HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ PMX 「Hittin' Switch 001」
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 気づいたら、もう6月・・・だいぶ夏に近づいてきましたね~

 周りを見ると、日中は半袖の方も多く、エアコンで冷房もちらほら・・・ただ、寒がり体質な私は、未だ長袖です(^^;)

 あと、最近、気づいたのですが、この時期の日焼けが結構弱いようで、シャツの腕を捲って歩いているだけでも、腕が結構焼けてしまいヒリヒリするんですよね・・・体質なんでしょうか??
 そのため、熱くても外に出る時は、なるべく長袖で、腕をまくらず普通に着ています・・・結構熱いです(^^;)

 そんなわけで、夏っぽい作品の紹介です!!


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 今回は、日本のGangsta Rap業界、いや、日本のHipHop業界に無くてはならない大御所である「DJ PMX (ぴーえむえっくす)」さんのミックステープを紹介します!

 まず、PMXさんは、日本語ラップがお好きな方であれば、知らない方はいないかと思いますが、簡単に略歴等を紹介しておきましょう・・・

 PMXさんは、HipHop系のProducer/DJになり、いわゆる「Gangsta Rap~West Coast Hip Hop」を得意とするお方になります。

 活動は長く、1980年代後半から活動し、90年代半ばより自身のグループである「DS455」を率いて、日本のGangsta Rap~West Coast Hip Hopシーンを引っ張り続け、シーンからの信頼は絶大なお方かと思います。
 特に、Produce活動が印象的で、様々なアーティストにトラック提供をしつつ、後輩アーティストたちを育てるような姿勢があり、PMXさんに育てられた方は多いですね・・・もはや兄弟仁義な関係とも言える「Maccho(OZROSAURUS)」さんが特にそうで、PMXさん無くしてはMacchoがいなかったと言っても良いぐらいかと思います!

 また、こう書くと「G系」が中心かと思われがちですが、その信頼からか、交友範囲は非常に広く、それこそ「日本語ラップ」勢との協力関係も重要ですかね・・・
 近年になり判明した逸話では、初期のMajor Force~File周辺の楽曲等のプログラミングを行ってたそうで、ブッタの人間発電所のループを作ったのがPMXさんになります・・・日本語ラップを作っていった上でも、重要なお方ですね!

 なお、参考として、私の過去記事と、PMXさんの活動が分かるインタビュー(最高です!)を張り付けておきますので、ご参照ください・・・

Mix Tape Troopers DJ PMX 「Locohama Crusing 002」

Amebreak 「BEAT SCIENTISTS 〜HIP HOPのおとづくり〜 feat. DJ PMX(前編)」
Amebreak 「BEAT SCIENTISTS 〜HIP HOPのおとづくり〜 feat. DJ PMX(後編)」


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 そんなPMXさんですが、DJ活動の一環で、上記のようにミックステープを数多く発表しており、ミックステープを通して「Gangsta Rap~West Coast Hip Hop」を広めた点も大きいかな~と思います。

 大きく分けると、2001年~04年ごろに作っていた名物シリーズ「Locohama Crusing」と、そのシリーズの後期に別ラインとして作られた「Hittin' Switch」シリーズになり、どれも「現場」で愛されていたテープになります。

 現場・・・それは、つまり「車の中」になるかと思います。

 Gangsta Rap等は「アメリカの車文化」と密接に関係し、車なくしては成り立たない部分があり、ある意味で「車の中で聴いてこそ最高の音楽」とも言えるかもしれません。
 その意味で、聴いている側も「車の中」で聴くことが多く、実はミックステープを含む「カセットテープ」が珍重され、自慢の愛車の中で聴いてた方が多いかと思います。

 この点は、日本でもそうで、日本のLowrider文化の発展には、G系ラップの影響は大きく、PMXさん等のG系DJ達のミックステープの影響は非常に大きかったと思います。

 以前、名古屋周辺でG系テープをリリースしていた「Drug Funk レーベル」の紹介でも触れましたが、日本においては、DJ側は「とにかく車で聴いて良い内容」のミックステープを作り、それらを車乗り達が好んで聴いていて、結果的にG系音楽のファンを、そして車好きを増やしていった経過があるかと思います。
 この点で興味深いのが、DJやクラブ好きではない、それこそ「車が好き」というDJ業界からしたら門外漢な方々に「ミックステープ」が愛されていたことになり・・・ミックステープが「人も文化も問わずに良質な音楽を届ける存在」だったことを裏付ける事実として、重要です!


 なお、PMXさんのテープは、G系テープの中では比較的に遭遇しやすいのですが、車業界的にもCDでないと聴けなくなってしまった04年ごろのテープ(シリーズの後期)は、あまり本数が刷られていないのか、結構見つけるのが大変です・・・
 また、前述したとおり、DJ業界とはちょっと異なるラインで売られたことで、ユニオンなどの車業界と縁遠いところには中古で流れてこない傾向もあり、意外と見つけるのが難しいんですよね・・・

 また、蛇足話ですが、実は、先日、抜けていたタイトルがやっと買え、シリーズが揃ったと思い、今回の紹介に繋がるのですが・・・記事を作成するにあたり、色々と調べていたら、後期のHittin'に「3」があることが判明しました・・・
 こういったことは、謎が多いミックステープ業界の中では日常茶飯事なのですが、まだまだ道が遠いのが分かり、改めてG系テープの収集は難しいな~と思っております(^^;)

 そして、これも蛇足っておくと、PMXさんのテープは、中古で購入すると、結構「キズが付いている」状態のが多いですね・・・
 うん、それだけ「現場で愛されていた=車の中で聴かれていた」証拠ですよね・・・テープは聴いてナンボなものなので、こういったキズがあった方が愛着が湧いたりもします!


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 では、今回は後期シリーズである「Hittin' Switch」の第1作目を紹介しましょう!

 このシリーズは2004年ごろから作られたシリーズのようで、CD版と併売(CDメインのミックス)として作られたシリーズのようです。
 当時のインフォを確認すると、「ローライダーに向けた新シリーズ」としてリリースされたようで、タイトルの「Hittin' Switch」が示すように、ローライダーに乗って、スイッチをひねって車高を変えている「本格派」に向けたシリーズなのかな~と思います。

 まず、選曲的には、西海岸~南部のG系ラップを中心に選曲し、PMXさんらしい「スムース」なグルーブで作られていることから、ローライダーに乗らずとも「気持ちいい」と思う内容になり、なかなかの好作品です!

 私自身がG系に全く知識がないので、選曲の深い話は全然出来ないのですが、何も知識なく聴いても「おおっ、気持ちいいな」と思う内容で、今週のナイトクルーズ(aka 徒歩での深夜帰宅・・・)でも大活躍をしました(^0^)

 選曲を少しだけ紹介すると、まずは「ローライダー」に向けられていることから、歌詞の内容的に「ローライダー」的な曲が多く、それこそチカーノ系の大御所アーティストの「Lil Rob feat David Wade / Can We Ride」や、南部テキサスの「E.S.G. & Slim Thug feat Daz / Ride With You」など、曲名を見ただけでも「車」系の曲が多いでしょうか?
 また、どうしてもG系の曲は、私の知識が少なく、掴みどころがないので、ネタ系に走ってしまうのですが、Love Come Downネタの「Lil Keke / High Come Down」や、たぶんSADEネタな「Lil' Rachett / Deadly Sins」など、独特のネタ使いでメロウなグルーブがある曲を上手く使っていますね~

 シリーズを通して、そこまでガンガンと盛り上げる選曲ではなく、G系特有のグルービーな感じを上手く表現するための選曲に徹していて、車を運転している限りでは、アクセルを強く踏ませるためではなく、心地よく風を切る程度のアクセルを踏ませる感じが上手いですね!

  この点を更に分析すると、Locohama Crusingにも通じる「ナイトクルーズ」感というのでしょうか、車を低速で流すのに最良なグルーブをイメージされ選曲されており、このHittin'シリーズでは、比較的「日中」をイメージした部分があるのかな~と思います。
 ただ、日中といっても、アメリカ西海岸の日中というのでしょうか、ガンガンと日差しがある半面、その日差しの影があるところは暗いみたいなコントラストも含まれた感じがあり、そのグルーブの中に哀愁さみたいのも含まれ、大人な感じもありますかね・・・

 そのため、こういった内容なので、車で聴かなくても、かなり内容が良く、結構ヤラれてしまいました!

 前述した徒歩でのナイトクルーズでも、段々と蒸し暑くなってきた夜道を、あえてユックリと歩き、独特なグルーブに酔いながら、気持ちよく風を切りました・・・
 うん、G系って、やっぱり独特のグルーブがあり、上手いDJほど、そのグルーブを高めてくれるので、結果的に知識が無くても楽しめるのかな~と思ってしまいました(^0^)




 そんなわけで、選曲にあまり知識がないので、紹介はこれまでです・・・

 このシリーズは、そこまで出ないシリーズなので、気になる方は頑張って探してね・・・
 そして、私も3を探さないと・・・やっと「揃った!」と思って喜んだのに、後で「まだあった」というのは、結構精神的ダメージが大きいので、早くリカバリーをしたいです(^^;)




<Release Date>
Artists / Title : DJ PMX 「Hittin' Switch 001」
Genre : HipHop(Gangsta Rap)
Release : 2004年9月
Lebel : DSC Entertaiment AE-HS01-02





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<独り言>

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 ここ最近、仕事が忙しく、下手したら3月のブログが更新できなかった時期並に働いており、週末ディグが厳しくなっております・・・
 そのため、おのずと「夜」にユニオンに行くのですが、夜掘りは時間を考えながらの掘りなので、ちょっとバタバタしてしまい、あまり好きではないです・・・

 ただ、週中で写真のCDがユニオンに再入荷するとあり、一人でザワザワしていました(^^;)

 写真は、我らのMUROさんが、ニュージーランドの人気アーティストである「Lord Echo」さんの曲をミックスした作品で、今年3月の来日公演で限定販売されたものになります。
 本当は、来日公演での物販のみで売られていたようですが、4月ぐらいに少量が一般店でも販売され、速攻で売り切れてしまい、買えなかった私は涙をぬぐいながら、タイミングが合えば欲しいな~と思っていたCDになります。

 そして、週中の水曜日に一部のユニオン各店で再入荷したとアナウンスがありました・・・ただ、私はすぐには動けませんでした・・・

 ここ最近、夜も忙しく、日中は打ち合わせ、夜は翌日の打ち合わせのための資料作りの連続で、夜にユニオンに行きたくても行けない状態でした・・・
 そのため、売れ切れちゃったかな?と思い、モヤモヤとしながら週末を迎え、ギリギリで某店でまだ残っていたので、無事にゲットさせていただきました・・・

 今回ばかりは、ユニオンの在庫検索をして、意外なお店にストックがあることが分かり、そのお店に行って、店員さんに在庫を探してもらい、無事にゲットです・・・

 ユニオンだと、門外漢のお店に狙いの在庫があることが稀にありますよね・・・
 こういった場合、まずお店のどこにあるかが分かりづらく、かつ、店員さんも専門外なのでどこにあるか分からないこともあり、結構探してもらっちゃった・・・夜の閉店間際なのに、探して頂き、感謝感謝です!

 んで、肝心の内容は・・・やっぱり最高ですね!

 Lord Echoさんのもつ「ダブっぽさ」を上手く掴み、最高にメロウにミックスした好作で、夜のリラックスタイムには最適な1枚かな~と思いました!
 MUROさんのミックス作品は、買いづらい作品こそ、実は素晴らしいミックスが入っていることがありますよね・・・今回がまさにそうで、これは普通に買えるようにした方が良いぐらいの良作だと思いました!



 ではでは、今週はここまで・・・

 6月はスケジュール帳がビッシリで、もしかしたら更新できないタイミングがあるかも・・・その辺は許して下さいね~

 では、今週も頑張りましょう!!






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DSK (LADIDADI) 「Good Music, Good Vibes」
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 5月になり、五月晴れじゃないですが、心地よい天気の日が増えたな~と思ってたら、今日は雨・・・もう、梅雨の時期なんですね~

 気づいてみたら、あまり聞かないテープにはカビが発生しやすいんですよね・・・特に、保管箱の奥の方に詰めっぱなしのはそうで、結構注意してても、必ず発生しているので困ったものです(^^;)

 そんなわけで、空気の入れ替えがてら、掘り起こしたテープの中から、今回はこちらを紹介しますね~


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 今回は、DSKさんという方によるOld School~Middle SchoolなHipHopミックスを紹介します。

 まず、このDSKさん、今となってはなかなか情報を掴めない方なので、簡単に紹介をしておきましょう~

 DSKさんは、今は「LADIDADI(らでぃだでぃ)」というお名前でDJをされているお方で、いまや名門ともいえる音楽集団「Jazzy Spot」に属して活動をされています。
 どうやら、東京のスタッフとして活躍されているようで、裏方的な仕事をしつつ、関係するパーティー等でDJプレイをされているようです・・・

 ただ、DSKさんが有名になったのは、DJ Jinさんが中心となるパーティー「breakthrouth」のレジデントDJとしての活躍があったかと思います。

 現在も「渋谷 The Room」で毎月第1金曜日に開催するこのパーティー、初期は青山Mixで開催し、たぶん17年ぐらい開催している老舗パーティーで、お世話になった方も多いかと思います。
 JinさんとJazzy Spotらしいエッセンスが詰まったパーティーと言われ、HipHopを基礎としながら、常に幅広い黒い音楽を追求する姿勢は素敵で、2005年にはbreakthrouthというユニットでアルバムをリリースするなど、大活躍をされていましたね。

 そんな、DSKさん、良質なミックス作品を出されていることでも有名です。
 
 個人的にはLadidadiを名乗る前の名義である「DSK Invisible」時代のミックス作品は結構聴いてて、以前、「DSK Invisible / Invisible Black vol,1」というミックスCD(写真右)をブログで紹介していましたね~
 この作品も、Jazzy Spotらしさというか、幅の広い黒い音が素敵で、当時は良く聞いてましたね・・・ただ、約10年前(!)に紹介してたのには、今更ながら記憶がなく、ちょっとびっくりしました(^^;)

 そして、ミックスCDでの発表が中心だったDSKさんの作品ですが、さかのぼると2002年ごろには、今回紹介をするテープもリリースしていました。
 
 作品紹介は、下記に譲りますが、ミックスCD時代の作品と同じく、作品の内容が良く、今週は、つい聴きこんでしまいました!

 では、作品の紹介です~


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 この作品では、HipHopにおける「Old School」を軸にしつつ、その流れで「Middle School」等を選曲した内容で、曲が知らなくても、しっかりとノレる選曲になっています。

 まず、選曲面ですが、Old Schoolならド定番な「Funky 4+1 / That's The Joint」などを選曲しつつ、かなり幅の広い選曲が聴きどころになっています。
 それこそ、Funky 4の後は、Old School系では割とレアな「Coldcrush Brothers / Weekend」を選曲したり、Old Schoolっぽい流れで「Spoonie Gee / The Godfather」のようなMiddle系を選曲したり、Old School~Middle Schoolとは相性のよい「Double Dee & Steinski / Lesson 2 (JB Mix)」のようなカットアップ系を選曲しています・・・

 まあ、ぶっちゃけると、MUROさんの「Super Disco Breaks」以降のHipHop選曲ではありますが、なかなかの塩梅で、個人的には大好きな選曲です!

 なんでしょう、MUROさんからHipHopの真髄を教わった身としては、Old Schoolの曲やグルーブは「気づいたら心がウキウキしちゃう」曲なんですよね!

 それは、これらがHipHopが本来持つ「踊らす」グルーブが強いので、聴いてるだけでも体が反応してしまいます・・・

 この作品では、このOld Schoolがもつダンサンブルなグルーブを上手く使い、MiddleとかCut Upとかを上手く混ぜ、そのOld School感に幅を持たせているのは、上手い選曲だな~と思いました。
 また、HipHopらしさを出しつつも、HipHopにとらわれない「黒さ」も上手くだしていて、パッと聴くとオールジャンルなグルーブもあって、大変良いです!

 そして、ミックスについても、そのOld School感がもつ「ノリの良さ」を生かしたミックスが見受けられ、結構、ヤラれました。

 それこそ、「Double Dee & Steinski / Lesson 2 (JB Mix)」だと、カットアップ特有の「ネタが変る」感じを上手く生かせれば、ノリを引っ張れるとけど、失敗すると間延びしちゃいますよね・・・
 そんな背景がある中、よいタイミングで「Spoonie Gee / The Godfather」にカットインし、ノリをキープしている辺り良く、聴いてて上手いな~と思いました。

 ただ、全体的に間延びしちゃってる部分もあり、特にOld Schoolの曲のように、フックが無い曲だと、どこで次の曲にかえるかが難しいので、割とダレている部分もあったかな~と思います。


 

 そんなわけで、やっぱり「Old School」は心が洗われます・・・

 こういうのがお好きな方は、割と遭遇するテープなので、探してみてくださいね~



<Release Date>
Artists / Title : DSK (LADIDADI) 「Good Music, Good Vibes」
Genre : HipHop(Old School、Middle School)、Cut Up、Dance Classics・・・
Release : 2002年12月ごろ
Lebel : DSK No Number





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<独り言>

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 え~、今年のGWはかなりの豊漁で、改めて「運が良かった」な~と思っていたところ、GW開けも運の良さが続いているようで、週末堀が楽しい土日でした(^0^)

 とりあえず、報告すべきは、ユニオンにおいて期待できる地方店の一つである「北浦和店」で、突然のテープ放出があったので、夜に行ってきましたよ~

 ●  5/12(土) MIX TAPE & HIPHOPカセット緊急放出!!! 

 当日は残念ながら仕事でしたが、バリバリと雑務を処理し、定時退社で掘りに移動・・・時期的にも、17時を過ぎても明るいので、掘りに行くのが楽でイイですね~
 とりあえず、お茶の水のDisco12inch800枚放出(この量は圧巻でした!)を覗き、サクサクと掘った後、北浦和に移動・・・たしか19時前に着いたのかな??

 んで、ドキドキしながら店内へ・・・良かった、まだ結構残っているぞ!

 今回の放出、私は金曜の夜に知るという、あまり良くないタイミング(?)でしたが、出るものが定番多めで、私が欲しい渋いのは目立たない感じだったので、そこまで焦っていなかったけど、やっぱり夜に行くのは精神的には良くないですね(^^;)

 まあ、狙ってたのは多少抜かれていましたが、渋いラインは結構抜けたので大満足です・・・帰りの日高屋での祝杯が美味しかったです!

 ただ、ただ・・・今回の運の良さは、北浦和に行く前に、お茶の水で「ボム」が出たことかもしれないです・・・

 それは、かなり探していたテープで、日本語ラップにおける「秘宝」と言っても過言ではない激ヤバなブツです・・・

 もう、聴くのが待ち切れず、北浦和の移動の際に聴いてたら、噂どおりなヤバさで悶絶しました・・・

 これは、近いうちに紹介しますので、楽しみに待っていてくださいね~



 では、今週も頑張りましょう!!







 

DJ Gossy 「Gossy's Choice #01 MAR. 1998」
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 え~、今回は、意外と紹介しない系統のテープの紹介です・・・

 ただ、自分でもビックリしていますが、調べれば調べるほど発見があり、もはや紹介ではなく「調査報告」ですね・・・


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 今回は、私としては「日本で最初のマンスリーテープを具体化したDJ」だと認識している「DJ Gossy(ごっしー)」さんのテープを紹介したいと思います!

 まず、Gossyさんですが、テープを掘っている方なら多少は馴染みがあるでしょうが、今となってはあまり情報が無いお方なので、少しバイオ等を紹介しておきましょう。

 Gossyさんは、京都で活動をしていたDJで、90年代中ごろから活動をしていたお方になります。

 活動の初期は、京都のHipHop業界のドンとも言えるRyozoさんが属していたラップグループ「Magma MC's」のバックDJを勤めていたお方で、京都~関西圏では、90年代中期~後期は有名だったお方になります。

 特に、Gossyさんについては「ミックステープ」の存在が重要で、Gossyさんが作ったミックステープでHipHopの魅力を知った方は多いかと思います。

 それこそ、今回のテープもそうだし、今回のテープよりも前に作っていた「地熱」等を通して、HipHopや日本語ラップの魅力に気づかされた方は多いでしょう・・・

 地熱に関しては、リリースをしていた96~97年ごろに京都で行っていた同名イベントとも連動するように、当時の「日本語ラップ」の熱さを上手く伝えたテープで、関西圏の日本語ラップ好きにはタマラン御馳走だったようです。

 テープでは、当時らしくUSのHipHopの選曲を軸にしながら、前述したRyozoさんのMagumaや、熊本の餓鬼レンジャーなどがサイドMCやフリースタイルで参加してて、当時の日本語ラップシーンを盛り上げていたようです・・・

 イメージとしては、東京だとDJ CeloryさんのHigher Levelと近いイメージで、ある意味で日本語ラップを含む「HipHopへの入り口」をテープで作ったお方かもしれないですね。
 実際に、GossyさんがHipHop系洋服店のWalkin' StoreやESPなんかとは近い存在だったこともあり、それらのお店で地熱などが売られていたそうで、当時の「とりあえずカッコから」というシーンの流れにおいて、その主役だった中高生~若者に対して、HipHopをテープを通して分かりやすく教えてたことは、大変価値があるかな~と思います!

 この辺の話は、当時を知っている方でないとリアリティーをもって実感が出来ないかもしれないですが、96年とか97年ごろだと、HipHopなり日本語ラップを知ろうにも、ネットが無い時代だったので、現場に行くしか情報が得られなかった時代なんですね・・・

 そうなると、レコード屋さんとかクラブに行くしか術がないのですが、HipHopらしいマチョニズム(?)というんでしょうか、そこにいる人の大半が「怖い」イメージがあり、なかなか素人(=新人?)が入りづらい印象がありました・・・
 私自身も、高校1年生だった1996年ごろ、渋谷のManhattan RecordsやCiscoなんかに行き始めましたが、最初は店の前でたむろっているBな輩が怖くって、なかなか店に行けなかったんですよね・・・うん、遠巻きからみても「絶対にカツ●ゲされる」と思ってしまい、二の足を踏んでいました(^^;)

 その意味で、HipHop系の洋服店は、実は結構入りやすい存在だったんですね・・・

 逆説的には「カッコから文化」の象徴というのでしょうか、その文化に入れない子たちを「文化」に馴染ませるために「服を売っていた」こともあるのでしょうが、誰でもウエルカムな場所だったので、これらの「洋服店」を通してHipHopなり日本語ラップを知った方は大変多かったと思います。


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 そして、その「教育的価値」の先として、まわりのDJに先がけて「マンスリーテープ」を作っていたのがGossyさんで、当時、これにお世話になった方は多いかと思います!

 まず、マンスリーテープとは、実は日本独自のテープで、月1回、決まったタイミングで「その時に出た新譜の曲」を選曲したテープで、このブログでは「新譜テープ」とも呼んでいるテープになります。
 有名どころだと、DJ Komoriさんの「Monthly Fruit」なんかが有名ですが、とにかく「その時に出た新譜」を「紹介」という意味で選曲したテープで、当時は結構人気なテープでした。

 実際に2005年ぐらいまでは新譜テープ(新譜CD)は需要があり、当時はネットも無い時代なので、簡単にその新譜曲を聞けないし、それ以前に海外の曲なので情報が少ないこともあり・・・その情報の隙間をこれらのテープが埋めていたので、人気があったのだと思います。

 つまり、リスナーや素人レベルのDJにとっては「結局、何がカッコいいのか分からない」状態があり、それらをDJミックスにカッコよく落とし込むことで、そのテープを聞いた人が「この曲を買えばいいんだ」と思いこませる効果があったのだと思います。
 実際に、テープの値段も、だいたい12inchのレコードを1枚買う値段に近い値段に安く設定(Gossyさんのは1200円ぐらい)され、レコ屋に行った人が、とりあえずこのテープを買って、次に何を買おうかを把握するために売れていた部分が強いかと思います。

 これこそ、日本独自のテープになる由縁なのですが、新曲のHipHopが聴ける環境(それこそラジオとか)がなく、それを補完したのが「テープ」だったわけですね・・・そう、曲を知るための「教科書」として、これらのテープが役立っていたわけですね。
 なお、話は少しずれますが、こういった「情報を埋める作業」は、日本のHipHop、いやクラブミュージックを売る立場からすると、結構大変な作業で、レコ屋側では、独自の販売カタログ(Manhattan)(DMR)を作るなど、それぞれがお客さんに「買ってもらう」ことを意識して努力をしたいたのは、日本らしい動きです・・・

 そして、Gossyさんの素晴らしいところは、これを「毎月、しっかりとした形でリリース」した点だと思います。

 正直、こういった新譜を紹介するテープは、昔からあったのですが、ある意味で日本人らしく「しっかりとパッケージ化した」のはGossyさんが最初期だったと思います。

 つまり、当時のテープ業界でありがちだった手刷りなテープではなく、しっかりとプレスしたテープで、かつ毎月、同じタイミングで出していたことが大きく・・・買う側として「信頼」して買えるようにリリースしてた点は、評価したいと思います!
 日本人って、妙なところで「信頼」を信じる部分があり、ある意味で「老舗志向」というのがあるんだと思います・・・そういった背景がある中で、しっかりと「形」を作ってリリースしていたGossyさんの功績は非常に大きいと思います。

 マンスリーテープなり、新譜系のテープって、探せば探すほど作品あるのですが、1998年からリリースしたGossyさんの行動は比較的に早く、ある意味で、そのマンスリーテープ市場が隆起していく「今後の流れを作った」部分あり、実はその後のDJ達の「教科書」にもなっていた点は非常に大きいかと思います!


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 では、このテープシリーズの第1段を通して、Gossyさんのマンスリーテープを紹介したいと思います!

 まず、Gossyさんのマンスリーは、1998年3月が第1段になり、結果的に2001年3月までリリース、実質的には約3年の間、マンスリーテープを作っておられました。
 約3年というと、DJ Komoriさん(1999年~2007年)、DJ Yoshioさん(2001年~2006年)達から比べると少ない年数にはなりますが、黎明期だった1998年よりリリースしている点、それもしっかりとパッケージ化した状態でリリースしていた点は評価すべきでしょう。

 そして、肝心の内容は・・・まず、私としては「懐かしい!」の一言です(^^;)

 1998年3月というと、私は高校3年生になろうとしていたタイミングで、やっとUSからリリースされる新曲を、知識や行動的にもタイムリーに追えるようになった時期で、少ないお金で、そういった魅力的な新譜を買っていた時期になります・・・収録されている曲を聞くと、ちょっとセンチになったりしますね(^^;)

 今回、たまたま収録曲のレコがなく、収録曲の「テープ」(Big Up 新宿ユニオン!)で紹介をしますが・・・いや~、懐かしいっすね!

 それこそ、A面の一発目は大ヒットした「Lord Tariq & Peter Gunz / Deja Vu (Uptown Baby)」からプレイ・・・当時、普通にレコードを買って、好んでプレイしてたのでグッときます!

 この曲、USでは大ヒットしたので、USでは普通に知り得た曲でしょうが、日本だとクラブや数少ないHipHop系のラジオ番組でしかプレイされないので、実は中々知り得ない曲なんですよね・・・
 私自身は、当時、真剣に毎週聞いていた「Da Cypher」で聴いて、すぐにレコ屋に買いに行った記憶がありますが・・・やっぱり、普通に日本で生活をしていたら知り得ないですよね・・・

 そういった背景がある中で、こういったマンスリーテープ(新譜テープ)の至上命題である「新しい曲のカッコ良さ」を素直に伝えることが出来た点が、このGossyさんのテープにはあったのだと思います・・・

 それは、まずは「カッコいい新曲を選ぶ」点が秀逸で、かつ、その選んだ曲をDJミックスでタイトに収めることで「DJミックスの中で、その選んだ曲が光る」ことを実現していた・・・ことだと思います。

 それこそ、12inch的にはプロモ止まり、たけどアンダーグラウンド・ヒットをしてた「Gangstar feat K-Ci & JoJo / Royalty」をしっかりとプレイしてて、かつ、渋いプレイをしています・・・

 プレイ的には、最後の方のK-Ci & JoJoの歌シャウトが光る部分を先にプレイして、そこから最初に戻して本編をプレイしてて、その時点で上手いです・・・
 それ以上に、当時はこの12inch、プロモ止まりだったことから、中々買えない1枚なのに、それを2枚使いです・・・これこそ「DJミックスでないと、光らすことができないこと」なのだと思います!

 そう、このGossyさんのテープは、新譜を紹介することも重要でしたが、その新譜を「いかにカッコよくプレイするか」を教える部分もあったから、人気があったのだと思います!



 なんか、作品自体は、あまり深く紹介出来ませんでしたが、選曲も、そしてその選んだ曲をカッコ良くプレイすることも、Gossyさんにはあり、3年間ではありますが、毎月新譜を紹介することが出来たのだと思います。

 市場では、このテープ、そこまで重要視されていないですが、私としては非常に価値のあるシリーズだと思っています。

 こういうテープがあったから、日本でHipHopなりクラブが育ったんですね・・・

 まあ、正直言うと、こういったマンスリーテープは、作品性だったり芸術性があまりないので、今となっては聴くのはアレですが、Gossyさんのは格別だと思います!
 気になる方は、テープを探して揃えてみてくださいね~





<Release Date>
Artists / Title : DJ Gossy 「Gossy's Choice #01 MAR. 1998」
Genre : HipHop・・・
Release : 1998年3月
Lebel : No Lebel No Number


Notice : 作品/シリーズに関する補足

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 今回、題材となる「マンスリー(新譜)テープ」は、ある意味で、新曲の良さを伝える「教育的な価値」があるので、作る側は色々と趣向を凝らしていた側面があります。
 どのDJのマンスリーだったかは忘れましたが、その収録曲の12inchの写真を載せたりしてたのもあり、ある意味で「曲の良さ+情報」が重要だったのかもしれません。

 その意味で、Gossyさんのテープは「キメが細かいな~」と思いました!
 
 それこそ、今回紹介した第1作目では、ジャケがトラックリストになりつつ、本来、トラックリストがありそうな部分に、その収録曲に対するコメント(写真上)を掲載してて、結構グッときました!
 ちなみに、ジャケにトラックリストを掲載する方式は、レコ屋等で「気になるあの曲が収録されているから、このテープを買おう」という購買側の心理を読み取った上でのレイアウトなのかな~、と思いました??

 んで、その後の作品では、普通なジャケ+中にトラックリストの構成(写真下)になるのですが、よく読むと、収録曲のところに「P / ???」と掲載があります・・・これは、トラックを作ったプロデューサーの情報ですね!
 今も昔も、HipHopにおけるトラック制作者は重要なので、こういった細かさはDJらしいっす・・・この事実を発見し、結構小躍りしてしまいました(^^;)

 なお、写真下のは、たまたま抜いた1998年12月の#10ですが、A面には「feat Dobinski」の記載が・・・神戸出身のMCで、調べたら某大学に一芸一能試験をラップで合格(!)された方が、サイドMCで入っています・・・
 Gossyさんの「地熱」だと、バリバリに日本語ラップ勢がサイドMCやフリースタイルで入っていますが、このマンスリーだとチョイチョイ入っている感じですかね・・・全部は調べて無いのでアレですが、割とこのテープだと日本語ラップと線を引いていたのかもしれないです??


Notice : DJ Gossy作品について

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 今回のマンスリーや、地熱を含む他の作品を、以下のページに「作品リスト」として紹介しました。

 まあ、地味に大変な作業でしたが、色々と分かったことがあり、重要な作業でした・・・
 一番嬉しかったのは、調べてて「洋服屋さんとの繋がり」が明確に分かったことで、関西だと「Walkin' Store」との繋がり、そして、東京の「ESP」との繋がりも分かり、ああ、やっぱり当時のHipHopなり日本語ラップは「洋服」が重要な接点だったんだな~と痛感しました・・・

 ● DJ Gossy 「作品リスト」







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<独り言>

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 ん、なんでしょうねこの写真・・・嬉しさが先行した写真になります(^^;)

 まず、先週はECDさんの追憶を込めて、ECDさんのミックステープを紹介したところ、Twitterで大きな反応があり、ビックリしました!




 それぞれ、かなりの「いいね」と「RT」があり、あらためてSNSの力って凄いんだな~と思いました・・・こういった反応があり、記事を通してECDさんの功績が称えられたのは良いことですね!

 そして、今回の反応を通して、凄い嬉しかったことがありました!

 なんと、先週紹介をしたテープの企画者さんから反応があり、テープのリリースに関する貴重な情報を頂けたことです!

 反応を頂いたのは、下北沢のビレッジ・バンガードに所属している名物バイヤーである「金田謙太郎」さんで、このテープが下北沢のビレバン限定のノベルティーだったことが分かりました!
 それも、作る際にECDさん側に「下北をイメージした内容で」とリクエストしたところ、ECDさんらしさを出しながら、下北にあった名物クラブ「SLITS」の雰囲気が出た内容になっていたそうで・・・もう、嬉しすぎる情報に感涙しました(^0^)

 そんなことがあり、独り言の出だし写真になります・・・はい、週末のレコ掘り行脚の途中、下北のビレバン前で、ECDさんのテープを片手に、下北ビレバンを撮影しました(^^;)

 まったくもって必要が無いことは承知していますが、これはある意味で「感謝」なんです・・・

 うん、ECDさんにも、そして情報を教えて下さった金田さんへの、不器用な感謝です・・・

 なお、下北のビレバン、人気なお店なので、人の出入りが激しく、テープを持って撮影するのが大変でした(^^;)
 周りから見たら「奇妙」でしかないので、もー、一瞬を見計らっての撮影で、気づいたらテープを逆さまに撮影していたぐらい、大変でした・・・

 う~ん、こうしてみると、インスタ映えを真っ向からグーで殴ってる姿勢ですね・・・うん、こういったアナーキーさは、天国にいるECDさんなら喜んで頂けそうな気がします??









Shazam X 「The Best of KRS-ONE & BDP」
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 え~、1月になり、ほんと寒い日が増えてきましたね・・・暖房を入れても寒いので、毛布にくるまりながらブログ作業をしています(^^;)

 前にもお話しましたが、私は結構な冷え性なようで、寒さに弱いんですね・・・今年の冬は、特に寒さが応えるようで、辛いっすね~

 そんなわけで、寒さとはあまり関係ない、この作品の紹介です~


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 今回は、NYのDJである「Shazam X(シャーザム・エックス)」さんが1997年ごろに制作した「KRS-ONE」楽曲のみをミックスした作品を紹介します!

 まず、Shazamさんですが・・・テープを相当深く掘っている人しか知らないと思うので、分かる情報だけ紹介しましょう。

 Shazamさんは、どうやらNYのブロンクス出身のDJ/Producerで、唯一情報が分かるDiscogsからの情報によると、割とプロデューサー寄りの活動をされていた方のようです。
 もう、全然情報がなく、検索をすると、もれなく楽曲検索アプリの大先生の方にヒットする(笑)など、詳細が分からない方なのですが、90's Underground的なシングルを数枚残すなど、それなりに活動をしていた方かと思います。

 ただ、テープ馬鹿としては、上記の「Best Of」系のテープを出してて、結構有名なお方だったかな~と思っています。

 Shazamさんが作ったBest of系は、今回紹介をするKRSの他にもEPMD、Mary J Blidge、渋いところでBoot Campなど、割と渋いラインを突いており、個人的には結構ツボなお方になります。
 また、最後で紹介しますが、日本製のブートもあるなど、当時は結構人気があり、NYでもそれなりに売れていたのではないかと思います・・・ただ、そこまでメジャーかというと、決してそうではなく、部類的には「B~C級」になるかも??

 んで、この「Best Of」系のテープですが、ミックステープの中では結構人気の高いジャンルかと思います。

 それこそ、USであれば、Tape KingzからリリースしてたMister Ceeのベストは有名だし、日本でも割と出しやすいジャンルなので、かなりの作品が作られています。
 また、聞く側としても、そのアーティストの「美味しい」ところを簡単に聞けるので、手が出しやすいジャンルですよね・・・これは今も昔も変わらないかと思います。
 
 なお、私としては、ミックステープにおける「Best of」系においては、以下の二点が重要だと思っています。

 一点目は、このBest系は、いわゆる「教科書」的な役割を果たし、売れやすいジャンルでありながら、聞いた人が「そのアーティストのことを勉強できた」意味が非常に大きいことです。
 この点は、日本ではその価値が大きく、90年代中ごろぐらいだと、急にHipHopがブームになり、過去の名曲を知ろうにも、簡単には触れることが出来なかったので、こういったテープは非常に役立っていたと思います。
 特に、こういった「一人のアーティストを深堀すること」は、Frontとかの専門誌では特集されていたものの、それを「音」で聞くのは結構大変だったので、その辺の需要を上手く取り込んでいたかと思います。

 そして、二点目は、こういった「Best of」が、アーティスト側のプロモーションとして価値があることが認められたことで、アーティスト側の協力が生まれ、その後のUSの「Mix Tape」文化を作っていった点です。
 実は、今回のShazamさんを含め、ある程度プロが作ったBest ofは、そのアーティストに許可は得て作られており、更にシャウトアウトや未発表曲の提供など、その対象アーティストが結構協力している部分が強く・・・それは、結果的に「そのアーティストのプロモーション」に繋がることを踏まえて作られた部分があります。
 時期的には90年代中期位からだと思いますが、NYにおいては、ストリートで売れる「ミックステープ」の影響度はほんと大きく、アーティスト側もその価値を知っていて、協力をしていたんでしょう・・・
 その後、00年代位になると、DJ DramaとかのMix Tapeのように、完全にアーティストのストリートプロモーション用の作品としてリリースされるようになり、この文化を作る上では、スタートはこの「Best Of」だったのかな~と思っています。

 まあ、Best Of系は、選曲に縛りがある以上、実はアーティスティックなミックス作品が作れないことの方が多いので、私の評価としては下がるのですが、こういった価値はあるので、馬鹿には出来ない作品かと思います・・・


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 んで、作品の紹介をする前に、今回のテープのお題である「KRS-ONE(ケアレス・ワン)」さんにも触れておいた方がよいでしょう・・・

 まず、私は、KRSを通してHipHopを学びました・・・うん、KRSこそ「HipHop」だと思います!!

 今となっては、なかなかKRSから影響を受けたという人は少ないかと思いますが、90年代にHipHopを聞き始めた人にとって、KRSからHipHopを学んだ方は大変多いかと思います。
 
 それこそ、ZeebraさんやYou The Rockさんなどは、KRSから相当影響を受けていて、私も、ジブさんやユーさん達が語る「KRSの熱さ」を通して、相当影響を受けました・・・
 ユーさんに至っては、自分のアルバムでKRSの名曲「Outta Here」の自分訳な日本語での語りかけ曲(!)を入れるなど、相当KRSから影響を受けてましたね・・・


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 そして、なぜ「KRS」かです・・・私としては、HipHopというか、人間としての「熱さ」や「ラージさ」に勇気づけられ、相当な影響を受けたかと思います。

 KRSの歴史的な部分は、それなりに調べればあると思うので割愛しますが、私もYouさんと同じく、KRSの名曲「Outta Here」には相当影響を受けました・・・

 ● 「KRS ONE / OUTTA HERE」 You Tubeへリンク

 まず、大前提として、私たち世代だと、ZeebraさんがFront誌において、HipHopの名曲を対訳した連載(Word is Bond)があり、それで初めてこの曲の「意味」を知ったと思います。

 この曲は、いわゆる「Back in the Dayz」もので、自分の昔を振り返る内容なんですが・・・もう、KRSの懐(ふところ)の深さが分かるリリックで、こういうマインドこそ「Hip Hopだ!」と思わせる内容です。

 それは、彼自身が凄い辛い人生を送りつつ、サビで「♪No doubt BDP is old school, but we ain't goin' out ! (BDPはオールドスクールだけど、俺たちはどこにも行かないぜ!)」とブラストさせる部分に集約されていると思います!

 KRS自身、自分を救ってくれた恩人であるDJのScott La Rockを、BDPがメジャーに上がる前に不必要な暴力の弾丸により彼を失い、その後、非暴力やコンシャスな道を進み、世間に影響を与えるも、HipHopが段々と金満主義や暴力至上主義の方向性になっていき、この影響も含め、Scottの良心だったBDPが解体する結果になった後で・・・リリースされたソロ曲として、こんなことを胸を張って言えるのが熱すぎます!
 また、少しズレる話ですが、このソロ作の時点で、KRSも一世代前のラッパーになっていたことを含めると、実はこの曲のトラックはJames BrownのFunky Presidentをドラムネタにしてて、このネタ自体も、この曲がリリースされた1993年の時点では古くなったネタだけど、ProduceをしたDJ Premierの使い方がフレッシュで、それこそ「古くても、アイデアやセンスが良ければOutta Here(どこにも行かない)しないんだ!」みたいなことも暗喩(思い込み?)してて、最強ですね!

 もう、KRSって、本当に「熱い」んです!

 名言やパンチラインも熱いですが・・・人間が忘れてはならない「熱さ」、そして「ラージさ」があるんですよ・・・

 それが、このラインにも表れているし、それ以上に、自分が作った作品には必ず、無くなったScottをリスペクトして「Overseen By Scott La Rock (スコットが見守ってくれている)」とクレジットしてて、それも熱いです・・・
 また、MCネームであるKRS-ONEは「Knowledge Reigns Supreme Over Nearly Everyone(=知識はほぼ万人を制する)」の略になり、こういったインテリジェンスがある一方で、非常に人間臭い一面も強く、その辺のラージさもヤバいっすね・・・

 私自身、HipHopは、90年代の中ごろ、周りのHipHopブームに乗って気づいたら好きになっていましたが、ファッション的な部分よりも、こういった「文化としての熱い考え方/姿勢」に影響を受けた部分が多かったです・・・


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 では、作品の紹介をしましょう!

 まず、この作品は選曲を見る限りだと、1997年ごろ、ちょうどKRSのソロ3作目「I Got Next」がリリースされる直前ぐらいにリリースされたようで、憶測ですが、このアルバムのストリート向け宣伝という要素も含めて企画されたのかな~と思います。
 理由は、B面の後半でその3作目の楽曲が選曲され、トラックリストにおいては、その曲には「New」と注釈があったり、3作目の名曲「Step Into The World」は、この曲の副題である「Rapures Delight」と記載されているところを見ると、3作目が世に出る前に作られたのかな?

 んで、選曲から紹介すると、KRSを知る上で重要な曲たちを、なるべく制作順にまとめており、なかなかの出来です。

 それこそ、A面はKRSがソロになる前のグループである「BDP(Boogie Down Productions)」の曲が中心になり、A面の頭では、本人登場でKRS御大のありがたいイントロの後、大名曲な「Boogie Down Productions / South Bronx」から選曲し、聞いてて熱くなります!
 また、South Bronxの後は、B-Boy Records時代の曲をメドレーしたり、コンシャスなKRS、つまりEdutainment(教育と娯楽の造語)な先生スタイルが全面にでた「Boogie Down Productions / You Must Learn」を選曲したり、流れに沿った選曲は分かりやすいです。
 なお、You Must Learnは、オリジナルから、Get Up And Dance使いのRemixに流れる展開で、こういった小ネタも要所要所であり、グッときます。

 また、ソロ時代の曲も、A面後半からB面の中盤にかけて選曲され、当時はみんな選曲した「KRS-ONE / MC's Act Like They Don't Know」や、自身のレーベルFront Pageからアンダーグラウンド向けリリースされた「KRS-ONE / Rappaz R N Danja」などの渋い曲も多く選曲されています。
 ソロ時代も、BDPも含め、割と渋い部分は攻めてて、それこそLPのみの曲も多く選曲してて、まるで「シングルの曲だけがKRSじゃないんだよ」と言わんばかりで良いですね・・・全体的には、割と大雑把でありながら、KRSの魅力をしっかりと伝える選曲にはなっています。

 ただ、ただ・・・説明は「これだけ」になっちゃうんですよね(^^;)

 残念ながらDJミックスには独創的な部分はあまりなく、割と淡々とDJしてて、まるで「コンピレーション」みたいな感じを覚えます。

 また、私たちが思っている「KRSの熱さ」をそこまでは代弁してなく、大好きな「Outta Here」はワンバースのみ、それもサクっと選曲してるんですよね・・・
 やっぱり、ミックステープであれば、創造的な部分は欲しく、KRSの魅力をバシっとだせるキメ曲を作るべく、選曲の流れがグルーブの作り方があっても良かったのかな~と思います。

 でも、USらしいラフな作りが、KRSの持つストリート的な質感を生んでるのも事実で、この空気感は真似できないかも・・・
 たぶん、日本人が作ると、変に生真面目になってしまい、そういったラフさが出せないんですよね・・・これは不思議です?


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 そんなわけで、今週はKRS週間になり、大名作の1stのテープ版も聞きこんでしまいました(^0^)

 個人的には・・・このミックスよりも、1stのテープの方がヒットだったかも?
 アルバムを通して聞ける点も大きいですが、寒い冬の夜道でBoom Bapさせながら聞く「Outta Here」は最強ですね・・・もー、PremierとKRSのタッグが改めて最強だと感じました(^0^)

 なお、毎度のごとく、仕事帰りに夜道で聞いているわけですが・・・白い息を出しながら、30半ばのスーツ姿のオッサンが、このテープを聞きつつ、歌詞に合わせてラップしている姿こそ、私は「Hip Hop」だと信じています(^^;)

 では、Shazamさんのテープ、そんなには遭遇しないですが、B~C級が好きな方は探してみてくださいね~
 
 



<Release Date>
Artists / Title : Shazam X 「The Best of KRS-ONE & BDP」
Genre : HipHop
Release : 1997年ごろ
Lebel : Shazam X No Number


Notice : プレスレーベルについて

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 上記のRelease Dateでは、Labelを「Shazam X」としましたが、ジャケには写真の「P:Type Grapics」のマークが記載されています。

 このP:Typeですが、90年代中期から中ごろのNYのミックステープには頻繁に確認ができるマークで、名前だけを信じれば、その作品の「ジャケット」を制作した集団を表している、と思われます。
 それこそ、DJ Spinbadの初期作やX-Men等のコスリ系DJの作品には全てこのマークが付いていて、NYの中ではTape Kingzとは違う方向性のDJ達の作品には、このマークが付いています。

 そのため、ある意味で、Tape Kingzと同じように「テープレーベル」と見なすことも出来ますかね・・・

 実際に、このマークの付いているテープは、だいたい作りが同じ(マクセルのテープを手刷り→テープ本体に紙のラベルを張り付け)なので、テープ自体もP:Typeの人が作っていた可能性が高そうです。

 なお、Tape Kingzの白黒ジャケに対して、USらしい原色感バリバリで、かなり雑なカラー印刷のジャケは、マニアになると愛らしくなるのには困ったものです(^^;)
 ただ、P:Typeモノは、割としっかりとデザインしてて、今回のKRSのように雑誌風のデザインは悪くはなく、Tape Kingzよりは凝っていたように思えます?


Notice : 日本版のブートについて

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 左:USプレス(オリジナル)  右:日本コピー(ブート)

 今回のShazam氏のBestテープは、前述した教科書的な理由も含めて、日本でも流通してたようですが、NYのオリジナルプレスの他に、日本でコピーされたブートテープも流通していました。

 今回のKRSにおいては、上記のように日本コピーのブートがあり、日本コピーの方は、ソニー製の国産テープを用いた裸テープで作られています・・・
 私が確認した限りだと、EPMDでも日本ブートがあり、時代的に需要があったからコピって売ってたんだろうな~と思いました。

 なお、このKRSでは、堂々と「90分」と日本語が書かれていて、直球で「日本でコピりました」と言わんばかりですが、EPMDのテープでは、その日本語部分をカッターで削ってあるという、涙ぐましい努力の痕跡が・・・こういうのは大好きです(^0^)
 また、関連で蛇足っておくと、当時の日本コピーについて、詳しい方の話だと、こういった「日本でコピってるのがバレる」ことを嫌がる本格派は、アメリカから格安な空テープを持ち帰り、それでコピって売ってたそうです・・・こういう地味な努力も大好きです(^0^)







DJ Krutch 「N-Unstoppable」
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 え~、早いもので2017年も終わり、新しい年を迎えようとしています・・・

 う~ん、今年もブログ的には、仕事の方に時間を取られ、大きなことは出来ず、ちょっと反省な1年でした・・・
 来年も同じような感じなんでしょうが、ブログでは何か実になることはやりたいな・・・今年の反省を生かして、課題にしておきましょう(^^;)

 そんな訳で、毎年恒例の「Mixtape Troopers大賞」の発表です!!


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 まず、ブログを最近読まれた方もいると思いますので、この「Mixtape Troopers大賞」を紹介すると、私がその年に購入したミックス作品の中で「これは良かった!」と思った作品に贈られる一方的な賞になります。

 以下に歴代の受賞作を紹介しますが、まあ、個人的な感想が先行なので、賞が無い年もあったり、作品選定のポリシーが適当だったり・・・うん、私からの一方的な「ありがとう賞」なんでしょうね(^^;)
 ただ、こうやって並べると、私のブログも凄い長期にわたって運営しているんだな~と思います・・・そうなると、ちょっと威厳のある賞なのかもしれないですね??

●MTT大賞 歴代の受賞作品
2009年 DJ 吉沢dynamite.jp 「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」
2010年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2011年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)
2012年 関口紘嗣 「Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」
2013年 Ultimate 4th 「Rubber Funk」
2014年 Grooveman Spot 「Historical Taboo」
2015年 Danny Krivit 「Mr.K Salsoul」
2016年 該当作品なし(大賞ノミネートのみ発表)


 んで、今年の大賞の発表です・・・

 大 賞 なし
 奨励賞 「DJ Krutch / N-Unstoppable」


 また、勝手にイレギュラーな選出方法を書いちゃいましたが、上記の通り、今年は大賞は無しになりました・・・まあ、私自身、あんまり新作のミックス作品を買って無かったですからね~
 ただ、そのアイデアと意欲を評価し、Krutchさんの作品に「奨励賞(=期待しているよ!)」を贈りたいと思います・・・

 では、以下で作品紹介を行いますね~


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 まず、この作品は、今年の10月にリリースされた作品で、あのDJ Kiyoさんの大名作「Unstoppable」というミックス作品を「完全カバー」した内容になっています!

 もー、ジャケからして完全なるカバーで、オリジナルのDJ Kiyoさんからもお墨付きを頂いた上で、リリースされた作品になり、リリース時はかなり話題になった作品になります。
 私自身は、まずテープ馬鹿として、その前代未聞な「ミックス作品のカバー」という点にヤラれ、そして、そのディティールの細かさにヤラれた経緯があります・・・

●リリース情報 DJ Krutch 「N-Unstoppable」

●カバー元の作品 DJ Kiyo 「Unstoppable」


 歴史をひも解くと、カバー元となるKiyoさんの作品は1997年頃にミックステープ(写真右)としてリリースされた作品で、当時、この作品に影響を受けた方は本当に多く、数少ない「ミックステープ・クラシックス」の一つだと思います。
 残念ながら、私自身は当時はスルーしていたのですが、独特の選曲なんだけどHipHopとして全然ブレておらず、日本人らしいキメの細かいスクラッチや構成が冴え、ある意味で「日本人のHipHopミックス」の軌道を作った作品とも言え、今聞いても最高な一本です!

 そんな歴史的大作を「カバー」ですから・・・これは相当な自信がないと作れないですね!

 過去、あるDJミックスから影響を受け、インスパイアとして同系統の作品が作られることは多々ありますが、そのDJミックスをカバーとなると、やっぱり「自信」がないと作れないと思いました。
 それは、今回の場合は、Kiyoさんの名作をカバーするわけで、Kiyoさんや、Kiyoさんの作品を聞いて影響を受けた人を「納得」させるだけのクオリティーが求められます・・・そう、結果的に「自信」が必要になるのだと思います。

 そして、このKrutchさんの作品は、普及点はしっかりと超え、Kiyoさんの名作を現代に甦らせています・・・


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 では、作品の紹介に移る前に、制作者のバイオに触れておきましょう!

 この作品は「DJ Krutch (くらっち)」さんという、都内を中心に活動をしているDJ/Producerの作品になります。

 私自身、あまり馴染みの無い方(すみません・・・)でしたが、2008年ごろからミックス作品のリリースが確認でき、現在は自身のプロダクション「Y-Vine Production」よりオリジナル作品をリリースするなど、かなり精力的に活動をされております。

 DJについては、Organ Barなど、都内のクラブを中心に何本もDJを行い、クラブプレー以外にも日本語ラップMCのバックDJを多く務める等、実は「現場の人」になるのかな・・・
 また、どうやら1984年(?)生まれとのことで、世代的には私が体験していたようなDJにおける「アナログ時代」を知っているお方だと思われます・・・きっとKiyoさんの作品は後追いなのでしょうが、あの時代の「大切な部分」は、元々理解をされているのだと思います・・・


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 では、作品の紹介に行きましょう!

 まず、この作品は前述したとおり、Kiyoさんが作った「Unstoppable」を完全カバーした作品なので、この作品での「選曲」は全く同じになります。
 
 つまり、プレイされる曲の順番は全く同じで、かつ、ミックスするタイミング等もオリジナルを尊重したミックスになっており、まさに「カバー」になっております!

 そのため、私の作品紹介における「選曲」は、Krutchさんのアイデアではなく、Kiyoさんのアイデアになりますが、やっぱり「最高」ですね!

 当時としてもそうですが、直球のHipHop曲は投げず、結構ズレたHipHop、つまり「誰もプレイしなかった曲」をプレイするのですが、それがHipHopとして全然ズレてなく、むしろ「カッコいい」のがKiyoマジックで・・・そのマジックを忠実に再現していますね。

 例えば、Gangstarrであれば、UKのみ12inchがある「Gangstarr / 2 Deep」を選曲してきたり、写真右上のレコを見ればHow I Could Just Kill a Manと思うけど、A面の「Cypress Hill / The Phuncky Feel」をプレイするなど、やっぱり「意外」な選曲ですね。
 また、当時は知られてなかったけど、Kiyoさんのプレイで知れ渡ったマイナー曲も多く、それこそ「Common Sence / Take It EZ (Jazz Inst)」だったり、「The Troubleneck Brothers / Back to the Hip-Hop (Classics Mix)」など、今となっては鉄板クラシックも多いです。
 これ以外にも、LPからの曲や、NWAや、もはや「イレギュラー」な曲が多いんだけど、聞いてると不思議と首を振っている感じがあります・・・これが「Kiyoマジック」ですね!

 そして、そんなKiyoマジックで彩られた楽曲を、忠実に選曲しつつ、Krutchさんの色を出しながら選曲をしていて、私としては好印象でした!

 まあ、残念ながらKrutchさん自身の選曲のアイデアではないので、選曲でKrutchさん自身の個性を表現することは出来ていないのですが、Kiyoさんの選曲を模倣しつつも、その「Kiyoマジック」をKrutch流に解釈してる部分もあり、中々ですね・・・

 それこそ、イントロから凝ってて、オリジナルのテープを尊重し、テープをデッキに入れる音から、オリジナルでもあったイントロを忠実にカバーしてたり・・・当時、Kiyoさんのテープを聞きこんでた方なら「おわっ」となる部分が多いかと思います。
 また、割とシャウトアウトなどの「仕掛け」は凝ってて、関係のあるラッパーのシャウトアウト、そして前述した「Gangstarr / 2 Deep」では、カットインの前に「Rest In Peace」の声スクラッチを入れるなど・・・う~ん、凝ってますね!


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 んで、そのKiyoマジックが特に光っているのが「黄金の繋ぎ」になり、この部分も忠実かつ、マッシブにプレイをしています!

 例えば、B面最初のラインである、「The Troubleneck Brothers / Back to the Hip-Hop (Classics Mix)」からの「The Notorious BIG / Dreams」「Jeru The Damaja / Da Bitchez」は、もっともkiyoマジックが輝いているところではないでしょうか?

 オリジナルでは、Classics MixでDreamsと同ネタ(JBのBlues and Pants)の部分からDreamsにスイッチし、そこから歌詞繋ぎとしてJeruに繋いでいくのですが、KiyoさんのDJにおける「グルーブ」の良さが光った部分かと思います。
 この部分、実はあまり関連性の無い曲を、自身のセンスだけでつなぎ合わせ、かつ、Jeruに繋いだ時のスピード感といったら最高で・・・Kiyoマジックの最も素晴らしい「選曲を繋ぎ合わせたことで生まれるグルーブ」が光った部分だと思います。

 今思うと、これらのレアかつドマイナーな曲だけでガツっとくるラインを作ってくるのにはKiyoさんのセンスに白旗を上げざるを得ない中で、Krutchさんは、そのオリジナルにリスペクトしつつ、更にスピード感がある展開(グルーブ)を作っており、中々ですね・・・

 そのポイントとなるのが「2枚使い」と「スクラッチ」になるかと思います。

 Krutchさん自身、バトルDJ上がりではなさそうですが、かなり擦れる方で、Kiyoさん以上に2枚使い等を入れることで、スピード感を増させ、オリジナルのKiyoさんの選曲を光らせています。
 それこそ、Dreamsではおいしい部分は必ず2枚を行うことでグルーブは加速し、そのグルーブを良いところまで引っ張ってからのJeruへのブっこみは破壊力満載・・・そこからの2枚使いは首振り必死で、いい意味でKiyoさんを超しているかと思います。

 また、これもKiyoマジックの一つだと思いますが、「次の曲に繋ぐタイミング」もKiyoさん譲りで最高ですね!

 例えば、ラージ教授作のクラシック「Akinyele / Ak Ha Ha! Ak Hoo Hoo?」や、若かりし頃のJay-Zが参加している「Original Flavor / Can I Get Open」などのNew Schoolっぽい曲は、巧みに2枚使いを入れて曲の中でもしっかりと光らせていますが、Kiyoさんが見つけた「絶妙のタイミング」をしっかりと受けつぎ、スピード感がある展開にしています。

 これらの曲は入れるタイミングも重要ですが、それまでの選曲の並べ方も重要です・・・

 つまり、それまでの選曲の流れ=グルーブをしっかりと作れるかが重要になる中、Kiyoさんは、同じ程度のBPMを維持しつつも、直前でその曲のメロディーやグルーブで「コントラスト(対比)」を作る選曲の組み立てが上手かったと思います。
 また、ノリの乗算というのでしょうか、ノリが良い部分では連続して選曲を繋いでいく部分もKiyoさんの凄いところで、Akinyeleの後のIntelligent Hoodlum→ATCQの繋ぎは最高ですね・・・

 んで、Krutchさんは、こういった「Kiyoさんの技」をしっかりと理解し、それをKrutch流に噛み砕きながらDJミックスを披露しており、なかなかです・・・
 結局は、Kiyoさんの後ろを追っているようにも思えますが、その部分をしっかりと理解して、スピード感を出しているのは上手いです・・・特にAkinyele以降のラインは最強ですね!


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 そんなわけで、作品の紹介は以上です。

 う~ん、お気づきの方も多いかと思いますが・・・説明をすればするほど「Kiyoさんの素晴らしさ」を語っていますね(^^;)

 今回、大賞ではなく奨励賞な理由は、まさにこの点で、結果的にKiyoさんが作ったグルーブに対してリスペクトをするあまり、自身のオリジナルを出せなかったことが大きいかな、と思っています。
 これは判断するに難しいところですが、地味に自分の色を出しすぎて、かえって「Kiyoさんの良さ」を持ちあげる内容になっている・・・そんな印象もありました。

 なんか、大変申し訳ないのですが、このKrutchさんの作品を聞き、逆にKiyoさんのオリジナルを聞き込んでしまいました・・・

 う~ん、やっぱり「ゼロから作った作品」の凄さと、そのゼロから作り上げた作品を「利用した作品」の違いになっちゃうんですよね・・・なんか、この観点で行くと、もっと弾けても良かったのかな~と思いました。

 ただ、KiyoさんのDJの技だったりグルーブまで「カバー」しているところは、KrutchさんのDJのレベルが高い証拠です。

 是非、カバーに埋没せず、オリジナルを出してくださいね・・・期待しております!


 でも、このカバーラインも楽しみな自分もいます・・・根っからのミックステープ馬鹿なので(^^;)

 なので、個人的には、このKiyoさんカバーを深く聞けば聞くほど、これまた大名作な「DJ Spinbad / That's My Sh??!!」をカバーして欲しいな~、と思います!
 こっちの方が、もっと難しいっすよ・・・DJ技術もそうですが、選曲でストーリーを作る部分はセンスも問われるので結構大変・・・是非、挑戦してね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Krutch 「N-Unstoppable」
Genre : HipHop
Release : 2017年10月
Lebel : Y-Vine Entertainment No Number


Notice : テープ版について

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 この作品自体、相当なリミテッドプレス(CDは200枚/ほぼユニオン限定)ですが、なんと、上記のテープ版もあります。

 このテープ版は、ユニオンの下北沢クラブ店限定で作られた逸品で、CDとの限定セットでごく少数が作られました・・・制作本数は不明です・・・
 きっと、この作品の影の首謀者の一人であり、下北店の店長であるDJ Kimさんがおられることから企画されたんでしょう・・・う~ん、分かってらっしゃる!

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 んで、このテープ版、もー、テープ馬鹿には感涙の出来ですね!

 オリジナルのKiyoさんのテープ版と比べると、そのカバーッぷりは最強で、もはや見分けがつかないです(笑)
 写真でいくと、上がKiyoさん、下がKrutchさんで、細部まで拘ってて最高です・・・下北でサンプルを見せてもらった瞬間「予約します」と言ってしまったぐらい、最強です!!

 なお、テープ版は、若干収録時間が長く(?)、ミックスも微妙に違うようです・・・
 そして、ジャケはKiyo作品のジャケを手掛けているPITTAさんが手がけています。





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 いやいや、今年は1年を通して忙しい日々が多く、かつ、週末の作品紹介に向けて、その紹介する作品を聞き込むのが精一杯で、あまり新作に力を費やすことができませんでした・・・

 つまり、買ったけど、全然聞いてない作品が多いです(^^;)

 ただ、割と今年は「豊作」な年だったと思います・・・

 市場的には売れている枚数は全盛期とは比べ物にならないかもしれないですが、印象としては内容の良い作品が多くリリースされ、好きな方はしっかりと買っていたかな~と思っています。
 私自身は、残念ながらスルーした作品は多いものの、買った作品の中では、とりあえずラジカセに入れてあり、朝、出かける前に何となく聞いて楽しんでいた作品が多く・・・それだけでも「イイ作品だな~」と思うことが多かったです。

 では、今回は、それらの作品を、今年のMTT大賞ノミネート作品として紹介をしたいと思います!!



① DJ 吉澤 dynamite.jp 「ノンストップ80年代歌謡・ポップス」

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 一発目から入手困難な作品で恐縮ですが、和物の第一人者である吉澤大先生によるダンサンブルな和物ミックスは、今年はよく聞かせてもらいました(^0^)

 まず、この作品、一般流通はなく、吉澤さんが「現場で手売り」するのみという形でリリースされた作品(一時期だけ、直接の通販では販売)になります・・・

 そして、私が相当影響を受けたクラシック「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」の続編とも言える内容になるので・・・速攻で現場に行って、吉澤さんから直接譲って頂いた逸品になります(^0^)

 内容的には、結構危険な和物をプレイしてて、全然紹介が出来ない(笑)のですが・・・やっぱり、吉澤さんは最強ですね!!

 とにかく「DJ」が上手いんですよ・・・

 それこそ、メロディーで繋いできたり、選曲でコントラストをつけて盛り上げたり、そしてグッとくる2枚使い(ひろしは犯罪級!)等、ほんとDJが上手くって、聞いてて気持ちいいんですね!
 なんでしょう、ここ最近、和物の作品が多いけど、どちらかというとネタ~ラウンジっぽい作品が多い中、こういった「DJ」でないと作れない作品を発表されていることは、ほんと大切で、これからの作品も凄い楽しみです(^0^)

 なお、購入時に吉澤さんとも色々とお話が出来たことも嬉しかったです・・・
 貴重な情報を頂いたり、私のブログや活動について褒めてくれたり、嬉しい時間でした・・・また、お会いしましょうね!!



② やる夫(ビート会議) 「Postscript」

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 んで、また和物を・・・これは「つい買ってしまった」作品ですね(^^;)

 作品の紹介をする前に、私の状況を紹介しておくと、実は「和物のミックス作品」はあまり買わないようにしています・・・

 理由は、買うと「収録曲が欲しくなる」からです(^^;)

 う~ん、どうしょうもない理由ですが、どんなミックス作品でも、和物は日本語が故に耳に入りやすく、かつ、掘れば掘るほど色々な曲があり、掘ることに疲れてしまう(?)ので控えているんですね・・・
 まして、昨今の和物ブームは、ちょっとプライスライン的にも静観をしといた方が安全かなと思い、それで手を出していないんですね・・・タイトルによっては4~5年前の3倍ぐらいの値段がついていますからね~

 ただ、このやる夫さんの作品は、店頭で聞いてノックアウト・・・気づいたら買ってました(^^;)

 この作品は、ユニオン随一の頼れるバイヤーであるN村さんがおられる「ユニオン・下北沢クラブ店」で限定100枚で出された作品で、割と夏の終わりから秋口にかけて重宝しそうなメローな和物ミックスになっています。
 も~、まさに「珠玉の選曲」で、店頭で聞いていた15分ぐらいでも、しっかりと癒されてしまい、即購入・・・家でも、夜のコーヒータイム等で大変重宝をしましたよ(^0^)

 やる夫さんに関しては、ちょうど新作も出たし、割とフィジカルで作品を出すことに熱意を注ぎ始めてますので、来年は期待ですね・・・
 以前、出したかもしれないですが、今後は和物以外の作品も期待していますよ~



③ 山下達郎 「Come Along 3」

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 んで、こちらも和物ですね・・・ただ、こっちはやや期待外れだったかな?

 あの山下達郎さんの作品で、達郎楽曲をラジオDJ風にDJミックスをしたシリーズの第3段が約33年(!)ぶりに出るとあり、発売が待ち遠しかった作品です。
 もー、あまりにも嬉しかったので、この作品の第2弾を紹介するなど、かなり期待して待っていました。

 ただ、聞いた感じで行くと、悪くは無いんですけど「若々しさがなく」って、ちょっと残念でしたかね・・・

 実は、期待の中には、昨今の和物ブームを含めると、色々な人に「達郎楽曲の良さ」を分かりやすく伝える意義もあるだろうと思っていて、割と直球を投げてほしかった部分が入っていました・・・

 しかし、フタをあけると、達郎ファンなら納得するけど、割と渋い曲が多かったので、まずは物足りなさがあり、選曲にも若々しさが感じられず、ちょっと勿体ない内容だったな~と思いました。
 う~ん、凄い書きづらい話ですが、達郎ファンが高齢化していることを踏まえ、それに連動した感じというんでしょうか・・・決して悪くはないことですが、椅子のあるコンサートホールで聞いているイメージですね・・・

 やっぱり、何年も前から懇願していますが、そろそろ本気で「MUROさんによる達郎ミックス」が必要ではないでしょうか?

 これを実現させるためには、こうなると、みんなで声を上げないと実現しないかも・・・是非、実現させましょう!

 なお、この作品、クラウドファイティングでテープ版が出ましたが、私のポリシーに合わなかったので購入しませんでした・・・すみません・・・



④ DJ Spinna 「De-Lite - Dance Delights」

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 次は、大好きなDiscoモノで、ここ数年、こういったDisco系のレーベルミックスを頑張っている「Ultra-Vybe / Octave-Lab」さんからの新作で、Spinnaによる「De-Lite」のミックスはヒットしました!

 ほんと、Octave-Labさんの作品は外れがなく、2年前のMTT大賞だったDanny Krivit 「Mr.K Salsoul」等、ほんと「信頼買い」が出来るレーベルで、いつも新作を楽しみにしています。

 その中で、夏にでたSpinnaの作品は、当然ながら即購入し、やっぱり凄い聞きました・・・もー、Spinnaらしい「黒さ」が最高ですね!

 De-LiteというとKool & The Gangのイメージが強いかと思いますが、SpinnaはCrown Heights Affair等、割と渋いラインを駆使し、とにかく「黒い」感じに仕上げてきて、De-Liteの魅力を存分に発揮させています。
 それは、チョコレートのような甘さと香りがある黒さで、聞いてて「えっ、こんなにカッコよかったっけ?」と思わせる曲が多く、これこそDJのマジックですね・・・選曲とDJプレイだけで更なる魅力が出せるのは凄いです!

 なお、De-Liteって、あんまり12inchを買ってなかったのですが、すっかり影響を受け、De-Liteモノを捜索しています(^^;)

 あと、来年はDanny先生の新作も聞きたいな・・・こうなってくると、ワンレーベルミックスではなく、Octaveさんが持っているカタログでミックスとかはどうですかね??



⑤ Dazzle Drums 「Music Of Many Colours」

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 この作品も「信頼買い」で購入した作品で、やっぱり間違えがなかったです!

 世界的にも珍しい夫婦DJデュオであるDazzle Drumsによる初のオフィシャルミックスCDで、現行のHouse関連の楽曲をDJミックスした作品になります。
 内容的には、データのみのリリース、それもDJ向けにしかリリースされていない楽曲を、フロアーの雰囲気を出しながら分かりやすくまとめており、聞いたら思わず踊りたくなる内容で、さすがDazzleさんだな~と思います。

 うん、やっぱり彼らが「フロアー」にいるからこそ作れる内容だな、と思いました!

 自分たちのプレイが終われば、フロアーに降りて、お客さんと一緒に踊る姿は、10年以上前から変わらず、本当に「フロアーを愛している」姿は、信頼に値し、もっと評価されるべきDJだと思っています。

 そして、この作品では、その「フロアー」の感じを上手く出していて最高ですね・・・

 上手く言えないですが、聞いてると、どこからかダンサーが踊っている足音が聞こえるような感じなんです・・・ピークのための音楽ではなく、淡々と、だけど徐々に上げながらミックスをしている感じが素敵です。
 また、最後の最後で、みんなが一つになれる歌物をガツっと入れてくる辺りも最高ですね・・・このへんの塩梅が出せるのが信頼の証ですね(^0^)

 私自身、あまりクラブに行けない立場なので、大手を振って応援は出来ないですが、これからもDazzleさんの活動には期待しています!

 来年は、是非、クラシックなDisco、特にSalsoulでミックス作品を作ってくださいね・・・そろそろDannyに恩返しをした方がイイんじゃないでしょうか(^0^)



⑥ 今年のMUROさん

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 いやいや、毎年恒例の集合写真ですが、今年もMUROマラソンは続行しました(^0^)

 今年のMUROさん、やっぱり多作で、かつ内容がイイのが多く、やっぱり凄いな~と思う作品が多かったです。

 特に、新機軸というんでしょうか、Diggin' Nightのように、ちょっと視点が変わり「時間」や「季節」を意識したセレクトミックスが印象的で、聞いててリラックスできる内容の作品が多く、結構ヤラれました・・・
 その中では、メジャーリリース系の作品が印象的で、ICEもHeatも良かったし、チョコも良かったし・・・選曲が限られてても、これほどまで良い内容を作れるのは流石の一言です!

 また、今年はノベルティー物が多く、Diggin' Massiveも良かったし、なによりもUprise Marketのテープも良かったですね!
 これらは、それなりの金額を出して買っているのは事実ですが、内容が良いのでつい顔がほころんでしまいます・・・

 あと、今年は、MUROさんとは直接は関係が無いですが、そのUprise Marketのオーナー:ツグさんと繋がったのが大きいです!
 お互い、大のMUROさんファンだけに、MUROさんトークで大盛り上がり・・・また、大阪に行った折には立ち寄りますね~

 なお、まだ買ってない作品もあるので、それはユニオンの大晦日セールで購入し、それで揃えた状態で、年明けの暇なタイミングにMURO作品リストを更新しておきますね~



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 いやいや、大晦日までに書けた・・・これで心おきなく、ユニオンの大晦日セールに出陣ができます(^^;)

 最後のショットは、今季の12月セールでの釣果物から、Eazy-Eのテープアルバムと共に・・・写真では分かりづらいですが、なんと3Dホログラム仕様のジャケという、なんとも攻めているジャケで感涙しています(^0^)

 今年を振り返ると、仕事の都合で更新をお休みした週もあり、ブログ的には元気が出せなかった1年間だと思っています。

 ただ、遅れた周年企画として紹介した「俺の履歴書」、夏の「日本語ラップ展」への対応、そして毎年の「夏旅行」など、それなりには頑張ったかな・・・うん、頑張ったよね?

 なお、来年は、実はブログを開設して10周年になるようです・・・
 また、もっているテープが、帳簿ベースでは4000本を超えてしまいました・・・

 う~ん、こういったボムがある以上、来年は何か大きいことをヤラないと・・・どうしましょう(^^;)


 
 そんなわけで、今年も1年間、ご愛顧をいただき、ありがとうございました。

 来年も、マイペースながら、頑張ってブログを更新していきますので、引き続きのご愛顧をお願いいたします。

 では、良いお年を!