HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Lil' Ken 「Just Like Music - Big Beats Mix」
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 もう、1月も中ごろですが・・・あけましておめでとうございます!

 先週は、いきなり仕事が忙しかったり、色々あったりで、更新を飛ばしてしまいましたが・・・今年も頑張って更新をしていきますね!

 今年は、作品紹介ではない「企画」的なことを殆どやっていなかったので、いわゆるボム記事や外部仕事なり、ブログとして「プラスアルファ」なことができればいいな~と思っています!
 
 では、一発目はその目標を覆す、「普通の作品紹介」で申し訳ないですが、年始の疲れた体を優しく包んでくれた作品の紹介です~


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 今回は、久々の「マイナーもの」で、大阪ではボチボチ知られたレーベル「Hybrid Records」関連の作品を紹介しますね!

 まず、Hybrid Recordsですが、イメージとしては大阪のHipHop系DJの中心ともいってもいい「DJ Minami」さん関連のテープレーベルで、00年代初期~中期ぐらいまでリリースがあったレーベルになります。
 Minamiさんというと、現在もバリバリ現役で大阪の夜を盛り上げていますが、Hybridから出てたテープは、割と新譜中心でありながら「パーティー」を意識した内容が多く、ここ最近は見かければ必ず買っているテープレーベルになります!

 それこそ、DJ Minamiさんが熱心にリリースしていたシリーズテープや、Minamiさんが中心に盛り上げていたパーティー「Soul Free」のテープ、渋いところだとDJ Screwさんなどがテープをリリースしてて・・・結構な数がリリースされています。
 残念ながら、もう存在しないレーベルであり、かつネット黎明期の時代なので関連情報が全然なく、具体像が掴みづらいですが・・・私としては「大阪の夜」をそのまま切り取った空気感が感じられ、結構好きなレーベルです!

 そして、今回の「Lil' Ken」さんのテープは結構衝撃的な1本でした!

 まず、このLil' Kenさん、詳細は一切不明で、少し調べた限りだとMinamiさん周りでDJをされてようで・・・割と現場系の方なのかな~と思います。

 私自身は、いつだかに「ドマイナー品」として発見し、タイトルの「Big Beats Mix」から、ジャンルとしての「Big Beatsか?」と思って喜んで買ったら・・・イイ意味で裏切られ、かつ、Minamiさん関連でこういうのがあるのにビックリしました!
 まあ、Big Beatsのテープは殆どないのでアレですが・・・ドマイナーモノは、手にとってみただけでは内容が分からず、聞いてみると「裏切られる」内容だったりすることもあるので・・・たまらないっすね(^^;)

 ではでは、作品の紹介です~


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 まず、今まで「DJ Minami」、そして「Big Beats」という単語が出て、これらのレコ写が出ると「??」となりますよね・・・私も聴いて「えっ」と思いました!

 内容的には「Soul~RareGroove」ラインのミックスで・・・選曲の幅、ミックスの流れ、そしてグルーブの作り方など、かなり本格的な作品になっており、思い込みがあった分、かなりヤラれてしまいました!

 選曲であれば、割とスローの選曲を主軸にしておいており、ド定番な「Patrice Rushen / Remind Me」「Debra Laws / Very Special」などを素敵なタイミングで選曲/ミックスしてて、メチャクチャ上手いっすね!
 ただ、その一方で、流れによってはアップな展開にも進めてて、A面ではスローで攻めつつも、後半になると「Incredible Bongo Band / Apache」や、オーラスでは「Stevie Wonder / Do I Do」を選曲するなど、違和感なくアップな展開に持っていくのもイイですね~

 今回は割と有名な曲を中心に紹介しましたが、スロー系は結構深くって、当時のHipHopのネタ曲(例えばFrenda Payne / I Get Highとか)を抑えつつも、終始「気持ちイイ流れ」を作っており、上手いですね・・・

 そう、この方は「気持ちイイ流れ」を作るのが上手くって・・・まるで、クラブの「朝」を描いているようなプレイですね・・・

 この辺のイメージを感じたので、なんで「DJ Minami」さんが接点になるのかが理解できました・・・きっと、盛り上がったパーティーの朝、その余韻を上手く引き伸ばし、気持ちイイ空気感を作るのが上手かった方なんでしょう・・・
 私自身は東京のイメージになりますが、それこそ、Harlemの朝、青色のライトに照らされたフロアーで「スローなブギ」を踊らせてくれる感じがありました・・・これは、お客さんの気持ちを掴むだけの「DJの上手さ」と「選曲の幅」を持ってないと出来ないプレイなので、実は実力があるDJでないと出来ない時間帯だと思います・・・

 Lil' Kenさんが実際にこういった時間にプレイしてたかは分かりませんが、きっと「大阪の夜が目覚める前」を素敵に彩っていたのが理解できる作品です!



 そんなわけで、今回は完全に「妄想」で書きましたが、ミックステープを聞いて「こうなんだろうな~」と思うのも、テープを掘ることの楽しみの一つだと思います・・・

 そう、何も知らないものをバイアス無しで聴くことは、聴く側の「想像力」を湧きたててくれ、それはそれで面白いですよ・・・こういった点があるのでマイナー掘りは止められません!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Lil' Ken 「Just Like Music - Big Beats Mix」
Genre : Soul、R&B、RareGroove、JazzFunk、Rock、Disco・・・
Release : 2003年3月
Lebel : Hybrid Records HYB-025



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<独り言>

 写真がない時点で察して頂きたいのですが、特に変わったことはなく、年始あけの今週は、珍しく独り言はなしです・・・すみません(^^;)

 ただ、7周年記念のボム記事は仕込んでおりますのでお楽しみに・・・いつになったら終わるのかが分からず、苦心をしております(^^;)



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Kashi Da Handsome 「Handsome Honey Beatz Vol.1」
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 え~、今日はお天気が良く、掃除や洗濯の張り合いがあり、朝から頑張ってしまいました・・・いきなり、庶民話ですみませんね~(^^;)

 気付いたら冬の足音が聞こえる11月ですが、今年の秋は曇りの日が多く、秋晴れを感じらた日が少なく、今日のような日は大変貴重ですね・・・
 ちょっと寒いぐらいの空気に、暖かい日差しが差し込むことが気持ちよく、家でコーヒーを飲みながらブログの作業をしてるだけでもホッコリしちゃいます(^0^)

 そんな、コーヒーの暖かさを後押ししてくれる名作の紹介です!


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 今回は、今までなんで紹介しなかったのかは謎ですが、あのKashi Da Handsome(カシ・ダ・ハンサム)さんによるネタ物ミックス「Handsome Honey Beatz」を紹介します!

 まず、カシさんについては数年前に「Tenkoo Lounge 1」という作品で紹介をしましたが、改めて紹介をしますね。

 カシさんは、90年代初期よりラッパーとして活動を開始し、90年代中ごろからは「Flick」として活動をしてたMC/DJ/ Producerで、今はDJの方が有名ですが、昔はラッパーとして有名だったかと思います。
 故Dev Largeさんが主催していたレーベル「エルドラド」からFlickとしてのシングルを数枚出したり、客演で色々な曲に参加してたり・・・あの特徴的な声と、グッとくるフロウと韻の踏み方がお好きだった方は多いですよね!

 また、カシさん自体はMUROさんのクルー(KODP)に属していたので、MUROさんがKODPクルーのをラッパー達を引き連れてOld School的なDJセットをやっていた時代(2000年代初期~中期ぐらい)には、カシさんもMUROさんのサイドMCとして大活躍をしていました!

 カシさん自体、MUROさんとのお付き合いも古く、90年代からDJの現場では既に共演をしてて、その頃からサイドMCはやっていたのだと思いますが、KODP時代に行われていたパーティーでは、MUROさんのDJがいわゆる「Super Disco Breaks」スタイルで、とにかく盛り上げる方向性のDJだったこともあり、MUROさんにとって「サイドMC」の存在は非常に重要でした。

 特に、MUROさんの「ドマニアックなんだけど、プレイすれば盛り上がる選曲」が理解できていないと、MUROさんの横でマイクを操ることができない中で、カシさんはしっかりとMUROさんの選曲を理解した上でサイドMCをしてたので、その安定感と的確さは最高でした!
 個人的には、Harlemで不定期に開催してた「Back to the Old School」が印象的で、この頃になると、メインはHicoさんがやっていましたが、カシさんがサイドをやると、MUROさんが次の曲をタンテに乗せただけで、そのレコードのラベルから次の曲を把握し、MUROさんのDJに合わせて完璧なサイドMCを入れてくるのが素晴らしかったです!

 また、そのタンテに乗った次の曲が分かった時点で大喜びしてて、カシさん自体がMUROさんのDJを楽しみながらサイドをしてたのも印象的です・・・うん、カシさんは「音楽が好き」なんだな~ということを感じるエピソードですね・・・


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 そんな「音楽好き」なカシさんは、音楽が好きだからこそ「DJ」の活動も中心になっており、自身のパーティーの主催や、全国でのプレイ、そしてミックス作品の発表などを通して「DJ」としての活動も頻繁に行っています!

 特に、ミックス作品の影響度は大きく、これらの作品を聴いてカシさんのDJが好きになった方は大変多いですよね・・・

 ミックス作品においては、得意とする「ネタ物」関連の作品が多く、B-Boyの視点でのSoul、Funk、JazzFunk、Jazz、RareGroove、Latinなどのプレイが気持ちよく、師匠とも言えるMUROさんも認める腕の持ち主です!!

 その中で、今回紹介をする「Handsome Honey Beatz」は代表格でしょう!

 内容的にはネタ物の作品なのですが、MUROさんが制作し、様々なDJやディガーに影響を与えたミックステープ「King of Diggin'」の世界観を踏襲しつつ、カシさんにしか作れない内容になっているのが素晴らしいです(^0^)
 親分であるMUROさんからは、発売当時には「これはKing of Diggin'のVol.8(=続編)と言ってもいいだろう」というコメントが出たほどで、素晴らしい作品です!

 では、以下で紹介しますね~


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 まず、この作品は、一番分かりやすい表現では「ネタ物」で、いわゆるHipHopの曲でネタにされた「元ネタ」とされるSoul、Funk、JazzFunk、Jazz、RareGroove、Latinなどの古い曲を選曲した作品になります。

 それこそ、この作品が発表された2002年辺りのネタ曲が多く、例えばJaz-Zの「Girls,Girls,Girls」ネタな「Tom Brock / There's Nothing in This World That Can Stop Me from Loving You」のようなSoulや、Jurassic 5の「A Day at the Races」ネタな「David Axelrod / Urizen」のようなRareGrooveを選曲しています。
 この他にも、ヒットしたKool G Rapの「My Life」ネタな 「Fania All-Stars / Cha Cha Cha」のようなラテン系の曲、そして当時は手法として流行ったSoulネタの早回し(33rpmを45rpmでプレイなど)も網羅してて、Stylesの「Good Times」ネタな「Freda Payne / I Get High」もしっかりと早回しで選曲しててヤラれます!

 割と2000年代以降のネタが中心になっていますが、この辺を揃えているのはドープですね・・・

 MUROさんもそうですが、他の人がネタにした曲をDJプレイすることは、ある意味でそのDJの「掘りの深さ」が分かる部分かと思います。

 それは、昔はHipHopの元ネタになっても、その曲を発表する側からはネタ曲はあまり知らされないし・・・それ以上に、根本的にこういった昔の曲を探すこと自体が大変だし・・・実は地味に大変なことになります。
 その上で、オンタイムでここまで揃えているのにヤラれますし、例示したJurassic 5であれば、その他J5のネタ曲を連続プレイしてきたり・・・この辺を選曲するだけでも腕前の確かさが分かります!!

 
 また、この作品を語る上では、MUROさんのKing of Diggin'と同じく、そのネタ曲の「ネタになった部分」を中心にしつつ、その曲が持つ「気持ちよさ」や「黒さ」を引き出すような方向性で選曲/ミックスをしている点も大きいかと思います!

 それは、「ネタ」ということを考えると、その曲の1小節や2小節をループさせているので、下手したらその部分だけ切り取れば成立しちゃう中で・・・あくまでも「曲全体がイイからその部分を抜いた」というDJ視点を忘れずに選曲/ミックスをしてて、それがミックス作品としての「良さ」を引き出していると思います。
 きっと、この辺の発想は、MUROさんも含め、カシさんも自分のトラックを作るためにネタを掘っていることや、良い音楽をDJとしてプレイしていることや・・・何よりも「音楽が好き」という視点があってのことだと思います。

 そして、その上で、広く聴くと、全体的に「Kashi Da Handsome」という世界観/グルーブが下敷きになっていることに気付かされます。

 それこそ、選曲がそうで、Tom BrockやFreda Payneのような親父ソウル(甘茶ソウル)ラテン系の選曲は、カシさんが得意とする部分で、この辺を恥ずかしがらず、胸を張ってプレイしているのがメチャクチャ気持ちいいですね・・・

 特に親父ソウル系は、HipHopラインが求める黒さとは少し方向性が違い・・・なんでしょう「甘すぎる」感じがあって、意外とDJプレイにしづらい部分があるかと思います。
 その中で、その「甘さ」を逆手にとって「黒さ」に変えているようなプレイの仕方になっており、結果的に凄く聴きやすく、この辺はカシさんのセンスの勝利だな~と思いました。

 また、ミックス面においてもカシさんらしいセンスがあり、DJミックスにおいてカットインで攻めていく中で、効果的なカットインが多く、これが選曲を光らせています。

 個人的には、MUROさんのDiggin' Iceにも収録された「Sister Sledge / Easier to Love」を、MUROさんと同じタイミングでカットインしてるのですが、軽く歌詞を2枚使いしてからのカットインで「Freda Payne / I Get High」の早回しインにはヤラれました(^0^)
 MUROさんは、Remind Meにカットインして、恐ろしいほど狂おしい空気感を作ってたので、この辺は師匠へのリスペクトとオマージュを込めてのプレイでしょうか・・・こういう部分を聴くと「カットイン」の美学を感じちゃいますね!!




 そんなわけで、ザックリとした紹介ですが、カシさんのセンスでまとめ上げた内容が聴きやすく、ネタ作品でありながら聴いている人を飽きさせない展開が秀逸な作品です!

 全体的なイメージとしては、黒い音楽の中に「甘さ」がある感じで・・・それこそ、深みのあるエスプレッソベースのカフェラテに、隠し味で「はちみつ」が入っている感じです・・・そう、聴いていると「ほっこり」しちゃう感じです(^0^)

 ちょうど今ぐらいの時期に聴くと、雰囲気も相まって最高ですよ・・・お家でのくつろぎタイムのお供にどうぞ~




 <Release Date>
Artists / Title : Kashi Da Handsome 「Handsome Honey Beatz Vol.1」
Genre : Soul、Funk、JazzFunk、Jazz、RareGroove、Latin・・・
Release : 2002年2月
Lebel : K.K.Fuckwell HHB-001


Notice : シャウトアウトについて

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 これもカシさんらしいところなのですが、この作品では関係者からのシャウトアウトが豪華で、これにもヤラれます!
 親分のMUROさんを筆頭に、Dev Largeさん、キエるマキュウ(マキさん、CQさん)、ニトロ勢、Lunch Time Speaxの面々などがシャウトを送っており、カシさんが業界内部で信頼されている証拠ですね!
 なお、B面最初はDLさんのシャウトで、これがクソカッコいいです・・・この部分だけ聴くために買っても損はないでしょう(^0^)


Notice : トラックリストについて

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 この作品は、ネタ物作品だけあってトラックリストは付属されていません。
 ただ、発売当時はごく少数の関係者には上記のトラックリストが出回ったそうです・・・MUROさんのSuper Disco Breaksもそうだったので、KODPの伝統なんでしょうね(^^;)

 なお、写真のトラックリストは、今年の夏、とある大先輩からお譲り頂いたものです・・・Mさん、ありがとうございます(^0^)


Notice : CD盤について

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 人気作品だけあり、上記のようなCD盤も存在します。
 写真のは2004年制作の1枚CDタイプで、CD1枚に収めている関係から、A面、B面のそれぞれの最後の方がカットされています。
 また、2010年(?)には、2枚組CDでも再発され、そちらはA面、B面ともノーカットで収録されています。

 なお、本文で書くところが無かったので、ここで書きますが、B面の最後の方では、私のクラシックである「竹●まり● / Plastic Love」が収録されており・・・2004年のCDではしっかりとカットされていました(^^;)
 2002年の時点でこの曲を入れてくるのも凄いですが、その後にCurtisのTripping Outを選曲してくる辺りには「ニヤっ」としたのは私だけではないでしょう(^0^)



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<ミニコラム> シンガポー●産のテープについて

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 え~、この話は、愚痴半分で書きますね・・・(^^;)

 まず、今回の紹介においては、結構大変な道のりがありました・・・

 それは、私が手持ちだったテープが、以前はちゃんと聴けたはずなのに、再生しようとすると波を打ったような再生になり、満足に聴けない状態になっていました・・・
 まあ、結果的にはCD盤を持っていたので、CDをメインに聴きこみをしていましたが・・・CDの方は、先ほども指摘したPlastic Loveが入ってないので、ちょっと物足りない感じがありました・・・

 この再生エラーについては理由があります・・・

 それは、このテープが「シンガポー●」産であることです・・・

 もー、テープ馬鹿にとっては、シンガポー●は「鬼門な国」で、色々と困りますね・・・

 まず、背景から説明をすると、ミックステープを商品として作る過程では、テープをプレスする会社に発注するわけですが、ミックステープが作られていた90年代末~00年代中期は、日本でもテープのプレスが出来る体制(工場)がありましたが、聞いた話だと少しコストが高いようで、コストの安い海外でプレスする方法も主流になっていました。
 その海外にあたるのは、このシンガポー●になり、大きな特徴としてカセットテープ本体にシルクスクリーンのような形でタイトルなどが印刷されている仕様になっています。

 そして、困るのは、このシン産のはテープは磁気テープの質があまり良くない材質(内容)で作られていたようで、経年劣化をすると、色々な再生エラーに発展する傾向にあることです。

 過去にも、このテープを再生すると「キーキー」といった擦れた音がして満足に聴けない(通称:キーキーテープ)ことを愚痴ったりしましたが、これ以外にも、色々なトラブルが発生しやすく、最悪なケースではテープが切れてしまったり、絡まったり・・・とエラー頻度が高い傾向にあります。

 今回については、再生中に①再生スピードのムラが出始め、更にヒドくなると、②そこで再生が進まなくなり、デッキ側が再生停止かオートリバース判断をしてしまう、という症状が発生し、全く聞けない部分もありました・・・

 もー、このシン産のテープ、本当に謎で、数年前は普通に聴けたのに、突然こうなることが結構あり、ほんとムカつきます・・・


 そんな中、たまたま下北ユニオンで、このテープの「未開封」というテープが売られててたので、これなら「絶対に聴ける!」と思い、喜んで購入し、今回の紹介に辿りつきました・・・

 私が考える中では、原因はテープ質が問題なので、いかに「経年劣化」していない状態で聴くかがポイントなので、今回の未開封は飛びついてしまいました・・・

 んで、いざ聴いてみると・・・おおっ、ちゃんと聴ける!

 いや~、理論的な部分があってたのも嬉しいですが、ちゃんと聴けるのはもっと嬉しいです・・・今週は、この買い直したテープ版を貪るように聴いていましたよ!


 ただ、今回はオチもあります・・・

 なんと、未開封のテープ、聴けば聴くほど、他のテープと同じようなエラーが発生しています・・・これには泣いてしまいました(^^;)

 う~ん、つまるところ、このシンガポー●産のテープは、作った時点で「運命」が決められているような部分があるんですかね・・・未開封でもダメなら、手の打ちようが無いです(^^;)

 なんか、カシさんがCD盤を作った理由が分かったような気がしました・・・テープが聴けないのであれば、CDで聴くというのは間違えのない選択肢になるようです・・・






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<独り言>

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 え~、いつも変わらずテープを馬鹿みたく買っている30半ばですが、今年は「テープ」という存在が動いた年なのかな~と思っています。

 それは、分かりやすく書けば、テープに注目が集まり、テープを買う人が増えてきたことを意味する訳で、この間の下北ユニオンでのセールをみても、テープに人気が出てきたのが肌で感じられるようになりました。

 そんな中、一つ、嬉しい動きがありましたよ!

 ユニオンが定期的に発行しているジャンル別の買取リストにおいて、HipHopのリストで、なんと「ミックステープ」の掲載がありました!
 
● HIPHOP CD/RECORD WANT LIST2016


 リストについては、ユニオンが真剣に「欲しい(=売りたい)」と思うタイトルを掲載してて、必ずこの値段で買取るとはいきませんが、こういったタイトルがあれば、真剣に買取ります・・・という表れを示した内容になるかと思います。
 つまり、このリストに載っているタイトルが「今のトレンド」に見合ったタイトルであることが分かり、ミックステープの掲載は4本だけでしたが、トレンドとして評価されたことがちょっと嬉しかったです(^0^)

 内容的には、私の中での横綱である「MUROさんの裏Diggin' Inceなテープ」をプッシュしてる辺りが嬉しいですし、Kenseiさんが好評価なのには納得です!
 
 まあ、掲載された4本は、色々な条件があってこの位の値段がついちゃうテープになり、他のテープがここまで値段がつくことはないかと思いますが・・・こういうリストが出た時点で、以前と比べて、お店側が「真剣に買ってくれる」ので、売る方のタイミングとしては悪くはないと思います。

 是非、興味があれば、ユニオンさんに問い合わせてくださいね・・・・11月中であれば、12月のセールに向けて商材をかき集めているので、かなり頑張ってくれるはずですよ!

 特に、マイメンN村さんがおられる「下北沢クラブミュージックショップ」は相当頑張ってくれるので、是非問い合わせてみてくださいね・・・
 ちょうど、年末セールとして開催する「テープセール」の日程も確定したので、親切に対応してくださるはずです(^0^)


 ちなみに、その11月26日のテープセール、私はしっかりと日程を開けてありますよ・・・MUROさんのテープの「裏の裏版(?)」は私が買うので、死ぬ気で攻める予定です(^0^)
 その他でも、相当ヤバいのが出てくるみたいなので、頑張りますよ・・・2週間後をお楽しみに~

 あと、やるやる詐欺で止まっている「ブログ開設7周年のボム」ですが、やっと基礎資料(?)は完成し、方向性が見えたので、後はひたすら執筆です・・・
 年内中には何とか公開したいと思いますので、こちらも楽しみにしててくださいね~




 
Masahiko Uchikawa 「Sound of Urban Lounge - Roots」
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 引き続き、7周年企画に向けて作業中なので、サックリと紹介出来る作品で紹介です・・・
 不思議なもので、これだったら簡単に紹介出来るだろう!と思って聴いてたら、結構ハマってしまうことが多いようで、この作品も今週は聴きこんでしまいました!

 ただ、記事を書き始めて気付きましたが、実は2週連続で「DJ Kayaさん関係の作品」でしたね・・・作品選びをあまり考えていない証拠です(^^;)


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 今回は、久しぶりの紹介ですが、日本のHouse/Dance Music系の大御所DJ/Producerである「Masahiko Uchikawa(内川マサヒコ)」さんの作品を紹介します!

 内川さんは、DJ歴30年オーバーの超ベテランで、今現在だと「Deep House」系の方として知られているかもしれませんね・・・詳細は以前紹介した記事(Sound of Urban Lounge - Disco To Go !)をご参照ください。

 ただ、内川さんは、90年代は割と「レアグルーブ」系のDJとして知られており、ある時期は「Rare Groove Master(レアグルーブ・マスター)」と呼ばれるほど、レアグルが強かったお方になります。

 今の立ち位置から考えてみると、内川さん自身は「良い音楽は何でもプレイする」方だと思うので、90年代はたまたまレアグル系を中心にプレイをしていたのかな~と思いますが、レアグル系のDJの中ではかなり有名だったと思います。
 まあ、時代的にも90年代後半は日本でもクラブやDJが一般化していった流れの中で、Club Jazz~Rare Groove系の流れが強かった部分もあり、その需要に応えていたから・・・でしょうか??

 そして、その「Rare Groove Master」としての内川さんの実力が分かるのは・・・他ならず、今回紹介する「ミックステープ」になるかと思います!

 テープ自体は、90年代末ごろからリリースをしていたようで、今回紹介するシリーズ「Sound of Urban Lounge」は、正にレアグルDJとしての力量が楽しめる作品になっています。

 シリーズ自体は確認できている範囲で、本シリーズが4本、その別枠でDiscoモノが2本と、結果として数は多くはないですが、内容は間違えなく、どのテープもかなり最高です・・・
 それこそ、この作品が沖縄のDJ Kayaさんのレーベル「OH!TAPEJOINT」からリリースしており、テープ馬鹿としては、その時点で「レベルが高い」のが分かっちゃいます・・・それは、Kayaさんのお眼鏡にかかったDJでないとミックス作品をリリースしなかった経緯があると思うからです・・・

 ではでは、個人的には直球で「レアグル万歳!」な内容になっている、この作品で紹介をしたいと思います!


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 この作品は「Roots」と銘打ち、かなりレアグルーブの「基礎=ルーツ」をイメージした作品になっており、結果的に誰でも楽しめる内容になっているかと思います。
 
 作品自体はA→Bのワンミックスになっており、合計90分のDJミックスになっていますが、様々なジャンルの旧譜音楽をプレイしつつ、しっかりとグルーブだったり、ミックスの流れが計算された作品になり、まさに「Rare Groove」な作品になるとかと思います。

 まず、選曲面ですが・・・もー、敵いませんね(^^;)

 トラックリストが無い作品だったので、自分で調べた限りだと、いわゆる「Rare Groove」の範疇とされるSoulやFunk、Jazz Funk、AOR、Disco、そしてReggaeなど、芯が通った音楽を中心に選曲をし、最高です!

 私の意地で、自分の手持ちレコだけで紹介をしますが、それこそ「Pleasure / Joyous」といった定番から、45オンリーな「Sisters lLve / Give Me Your Love」のようなDeepな曲まで選曲し、選曲のレベルの高さにグッときます!

 う~ん、本当は自分の手持ちレコだけで紹介しない方が明確に選曲の良さが分かるんですよね・・・それこそ「The Beginning Of The End / Superwoman」とか「Migthy Riders / Evil Vibrations」などの絶対に盛り上がる曲を選曲しつつ、コアな曲も多くプレイしつつ・・・結果として「内川さんのグルーブ」に落とし込んでいる選曲が素晴らしいです!

 特に、この点で感じるのが「選曲の丁寧さ」で、内川さんのDJミックスの上手さにもつながりますが、前後の曲のメロディーやグルーブ、曲の相性などを考慮して、DJミックスが聴きやすい内容にしているのが上手いな~と思います。
 それこそ、「Sisters Love / Give Me Your Love」であれば、前の曲は、この曲の作者ともいえるCurtis Mayfieldの曲(Freddie's Dead)を選曲してて、ストリングスだったり、曲のグルーブで上手く繋いでいます・・・なんでしょう、曲のBPMだけでなく、BPMのように計測できない「その音楽のグルーブ」を読み取って選曲とDJミックスをしている辺りは熟練の技としか言いようが無いですね!

 そして、全体的なミックスの流れもイイですね・・・

 全体的にはミッド程度のグルーブを維持しつつ、様々なジャンルの曲を気持ちよく聴かせ、しっかりとストーリー性が保たれているのが秀逸で・・・聴いているうちに何度も聴きたくなる、そんなストーリー性があるかと思います。

 実際のミックスでは割と気持ちよく聴かせることを軸にしているので、スムースなDJミックスで曲を繋いでいく印象が強いですが、流れの中では聴いている側が「ハッ」と驚くような選曲・ミックスも行います・・・

 割とその部分がスパイスにもなってて、カットインでアタリが強い曲をガツっと入れたりすることにより、ミックス全体のストーリ性の印象を強め、結果的にストーリー性に深みを与え、全体的に奥行きもある流れに仕上げているのが素敵です。
 この辺は、現場のプレイが長けている証拠かと思います・・・それこそ、気持ちよい流れで演出することでBARやフロアーにいるお客さんを和ませつつ、頃合いをみてアタリの強い曲をブっ込みでプレイすることで一気に盛り上げる感じがあるんですよね・・・何も知らずに聴いてると「おわっ」となる選曲やプレイが多く、結構ヤラれましたよ(^0^)



 割とサックリと紹介をしましたが、今週はこのテープに癒されました!

 やっぱり、レアグルが上手い人の選曲は、聴いてて安心が出来ますね・・・リラックスしながら聴けたのと同時に、プレイしてる曲が欲しくなる病(やまい)も発生したので、間違いなしの作品です!

 う~ん、やっぱり、作品を聴いて「あの曲のレコが欲しい」と思わせることは、作品として「最高!」な証拠ですね・・・今回も頑張って探します~

 



<Release Date>
Artists / Title : Masahiko Uchikawa 「Sound of Urban Lounge - Roots」
Genre : Soul、Funk、Jazz Funk、AOR、Disco、Reggae・・・
Release : 2002年4月
Lebel : Oh! Tape Joint No Number

Notice : 作品のリリース順について
 私の中では、この作品が「Sound of Urban Lounge」シリーズの第1作目かと思っていたら、Kayaさんのサイトでは「第5作目」に相当しています・・・う~ん、第1作目があるのかな?謎だな~


Notice : ミニコラム テープに貼ってある値札について

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 え~、ブログを読んでいる方の中では、中古で過去のレコードを買っている方が少なくはないかと思います・・・テープになると少ないでしょうが、アナログに共通する話を少しだけしますね~

 今回のテープ、ある時期に都内のユニオンで中古で購入したのですが、買った時点で、写真の値札が付いていました・・・この値札は浜松にある有名レコード店「Soul Clap」さんの値札です!

 Soul Clapさんは、SoulやFunk、RareGrooveといった「黒い音楽」の名門ともいえるレコード屋さんで、お好きな方やお世話になった方は大変多いかと思います。

 店主の柴田さんの人柄も良く、柴田さんの素敵な日常や買い付け模様がが拝める「ツイッター」は人気が高く、私も楽しみにしています・・・もう、ビールが麦茶代わりになっているのがラージですね(^0^)
 なお、私自身は、機会が無く、一度もお伺いしたことはないのですが、機会があれば絶対に行きたいレコード屋さんです・・・静岡はあんまり仕事で縁が無いんですよね~(^^;)
 
 んで、そんな「Soul Clap」さんの値札が、このテープに貼られてた訳ですが・・・つまるところ、一番最初にSoul Clapさんの店頭にテープが並べられ、それを買った方が、何かのタイミングでユニオンに売ったことになります・・・

 そう、こういう値札が貼ってあるテープやレコードを見てると、つくづく「良い音楽は旅をする」ことに気付かされます!

 特に、この作品に「Soul Clap」さんの値札が貼ってあるのがグレイトです・・・

 それは、この作品が「Soul Clap」さんに認められたことを意味する訳ですからね・・・私自身、記憶だと、ユニオンで買った際、この値札を見て「間違えない」と思ったぐらいです(^0^)

 人によっては、中古品にこういう「昔の値札」がついてるのを嫌がるかもしれませんね・・・それこそ、美品を求める人ほど、こういったモノが「落書き」に相当し、マイナス評価をする人もいるかもしれません。
 また、今回のテープのように、ジャケットの大部分を覆ってしまうと、元のジャケットが見えなくなるので剥がしてしまうかもしれません・・・私自身、普段は面倒なのでつけっぱなしですが、ブログに掲載する際に、写真映えを考えて、値札を剥がすこともあります。
 
 ただ、こういった「色気のある値札」は、私としては「旅をしてきた痕跡」として嬉しく、剥がせません・・・うん、もはや「ジャケの一部」になってますから!!

 なんか、まとまりませんでしたが、こういった「値札」も楽しめるようになると、テープ馬鹿として成長した証になりますかね・・・皆さんも、よろしかったら、こういう視点でもテープを楽しんでくださいね~





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<独り言>

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 今週の独り言は「これ」しかないですね!

 2年前に、渋谷のDMRの跡地にアナログレコードの専門店として新規店を出店した「HMV」が、なんと10月1日に2号店を新宿に出店し、昨日、オープンのタイミングでお邪魔してきました!

 まず、HMVですが・・・渋谷に行けば「一応」覗いています・・

 まことに申し訳ないですが、オープンの時は勢いがあるな~と思いましたが、その後は、だいぶオブラートに包んだ表現では「微妙」な状況が続き、レコ屋として大丈夫なんだろうか・・・と思いながら、渋谷に行けば覗いています。
 その「微妙」は、どうしても都内だとユニオンがあるので、よいレコードはユニオンに流れてしまい、品揃えがアレだったり・・・気付いたら、良く分からないアイドルちゃん達のレコ発イベント会場になってたり・・・やっぱり「微妙」です(^^;)

 ただ、レコ掘りの鉄則で「とにかく足を運ばないと出会いがない」ことを踏まえると、用事が無くてもお店をチェックすることは大切で、なんらかんらでHMVも行き、ユニオンほど買い物はしてないですが、それはそれで良いお買い物をさせて頂いております!

 特に、私の好物なDiscoの12inchはたまにボム品を出してくれたり、値段もユニオンより安い場合もあるので嬉しいし、これまた好物なテープも、テープアルバムの出品を結構頑張ってて嬉しいです・・・
 また、店員さんも、最初の頃は微妙でしたが、ここ最近は対応がしっかりした方も多く、ユニオンのロッ●系の店員さん(たまにムカつくのがいますよね・笑)よりも安心が出来ますかね・・・特に渋谷の2Fは、DJでもある長谷川賢司さんがおられるのが大きく、これでお客さんが「店員さん」に付くようになると、もっと良くなるでしょうね~


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 そんなわけで、日中は、たまたま土曜仕事でしたが、仕事帰りにサラッと覗いて来ましたよ!

 まず、今回の出店場所ですが、新宿の待ち合わせで有名な「新宿ALTA」の6Fになり、またHMVらしい「ビックリする場所」に出店をしました!
 
 ALTAというと、一般の方は「いいとも」だったり、女性向けのファッションビルと思いますよね・・・今回も、かなりビックリする場所にオープンし、レコ馬鹿周りでもだいぶ話題になっていました。
 特に、年長なレコード馬鹿としては、あの倒産した「Cisco」がアルタに店舗があったことを思い出し、盛り上がりました・・・私自身、アルタのシスコは結構好きで、場所柄、歌舞伎町ライクなアッパーなレコがあったり、渋谷で売れちゃったのが残ってたり、結構好きでしたね~

 そんなアルタに、シスコが無くなって以来ぶり(!)に訪れ、HMVのある6Fに直行しました・・・

 お店はワンフロアーで、渋谷のように木目調を取り入れた明るい店舗になり、渋谷でも活用している黒板でオシャレにポップを書いてたりし、渋谷と同じような路線を攻めています。
 そのため、Rock、Jazz、和物は当然強めな感じですが、意外とSoulが大きく、レコードの在庫量は結構ありますね・・・

 んで、私も何となく、掘り始めたら、探してたレコードが安価でチラホラありニンマリです・・・時間の都合上、全部のストックは見れませんでしたが、チラホラ抜いただけでも抜けたので、オール新着品の力(?)を感じました(^^;)

 また、店員さんも意欲がある感じで、これからに期待ですね・・・1名、某DUでお見かけしてた親切な方がおられたので、頑張ってほしいですね~


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 まあ、評価的には「これからも頑張れ!」になりますが、個人的には、是非頑張って欲しいです・・・

 変に「AKB 5枚まで」みたいなことはしないでも、ちゃんと良いレコードを仕入れたり、企画して売ってくれれば、買う側はしっかりと「買う」ので、是非、頑張ってくださいね!!

 なお、ラストショットは、新宿店でも展開している「カセットテープ」です・・・結構な量があるのですが、なんか陳列が中目黒のワルツさんを真似しすぎてて、ちょっと苦笑してしまいました(^0^)

 んで、なぜ最後にテープかというと・・・来週は「お祭り」だからです!!

 来週の10月8日(土)は「Cassette Store Day」というイベントが開催されるからです!!

 ● Cassette Store Day 公式ホームページ


 このイベントは、もう定番化している「Record Store Day」のテープ版みたいなイベントで、2013年にイギリスで開始され、日本でも数年前から地味に開催をしていましたが、今年から少し大きく展開されるようで、テープ馬鹿としては嬉しい限りです・・・
 
 まあ、10何年前からテープを掘り続けている立場からすると「今更かよ」と言いたい部分もありますが、こういった催しを機会に、テープに興味を持ってくれる人が増えればイイな~と思いますので、大歓迎です(^0^)

 今年については、RSD並の展開はありませんが、都内だとユニオンやHMVが結構頑張ってて、中古セールを開催したり、新商品の発売だったりがあります・・・

 個人的には「中古セール」が当然狙いになるので、久しぶりに忙しい一日になりそうです・・・恥ずかしい話ですが、だいぶ動くことが分かってたの、来週の土曜日だけはしっかりと「休み」を押えました(^^;)
 
 特に、我らのN村さん擁する「ディスクユニオン下北沢CMS店」がボムですね・・・

 なんと、DJ Kocoさんのテープ新作を限定販売(早々に予約終了とは!)するほかに、ゴツイテープセールが開催されるとあってお祭りです・・・
 やっと事前情報も出始めましたが、今回も「攻めモード」で行くことになりましたので、皆さん、よろしくお願いいたします・・・


 ではでは、サックリなはずが、いつもどおりな更新になりましたね(^^;)

 では、来週もお楽しみに!!









ANI (スチャダラパー) 「サマージャム’95」
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 いやいや、前回のレコードの旅は、多くの方に反応を頂き、ありがとうございます!

 今は無事に日常に戻っておりますが、やっぱり、こういった「日常の外」に出ることは大切ですね・・・おかげさまで良いリフレッシュになりました(^0^)
 ブログの更新、そして日々の生活も頑張っていきたいと思いますので、引き続きのご愛顧をお願いいたします!

 そんなわけで、通常営業に戻り、夏だった絶対に間違えない作品のご紹介です!!


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 今回は、あの「スチャダラパー」のMCである「ANI(アニ)」さんが作ったとされるミックステープのご紹介です!!

 これについては、周辺情報が色々とありますので、その点から紹介をしたいと思います・・・

 まず、このテープ、制作者の「アニさん」と、タイトルの「サマージャム’95」を読むと、ピーンとくる方もいるかもしれませんね・・・

 このテープは、2014年6月に大阪で開催された「大LB博覧会」というイベントで限定販売をされたテープになります。

 このイベントは、LB(=Little Bird Nation)というスチャダラパー関連のアーティスト達の集団が企画したイベントになり、当日はライブやトークイベント、そしてアーティストの私物販売などを行ったそうで、その私物販売の流れでANIさん側から売られたテープだと思われます。

 そして、なぜこのテープが作られたかですが・・・これが洒落がきいており、最高です!!

 このテープは、スチャダラパーの名曲「サマージャム’95」(上記写真のアルバムに収録)の中で、アニさんの以下の歌詞を受けて作られたそうです!

  「なーんて言いながらも夏用のテープとかはしっかり作るのよ
  『サマージャム'95』なんつって必ず直球のタイトルつけちゃってね」


 もー、この曲をご存知の方なら、この「歌詞」が発端なのに悶絶ですよね・・・私も、当時、この情報を聴いた時に悶絶しました・・・


 そして、販売にあたっては、この曲が作られた1995年当時にアニさんが本当に「サマージャム'95」というテープを作っていて、そのマスターテープが見つかったので限定販売します・・・のような形で販売されたそうです(情報元:グンジョさん
 本当に1995年に作ったか、又は、このイベントのために作ったかは分からないところですが、もー、洒落が利いてて最高ですね・・・アニさんを含め、スチャの皆さんは本当にセンスがイイですね(^0^)

 んで、内容ですが・・・もー、日本語ラップの夏クラシックである「サマージャム’95」の世界観を出しつつも、普通にミックステープとして聴いても最高な1本です!

 では、以下では「ミックステープ」として作品紹介をしますね!!


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 まず、選曲面から紹介をしますが、Soul、JazzFunk、RareGroove、Reggaeなど、旧譜ラインを選曲した上で、全体的にメローでリラックスをした空気感を前面に表現した内容で・・・聴いていて凄い気持ちイイ内容です!

 Bボーイ的な表現であれば「チル」向けな内容で、サマージャム’95の歌詞のイメージに従えば、暑苦しい夜の首都高を、オープンカーでゆったりと風を切りながら疾走する際に、BGMでかかってたら最高なグルーブですね(^0^)
 先に結論めいたことを書きますが、作品を出した経緯、そして作品の選曲内容を含め、アニさんのセンスが「間違えない」ことが分かる内容で・・・かなりヤラれました!

 そして、実際の選曲では、1曲目から分かってらっしゃって、サマージャム’95の元ネタである「Bobby Hutcherson / Montara」からプレイ開始・・・ズルすぎますね(^0^)
 その他にも、正に夏のメロー大本命な「Kool & The Gang / Summer Madness (Live)」のようなJazzFunk~RareGrooveラインのインスト物から、これも外せない「Patrice Rushen / Remind me」のようなSoul~R&Bの歌モノなど、とにかく聴いて「気持ちイイ曲」を優しく選曲してて最高です!

 それぞれの曲は、いわゆる「フェードアウト、フェードイン」で選曲してて、パッと聴くとDJミックスはしてないのですが、しっかりと前後のグルーブを考えて選曲し、かつ絶妙なタイミングで次の曲に変えていくので、さながら「ロフトミックス」での選曲です。
 特に、Montanaから始まる「とてつもなく気持ちいいグルーブ」を大事にした選曲・ミックスが印象的で・・・Summer Madnessのようなド定番の曲でも、曲の本当の良さが伝わる感じが最高です!

 また、意外な曲や渋い曲も多く、オーセンティックなReggaeや、コーラスが気持ちいい60年代のSoulなども選曲してて、選曲の深さも味わえます・・・

 個人的にグッときたのが、写真右下の「Foster Sylvers」で、ド定番なブレイク・クラシックである「Misdemeanor」はプレイせず、B面にコッソリと収録されたメローソング「Foster Sylvers / I'm Your Puppet」をチョイスしてきたのにはヤラれました・・・
 ただ、コレだけではないんですよ・・・そのド定番の「Misdemeanor」は、A面の中盤ぐらいでナイスなJazzFunkカバーである「Ahmad Jamal / Misdemeanor」としてプレイしています・・・この辺のマニアにしか分からない深さ(?)もあり、本当に素晴らしいです!!



 かなりザックリとした紹介になりましたが、こんな蒸し暑い夜が続く季節には最適な一本です!

 ホント、これを聴いて、アニさんのセンスの良さわかりました・・・う~ん、なんか「ウインタージャム’96」も聴いてみたいですね(^0^)
 
 なお、このテープ、割と日本語ラップ筋での「コレクターズアイテム」として珍重されている部分があり、手に入れようとすると、それなりの「根性」が必要です・・・

 日本語ラップ筋だと、作品の「内容の良さ」の評価ではなく、あくまでも「コレクターズアイテム」として評価されているのが悲しいところですが・・・私としては、こんなに内容が良い作品なら、そのくらい出してもイイかな~と思っています。
 うん、Bobby Hutchersonをはじめ、このテープを聴いて「オリジナルのレコを買わされた」んだから、ミックステープとして「本物」ですよ!!



<Release Date>
Artists / Title : ANI (スチャダラパー) 「サマージャム’95」
Genre : Soul、JazzFunk、RareGroove、Reggae・・・
Release : 2014年6月
Lebel : No Lebel No Number


Notice : トラックリストについて
 作品にはトラックリストが掲載されていませんが、なんとなく作りましたので、ご参考にどうぞ・・・
 なお、A面の最後の方のMighty Ryedersも、Evil Vibrationsではなくて、全然知られてない曲をプレイしています・・・これにもヤラれました!

[Side A]
Bobby Hutcherson / Montara
Quincy Jones / Summer In The City
Kool & The Gang / Summer Madness (Live)
Ahmad Jamal / Misdemeanor
Roy Ayers Ubiquity / Searching
King Errison / Udaka
Rachel Sweet / It's So Different Here
??? / ??? (Reggae 曲が分からず)
Mighty Ryeders / Lovely
Blackbyrds / Dreaming About You

[Side B]
Rotary Connection / Memory Band
Ohio Players / Sweet Sticky Thing
Deniece Williams / Free
Patrice Rushen / Remind me
Minnie Riperton / Perfect Angel
Michael Jackson / I Can't Help It
Foster Sylvers / I'm Your Puppet
The Moments /I've Got To Keep On Loving You
The Lost Generation / The Sly, Slick And The Wicked
Sweet Charles / Yes It's You
Joe Sample / In All My Wildest Dreams
Scha Dara Parr / Summer Jam '95 (Inst) ※もしかしたらMontaraネタの別曲のインストかも?






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<独り言>

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 こういったことを「タイミングが良い」としたくはありませんが、一応報告です・・・

 今回の紹介文でも登場をした上記のレコの演奏者である「Bobby Hutcherson」さんが今週の14日にお亡くなりになられたそうです・・・
 Jazzミュージシャン(ヴィブラフォン奏者)として長きにわたり活動し、影響を受けた方も多いかと思います・・・ご冥福をお祈りします。


 ちなみに、不謹慎かもしれないですが、このレコに関する話を一つ入れておきます・・・

 先月ぐらいか、「レアグルーブ系のレコは買うのが難しい」なんてボヤきましたが、その際に「4連敗している(=結果的に買わず、他の人に買われてしまったこと)」と書いたのが・・・実はこのレコ「Bobby Hutcherson / Montana」でした(^^;)

 結局は、3敗目をしたと思われるレコが、何日か後に行ったら残ってて、これが「私なりに妥協できる値段と盤質」だったので、購入しました・・・

 このレコ・・・というか、70年代のBlueNoteってコンディションが悪いのが多く、相場が分かりづらいんですよね・・・

 ここ最近、今回のMontanaのような、いわゆる「Jazz Funk(BlueNoteであればLAシリーズか?)」も手にとることが増えてきているのですが、視聴をしては「このコンディションで、この値段って、どうなんだろう?」と思い、買わないことが多いんです・・・
 値段的には全然買える値段なんだけど、「このコンディションで買っていいのか?」というのが判断できず、中々手が出ないのが現状です・・・
 さらに、Montanaについては、かなり高い値段をつけていても盤はそうでもなかったり・・・もー、良く分かりませんでした(^^;)

 何名の方が「そうそう!」と頷いて頂けるかは分かりませんが、レコード馬鹿は、日々、こんな無駄な苦労をして暮らしています・・・すみません・・・







Dego (Dego Ranks) 「Evening Muse」
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 暑いですね・・・暑い・・・(^^;)

 今年は、電車も会社も訪問先も、ガンガンとクーラーをかけてて快適ですが、そこから出て外の街を歩いたりすると地獄ですね・・・
 だけど、個人的には汗をかくのは嫌いじゃないので、家にいるときはクーラーはかけず、窓だけ開けてます・・・このブログの記事も、汗を少しかきながら書いてますが、夕食時のビールが美味しくなればいいかな??

 そんなわけで、今週は夏の暑さを和らいでくれた、この作品で紹介です!


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 今回は、大好きな「EMTシリーズ」から、Londonを代表するDJ/Producerである「DEGO(ディーゴ)」さんによる、素晴らしいRareGroove~Jazz~Soul選曲の作品をご紹介します!

 まず、DEGOさんの紹介からいきましょう・・・

 DEGOさんは、クラブ/ダンスミュージックのDJ/Producerで、ジャンル分けが必要がないぐらい「Good Music」を制作/プレイするお方になります。
 90年代はMarc Macとのユニット「4 Hero」でDrum'n'Bassの発展に大きく寄与し、その後もBroken BeatsといったLondon発のダンスミュージックを牽引し・・・もはや、世界のダンスミュージックの権威として名高いお方になります。

 特にDEGOさんが素晴らしいのが、自身の音楽のバックボーンにJazz~Soul~RareGrooveといった過去の素晴らしい音楽があり、これを生かした音楽作り/DJが重要かと思います。

 硬質で、どことなくデジタル感が強いトラックでも、その背景には温もりのある「音楽」がしっかりとあり・・・なんでしょう、抽象的な表現ですが「黒い」んですよね。
 ドラムンが流行った90年代末、無理してGoldieや4 Heroを聴いても理解が出来なかったですが、少し大人になった耳で聞くと、その豊かな黒い音楽性に気付きます・・・そう、デジタルだけでは説明がつかない「グルーブ」を音楽に与えているお方になるのだと思います!

 そして、そういったDEGOの持つ「音楽感」を、上手く表現してくれたのが、このテープになります。

 このテープがリリースされたとされる2002年ごろは、まだDEGO=ドラムンの人というイメージが強かったですが、DEGOのレーベルでもある「2000 Black」が大きく動き始め、Club Jazz~Future Jazzシーンでも影響度があったので、EMTシリーズの首謀者である沖野兄弟ともコネクションがあったのかな~と思います。
 
 内容は、以下の作品紹介の方で説明をしますが、DEGOの音楽の「背景」が分かる内容で素晴らしいです・・・

 う~ん、やっぱりEMTシリーズは、制作の依頼をする側(沖野兄弟)と、制作の依頼を受ける側(海外のDJ)が、しっかりと「信頼」があるから、受ける側もかなりパーソナルな内容で作ってくるんでしょうね!

 では、作品の紹介です!


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 まず、他のEMTシリーズと同じで、DJミックスはなく、選曲のみの作品になっていますが、DEGOの「気持ちいいグルーブ」が堪能できる作品になっております。
 それこそ、この時期に聴くと「天然のクーラー」のような選曲で、とても気持ちが和んで素敵です(^0^)

 まず、選曲面ですが、全体的にドープなRareGroove~Jazz~Latin~Soulが中心で、掘りの深さにヤラれます!

 A面の一曲目では、あまり知られていないFushion~Soulである「Samuel Jonathan Johnson / My Music」をチョイス・・・とにかくメローで気持ちいい曲なんですが、なんか聞き覚えがあるな~と思ったら、Alchemist制作の「Jadakiss / We Gonna Make It」ネタだ・・・もー、渋いっすね!

 選曲の大きな核としては「RareGroove~Jazz」になるのですが、かなり幅広く、そして深い選曲をしており、DEGOの「深さ」が分かります。

 例えば、これもなんかのネタになったスペーシーなBrazillianチューンである「Orlandivo / Onde Anda O Meu Amor」や、ハンガリーの鍵盤奏者による「Csik Gusztav Es Egyuttese / Ritmusvaltasok」のようなヨーロッパ~東欧JAZZを選曲してて・・・かなり掘ってないと巡り合えない曲が多く、深いです・・・
 ただ、その一方で、ブレイクビーツクラシックである「Let's Dance」を収録したアルバムから「Pleasure / Jammin' With Pleasure」といった知られざるJazz Funkを披露するなど、意外と気づかれない曲も選曲してて、素敵です・・・

 個人的は、やっと年齢と知識が追い付いてきたのか、こういった「Rare Groove」に凄い反応するんですよね・・・

 それぞれは、聴いてもかなり難解な曲が多いのですが、DJ側(選曲側)が、ある意思を持って並べることで、そこに「共通のグルーブ」が与えられ、凄い聞きやすく、そして気持ちが和らぎます・・・

 この作品で選曲された曲は、DEGOの感性で「メロウ」「スペーシー」「サンバ」「ジャズ」等を軸にイメージしてて、全体的に「モノクロームな雰囲気のある躍動感」が気持ちよく聞こえ・・・結果的に「DEGOのRare Groove」、つまり「DEGOの音楽」みたくなってて、素晴らしいですね!


 また、選曲の構成の仕方も素敵です!

 A面は、割とメロウネスを追求した内容でありながら、深く聴くと、そこにダンス性が伴う内容になっています・・・一方でB面は、東欧Jazzを中心に選曲し、ラウンジーな印象がありながら、こちらもダンス性(スイング感?)があります・・・

 そう、A面もB面も、メロウな質感を出しつつ、実はダンス性を内包してて、その上でA面とB面とで違う世界観を設定しているので、作品としての奥深さがあります。
 テープ自体、A面とB面で60分で、時間が短いので、おのずと何度もループしながら聴いてしまうのですが、聴けば聴くほど何度も聴いてしまいます・・・きっと、DEGOが真剣に選曲したからこそ、しっかりと聴ける内容になっているのかもしれません。


 
 作品紹介は以上です!

 ちょうど、来週末に、日本にツアーで来日をされる予定になっており、そのパーティーには沖野好洋さんもDJをされるので、やっぱり沖野コネクションがあっての作品なんだな~と膝を打ちました。

 気になる方は探してみてね~



<Release Date>
Artists / Title : Dego Ranks 「Evening Muse」
Genre : Jazz、JazzFunk、Fushion、Latin、Brazillian、Soul・・・  
Release : 2003年(?)
Lebel : Especial Records No Number








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<独り言>

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 え~、真夏も真夏ですが、今週末はちょっと個人的には楽しみな週末でした・・・

 我らのユニオンが、各店が一斉にレア盤の放出セールを開催するイベントが8月6日(土)に行うことになり、それがちょっと楽しみで、昨日は見学半分で各店舗を回っていました!

 ● 2016 Summer プレミアム廃盤セール


 この合同セール、夏場のこの時期に開催することが多く、年末のセールとGWのセールと並んで、マニアが狂喜乱舞するのですが、今回に関しては、異様に「ゴツい出物」が多く、ジャンルは違えど、告知のブログを見てるだけで「ざわざわ感」が感じられました・・・

 例えば、渋谷の中古センターでは、幻の「The Blue Hearts / 1985」のソノシートが出たり、他のお店でも軒並みゴツいのが出まくりでした・・・

 残念ながら、私が並んでも欲しいと思ったモノは無かったので、セール自体は観戦目的でしたが、かなり面白かったです!

 どのお店も、セール開始時から遅れてお店に行きましたが、いわゆる「戦いの後」だという感じがする店内で、レコード馬鹿としてはグッときながら各店を回っていました・・・
 特に渋谷は早い時間に行ったのですが、試合後の独特のザワザワ感や、その鬼レア品を掴んだ人のオーラなど、イイ感じでしたね・・・とりあえず、Blue Heartsは即売れだったみたい(いくらだったんでしょう?どう考えても20万超えでしょうね~)だし、他の店舗でもトップな鬼レア品は瞬殺だったみたいです!

 う~ん、レコード屋さんに通うことって、自分が欲しいレコード等を探しに行くことだけではなく、こういった「観戦」も楽しみ方の一つかもしれないですね?
 ただ、本当は参戦したかったのもあります・・・今度はDiscoかテープでやってほしいな~

 なお、ちょこっとだけ欲しかったレコがありましたが、コンディション不良で今回も諦めました・・・

 このレコ、発見しては状態だったり、値段が納得できないので、手には取るけど買わないことを繰り返しをしており・・・結果的に、私が買わないと気付いたら他の人に買われてて、ここ1カ月の間だけでも4連敗中です・・・(^^;)
 今回の作品紹介にも繋がりますが、RareGroove系のレコードは、ジャケや盤質のコンディションで価格が大幅に変わるので、レコードの値踏みや相場観が難しいですね・・・


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 そして、こっちはちょっと欲しかったブツをやっとゲットしましたよ!

 これは、90年代の日本語ラップ関連のフライヤーを集めた「LEGEND OF JAPANESE HIPHOP FLYERというアートブックで、首謀者であるココナッツ代々木店のYOKOさんから直接購入をさせて頂きました!

 この本、耳の早い日本語ラップファン等はご存知かもしれませんが、日本語ラップ関連のクラブイベントのフライヤーや、作品発売時のチラシなどを集めたアートブックで、2014年に出した第1段を増強する形で、今月、第2段が完成しました・・・あのサンプリングラブさんも取り上げていたので「あれか!」と思う方も多いでしょうか?
 ただ、内容が内容なので、あまりおおっぴらには売れないので、かなり限定な売り方&印刷数なので、実際買われた方は少ないかな・・・実際に、ココナッツさんでも店頭には置いてなく、YOKOさんに声をかけたら出してくださったぐらいなので、ある意味「ウラ本」です(^^;)

 んで、肝心な内容は・・・素晴らしすぎます!

 私も相当フライヤーは持っている(集めていた)ので、私が持ってるのもありましたが、どこから入手したのか分からないブツも多く、ほんと資料としては貴重すぎます!
 個人的には、雷勢が集まったイベント「鬼だまり」でのライブの進行表(!)や、前に紹介したCeloryさんのイベントテープの詳細が分かるフライヤーなど、腰を抜かすブツの連発で、素晴らしい「酒のつまみ」になりました(^0^)

 欲しいと思った方は、もう残り数が少ないみたいなので、早めに動いてね・・・色々と探せばネットで買えますし、ココナッツ代々木店のYOKOさんに声をかけてくれれば出してくれるみたいんですよ!


 なお、YOKOさんと色々と情報交換し、私もこの辺のフライヤーは結構持っているので、今後を見据えて色々と協力をすることにしました・・・とりあえず、実家で発掘してこないと(^^;)

 こういうものを、おおっぴらにするのは、色々とあって大変です・・・
 ただ、あの時代が持っていたエッセンス・・・うん、私たちを魅了したエッセンスを、次の時代に伝える上で、こういった作業は凄い大切だと思います。

 このブログでは、そういった「伝える」ことも意識してきましたが、そろそろ、もう一歩、踏み出した作業が必要かもしれません・・・まだ、形になるかどうかは分かりませんが、私自身として、今までよりも「踏み出した」ことをしていきたいと思います!


※参考 こんな感じで色々と持っています~
● 素晴らしきステッカーの世界(2014年2月)
● 素晴らしきフライヤーの世界(2014年4月)
● Savage(MURO'S Shop) - Shop Sale Flyer - (2009年3月)
● 「HARLEM 15TH ANNIVERSARY BOOK」 (2013年2月)
 

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 そして、最後はこの写真で〆ましょう・・・地獄行きのチケットを買ってしまいました(^^;)

 前回の更新でも報告しましたが、毎年恒例である「京都・大阪・神戸・名古屋のレコード旅」を、来週末に開催することにしました!
 いつから行くかはまだ秘密にしておきますが、次回の更新では、1日ごとに、その日に掘りに行った報告を紹介していきますので、お盆の暇つぶしにお付き合いくださいね・・・

 なお、私の心の洗濯に行くための旅行なので、あんまり新鮮味はないです・・・ルートも全く一緒だし、結構掘りつくした感はありますが、色々と珍道中になるんだとは思いますので、お楽しみに・・・
 一応、これまでの戦歴(?)も並べておきますね・・・今年は6年目だそうです(^^;)

● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2011年8月 
● レコード屋探訪(京都・大阪・名古屋) 2012年8月 
● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2013年8月
● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2014年8月
● レコード屋探訪(京都・大阪・神戸・名古屋) 2015年8月


 ではでは、来週の更新をお楽しみに!!