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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
「Coby社製 カセットテープレコーダー」について
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 予期せぬタイミングでしたが、ついに「コレ」を入手しましたので紹介です!!

 オッサンBボーイにはグッとくるブツじゃないでしょうか(^0^)


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 今回は、90年代のBボーイの必須アイテムの一つであった「Coby製のテープレコーダー」について紹介をしたいと思います!!

 私もコレに関しては、当時は持っていなく、当時からショックウェーブを使ってたのでスルーしていましたが、テープ道を進むにつれて大変欲しい存在でしたが・・・このたび、無事に入手しました(^0^)

 入手に関しては、いつもお世話になっている下北沢のユニオン・クラブ店さんで、なんとデットストック品を仕入れ、昨日から限定販売するとのことで・・・昨日の午前中に面倒な仕事(社員研修・・・)を終わらしてから、速攻で買いに行きました!!
 テープ馬鹿なので、普段使い用とストック用で2台を購入しましたが、これは嬉しいですね・・・N村さん、ほんとありがとうございます(^0^)

 では、簡単な紹介にはなりますが、以下でCobyのことを紹介したいと思います!!


 なお、真面目な記述ですが、今回の記事においては「Coby社」および「Coby社製商品」に対して粗悪なイメージを与える記載がありますが、これは決して現在の「Coby社」および「Coby社製商品」に該当することではありません。
 今回紹介をする「CX-34」のみに該当する指摘・表現になりますので、読まれる方はご注意の上、記事を読んで頂ければ幸いです。




(1)Cobyとは?

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 まず、Cobyのことをサラッと紹介をしたいと思います。

 Cobyというのは会社の名前になり、アメリカにある家電メーカーになります・・・記事を書くにあたって調べたら現在もある(!)ようです。
 日本にも多少は入ってきてたようですが、イメージとしてはアメリカのディスカウントショップなどでノンブランドに近い形で売ってる家電メーカーで、質より価格で勝負をしている(?)メーカーさんかと思います。

 ただ、一般的には・・・あの「SO●Y」のパクリ品メーカーとして認識されていることが多いかと思います。

 現在はパクリ品を作ってはいないと思いますが、当時は社名のロゴだったり、商品の内容だったり・・・外観は似てるけど、値段は安い・・・みたいな感じで売られてたかと思います。
 特に、テープレコーダーはその認識が強く、写真のように左側の●ニー製のテレコに対して、右側のCobyのテレコが激似ですね・・・分かりやすい例かと思います。


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 しかし、このテープレコーダー、90年代のB業界では珍重されていた名機(迷機?)になり、私が愛してやまない「Shock Wave」と共にBの必須アイテムになっていました。

 聞いた話になるのですが、90年代当時のアメリカ(特にNY)では、ソニーとかパナソニックといった大手のメーカーのテープレコーダーが値段が高かったこともあり、安売りされていたCobyに人気が集まったのようです。
 HipHop自体を考えると、お金の無いキッズ達が自分たちのアイデアで音楽などをクリエイトする文化なので、金額的な話は重要ですね・・・ビールであれば40ozとかが受けたのが近いかと思いますが、機能的で値段が安い方が受けやすいんですかね??

 また、Cobyに関してはデザイン面が受けたのも大きいかと思います。

 先ほども指摘しましたが、ソ●ーのパクリ品と言われるぐらいで、当時のアメリカでヒットしていた●ニー製のスポーティーなテレコと瓜二つな感じな訳ですが、パクったが故の独特なフォルムが受けた理由かと思います。
 なんて説明をしたらイイのかは分かりませんが、HipHop的な表現であればサンプリングをしてループをしたら更にファットになった・・・みたいな感じで、ソ●ーのスポーティーなデザインに独特なフレイバーが重なった感じでしょうか?

 そんな訳で、アメリカのB周りではかなり一般品になっており、ソ●ーとかパ●よりもCobyだろ!っとなっていたようで、テープレコーダーやヘッドフォンはCoby愛用者が多かったです・・・当時のアーティスト写真なんかを見ても、Coby率が高いので、理解が出来るかと思います。


 そして、日本においては、一般的には全く知られてない存在でしたが、日本のBの周りでは知られたアイテムだったかと思います。

 一般的な家電屋さんでは販売がありませんでしたが、いわゆるB系の洋服屋さんで「NYで大人気」みたいな感じで現地品を買い付けしたのを販売してて、それで買ってた方が多かったかと思います。
 どちらかというとファッションアイテム的な流れで売られていたかと思いますが、商品から発する独特なオーラがBの嗜好にバッチリで、腰にガツっと付けて使ってた方もいましたね・・・ただ、人によっては「これはアッチで流行ってるから」だけで使ってた方もいましたかね??

 なお、日本だと同じ考え(=値段が安い)なら「Aiwa」辺りのテレコがB周りで普及してたかと思います・・・下手したら1000円ぐらいでも買えたので、Aiwa派も多かったかな?
 ただ、個人的にはやっぱり「Shock Wave」ですかね・・・値段は(CobyなりAiwaと比べればですが)高かったですが、音も質もデザインも良かったので、こちらも外せないっすね!!


 そんなわけで、商品の詳細は下で書きたいと思います。




(2)商品について

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 商品としては沢山あったと思いますが、今回入手した「CX-34」という型番(1995年製)のテレコで紹介をしたいと思います・・・記憶だと、コレっぽいのがB系の洋服屋さんで売っていたので、当時は結構出た型番かもしれませんね。

 まず、商品包装ですが、安売り品にありがちなプラ梱包で経費節減(?)をしつつ、ソ●ー的なパッケージが素敵ですね・・・以下、この表現は褒め言葉として捉えて頂きたいのですが、なんとも言えない「安売り感」が素晴らしいです(^^;)
 パッケージもそうだし、後で紹介する本体、そして説明書も・・・全てにおいて「安売り感」が出ており、それが独特のフレイバーになってるかと思います。

 ちなみに、安売り品なので当然なのですが、パッケージにも本体にも大きく「Made in China」と書いてあり、妙に納得してしまいました(^^;)


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 では、中身の紹介です。

 内容的には片面再生のみのテープレコーダーで、必要最低限の機能が付いているテレコって所でしょうか?

 ただ、要所要所で感じられる「安売り感」が堪らないですね!!


 まず、本体は一応「生活防水」的な内容になっているのですが、本当に水から耐えられるのかに疑問を感じる・・・そんな外装に包まれています(^^;)

 なんて言えばいいんでしょう・・・とにかく「作りが荒い」のが印象的で、イイ意味でコストをかけて無いんでしょうが、それが味になっていると思います。

 本体自体は、釣りの時に餌を入れておくプラ製の箱(タッパ?)みたいな感じで、頑丈さは一切なく、防水のパッキンや留め金も強さが無く・・・多分、水没したら終わりっぽいです(^^;)
 ただ、それも込みで「味」になってるかと思います・・・とにかく、結果として生まれてしまった「独特のフォルム」が堪らないです!!

 また、中身はもっと「荒い」です(^^;)

 中身を空けてビビりましたが、プラスチックの溶接はかなり適当だし、品質ラベルのシールが曲がって貼られてたり・・・更に私の買ったのには、髪の毛が1本入ってたり(本当です!)・・・流石「中●製」という感じです。

 そして、電池を入れて動かしてみてビックリ・・・最初は再生が倍速になってて、何度か別のボタンを押してたらやっと直った・・・そんな内容でした。

 Cobyの商品に関しては、当時から作りが荒いと言われてて、使ってるとすぐ壊れる・・・そんな話がありましたが、恐らく本当でしょうね(^^;)
 ショックウェーブを使っている立場からすると、明らかに品質面で劣ってる感じはし、当時に出た新品だとしても、そんなには長く使えないかな~と思います。


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 そして、今度は「音」の部分を紹介します。

 これにはショックウェーブ同様にスポーティーなヘッドフォンが付いていて、それで音を聞いてみました・・・ちなみに、このヘッドフォンも速攻で壊れそう&音漏れがひどく、あまり使えなさそうです(^^;)

 まず、適当にあってテープで音を聞いてみた限りでの印象は・・・いや~音も「荒い」ですね(^^;)
 
 なんでしょう、再生音以外のノイズ(プーっという音)が必要以上に入る感じで、ショックウェーブで聴きなれちゃうと聴ける代物じゃないです。
 また、本体からの動作音もボチボチあり、モーターの回転音がちょっと気になります・・・

 ただ、そういった荒い環境ではありますが、その中で聴くミックステープは・・・個人的には悪くはないかな~と思います。

 5分ぐらい聴いてみたのですが、音も独特で、基本的な出力は強くはないですが、独特の空気感があり・・・音自体はファットじゃないけど、聴き方によっては「Fat」な感じでイイですね!
 普段使ってるソ●ーのヘッドフォンでも聴いてみましたが、独特の空気感はあり・・・上手い表現が見つからないのですが、貧乏くさいアンダーグラウンドなHipHopっぽい音に合いそうだな~と思いました??





(3)最後に

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 今回は下調べや資料集めをせずに書いたので、結構適当な紹介になりましたが、Cobyのテレコはこういうモノでした。

 結論として、商品内容的にはアレですが、本体や音から発せられる独特のフレイバーがBにマッチする・・・といった所で、その魅力は今でもあるかと思います。
 正直、コレを日常的に使うことは少なさそうですが、ミックステープの内容によっては力を発揮してくれそうな感じはあり、良き相棒になってくれそうです。

 最近、私がテレコをゲットしているフリマでも、テレコが殆ど出てこなくなり、寂しい毎日(?)を繰り返してたので、今回の入手は本当に嬉しかったです。
 あまりにも嬉しかったので、途中まで書いていた通常紹介の記事を飛ばして、今回の紹介を一気に書いてしまいました(^0^)

 今後も、ミックステープ収集と共に、テープレコーダー収集(ラジカセは対象外です)も頑張りたいと思います・・・この世界も深いですよ!!





<オマケ話>
 今回、商品を買わせて頂いた下北ユニオンのN村さんのお話だと、私世代のアラサー&アラフォーに激売れらしく、昨日の時点では残りが少ないと言っておりました・・・
 私も金曜日のブログで情報を知って、仕事終わり(半日講習で良かった!)に速攻で買いに行きましたが、同じことを考えている方が多いんですね・・・テープ馬鹿がいることは嬉しい限りです(^0^)

気になる方は、是非、下北に走ってくださいね・・・ただ、在庫が無くなってたらすみません・・・
  ⇒ 追記(2013/3/25)
  下北店のブログによると、無事にSold Outになったようです・・・
  次回の入荷に大期待ですね! N村さん頑張ってね!!






 

 



素晴らしき「Shock Wave」の世界
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 なんと、ブログの来場者数が10万ヒットを超えることが出来ました(^0^)

 いや~、嬉しいですね・・・何となく始め、宣伝も全くしないで更新を続けてきましたが、個人ブログの範疇でまさか10万ヒットまでいくとは思いもしませんでした。
 ホント自分勝手なペース&内容で更新していますが、日に日に読んで頂いている方が増えていくことは励みになり、有り難い限りです・・・

 特に今年は、紹介した作品の制作者の方から反応を頂くことが増え、自分が書いてきたことが間違ってなかったと・・・励ましてくれ、更にヤル気が増しているところです(^0^)
 DJ Paulさん、Sgroove Smooveさん、The Marrowsさん、そしてこの記事のアップ直前には、あの吉澤dynamieteさんにも反応を頂き、ホント励みになります・・・

 先日の3周年記念の時と同じ言葉になってしまいますが、このブログの支えは、読んでくださってる皆様のおかげですよ・・・いつも読んでいただき、ありがとうございます(^0^)
 これからもミックステープやミックスCD、そして何よりも「DJミックス」の素晴らしさを世に伝えるべく、頑張っていきますね!!


 ンなわけで、そんな記念記事なので、感謝の意味で毎度のビックボムをブチ込みたいと思います!!

 一応「テープ」に関連する話題ですが・・・実はやっと解禁できる話題なので、いつも以上に気合が入ってますよ!!
 取り合えず、好きな方は反応していただければ幸いです(^0^)





(1)はじめに

 今回は、ミックステープ世代ならお世話になった方は大変多いと思う「Panasonic製テープレコーダー / Shock Wave」を紹介したいと思います。

 今となっては「テープレコーダー」なんて忘れさられた存在かもしれないですが、90年代中ごろにHipHopが好きな方だったら絶対に使ってたと思うし、その存在感から使ってなかったとしても記憶に残ってる方は多いと思います。

 私自身は当時もしっかりと使ってたし、今でもテープを聴く時はコレを使用しています・・・もう、結論になっちゃいますがミックステープを一番カッコよくプレイ出来るのはShock Waveしかありません!!

 当時としても必要以上に大きいサイズで、時代に逆行をしてた商品でしたが、Bな輩の心を鷲掴みにしたデザインと頑丈さ、そしてコレでしか出ないファットな音は素晴らしく・・・正に「ミックステープの為のテープレコーダー」と言っても過言ではないと思います。

 そう、MP3時代の現在において、こんな大きいモノを持ち歩く必要性は全くありませんが、熱気のこもったミックステープをカッコよく再生出来るのはコレしかなく、私は無理をしてでも持ち歩いています!!

 そのため、このテープレコーダーは私の生活においては「無くてはならない」モノになり、既に量販店では販売がない商品なので、数年前より都内各所のフリーマーケットをめぐり「Shock Wave掘り」を行うようになり・・・今回紹介するぐらいまで揃えることが出来ました。
 当然、動かないものや、動いても微妙な動き方をするのもありますが、今後も「Shock Wave」で「ミックステープ」を聞き続けると思うので・・・マダマダ掘っていきたいと思います(^0^)


 そんなわけで、今回は収集してきたShock Waveの紹介を通して、Shock Waveの魅力を伝えたいと思います!!





(2)Shock Waveについて

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 まず、このテープレコーダーについての概要から書きたいと思います。
 ただ、記憶で書いてる部分も多いので、あんまり信じないでください(^^;)

 Shock WaveはPanasonic(旧松下電器産業)から発売されてたテープレコーダーで、95年頃から99年頃まで生産されていたシリーズです。
 このシリーズ、かなり当時は人気があり、何度かモデルチェンジをしたり、兄弟シリーズでポータブルCDプレイヤーやポータブルMDプレイヤーなどを発売するなど、当時はかなり人気があったシリーズです。

 発売の経緯は分かりませんが、記憶だと海外からスポーティーに使用できる商品を求める声が高まり、それに応えて出来たのが・・・確かShock Waveだったと思います??

 超うる覚えなのでアレですが、ライバルで業界トップだったSonyなんかは機能性に加えてスタイルを重視した商品を出しており(写真の右はSony製)、企業競争として負けられないのでコレが出来たんですかね??
 実際に、海外ではSony製のスポーツタイプのテープレコーダーは結構人気があったり・・・それを模したパクリ商品としてCobyというブランド名のテープレコーダーなどが人気があったり・・・こういったスポーティーな商品が需要があったと思います。

 そんな流れがあってShock Waveが出来たっぽいのですが、製品は世界のPanasonicだけあって一級品で、防水・防塵はもちろん、落としても壊れない頑丈さ、そして業界屈指の低音の再生(VMSS)が搭載など、内容面だけでも素晴らしい商品になり、全世界的にヒットした記憶があります。


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 その限りにおいてこの商品は日本でもウケた訳ですが・・・日本ではちょうど若者の間で「HipHop/DJ文化」が栄えたことが重要で、この流れに乗った少年達がShock Waveを受け入れたことが大きいと思います!!

 時期的には、先日紹介したNight Flightとも被るのですが96年くらいからの時期がまさにそうで、HipHopが流行の先端になり、DJミックスをしたミックステープが一般化したことに伴い、その受け皿としてShock Waveが珍重された・・・ように思えます。

 もちろん、後で紹介する機能面の良さもありましたが、パット見た時の存在感など・・・何よりも「HipHopらしいラフさ」が生きたデザインが素敵で、みんながこぞって使ってましたね(^0^)
 先ほど紹介したSonyのが貧弱なのでアレですが、SonyのとShock Waveを並べれば一目瞭然でShock Waveの方がカッコいいし、何よりも上の「3色並び」を見たらグッと来ないとBじゃないっすよね!!

 無論、他の商品なんかを使ってる人も多かった(安いテレコにポスカとかでカラーリング&タグってるのを使う人も多かった!)ですが、Shock Waveはある意味「マストアイテム」になり、むしろShock Waveを持ってなければ本物じゃない!みたいな空気もあったと思います。
 ファッション面でもコレが重要だったところもあり、渋谷のレコ村辺りでは、普通のイヤホンをつけてる人よりも、Shock Waveの微妙なヘッドホンを付けてたり、首にかけて闊歩してるBが大変多かったっすね。
 

 ただ、相対的に考えると、コレを使ってたのは「Bな輩」が大半で、一般では全く受けてなかったです。

 私も当時からコレを使ってましたが、ロックとかが好きな友人からは「なんでこんな大きいの使うの?」とか「まだテープなの?今はMDじゃないの?」みたいなことを言われており、Bな輩以外で持ってる人は殆どいなかったと思います。
 考えてみれば、電化製品って高機能と小型化が重要なジャンルなのに、全くもって時代と逆行してた訳で、当然一般では受けないですよね・・・ある時期からコレを電車の中で出すのが恥ずかしくなった時期もありました・・・


 つまり、この商品は、テープレコーダー自体が時代遅れになる寸前に作られたと言っても過言ではない商品な訳で、大きさや機能面、そして存在価値において実は「時代と逆行してた商品」だったのですが、HipHopの流れに上手く乗って、Bな輩に売れてしまった・・・そんな商品だと思います。





(3)商品の性能について

 では、今度は機能面の話をしてみましょう。

 商品的にはオートリバースとラジオが付いた携帯型テープレコーダーな訳ですが、以下の点が他の機種にないポイントになると思いますので、色々と書いてみたいと思います。



① 頑丈さと分厚さ

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 まず、この商品においては、本体が「防水・防塵・外部ショックに耐えられる頑丈さ」を兼ね備えている点が大きいと思います。

 上の写真のように、本体はかなり分厚く、実寸で4cmぐらいあります・・・テープ世代の方にとっては「昭和」なサイズですよね(^^;)

 恐らく、メーカーとしてはスポーティーの方向性として、外で使用することを前提に考えて、相対的に頑丈に作っていたと思われます。
 ボタン類・テープの挿入部分などは全て防水使用になってたり、作りも頑丈になってたり・・・まあ、実際には壊れる(特にモーター部分)ことが多いのですが、普通のテープレコーダーよりも頑丈だったことは間違えありません。

 特に、あの「押し込み型のボタン」「蓋を閉めるメタル製ノブ」はイイですよね・・・
 機能面としてはアレですが、とにかく無骨で男らしい感じで、こういう所にBな輩が反応したと思います!

 ただ、やっぱり「大きい」ですね(^^;)

 その頑丈さの代償になるのかもしれないですが、本体がとにかく大きく、バックなんかに入れるとかなり邪魔です・・・昔っからそう思っていましたが、今の時代だと更に大きく感じます(^^;)



② カッコいいデザイン

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 ただ、本体自体はかなり大きいですが・・・それもやっぱり「魅力」の一つだったと思います!!

 まるで、RUN-DMCの頃のバカでかいラジカセと言えば分かりやすいのかな・・・「圧倒的な存在感」はバリバリで、これに関しては憎めないっすね!
 こういうことは好みの問題かもしれないですが、商品全体にB用語でいう「ラージ」な感じがあり、機能面を捨てでも、このスタイルはカッコいいっすね~

 特に後ほど紹介する初期モデルは、まだデザインも内容も過剰にならず、シンプルな感じなんだけど、ポップさを内包した感じがたまらなく、グッとくる存在感は唯一無二で、コレをデザインした方のセンスは素敵です(^0^)

 まあ、黄色なんかはソニーのスポーツタイプを模倣した部分もあると思いますが、問題な商品自体の大きさも魅力になり、その辺りが確実に「Bウケ」し、商品がヒットしたんじゃないかと思います!!



③ 破壊力抜群な低音

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 そして、次が一番重要かもしれないですが、この商品の肝は「音」の方で、業界屈指の低音再生「VMSS」が搭載されている点が大きいと思います!

 これは「Virtual Motion Sound System」の略で、いわゆるXBS(Extra Bass System)の更に上をいく低音強調をするシステムで・・・コレがあったからこそBな輩にウケたと思われます!

 実際にはNomarl→XBS→VMSSに切り替えが出来ましたが、メーカーとしては「低音を立体的に出すことで、更なる刺激を!」みたいな考えがあったようで、ヘッドフォンがブルブル震えるぐらい低音を強調し、慣れないと耳がおかしくなるんじゃないか・・・ってぐらい跳ねまくります!
 当時としては、Panasonicがコレをかなり売りにしてたようで、この音の存在から「Shock Wave」って名前を付けたと言ってもイイぐらいで、他のテレコとは別型番(RQ-SW系)として製造をしてたようです。

 このVMSSの出力は、低音を重視するクラブミュージックには最適で、クラブの大きなスピーカーで感じる「波動」を耳全体で感じることが出来るってのは大きく、キックの存在が重要なHipHop界隈でウケた理由になるかな~とも思えます。

 実体験として、私も中学生位の時、親からもらったSony製の普通のWalkmanを使って初期はミックステープを聞いていましたが、低音が全然出ないので面白くなく、友達が使ってたShock Waveを聞かせてもらったら一撃で・・・速攻でバイト代で購入した記憶があります。
 当時は黄色を使ってましたが、それまでカッコいいと思わなかった曲が突然カッコよく聞こえるんですよね・・・Nasの1stは、最初はその良さに気付きませんでしたが、Shock Waveで聴いたら凄くカッコよく聞こえ、ヤラれ続けた記憶があります(^0^)

 XBSでも十分に再生されますが、ベースラインだったりキックの跳ね方なんかはしっかりと再生されており、コレは今のMP3系の再生デバイスでは難しい(必要じゃない?)機能な様な気がします??



④ ラジオ機能

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 んで、この商品にはAMとFMのラジオ機能も付いており、メーカーとしてはかなりプッシュしてたようですが・・・日本ではあんまり受けなかったかな~と思います。

 海外(特にUS)では需要はあったかもしれないですが、日本では音楽主体の放送は少なく、特にクラブミュージックになるともっと厳しいので、これは結果として利用してた方は少ないかもしれないっすね。

 局地的にコレでNight FlightやCypherを聞いたって方もいるかもしれないですが、大半の方が家にいる時間帯なので、わざわざコレでは聴かないですよね~
 私自身は、普通のラジオも好きだったのでコレを使ってラジオも聞いてましたが、HipHop的なラジオの使い方になると皆無で、たまに渋谷に行った時、出来たばかりのShibuyaFMを聴く位でした・・・NYのHot97みたいな24時間音楽ラジオチャンネルがあれば成立したかもしれないっすね。

 ちなみに、ラジオの受信に関しては、写真の左のようなプリセットタイプアナログダイヤル式の2種類が流通してましたが、日本では圧倒的にプリセットタイプが流通してました。
 ダイヤル式は割と海外で受けてた印象があり、日本にも逆輸入版みたいな形でアナログダイヤル式が売られてましたが、ラジオの周波数帯が違うので、あんまり使えなかったようですね??



⑤ 微妙なヘッドフォン

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 Shock Waveと言えば、コレを連想する方が多いかもしれないですが・・・私としてはイイ思い出がありません(--;)

 この商品には、先ほど紹介したVMSSシステムを生かすべく、写真のような小型なヘッドフォンが付属されていました。
 メーカーとしてはVMSSのダイナミックさを表現するためと、商品のスポーティーなイメージを出すために、本体と同じ色の小型なヘッドホンを付けており、耳の穴に差し込むタイプのイヤホンとは異なるダイナミックな臨場感が味わえ、コレもShock Waveの人気を裏付けた部分だと思います。

 ただ、このヘッドフォン・・・使ってた方なら分かると思いますがが、とにかく壊れやすく、付け根のプラスチックの部分が折れやすいのが問題で・・・これに泣いた方は多いかと思います。

 私もそうで、1年ぐらい使ってると必ず折れてしまい、アロンアルファで接着してもダメで、耳に差し込むイヤホンを代わりに付けたら臨場感がなく・・・結局、量販店から部品注文という形で同じものを取り寄せていました・・・確か5000円ぐらいだったと思います(--;)
 笑い話じゃないですが、写真のようなポップなデザインも良かったので、無理して高い値段で同じヘッドフォンを取り寄せましたが、冷静に考えたら、なんであんなチャッちいヘッドフォンを5000円ぐらいで取り寄せていたのかが謎です・・・それも2回ぐらい取り寄せました(--;)

 今現在、私はこのShock Waveをフリマでゲットしてますが、本体は出るものの、このヘッドフォンが出ることは殆どなく、きっと壊した方が多いんだろうな~と思います。
 なので、私もオリジナルのヘッドフォンは持っていなく、写真は当時の雑誌から撮影しました・・・なんで、あれは折れるんでしょうね(^^;)

 ちなみに、今現在は、以前「片耳ヘッドフォン」で紹介した、ソニー製のDJ用ヘッドフォンを直結で使ってますが、本体の低音再生を逃さない形で再生してくれるので、オリジナルのヘッドフォンよりも良い組み合わせになっていますよ!!

 あと、オリジナルのヘッドフォンは、とにかく「音漏れ」がひどく、電車なんかにのって聴いてると、まわりのオっちゃんから注意されたことが多々あります・・・皆さんもそうですか??



⑥ 腰に付ける為のバックル

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 コレは使わなかった方も多かったかも? ただ、私はかなり使ってましたよ!!

 この商品は、スポーティーさを売りにしてた部分もあるので、外で運動をしながら使えるような大前提があり、そのために①の頑丈さがあった訳ですが、使用時の利便性を考え、腰のズボンなどに取り付けるための「着脱式のバックル」が付属されていました。
 写真は付けた状態で、実はコレを付けると更に本体の厚さが増える(6cm位になる!)ので、全く使用しなかった方も多かったですが、結構使っていた方が多い部品だと思います。

 個人的には、今年の春にアップしたミックステープ1000本突破記念の記事(今現在は1200本になりましたが・・・)でも書きましたが、犬の散歩の時に大変重宝しました!!

 うちの犬(ラブラドールレトリバー・オス)は、馬鹿みたくハイスピードな散歩をする犬だったので、動いても平気なテレコが第一前提だったこともあり、おのずとShock Waveを使用してましたが、ズボンのポケットには入らないので、ズボンの腰にバックルで引っかけて使っていましたね・・・
 先日の記事でも書きましたが、Shock Waveの持つ音のポテンシャルの高さから、ミックステープの良さに気付いてしまった原因でもあるのですが、どんなに動いて使用しても、ちゃんと再生してくれた点は非常に大きく、私がミックステープ馬鹿になった原因はココにあると思います!

 ちなみに、当時、犬の前で自分の腰にShock Waveを「ガシっ」と装着すると、うちの犬は「今日の兄貴は本気だワン」と尻尾を振り、喜んで散歩に出陣してた記憶があります・・・なんか昭和の匂いのするいい話ですね(^^;)

 あと、犬の散歩の時もそうですが、本体のポップなデザイン性が良かったので、あえて周りに「見せつける」意味で使用してが方も多いかと思います。
 私も犬の散歩時、初期はその意味合いで見せるような形で付けてましたが・・・段々とMD時代になってくると見せるのが恥ずかしくなってきたので、Tシャツやジャンパーの下に隠していた記憶があります・・・コレも昭和ですね(^^;)





(4)商品の紹介

 そんなわけで、こんな凸凹な商品でしたが、実はいろいろな商品が製造され、世に流通していました。

 ここ数年、聴く用にShock Waveを探し続けていましたが、掘っていく過程で色々な商品があることが分かり、皆さんも御存じのとおり、私のダメな「掘り癖」で、様々な機種を発掘して参りましたので、それを以下で紹介したいと思います。

 買ったけど動かなかった(それを承知で買ったけど・・・)のも多いので、機能面の話があまりないですが、参考にしていただければ何よりです。
 なお、パナのサイトには全く情報がなかったですが、時系列や商品の情報に関してはWikiの資料を参考にしました・・・ご了承ください。
 また、全部の機種はもってないので、自分が持ってる商品のみを御案内致します。



① 初期モデル RQ-SW20 1996/3~

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 これが一番「見慣れてる」Shock Waveだと思いますが、資料でいくとコレが一番最初にリリースされた商品になるようです。

 XBS/VMSSが標準搭載、ラジオがプリセットになり、先ほど(3)で紹介した機能は全部網羅されているタイプで、Shock Waveと言ったら真っ先にこの形を連想する方が多いと思います。
 価格は確か1万5000円位(もうちょっと高かったかも?)だったと思いますが、このタイプは爆発的にヒットし、以下で紹介するシリーズの中で一番売れていた商品だと思うので、実際にコレを使ってた方は大変多いと思います。
 
 私も当時、このタイプを2度購入しましたが、ホントShock Waveの素晴らしさが内包された商品で、一番好きなタイプです(^0^)
 今でも、このタイプを使用することが多いのですが、以後リリースされる商品の中では一番シンプルなのに、結果としてそれ以上の機能は全く必要がないので、コレが最初にして「最高の機種」だと考えています!


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 また、この機種においては「デザインの良さ」も重要だと思います。

 シンプルでポップなデザインもさることながら、本体の「配色」に種類があることが大きく、こういった点が「B魂」を揺さぶったのかな~と思います!!
 基本色は「黄色」「青色」「迷彩」の3色が発売され、限定で右下の変形迷彩色(他の限定色もあり)なんかも販売されてましたが、どの配色もシンプルで、まるでTechnicsのターンテーブルのような「シンプル・イズ・ベスト」が生きているのがウケた理由でしょうね!

 この当時のテープレコーダーって、本体の機能性を優先してた為、デザイン的には微妙なのが多く、ここまでポップな色合いで、大きさ込みで圧倒的な存在感があった商品はなかったと思います。
 ほんと、パッと見た時の「存在感」は絶対的で、ホント素敵なデザインで、今でも十分通じるデザインじゃないかと思います。

 なお、B的には迷彩が人気があったように思えますすが、迷彩は結構「冒険」な色なので、みんな無難に「青色」と「黄色」を使ってる方が多かったような気がします・・・
 私自身は「黄色」を買ってたし、フリマレベルだと「青」が一番遭遇し、人気なはずの「迷彩」は意外と出てないので、Bでも保守的(?)な人が多かったのかな~とも思えます。
 


② 初期モデル(別Ver) RQ-SW5Z 1996/9~

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 このタイプを使ってた方は多分少ないと思いますが、イメージとしては①の省略タイプとして若干安い値段で販売してたタイプかもしれないです??

 このタイプは①と比べると、次の点で違いがあります。

 ・ ラジオのプリセットがなくなり、ダイヤルで調整する方式になっている
 ・ 低音強調のVMSSが入ってなく、XBSのみになっている

 コレでもテープを聴くのには困らないのですが、私の知る限りだと使ってた方は少なく・・・フリマで発掘するのが超大変でした(^^;)
 まあ、省スペックにしたものの、デザインがダメ過ぎるので人気が出なかったのかな?と思います。

 なお、海外モデルではコレの方が多かったような気がします・・・どうですかね??



③ 後期モデル RQ-SW70 1997/9~

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 この辺になると、MDが出始めてたので、持ってる方は少ないかも??

 内容的には初期タイプとあんまり変わりは無く、リバースボタンや低音のボタンが変更になったりしたのですが、デザインがダメな方向で変わっています(^^;)

 メーカーとしては、液晶部分や外装が光ったりするのが売りだったらしいのですが、デザインがごちゃごちゃしすぎてシンプルさがなく、個人的にはダメですかね~

 ちなみに、私が持ってるのは動くには動くのですが、本体で使われている「ゴム」素材が溶けたような感じでベトベトしてて・・・持ち運ぶ気になれません(^^;)
 他の機種もそうなんですが、フリマで掘ったShock Waveはホント「微妙な故障」が多く、再生ピッチが微妙に遅い(-0.5%ぐらい)のとか、逆に微妙に早いのがあったり・・・ある意味「個性的」な子たちもいます(^^;)



④ 後期モデル(新Ver) RQ-SW66V 1998/6~

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 これもお持ちだった方は少ないと思います?

 ③をベースにバージョンアップをした商品で、電池が1本(今までは2本)になったことや、ディスプレーがもっと多様化したりしたようですが・・・ボタンの作りなんかは軽くなっており、重厚感がなくなってしまった感じですかね??
 パッと見た時のシンプルさはなく、これもあんまりカッコよくないっすかね~

 ちなみに、コレはフリマで購入した直後は動いてたのですが、すぐに動かなくなりました・・・残念(--;)



⑤ 薄型タイプ(初期モデル) RQ-SW50 1997/6~

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 これも持ってる人はあんまりいなかったような気がします??

 Shock Waveの商品が持つ大きな問題として「大きさ」があるわけですが、それを解消した商品になり、いわゆる一般的な薄型モデルにShock Waveの理念(頑丈さ、低音強調)を入れた商品になります。

 一般的な薄型モデルまではいきませんが、電池がリチウムバッテリーに変更したり、ボタンの配置などを変えることでかなり薄く(実寸で2cm程度)になっています。
 初期にはラジオ付きとか、VMSS付きとか、何種類かがあったようですが、写真のはVMSSなし(XBSのみ)のモデルで、写真のは壊れてたので音は確認できませんでしたが、作りに関しては流石Panasonicな感じですかね。

 Shock Waveを使ってると、やっぱり「大きさ」がネックで、あの大きさって結構邪魔だったりするので、その市場の要望に素直に答えた商品なのかもしれないです。
 特に、重要なのが、薄型モデルにはイヤホンラインの途中に「リモコン」が搭載されており、本体を触らずとも操作できるのは大きいのかな・・・通常のモデルは本体にしか操作部が無いので、操作するのにいちいち本体を触らないといけないのは評判があんまり良くなかったかも?

 ただ・・・Shock Waveらしさが全くないですよね!

 なんて言ったらいいのか分からないですが、グッとこないんですよ・・・男らしくないって表現が近いかもしれないですが、薄いのが欲しいのならShock Waveなんか使うなよ!って感じなんですよね~
 見た目もそうだし、本体側のボタン(本体裏面に地味にある)もグッと来ないし・・・・わざわざShock Waveの名前を付けて無理して作るほどでもなかった・・・そんな気がします。

 そんなわけで、あんまり人気がなかったような気がします??



⑥ 薄型モデル(後期モデル) RQ-SW77 1998/7~

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 そんな個人的には不評な薄型モデルですが、一応、後期モデルらしきものもあり、写真のようにちょっとだけデザインが変わってるモデルもありました。

 資料によると初期モデルの発展版らしく、VMSSが2段階調整が出来るようになったらしいのですが、そんなに魅力があるわけでもなく、これもそんなに売れなかったような気がします。

 これに関しては、動くのを掘れたので実際に聞いて見たのですが、音は悪くは無かったですが、操作がめんどくさく、何よりも大きい通常モデルのに慣れちゃうとグッと来なく、数回使用しただけで使うのをヤメました(^^;)
 なんか、使う自分の「フィーリング」の問題になっちゃうのですが、これも男らしくないっすね。



⑦ CDプレイヤー(初期モデル) SL-SW404 1996/9~

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 さあ、ココからは変化球の商品の紹介ですよ!

 Shock Waveってテープレコーダーのイメージが強いですが、実はCDプレイヤーMDプレイヤーも出ており、CDの方は使ってた方も少なくは無かったと思います。

 写真のはCDの初期タイプで、①のテープ版初期モデルとほぼ同系統のデザインで、私自身は当時は使ってなかったですが、たまに使ってる人を見かけたことは多いモデルだと思います。

 内容としては、Shock Waveらしい頑丈さと低音強調が売りで、初期モデルはXBS止まり(X-DSSPという名称になってる)ですが、音は悪くは無いっすね。

 ただ、確かに本体は頑丈なのですが、移動しながら聴いてると、振動による「音飛び」があるわけですが、この点は微妙で、初期モデルは歩きながら聴くのがかなり厳しいです(^^;)
 個人的に試した範囲なのでアレですが、資料でも初期モデルには音飛び防止の機能(アンチショックメモリー)が無いようで、運動しながら聴くのは無理かもしれないです。

 まあ、見た目はテープの初期モデルに近いので、コレは結構好きです(^0^)



⑧ CDプレイヤー(中期モデル) SL-SW415 1997/5~

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 んで、CDタイプには、やっぱり後続モデルが何種類かあるようで、コレは⑦の改善版の商品のようです。

 音飛び防止のためにアンチショックメモリーを搭載したり、音の方もVMSSで聴けるようになったり、商品自体のレベルアップを図ってます。
 なお、これ以降の商品もあるようですが、以降の商品はアンチショックメモリーの対応時間が長くなってるようですね・・・

 コレも使ってみましたが、音はコッチの方が良かったと思いますが、音飛び機能は微妙で、結構飛びます・・・今現在売っているソニーの4000円ぐらいの廉価商品の方が強いです(^^;)



⑨ MDプレイヤー SJ-SW9MD 1998年頃??

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 商品紹介の最後はMDタイプを紹介しましょう! これは発掘するまで超時間がかかりましよ・・・

 今まで紹介したテープレコーダーなりCDプレイヤーは、残念ながら90年代後半になってくるとMDの登場と共に売れ行きが落ちていました。

 携帯型の音楽プレイヤーを考えると、やっぱり「大きさ」なんかが重要で、大きさはもちろん音や電池のことなど、全ての条件でMDに優位性が出て、テープレコーダーやCDプレイヤーを利用してた方も、MDに乗り換えた方が多かったと思います。
 その、市場の要望を受けてShock Waveブランドで出したのがコレになり、そんなには売れてないかもしれないですが、発売当時はちょっと話題になったと思います。

 Shock Waveらしい頑丈さもさることながら、後期に出たモデルにしてはカッコいいデザインで、結構ピクっとくるのが、この商品は腰に付けるバックルが無い代わりに、腕に付けるためのアームバンドが別付であり、それが結構カッコ良かったっすね。
 フリマで掘った商品は、残念ながらアームバンドが無かったのでアレですが、当時の広告では確かMaster Keyがモデルになってたのがあり、それが印象的でした(^0^)

 なお、これも買ったけど再生は出来なかったので、音の良し悪しは分からないっす(^^;)





(5)まとめ

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 いかがだったでしょうか?

 かなり独断な意見が強い紹介だったかもしれないですが、Shock Waveというのはこういう商品になります。

 個人的には「①の初期モデル」が一番好きで好きな訳ですが、それ以外の商品にももちろん魅力はあり、ホントいい商品だったな~と思います。

 MP3時代の今には必要ないかもしれないですが、この圧倒的な存在感と、男らしい操作性、そしてファットな音はコレ以外にはなく、私としては今の時代でも十分通用する商品だと思ってます。
 まるで、燃費や操作性が圧倒的に悪いけど、個性的なデザインとなぜか気持ちいいエンジンを持った旧型の車・・・そんなところだと思います。


 きっとiPhoneとかでMP3を聞く方が便利だと思いますが・・・私にとっては「Shock Waveでミックステープを聴く」事の快感が、まだ私を手放してくれないので、暫くはShock WaveとCDプレイヤーで頑張りたいと思います!!


 んでは、今後も「こいつら」でミックステープとかを聞いて、ブログを更新していきますので宜しくお願い致します(^0^)







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『おまけ - Shock Wave あれこれ』

 以下では、本文では書けなかったShock Wave関連の話題を書いておきたいと思います。


① 私の入手方法

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 文中でも書きましたが、今回紹介したShock Waveは全て都内各所の「フリーマーケット」で入手しました。

 馴染みのない方にはピンとこないかもしれないですが、フリマは週末になると結構な数が開催されており、実はアンダーグラウンド(?)ではメチャクチャ規模の大きい存在になっています。
 私が高校生ぐらいの時、ブームがあり、それで通うようになったのですが、ある時期からミックステープが掘れることが分かり、その流れでShock Waveも掘れることが分かり・・・ここ数年は時間があれば通うようになりました。

 フリマの魅力って、その日その日で出店する人や品物が変わってくるので、何度も通うとその度に面白モノと遭遇出来るのが魅力で、先日もレゲエ系のテープを奇跡的に大量ゲット出来た話を書きましたが、テープとかShock Waveのようなニッチな商品も、運が良ければ遭遇できる・・・というところがあると思います。
 まあ、全く何もなく、坊主で帰ったことも多々ありますので、ホント「運」が勝負な感じですかね・・・


 ただ、Shock Waveに関しては、異常に「オジサマ系の店」で掘れることが多く、ある時期からはコレ系の店を集中的にチェックしてました。

 分からない方に補足をしておくと、フリマって色んな人が出店しており、それこそ家で不要なモノを売りに来た普通な人や、商品を売ることが楽しみなセミプロな人(服系は多い)や、フリマで出店することが本業になってるプロな方など・・・色んなタイプの方がいるのですが、その中で「オジサマ」の店は異彩を放って、素人を寄せ付けない感じがあります(^^;)

 オジサマ達の店の特徴は、とにかく意味不明な商品が、かなり適当に展示されており・・・それこそACアダプターが箱いっぱいにあったり、かなり汚れた電ノコが売ってたり・・・分かりやすい表現だと「どや」っぽい感じですかね??
 これは書きづらいのですが・・・恐らく誰かが捨てたのをゴミ捨て場からゲットしちゃったのかな~(憶測ですよww)という商品を中心に販売されている方ですかね(^^;)

 まあ、私も初期は近寄りませんでしたが、オジサマ系のお店は、基本「過去」の商品が多いので、異常にテレコの出品が多いことに気付き、チェックするようになったのですが、オジサマ達はShock Waveの素晴らしさ(?)を知らないので、格安で入手することが出来ます。
 また、オジサマのお店は、どうやらオジサマのアジト(?)にある「商品箱」次第で在庫が変わるので、忘れた頃にフリマに行き、同じオジサマの店に行くと、箱が変わってて、探したらShock Waveが出てきた・・・みたいなこともあり、フリマにおいては「ブラックボックス」的な存在かな~と思います。

 ちなみに、どういういきさつでオジサマ達がShock Waveを入手してきたかは知らないふり(?)をしますが、買うとおまけでテープが入ってることが多く、この入ってるテープも魅力ですかね。
 捨てちゃったのもありますが、ピチカートⅤのアドバンステープだったり、パンクバンドの山嵐のアルバムをコピったテープだったり、Shock Waveなのに「バラード集」と書いたテープが出てきたり・・・イイ味が出てますね(^^;)

 
 そんなわけで、Shock Waveが欲しいという方は、ヤフオクなどで入手する方法もあると思いますが(結構落札額が高いですね!)、こういう間違った方法もあるので「掘って」みてくださいね(^^;) 
 


② 幻のテープ

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 勝手にお借りしちゃった写真なので軽く修正をしておきますが、Shock Waveの販促の一環で、なんと「DJ Kensei」さんによるミックステープが配布された時期があったそうです!!
 どうやら1997年頃のようで、コレは私も未入手ですが、是非とも欲しいテープです!!

 私も当時、このテープのことはチラッと聞いた記憶がありますが、細かい情報は分からず、当時は入手出来なかったのですが、ある時期にヤフオクで確認(写真はその時のヤツ)し、本当にあったんだ~と知った作品になります。
 ニコニコにはそのテープの音源が上がっているみたいですが、テープにPanasonicなりShock Waveのマークが印字されてる時点でグッときます・・・その内、入手できることを祈りましょう(^^;)








 
ここ最近のMUROグッズ
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 久しぶりの2連チャン更新・・・ここで報告しておかないと、いつ「ネタ」に出来るのか分からないので、ゆる~く更新です(^^;)


 我らのキングこと「MURO」さんですが、今年に入ってから既に何作もミックス作品をリリースし、本当に精力的に活動をされていますが、今月はミックス作品以外の「グッズ」の発売が多く、散財の日々が続いております・・・
 そんな散財をして購入をした「MUROグッズ」を御紹介します・・・こうして紹介することで無駄遣いはしたけどネタとして利用できたと思えるので、ある種の罪滅ぼし更新だったりします(--;)


① K.O.D.P. × Dr. Suzuki スリップマット

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 今月中ごろにリリースされた一品で、滑りがメチャクチャいいスリップマットとして名高い「Dr. Suzuki」ブランドと、MUROさんのコラボ企画で、90年代中ごろに多用していた上記デザインを使用したメチャクチャカッコいいスリップマットです!
 値段は2980円で、シリアルナンバー入り、販売はDMR限定で4月中旬に発売し、発売日の仕事帰りに軽く酔った勢いで「赤」を買いました!!

 このデザインは・・・ホント欲しかったスリップマットで、MUROさんのお店であるSavageの初期(90年代中ごろ)は普通のフェルト素材のを売ってたようですが、私が通い始めた頃には他のデザインに変わっていて・・・欲しかったけど買えなかったデザインのスリップマットです。
 MUROファンなら絶対好きなデザインだし、たまには気分転換で変えてみよう・・・ということで、たまに写真で登場してた「Ubiquity Records」のスリップマットから変更をしました(^0^)

 ちなみに、このSuzukiブランド、スリップマットの下にビニールを敷かなくてもメチャクチャ滑り、逆にビニールを敷くと滑りが悪くなる・・・という感じで、半信半疑で敷いてみたら本当に滑りが良く、1@年ぶりにビニールを取りました!!
 ただ・・・レコードは買ってるし、聴いたりはしてますが・・・自宅のタンテでDJらしきことはここ最近は殆どしてないので、滑りの良さは関係ない・・・です(--;)

 あと、DMRでは売り切れですが、今日行った池袋のユニオン(DMR限定じゃないの?)だと売ってましたよ~♪
 
 
②[lil' limo × KING INC] KEY CHARM

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 ミックステープ馬鹿なので、この商品の情報を知った時、絶対に買わないといけないな~と思い、ちょっと恥ずかしい思いをしつつ買ってきました!!

 この商品は、Lil' Limoという女性向け雑貨屋さん(?)の企画で、MUROさんの昔リリースしたミックステープを分解し、どうやら「小物入れ」に再生した商品で・・・早い話、売れ残ったテープを再加工した商品です。

 写真だと分かりにくいかもしれないですが、テープ本体を分解し、磁気テープなどを抜き取り、大胆に穴あけ&靴ひもを入れ、テープ本体の上部に両面テープ見たいのをつけて強引にケースに仕上げてあります・・・
 恐らく、MUROさん側で在庫が余ってるテープ(一時期安売りしてたテープですね)を流したようで、サイトを見ると6種類ぐらいあるようで、値段は1575円です。

 MURO作品を愛するものとして、こういった展開(=カセットとしては価値がなく、分解されちゃったこと)は正直悲しいですが、俺が買わないで誰が買う!って気持ちになり、渋々買いました・・・
 
 販売ははMUROさんのサイト(通販)とLil' Limoのお店だけのようで、通販は嫌いなので販売を行っているLil' Limoのお店を調べ、お店に行きましたが・・・スゲー恥ずかしかった!!
 なぜかというと、お店は西麻布とラフォーレ原宿にあり、別件の用事のついでに十年ぶりぐらいの勢いでラフォーレ原宿に行きましたが・・・モロ女の子向けのフロアー&お店で、30近いオッサンが買いに行くのには場違い過ぎてかなりきつかったからです(--;)
 ただ、割り切って(?)お店に入り、店員のおねーちゃんに「これください」といって、色々と話(元のテープを全部持ってるって言ったら思いっきり引かれた・・・)をし、無事に買えました(^0^)

 買ったのは「Super Funk Breaksの白」で、他にもDiggin' OSTなんかがありましたが、買うのが恥ずかしくって無意識に決めてしまいました・・・
 う~ん、きっと使うことは無いんだろうな~(^^;)

 でも、MUROさんを知らない女の子が、バックとかにつけてるのを街中で見たらちょっと嬉しいかも? これに関してはMUROさんのデザインが世間に認められたってことでしょうかね??

 ちなみに、このLil' Limoって、音楽系のグッズ(特にレゲエ)が強いようで、Studio 1のLPを使ったバック(ジャケとかじゃなく、黒いレコード本体をです!)が六万ぐらいで売ってましたよ!!
 お姉ちゃんに「これ、ぶつかったら割れるでしょ?」って聴いたら、笑顔で「割れますね~」って言ってたのが最高です!!


③MURO×disk union コラボ レコードバッグ 

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 これは・・・無駄遣いになるんだろうな(--;)
 
 いまやレコード業界のトップになりつつあるディスクユニオンが、MUROさんとコラボした商品で、ユニオンの伝統商品である「レコードバック」をリリースしました。
 ちょうど去年の年末からユニオンのブラック部門の月刊チラシ(黒汁通信)でMUROさんのロングインタビューがあり、かなり濃い話で盛り上がった(ユニオンのスタッフも濃い人が多いからね~)そうで、それが発端で始まった企画だそうです。

 このバック自体は、東京に住んでると見かけると思いますが、レコードが20枚ぐらい入るバックで、何枚もレコードが買った時なんかは持ち運びに便利なバックですね。
 ただ、レコード以外を入れようとすると、あんまり使えないバックで、私自身もこのバック(通常のユニオンタイプ)は持ってますが、殆ど使ってなく、タンスの奥底に眠ってると思います・・・
 ちなみに、このバックは買ったことはなく(!)、新宿のユニオンが一時期、年末のセールで@万円買うとこのバックを無料でくれることが何度かあり、通算で行くと、このバックは2つ、折りたたみが出来るエコバック(これはフル活用してます!)は一つ貰いました・・・ユニオンのこういう太っ腹なところが好きです!

 んで、MURO仕様のバックはちょうど今日が発売日で、店頭には殆ど出してないみたいですが、某ユニオンで買いました!
 使わないのは重々承知ですが、歴史的なコラボ(ユニオンでは「レコードに命を懸ける2大巨頭が夢のコラボレーション !」と言ってます!)だけに、ファンとしては買わないとダメですからね(^^;)

 ただ、ちょうど今日からユニオンのGWセールで、レシート合算一万円でTシャツプレゼントがあるので、これに標準を合わせてたので、MUROさんの新作CD(流石です!)とかを買いつつ、Tシャツも無事ゲットし、元はちょっとは取った買い物かな??
 あっ、今の話、嘘だ・・・Tシャツも着ないよ・・・絶対(--;)



 これ以外にも、MUROさん関連のブツは結構今月は買いましたが・・・まだ秘密にしておきます(^^;) やっとゲットできた某ノベルティーCD(Daddyじゃないよ)とかで、そのうち紹介します~♪
 んでは、罪滅ぼし企画でした~♪


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<おまけ> 動画吸い出しツール

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 先日、更新した「DJに関する動画 その1」において、少しだけ触れた「動画吸い出しツール(こんな名前でいいの?)」をおまけで紹介します。

 今回は、上記のようなケーブルを用いてビデオデッキからパソコンに取り込みをしましたが・・・写真が二つあるように、一度買い直しをしました(--;)

 私はあんまりパソコンに詳しくないのですが、売る覚えで「パソコンとビデオデッキに繋げるケーブル」が売ってるような・・・記憶があり、それを元にビックカメラに行ったら売ってて、適当な「写真左(メーカー名は秘密)」を買ったら・・・これがクセモノでした!
 付属してるキャプチャー用のソフトがダメで、元のビデオテープにノイズが走るとすぐ録画が停止する仕様になっており、録画が全くできない(!)代物でした!!
 どうやら「コピーガード」の為らしく、買った後にネットで調べたら罵詈雑言の嵐で、なんでこんなの売ってるんだろう?と首を傾げたくなります。
 まあ、私も値段が安かったので買ったり、特に調べずに買ったのがいけなかったのですが・・・あんなに目立つ陳列されてたら買うよな~(怒)

 んで、一度火がついちゃったので、なんとかして録画したい!って気持ちが先走り、失敗した奴は横に置いといて(テープとかの音の吸い出しは出来るので今後使いましょう)、他のメーカーのを買ったんですね・・・私は意外とめんどくさがり&気が短いので、メーカーに文句を言う前に買ってしまいました!!
 今度は色々調べ、頼れるバファローの「コレ」を買いましたが、これは正解でした!!
 今回紹介したのは全部これで吸いましたが、簡単&割と綺麗に録画・録音が出来るのでお勧めです~♪

 あと、動画の編集は・・・色々とフリーソフトを落としましたが、結局、Windowsに入ってる「ムービーメーカー」ってソフトが簡単だったので、それでWMVにしました・・・簡単ってイイね!


 なんか、低レベルな話ですが、これも罪滅ぼしな話でした(^^;) ソロバンさん、こんな私ですが、許してやって(?)ください・・・
 あと、明日は仕事だけど、夜はDanny先生のパーティー!! 楽しみだな~(^0^)



Searching Flyer
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 昨日アップした『DJ Lincoln 「Searching - Playing the Real Stuff」』のおまけで、Searchingのフライヤーをランダムにご紹介したいと思います(^0^)
 気づいたら、結構持ってましたね・・・


<はじめに>

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 え~、ここ最近はやっと峠を過ぎましたが、ブログ用に手持ちのフライヤーをセッセと撮影してて、その中で個人的には「Searching」のフライヤーは大変カッコ良く、フライヤーが出るたびに収集してたようで、結構な枚数がありました・・・

 んで、見返してて、パッと思い出したのが、上の写真のUniversoundsです。

 前の西新宿のお店(写真は現在の高円寺)に行ったことがある方なら分かると思いますが、レジの横辺りの壁に、このSearchingのフライヤーが何十枚も貼られており、凄いカッコ良かったんですよ・・・

 まあ、オーナーの尾川さんがパーティーに参加されてたり、共同オーナーである手代木さん(Ryuhei the man !)もパーティーにゲストで参加することも多く、貼られていることは不思議ではないのですが、お店の格調の高さ(?)と相まって、小僧だった私にはホント「大人の色気」みたいなカッコよさを感じました・・・
 なんか、まるで、歴史のあるお店に誇らしげに飾ってある「写真」みたいで・・・料理店であれば、オーナーの写真とか、歴代のシェフたちや、常連のお客さんなど・・・その写真に「オーラ」が漂ってるみたいな感じですかね~
 下品なクラブのエントランスとかにある「有名人・芸能人」の写真とは違う、自分たちの「誇り」を表してるみたいで、一時期は、レコードを見るのと、その「壁」を見に行ってた・・・記憶があります。

 私自身は、20代の半ばに初めてユニバに来店し、その時はホント「意を決して」行きましたよ・・・勝手なパブリックイメージかも知れないですが、ほんと敷居の高い、高レベルなレコードが置いてある店と思ってたので、初めて行った時はドキドキして入りました(^^;)
 ただ、西新宿のお店は、雑居ビル(マンション??)の最上階に近い位置にあり、窓から見える風景がカッコよく、JRの線路をはさんで、新宿ぺぺが見え、新宿の喧騒を「風景」として見てるような・・・新宿にいながら別世界にいるみたいなロケーションで、個人的には背筋が伸びるレコード屋さんです。
 今の高円寺には、移転してからまだ1度しか行ってないですが、品揃えはJazzやFunk、Soulを中心に間違いないセレクションで、個人的には趣向がずれるので、そんなには買ってないですが、いわゆる「勉強買い」という形で異ジャンルを買ったりしました・・・なかなか何も買わずにお店を出るのって、個人っぽいお店だとなんか気をくれするんですよね(^^;)

 また、面白い思い出があります・・・
 夏のある日、お店に行った時、あの「カット・ケミスト」氏がいて、難しい顔をしながら視聴を繰り返していました。
 ただ、視聴機の横のレコード棚の上に、どこかのお店で買ったレコードが置かれ(普通のビニール袋に入れてました!!)、そこの棚を見たかったけど、なかなか声が出せず、気づいてくれた尾川さんがその袋をどかしてくれました・・・カットには無視されましたが・・・(^^;)
 有名DJ&プロデューサーが来日時に、こぞって来店するお店だからこそのエピソード・・・なのかな?
 ちなみに、先月、夜の9時頃、高円寺で野暮用があり、中央線に乗って、中野に行こうとしたら、自分が座った座席の前に営業に向かう途中らしい「Ryuhei氏」が居ました・・・45のBOXがカッコよかったな~(^0^)


 んなわけで、長い枕になりましたが、Universoundsを彩ったフライヤーをご紹介です~♪


<フライヤーの概要>

 では、まず、このフライヤーの概要をご紹介致します。

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 昨日のLincoln氏の作品紹介の時もちょと紹介したのですが、Soul/Funk期のアーティスト写真を用いたフライヤーで、出典はレコードジャケットかな・・・とも思いますが、詳しくはよく分かりません。
 もしかしたら、当時のアーティスト写真(いわゆるアー写)とか、雑誌の写真とか、そんな辺りのから出典してるかも知れないです。
 いちおう、フライヤーのサイズは時期だったり、ゲストがいる・いないで大きさが変わり、ポストカードサイズもあれば、A5だったり・・・そんなには一貫してないかな?
 便宜上、私が撮った写真の中で、大きさの区別はしないので、ご了承ください。 ちなみに初期のころはポストカードサイズが多かったと思います。

 ただ、面白いのが、このフライヤーの裏面で、パーティーの概要、開催日のインフォメーションの他に、各DJの「いち押し曲」が掲載されており・・・私が知らない曲ばっかりですが、マニアにはたまらない内容になってます。
 結構、選曲の志向性が高いパーティーだと、こういった「いち押し曲」の紹介があったりしますが、そこは国内最高峰のパーティーなわけですから一筋縄にはいきません・・・たまに意外な曲をチョイスしてて、毎月フライヤーをゲットしてはその「いち押し」を確認し、大半は分からなかったですが、喜んでいました(^^;)

 もしかしたら、興味がある方もおられるのかも知れないので、先にその裏面も撮影した分(全部は撮影してない)だけでも貼っておきますので、クリックして、大きくして確認してみてくださいね♪

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<Flyer of The Searching>

 んでは、やっと本題です(^^;)
 適当に貼りますが、①なるべく古い順、②大きさは無視、③貼り付け順で誤差あり、になりますのでご了承ください。
 また、時期的には、おそらく2001年頃から最近のものまで・・・コンプリートではないですが、かなりあると思います。
 そして、素人の私が撮ったので、見苦しい写真があったりしますので、重ねてご了承ください。

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<最後に・・・>

 いや~、約50枚ほどはあると思いますが、FC2のサーバーに怒られないかな~(^^;)
 
 時代が進むにつれ、カラーになり、見たことがあるジャケットもありますが、60年代中ごろから70年初期ぐらいの写真が中心でしょうか?
 どの写真も、陳腐な表現ですが「ソウルフル」で、時代を超えて訴えかける所があると思います・・・

 そして、何よりも、このパーティーを主催してるLincolinをはじめとしたスタッフ側の「信念」が一貫していることを、このフライヤーを見返すだけで分かり、Soul/Funkはココにあり!っと言ったところでしょうか・・・
 日本にも、世界に誇れるパーティーがある・・・って証拠かもしれないですね(^0^)


 最後に、一枚だけピックアップしたいフライヤーあります。

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 JBが亡くなった直後のフライヤーには、御大の写真の他に、裏面でLincolnからJBに対してのお悔やみの御言葉があります・・・
 個人的には「彼の音楽を聴けばいつでもそこには笑顔とダンスが生まれる」の一節にはちょっとグッときました!!
 JBの音楽を知り尽くしたからこそ、言える言葉なのかな・・・とも思います・・・言葉の重みが違いますね(^0^)

 R.I.P...Mr Funky President !!


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んなわけで、ネタ企画はこれにて終了・・・
どう思うかは人それぞれだと思いますが、何かの参考になれば光栄です。

んで、まだまだフライヤー企画はあるので、お楽しみに・・・(^^;)

Savage - Shop Sale Flyer -
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 久しぶりのネタ企画・・・やっと揃いましたので公開です(^^;)

 MUROさんのお店「Savage」における、セール時のフライヤーをまとめてご紹介致します!



『Savageについて』

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 Savageは、96年11月頃にオープンしたMUROさんのお店で、渋谷・宇田川町のあまり目立たない(?)ビルの2階で営業をしていました。
 場所的にはセンター街をずーっと突き進み、終点付近のビルで、一時期はレコード屋さんが多く入居していたビルなので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

 お店に関しては、残念ながら2008年の夏まで営業をしており、約12年間、渋谷のBをサポートし続けたお店になります。

 同じビルには、Savageがあったからかどうか分かりませんが、レコード関係のお店が結構あり、3階には「Sounds of Blackness」が長く営業し、4階「Demode」というアングラ系のレコ屋があり、その後Reggaeの「Gloria」が、5階は1年くらいだけ「Ebony」がありました。
 あと、右上の写真で看板が出てますが、最上階の6階には風俗店があったり、飲み屋があったりしました・・・ちなみに、MUROさんもレギュラーだった「Da Cyper」で、Rikoっていう飲み屋が話題になりましたね!


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 そして、店内に関しては洋服やグッズが中心のお店で、大変MUROさんらしいお店でした。

 店舗には窓がなく、照明の明かりだけなので、結構暗く、所狭しと物品が陳列されていましたが、通えば通うほどアットホームな雰囲気が感じられ、まるで「Bな輩の秘密基地」みたいな感じだったと思います。

 洋服以外だと、レコードが熱かったり、各種の色々なグッズがあったり、レアなブラック映画のポスターが貼られているなど、MUROさんらしいセンスのよい物品が多かったです!
 ちなみに、店名は、同名の「ブラック映画」より拝借したんでしょうね・・・この辺を押してたのは、MUROさんが早かったですね!!

 以下で、このお店の要点を少しまとめておきましょう。

 まず、洋服は「買い付け」「オリジナルライン」を展開していて、大物から小物までMUROさんのセレクションが利いた品揃えだったと思います。

 買い付けは、NYを中心に定期的に行ってたようで、ラルフローレンとかが多かったかな?
 結構、値段はイイ値段をしてたので、私は買えませんでしたが、ホント「お洒落」なものが多く、MUROさんってセンスがいいな~と痛感していました!

 また、オリジナルラインの洋服「MUROさんの代名詞」でしょう・・・MUROさんのセンスが生かされ、たくさんの名作がリリースされたと思います。 

 残念ながら、私個人としては、いわゆる「B系」な服は全く似合わないことから、Tシャツは何枚か買ったことがある程度で、ほとんどの服は買ったことがなく、資料も残ってないのですが、デザインが秀逸なものが多かったと思います。
 それこそ、Tシャツとかのデザインは優れたものが多かったし、毎年リリースされるスタジャンとかはカッコいいですよね・・・この点に関しては、後ほど紹介するフライヤーでその片鱗が分かると思います・・・

 そして、レコードですね・・・個人的にはコレが中心で、かなり掘らせて頂きました(^0^)

 内容はMUROさんらしく、ネタモノのSoulやRareGrooveに始まり、HipHopやR&BやDiscoなどの12inchなどがあり、今思うと、かなり良心的な値段で出されていたと思います。
 特に、お店が初期のころは、洋服の買い付けと同時にレコードも買い付けてきて、まだレコード店が少なかった渋谷の中で、優秀なレコード配給場所の一つだったと思います・・・それこそ、セールの時は、必ずレコードを放出するので、結構レコード目当ての輩が目を光らせて掘ってましたね!

 あと、MUROさんの個人的なレコードが出ることが多く、MUROさん自身も「自分で買ったけど、イマイチなのはお店に流す・・・」なんて言っており、実際に店舗を閉める直前(2008年)には、日本盤のレコードがMUROさんの動向に合わせて置いてありました!
 なお、レコードに関しては、Savage以外にレコード店が周りにも結構出来たことから、レコードはそんなに力を入れなくなり、お店を占める2年くらい前から浜松の「Soul Clap」のレコードを委託で置くようになり、トーンダウンしていきました・・・


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 あと、個人的には「MUROさんのミックス作品」を買うときは、必ずSavageを利用していました・・・

 ManhattanでもCiscoでもUnionでも、どこでもMUROさんの作品は買えましたが、たまに上記のようなオマケが付くことがあり、それを狙って買ってたりしました(^^;)
 写真では凄く分かりづらいですが、お店の開店10周年の記念のボールペンセットだったと思います・・・他にもライターとかステッカーとか、ちょくちょく貰ってましたね。

 ただ、ある時期からはMUROさんに一番近いお店であれば、MUROさんへの「利益」が一番大きいだろう・・・と考え、MUROさんの活動を「応援」する意味で買ってました!
 その甲斐あって、お店に行くと、店員さんから「こんどコレが出ますよ・・・」と教えてもらったもしてました・・・イイ思いでですね~


 最後に、Savageに関しては「スタッフ」の存在が象徴的です。

 最初に「アットホーム」と書いたのは、このスタッフさんたちの存在が大きく、凄い素敵な方が多かったと思います。

 初期のころは、ホント「親族経営」で、MUROさんの妹さんである「サチコさん=Lil' MURO」とか、MUROさんのお母さんらしき方、そしてMUROさん本人がお店で接客などをしていました。
 また、KODPクルーに属してる若いメンバーが店員をしてることが多く、それこそ現ニトロの「Gore-tex、S-Word、Suiken」辺りは店に立ってたと思うし、その後のKashiとか、Goriki、Joe-Choとかもスタッフとして働いていたような気がします(間違ってたらすみません)。

 個人的には、MUROさんのパーティー「Back to the Old School」でMCをしてた「ヒコさん」とは、クラブで馬鹿見たく一人で騒ぐ私を覚えてくれたようで、お店でも色々と話をしてたのが印象的です・・・凄い親切なお方でした!
 あと、名前は分からないのですが、同時期にDJ中のMUROさんのレコードを出し入れしてた方も、お店で働いてて、色々と教えてもらいまいた・・・いい思い出です。


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 そして、お店に関しては、2008年8月に、惜しまれながら店舗での販売を終了しました。

 個人的には衝撃でした・・・ああ、やっぱりSavageもダメだったか・・・と思いました。

 時期的な話にはなりますが、レコード人気も陰りがでて、渋谷にあった多くのレコード屋さんが店を閉めたり、ネット販売などに以降してたり・・・状況的に厳しい時期でしたので、仕方がないことですね。
 また、当時聞いた話だと、ビルの再開発(取り壊し)があったみたいで、それも影響だったかも知れません・・・ただ、その後、リーマンショックなどがあり、暫くは取り壊されなかったのは皮肉です・・・

 実際、お店は閉じましたが、MUROさんの洋服はインターネット販売「King.inc」に移行をし、元気に継続をしています。
 ただ、MUROさんといえば、レコードに関してはですが「実店舗」で買うことにコダワっていたわけで、お店の価値観/重要性を知っている方なので、断腸の思いで店を閉じたんでしょうね・・・寂しい限りです。 





『Sale Flyer』

 んなわけで、肝心な本編です!

 Savageでは、年数回「セール」を行い、そのセールに合わせて、これからご紹介をするフライヤーを発行していました。
 ポストカードの大きさで、実際にトップの写真を見て分かるとおり「料金別納郵便」と印字し、他の洋服屋さんとかと同様に、顧客に送ってたのだと思います。

 セールは、1月頃の「New Year」5月頃の「ゴールデンウィーク」11月の文化の日辺りに「オープン@周年記念」みたいな感じで展開してたと思います。

 1月は別にして、5月と11月だと、「夏物」と「冬物」の売り出しスタートの時期でもあるので、結構気合を入れていたようです。
 特に、このセールの中心は「オリジナル・クロージング」の新作発表なので、フライヤーには、その新作のイメージなり、アイデア元が反映されることが多く、実際の洋服のイメージを集約した内容だと思います。

 今回の紹介では、MUROさんの洋服なりデザインの「センスの良さ」を、このフライヤーを通してご紹介したいと思います。

 本当は、実物の洋服などを紹介した方が分かりやすいのかもしれないですが、私は殆ど洋服は購入しなかったので、以下のフライヤーで代替え的に紹介します。
 ちなみに、こういったフライヤー、実家に大量にあるので、必死になって手持ちのフライヤーを探した次第です(^^;)

 なお、掲載は、実際に私がお店に行って貰ったフライヤーで、2001年からになります・・・これより前も行ってたのですが、貰わなかったのかな??



<2001年>

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<2002年>

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<2003年>

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<2004年>

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<2005年>

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<2006年>

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<2007年>

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<2008>

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 ザーっと掲載しましたが、センスがいいのが多いですね!!

 個人的には、2006年の中段「The North Face」とコラボしたTシャツを出した時のフライヤーで、そのTシャツが凄くカッコよかったので、クラブ用に買おうと思ってたら、Mサイズが売り切れで、悲しい思いをしました(^^;)
 また、2008年の1段目の「S」には、MURO/Savageが作成したマーク類をコラージュし、かっこいいですね・・・目を凝らして見てみると、懐かしいデザインもありますね(^0^)

 個人的には、MUROさんの服なりデザインは、商売を抜きにして「自分が好きなものをチョイス・デザインする」という姿勢がにじみ出ていて、大変良いですね。
 「自分が着たいものを着る」って意味でもあると思いますが、HipHopの正しい姿なのかな~とも思います・・・形式としての「B」な服ではなく、メンタルとしての「B魂」がしっかりと表わされていますね!!


 では、Savageの復活を祈りつつ、終了です~






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編集情報 2014年11月16日

 下記の記事をアップするにあたり、この記事を参照する必要があったので、大幅に編集をしました。

 素晴らしき「レコード袋」の世界

 なお、掲載より4年以上経過した現在では、MUROさんの店舗が復活し、原宿で「Digot」という名前で営業をしております。往年のSavageと同じで、MUROさんの良いところがでたお店ですね(^0^)


 あと、追加資料として、Savage関連の情報は、下記のMURO本に掲載があります。探してみてね~

 『白夜ムック137号 All About King of Diggin' MURO』