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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
MURO VS DJ Kensei 「Nine-Seven Winter Hip-Hop Sale」
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 またまた、お休みが長くなりましたが、久しぶりに更新です~

 いまさらですが、やっぱり「HipHopっていいなぁ~」と思い、つい、コレを聞いたらドハマり・・・流石な作品です!!


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 今回は、ミックステープ・コレクターにはマストな「Ciscoテープ」もので、最初期にリリースされたMUROさんとKenseiさんによる「鬼ミドル」な作品を紹介です!!

 まず、Ciscoテープについては下のリンクに詳しく書きましたが、このテープは、当時、お店の年末セール等の際、購入者特典のような形で配布されたものになります・・・はい、いわゆるノベルティーってやつですね。

 ただ、私達世代だと、こういったテープが「懐かしい!」と思う方が多いですよね・・・

 例えば、5000円以上で1本プレゼントといった感じで配布されてたので、どうしても欲しいテープは、無理して5000円ぐらいお買い物をしてもらってましたね・・・令和ですが、なんか昭和な話で恐縮です(^^;)

 このテープは1997年1月(1996年12月?)に、Ciscoの冬のセールで配布されたとされるもので、MUROさんとKenseiさんという恐ろしい組み合わせで、徐々に人気が過熱していった「Middle SchoolのHipHop」に焦点を当てた作品となっています!
 当時のCiscoは、新譜のほかに、NYで買い付けてきた旧譜のHipHopを、セールに合わせて大量に放出してたので、こういった放出を盛り上げるために作った・・・とも言えるかもしれないですね。

 取り急ぎ、Ciscoのことも含め、関連記事のリンクを貼っておきますね~

● 素晴らしき「CISCOテープ」の世界

● CISCOに送る鎮魂歌
● CISCOに送る鎮魂歌 アウトテイク


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 そして、本編となるテープの紹介をする前に、当時の状況を、僭越ながら私の視点で紹介しますね・・・

 日本では、95年頃より、高校生を中心にDJブームが勃発し、突然HipHopに需要が起こり、この頃はDJ Premierな感じなストリート感満載なワンループ系のHipHopに人気が集まっていました。
 なんでしょう、当時は、一部では「闇系」なんて呼んでましたが、真冬の真夜中が似合う、PVがモノクロな感じのHipHopですね・・・私も、服装はBではなかったですが、夜の犬散歩で、こういう音で首を振ってました(^^;)

 ただ、96~97年くらいになると、世界のHipHop自体のマーケットが広がり、一般市場でもウケるポップな音に徐々に変わってきました・・・
 もちろん、ポップな音のHipHopは昔からあったわけですが、根本的な首振り感が違うんですよね・・・個人的にはPuffyの「Been Around The World」あたりが出て、ちょっと違うかな~と思い始めました。

 そうなると、闇系を好んでいた人は、自分が好むHipHopを求める中で、一定数の人は「過去」に活路を見出し、今回紹介するような「Middle School」にハマった方が多いかと思います!!

 Middle School・・・これは、80年代中頃~終わりぐらいまでのHipHopを示す俗称で、HipHopらしい太いドラムが炸裂してて、豪快なネタ使いが魅力だった時期の曲になります・・・

 いやいや、私も大好きになりました・・・(^0^)

 私が好きになり始めたころは、コレ系のレコードは鬼のように高騰してて、とてもじゃないけど手は出なかったですが、いろいろなミックステープを購入し、その魅力に気づいていった経過があります!
 たとえば、DJ Hazuさんの青いテープ(Krowt 68)は良く聞いて、この辺の曲はカッコイイな~と思った次第です・・・

 そう、大先輩たちの背中を見て、徐々にそのカッコよさに気づいたのですね!!

 
● HipHop/R&B専門誌「Front/Blast」について
● HipHop/R&B専門誌「Front/Blast」 バックナンバーリスト

 その「背中」のエピソードの一つが、上記の写真で、当時のHipHopファンが必ず読んでいた音楽誌「Front(フロント)」のMiddle楽曲の紹介特集(1997年11月号)で、これにはヤラれましたね!!

 時系列を整理すると、97年初頭に今回のテープがリリースされ、このテープを聞いてミドルにヤラれた方が増え、この記事になった・・・というイメージがあり、当時のFrontが、ストリートのニーズをしっかりと捉えていた証拠になるかもしれませんね?

 そして、記事の内容は、HipHopの有名DJがMiddleのお勧め曲(レコード)を紹介する内容で、当時、何も情報が無かった中で、この記事は本当に貴重でした・・・

 今でこそ、気になる曲があったらShazamで調べ、どんなレコがあるかはDiscogsで調べることができますよね・・・
 ただ、当時はそんな方法はなく、曲はミックステープや現場で知れるけど、それがどんなレコなのかは分からないんですね・・・

 その中で、この記事はホント貴重で、知らなかったレコの情報が掲載されてて、この記事をコピーして、掲載された曲を探した方は多いのではないでしょうか・・・聞いた話だと、NYとかでもこの記事のコピーが出回ったなど、相当「濃い」セレクションになっていたそうです。

 そんな記事では、当然ながら、今回のテープの主役である、MUROさんとKenseiさんも登場され、濃いセレクションを披露しています!!

 両者とも、これらの曲がリリースされていた80年代末頃には、既にHipHopにハマってて、これらの曲を自分の耳と足で「掘っていた」ので、この紹介もほんと濃いんですよね・・・
 昭和スタイルな写真の小ささ、そして僅かな説明文章だけでしたが、これだけで十分で、こういった記事を読んで、レコードの知識を増やしたり、「掘る」ということの大切さを知った次第です・・・


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 では、作品の紹介です~

 今回は、Frontマナーaka掘り師マナーに従って、PCで読んでいる方には迷惑な小口写真スタイルでいきますね・・・実は、昔の記事は、こういったマナーを順守して、写真を掲載していましたよ~

 作品は、A面がMUROさん、B面はKenseiさんが担当し、両者とも「黒汁満載」なミドルを爆発させ、素晴らしい作品となっています!!
 
 まず、MUROさんのA面から紹介すると、MUROさんらしさが爆発してて、素晴らしいですね(^0^)

 それこそ、MUROさんが日本で流行らしたと言っても過言ではないRakimのUK Remixものとして「Eric B. & Rakim / Move The Crowd (The Wild Bunch Remix)」からスタートし、中盤では故Craig Mackが参加していた「MC EZ & Troup / Get Retarded」のような渋いミドルを選曲するなど、全編にわたってMUROさんらしい「深さ」が堪能できます!

 また、MUROマニアとして外せないのは、今後の作品に続くような選曲→DJミックスがちりばめられていて、個人的には「Super Disco Breaks」に繋がる部分があるんだな~ということを知り、結構ヤラれました!!
 それこそ、Fatboysの前身であり、ド渋なミドル「Disco 3 / Human Beat Box」を選曲して、ファットなグルーブを高めてノリを高め、絶妙な部分で「H.E.A.L. / Heal Yourself (Bounus Beats)」にカットインしてるのには悶絶です・・・もう、首振りまくりですね!!

 そういえば、どなたかの最近のTwitterで「このH.E.A.L.のB面にあるボーナスビーツを2枚使いしたいがために、当時、1日のバイト代を費やして、頑張って2枚を揃えた・・・」なんてコメントを見ました・・・

 このコメント、ほんと的を得ていて、MUROさんたちがクソカッコよくプレイしたことで、こういうマイナーな曲が高騰し、発見するのが大変になったんですよね・・・
 でも、プレイしたことでこれらの曲の魅力が顕在化したわけです・・・これこそ、優れた「DJ」が出来る技ではないでしょうか!


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 そして、今度はB面のKenseiさん・・・さすが「Kensei先生」な内容となっています!!

 まず、選曲面はMUROさん以上に「Middleっぽさ」を押した方向性になっており、ある意味でマニアックというか「ニヤっ」としちゃう選曲で、流石Kenseiさんな内容です!!

 それこそ、Middleど真ん中な御大「Marly Marl(マーリー・マール)」の作品や、御大が提唱した独特なHipHop感(これこそMiddleですね!)を前面に出した選曲で・・・熱すぎます!!
 例えば、当時は殆ど知られていなかったクラシック「Marley Marl feat MC Shan / Marley Marl Scratch」から始まり、ドラムが太い「Joeski Love / Pee-Wee's Dance」のような渋い曲を選曲してて・・・Bな血が入っているアラフォー間近でも、聞いた瞬間に首を振っちゃう選曲です!!

 また、Kenseiさんらしいのは「ニヤっ」とする部分で、分かりやすいところだと「レーベル繋ぎ」を多用してて、「Dana Dane / Cinderfella Dana Dane」から「RUN DMC / Sucker MC'S」Profile繋ぎには、思わずニヤっとしてしまいました(^0^)
 ただ、このレベルは優しいぐらいで、Marley繋ぎをしつつ、そこから「Roxanne War」を連想する選曲(Roxanne Shanté→Sparky Dee→
UTFO→The Real Roxanne)に展開しているところは、Kenseiさんの素晴らしさを表現しているので、是非、令和の時代も「ニヤっ」としていきたいです!!

 そして、Kenseiさんと言えば「2枚使い」で、この作品でも爆発しています!!

 Kenseiさんの2枚使いって、前述した闇系にフィットしそうなタイトかつスマートな2枚使いが印象的で、コレに憧れて2枚使いを真似した方は相当多いですよね・・・
 というか、それを真似た方が、後のJazzy HipHopや、アングラ系を引っ張るようになったので、Kenseiさんの2枚使いは、日本においては「重要だった」ことは明白です・・・

 この作品では、曲によっては2枚使いを多用してて、「Joeski Love / Pee-Wee's Dance」であれば印象的なフレーズを2枚使いしてグルーブを高めてたり、「RUN DMC / Sucker MC'S」であれば、極太なドラムを2枚で更に太くしたり・・・ほんとカッコイイです!!

 なんでしょう、これこそ「DJ」という話ですが、自分のグルーブで2枚使いすることで、プレイした曲を更に光らせているんですよね・・・
 そして、コレを聞いた者を、レコード屋に走らせて、レコードを買わせる、いや、2枚のレコードを買わせる「マジック」があるんですよね・・・

 うん、私も2枚までは到達してないけど、Joeskiは探して買ってしまいまいした!!




 今であれば、この辺の曲をDJミックスで聞こうと思えば、簡単にYouTubeで聞けるんでしょうね・・・

 ただ、ただ・・・この作品には、掘ってる人にしか出せない「熱さ」があり、それが今の時代にはないのかな~と思います・・・

 テープ的には、定番ではあるけど、人気作なのでちょっと値段がするかな・・・でも、「買って損は無し」ですよ!!





<Release Date>
Artists / Title : MURO VS DJ Kensei 「Nine-Seven Winter Hip-Hop Sale」
Genre : HipHop・・・
Release : 1997年1月(1996年12月?)
Lebel : Cisco No Number


Notice : トラックリストについて
 この作品はトラックリストが元々ついていません。この辺も、当時の掘り師マナーで「カッコイイ曲は自分で掘れ」の精神の現れでしょうね~
 ただ、作品紹介をする上で、プレイした曲の把握が必要なので、トラックリストを作ってみました・・・リストを見ただけでも、1997年の時点で、ここまで深い選曲をしていることにビビるかと思います(^0^)
 間違っている部分があるかもしれないですが、ご参考にどうぞ~

 なお、裏話ですが、ブログ的には10年ぐらい前に紹介しようと思ってトライしたことがあるのですが、当時の私の知識ではトラックが起こせず頓挫したことがありました・・・
 今回は、Shazam先生の異様な検索力の向上があったことと、分からない曲は地道な照合作業で確定させて、なんとか作れました・・・ 

【Side A - MURO】
Eric B. & Rakim / Move The Crowd (The Wild Bunch Remix)
Eric B. & Rakim / Microphone Fiend
Antoinette / I Got An Attitude
Just Ice / Going Way Back
Bad Boys feat K Love / Veronica
The B-Boys / Two, Three, Break
The Original Jazzy Jay / Do What You Gotta Do
Marley Marl feat MC Shan / He Cuts So Fresh
? / ?  (Female Rapです)
MC Lyte / 10% Dis
Audio Two / Top Billin'
Ultimate Force / I'm Not Playing
Special Ed / Think About It
Take 6 / Spread Love (Bozo Meko Remix)
EPMD / You're A Customer
Public Enemy / Black Steel In The Hour Of Chaos
Steady B / Serious (BDP Remix)
Jungle Brothers / Because I Got It Like That
Stetsasonic / Sally
Biz Markie / Biz Is Goin' Off
MC EZ & Troup / Get Retarded
Nice & Smooth / Funky For You
Marley Marl feat Craig G / Droppin' Science
Super Lover Cee & Casanova Rud ‎/ Super Casanova
Doug E Fresh And The Get Fresh Crew / Keep Risin' To The Top
Busy Bee / Suicide
Disco 3 / Human Beat Box
H.E.A.L. / Heal Yourself (Bounus Beats)
Heavy D. & The Boyz / The Overweight Lovers In The House
Spoonie Gee / The Godfather
DJ Polo & Kool G. Rap / It's A Demo
Ultramagnetic MC's / Ease Back
Mantronix / Fresh Is The Word
Just Ice / Gold Gettin' Dumb
DJ Kool / Let Me Clear My Throat

【Side B - DJ Kensei】
Sweet Tee / It's My Beat
Joeski Love / Pee-Wee's Dance
Salt-N-Pepa / My Mike Sounds Nice
Masters Of Ceremony / Sexy
Kool Moe Dee / Do You Know What Time it Is?
Eric B. & Rakim / My Melody
Marley Marl feat MC Shan / Marley Marl Scratch
Roxanne Shanté ‎/ Pay Back
Roxanne Shanté ‎/ Queen Of Rox (Shanté Rox On)
Sparky Dee / Sparky's Turn (Roxanne, You're Through)
UTFO / Roxanne Roxanne
The Real Roxanne With Hitman Howie Tee / (Bang Zoom) Let's Go Go
Ultramagnetic MC's / Ego Tripping
Boogie Down Productons / Poetry
JVC Force / Strong Island
Ultramagnetic MC's / Funky
Big Daddy Kane / Just Rhymin' With Biz
Dana Dane / Cinderfella Dana Dane
RUN DMC / Sucker MC'S
T La Rock & Jazzy Jay / It's Yours
Beastie Boys ‎/ Hold It, Now Hit It
James Brown / Funky Drummer (Beats)
Divine Sounds / Changes / Do Or Die Bed Sty
Dimples D. / Sucker DJ's (Dub)
Davy DMX / One For The Treble





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<独り言>

 レコードやテープに関することで、大きなことは無かったので、今回はお休みです・・・

 一応、それなりレコ屋は行ってますが、生活の中心を仕事にしているので、特に動きがなしです・・・すみません(^^;)

 うーん、年度末までは仕事の連続です・・・頑張ろう!!
 


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<追記 2020/03/15 21:30>

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 なんと、某氏からの情報によると、このテープのジャケ元ネタは、アメリカ産のメンソール・タバコ「Newport(ニューポート)」のデザインだったそうです!!

 ミックステープで、タバコを利用したジャケは色々とありますが、これがタバコジャケだったとは・・・恐れ入りました(^0^)

 んっ、某氏って・・・M御大様、ありがとうございました!!




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DJ Slowpitch Mistress K 「Blazing Mix Vol.2 - Old School」
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 2週間ぶりの登場・・・今はこのくらいの更新がちょうどいいかも?

 色々と仕事等が立て込んでいて、忙しいのは確かだけど、2週間あると、ちゃんと作品が聞けて、作品紹介のポイントが絞れますね・・・
 う~ん、これまではだいぶ無理して聞きこんで、強引に作品紹介をしていた時もあったからなぁ・・・あまり無理するは良くないのかもしれないですね?

 特に、自分のペースで良い作品を何度も聞いていると、日常の疲れを癒してくれます・・・これがやっぱり大切かな?

 今回の作品も、まさにそうで、癒しというよりも「B魂」を呼び戻してくれる感じが素晴らしかったです(^0^)


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 今回は、ミックステープ・マニアにはグッとくるテープ・レーベル「Revolution Recordings」からの作品で、今となっては謎の女性DJ「Slowpitch Mistress K(スロウピッチ・ミストレス・ケイ)」さんによるHipHopミックスの紹介です!!

 まず、Revolutionというと、川崎を拠点に運営していたレーベルで、オーナーのDJ Ichikawaさんをはじめ、なかなか渋めの作品が多いことから、私自身は大好きなレーベルです。
 残念ながら、テープ時代の作品は殆ど全容が知られておらず、テープを集めている方でも、そこまで注目しづらい部分がありますね・・・ただ、掘れば掘るほど面白い作品が多く、レーベル買いが出来るレーベルだと思っています。

● Revolution Recordings 作品リスト


 そんなRevolutionの看板DJの一人であったのが、今回紹介するSlowpitchさんになります。

 前述したとおり、女性のDJで、今となっては全然情報が無い方なのですが、おそらく、Ichikawaさんらと共に川崎~横浜あたりで活動をされてたようです・・・

 お名前の「Mistress=女主人」から勘案するに、割と「男勝り」な感じのDJだったのかな・・・

 それは、今回のテープでも分かるように、割とフィーメール感を前に出さず、武骨なHipHopを前面に出している感じがあり、その点が「男勝り」です・・・

 いやいや、男勝りって失礼な表現っですね・・・もう、男子も女子も関係なく、とにかく「HipHop」なお方で、信頼ができます・・・

 そういった背景があってか、同レーベルで積極的にリリース活動をしていて、今回紹介するクラシックモノのテープから、同レーベル唯一のマンスリーテープ(Brand Newシリーズ)を出すなど、気づくと結構な本数を出されています。
 また、トラックメーカーとしても活動をされていたようで、テープでは自身のトラックなどを披露しています・・・DJに加え、MPCまで扱っているんだから、この人は「HipHop」以外の何者でもないですね(^0^)


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 では、今回はサクっと作品紹介にいきましょう!

 この作品は、Slowpitchさんの初期作品の流れからリリースされたHipHopクラシック系の作品で、個人的には「B魂」を上手に煽ってくれた作品になっています。

 それこそ、これが「女性DJが作った」という色眼鏡は一切必要なく、聞いていると自然と首を振ってしまう作品となっています・・・もはや、そこら辺の柔い男子には敵わない「B魂」の塊となっています!

 まず、選曲から紹介すると、A面のド頭から「MC Shan / The Bridge」を熱く2枚使いしつつ、そこからJuice Crew繋ぎで「Biz Markie / Nobody Beats The Biz」を選曲・・・もう、この時点で「あんた、Bだよ!」と言わんばかりの選曲です!!

 作品全体の選曲としては、Middle~New SchoolのHipHopクラシックを中心とした選曲になり、切れのよい2枚使いを上手く多用しながら、とにかく「首を降らせる」選曲となっており、素晴らしいです・・・

 なんでしょう、首を降らせるというか、クラシックな曲の「ノリ」を倍増させ、聞いている人を「首を降らせながら歌わせる」感じなんですよね・・・

 それこそ、大名曲な「Gangstarr / DWYCK」であれば、熱く2枚使いをしつつ、1番のGreg Niceのパートを熱くプレイ・・・もう、気づいたら一緒にラップしていましたよ!!
 
 また、そういったノリをキープする術が上手くって、要所要所に「Funkmaster Flex / C'mon Baby」のようなトラックスを選曲し、とにかくノリノリなグルーブを作っているのが上手いです!!


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 そして、選曲を更に光らせているのが「ミックスの上手さ」「ゴリゴリな2枚使い」になるでしょう!

 まず、ミックスが凄い上手いんですよ・・・これは深く聞かないとアレですが、何度も聞いて、深くミックスの世界に入り始めると、悶絶の連続でした(^0^)

 例えば、割と「メロディーを踏まえた繋ぎ」を重視してて、鬼パーティークラシックな「45 King / The 900 Number」から「A Tribe Called Quest / Scenario」への繋ぎはドンピシャですね!!
 全然違う方向性の曲かと思いきや、メロディーは親和性があり、900にTribeの「♪Here We Go Yo」の部分をロングミックスでアクションを入れながら繋いでいくのが、全然違和感がなく、上手いんですよね・・・

 また、2枚使いは素晴らしく、B面のオリジナルなBボーイ・ブレイクの選曲→2枚使いはグレイトすぎます!!

 それこそ、「Liquid Liquid / Cavern」を熱く2枚して、Bボーイ・ブレイクなグルーブを高めていったら、誰しもが反応してしまう「Herman Kelly & Life / Dance To The Drummer's Beat」に選曲・・・そして、鬼のような2枚使い・・・最高です(^0^)
 個人的には、さんざんHerman Kellyをプレイしたあと、さりげなく同ブレイクを効果的に利用した古典「Double Dee & Steinski / Lesson 3」をリプライズ気味に選曲してくるマニアックさにも、ヤラれましたが、ほんと2枚使いで魅せる「グルーブ」が最高で、何度も首を振ってしまいました(^0^)



 紹介的には以上ですが、もう、Bな輩なら悶絶必死な作品です(^0^)

 なんか、こうったストレートに「B魂」を燃やしてくれる作品は、40近くになった今でも好きなんですね・・・

 うん、ネクタイをしてても、心には「Bの紅い華」が咲いているんだな~っと(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ Slowpitch Mistress K 「Blazing Mix Vol.2 - Old School」
Genre : HipHop、Soul、Funk、Disco・・・
Release : 2001年
Lebel : Revolution Recordings RRCT-018




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<独り言>

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 え~、今週に入り、愛用していたDJ機材の一つであるVestaxのアイソレーターが急に電源が入らなくなってしまいました・・・

 先週ぐらいからアダプターの反応がおかしい時があったので、今回は本体ではなく、アダプターが壊れたようです・・・まだ憶測の域ですが、本体の故障ではないことが良かったかな・・・

 でも、アダプターを新調したら直るのかな・・・Vestaxのような、メーカーが存在しない機材を長く使うことは、色々と不安が付きまといますね・・・

 ただ、ただ・・・

 ただ、うすうす気づいていましたが、アイソレーターを通さずに、ミキサーからの音を直接アンプに入れると、やっぱり音がイイですね(^^;)

 久しぶりにタンテ→ミキサー→アンプに繋いだら、なんか音の張りがイイんですよ・・・

 オーディオの鉄則なんでしょうが、音の経路の途中が何個かあるだけで、音は劣化(変化)しますよね・・・やっぱり、アイソを通さないと、ここまで音の輪郭がはっきりしてくることに、少し凹んでしまいました(^^;)

 う~ん、アイソレーターは、家飲みをして、気分が良かった時に稀に開催する自宅DJの時しか使ってないし、今回みたいな音の変化を聞いちゃうと、必要性に疑問符が出てしまいます・・・
 でも、アイソがないとDJプレイが寂しくなるよね・・・なかなか難しい問題だな~


 う~ん、あまり話が発展しなった話題ですね(^^;)

 とりあえず、どこかのタイミングで秋葉原にいってACを探しにいかないと・・・

 では、また次回です~




DJ Mister Cee 「The Best of Notorious B.I.G.」
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 新年になって初めての更新ですね・・・

 新年、あけましておめでとうございます!

 そして、昨年は、かなりのお休みを頂きながらの更新になり、申し訳ございませんでした・・・

 今年も、そんな感じになりそうなので、先に宣言すると、たぶん「2週間に1回の更新」が通常になりそうです・・・ただ、先に宣言しておけば、多少遅れても大丈夫かな~と思い、報告です(^^;)
 今年は40歳になるので、数えで前厄らしいです・・・あまり無理をしないで頑張ろうかな??

 そんなわけで、今年の年末年始のお休みは長かったので、外の出歩きの際にBGMになっていた、このテープの紹介です!!


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 今回は、実は初めて紹介をするミックステープ・キングの一人である「DJ Mister Cee(ミスター・シー)」さんによる、あの歴史的最強MCである「The Notorious B.I.G」のベストミックスを紹介します!!

 まず、Ceeさんのバイオから紹介をすると、NYの「HipHop」を盛り上げたDJとして有名で、歴史的に凄く重要なお方だと思います!

 Ceeさんは、80年代中頃~末よりDJ活動を開始し、初期はあのBig Daddy KaneのバックDJを務めていてお方で、その後、ラジオでのDJ活動や、後述するミックステープのリリースなど、いい意味で「裏方と表舞台」を行き来して、NYのHipHopを盛り上げたDJになるかと思います。

 特に、今回のテープの主役となる「The Notorious B.I.G(ザ・ノートリアス・ビーアイジー)」(以下、愛称のビギー)を世に送り出した一人であることが重要ですよね!!

 有名な話ですが、地元のブルックリン繋がりで、デビュー前のビギーのデモテープを入手し、そのヤバさに感化され、あの有名HipHop雑誌の「The Source」の名物コーナーである「Unsighed Hype」(未契約前の有望新人を紹介するコーナー)にビギーを紹介し、それを見たBad Boyを起こす前のパフィーが目を付け・・・そこからビギー×パフィーの戦国無双っぷりったら最高ですね!!
 
 メジャーになってからも、CeeさんはビギーのバックDJなどをしてビギーを支援してたそうですが、その前は幾多のデモテープ作成も手伝い、後輩のビギーをモノホンのラッパーに育てた経過があったようです・・・うん、NYのHipHopの発展においては、重要な裏方であることは疑いが無いっすね!


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 その一方で、Mister Ceeといったら、NYの「ミックステープ・キング」の一人として有名で、ストリート向けに多くのミックステープをリリースしており、その点も重要です・・・

 時期的には、90年代中頃から00年代初期ぐらいまでで、ミックステープの父である「Kid Capri」以降の、雑音無しなストリート向けな「ミックステープ」を作ったDJの一人として有名で、それこそDoo-WopS&Sなどど同世代になりますよね・・・

 Ceeさんについては、Doo-WopやS&Sのようなリーク系の新譜をいち早く収録していた作品は少なく、どちらかというとその時に旬な曲を独自のネットワークで集めてプレイしてたいたイメージ(違ってたらすみません)で、NYでは当時から人気で、私の手持ちでも、写真のような様々なテープが作られていました。
 特に、写真下のような「ストリート向けのオフィシャル・ベストテープ」が大人気で、これを多くリリースしていたことが非常に重要だと思います・・・

 Ceeさんのベストテープは、今回紹介するビギーをはじめ、Mobb Deep、Redman、Medthod Man、Jay-Zなどがあり、アーティスト側の了解の下、ある意味でオフィシャルなベストとして作られていました・・・
 内容的にも、そこらのベスト系なミックステープとはレベルが違い、アーティスト側の了解があるので、時に未発表曲だったり、時に本人のフリースタイルやシャウトが入ってたり、相当内容が良く、これが当時から人気だったことの理由が分かります!

 そして、ここで重要なのは、Ceeさんの影響度を踏まえ、アーティスト側が「宣伝(プロモーション)」としてミックステープを作ることを了解(依頼)していた点だと思います。

 この「宣伝(プロモーション)」と「ミックステープ」の関係性は、00年代以降、もっと本格的になりますが、90年代中頃からこういった方法が、自然発生的に生まれ、自然と活用されていたことは、ある意味でHipHopらしいし、ミックステープらしいな~と思っています(^0^)


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 では、作品の紹介です~

 この作品は1995年にリリースされた作品とされ、1994年9月にリリースされたビギーのデビューアルバム「Ready To Die」の発売以降に制作されたテープになります。

 どのような経緯で作られたかは、明確には分かりませんが、ビギーが所属していたレーベル「Bad Boy」だったり、そのレーベル・オーナーである「Sean "Puffy" Combs(ショーン・パフィー・コムズ)」が、非常にストリートを意識したプロモーションで、ビギーなりBad Boyをスターダムに押し上げた経過があるので、このようなテープが作られたのだと思います。
 それも、ビギーをデビュー前からサポートし、ビギーのことを一番わかっているバックDJでもあるCeeさんが作るんだから・・・そりゃー最強ですよね!!

 そして、内容的な話をすると、この作品では「1stアルバムまでのビギー」が網羅されており、初心者にはうってつけの「ベスト盤」になりつつ、聞いてると「やっぱりビギーはストリートのキングだよね!」ということが如実に分かる内容となっております!

 例えば、ビギー名義の曲であれば、シングルヒットもした大ヒット曲、それこそ「One More Chance」「Big Poppa」「Juicy」などを選曲はするのですが、R&B的な要素があって大ヒットしたオリジナルバージョンではなく、ストリート向けにアレンジしたRemixの選曲を多用してて、結果的に選曲が「ストリート」になっています。

 特に、白眉なのが、これらのヒットしたシングルのB面に隠れている「ストリート向けのB面曲」を多用しているところが、流石です・・・

 それこそ、One More ChanceであればMethod Manをfeatした「The Notorious B.I.G. / The What」、Big Poppaであれば「The Notorious B.I.G. / Warning」など、1stアルバムにも収録されたストリートクラシックをしっかりと選曲しています。
 また、Juicyであれば、当時はアルバムには未収録で、アナログのプロモ12inchのみに収録していた「The Notorious B.I.G. / Just Playin'(Dreams)」や、1stアルバムの発売後にリリースされたBig PoppaのRemixのB面に新曲扱いで収録された「The Notorious B.I.G. / Who Shot Ya?」など、1stアルバムでは聞けないストリートクラシックを選曲している点も流石ですね!!

 まず、ビギーって、もともと「ストリートのヤング達が狂喜するラップ」ができる天才で、ほんとこういったストリートな曲はカッコよすぎですよね!!

 そして、その点を踏まえつつ、ビギーのポップ要素も見抜き、ストリートとポップを上手く演出したパフィーの戦略も最強ですね!!

 これは、よく言われていますが、パフィーがこういったビギーの良さを見抜き、いかにして「ストリートを味方にしながら、全世界で売りまくっていくか」を追求した中で、ポップなシングルヒットの裏に、こういったストリート向けの楽曲を多く作っていたのが偉大です・・・
 その一方で、ビギーの良さは、こういったストリート向け楽曲で、ハーコーなことをラップしつつ、どこかポップス的なユーモアのあるラップが出来る点ですよね・・・もちろん、韻の確実さ、フローの素晴らしさもありますが、気づいたら首を降らせるラップが最強すぎます!!


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 そして、選曲の部分を続けていくと、初心者リスナーにとっては「ある意味で、このテープでしか聞けない曲」を多く選曲している点も重要です!!

 例えば、ビギーのアルバムデビュー前、様々なアーティストの楽曲に客演したことでストリートからの信頼を勝ち取った経過があり、その客演曲をしっかりと選曲しています・・・

 例えば、Clean Up Woman使いのド定番「Mary J Blige / Real Love (Remix)」だったり、渋いところだとメジャーシーンでも活躍したレゲエアーティストの「Super Cat / Dolly My Baby (Remix)」などを選曲し、ガッツリとビギーの良さを引き出しています。
 この2曲はどれもパフィーが関わってた曲で、RemixのHipHop路線の楽曲にビギーをフックアップし、リスナーにビギーの名前を憶えてもらう意図があったとされます・・・パフィーの商魂の現れですが、それ以上にビギーがメインアクトを喰ってしまう強烈なラップが最強ですね!

 また、これこそCeeさんにしかできないことですが、Ceeさんが関わったビギーのライブ音源を上手く混ぜて選曲してて、これもクソ熱いですね!!

 例えば、ビギーのフレーズで有名な「♪Where Brooklyn At!Where Brooklyn At!」が初出したライブ音源などが収録され、これも初心者リスナーには「うわっ、ビギー、カッコよすぎ!」となりますね!

 これらのライブ音源は、上記のようなCeeさんが作ったストリート向けミックステープや12inch(白いやつね)なんかでは聞くことができましたが、CD屋さんでアルバムを買っている方では聞けない音源です・・・
 それこそ、前述した客演時代の売り出し中のころの音源で、ラップの勢いも凄いし、パンチラインや韻の太さもヤバいし・・・やっぱり、ビギーは「ストリートなんだ!」ということが分かり、久しぶりに聞いて、かなり心が熱くなりました!


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 少しまとめると、作品の意図としては「ストリートなビギー」をプロモーションするために作られたとも言え、その役割は十分に果たした作品となっています!

 Ceeさんも、その「ストリートなビギー」を理解して、上手く選曲とミックスをし、終始、ビギーのラップに「首を振る」内容にしてあり・・・さすがミックステープ・キングな作品です!!

 つまり、写真の1stアルバムしか知らないリスナーにとっては、その「ストリートなビギー」を知るために格好のミックステープであり、ストリートの兄ちゃんや姉ちゃんからは「お前は俺たちの誇りだ!」となる内容になっており、素晴らしすぎます!!

 こういった作品は、やっぱりストリートで流通する「ミックステープの強み」で、ミックステープにしか作ることができない作品ですね・・・こういったテープがあるから、ミックステープ掘りは止められません(^0^)

 なお、今回紹介したミックステープは、Tape Kingzのテープが高値傾向なので結構入手するのは大変ですが、聞こうと思えばネットに簡単に音源はアップされていますので、探してみてね!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Mister Cee 「The Best of Notorious B.I.G.」
Genre : HipHop、R&B、Reggae・・・
Release : 1995年
Lebel : Tape Kingz No Number


Notice : Bad Boyのミックステープについて

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 作品紹介でも触れましたが、ビギーが所属していたレーベル「Bad Boy」は、オーナーのパフィーさんの戦略によって大成功したレーベルとして有名で、ビギーも当然ながらパフィーの手腕があったから、ここまでメジャーになったんだと思います。
 まあ、ビギーの実力があれば、パフィーの力を借りなくても・・・なんて話は当時からあったと記憶していますが、やっぱりビギーの色々な良さを見抜いた上で、当時の音楽業界の流れやニーズを理解してマッシブな戦略をたてたパフィーの功績は、やっぱり素晴らしいな~と思います。

 そんなパフィーさん、戦略の中で「ストリート向けプロモーション」は、どこの誰よりも力をいれていた印象はあり、ある意味で「ヒット曲はストリートから生まれる」ことを信念にしたように思えます。

 その信念の一つが、これらのミックステープになるかな~と思います。

 これは、Bad Boy公認のミックステープで、Bad Boyやパフィー関連の楽曲をNYの有名DJ(Stretch Armstrongなど)に依頼して作ってもらったとされるミックステープで、Bad Boyをストリートに売り出す際に活用していたというものになります。
 写真では、3だけ2本(ジャケ違い)となっていますが、第4弾まで作成され、それなりに人気だったミックステープになります・・・久しぶりに自宅掘りをして発掘しましたが、なかなか良かったですよ(^0^)

 なお、以下は蛇足ですが、この紹介にあたり、昔は持ってたけど、売ってしまったビギーの12inchを買い戻しするために色々なユニオンを回りました・・・なんか、この辺の12も、少しづつ相場が上がってきていますね~
 昔の感覚(00年代前半?)だと、だいたいが100円箱で買えるというイメージだったけど、LPの相当なバブルの余波か、こういった12も少し色がついていた印象があります??
 あと、同じ話だと、Mister Ceeのフリースタイルの12も、昔は100円で買えるというイメージだけど、今は結構なレア盤みたいっすね・・・どこも売ってなかった(^^;)





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<独り言>

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 写真にすると分かりづらいっすね・・・お正月の「暇つぶし」話です(^^;)

 今年の年末年始のお休みは、カレンダーがよかったからか、結構な日数を休め、レコ屋を回ったり、実家に帰ったり、知り合いと遊んだり・・・と羽を伸ばせた冬休みとなりました!
 
 ただ、後半も後半(1月4日~5日)になると、意外とやることがなく、かつ、ブログを書く気になれなかった(汗)ので、約10年ぶりに「大人の工作」を実施してみました!

 何を工作したかというと・・・古いヘッドフォンを改造して「片耳ヘッドフォン・ハンドスティックなし」を作ってみました!

 写真は、10年以上前に買って、5~6年前までは日常のミックステープのリスニング用に利用していたソニーのDJ用ヘッドフォン「MDR-Z700DJ」を元に作った片耳です・・・う~ん、写真にすると分かりづらいや(^^;)

 まず、前振りの話として、このヘッドフォンについて説明しておきましょう・・・

 このSonyのヘッドフォン、00年代にDJ用として大ヒットしたヘッドフォンで、私は音の良さから、どちらかというとミックステープを聞くために長年利用していました・・・

 ただ、5~6年前より、まじめに仕事をするようになり(笑)、仕事用のカバンに入らないことから必然的に利用しなくなり、家の自宅DJでもズーっと使っていなかったので、適当なところに置きっぱなしになり・・・気づいたらボロボロになっていました・・・
 一部のプラスチックはひび割れたことから頭に装着するのは難しくなり、耳あての合皮部分もボロボロに・・・年末の大掃除で発見したのですが、なんか、このヘッドフォン君には「寂しい思いにしてごめん」と素直に反省してしまいました・・・

 そして、このままでは可哀そうだな~と思って考えた結果、約10年ぶりに「工作魂」が復活しました(^0^)

 私は、00年代はこのヘッドフォンを死ぬほど愛用しており、どうしても日常使いの毎日で2~3年で壊れてしまうので、すぐに新品に交換していました・・・
 ただ、壊れたヘッドフォンは、大半が頭を挟むプラスチックの部分が折れてしまったことが原因なので、使おうと思えば音は聞こえるんですね・・・
 なので、2009年ごろ、壊れてないところを改造して「片耳ヘッドフォン」を作ったことがあります。

 今回は、その記憶と根性を蘇らせ、少しの暇つぶしのために改造を行ってみました・・・


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 「片耳ヘッドフォン」って分かりますかね・・・

 これは、本来は右と左の2つ聞く部分があるヘッドフォンを「1つだけ」にしたもので、DJしか使わない仕様のヘッドフォンになります。
 つまり、次にプレイする曲をヘッドフォンで聞きながら、今プレイしている曲とBPMを合わせる時に便利な仕様がこの片耳になります・・・

 このタイプ、70年代のプレDisco時代、NYのダンス系DJの一部が使っていた(それこそNicky Sianoなど)ようで、結果的にハンドスティックがあった方が便利なので、段々とハンドスティック型が普及した経過があります。
 まあ、このハンドスティック型も相当使う人は今となっては相当少なく、今ではHouse系のDJの一部だけが使っており、ハンドスティックなしだと皆無に近いっすかね・・・日本だと、ある時期だけ「DJ Hasebe」さんが使っていた記憶はあります・・・

 ただ、自宅でDJしていると、ハンドスティック型って置き場所に困るなぁと思っていました・・・

 あれはあれで、結構大きいので、意外と面倒です・・・

 そのため、今回、古びたヘッドフォン君と目が合った瞬間に「スティックなしの片耳にしちゃおう!」と思いついた次第です・・・これなら場所を取らないですね!!

 実際の工作は、10年前の全工程の最初の最初だけを転用すれば簡単に作れるだろうと思い、思い付きで作業を開始したらドンピシャで、作業時間1時間程度で完成です・・・
 一番時間がかかったのは、ボロボロで汗を吸いまくって汚れていた「耳当て」をお湯で手洗いして、ボロボロになっていた合皮部分を全部はがしたことでした・・・中身の改造は15分もあればOKでした!


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 これで、我が家のヘッドフォンは「片耳3兄弟」になりました・・・

 スティックなしが使いやすいかどうかは微妙(笑)ですが、暫くは3男の「なし君」を使っていこうと思います・・・

 なお、作り方は「Best Kept Secret」です・・・メーカー品の改造なので、教えるのは色々とハードルが高いです(^^;)

 どうしても気になる方は、2009年にアップした以下の記事を参照にDIYしてみてくださいね~


作ってみよう「片耳ヘッドフォン(Stick Headphone)」



 そんなわけで、今週はこんなもんで・・・

 これから春まで仕事的に苦行の連続の予定なので、2週間、いや場合によってはそれ以上の更新ペースになることはゴメンナサイ・・・

 では、また次回です!!






DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
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 3週間ぶりの登場です・・・ご心配をおかけしております(^^;)

 いやいや、仕事が結構忙しく、休日返上で馬車馬のように働いております・・・

 なので、あまりテープも聞けてない状況ですが、これ以上、サボり癖がつくとアレなので、家のストックからなぜか紹介してなかった作品を紹介です・・・

 今回は、先日の「コピーテープ」の記事で、テープを掘り返していたら発掘して紹介していないことに気づいたテープの紹介です~


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 今回は、北海道札幌を拠点に活動をするHipHop系DJ/Producerである「DJ TAMA(タマ)」さんのミックステープシリーズを紹介しますね!!

 言わずわずと知れた札幌を代表するラップグループ「S.P.C.」のメンバーで、活動歴も長い方ですが、まずはバイオから紹介しましょう!

 Tamaさんは、1992年ごろより札幌でDJ活動を開始し、まさに札幌のシーンを牽引したレジェンドだと思います。

 まず、活動の初期はあのB.I.G. JOEさんとユニットを組んでいたり、90年代末からはTamaさんと同じく札幌のレジェンドであるDJ Seijiさんと前述した「S.P.C.」を結成し、札幌の「日本語ラップ~HipHopシーン」を牽引した存在かと思います。

 特に「S.P.C.」は、メジャーデビューも果たし、札幌から全国に良質な日本語ラップを発信し、札幌が日本語ラップシーンに重要な都市であることを示した重要なクルーでしたよね・・・
 TamaさんはビートメイクとバックDJとしてこのクルーに参加しており、Seijiさん同様にバトルDJとしての実績もあることから、スキルフルな側面と、ストレートなHipHopを外さない姿勢は、全国のヘッズに響いていたかと思います。

 その一方で、クラブでのDJプレイも活動の大きな一つになっており、近年では札幌の大箱でレギュラーをするなど、クラブDJとしての実力もしっかりとあるお方です・・・
 今回、記事を書くのに色々と調べていたら、北海度なので、冬場の時期は、スキー&スノボ客が押し寄せるニセコでレギュラーがあるようで・・・北海度で根を下ろしながら、幅広い活動をされているDJだったようですね!

 そして、Tamaさんのスキルを全国に広めていた存在として、今回紹介するミックステープシリーズ「S.P.C Finest」が重要でしたね!!

 このシリーズは、いわゆる「新譜系ミックス」になるのですが、Tamaさんのミックスの上手さや、選曲の良さから、全国的に人気だった作品になります。

 どうしても、新譜ミックスとなると、最新の曲を「上手く紹介」することに比重がおかれる中で、TamaさんのバトルDJ的なDJスキルと、現場のDJの選曲感が上手く重なり、東京ではDMRやCiscoなどがプッシュしていた記憶があります。
 新譜系ミックスは、00年代前半になると、いかに最新の曲を知るかよりも、「その曲をどうやって上手く使うか」の方が重要になり、その辺を熟知してたレコード店では、数ある新譜系ミックスの中から「総合的に選曲が良いもの」をプッシュしていたように思えます・・・

 その意味ではTamaさんの作品を推すのは理解ができ、今回、普通に聞いても「ノレる」印象があり、結構聞いてしまいましたよ~

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 では、今回は、たまたま手にとった第9弾で紹介をしたいと思います・・・私が持っているテープの限りだと、これが最終リリースになるようです?
 
 第9弾は、2003年ごろにリリースをされた作品になり、写真を見ただけでも「なっ、懐かしい!」と思う方が多いでしょうか?
 それこそ、50CENTやSnoopといったメジャーHipHopから、Mary J. BligeのようなメジャーR&B、はたまたレゲエなどを巧みに選曲し、これを聞けば「最新のクラブでプレイされている曲は一目瞭然!」みたいな感じですね!

 ただ、全体の選曲やミックスに「ひとひねり」を入れてて、TamaさんのDJの根本的な上手さが感じられる内容になっています!

 それこそ、分かりやすいところだと、Mary Jは、写真のアルバムからのヒット曲「Mary J Blige / Ooh!」を選曲しますが、同曲の元ネタである「ED OG&Bulldogs / I Got To Have It」を軽く入れてからの選曲・・・
 それだけでなく、さりげなく女性ボーカルもので連続選曲している中でのコレなので、選曲の山谷があり、アクセントがあって上手いっすね!!

 また、写真のSnoopだと、非シングルカットの「Snoop Dogg / The One And Only」をBラスで選曲していますが、この曲のプロデュース.がDJ Premier大先生・・・
 私自身がそうなのかもしれないですが、割と新譜でHipHopの黒さが薄くなってるところで、最後の最後でプレミアですよ・・・そりゃー首を振るよね・・・こういう「分かってる」選曲も、Tamaさんらしさだと思います!

 その他にも、この時代の象徴にもなっている50Centであれば「50 Cent ft. Nate Dogg / 21 Questions」をセルフリミックス(ブレンドかも?)してたり、自身がトラック提供をしていたラップグループの楽曲「韻牙ランド / ダ・カーポ」を選曲するなど、新譜選曲の中で「DJ Tamaらしさ」を上手く出しているのが大変良いですね!
 

 新譜系のミックスは、なかなか上手く作品紹介をするのが難しいですが、このシリーズは、一聞して「DJ Tamaさんらしいミックスと選曲」が分かるところが凄いな~と思っています。
 
 正直、この辺の新譜ミックスは、私自身も研究不足な部分もありますが、鬼のように作品がリリースされているので、これからも研究して、その「面白さ」を探求していきたい思っています!
 ただ、シリーズを揃えようと思うと、結構大変な部分はあります・・・私自身も、Tamaさんのシリーズを揃えられたのはつい最近で、意外と苦労するので、コレクターの皆さんは頑張りましょう(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ TAMA 「S.P.C Finest Volume 9」
Genre : HipHop、R&B、Reggae・・・
Release : 2003年
Lebel : Change The Beats No Number




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<独り言>

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 おっ、レコードのセールで爆釣だったのかな・・・いやいや、そんな話ではなく、レコ馬鹿としては「鍛えが足りない」という話です(^^;)

 まず、ここ最近、仕事が結構忙しかったり、プライベートも嬉しい忙しさがあったりで、あまりレコ屋に行けてない状況です・・・
 
 なかなかこれを文章化するのは難しいところですが、明らかに「レコ購入金額」が少ない状況で、月締めの購入金額をまとめる作業をしていると、「ああ、レコ屋に行ってないんだな~」と思う金額です・・・

 ただ、そういう生活(?)をしてると、レコ馬鹿としては良くないな~と思うことがあります・・・

 それは、「勘が鈍る」ということです・・・

 今週末の土日は、平日に大山な仕事を一本こなし、もう思考回路がパンパンだった(笑)ので、土日を休みにして、土曜日をレコ屋周りの日にあてて、都内のユニオン巡り(渋谷→下北沢→新宿→お茶の水)にしていました・・・
 ただ、各店のレコ箱を漁っていても、なんか身が入らなくって、レコをめくっていても「体と脳に響かない」のです・・・

 この「体と脳に響かない」は、レコを掘っている人でないと分からない表現でしょうか・・・

 レコードが陳列されている箱を、スピーディーにレコを見ていると、体や脳が反応したレコに巡り合うと掘っている手が止まるんですよね・・・
 これは不思議で、風邪で体と頭がフラフラでレコ屋に行っても、この感覚があると、探していたレコに遭遇すると「反応」をします・・・反応をすると、一目で分からなくても、欲しいレコードをメモったノートを見返すとリストに入っていることが多く、レコ堀りにとって重要な感覚だと思います・・・

 ただ、この感覚が無いと、どんなにレコ箱を掘っても目当てのに遭遇しないんですよね・・・

 今回であれば、新宿ユニオンのDiscoのセールが、それを反省させるセールでした・・・

 セール自体はそんなにゴツくなく、行ったら1000円以下のが豊富なセールで、普段なら軽く流す程度のセールです・・・12月のセールに向け、ゴツいのは残して、それ以外のダブついている枚数のを放出する感じですね・・・

 そのためか、私もパラパラとめくり、探してたレコを数枚ゲットして、次のお茶の水に行って、たまたま欲しいレコードをメモったノートを見てたら、途端に「あれ、このレコ、さっき新宿であったぞ・・・?」と思い出しました・・・
 そして、帰り道でもあったので、お茶の水から新宿に戻って、もう一度、棚を覗いたら、案の定、その欲しかったレコがありました・・・最初に見た時は、楽勝でスルーしてたブツです・・・
 その後、2回目の会計(笑)をした後、なんとなく「あのレコも欲しかったよな・・・あっ、あそこの棚にあったぞ!」と思い、同じDiscoの棚を見たら、案の定、棚に普通にあります・・・新宿では3回目の会計をさせていただきました(^^;)

 写真は、土曜日に買ったレコを何となく並べましたが、勘がよければ一回で終わるものの、結果、もう一度同じ店に戻り、都合3回会計をしています・・・もう「勘が悪すぎ」です(^^;)

 う~ん、勘については、日々の鍛えが重要なんでしょうね・・・

 来週から、ユニオンの年末セールが始まりますが、セールで欲しいブツが出た時に、この「勘」が弱いと、欲しいのが抜けません・・・
 
 もう少し、仕事が楽になると、勘を鍛えられる時間が生まれるんだけどな・・・精進します(^^;)


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 そして、今度は独り言ではなく、業務報告です!

 なんと7年前に紹介した三木道三さんのテープで、結構ビックリで、そして悲しみの先にリスペクトを感じた話があったので、記事を再編集をさせていただきました。

 三木道三 「Miki-FM 1997ヘルス」

 10月の末に、三木さんのTwitterで、三木さんが所属されていたレーベル「大和レコーディングス」の代表である山本克則さんがお亡くなりになられ、その方へのリスペクトを込めて、三木さんから思い出を語られるツイートがありました。
 その中で、このテープが、三木さんがとある事情でお金が必要になった際に、山本さんのアイデアでこの作品が生まれたエピソードが書かれており、個人的にヤラれました・・・

 詳細は、再編集した記事に譲りますが、やっぱり、山本さんのような「優秀な裏方さん」の存在は重要で、光り輝くアーティストの後ろに、そのアーティストを優しく支えている人がいるんだよな~と思うと、なんか、目頭が熱くなりました・・・

 そのため、当時アップしてたけど消してしまったサンプル音源を新たに作り直し、この三木さんのツイートと共に記事を再編集しました・・・

 アップした音源もボムが多いので、お時間がありましたら、是非、お読みくださいね~



 では、今週も頑張ろう・・・目標は、週末にちゃんと更新するです(^^;)







DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
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 気づいたら、このブログで「ミックステープ」を紹介し始め、もうすぐで11年目になります・・・もう、そんなにやってるんですね(^^;)

 ただ、もう500本近くは紹介しているはずなのですが、まだまだ紹介していないテープも多く、この道はどこまで続くんだろうと思ったりもしています・・・
 特に、家で在庫テープを掘っていると、「あれっ、これって紹介したっけ?」と思うのはイイ方で、下手したら紹介したような気になって未紹介なテープも多いんですよね・・・困ったものです(^^;)

 そんなわけで、ある方からコメント欄で問い合わせをいただき、急に「もしかしたら紹介してないのでは?」と思い返したDJのテープの紹介です~


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 今回は、長年に渡りHipHop系のプロDJとして活動を続けている「DJ Jr.(ジュニア)」さんの作品を紹介します!

 Jr.さんは、東京出身のDJで、Zeebraさんが率いていたクルー「UBG (Urbarian Gym)」に所属していたことから、クラブDJのほかに、ラッパーのバックDJに長けていたお方で、日本のHipHopシーンでは影の立役者なお方です。

 バックDJとしては、UBGボスのZeebraさんのバックDJを長期にわたり担当していて、現在はあのSky-Hiさん(日高光啓さん)の専属バックDJとして、全国を行脚されているそうで、この経歴だけでも「腕利き」というのが分かります。
 バックDJって、あまり注目を浴びない仕事かもしれませんが、正面に立つMCを引き立たせるため、様々なテクニックや、阿吽の呼吸でのトラック出しなど、ほんと「職人芸」が必要とするDJです・・・その点では、Jr.さんの腕は4番打者級なんでしょうね!

 また、クラブDJも精力的に活動してて、00年代前半であれば、UBGの先輩にあたるDJ Ken-Boさんと共に、渋谷Harlemの金曜の夜を飾った名物パーティー「The Finest」のレギュラーに始まり、様々なパーティーでレギュラーをもっており、DJでも「職人」なお方でした!
 特に、横浜で精力的に活動をしていたイメージはあり、横浜のクラブに行かれてたお方だと、馴染みがある方が多いのかな~と思います。


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 その「横浜」に関係するのが・・・横浜をベースにしていたテープレーベル「Town Records」より、ミックステープを数本リリースしてたことです!

 Town Recordsも、このブログではあまり明確に紹介してないレーベルですが、横浜に関係するDJ達の作品を多くリリースしていて、それこそDJ Mayumiさん等が作品がリリースされていましたね。

 私自身も、Townのテープは、まだ全容がつかめていないのですが、どちらかというと、横浜のDJやMC達のプロダクションをしていた要素が強いようで、その流れテープも作ってたようですね・・・
 こういった地元で活動しているDJやMC達を支えるレーベル/プロダクションが、テープをリリースしているケースは全国各地で確認されていますが、なかなかそのレーベルの情報が無いのが歯がゆいです・・・もうちょっと調査をしないとな~

 ちなみに、Jr.さんは、左側の2本がTownからのリリースで、右側の2本はUBGが母体になったテープレーベル「Quarter Inches」からのリリースですね~

 なお、右の白いのは、なかなかレアな一品で、ジブさんの2000年ごろに行われたライブツアーの際に配布されたと思われるテープですね!
 こういったDJやMC達のプロダクション的なことをやっているレーベルは、こういったセルフ・プロモーションなテープを出すことにフットワークが軽く、そこはHipHop的ですね・・・なお、白のテープについては、以下の記事をご参照くださいね~

● DJ Jr. 「The Live Animal 2000 Japan Tour」


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 では、今回はTown Recordsからリリースされた人気作「Basic Of HipHop Music」を紹介しますね~

 こちらの作品は、タイトル通り「HipHopの基礎」を選曲した作品で、Middle School(80年代中盤から後半)のHipHopクラシックを中心に選曲をしています。

 それこそ、A面のド頭から、イントロを挟みつつ、「Run DMC / Here We Ge ( Live At The Hunhouse)」からスタートする時点で「ああっ、分かってらっしゃる!」と唸ってしまう選曲です!

 同曲は、ライブ録音であるものの、DJのJam Master Jayが、ブレイクビーツクラシックの「Big Beat」を淡々と2枚使いしながらファンキーなビートを作り、その上でMCのRunとDMCが、強力なライムをぶち込んでくる内容です・・・もうこれこそ「HipHopの基礎」ですよね!!

 個人的にも、Run DMCが作り上げた音楽がHipHopの基礎となり、その後のHipHopを形成していったことを考えると、HipHopの魅力を最大限に表現しているこの曲からスタートするのには、思わずグッときてしまいました(^0^)
 また、Jr.さんがバックDJに長けている、つまりその重要性を認知していることからかも、これをド頭に持ってきたのかな・・・ちょっと思い込みかもしれないけど、こういう曲はいつ聞いても「Bに戻してくれる」ので大好きです!!


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 そして、選曲の部分に話を戻すと、「HipHopといわれる音楽の基礎」である「ファンキーなトラック」×「強力なライム」が組み込まれた曲=Middle Schoolの楽曲を上手く選曲しており、これらの曲を知らない方に優しく教えている印象があります。

 そう、このテープは、ある意味で「教育テープ」なんですね。

 つまり、その音楽に興味はもったけど詳しく知らない方に対して、「これは基礎だから聞いてね!」のような感じで作られたのがこの作品になります。
 そう、今であれば、YouTubeとかで「HipHop 定番」と検索すれば出てきそうな音源を、ミックステープにしたのがこの作品になるのかもしれません。

 ただ、私としては、こういう内容が「テープ」で作られているのが面白いし、重要だと考えています。

 それは、私も同じ体験をしましたが、YouTubeもネットも普及してなかった時代は、その音楽の基礎を簡単に聞くことはできず、それなりに自分で努力してその音源を探して聞かざるを得ませんでした・・・
 ただ、すべての曲のアルバムを買うわけにはいかないので、その需要を埋めていたのが「ミックステープ」になっていたのですね・・・私も多くのクラシックをミックステープを聞いて覚えたので、これは重要なことだと思います!

 ミックステープって、やっぱり「ストリートからの教科書」な部分があり、それが魅力なんだと思います・・・

 それこそ、こういった「基礎」を聞きたいのであれば、大手のレコード会社が出すようなコンピを利用するのも良いかもしれません・・・
 ただ、これらコンピは、レーベルの権利の壁があり、すべての曲は入れられないので、結果的にストリートから生まれた音楽であるHipHopの全ては表現できないのかもしれません・・・
 
 でも、ある程度グレーでいられるストリートのミックステープであれば、そのすべての曲は収録できるわけですね・・・なので、私たち世代は、クラシックな曲やカッコいい曲を「ミックステープ」から教わったのです・・・

 また、DJ的な視点で考えると、やっぱりHipHopは「DJ」の発展をとして作られた音楽なので、DJミックスを通して聞くと、そのHipHopの良さがダイレクトに伝わる部分があります・・・DJミックスをすると、不思議とその曲達が生きてくるのもポイントかもしれません・・・


 話をJr.さんのテープに戻すと、こういった基礎を必要とする初心者向けに、分かりやすくまとめつつも、ニヤっとした選曲が目立ち、この選曲の塩梅が大変上手いな~と思いました!

 例えば、この作品の選曲では、面白いまでの「数珠繋ぎ選曲」にしていて、ひたすら関連曲で繋いでいきます・・・

 分かりやすいところだと、HipHopの競争性を表した名バトル「ブリッジバトル」を意識して、このバトルのきっかけとなった曲である「MC Shan / The Bridge」から「Boogie Down Productions / South Bronx」を繋げ、そのまま関連曲に繋いでいきます。
 更に、その流れで、Shan側の母体クルーであるJuice Crewの曲(Biz、Kane、Kool G)などをメドレー的につなげ、とにかく関連する曲を数珠的に繋いでいくのは上手いな~と思います。

 曲を聞いただけでは分からないけど、HipHopという音楽/文化は、その音楽/文化の発展の中でバトルなどの個別のサブジャンル(?)も大いに影響しているので、その辺も網羅しているのが上手いな~と思います。

 また、全体を通すと、やはり「グルーブの統一感」の点も意識ししててなかなか上手いですね・・・

 例えば、B面の出だしであれば、MUROさんのカッコいいシャウト(!)からの「Doug E. Fresh & MC Ricky D / La Di Da Di」で、まずはヒューマンビート曲を選曲しつつ、段々とレゲエ的な節回しの曲に移行しする中で、クラシックな「Boogie Down Productions / The Bridge Is Over」へつなげ、さらに、レゲエ的なヘビーなベースラインに着目して「Just-Ice / Cold Gettin' Dumb」に繋いでいきます・・・
 ここでは、サブジャンルなこと(ヒューマンビートボックス、レゲエ、ヘビーなベースライン)をやはり数珠繋ぎ的に選曲していくのですが、上手いのが、結果的に「HipHop」というグルーブに統一してあり、こういったサブジャンルが変わっても首振りが止まらない感じに仕上げているのが上手いな~と思います!



 紹介的には以上になり、初心者の方には最適なミックステープになっております(^0^)

 きっと、当時、これを聞いて勉強した方も多いんでしょうね・・・ただ、若干、初心者向けに2枚使いとか、ハードな動きのある選曲は避けているので、若干の物足りなさはあるかも??

 ではでは、気になる方は探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
Genre : HipHop(Middle School)・・・
Release : 2003~4年ごろ??
Lebel : Town Records TWTP-0016
Notice : 2013年ごろにCD再発があるようです。




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<独り言>

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 え~、いきなりビールの写真で恐縮ですが、「偶然」っていいな~という独り言からスタートです(^^;)

 28日(土)は、嬉しい用事があり、銀座~有楽町に出かけておりました・・・

 普段、私の生活圏も、そして趣味的な範囲でも銀座~有楽町ってあまり行かない所なのですが、最近、たまに出かけることがあり、行ったら何となく交通会館の各地のアンテナショップを覗くというルーティーンが流行っております(^^;)

 そして、土曜日も交通会館に寄ったら、近くで何か盛り上がっていることに気付きました・・・

 おおっ、「ラグビー」か!

 ご存知の方も多いかと思いますが、有楽町からほど近い丸の内を中心に、街ぐるみで日本で開催をするラグビーワールドカップを応援しており、交通会館の横の、無印が入ってた建物が、どうやらパブリックビューイングの会場になってたようで、そこに遭遇したのですね~
 
 なんとなく、うる覚えの情報でも、今日の夕方が日本対アイルランドの試合があることは知っていたので、近くに寄ったら、ちょうど前半が終わりそうなタイミングだったようで、この盛り上がりです・・・

 そして、少し覗いてみると、日本が接戦じゃないか!!
 
 ちょうど土曜日は、連れと一緒に行動してて、この会場の横にハイネケンのバーがあり、もう夕方近いし、そこで乾杯でもしようかとなり、ビールを飲みながら、しばしの観戦です・・・
 
 たまたま、外のテラス的なところは開いてて、秋に近づく優しい空気を感じながら乾杯・・・美味しいな~

 残念ながら、その場所からは、中のバーにある観戦モニターは見れなかったですが、中で真剣に観戦をしている方々の一喜一憂を見ているだけで、試合がどう動いているのが分かり、気分は高揚します・・・

 そして、日本の歴史的な勝利・・・あの時、試合を見守っていた皆の「日本が勝った」ことへの一体感、そして「素晴らしい試合」が見れたことへの感謝は素晴らしかったです(^0^)

 特に素晴らしかったと思うのが、まさに老若男女、そして色々な国の人が「ラグビー」というスポーツによって一つになる姿です・・・いやいや、素敵な光景だったな~

 うん、偶然に近くを通っただけなのに、こんな歴史的な場面の空気を味わえるとは・・・お連れ様の星の強さに「ありがとう」です!!


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 そして、今度は久しぶりなディグ報告です・・・

 今週は、10月からの増税前の最後の週末だからなのか、Towerのポイントが良くなったので、買ってなかったCDや本をまとめ購入してきました~

 楽しみだったKocoさんのサルソウル・ミックスや、MUROさんとT-GrooveさんのMotownのコンピ、そして個人的には待望なGラップの歴史本と、買い逃していた若杉実さんのダンス本など、増税に負けない買い物をしてきました!!

 取り急ぎ、Kocoさんのを聞いてますが・・・ヤンバイのが来ましたね!!

 個人的には「Inner Life / I Like It Like That」の2枚使いが強烈で、この人が日本の宝であることが証明されたな~と思ったりしました(^0^)

 ちょうど、ブログの執筆をしてる際に、DJ松永さんがDMCで優勝した一報も届き、ほんと、日本のDJ達が「ヤンバイんだ!」ってことを痛感しました・・・

 KocoさんはKocoさんで、9月はアメリカツアーを行っているし・・・なんか「日本のDJ」の底力が発揮されてきたのかな・・・
 
 うん、このことには答えが出ないけど、とにかく「嬉しい」な~です(^0^)



 ではでは、今週はこんなもんで・・・

 10月は、テープネタにはなりますが、久しぶりに研究発表(aka素晴らしきシリーズ)を行う予定ですので、お楽しみに・・・

 では、また来週です~