FC2ブログ
HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
IMG_0814.jpg

 3週間ぶりの登場です・・・ご心配をおかけしております(^^;)

 いやいや、仕事が結構忙しく、休日返上で馬車馬のように働いております・・・

 なので、あまりテープも聞けてない状況ですが、これ以上、サボり癖がつくとアレなので、家のストックからなぜか紹介してなかった作品を紹介です・・・

 今回は、先日の「コピーテープ」の記事で、テープを掘り返していたら発掘して紹介していないことに気づいたテープの紹介です~


tama_0000.jpg
IMG_0815.jpg

 今回は、北海道札幌を拠点に活動をするHipHop系DJ/Producerである「DJ TAMA(タマ)」さんのミックステープシリーズを紹介しますね!!

 言わずわずと知れた札幌を代表するラップグループ「S.P.C.」のメンバーで、活動歴も長い方ですが、まずはバイオから紹介しましょう!

 Tamaさんは、1992年ごろより札幌でDJ活動を開始し、まさに札幌のシーンを牽引したレジェンドだと思います。

 まず、活動の初期はあのB.I.G. JOEさんとユニットを組んでいたり、90年代末からはTamaさんと同じく札幌のレジェンドであるDJ Seijiさんと前述した「S.P.C.」を結成し、札幌の「日本語ラップ~HipHopシーン」を牽引した存在かと思います。

 特に「S.P.C.」は、メジャーデビューも果たし、札幌から全国に良質な日本語ラップを発信し、札幌が日本語ラップシーンに重要な都市であることを示した重要なクルーでしたよね・・・
 TamaさんはビートメイクとバックDJとしてこのクルーに参加しており、Seijiさん同様にバトルDJとしての実績もあることから、スキルフルな側面と、ストレートなHipHopを外さない姿勢は、全国のヘッズに響いていたかと思います。

 その一方で、クラブでのDJプレイも活動の大きな一つになっており、近年では札幌の大箱でレギュラーをするなど、クラブDJとしての実力もしっかりとあるお方です・・・
 今回、記事を書くのに色々と調べていたら、北海度なので、冬場の時期は、スキー&スノボ客が押し寄せるニセコでレギュラーがあるようで・・・北海度で根を下ろしながら、幅広い活動をされているDJだったようですね!

 そして、Tamaさんのスキルを全国に広めていた存在として、今回紹介するミックステープシリーズ「S.P.C Finest」が重要でしたね!!

 このシリーズは、いわゆる「新譜系ミックス」になるのですが、Tamaさんのミックスの上手さや、選曲の良さから、全国的に人気だった作品になります。

 どうしても、新譜ミックスとなると、最新の曲を「上手く紹介」することに比重がおかれる中で、TamaさんのバトルDJ的なDJスキルと、現場のDJの選曲感が上手く重なり、東京ではDMRやCiscoなどがプッシュしていた記憶があります。
 新譜系ミックスは、00年代前半になると、いかに最新の曲を知るかよりも、「その曲をどうやって上手く使うか」の方が重要になり、その辺を熟知してたレコード店では、数ある新譜系ミックスの中から「総合的に選曲が良いもの」をプッシュしていたように思えます・・・

 その意味ではTamaさんの作品を推すのは理解ができ、今回、普通に聞いても「ノレる」印象があり、結構聞いてしまいましたよ~

tama_0001.jpg tama_0003.jpg
tama_0002.jpg tama_0004.jpg

 では、今回は、たまたま手にとった第9弾で紹介をしたいと思います・・・私が持っているテープの限りだと、これが最終リリースになるようです?
 
 第9弾は、2003年ごろにリリースをされた作品になり、写真を見ただけでも「なっ、懐かしい!」と思う方が多いでしょうか?
 それこそ、50CENTやSnoopといったメジャーHipHopから、Mary J. BligeのようなメジャーR&B、はたまたレゲエなどを巧みに選曲し、これを聞けば「最新のクラブでプレイされている曲は一目瞭然!」みたいな感じですね!

 ただ、全体の選曲やミックスに「ひとひねり」を入れてて、TamaさんのDJの根本的な上手さが感じられる内容になっています!

 それこそ、分かりやすいところだと、Mary Jは、写真のアルバムからのヒット曲「Mary J Blige / Ooh!」を選曲しますが、同曲の元ネタである「ED OG&Bulldogs / I Got To Have It」を軽く入れてからの選曲・・・
 それだけでなく、さりげなく女性ボーカルもので連続選曲している中でのコレなので、選曲の山谷があり、アクセントがあって上手いっすね!!

 また、写真のSnoopだと、非シングルカットの「Snoop Dogg / The One And Only」をBラスで選曲していますが、この曲のプロデュース.がDJ Premier大先生・・・
 私自身がそうなのかもしれないですが、割と新譜でHipHopの黒さが薄くなってるところで、最後の最後でプレミアですよ・・・そりゃー首を振るよね・・・こういう「分かってる」選曲も、Tamaさんらしさだと思います!

 その他にも、この時代の象徴にもなっている50Centであれば「50 Cent ft. Nate Dogg / 21 Questions」をセルフリミックス(ブレンドかも?)してたり、自身がトラック提供をしていたラップグループの楽曲「韻牙ランド / ダ・カーポ」を選曲するなど、新譜選曲の中で「DJ Tamaらしさ」を上手く出しているのが大変良いですね!
 

 新譜系のミックスは、なかなか上手く作品紹介をするのが難しいですが、このシリーズは、一聞して「DJ Tamaさんらしいミックスと選曲」が分かるところが凄いな~と思っています。
 
 正直、この辺の新譜ミックスは、私自身も研究不足な部分もありますが、鬼のように作品がリリースされているので、これからも研究して、その「面白さ」を探求していきたい思っています!
 ただ、シリーズを揃えようと思うと、結構大変な部分はあります・・・私自身も、Tamaさんのシリーズを揃えられたのはつい最近で、意外と苦労するので、コレクターの皆さんは頑張りましょう(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
Genre : HipHop、R&B、Reggae・・・
Release : 2003年
Lebel : Change The Beats No Number




-------------------------------------------------------------
<独り言>

IMG_0817.jpg

 おっ、レコードのセールで爆釣だったのかな・・・いやいや、そんな話ではなく、レコ馬鹿としては「鍛えが足りない」という話です(^^;)

 まず、ここ最近、仕事が結構忙しかったり、プライベートも嬉しい忙しさがあったりで、あまりレコ屋に行けてない状況です・・・
 
 なかなかこれを文章化するのは難しいところですが、明らかに「レコ購入金額」が少ない状況で、月締めの購入金額をまとめる作業をしていると、「ああ、レコ屋に行ってないんだな~」と思う金額です・・・

 ただ、そういう生活(?)をしてると、レコ馬鹿としては良くないな~と思うことがあります・・・

 それは、「勘が鈍る」ということです・・・

 今週末の土日は、平日に大山な仕事を一本こなし、もう思考回路がパンパンだった(笑)ので、土日を休みにして、土曜日をレコ屋周りの日にあてて、都内のユニオン巡り(渋谷→下北沢→新宿→お茶の水)にしていました・・・
 ただ、各店のレコ箱を漁っていても、なんか身が入らなくって、レコをめくっていても「体と脳に響かない」のです・・・

 この「体と脳に響かない」は、レコを掘っている人でないと分からない表現でしょうか・・・

 レコードが陳列されている箱を、スピーディーにレコを見ていると、体や脳が反応したレコに巡り合うと掘っている手が止まるんですよね・・・
 これは不思議で、風邪で体と頭がフラフラでレコ屋に行っても、この感覚があると、探していたレコに遭遇すると「反応」をします・・・反応をすると、一目で分からなくても、欲しいレコードをメモったノートを見返すとリストに入っていることが多く、レコ堀りにとって重要な感覚だと思います・・・

 ただ、この感覚が無いと、どんなにレコ箱を掘っても目当てのに遭遇しないんですよね・・・

 今回であれば、新宿ユニオンのDiscoのセールが、それを反省させるセールでした・・・

 セール自体はそんなにゴツくなく、行ったら1000円以下のが豊富なセールで、普段なら軽く流す程度のセールです・・・12月のセールに向け、ゴツいのは残して、それ以外のダブついている枚数のを放出する感じですね・・・

 そのためか、私もパラパラとめくり、探してたレコを数枚ゲットして、次のお茶の水に行って、たまたま欲しいレコードをメモったノートを見てたら、途端に「あれ、このレコ、さっき新宿であったぞ・・・?」と思い出しました・・・
 そして、帰り道でもあったので、お茶の水から新宿に戻って、もう一度、棚を覗いたら、案の定、その欲しかったレコがありました・・・最初に見た時は、楽勝でスルーしてたブツです・・・
 その後、2回目の会計(笑)をした後、なんとなく「あのレコも欲しかったよな・・・あっ、あそこの棚にあったぞ!」と思い、同じDiscoの棚を見たら、案の定、棚に普通にあります・・・新宿では3回目の会計をさせていただきました(^^;)

 写真は、土曜日に買ったレコを何となく並べましたが、勘がよければ一回で終わるものの、結果、もう一度同じ店に戻り、都合3回会計をしています・・・もう「勘が悪すぎ」です(^^;)

 う~ん、勘については、日々の鍛えが重要なんでしょうね・・・

 来週から、ユニオンの年末セールが始まりますが、セールで欲しいブツが出た時に、この「勘」が弱いと、欲しいのが抜けません・・・
 
 もう少し、仕事が楽になると、勘を鍛えられる時間が生まれるんだけどな・・・精進します(^^;)


miki_re.jpg

 そして、今度は独り言ではなく、業務報告です!

 なんと7年前に紹介した三木道三さんのテープで、結構ビックリで、そして悲しみの先にリスペクトを感じた話があったので、記事を再編集をさせていただきました。

 三木道三 「Miki-FM 1997ヘルス」

 10月の末に、三木さんのTwitterで、三木さんが所属されていたレーベル「大和レコーディングス」の代表である山本克則さんがお亡くなりになられ、その方へのリスペクトを込めて、三木さんから思い出を語られるツイートがありました。
 その中で、このテープが、三木さんがとある事情でお金が必要になった際に、山本さんのアイデアでこの作品が生まれたエピソードが書かれており、個人的にヤラれました・・・

 詳細は、再編集した記事に譲りますが、やっぱり、山本さんのような「優秀な裏方さん」の存在は重要で、光り輝くアーティストの後ろに、そのアーティストを優しく支えている人がいるんだよな~と思うと、なんか、目頭が熱くなりました・・・

 そのため、当時アップしてたけど消してしまったサンプル音源を新たに作り直し、この三木さんのツイートと共に記事を再編集しました・・・

 アップした音源もボムが多いので、お時間がありましたら、是非、お読みくださいね~



 では、今週も頑張ろう・・・目標は、週末にちゃんと更新するです(^^;)







スポンサーサイト



DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
IMG_0673.jpg

 気づいたら、このブログで「ミックステープ」を紹介し始め、もうすぐで11年目になります・・・もう、そんなにやってるんですね(^^;)

 ただ、もう500本近くは紹介しているはずなのですが、まだまだ紹介していないテープも多く、この道はどこまで続くんだろうと思ったりもしています・・・
 特に、家で在庫テープを掘っていると、「あれっ、これって紹介したっけ?」と思うのはイイ方で、下手したら紹介したような気になって未紹介なテープも多いんですよね・・・困ったものです(^^;)

 そんなわけで、ある方からコメント欄で問い合わせをいただき、急に「もしかしたら紹介してないのでは?」と思い返したDJのテープの紹介です~


jr_pp.jpg

 今回は、長年に渡りHipHop系のプロDJとして活動を続けている「DJ Jr.(ジュニア)」さんの作品を紹介します!

 Jr.さんは、東京出身のDJで、Zeebraさんが率いていたクルー「UBG (Urbarian Gym)」に所属していたことから、クラブDJのほかに、ラッパーのバックDJに長けていたお方で、日本のHipHopシーンでは影の立役者なお方です。

 バックDJとしては、UBGボスのZeebraさんのバックDJを長期にわたり担当していて、現在はあのSky-Hiさん(日高光啓さん)の専属バックDJとして、全国を行脚されているそうで、この経歴だけでも「腕利き」というのが分かります。
 バックDJって、あまり注目を浴びない仕事かもしれませんが、正面に立つMCを引き立たせるため、様々なテクニックや、阿吽の呼吸でのトラック出しなど、ほんと「職人芸」が必要とするDJです・・・その点では、Jr.さんの腕は4番打者級なんでしょうね!

 また、クラブDJも精力的に活動してて、00年代前半であれば、UBGの先輩にあたるDJ Ken-Boさんと共に、渋谷Harlemの金曜の夜を飾った名物パーティー「The Finest」のレギュラーに始まり、様々なパーティーでレギュラーをもっており、DJでも「職人」なお方でした!
 特に、横浜で精力的に活動をしていたイメージはあり、横浜のクラブに行かれてたお方だと、馴染みがある方が多いのかな~と思います。


IMG_0681_02.jpg
IMG_0675.jpg

 その「横浜」に関係するのが・・・横浜をベースにしていたテープレーベル「Town Records」より、ミックステープを数本リリースしてたことです!

 Town Recordsも、このブログではあまり明確に紹介してないレーベルですが、横浜に関係するDJ達の作品を多くリリースしていて、それこそDJ Mayumiさん等が作品がリリースされていましたね。

 私自身も、Townのテープは、まだ全容がつかめていないのですが、どちらかというと、横浜のDJやMC達のプロダクションをしていた要素が強いようで、その流れテープも作ってたようですね・・・
 こういった地元で活動しているDJやMC達を支えるレーベル/プロダクションが、テープをリリースしているケースは全国各地で確認されていますが、なかなかそのレーベルの情報が無いのが歯がゆいです・・・もうちょっと調査をしないとな~

 ちなみに、Jr.さんは、左側の2本がTownからのリリースで、右側の2本はUBGが母体になったテープレーベル「Quarter Inches」からのリリースですね~

 なお、右の白いのは、なかなかレアな一品で、ジブさんの2000年ごろに行われたライブツアーの際に配布されたと思われるテープですね!
 こういったDJやMC達のプロダクション的なことをやっているレーベルは、こういったセルフ・プロモーションなテープを出すことにフットワークが軽く、そこはHipHop的ですね・・・なお、白のテープについては、以下の記事をご参照くださいね~

● DJ Jr. 「The Live Animal 2000 Japan Tour」


IMG_0676.jpg

 では、今回はTown Recordsからリリースされた人気作「Basic Of HipHop Music」を紹介しますね~

 こちらの作品は、タイトル通り「HipHopの基礎」を選曲した作品で、Middle School(80年代中盤から後半)のHipHopクラシックを中心に選曲をしています。

 それこそ、A面のド頭から、イントロを挟みつつ、「Run DMC / Here We Ge ( Live At The Hunhouse)」からスタートする時点で「ああっ、分かってらっしゃる!」と唸ってしまう選曲です!

 同曲は、ライブ録音であるものの、DJのJam Master Jayが、ブレイクビーツクラシックの「Big Beat」を淡々と2枚使いしながらファンキーなビートを作り、その上でMCのRunとDMCが、強力なライムをぶち込んでくる内容です・・・もうこれこそ「HipHopの基礎」ですよね!!

 個人的にも、Run DMCが作り上げた音楽がHipHopの基礎となり、その後のHipHopを形成していったことを考えると、HipHopの魅力を最大限に表現しているこの曲からスタートするのには、思わずグッときてしまいました(^0^)
 また、Jr.さんがバックDJに長けている、つまりその重要性を認知していることからかも、これをド頭に持ってきたのかな・・・ちょっと思い込みかもしれないけど、こういう曲はいつ聞いても「Bに戻してくれる」ので大好きです!!


IMG_0679.jpg
IMG_0678.jpg

 そして、選曲の部分に話を戻すと、「HipHopといわれる音楽の基礎」である「ファンキーなトラック」×「強力なライム」が組み込まれた曲=Middle Schoolの楽曲を上手く選曲しており、これらの曲を知らない方に優しく教えている印象があります。

 そう、このテープは、ある意味で「教育テープ」なんですね。

 つまり、その音楽に興味はもったけど詳しく知らない方に対して、「これは基礎だから聞いてね!」のような感じで作られたのがこの作品になります。
 そう、今であれば、YouTubeとかで「HipHop 定番」と検索すれば出てきそうな音源を、ミックステープにしたのがこの作品になるのかもしれません。

 ただ、私としては、こういう内容が「テープ」で作られているのが面白いし、重要だと考えています。

 それは、私も同じ体験をしましたが、YouTubeもネットも普及してなかった時代は、その音楽の基礎を簡単に聞くことはできず、それなりに自分で努力してその音源を探して聞かざるを得ませんでした・・・
 ただ、すべての曲のアルバムを買うわけにはいかないので、その需要を埋めていたのが「ミックステープ」になっていたのですね・・・私も多くのクラシックをミックステープを聞いて覚えたので、これは重要なことだと思います!

 ミックステープって、やっぱり「ストリートからの教科書」な部分があり、それが魅力なんだと思います・・・

 それこそ、こういった「基礎」を聞きたいのであれば、大手のレコード会社が出すようなコンピを利用するのも良いかもしれません・・・
 ただ、これらコンピは、レーベルの権利の壁があり、すべての曲は入れられないので、結果的にストリートから生まれた音楽であるHipHopの全ては表現できないのかもしれません・・・
 
 でも、ある程度グレーでいられるストリートのミックステープであれば、そのすべての曲は収録できるわけですね・・・なので、私たち世代は、クラシックな曲やカッコいい曲を「ミックステープ」から教わったのです・・・

 また、DJ的な視点で考えると、やっぱりHipHopは「DJ」の発展をとして作られた音楽なので、DJミックスを通して聞くと、そのHipHopの良さがダイレクトに伝わる部分があります・・・DJミックスをすると、不思議とその曲達が生きてくるのもポイントかもしれません・・・


 話をJr.さんのテープに戻すと、こういった基礎を必要とする初心者向けに、分かりやすくまとめつつも、ニヤっとした選曲が目立ち、この選曲の塩梅が大変上手いな~と思いました!

 例えば、この作品の選曲では、面白いまでの「数珠繋ぎ選曲」にしていて、ひたすら関連曲で繋いでいきます・・・

 分かりやすいところだと、HipHopの競争性を表した名バトル「ブリッジバトル」を意識して、このバトルのきっかけとなった曲である「MC Shan / The Bridge」から「Boogie Down Productions / South Bronx」を繋げ、そのまま関連曲に繋いでいきます。
 更に、その流れで、Shan側の母体クルーであるJuice Crewの曲(Biz、Kane、Kool G)などをメドレー的につなげ、とにかく関連する曲を数珠的に繋いでいくのは上手いな~と思います。

 曲を聞いただけでは分からないけど、HipHopという音楽/文化は、その音楽/文化の発展の中でバトルなどの個別のサブジャンル(?)も大いに影響しているので、その辺も網羅しているのが上手いな~と思います。

 また、全体を通すと、やはり「グルーブの統一感」の点も意識ししててなかなか上手いですね・・・

 例えば、B面の出だしであれば、MUROさんのカッコいいシャウト(!)からの「Doug E. Fresh & MC Ricky D / La Di Da Di」で、まずはヒューマンビート曲を選曲しつつ、段々とレゲエ的な節回しの曲に移行しする中で、クラシックな「Boogie Down Productions / The Bridge Is Over」へつなげ、さらに、レゲエ的なヘビーなベースラインに着目して「Just-Ice / Cold Gettin' Dumb」に繋いでいきます・・・
 ここでは、サブジャンルなこと(ヒューマンビートボックス、レゲエ、ヘビーなベースライン)をやはり数珠繋ぎ的に選曲していくのですが、上手いのが、結果的に「HipHop」というグルーブに統一してあり、こういったサブジャンルが変わっても首振りが止まらない感じに仕上げているのが上手いな~と思います!



 紹介的には以上になり、初心者の方には最適なミックステープになっております(^0^)

 きっと、当時、これを聞いて勉強した方も多いんでしょうね・・・ただ、若干、初心者向けに2枚使いとか、ハードな動きのある選曲は避けているので、若干の物足りなさはあるかも??

 ではでは、気になる方は探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
Genre : HipHop(Middle School)・・・
Release : 2003~4年ごろ??
Lebel : Town Records TWTP-0016
Notice : 2013年ごろにCD再発があるようです。




---------------------------------------------------------
<独り言>

DSC_0017.jpg

 え~、いきなりビールの写真で恐縮ですが、「偶然」っていいな~という独り言からスタートです(^^;)

 28日(土)は、嬉しい用事があり、銀座~有楽町に出かけておりました・・・

 普段、私の生活圏も、そして趣味的な範囲でも銀座~有楽町ってあまり行かない所なのですが、最近、たまに出かけることがあり、行ったら何となく交通会館の各地のアンテナショップを覗くというルーティーンが流行っております(^^;)

 そして、土曜日も交通会館に寄ったら、近くで何か盛り上がっていることに気付きました・・・

 おおっ、「ラグビー」か!

 ご存知の方も多いかと思いますが、有楽町からほど近い丸の内を中心に、街ぐるみで日本で開催をするラグビーワールドカップを応援しており、交通会館の横の、無印が入ってた建物が、どうやらパブリックビューイングの会場になってたようで、そこに遭遇したのですね~
 
 なんとなく、うる覚えの情報でも、今日の夕方が日本対アイルランドの試合があることは知っていたので、近くに寄ったら、ちょうど前半が終わりそうなタイミングだったようで、この盛り上がりです・・・

 そして、少し覗いてみると、日本が接戦じゃないか!!
 
 ちょうど土曜日は、連れと一緒に行動してて、この会場の横にハイネケンのバーがあり、もう夕方近いし、そこで乾杯でもしようかとなり、ビールを飲みながら、しばしの観戦です・・・
 
 たまたま、外のテラス的なところは開いてて、秋に近づく優しい空気を感じながら乾杯・・・美味しいな~

 残念ながら、その場所からは、中のバーにある観戦モニターは見れなかったですが、中で真剣に観戦をしている方々の一喜一憂を見ているだけで、試合がどう動いているのが分かり、気分は高揚します・・・

 そして、日本の歴史的な勝利・・・あの時、試合を見守っていた皆の「日本が勝った」ことへの一体感、そして「素晴らしい試合」が見れたことへの感謝は素晴らしかったです(^0^)

 特に素晴らしかったと思うのが、まさに老若男女、そして色々な国の人が「ラグビー」というスポーツによって一つになる姿です・・・いやいや、素敵な光景だったな~

 うん、偶然に近くを通っただけなのに、こんな歴史的な場面の空気を味わえるとは・・・お連れ様の星の強さに「ありがとう」です!!


IMG_0682.jpg

 そして、今度は久しぶりなディグ報告です・・・

 今週は、10月からの増税前の最後の週末だからなのか、Towerのポイントが良くなったので、買ってなかったCDや本をまとめ購入してきました~

 楽しみだったKocoさんのサルソウル・ミックスや、MUROさんとT-GrooveさんのMotownのコンピ、そして個人的には待望なGラップの歴史本と、買い逃していた若杉実さんのダンス本など、増税に負けない買い物をしてきました!!

 取り急ぎ、Kocoさんのを聞いてますが・・・ヤンバイのが来ましたね!!

 個人的には「Inner Life / I Like It Like That」の2枚使いが強烈で、この人が日本の宝であることが証明されたな~と思ったりしました(^0^)

 ちょうど、ブログの執筆をしてる際に、DJ松永さんがDMCで優勝した一報も届き、ほんと、日本のDJ達が「ヤンバイんだ!」ってことを痛感しました・・・

 KocoさんはKocoさんで、9月はアメリカツアーを行っているし・・・なんか「日本のDJ」の底力が発揮されてきたのかな・・・
 
 うん、このことには答えが出ないけど、とにかく「嬉しい」な~です(^0^)



 ではでは、今週はこんなもんで・・・

 10月は、テープネタにはなりますが、久しぶりに研究発表(aka素晴らしきシリーズ)を行う予定ですので、お楽しみに・・・

 では、また来週です~









 
DJ Waka 「Faces」
IMG_0636.jpg

 気づいたら、もう9月・・・段々と日が暮れるのが早くなってるし、もう夏も終わりなんですかね~

 ただ、こういう時期は気温の変化があるので、体調を崩し気味ですよね・・・恥ずかしながら、週末にガッツリ体調を崩してしまいました(^^;)

 仕事にも少しだけ影響はしましたが、なんとか土曜まで仕事をこなしました・・・
 ただ、土曜の夜に開催されたFK御大のバレアリックセット(!)は、素直に自制しました・・・きっと、良かったんだろうな~

 そんなわけで、今週の紹介です~


waka_san.jpg

 今回は、私と同世代の方なら、この髪型(ブレイズ)に反応する方も多いでしょう・・・

 今回は、全国のダンサーやクラバーに支持されたDJである「DJ Waka (わか)」さんによるミックス作品を紹介します!

 まず、Wakaさんのバイオを紹介すると、個人的には知らなかったことが多く、思わず小躍りしてしまいました(^0^)

 Wakaさんは1984年よりDJを開始した大ベテランで、いわゆる「ディスコ」と「クラブ」の両方を知っているDJになります。

 DJの基礎的な部分は「HipHop」で、スクラッチや2枚使いを取り入れたDJプレイで頭角を現しつつ、様々なジャンルの楽曲を選曲し、パーティー的な華やかなDJも得意としていたことから、90年代はダンサー系のイベント(Aoyama Nightなど)で積極的にプレイし、数多くの現場でプレイをされていたDJになります。
 その辺の流れなのか、Da PumpやJ Soul BrothersなどのバックDJを務めるなど、ショウビズ的な活動もされてて、00年代初期の快活なHipHop/R&Bを広めていたお方かな~と思います。

 なお、現在はアニメ系のパーティーでDJプレイをするなど、まだまだ現役で頑張っておられますよ!

 詳しい情報は以下をご参照ください・・・Mixcloudの音源がドープです!

DJ Waka Mixcloud

DJ Waka インタビュー(2013年)


IMG_0645.jpg
IMG_0638.jpg
IMG_0639.jpg

 そんなWakaさんですが、ミックステープはそこまでリリースされてなかったようですが・・・テープ掘りとしては「外せないレーベル」から今回の作品をリリースしています!

 そのレーベルとは「Playground Entertainment」です!

 Playgroundは、00年代初期ごろから活動していたレーベルで、イメージとしては「最新のUSのHipHop/R&B」のカッコよさを追求していたレーベルになります。
 実際には、ミックステープのリリースに加え、DJイベントの開催を精力的に行っていたレーベルで、ある意味で「現場系DJのプロ集団」みたいな感じかもしれません。

 参加をしていたDJとしては、DJ Daskさん、DJ Kenkaidaさん、DJ Bishopp & DJ Nuckeyさん、DJ Couzさんなどが参加し、テープに関しては結構な本数がリリースされていました。

 特に、このレーベルでポイントなのが「USとの繋がりの太さ」からの「最新の本場のHipHop/R&Bの発信」になるかと思います!

 それこそ、DJ DaskさんはあのFunkmaster Flexが率いたDJチーム「Big Dawg Pitbulls」のメンバーであったり、その後のNY系DJチームの4番バッターになる「The Heavy Hitter」と繋がりがあったり、更にアメリカの西側だと、LAの人気FM局の「Power106」のBig Boy & DJ E-Manと繋がりがあったり・・・ほんと、現地とのコネクションが太いです!
 この繋がりを活用し、Flexの人気パーティーだった「Tunnel」の日本版パーティーを開催したり、FlexなどのUSのDJやアーティストを招聘したり、さらには、現地で流通しているストリートなミックステープ(CD)の日本版をリリースしたり・・・かなり活発に活動をされていました!

 なお、WakaさんとPlaygroundの明確なつながりは分からないのですが、やっぱり、現場での繋がりがあってオファーがあったのかな・・・


IMG_0640.jpg
IMG_0641.jpg

 では、作品の紹介です~

 内容的には、リリースされた2003年前後の最新のHipHop/R&Bを中心に選曲していますが・・・かなりヤラれる内容です!!

 私自身、この辺のHipHop/R&B、それこそこのテープに収録されたJay-ZやFabolousといった感じのHipHop/R&Bはそこまで知識がないので、このテープ全体の紹介が上手くできないのですが・・・新譜の選曲の中に「DJ Wakaさんらしさ」が上手く組み込まれており、流石だな~と思いました!

 例えば、新譜選曲なA面であれば、最初も最初は、私としてはBボーイアンセムな「MOP / Ante Up (Remix)」をプレイして、上手く新譜の流れに乗せていくのですが、Ante Upを上手く2枚使いで再構成してて、聞いてるだけでBなら血圧が上がってしまいます!

 また、ビルボード的な新譜をプレイする一方で、B面の序盤では「Ugly Duckling / Turn it Up」のような西海岸系アンダーな曲も選曲してて、選曲を一辺倒にしていない点も上手いです!

 そして、全体的には、私の印象では「踊りやすい」グルーブを演出した選曲&DJミックスがなされており、なかなかの内容です!
 最新の曲を入れつつも、前半は男臭いHipHopから、後ろに進むと女の子たちが好みそうな煌びやかなHipHop~R&Bにスライドしていく感じが上手く、この辺の「流れ」の作り方が上手いですね!!


IMG_0646.jpg
IMG_0642.jpg

 ただ、本領発揮は「B面」で、クラシックなHipHop選曲と、この選曲を生かすDJが素晴らしすぎます!!

 まず、上手いな~と思ったのが、選曲の流れを「クラシック」に繋いでいく方法が上手いと思いました・・・

 B面の序盤では、前述した「Ugly Duckling / Turn it Up」のような比較的に新譜な曲を選曲してから、怒涛のクラシックセットに進んでいきます・・・
 これは、明らかに新譜なHipHop/R&Bな感じには馴染みがあるけど、HipHopのクラシックには馴染みが無い方が「入りやすく」するための配慮だと感じました・・・このようなブリッジを入れることで、クラシックを聴きやすくしている点は、流石、現場でDJをされている方ならではの組み立て方だと思いました!

 その上で、クラシックセット・・・もう、最高です(^0^)

 例えば、「RUN DMC / Sucker MC's」であれば、巧みに同曲で2枚使いをしつつ、矢継ぎ早に「RUN DMC / Peter Piper」と「Sucker MC's」での2枚使い・・・初見で聞いて、これにはブットびました!
 また、「ATCQ / Oh My God」であれば、ブッコみでイントロにいれて本編に進むと思ったら、そこから「ライブ・テイク(Tibetan Freedomの12)」にスイッチし、Award Tour→Check The Rhimeのクイックミックス・・・これもヤラれました!

 もう、WAKAさんには大変失礼ですが「こんなに上手かったの!」と思うぐらい、B魂全開のバリバリのクラシックセットで、素晴らしすぎます!!



 まとめると、Wakaさんがプレイできる「HipHop」の広さを、誰でも楽しめるような「流れる選曲」で構成し、見せ場はガツんと決めてくる・・・流石、現場で多くのDJをしてた方ならではの作品です!!

 Playground系のテープは、割と今でも掘りやすいテープではありますが、意外と掘りづらいタイトルも多く、集めるのに苦労がしますね・・・
 新譜系なので敬遠される方もいるかもしれませんが、タイトルによっては面白いのも多いので、是非、掘ってみてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Waka 「Faces」
Genre : HipHop、R&B・・・
Release : 2003年ごろ???
Lebel : Playground Entertainment No Number


Notice : Playgroundのテープの特徴

IMG_0637.jpg

 マニアックな情報ですが、Playgroundのテープを新品で買うと、ジャケットの裏、つまりテープ本体が見える辺りに、キャラメル包装の上に上記の「シール」が貼られています。
 これは、そのテープの内容や収録曲を説明したもので、中古で買っても、このシール(今で言えばハイプ・ステッカーか?)がケースの中に入っていることが多いですね~

 どうやら、割とHipHopやR&Bに詳しくない方向けの配慮で、ジャケットで作品のイメージを推しつつ、選曲や内容を知りたい方もいるだろうから、裏面に説明をつけた・・・そう、レコードで言う「帯(おび)」的な発想で付けていたようです。
 
 私の記憶だと、Playgroundのテープって、ある時期はドン●でも売っていて、フッドのヤンチャな兄ちゃん・姉ちゃんの車のお供になっていたんですよね・・・
 こういった流れがあるから、このような説明シールがあったようですね・・・

 なお、本文で「意外と掘りづらい」と書いたのは、このことがポイントで、いわゆる「レコード」が好きな人向けの市場では、そこまで売れてなかったので、ユニオン等の中古市場に流れにくい・・・そんな様相があるようです??




---------------------------------------------------------
<独り言>

DSC_2476.jpg

 ここ最近、あまりユニオンのセールに行けてない(=土曜日にレコ堀りに出かけていない)のですが、セール当日は無理だけど、翌日の日曜日に出かけることが多く、それなりに掘っております・・・

 そんなわけで、今週の土曜日は、下北沢のユニオン・クラブ店で、テープセールがあったので一日遅れで行ってきましたよ~

● 下北沢ユニオン・クラブ店 8/31(土)MIX TAPE SALE開催!!


 一日遅れなので、朝から並ぶこともないので、家で掃除&洗濯、そしてブログの準備をしてから出陣です・・・

 ただ、不思議なもので、下北沢に着くと「早くテープが見たい!」となり、気づいたら小走りでユニオンへ・・・一日遅れのセールだと、こういうことは割とありますね(^^;)

 んで、店内についたらスグにテープ箱へ・・・おおっ、割と残っているぞ!!

 今回は凄いゴツゴツなブツが出ているわけではなかったので、そこまで鉄火場にならなかったそうですが、目玉のTape Kingz系はスグに売れてしまったようです・・・
 ただ、私が欲しかった渋いのは割と残っててニンマリです・・・本数はそんなに買えませんでしたが、さりげなく揃えることを着手し始めたUSのDJ Juiceや、David Moralesのラジオテープなどを買わせていただきましたよ~


DSC_2475.jpg

 そして、昨日の土曜日のセールの「ボム」と言えば渋谷の「日本語ラップ放出」でしょうか・・・

 いやいや、久しぶりに「おおっ・・・すげえ」と思わせてくれる出物でしたね!!

 これについては詳細は書きづらいですが、白いスリーブのテスト版&プロモ版が百花繚乱・・・
 それも、その白いレコ達が複数枚で出品です・・・久しぶりにレコをめくってて「えっ、このレコ、何枚あるんだよ!」とニヤニヤしながら拝見させていただきました(^0^)

 なんか、レコードやテープのセールって、自分の欲しいものを入手しにいくためでもあるけど、こういった「あは体験」的な刺激を受けにいくことも、セールの楽しみかもしれませんね~


IMG_0647.jpg

 そんなわけで、〆は吉沢先生の待望の新作です・・・

 吉沢さん、やっぱり最高です!!

 まだ、数回しか聞いてないですが、ベースラインの鳴らし方がダンサンブルで、やっぱり「踊れ」ます・・・しばらくはヘビーローテーションになりそうだ(^0^)


 ではでは、今週はこんなもんで・・・今週も頑張ろう!!







Snoop Doggy Dogg 「Doggystyle」
IMG_0547.jpg

 今週は、あまりテープを聞く時間がなかったので、若干手抜きな更新です・・・

 ただ、ジャケを見ただけで「おおっ」となってくれると嬉しいです・・・これはボムでしょ?

 うん、この手のテープは梅雨~夏の時期が旬なので、ちょうどいい時期に紹介になったかな??


IMG_0562.jpg

 今週は、久しぶりにHipHopのアルバムテープモノの紹介で、Gラップのクラシック中のクラシックであるSnoopの1stアルバムを紹介しますね~

 まず、テープアルバムについては、本来は「ミックステープ」ではないので、このブログの紹介においては対象外なはずですが、私としては「ミックステープとして聞けるものは、テープアルバムでもミックステープだ!」ということを提唱し、過去にも色々と紹介をしてきました。

 特に、HipHopのテープアルバムについては、その作品の中にしっかりとした世界観があり、アルバム全体で流れがあるものは、おのずと「ミックステープ」として聞けるものが多く、USのHipHopならば、90年代前半のNY系の作品を中心に紹介してきました・・・

   【参考】今まで紹介したHipHopのアルバムテープ
   ・Nas 「Illmatic」
   ・O.C. 「Word...Life」

 そんな中、さりげなく集めていたのが「Gラップ」のアルバムテープになり、今回の紹介になりました!

 上の集合写真を見ただけでもグッときますよね・・・やっぱり、Gラップはテープが結構あるので、ついつい好きなのは買っていました(^0^)


DSC_2248.jpg
DSC_2245.jpg

 Gラップ・・・いわゆる「Gangsta Rap(ギャングスタ・ラップ)」ですが、実はテープに親密なジャンルになります・・・

 凄いたまたまですが、昨日の夜、渋谷のユニオンでG系のセールがやってたみたいで、テープが多めにでてたので、つい資料として写真を撮ってしまいましたが・・・Gラップとテープは、かなり親密性が高いジャンルと言われています。

 それは、Gラップは「車で聞くこと」が大きなポイントになっており、車で聞きやすい「カセットテープ」でのリリースが多かったことが理由です・・・

 Gラップについて、簡単に説明しておくと、アメリカにおける西海岸~中西部で独自進化したHipHopのジャンルで、HipHop発祥の地である東海岸のNYのHipHopとは一線を引いた内容になることから、通称でGラップと呼ばれています。
 内容的には、Gangstaというだけあって、暴力的な要素(でいいのかな?)が強い一方で、西海岸~中西部の気候や文化を元に作られた独特なグルーブが魅力で、全世界にファンが多いジャンルと言えます。

 その文化を支えている大きな要素の一つとして「車」があるかと思います・・・

 それこそ、NYは都市なので地下鉄が移動手段ですが、西海岸~中西部は移動手段が「車」が前提になっており、その「車」という存在が文化に大きく影響されているのだと思います。
 的外れな例えかもしれないですが、東京にいると車よりも電車の方が便利だけど、ちょっと郊外に行くと車の方が便利ですよね・・・なので、日本でも、横浜名古屋といった車を良く利用する地区で、このGラップが愛されていますね~

 このような背景があり、アーティストが発表するアルバムは、販売する中心はCDだけど、テープ版もしっかりとリリースされており、それなりに売れていた経緯があったようです。

 私自身、普通にテープを掘ってても、G系のテープは簡単に見つかるし、前述したG系のセールでもテープはよく出ることが多いですよね・・・
 また、G系はローカルな作品も多いことから、より現地で聞く人の生活スタイルに合わせていた部分は多く、アーディスト側もテープで出すことを標準的に考えていたようにも思えます・・・

 なお、Gラップのコレクター市場おいては、中心はCD(銀皿っすね)なのですが、テープのみの作品も多いとされ、昔からハードコアなコレクターになるとテープの道に進むと言われています・・・
 昨日の夜も、根性を決めたG系の兄貴が、CDとテープを大量購入されていて、その背中にウットリしていました・・・(^0^)


IMG_0563.jpg
IMG_0564.jpg

 そして、今回紹介するSnoopのアルバムです・・・もうクラシック中のクラシックですよね!!

 Snoop先生と言ったら、ここ最近は緑なサイドビジネス(笑)で注目を集めておりますが、ある意味でGラップを作った存在とも言え、その金字塔がこの作品になるかと思います!

 1993年11月にリリースされたこの作品は、Snoopのデビューアルバムとなり、あのDr. DREが全面プロデュースをしたことで有名です・・・もう、お好きな方は多いですよね!!

 Gラップと書くと「あまり好きではないな~」と思う方もいるかもしれませんが、私自身は、アメリカの西海岸で伝統的に続くファンクネスを引き継ぎ、進化をさせた音楽として聴いたことで開眼し、今では大好きなアルバムです!

 それこそ、古くはFunkadelic~ParliamentのようなPファンクから始まった甘さとドープさを兼ね備えたファンクネスというんでしょうか、うん「ネットリとしたファンク」を確実に継承しつつ、HipHop以降の空気感に進化させた点は重要かと思います!

 例えば、このアルバムからの大ヒット曲「Snoop Doggy Dogg / Gin & Juice」であれば、Pファンクばりのピーヒャラな妖しいシンセの上物に、ネットリとしたベースラインが腰に響き・・・ほんと名曲ですよね!
 Gラップのことを「Gファンク」とも呼ぶのですが、この曲は「ファンク」ですね・・・もう、イントロを聞いた瞬間に、そのファンクに乗せられ、出だしの「♪With so much drama in the L-B-C・・・」って歌ってしまいますよね~

 また、これまた大ヒット曲である「Snoop Doggy Dogg / Ain't No Fun」であれば、Gin & Juiceの妖しさとは対照的に、西海岸の明るさというのか、快活なメロウさがあり、最高ですね・・・
 もう、DREのトラックに、Snoopのスムースなラップ、そしてNate Doggのメロウな歌声など、タマランですね・・・

そして、これらの楽曲が、このアルバムには収録されているのですが、もともとドラマ仕立てな構成をしていることから、流れで聞くとストーリーがしっかりとあり、私としては「ミックステープ」でした!!

 本来は歌詞までを理解しないといけない作品だと思いますが、この作品から溢れ出る「ファンクネス」が素晴らしすぎます・・・

 特に、今の梅雨の時期が意外と合うんですよね・・・

 それは、このGラップがもつ「ネットリ」とした質感が、今の湿気マックスな梅雨な時期と合うんですよね・・・

 まだ、エアコンのドライをオンするのには早いかな~と思うこの時期に、夜の家で、風呂上りにラジカセで聞くSnoopは最高でした・・・あっ、きっと、ローライダーのカーステに、このテープを入れて聞いた方が最高ですよ!!




 <Release Date>
Artists / Title : Snoop Doggy Dogg 「Doggystyle」
Genre : HipHop、GangstaRap・・・
Release : 1993年
Lebel : Death Row / Interscope 7 92279-4

Notice : このアルバムに関するエトセトラ
 この記事を書くにあたり、色々とSnoopのアルバムについて調べていたら、このアルバムのトラックは「Dreが作ってない」との情報がありました・・・ただ、真偽が判断できませんでしたので、この記事ではDreが作ったとして紹介をしました。
 このことについては「こちらの記事」で詳しく紹介しておりますよ・・・素晴らしい!

 なお、国内のHipHopマニア御用達のplumskinzさんのブログでは「Ain' No Funのオリジナル12inchがあるかないか」の記事がありますので、そちらもリンクしておきます・・・
 個人的には、Plumさんにご指摘を頂き「やっぱりなかったのか・・・」と安堵をし、当時、Reissueとして出た12(今回の掲載盤)を買っておいてよかったな~と思いました・・・マニアな話ですみません・・・





---------------------------------------------
<オマケ> Gラップのアルバムテープについて

IMG_0562.jpg

 G系のテープは、私としては凄い集中して集めているわけではないですが、気づいたら結構集まってきたので、ここでまとめて紹介をしますね~

 ただ、Gな視点ではなく、あくまでも「ミックステープ」、いや「Mix Tape Troopers」な視点になりますので、的外れでも許してね・・・


IMG_0552.jpg
「WARREN G / Regulate...G Funk Era」

IMG_0553.jpg
「Ice-T / Home Invasion」

IMG_0551.jpg
「Tim Dog / Fuck Compton」

IMG_0555.jpg
「Nate Dogg / Music & Me」

 まずはストレートなアルバムから・・・うん、ジャケだけでもカッコイイですね!!
 G系の方が見たらちょっとズレている作品もあるかもしれないですが、ジャケだけで満足ですね!!

 個人的な見解だと、この手のアルバムは、CDを基準にジャケットを作っているのですが、G系のは、そのジャケをテープに落とし込んでもカッコイイんですよ・・・
 今回のSnoopのようにオリジナルのジャケの上に文字を入れるパターンもあれば、この3つのようにオリジナルのジャケを切り取ったり、圧縮したりするパターンもあり、いやいやカッコいいですね!!

 なお、今回の更新では、実はWarren Gにしようかな~と思ってテープを聞いたら、テープが切れるというアクシデントが・・・Gの道は厳しいですね(^^;)


IMG_0556.jpg
「Eazy-E / Eazy-Duz-It」(2016年Reissue)

IMG_0554.jpg
「Tha Dogg Pound / Dogg Food」

 今度は、クラシック中のGクラシックですが、仕様がイレギュラーなテープになります~

 上のEazy-Eは、なぜか2016年に出たテープで、ジャケが3D仕様になっているデフなテープです!!
 写真では分かりづらいですが、奥行きのある感じがコンプトンの奥深さを感じます・・・?

 そして、GファンならグッとくるDogg Poundは、なんとアジアの「タイ」プレスのデフ仕様・・・意外とG系のテープは、東南アジアプレスのテープも存在していますね~
 もちろん、このぐらいの名作になるとUSでもテープがあるのですが、タイもGなファンクネスは合いそうですね・・・?


IMG_0558.jpg
IMG_0559.jpg
「2Pac / All Eyez On Me」

 ただ、東南アジアものを甘くみていると痛い目に合うのが、この2Pacのテープでしょうか・・・

 生前最後のアルバムにして、モンスターヒットをした大名作ですが、2CD仕様ということで、テープも2本組になっているものの、ジャケのブチコミ方が雑ですね・・・
 写真だけでは分かりづらいので少し説明すると、通常の1本のカセットテープのジャケを、2種類用意して、テープが2本入る大きめのケースにブチこんだ仕様で・・・グレイトです!!

 どうやらUS版のテープもあるようですが、このデフ仕様には勝てません・・・?


IMG_0550.jpg
「Snoop Doggy Dogg / Death Row's Snoop Doggy Dogg Greatest Hits」

IMG_0557.jpg
「2Pac / Greatest Hits」

 お次はベストモノ・・・と言いたいところですが「Death Rowもの」とした方が良いでしょうか?

 テープに関しては、「簡単にそのアーティストの全部を聞きたい」と思うリスナーが多いことから、どのジャンルでもベストモノが多いんですよね・・・

 そのためか、G系でもベストモノのテープは散見し、上記のSnoopや2Pacのベストも、しっかりとテープで存在をしていました・・・

 ただ、これらのテープは、商魂たくましい「Death Row」だから作られたテープとも言えますね・・・

 記憶が曖昧ですが、上のSnoopであれば、所属レーベルだった「Death Row」から色々とあって抜けた後、このベストを勝手に出されたり、2Pacのも、2Pacの死後に勝手に出されたり・・・レーベルオーナーのSugu Knightの辣腕さがにじみ出ています??
 (※この部分は、もし記憶違いな話だったら、ご指摘ください!!)

 ただ、聞く側としては「簡単に聞けるなら、なんでもいいや」という考えしかないので、こういうのが売れてしまうんですよね・・・
 
 う~ん、音楽って難しいな~


IMG_0560.jpg
「2Pac / In His Own Words」

IMG_0561.jpg
「2Pac / Makaveli Series」

 最後は2Pacモノですが、珍品なテープです!

 2Pacについては、本人も、そして多くのファンも望まなかった死があったことから、死後、USではある意味で「カリスマ」的な存在になりました・・・
 それこそ、いまだに「2Pac生存説」があるなど、USでは、どうやら特別な存在のようです・・・
 
 その「カリスマ」的なスタンスがあるからか、ロックのアーティストで多い「アンオフィシャルな謎の作品」が2Pacには多いようで、これらのテープがその一端になります。

 上のテープは、延々と2Pacのインタビューが流れるテープで、どうやらWake Up Showのインタビューを収録したもののようです・・・
 同名の謎のアルバムも存在するようで・・・謎っすね・・・

 そして、もっと謎なのが、下のテープで、通称「Makaveli Series」と呼んでいるテープで、どうやら、2Pacの未発表曲を収録したシリーズのようです?
 これは、もっと真偽が分からないテープではありますが、恐ろしいのは、このテープがシリーズになっていて、私の手持ちだと、一番後ろのが「11」です・・・結構人気だったのかな??


 そんなわけで、まとめ紹介でした~





----------------------------------------------------------
<独り言>

DSC_2244.jpg
IMG_0565.jpg

 今年も「この季節」が来ましたね!

 我らのMUROさんのライフワークである「Diggin' Ice」の新作がリリースされ、無事にテープ&CDのダブルサイダーで購入しましたよ~

 ここ最近、MUROさんと言えばラジオの活動がメインになったことで、CDのリリースは減っているところですが、この作品だけは別格ですね・・・

 ちょうど昨年、私の中で「Diggin' Iceを深く掘り下げた」流れがあったので、今年の作品は凄い楽しみでした(^0^)

 肝心な内容は・・・もう、流石の一言です!!

 もう、聞いてるだけで気持ちよく、日曜の朝、朝ご飯を食べた後、軽く聞こうと思ったら、次第にベッドに埋まり、その気持ちよさに包まれながら寝ていました・・・(笑)
 現時点では、クレジットをあえて見ないで、とにかくMUROさんからの音のデリバリーを楽しんでいる(こういう聞き方って贅沢です!)ところですが、知らない曲が多く、やっぱり凄いな~と思っています(^0^)

 

 もう、季節は夏ですね・・・

 今週は、かなり総決算的な仕事をクリアーして、これで一息つけるかな~と思ったら、これからも課題続きということが分かり、ちょっと気持ちが落ち着かない週でした・・・
 でも、仕事をしてて励ましてくれる仲間や部下がいるので、ちょっと嬉しい週でもありました・・・

 毎年、夏を満喫したいな~と思うけど、ここ数年は仕事があって夏を楽しめていないです・・・

 うん、今年こそ、夏を楽しみたいな・・・うん、楽しもうっと!






DJ HAL & PWU 「土俵Magazine Vol.01」
IMG_0528.jpg

 え~、梅雨ですね・・・梅雨です(^^;)

 この時期、困ることと言えば、洗濯物が干せないのと、どうも気分が滅入ってしまうことですかね・・・やっぱり、晴れた空を見ないとヤル気が出ないな~

 んで、普段なら、梅雨の鬱陶しさを払い除ける爽やかなテープに行くところを、今回はあえて逆行し、梅雨のジメジメ感をプラス(?)する作品を紹介したいと思います~


IMG_0531.jpg

 今回は、00年代初期にHipHopがお好きな方、特に「アングラ」が好きだった方には有名なテープシリーズ「土俵Magazine」を紹介したいと思います!!

 土俵については、ちゃんと説明をした方が良いと思うので、私が知っている限りの情報を紹介しますね~

 まず、今回のテープは、1996年ごろより関西・大阪を中心に活動をしていたDJ/MCクルーである「土俵origin」が定期的にリリースしていたテープで、彼らの魅力を表現した人気シリーズになります。

 メンバーとしては、DJ Kanamori、DJ Wessun、DJ Hal & PWU、Indenなどが参加し、関西のアンダーグラウンドHipHopの中心的な存在として、長期にわたり活動をされていました。
 それこそ、Indenさんは、ラッパーとしてKrushさんのアルバムに参加するなど、関西にとどまらず、全国区の活動をされていて、コアな日本語ラップファンにも注目を集めていたクルーかな~と思います。
 ただ、今となってはあまり情報がなく、どうやら定期的にパーティーを開催してたり、様々なミュージシャンとセッションをしてたりはあるようですが、私自身はこれ以上は分かりません・・・詳しい方はご指摘を頂けると助かります。

 そんな、土俵の音楽を広めた存在として、今回紹介するミックステープ「土俵Magazine」が大きかったとされています。

 このシリーズは、00年ごろからリリースが始まり、クルーの各DJが順番に担当する感じで、関西圏にとどまらず、全国でヒットしたシリーズになります。
 東京でも、ある時期から、アングラ系の取り扱いが強かったDMRがプッシュしてて、このテープを聞いて影響を受けた方も多かったかな~と思います。

 少し脱線をしますが、00年代の日本のHipHopって、マス対コアじゃないですが、USでヒットしているメジャーなHipHopと、それを良しとしないHipHopの二つの流れがあり、今思うと、日本は、この2つの流れが共存して進んでいたんだよな~と思っています。

 今回の土俵は、間違えなく後者の「メジャーなHipHopを良しとしない=アンダーグラウンドHipHop」になり、独自の解釈でHipHopを進めてたわけですが、前者と後者が敵対することはなく、結果的に「俺たちは俺たちの道を進む」というスタンスが良かったように思えます?
 まあ、アングラ系のHipHopは、元々ファンが少ない市場だったのと、結果的に求める音楽性が追求すればするほど内向的(?)になり、大勢のファンを掴みづらかった要素があるので、そこまで大きなジャンルにはならなかったですが、そういった実験的な土壌があり、個々のDJやMC達の個人的な力が育ち、それこそNujabesさんのような才能が生まれた・・・のかな?と思っています。


IMG_0543.jpg

 では、作品の紹介を通して、土俵の音楽を紹介しましょう!

 今回は、初期作になる「Vol.01」になり、このテープは「DJ Hal & PWU」さんという2DJのデュオが、4台のターンテーブルを駆使して、後編集無しの一発録りスタイルで作った作品を紹介します。

 Halさんに関しては、90年代中頃よりDMCなどのバトル系大会に出てたキャリアがあり、このテープでも、そういったバトルDJの腕を基礎としながら、PWUさんと共に4台のターンテーブルとエフェクターなどを駆使し、DJミックスというよりも、DJミックスを通して「自分たちの音楽」を表現しています・・・
 
 それこそ、写真のDJ Krushさんのライブのように、自分の曲や、自分のもつグルーブに合う曲を、DJミックスを通して「一つのグルーブ」にするような選曲&DJミックスになり、なかなかな作品になっています。

 選曲的には、写真の「DJ Krush / Ruff Neck Jam」といった過去のアングラHipHop~Breakbeats、そして00年代前後にリリースされた新譜のHipHopなどを駆使して、独自の世界観を作っています。

 ただ、選曲はある意味で「部品」で、独自の解釈や、2DJ×4タンテだから出来るDJミックスにより、それぞれの楽曲を「部品」として使いながら、独自のグルーブを展開していきます。
 それこそ、KRSのHipHop vs Rapのアカペラブレンドをしてきたり、意外なHipHpoクラシック(Mantronix!)を入れてきたり、深く聞くと「おおっ!」という選曲もありますね~

 しかし、やっぱり全体の「グルーブ」ですね!

 ゆったりとしたBPMの元、まるで深い森の奥で、霧がかった凛とした空気の中で、ゆっくりとそのグルーブを奏でる感じですね・・・時にそよ風、時に雷雨のような、自然の動きみたいなのが表現されてて、聞いてるとだんだん気持ちいいですね~
 なんか、この湿気マックスな梅雨の時期に聞くと、そのジメジメ感を助長し、逆に気持ちよくなるみたいな感じもありますね・・・冷え切った部屋の音楽と言うよりも、人で込み合い、その人達の汗が感じられるクラブのグルーブを感じました・・・



 そんなわけで、作品紹介は曖昧ですが、なかなかのテープシリーズです!

 さりげなく、探している方も多いかと思いますが、シリーズを揃えるのは結構大変かも・・・私もやっと揃ったぐらいです(^^;)





<Release Date>
Artists / Title : DJ HAL & PWU 「土俵Magazine Vol.01」
Genre : HipHop、Breakbeats・・・
Release : 2000年
Lebel : 土俵Magazine No Number

Notice : Vol.1のアナザープレス

IMG_0529.jpg

 今回の01は、写真右のようなアナザープレスが存在します。
 個人的な見解では、右が2ndプレスなのかな~と思っていますが、詳しくは良く分かりません・・・
 なお、右のテープのインデックスを読むと、01は1999年4月に録音となっています。また、左の1stプレスとされる方は、2000年8月と書いてあり、これはテープのプレス年月日なのかな?

 さらに、土俵が謎なのが、00というテープも存在し、こちらは2000年3月と書いてあり、もー、よく分かりません(^^;)

 なので、コレクターの方向けに、インデックスのページを作っておきましたので、ご参考にどうぞ~

● 土俵Magazine 作品一覧




-----------------------------------------------------------
<独り言>

IMG_0545.jpg

 いや~、梅雨ですね・・・梅雨ですよ・・・

 テープ馬鹿としては嫌な時期で、アレが気になりますね・・・

 そう、テープの磁気テープに発生する「カビ」です(^^;)

 まあ、高温多湿な日本では仕方がないことですが、テープに関しては、どんなに慎重に保管しても、気を抜くと「やっほー」という感じで、白いカビが発生してて、困りますね~

 今回、土俵のテープを紹介したわけですが、久しぶりにテープ保管箱から取り出したら、何本かはカビが発生してており、カビ取りをしながら記事を書いていました・・・

 カビの除去については、よく質問をされるので、私の対処法を紹介すると・・・

(1)定期的に保管箱を開け、収納しているテープを動かし、保管箱内の空気の入れ替えを行う
(2)カビが発生していたら、テープ再生機の蓋をあけながら、テープを早送り(巻き戻し)をしながら、カビを丁寧に除去する


 になります。

 (1)については、役得なのかもしれないですが、ブログの更新記事を書くため、定期的に保管箱を開けているので、なんとかなっています・・・
 また、(1)の過程でカビが発生しているテープを発見したら、すぐに(2)を実施しているので、カビダメージが酷くならないうちに対処はできているのかな・・・

 おそらく、皆さんより持っている本数が多い(帳簿では4700本になりました~)ですが、こういった作業が自然とできているから、なんとかなっているのかな~と思います。

 ただ・・・地味に面倒くさいですね(^^;)

 (2)の作業は結構面倒で、家の中でやったら、逆にカビを家中に撒き散らかしてしまうので、家の外のチャリの上に置いて「とりあえず早送り」→「止まったらエアダスターで飛ばす」の繰り返しをするのですが、いちいち、家の外に行くのが面倒です・・・
 特に、ブログの記事を書きながらだと、執筆に集中してしまい、気づいたら(2)の作業をしているのを忘れることもあるし、ご近所の御迷惑も考えないといけないし(近くで洗濯物が干してあると実施しづらいし、夜中は音がアレなので実施しづらい)、地味に面倒です(^^;)
 

 まあ、こういう地道な努力があって、Mix Tape Troopersさんが成り立っているのですね~

 ちなみに、カビ飛ばし用のテレコ(今はソニー氏)と、エアダスターを常備しておくことはマストで、少し負担かもしれないですが、用意はしておいて損はないかと思いますよ!!