HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Latin Ras Kaz 「Black Humor Music」
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 え~、雨ですね・・・雨です(^^;)

 色々な事象が重なり、雨模様な天気が続いているのだと思いますが、ここまで連続すると鬱陶しいですね・・・洗濯物が干せないのもありますが、気持ちまで滅入ってしまいます。

 そして、その雨の影響か、気温も突然下がり、もはや冬ですね・・・心と体の準備が出来ていないので、体調を崩さないようにはしていますが、仕事のしすぎで既にお疲れ気味です・・・
 ただ、しばらくは仕事ではズーっと走り続ける感じなので、頑張りどころです・・・12月になれば、ちょっとは落ち着くと思うので、ユニオンの年末セールを目指して、頑張ります(^^;)

 そんなわけで、今週の紹介です~


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 今週は、日本が誇るエディットマスター「Latin Ras Kaz(ラテン・ラス・カズ)」さんによる、ナイスなミックス作品のご紹介です~

 まず、Kazさんについては、初めて紹介をするので、少しバイオを紹介しますね~

 Kazさんは、90年代中ごろぐらいから活動をしているお方で、いわゆる「エディット」を得意とするDJ/Pruducerになります。

 エディットと書くと、今となっては「Re-Edit」的なイメージもありますが、Kazさんの場合は、80年代のNYで全盛を誇った「マスターミックス~メガミックス~エディット」に影響を受け、その素晴らしさを伝え続けるお方になります。

 それこそ、Kazさんの名前ネタである「Latin Rascals」のように、さまざまな音楽素材を繋ぎ合わせ、Remixを超えたRemixを行う行為「エディット」を、独自の視点で追求し続けています・・・
 これ系って、正直好き嫌いが強いし、クラブやミックステープでプレイされると、あまりに過激すぎて足や耳が止まってしまうので、実はそこまで市民権がないかと思いますが、スタジオ・エンジニアの視点から生まれた音楽として、のちのHipHopやHouseといったClub Musicへのテクニック面での影響は大きく、実は大切なジャンルになっています。

 そんなエディット等を、90年代後半ぐらいより積極的にアピールした存在がKazさんだったと思います。

 時期的な話は少し曖昧ですが、日本だと90年代後半にOld SchoolなHipHopが再評価された頃(それこそ、You The Rockさんの2ndあたり)から、活動をし始めていたようです・・・
 記憶だと、原宿のMilkboyのスタッフをしてて、店内にあったDJブースでDJの練習をしてた・・・みたいな話があったと思います??

 その中で、そのアピールに一役買ったのが「ミックステープ」で、Kazさんの世界観を表し、エディットやマスターミックス等の素晴らしさを広めていたかと思います。

 本数自体は凄く多くないのですが、DJミックスをしたもの、自分のエディットした曲をプレイする作品集的なものなど、なかなかマニアックな作品が多いですね・・・
 割と白眉だと、プロデューサーとして参加した「LL Cool J太郎」のテープがイルですね・・・もう、失礼な表現ですが「ド変態な道」を邁進されていましたね(^^;)

 また、その流れの延長で、2009年にはエディット系音楽の総括をした名著「The Edit - Edit Music Disc Guide」の中心人物として参加し、結構な方が影響を受けたかと思います・・・
 私自身も、出た時に購入し、結構影響を受けましたが、今回、改めてページをめくったら、かなり面白い内容が多く、再読中です・・・やっぱり、文化を「書物」に残すことは大切なんですね~

 そんなわけで、Latin Ras Kaz作品の中で比較的聞きやすい表題の作品で、Kazさんの素晴らしさを紹介しますね~


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 この作品は、おそらく2000年前後ぐらいにリリースされたと思われる作品で、Kaz作品においては「DJミックス」の作品になります。

 Kazさんのテープにおいては、自分のエディットした曲を披露するテープが主になっているので、テープの作品作りにおいてもメガミックス感がバリバリで、初めて聞く人にとっては「なんだこりゃ」となり、なかなか聞きづらい傾向があります(^^;)
 この作品も、一部はエディットをしつつ、基本的には「エディットされた曲を中心にDJミックス」した作品で、パッときくと「ドロドロなマスターミックス」ですが、実は「DJミックス」になり、Kazさんの選曲とセンスが生きた作品になっているかと思います。

 まず、選曲的には、前述した「エディットされた曲」や、その「エディット感に近い曲」を中心にプレイしてて、結構ヤラれました・・・

 それこそ、永遠のHipHopクラシック、裏を返すと808サウンドブリブリな「RUN DMC / Peter Piper」をプレイするのですが、そのまま原曲をプレイせず、RUN DMCにおける色々な曲(Rock Boxとか)をブレンドしてきて・・・結果的にエディットされた曲になっています。
 割とこういった細かい調理をした上でDJミックスをしてて、この辺が聞く人の相性が出ると思います・・・ただ、こういった調理があるから、全体として「エディット~マスターミックス」的なグルーブが出せるのかな~と思います。

 また、選曲面の続きでは、エディット系の影響が色濃い「Latin Freestyle」系の曲なんかも中心にプレイしてて、ちょっとこれ系とはズレますが「Nu Shooz / I Can't Wait」なんかをプレイします・・・
 特にA面の前半のパワープレイが衝撃的で、Latin Freestyleを通り越し、Hi-NRG~Eurobeat的な曲をプレイしてて、カッコいい・・・なんでしょう、日本の80年代の「ディスコ」を通過してる音楽も含まれているんですよね~

 そう、Kazさんにおいては「日本の80年代」がポイントで、しっかりと「日本が生んだエディット伝統」を継承したお方なんだと思います!

 Kazさんのバイオの部分に戻りますが、学生だった80年代はYMO等の電子音楽が好きになり、地元の山形で聞けた坂本龍一さんや藤原ヒロシさんのラジオを聞いて育ったようで、それで「エディット」の道にすすまれたそうです・・・

 その中で、今回、私の中でガツンときたのが「角松●生」さんの存在です!!

 ●松さんは、今となったら和ブギーの代名詞的な存在かと思いますが、その一方で「エディット」を日本で広めた存在でもあります・・・
 その辺の面白い話は、前述した「The Edit」でのインタビューが最高で、クラブという枠の中で再評価される以前に、実は日本のクラブ業界に影響を与えていた存在だったんですね・・・・

 そんな角●系の曲はパワープレイでヤラれます!!

 それこそ「角松敏● / Pile Driver」や、角松プロデュースな「●adoes / Ikasman」など、しっかりと楽曲がエクステンド~エディットされた「12inch」バージョンをプレイし、全体に違和感なく、むしろカッコよくプレイされてて最高です!!
 私自身も、角●作品の中では、やっぱりブギーっぽい曲の方が好きですが、今回、この作品を聞いて、角●さんの「エディット」部分も凄い好きになってしまいました・・・なんか、野暮ったいけど、角●さんらしい上品さがあって、ブギーの延長で全然イケますね!!

 また、和物でEdit系の曲は積極的にプレイしてて、それこそ、中●美穂から始まり、日本エディット界のMost Wantedである「The Hardcore ●oys / 俺ら東京さ行ぐだ」もプレイ・・・この時期から和物を押してるのも凄いな~


 そして、全体的な話をしておくと、DJミックスではあるんだけど「マスターミックス」みたいな作りになり、気づくとそのグルーブに乗せられてしまいます・・・

 まあ、DJミックス的な「ストーリー感」はちょっと少なく、ひたすらマシンガンエディットをぶち込んでいく感じ(?)が賛否が分かれますが・・・私に関しては気づいたら首を振ってました。

 正直、こういったエディット~マスターミックスモノって、踊らすための音楽ではなく、むしろ「びっくりさせる音楽」だと思うので、一般的なDJミックスにおいては不向きです・・・
 ただ、既存のエディットされた曲を上手く使いつつ、その中間点を上手く切り取ってミックスを作っているので、しっかりと首も触れる感じにはなっていますかね??




 そんなわけで、もう少し深く紹介したかったですが、レコが足りずでここまでです・・・

 気になる方は、是非、探してみてね~



<Release Date>
Artists / Title : Latin Ras Kaz 「Black Humor Music」
Genre : Latin Freestyle、Hi-NRG、Eurobeat、HipHop、和物・・・
Release : 00年代初期??
Lebel : No Rebel No Number


Notice : Latin Ras Kazさんのテープについて

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「Latin Ras Kaz / Special Limited Edition Mega-Mix!」

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「Latin Ras Kaz / Hidden Works of Latin Ras Kaz」

 調べてたら分かったことなので、補足でご案内しますね~

 Kazさんのテープは、ほぼKazさん自身がプレスしているようで、別の作品においては「手刷りテープ」「プレステープ」の2種が流通しているようです。
 どっちが先かは分かりませんが、ミックステープを掘っていると、悪意のあるブート手刷りテープもあるので、念のためのご案内です・・・Kazさんの手刷りは、Kazさん自身がコピったようなので、ブートではないと判断しています??






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<独り言>
 今週は特になかったのでお休みです・・・

 ・・・が、この記事の更新後、無理なこと(?)をすることになったので、面白いことになったら報告しますね~




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DJ Ryow 「The Mix Tape Volume#1 - Back To The Classic Cuts」
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 え~、今週も仕事三昧な1週間で、今日も会議仕事で休日出勤・・・勤労に励んでおります(^^;)

 ただ、次回の会議が12月中盤の土日になり、心の中で「ユニオンのゴツいセールと被らないように・・・」と祈る私がいました(^^;)

 う~ん、もう12月のことを考えないといけないんですね・・・ちょうど、ユニオンの年末に向けた買い取りリストが出始めたので、そんな時期なんですよね~
 
 そんなわけで、独り言に若干連動した作品の紹介です~


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 今回は、名古屋を代表するDJProducerである「DJ Ryow」さんによる日本語ラップ・ミックスを紹介しますね~

 まず、Ryowさんですが、日本のHipHopシーンにおいて、しっかりと「ストリート」を守っているDJ/Producerかも知れません。

 Ryowさんは、90年代後半ぐらいから活動をしているお方で、故Tokona-Xなどが参加していたHipHopクルー「Ballers」のメンバーであり、名古屋にHipHopを根づかした一人だと思います。

 日本語ラップの話になると、正直、門外漢なので明確に書けないですが、名古屋らしいHipHopというんでしょうか、とにかく「アブナイ」感じを表現しつつ、誰でも聞けるような分かりやすさを両立してて・・・それは、日々のDJだったり、Produce活動に生かされているのかな~と思います。
 後でも紹介しますが、私としては「でっかい車で鳴らしてもカッコイイHipHop」をしっかりと作れるお方ですね・・・決して軟派にならず、一筋が通っているけど、どこか聞きやすさがあるな~と思っています。

 なお、現在のRyowさんは、自身のレーベル(DREAM TEAM MUSIC)を立ち上げ、楽曲のリリース活動が活発です・・・こういう馬力のある方は頼もしいですね(^0^)
 また、余談ですが、「DJ Ryow」というお名前だと、「DJ Ryow aka Smooth Current」さんと名前が被っていましたね・・・東京にいると、どうしても後者の方が馴染みがありましたが、気づいたら名古屋のRyowさんの方が「DJ Ryow」を獲ったような気がします??


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 んで、ミックス作品については、かなり多作なお方で、今でも現役バリバリです!

 ミックステープ全盛の00年代初期の頃より作り始め、常にストリートに「ストリートの音楽」を配っており、Ryowさんの大きな武器になっているかと思います。

 基本的には新譜ミックス的な作品が多いのですが、ストリート感を意識した内容になっており、当時の名古屋では人気があったと聞いています。

 以前、やはり名古屋のHipHopシーンを支えたG系ミックステープ・レーベル「Drug Funk」の紹介でも話をしましたが、名古屋は「車」が重要で、そこでカッコよく聞こえるミックス作品が重要なんだと思います・・・

 これも、うまく説明が出来ないのですが、夜の街を流す際に最良のBGMになることが重要で・・・Ryowさんの作品は、そういったヘッズからの需要にうまく応えていたようです。

 テープ時代の作品「Next Generations」であれば、やっぱり新譜ミックスなので、そこまでは面白くないのですが、深く聞くと独特のグルーブが中毒的で、結構良いですね~
 なお、テープ時代の作品は、割と名古屋勢のフリースタイルが入ってて、当然ながらTokonaのも多く入っており、一部の日本語ラップマニアが探していますね・・・ただ、名古屋以外だと結構手に入りづらく、私も全部は持ってないです・・・

 そんなわけで、作品の紹介です~


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 まず、今回の作品は「日本語ラップ」のミックス作品になり、Ryowさんの活動とリンクした作品になっています。

 リリースについては、前述したRyowさんのレーベルの立ち上げ第1段の作品として2015年にCDリリースした作品になります。

 今回はテープ版で紹介をしますが、テープは限定100本でリリースされ、私もすぐには買えず、結構探して中古で買いました・・・ナンバリングもあり、私は「098/100」ですね~
 まあ、この「Tape Kingzジャケ×日本語ラップ×DJ Ryowさん」なら外れなしですよ・・・予想通りな作品です(^0^)

 では、作品の紹介です・・・

 まず、選曲ですが、もう「Tokona-X」への愛、そして「名古屋」への愛が伝わる、最高の選曲です!!

 出だしから、あの「さんぴんキャンプ」のサントラに収録されたインスト曲「DJ Hazu / Ball」からスタートし、いきなりの「Illmariachi」メドレーです・・・もう、この時点でヤラれますね!
 マニアックな話ですが、さんぴんにはTokonaもIllmariachiとして出演したのですが、さんぴんのVHSには未収録だったこともあり、名古屋が東京のHipHopを恨んでいたことも踏まえると、Ballからのメドレーにはグッときますね・・・

 また、Tokona~名古屋系の曲は多く収録され、Tokonaの唯一のソロ作からは、契約金で購入した大型車「Hammer H2」を歌った「Tokona-X / H2」や、名古屋関連のコンピ「Show Must Go On」から、Tokonaの「Tokona-X / C'mon At My Hood」などを選曲しています。
 それも、DJ Ryowさんの新Remixを施しての選曲です・・・この作品では、かなりの曲がRyowさんのRemixになっており、どれもカッコイイ曲になっています!

 そして、名古屋一色になると、他の地区の人には聞きづらい(?)のか、中盤では日本語ラップクラシックメドレー(証言からの発電所!)や、名古屋と相性の良いオジロのMacchoの「Ozrosaurus / Area Area」などをプレイし、これもよい選曲ですね!
 特に、Ryowさんが素敵だな~と思うのが「関連曲のまとめ方」で、このArea Areaの前後であれば、Macchoがfeatされた曲などを上手く挟みこみ、ここであればMacchoが光るように選曲しているのが上手いな~と思いました。


 そして、この選曲を通して、全体をみると、やっぱり「車でカッコよく聞く」ミックスになっており、大変素晴らしいです・・・

 今回、最初は通勤時にヘッドフォンで聞いてたら、あまりシックリこなく、家でラジカセで聞いてたらやっと分かってきた部分があります・・・上手く説明が出来ないのですが、車の中などの「音に包まれる」ことでカッコよさが発揮できる作品づくりになっていると思いました。
 それは、音質的な部分(ローが強いとか)もありますが、聞いていて「バウンス」する感じというんでしょうか・・・気づいたらハンドルを握りながら、首は振っている感じですかね?

 そして、その上で、やっぱり「Tokona-X」に捧げられた内容になっているんですよね・・・

 その点を一番強く感じたのが、最後に選曲された「Tokona-X feat Maccho / Where's My Hood At ?」になるかと思います。

 いわゆる「自分史」をラップした名曲で、Tokonaの名曲の一つでしょう・・・

 Ryowさんは、この曲を哀愁を帯びたRemix(制作はCeloryさん)にし、ミックスの最後にプレイすることで、その哀愁さを如実に表しており、最高です・・・

 もう、褒めますよ・・・夜遅く、家に帰る際、もうちょっとでこの曲がプレイされるので、久しぶりに「この曲」を聞きたいがために遠回りしましたよ・・・
 そして、夜空を見ながらこの曲を聴き、ちょっと泣いてしまいました・・・それは、曲の良さもそうですが、Ryowさんの「Tokonaへの愛」が感じられたのが大きいです・・・



 最後は上手くまとまりきらなかったですね・・・

 CDでも買える作品ですが、このジャケなら「テープ」が最良でしょう・・・
 天国にいるTokonaも、きっと自慢のH2に乗りながら聞いてるでしょうね・・・

 興味がある方は聞いてみてね~



<Release Date>
Artists / Title : DJ Ryow 「The Mix Tape Volume#1 - Back To The Classic Cuts」
Genre : 日本語ラップ・・・
Release : 2015年11月
Lebel : Dream Team Music VCCD-2004



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<独り言>

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 今週は「独り言」を楽しみにされてた方が多いかな?

 ガッツリと掘ってきましたので報告です~

 今週末である10月14日(土)は、先週報告をしました「Cassette Store Day」が開催され、私はテープ放出を狙い、奔走をしていました・・・
 まあ、いつもの釣果報告とそんなには変わりませんが、テープ馬鹿が喜ぶ「1年に1度のお祭り」なんです・・・もう、今週はウキウキしまくりで、30半ばのオッサンが遠足前の幼稚園児になっていました(^^;)

 んなわけで、今年もですが、我らのN村さん擁するユニオンの下北沢クラブ店でテープ放出セールがあり・・・小雨の降る中、朝の9時には待機していました(^^;)

 まず、今年は、正直、そこまでテープの放出セールを行う所がなく、必然的に下北からになりました・・・ただ、マニアなら分かるヤバい感じがしてて、凄い楽しみにしていました・・・
 結果的には、整理券は3名で、昨年の鬼セール程ではなかったですが、整理券なし組も結構いて、開戦直後は嬉しい鉄火場状態・・・もー、いつもの鬼バイブスを振り撒きながら、欲しいのは全部回収しました(^0^)

 んで、その後は吉祥寺→渋谷→新宿と周り、結構な量が掘れました・・・

 結果は以下の通りです・・・


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 今回は30本越えの大収穫・・・嬉しい限りです!!

 下北はミックステープが中心、その他のお店では和物ミュージックテープが中心で、結構掘れましたね~

 まあ、昔からブログを見てる方なら、この位の量は驚かないかもしれないですが、①実はここ最近テープの出物が極端に減ってきてる、②私自身が持っているテープが多いので、持っていないテープを探すのが大変・・・な状況なので、本数がしっかりと買えることは凄い貴重なことだと思っています。


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 そんな背景がある中で、ユニオンの下北クラブ店さんには頭が上がりません・・・

 お店に行ってN村さんと与太話をしてると、テープという存在はそこまで入荷がないので、最近はセールを組むのが難しいみたいで・・・そんな中でも、しっかりと本数を用意してくれたことは素直に嬉しいです。
 
 釣果から紹介をすると、割とスルーをしていた日本語ラップアドバンスであれば、ここ半年でYouさんのアルバムにおいて2ndと3rdのアドバンスが買えたことから、必然的に欲しくなった1stのアドバンス・・・タイミングを含め、こういうのを出してくるのが嬉しいです!
 また、やけにKing 3LDKさんのテープが多く、何本か初見のがあり、それは必死に回収をしたら、写真の白いやつは和物で即死・・・こういった「私を驚かせる」のを出してくるのにも頭が上がりません!

 そして、中古品の放出だけでなく「新作」も嬉しいですね~

 昨年に引き続きKocoさんのテープ新作を企画(まさかの1日で予約終了!)したり、DJ Kiyoさんの名作「Unstoppable」をリコンストラクトした話題作「DJ Krutch / N-Unstoppble」を下北限定でテープを出したりしてて・・・もう、テープ馬鹿のツボを突きまくりです(^0^)
 なお、この流れで書くと蛇足になりますが、今回、なぜRyowさんのテープを出したかというと、Kocoさんの新作もTape Kingzジャケなので、その繋がりで紹介をしました・・・



 んで、後の細かい話は、以下でポイントを絞って書きますね・・・

 結果的に、帰りの祝杯が大変美味く、おかげで翌朝は二日酔い・・・でも、ちゃんと仕事はこなせたのは「テープで1日を過ごせた」昨日があったからですかね?
 
 ユニオン的には年末が見えてきたので、家のタンスにテープが眠っている方は、是非、お近くのユニオンさんに相談してみてね・・・テープ文化を保つためにも、よろしくお願いします!!



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<Cassette Store Day あれこれ>

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【Disk Union 下北沢クラブ店】

 今回、9時から待っていましたが、面白い出会いがありました。
 私が待ち始めたすぐ直後、スーツ姿の方が来られ、その方と色々と面白い話が出来ました。
 その方は、なんと「初音ミク」のコレクターさんで、朝まで上司と飲んでて、今年のCassette Store Dayで限定で出る初音ミクのテープがどうしても欲しく、徹夜で来てしまったそうです!

 結果的には、下北でお目当てのテープが出ないことが分かり、N村さん達と調べ、的確なユニオンのお店を紹介しましたが・・・なんか、初音ミクの素晴らしさを熱く教えてくれ、嬉しい出会いでしたね~

 私の表現でいくと、音楽を作る観点では、初音ミクは実はオールドスクールな存在らしく、そこまで凝ったモノではなく、作り手側のアイデアと愛があると輝く存在のようです・・・そう、我々の世界であれば、どんなに機材が進化してもSP1200でインピーチをループさせた音(グルーブ?)には敵わない、みたいな感じのようです。
 また、そのコレクターの方が超熱く、地方遠征はさることながら、海外遠征(!)もしているそうで、グッときましたね・・・やっぱり「情熱」は、ジャンルは違えど、共通するんですね(^0^)

 なんか、Cassette Store Dayにおいて、ミク嬢がメインキャラクターになっていたのは不本意だと思っていましたが、こうやって熱い方とリンクが出来たのは嬉しいです・・・不本意と思っていたことは撤回しますね(^^;)


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【Coconuts Disk 吉祥寺店】

 下北と並び、Cassette Store Dayの特別セールを実施したのがココナッツの吉祥寺店で、正直、これも朝から並びたかったセールでした。
 吉祥寺は、なんと「オザケ●」に特化したセールで、とんでもなくゴツい出物が多かったです・・・中にはDJミックス的なものもあり、それを狙いたく、あまり口外せずにいました(^^;)

 んで、下北の後、急いで吉祥寺に向かい、開店後しばらく経った頃に到着しました・・・結果は、ゴツいのは全部抜かれていました(^^;)

 店員さんのお話だと、当然ながら開店前から並んでて、オープン時には鉄火だったようです・・・値段的には、私としては全然高くない値段(樋口ぐらい)が中心で、普通に並んだら、百戦錬磨な私なら勝てたかもしれないけど、オザファンの根性には勝てないかもしれないですね~
 なお、そのあと、店内を普通にサクサクしてたら、妙齢の女性が来られ、店員さんにオザテープのことを聞いて、なくなったことにひどい落胆をしててました・・・久しぶりに「背中が泣いている」人を見たので、それも衝撃でしたね~
 

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【無印良品 吉祥寺店】

 Cassette Store Dayとは一切関係ない無印ですが、ここ最近、実は何店舗も足を運んでいました。
 なぜなら、愛用しているテープ保管ケース「PPキャリーボックス」が突然店頭から消え、ほとんどのお店で売ってないからです・・・
 どうやら、この商品、一度生産をしたら在庫が無くなるまで再生産をしない傾向にあるようで、1年前にも愚痴っていました・・・つまり、再生産を待つか、在庫がある店を探すかのどちらかになります。

 そんなわけで、Cassette Store Dayだからでしょう、ココナッツの帰り、吉祥寺の丸井の上にある無印に行ったら在庫があります・・・きっと、テープの神様からのプレゼントなんでしょうね(^^;)
 なお、1年前も吉祥寺で発見したので、なんか縁があるのかな・・・ただ、4つも買うと意外と重く、そのまま更にテープ堀りの旅が続いたので「苦行」も含まれたプレゼントでした(笑)


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【Disk Union 吉祥寺店】

 ユニオンも、お店によってはしっかりとCassette Store Dayの新作テープをプッシュしてて、吉祥寺は入口の目立つところに陳列していましたね~
 ただ、不思議なもので、こういう時に普通の陳列棚に行くと、欲しかったテープと遭遇するものです・・・
 だれも知らないでしょうが「Beat Diver」というドマイナーなテープシリーズがあり、その抜け番が欲しかったところで、なぜか売りに出ています・・・もう、こういう出会いを求めるために苦行をしているわけです(^0^)
 おかげさまで、たぶんBeat Diverは揃った(といっても1~5)かな・・・穴埋めができるのは、素直に嬉しいです!


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【HMV 渋谷店】

 Cassette Store Dayを前向きに対応しているのはHMVで、各店舗で色々と展開していましたね~
 中でも渋谷は、昨年同様、Quietstormさんが持っているビンテージ・ウオークマンを紹介してて、カッコよすぎです!

 なお、HMVに関しては、いい意味で「お店と私の感覚がずれてて」、セールで出した中古品よりも、100円で投げているテープの方が熱かったです・・・最近、集め始めている和物映画のOSTテープにおいて「スケバン刑事」が買えたのには感涙です(^^;)


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【Manhattan Records】

 こちらも昨年と同様で、さりげなくテープ再生機を出しているMですが、今年は「Riddim Vox」がご降臨でした・・・いや~、カッコいいですね!!
 これは、Panasonic製のラジカセ、というかスピーカーで、ある意味でショックウェーブの血を引いたタフネスなラジカセになります・・・ただ、カッコいいけど、かなりサイズが大きく、置き場所に困るラジカセですかね(^^;)

 なお、近いネタだと、こういったラジカセも積極的に買い取ってる渋谷のユニオンが「ラジカセ関係の買い取り表」を更新しましたね・・・今回の更新、若干、私の影響がありそうな感じで、少し嬉しいです(^0^)





DJ Viblam 「Bring The Beat Back Vol.2」
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 え~、2週間ぶりの登場です・・・

 先週は、野暮用があったり、突然の体調不良があったりで更新ができませんでした・・・
 すみませんでした・・・

 ここ最近、年をとったからかもしれないですが、季節の変わり目の体調コントロールが難しいんですよね~
 ちょっと寒くなっただけで、体がついていけず、もう若くはないんだな~と思ってしまいました(^^;)

 なお、若干ずれた健康ネタですが、最近になり、私は人よりも「手が冷たい」ことが分かりました・・・

 後輩の女の子で、冷え性の子がいて、手が冷たいらしいので、試しに握手してみたら、私の手のほうが冷たかったらしいです・・・冷え性とは断定できませんが、確かに夏場でも裸足は苦手だし、割と厚着体質だし・・・
 う~ん、 ドクターG級の一大事にならなければいいな・・・今日は、風呂屋に行って体を温めよう(^^;)

 そんなわけで、今週の紹介です~


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 今週は、ミックステープを集めている方なら「ド定番」、そして当時に聞いてた方なら「間違えなし!」と頷いていただけるであろう、大名作「DJ Viblam / Bring The Beat Back」の第2段を紹介します!

 もー、ジャケからして「B」全開な感じで最高すぎますね(^0^)

 まず、作者である「DJ Viblam(ビブラム)」さんについてサクっと紹介しましょう。

 Viblamさんは、90年代前半から活動をしておられるDJ/Producerで、B御用達のお店「Still Diggin'」のオーナーさんとして有名かと思います。
 そして、Still Diggin'つながりで、MUROさんとも昔から親交が深く、オリジナルKODPクルーの「#5」を拝命しており・・・DJも堀りも天下一品なお方になります。

 詳しくは、以前紹介した以下の記事をご参照ください。

● DJ Viblam 「Bring The Beat Back Vol.1」


 んで、作品的には、Viblamさんが好む「BPM早めのHipHop」を追求した内容になり、この第2弾も最高です・・・
 分かりやすい表現だと、ダンスを踊るBボーイ=ブレイカーが好むスピード感があり、聞いていると絶対にテンションが上がります(^0^)

 ただ、ちょっと前ですが、ある大先輩から以下の話を聞いて、更にViblamさんのことが好きになり、このシリーズも大好きになりました!

 それは、Viblamさんは、ミックステープを作る時は「完璧主義」だったようで、自分が思い描いたミックスが録れないと、また録り直したり、選曲を組み直したり・・・結果的に相当な時間をかけて作っていたそうです。
 
 も~、この精神、ものすごく分かります!

 私も、若かりし頃には、自分用に下手くそなミックステープを作るわけですが、無駄にあーでもない、こーでもないと何度もDJをし直し、テープを作っていました・・・それも、一つのミックスがダメなら、全て最初から録り直していましたね~
 まあ、PCで簡単に後編集ができる今だと、こういった苦労や、その苦労の先にある「一発録りの美学」が分からないかな・・・でも、これはとても大切な精神ですね!!

 そして、もう一ついい話があります・・・

 どうやら、この作品の第3段も準備してたらしいのですが、あまりにも作業が難航し、Viblamさんのコダワリもあり、結果的に作ること(リリースすること)が出来なかったそうです・・・
 もー、真っ赤な「Bな血」が流れている者としては、是非、聞きたかった・・・皆さんもそうですよね(^0^)


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 そんなわけで、作品の紹介です~

 この作品では、前作に引き続き、前述したような「ダンスを踊るBボーイ=ブレイカーが好むスピード感」にあふれた作品になり、聞いているだけでも「血が騒ぐ」内容です!
 
 まず、選曲面は、実は1作目とは異なる方向性の選曲になりつつも、まったく「Viblam節」がブレていない選曲で、最高です!

 選曲については、前作ではミドルスクールを中心としたマニアックなHipHopを中心にしていましたが、この作品では、00年前後に流行っていたBreakbeatsっぽい新譜を多く選曲しており、Viblamさんの堀りの深さが伺えます。

 それこそ、A面の一曲目では、盟友MUROさんのキラーRemixである「Truby Trio / A Go Go (DJ MURO Remix)」から威勢よくスタートします・・・ジャンルとしてはClub Jazz系の曲ですが、これを「B」が喜ぶ曲としてプレイするのが素敵です!
 そのほか、この時期に大変流行っていたBボーイ向けBreakbeatsの4番打者であるDef Cutの「Def Cut / Battle Zone 2000」のようなメジャーどころから、私もこのテープを聞いてカッコ良さを知った「Feature Cast / What It Is」のようなあまり知られていない曲など、くそカッコよくプレイしています!
 また、新譜に混ぜて、古い曲も積極的にプレイしてて、Lesson系のメガミックス~カットアップ感が生きた「Sugerhill Gang / Rappers Delight (Hip Hop Remix)」など、渋い曲もカッコよくプレイしてて、ヤラれます・・・

 これらの選曲を聞いてると、なんでしょう、とにかく「聞いている人が踊ってしまうグルーブ」があり、それがViblamさんのブレないところかな~と思います。

 それは、割とこういう新譜系のBreakbeats系の曲でも、ネタ感がしっかりしている曲や、Def Cutのように直球でブレイクダンスをするB達に喜ばれる曲を選んできたり・・・とにかく「踊る」、いや「ブレイクする=はじける」ことを念頭に置いた選曲が素晴らしいと思います!

 
 そして、そのブレイクするためのグルーブを支えているのが・・・Viblamさんの考え抜かれた「DJミックス」だと思います。

 これまで、大先輩からの話を知らなかったので、割と選曲は凝ってるけど、DJミックスはそこまで・・・と思っていました。
 ただ、Viblamさんが「相当作りこんだ」という点を考慮して聞くと・・・ほんと作りこんでいて、センスもさることながら、努力の賜物でこの作品が出来ているんだな~と思いました。

 特に感じたのが、DJミックスをしてて「いかにテンションを落とさないか」だと思います。
 
 今回の作品でプレイされるようなBPMが早い曲は、HipHopライクにBPMを無視してノリでDJミックスすると、なんとなくグルーブが切れてしまうことがあり、意外とHipHop的なミックスが難しいジャンルだと思います。
 むしろ、House的なミックスで繋いでいった方が、DJミックスが奏でるグルーブは持続します・・・ただ、これをやりすぎると、HipHopらしいラフさや躍動感がなくなり、のっぺりとしたミックスになるのもありますね・・・

 その中で、Viblamさんは、BPMはかなり忠実に合わせてミックスしつつ、前後の曲の絶妙なタイミングで曲を切り替えており、グルーブがしっかりと繋がりながら、HipHopらしい躍動感を保ったDJミックスでプレイをしています!
 
 うん、この「BPM合わせ」と「絶妙なタイミング」を探すことこそが、Viblamさんとしての「完璧主義」だったのだと思います。

 それこそ、Breakbeats的な曲が多いので、普通にサビがなく、どこで曲を切り替えるかはDJのセンスにゆだねられる中で、プレイする曲自体が光りつつも、その次にプレイする曲が光るタイミングを探すのは、結構大変な作業ですよね・・・
 タイミングを探すことももちろんですが、その後のDJミックスの流れを考えると、タイミングが合ってても選曲がダメな場合もあるので、選曲のやり直しもし結構していたでしょうね・・・

 また、BPM合わせも、そこまで大胆なBPM調整はしてないけど、その曲のキーが狂わず、そして次の曲に繋がるようにしっかりと調整してて最高です・・・
 きっと、昔の私もそうでしたが、「次の曲はピッチを+2.2」みたいな進行表みたいのを用意・・・いや、体にその進行表を染み込ませた上で、このミックスを作ったんでしょうね・・・グっとくるな~(^0^)



 そんなわけで、割と私の妄想込みで聞いたら最高な作品の紹介でした!

 なんか、これを久々に聞いて、00年代前後のネタ感のあるBreakbeats~Cut Up~Tracksものが気になって仕方がありません(^^;)
 やっぱり、いいDJは「聞いている人を魅了し、その曲を欲しがらせること」が出来る人なんですね・・・

 あと、やっぱり「幻の第3段」を聞きたいです!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Viblam 「Bring The Beat Back Vol.2」
Genre : HipHop、Breakbeats、Club Jazz、Garage・・
Release : 2001年
Lebel : Still Diggin'/KODP No Number

Notice : トラックリストで気づいたこと
 文中で紹介した「Feature Cast / What It Is」は、トラックリストだと「Recipe for the Perfect Afro」となっています。
 おそらく、この12inchにおいて、A面の1曲目が「Recipe for the Perfect Afro」、2曲目が「What It Is」なので、曲名を間違えたのかもしれません・・・12inchを買って気づいたので、念のため、紹介をしておきますね~





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<独り言>

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 さー、来週はお祭りですよ!

 テープに興味のある方なら、このロゴはご存知ですよね・・・来週の土曜日(10月14日)は「Cassette Store Day」です!!

● Cassette Store Day オフィシャルサイト


 これは、だいぶ日本でも定着してきたRecord Store Dayのカセットテープ版みたいなもので、いろいろなレコード店でカセットテープに関するイベントを行うものになります。
 それこそ、この日発売の新商品が出たり、放出セールがあったり、まだRSDよりは小さいですが、ちょっとずつ盛り上がっていますね~

 当然ながら、自称「日本でカセットテープを一番愛している男」な私も、大変楽しみにしていて、14日は気合で休みにするぐらい(危うく仕事が入りそうだった・・・)、楽しみなイベントになります。
 
 昨年は、下北でのテープ馬鹿発狂なセールを経て、嫌がらせのごとく移動して掘りましたが・・・今年はどうなるでしょうね~
 まだ、各店の情報が出そろってないのと、私の戦略がバレると、私が欲しいのがゲット出来ないかもしれないので・・・直前まで隠密行動になりそうです(^^;)

 そんなわけで、来週は年に一度のお祭りなので、皆さんもテープを掘りましょうね~

 なお、初音ミクはないですね(笑)
 なので、今年も私が「非公式アンバサダー」として暗躍したいと思います(^0^)








Doggy Sack 「胸キュン ドギー」
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 え~、9月も残すところ僅かな日曜日、少しづつ秋の足音が聞こえてきて、ブログを作業しながらのコーヒーが大変美味しいですね・・・(^0^)

 なんか、コーヒーをすすりながら、一人で黙々とブログ作業をしているのが好きなんですよね・・・それは、日常から断絶された「私だけの時間」みたいな感じで、1週間の中でも大切な時間のように思えます・・・
 まあ、ブログ作業の時間は結構かかり、わりと疲れる(笑)のですが、きっと「プライスレス」というやつなんでしょう・・・休息の日曜日は、心はチル、眼精疲労はチルれないという状況です(^^;)
 
 そんなわけで、コーヒーを飲みながらでも「最高!」なDJミックスの紹介です(^0^)


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 今週は、久しぶりに「ドマニアック」な作品の紹介で、90年代後半~10年代前半(?)ぐらいまで東京で活躍されていたDJ「Doggy Sack(ドギー・サク)」さんの作品について紹介しますね~

 まず、テープを相当掘っている人でも「なんだこれ?」と思うレベルのテープ(すみません・・・)なので、サクさんのバイオから紹介をしたいと思います・・・

 サクさんは、沖縄出身のDJで、沖縄時代にクラブミュージックに興味を持たれ、90年代前半ぐらいに東京に移住し、DJとして活動をされていたお方になります。
 どうやら、自転車のBMXのライダーとしても活動をしてた関係で、それでクラブミュージックに接するようになったようで、沖縄時代にはクラブではなく「ディスコ」の洗礼(?)を受けるなど、音楽の幅はかなり広いお方になります。

 そして、東京時代は、やはり沖縄出身で東京でもDJをされていた「DJ Takuji aka Geetek」さんと共に活動してて、House~Drum'n'Bassシーンで活動をされていたようです。

 特にドラムンでの活動は活発で、日本のドラムンシーンを支え続けている名物パーティー「Drum & Bass Sessions (DBS)」にレジデントDJとして出演されてたり、西麻布Yellowで行われていた「Earth People」にも出演されるなど・・・ドラムン界では有名なお方になります。
 私自身、ドラムンは全く門外漢でしたが、当時、DBSのフライヤーはカッコよかったので多少は収集してて、それでお名前はおぼろげに覚えておりました。

 ただ、こうなると「ドラムンの人でしょ?」となりますが、ミックステープを聴いている限り、かなり音楽の幅が広く、そしてソウルフルな選曲が出来るお方なのが分かり・・・以前より、サクさんのテープがあれば必ず掘っていました!

 今のところ、上記の4本が確認でき、ドラムン作品もあれば、House作品、そして今回紹介するオールジャンル物があったり、割と掴みどころがないですが、聴いていると作品の根底には「サクさんらしさ」があり、かなり良いですね~
 その良さは、以下で紹介しますが、私的には「黒さ~甘さ」で、この視点で聴くとドラムン物が凄くよくって・・・ああっ、ドラムンってやっぱり「黒い音楽」なんだな~と痛感しました(^0^)

 なお、現在は沖縄に戻られ、他のお仕事をされながら、たまにDJをされているようです・・・
 ご結婚もされ、可愛いワンちゃんと共に、沖縄らしい生活を送られているようで・・・うん、こういったストレスがない状態のサクさんのミックステープが凄い聴きたいです!!


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 では、作品紹介をしましょう~

 今回の作品紹介では、オールジャンルミックスな「胸キュン ドギー」という作品で、リリースは恐らく1998年~99年ごろだと思われます。

 いわゆる「チルアウト」作品になっていて、全体的に「ダブ」というグルーブを底辺に引きつつ、黒い~甘いグルーブで全体を彩った作品になり・・・個人的にはかなり好きな作品です!

 まず、選曲的には、かなり広い選曲で気持ちいいグルーブを作っています。

 それこそ、当時のヒット曲である「Les Nubians / Makeda」「UA / ミルクティー」を選曲したり、旧譜ラインであれば「Courtney Pine / Life Goes Around」のようなAcid Jazz、そして「Culture Club / Do You Really Want To Hurt Me」のような80's Pops~80's R&Bなどを選曲しています。

 う~ん、これらを写真として並べると「謎」な選曲ですよね?

 だけど、通して聴くと素晴らしい選曲になってて、不思議と「一つの世界」になっているのが素晴らしいです!

 そして、その「一つの世界」にしているのが「ダブ」だと思います。

 全体的に、ダブらしいクールな質感なんだけど、ドラムが立ってて、熱のあるソウルが隠れている感じが織り込まれています・・・

 それこそ、この選曲には一本取られたCulture Clubであれば、イメージ的には「ガチガチのポップス」というイメージですが、実はレゲエ~ダブを意識した曲で、そのダブっぽさを強調したプレイが上手いっすね・・・
 実際にプレイしている曲も、オリジナルではなくダブバージョンをプレイしてて、これにはヤラれました・・・また、UAも意外ですが、ダブっぽさを追記したプレイで最高で、こういった曲を選んでくるセンスが秀逸なんですね(^0^)


 そして、その選曲の上でのミックスですが、ダブ感を底辺に置きつつも、要所要所で心地よく、時に心を鼓舞する「歌モノ」を配置してて・・・もう、タイトル通り「胸キュン」です!

 特に、聴いてて「歌モノ」の扱い方が上手くって、これにはグッときました!

 それこそ「Courtney Pine / Life Goes Around」なんかは、あまり知られていない名曲ですが、周りの80’sR&Bと同じように「歌が黒い~甘い」曲で、これらが光るプレイの仕方が印象的です。
 なかなか表現するのが難しいですが、ブラックミュージックの持つ「黒さ~甘さ」を理解した上で、その黒さなどを上手くプレイしているんですね・・・ほんと歌の光らせ方が上手いです!

 そして、私達世代なら青春クラシックな「Les Nubians / Makeda」であれば、更にプラスな良さもあり、グッときました!

 まず、サクさんは、ヒットしたSpinnaのリミックスではなく、EU~UKらしい他民族的なグルーブに満ち溢れたオリジナルを選曲するのですが、この曲の根底にあるダブ感を、他の曲からもダブ感を通して繋いでくることで曲が映えたプレイになっています。
 その上で、そのダブ感の更に奥にある「ドラムン感」というのでしょうか、トラックの持つ「スピード感」も引き出してて・・・地味なんだけど歌に勢いが生まれ、上手くピークを演出してて最高でした!

 ドラムンの曲って、他のジャンルの曲と比べると、同じBPMでもトラックに手数の多いビート(分かりますか?)が含まれているので、体感しているスピード感がありますよね・・・
 このLes Nubiansも、普通に聴いたらBPM遅めな曲になりますが、サクさんはこのドラムン感を見抜き、歌に対してスピード感を与えたプレイをしてて・・・もー、上手すぎです(^0^)




 全体的にはソウルフルなチルミックスになりますが、底辺のダブ感が上手く、聴いててホント癒されます・・・
 なんか、ガチガチのダブっぽいミックスよりも、黒さや甘さが加わっている分、凄い深みがあっていいんですね・・・この辺はサクさんのセンスの賜物ではないかと思います!

 そんなわけで、かなり良い作品なので、気付いたら「収録曲が欲しくなる病」が、無事に発症しましたよ(^0^)

 今回はCulture Clubがそうでしたが、聴いてて「本当の良さ」を教えてくれるDJこそ「真のDJ」であることを再認識しました・・・そんなDJが作った作品なので、この作品も「真のミックステープ」になります!

 他のテープも含め、しっかりと聴くと「サクさんの良さ」が上手く表現され、聴いてて「これこそミックステープ!」と言わんばかりな作品になっています。
 かなりドープな作品ですが、是非探して聴いてみてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title :  Doggy Sack 「胸キュン ドギー」
Genre : 80's Pops、R&B、Soul、HipHop、Acid Jazz、Japanese Pops・・・
Release : 1998年~99年ごろ
Lebel : Doggy Sack No Number

Notice : 名称について
 本当は「"DOGGY"SACK」が正しいのですが、引用符を付けない場合もあるようなので、引用符は外しました。また、タイトルにも本当は「ハートマーク」が入るようですが、環境依存文字なので外しました。







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<独り言>

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 え~、まず、文中でもチラッと書きましたが、この作品を聴いて「収録曲が欲しくなる病」が発症したので、今週末のレコード掘りは重要でした・・・無事にCulture ClubとUAが買えて良かったです(^0^)

 ただ、それ以上に異様に「レコ運が良い」ことに助けられた週末だったので、その点を報告しますね~

 土曜日は、蓋を開けたら私好みのセールがユニオン各店で開かれてて、収録曲を探しがてら渋谷→下北沢→新宿→お茶の水と巡回して掘っていました・・・
 んで、先に結果から紹介しちゃうと、上記のようにレコードが豊漁で、大変嬉しい釣果でした(^0^)

 多分、レコードを掘っている方なら分かるかと思いますが、掘れば掘るほど「欲しいレコードが不思議と見つかる」状況なんです・・・そう「レコ運が異常に良い」週末でした!

 レコードを掘っていると、何軒回っても一枚も欲しいレコードが無い日や、その逆で入れ食いみたく見つかる日もあります・・・

 今週末に関しては、圧倒的に後者で、久々に「レコ運がいい日だな~」と思いました・・・考えてみれば、先週のFamilyからそうで、私のレコ運が上昇してるんですよね~

 ただ、ココで言いたいのが、そういった「レコ運」が良い時こそ「躊躇はしてはいけない」ということです。

 変な話、見れば見るほど欲しいレコが見つかる訳で、全部買おうと思ったら資金に直結します・・・

 でも、こういった時は「資金的に厳しいから、これはスルーかな」と妥協してしまうことがあります・・・
 これがレコ掘りとして致命傷を及ぼすことがあるので、私としては「運が良い時の妥協は禁物」としています。

 つまり、そうして妥協して「そのうち買えればイイや」とすると、それが見つかるまで何年もかかることがあり、その間の苦痛(?)といったら最悪なため、運の良さとは別に「根性決めるときは根性を決める」としています・・・

 それこそ、何年も「ソウルのS行を探す」みたいな苦行が待っている訳で、お金は時間に変えられないけど、こういった苦行を避けるため、妥協はしない方が良いと考えています・・・
 これは、レコードを買ってない人には分かりづらい話かもしれないですが、欲しいタイトルが見つかるまで平気で2~3年かかることはザラで、頑張って探しても見つからないこともザラです・・・そう、レコードという存在は「見つからない」ものなのです・・・


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 そして、その「見つからない」の最高峰がこのレコードではないでしょうか!

 このレコードは「Ashford & Simpson / One More Try」という曲(US Promo)で、Disco 12inch界では最高峰の一つだと言われています・・・

 曲自体は、夫婦デュオであるAshford & Simpsonの全盛期に作られた楽曲で、彼ららしいソウルフルな歌とトラックが映えた名曲です・・・

 かなりディープな曲ではありますが、Disco~Garageシーンでは珍重されている一曲で、私自身はDannyのプレイでヤラれてしまい、いつかは欲しいと思っていた曲になります・・・
 特に、このUS 12inchは、LPよりも長いLongエディットが施され、ホント強力な1枚です・・・後半に配置されているブレイクが強力で、朝方、これを聴いたら「One More Try」とばかりに、もう一回踊ってしまう魔法の曲だと思っています・・・

 そんな名曲ですが、これは「本当に市場に出ない1曲」として認知されているかと思いいます・・・

 日本においては、いつだかの大阪旅行でAfro Juiceさんで納得な高額で出てたり、海外でもやっぱり見ない1枚で、オークションとかだと、かなり熱くなる印象があります・・・
 また、今回も対応頂いたT嶋さん(2週連続の登場ですね!)の話だと、ユニオンでも初入荷とのこと・・・私の記憶だと、大昔に新宿のDiscoセールで見た記憶がありますが、あながち間違っていない入荷状況ですね・・・

 もう、このレベルの曲になると、プレス数もさることながら、一度買った人が曲が良すぎて手放さない曲なので、市場に出ないんでしょう・・・

 それが「出る」ことが分かり狂喜乱舞です・・・


 これが出たのは、先週もお世話になった渋谷Jazz/RareGroove館さんで、数が揃わなかったからか、大型なセールではなく、整理券無しの通常放出という形になりました。

 今回の情報は、かなり直前に出て、それを見た瞬間、目を疑いつつも心はロックオンでした・・・

 ただ、ただ、絶対に「値段が高い」と思っていた自分もいました・・・先週のFamily以上のモンスターなので、まずは価格が壁であることは承知していました・・・

 また、他の強烈なコレクターさんもいるだろうから「私ごときでは買えないだろう」とも思い、躊躇している自分もいました・・・

 そんな当日、まだ躊躇な心を引きづりながら渋谷に着きました・・・

 整理券無しなこと、躊躇している部分もあることで、開店前に行けばイイやと思い、行ってみると地下の開店待ちはもう1人・・・だけど、直前の話だと他のジャンル狙いです・・・

 んで、敵なしな状態で戦場へ・・・今回ばかりは、まずは「価格」からチェックでした・・・

 速攻で確保し、5秒、いや今回は10秒考えました・・・後で当然ながら盤質チェックもしましたが、もー、即決でしたね(^0^)

 今回も明確な値段は書けないですが、先週のFamilyと同様に盤にスレがあり、盤質BでVG+ぐらいな感じで、その分を考慮しての価格=市場価格からしたら「あざす!」な値段でした!
 ただ、まあ、根性がいる値段ですよね・・・また「高額盤の壁」を僅かに破りましたが、この値段で買えること以上に「今後10年を後悔しない」ために、私の躊躇を殴り捨て、即決購入です(^0^)


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 長々と書いてしまったので、一度ブレイクしましょう・・・

 家に帰って、ほろ酔い気分で針を落としたら最高で・・・ちょうと針を変えたばかりなこともプラスして、美しすぎる音にウットリです・・・

 こればかりはレコードの神様に感謝ですね・・・多分、レコ掘りとして試された日でもあるのだと思いますが、こんな運の良い日を作ってくれてありがとうございます(^0^)


 ちょっと話をまとめましょう・・・

 今回、皆さんにお伝えしたいのはレコード運がイイことは、レコードの神様から与えられた「ギフト」であり「試練」だということです・・・
 そして、その試練を耐えることで、その「レコード運」は更に輝く、ということです・・・

 渋谷で根性を決めた後、その後の「入れ食い」が凄くって気絶しそうでした・・・

 分かりやすい表現だと、かなり探してたレコードがポンポンと見つかる状況で、先ほどの集合写真には、ある意味で「私の積年の怨念」が詰まっています(^^;)

 例えば、EarthのGatewayが決算プライスで格安(これも12inchは長尺ですね~)だったり、メキシコ盤しか12inchがないと思ってたEarthのSeptemberの邦版プロモ(音が良い!)がゲット出来たり、4年以上探してたChicのEverbody Danceの12inch(レイタープレスだけど)がゲット出来たり・・・ほんと「12inch祭り」っぷりに感涙でした!
 あと、渋いところだとMUROさんプレイのSylversの微妙な80年代LPなど、何度も何度も餌箱を掘り返していたレコードがこうやって簡単に見つかるんだから・・・それも、セールのリスト外で出てくる輩が大半で、もう、悶絶しまくりでした(^0^)

 また、そんな状況だから、思いもしなかったブツとも遭遇し、微妙に探してた井上三太さんの単行本を格安でゲット・・・

 相当マニアックな話ですが、2年前にリリースしたMUROさんの「Super Animated Breaks & SFX」のジャケ元となる漫画が収録された単行本です(^0^)
 一時期、某オフで探していましたが、一向に出ないことに心を痛め(笑)、買うことを諦めていたブツです・・・ホント、昨日は運が良かったな~

 
 何かの歌じゃないですが「運は自分で掴むモノ」なのかもしれません。

 ただ、そのためには自分でも努力をしないとイケないようです・・・そう、レコ掘りは日々の精進が大切なんですね~

 とりあえず、来月は「CASSETTE STORE DAY」があるので、そこまでは絶対に運気をためておかないと・・・N村さん&下北ユニオンの仕込みが凄いので、頑張りましょう!

 ではでは、今週も頑張りましょう!!







Sadar Bahar 「Sadar Bahar Japan Tour 2017」 @渋谷Contact 2017/09/16
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 おおっ、いつもの「フライヤー自撮り」じゃなくってすみません・・・今回は事前にフライヤーがゲット出来なかったので(^^;)

 というか、最近はフライヤーというものが、クラブに通うとゲットできるけど、レコード屋では全然手に入らないんですよね・・・なので、フライヤーを探すのが大変です(^^;)

 んな訳で、愚痴からスタートしましたが、久しぶりに踊ってきましたので報告です!


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 今回は、もはや日本においても「先生」として認知され始めているDisco~HouseのDJである「Sadar Bahar(サダー・バハー)」さんの来日ギグがありましたので、踊りに行ってきましたよ~

 まず、今回は来日の情報がオープンになり、この日だったら行けそうだな~と思っていたので凄い楽しみにしていました・・・8月のダニーさんが、私の調整不足で不満足な結果だったので、尚更、踊りにいくことが楽しみで仕方がありませんでした!

 ただ、今回は、もう一つ、大きな「後押し」がありました・・・

 週中で、信頼しているDazzle DrumsのNagiさんのブログで、ダンス馬鹿にはちょっと読むのが辛い記事が掲載されていました・・・

● Nagiさんの記事 「It's Music」 2017/09/13


 もし、HouseとかDJに興味が無くても、いわゆる「クラブ」という存在が好きな方であれば、是非、ご一読ください・・・

 内容はNagiさんのブログに譲りますが・・・私は、この記事を読み、ちょっとウルっとなりました・・・

 だけど、だけど・・・逆に「おっしゃ、週末は死ぬほど踊ってやる!」と、私のダンス魂に火が灯りました!!

 クラブという存在は、人によってそれぞれ求める価値観はきっと違うと思います・・・そして、その「違う」ことが、不思議と共有できることも含め、私としては素晴らしい「場所」だと思っています。

 ただ、そういった違いがある中で、やっぱり中心には「音楽」があり、その音楽を「楽しむ」ことが中心にあって欲しいですね・・・

 特に、DJがプレイする「音楽」を体いっぱいに包まれながら、喜怒哀楽を交え素直に「踊る」ことが大切だと思っています・・・上手く言えないですが、これがNagiさんのおっしゃる「コミュニケーション」かな~と思っています。

 
 そんなわけで、このNagiさんの記事を読み、私がそうだったように、やっぱり「名前も知らない先輩たちの踊る姿を見て、新たなダンサーが生まれる」との信念を持ち、この実践をするために「踊りに行く」ことになりました。

 まあ、私も少なからず享受はしているSNSですが、こんなブログや生活スタイルをとってるオッサンなので、SNS世代(SNS文化)がムカつく(笑)のもあり・・・こうなったら「俺が教育したる!」みたいな気負いも少しあったかな(^^;)
 
 そんなわけで、小雨の降る土曜の夜の渋谷、いつもの「駐車場(ガラージ)」に吸い込まれていきました・・・

 ちなみに、SNS世代に物申すと、このパーティーに行くために、どれだけ苦労をしたか・・・

 ほぼ仕事の話になりますが、パーティーがあった土曜であれば、自分の仕事を円滑にするため、お金のつかない休日出勤(笑)をして、家に帰って少し仮眠をしての参戦・・・30代独身中間管理職ゆえの苦労ですね(^^;)
 こういったことを通過してのクラブなので、日ごろの鬱憤を振り払うべく、弾けるんです・・・これこそ、日本流の「Paradaise Garageの精神」なのかな~と思ったりしています!


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 そんなわけで、会場となる渋谷のContactには12時過ぎには到着・・・

 台風が近づいていることを含め、涼しいを通り越して寒い雨が降るという、クラブ側としては悪い条件しかない週末の夜ですが、着いた時点で結構な人がおり、ちょっと安心しました。
 いきなり脱線をしますが、朝方にトイレに行ったら、酔ったアンちゃんから「外は雨だけど、ココは楽園(Paradise)ですね~」なんて声をかけられ、あながち間違ってないな~とも思いました(^^;)

 んで、到着後は支度をして、メインの会場に直行・・・おおっ、Noriさんがプレイしてる!

 この日は、Open Upが「DJ Nori」さんで、それもSadarがアナログプレイなので「アナログセット」です・・・それも、Noriさんは、私が愛してやまない「12inch」を中心にしたセットです!

 ここ最近、Noriさんというと、Captain Vinylの印象があるので7inchの印象がありますが、Noriさんほど「12inch」を巧みに操り、クラブを彩ってくださる御大はいないので、最初からかなり盛り上がってしまいました(^0^)
 うん、個人的には、本当にNoriさんを愛してやまない方には敵いませんが、若かりし頃にageHaで行われたNoriさんの活動30周年パーティーでプレイされた「O'Jays / I Love Music」で洗礼を受けて以来、Disco12inchの道を進んでいるので、このセットはサプライズですね~

 んで、踊り始めた直後ぐらいに「Direct Current / Everybody Here Must Party」をプレイしてくれ、これでスイッチが入りました・・・やっぱり、Noriさんは凄い!
 それこそ、歌詞で「♪Are You Ready~、We Must Party・・・」みたいな内容があり、Partyのスタートとしては最高ですね・・・こういう「メッセージ」があるプレイが出来るのはNoriさんの凄さです!

 また、メインのサダーのプレイが引き立つように、凄い盛り上げ方はせず、ひたすら「グルービー」に曲をプレイしていく感じが素敵で・・・ホント踊ってしまいました(^0^)
 例えば、Direct Currentの後には「Jimmy Bo Horne / Spank」をプレイし、それも2枚使い(してましたよね?)をしながら上手くインスト→ボーカル→インストみたいなプレイで・・・も~素敵です!

 そして、実際には、私が分かった曲はこれくらいで、後は渋いGarage~Houseをプレイし、サダーのプレイが引き立つように、あえて音圧を上げず、だけど気持ちよく踊れるような音質設定で渋くプレイ・・・

 私としては、クラブの「この時間」が凄い好きなんです・・・

 クラブに行くと「ピークだけ盛り上がればよい」と思う方も多いですが、朝まで踊り続けることを踏まえると、こういったピークの前に自分を見つめながら、いや、自分を忘れて踊っている時間が好きなんです・・・

 う~ん、どうしてもメインは人も多いし、DJ側も盛り上がるプレイをしてくるので、頭をからっぽにして無心で踊るのが難しい場合が多いですね・・・
 その意味では、このオープンアップの時間は凄い重要で、無心に踊りつつ、その後の流れに「乗りやすく」する部分もあり、凄い大切です!


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 そんなわけで、2時になると、今回のパーティーの主役であるサダー先生が登場です!

 Noriさんがビートレスでグルービーな曲をかけ(こういう配慮も素敵です!)、そこからのサダー先生の御囃子(おはやし)であるDenise Lasalleが高らかにプレイ・・・もー、アレを聴いたら更にギアが上がりますね!

 そして、サダーのセットが開始・・・いや~、黒過ぎて最高です(^0^)

 今回も、サダー節が全開な真っ黒&太巻きなグルーブが炸裂で、よく分からないDisco~Garage~Soul~RareGroove~Afro等がプレイされ、ホント踊ってしまいました(^0^)

 まず、選曲面からいくと、サダーさんに関しては、Disco等の古い音源を、独自の黒さで積極的にプレイしたことで評価されたDJでですが、他のDJとは違い「とにかく知らない曲」でブリブリさせながらプレイをしてきます!

 私自身、結構Discoは詳しい方かと思っていますが、全然知らない曲が多く、分かったのは4時ぐらいにプレイした「Jermaine Jackson / Erucu」ぐらいっすかね・・・あと、持ってないけど「Master Force / Don't Fight The Feeling」もプレイしていましたね~
 
 まあ、この2曲に共通するのが、12inchがレアな点で、Master Forceなんて買えないですよ・・・値段もそうですが、滅多にお目にかかれない逸品ですからね~
 
 ただ、サダー先生の素晴らしい所は、そういったレアな曲でも、レア度に関係なく、とにかく「サダー色」に染めながらプレイすることで・・・もう、どんな曲でも「サダーの音楽」にしちゃうところが凄すぎです!

 これは、冒頭の「黒過ぎて」に繋がるのですが、とにかく「ドラムとベースライン」の音が衝撃的で、その曲を普通に聴いても感じることが出来ない位にボトムを太くしてプレイをしています・・・

 特に、下の方でも紹介する和物のプレイが衝撃的で、普通に聴いたら「そりゃないよ」というぐらいの太さにチューニングアップされています・・・だけど、それが「気持ちイイ」んです!

 こればかりは「クラブで聴かないと聴けない音」かと思います・・・

 クラブって、こういう音を「体で聴いて楽しむ場所」なんですね・・・

 サダーって、DJミックスの音だけ聴いてると、DJミックスが荒く、結構賛否が分かれると思うんですよ・・・だけど、このDJミックスの荒さは、この「太い音」に包まれると、全然気にならず、むしろ絶妙なタイミングすぎて「踊っている足が止まらない」んです!

 私自身、この日のダンスは、そんなサダーの「音に包まれ」ながら、体いっぱいに踊っていました・・・そりゃ~、サダーが「お前ら踊れよ!」と投げかけてくる極太のグルーブを前にして、踊らない訳がないですね(^0^)
 前述した「俺の背中を見せたる」を含め、昨日はホント踊りました・・・この間のダニーがアレだった分、ホント気持ちよく踊らせて頂きました!


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 んで、朝に近づくと、漆黒に「Darcus / It's Got To Be Love」のような、ちょっとメローな方向性のもプレイ・・・まあ、異常に極太なグルーブで、とてつもない状態(最高の意味だよ!)でしたけど(^^;)

 5時を過ぎると、こんな雨模様なのもあり、割と早めに人が引き始めました・・・

 だけど、私としては「この時間」も大好きなので、ちょっと嬉しかったです!

 それは、人が引いたことで、自分が踊れるスペースが増え、体いっぱいに踊れること・・・そして、DJも、朝まで残ってるダンサーを踊らせるために「残った人へのご褒美」をくれることがあるからです。
 体も相当疲れはじめましたが、この時間になると不思議と体が動きます・・・いや~、なんであんなに体が動くんでしょうね~

 多分、クラブにおいて一番難しいことは「踊る」なのかもしれません・・・

 だけど、私としたら、そのDJがかける音楽を「心で聴けば自然と踊ってしまう」ものだと思います・・・

 この「踊る」ことを定義・説明することはホント難しいです・・・ただ、ただ、クラブで言えるのは、全てではないけど、DJは「目の前にいるお客さんを踊らす(喜ばす)」為にDJをしているんです。
 それは、単純に踊りやすい曲だったり、皆が知ってる曲だったり、逆に分かりづらい曲だったり・・・いろいろとありますが、結果的に「踊らすためにDJをしている」のだと思います。

 その前提にたてば、自分に正直になればなるほど「踊ってしまう」と思います・・・

 この点を分かりやすくするため、私自身の話をしましょう・・・

 私自身、学生の頃、体育とかの体操とか集団ダンスは大の苦手で、むしろ下手でした・・・高校生の頃、DJブームの一環で、ダンスが流行った際、少し噛もうかと思いましたが、全くダメで直ぐに諦めました(^^;)

 ただ、それは、後になって分かったことですが、そのダンスは「型にはまったダンス」だったから踊れなかったようです。

 つまり、器械体操のように「この順番で、こんな風におどりましょう」というのがダメだったんですね・・・

 んで、気付いたら、いわゆる「クラブミュージック」が心底好きになり、そこからクラブに行ったら・・・大音量の中、大好きな音楽に包まれながら、自分の気持ちイイ踊り方をしている諸先輩方を見て、「ああっ、型にはまらず、自分が気持ちいいように踊ればいいんだ~」と気付いたようです。

 そう、クラブにおけるダンスは「音楽が好きだから、その音楽に合わせて何となく踊る」ことが大切なんです!

 これ以上、ダンス論を語るのは難しいのでアレですが、こんなシンプルな理由で踊っているんです・・・

 私自身、気付いたら割と踊れるので皆さんと比較が出来ないかもしれないですが、とりあえず、自分の踊りたいように踊ればいいんです・・・

 そう、まずは踊りを通して「自分が楽しむ」ことが大切ですよ・・・踊ったことで、次の日の朝を迎えた後、何か特別な「宝物」が残るはずです!


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 Darcusの12inchを掲載したのは、エンドの話を書こうと思ってたからですが、気付いたら、私のポンコツ「ダンス論」になっちゃいましたね(^^;)

 ブレイクする意味で、私たちのダンスを優しく照らしてくれるContactのミラーボールを・・・

 一応、ブログ的には、ある方からご注意を頂き、Contactのフロアー写真を掲載するのはご法度になったのですが、最後まで踊りつくして、客電が点灯した後に撮影した写真であればイイよね・・・
 まあ、あまりにも綺麗だったので、つい撮影したのもありますが、今回の記事は「俺のクラブ」を語りたい記事なので、この写真は掲載させてください!

 サダー先生のプレイの話に戻ると、6時台に入ってもブリブリ言わせながらプレイをしてましたが、段々とグルーブを落とし始めます・・・

 まず、サダーらしい衝撃を頂いたのが、なんかのメローラインのDiscoっぽい曲で、ターンテーブルの電源を落とし、段々と曲が間延びしていく構成にしながら、その曲のスネアで手拍子させ、曲的に切れたところで、まさかの和物プレイ・・・もー、クソ上がりました(^0^)
 プレイしたのは、帰って調べたら「大上留利子 / ふわりふわふわ」(!)なんですが、その黒光りしたメローさを出しつつも、こんな器用なプレイが出来るとは・・・だって、自分の汗をぬぐっているタオルで、プレイするレコードを拭いているお方なんですよ(^0^)

 そして、最初のエンディングの際に、やっぱり知らない曲でメローに「♪グッバイ~」という曲をプレイ(上手い!)しつつ、最初のアンコールでは、Bなら誰でも反応する「Melvin Bliss / Synthetic Substitution」(通称:サブシス)をプレイ!
 この時間は、変な表現ですが「SP1200でループしたいブレイクビーツ45」をプレイします・・・このような幅の広さも好きなんですが、なんか、B出身なので、サブシスをプレイした瞬間、思わず跳ね上がりましたが、ガラージっぽくプレイしているのに衝撃を受けました(^0^)


 んで、最後の最後は、クラシックな「The Joubert Singers / Stand On The Word」で大合唱してエンド・・・時計をみたら7時45分、ホント気持ちよくダンスをしました!

 今回、Nagiさんの一件を受け、独りよがりではありますが、私なりに「クラブ~DJ~ダンス」について、真面目に考えながら、いつものクラブレポートを書いてみました。

 毎度の長ったらしい内容にはなりましたが、だいぶ書けたかな・・・これを読んで「おおっ、踊りに行きたい!」と思ってくだされば本望です!

 ただ、クラブと言う場所は、踊ることが決して中心ではなく、人によってはお酒を楽しむだめだったり、人と会って盛り上がるためだったりしますよね・・・書いてて、なんでこんなに「踊ること」を中心に書いてるのかが不安になりました(^^;)
 でも、これだけは分かって頂きたい・・・クラブというのは「音楽」と「その音楽にまつわる文化・価値観」が中心にある場所であり、その場所は「日常のしがらみを捨てられる自由な場所」です!


 そして、Nagiさん、気を落とさずに頑張ってね!

 このパーティーでも、きっと他の現場上がりで一瞬来られていた(よね?)と思いますが・・・これからも頑張って「みんなを踊らせてください」ね!

 今まで、どうも真剣に仕事としてDJをされている方に、気安く声をかけるのがアレかな~と思って、あまり話したことが無いのは恐縮ですが、貴女が、誰よりもフロアーで美しく、そしてクラブや音楽に対して愛を持って踊られている姿は、私は知っています。
 そんな貴女が、フロアーにいる「クラブと音楽が好きな私達」を踊らせることが出来ない訳がないです・・・色々と辛いこともあるでしょうが、ズーッと応援してますよ(^0^)

 んでは、これからも「みんなで踊りましょう」ね!!







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<独り言の前の「独り言」>

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 なぜ、私のレコード棚が枕写真になるのかは、後で説明しますが、この場を借りて、皆さんにお知恵をお借りしたいと思います!

 今回のサダー先生、割と絶妙なタイミングで「和物」をプレイしてて、フロアーに衝撃とダンスを与えていました(^0^)

 それも、さっきの大上留利子さんの曲のように、全くもって「ダンス」じゃない曲を、絶妙なボトムアップで真っ黒くした上でのプレイで、とにかくカッコよすぎで・・・大上さんのLPは、高いのを承知で買うことが決定したぐらい、最強でした(^^;)

 んで、どうしても曲名を知りたい和物曲があり、皆さんのお知恵をお借りしたいと思います・・・

 英語の曲だと、海外で歌詞が掲載されているサイトが多いので、クラブで聴いて歌詞を後で検索すれば分かったりするのですが、日本だとこれが出来ないので、結構困ります・・・
 んで、大上さんは気合いで調べることが出来ましたが、どうしても分からない曲を、私のメモを参考に教えていただければ・・・と思い、この独り言を書かさせて頂きます!

 直近で、我らの吉沢dynamiteさんが「26年間探していた曲がSNS等で質問をしたら分かった」という一件があり、私のもイケるかな~と思い、お伺いをする次第です・・・
 なお、今回の文中で「SNSってアレだよね~」と書いた人なのに「こういうことをするのは如何なものか」と突っ込まないでくださいね(^^;)

 そんなわけで、分かった方は、コメント欄に情報を寄せて頂けると助かります!
 よろしくお願いいたします m(_ _)m



●分からない和物の曲 1曲目
・3時ごろプレイ
・多分、80’sブギー系の曲。女性ソロボーカル。
・サビっぽい部分で「♪あつい~、愛のメッセージ!」や「♪いたずら天使からのプレゼント」と歌っている


→追記 2017/09/18 07:45
コメントを頂いたno nameさんからのご指摘で、以下の曲と判明しました!
「鷺巣詩郎 With Somethin' Special / 愛のメッセージ」

 いやいや、鬼レアな盤をプレイするとは・・・流石です!
 なお、大上さんもこれも、去年のプレイでかけていたような気がしました・・・


●分からない和物の曲 2曲目
・5時ぐらいにプレイ(それもDarcusの後だった!)
・割と最近の曲? 00年代~10年代
・一二三二一っぽい感じのCity Pop
・サビっぽいところで「♪タイムマシーンにのって~」とか「♪ノン、ノン、ボーイ」と歌っている
・流線形で一二三さんがvoをした「タイムマシン・ラブ」ではない


※写真の理由
 レコ棚を枕写真にしたのは、今回のパーティーが「レコード」が主体だったことと、ちょうど発注したレコ棚が到着したことを書こうと思ったから撮影したけど、上手く使えなかったので、ココで使いました(^^;)
 ちなみにレコ棚、段々と生活圏に浸食してて、衣類ダンスの上に設置をしようと思います・・・もう、これで限界かな~






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<独り言> 2017/09/18 21:40 up

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 昨日の夕方に記事をアップした時点では「未確定」な話だったので、工事中としていましたが・・・無事に報告できるようになったので報告です(^0^)

 ここ最近、クラブに行くと「物販」というのでしょうか、メインフロアーとは別の所で、メインとなるDJの物販だったり、そのクラブとは別の人がフードを出してたりしており、間接的に「パーティーを盛り上げている」ことが多くなったな~と思っています。

 物販自体は珍しくはないことですが、色々と趣向を凝らして、その日のパーティーを陰ながら盛り上げている存在として認知されており、結構、これを楽しみにしてる方は多いのではないでしょうか?
 例えば、まだ一回も行けてないですが、我らのMUROさんのマンスリーパーティーになっている「Captain Vinyl @Contact」では、色々なレコード店が出店し、MUROさんやNoriさんのDJプレイを陰から盛り上げているようで・・・今のクラブ業界では、物販は結構重要な存在になっています・・・

 ただ、私自身は、どちらかというと物販はスルーなんですね・・・

 なぜなら、クラブに行くことは「踊りに行く」ことが大きな目的なので、物販系は、ちらっとは覗きますが、これをメインにしちゃうと「踊りに来たことがブレる」ので、あまり注視しないんですね・・・

 まあ、この考え自体、かなり頭が悪いことは承知していますが、とにかく「踊りたい」んです・・・
 たまに、パーティー限定でMix CDでも出よう日なら、そのCDを持って踊るのが面倒なので、基本は無視です・・・だって、気持ちよく踊りたいんだもん(^^;)

 話を本流に戻すと、そんな物販の話が今回の追記になります・・・

 今回のパーティーでは、お店に到着し、店内のコインロッカーに荷物を置きに行こうと思ったら、割と物販が並ぶバー横のラウンジスペースに、見慣れた「黒×赤」のレコード袋が・・・おう、ユニオンが物販に来てるじゃん!

 ここ最近のユニオンは、店員さんによっては、こういった物販(出張販売)を頑張ってて、割と出展されているんですよね・・・
 出展される理由は色々とあるかと思いますが、割とポジディブな理由で出展されているようで、レコードを売りたいことが大前提であるけど、同時にそのパーティーやイベントを盛り上げることで「バイナル文化を盛り上げたい」みたいな部分もあり、個人的には応援しています(^0^)

 そんなわけで、今回は渋谷ユニオンの地下「Jazz/RareGroove館」さんが出店されていて、池袋時代から少しだけ知っていたT嶋さんがおられました・・・
 記憶を辿ると、私が初めて行ったSadarのパーティー(2012年)でお会いして、その後、会えば挨拶や情報交換をしてて、なかなか頼れるお方です・・・今年の春だったか、渋谷に移動されて、それでお会いすることが増えてきた感じですかね・・・

 んで、踊る前にT嶋さんに挨拶をして、軽く展示されているレコードをチェックしてたら・・・衝撃のレコが!

 話を聴いたら、ちょうど入荷したとのことで、お店に出す前に持ってきたとのこと・・・まさか、こんなところで「喉から手が出るほど欲しかったレコ」と遭遇するとは・・・
 それも、相場よりも相当格安です・・・お話を聴いたら、若干コンディションが良くないので、かなり落としたとのことで、店頭で見たら真っ先に買っちゃうレベルです・・・

 ただ、ただ・・・今日の私は「踊りに来た」のが目的で、「レコードを買いに来た」訳ではありません・・・

 見た時点で8割方で「買う」でしたが、今日は真剣に踊りにきたので、その時点では泣く泣くスルーです・・・

 ただ、根っからの「レコード馬鹿」なので、踊っていても気になってしまいます・・・

 凄い恥ずかしい話ですが、踊っていても15分おきに「やっぱり買おうかな・・・」ということが頭をよぎり、結果的に踊りの邪魔をする始末でした(^^;)

 そんなわけで、遂に耐えきれなくなり(笑)、4時前ぐらいにT嶋さんの所に行き、無理を承知で「取り置き」をお願いし、後日、渋谷のお店で買うかどうかを検討することにしました。
 値段は、その場でも出せない金額ではなかったですが、コンディションが読めなかったのと、安心してサダーのDJで踊りたかった(笑)のでお願いをしました・・・まあ、私が12時頃にスルーした後、誰も手を付けなかったので、この暴挙(?)はOKですかね??


 んな訳で、本日、渋谷に行き、盤を確認させて頂き、納得の状態だったので、購入させて頂きました・・・

 その盤は、以下になります・・・


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 その盤とは、写真上の白ラベル「Hubert Laws / Family」のUSオリジナルの12inchです!!

 分かる方が見れば「おめでとう!」と祝福してくれるでしょう・・・もう、これも「いつかは欲しかった」1枚です!!

 まず、我々の世代だと、この曲は「MUROさんに教わった曲」として、我々の音楽感に強く影響を及ぼした曲ですよね・・・

 ミックステープ界の名作中の名作である「DJ MURO / Diggin' Ice 96」に収録された曲で・・・古い曲の中にもカッコいい曲があることを教わった1曲かと思います!
 この曲の良さを書こうと思ったら、私には説明が出来ないくらいに良い曲で、MUROさんのセンスによって、JazzやらRareGrooveといった堅苦しい音楽から解放されたソウルフルで跳ねたプレイが象徴的です・・・もう、死ぬほど好きな曲です(^0^)

 そんな曲ですが、極小で12inchがプレスされてて、昔から高嶺の華、いや、市場に全く出ないお宝盤として珍重され、いつかは手にしたいと思ってた12inchになります!

 それこそ、今年の春にゲットできた「Denise LaSalle / I'n So Hot」のアメ盤12inchと同じですが、死ぬほど好きな曲なので、いつかは「最高峰を掴みたい」と思っていた曲です・・・

 それが、踊る前の物販スペースである訳で・・・そりゃー、15分おきに気になります(^^;)

 ただ、踊りながら気付いたのは、コンディションや値段は別にして、きっと、私よりもレコード馬鹿な「Sadar先生が私に引き合せてくれたんだな~」と思ってしまいました・・・

 このクラスのレコになると、普通にお店で出たら争奪戦ですよね・・・ただ、音楽を真剣に追求しているSadar先生が、まだ足元にも及ばないけど、同じぐらいに音楽を追求している私に対して、無理して踊りに来た私への「ご褒美」と思ったりしました・・・
 それは、踊れば踊るほど感じてしまい、最後の方では、諦めてスルーしてたけど「誰も買える筈がないよ・・・だって、俺ほど頑張っている人はいないんだから!」と勘違い(笑)ほど、ご褒美だと思ってしまいました(^^;)


 そんなわけで、本日、渋谷に訪問し、盤のチェックをさせていただき、イケる内容だったので、購入させて頂きました!!

 まず、盤質的には、見た目でもスレが目立ち、評価はBだけど、VG-ぐらいの感じで、やっぱり若干のプチノイズがのるのですが、アメ盤12inchらしい爆音感が前に出てて、全然イケますね・・・

 値段的には、ここ最近のワールド・レートからするとトントンぐらいですが、日本における重要度と人気度、そして過去に日本で出された値段を考えると、盤質を加味しても全然安いです・・・いや、値段を別にして、こんな素敵な出会いをしたんだから、もう「プライスレス」です(^0^)
 もう、家に帰って聴いたら、12inchだからこそ出せる音の繊細さと太さが最高で、明日から仕事なのにお酒がすすみます・・・もー、やっぱり「12inchが最強」ということを強く味わっていますよ(^0^)


 これ以上書くと、酔っ払いの戯言でしかないので、止めましょう・・・だけど、シャウトアウトはさせてください!

 まず、T嶋さん、渋谷で売っている他のレコードの値段からしたら大した金額じゃないですが、素晴らしい出会いを頂き、ありがとうございます・・・これからも頑張ってくださいね!
 そしてSadarさん、この盤に出会わせてくれ、ありがとうございます・・・やっぱり、貴方は「レコードの神様」に愛されていて、その貴方を愛していれば、レコードの神様が振り向いてくれる、と強く思いました(^0^)

 うっし、今週末もかなり元気をもらったので、明日からの仕事に挑んで行きたいと思います!

 ではでは、また来週!!





追伸

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 今日のディグで、なんとかしてフライヤーも確保しました(^0^)

 なお、蛇足も蛇足ですが、このフライヤーの絵を描かれた永井博さんが、普通にフロアーにおられて衝撃です・・・爺ちゃんになっても、クラブには通いたいですね(^0^)

 あと、この「独り言」のトップ写真(昨日、工事中として貼った写真)は、ユニオンの物販を「行っていたテーブル」の写真になります・・・
 ブログの記事のことを考え、写真を撮ろうかな~と思った朝の5時、既にユニオンさんは撤退されてて、泣く泣くこの写真になりました(^^;)