyo, DJ Hazime, MC Dabo 「High School High」
Genre : HipHop・・・
Release : 1998年ごろ
Lebel : Manhattan Records No Number



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『おまけ High School High+α フライヤー』

 以下では、私が持っていたHigh School Highとして開催をしたパーティーのフライヤーを紹介します。
 なお、大昔に、個人的な資料用に「カメラで撮影」した状態なのをご承知ください・・・すみません・・・

 また、この記事のコメント欄で盛り上がったのですが、High School Highでは、プレゼントでテープの配布があったらしく、Commonのアルバムのサンプラーや、「DJ Kensei & DJ Okubo / Original Phat Beats Sampler '97 - Do You Want More」などが配布されたそうです?

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 ※99年になり、名前を「Fresh」というタイトルに変えた時のフライヤー

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関連資料 Ciscoの同系統のパーティー

 下記のフライヤーは、今回のManhattanと同じ考えで、Ciscoが中高生向けに開催をしていたパーティー「Block Party」で、こちらはDJ Master KeyやD Kenseiなどが参加をしていました。
 記憶だと、ManhattanよりもCiscoの方が早かった(97年の夏ぐらい、Mは97年の11月から)と思います・・・こっちも行かれた方が結構いたと思います。

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<独り言>

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 分かる人には分かる「渋谷のユニオンの1F」の写真から始まります・・・まあ、セールの釣果報告なんですが、整理券がなかったので、この写真になりました(^^;)

 え~、昨日は渋谷のユニオン・クラブ店で、個人的には「遂に来たか!」というレベルのテープセールがあったので、参戦してきました!

 今回、お店側は整理券を用意しなかった(=そこまでお客さんがこないだろう、と判断をした?)のですが、事前情報の時点で「クソ熱い」ことが分かり、かつ、私がかなり探していたテープが出品されることが分かり・・・個人的にはかなり気合いが入っていました!
 もー、写真やリストを見ただけで、絶対に「出筋が良いところからの放出」としか思えず、リスト外も含め、相当ヤバいと思っていましたよ・・・結果的には大正解でした(^0^)

 そんなわけで、整理券がないのに、開店1時間前には写真のエレベーター前で待機です・・・
 もう、待つことには慣れてるので何とも感じませんが、いわゆる「野生の勘」が働いたんでしょうね・・・こちらも早めに来て大正解です。

 んで、開店時には私を含め4名が集まり、鉄火場の様相・・・私としては絶対に確保しないとイケないブツだったので、開店前から戦いは始まっていました。

 凄い姑息な手段ではありますが、4階に行くエレベーターの中で、私が10時に来て待ってたことをアピールし、入店1番はしっかりと確保・・・
 そして、抑えきれないテープ馬鹿としての殺気が出てしまい、周りを威嚇・・・もう「俺が絶対に仕留めるから」という威嚇です・・・

 んで、開戦・・・

 今までの渋谷の商品の出し方と、誰にも負けないサーチ能力を駆使し、目当てのブツを速攻でゲット・・・そして、他のブツも速攻で回収です・・・

 では、結果発表です・・・


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 はい、合計30本の大爆超でした(^0^)

 その後に行った各ユニオンでもチョコチョコとテープが買えたので、昨日は相当運が良かったのだと思います。

 まず、狙ってたのは写真下ので、DJ Kenseiさんが97年ごろに制作したミックステープで、なんと、あのテープ再生機「Shock Wave(ショックウェーブ)」のノベルティーとして配られたと言われているテープです!

 これについては、相当前から存在することは知っていて、ヤフオクなどでもたまに出品されていましたが、非通販のスタイルを守っているので、ズーッとお店で出るのを待っていたブツになります・・・

 んで、今回の出品においては、事前のリストでは「未開封」と「開封」の2本が出る予定で・・・結果的には、申し訳ない、2本とも買わせて頂きました。

 写真でいくと、未開封は銀色の方で、開封は奥の写真っぽいジャケので・・・オリジナルは紙のスリーブなのに対して、開封とされる方は、なんとKenseiさんのDJプレイの「生写真」を織り込んで作ったジャケで・・・同じ内容なのは承知で、ジャケにヤラれてオリジナルジャケじゃない方も買ってしまいました!

 このジャケのは事前情報でも出てて、私はオリジナルのジャケの「裏」がこういう内容なのかな~と思っていたら、こうだったのでかなりビックリしました・・・
 手に取った時は、紙のスリーブが無くなったので、誰かが勝手にジャケを作ったのか?とも思いましたが、中身を見たら生写真で、かつKenseiさんのサイン入りです・・・恐らくですが、Kenseiさん側で何らかの事情で作った手製ジャケと思われます・・・

 多分、このテープが今回の目玉商品で、これを狙ってた方もいたと思います・・・2本、買うのはどうかと思いますが、申し訳ないです・・・こんな内容だったら2本買いです・・・一生大事にするので許してください(^^;)


 なお、他のもクソヤバで、事前に情報が出てたTape Kingz関係が大変豊富でしたし、ミックステープ・レーベル「Higher Level」の前身と考えている「Drop Out Records」モノがあったり・・・相当、ゴツい内容でした!
 全体的に美品が多く、内容的にもゴツいのが多いので、事前に感じていた「出筋が良いところからの放出」は大正解ですね・・・かなり嬉しい収穫でした!


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 そして、今回、HipHopの作品を紹介してたので、HipHopの足りないレコードを探してた訳ですが・・・運が良かったのと、あの「魔の手」に引っかかり・・・レコも結構買ってしまいました・・・

 そう、魔の手とは・・・ユニオンの「まとめ買い割引」です(^^;)

 ユニオンで買っている方なら分かると思いますが、掘ってるうちに「あと3枚買ったら20%引きじゃん」 みたくなり、欲しかったレコ以外を探して、一緒に買うことってありますよね?
 今回は、このレコを入れたら紹介が分かりやすくなるな~と思ってたDe'1とSnoopを中心に探していましたが・・・運よく、その2枚は発見し、更に「あと3枚」も発見し・・・気付いたら、ここ最近、あまり掘らなかったHipHop系のレコをボチボチ買っていました(^^;)

 まあ、「あと3枚」が見つかるのは、意外と「運」が必要で、改めて昨日は運が良かったんだな~と思いました・・・


 ではでは、台風が心配ですが、今週も頑張りましょう!!





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ANI (スチャダラパー) 「サマージャム’95」
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 いやいや、前回のレコードの旅は、多くの方に反応を頂き、ありがとうございます!

 今は無事に日常に戻っておりますが、やっぱり、こういった「日常の外」に出ることは大切ですね・・・おかげさまで良いリフレッシュになりました(^0^)
 ブログの更新、そして日々の生活も頑張っていきたいと思いますので、引き続きのご愛顧をお願いいたします!

 そんなわけで、通常営業に戻り、夏だった絶対に間違えない作品のご紹介です!!


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 今回は、あの「スチャダラパー」のMCである「ANI(アニ)」さんが作ったとされるミックステープのご紹介です!!

 これについては、周辺情報が色々とありますので、その点から紹介をしたいと思います・・・

 まず、このテープ、制作者の「アニさん」と、タイトルの「サマージャム’95」を読むと、ピーンとくる方もいるかもしれませんね・・・

 このテープは、2014年6月に大阪で開催された「大LB博覧会」というイベントで限定販売をされたテープになります。

 このイベントは、LB(=Little Bird Nation)というスチャダラパー関連のアーティスト達の集団が企画したイベントになり、当日はライブやトークイベント、そしてアーティストの私物販売などを行ったそうで、その私物販売の流れでANIさん側から売られたテープだと思われます。

 そして、なぜこのテープが作られたかですが・・・これが洒落がきいており、最高です!!

 このテープは、スチャダラパーの名曲「サマージャム’95」(上記写真のアルバムに収録)の中で、アニさんの以下の歌詞を受けて作られたそうです!

  「なーんて言いながらも夏用のテープとかはしっかり作るのよ
  『サマージャム'95』なんつって必ず直球のタイトルつけちゃってね」


 もー、この曲をご存知の方なら、この「歌詞」が発端なのに悶絶ですよね・・・私も、当時、この情報を聴いた時に悶絶しました・・・


 そして、販売にあたっては、この曲が作られた1995年当時にアニさんが本当に「サマージャム'95」というテープを作っていて、そのマスターテープが見つかったので限定販売します・・・のような形で販売されたそうです(情報元:グンジョさん
 本当に1995年に作ったか、又は、このイベントのために作ったかは分からないところですが、もー、洒落が利いてて最高ですね・・・アニさんを含め、スチャの皆さんは本当にセンスがイイですね(^0^)

 んで、内容ですが・・・もー、日本語ラップの夏クラシックである「サマージャム’95」の世界観を出しつつも、普通にミックステープとして聴いても最高な1本です!

 では、以下では「ミックステープ」として作品紹介をしますね!!


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 まず、選曲面から紹介をしますが、Soul、JazzFunk、RareGroove、Reggaeなど、旧譜ラインを選曲した上で、全体的にメローでリラックスをした空気感を前面に表現した内容で・・・聴いていて凄い気持ちイイ内容です!

 Bボーイ的な表現であれば「チル」向けな内容で、サマージャム’95の歌詞のイメージに従えば、暑苦しい夜の首都高を、オープンカーでゆったりと風を切りながら疾走する際に、BGMでかかってたら最高なグルーブですね(^0^)
 先に結論めいたことを書きますが、作品を出した経緯、そして作品の選曲内容を含め、アニさんのセンスが「間違えない」ことが分かる内容で・・・かなりヤラれました!

 そして、実際の選曲では、1曲目から分かってらっしゃって、サマージャム’95の元ネタである「Bobby Hutcherson / Montara」からプレイ開始・・・ズルすぎますね(^0^)
 その他にも、正に夏のメロー大本命な「Kool & The Gang / Summer Madness (Live)」のようなJazzFunk~RareGrooveラインのインスト物から、これも外せない「Patrice Rushen / Remind me」のようなSoul~R&Bの歌モノなど、とにかく聴いて「気持ちイイ曲」を優しく選曲してて最高です!

 それぞれの曲は、いわゆる「フェードアウト、フェードイン」で選曲してて、パッと聴くとDJミックスはしてないのですが、しっかりと前後のグルーブを考えて選曲し、かつ絶妙なタイミングで次の曲に変えていくので、さながら「ロフトミックス」での選曲です。
 特に、Montanaから始まる「とてつもなく気持ちいいグルーブ」を大事にした選曲・ミックスが印象的で・・・Summer Madnessのようなド定番の曲でも、曲の本当の良さが伝わる感じが最高です!

 また、意外な曲や渋い曲も多く、オーセンティックなReggaeや、コーラスが気持ちいい60年代のSoulなども選曲してて、選曲の深さも味わえます・・・

 個人的にグッときたのが、写真右下の「Foster Sylvers」で、ド定番なブレイク・クラシックである「Misdemeanor」はプレイせず、B面にコッソリと収録されたメローソング「Foster Sylvers / I'm Your Puppet」をチョイスしてきたのにはヤラれました・・・
 ただ、コレだけではないんですよ・・・そのド定番の「Misdemeanor」は、A面の中盤ぐらいでナイスなJazzFunkカバーである「Ahmad Jamal / Misdemeanor」としてプレイしています・・・この辺のマニアにしか分からない深さ(?)もあり、本当に素晴らしいです!!



 かなりザックリとした紹介になりましたが、こんな蒸し暑い夜が続く季節には最適な一本です!

 ホント、これを聴いて、アニさんのセンスの良さわかりました・・・う~ん、なんか「ウインタージャム’96」も聴いてみたいですね(^0^)
 
 なお、このテープ、割と日本語ラップ筋での「コレクターズアイテム」として珍重されている部分があり、手に入れようとすると、それなりの「根性」が必要です・・・

 日本語ラップ筋だと、作品の「内容の良さ」の評価ではなく、あくまでも「コレクターズアイテム」として評価されているのが悲しいところですが・・・私としては、こんなに内容が良い作品なら、そのくらい出してもイイかな~と思っています。
 うん、Bobby Hutchersonをはじめ、このテープを聴いて「オリジナルのレコを買わされた」んだから、ミックステープとして「本物」ですよ!!



<Release Date>
Artists / Title : ANI (スチャダラパー) 「サマージャム’95」
Genre : Soul、JazzFunk、RareGroove、Reggae・・・
Release : 2014年6月
Lebel : No Lebel No Number


Notice : トラックリストについて
 作品にはトラックリストが掲載されていませんが、なんとなく作りましたので、ご参考にどうぞ・・・
 なお、A面の最後の方のMighty Ryedersも、Evil Vibrationsではなくて、全然知られてない曲をプレイしています・・・これにもヤラれました!

[Side A]
Bobby Hutcherson / Montara
Quincy Jones / Summer In The City
Kool & The Gang / Summer Madness (Live)
Ahmad Jamal / Misdemeanor
Roy Ayers Ubiquity / Searching
King Errison / Udaka
Rachel Sweet / It's So Different Here
??? / ??? (Reggae 曲が分からず)
Mighty Ryeders / Lovely
Blackbyrds / Dreaming About You

[Side B]
Rotary Connection / Memory Band
Ohio Players / Sweet Sticky Thing
Deniece Williams / Free
Patrice Rushen / Remind me
Minnie Riperton / Perfect Angel
Michael Jackson / I Can't Help It
Foster Sylvers / I'm Your Puppet
The Moments /I've Got To Keep On Loving You
The Lost Generation / The Sly, Slick And The Wicked
Sweet Charles / Yes It's You
Joe Sample / In All My Wildest Dreams
Scha Dara Parr / Summer Jam '95 (Inst) ※もしかしたらMontaraネタの別曲のインストかも?






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<独り言>

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 こういったことを「タイミングが良い」としたくはありませんが、一応報告です・・・

 今回の紹介文でも登場をした上記のレコの演奏者である「Bobby Hutcherson」さんが今週の14日にお亡くなりになられたそうです・・・
 Jazzミュージシャン(ヴィブラフォン奏者)として長きにわたり活動し、影響を受けた方も多いかと思います・・・ご冥福をお祈りします。


 ちなみに、不謹慎かもしれないですが、このレコに関する話を一つ入れておきます・・・

 先月ぐらいか、「レアグルーブ系のレコは買うのが難しい」なんてボヤきましたが、その際に「4連敗している(=結果的に買わず、他の人に買われてしまったこと)」と書いたのが・・・実はこのレコ「Bobby Hutcherson / Montana」でした(^^;)

 結局は、3敗目をしたと思われるレコが、何日か後に行ったら残ってて、これが「私なりに妥協できる値段と盤質」だったので、購入しました・・・

 このレコ・・・というか、70年代のBlueNoteってコンディションが悪いのが多く、相場が分かりづらいんですよね・・・

 ここ最近、今回のMontanaのような、いわゆる「Jazz Funk(BlueNoteであればLAシリーズか?)」も手にとることが増えてきているのですが、視聴をしては「このコンディションで、この値段って、どうなんだろう?」と思い、買わないことが多いんです・・・
 値段的には全然買える値段なんだけど、「このコンディションで買っていいのか?」というのが判断できず、中々手が出ないのが現状です・・・
 さらに、Montanaについては、かなり高い値段をつけていても盤はそうでもなかったり・・・もー、良く分かりませんでした(^^;)

 何名の方が「そうそう!」と頷いて頂けるかは分かりませんが、レコード馬鹿は、日々、こんな無駄な苦労をして暮らしています・・・すみません・・・







レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2016年8月
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 さー、やってまいりました! 年に一度の珍道中です(^0^)

 今年も仕事やら日常の「垢(あか)」を落とすために、大好きな「西」へ向かう旅を行います・・・いつもと変わらない旅にはなりますが、自分を「リフレッシュ」するための旅です・・・

 レコードとテープを汗をかきながら掘りまくって、各地の美味しい食べ物とお酒を楽しんで、そして、いつもとは違う空気を吸って・・・今年もガッツリと楽しんできますね!

 今年は、お天気については、台風の影響がありそうですが、西の方はなんとか乗り切れるかな・・・とりあえず、あんまり無理せず、ブラブラと行きたいと思います(^0^)

 ではでは、これから30半ばのダメなオッサンが、色々な地区をお邪魔しますので、よろしくお願いいたします・・・


★備考
 私のTwitterでは、旅行の途中で、その時にあった出来事などをつぶやいていました。
 お時間があれば、そちらもご覧になってください。

 Twitter 「#レコ旅2016」





『1日目 8月14日(日) 京都→大阪(梅田)』

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 ホテルに入り、サーっと風呂で汗を流し、缶チューハイを片手に執筆しています・・・もー、何も書く前から拍手を頂いたり、Twitterで反応を頂き、ありがとうございます!
 
 では、今日の報告です~

 上の前振り記事を更新後、自宅を出て、東京駅から新幹線で移動したのは・・・やっぱり「京都」です!

 毎年毎年、京都スタートで申し訳ないですが、このルーティーンは鉄板なので、変えられません・・・旅行と考えると、かなり新鮮味が無いのは事実ですが、何も考えずに行けるのと、京都の雰囲気の良さが好きなので、旅行の「導入部」としては間違えないですかね?

 そんなわけで、京都で降りて、ブラブラと北上するついでに東本願寺さんで頭を下げ、ベタに錦市場をブラブラと散歩し、12時の到着目標で向かったのは新京極の「スタンド」さんです!

 毎年、登場しているので、もはや「おなじみ」ですが、ここでビールとおつまみを飲み食いすることで、毎年の「旅」が始まるような気がします・・・

 もう、今の時代となっては「謎の飲み屋」になっており、観光ガイドには一切載らないかもしれないお店です・・・

 ただ、地元のお客さんで十分支えられているので、下手に観光客に尻尾を振らないお店なんですよね・・・注文方法を含め、ストイックな姿勢(?)が大変素晴らしいです。
 例えば、写真は頂いたビールセットなのですが、こんな「地味」なつまみがついてくるんですよ・・・ただ、これがメチャクチャうまく、京都の蒸し暑さと相まって、大ビールが進みます(^0^)

 私自身、食べ物やお酒に凄いコダワリがある訳ではないですが、自分が「美味しい!」と思ったものは、何度でも行ってしまうようです・・・

 特に、ここのお店に入ると、なんとも言えない昭和感のある店内が相まって、タイムストリップした感じになり・・・日常から離れる感覚も与えてくれる・・・ので、好きなんでしょうね~


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 そんなわけで、サクッとビールを空けて、ほろ酔い気分で京都のレコ屋を探索です!

 今回の京都に関しては、申し訳ないですが「買えないだろうな~」という前提で訪れたので、どちらかというと「ブラブラとまわる」という感じでしたかね?

 毎年、毎年、京都に行っているので、各店の傾向が分かるのですが、私が欲しいテープとかDisco系のレコがあまり出ないのが分かっていたので、今回は特に肩肘張らずに回りました・・・

 ただ、そういった見学気分で回ったので、面白い出会いがあったレコ屋巡りでした!

 例えば、六角堂付近にあった「Poco A Poco」さんが移転(で、いいんですよね?)したお店は、京都には珍しいハイエンド志向があるお店で、結構ゴツいブツがあって、イイですね!
 個人的には、プライスカードを昔のタイプライターで一枚ずつ手打ちで作成しているのが素敵で、今後、頑張ってほしいお店です!

 そして、京都市役所の横にある「100000tアローントコ」さんは、明日まで20%オフセールをやっているようで、和Jazzのコーナーを掘ってたら、XXXLなお方がチョイスした石川×三味線のアレが万以下で・・・
 これには、心が動きましたが、ここでコレ系(和レアグル)に手を出しちゃうと、他のも攻めないとイケなくなりそうだったので、なくなく諦めました・・・ああ、また「掘りの宿題」が出来ちゃいましたね~


 なお、京都のレコ屋さん、ここ1年で「方向性」が変わったような気がします・・・

 全てのお店が該当はしないですが、割と「Rock」と「和物」を押すようになっていました・・・
 
 まあ、東京を含め、当然の流れではあるのですが、個人的には京都のミックステープの聖地であった某Sさんが、レゲエを弱め、オジサンが好きそうなロックを強めていたのが衝撃的でした・・・これも時代の流れなんだろうな~
 ただ、和物だと、東京ほど過熱はしてなく・・・分かる人しか分からない例えですが、達郎さんの「For You」がまだそこまでは高くなくいけど、全体的に出品数が増えている・・・といった感じです。   
 
 やっぱり、この辺は時代の流れなんでしょうね・・・


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 そんなわけで、京都のレコ屋さんをブラブラとまわります・・・

 天気は、メチャクチャ晴れているという訳ではなく、やや曇りがある感じで、逆にそこまで暑くなくてイイや~という感じでした・・・

 私としては、京都は「晴れて欲しい」場所なんですよ・・・

 それは、京都って、そんなに高い建物もないし、建物の雰囲気がオーセンティックだし・・・なんか、目線を上げて、空が普通に目が入ってきて、かつ、それが「綺麗な空」なので、晴れてほしい場所なんですよ・・・
 特に、鴨川辺りは特にそうで、いつもあの川沿いを歩くことで、リフレッシュしてるので・・・晴れて、綺麗な青空がみたい場所だと思っています。

 今年に関しては、台風が近づいている話もあったので、なんとなく雲行きの怪しさもありましたが・・・久しぶりに「京都」らしさを味わいました・・・

 それまで、上の写真のように、普通に晴れていたはずなのに・・・あのJet Setの京都店で掘り掘りしたあと、ビルの1Fに降りたら鬼のような豪雨・・・いや~、思わず笑っちゃいました(^^;)

 それまで、予想通り、全く掘れる感じが無く、何も買えない状況でコレだったので、天気まで見放したのか、と思いましたが・・・それ以上に、京都の「表と裏」を感じました・・・

 これは、私が仕事でお付き合いをした京都の方がそうだったからかもしれないですが、京都って「裏と表」があると思います。

 それは「本音と建前」の話にもなりますが、なにが「本音」なのかが分からないんです・・・色々と話を聞いていても、その「本音」が分からず、裏まで読まないと分からない・・・みたいな感じです。
 そして、その「裏」まで読めないと、後々、痛い思いをするんですよね・・・たまたまですが、なぜか京都の方とお付き合いが多く、結構、痛い思いをしています(^^;)

 今回の天気については、正に「裏と表」だと思いました・・・

 それは、ズーっとニコニコしてた(=晴れてた)のに、突然、顔が曇り、怒られちゃう(=雨が降る)みたいな感じなんですよね・・・

 ただ、ただ・・・私としては、それを含めて「京都」なので、なんとなく、今回の豪雨も「残念」と思いませんでした・・・

 これは、仕事のおかげですね・・・そういった難しい京都の方と付き合っていた中で、フッと相手に気に入られる瞬間があるのが分かっていたからです・・・

 うん、京都の方って「ツンデレ」なんですよ・・・仕事を例にとれば、京都の方が納得する仕事をすれば、途端に信頼してくれ、色々と親身になって協力してくれるんです・・・

 なんか、このことを経験的に分かっていたので、今回の豪雨には怒れませんでした・・・むしろ、「なんとかなるかな~」ぐらいにしか思いませんでした・・・


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 そんなわけで、雨が止んだら、小走りで向かったのは、京都に行ったら絶対に行きたいレコ屋さんである「Bootsy's Records」さんです・・・
 天気は、まだ不安定でしたが、雨にはそこまで当らず、無事にお店につきました・・・そしたら、やっぱり、神様は見捨ててなかったです!

 結構、欲しくて探してたDiscoのレア盤「Billy Frazier / Billy Who?」が普通にあり、思わずゲットです!!

 今回、京都は坊主でもよく、むしろ京都らしい雰囲気が味わえればいいや~位にしか思ってなかったので、この出会いには「京都らしさ=裏と表」を感じてしまい、自分でも苦笑してしまいました。
 掘っている時も、窓から激しい雨が見えたりしましたが、Bootsy'sさんの不思議な空気感(分かりますか?)が相まって、ほんと集中して掘ってました・・・その上での、コレですから、やっぱり嬉しいですね!

 そんなわけで、お店を出て、横の鴨川に行ったら、雨上がりの青空が・・・

 いつもの京都らしい青空が無いまでも、鴨川から元気の源になるマイナスイオンをしっかりと頂き、京都を去ります・・・


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 んで、鴨川付近から、京都駅に向かおうとした途中、衝撃のニュースが・・・

 豪雨と雷の影響で、ある駅でトラブルがあり、京都→大阪の足である「JR新快速」が止まっている情報が・・・

 ただ、私は色々な意味で冷静でしたよ!

 まず、京都駅に向かう途中で、昨年は直前で新快速に乗れずに30分以上もロスしたことを覚えてたので、地下鉄の中でネット検索をして止まっている情報を入手・・・まあ、あの雨なら当然か・・・

 しかし、京都の「裏と表」を知ってるから、そして、今までの仕事の経験があるから・・・冷静でした。

 京都駅につき、コインロッカーに預けていた荷物を引き揚げ(これは無ければ阪急で大阪に行っていた)、混雑する京都駅を見て一案・・・新幹線で行くしかない!

 改札前で利用客ああふれかえっている在来線の改札を素通りし、新幹線口の券売機で自由席を速攻で購入し・・・階段を上ったら到着していた新幹線に飛び乗り、無事に京都を出ることができました・・・

 まあ、結果的には、新大阪に着いたときには「動き始めました~」的なアナウンスがありましたが、こういった「判断」が出来るようになったのは、人間として大きくなったのかな~と思いました。

 う~ん、人間として大きくなったと言っても、大した仕事をしてないし、私生活でも家庭を気付いていないフーテンだったりするので、大きな声で言えないですが・・・職業人間である以上、出張で交通手段がアウトになった時のリカバリーがすぐできるかは重要です!
 今回に関しては、1000円ちょいを多く払う代わりに、時間と確実さを買った訳ですが・・・去年は大負けをした分、この勝ちは大きかったですよ・・・


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 そんな、京都ではトータルでは負け状況の中、私としては「勝ち」の気運を持って、大阪駅(梅田駅)に到着・・・もう、テンションも変だったので、重たい荷物をコインロッカーに預けずに、向かった先は、今回の旅の「山場」でした!

 はい、向かったのは、我らのDisk Unionの「大阪店」です!

 昨年は、オープン場所まで取材(?)はしましたが、今回、初潜入です・・・ユニオン馬鹿としては絶対に行かないといけないお店です!
 個人的にも、断片的に聞こえてきた情報も含め、結構頑張っている情報があったので楽しみだったし、何よりも「大阪らしい出物」と会えるかもしれないことに期待をしていました!

 大阪圏で仕事をしているレコ屋さんには申し訳ないですが、お客さんにとって「分かりやすい」方法で「買取」をしてくれるユニオンがあることは凄い大きいと思います。

 なぜなら、今までの大阪においては、「安心して買い取りに出せる」お店が無かったので、レコードやCDの「経済循環」が上手く行われなかった地区だと思うからです。

 私としても、今まで大阪は「東京に負けないレコード街」と言っていましたが、それは、海外からの「買い付け」が中心で、地元にある「資源」を上手く活用してないと思う部分があるから、この指摘をしています・・・

 日本という国を考えると、ここまで「海外の音楽」を好きになっている国はありません・・・

 その意味では海外から買い付けてくることには大変意味があるのですが、その買い付けてきた「資源」が、もはや数十年も国内にストックされている訳です・・・
 なので、ユニオンのような、国内の「資源」を、上手く買い取ってくれる存在は、大阪にとっては重要だと思っていました・・・それは、大阪にある、動いていなかった「資源」が動く可能性が多いからです・・・


 そんなわけで、大阪店の話です・・・

 多分、ユニオン的な傾向と品揃えでいくと、大宮店と柏店の中間ぐらいな感じ(これで分かりますかね~)で、渋谷~新宿~お茶の水のようなハイエンドさは無いのですが、かなり素敵なお店でした!

 レコは在庫量が結構あり、強そうだと思ってたSoulの棚からは、先月リリースをした我らのDanny先生によるTKレコードミックスでヒッソリと収録していた「Eli's Second Coming / ST」が普通にストック・・・思ってたより安く、そして、出会えるまで時間がかかると思っていたので嬉しいです(^0^)

 また、ちょっとだけ期待してたテープも、少し在庫があり、欲しかった「大阪らしいテープ」としてDJ Ryo.comさんや、名物パーティー「Soul Free」関連のテープがゲットできて、嬉しかったです!
 テープに関しては「期待半分」で行っていたので、全く知らなかったテープと出会えたのには嬉しいです・・・やっぱり、ユニオン、大阪でも「ユニオン」でしたね!!

 
 なお、苦言も入れておくと、店員チャンがダメですね・・・「店員さん」ではなく「店員ちゃん」です。

 なんか、プロ意識を持った方は全然いなく、東京で死ぬ気でユニオンで掘っている立場からすると「う~ん」と思わざるを得ないです。
 それは、細かいことですが、視聴の対応だったり、レジの対応だったり・・・それでは、お客さんがついて来ないと思いました。

 うん、これは・・・大阪店に期待しているから指摘をしています・・・

 下北のN村さんをはじめ、東京のユニオンの店員さんは「信頼」できるから、ユニオンで大枚をはたくし、ユニオンに売ります・・・それは、この人たちに「託せ」ば、私たちの文化や、私が売ったレコードが「悪くならない」と感じているからです。
 
 細かい点であることは承知していますが、大阪店には頑張ってもらいたいです・・・今後、訪問した時には、どの店員さんも「ユニオンらしさ」を胸張っていられるように、頑張ってくださいね!


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 そんなわけで、ユニオンを真剣に掘ってたら夜の7時・・・レコ掘りの〆は、梅田の阪神デパートでやっているレコ祭りを軽く覗き、大阪に行ったら絶対に食べたいヨネヤさんの串を食べて、今日は終わりです!

 やっぱり、大阪の串は次元が違う・・・
 
 東京のデンガナや田中にはたまに行きますが、あそこで出る串と次元が違いすぎます・・・
 今年は「きす」の美味さにヤラれました・・・なんで、あんなに「ふあとろ」に揚げられるんだろう・・・たぶん、明日の夜も串です(^^;)

 なんか、今日の報告は「思うこと」が多く、そっちの方がいっぱい書きましたね・・・気付いたらこんな時間になっちゃった・・・

 釣果的には、コレだけで、全然足らないですね・・・・

 ただ、明日は甲子園で貰う元気を受けて、テープの魔境がある神戸と、レコ馬鹿狂乱な大阪の心斎橋と日本橋を攻めるので、釣果を増やしたいと思います!

 まあ、今年は、釣果は気にせず、普通に「旅行」を楽しむつもりで来てるので、嬉しい出物があればイイですかね・・・明日の天気は大丈夫かな~

 ではでは、明日もお楽しみに~




『2日目 8月15日(月) 神戸→大阪(アメ村)』

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 いやいや、遊んでて「疲れた」とは言えないので、頑張って書きますね・・・でも、ちょっと疲れちゃった(^^;)

 2日目は、やっぱりこれも関西旅行の楽しみである「甲子園」からいきましょう!

 ほんと、文系一直線な私が、高校野球を好きになるなんて思いもつかないのですが・・・あの「甲子園の空気」を感じたく、つい、毎年、行ってしまいます!
 不思議な解放感、そして、朝っぱらビールを飲む爽快感(背徳感?)がイイし、実際の試合も見れば見るほど面白いし・・・かなり曲がった形ですが、立派な高校野球ファンになっています(^^;)

 そんなわけで、毎年恒例の「どこ対どこの試合かを知らずに行く」スタイルで、甲子園についたら、地元とも言える「市立和歌山」と宮崎の「日南学園」の試合と分かり・・・なんとなく、3塁側の日南学園の方に行きました。
 実は、8時開始かと思ったら、9時30分開始というミステイク(?)があり、どう考えても、神戸の魔境に向かう時間を考えると、出やすい方がいいだろうと思い・・・混んでる地元(=和歌山)ではなく、日南に行きました・・・すみません・・・

 ただ、試合的には、日南学園側に座ってよかった試合でしたね!

 最初は不安定な立ち上がりで、3点のアドバンスを背負った日南が、徐々に逆転してく感じが分かる試合運びで・・・気付いたら、宮崎県民になるぐらい、日南を応援していました(^^;)

 結果的には、神戸に行く時間を考えて、途中で出てしまったのですが、かなり楽しませてもらい、次への「運気」をもらいました・・・


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 んで、甲子園で貰った元気を持って向かったのは「神戸」です・・・もう、この店に行くために神戸に来たようなものです!

 昨年もガッツリと買わせていただいた「Freak Out」さんです・・・失礼な表現かもしれないですが「神戸の魔境」として君臨するお店ですね!

 このお店を知らない方に指摘をしておくと、神戸のJR線の高架下にある商店街(?)に構えるお店で、写真でも分かる通り、とにかく「売り物が積み上げられている」んですね・・・

 買う側は、この山を乗り越えて(?)買わないとイケないという、ある種のハードコアスタイル(?)が売りなのですが・・・分かる人がその山を乗り越えると、必ず「お宝」と巡りあえるお店だと思っています。
 今回の訪問では、私の掘り終盤で、恐らくですが、某珍●亭師匠がご来店されて、果敢に掘り掘りしていたのが印象的です・・・なお、このFreak Outさんだけでなく、高架下の他のレコ屋さんも総じてカオスってるのが素敵です(^^;)

 そんな、Freak Outさんですが、昨年とそんなには在庫は変わらないだろうと思いつつも、昨年よりも「私の掘りの深さが進化」したので、絶対にヤバいのと会える(私が理解できる)だろうと思っての戦いです・・・

 んで、約1時間ぐらいのディグの末、嬉しい30本オーバーの釣果で万々歳でした!

 写真に上げたのは、比較的分かりやすい(?)テープになっちゃいましたが、個人的にはゴツいのが多かったです・・・在庫はそんなには変わっていないですが、私の「掘りの眼」が昨年よりも鍛えられているので、ガンガンと抜いていった感じです・・・
 もう、周りを気にせず掘りまくってて、あの商店街を通る一般の方からの冷たい視線、そして、お店にくるお客さんの「なぜ、テープ」という視線・・・そんなのを気にせず、汗だくで掘った結果がコレだったと思います!

 詳細は、釣果報告的な部分で書きますね・・・ありがとうございました!


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 そして、神戸での重たい釣果を引き連れ、向かった先は大阪・心斎橋のアメリカ村です・・・ここも行かないとイケない場所ですね!

 アメ村周辺は、テープ狙いと言うよりも、レコード狙いで行きたいところで、昨日訪問したユニオンとは相対する「優秀な個人店」が多く、掘りに行くと欲しいレコが普通にあったりするので、必ず行きたい場所ですね!
 個人的にも探しているレコが多いので、その辺が狙えればいいな~と思いながら、色々なお店を回りましたが・・・結果的には、期待通り、いや、期待以上の釣果でした!

 まず、アメ村に行ったら絶対に行きたいお店である「Groovenut Records」さんですが、昨日もユニオンで遭遇したDanny先生プレイ系の探してた1枚をゲット・・・
 そして、ここも必ず行きたい「Rare Groove」さんでも、Dannyプレイのブツがボンボンと抜けて、ニンマリ購入です(^0^)

 今回の旅、凄い不思議なんですが、Danny先生がプレイしたブツが異様に手に入っています・・・

 これは、Danny先生がミックスCDでプレイした曲で、大半が有名ではない、マイナーな曲が中心で、それゆえに探すのが結構大変でした・・・それが、簡単に手に入るんだから、嬉しい限りです!

 ただ、アメ村でのボムはこれではなかったです・・・

 どこのお店で入手したかは伏せておきますが(念のため、伏せますよ?)、某レコ屋さんでは、店主さんとお話をしてて、私のミックステープ話をしてたら、とてつもないゴツいブツを出してくれ・・・無事に購入させて頂きました!
 もう、このために「大阪に来た」といえるブツで、嬉しい限りです・・・今後も、この辺も含め、ガンガンと買っていきますので、よろしくお願いいたします!!


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 そんなわけで、その後に行った日本橋付近のレコ屋は、特に狙っているラインが無かったので、見学程度に散策し・・・昨日に引き続き、ヨネヤさんで串をつまんでしまいました・・・

 ただ、イイことばかりではないですね・・・

 それは、お店に入って嫌なことがあった訳ではありません・・・フッと、自分のことを考えてしまい「俺、何やってるんだろう・・・」とダウナーな方向に行ってしまいました・・・

 30半ばを過ぎると、色々とあります・・・それは、仕事もあるでしょうし、家族のこともあるでしょう・・・

 私の場合、まだ独身なので、いろいろとあります・・・養う家族がいないことで、こんな旅が出来たりするわけですが、その反対で自分の未熟さに気付いたりもするわけです・・・
 なんか、疲れてたのもあるのですが、串をつまみながら、こんな生活を続けててイイのかな・・・と思い、あんまりお酒も串も進まずでした・・・

 ただ・・・これは、私のイイところかもしれないですが、立ち直りも早いです(^^;)

 そんな、微妙な思いを抱いて、なんばの外を歩いてたら、遊びに来ている人やお店の人の「活気」が刺さります・・・ベタに道頓堀付近を歩いていましたが、派手で煌びやかなネオンが逆に心地よく、なんか励まされます・・・
 
 そう、とりあえず難しく考えないで、毎日を楽しもうよ・・・大阪のネオン街からは、そんな応援を頂きました・・・

 そのおかげで、小腹がすいてしまい、普段はあまり食べない〆のラーメンで金龍ラーメンに行ってしまい、ニラとニンニクをガンガンといれて、元気回復です・・・う~ん、単純だな~(^^;)


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 そんなわけで、今日の釣果はこんな感じです・・・かなりイケましたね!

 レコは、欲しかったDanny先生のプレイ物を中心にゲット・・・特に、先月リリースしたTK物のミックスがヤバくって、その辺のが抜けたのが嬉しいな~
 
 んで、テープですね・・・まずは、この量が抜けたのが嬉しいです!

 とりあえず、神戸のFreak Outさんでは、ニューディスカバーが多く、あのアルフィーのDJ物や、テープもあったんだというマクロスのDJ物、そして知られざるMoon Recordsのコンピ物など、かなりゴツいのが買えました!
 これ以外でも、私としては「ミックステープ」として見えてしまったテープが多く、いやいや嬉し限りです・・・この辺の細かい紹介は、後日の釣果報告で披露をしますね!

 そして、大阪の某店で譲って頂いたテープですが、写真の手前ぐらいに置いた手書きジャケっぽいので・・・なんと、DJ Kensawさんの手刷りテープになります!
 時期的には95年ぐらいので、どうやら手売りに近い形で流布していたようで・・・もー、これにはつい吠えてしまい、店主さんの粋な計らいで譲って頂き、嬉しい限りです!


 では、明日は名古屋ですね・・・明日もテープの聖地だったり、他のレコ屋もあるので、ガッツリと買っていきたいと思います!





『3日目 8月16日(火) 名古屋』

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 さーて、最終日です・・・全ての掘りが終わった後、新幹線に乗る前に書いちゃいますね・・・頑張ろう!

 んで、3日目は、いつも通りの「名古屋」です・・・ここも行かないとイケない地区ですね!

 お店的に、私が欲しいDiscoの12inchやミックステープなどは出ずらい地区ではありますが、行けば行ったで面白い出会いがある地区なので、大好きです・・・

 とりあえず、朝、大阪から近鉄のアーバンライナーで名古屋に移動し、地上に出たら、この旅で初めての晴天です・・・暑いな~(^^;)

 今年に関しては、天気は快晴ではないものの、雨の被害は少なかったのですが、やっぱり、旅にいって、いつもと違う空気を吸いたいとなると、晴れてほしいところです・・・
 名古屋に来て、なんか「名古屋らしい晴れ方」が味わえ、ちょっと嬉しかったかな・・・まあ、日差しが刺さる感じはアレですが、汗をかいて歩くのはイイですね(^0^)


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 そして、名古屋駅を降り、中心地である錦方面に向かう前に、いつも行っている名古屋駅前(名駅前)の「Banana Records」に早速行ったら・・・かなり探していたMUROさんプレイのエレガントなHouseと遭遇・・・久しぶりに目を疑いました!
 申し訳ないですが、Bananaの各店を含め、そんなに名古屋では出物を期待していない中で、こうやってトップウォントが出ると、その意外性もあって、本当にヤラれます・・・盤はややスレがありましたが、あの見つけた時の「おわっ」はプライスレスですね!

 そして、いつも旅ではそうですが、各地区において「出だし」がイイとそれ以降もイイんですよね~

 特に、今回はBananaが割と反応が良く、その後に行った「Banana大須店」「Banana栄本店」でも、微妙に探してたのがポンポンと見つかり、嬉しい限りです・・・
 また、この運気を背負って、ここも名古屋に行ったら必ず訪れたい「Greatest Hits」さんでも、探してたDisco12inchをゲット・・・やっぱりGreatest Hitsさんも外しがないな~

 今回の旅に関しては、欲しかったレコードが結構買えたことが素直に嬉しいですね・・・

 私がレコで探してるのはDiscoの12inchになるのですが、正直、東京だと出品が少なくなってきており、意外とゲットするのが難しいんですよね・・・
 ネットでは簡単に検索できても、いざ実物を手に入れようとすると難しい感じで・・・そういった探しているレコが見つかるのは素直に嬉しいです!

 やっぱり、足でコツコツと稼いで回るのが、自分の欲しいのを探す「一番の方法」なのかもしれないですね~


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 んで、運の良さを持ったまま、暑い名古屋を一人で歩き、向かったのは・・・ミックステープの聖地こと「Megamix Records」さんです!

 毎年、訪問しては、大物ゲットを報告するお店ですが・・・ことしもおかげさまで約30本の収穫でニンマリです(^0^)

 ここ数年は、行くたびに「今年はコレをゲットする」という目標を立てていくことが多く・・・今年は、未開拓だった名古屋のDJであるI-Cueさんと、ドンキっぽい店でもテープを卸していたPlayground Entertaimentのに絞ってこの本数です・・・いや~買ったな~(^^;)

 ただ、ここ6年、毎年この位の本数を買っているのですが、まだまだ買い切れていないのが現状です・・・

 それは、私にしか反応をしないドマイナーなシリーズ物が中心になり、誰も反応をしないのが多いのですが、私にとっては、行くたびに発見があるので「聖地」なんです・・・
 うん、ユニオンのセールもそうですが、私を「テープ馬鹿」として鍛えてくれるから「聖地」なんでしょうね・・・

 今回、本当は狙ってたのがありましたが、そっちを全部買うと、トンデモない金額になるのが分かり、今回はスルーでした・・・ああ、また「心の宿題」が出来たった(^^;)

 
 んで、レコ掘り後は、名古屋に行ったら必ず食べたい「ひつまぶし」を食べて、心と体を慰労し、近くの喫茶店でビールを飲みながらこの更新をかいています・・・


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 最後の3日目だけは、新幹線で帰る制約があるので、ちょっと駆け足になりましたね・・・

 今のところ、例年と変わらないぐらい買っているので、旅行の元は取れたかな~と思います。

 ただ、もう「元をとる」ということは重要ではなく、自分の足で歩いて「楽しんでくる」ことが大切だと思いました。

 凄い大したことではないですが、たまたまスニーカーを新調したら、凄い歩きやすくって、それでいつも以上に元気に歩いてたような気がしたから、こんな思いを抱きました。

 やっぱり、元気であることは大切ですね・・・旅行中、ちょっと落ちた瞬間もありましたが、仕事も生活も遊びも、元気に真っ直ぐ歩きましょう!





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『旅の結果報告』

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 え~、ではでは、旅の結果報告です!

 今年の旅は、途中で大雨が降るなどのトラブルがありましたが、思いのほか、レコ屋さんに行って引きが強かったので・・・割と嬉しい方向での「珍道中」になってくれたかな~と思います。
 昨日の更新後、夜に新幹線で東京に戻ってきたのですが、雨の影響もなく無事に戻れました・・・ただ、新幹線口の端の方にあった「世界の山ちゃん」の立ち飲みの店が無くなってたのは残念でした(^^;)

 んで、今日の午前中はタイトに買ったブツの整理等を行っていました・・・
 特にテープの整理が大変で、神戸のFreak Outさんも、名古屋のMegamixさんも、失礼な表現ですが「ホコリが被ったテープ」なので、その清掃が大変でした(^^;)

 それでは、結果報告です!

 今年はレコードが11枚、テープが74本と、かなりゴツい釣果でした(^0^)

 枚数や本数でいくと、これまでの旅と同じぐらいでしょうが、例年に比べられないぐらい「ゴツい」のが買えた印象です・・・お世話になったお店には感謝感謝です!!

 ではでは、以下で手短に購入ブツを紹介しますね~


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 まずはレコードからいきましょう!

 これは京都のBootsy'sさんで購入したレアブツ「Billy Frazier / Billy Who?」ですね! 凄く高い値段ではなかったですが、今回の旅では一番高価なレコなので、写真も大きめです(^^;)

 報告でも書きましたが、この辺のレアなDiscoが、昔と比べると出会える機会が減っているような気がして、結構、買うのが大変なんですよね・・・
 東京のユニオン辺りでも、セールとかの回数は多少は減っているけど、セールはまだあります・・・ただ、そこでガツっとDiscoの12が出ることは少なくなってきているように思えます・・・

 それは、この辺のDisco系がそこまで人気がないことがポイントなんでしょうね・・・

 ただ、やっぱり、当時のオリジナル盤を買うと、音の良さだったりグルーブのカッコよさだったりがあるので、やっぱり欲しいんですよね・・・

 なので、ここ最近は、値段も一応は見ていますが、出品の回数が少ないことを考慮して「あったらすぐ買う」を実践しています・・・

 今回のコレも、今の相場で考えたらもうちょっと安く買えるかもしれないけど、一期一会の精神で買ってみました(^0^)


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 そして、今度は「Danny Krivit」のプレイしたレコです!

 こちらも報告でちらちらと書いていましたが、Danny先生が発表したミックスCDに収録された曲で、どのレコも、あまり注目されていないけど、Dannyのプレイを通して聴くと「最高な曲」が多く・・・気付いたら「レコが欲しい」となっていました(^^;)

 まず、上のは、昨年のMTT大賞を受賞した「Mr.K Salsoul」に収録された曲で、いわゆる「Salsoul」ものです・・・ただ、これを見て「Salsoulなの?」と思いますよね・・・その辺がDanny先生の素晴らしいところです!
 写真の中の左のジャケつきは、RippleのLP「Sons of the Gods」で、このLPの中から渋いインスト曲をチョイスしています・・・また、左の黄色ラベルは「Sparkle / Handsome Man」で、後にSalsoulがライセンスをとった(LarryのMix集に収録)曲の元12inchですね・・・

 また、写真下は、先月リリースをしたTK音源を使用したミックス作品に収録された曲で、「Queen Samantha / Take A Chance」「Eli's Second Coming / S.T.」「Quartz / Beyond The Clouds」ですね~
 こちらのTKミックスは、まだそこまで聞きこめていないですが、これらの曲は一般的なTKのイメージとは異なるので、あまり知られていなく・・・この辺をチョイスしてくるのは上手いな~と思いました。

 もう、誰が何と言おうとDannyさんは私にとっては「先生」です・・・ほんと知らない曲をカッコよく教えてくれるから「先生」です・・・


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 そして、もう一人の先生は「MURO」さんに他ならず、MUROさんプレイのも、ちょこっと買えました(^0^)

 左は、名盤中の名盤である「Side Effect / Goin' Banana」で、最近になって、ここからMUROさんがプレイしている曲があることが分かり、つい購入です・・・
 買おうと思えば、どこでも買えるブツですが、買ったのは「Banana Recordsの大須店」です・・・はい、「バナナでバナナを買う」・・・これを思い付いちゃったら買わない訳にいかないですね(^^;)

 んで、右のは、かなり探してたブツで「The Popular People's Front」という00年代House関連のグループのレコで、なんと「Elegant Funk 2」に、昔のダンクラやブギーに混ぜてプレイしてた曲ですね!
 エレ2も、紹介したくってレコを探してるんですが、なかなか集まらず、凄い難儀をしています・・・その探してた曲の一つがコレで、こういうのをチョイスしてくるのがMUROさんらしいですね~

 私自身、テープについては、知らないものをガンガン買っていますが、レコードに関しては、ミックステープやCDで「プレイされた曲」を中心に買っており・・・本当の意味ではレコードは「掘っていない」ことになるかもしれません。
 それは、私のブログのポリシーである「DJミックスをすることでプレイされた曲が更に光る」をうけて、ミックス作品を聴いて「カッコいい」と思った曲を買っているだけなんですよね・・・
 
 ただ、「掘る」という行為を愛しているからこそ、そのカッコいいと思った曲は、かならず自分の手で「オリジナル版」を探して買います・・・それは、その曲の良さを教えてくれたDJに対して、掘り師なりの敬意を払うために探しています・・・
 
 この話、書こうと思えばもっと長くなるので、止めましょう・・・

 ただ、DannyやMUROさんのDJや選曲が「素晴らしい」から、こうして「レコードを買わされている」のです・・・これは嬉しい「私への課題」なんですね!
 これからもイイ曲を沢山教えてくださいね~


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 んでは、次は胸を張って「自分の力で掘っている」といえる「ミックステープ」の紹介です~

 まずは、上の写真ですが関西のDJ関連のミックステープで、DJ Ryo.comさんの50centミックスと、DJ MinamiさんとDJ Benkeiさんの名物パーティー「Soul Free」のライブ録音物ですね!
 この辺は、ほんと関東では入手しずらいブツなので、出会えて嬉しいです・・・大阪のユニオンでのゲットですが、これからもこの辺は仕入れてほしいな~

 そして、大阪でしか手に入らないだろうというブツでいくと、写真下がキラーじゃないでしょうか・・・今回の特大ホームランですね!

 なんと、写真下の4本は、大阪を代表するHipHop系DJである「DJ Kensaw」さんによる手刷りテープで、95年前後のテープになります!
 いや~、ジャケも含めて最高スギますね・・・譲っていただいた店主さんのお話だと、かなり若いころのテープなので、内容的にかなり攻めているようで、今から聴くのが楽しみです!!

 ほんと、私が旅行と称して関西や名古屋に行っているのは、こういった「その土地でないと手に入らないテープ」と巡り合うために、自分から出向いているんだと思います!

 とにかくKensawさんのは、店主さんに思わず「このテープと出会うために大阪に来た甲斐がありました!」とお礼の言葉が出るほど嬉しいです・・・


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 んで、こちらも「出向かないと買えない」系のミックステープかもしれないですね?

 両方とも、Megamixさんで集中的に買わせて頂いたブツで、上は、名古屋のR&B系DJである「DJ I-Cue」さんのシリーズですね・・・何本かは持っていましたが、Megaさんだと、シリーズのカタログがデッドストックで残っているので、まとめて抜け番を買わせて頂きました!
 また、下は、名古屋というよりも東京のレーベルである「Playground Entertainment」のテープで、NYのDJ集団Heavy Hitters関連の作品を多くリリースし、04年前後には、たしか一般向け(それこそドンキとか)にテープを出してたところですね。
 ここも、ボチボチ集まってきたので、持ってないのは集中的にほしいな~と思っていたら、かなりデットストックがあったので、まとめて買わせて頂きました!

 Megamixさんの魅力は「デッドストック」にあると思います。

 テープに関しては、毎年毎年、訪問をしていますが、正直、まだ「全て買えていない」ほど、恐ろしい在庫量があります・・・6年前に初めて訪問した時と比べると、かなり量は減ってきていますが、私としてはまだまだお世話になりそうです。

 また、Megamixさん的には、テープは「刺身のつま」で、メインは「アナログレコード」になるわけですが・・・かなりの量のデッドストックがあります・・・つまり「美品」のレコードになります。

 割とDance系が強いのでアレですが、ここ最近のレコード市場の流れからすると、絶対に重宝するお店なんですよ・・・興味のある方は、根性を決めて是非、お店に訪れてくださいね!


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 そして、ここからは「ミックステープではないミックステープ」のコーナーです(^^;)

 神戸のFreak Outさんで購入した「和物テープ」が中心で・・・珍師匠もビビるブツを色々と買いましたよ~

 まずは、分かりやすい「テープアルバム」で、結構、色々と今回は買いました!

 例えば、写真上では、時期が時期なので、夏系としてOmega Tribeのテープアルバムをなんかをゲットしつつ、その流れで日本のFushionグループ「Native Son」のテープアルバムがゲットできたのは嬉しいです・・・ファーストアルバムもテープがあったら欲しいな~

 そして、写真中段は、ミックステープ的に聴けるという意味では鉄板な「ベスト・テープ」で、今回は五和真弓さん高中正義さんのテープをゲットです・・・
 高中さんは夏向けで内容も良さそうだし、何よりもテープにKitty Recordsでおなじみのネコちゃんがしっかりと印刷されてて嬉しいです!
 なお、個人的な見解だと、五和真弓さんとか、女性シンガーソングライターのベストテープってけっこうあり、なんとなく買っていますが、五和真弓さんのように曲が「うらびれた曲」が多いと、あんまり聞いてて幸せになれないので、まだ楽しみ方を模索しているところです・・・

 んで、写真下では、長渕剛さん竹内まりやさんのシングルテープに挟んだブツがキラーで、森高千里さんの名曲「ララ サンシャイン」を収録した夏向けなアルバムのテープ版です。
 恐ろしいのが、1996年の作品なのに、日本国内でテープ版がプレスされていたことで・・・最初は、香港辺りのブートかな~と思っていましたが、国産で度肝を抜かれました!
 ただ、アルバム自体も、かなり夏向けなイメージみたいなので、結構聴いたらミックステープだろうな~と思っています(^0^)


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 んで、この辺が、今回のFreak Outさんでのボムでしょうか? この辺は発見した時、思わず「うわっ」と唸ってしまいました(^0^)

 上の2枚の写真のテープは、どれも80年代の日本国内で作られたテープの中で、上はDJミックス(ノンストップミックス)をしているもの、下はテーマを決めたコンピレーションもので・・・私に言わせれば「ミックステープ」と言い切れるテープです!

 この辺は、大好物も大好物で、この間も達郎さんのDJテープを紹介しましたが、今でもかなり探している類のテープになります・・・
 ただ、当時のテープ事情からすると結構売れてはいましたが、ある意味で「亜流」なので、なかなか「中古市場に無い」のが現状です・・・その流れで、コレだけ抜けたのは大変嬉しいです!

 掘ったブツも紹介しておくと、上のDJ系のでは、真ん中の「TVアニメ マクロス」のテープがキラーです・・・LPではよく見かけますが、テープ版もあったんだ!
 これは、ジャケも含め、今から聴くのが楽しみです・・・この辺のアニメ系もノンストップもの(というかラジオDJ風のもの)が結構あるので、頑張って掘ってみようかな?

 んで、そのほかのDJ系もキラーで、左奥はなんと「アルフィー」のノンストップ物ですね・・・なんで、ノンストップを企画したかは一切分からないですが、う~ん、最高ですね(^0^)
 そして、右奥は、すみません、写真間違えで「DJミックスはされていない」ブツでした・・・ただ、あの「オフ・コース」の夏向け選曲テープのようです・・・MUROさんが選曲したExpressレーベルからのリリースというのが大変熱いです!

 また、下の写真は、いわゆるレーベル主導のコンピレーションで、真ん中がキラーです!
 なんと「Moon Records」からのコンピで、タイトルが「恋の嵐~Summer Vacation」ですよ・・・1991年産で、選曲的にはまりやさんや村田和人さんが中心、達郎さんは無しですが、これはヤバい・・・聴くのが今から楽しみです!

 んで、他のもヤバくって、左はアルファ系のコンピで、サーカスやハイファイセットなどの和メローを中心にしつつ、なぜかアリスの冬のイナズマをブチ込んでくる感じがフレッシュですね!
 そして、右のはソニー系ので、タイトルの「悲しい色やね(上田正樹さん)」で統一されたらしいテープで、なかなか選曲です・・・

 この辺のDJテープや選曲コンピ物は、かなり面白いのが多く、今後も掘っていきますね!


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 んで、そろそろ「なんでそれ買うの?」系に進みましょう・・・こっちもイイのが買えました!

 まず、写真の一番上は、いわゆる「DJ系(ノンストップ)」ではあるのですが、当時から良く売れていた「Disco」や「Eurobeat」のテープですね~
 この辺は、本数も多いので、正直、まだ面白味が見えない部分もあります・・・ただ、今後を見据えて研究がてら買っている感じです・・・個人的には、当時のヒット曲を、どこかのディスコ所属の箱バンに演奏させているのが、内容的に微妙で好きですかね(^^;)

 そして、写真中段は、あれば買っている「本格ダンス向けテープ」です!
 これらは、趣味として「ダンス」を嗜んでいる方向けに、踊るときのBGMとして作られたとされるテープで、今回はフラメンコとDisco物をゲットです!
 特に、右のLet's Danceは、先ほど触れた「箱バン演奏」の延長である、レーベル所属の「箱オーケストラ」がディスコの名曲を引き直した内容のようです・・・ただ、BPMが書いてあるのですが、Dancing Queenが56bpmなど、異様に遅いみたい・・・ちゃんと踊れるのかな(^^;)

 んで、写真下は新境地かな・・・私の中では「子供向けDJミックス」と名付けました(^^;)
 左はディズニーのエレクトリカル・パレードで使われそうな楽曲を、あれ風にメドレーになった内容のようですね・・・DJミックスというかメガミックスになるのかな?
 そして右は、謎のバンド「ポシェッツ」がノンストップでクリスマス系の曲を演奏しているブツのようです・・・アメリカにはコレ系は多いですが、日本企画もあったんですね~
 
 ここで紹介したテープは、結局は「DJミックス(ノンストップ)」系が中心ですが、変なテープが多いですね(^^;)

 ただ、これは「価値の付け方」の問題で、楽しみ方が分かれば評価は変わります・・・これから、少し時間をかけて聴いていき、「楽しさ」を探していきたいと思います・・・ただ、私が楽しいだろうと思って買ってるので、多分、「楽しさ」が分かるでしょう!


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 ではでは、最後は「珍品」系です・・・この辺が珍師匠も喜んでくれるかな~

 まず、上のはジャケで殺してくれますね・・・左の芸者遊びでおなじみの「お座敷・宴会ソング」のコンピレーションで、ジャケがイイですね~
 内容的には、聴いてないのでアレですが、お姉さんの顔が素敵です・・・でも、意外とミックステープ的に聴けそうですね~

 そして、上の右もグッとくる方が多いのでは、セガのアーケードゲームである「After Baner」のサントラのテープ版ですね!
 こういったアニメのサントラは、LPの相場が結構上がってたり、アニメ・テープだけを集めているコアなコレクターも多いので、実は敬遠をしていましたが、遂に買っちった・・・う~ん、コレ系でいくとOutrunのサントラが最高なので、ほしいな~

 んで、最後の写真は、ある意味で「レアグルーブ」なテープですかね(^^;)

 左は、1986年ごろのヒット曲を、どこかの箱オーケストラが演奏した「カラオケテープ(=インストのみ)」で、選曲がかなりイイです!
 1986年のマリリンや、バレンタイン・キッスなど、ツボなヒット曲を選んでいますが、コレ系は総じて魂が燃え尽きた演奏感が最高で、ある意味レアグルーブです・・・あと、コレ系は、一切LPが無いので、その意味でもテープは貴重かも?

 そして、オーラスの右は、どうやら1975年ごろの「日本レコード大賞」「日本歌謡大賞」「有線放送大賞」で受賞した曲を、コンピにしたんだけど、歌ってるのが「本人ではない人が歌っている」作品になります・・・
 ある意味、あの洋楽ヒット集の「NOW」を全て「カバー」で網羅した感じなので、これもレアグルーブですね・・・ただ、こっちもこっちで魂が燃え尽きた歌い方をしてて、それはそれで嬉しいです(^^;)




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 いや~、最後の釣果報告も疲れました・・・なんでこんなに書くんでしょうね(^^;)

 ではでは、これにて今年の旅は終了です・・・仕事的には年末まで色々とありますが、これからも頑張ってブログを更新していきますね!
 特に、10月は「ブログ開設7周年」企画がありますので、そちらは頑張ります・・・ネタは思いついたので、9月はひたすら地味に作業をしています(^^;)

 では~、これからも宜しくお願いいたします!






★業務連絡 8月17日 17:00
 1~3日目の文章整理、釣果結果の報告を追加し、タイトルを変更しました。
 ただ、あまりにも更新作業が疲れたので、黒文字入れとか、細かい語句修正は後日行います・・・すみません・・・

★業務連絡 8月18日 21:40
 文章の黒文字入れと語句修正、更に結果報告の部分は文章の変更を若干行いました。
 特に「五和真弓さんのベストテープが4本・・・」は私に認識間違いで、五和真弓さんと系統が近い(?)大橋順子さん等のベストテープと混同してその本数を書いてました・・・すみません。

 あと、個人的な話ですが、Twitterで大阪の串揚げ屋さんである「ヨネヤ」さんのことを書いたら、Twitterでフォローして頂き、かつ、物凄い丁寧なお返事も頂きました・・・
 お店の元気な店員さん達の姿を見てると、そんな丁寧なお返事を頂けるとは思わず、かなりビックリしましたが、結構嬉しかったです・・・また寄らせて頂きますね(^0^)








Dego (Dego Ranks) 「Evening Muse」
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 暑いですね・・・暑い・・・(^^;)

 今年は、電車も会社も訪問先も、ガンガンとクーラーをかけてて快適ですが、そこから出て外の街を歩いたりすると地獄ですね・・・
 だけど、個人的には汗をかくのは嫌いじゃないので、家にいるときはクーラーはかけず、窓だけ開けてます・・・このブログの記事も、汗を少しかきながら書いてますが、夕食時のビールが美味しくなればいいかな??

 そんなわけで、今週は夏の暑さを和らいでくれた、この作品で紹介です!


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 今回は、大好きな「EMTシリーズ」から、Londonを代表するDJ/Producerである「DEGO(ディーゴ)」さんによる、素晴らしいRareGroove~Jazz~Soul選曲の作品をご紹介します!

 まず、DEGOさんの紹介からいきましょう・・・

 DEGOさんは、クラブ/ダンスミュージックのDJ/Producerで、ジャンル分けが必要がないぐらい「Good Music」を制作/プレイするお方になります。
 90年代はMarc Macとのユニット「4 Hero」でDrum'n'Bassの発展に大きく寄与し、その後もBroken BeatsといったLondon発のダンスミュージックを牽引し・・・もはや、世界のダンスミュージックの権威として名高いお方になります。

 特にDEGOさんが素晴らしいのが、自身の音楽のバックボーンにJazz~Soul~RareGrooveといった過去の素晴らしい音楽があり、これを生かした音楽作り/DJが重要かと思います。

 硬質で、どことなくデジタル感が強いトラックでも、その背景には温もりのある「音楽」がしっかりとあり・・・なんでしょう、抽象的な表現ですが「黒い」んですよね。
 ドラムンが流行った90年代末、無理してGoldieや4 Heroを聴いても理解が出来なかったですが、少し大人になった耳で聞くと、その豊かな黒い音楽性に気付きます・・・そう、デジタルだけでは説明がつかない「グルーブ」を音楽に与えているお方になるのだと思います!

 そして、そういったDEGOの持つ「音楽感」を、上手く表現してくれたのが、このテープになります。

 このテープがリリースされたとされる2002年ごろは、まだDEGO=ドラムンの人というイメージが強かったですが、DEGOのレーベルでもある「2000 Black」が大きく動き始め、Club Jazz~Future Jazzシーンでも影響度があったので、EMTシリーズの首謀者である沖野兄弟ともコネクションがあったのかな~と思います。
 
 内容は、以下の作品紹介の方で説明をしますが、DEGOの音楽の「背景」が分かる内容で素晴らしいです・・・

 う~ん、やっぱりEMTシリーズは、制作の依頼をする側(沖野兄弟)と、制作の依頼を受ける側(海外のDJ)が、しっかりと「信頼」があるから、受ける側もかなりパーソナルな内容で作ってくるんでしょうね!

 では、作品の紹介です!


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 まず、他のEMTシリーズと同じで、DJミックスはなく、選曲のみの作品になっていますが、DEGOの「気持ちいいグルーブ」が堪能できる作品になっております。
 それこそ、この時期に聴くと「天然のクーラー」のような選曲で、とても気持ちが和んで素敵です(^0^)

 まず、選曲面ですが、全体的にドープなRareGroove~Jazz~Latin~Soulが中心で、掘りの深さにヤラれます!

 A面の一曲目では、あまり知られていないFushion~Soulである「Samuel Jonathan Johnson / My Music」をチョイス・・・とにかくメローで気持ちいい曲なんですが、なんか聞き覚えがあるな~と思ったら、Alchemist制作の「Jadakiss / We Gonna Make It」ネタだ・・・もー、渋いっすね!

 選曲の大きな核としては「RareGroove~Jazz」になるのですが、かなり幅広く、そして深い選曲をしており、DEGOの「深さ」が分かります。

 例えば、これもなんかのネタになったスペーシーなBrazillianチューンである「Orlandivo / Onde Anda O Meu Amor」や、ハンガリーの鍵盤奏者による「Csik Gusztav Es Egyuttese / Ritmusvaltasok」のようなヨーロッパ~東欧JAZZを選曲してて・・・かなり掘ってないと巡り合えない曲が多く、深いです・・・
 ただ、その一方で、ブレイクビーツクラシックである「Let's Dance」を収録したアルバムから「Pleasure / Jammin' With Pleasure」といった知られざるJazz Funkを披露するなど、意外と気づかれない曲も選曲してて、素敵です・・・

 個人的は、やっと年齢と知識が追い付いてきたのか、こういった「Rare Groove」に凄い反応するんですよね・・・

 それぞれは、聴いてもかなり難解な曲が多いのですが、DJ側(選曲側)が、ある意思を持って並べることで、そこに「共通のグルーブ」が与えられ、凄い聞きやすく、そして気持ちが和らぎます・・・

 この作品で選曲された曲は、DEGOの感性で「メロウ」「スペーシー」「サンバ」「ジャズ」等を軸にイメージしてて、全体的に「モノクロームな雰囲気のある躍動感」が気持ちよく聞こえ・・・結果的に「DEGOのRare Groove」、つまり「DEGOの音楽」みたくなってて、素晴らしいですね!


 また、選曲の構成の仕方も素敵です!

 A面は、割とメロウネスを追求した内容でありながら、深く聴くと、そこにダンス性が伴う内容になっています・・・一方でB面は、東欧Jazzを中心に選曲し、ラウンジーな印象がありながら、こちらもダンス性(スイング感?)があります・・・

 そう、A面もB面も、メロウな質感を出しつつ、実はダンス性を内包してて、その上でA面とB面とで違う世界観を設定しているので、作品としての奥深さがあります。
 テープ自体、A面とB面で60分で、時間が短いので、おのずと何度もループしながら聴いてしまうのですが、聴けば聴くほど何度も聴いてしまいます・・・きっと、DEGOが真剣に選曲したからこそ、しっかりと聴ける内容になっているのかもしれません。


 
 作品紹介は以上です!

 ちょうど、来週末に、日本にツアーで来日をされる予定になっており、そのパーティーには沖野好洋さんもDJをされるので、やっぱり沖野コネクションがあっての作品なんだな~と膝を打ちました。

 気になる方は探してみてね~



<Release Date>
Artists / Title : Dego Ranks 「Evening Muse」
Genre : Jazz、JazzFunk、Fushion、Latin、Brazillian、Soul・・・  
Release : 2003年(?)
Lebel : Especial Records No Number








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<独り言>

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 え~、真夏も真夏ですが、今週末はちょっと個人的には楽しみな週末でした・・・

 我らのユニオンが、各店が一斉にレア盤の放出セールを開催するイベントが8月6日(土)に行うことになり、それがちょっと楽しみで、昨日は見学半分で各店舗を回っていました!

 ● 2016 Summer プレミアム廃盤セール


 この合同セール、夏場のこの時期に開催することが多く、年末のセールとGWのセールと並んで、マニアが狂喜乱舞するのですが、今回に関しては、異様に「ゴツい出物」が多く、ジャンルは違えど、告知のブログを見てるだけで「ざわざわ感」が感じられました・・・

 例えば、渋谷の中古センターでは、幻の「The Blue Hearts / 1985」のソノシートが出たり、他のお店でも軒並みゴツいのが出まくりでした・・・

 残念ながら、私が並んでも欲しいと思ったモノは無かったので、セール自体は観戦目的でしたが、かなり面白かったです!

 どのお店も、セール開始時から遅れてお店に行きましたが、いわゆる「戦いの後」だという感じがする店内で、レコード馬鹿としてはグッときながら各店を回っていました・・・
 特に渋谷は早い時間に行ったのですが、試合後の独特のザワザワ感や、その鬼レア品を掴んだ人のオーラなど、イイ感じでしたね・・・とりあえず、Blue Heartsは即売れだったみたい(いくらだったんでしょう?どう考えても20万超えでしょうね~)だし、他の店舗でもトップな鬼レア品は瞬殺だったみたいです!

 う~ん、レコード屋さんに通うことって、自分が欲しいレコード等を探しに行くことだけではなく、こういった「観戦」も楽しみ方の一つかもしれないですね?
 ただ、本当は参戦したかったのもあります・・・今度はDiscoかテープでやってほしいな~

 なお、ちょこっとだけ欲しかったレコがありましたが、コンディション不良で今回も諦めました・・・

 このレコ、発見しては状態だったり、値段が納得できないので、手には取るけど買わないことを繰り返しをしており・・・結果的に、私が買わないと気付いたら他の人に買われてて、ここ1カ月の間だけでも4連敗中です・・・(^^;)
 今回の作品紹介にも繋がりますが、RareGroove系のレコードは、ジャケや盤質のコンディションで価格が大幅に変わるので、レコードの値踏みや相場観が難しいですね・・・


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 そして、こっちはちょっと欲しかったブツをやっとゲットしましたよ!

 これは、90年代の日本語ラップ関連のフライヤーを集めた「LEGEND OF JAPANESE HIPHOP FLYERというアートブックで、首謀者であるココナッツ代々木店のYOKOさんから直接購入をさせて頂きました!

 この本、耳の早い日本語ラップファン等はご存知かもしれませんが、日本語ラップ関連のクラブイベントのフライヤーや、作品発売時のチラシなどを集めたアートブックで、2014年に出した第1段を増強する形で、今月、第2段が完成しました・・・あのサンプリングラブさんも取り上げていたので「あれか!」と思う方も多いでしょうか?
 ただ、内容が内容なので、あまりおおっぴらには売れないので、かなり限定な売り方&印刷数なので、実際買われた方は少ないかな・・・実際に、ココナッツさんでも店頭には置いてなく、YOKOさんに声をかけたら出してくださったぐらいなので、ある意味「ウラ本」です(^^;)

 んで、肝心な内容は・・・素晴らしすぎます!

 私も相当フライヤーは持っている(集めていた)ので、私が持ってるのもありましたが、どこから入手したのか分からないブツも多く、ほんと資料としては貴重すぎます!
 個人的には、雷勢が集まったイベント「鬼だまり」でのライブの進行表(!)や、前に紹介したCeloryさんのイベントテープの詳細が分かるフライヤーなど、腰を抜かすブツの連発で、素晴らしい「酒のつまみ」になりました(^0^)

 欲しいと思った方は、もう残り数が少ないみたいなので、早めに動いてね・・・色々と探せばネットで買えますし、ココナッツ代々木店のYOKOさんに声をかけてくれれば出してくれるみたいんですよ!


 なお、YOKOさんと色々と情報交換し、私もこの辺のフライヤーは結構持っているので、今後を見据えて色々と協力をすることにしました・・・とりあえず、実家で発掘してこないと(^^;)

 こういうものを、おおっぴらにするのは、色々とあって大変です・・・
 ただ、あの時代が持っていたエッセンス・・・うん、私たちを魅了したエッセンスを、次の時代に伝える上で、こういった作業は凄い大切だと思います。

 このブログでは、そういった「伝える」ことも意識してきましたが、そろそろ、もう一歩、踏み出した作業が必要かもしれません・・・まだ、形になるかどうかは分かりませんが、私自身として、今までよりも「踏み出した」ことをしていきたいと思います!


※参考 こんな感じで色々と持っています~
● 素晴らしきステッカーの世界(2014年2月)
● 素晴らしきフライヤーの世界(2014年4月)
● Savage(MURO'S Shop) - Shop Sale Flyer - (2009年3月)
● 「HARLEM 15TH ANNIVERSARY BOOK」 (2013年2月)
 

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 そして、最後はこの写真で〆ましょう・・・地獄行きのチケットを買ってしまいました(^^;)

 前回の更新でも報告しましたが、毎年恒例である「京都・大阪・神戸・名古屋のレコード旅」を、来週末に開催することにしました!
 いつから行くかはまだ秘密にしておきますが、次回の更新では、1日ごとに、その日に掘りに行った報告を紹介していきますので、お盆の暇つぶしにお付き合いくださいね・・・

 なお、私の心の洗濯に行くための旅行なので、あんまり新鮮味はないです・・・ルートも全く一緒だし、結構掘りつくした感はありますが、色々と珍道中になるんだとは思いますので、お楽しみに・・・
 一応、これまでの戦歴(?)も並べておきますね・・・今年は6年目だそうです(^^;)

● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2011年8月 
● レコード屋探訪(京都・大阪・名古屋) 2012年8月 
● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2013年8月
● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2014年8月
● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2015年8月


 ではでは、来週の更新をお楽しみに!!





D.L & DJ Muta 「Official Bootleg Mix-CD "ILLDWELLERS" g.k.a ILLMATIC BUDDHA MC'S」
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 え~、東京はやっと梅雨明けをしましたが、その瞬間から暑い毎日で疲労困憊・・・う~ん、やっと夏になってくれたのは嬉しいのですが、やっぱり暑いとアレですね(^^;)

 そんなわけで、やや夏バテ気味だったので、サクッと紹介出来そうな作品をチョイス・・・この季節とはあまり関係が無いですが、今回はヒットしたこの作品を紹介しましょう!


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 今回は、故Dev Largeさんが企画し、DJ MutaさんがBuddha関連の楽曲をDJミックスした作品を紹介します!

 数年前にリリースされた作品なので、まだご記憶にある方も多いかもしれませんが、リリースに至って経緯を紹介しておきましょう・・・

 まず、この作品は、ある意味で上の写真のミックスCD「DJ Shiba / Enter Da 96 Buddha」触発されて企画された作品になります。

 このDJ ShibaというDJは、詳細が一切分からないお方ですが、こちらの作品は2009年3月に自主でリリースされ、タイトルにも記載があるとおり、日本において、ラップやHipHopの素晴らしさとイルな姿勢を広めたラップグループ「Buddha Brand」関連の曲をまとめ、DJミックスを施した作品になります。
 選曲的にはBuddhaの楽曲に加え、メンバーのソロ楽曲や客演楽曲も網羅し、ラジオ風なコラージュや、元ネタ曲などを挟むなど、割と凝った作りにはなっており・・・作ったShibaさんのBuddhaへのリスペクトがある程度は出た内容になっているかと思います。

 しかし、Buddhaの親方であるDev Largeさんがこの作品の存在を知り、この作品が「Buddhaのオフィシャルミックス」みたく流通していることに対応するべくして制作したのが「Official Bootleg Mix-CD」になります。

 Dev Largeさんのブログ等の情報を辿ると、元々は日本語ラップを熱心にプレイしていた「DJ DR.JEKILL(DJ ジキル)」さんが、出来の悪い変なブッダのMIX-CD(=Shibaさんの作品)が半ばオフィシャルな状態で勝手に出されてることをDev Largeさんに報告し、このことをきっかけにDev Largeさんが制作に乗り出した流れがあるようです。

 私も当時、すぐにはShibaさんのCDは買いませんでしたが、日本語ラップの神様的存在のBuddhaの楽曲がDJミックスされた作品だったので、日本語ラップファンを中心に売れていて、ある意味で「公然」の作品だったと思います。
 まあ、Dev Largeさんに断りなしに作ってた部分もあるようですが、Dev Largeさんとしては、これが「Buddhaのミックス作品」みたいな位置づけで流通しているのが耐えられなかったんでしょうね・・・当時のDev Largeさんからは「ファンが偽物を買わされないために」という発言もあり、自分の子供ともいえるBuddhaの曲をしっかりとした形で残したかったんでしょうね・・・

 そして、本当はジキルさんのDJで作る予定が出来なくなりBuddhaのメンバーであるCQさんへ相談したところ、当時はJUSWANNAのバックDJをしていたDJ Mutaさんを紹介され、結果的にDev Largeさんが選曲、DJをMUTAさんが行うという体制で今回紹介するミックス作品が制作されました。
 今となってはMUTAさんは、Buddhaグループの準メンバーになるぐらいに活躍をしていますが、若い感性に任せてDJミックスをしたらどうなるかも含めてMUTAさんに依頼をしたようですね・・・人選は間違えなしでしょう!

 では、作品の紹介です!


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 まずは選曲面の紹介ですが、往年のBuddhaクラシックに加え、関連曲や客演曲を深く掘り下げた感じで、Buddhaの良さを知る上では分かりやすい内容になっています!

 それこそ、Shakkazombieとタッグを組んだ名曲「大神 / 大怪我」のような代表作であったり、Lunch Time Speaxを招いた「Buddha Brand / Don't Test Da Master」のようなドープな楽曲、そして「Buddha Brand / Krush Groove 4」のような渋い曲など、選曲面は流石です。
 共演曲系がレコの手持ちが無い(昔は全部買ってたけどな~)のでアレですが、ヒット曲も渋い曲も網羅している感じで、エンディングではクラシック中のクラシック「Buddha Brand / 人間発電所」を選曲するなど、Buddha Brandの世界感を上手く表現しているな~と思います。

 そして、DJミックスの方はMutaさんのプレイが光っており、楽曲の良さを引き出しています。

 この作品では、方向性として「ラップ」をしっかりと聴かせることを意識した構成になっており、ハードな2枚使いなどはあまりないのですが、そのラップを目立たさせる2枚が多く、かなり良いですね!

 BuddhaのMC勢であるDev Large、CQ、Nippsとも、ライム巧者でありながら、誰にも真似できないド変態ライムが多いので、即死なパンチラインが多い中で、「これは!」というラインは1回だけ2枚を入れて強調しているのが上手いですね!
 また、この2枚の延長として、違う曲だけど同じパンチラインを入れている所は、そこで2枚使いをして次の曲にスイッチするなど小技もイイですね・・・この辺は、割とパンチラインを使いまわすNippsの部分で上手く活用をしていましたかね?

 ただ、ただ・・・私としては、この作品が「Buddha BrandなりDev Largeという音楽か?」と問われると、100点満点で「そうです」とは言い切れない・・・です。

 まず、この作品が、しっかりと権利をとったメジャー作品であることは価値がありますが、あまりにも客演曲などを入れていてブレてしまった部分があるかと思います。
 作品の方向性として「ラップ」を中心に選曲をしたため、言葉が悪いですが、Dev LargeやCQ、そしてNippsが客演した曲なら何でも入れてしまった感があり、全体的に「Buddha Brand」という世界観がまとまらなかったように思えます・・・
 また、DJミックスを施した上での全体的な流れやストーリー性があまり良い流れではなく、最後の人間発電所で感動的なフィナーレを考えていたのかもしれないですが、中途半端に終わってしまった感があります。

 変な話、Shibaさんが作った作品と選曲やミックスの方向性が大差がなく、むしろかなり似ている作りで・・・変な話、もっとイイ作品が作れたのではないか?と思ってしまうほどです・・・

 これは、今は天国でお休みになられているDev Largeさんに対して苦言を呈する形になりますが・・・Buddha Brandという音楽を作った本人が選曲するのではなく、Buddha Brandという音楽を聴いて影響を受けた人が選曲とDJミックスをすべきだったのかもしれません。

 それは、私もそうですが、その音楽が好きで、その音楽を使って素晴らしい作品を作ろうという「リスペクト」や「愛」があるからこそ、ミックス作品に「価値」が生まれると思うからです・・・
 残念ながら、この作品では、その音楽を聴いて影響を受けた人が持っている「リスペクト」や「愛」がなく、ミックス作品として「魂」がない感じになってしまっている・・・と思いました。


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 最後に私の希望です・・・

 Dev Largeさんがお亡くなりになられた今だからこそ、しっかりとした形で「Dev Large」という音楽を、Dev Largeさんに対してリスペクトを込めこんで、ミックス作品という形で作品化しても良いのかもしれませんね・・・
 特に、この作品では「Dev Largeが作ったインスト・トラック」の素晴らしさが抜け落ちている感じがあるので、この辺を混ぜて作ったら面白いな~と思います!

 なんか、上手く説明ができなかったので、最後は別の方向の話になっちゃいましたが、決してマイナス評価ではない作品なので、気になる方は聴いてみてね!




<Release Date>
Artists / Title : D.L & DJ Muta 「Official Bootleg Mix-CD "ILLDWELLERS" g.k.a ILLMATIC BUDDHA MC'S」
Genre : Hip Hop、日本語ラップ・・・
Release : 2011年1月
Lebel : Cutting Edge CTCR-14702

Notice : 今回の作品紹介での表記について

 まず、作品タイトルとアーティスト表記が分かりづらかったので、アーティストは選曲者の「D.L」とDJミックス担当の「DJ Muta」を対象者にして、タイトルからD.LとMutaの表記がある部分を抜いたのを作品タイトルにしました。
 そして、BuddhaやDev Largeは、変名やakaが多すぎるので、紹介ではなるべく「Buddha Brand」と「Dev Lage」という表記を優先しました。特に、私としては、DLという表記よりも「Dev Large」という表記の方が大切だと思っているので、そのように表記しました。

 あと、レコ写も含めての話ですが、このCDでは、大怪我は「Ill Joint Stankbox Mix」から「3000版」に繋いでいたり、発電所は「Classic Mix」でプレイしているようですが、この辺を書いたりすると説明が分かりづらいので、どのミックスを使ったかの話と、それに連動したレコ写は掲載しませんでした。

 なお、発電所が「ふ~ん、1stプレスじゃないんだ~」という突っこみは不要です(笑) 
 私のBuddhaのレコード遍歴は「Funky Medhodist(1996年3月)」からで、そこからはオンタイムでした・・・この辺の流れを共有していた同世代なら分かるかと思いますが、大半のBuddhaのファンは、発電所や大怪我以降に影響を受けてて、どんなに発電所や大怪我のレコードが欲しくても、値段が高すぎで指をくわえていたんですよ・・・
 値段でいけば1万円前後ぐらいの相場でしたが、高校生には手が出ませんでした・・・喉から手が出るほど欲しかったけど、買えませんでした・・・そういった思いがあるので、逆に1stや2ndプレスにこだわりがなく、むしろ、このレコを買ったときに「俺も大人になったな~」と思ったりしました(^^;)





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<独り言>

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 え~、あまりブログでは書いていないかもしれないですが、今年は「ミックスCD」を結構買っており、かつ内容が凄くイイのが多く、日々の生活に潤いを頂いております・・・

 そんな中、今週末は我らのMUROさんが「Elegant Funk」の新作をメジャーでリリース、それもCDとテープを同時に出すとあって、狂喜乱舞をしながら購入しました(^0^)
 また、これも楽しみにしていた、Danny Krivit大先生の新作ミックスで、Discoファンには外せない「TK Records」音源でのミックス作品も同時購入です!

 んで、この2作品、もー、素晴らしすぎますね!

 残念ながら、結果的には、両作品とも素人向けではなく、かなり音楽知識が無い人でないと厳しい感じでしたが・・・色々と素晴らしくって、早速、ヘビーローテーション中です!!

 まず、MUROさんもDannyも、定番を一切選曲してなく、全然知られていない曲や意外な曲を選曲してて、ヤラれます・・・

 MUROさんの方は、Elektra/Atlantic/WannerといったDisco~Boogieでは本丸と言っても過言ではないレーベル音源での選曲になりますが、もー知らない曲のオンパレードで、流石の掘りの深さです・・・サラッと吉田美奈子さんの曲の使用(正確に書くと、松岡直也さんのアレですね~)もそうですが、あまり知られていない曲で世界観を固めてくるのが素晴らしいですね!

 そして、Dannyもそうで、直球なTK曲は避け、傍系レーベルを中心にDKエディットを施して選曲です・・・TKらしいトロピカルな印象を避け、Deepかつバレアリックな雰囲気で進めていく感じが素晴らしいです!!

 私が言うのはなんですが、今のミックス作品業界では、インディーよりも「メジャー」の方が素晴らしい作品が多いと思います!

 なんでしょう、メジャーでやるからこそ、しっかりと選曲をして「世界観」を作っている部分があり・・・DJが手抜きせずにDJミックスを作る場になってきたな~と思っています!
 
 今年も半分過ぎましたが、これからも面白いミックス作品が出ることが楽しみですね~

 なお、MUROさんのDiggin' IceのLPは・・・脳内会議の結果、テープ馬鹿なので「購入せず」になりました・・・
 まあ、なんかの拍子に買っちゃったりするのかもしれないですが、Diggin' Iceの96は「テープで聴くから価値がある」と信じて疑わないので、今回はMUROさんにはゴメンナサイです・・・あと、最近の新品レコ相場が高すぎるのもアレですね~


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 んで、もう一つ報告です・・・

 今年も、毎年恒例の「京都、大阪、神戸+名古屋 レコードの旅」を開催することにしました!

 毎年毎年、この時期になると迷っていますが、毎年恒例の言い訳である「仕事を頑張ったご褒美」という名目で行くことにしましたよ・・・

 実際には、今日、決めたのですが、都知事選の選挙に行く途中に、近所の空き地から見えた夏の空を見てたら、どうしても関西に行きたくなってしまい、とりあえず宿は押さえちゃいました・・・
 宿がビックリするほど高くはなかったのも大きい(昨年が高かったのはバブルなんでしょうね~)のですが、京都の鴨川から見える夏の空が待ち遠しいです・・・

 という訳で、お盆前後でまたお邪魔しますので、関西方面と名古屋地区の皆さまにはお世話になります・・・
 さりげなく、ミックステープ等を店頭に置いて頂くと、30半ばのオッサンが必死になって近づいてきますので、ご配慮をお願いいたします(^^;)

 では、今週も頑張りましょう!!