HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Danny Krivit 「MR.K T.K. Records」
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 え~、ご無沙汰しております・・・久しぶりの更新ですね~

 毎年の旅行の後は、ブログの更新的には燃え尽き症候群でした・・・まあ、あれだけ書けば仕方がないですかね(^^;)
 
 そんなわけで、今週は1年越しの宿題の紹介です~


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 今週は、我らの大先生「Danny Krivit(ダニー・クリビット)」による、あの「T.K. Records」のオフィシャルミックスを紹介したいと思います!

 まず、この作品は日本限定の作品で、2015年のMTT大賞を受賞した「Mr.K Salsoul」をリリースした「Ultara-Yvbe/Octave Lab.」さん企画で2016年7月にリリースをした作品になります。

 もう、DannyのDisco作品であれば、全くもって「ハズレなし」なわけで、この作品も昨年購入し、速攻で悶絶した記憶があります(^^;)
 分かりやすい例だと、その直後に行った関西+名古屋旅行で、この作品に収録されていた曲を集中的に探していた位、ヤバかったです・・・

 ただ、結構深い内容だったこともあり、昨年は大賞候補にはなりましたが、自分の知識の無さから紹介までは至らず・・・今年の宿題となっていました(^^;)

 んで、話を作品の紹介に戻すと、この作品は、あの「T.K. Records」の音源を使ったオフィシャルミックスになります・・・

 TKというと、レコードを買っている人なら、写真のカンパニースリーブを見ただけで分かりますよね・・・アメリカのマイアミに拠点を置いていたSoul~Funk~Disco系の名門レーベルです!

 それこそ、KC and the Sunshine BandのようなアッパーなDiscoが有名ですが、傍系レーベルが多いことや、歴史をひも解くと南部らしいSouthern Soul~Deep Funk~RareGrooveといった土臭いBlack Musicを配給しており、結構、音楽の趣味によって印象が変わるレーベルかもしれません。
 ただ、リリースされている音楽は、どれも素晴らしいことから、掘れば掘るほど良質な音楽がある・・・そんなレーベルかと思います・・・

 そんなTKを、我らのダニー先生が調理します・・・

 詳細は以下で書きますが・・・もう「参りました!」な内容で、素晴らしすぎます・・・

 特に「選曲の深さ」がヤバくって、流石ダニーです!

 ではでは、以下でこの作品の素晴らしさを紹介しますね~(^0^)


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 まず、選曲ですが、オフィシャル作品なので、胸をはって写真は大きめで行きましょう・・・まあ、TKがセンターラベルに書いてある字が小さいので、いつものあのサイズだと見ずらいから、という理由は秘密です(^^;)

 選曲面については、直球なTKクラシックは殆ど選曲しておらず、かなり渋い曲が多くって、私も聴いて「うわー、なんだこの曲・・・でも、カッコいい!」と思った曲が多かったです!

 それこそ、TKというと、やっぱり「KC and the Sunshine Band」のような、南国らしいアッパーなイメージが強く、そういった「The ディスコ」的なイメージが強いかと思います。
 ただ、この作品ではそういった「TK」らしいイメージを敢えて外した「深い選曲」が光っていて流石の手腕が発揮されています・・・

 それこそ、実はTK系を掘ると割とあるスペーシーな質感な曲として「Queen Samantha / Take A Chance」なんかが分かりやすいでしょうか・・・私も結構Discoを掘ってるつもりでも、これは知らなかったです・・・
 TKって、ほんとリリース数が多いレーベルで、それこそ4番打者なSalsoul以上にTKだけでも楽曲数が相当あります・・・なので、割と知らない曲はスルーしてしまう傾向が強かったですが、こういうカッコいい曲もあるんですね・・・

 また、B出身者なら驚きなのが、中盤では「Ralph MacDonald / Jam On The Groove」を選曲・・・言わずと知れたブレイクビーツ・クラシックですね!
 この作品では、選曲的にはダニーのベースとなるDisco~Houseラインで選曲/DJミックスをしていますが、これをそのラインでプレイするとは・・・初めてこのCDを聴いた時には「それ選曲するの!」と驚きました!
 まあ、ダニー自体、割と現場ではJazz Funk~Rare Groove的な曲をダンスミュージックとしてプレイしているので、冷静に考えると普通なんですが、我々としては「Bボーイの曲」なんですよね・・・だけど、DJミックスの流れの中ではバッチリで、ヤラれました・・・


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 んで、選曲面の話を続けましょう・・・もう、深くって深くって、素晴らしすぎます(^0^)

 先ほどはTKの中だけの話をしましたが、TKというレーベルは傍系レーベルが異常に多いことで有名です・・・そして、ダニー先生はその辺をもカバーした選曲をしててヤラれます!!

 例えば、TKと同じDiscoラインだと「Sunshaine Sound」というサブレーベルがあり、そこからは南国らしく、かつBPM早めのインスト曲である「Modern Sound Corporation / Safari Pt.2」を終盤で選曲・・・
 TKに関しては、後で調べたら「えっ、TKだったの?」というレーベルが多く、ある意味で困りますよね・・・まあ、ディストリュビーション(流通)として噛んでいただけのレーベルある(?)そうですが、あの当時、南部でブイブイ言わせてた理由が、この傍系レーベルの多さに繋がるのかもしれないですね~

 また、先ほどのJam on the Grooveに通じるJazz Funk~Rare Grooveでは、お好きな方も多い「Alston Records」から、もろサザンソウルな女性シンガーの「Betty Wright / Where is the Love」を選曲・・・
 聴いてて「Funk~SoulっぽいDiscoかな?」と思ったら、レコードの棚的には親父ソウル的な位置にあるレコ(分かりますか?)ですよ・・・アルバム的には土臭いソウルなんだけど、こういったダンスにも通じる曲を出してくる辺りは、ダニーの深さとも言えますね~

 また、その「深さ」だと、アルバムの隠れた1曲も選曲してきます・・・

 例えば、他の傍系レーベル以上にマイナーな「Silver Blue Records」からは、ドマイナーなLP「Eli's Second Coming / Love Chant」を選曲で、当然LPのみの曲です!

 他の作品でも、そして現場でも、誰も知らない曲でも「カッコよくプレイ」をするのがダニーなんですよ・・・その象徴が、LPからのプレイだったり、ここ最近はドマイナーな45のプレイだったりするのですが、ほんと「深い」です!


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 そして、そんな「深さ」がありながら、しっかりと「DJミックス」を通して「自分の世界」を提示できるのがダニーの素晴らしさです!!

 まず、全体的に「渋い選曲」になっている中で、ダニーが選んだ駒の進め方は「TKらしくない世界観」を敢えて提示したような選曲の流れを作っています。

 それは、TKという「The ディスコ」なレーベルを否定しつつ・・・いや、否定じゃ無くて「みんなが知らないTKを教えてあげる」ような選曲の進め方になっていて・・・最高です(^0^)

 選曲の流れをザックリと説明すると、序盤はBPM遅めのダンストラックからスタートし、変化をつけながら徐々にBPMを上げていく感じで・・・ダンス系のDJミックスでは定番な作りにはなっています。

 それこそ、一発目は、メローでダンサンブルな「Peter Brown / For Your Love」からプレイ・・・この辺は現場を知り尽くしている証拠とも言え、ダンスをするために「飛び立つ」ことを分かったBPMやグルーブがあり、流石のチョイスですかね・・・

 ただ、奥に進めば進むほど「踊らされる」展開になってて、選曲面と相まって、もうダニーには勝てない世界が進みます!

 それは、先ほどの選曲面で紹介したような直球なDiscoではない曲でミックスの世界観を広げながら、実はBPMが上げている選曲を施してて、まずは徐々に聴いている者のテンションを上げていきます。
 こうして深く選曲/DJミックスを掘り下げてみると、選曲面は実はユニークなんですが、不思議と一本の流れになっているのが意外です・・・それこそ、Jam on the Grooveは意外中の意外なんですが、バッチリとハマってるのが不思議です!

 そして、これも意外な「Betty Wright / Where is the Love」も、起承転結における「転」のキーポイントになるプレイをしてますね・・・

 まず、普通に聴いたら「ちょっとファンキーな親父ソウル」なんですが、ダニーはそのファンキーさに着目して、ガッツリとダンストラックとしてプレイ・・・こういう選曲は現場では良くやってて、いつも踊らされてます・・・

 ただ、ここで、それまでの「あえて押えていたBPM」を開放している感じがあり、この後に選曲する「Quartz / Beyond the Clouds」の凶暴な4つ打ち感が光り・・・もー、マッドに踊り始める私がいることが目に浮かびます(^0^)

 特に、実はTK作品に多い、スペーシーな曲や、その後のHouseに繋がる「モロ4つ打ち」な曲があることを前提に、これらをピークタイムのアンセムにする意図があったんでしょう・・・
 もー、「Quartz / Beyond the Clouds」のプレイ、そしてその次にプレイする「Modern Sound Corporation / Safari Pt.2」もヤバくって・・・70分強という限られた時間の中で、メローに和ませてから段々と踊らせ、最後にガッツり踊らさえる展開にしているのには勝てません!





 う~ん、やっぱり上手く説明が出来なかったな~(^^;)

 まあ、実は「玄人」向けな作品なので、全ての人にお勧めできないだろうと思い、昨年のMTT大賞にはしませんでした・・・ただ、その「玄人」な部分を説明するのは、凄い難しいですね・・・

 ただ、最後に言いたいのは、ダニーが「DJから尊敬されるDJ」であるのは、こういった誰もプレイしない曲で「しっかりと踊らせる世界を作れる」技術と感性があるからだと思います!

 なお、コレ系の作品、一応新作としてリリースはされていますが、実は直ぐに廃盤(=再販をしない)になる傾向があり、2015年のMTT大賞を受賞した「Mr.K Salsoul」も、実は既にレアCDになっています・・・
 この作品も、Salsoulと同様に「ヤバい」内容です・・・多分、まだ在庫はある(?)と思うので、気になる方は是非チェックしてね~




<Release Date>
Artists / Title : Danny Krivit 「MR.K T.K. Records」
Genre : Disco、Soul、Funk、RareGroove・・・
Release : 2016年7月
Lebel : Ultra Vybe / Octave Lab. LTLCD2226


Notice : ダニーのエディットについて

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 作品紹介では触れませんでしたが、この作品で選曲されている曲のほぼ半分が、ダニーによるエディット(DK edit)が施されています。
 そのため、この作品では、DJミックスがDisc 1で、Disc 2はダニーのエディット曲が収録された2CD仕様になっています・・・Disc 2では、DJミックスに使われなかった楽曲も含まれており、、普通に聴いて面白い内容です!

 なお、一部の曲は、CDリリース後の2016年冬~2017年春ぐらいに断続的にアナログ化されてて、12inch×3枚、7inch×1枚がリリースされました。
 写真のPeter Brownは、そのエディット盤の1つで、これは買ってしまった・・・う~ん、Betty Wrightも12inchで欲しかったな~

 あと、全くの蛇足ですが、Octaveさんの今年のリリースだと、DJ SpinnaでDe-Liteのミックス作品(凄くイイです!)を出されていますが、De-Liteなら、是非ダニーでも作ってください!
 



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<独り言>

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 え~、意味不明な写真から始まりますが、夏休みも終わり、普通の生活に戻っているので、週末は普通にレコードやテープをガンガンと買っている日々が続いております(^^;)

 忘れかけていましたが、旅行明けの先週の週末も普通に都内+横浜に遠征をしたり、今週末は、ユニオンがメンバー割引で、新着品の中古品でも10%オフなので、町田などの遠くのユニオンを攻めたりで・・・かなり、ゴツゴツと掘っています(^^;)
 まあ、平日の仕事が醜い状況なので、ストレス発散なんですよね・・・特に今週は、新着の中古品でも10%オフなので、その魔法にかけられて、ゴツいのを結構買ってしまいました・・・

 そんなわけで、レコードとテープ等を掘っていると欠かせない「相棒」が瀕死の状態だったので、10%オフの魔法に勇気づけられ、新しい相棒を買いました・・・

 そう、相棒とは「レコード用のエコバック」です!

 写真のは、我らのユニオン製のエコバックで、私は凄く愛用をしています・・・

 レコードで行くと10枚程度入るので、色々なレコード屋さんを回ってチョコチョコと買っていると、これにまとめられるので凄い便利です・・・
 また、お店で入れて貰う袋よりも、これに入れた方が持ちやすい(重心と持ち手の関係か?)ので、凄くイイですね・・・折り畳むと凄いコンパクトになるのもイイですね!

 ただ、このエコバック、大変不人気で、使っている人は殆どみたことがありません・・・ユニオンの店員さんからも「使っている人を初めて見たよ」と言われるぐらい、不人気ですね~(^^;)

 そんなエコバック、当然ながら使えば使うほど古びてきます・・・

 今使ってたのは、確か4~5年目ぐらいで、ミシン縫製の一部が破れてきたり、写真のように文字が擦れてきたり・・・ちょっとくたびれてきました。
 まあ、使えないことはないですが、ここまで弱ってくると、突然破れてしまい大変な思いをするのもアレ(いっぱいレコードを買った時、紙袋なりの持ち手が切れたりすると最悪ですよね!)なので、そろそろ新しいのが欲しかった・・・そんな状況でした。

 ただ、不人気なので、今まで使っていた型は気付いたら廃番になってて、探しても売っていません・・・

 そんな中、今週、突然の新作リリースの情報が・・・もう、泣くほど嬉しく、早速、購入しましたよ!

 今回の新作は、ナイロンの布地が良くなり、耐久性に優れつつ、結構軽くなっており、前よりも値段が高くなってしまいましたが、かなり良い出来になっていました!
 今回から、4種類がリリースされたようですが、私は男らしく赤と黒の「disk union」を問答無用で選択・・・うん、これ以外はありません(^0^)

 まだ、このエコバックを使ってのレコ掘りは行っていませんが・・・きっと、私の「良き相棒」になってくれるんだろうと思います!

 ご興味ある方は、お店で手にとってみてくださいね~

● disk union 「パッカブルトート」


 なお、平時は仕事用のバックにいれてあり、突然のレコ屋への緊急出勤に備えていますが、たまに仕事でも使ったりします・・・
 特に、出先の会議で、思った以上に紙資料が多かった時のような、臨時も臨時の時に使うのですが、赤黒のdisk unionの袋で帰る背徳感といったら・・・なんか、仕事という、ユニオンとはかけ離れた場所で、自分の性癖をアピールしているような感じになり、キュンとなります(^^;)


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 では、今週の更新は終わりです~

 なお、今週はMURO×North Faceな鬼レアCDが町田にある情報が入ってきたので遠征しました・・・んで、無事にゲットしたら、最強にデフな装丁(多分、ジャンパーのナイロン素材でジャケ化してる!)だったことに気付き、激しく上がりました(^0^)

 あと、いつもお世話になっているN村さんがいる下北クラブ店に行って掘り掘りしてたら、週末から発売開始な「やる夫」さんの新作CDがBGMで・・・つい、買ってしまいました(^0^)

 和物系は、実は最近、手を出していないんです・・・なぜなら、買って聴いてると、その収録曲が欲しくなるので、あえて控えていました・・・(^^;)
 ただ、やっぱりイイですね・・・選曲が憎い(9月を前に杏●とは!)というか、この時期にピッタリな選曲で、流石、N村プロデュースだけありますね(笑)

 うん、やっぱり、レコード屋さんに足を運ぶことは大切で、こういった「出会い」があります・・・新しいエコバックも買ったし、これからも頑張って掘りまくり、嬉しい出会いと巡り合いましょう!


 そんなわけで、今週の独り言は宣伝が多かったですね~

 では、今週も頑張りましょう!!








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DJ Ken-Bo 「Shade of 80's Vol.2」
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 え~、2週間ぶりのご無沙汰でございます・・・

 先週末は、年間を通して一番大きな仕事があったので、お休みを頂きました・・・

 その甲斐あってなのか、仕事は無事に終わり、ちょっとだけホッとしています・・・5月は本当に醜い仕事の仕方をしてたので、それから解放されることを思うと、やっと人間に戻れたような気がします(^^;)
 ただ、某四国に連泊をしてたのですが、プライベートの時間は一切なく、レコ屋には一切寄れず・・・ううっ、最近は出張してもレコ系は全く面白くなくって困りますね(^^;)

 そんなわけで、心も体も疲れていたので、気持ちよく聴ける作品のご紹介です~


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 今回は、お好きな方が多いと思う、DJ Ken-Boさんによる80’sミックスの第2段のご紹介です!

 まず、このシリーズは、80年代の楽曲を選曲/ミックスをしたシリーズで、今やKen-Boさんの代名詞となるシリーズかもしれません・・・

 元々は、2000年ごろにミックステープとしてリリースをした第1段が人気で、それが語り草のような形で知れ渡り、2010年ごろにテープ版(第1段)のCD再発を行ったのを契機に、80’s系の作品を精力的に出すようになった・・・と、記憶しています。
 今回紹介する第2弾は、そのテープ版(第1段)の再発のすぐ後にリリースし、その後も同シリーズとしての作品や、メジャーで作品をリリースするなど、Ken-Boさんの実力が光った作品をリリースされています。

 今週は、何となくこのCDに手が届き、かなり久しぶりに聴きましたが、やっぱりKen-Boさんは「現場」で活動され続けている方なので、選曲もテクニックも半端なく、そういった良さが作品に生かされてて、凄くイイですね!

 それこそ、90年代初期から現場の最前線でプレイをしてて、ある時期には渋谷Harlemの金曜を担当するなど、やっぱりキャリアが違いますよね・・・
 今回、紹介することを踏まえて聴いてたら、選曲面で「やっぱり凄いな~」と思わされる部分が多く、やっぱり「キャリア」って重要なんだな~と思いました・・・うん、現場で磨かれたキャリアに偽りはなしです!

 なお、Ken-Boさんの詳細は、この作品の第1段となる記事でご確認ください。

● DJ Ken-Bo 「Shade of 80's」


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 では、第2段の紹介です!

 第2弾では、よりポップスに近づいた印象で、それこそ「Best Hit USA」的なRock~Pops寄りな選曲になってて、ちょっとDJ~クラブ的な部分からは外れている選曲になっています。
 ただ、作品においては、間違えのない選曲とミックスで、あまりDJにプレイされない曲を「しっかりと踊れる曲」に仕向けているのが素晴らしく、Ken-Boさんの「選曲」の手腕が冴えわたっています!

 それこそ、今回のジャケねたになっている「Gazebo / I Like Chopin」の選曲はそうで、今となっては「懐かしの80年代洋楽ヒット」だと思います・・・

 レコが無かったので、当時の日本プレスのテープアルバム(!)で紹介をしていますが、Gazeboと言ったら、日本でテープアルバムが出るぐらい、ヒットした「洋楽」ですよ・・・

 実際には、イタロ系の流れでプレイされていた部分もありますが、今回の作品では、こういった「非DJ/非クラブ」的な曲を、しっかりとDJに落とし込んでいるのが素敵で、つい反応してしまいました・・・
 
 その他にも、やっぱり白人系ロック~Popsの「Robbie Nevil / C'est La Vie」とか、ブラックミュージックというよりもブラコンな「James Ingram / Yah Mo B There」など、あまりDJがプレイしない曲を積極的に押してて、イイですね~
 この辺の曲は、Ken-Boさんが少年時代に馴染んでいた曲が多く、手慣れていた部分もあったかと思いますが、それらを「DJ」に落とし込んでいるのが大変上手く、DJ/クラブ以降の耳にもしっかりと馴染んでくる方向性にしているのは、本当に素晴らしいです!

 また、選曲面では、全般的にはBest Hit USA要素=シングルヒットを軸にしていますが、「Matt Bianco / Matts Mood」のようなLPに隠れた一曲(シングルだとB面)もプレイしてて、この点も素晴らしいです!

 特に、このMatt Biancoは象徴的で、その隠れた一曲でありながら、この作品の中で主題となる「洋楽感」において、80年代のUK楽曲に多かったメランコリックな雰囲気(それこそSADEの雰囲気)を上手く活用してて、ダンス性とグルービーな感じを両立していますね・・・
 作品のストーリーについての説明になるかもしれないですが、Rock系の洋楽ポップスでダンス性を生みつつ、選曲の流れの中では、こういったUK系の曲を上手く織り交ぜ、作品の中で「気持ちイイ流れ」が創出されています・・・うん、こういうった方向性もあることで、作品に奥行きが与えられていますね!



 今回は、ちょっと事前調査が少なかったので、あまり上手く説明が出来なかった・・・

 ただ、こういった作品を聴くと、いかに「選曲」が大切なのかが分かります・・・そう、そのDJのセンスとグルーブで選曲することで、あまり使われない曲が「光る」のです!
 おかげさまで、私のウオントリストに仲間入りした曲が多く、Ken-Boさんの選曲の良さに見事に圧倒されました・・・こういったRock~Pops系の12inchって意外と見つからないんだよな~(^^;)

 ではでは、気になる方は探して聴いてみてくださいね~



<Release Date>
Artists / Title : DJ Ken-Bo 「Shade of 80's Vol.2」
Genre : Rock、Pops、Soul、R&B、Dance、Disco・・・
Release : 2010年4月
Lebel : UBG Recods UBGR-012

Notice : ジャケについて

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 本文でも触れましたが、この作品のジャケネタは「Gazebo / Gazebo」という83年作のLPが元ネタになっています。
 元LPをテープで紹介するのが非常にイルマティックであることは承知していますが、この「なりきり」具合は最高ですね・・・他の作品ではKid'N'Playになりきるなど、こういった部分にも愛を感じます(^0^)

 なお、蛇足ですが、作品紹介をする前提で、今週の月曜からこの作品を聴き始めた訳ですが、その月曜の夜、夕飯のついでに立ち寄った池袋の某店で、このテープ版と遭遇し、ゲットさせて頂きました・・・きっと、テープの神様が導いてくれたんでしょうね(^0^)
 また、テープ版(邦版)の邦題「幻想のガゼボ」にも、地味にヤラれます・・・LPなら、帯で邦題が書いてあるかと思いますが、テープ版の場合、ある意味で邦題がジャケに一体化している所にグッときたりします(^^;)

 あと、こっちは脱線話ですが、「Gazebo / I Like Chopin」って「小林麻美 / 雨音はショパンの調べ」の元ネタ(カバー曲)だったんですね・・・今更ながら勉強しました(^^;)




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<独り言>

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 意味不明な写真からスタートしますね・・・しばらくは不調だった「独り言」です!

 まず、今回の記事の最初でも書きましたが、5月は仕事が醜くって、ほんと仕事しかしてなかった1カ月でした・・・もう、ブラックを飛び越えた残業&休日出勤っぷりで、大変でした・・・
 ただ、仕事の方は何とか成功してくれ、厳しい環境下でもココまでやり遂げたことは素直に嬉しく、頑張った甲斐があったな~と思いました。

 んで、今週末です・・・やっと仕事から解放された感のある週末で、久しぶりにしっかりと羽を伸ばしていました!

 土曜日は、なんとなく「普通にレコ屋を回りたい!」という気持ちが優先し、目的もなくブラブラ掘りでユニオン巡り・・・テープとレコードについては、ボムな出物はなかったけど、やっぱりレコ屋は「私の精神安定剤」だということが分かりました(笑)
 そして、夕方から風呂屋でリフレッシュしつつ、後は飲んだくれてていました・・・自分の為に飲むのも、やっぱり重要です(^^;)

 んで、やや二日酔いの今日の朝、布団の上でゴロゴロしながらTwitterを見てたら、衝撃の告知が!

 気付いたら、家を出て、昨日も行った渋谷に向かってました・・・


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 そう、衝撃の告知とは、私の中で、ミックステープを再生する上で「神機種」の一つである「Sony CFS-905」が、渋谷ユニオン・クラブ店で出品した、という告知でした・・・

 割と頻繁に登場するラジカセ君で、この形には見覚えがある方が多いかと思います・・・

 私自身、この機種は数年前にフリマで格安でゲットし、残念ながら片方のスピーカーが壊れたままですが、不調があれば自分で修理をしながら使い続けている機種になり、ホント大好きなラジカセです・・・

 この機種は、いわゆる「Sony Sports」のラインで販売された機種で、ソニーらしいポップな姿も最高ですが、ミックステープをプレイした時の音がメチャクチャ相性が良く、片方しか聞こえない1号機(写真の手前:クリーム色)でも、最高のポテンシャルを出してくれます!

 そんなラジカセが、箱付きでデッドストックに近い状態で出るとのこと・・・こればかりは「誰にも渡したくない」と思い、真っ先にお店に駆けつけ、無事に購入させて頂きました!

 今の渋谷店は、こういったラジカセ関係も買い取りを強化してて、その流れで出たのだと思いますが、ここまで状態が良いのは奇跡でしょう・・・
 また、色が「白」という当時のソニーでないと思い付かなさそうなギャンブル色(笑)で、それにもヤラれます・・・告知の写真やお店で実物を見た限りだと、なんか変だな~と思いましたが、いざ家で鎮座するとバッチリで、これから2号機として頑張ってくれそうです(^0^)

 
 今回の出品は、割と値段は格安だったのも嬉しいですが、きっとこれはテープの神様が「仕事のご褒美」で導いてくれたんでしょう・・・ありがとうございます!


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 ただ、テープの神様からのご褒美はコレだけではありませんでした・・・が、こっちは結果的には残念な結果でした(^^;)

 実は、土曜日にも渋谷のユニオンに行ったのですが、写真のショックウェーブが「動作不良品」として格安で普通に出品されてたので、問答無用で購入しました!
 それも、迷彩の限定色です・・・動かなくても、資料として欲しかった色なので、問答無用で購入です(^0^)

 ショックウェーブ、いや、全てのテープレコーダーに該当がするのですが、基本的に「モーター」の動力を「ゴムベルト」が伝えて動かしているので、このどちらかがダメなら動かない性質があります。

 そのため、テレコやラジカセという存在は、購入時は調子が良くても、フッとしたタイミングで壊れる可能性は高いので、結果的に使う側に「修理のノウハウ」が無いと長くは付き合うことが出来ない・・・と思っています。
 先に紹介したソニーのラジカセについても、1号機を頻繁に開けてゴム交換等をしているので、壊れても直して使う前提で買った部分もあります・・・ハードルを上げる話になり、大変恐縮ですが、ある意味でテレコ達は「使う側の根性が無いと付き合えない相棒」なのかもしれませんね?

 そんなこんなで、ショックウェーブは「私の生命線」の一つなので、気付いたら修理術には自信があるので、今回のも修理する前提で購入し、動いたら儲けもんだな~と思っていました。

 んで、先ほど中を開けて、点検&修理を敢行してみました・・・

 中を開けたら、予想通り、ゴムベルトの伸びてて、これが原因で動かなかったようですが、運悪く、その伸びたゴムベルトがモーターに絡まり、それが原因でモーターも飛んでいるようです・・・う~ん、結果的には「動かず」でした(^^;)

 ただ、今日の作業では簡単な点検&修理止まりなので、もうちょっとイジってみようと思います・・・今回のオレンジ君も美品の部類で、かつ、色使いがグレイトなので、何とかして動かしてあげたいな~


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 そんなわけで、今週の更新は終了です・・・やっぱり、ラジカセで聴くDiggin' Iceは格別ですね!
 
 最後に、宣伝になりますが、ユニオンの渋谷クラブ店は、こういったラジカセ&テレコの買い取りを強化してますので、興味がある方は相談してみてね!
 壊れた機種でも、私のようなダメ人間がいるので、きっとお店側も相当渋い顔で買い取ってくれるはず(?)なので、是非、相談してね・・・ただ、完品でなければ、リストの上限金額にならないので、その辺は交渉してください(^^;)

 あっ、あと、結果的に2日連続で必死な顔でテレコを買いに行ったので、店員の娘っ子&ボーイズ達が若干引いていました・・・すみません、病気なので許してください(^^;)

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 ここ最近は、仕事が忙しかったこともあり、ブログは停滞気味でしたね・・・

 だけど、今回のような「あんた、オカシイよ!」な独り言が書けるんだから、元気であることは間違えないです(^0^)

 そろそろ、ブログ的にもボムになりそうな特集をやろうと考えてますので、気長にお待ちください~

 では、また来週!!




追伸
 今日はBody & Soulですが、2週間も働きっぱなしの体と精神では、外でのダンスは耐えられないので、今年も欠席です・・・ただ、こんなイイ天気で踊れるのは羨ましいです(^^;)
 あと、オッサン話で恐縮ですが、明日がたまたま健康診断なので、死ぬほど踊った直後の体で健診をするのが怖いのもありました・・・明日は無事な結果が出ますように・・・










 
DJ Grandmaster Flash 「Salsoul Jam 2000」
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 え~、前回の3000本記事は突然ですみませんでした・・・

 でも、色々な方に反応を頂き、感謝感激です・・・ありがとうございました!

 まあ、自分の持っているテープの数を報告しているだけかもしれないですが、もはや、皆さんに見守られながら世界一周のグレイトジャーニーをしているみたいな感じもあるので、ちゃんとした形で報告をした次第です(^^;)
 
 う~ん、黙っていても、4000本は行くと思いますので、引き続きの応援をお願いいたします!

 そんなわけで、自分を活気づける為に聴いてた大名作の紹介です!!


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 今回は、HipHopという音楽/文化を作り上げた偉大なDJの一人である「DJ Grandmaster Flash」さんが1997年にリリースしたミックス作品を紹介したいと思います。

 もー、我々世代だと、ジャケ写を見ただけで「間違えなし!」と反応する作品で、Discoの名門レーベルである「Salsoul」をHipHopマナーでミックスした大名作です!!

 まず、説明は不要かもしれませんが、Flashさんのことを紹介しましょう!

 Flashさんは、70年代からNYで活動をするDJ/Producerで、DJ Kool Herc、DJ Africa Bambaataaと並び、「HipHop」という音楽/文化を作ったとレジェンドの一人になります。

 この辺の話は、様々なHipHopの歴史を取り扱った本(Hip Hop Beatsなんかがイイですかね~)などでご確認頂ければ幸いですが、Flashさんに関しては「DJ Mix」という行為を発展させた点で、ホント重要で偉大なお方だと思います。
 それこそ、HipHopという音楽が「だれも着目しない既存の曲のドラムブレイクなどを繰り返すことで躍動感のある音楽を作り上げること」が根底とするならば、Hercさんがその方法論を発見し、Bamさんがジャンルに関係なくドラムブレイクを探し出すこと、そしてFlashさんはブレイクをカッコよく繰り返す技術を構築したことを見出したんですね・・・

 つまり、FlashさんはHipHopにおける2枚使いやスクラッチ、そして様々な音楽を掛け合わせることなどの「DJ技術」のレベルを高めたお方になります。

 それこそ、Flashさんの代表曲の一つである「The Adventures Of Grandmaster Flash On The Wheels Of Steel」が結果として象徴的で、様々な楽曲の躍動感のある部分をクリエイティブにミックスし、かつ2枚使いやスクラッチを交えて更に次元を高めていったこの曲は、永遠のマスターピースで、様々なDJ/Producerに影響を及ぼしたと思います。
 特に、いわゆるターンテーブリストやバトルDJはFlashが元祖ともいえ、尊敬してやまない存在になっているし、Cut UpやMegamixの元祖ともいえるので、HipHopを超え、HouseやBreakbeats系の方からも尊敬があり・・・ホント偉大なお方です!


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 そんなレジェンドが1997年に発表した、この作品は、Salsoulの名曲をFlashらしく選曲とミックスをした名作で、影響を受けた方も大変多いかと思います!

 ただ、Salsoulというと「Disco(ディスコ)」なイメージが強く、なんで「Hip Hop」と関係するんだろう?と思う方も多いかな・・・作品の紹介に入る前に、この辺の話から入れておきましょう。

 まず、Salsoulは、70年代~80年代にかけて一世を風靡したDisco系レーベルで、ソウルフルでダンサンブルな名曲を多く生み出し、クラブシーンに対して多大な貢献をしたレーベルになります。

 特に「House」の源流に当たるとされる音楽を作ったことから、どちらかというとHouse~Garage~Discoのラインで捉えられることが多く、知識の少ないリスナーにとっては「HipHop」ではないですよね?

 ただ、70年代のHipHopを「作ってきた」DJ達は、ジャンルに関係なく、自分たちの求める「ブレイク」がある曲なら、何でもプレイしていたことから、Salsoulの曲もトップで活用されており、実はHipHopにおいては「無くてはならない存在」だったと思います!

 Salsoul自体、SalsaとSoulの融合から始まっており、Discoという観点から考えると、Soul~Funk的な要素も沢山含んでいることから、HipHopでも馴染みやすいブレイクは満載で、当時のHipHopDJ達はSalsoulの曲をかなり愛用していました。
 それは、HipHopが「パーティーミュージック」であったことも踏まえると、Discoという場で「踊らす」為に作られたSalsoulの曲が合わない訳がなく、ブレイクの2枚使いを駆使しながら、NYのブロックパーティーで爆音でプレイされていたそうです・・・まさに「ゲットー・ディスコ」ですね!

 そんなHipHopという音楽の基礎になっていたSalsoulの音楽を、当時からプレイし、擦り倒したFlashさんがミックスする作品です・・・どう考えても「間違えなし!」ですね!!

 では、以下で作品の紹介をしたいと思います!!


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 まず、この作品に関しては、恐ろしいまでに「出だし」で勝負が決まっているかと思います・・・

 イントロでは、UBBにも収録されているブレイククラシック「Gaz / Sing Sing」のブレイクを2枚使いしつつ、そのブレイクの上でサイドMCが小粋に収録曲を紹介し、徐々に盛り上げていきながら、高まった所で「♪One Two Three, Here We Go!」の掛け声と共に、大名曲の「The Salsoul Orchestra / Runaway」にカットイン・・・もー最高の一言です!!

 この作品においては「70年代のブロックパーティー感」というのを念頭に置いた作品になっており、このイントロ部分を聴いただけでもビシビシと伝わります!

 ブロックパーティー・・・それは、70年代のNYにおいて、Bronx等の郊外の地域で行われていたパーティーで、近隣の公園にDJセットを持ちだし、DJが奏でるパーティー向けな音楽をバックに、MC達がその選曲を盛り上げ、観客と一体となって楽しむパーティーになります。

 そう、ブロックパーティーこそ「HipHop」を作り上げた母体で、Flashさんはこの点を強く意識した作品作りをしています!

 選曲はブロックパーティーで通じるSalsoulの名曲をチョイスしつつ、それらをブロックパーティーマナーに従った2枚使いを要所要所で入れながらパーティーを盛り上げ、更にサイドMCとの絶妙なコンビネーションがその世界観を深めて・・・もー、この完成度の高さといったら異常です!
 更に憎いのが、要所要所でブロックパーティーっぽいお客さんの歓声が入っており、ほんとヤバいです・・・ベースとなるDJミックス、そしてサイドMCと観客の声が綿密に絡まり、DJミックスだけでは作れない世界観を提示しているのが素晴らしすぎます!


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 本来なら選曲の話から行うべきでしたが、この作品においてはこの「ブロックパーティー感」がホント大切で、この感覚があるからこそ、作品が成立し、かつ選曲された曲が光り輝いています!

 選曲的には、ブレイク感がしっかりとあるSalsoulの楽曲を多く選びつつ、結構幅の広い選曲で流石の一言です!

 それこそ、ド定番な「Double Exposure / My Love Is Free」といった定番から、「Aurra / Checking You Out」のようなブギーっぽい曲も選曲しているのですが、その全てが「ブロックパーティー」という言葉に当てはまってしまい、凄い気持ちよく、かつ気分を高揚させてくれる選曲になっています。

 特に、繰り返しになっちゃいますが、肝となる「ブロックパーティー感」がFlashさんのDJにMCなり観客の声が絡まることで、メチャクチャカッコよくなる曲も多く、ヤラれます・・・

 その代表格が先ほどのRunawayなのですが、「Silvetti / Spring Rain」もクソヤバいですね!

 前曲の「First Choice / Love Thang」のブレイク部分を2枚使いしながら、Love Thangのブレイクの気持ちよさを伸ばしつつ、ブレイクの決まりフレーズとなるフォーン部分を上手く残しながら、カットインでSping Rainに繋ぎます・・・
 そして、ココからが上手くって、Spring Rainのイントロブレイクの上でサイドMCが小粋に盛り上げ、Spring Rainが盛り上がる直前まで煽っていき、その勢いを維持して本編を爆発させる・・・もー、この展開の完成度の高さと言ったら、最高すぎます!

 この点は、ブロックパーティー感にも繋がりますが、やっぱり「DJ×MCのコンビネーション」に勝る盛り上げ方は無いですね!


 また、Flashさんの「選曲の進ませ方」も上手いな~と思いました!

 前半は、Bでも反応しそうなBPM遅めの曲からスタートをしていくのですが、徐々にBPMを上げていき、最後はクラシックな「Double Exposure / Ten Percent」でエンドです・・・最後になると、BPM的にはHouseレベルなんですよね!
 
 Flashさんは、ブロックパーティー感を核にして、それこそ2枚使いやサイドMCの活用なんかをして盛り上げているのですが、その上で、後半に進むと「グルーブ」を繋げる選曲も行い、難なくBPMを上げる選曲をしています。

 特に、ストリングス系の楽器などをキーにして繋げてきたり、80’sブギー的なグルーブで繋いできたり、段々と「楽曲の持つ基礎的なグルーブ」を上手く引き出すような選曲/DJミックスをしてて、上手すぎです・・・

 なんでしょう、最初の方はノリで引っ張り、お客さんに声を上げさせるプレイをするのですが、DJの世界に引っ張り込み、その後はグルーブも重要視したDJにシフトチェンジし、後半は段々とお客さんの足を動かしていく選曲なんですよね・・・

 その上で、最後はSalsoulらしいソウルフルで躍動感のある曲でピークを演出するんだから・・・もー素晴らしすぎます(^0^)


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 そんなわけで、ただでさえ大好きなSalsoulを、こんなに躍動感のあるグルーブで作り上げた、このミックスは・・・聴くだけで元気になります(^0^)

 もー、なんでしょう、1000円のユンケル級に利き目があるんですよね・・・

 本来は、一番最初で愚痴るところですが、今現在、仕事的に山場で、かなり頑張らないとイケない状況です・・・無理して気分を上げるのはアレですが、Flashさんのミックスを聴いていると、素直に気分が上がって「頑張るぞ!」となるので、今週は重宝しましたよ!

 かなり定番なので、簡単に買えたりもするのですが、下でも紹介する別の側面があったりするので、かなり「見落としがちな作品」だと思います。
 ただ、この「ブロックパーティー感」は、作り込んで出来るものではなく、その時代を知っているからこそ作れる内容です・・・このレベルの作品があることが「奇跡」と言ってもいいと思いますので、興味のある方は是非聴いてみてくださいね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Grandmaster Flash 「Salsoul Jam 2000」
Genre : Disco、Garage・・・・
Release : 1997年
Lebel : Salsoul Records(US) 20-1026-2

Notice : プレス違いについて
 オリジナルはUS版として1997年にリリースされていますが、1999年にUnidisc(Canada)から再発があります。オリジナルはホログラムジャケ、再発は普通の印刷で、私が持っているのは再発の方になります。
 また、人気作品なので、それ以降にも再発されていて、EUプレスなんかだと、全然ジャケが違う形でリリースされているようです。


Notice : LPについて

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 1997年のオリジナルがリリースされた際、CDと同じ「DJミックスが入っている」内容で上記のLP(アナログ盤)がリリースされました。
 
 ただ、このLP・・・思い出がある方が多いと思います!

 当時、LPなりレコードって、DJプレイを前提に考えているので、DJミックスが施された内容のLPは使わないよ・・・と思っていた中、このLPがあるタイミングから注目された流れがありました。

 それは、紹介でも触れた「サイドMCとの掛け合い」部分が異常に完成度が高いので、ある意味の「エディット版」として使える・・・ということです。
 特に、文中で紹介した「Runaway」と「Spring Rain」は鉄板で、どんなエディットにもかなわないキラーエディットに仕上がっていますね!

 そして、その「使える」を紹介したのが・・・私としては「DJ MURO」さんになります!

 98年ごろだったかと思いますが、MUROさんがDJを務められていたラジオ番組「Hip Hop Journey Da Cypher」において、「Spring Rain」をプレイしているんだけど、イントロがカッコいいMC入りなので「何だろう?」と思っていたら・・・実は、このLPからプレイしていることを知り、飛び上がりました!

 その時の音源は「この記事で公開」をしましたが・・・個人的には、このレコを通して、MUROさんの「掘りの素晴らしさ」を知りました!
 当時としては、このLP,全然評価されず、中古でも大した値段ではなかったんですよ・・・それなのに、こんなカッコいい部分を見つけてくるMUROさんの腕の確かさにヤラれました(^0^)






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独り言

 たいした話がないので、写真なしですが、日帰りで青森に行ってきました・・・日帰りです(^^;)

 今週末に青森で仕掛けるイベントがある関係で、最終打ち合わせで青森に行ってきましたが・・・もはや、青森が日帰りで行く場所になっているのにはビックリしました(^^;)
 まあ、新幹線さまさまなんですが、東京にいる限り、日本国内のどこでも、日帰りが出来ちゃうのは・・・嬉しいやら悲しいやらです(^^;)

 なお、従来の出張報告なら、地元のレコ屋情報を入れたいところですが、今回は全くなし・・・仕事の打ち上げ後に、地元の方に連れて行ってもらったスナックの近くにレコ屋(ヘリテージさん?)がありましたが、全く近寄ることが出来ずでした・・・
 ただ、地方スナックは凄いですね・・・つきだしで出てきた煮物のレベルが高すぎ、そして私の親よりも高齢なママの青森弁トークがヤバすぎです(^^;)

 う~ん、久しぶりに愚痴だけでした・・・

 なお、来週は、そんな青森に翻弄されるので、更新はお休みの予定です・・・すみません・・・






DJ MURO 「Diggin' Kalimba - For EW&F 40th Anniversary」
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 今回は緊急入稿です・・・他の作品で更新の準備してましたが、急遽、紹介する作品を差し替えです・・・

 こういうタイミングでの紹介になるのは非常に忍びないのですが、今回ばかりは先人への尊敬を込めて紹介します!!


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 既にご存知の方も多いかと思いますが、ソウル~ディスコ・ミュージックにおいて多くヒット曲を残し、音楽業界において多大なる影響と業績を残したEarth, Wind & Fireのリーダー「Maurice White(モーリス・ホワイト)」さんが、2月3日にお亡くなりになられました。

   【訃報】アース・ウインド&ファイアーのモーリス・ホワイト逝去

 いやー、ニュースを見てビックリしました・・・ホント、影響を受けさせて頂いたお方なので残念です・・・

 長年、パーキンソン病との闘病があり、お亡くなりになるまでには大変辛い思いをされたのだと思います・・・今は、ただ安らかにお眠りください・・・


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 私自身、いわゆる「ブラックミュージック/ディスコミュージック」との出会いにおいて、アースの存在は大変大きく、今でも愛してやまない存在です・・・

 もしかしたら、前にも書いたかもしれないですが、出会いのきっかけは、私が小学校高学年の頃、とんねるずのTV番組「みなさんのおかげです」で企画された『SOUL TUNNELS(ソウル・とんねるず)』を見て、ここでアースの曲がプレイされていて、子供心に「イイ曲だな~」と思ったのがきっかけだと思います。
 
 話が少し脱線してしまいますが、『SOUL TUNNELS』について触れておくと、92年ごろの企画で、70年代~80年代のディスコブームの時に踊っていた30オーバーの大人の男女を集め、当時のヒット曲をバックにダンスの腕を披露するという内容です・・・私世代だと、この企画がきっかけでコレ系の音楽が好きになった方も多いかと思います。

 企画自体、とんねるずのお二方が元々ディスコで踊ることが好きだったこともあり、スローバック的な意味で企画されたのだと思いますが、ブラックミュージック/ディスコミュージックの根幹である「ダンス」という部分を分かりやすく提示してくれ・・・私自身はこの企画を見て、こういった音楽に「気持ちよさ」を覚えたようです・・・
 今、思い返してみて、思わず笑ってしまいましたが、この時に出演されてた方々と同じ年齢になり、未だに私は「これらの音楽で気持ちよく踊っている」わけです・・・刷り込みじゃないですが、きっと、この番組を見たからこそ、今の自分の母体ができ、そして「今の自分」がいるんだな~と思いました(^^;)
 
 そして、この頃は、ちょうど小学生から中学生になる頃なので、音楽などに色気づきはじめ、無意識に自然とこういったブラック~ディスコ系の音楽を好むようになっていました・・・

 これも思い返すとですが、当時、色々なポップスが流行りましたが、当時の私はどうもブラック~ディスコっぽいテイストがある曲に反応していたようです・・・
 それこそ、X JapanやLuna Seaよりも「ドリカム」みたいな感じで、割と今に続く音楽趣味がこの時点で感覚的にあったようです・・・同世代で好きな子は皆無でしたが、Sing Like Talkingなんかも好きでしたね~

 また、ファッションとか外の世界にも興味を持ち始めてたので、割と早い時期から洋楽にも興味を持ち、凄い背伸びして渋谷のHMVに行って、少ないお小遣いで輸入盤の洋楽CDを買うようにもなり・・・そこで初めてアースを手に取りました。
 多分、色々と調べた上で、ソウルとんねるずでプレイされてたのはコレだ!と分かり、ベスト盤を買ったのですが、もードストライクですよね・・・英語の歌詞は分からなかったですが、そのグルーブは大変心地よく、周りがLuna Seaとかを聴いてる横で、一人でアースを聴いてた記憶があります(^^;)

 話がかなり脱線してしまい恐縮です・・・

 その後、中学3年生の冬に「これを買えばモテるかも?」という淡い気持ちで購入したDJセットをきっかけに、今の「DJ/レコード/ダンス道」を無駄に邁進しているわけですが・・・まとめると、その「きっかけ」になったのは、やっぱりアースであったり、モーリスさんの音楽なんだと思います!
 自分が「一番気持ちいい」と感じる音楽は「ブラックミュージック/ディスコミュージック」で、その気持ちよさを一番最初に教えてくれたのは、モーリスさんの音楽でした・・・ありがとうございました!


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 そして、今回、モーリスさんを偲んで、私らしく「ミックス作品」の紹介でモーリスさんが残した音楽について考えてみたいと思います・・・

 そこで、今回は、我らのMUROさんがアース関連曲のみで選曲・ミックスした「Diggin' Kalimba - For EW&F 40th Anniversary」で紹介をしたいと思います!!

 まず、本編の紹介に入る前に、この作品が作られた経緯を紹介しておきます・・・

 この作品は、いわゆる「ノベルティー」として配布された作品で、今となっては「かなりレアな作品」として珍重されている作品かと思います。

 配布の経緯については、2012年3月にアースのデビュー40周年を記念して、コロンビア時代のアルバム(15作品)をリマスタリングしたCDが発売された際、そのCDを全て購入した方へのノベルティーとして配布されました・・・実際にはCDの中に入っている応募券を全て揃え、それをレコード会社に送ると貰えるという仕組みだったようです。
 
 この作品については、当時、私を含めたコレクター筋では「ずいぶん、敷居の高いノベルティーが来たな・・・」と思った方が多く、かなり迷った方が多かったのではないでしょうか。

 なぜなら、CDを15作品買って、やっと貰えるノベルティーですからね・・・単純計算で3万円以上です・・・これには悩みます・・・

 ただ、ムロさんでアース・・・絶対に悪いわけがないですよね!

 私自身も結構悩み、裏技(買ったCDから応募券を抜いて速攻で売る)も視野に入れましたが、結局はトライせず、中古で買える日を待つことにしました・・・
 

 そんなわけで、しばらくは万超なレアアイテムでしたが、昨年末にやっと割引を駆使して万切りで購入することができ、私の手元に届きました・・・
 内容は、もーさすがムロさんで、これが正規で出なかったことが不思議なぐらい素晴らしい作品です!!

 では、今回はいつもの作品紹介をしつつ、MUROさんのフィルターを通して奏でられる「モーリスさんの音楽」について、以下で紹介をします!

 なお、先に書いておくと、まだ購入してから間もない作品なので、作品の聴き込み、そして収録曲のレコ揃えが全然です・・・
 特にレコがアレで、12inchは結構あるけど、今回の作品はLPからの方が多いので、その辺の指摘がブレているのはご了承ください・・・さすが、準備期間1日では、レコは揃えられませんでした(^^;)


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 では、作品の紹介です!

 まず、選曲面から紹介をすると、本隊であるアースの曲に加え、モーリスさんがプロデュースした関連アーティストの曲を中心に選曲されています。
 それこそ、EmotionsやDeniece Williams、渋いところだとD.J.Rogersなどの曲が選曲されており、アースの母体プロダクションである「Kalimba Productions」という範疇での選曲になっており、モーリスさんの音楽を幅広く選曲しています。

 ただ、選曲においては、実はこれが「ミソ」なんだけど、一般の方が聴くと「あれ?」と思う部分が強くあります・・・

 それは、アースなり、関連アーティストの「ヒット曲」を殆ど選曲していないことです。

 それこそ、アースなら「Let's Groove」や「Boogie Wonderland」、そして「September」や「Fantasy」など絶対的なヒット曲がありますが、それらは選曲されていません。
 また、ジャケ写を載せたEmotionsなら「Best of My Love」ですが、これも選曲されず・・・かろうじて「Deniece Williams / Free」は大ラスで選曲されていますが、一般レベルでの認知度は実は意外と高くない(というか、一般的にはアース関連作と認識されていない)ですよね・・・

 う~ん、なんでしょう、がっつりと「アースを聴きたい!」と思ったら、ちょっと方向性が違う作品になっていますかね・・・

 ただ、ただ・・・この作品での選曲は、アースやモーリスさんの音楽を知っていれば納得できる内容で、むしろ「流石ムロさん!」と唸ってしまいました!!

 やっと本題に行きますが、選曲に関しては「あえてヒット曲を外し、あまり知られていない良曲を選曲した」が妥当な表現で、この観点で選曲された内容が、アースなりモーリスさんの音楽の素晴らしさをしっかりと表現していると思います!

 レコ写ベースに紹介をすると、大ヒット曲である「Best of My Love」を収録したEmotionsのアルバム(写真左下)からは、彼女たちのコーラスワークの素晴らしさが際立った「Emotions / Rejoice」を選曲してたり、Freeを収録したDeniece Williamsのアルバム(写真右下)からは、カプリなどのNYのDJにも支持された「Deniece Williams / Cause You Love Me Baby」を選曲しています。
 また、アースの曲では、名ライブ盤である「Gratitude」から、Ramsey Lewisを招いて、彼に提供をした曲をライブで披露した「Earth, Wind & Fire / Sun Goddess」を選曲したり、同ライブ盤にスタジオテイクとして収録された名スローをMasters at Workの両人がダンサンブルにHouseカバーした「Earth, Wind & Fire / Can't Hide Love (MAW Club Mix)」などを選曲しています・・・

 う~ん、選曲についてはホント凄いですね・・・LPのみの曲だったり、シングルのB面だったり、はたまたリミックス曲だったり・・・大ヒット曲の影に隠れた「素晴らしい曲」を的確にチョイスしていると感じました。

 特に感じたのが、アースなり、モーリスさんの音楽を表現するときに必ずでてしまう「ディスコ」という部分よりも、実は大きなベースとして存在する「Jazz Funk」のスタンスを、上手く切り取った選曲になっているな~と思いました。
 
 モーリスさんを含むアースの音楽を考えるとき、彼らは創造的で腕に長けて「ミュージシャン」であり、ポッとでたディスコ・アーティストではないのです・・・そう、しっかりと「音楽を奏でられる」方々なのです。
 それも、JazzやSoul、RockやPopsなど、様々な音楽をベースに「Earth, Wind & Fire」という独自の音楽を奏でていた方々で、特に「聴いてて身体が動いてしまうグルーブ」「聴いている人の心を和ませるメロウなグルーブ」が秀でた音楽を創造していた方々だと思います。

 この点を、あえて言葉にするのであれば、ディスコよりも「Jazz Funk」になるのかな~と思い、この言葉で紹介をしましたが・・・ムロさんは、こういったミュージシャンシップから生まれた独自性を評価した選曲をしており、素晴らしすぎます・・・
 月並みな表現ですが、アースの別の側面・・・いや、「アースの根っこ」を表した内容になり、流石です・・・やっぱり「King of Diggin'」の手腕は伊達じゃないです!!


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 そして、ミックス~全体の流れの部分においても、素晴らしい内容になっています!  
 
 この部分は、まだ聴きこみが甘いのでアレですが、かなり悶絶する繋ぎ~選曲の流れが多いです・・・

 例えば、名曲の一つである「Earth, Wind & Fire / Brazilian Rhyme」のライブテイクをメロウにプレイしつつ、ころ合いの良いところでEmotionsの隠れたダンス曲である「The Emotions / I Should Be Dancing」を、頭のブレイクを前面に出してミックスして繋いでいます・・・BPMが全然違うのにグルーブだけで繋ぎ、そこからの疾走感といったら最高です!!
 グルーブで繋いじゃう点は、結構多用してて、中盤ではアースのJazz Funk的な曲を並べ、ダンサンブルかつメロウな展開を出しながら、ほぼカットインで「Earth, Wind & Fire / Can't Hide Love (MAW Club Mix)」に繋いじゃう辺りも凄いっすね!!

 また、全体的な流れとしては、ダンサンブルなグルーブとメロウなグルーブを上手く使い分け、聴いてて飽きないストーリー性もあり、その辺も上手いです!

 特に、最後まで「アースだ!」という分かりやすい曲を控えた選曲を繰り返しながらミックスを進め、最後の方で「Earth, Wind & Fire / On Your Face」をバチっと入れてピークにするのが上手いです!
 そして、その後のオーラスに向けては、敢えてグルーブを落とし、〆で「Deniece Williams / Free」に行くのも凄い・・・もー最高です(^0^)


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 う~ん、今回は準備不足で、この作品については明確に紹介出来なかった・・・この点は残念です・・・

 なので、悔しまぎれのラストショットは私らしい写真で・・・インドネシア産のアースのベスト盤テープです!
 これはこれでミックステープとして聴くと、奇跡的に最高な内容になっており、これで紹介しようかとも思っていました(^^;)

 話をMUROさんの作品に戻しましょう・・・

 今回の作品、初心者向けの「アース入門」としては機能をしませんが、「DJ MURO」というフィルターを通して、モーリスさんが奏でたダンサンブルでメロウなグルーブ・・・そう「Earth, Wind & Fire」という音楽の良さが分かる内容になり、大変素晴らしい作品だと思います!
 ホント、この作品を聴くと、アースなりモーリスさんの音楽が売れ線のポップスではなく、人を踊らせ、感動させる「音楽」を作っていたのが分かります・・・なんか、久しぶりに「ブラックミュージック」の醍醐味が味わえた作品でした!
 

 
 最後に、モーリスさんへの哀悼の意を・・・

 モーリスさんの音楽は、未だに人々に愛され、そして人々を踊らさせ続けます・・・少なくとも、私はモーリスさんが残してくれた音楽を愛し、踊り続けたいと思います!!

 モーリスさん、素晴らしい音楽を与えてくれ、心より感謝いたします! ありがとうございました!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Diggin' Kalimba - For EW&F 40th Anniversary」
Genre : Soul、Jazz Funk、Disco、Pops・・・
Release : 2012年4月
Lebel : Sony Music Japan SBCI 80014
Notice : CD購入者特典(ノベルティー)



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<おまけ>


『 Earth Live in Japan 1995 』

 おまけじゃないですが、モーリスさんを偲び、以前、日本テレビ系音楽番組「Count Down Groove」を紹介した時に紹介したことのある動画を再アップしました。

 この動画は、1995年ごろ、avex traxのバックアップで日本でライブ(六本木・ベルファーレ)を行った際の映像で、既にパーキンソン病を患っていたモーリスさんが、ステージに立ってライブをされていた頃の映像です・・・
 少しだけ病状が伺えるお姿ですが、素晴らしいライブだったと伺える内容で、このお姿が永遠に見れないことを考えると、残念ですね・・・

 一応、アレな動画なので、もし何かあったら消しますね・・・すみません・・・


 なお、古くからブログを読んで頂いている方ならご存知かと思いますが、このネット動画時代において、YouTubeから「著●権違反だぞ!」と指摘されるのが怖く、私自身、動画や音源のアップはあまり前向きではない現状です・・・

 2010年ごろ、私が持っていたビデオテープから起こしたDJ関連の動画を集中的にアップしてた時期がありましたが、あの頃は割と著●権が厳しく、速攻で動画削除命令が来たんですよね・・・もー、これで委縮してしまいました(^^;)
 とりあえずテレ朝の「Tonight 2」「Soul Train」については、You Tube様からしっかりとお叱りを頂き、心を強制的に改めました・・・すみません(^^;)

 う~ん、久しぶりに、Count Down Grooveの記事を見たら、一切動画がなく、ヒドイ状況ですね・・・
 動画のキャプチャー画像を掲載することも考えましたが、それも面倒なんですよね・・・ほんと、どうしましょう(^^;)





 
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追記 2016年2月14日

 Emotionsの探してたLP(Come Into Our World)が買えたので、レコ写の変更を行いました。
 この辺の全然知られていないLPを掘ってるのも凄いっすね・・・さすがムロさんです(^0^)




Danny Krivit 「Mr.K Salsoul」
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 え~、早いもので2015年も、もう終わりですね・・・今年もホント早かった(^^;)

 毎年毎年、気付いたら12月になっている感じで、なるべく「毎日が充実してる」と考えるようにはしていますが、どう考えてもそれは無いんですよね(^^;)
 まあ、ブログはゆっくりペースでの更新ですが、今年も色々と紹介したし、ボムも打ち込めたし、ちゃんと頑張った方かもしれないですね・・・どうでしょう??

 そんなわけで、年末最後のボム仕事である「Mix Tape Troopers大賞」の発表です!!





『はじめに』

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 まず、今年から読んでいただいている方もおられると思うので「Mix Tape Troopers大賞」について説明しますね・・・

 これは、私がその年にリリースされた新作ミックス作品において、実際に購入をした作品の中で、もっとも「良かった!」と思った作品に贈られる・・・ある意味、一方的な「押しつけ賞」になります(^^;)
 なので、私の好みが最重要な賞になり、あまり参考にならない賞ですかね・・・ただ、おかげさまで何年も続いているので、ちょっとは格式づいてきたかもしれないです??

 そんなMTT大賞ですが、今年は・・・10月末にリリースされた「Danny Krivit / Mr.K Salsoul」に大賞を贈りたいと思います!!

 もー、購入して初めて聴き、聴き終わった瞬間に「大賞確定!」の当確が出たぐらいの傑作で、年末にかけてはズーっと聴いてた作品になります。
 
 タイトルの通り、Discoの名門レーベル「Salsoul」のカタログから、Dannyが選んだ楽曲でミックスされた作品になり、リリースする情報が分かって以降、聴くのが超楽しみだった作品になります。
 もちろん、私がDanny先生のDJが好きなのもありますが、私の大好きなミックスCDの5本の指に入る傑作「Danny Krivit / Salsoul Mix」以来、12年ぶりのSalsoulミックスとあってかなり期待もしていた作品でもあります。

 とにかく、一回聴いただけで分かるこの作品の「ストーリー性の素晴らしさ」と、そして何度も聴くと分かる「Dannyエディットの良さ」「選曲の深さ」「選曲の進め方の上手さ」「ミックスの上手さ」など・・・とにかくDannyの「DJ」の素晴らしさが、Salsoulという素敵な音楽を更に輝かした点は群を抜いており、問答無用で大賞です!!

 あまり長く前ふり文章を書くと、なんかアレなので、早速作品紹介に行きますね・・・補足が必要な方は、以下の注意点を読んだ上で作品紹介をお読みくださいね~


●注意1
 制作者である「Danny Krivit(ダニー・クリビット)」、このミックスの題材になっている「Salsoul(サルソウル)」について詳しく知りたい方は、以下の記事(特に前半)をお読みください。

   Danny Krivit 「Salsoul Mix」


●注意2
 今回紹介する作品を、もし「そんなにMTTさんが推すのであれば、買って聴いてみようかな?」と、この時点で思った方にご案内します。

 今回の紹介では、この作品の良さをかなり細かく分析し、更に、この作品の一番重要な部分も紹介しており、ある意味で「ネタあかし(ネタばれ)」をしています。

 そのため、本気でこの作品を楽しみたいのであれば、以下の説明は読まずに、先にCDを買い、トラックリストを見ずに聴いてください・・・
 ネタが分かって聴くよりも、ネタが分からずに聴いた方が絶対に良いはずです!

 ただ、この時点で「ネタがある」とお知らせするのは凄い忍びない・・・私がそうでしたが、まっさらな状態で聴いたときの衝撃といったら・・・自宅で「ダニー!」と叫んでいたぐらいでしたよ(^^;)




『作品紹介』

(1)ダニーのエディット曲について

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 では、作品の紹介をしたいと思います!

 CDを再生し始めると、荘厳なパイプオルガンの音色が優しく鳴り響く「Double Exposure / My Love Is Free」Dannyエディットからスタートします!

 まず、この作品では既存の曲を選曲しつつ、随所でダニーの手で施されたエディット曲が選曲されており、これが絶妙です!

 ダニー自身、このDJシーンでは、エディター/リミキサーとしての評価は大変高く、ここ1~2年は、ダニーが関わったエディットの12inchが高騰しており、その事実だけでも評価されている理由になるかと思います。
 とにかくオリジナルの曲の良いところを更に伸ばし、今回のミックス作品やクラブでのDJプレイに耐えられる、いやプレイして「更に光る」ようなエディットが多く・・・ダニーのエディットを通して、逆にオリジナルの曲が魅力的に聞こえてしまうことが多いです!

 特に、非シングルなアルバムのみの曲や、そんなには有名でない曲など、あまり陽の当らない曲をエディットして世間に広めている部分もありますよね・・・

 それこそ、当時はカナダ盤オンリーで12inch化され、割と現場ではLPでプレイしていた「The Salsoul Orchestra / It's Good For The Soul」のエディットを後半では披露・・・
 それも、渋いのがUKのディスコ番長であるAl Kentのエディットとオリジナル曲から掛け合わせたダニーエディットを披露しており・・・他のエディター/リミキサーに敬意を払いつつ、自身のエディットを加え、更に曲をビルドアップさせている姿勢は素敵です!!

 なお、次に紹介する渋い選曲にもつながるのですが、エディットしてる曲がホント渋い曲ばかりで、また「ダニー先生から教わった」系の曲が多いです!
 LPのみの曲や、傍系レーベルの曲など、ほんとイイ曲を知っていますね・・・元曲を探してみましたが、遭遇出来ませんでした(^^;)



(2)選曲について

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 そして、My Love is Freeのダニーエディットで華やかにスタートさせ、Freeの最後はダニーらしいボーカルのアカペラエンドになり、次に選曲してきたのが「First Choice / Love Thang」で、印象的なイントロをミックスし、グルーブを損なわず躍動感のあるブレイクにつなげてミックスを進めます。
 Love Thang、ブレイクビーツの定番中の定番で、DJなら2枚持っていたい曲で、House勢もHipHop勢も愛する名曲ですね。

 実は、ここからは選曲の話になるのですが・・・この作品での選曲においては、Salsoulをイメージした時、一番有名な曲は先ほど紹介をした「My Love is Free」ぐらいで、あとはあまり有名な曲は選曲されていないと思います。
 Love ThangもDJをしてる人なら定番ではありますが、一般的にはあまり知られていない曲ですよね・・・Salsoulの中では、どちらかと言うと地味な曲なのでマイナーな曲になるかもしれないですね?

 そう、これは重要な点で、ダニーが「安易にクラシックをプレイしない」ことの現れで、ダニーの魅力の一つだと思います!

 このことは、表面だけすくい取ると、下手したら「地味な曲をプレイしているだけ」と取られちゃうかもしれないです・・・
 ただ、ダニーの凄い点は、そういった一聴すると地味な曲を「しっかりと盛り上がるようにプレイ」している点で、これこそDJの妙かと思います!

 どうして盛り上がるのかは、以下のDJ技術的な部分でお話しますが・・・まず、聴いてビビったのが、この作品で選曲されている曲がほんと渋い曲が多く、あまり知られていない曲をカッコ良く聴かせるダニーの「選曲眼」の素晴らしさにあると思います。

 具体的な選曲でいくと、名エンジニア/リミキサーであるTom MoltonのSalsoul内の個人レーベルだったTom N' Jerryレーベルの「O.R.S. / Moon Boots」や、もはやSalsoulと認識されていない(?)傍系レーベルDream Recordsからの「Aurra / When I Come Home」など、渋いところを突いています!

 また、ここ数年は現場でのDJも積極的に行っている名リミキサー「John Morales」が自身のアーカイブから発掘リリースしているリミックス集から選曲したと思われる「The Salsoul Orchestra / You're Just The Right Size」の別エディットなんかも積極的にプレイ・・・
 私もJohn Moralesについては、リリースが頻繁だったのでチェックしてなかったですが、こういう「使える!」という曲を絶えずアンテナを立てて探している姿勢がダニーにはあり、これには見習わないといけないですね!!
 なお、先に蛇足っておくと、You're Justのレコ写は、2014年のRecord Store Dayで限定プレスされた12inchですが、Dannyのプレイはこれじゃないのを使っているのかな・・・まあ、これはこれで、John Moralesのセンスが光っててかなり良いエディットです!!

 そして、選曲全般を見ると、誰でも入り込める曲今のトレンドを追いつつ、Salsoulの魅力を語れる曲を揃えており、この辺がダニーの上手いところだと思います!!

 それこそ、ここで紹介した範囲だと、「First Choice / Love Thang」であればHipHopが好きな方でも馴染みやすいブレイク感のある曲だし、「Aurra / When I Come Home」であればBoogieっぽい楽曲ですね・・・割とこの二つの要素(馴染みやすさ・ブギー)は作品全体として念頭に入れている感じがあり、間口の広さだったり、トレンドをしっかりと押さえている印象があります。
 また、「The Salsoul Orchestra / You're Just The Right Size」であれば、サルソウル印の躍動感のありつつマッドなブレイクと、美しいストリングスと歌が混ざり合った良曲ですね・・・この辺の直球でSalsoulと分かる曲を入れてくるのも上手いです!

 話を少しまとめると、やっぱり選んだ曲は地味なのが多いです・・・ただ、現場を知り尽くしたダニーだからこそできる選曲の高さでカバーしつつ、次に紹介する「選曲の組み立て方の上手さ」と「DJ技術の上手さ」で次元を高めていきます・・・



(3)ミックスの流れ「起」+DJ技術の上手さ①

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 次は、話を2曲目である「First Choice / Love Thang」に戻してから、今度は選曲の組み立て方DJ技術の素晴らしさを紹介しましょう!
 以後、私の紹介では定番な「起承転結」に分けつつ、作品を深く紹介しますね・・・

 Love Thangで誰でも馴染めるブレイク感を出し、ミックスの助走を深めていきつつ、3曲目では今のブギーラインで十分評価できる「Aurra / When I Come Home」を選曲し、徐々にグルーブを高めていきます・・・
 そして、Aurraが終わる辺りのブレイクに、80年代Salsoulの名曲である「The Salsoul Orchestra feat Loleatta Holloway / Seconds」のイントロの熱いアカペラパートをミックスし、そのままグルーブをつないで Loleatta Hollowayの素晴らしいボーカルで小さなピークを作ります・・・

 この部分、この作品の最初の4曲になり、DJミックスにおける起承転結の「起」な部分になります・・・スタート地点で聴いている人の心をしっかりと掴んでミックスの世界に乗せていき、一発ピークを作って次につなげていく感じですかね・・・

 凄い単純なことを書いているのかもしれませんが、この「駒の進ませ方=選曲の組み立て方」がダニーはホント上手くって、この最初の4曲を聴いてるだけでもその上手さが如実に分かります!
 それこそ、12年前にリリースしたSalsoul Mixもそうで、ホント一曲一曲を光らせつつも、DJミックスをすることで生まれるストーリー性やグルーブを上手く活用しています・・・そう、この4曲を聴いただけでストーリーもグルーブもつながっており、全体を通しても「起」の部分として十分に効果が発揮されています!

 この選曲を組み立てたことで生まれる「ストーリー性」「グルーブ」というのは、DJが単に曲を並べているのではなく、意思をもって選曲とミックスをすることで「プレイした曲を更なる次元へ高めること」ができることの表れだと思います。

 また、AurraからSecondにミックスしたアカペラ繋ぎなのですが、これも上手いっすね・・・

 次にミックスする曲の出だしなどがアカペラだと、プレイされている曲のビート(BPM)に関係なく繋げちゃうので、実は「ごまかしができちゃう」ミックスなんですが・・・ダニーはしっかりとビートミックスした上で、的確にSecondが弾けるタイミングを計算してミックスしており、メチャクチャ上手いです!

 この点については、やっぱり現場を知っているからでしょう・・・本当にクラブでDJのグルーブに乗せられて踊っていると、ビートレスなアカペラでも、踊っている方はビートを感じており、それこそ手拍子をしてビートを求めてたりします・・・なので、DJとしてアカペラでもBPMやグルーブをしっかりと合わせて次の曲をミックスする必要があるわけです。
 また、これもクラブで踊っていると分かることですが、ビートレスになると、次にどのタイミングでビートが入るかが楽しみで、ある種の「期待感」を持たせる効果もあります・・・これが上手くハマった時の気持ちよさと言ったら・・・普通以上に踊っちゃいますよね(^^;)

 これって、基礎中の基礎な話ですが、こういう細かい技術の積み重ねがあるのがダニーですね・・・


(4)ミックスの流れ「承」+DJ技術の上手さ②

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 そう、ダニーのDJって、基礎中の基礎の技が本当に上手いです!!

 それこそ、曲と曲を繋げる「ビートミックス」も深く聴くと凄い上手いんですよね・・・

 4曲目のSecondsで軽く盛り上げた後、流れ的には起承転結の「承」になり、グルーブを引っ張っていく方向性にシフトしていきます。
 つまり、しっかりとダニーのグルーブに乗せることができたので、ここからは「ひたすら踊ってもらおう」という段階に駒を進めた感じです・・・これ以降、割と歌よりもトラックを中心とした曲を選曲し、聴いている人を踊らす選曲をしています。

 実際には5曲目で「The Salsoul Orchestra / Ooh I Love It (Love Break)」、6曲目で「The Salsoul Orchestra / You're Just The Right Size」を選曲しており、準インストの曲をグルービーにプレイしています。

 そこで、技の話に戻るのですが、この辺は次の曲に繋げるときはビートミックスで繋いでおり・・・これが上手すぎです!

 特に5曲目のOohから6曲目のYou'reに繋ぐときのロングミックスが超絶的で、しっかりとビートミックスをしつつ、Oohの曲でリフレインのように歌われている「♪Love Break~」という女性voを上手く残しながらミックスしており・・・グルーブのつなげ方が半端ないです!!

 これって、踊っている立場からすると凄い大切で、少しでもビートやグルーブがズレていたら集中力が切れちゃいます・・・
 あまり下手なDJのプレイを聴いたことがないのでアレですが、ビートは多少ずれたとしても、ミックスのグルーブが切れちゃうと、そこで足が止まっちゃいますよね・・・

 この点、ダニーは基礎的な技術もしっかりとしつつ、曲と曲のグルーブを繋げるために、曲の構成を把握したうえで完璧なビートミックスを行い、踊っている人・聴いている人の気持ちを切れさせない展開をしており、これが素晴らしすぎます。
 多分、これが最大の褒め言葉になると思いますが、聴いていて「曲が変わったと気付かない」ほどのミックスで、美しすぎます・・・流石、Larryに「Dannyほど美しく優しいスイートな世界をクリエイト出来るDJはいない」と言わしめたほどです・・・この裏打ちが、こういったミックスの技術にあるのだと思います。



(5)ミックスの流れ「承→転」+DJ技術の上手さ③

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 そんなこんなで5曲目以降は「承」な展開として気持ちよく踊らせる選曲を行い、10曲目では「Candido / Thousand Finger Man」を選曲・・・なんでしょう、朝方のディープな時間と言うんでしょうか、透明感のあるグルーブで気持ちよく踊らされる感じでしょうか??
 展開的には気持ちよく踊らさせている展開なんですが、その後のピークを見据えてグルーブは上向きに選曲はしており、段々とステップが速くなっていく感じになっており、Candido辺りになると頭をカラッポにして踊ってそうです(^^;)

 ここで注目したいのが、曲と曲を繋げるとき、「どれだけ違和感なく、そしてグルーブを繋げることができるか?」です。

 10曲目の「Candido / Thousand Finger Man」の演奏者であるCandidoさんはラテン・パーカッション(コンガやボンゴ)の第一人者で、曲名の「千の指を持つ男」が表すように、華麗なパーカッションの乱れ打ちが素晴らしいお方で、この曲でもグルービーなトラックの上で、要所要所でCandidoさんのパーカッションが味わえます。
 
 そこで、ダニーは、この辺りの選曲では、コンガやボンゴの音を「キーポイント」にして選曲をしています。

 11曲目の「Chocolat's / El Caravanero」、そして12曲目の「The Salsoul Orchestra / Magic Bird of Fire」とも、実はトラックにおいてコンガやボンゴ系の音がキーになっているんですよ・・・これは深く聴いて気付きました。

 DJミックスにおいて、ビート(BPM)が合っていることは大前提ですが、その上で繋げる曲同士のメロディーやグルーブ、そして使われている楽器などの要素などが上手く噛まないとDJミックスが上手く出来ないことがあります。
 これは、DJミックスを語る上での名著「沖野修也 / DJ選曲術」でも指摘されており、人間が本能的に気持ち良く聞こえる要素を整えた上でDJミックスをすべきということを意味します。

 この辺の流れは無意識に聴いていると気付かないレベルなのですが、実はこういった「音色の整理」もしっかりとされており、それで凄く聴きやすくなっていると思われます。

 また、12曲目の「The Salsoul Orchestra / Magic Bird of Fire」の後は13曲目として「The Salsoul Orchestra / It's Good For The Soul」に繋げるのですが、これは明らかに「ストリングス(弦楽器)」をキーにして繋いでいます。

 特に注目したいのが、この12曲目のMagic Bird of Fireで、起承転結における「承」と「転」の橋渡しをしており、非常に上手い駒の進め方になっています!

 流れとしては、この後に控えているピークを見据えて、少しギアアップをしたいタイミングで、承のボンゴ/コンガの要素を残しつつも、転のストリングスの要素を加えており、違和感なく上向きなグルーブになっているのが素晴らしいです。

 そして、その上向きなグルーブを維持しつつ、次のIt's Good・・・への繋ぎもパーフェクトで曲が変わったのが気付かないほどです・・・
 同アーティストで、かつ同じような楽器構成の曲なので違和感がないのもありますが、グルーブをグイグイと引っ張ってピークへ持っていく展開を生んでいるのが上手すぎです!



(6)ミックスの流れ「転→結」+ストーリ作りの上手さ

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 そして、ここからがダニーの真骨頂が味わえる展開です!

 起承転結の転としてピークに向かうようにグイグイとグルーブを上げた中で、14曲目では「Skyy / Here's To You」を選曲・・・現場に行っている人であれば「あれ、これで終わりか~」と思う選曲だと思います。
 
 曲としては、ここ最近のブギーな流れにはバッチリな曲で、人気も高い曲ですが、曲の歌詞だったり、曲の最後に「♪Thank You」と繰り返すパートがあり、割と朝方の最後に、お客さんへの感謝の気持ちを出したいときにプレーされる現場クラシックになります。
 個人的には、西麻布elevenがクローズする時、Joeが終わり間際に客電がついた状態でプレーしていたのが印象的で、皆でニコニコしながら悲しまず終わることができる・・・ある意味、便利な曲だったりもします。

 ダニーは、ご丁寧にも最後はその「♪Thank You」の部分をアカペラにして更に強調をしています・・・トラックリストを知らず、初めてこの展開を聴いたとき、私は素直に「これで終わりか~」と思いました。


 この限りであれば、この作品を起承転結で表現すると、起のスタートダッシュと、承のグルービーなプレイが素晴らしい作品になってしまいます・・・ただ、この展開は、実は「結」に向かうための壮大な「フリ」でした・・・

 ビートを消して、Skyyの「♪Thank You」のアカペラが繰り返す中、あるメロディーが流れてきます・・・もー、聞こえてきた瞬間、背中に電気が走り、思わず「ダニー!」と叫んでしまいました!!

 15曲目は「Loleatta Holloway / We're Getting Stronger」です・・・もー最高です!!

 この曲については、ちょっと説明をしますね・・・日本で踊り続けた私としては無くてはならない曲です!!

 Loleattaの名曲である「Hit & Run」のB面の曲で、クラブシーンでは大変人気な曲です・・・
 特に歌詞が素晴らしく「♪私たちはもっと強くなろう、そして長く、一緒にいよう」みたいなサビが素敵で、それを盛り上げるLoleattaの情熱的な歌唱と、Salsoulらしいドリーミーなバックトラックが素敵で、昔から朝方クラシックな曲として愛され続けています。

 特に、日本でこの曲がクラシック、いやアンセムになったのは・・・2011年3月の大震災以降だと思います・・・

 こんな素敵なメッセージですからね・・・ダニーを始め、色々なDJがこの曲を通して様々なメッセージを与えてくれた曲で、フロアで聴いていて、何度か涙したことがあるぐらい、ここ最近のクラブアンセムの一つになっています。
 大震災については私自身は被害がありませんでしたが、生活を送っているとイヤなことも辛いことも沢山あるわけです・・・みんな、この曲を聴いて励まされ、元気になって日常に戻っていく・・・そんな元気を与えてくれる曲かと思います。

 話をこの作品の紹介に戻すと、ダニーは明らかにこの曲を最大のピークにするために起承転結のストーリーを作っていたんですね・・・それも、絶対にこの曲が光り輝くようにですよ!!

 特に上手いな~と思うのが、前曲のSkyyの扱い方で、We'veを盛り上げるために、あえて「落とした」展開だったんですね・・・それも、「もう、終わりだよ~」という匂いを出しつつ、実は続きがあるというトリックも含んだ展開で・・・もー上手すぎです!!


 このブログでは「DJミックスの素晴らしさ」を伝えることが主眼点になっています。

 それは、ただ曲を並べたのではなく、DJが意思をもって選曲とミックスをすることで生まれる「良さ」になり、その技の一つが「ストーリー」になります。
 それは、分かりやすい表現だと映画を見ている感じと言うんでしょうか・・・最後に感動のシーンがあったとしたら、そこだけ見るよりも、最初からストーリーに沿って見ることで、最後の感動のシーンが最も盛り上がる・・・そんな人間の心理を動かす操作になるのかもしれません。

 12年前にリリースされたSalsoulミックスでも壮大なストーリーが仕込まれていましたが、ダニーのストーリー作りはホント上手すぎます・・・ダニーが「DJに愛されるDJ」である所以の一つではないでしょうか?



(7)まとめ

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 いや~、久しぶりに書きましたね・・・

 今回はかなり聴きこんで分析をしたので、必要以上に細かい紹介になりましたね・・・なんか、書いた後、こんなに深く書く必要があったのか?とちょっと悩みました(^^;)

 まあ、端的にまとめれば「Salsoulの知られていない曲を駆使してダンサンブルに、そして感動のストーリがある素晴らしいミックスを施し、Salsoulの魅力が存分に味わえる作品」になります。

 ただ、これを聴いているとダニーの「DJスピリッツ」を感じざるを得ません・・・

 それは、決して有名な曲で盛り上げるのではなく、知られていない曲で盛り上げることや、卓越した選曲術とミックス技術、そしてDJのストーリー性など、DJが「DJ」であることの全てを出し切っているところです。

 作品としての完成度が高いのもありますが、掘り下げるとこういったダニーの素晴らしさも出ており・・・もー、満場一致での大賞です!!

 リリースして間もない作品なので、まだまだ買いやすいと思いますので、興味がある方は聴いてみてね・・・
 Salsoulを全く知らない方にはちょっと厳しい部分もありますが、DJやダンスミュージックを愛する方なら絶対に「買ってよかった!」と思う内容ですよ!




<Release Date>
Artists / Title : Danny Krivit 「Mr.K Salsoul」
Genre : Garage、Dance Classics・・・
Release : 2015年10月
Lebel : Ultara-Yvbe/Octave Lab. OTLCD5091

Notice : 2枚組について
 この作品は2枚組になっており、1枚目は紹介したミックス作品、2枚目は今回のミックスで使われた曲も含む、今までに作ったSalsoulの曲のダニーエディット(DK Edit)がアンミックスで収録されています。
 一般には初公開のエディットも含まれており、DJをやられている方には、この2枚目は使えるのでお得です・・・普通に聴いてもかなり良いです!!

Notice : 発売記念パーティーについて
 この作品がリリースされたことを記念して2015年11月2日にリリパが行われました。私も参加をしたので、以下の記事で紹介をしました。

Danny Krivit 「Mr.K Salsoul CD Release Tour Party - House Session」 (@渋谷microcosmos 2015/11/02)





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『2015年MTT大賞 ノミネート作品』

 以下は、私が良く聴いたので選考対象になったのですが、惜しくも受賞が出来なかった作品です・・・ただ、かなり内容はいいので、こちらもご興味あればチェックしてくださいね!!


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「MUROさんの作品」

 まずはMUROさんから行きましょう・・・今年はホント良い作品が多く、流石「キング」でした(^0^)

 今年はMUROさんがミックステープを始めて作った年から30年ということで、かなり意欲的にミックス作品を出しておりましたね・・・

 個人的には「Diggin' Ice 2015」「Diggin' Heat 2015」のオフィシャル盤が最高で、特にIceは最後まで大賞候補の一つとして競っていました・・・もー、夏ごろは毎日聴いてましたよ(^0^)

 なんでしょう、MUROさんのミックスって、掘るという観点があるので内容的に結構難しい作品が多い中で、今回のIceとHeatは「定番」を軸にして、それこそ「良いモノは良い」のスタンスがあり、テープで散々お世話になった立場からすると、本当に感涙の作品でした!
 特にIceの気持ちよさと言ったら・・・やっぱりあの空気感はMUROさんにしか出せない空気感であることがわかり、改めてMUROさんの良さを痛感しました(^0^)

 そして、掘るという点だと、11月に出た「Super Animated Breaks & SFX」が素晴らしすぎます!
 この作品は、日本のレコード会社「日本コロンビア」が持っている昔のアニメや特撮のサントラ盤をオフィシャルにミックスした作品で、念願かなってのミックスです・・・
 そして、蓋をあけると、もー流石の一言で、Rare Groove~Jazz Funk調に「黒く」まとめた内容が気持ちよく、普通に聴いたらアニメや特撮の音楽だとは気付かない、そんな素晴らしい選曲とミックスになっております!!
 多分、これを聴いて、コレ系のレコを掘ろう!と誓ってしまった方がおられるのでは・・・それほどまでに衝撃的なミックスで、これも大賞候補でした(^0^)

 なお、今年は、私としても「MUROさんな1年」でしたね!

 2月には、雑誌「HOUYHNHNM Unplugged」さんの企画でMUROさんと対談を行わしてもらい、そして今月はMUROさんの本である「真ッ黒ニナル果テ」において作品リストの作成で参加させていただいたり・・・感謝感謝な一年でした(^0^)

 もう、MUROさんは「みんなの宝」です・・・MUROさんが頑張れば、日本のDJシーンはもっと進めるはずです!
 
 今年は、そんなMUROさんを実務という形で応援出来たのが凄い嬉しいです!
 来年も何か機会があれば嬉しいですね・・・そして、今年は実現しなかった達郎ミックス、来年は是非実現をして欲しいですね・・・頑張ってください(^0^)



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D.L(Dev Large) 「Freedom Jazz Funk Mellow Storm」

 そして、次はこちらです・・・ホント悲しかったですね。

 今年の5月4日、日本を代表するクリエイター/プロデューサー/DJである「Dev Large(デブラージ)」さんがお亡くなりになられ、遺作となったこの作品はホント聴きました・・・
 哀悼の意を表して、この作品を緊急に紹介しましたが・・・紹介して以降も何度も聴いて、その素晴らしさに酔いしれておりました・・・

 内容的には、タイトルの通りでJazz Funk~Rare Groove系の曲でメローな選曲/ミックスになっているのですが、独特の暖かさと黒さは唯一無二で、ホント癒されます・・・
 もし、DLさんがご存命なら、このシリーズがもっと続いて、色々なイイ曲を紹介してくれたり、気持ちいいミックスを提供してくれたでしょう・・・残念です。

 DLさんから教わった「掘り」は絶対に忘れません・・・

 ただ、私も「掘り」はまだまだでした・・・実は、この紹介記事で、大きな事実誤認があり、記事を訂正しました。

 エンディングのin the Rainの前にプレイされている「Dexter Wansel / Theme From The Planets」について『BPMを大胆に落としてプレイ』と書いたのですが、これは事実誤認で、レコードスピードは通常でした・・・
 弁明になっちゃいますが、Ultimate Breaks & Beatsにも収録されているクラシック・ブレイクで、UBBだと33rpm→45rpmで収録されているため、そっちの方が印象が強く、CDを聴いてスピードが遅くしてあると間違いをしていました・・・この間、オリジナルLPを買って「あっ、元は33rpmだったよ!」と気付き、記載間違えに気付いた次第です・・・

 また、もっとヒドイのが、アーティスト名と曲名を豪快に間違えて(Dixter Wansel / Theme of th Planet)いました・・・もう、どうしょうもないヒドさで、また豆さんに怒られそうです・・・

 う~ん、天国のDLさん、ホントすみませんでした・・・精進します、と書きたいところですが、中学生に戻って一から英語を学びます(^^;)



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やる夫(ビート会議) 「On the City Tokyo」

 そしてこちらはアンダーグランドな作品ですが、かなりの力作です!

 いわゆる和物の作品で、80’sアーバン~ラグジュアリー~ブギーな曲をスムースにミックスした作品で、聴いてて普通に気持ちいい作品です!!
 ユニオンでかなりプッシュしてて、それで買ったらドハマリで、やっぱりこの辺の和物はイイですね・・・選曲・ミックスともかなりレベルが高く、秋口ぐらいはラジカセにズーっと入ってて、気付いたら再生をしている感じでした(^0^)

 聴いたお話によると、やる夫さんはネット上にミックス音源を上げて活動をされている方で、このCDが初のフィジカルリリースのようです。

 このご時世、ネットのミックス音源の方が盛んではあるのは承知していますが、やはりDJたるもの「作品」として形に残して欲しいですよね・・・

 それは、今回のダニーの作品がまさにそうで、DJなりの根性を見せる意味で、実物で出してほしいです・・・

 う~ん、この実物とネットの話をすると、永遠と愚痴るので、ここで止めますが、とにかく、やる夫さんの心ゆきにはビガップです!
 是非、今後もフィジカルにミックス作品を出してくださいね!!



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Dimitri from Paris 「Salsoul Mastermix」

 そして最後は、新作も新作で、我らのDimitri先生が今回のダニーと同様に15年ぶりにリリースしたSalsoulミックスで、速攻で購入して激ハマリ中です(^0^)

 ライナーを読む限りだと、今回のダニーのリリース元であるUltra-Vybeに自ら志願(!)して作ったそうで、15年前に作った「My Salsoul」も良かったことから、期待して買ったら間違えないですね!

 方向性としてダニー以上にマニアックな曲をチョイスし、現代に蘇らせているところが素晴らしいです・・・
 う~ん、そろそろ耳馴染んできたので、欲しい曲が上がってきました・・・サルソウルは奥が深いですね~

 なお、ダニーの今回の作品を聴いた上で、Dimiのを聴くと、かなり被っているところが多く、一発目のMy Love Is Freeは完全にバッティング・・・
 謎なのが、Dimiのは「Frankie Knuckles Classics Remix」となっており、イントロのオルガンパイプから入るのが同じなんですよね・・・う~ん、分からない(^^;)

 なお、ここで書くのもアレですが、今回のダニーと、このDimiを出した「Ultra-Vybe/Octave Lab.」さんの今年の活躍っぷりといったら素晴らしいですね!!
 根性入れてミックス作品を出している姿勢には頭が下がります・・・来年はSalsoulやWest End以外のカタログでもミックス作品を出しくださいね!!



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 そんなわけで、今年のノミネートは以上です!

 今年のミックス作品業界を振り返ると、アンダーグラウンドなミックス作品は発表数が少なくなる一方で、メジャーリリースの作品で内容の良いのが多く、トータルの作品数は少なかったものの、内容の濃い1年だったと思います。

 なんでしょう、私自身も買う枚数は少なかったのですが、買ったら長く聴ける良い作品が多かったという感じで・・・ある意味、実力がある人のみが、実力に見合った作品を出している・・・そんな傾向があるかな~と思います。
 今回、ここでの紹介はないですが、Kocoさん、Kentaさん、Minoyamaさんなど、ほんと実力がある方は沢山作品を発表しており、実は中々充実した1年だったと思います。

 来年は、早速年明けにMUROさんがオフィシャルで和物アーバンミックス(ジャケの小林泉美ネタが最&高です!)も出るし、結構期待が出来そうですね!!


 ではでは、今年も1年、皆様にご愛顧を頂き、大変感謝をいたします。

 来年も色々と頑張りますので、引き続きのご愛顧をよろしくお願いいたします!!