HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Nori 「My Choice '89 - '92」
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 まず、先週のビックボムには多くの方から反応を頂き、ありがとうございます!

 今回のは結構時間をかけて企画していたので、皆さんに喜んで頂き、嬉しい限りです・・・今後も、出来る限りは皆さんがビックリするようなボムをブチ込んでいきますので、引き続きのご愛顧をよろしくお願いします!

 そんなわけで、ビックボムの追い込み作業をしてる時に聴いてたら、凄いヤラれた作品の紹介です!


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 今回は、もはや日本DJ界の至宝とも言える「DJ Nori(ノリ)」さんによるミックス作品を紹介します!

 Noriさんについては、説明不要かもしれないですが、念のため、Noriさんのキャリア等を紹介しますね~

 Noriさんは、DJ歴30年を超す超ベテランでありながら、常に現場とブレない姿勢が頼もしい御大で、もはや全てのジャンルの音楽ファン、そして同業者のDJから尊敬される存在かと思います。

 DJ自体は70年代末よりプレイを開始し、80年代中ごろにはクラブシーンの中心だったNYに渡米し、あのLarry Levanとの出会いを経てGarage~Houseの洗礼を受け、90年代初期には芝浦にあった伝説的なClub「Gold」のオープンに合わせて帰国し、胎動し始めた日本のクラブ~Houseシーンを引っ張り続けたDJになります。
 今となっては、MUROさんとの「Captain Vinyl」の活動があって、様々なジャンルのファンに知られるようになりましたが、Larryにも通じる豊かな音楽性がバックボーンにあり、常に「Good Music」をプレイし続ける御大です!

 私自身は、やっぱり凄い好きで、2009年に新木場ageHaで行われたNoriさんのDJ30周年パーティーで洗礼を受け・・・その後も色々なパーティーでNoriさんのプレイに酔いしれ、ホント大好きなDJです!
 2014年の夏に行ったLarryのトリビュートパーティーでは、朝方に魂を込めてのプレイが最高で、やっぱりNoriさんって凄いな~と思いながら踊ったり、Noriさんがメインではないパーティーでも、気付いたらNoriさんのプレイの方がヤラれたり・・・もう、「ありがとうございます!」の一言です(^0^)

 そんなNoriさん、活動に関しては現場でのDJが中心とも言えるので、こういったDJミックス作品や音源制作はそんなには無く、一般的なリスナーからすると実は馴染みがないかもしれないですね・・・

 そのような背景がある中で、このミックス作品は「Noriさんの魅力」が素敵に織り込まれており、かなりお勧めです!

 この作品は、NoriさんがNYに滞在中~行き来をしていた「1989年~1992年のNYの音」を詰め込んだ作品で、Noriさんらしい珠玉の選曲とDJミックスが楽しめる作品になっています。
 タイトルは、NoriさんがNY時代にLarry LevanとDJをしていたクラブ「Choice」と、東京に戻ってMaki&Taikiと一緒に働いていたお店「DJ's Choice」にちなんで付けられたそうです・・・その辺の詳しい話や、Noriさんの歴史については「こちら」をご参照ください!


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 では、作品の紹介です!

 この作品は2枚組になっており、当時のNYのラジオやクラブでは様々な音楽が分別なく楽しまれていたことを踏まえて、ジャンルレスなダンスミュージックを選曲した「Groove Mix」と、音楽として進化し、多くのクラバーを踊らせていたHouseの曲を選曲した「House Mix」になっています。
 発売時のインフォを読むと、最初は1枚組を想定していたそうですが、作っていくうちに、当時のNYの音楽の多様さや熱さを表現するのであれば、この2つのミックスにしないとダメだと行きついたそうで・・・Noriさんとしても相当気合いを入れて作り、しっかりと「Noriさんらしさ」が出た作品になっています!

 では、まずは「Groove Mix」から紹介しましょう!

 こちらは前述したとおり、様々な音楽をプレイしてて、ある意味で「Noriさんの音楽の広さ」が分かるミックスでありつつも、Noriさんにしか出せない「気持ちよさ」や「聴きやすさ」があるかもしれません?

 選曲をひも解くと、割とミックス作品が好きな方なら馴染みやすいジャンルレスミックスになっており、それこそR&BよりなHouseとして「The Brand New Heavies / Never Stop」のDavid Morales Remixを選曲したり、MUROさんなどもプレイしてた「Tom Browne / Funkin' For Jamaica」のようなダンスポップスをプレイしています。
 イメージとしては、スロー~ミッド程度のグルーブで、クラブであれば開店後からお客さんが集まる前ぐらいの時間に、大きく翼を広げて踊っている時間帯にプレイされそうな「気持ちいい曲」が多いですかね・・・

 ただ、注目すべきは・・・出だしから続く「レゲエ」のプレイでしょうか?

 もー、これがグレイトで、最高ですね・・それこそ「Shabba Ranks / Mr. Loverman」のようなNYっぽいレゲエもプレイしつつも、グルービーに選曲とミックスをしていく感じが気持ちよく、これは素敵すぎます!

 この「レゲエ」と「NY」の関連性については補足を入れておきましょう・・・

 まず、当時のNYを考えると、まずジャマイカからの移民がいたのでレゲエの文化が栄えており、その上でクラブサイドの方々が比較的近くで栄えていたレゲエに反応し、積極的にプレイをしていた経緯がありました。
 それこそ、大きなスピーカーで音楽を鳴らして人を踊らすことや低音が重要になっている点は共通し、クラブサイドからするとBPMが少し遅い曲といった認識で愛されていたかと思います・・・実際にも、Garage~Houseの文脈では手法としての「Dub」に影響を受けたり、LarryがSly & Robbieとタッグを組んで曲を作ったり、NYの有名Reggae系プロデューサーであるBobby Kondersが元々はHouseの製作者だったり、NYのクラブシーンとレゲエは良い友好関係の元で、お互いが影響を受けていたと思います。

 その上で、Noriさんもレゲエには影響を受けたようで、この作品ではレゲエを「スローなダンスミュージック」としてプレイしているのが最高です!
 レゲエファンからすると、ちょっとラウンジーすぎてアレかもしれないですが、レゲエを知らない方にとっては気持ちよく聴ける選曲/ミックスになっており、素晴らしすぎます!


 そして、もう一枚の「House Mix」ですが・・・もうドープすぎて降参です(^^;)

 選曲的には、今となっては「90's House」という言葉がしっくりとくる選曲で、当時のヒット曲である「Tribal House / Motherland」などをプレイしており、当時のNYを象徴する「アンダーグラウンド」な感じがバリバリと伝わる選曲で、こっちも凄すぎます!

 プレイした曲は、Goorve Mixがラジオなどで楽しまれていた曲としたら、こちらのミックスは「クラブに行かないと聞けない曲」、つまり「クラブで聴くからカッコいい曲」を多くプレイしてて、その点がアンダーグラウンドになるかな~と思います・・・

 アンダーグラウンド・・・つまり「現場」になりますが、Noriさんの選曲では、現場で「踊るために愛された曲」を多く選曲してて、ある意味で「ドマイナー」、いや「Houseファン以外は知らない」曲ばかりです・・・
 それこそ、この作品はトラックリストが無いので、作品紹介の基礎資料としてトラックリストを作ってみましたが、Shazam先生もお手上げなドープな曲が多く・・・もー、アンダーグラウンドです(^^;)

 ただ、こちらも聴いていると、気持ちよく聴け、プレイしている曲が凄くカッコよく聞こえます!

 私自身、Houseは元々好きでしたが、この辺の90'sっぽいのは、なんか「もっさり」した感じ(Chicago~Acidっぽさ?)が好きではなかったです・・・

 ただ、Noriさんのミックスを聴いてると現在の「Deep House」に通じるような選曲/ミックスをしてて凄い聞きやすいんですよね・・・
 それも、中心にはしっかりと「ダンス」という点がブレずに存在してるので、凄い聞きやすく、これらの曲の「本当の良さ」が分かったような気がします!
 
 陳腐な表現、いや、ダンスを愛する私としては最高の賛辞である「聴いてて踊りたくなる」選曲/ミックスになっているのはホント素晴らしいです・・・
 ちょっと恥ずかしい話ですが、今回、Shazam先生で曲を調べている時、家のスピーカーがちょうど頭の位置に配置してるので、立ちながらスマホをスピーカーに近付けていたら・・・気づいたら、Noriさんのグルーブにヤラれ、ステップを踏んでいましたよ!



 そんなわけで、80年代末~90年代初期の「NYの音」を素敵に詰め込んだ一作でした!

 この作品は、どうしてもHouseファンしか聞いていない作品かもしれないですが、「DJ Nori」という偉大なDJの素晴らしさが詰まっているので、今となっては全ての方に聞いて頂きたい作品になります。

 もう一つ、これも私にしか出来ない最高の賛辞を送るのであれば、気付いたらこの2枚のCDを交互に聴いている自分がいたので・・・私にとっては「最高のミックステープ」でした!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Nori 「My Choice '89 - '92」
Genre : House、Dance、Reggae、R&B、HipHop・・・
Release : 2012年
Lebel : My Choice MC-001


Notice : トラックリストについて

 この作品は、恐らくNoriさんの意向でトラックリストはついていません。

 この点を私なりに解釈すると、それこそクラブのように、曲名が分からなくても、その「プレイされている曲」をその場で楽しむことが大切なので・・・あえてトラックリストを出さなかったのかな~と思います。

 ただ、トラックリストがないと、この作品に興味を持った方への「門戸を閉めている」ようにも感じるので・・・パーフェクトではないですが、私が作ったトラックリストを掲載いたします。
 分からない曲も多いし、もしかしたら間違っている曲もあるかもしれませんので、ご理解の上でお読みください・・・そしてNoriさん、許してくださいね!

【Groove Mix】
Barrington Levy / The vibes is right
Sister Nancy / Bam Bam
J.C. Lodge / Telephone Love
J.C. Lodge / Telephone Love (DUB)
Gregory Isaacs / Rumours
Shabba Ranks / Mr. Loverman (DUB)
Shabba Ranks / Mr. Loverman
Ska Danks / Whole World African
Innocence / Let's Push It
The Brand New Heavies / Never Stop (Remix)
Inner City / Whatcha Gonna Do With My Lovin
Kwanzaa Posse / Wicked Funk
Tom Browne / Funkin' For Jamaica
Angelique Kidjo / Batonga
? / ?
Ziggy Marley / All Love (KRS-One Edit)

【House Mix】
Celia Cruz / Chango
Basil Hardhaus / Make Me Dance (Hard For The D.J.)
A Guy Calleed Garald / Voodoo Ray (HAC09 Manray Edit)
Tribal House / Motherland
? / ?
Jay Williams / Sweat (Sweat The Club)
Bang The Party / Bang-Bang You're Mine (Vocal)
Bang The Party / Bang-Bang You're Mine (Dub)
Sueno Latino Featuring Carolina Damas / Sueno Latino
? / ?
Susan Clark / Deeper
Black Rascals Featuring Roger Harris / Keeping My Mind
? / ?
? / ?

※注意
 上記トラックリストは、CDのトラック番号に準じて作成をしました。
 一部の曲はトラックが変わっても同じ曲があり、発売当時は「トラックの付け方に誤りがある」と指摘もされていましたが、聞いた感じだと「Vocal⇔Dub(Inst)」にミックスをしてるのが多かったので、CDのトラック番号に準じたリストにしました。間違っていたらすみません・・・




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<独り言>

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 いやいや、先週のボム記事は、1月に入ってから本格的に記事本文を書いていたので・・・実は1月は全然レコード屋に行ってなく、ちょっと欲求不満でした(^^;)

 まあ、1月については、ユニオンが顕著ですが、12月にゴツいのを出してしまった分、あまりモノが出ない月ではあるので、元々出勤回数が減る時期ではあります・・・
 ただ、今回に関しては、作業をしてて「真剣に書かないと間に合わない」と思い、平日の夜なべ作業に加え、週末はレコ屋にそんなには行かず、家で地味に作業をしていました・・・その甲斐あって、速報値では1月は約2万5千円のみの出費で、お財布に優しかったです(^^;)

 ただ、書き終わったら、なんか安心してしまい、途端に「レコ屋に行って散財したい」となってしまい・・・2月早々で、なかなかゴツい買い物ができましたよ!

 写真のMUROさんのレア作品「Swagger Hrajyuku Flagship Open」「The North Face Music Journey - 2005 Spring Summer Issue」を立て続けにゲットしました!

 両方とも渋谷のユニオンで、前者は平日に放出され、ボムを書いた直後だったこともあり、ちょっと高かったけど、書き上げた「ご褒美」として購入です・・・
 そして、後者は、昨日、今回の作品紹介で足りなかった「House Mix」の収録曲を探しにいったら、ポツっと置いてあり、割引の魔の手の影響もあり、つい購入です・・・

 この辺のレアCDは、セールで並ぶほどではないけど、安価だったり、たまたま発見したり・・・何となく「出会ったら買う」ようにしています。
 特に、履歴書でも書きましたが、万近~万超でもビビらなくなってしまったので、お財布に余裕がある限りは購入することにしています・・・う~ん、出会いというか「何となく買っているだけ」なんですけどね・・・

 ただ、こういう「出会い」があると、また「MUROさんとの出会い」もあるのかな~と思ってしまいます・・・

 まあ、どうなんでしょうね・・・今年は自分から出向いてみようかな??


 なお、こういったタイミングだったので、久しぶりにMUROさんの作品リストも更新しましたよ~

● DJ MURO Mix Tape 作品リスト

● DJ MURO Mix CD 作品リスト


 気付いたら、MUROさんのレアCDがコンプ直前に近づいて来ましたね・・・こうなったら揃えるしかない!

 うん、こういった「揃えるしかない!」と思うこと自体がコレクターとして元気な証拠です・・・これからも頑張るぞ!!






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DJ Nori, DJ Alex from Tokyo, Fukuba, Kenji Hasegawa 「Sunday Afternoon Session - Gallery」
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 今回は、先週に紹介しようと思っていた作品紹介です・・・

 本来ならば、先週の方が良かったのかもしれないですが、中途半端に書くよりも、ちゃんとした形で紹介した方が、天国にいる恩師が喜んでくれるかな~と思い、先週は更新をお休みしました・・・
 ただ、少し時間が頂けたので、しっかりと作品を聴きこみ、準備も出来たので・・・この作品を通して、恩師のことを紹介しますね・・・


david - respect for your soul

 まず、作品の紹介をする前に、今回の作品を紹介する理由から紹介します・・・

 既にご存知の方も多いかと思いますが、ダンス/クラブ文化の開祖とも言える「David Mancuso(デイビッド・マンキューゾ)」さんが11月14日にお亡くなりになられました。

 享年72歳、今の時代であれば、まだまだ現役な年齢です・・・残念です・・・

 Davidさんについては、知らない方が多いと思いますので、少し紹介をしましょう・・・

 Davidさんは、60年代よりNYの自宅で音楽を主としたパーティーを開催し、その後、このプライベートなパーティーが発展し、「The Loft(ロフト)」という名前で素晴らしいパーティーを運営されておりました。
 Davidさんの元には、Larry LevanやFrankie Knucklesなど、多くの音楽を愛する者が集い、彼らの多くはDavidさんから多大な影響を受け、その後のDance/House Musicが作られていきました・・・

 そう、Davidさんは、今、私達が愛している「クラブ」や「パーティー」という概念を作ったと言えるお方になります。

 それは、室内の音響の作り方や雰囲気、ジャンルにこだわらない選曲とDJの在り方、そしてダンスをしながら「音楽を自由に楽しむ」という観点を推し進めていたことなど、今のクラブに欠かせない要素を生み出したとも言え・・・考えれば考えるほど、この「文化」を生み出したと言っても過言ではありません。

 Davidさんのもっと詳しい情報を知りたければ、以下の情報等をご参考にしてくださいね・・・
 
Resident Advisor ニュース RIP David Mancuso
ele-king R.I.P David Mancuso 長谷川賢司(gallery)

 また、Dance/House Musicの歴史については、嬉しいことに様々な本やドキュメントムービーがありますので、Davidさんのことを更に深く知りたいのであれば、是非、手にとって学んでくださいね・・・

・参考 Mixtape Troopers DJ関連書籍 「ダンスカルチャー 歴史・紹介本」


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 そして、Davidさんの影響において、DJミックスという観点ではDavidさんの「選曲」と「DJプレイ」が重要になり、一般からすると特異的でありながら、結果として多くの影響を与えたと思います。

 まず、選曲については、いわゆる「ジャンルレス」な選曲ですが・・・そんな言葉では収まらない「音楽愛」があっての選曲がありました。

 ほんと多種多様な音楽を選曲し、Davidさんがプレイしていた曲は、敬意を込めて「The Loft Classics」として受け継がれています・・・ある程度レコードを買われている方なら、お店が付けるキャプションに「Loft」と書かれているレコードを手に取った方はいますよね。
 どんな曲を選曲していたかは、なかなか短くまとめられないのですが、どの曲も豊かな音楽性があり、凛とした曲が多いかな・・・ただ、聴いてると心も体も動きだし、そしてリラックスもする曲が多いですかね?

 そして、DJプレイについては・・・今となっては独特になるかもしれません。

 DavidさんがDJプレイするときは、いわゆる「DJミックス」を一切行わず、プレイする曲をフェードイン・フェードアウトでプレイします・・・それも、プレイする曲を頭から最後まで、何もDJ的な加工を行わずプレイを行います。
 こういったDJスタイルは、Davidさんのプレイスタイルから、今となっては「Loft スタイル」と呼ばれており、DJ的にはメジャーではないですが、このスタイルにこだわってプレイしている方もおられますよね・・・

 今の時代なら、DJという存在は、ミキサーをイジりながら派手に音を混ぜ合わせる存在と認識されているので、Davidさんのプレイを見ると地味すぎて「これがDJなのか?」と思う方もいるかもしれません・・・

 ただ、Davidさんのプレイにおいては、ミックスはしないものの、聴いてる人をその音楽の「ストーリー」に乗せていくことや、プレイする曲を最良の音響で聴かせることで価値が発揮することなどに主眼点を置いており・・・本当のDJは「DJミックスをしなくてもDJが出来る」ことを表していたのだと思います。
 特に、ストーリー性の部分だったり、あえてDJミックスをしないことで、プレイしている曲に「しっかりと入りこんでもらう」要素が生まれる点などは、DJが標準化した今となっては逆説的に重要な視点ですね・・・
 
 僭越ながらまとめると、DJも選曲も、そして全てのことが「音楽愛」があることで生まれており、それがDavidさんの素晴らしさになると思います。

 変にショーアップせず、とにかく「音楽を愛して、パーティを楽しもう!」という博愛が背景にあり、それが全てに表れていたのだと思います。


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 そして、話を今回の作品紹介に進めます・・・

 DavidさんのDJやパーティーは、結果として様々な人に影響を及ぼし、今の「クラブ」や「ダンス」を形成していきました・・・

 それこそ、故Larry Levanが、Davidさんのパーティーに熱心に通い、そこでDJ、いや「音楽」を学び・・・そして、LarryがDJをしていた「Paradise Garage」は、Davidさんの「The Loft」を大いに参考にして作られたクラブであることは有名ですね。
 その他にも、DavidさんのDJだったり、Loftのパーティーに影響を受けた方は多く、今のクラブ系と言われる音楽の大部分は、Davidさんの影響があると考えられます。

 そして、日本においても大いに影響を及ぼしてくれ・・・その「一つの結晶」が今回の作品かもしれません。

 今回の作品は、現在は不定期で開催をしてるパーティー「Gallery(ギャラリー)」の参加DJ達が2003年に発表したコンピレーションアルバムになります。

 Galleryは、青山にある「Cay」というクラブ/レストランで行われていたパーティーで、いわゆる「House」のカテゴリーになるパーティーでしたが、今回の主役でもあるDavidさんが考えていた「音楽愛」をある意味で「受け継いだパーティー」とも言われています。

 参加メンバーからして、DJ Noriさんを筆頭に、AlexさんやFukubaさん、そして長谷川賢司さんなど、本当に「音楽とパーティーを愛している」方が集い、参加をしていたお客さんも同じ気持ちを抱えながら集まっていたそうです。
 また、パーティーでは、音響にこだわっていたり、心を満たすフードが出たり、DavidさんがLoftで実践していたことを模倣していた部分もあるようで、記憶だと、ある時期はLoftの日本版みたいな紹介もされていた時期があったかと思います。

 残念ながら、私自身はGalleryに参加をしたことがないのですが、きっと、パーティーという「私達の共同体」で皆がニコニコしながら踊っていたのでしょう・・・
 過去の資料を調べると、アフターヌーンパーティーなので、ダンサーのお子さんも入れて、かなりフレンドリーなパーティーだったようです・・・パーティーと言う存在の「理想形」の一つかもしれませんね・・・


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 そして、実際にもDavidさんとの繋がりが深く、このGalleryは、90年代の終わりぐらいから1年に1回はDavidさんを呼び、パーティーを行っていました。

 私の憶測も含みますが、この「Davidさんが来てくれる」ことは凄い重要なことだと思います。

 それは、Davidさん自身は、完璧主義的なところがあったり、お金を稼ぐことよりも自分の理想を貫く姿勢があったりするので・・・よほどDavidさんの考えと合致しないと「来ない」からです。
 つまり、Davidさんに「認められる」パーティーでないと来ないわけで・・・このことを踏まえると、GalleryがDavidさんに認められた存在だったことが分かります。

 Galleryを考えると、DJや音楽関係者からの信頼は非常に高く、Dimitri From ParisやDaniel Wangなどがゲストで参加していたり、他のパーティで来日の際、遊びに来るDJが多かったり・・・このパーティーの「雰囲気」が他にはないことを認めている方が大変多かったようです。

 そう、Loftがそうだったように、Galleryだけにしかない「空気」が素晴らしかったのだと思います。


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 やっと、作品紹介に移ります。

 この作品は、2003年にGalleryの開始5周年を祝う形でリリースされたアルバムで、Galleryで実際にプレイされ、Galleryに集った方々に愛された曲をコンパイルした作品になります。

 まず、先に指摘したいのが、この作品は「DJミックスされていない」ことで、いわゆる「コンピレーション(=普通のアルバム)」ということです。

 実際に収録された曲は、Galleryの参加者自身も深く関わっている「Flower Records」からの音源、そして海外のレーベルの音源が半々で、僅か9曲になります。

 それこそ、Japanese House Classicである「Su-Paka-Pooh / くらげ」(収録はアンリリース版)や、永遠の名曲の一つである「Louie Vega feat BLAZE / Elements of Life」などが収録されており・・・普通に聴いたら割と地味なHouseのコンピに聞こえるかもしれません。
 特に、大半がHouseの曲なので、それぞれの曲のイントロブレイクも入っているので、1曲が異様に長く収録されていることもあり、聴きなれない方にとっては面白さを感じない部分もあると思います。

 ただ、ただ・・・心を開いて聴くと、とても素晴らしい音楽旅行を与えてくれます!

 なぜなら、DJミックスはしていないものの、全ての曲が繋がっており、さながら「Loftスタイル」で作られたといっても過言ではない内容になっているからです。

 それこそ、選曲の統一感が半端なく、聴いてるだけで「Galleryの空気」に魅了されてしまう点は、選曲にLoftのスピリット(魂)が入っている証拠ですよね・・・
 なかなか上手く説明できないですが、それぞれの音に「優しいグルーブがある」というのでしょうか、House的なボトムの強さがありながら、ギターなどの生音系の優しさが加わっている感じで、どの曲にも「Galleryの空気感」でまとめられてて、聴いてて凄い癒されます。

 また、ある人にとっては苦痛になるかもしれない、長ったらしいHouseの曲をそのまま収録することは、その「Galleryの空気感」と折り重なると、逆になくてはならない「音」になっています。
 なんでしょう、Loftスタイルにも通じる話ですが、フェードイン・フェードアウトをすることで生まれる「静寂」を音楽として利用していたり、原曲の世界観を素直にプレイすることだったり・・・とにかく味わいが違います。

 そして、選曲の進め方と配置の仕方も秀逸で、まさに「Loftスタイル」で作られているのが分かります。

 1曲目は、パーティーのテイクオフというんでしょうか、ゆったりと立ち上がる感じで、先ほど紹介した「Su-Paka-Pooh / くらげ」からスタート・・・
 ここを聴いただけで、フロアーを愛するものだったら、パーティーが始まった直後の広いフロアーで、まるで「くらげ」のように、ゆらゆらとフロアーを回りながら踊っているイメージが湧き、Galleryの世界に入っていきます。

 そして、その後も、同じグルーブを保ちつつ、下品な派手さは出さず、気品のある飾り方で音色を高めていく感じで、中盤に配置された「Louie Vega feat BLAZE / Elements of Life」の映え方が上手いですね!
 きっとフロアーで聴いてたら、徐々に空気感を上げてきてるので、気分も高まり、イントロのブレイクを聴いただけで反応しちゃう感じですね・・・


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 あまり上手く紹介ができませんでしたが、作品自体はDavidさんが求めた「音楽」が含まれており、大変素晴らしいです。

 それこそ、Davidさんが日本に来た時、開いたパーティーは「Music is Love」と銘打たれていましたが、その「音楽は愛」に通じる世界観が含まれた作品になっているかと思います。

 この作品自体、Davidさんが作ったものではありませんが、Davidさんが生み落とした「音楽」がしっかりと表現された作品であり、間接的ではありますが「David Mancusoという音楽家の素晴らしさ」を教えてくれる作品だと思います。


 最後は天国におられるDavidさんに感謝の言葉を・・・

 Davidさん、私達に「素晴らしい音楽」を残してくれてありがとうござます。天国でもパーティーを続けてくださいね!!
 




 <Release Date>
Artists / Title : DJ Nori, DJ Alex from Tokyo, Fukuba, Kenji Hasegawa 「Sunday Afternoon Session - Gallery」
Genre : House、Dance・・・
Release : 2003年7月
Lebel : Flower Records FLRC-020






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<独り言>

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 まさか、この流れでこの「紙」が出るとは思わないですよね(^^;)

 ただ、セールの報告なので仕方が無い(?)のと、少しだけDavidさんに繋がる話も含まれているので安心してください・・・

 え~、今回はいつもお世話になっているユニオンの下北沢クラブ店で、年末セールの口火を切るセールとして、かなりゴツいテープセールが開催されるとあり、参加をしてきましたよ!

2016/11/26(土)HIPHP USED TAPE SALE!!


 以前も少しお話しましたが、ここ最近のテープ熱は高く、お店側もしっかりと仕入れてくれるので、嬉しい限りですね・・・
 特に下北は、頼れる御大N村さんがおられるので、仕入れが半端なく、今回も事前情報を見ただけで「ヤバい」のが一目瞭然でした・・・

 そんなわけで、どうしても欲しい、いや「俺が買わないとイケないテープ」があったので、朝の6時30分にはお店の外で並んでいました・・・11月と言えど、凄い寒かったです(^^;)

 そして、整理券配布の時点では6名で、私は安定の1番をゲット・・・

 ただ、ここ最近、これだけ並ぶようになったのは嬉しい半面、同時に敵が増えていることも意味しているので、逆に気合いが入りました・・・

 んで、11時30分には開戦・・・とりあえず、目的の物は速攻で回収し、鉄火場な餌箱からブンドリ合戦でした・・・

 結果は以下の通りです・・・


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 今回も嬉しい30本オーバーで大豊漁でした(^0^)

 まず、報告しないといけない「俺が買わないとイケないテープ」は下の写真の左側の青いテープですね・・・MUROさんが選曲したコンピレーションのア●バン●テープです!

 この作品についてはご記憶がある方が多いかと思います・・・

 ちょうど9月に元となるCDの作品紹介をしたのもあるし、長年探し続けて写真の右側のテープをゲットした経緯があるので、ご存知ですかね?

 少しテープのことを整理すると、まず右側のは、写真奥のCDがリリースされた際、CDのノベルティーとして作られたテープで、CDで収められた曲を、選曲者のMUROさんがDJミックスをしている内容で・・・私の中ではレア中のレアテープと考えているものになります。
 そして、今回の左側のは、この作品がリリースされる際に、販売店舗に対してオーダー用の事前資料として配布されたテープになり、俗に言う「●ドバ●ステープ」になります。

 本当は、これらのテープのことを書くのはアレなんですが、まず、この作品にもア●●ンスが存在していたことが衝撃的で、この情報が出て腰を抜かしました・・・
 なぜなら、左側のDJミックスされている方が「裏テープ」であれば、更に「裏の裏」があったのが衝撃的で・・・冷静に考えれば存在することは当然なんですが・・・なんでしょう、登りきった山の上に更に山があったみたいな感じでした・・・

 そして、このテープは「既に山を登った人しか手にしてはいけない」とも感じました・・・

 つまり、これは「俺が買わないとイケないテープ」です・・・私以外の人の手には渡ってはイケないテープです・・・

 そんな思いがあったので、無駄に朝の6時30分に並び、無事にゲットできて良かったです・・・こちらも結構な金額を出しましたが、また山を制覇できて何よりです(^0^)

 なお、テープ自体はCDと全く同じでしたが、テープで聴くと「更に良い」ですね!!

 ちょうど、今回の記事を準備してたことで、体が「Loft」になってたこともあり、この作品の「Loft」的な部分に激しく反応したのもありますが、テープ特有の丸みがヤバくって、惚れ惚れしながら聴いちゃいました(^^;)
 テープ特有の暖かさが、この作品の「Loft」的な部分を高め、DJミックスが無いコンピレーションなんだけど、しっかりと「ミックステープ」になってるのが奇跡でした!

 あと、多分セール的には本丸である左側のテープは、心ある方に渡ってくれてよかった・・・そして、その方は私よりもたくさん買っていたので、テープ馬鹿がまた一人増えたことも嬉しいです(^0^)


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 その他にも、全然見かけないテープや、欲しかったけど買えなかったテープなども沢山買えてニンマリです(^0^)

 ちょっと蛇足になりますが、今回のセールについては、別角度で嬉しかったこともあります・・・

 それは、遂にお店側が「私のテープ知識を上回るテープを出してきた」ことです。

 私自身、相当テープに詳しいと思いますが、未だに知らないテープは沢山あり、新しいテープを発見する度に興奮をしています・・・
 ただ、それらの新しい発見は、お店側が気付かずに出していることが多く、お店側の知識が追い付いていないことも意味します・・・

 その限りにおいて、今回のMUROさんのテープは、下北のN村さんがテープに対して知識を持ち、かつ、テープのトレンドだったり相場を理解して、市場に対して「提案」をしてきたと感じました。

 つまり、このテープがニューディスカバーであり、絶対に価値があると踏んで出品してくれたことが嬉しく、お店側でもテープに情熱を持ってくれていることが素直に嬉しかったです!

 N村さんと下北店さんにはホント頭が上がりません・・・これからもゴツいのを仕入れてバンバンと私に売りつけてくださいね(^0^)


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 ユニオン的にはセールシーズン突入で、実は今日も下北に行ってDiscoを掘ってきた(!)のですが・・・レコード稼業は本当に「体力勝負」ですね(^^;)

 来週は渋谷でテープセールがあり、これも喧嘩覚悟で攻めることが確定しました・・・
 渋谷も凄い頑張っていて、今回もかなりゴツいのが出ますね・・・ただ、同日は新宿でディスコのセールが被ってるので、ディスコの方がゴツいのが出ないといいな~と願っています(^^;)


 最後に、セールでお会いした皆様には感謝感謝です!

 来週の渋谷も頑張りますよ!!






DJ Harvey 「Sarcastic Study Masters (Sarcastic Disco Vol.2) 」
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 いや~、熱いっすね(^^;)

 今年の夏は、お盆前までは曇りがちで、凄い「夏!」って感じではなかったですが、お盆を過ぎたら夏真っ盛り・・・日中は外に出て、少し歩いたら汗が大変です(^^;)
 そんな私は、先週も書きましたが、今週はぎっくり腰との戦いで、そっちは「冷や汗」ですね・・・なんとか復調しましたが、油断は禁物・・・ちゃんと筋肉を付けないとな~

 そんな訳で、腰痛治療の一環で、家でベットに寝そべって、アイスノンを腰に当てて冷やしている時に聴いてたら「やっぱり凄い!」と思った一枚の紹介です!!


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 トップの写真を見た方によっては「遂にコレを!」と反応してくれると思いますが、DJ Harveyによる伝説的なミックスCDの紹介です!!

 この作品に関しては、色々と注釈が必要なので、まず、作品のリリースの経緯から行きたいと思います。

 この作品は、2001年ごろ、LA発の洋服ブランド「Sarcastic」の日本店が出来た際、宣伝目的のノベルティーで配布(一部販売もあった?)された作品と言われ、リリース数は数百枚程度(100枚説もあり)と言われているレア盤です。
 リリースの経緯は不可解な部分が多いのですが、UKよりLAに移住してきたHarveyが関係していた洋服ブランドで、同名のパーティー(Harvey Sarcastic Disco)をやっていた位なので、かなり親しい関係だったんですかね・・・まあ「Sarcastic(皮肉)」な時点で、Harvey的なんですよね・・・

 そんなCDですが、レア盤なのも理由があります・・・

 このCD、いわゆる「Disco Dub」的なダンスミュージック解釈の源流とも言える作品で、このミックスに衝撃を受け、オルタナティブなダンスミュージックが広まったと言われています。

 なかなか表現が難しいのですが、バレアリックな雰囲気を核としながら、ロックやシンセポップといった非ダンスミュージックなどをノンジャンルに選曲/ミックスし、結果的にダンスミュージックに仕立て上げている部分が強烈で、歴史的にもかなり重要なミックスと言えます。
 全てのDJが影響を受けたかは分かりませんが、日本国内だと影響を受けたDJは多く、マイクラシックな「DJ Crystal /Made in Japan Classics vol.01」の製作のきっかけはこの作品だったぐらい、影響は大きかったと思います・・・

 そんな訳で、屈指のレア盤として崇められていましたが、昨年末に再発CDが出たことでオリジナル盤が買いやすい値段になり、数ヶ月前に割引の魔の手(?)にかかり、遂に購入してしまいました・・・
 
 では、作品の紹介です!


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 出だしから雷と雨の音の演出からBeach Boys(!)のメランコリックなアカペラのハーモニースタートするミックス・・・私にとっては、ダンスミュージックでありながら、極上の「チルミックス」に仕上がっており、流石Harveryです!!

 選曲的には、01年の時点では注目されてなかったような様々な楽曲を選曲しつつ、全体的に「Harveyのグルーブ」にまとめている所があると思います。

 Harvey自身も、この作品について「スリーズやバレアリック、アフロ、そしてやっぱりコズミックディスコなど、ミッドテンポのヨーロピアンミュージックの総まとめ」みたいな発言をしてて、結構ヤラれます・・・

 選曲的には、かなりドープで、イタロ/ブギー/バレアリック的なラインであればHarveyもエディットをした「Amadeo / Memories」「Ginny / Can't Be Serious」のようなレア音源を選曲・・・凄い深いです。

 トラックリストを見ると、ホント広くって、Roxy Musicでお馴染みのBryan Ferryとかもプレイしててヤラれます・・・ただ、プレイの仕方が違うんでしょうか、どれも「Harvey色」になっており素敵です・・・
 シンセポップとも言える「Linda Di Franco / My Boss」もダークな感じでプレイしてて、それが逆にイイし、日本人としてはビックリな「Logic System / Clash (Chinyu Of Sun) 」は、BPMを落としてのマッドネスが強調された選曲に・・・ホント奥が深く、Harveyにしか出せない「グルーブ」が素敵過ぎます!

 この表現、凄い言葉にするのは難しいのですが、私としては「クラブの朝方の蕩けた空気感」が近いかも・・・

 このブログを始めた初期に案内した「DJ Harvey / Late Night Sessions」でも触れていますが・・・分かる人には分かる空気感ですかね・・・
 なんでしょう、時の流れがスローで、まるで海の中を漂う海藻のように、音の波に合わせて自然に揺れているような、気持ちい空気感があります・・・近い表現だと「バレアリック」なんですけど、決して「バレアリックだけでない」感じがHarveyの真骨頂ではないでしょうか??


 今回は、クーラーを聴かせた室内で、ベットに寝そべり、腰をアイスノンで冷やすという、Harveyが苦笑いしそうな環境で聴きこみましたが・・・ホント、気持ち良くって、心を奪われました!
 一応、選曲の深さも書きましたが、作品を楽しむ上ではトラックリストの必要は一切なく、Harveyの選曲とミックスで生まれる「グルーブ」が素晴らしすぎます・・・最高です!!

 市場的には、オリジナル盤はまだレアですが、再発盤は買いやすい状況だと思います・・・興味の有る方は、是非、聴いてみてくださいね!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Harvey 「Sarcastic Study Masters (Sarcastic Disco Vol.2) 」
Genre : Balearic、DownBeat、Cosmic、Disco、Rock、Pops・・・
Release : 2001年
Lebel : Sacratics No Number?(ジャケには『This is actually Sarcastic cd number 3』とは書いてある)


Notice : トラックリストについて
 CDに書いてあるトラックリストは、全て誤表記になっています・・・というか、Harveyの遊び/感想になっています(^^;)
 なので、選曲を調べるのが大変でしたが、文章を書いている時、パーフェクトなトラックリストが「Discogs」に掲載されていることが分かり、何とか書けました・・・再発盤のおかげです!!


Notice : 別バージョンについて
 この作品は、今回紹介をしている通常のCD盤(普通のプラケース)の他に、以下の形態でリリースがされています。

1、LPサイズの紙ジャケタイプ(2001年)
 通常のCD盤を作った際に、同時に作られたデラックス仕様のブツで、内容/外観は変わりませんが、CD盤以上に屈指のレア盤ですね!
 いったい何セット作ったかは不明で、そのレアりティーから値段も高額ですが、このジャケのカッコ良さがあれば手を出しちゃう輩もいるとかいないとか・・・私は流石に手が出ませんでした(^^;)

2、再発CD盤(2013年)
 CDR製のプレスで、非常に味っけのないスリーブに入った仕様です。ただ、リリース時は大変盛り上がり、Tシャツセットなんかも出てましたね~



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<とりあえずの独り言>

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 文章の最初では書けなかったので、ここで改めて書きますが、前回の「夏旅行」の話には、色々な方に反応を頂き、ありがとうございます!!
 
 いつもそうですが、行き当たりばったりな旅行で、これを喜んで下さるのは、ほんと申し訳ない気持ちもありますが、今年も無事に終わって良かったです・・・

 ただ、そんな旅の清算(片づけ)をしてた日曜の夕方に「ぴきっ」ときてしまい、週明けの仕事は地獄でした・・・記事を書いている時はイケてたんですが、寝たらモロに痛みが来て、辛い日々が待っていました(^^;)

 そんな訳で、ぎっくり腰で出来なかった片づけを昨日行いました・・・私の中では通称「棚卸」という面倒な作業です(--;)

 私に関しては、ホント色々なテープを買い、聞く暇もない(聴く気がない?)位の状況なので、気づいたら嫌になるぐらい山積みになっており・・・それを整理する作業が棚卸になります。

 分かりやすく書くと、ジャンル別に収納している箱に仕分けるための作業で・・・まあ~、これが地味に地獄なんです・・・
 とにかく色々なジャンルがあり、それを自分が分かるように仕訳けて、箱に収納するのですが、作業が面倒なのに加え、気づいたらダブって買ってたテープと遭遇して凹んだり・・・結構な時間がかかります。

 ただ、これをヤラないと、ダブって買ってしまったり、自分のコレクション状況が把握できなかったり・・・かなり重要な催しなので、いつも頑張ってます(^^;)
 まあ、これをやることで再発見(aka 自宅掘り)があり、紹介するテープのアイデアとかが生まれるので、頑張ってます・・・今回も、色々とネタを思い付きましたよ!!


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 んで、流れでもう一つ話を一つ・・・

 馬鹿みたくテープを持ってるので、よく他の方から「どうやって収納してますか?」と聴かれたりするので、前に書いたかも知れませんが、私の収納方法を紹介します。

 私は、上記の「無印良品 / キャリーボックス・折りたたみ式・小」というのを愛用しており、これが大変重宝をしています。

 このケース、上手く詰め込むと1箱に上下2段で75本程度は入るので、ジャンル別に分けておくのには重宝し、また、このボックスを何個も積み上げても箱が潰れない(8段ぐらいはイケる)ので、初期の頃から活用をしています。
 一部のCDもコレに入れてますが、CDも結構入る(サイズ次第だが、かなり入ります)ので、CDにもお勧めです。

 私の場合、収納という観点では「ジャンル分け」というのが重要で、コレクションを揃える為にも、そしてブログで記事を書く為にも「分類」が必須で、それが対応出来る(自分にしか分からないジャンル分けだけど)のに加え、収納スペースの少ない自宅で、山積み出来るのは大変嬉しいです。

 テープは、気づいたら増えていくモノなので、ケースは安い時にまとめ買いしておき、必要であれば新しい箱を作る感じが続き・・・今は30箱以上あります・・・流石に住居スペースを汚していますよ(--;)

 こんな話を書いてると、そろそろ引っ越しを・・・と思いますが、この量を移動させることを考えると、気が遠くなるので、引っ越しはなさそうかな・・・した方がいいのかな??
 ちなみに、引越しの時も、これを2段重ねでヒモで縛ったら、引越し屋さんが簡単に持って行ってくれた(なんでこの人はテープをこんなに持ってるんだろう?みたいな顔はされたっけ・・・)ので、その点でも大変便利でしたよ!!


 そんな訳で、夏はまだ続きますね・・・夏に負けず、頑張りましょう!!

 あと、ブログの入場者数が「30万人」を越えたみたいですね・・・こちらも感謝感激です!!







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追記 2014/8/27
文章において「Harvey」の表記が微妙に間違って書いている部分が多かったので修正しました・・・恥ずかしや~




Dimitri from Paris 「In the House」
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 いやいや、先週末に紹介をしたCypherネタですが、皆さんに喜んで頂いたみたいで・・・嬉しい限りです(^0^)
 今回は、公開をするタイミングや方法を結構悩んでて、数週間前まで白紙の状態でしたが、結果として上手く紹介が出来て良かったです!

 暇な時にとか、何かの記念の時にしか、あのような特集記事は出来ないですが、まだまだ未公開なネタが多数ありますので、お楽しみに~
 ちなみに、もうちょいでテープが1500本に到達するようですが、書くことが無いので、それ系の話は2000本に到達したときに書きたいと思います(^^;)

 それでは、通常業務に戻りますね~


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 今回は、個人的に大好きなDJである「Dimitri from Paris」のヒット作のご紹介です。

 今となってはHouse系名門レーベルである「Defected」の人気ミックスシリーズ「In the House」としての作品で、DimiらしいHouseとDiscoの融合っぷりが流石です!!

 
 内容的にはHouse寄りの作品になり、この作品がリリースされた2003年前後のHouseを多数収録しており・・・それこそ「Blaze / We Are One」のようなヒット曲も多く収録されています。
 全体的にはDimiらしい煌びやかな雰囲気のHouseが多く、ちょっとお洒落で、一般の人でも聴きやすい感じなんだけど・・・クラブで踊り続けるダンサー達にも受け入れられる・・・そんな感じのバランスになってるかな~と思います。

 また、Dimiらしいのが、お得意の「Disco」系の選曲で、もはやライフワークなDisco曲の特別エディットや、Discoネタ/カバーのHouse曲を巧みに選曲し、全体的な雰囲気を盛り上げています。
 それこそ、Momentsの「Nine Times」ネタの「Paul Hunter / Togetherness」でHouse路線ながらPillyな雰囲気を出しつつ、イントロのボンゴブレイクを伸ばしたDimiエディットの「The O'Jays / I Love Music」にミックスしていく辺りは・・・最高です!!


 んで、個人的なハイライトは、CD2の最後ですかね・・・

 ソウルフルなHouseをプレイしつつ、作品の終わりの方なので優しい方向にグルーブを進めたと思ったら・・・「Reggae Disco Rockers / I Saw The Light(Little Big Bee Remix)」をプレイ・・・始めて聴いたときはヤラれました!

 分からない方に説明しておくと、この曲は高宮紀徹さんを擁する日本人レゲエバンドによるTodd Rundgrenのカバー曲で、オリジナルは最高なラバーズなんですが・・・それを紀徹の実兄である高宮永徹さんがRemixしたHouse曲なんで・・・Dimiが日本人の曲を選らんだ訳ですよ、コレにはビックリしました!
 私はオンタイムではこの作品を聴きませんでしたが、Reggae Disco Rockersは当時から普通に好きで、好んで聴いていたので、Dimiがこういう曲までチェックしてるのにはヤラれました・・・昨年のDimiのパーティーで達郎さんをプレイしてたのもありますが、日本人としてはグッとくるチョイスですね!

 また、プレイの仕方も上手いんですよね・・・適度にアップなんだけど、終わりなので耽美な流れの中で、この曲をチョイスし、その流れを更に引っ張りつつ、この曲の最後の方にあるドラムが抜ける部分を上手く活用し、ある意味「ピークタイム」にしちゃう辺りも流石です・・・
 
 この曲の次には「Rufus & Chaka / Any Love」にミックスして終わるのですが、Rockersのピーク的なプレイが生きて、Any Loveが凄い光ります・・・
 もー、この辺は現場をわかってるな~というプレイで、踊りたらないダンサーへのプレゼントというか・・・Rockersの曲で酔いしれ、そこからのAny Loveですからね・・・きっと朝の6時ごろだと思いますが、馬鹿みたくダンスをしながら歌ってる私が思い浮かびます・・・最高です(^0^)





 そんなわけで、凄い詳しい紹介ではないですが、かなりお勧めな作品です(^0^)

 Dimiのミックスって、王道のHouse感を維持しつつも、聴きやすいDisco感が入り、Houseなんかが好きじゃない方でも聴きやすいと思います!!
 特にこの辺は、中古だとメチャクチャ安いので、お手にとる機会がありましたら、ぜひ聞いてみてくださいね~

 あと、蛇足な話ですが、今年は全然踊りに行ってないですよね・・・
 なんか、こういうのを聴くと無性に踊りに行きたくなります・・・最近は中々時間が取れないのが悲しいですが、年末までには何回かは行きたいな~



<Release Date>
Artists / Title : Dimitri from Paris 「In the House」    
Genre : House,Garage,Disco・・・
Release : 2003年
Lebel : ITH Records/Defected Records ITH06CD

Notice : 作品の概要
 書く場所が無かったので、ここになりますが、作品は3枚組で、1枚目と2枚目がミックスCD、3枚目がミックスで使われたDimiのエディット曲がアンミックスで収録されています。
 また、エディット曲を中心にしたLPも発売されています。





Dimitri from Paris 「Return to the Playboy Mansion」
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 6月はあんまり記事が書けなかったですが、7月に変わる前に何とか記事をアップ! 頑張りましたよ(^^;)

 大好きなDimi大先生の作品で、個人的にはこの「バニー」が一番好きで、かなり聞いてます!!
 また、ジャケのバーニー「娘」も、この娘が一番好きです(^^;)


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 フランスが誇るDisco番長である「Dimitri from Paris」大先生の名物シリーズ「Playboy Mansion」の第3弾で、個人的には一番好きな作品です。
 Dimiにとっては久しぶりの「Playboy Mansion」ですが、流石のレベルの高さでヤラれます!!

 このシリーズは、あの有名男性誌「Playboy」のオーナーのマンションで開かれるパーティーを想定したミックス作品で、Playboyが全盛だった70年代の質感(=Disco)と、現代の質感(=House)を融合した作品として有名で、Dimi先生の真骨頂が味わえるシリーズだと思います。
 シリーズに渡ってお洒落でセクシーなんだけど、Dimi先生のオタク性もしっかりと出てて、かなり高品質の作品で・・・個人的には一押しなシリーズです。

 ちなみにこの作品は、このシリーズとしては正確に言うと「第4段」で、この作品が出た前年に同郷の男前なDJである「Bob Sinclar」が第3弾を担当してます・・・
 また、最近出た第5段では、Dimi先生とBob氏が共演する形でリリースされており、Dimi先生が90's Houseのヘビープレイをしててヤラれますね!!

 あと、この作品は基本的にはターンテーブルミックスでは無く、PC上でのミックスをしてるのですが、繋ぎや選曲のレベルの高さが異常に高い上、大半の曲はDimi先生の愛のあるエディットが入ってて・・・単なるミックスCDではなく、実質的にはDimi先生のアルバムと言ってもイイくらいですね!
 

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 では、早速作品紹介にいってみましょう!

 この作品ではCD1が「Party Time」として割とアップな曲を中心にプレイし、CD2が「Sexy Time」として気持ちいいスローを中心にプレイをしています。
 どっちもヤバいですが、順を追ってCD1から紹介したいと思います。


 CD1では、いきなり「Jamiroquai / Cosmic Girl」からプレイし、一気にヒートアップします! この辺をチョイスするセンスとタイミングは超上手いっすね!
 この後は、そのテンションを保ちながら、あのJocelyn Brownがボーカルをした「Incognito / Always There」のMAWのHouseミックスに繋いでいき、更にテンションを引っ張っていきます。

 また、後半では新譜系のHouseに交じって同郷の大先輩であるCerroneがプロデュースした「Don Ray / Got to Have Loving」や、OldSchoolクラシックである「Young & Company / I Like It」なんかを違和感なくプレーしていますね。

 Dimiの面白いところって、Jamiroquaiのようなポップな曲でも、普通なHouseでも、昔の曲でも・・・一つの「Dance Music」として昇華してて、Dimiにしか出来ない世界観が素敵だと思います。
 普通に聞いてると、どの曲が古くって、どの曲が新しいのかは感じさせない選曲/ミックスで、嫌みではないゴージャスなグルーブが堪らなく、誰でも楽しめるミックスにしてる点は素晴らしいと思います。

 ただ、その流れの中でドマニアックな選曲も光り、鬼レアなプロモ12inchで有名な「Lorraine Johnson / The More I Get, The More I Want」なんかをサラっとプレイしてて、こういった所もDimiの悪いクセ(?)で、タマランっすね・・・
 この作品って、かなり一般市場を狙って売ってるはずなんだけど、一般人には分からなくってもイイ曲(?)をシレっと入れてくる辺りもイイんですよね・・・Lorraineとかは一時期は$1000オーバーでしたよ・・・そういった曲をカッコよくプレイしちゃう所もイイですね!!


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 また、Dimiに関しては、どの作品でも「作品の流れ」を作るのが上手く、確実に盛り上がる展開や、気持ちいい流れを作るのが上手いんですよね・・・
 A面に関しては基本的には「アップ」なミックスで、出だしからJamiroquaiでヒートアップして持って行くのですが、個人的には上記の2枚の流れがヤラれます・・・

 序盤から現代的なHouseで引っ張りつつ、徐々に躍動的なGarageラインの曲をプレイしていく流れで、なんと「Marvin Gaye & Tammi Terell / Ain't No Mountain High Enough」をプレイしてきます!!

 クラブ的にはJocelyn BrownがボーカルをとったInner Lifeのカバーの方が有名で、Marvinのオリジナル曲は・・・今となっては古いSoulの曲ですよね? 
 Marvinのオリジナルはリリースが67年で、変な話ディスコの「ディ」の字も無い時の曲ですが、歴史をひも解くと、クラブ黎明期だったこの頃のNYのクラブではしっかりとプレーされ・・・実はかなり由緒正しい曲だと思います。
 なので、Inner Lifeがカバーしたんだと思いますが、67年に作った曲なのにクラブで聴くのにはボトムが弱く、次第にクラブで聞かれなくなった・・・と思います。

 ただ、この作品では、そのMarvinの曲をDimiによる低音のボトムアップを中心とする愛のあるエディットを施し、クラブでのプレーに耐えうる曲に変化をさせた上でプレーしてるんですよね・・・

 ある意味、過去の曲を現代に甦らせた・・・というような、この作品の主題をもっとも体現をした曲だと思いますが、作品においては徐々にピークタイムに進んでいく過程で、作品のイメージ性を保ちながらも感情を盛り上げるあの歌で一気にヒートアップし、聞いてる者をピークにもっていく構成はメチャクチャ上手いですね!!


 でも、ここではイカせてくれないんです・・・

 Marvinの曲でジェットコースターの頂点まで行ったと思ったら、写真右の「Fish Go Deep & Tracy K / The Cure & The Cause (Remix)」のドラムレスなイントロをカットイン!
 いきなり太陽の日差しが目に入り、天国にいるような浮遊感が数秒あったと思ったら、一気に気持ちいいHouseビートと共にジェットコースターが急直下して・・・聞いてる者にエクスタシーを与え、そのまま踊り続けさせるような・・・そんな素敵な演出をしています!!

 本当はミックスを聞いてもらう方が早いと思いますが、このラインは超上手いですよ!!

 改めてDJミックスを言葉に置き換えるのが難しいな~と思いましたが、こんな「殺してくれるミックス」はなかなか無く、こういうミックスを聞いちゃうとDJミックスの「マジック」を感じるんですよね・・・
 それも、大昔にリリースされたMarvinの曲と、新曲のHouse(Fish Go Deepは2006年リリース)を繋げちゃうんだから・・・痛快ですよね!!
 もー、DJミックスの神が下りてきたようなミックスで、DimiのDJとしての技量の良さが分かるラインだと思います(^0^)

 また、ミックスの流れにおいても、かなり明確なピークタイムな選曲になっていますが、ココでフロアーを一体化させ、聞いてる者をヒートアップさせ、更に踊らせるグルーブを作り、後半も更に進んでいく感じも二重丸です(^0^)


 ちなみに、アナログの話も入れておくと、Marvinの曲のDimiエディットは、後でも紹介をするコンピ版(赤バニーの方)に収録されていますが、House業界においてアナログのプレスが少なくなってきた時期のリリースなので、かなり数が少なく、入手するのに結構難しいかもしれないっす。
 また、Fish Go Deepの12inchも同様で、House界では見慣れたStrictly Rhythmですが、プレス数がかなり少なく、これも発見するのに結構苦労しました・・・


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 いや~好きなラインだったので、無駄に長くなってしまいましたがCD2の紹介もしましょう・・・こっちも最高で、CD1と変わりトロットロなスロー選曲が最高です!

 選曲面で分かりやすいのは写真左の「Marvin Gaye / I Want You」なんかが分かりやすいと思いますが、70年代~80年代のスローを中心としつつも、「The Brand New Heavies / Never Stop」(プレイしてるのはRemix)のような隠し玉もプレーしてて、流石の選曲です。

 このCD2の方では「Sexy Time」と称してるだけあって、いわゆる「チルアウト/メイクラブ」を盛り上げるプレイになっており・・・とにかく一定の冷涼感のある空気を維持しつつ、二人の「愛」を盛り上げるグルーブが最高ですね!

 表現で行けば「官能的でグルービーなプレイ」ってところでしょうが、CD1のように選曲の積み重ねで流れを調整するのでなく、気持ちいいグルーブの曲を素直にプレイすることに集中し、Dimiの選曲手腕の高さが伺えるミックス/選曲だと思います。
 特に選曲面はI Want Youといったド定番を入れつつも、有名アーティストのマイナー曲や、殆ど知られてない曲もプレイしてて・・・ホント気持ちいいミックスですね(^0^)

 また、そういったチルアウト的なミックスなのに、フロアーで聞いてたとしても足が止まらないプレイで・・・朝方の青白いライトに囲まれた蕩けたフロアーで、音に抱かれながら踊ってる・・・みたいな要素もあります!
 チルアウトの要素が強いのに、ビート感はしっかりとキープしつつミックスをしているので、踊りやすい内容になってますね・・・こういった配慮も素晴らしいっすね!!




 ンなわけで、かなりお勧めな作品の御紹介でした(^0^)
 ちゃんと権利をクリアーした作品で、ココまでクオリティーが高い作品はなかなか無いと思いますよ!!




<Release Date>
Artists / Title : Dimitri from Paris 「Return to the Playboy Mansion」
Genre : House、R&B、DanceClassics、Garage、Soul・・・
Release : 2008年4月
Lebel : Defected(UK) PBM02CD



Notice : デラックス版について

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 この作品は、上記のようなデラックス版がリリースされてます。
 CDの内容は全く同じで、私は中古で買ったのでもしかしたら付属品の欠如があるかもしれないですが、箱の中にはバニーちゃんのポストカードとシールが入ってるぐらいで・・・あんまりデラックスではありません(^^;)
 ちなみに、中に入ってるバニーちゃんはあんまり可愛くないです・・・何のためにリリースしたんでしょうか??



Notice : LP盤について

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 毎度のことですが、この作品でもDimi先生がエディットした収録曲をコンピ形式で収録したLP盤がリリースされています。
 上記の2枚がそうで、文中でも触れましたが意外と中古で出ないお皿で、結構探して買った記憶があります・・・特にMarvinのエディットが強力ですね!!
 ちなみに、またバニーの話ですが、どう考えても赤バニーの方がイイですね(^^;)



Notice : リリースパーティーについて

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 この作品がリリースされた後、2008年7月12日に代官山airでリリースパーティー(写真左)が開催されました。
 このパーティー、私の初Dimi体験で、このパーティーに行ってDimiが好きになった・・・記憶があります。
 
 ちなみに、来週末に西麻布elevenでDimiのパーティー(写真右)があるんですよね~ スケジュールが合えば行こうかな~と思ってます!!
 ただ、今週末はTimmy大先生が来るんですよね・・・2週連続はキツイので、ちょっと迷い中です(^^;)