HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Enuff 「Party Groove」
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 え~、気付いたら9月になっていて、朝晩は涼しい日も出てきましたね・・・きっと、夏を過ぎて、秋に向かっている証拠なんでしょうね~

 ただ、毎年、思うのですが、もうちょっと夏でいたいかな・・・特に今年は夏っぽい日が少なかったから、もう少し夏でいたいですよね・・・

 そんなわけで、テープ馬鹿としたら「夏」の代名詞であるTape Kingzモノを紹介です~


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 今回は、もはやUSのHipHop系DJの大御所である「DJ Enuff (イナフ)」さんの作品を紹介します!

 たぶん、はじめて紹介するお方なので、最初にバイオから紹介したいと思います。

 Enuffさんは、NYのブルックリン生まれのプエルトリカン(?)で、現在も現役バリバリでDJをされているお方になります。

 活動自体は80年代末(?)から行っているようですが、ある時期に、あのRed AlertにフックアップされたことでラジオでのDJをするようになり、そのへんから有名になり、Hot97の夕方の帯番組を担当するなど、ラジオに関しては相当信頼度が厚いお方ですね~

 そして、Enuffさんが重要なのが、世界屈指のDJ集団である「The Heavy Hitters」を立ち上げたDJであることです!

 The Heavy Hittersは、日本ではそこまで知名度がないですが、NYのHipHop~R&B系DJの総本山と言ってもいいぐらい、色々なDJが参加をしてて、もはやDJ界の「ヤンキース」と言っても過言ではないかと思います。
 設立の経緯とかは分からない部分もありますが、自身のDJに加え、こういった「DJ全体」を活性化させることで、シーンを盛り上げている点は重要で、DJ業界からの評価はもっとあるべきお方なのかな~と思います。


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 そんなEnuffさんですが、ミックステープも結構出していたことから、90年代中期はテープでも評価を得たDJかと思います。

 私自身、あんまり深追いしてなかったDJ(?)だったのですが、気付いたらボチボチ持っていますね・・・なので、日本にもこれだけ入っていたことを考えると、現地でも結構人気だったと思います。

 特に、その人気を支えた「2枚使い」のカッコよさが、Enuffさんを考える上で重要だと思います!

 今回、しっかりと聴いてみたら「2枚使い」が半端ないんですよね・・・

 下の説明でも書きますが、ある意味で「DJ Spinbad」の源流とも言ってもいいDJプレイで、Enuffさんのテープを聴いて影響を受けた方が多いかもしれないですね。
 Kid Capriもそうですが、NYでミックステープを売ろうと思ったら、誰にも真似できない個性/DJスキルが必要なので、Enuffさんについては、これらの「技」でのし上がっていったのだと思います・・・

 では、Enuffさんの紹介は、大好きな「Party Groove」で紹介したいと思います!


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 この作品は、恐らく94年ごろにリリースされた作品で、タイトルの「Party Groove」からも連想できる通り、NYのパーティークラシックが詰まった作品で、誰でも楽しめる作品かと思います!

 作品について、もうちょっと深く指摘すると、直球のHipHop選曲を中心に、SoulやFunkなどのオリジナルのブレイクビーツ選曲、更にカプリのOld SchoolでおなじみのDance Classicsや80's R&Bといったクラシック選曲が混ざっている感じで・・・まるでカプリから影響を受けた選曲、いや、NYの伝統を分かりやすく詰め込んだ選曲になっているかと思います!

 それこそ、選曲面では「LL Cool J / Jingling Baby (Remix)」「EPMD feat LL Cool J / Rampage」といったHipHopクラシックや、Mary J BlidgeのReal LoveネタなClean Up Womanをモロ使いしたトラックス曲「Zulu War Chant / Time Zone」などを選曲し、ガンガンと盛り上げています!
 また、A面の後半では、漆黒のブレイクビーツタイムがあるのですが、The Champ~JB使いが半端ない「Bozo Meko / Fushion Beats Vol,2」をクソ熱く2枚してきたり、その流れで「First Choice / Love Thang」のブレイク部分をクソ熱く2枚使いをしてきたり・・・いや~カッコいい!
 
 このHipHop~ブレイクビーツ系の選曲とDJプレイを聴くだけでも、Enuffさんの「2枚使い」が半端ないことが分かり、それで人気だったことが分かります!

 時代的には94年頃なので、ここまで「上手い」のは時代的にも早いし、カプリっぽいファンキーさ(大味さ?)もありながら、Spinbadっぽく緻密にグイグイと引っ張っていく感じが素晴らしく・・・いや~、カッコいい!

 また、これも指摘したいのが、多くの部分で「アイデアにあふれた2枚使い」をしてて・・・この点も最高です!

 例えば、90年代にDJをやってた方なら誰でも出来るであろう「Real Loveの半拍ずらしミックス」を、同ネタ使いなトラックスで華麗に披露・・・94年ごろで、この技使いは早いっすね!
 また、あえて2枚掲載をしたLLとEPMDは、個人的にはDJ Spinbadが発見したと思っていた「歌詞繋ぎからのJingling Baby →Rampage繋ぎ」はこの作品で既に披露・・・これも単純だけど、上手すぎですね(^0^)

 これ以外にも、2枚使いを絡めながら、絶妙なタイミングで次の曲に繋いでいくことも多く、DJ技術と選曲がアイデアにあふれていて最高です!
 そして、カプリやビズ等なら、これに「マイク」を絡めて更にファンキーにしていましたが、Enuffさんのこの作品では、あえてマイクは使わず「2ターンテーブル・オンリーのファンクネス」で攻めていく辺りもカッコいいです!

 もう、ココまでの説明で、EnuffさんのDJがフレッシュで、本当に「Hip Hop」なのが分かります!

 やっぱりHipHopは「2枚使いから始まった」ことが分かるミックスです(^0^)

 あと、蛇足ですが、私が影響を受けた「DJ Spinbad」がEnuffさんから影響を受けていたことが分かり、ちょっと安心しました・・・スピ先生もNYの伝統を受け継いでいた点が証明できて、ちょっと嬉しいです!


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 そして、この作品では、こういった2枚使いを含めたファンキーな選曲をしつつ、B面後半ではNYクラシック選曲・・・これも絶妙で最高です!

 選曲的には上記の「Zapp / Computer Love」「Debarge / I Like It」なんかをプレイするのですが・・・カプリやビズなんかがプレイするのと同じように「説得力」が違い、もー、カッコよすぎです!!

 例えば「Zapp / Computer Love」では、HipHop選曲の流れから強引にカットイン(前曲はDas EFX!)をするのですが、それが凄いバッチリで、イントロ2枚使いがクソカッコいい・・・カプリとかもそうですが「謎の選曲なんだけど、何度も聴いているとバッチリになる選曲」です!
 特に、このZapp選曲については、テクニカルな視点を更に説明すると、それまでのHipHop系の選曲からクラシック系の選曲に切り替える際の「ブリッジ(橋渡し)」にした選曲になっています・・・つまり、方向性が違う曲へ切り替えていくために入れた曲で、Zappで2枚使いをしていたのにも理解ができます!

 そして、この後は、割とNYクラシックなグルービーな曲をプレイし続けます・・・うん、気持ちイイ・・・

 この辺は、イメージとしては、散々盛り上げたクラブで、ちょっとクールダウンをしつつ、女子も男子も腰が止まらない選曲ですかね・・・

 その上で「Debarge / I Like It」を選曲・・・もー、大合唱必死なタイミングです!

 この辺もNYらしく、大変上手いな~と思うのが、ピーク曲の「温め方」がというのでしょうか、ピークの曲が盛り上がるように、しっかりと「メリハリ」を付けているんですよね・・・

 Enuffさんに関しては、グルービーな曲を選曲して、あえてクールダウンをしてるんだけど、ビート感だったりHipHop感を維持したDJプレイで、DJミックスのテンションを切らずに進めています。
 特に、ここでも上手いな~と思うのが「2枚使い」で、要所要所で派手ではないけど効果的な2枚をいれてきてて、クールアウトなんだけど、躍動感のあるグルーブを維持しているのが最高です!




 あまり深く紹介することが出来ませんでしたが、一言で「ヤバい!」と断言できる作品です(^0^)

 当時は結構売れたし、日本にも割と入ってきているので、探せば結構あるかと思います。
 気になる方は探してみてね~



<Release Date>
Artists / Title : DJ Enuff 「Party Groove」
Genre : HipHop、Soul、Funk、Disco、R&B・・・
Release : 1994年ごろ
Lebel : Tape Kingz(US) No Number


Notice : (毎回恒例の)トラックリストについて

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 今回のテープは、テープ馬鹿ご用達な「Tape Kingz」製なので、テープの仕様等で「なんだそりゃ」と思う豪快さがあるわけで・・・今回のもありますよ(^^;)

 今回のEnuffさんのは、割とまともなトラックリスト(何箇所かは間違いあり・笑)はついていますが・・・写真の赤で示したAの後半1/4と、Bの前半1/4が、私の持っているコピーには全く収録されていません(^^;)

 実際のテープを聴いていると、その部分で「ブツ」と切れているので、本当はミックスが続いているんだと思います・・・恐らく、本当は60分×2のミックスで120分だったのを、45分×2の90分テープで作ってしまったんでしょうね・・・
 ただ、Tape Kingzの恐ろしい所は、これに気付かずにテープをガンガンとコピっているところですね・・・こういった豪快さにヤラれます(^^;)

 なお、全てのミックスが収録されたテープはあるのかどうかは不明ですが、このTape Kingz版自体が再発とも言えるので、きっと最初のプレスとかではあるのだと思います・・・
 個人的には、A面の切れた後に「KRS-ONE」御大のフリースタイルが入っているようなので、結構気になっています・・・Tape Kingzはジャケが同じでも、中身のテープが違う場合もあるので、精進して探さないと(^^;)






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<独り言>

 今週は、写真がないことから御察しの通り、独り言はナシです・・・

 大半の方が「Discogs」のイベントに行ったのでは?と思っているかもしれませんが、ガッツり仕事で不参加でした・・・ああっ、行きたかったな~

 なお、今年も10月には「CASSETTE STORE DAY JAPAN 2017」が開催されることになりましたが、コッチも仕事が入りそうで戦々恐々です(^^;)
 先日、下北のN村さんに伺ったら、今年もゴツいのを用意してるようなので、これには行かないと・・・何とかして後輩に仕事を押しつけて、朝から並びたいと思います(^^;)

 あと、8月の購入履歴を〆たら、届いては行けない大台(4)に到着したみたいです・・・ストック分を含めてのカウントなので、実際の記録更新報告はもう少し際になると思いますが、人間、頑張ればイケるもんなんですね(^^;)

 ただ、もう置き場所が限界です・・・レコードも棚を増設しないとヤバいし、そろそろ引っ越しをしないとイケないのかな・・・
 まあ、引っ越しをする準備に時間がとれないので、今のスペースで何とかするのだと思います・・・でも、そうは思っていても、普通にテープもレコードも買ってくるので、真剣には悩んでいないようです(^^;)

 では、今週はこんなもんで・・・今週も、仕事は仕事で頑張り、レコとテープは馬鹿を繰り返しますね(^^;)

 ではでは、また来週~




 
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DJ Ike Nelson 「DJ Ike's Klassic Mixez Vol.1」
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 え~、暑いですね・・・もう「やる気」がおきません(^^;)

 まあ、暑さの影響というよりも、エアコンの影響というか、私自身はあんまりエアコンが好きではないので、キンキンに冷えている室内が逆に疲れちゃうんですよね・・・
 そのため、今週は家に帰ってからのやる気の無さは強力で、何もブログ作業が出来ませんでした(^^;)

 そんなわけで、なんとか作業をして、この作品の紹介です~


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 全くもって「なんだこりゃ」な写真ですが、今回は日本で活躍する黒人DJである「Ike Nelson(アイク・ネルソン)」さんのミックス作品を紹介します!

 まず、アイクさんですが、アメリカ出身のブラックマンで、情報を辿ると80年代後半から横浜中心に活動をされていた方のようです。

 DJとしては、横浜Circusなどの横浜周辺のクラブでDJをしてたようで、イメージとしては横須賀~横浜辺りの米軍関係のブラザー達を楽しませていたお方なのかな~と思います。
 また、DJ以外にもギターが引けるなど、多彩な音楽要素を持ち合わせており、音源制作などもされていたそうです・・・なんと、Kinki Kidsやブラックビスケッツ(懐かしい!)の編曲等をされてたそうです!

 ただ、アイクさんに関しては、DJというよりも「声」の方が活動の中心かもしれません。

 当然ながら流暢な英語と、ベラベラな日本語を駆使して、番組MCや司会、そしてナレーターなどの活動をされています・・・
 80年代は横浜のFM局「FM Yokohama」では「サントリー・ソウルブラザー」という番組のナビゲーターをしてたり、懐かしの音楽番組「Hey Hey Hey」のタイトルコールを担当したり、意外なところで聴いたことがあるお方なのかな~とも思います。

 うん、全くもって写真のような「エロ帝王」ではありません(^^;)


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 そんなアイクさんですが、どういうわけか、このミックステープを1本リリースしています。

 リリースは1998年で、なんでリリースしたかは全く不明です・・・この時期は、割とDJ寄りな仕事(DJバトルの司会などをされていた)もしてたので、その辺の流れなのかな?

 んで、目を引くのが、ビヤ~ッチで、どこかG感満載なイナタイ「ジャケット」ですよね・・・

 なんと、ジャケは、あの「テリー・ジョンソン(湯村輝彦)」氏が担当しています!

 もう、これで、この作品が「エロジャケ」なのが分かりますよね(^0^)

 テリーさんと言えば、無類のブラックミュージック愛好家、特に「ギャングスタ・ラップ」の愛好家として有名で、名著である「甘茶ソウル百科事典」や「Gangsta Luv」でギャングスタ・ラップの素晴らしさを伝えた御大です・・・
 特に、本業であるイラストレーターやグラフィックデザイナーとしての力と、湯村さんにしか出来ないド変態な世界観を駆使し、ギャングスタラップの大きな魅力である「CDジャケットの素晴らしさ」を、分かりやすく表現してて、その辺は「Gangsta Luv」でヤラれた方が多いかと思います!

 そんな「CDジャケットの素晴らしさ」を、1998年の時点で克明にこのテープにデザインしててヤラれます・・・

 G系らしい良く分からないエロさ(笑)や、G系ラップのライナーによくある「Coming Soon」としてリリースされない可能性が高い次回作の宣伝(笑)も掲載するなど、仕事が上手すぎです!

 まあ、アイクさんとテリーさんがなんで繋がっているのかは分からないですが・・・たぶん、80年代はブラックミュージックを聴こうと思ったら、必然的に軍人ラインのブラザー業界に入り込んでないと聴けない(買えない)部分があったので、その辺が接点なのかな~と思います。

 では、作品の紹介です!


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 まず、選曲ですが・・・この流れでいくと「ギャングスタ・ラップ」の選曲かな~と思いますが、期待を裏切り、全く違う方向性の選曲になっています(^^;)
 きっと、ジャケについては「ギャグ」で作ったんでしょうね・・・

 んで、肝心の選曲は、どうやらアイクさんがDJとして活発に活動をしていた80年代末~90年代初期の曲を中心に選曲してて、G系とは全く方向性が違う「跳ねた」選曲をしています。

 それこそ、写真の「Eric B & Rakim / Don't Sweat The Technique」「Sugarhill Gang / Rappers Delight (89 Remix)」などのHipHopや、New Jack Swing周辺の歌モノを中心に選曲しています。
 きっと、当時、とにかく盛り上がりたいブラザー達を盛り上げた選曲なんでしょうね・・・聴いてると、RakimがAlbumバージョンではなく、あまり使わないRemixを選曲するなど、日本のDJ/レコード文化以降の耳とは「ズレる」方向性があるな~と思いました。

 ただ、全体的なグルーブの出し方は「ブラック(=この場合は荒さ)」でありながら、日本的な「きめ細やかさ」もあり、なかなか丁寧な作り方で、リズムキープがしっかりしてて、全体的に踊りやすい選曲です・・・

 あっ、そうか、この時期は「ダンス甲子園」ですね!

 最初は聴いてて平坦な印象もあったのですが、ダンス甲子園を始めとする「ダンス」という視点で考えると、結構ヒットしました・・・うん、これは当時のダンサーが聴いたら喜ぶグルーブがあります。
 なんでしょう、週末はサテンのバギーパンツを履いて踊りにくる若いブラザー達が、クラブの中で元気に踊っている感じですね・・・この辺が理解できて、やっとこの作品が好きになりました(^0^)




 紹介は以上です・・・作品もいいけど、やっぱりジャケの方に軍配かな?

 Gマニアな畏兄の皆さまには、完全スルーな作品だと思いますので、ご興味があったら探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Ike Nelson 「DJ Ike's Klassic Mixez Vol.1」
Genre : HipHop、R&B・・・
Release : 1998年
Lebel : Bay Ride Recodings BRR-001






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<独り言>

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 ここ最近、割と週末が「荒れる」傾向にあるみたいです・・・今週も「荒れた週末」を報告します(^^;)

 え~、今週は土曜日も仕事で、溜まってた仕事をこなしつつ、夕方には渋谷のユニオンで小規模なテープセールがあったので、渋谷に寄りました・・・テープセールについては、特に獲物なしでした・・・

 んで、獲物なしで渋谷に佇むと、夏の週末を楽しそうにしている皆さんが否が応でも目に入ってしまい、なんか孤独感を感じてしまいます・・・休日の土曜に、暑苦しいスーツ姿でいる孤独感は結構凹みます・・・

 なので、もー、エスケープするしかないと思い、渋谷のはずれにある串カツの立ち飲み屋に移動していました(^^;)

 そして、ココからが荒れますよ・・・

 最初は軽く飲んで帰ろうかな~と思っていたら、近くにいたお客さんの会話が「悪いつまみ」になってしまい、長居してしまいました・・・

 どういう会話かというと、私よりも一回り下ぐらいの子達がどうやらDJをしてて、DJを引退した先輩を囲んでワイワイしています・・・ただ、昔で言うalife的なパーティー志向な方々で、そのDJ感が悲しく、聴いてて辛くなります。
 でも、そういった世界で活躍してたから、引退した元DJの先輩は収入の高い仕事につけたそうで、そのバブル話も辛いです・・・同じサラリーマンでも、こんなに世界が違うのか、と思い、また凹みました。

 まあ、その店で出してる「継ぎ足しが出来るレモンサワー(=大きく切ったレモンが一杯入ってて、新しいサワーを入れてもらったら、そのレモンを自分で押しつぶす)」が大ヒットで、ホッピーで言う「中身4(結果的に5杯)」を飲んでしまったので、気持ちイイんだけど、腐れDJ会話にちょっと気分が悪い感じです・・・

 そんな中、Twitterを見てたら、近くにあるクラブ「渋谷 The Room」で信頼できるDJである「Dazzle Drumus」さんがOpen To LastでDJをされるとの情報が!
 また、先週の北浦和のテープセールで一緒に開店を待ったことで繋がったマサキオンザマイクさんから、結果的に熱い「Bな応援」を頂き、もう火がついちゃいました・・・


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 そんなわけで、10時過ぎにRoomに吸い込まれます・・・

 私自身、相当酔っぱらっていましたが、入った時点で既にDazzleさんの音・・・もう、Roomの美味しいウーロンハイを片手に、気付いたらガンガン踊り始めていました(^^;)

 それも、昨日はスーツ姿です・・・店員さんも、その時にいたお客さんも、そしてDazzleさんも「変なオッサンが来たな・・・」と思ったでしょう(^^;)

 私自身、37の立派なオッサンですが、踊ることに関しては、少なからずそこらへんのダンサーよりも上手い、いや、上手いじゃなくて情熱的だと思います・・・
 昨日に関しては、もう周りを気にせず「自分のために踊らさせてくれ」の一言です・・・いつも以上の情熱的(怨念的?)なダンスで、相当ご迷惑をおかけしました・・・

 ただ、やっぱりDazzleさんのDJはイイですね・・・

 もー、とにかく「安心して踊れる」んです!

 なんか、嫌なことは一杯あるけど、やっぱり「いいDJの音」に包まれるのは、私だけの「聖域」なのかもしれません・・・踊ることで、嫌な日常をすっ飛ばすことが出来ました(^0^)
  
 
 そんなわけで終電間際の11時45分ごろにはアウトし、帰宅しました・・・なんか、「飲む×踊る=更に酔いが回る」ことを理解せずにいたので、帰りの電車でゲ●しそうなのを我慢して帰ったのは秘密です(^^;)

 ここ最近、ほんと仕事や掘りがあってクラブに行けないのが辛い中、今回のダンスは一服の清涼剤でした・・・うん、やっぱり踊ることは素晴らしいですね~

 ではでは、来週もよろしくお願いします~





 
DJ Celory 「Higher Level Vol.2」
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 え~、この間の「キングギドラ / 空からの力」を紹介して以降、どうも、私の中で「日本語ラップ」ブームが始まったようで、高校生の頃に気持ちを戻して、色々なテープを聴いています・・・
 
 そんな中から、まだ紹介していなかったCeloryさんのテープを紹介するわけですが・・・この作品って、20年前の作品なんですね!
 20年たっても、私自身は何にも進歩してない(笑)けど、こうして、20年後でも同じ気持ちで聴けることは、嬉しい意味での考え深さがあるな~と思いました!


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 まず、今回は、作品紹介をする前に、このテープがリリースされた1996~97年ごろの状況について、お話をしておきたいと思います。

 この頃の日本では、一般的にもDJやHipHopを始めとするクラブミュージックが注目されはじめ、特に高校生~大学生といった若者層から人気を得るようになり、文化として成立しはじめた時期かな~と思います。

 その中で「高校生」が文化を盛り上げていた点は非常に大きく、俗に言う「高校生DJ」が出てきて、その流れでHipHopなり、日本語ラップが盛り上がっていった過程がありました。

 参考
 90年代中ごろにHipHop/DJなどの情報が載った昔の雑誌

 
 私自身は、1996年~97年ごろは、千葉の片隅でその過程を体感しており・・・みんな、情報が無い中、不器用にHipHopやDJを愛していて、こういった原動力があったから、その後のDJ/HipHop文化の発展があったんだな~と思っています。

 んで、話を今回のCeloryさんのテープに戻すと、私としては、そういった高校生~大学生のBボーイたちが良く聴いていた印象がありました。

 まず、このテープは、ManhattanCiscoといったレコード屋さんでも売られていましたが、どちらかと言うと、B系の洋服屋さんで売っていたことの方が多く、私も当時、このテープは渋谷のBeamsの奥にあったESPというお店で購入した記憶があります。

 私自身は、あまりB系の服が似合わず、B系の服屋さんにはそこまで出入りしていませんでしたが、当時、Manhattanとかは店前にイカついBが溜まってて入るのが怖かった(笑)ので、HipHopやDJの情報を求めて、比較的入りやすかったB系の洋服屋さんに出入りして、ミックステープやフライヤーをチェックしていましたね・・・
 この当時だと、原宿のネバーランドとか、ファイヤー通りにあったお店(Nishimiaさんのテープが売ってたお店)とか、比較的入りやすいお店は行ってました・・・ただ、ファイヤー通りのビルの上階にあったClip13とか、Manhattanの裏のStill Diggin'も、イカついBがいて、怖くて行けなかったです(^^;)


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 んで、このテープの話に戻りますが、当時、私の友人周りでは、このテープが本当に人気で、その理由を考えると「ジャケのタグ」が重要だと思います!

 まず、私自身の話をすると、これを購入し、家や外で聴いていると、友人からこのテープを「貸してくれ」と言われるケースが多かった記憶があります・・・この辺は記憶が曖昧ですが、レコードを買ってないBほど、そう言われたことが多かったと思います・・・

 つまり、ジャケのタグが「本物っぽい」印象があり、それで人気があったんでしょうね・・・

 この辺の話は、文化の黎明期が故の珍エピソードですが、参加者が音楽や文化に対してそこまで知識がなく、むしろ「本物っぽい見た目」が重要だったことを表す話になるかと思います。
 それこそ、洋服屋さんが重要だった点は、まさに「見た目」が先行していた点を表していますが、この「タグ」も物凄く重要で、タグっぽいジャケなら、それで本物!と言った流れもありました・・・

 うん、私と同世代の方なら「うんうん」と頷いてくれると思いますが、タグってホント重要でしたね!

 タグは一番手軽に「B」になれる手段として珍重され、上手く書けるだけでモテモテでしたね・・・

 それこそ、DJなら機材やレコードを用意しないとイケない、MCやダンサーなら人前で披露できるように修練しないとイケない中で、タグは敷居が低く、かつ、上手く書けたら、すぐBだと認められる要素が強く、みんな練習してましたね~
 ホント上手い奴だと、それだけでナンパ手段になり、他校の女の子が通学カバンに書いて~みたいな依頼があり、そこから交際が・・・みたいなこともあり、当時の高校生Bにとっては、実は重要な能力でした!

 なお、写真は、当時の雑誌(東京ストリートニュース)で、こういったレクチャー記事が載るほど需要は高く、これはコピーが良く出回り、これを見て練習していましたよね~

 うん、当時の「B」って、その音楽や文化が好きだからではなく、むしろ女の子や友達から「モテる」「カッコよくなる」ために嗜んでいた部分が凄く強かったんですね・・・
 私自身も、そういったことが「きっかけ」で、HipHopなりDJが好きになった訳ですが、みんな、こういった「モテるため」に始めたのがきっかけでしたね・・・これは、日本でのDJやHipHop、そして日本語ラップを語る時に忘れてはイケない視点です!


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 では、作品の紹介をしましょう!

 この作品は、既にSoul Screamの一員として活動していたDJ Celoryさんの作品なので、日本語ラップが絡みつつ、US系HipHopをメインに構成されたミックス作品になります。
 流れ的には、Kiyoさんも出していたテープシリーズ「Higher Level」の第2段になりますが、当時はそういったシリーズ要素を意識せずに売られていたような気がします・・・

 まず、US系の選曲から紹介数すると、当時の新曲が多く、大変懐かしいですね・・・
 
 それこそ、ATCQとか、The Rootsとかが選曲され、結構、このテープで選曲された内容を聴いて、イイな~と思った曲は12inchを買った記憶があります・・・
 特に、当時らしいJazzyな要素が光った楽曲には、素直に反応してたので、写真の「O.C. / Word...Life (DJ Celory Remix)」は撃沈で、直ぐに写真の12inchを2枚買って、ガシガシと擦った記憶があります(^0^)
 
 また、当時、良く流行ったHipHopのビートにR&Bのアカペラを被せる「ブレンド」もしっかりと披露されてて、B面の頭では「Black Street / No Diggty」をネタに、Sadat XのRamp Rampや、Da Bush BabeesのThe Love Songのインストを上手く使ってて、ヤラれましたね~

 当時の私は、まだそこまで「DJ」としての意識は低かったと思いますが、やっぱりミックステープを聴いて「DJを吸収」していた部分は大きいと思います。

 それは、DJの選曲だったり、2枚使いやブレンドといった技術になり、ミックステープを一つ一つ消化していくことで、自分の中で「DJ」が進歩していったんだな~と痛感します・・・




 そして、このテープの魅力となると、やはり「日本語ラップ」のカッコよさを教えてくれた点があるな~と思います。

 自分達のSoul Screamの曲に加え、RhymesterやRappagariyaの曲をプレイしてて、プレイの前にシャウトアウトが入る感じが熱いですね・・・

 んで、何よりも熱いのが、A面頭のフリースタイルで、久しぶりに音源をアップして紹介しましょう・・・

 この時期にミックステープでは、そのDJと関係のあるMC達がフリースタイルを提供することが慣例になっており、どのDJもその人選や内容に凝っていました。
 特に、このテープのフリースタイルは「カッコいい!」と評判で、当時から語り草になっていた部分があったと思います・・・私自身も大いにヤラれ、日本語ラップが好きになった「きっかけ」の一つだったと記憶しています。

 面子としてはShakazombieのHide-Bowie、RappagariyaのQと山田マン、T.A.K. The RhymeheadとN.A.O.、そしてSoul ScreamからE.G.G.ManとHabが登場し、かなり完成度の高いフリースタイルを披露しててヤラれます!
 私としては、一発目のHideさんのフリースタイルが撃沈で、レゲエ的な節回しを出しつつ、勢いのあるラップにヤラれ、こういった音源を聴いて「日本語ラップってカッコいいな~」と思った記憶があります・・・今聴いてもHideさんが優勝でしょうかね?

 ただ、これも忘れてはならない視点ですが、当時、日本語ラップは凄く歓迎された存在ではなかった・・・と思います。

 日本でHipHopなりDJが流行った過程においては、今回の記事でも断片的な紹介がありますが、実は「スタイル先行」の部分が強く、とにかく「本場が一番」のような流れがあり、音楽としてのHipHopであれば、USのモノが本物で、それ以外(日本語ラップ)は本物ではない、みたいな流れがありました。

 これは、当時のHipHop専門誌「Front」でも論争があったトピックで、結果として、日本語ラップの進化と共に、そういった壁は無くなりました・・・

 そういった「壁」を取り払う作業において、私としては「ミックステープ」の存在は凄い重要だったと思っています。

 今回のCeloryさんのテープを例にとれば、タグジャケというイージーな入り口、カッコいいUS系HipHopが並びつつ、効果的に日本語ラップのカッコ良さを紹介している構造になっており・・・結果的に「日本語ラップがそこまで好きでなかった人」を日本語ラップに振り向かせる効果があった、と思います。

 この辺は、凄い情報が曖昧で恐縮ですが、日本語ラップに関わっているDJ達は、いかにして自分達の「HipHop」がカッコイイのかをアピールするのに、凄い苦心をしていたと思います・・・DJ Kenseiさんの「Ill Vibes」がそういった意義で作られていた、と思います?
 
 そう、この壁を取り払う作業は、無認識に「海外のがカッコイイ」という不文律を、いかにして崩していく作業とも言え、DJ達が取った手法の一つが、全体的にウケが良いミックステープの中に、カッコよく日本語ラップを仕込むことだったんですね・・・
 そのため、この時代のミックステープに収録されたフリースタイルには、きっと「俺たちの時代を作ろう!」みたいな意味も含まれていて、今の時代にはない「熱さ」があり、今でも消えない「作品の良さ」に繋がっているようです・・・



 
 なんか、バシッと決まらない紹介や説明になりましたが、このテープを考えると、当時のB界の事情と見合った内容になりつつ、聴いた人を日本語ラップの世界に導いた点では、凄い意味のあるテープかと思います。

 今の市場では、多少値段がついていますが、かなり本数が出たことから、今でも買いやすいテープかと思います・・・お好きな方は探してみてね!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Celory 「Higher Level Vol.2」
Genre : HipHop、日本語ラップ・・・
Release : 1996年 
Lebel : Higher Level No Number






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<独り言>
 今週はお休みです~ 

 毎週、レコード&テープ万歳な話題があると、困ってしまいます(^^;)

 ただ、最近はブログの方が頑張ってなかったので、色々と企画中です・・・まだ、具体化してないのもありますが、頑張りますね(^0^)









Tony Touch 「Hip Hop #50 - Power Cypha 50 MCs」
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 え~、今週も仕事一色で、土曜日までフルマラソンでした・・・いや~、疲れました(^^;)

 来週に大仕事があるので、それまで耐えれば完走だと思いますので、それまでは頑張りましょう・・・

 そんなわけで、気付いたら紹介してなかった名作テープの紹介です!!


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 今回は、NYを代表するDJである「Tony Touch (トニー・タッチ)」さんの作品で、名作ミックステープの一つに数えられる「50MC's」を紹介したいと思います!

 まず、Tonyさんについて簡単に紹介しておきましょう~

 Tonyさんは、NYのブルックリン出身のHipHop系DJ/Producerで、割と日本では馴染みの深いお方かと思います。

 1969年生まれの47歳で、子供のころからHipHopに馴染み、その流れでDJを志したそうで、バックボーンである「プエルトリカン」という立場を生かして、NYのみならず、世界各地でDJをされている大御所になります。

 まず、Tonyさんにおいては、やっぱり「プエルトリカン」という立場が大きく、一時期はカリブ海地域の音楽とHipHopの融合を推進した立役者として有名で、一つのジャンルにもなった「Reggaeton(レゲトン)」をプッシュし、HipHop業界的にはホント重要なお方です!
 それこそ、このレゲトンの流れは、同じプエルトリカンのアーティストを昔から協力をしていたことの「賜物(たまもの)」であり、時代を少し遡り、90年代後半位からプエルトリカンのアーティストが増えていった背景には、TonyのDJとしての後押しがあったからでしょう・・・Big Punisherあたりは、実力もありましたが、Tonyさんの後押しが大きかったのかな~と思います。

 また、Tonyさんはダンサーとしての「B-Boy」でもあり、現在でもあの「Rock Steady Crew」のメンバーに名を連ねています・・・今は踊ってないようですが、TonyさんがバックDJをやっているイメージはおぼろげにあります・・・
 元々、子供の頃はB-Boyだったこともあり、その流れでRSCに入っているようです・・・そのため、一時期はRSC関連~B-Boyバトル系のイベントのバックDJとしても活動していたと思います。

 あと、そのB-BoyバトルのバックDJの流れもあってか、日本には結構来日してて、あの「Zeebra」さんとは作品での共演(I'm Still No.1のRemix)をきっかけに凄い仲が良いことが有名ですね・・・

 なんか、まとめになりますが、ジブさんもTonyさんも40を過ぎてもタンクトップが似合うのが頼もしいですね・・・うん、その「気取らない姿」が海を越えて愛されているのだと思います!


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 そして、Tonyさんにおいて、一番重要なのが「ミックステープ」ではないかと思います!

 今回紹介する作品自体がHipHopシリーズの50作目になり、リリースは1996年です・・・当然ながら、それ以降のリリースもあるし、R&BやReggaeといったジャンル別のシリーズも多くリリースしており、めちゃくちゃ作品数が多いです・・・
 詳しくは「Discogsの一覧(海外のコレクターは頑張ってますね!)」を参照ですが、ホント本数が多いです・・・私も、何となく買ってますが、現在の中古市場でも頻繁に出やすいことを考えると、USもさることながら、日本でもミックステープが人気があったことが伺えます。

 そして、この点を踏まえて言いたいのは、Tonyさんは「ミックステープを一般化」させたDJであることです!

 特に、これらのテープは、いわゆる「新譜テープ」で、その時にリリースされた新曲を中心に構成され、ある意味で「ラジオでは対応ができないストリート向けのスピーカー」になっていました。
 まあ、NYに関しては、ラジオもメチャクチャ機能をしていたのは事実ですが、ラジオである以上、放送コードやポリシーがあるので、HipHopという真のストリートミュージックをプレイすることが難しかったんですね・・・その「隙間」を埋めたのが、この「新譜テープ」になるかと思います。

 また、この点を進めると、その「制作したDJにしか作れない音楽作品」としての側面も出始め、例えば人気MCのフリースタイルを収録してたり、未発表の曲がプレイされてたりしてて、DJが主導になってこれらのミックステープを盛り上げていた部分もありました。
 この点では、Tonyの後に頭角してきたDJ Clue?などが、自身の政治力を使ってエクスクルーシブな曲を多く集めて、ミックステープと言う存在を拡大させた訳ですが・・・結果的に、ミックステープという存在が「DJのアイデア」の元で作られた「音楽作品」であることは変わりがありません。

 そして、ここでいう「DJのアイデア」が爆発させたのが、今回紹介する「50 MC's」になるかと思います!

 詳しくは、以下で紹介しましょう!!


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 まず、この作品はTonyさんのミックステープ50作目(HipHopシリーズとして)を記念して制作された作品で、タイトルの50にあやかり、50人のMCの「フリースタイル」を収録した作品になります!

 それも、どこかのクラブの隅や電話越しに録音した内容ではなく、しっかりとスタジオに入って録音した「曲ともとれるフリースタイル」を収録しており、もはやTonyさんの「音楽作品」になっています!!

 ミックステープにおける「フリースタイル」を考えると、大半がシャウトアウトレベルの簡単なものが中心になり、それこそ、DJミックスの合間に入る「おまけ」的な存在かと思います・・・
 一方で、DJによっては、そのフリースタイルが作品上の売りにもなるので、結構気合いを入れる部分でもあり、レゲエで言う「ダブ」のような意味合いで、エクスクルーシブなフリースタイルをしっかりと録音して、DJミックスの出だしなどに入れておくこともあります・・・

 今回のTonyさんの作品では、この後者の考えを踏まえて「だったら、全部フリースタイルにしちゃおう!」という考えで作られており、ある意味で「ミックステープ=DJのアイデアの結晶」であることを具現化した作品になります!
 
 HipHopって「発想」を大切にする音楽ですよね・・・

 当然ながら、このアイデアはHipHop精神に裏打ちされているので、当時のNYでも相当ウケ、爆発的にヒットしたそうです・・・やっぱり、こういった「アイデア」を評価する部分がHipHopの良いところですよね~
 また、少し横道に逸れますが、同時期にリリースされた「DJ Spinbad / 80's Megamix」もアイデア一本で勝ち上がった部分を考えると、95~6年ごろのNYでは、DJ達が「自分のアイデア」で今までに無い「ミックステープ」を作っており、大変「熱い」時期だったのかもしれませんね・・・

 ただ、このアイデアについては、冷静に考えると、Tony自体、昔からレゲエに明るかった部分があり、レゲエでは一般的だった「ダブ(そのDJ/DJクルー用の特注曲)」の考え方を上手く使った部分もあるのかな~とも思います?
 ただ、現場実況を収録したテープでは当然あったけど、ダブだけで「ミックステープ」を作る流れは96年よりもうちょっと後のような気がするので、その意味では先駆的な部分はあるかもしれません?


 そして、実際の内容は、その当時の大御所MCやニューカマーのMCが勢ぞろいし、聴いていて「熱い!」感じがバシバシして最高ですね!

 参加したMCとしては、有名どころだと、写真のKRS-ONE、Kool G Rap、Guruなどの有名ラッパーや、Onyxなどのグループはメンバー総出でフリースタイルをしており、かなり豪華です!
 何となくですが、写真を白黒で揃えていたら、こういった面子を名前になりましたが、それ以外にもWu関係者、Bootcamp関係者、また渋いところだとGrandmaster CazなどのOG勢も参加してて、これだけの面子を揃えられたのは、Tonyの力量あってですね!

 ある時期から、特にUSでは、ミックステープにおいて「どれだけ有名MCのフリースタイル/エクスクルーシブ曲を入れられるか?」が、そのDJの「力量のバロメーター」になったわけですが・・・このテープの人選を見ちゃうと、Tonyさんの力量以上に、各MC達からの「リスペクト」があったからこそ、作品として成立したのかもしれません!

 前段の「プエルトリカン」の部分で、Tonyさんが「DJとして後押ししている」と書きました・・・それは、Tonyさんに関しては、ミックステープのリリースを通して、収録した曲のアーティストを「後押し」しています・・・
 きっと、この作品に参加したMC達は、こういったTonyさんの後押しに対してリスペクトがあり、だからこそ、ここまで協力的にフリースタイルをしたんだと思います・・・なんか、ミックステープが「MCとDJを結びつかせる場所」であることも示してて、グッときます!

 また、最後に、いつものミックステープ評論的なことも入れておくと、そのフリースタイルで使われる「インスト曲」が良く、この辺もTonyさんのDJの上手さが出てるかな~と思いました。

 1996年の作品なので、それこそ7 Minutes of Funkを引き直した「Jay-Z / Ain't No Nigga」などの懐かしいチューンを使うんですが、これがカッコいいんですよね・・・高校生時代に好きで聴いてた曲ですが、Tonyさんがプレイすると、なんか雰囲気が高まり、昔聴いたよりもカッコよく聞こえます!
 また、その一方で、古典ブレイクともいえる「Wild Style / Down By Low」を2枚使いでバックトラックにしてて、ある意味で「オールドスクール=B-Boy」を忘れていないところも素敵です!




 今回も、思い付いたことをバーっと書きましたが、やっぱりHipHopは「アイデアの文化」であることを改めて思い直しました。

 そして、その考えを元に作られている「ミックステープ」は「DJのアイデアの結晶」なんですね・・・これも大切なことですね!

 今となっては「ミックステープの古典」とも言える作品ですが、こういった「DJ文化で忘れてはいけないこと」を思い直させてくれる点は素晴らしく、改めてTonyさんの偉大さにリスペクトです!

 なお、テープ的には、USでは相当売れてて、それなりに入手しやすいはずですが、ここ最近、USでも、そして日本でも、こういった90年代中ごろのミックステープ(それこそTape Kingzなど)は高騰傾向にあるので、これも入手が難しいかな?
 ただ、普通にYouTubeにもアップされているので、気になる方は探して聴いてみてね~



<Release Date>
Artists / Title : Tony Touch 「Hip Hop #50 - Power Cypha 50 MCs」
Genre : HipHop・・・
Release : 1996年
Lebel : No Lebel No Number   


Notice : 別ジャケについて
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 私が所持しているレベルだと、右のTape Kingzプレスも存在しています。ただ、写真のBガールジャケの方が一般的のようなので、今回はBガールの方で紹介しました。個人的には50番前後の流れを考えると、Bガールが最初で、Tape Kingzの白黒ジャケは2ndになるような気がします・・・
 また、Bガールの方は、この絵を作ったデザイナー(Hardkore)は書いてありますが、レーベル名は書いていません・・・どっちが1stプレスかも含め、こういったUSミックステープの「謎」な部分は、深く考え過ぎると無限ループになるので、深く考えない方が良いと思います(^^;)


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 なお、その「深く考えない方が良い」の話がでたので、別角度の補足をしましょう・・・

 今現在、日本で買える「US産のミックステープ」は、純粋にNY等でプレス/コピーされたテープもあれば、当時の日本でコピーされたテープも多く含まれています。
 
 実は、今回のテープにおいて、TapeKingzのは、明らかに日本でコピーしたテープだと判断できます・・・

 両方とも市販のカセットテープにダビングをした作品ですが、TapeKingzの方は、90年代後半に日本のディスカウントショップで1本100円程度で販売されていたコ●カ製のテープなので、日本コピーでしょうね・・・
 このコ●カのテープ、私自身は凄い思い入れがあり、90年代後半の高校生時代、深夜ラジオが好きで、録音用に安いテープを常に探していた中で、秋葉原の高架下の怪しい店が爆安でこのコニカのテープを出してて、まとめ買いをして使っていたので・・・このTapeKingzが日本コピーと判断しました・・・
 なお、Bガールジャケの方は、Maxell製で、ジャケの裏にたまたま入っていた元の市販テープのインデックスシールにおいて、裏の説明書きが英語なので、コッチはUSプレスのようです・・・

 1990年代前半から98年ごろまでの日本での「販売方法」を考えると、徐々にHipHopが人気になり、それこそレコードの輸入量も増えていった過程がありますが、総体的な輸入量が低い状況では、アメリカで作られたテープをそのまま輸入してきて売るのにはコストが高くつき、こういった「日本でコピーする」ことも少なくはありませんでした。

 それこそ、レコード屋さんや洋服屋さんが多かったのですが、NY等のへの買いつけの際に、元となるミックステープを1本買ってきて、日本でコピーをすれば経済的ですよね・・・
 この流れでは、どのお店がやっていたかは伏せざるを得ませんが、割と有名な洋服店でやってたり、Cisco坂の手前で露店を開いているお兄さん(テープ屋キングス!)がやってたり・・・日本産のコピーは割とポピュラーだったと思います。

 まあ、私自身は、色々な過程を経てテープ馬鹿になったので、そういった「コピー」も、このミックステープ文化の「華」であると考えており、悪意のあるコピーテープ(海賊版という意味合いか?)以外は歓迎しています・・・

 なので、今回、こうして指摘はしていますが、あくまでも「ミックステープの楽しみ方」の一つとして捉えていただければ幸いです・・・


 なお、関連情報ですが、こういったTape Kingz等のNY系のミックステープを現地品かどうか見分ける方法は多岐にわたり、私自身も知識をフル動員して検品(?)をしています・・・
 ただ、ここ最近に聴いた話で、日本でコピーしていた某店において、わざわざUSで良く使われている無地テープ(メーカー記載が無い透明のテープ)を輸入してきてコピーしていた、という強烈な情報を知り、もう、判別すること自体も辞めようかと思っています・・・(^^;)





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<独り言>

 最初に愚痴った通り、仕事が忙しかったので、今週も独り言はお休みです・・・
 そして、来週は週末がモロ出張なので、来週は更新自体がお休みです・・・すみませんね~(^^;)

 でも、昨日は、仕事のしすぎで頭がおかしくなりそうだった(笑)ので、残業後に無理やりレコード屋に行って魂の浄化を・・・やっぱり、レコ屋は落ち着くな~
 そんな流れで、下北に行ったら、嬉しい出物が・・・N村さん、A井さん、いつもありがとうございます!






DJ Kogataroo 「Looking For The Breakers Beats 4」
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 え~、先週はすみません・・・日曜日に途中まで書いてましたが、作業終わらずでヤケ酒(?)したらツブれてしまい、更新を断念しました(^^;)

 それもこれも、日々の仕事の忙しさが問題っすね・・・いや~、一生懸命に働いてますよ(^^;)

 特に今月は、来月の月末にある大きな仕事の前準備等があり、日々の残業&土曜出勤で対応したおかげで、自分の時間が殆どなく、ブログの更新に力が割けなかったです・・・
 これが意外と重要なのですが、平日は、作品聴きこみ、そして、下調べ&作品紹介の方向性の草案しており、今回はこれが出来なかったので、日曜日の作業が進まなかったようです・・・ 

 7月前ぐらいまでは仕事の忙しさは変わらないようですが、ブログはなんとか更新していきますね・・・本当は、何か企画系の記事を書きたいんですけどね~
 
 では、2週間ぶりの作品の紹介です~


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 今週は、なぜか紹介してなかった作品で、DJ Kogataroo(コガタロー)さんによる人気シリーズ「Looking For The Breakers Beats」を紹介します!

 まず、コガさんは、現在は人気オンラインショップ「Breakwell Records」の店主さんで、DJとしても青山蜂の「Extra Extra」等でプレイをしてたりするので、ご存知の方も多いかと思います。

 特に、コガさんについては、今回紹介するミックステープ「Looking For The Breakers Beats」シリーズがポイントで、このテープを通してコガさんのことを好きになった方も多いかと思います!

 記憶では、DMRでは力強くプッシュしてて、2002年~05年辺りは、必ずお店のラインナップにあり、ダンサーの人が「ダンス練習用のお勧めはどれですか?」と尋ねられたら絶対にコレを勧めてた感じがあり、結構売れていたシリーズになります・・・

 このシリーズは、イメージとしては「ダンサー/ブレイカー」向けにノリの良い楽曲を選曲・ミックスした作品で、それこそ、B-Boyバトルなんかでかかったら、踊らずにいられないようなノリの良い曲が多く選曲され、当時から人気だった作品になります。
 ジャンル的には、とにかくノリの良いHipHopや、ジャンルとしてのBreakbeats、そしてオリジナルのブレイクが含まれているSoulやFunkといった様々なジャンルの曲を選曲し、とにかく「ノリ」を重視した作品になっており、ブレイカーでなくても体が動いてしまう内容になっています。

 コガさん自体、DJは90年代中期ぐらいからされていたようですが、伝説のお店「Breakbeats」の店主をされてたことから、元々「ブレイカー」に明るかった部分はあり、この作品に繋がっていると思います。


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 話を少し脱線して「Breakbeats(ブレイクビーツ)」というお店についても触れておきましょう・・・

 このお店は、渋谷から原宿へ抜けていく明治通りにおいて、洋服店エディフィスの裏手通りの2Fにあったお店で、イメージとしてはHipHopにおける「オールドスクール」に特化した洋服/雑貨/レコードetcのお店になります・・・記憶では、90年代末(?)から2005年ぐらいまで営業をしてたかと思います。

 取り扱い商品としては、オールドスクールな洋服やジャラジャラなアクセサリーが所狭しと陳列され、特にHipHopの4大エレメントである「DJ・MC・ブレイクダンス・グラフティー」において「ブレイクダンス」と「グラフティー」にはめっぽう強かったお店と記憶しています。
 歴史的な流れを考えると、90年代中ごろからHipHop最高会議周辺でオールドスクールが盛り上がり始め、そのへんの流れを汲んで動いていたお店になり、一時期はYou The Rockさんなんかが利用していたお店で、後輩筋のZen-La Rockさんも通っていたかと思います。

 そして、このような流れがあったことから、オールスクールなレコードやテープも結構扱ってて、私も何回か訪問をしたことがあります・・・

 特に、テープは結構充実してて、それこそ、オールドスクール時代の実況録音テープや、今回紹介するような「ブレイカー」向けのテープを販売してて、ブレイカー向けの音源を求めて、このお店に通ってが方も少なくはないかと思います。
 
 以前、「DJ Mar / 三度の飯よりBreakin' Vol,3」という作品の紹介で触れましたが、ダンスの練習用に「とにかくノリのよいビートが流れ続けるテープ」というのは需要が高く、結構売れていたジャンルのテープになります。
 ただ、この辺は面白い部分なのですが、いわゆる「DJ」ファンとは趣向が若干異なることから、ごく初期はレコード店では販売されていなく、今回のBreakbeatsのような洋服屋さんで売ってたケースの方が強く、その辺の事情があって、Breakbeatsでも割と意識的に販売をしていたのだと思います。
 特に、00年代初期だと、そこまでブレイカー熱は高まっていなく、00年にWaseda Breakersが世界大会で準優勝(Battle of the Years)したあたりからブレイカー人口が増えていった様相もあるので、ニッチな需要をフォローしていた側面もあったかと思います・・・その後、市民権を得るようになってから、DMRなんかが買いやすく売っていた記憶があります。


 そんな背景において、コガさんのテープシリーズは、ブレイカーにも、そしてDJファンにも人気があり、かなり売れていたシリーズになるかと思います。

 シリーズとしては第8段までリリースされていたようで、繰り返しになりますが、DMRが結構プッシュしてたので、興味を持って買われた方も多いでしょう・・・
 残念ながら、私に関しては、リリース当時は聴いていなかったのですが、テープを掘り始めて聴いたら、それまでは「ただのブレイカー向けミックス」と思ってたら、しっかりと「ミックステープ」になっており、最高にドープなのにビックリしました!

 では、今回は結構好きな第4段の紹介を通して、コガさんのDJの良さを紹介しますね~


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 まず、先に選曲面から説明すると・・・かなり良いです!

 残念ながら、この作品の良さを説明する為に必要なレコードが揃わず、私の手持ちだけで紹介になりますが、選曲の幅の広さと深さ、そしてバランスの良さ等が折り重なり、飽きのこない「ノリの良さ」が上手く表現されていると思います。
 ジャンル的にはMo'wax~Cut Up系のBreakbeatsと、Middle~New Schoolを中心としたHipHopを主軸に選曲し、かなり深い選曲でありながら、ストーリー感のあるノリの良さが気持ちよく、気付いたら何度も聴いていました!

 それこそ、序盤では「DJ Shadow / What Does Your Soul Look Like」のようなBPM遅めだけど腰のあるBreakbeatsから始まり、ミドルクラシックな「Uptown / Dope On Plastic」などのHipHopの曲を上手く織り交ぜつつ選曲が進んでいきます。
 途中では「DJ Shadow / Organ Donor」「Pete Rock & C.L. Smooth / Creator」のような、ブレイカー殺しな必殺曲も上手くプレイし、聴いてて飽きない展開も織り込まれているのが上手いっすね!

 そして、この選曲面を引き立てているのはミックスの上手さで、聴いていると「確実に次の曲にグルーブを繋げる」ミックスをして、次の選曲に繋いでくるのが上手いです!

 例えば、前述した「DJ Shadow / What Does・・・」では、ロービートな雰囲気を出しつつ、程よいところで出る声ネタ切れで「Uptown / Dope On Plastic」にカットインをするのですが、BPMのズレも、グルーブのズレも全くなく、このカットインを聴いただけで「上手い!」と思いました!

 今回、他のシリーズ作品は深く聴きこんでいないので、比較はできないですが、コガさんの上手さは「ブレイカーの足を止めない」選曲とミックスがポイントだとおもいます・・・

 私自身、ブレイカーではないのでアレですが、次の曲にチェンジした際に全く雰囲気の違う曲だと踊りづらいです・・・特に10~15分程度のバトルであれば、その選曲一つで踊る方のテンションも変わるでしょうから、かなり重要だと思います。
 また、聴いてると、段々テンションが上がってくる選曲をしてて、その辺もブレイカーの足を止めさない技でしょうね・・・踊っているブレイカーとしても、段々とテンションを上げてった方が踊りやすでしょうからね!

 この辺を意識して聴くと、他の部分でも細かい上手さが光ってて、ブレイカーが踊りやすい「ストーリー」も上手く構築してる印象がありました!

 全体的には上向きなBPMに設定されていますが、「Pete Rock & C.L. Smooth / Creator」であれば、次の曲は同ネタで繋いでいき、同じグルーブでも転換を作ったり、「DJ Shadow / Organ Donor」であればあえてブレイクレスな部分を活用してショー的に美味しい展開にしてたり・・・ダラダラと同じグルーブは作らず、流れの中でメリハリを作っているのも上手いですね!



 持ってるレコードで強引に説明しちゃいましたが、やっぱりこのシリーズは素晴らしいです!

 一般的には「ブレイカー向け」なイメージでリリースされていましたが、今回、改めて聴いてみて、選曲もDJミックスも素晴らしく、しっかりと「ミックステープ」であることが分かり、コガさんの良さがしっかりと出た作品(シリーズ)だと痛感しました。
 特に、選曲面が深くって、聴いてて「あっ、この曲カッコいい」と思わせる渋い曲が多いですね・・・おかげさまでウォントリスト入りした曲が多いです(^^;)

 割と本数はあるので、買いやすい作品かと思います・・・お好きな方は探して聴いてみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Kogataroo 「Looking For The Breakers Beats 4」
Genre : HipHop、Breakbeats・・・
Release : 2000年ごろ?
Lebel : Breakbeats No Number


Notice : 別ジャケについて

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 この第4段には、上記のような別ジャケが存在しています。イメージとしては、上記の文字のみのは1st Press絵がついているのは2nd Pressで、絵付きのテープの方が圧倒的に市場には多いですね?

 全てのテープを把握してないのでアレですが、6番までは1st Pressの文字ジャケと2nd Pressの絵ジャケがあり、7と8は絵ジャケのみのようです・・・
 恐らく、最初は自分のお店(breakbeats)で販売しているレベルだったのでシンプルな文字ジャケだったのが、DMRなどの他のお店で取り扱うようになったことから、プレスの際に絵を追加したんだろう、と思います?

 私も、まだ全て集めきれていなく、どのようなリリース状況だったのかは分かりません・・・それこそ、1と2が未入手なので、全容が分かってきたら、改めてご報告しますね~





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<独り言>

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 え~、日々の仕事が忙しい状況ではありますが、レコード&テープ掘りは何とか敢行しており、割と好調な状況が続いています・・・

 今年は1月~2月は不調で、そこまで買ってなかったのですが、3月ぐらいから出物が増えてきたので、嬉しい散財が上り調子です・・・
 そういう状況なので、意識的に攻めてて、会社帰りに掘りに行ったり、休みの日に無理して出かけたり・・・掘りも頑張っていますよ~

 そんなわけで、2週分の釣果報告を紹介です~

 まず、先週である4月22日ですが、業界的には「Record Store Day」で、色々と盛り上がっていたようですね・・・そう、「ようですね」がポイントで、その日は休日出勤で、仕事が終わったら参加したので、どれぐらい盛り上がったのかがが良くわかりません(^^;)

 まあ、結果的にはいつもと変わらない週末で、普通に今回の更新用に必要なレコを探したり、欲しかったレコを掘りに行ったりと、皆さんが盛り上がってる限定の新譜レコードには興味を示さずで、普段通りな週末でした・・・
 新譜系のレコードって、どうも性に合わないんですよね・・・それこそ、H Jungleであれば、当時、Avexがプロモで12を切ってるので、私はそっちを掘るんでしょうね・・・こればかりは趣味と環境の問題ですかね??

 RSDについては、今年も色々と賛成・反対な意見が出ていますね・・・

 私としては、レコードが盛り上がることはイイことだと思ってるし、もっと大切なのは、この日だけ盛り上がるのではなく、継続してレコードを楽しむことだと思うので、RSDがその「きっかけ」になればイイのかな~と思います・・・

 そんなわけで、先週の土曜日は仕事帰りに渋谷→新宿を周り、今回のコガさんのレコを中心に捜索を行っていました・・・

 土曜夜の捜索掘りは結構危険(?)で、なんとしても閉店する9時までに店を周り、目当てのブツを回収しないといけないので、凄い必死です・・・先週もスーツ姿のオッサンがイルなオーラを出しながら必死に捜索をしていたと思います(^^;)
 それも、ダメだな~と思ったのが、渋谷のHMVに寄ったら、あのタキシードのインストアDJがあるということで、開始前のすし詰めな店内をかきわけ、普通にHipHopの棚を掘り掘りしてました・・・うん、タキシードはドン無視で掘ってましたよ(^^;)

 まあ、結果的にコガさんのテープの紹介で必要そうなレコは見つかりませんでした・・・まあ、レコードってヤツは、こんな「気まぐれい」も伴います・・・

 だけど、売り切れたかな~と思った某店のRSDに連動した和物の放出で、日本国民なら知らない人はいない「西城秀樹 / YMCA」のプロモ12が残っててくれ、嬉しい購入です!

 ここ最近、中間●理職らしく(?)、週末も仕事をしないと追いつかないので休日出勤してて、土曜の夜に無理してレコ屋に行くことが続いていますが、先週のI'm So Hotしかりで、やっぱりレコードの神様が見守ってくれてるんですね・・・
 秀樹も視聴したら、音の太さが半端なく、45では聞こえないドープなベースラインが最高で、やっぱり12っていいな~と思いつつ、こうやって「継続してレコ屋に通う」ことの大切さを再認識しました・・・


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 そして、今週ですが、仕事が一山超えたこともあり、嬉しいDiggin' Holidayな感じで、土曜日は久しぶりにユニオンを中心にレコ屋巡りをしましたよ~

 昨日は、夕方に天気が悪くなった時間がありますが、春らしい穏やかな一日で、レコ屋周りがホント気持ちよかったですね・・・
 作品紹介用のレコ探しという目的はあったものの、特に大きな目標もなく、ブラブラと回っていただけですが、頭をからっぽにしてレコ屋巡りができたので、日々の生活から気分転換が出来た一日でした(^0^)
 
 特に、昨日に関しては、ユニオン的には昨日からGWセールが始まり、各店とも気合いが入っており、その「雰囲気」がよく、ディガーの心を洗ってくれました・・・
 私自身は狙いのモノはなく、何となく回ってただけですが、目的のブツを探している人のオーラがイイですね・・・オープン直後の取られまいと必死に掘ってる顔や、ゲットした時のニヤっとした顔だったり、それを見てるだけで、こっちも嬉しくなります(^0^)

 そんなわけで、昨日は「レコードの風」にまかせて、渋谷→下北→吉祥寺→中野と攻めてみました・・・おかげさまで、ボチボチ探してたのが掘れ、嬉しい散財です!

 特に、レコであれば、マイメンN村さんがおられる下北クラブ店で、地味に探していた「DJ Shadow / Lesson 4」の完全オリジナル盤がセール残りであり、格安でゲットです(^0^)
 
 Shadowのは、セールで出ることは知っていましたが、そこまで気張って買うレベルではなく、行って残ってたら嬉しいかな~と思っていたレベルなので、無事に残ってて良かった・・・なんか、こういう遭遇の仕方も嬉しいですよね?
 中身的には驚愕の書きこみ(笑)があり、盤はミントだけど相場の半値ぐらいでニンマリっすね・・・これは、ホント出ないレコなので、やっと買えて嬉しいです(^0^)


 あと、タワーのポイントが良い日だったので、やっと楽しみにしていた新作ミックス作品も購入です!

 まずは、我らのMURO先生の新作は、なんと「和物AOR」に焦点をあてた作品で、かなり良い作品でした!
 なんでしょう、春のホンワカした空気感にマッチした選曲でありながら、ド渋な深堀の数々にヤラれますね・・・まさか竹下●子が出てくるとは!
 
 また、これも楽しみにしていたDazzle Drumsさんの初のオフィシャルミックス作品もゲット・・・これも素晴らしい作品で、もう、聴いてて「ああ、クラブに行って踊りたいな~」と思わせる内容でグッときました!
 特に、エンディングへの持ってき方が素敵で、あのカバー曲を入れてくる辺りが、現場を知り尽くしたお二方だからこそな仕上がりです・・・家で聴いてて思わず「おわ!」と叫んでしまいました(^^;)
 Dazzleさんにはホント期待をしているので、次の作品も楽しみです・・・提案ですが、次はDannyへの恩返しを込めてSalsoulで行きましょう!!


 個人的には「メジャーリリースのミックス作品」は、そのDJや、その作品を作っているレコード会社の人を「応援」したく、しっかりと購入をしています。

 今の時代、ネットで簡単にミックス音源がアップできる状況です・・・

 ただ、こうして、しっかりと権利をとり、様々な壁を乗り越えながら作った作品には、その製作者たちの「熱い思い」が入っており、何よりも「ミックス作品という芸術」になっているので、まずはそこを応援したいと思います・・・
 そして、こういったメジャーリリースを通して、もっと「ミックス作品」が一般化し、もっと面白い作品がでることも望んでいます・・・

 うん、この応援の先には、MUROさんが「山下達郎さんの曲のみでミックス作品」を作れることがゴール設定になっています・・・こういった応援を通して、よい「DJ環境」が作れることを切に願います!!


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 最後は、先週~今週の釣果写真で〆ますが、仕事が忙しかった割には、かなり買えて嬉しいです!

 とりあえず、私のGWは、旗日だけのお休みなので、適度な休日になりそうですが、来週は渋谷でテープセール、同日開催で新宿とお茶でディスコセールを頑張りたいと思います!
 
 では、また来週です~





※愚痴にもならない愚痴
 え~、自宅のネット環境は、某社のモバイルルーターを使っているのですが、ここ最近、月のデータ量が多いみたいで、月末になると速度制限がかかってしまい、困っています・・・
 今月も、数日前に制限になり、今回の更新作業は別の意味でも大変でした・・・そのため、記事でのリンク貼りが微妙になっています・・・URLを調べるのが大変です(--;)

 んで、日々のネットの利用状況を考えると、ブログの更新作業とユニオンの各店舗の情報をチェックするぐらいで、少ないはずなのですが、気付くとオーバーになっています・・・
 ここ最近、仕事が忙しいので、ボヤーっとYouTubeの適当な動画を眺めることもなくなったのに・・・なんでだろう?

 この点を私なりに考えると、最近、どのサイトも広告が多いことがポイントかな~と思いましたが、私に関しては、ユニオンでセール告知記事の際に張られる「YouTube」の貼り付けがアレかな~と思っています・・・

 特に、今月はGWセールに向けて、どこのお店も気合いを入れた告知をしてて、そのレコードの収録曲の紹介をご丁寧にしています・・・今月は異様に速度制限がかかったのが早いので、関係はありそうですね・・・

 ただ、あの音源貼り付けって必要なんでしょうか・・・

 例えば、ここ最近、高額傾向にあるソウル名盤の未開封&美品レコード、そしてその名盤のプロモ盤であれば、YouTubeの音源は要らないでしょう・・・そもそも、その曲を知ってて、更に付加価値のあるレコードを買う訳ですから・・・
 まあ、目的としては、その曲を知らない人に注目を集める為の措置かと思います・・・ただ、例示したようなハイエンドな世界においては、知識がある猛者ばかりだと思いますし、分からなければ自分で調べますよね・・・

 ユニオンの皆さん、この音源の貼り付けについて、ちょっと考えてみませんか?

 私としては、必要であれば、自分でググって調べるし、それよりも、サクサクと見れる方が良いと思います・・・スマホで見ても重くなるので、これ以上、丁寧にしなくても良いかと思います。

 是非、ご検討ください・・・