HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Takuji a.k.a. Geetek 「Pineapple in the House」
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 お盆休みも終わり、リフレッシュした体で仕事をしようと思ったら、毎度の如く、今週は気合が入らず・・・何ともな感じでした(^^;)
 
 ただ、お盆を過ぎると夏の終わりを感じますね・・・

 気づいたら日が暮れる時間が早くなったり、朝と夕方が涼しかったり・・・今年もそんなに夏を満喫してなかったので、ちょっと寂しい部分もあります??

 そんな訳で、聴いてみたら夏の終わりにピッタリな感じのミックス作品を紹介です!!


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 今回は、沖縄に在住するDJ/Producerである「Takuji a.k.a. Geetek」さんによる、沖縄らしいグルーブが素敵なミックス作品を紹介します!!

 まず、Takujiさんについて紹介しましょう。

 Takujiさんは、生まれ育った沖縄で80年代中頃より活動をしているDJ/Producerで、90年代は東京で活動をし、House~Breakbeats~Drum'N'BassなどのDJとして活動をしていたかと思います・・・ちょっとこの辺は記憶が曖昧ですみません。
 90年代末頃からはアーティスト活動も活発化し、ソロ作品の発表、各種リミックス作品、そしてDJ KawasakiさんとのユニットG.K.としてのリリースをする等、当時はかなり活動をしていたお方になります。
 また、時期はちょっと分からないですが、00年代初期ぐらいには沖縄に戻り、沖縄らしさを生かした楽曲作りを押し進め、沖縄の伝統的音楽(踊り)である「カチャーシー」のリミックス作品やDJミックス作品を発表したりしています。

 そして、このミックステープは東京時代(90年代末?)に作られたと思われる作品で、リリース元は沖縄ミックステープ界の立役者である「DJ Kaya」さんのレーベル「OH! Tape Joint」からのリリースになります!

 KayaさんやOH!の事は何度か紹介したことがありますが、今回のTakujiさんについては、Kayaさんのことを交えて説明すると分かりやすいかもしれないですね・・・
 
 Kayaさんも、東京でDJ活動をし、沖縄に移住して、沖縄に根付いた音楽活動をしてた訳ですが・・・その点はTakujiさんも一緒で、特に「沖縄らしいグルーブ」と「間違えない選曲」が近いんですよね・・・

 沖縄らしい解放感がありつつ、独特のクールな感じが特徴的で、表現としては「琉球アンダーグラウンド」がしっくりとくるでしょうか・・・同名アーティストもおりますが、正に同じ世界観で、そのクールな質感がイイですね!
 Takujiさんについては、この点は沖縄三線の心地よい響きを生かしたビートメイクに大いに反映されていて・・・なんでしょう、夏の疲れを癒してくれるグルーブがあり、このミックスでも生かされていると思います。

 また、選曲ですね・・・コレは、今回のテープを聞いて「間違えなし!」と思いました(^0^)

 選曲面の良さは、以下の作品紹介でご案内しますね!!


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 まず、内容としてはHouseラインのダンスミュージック選曲で、大変素晴らしい内容になっています!

 出だしは「D'angelo / Devil's Pie」からゆっくりとスタートし、そこからHouseに流れていくのですが・・・ホント「気持ちイイ」選曲です!!

 選曲的には、このテープを作った頃のヒット曲である「Donna Allen / He Is The Joy」のような新譜や、製作時においてもクラシックな「Earth People / Dance」「Crystal Waters / Gypsy Woman」のような旧譜などを幅広くプレイしています。
 HouseだけでなくTechnoラインの曲だったり、先ほどのD'angeloだったり、後で紹介するSylvesterだったり・・・選曲は深く掘り下げるとかなり深く、かなりヤラれます!

 ただ、重要なのが、プレイしている曲が「とにかく気持ちイイ」点だと思います!

 先ほど「琉球アンダーグラウンド」と表現しましたが、澄んだ大海原の深海で漂っているような感じのクールさがあり、この点が全体を覆った選曲になっており、大変気持ちイイです・・・

 この点は、Houseに疎い方だとピンとこないかもしれないですが、Devil's Pieのトラックをイメージすると分かりやすいですかね?
 そう、しっかりとビート感はあるんだけど、聴いてて「癒されるグルーブ」があるんですよ・・・この点は、曲を知らなくっても癒されるグルーブがあり、ホント素晴らしいです!!

 また、その発展的な話として、その癒しのグルーブを出す為に、あえて「上げない」選曲/プレイをしているのも素晴らしいです!!

 例えば、Houseが詳しい方なら分かるかもしれないですが、「Donna Allen / He Is The Joy」みたいなピークタイムにプレイされそうな歌モノクラシックがプレイされています・・・その時点で「クール」とはちょっと思いづらいですよね。
 ただ、ここでは歌詞が殆ど登場しないダブバージョンをあえてプレイして、グルービーな部分だけを使用しています・・・Earth PeopleもGypsy Womanも同じような感じでプレイしてて、あえて「上げ」としてはプレイせず、選曲のグルーブを演出するためにプレイしてるのが大変上手いです!!


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 そして、その「癒されるグルーブ」を更に高めているのが、この作品の「ストーリー性」にあると思います!

 この作品においては、A面→B面も続くワンミックスになっているのですが、作品のストーリー性が凄く良く、つい何度も聴いてしまいました・・・
 特に選曲の流れだったり、盛り上げ方だったり、個人的には「クラブでのプレイ」が分かってないと出来ないストーリーがあり、これで踊れたら最高だな~と思います!

 序盤は、それこそD'angeloが分かりやすく、クールな世界観に入り込ませるための選曲を行い、徐々にそのグルーブにハメていき、段々とグルーブを上げていきます。

 そして、ピークとまで行かない程度にグルーブを高めた折り返し地点(ちょうどB面になったあたり)では、それまでの選曲を切るかの様にフロアクラシックな「Sylvester / Over and Over」をプレイ・・・
 House系の曲は、トラックが中心の選曲だと、聴いてて単調になりかねない場合があります・・・その限りにおいて、Sylvesterをプレイすることで、流れに刺激を与えつつ、みんなが知っている曲で更に引き込んでいくプレイが上手いです!

 んで、更に気持ちイイ流れを繋いで繋いで、最後のピークでクラシックな「Chante Moore / This Time」をプレイ・・・この展開にはグッときました!
 流れ的にはストレートに盛り上がる歌モノをプレイしなかった流れの上で、気持ち良く聴いている(踊っている)人に最後のご褒美みたいなプレイが秀逸で、選曲のグルーブと相まって素晴らしいプレイになっています!!

 少しストーリー性を紹介する為に、選曲の流れを書いてみましたが・・・端的に書くと「起承転結」型のストーリーになっているかと思います。

 ただ、その塩梅だったり、グルーブの引っ張り方や組み立て方が上手いんですよね・・・ホント、Chnate Mooreへの運び方は上手すぎで、久しぶりにココが聴きたいが為に、帰り道を遠回りするぐらい、素晴らしいストーリーです!!
 


 思ったより上手く紹介出来なかったのが残念ですが、選曲、ミックス、ストーリー、全てが秀逸で、作品としての完成度が非常に高いです!!

 多分、これが一番の褒め言葉なんでしょうが、何も知識がなく聴いても、気づいたら気持ち良いグルーブを感じられ、何度も聴いてしまう・・・そんな作品だと思います!

 House系のテープも探せば結構あるのですが、新譜ミックス的な作品が割と多く、しっかりと作品性があるモノは意外とないです・・・その中で、この作品は間違えない出来で、かなりお勧めです!!

 あまり市場では見かけない作品ですが、気になる方は是非探してみてくださいね・・・やっぱりKayaさんモノに外しは無しです(^0^)



<Release Date>
Artists / Title : Takuji a.k.a. Geetek 「Pineapple in the House」
Genre : House、Techno、Garage、R&B・・・
Release : 1999年頃?
Lebel : OH! Tape Joint No Number




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<独り言>

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 この紙が出たということは・・・毎度の釣果報告です(^^;)

 先週、関西+名古屋に行って、結果的に今年も豊漁だったことをお伝えしましたが、今週も今週で闘っております・・・もう、休む暇がなく、大変です(^^;)

 今回は、お世話になっているユニオンの下北沢クラブ店で久しぶりの大型テープセールが開催されるとのことで、気合を入れて参戦してまいりました!!
 前回の春の際のテープセールも、流石な品揃えでヤラれましたが、今回も私としてはヤバめな匂いがプンプン、そして欲しいのが大量にあり、土曜の出勤は同僚に代わってもらい、同日に備えました・・・

 まず、当日、大変恥ずかしい話ですが・・・8時には並んでおりました(^^;)

 かなり欲しいテープが満載で、狙っている人も多いかな~と思い、モヤモヤと心配するぐらいなら並んじゃえと思い、8時にはあの場所に座っておりました・・・
 その後、テープセールの常連でもあるIさんが9時半ごろ来られ、まさかの事態(開始時に一人だった)は避けられましたが・・・心の保険として、朝早くに行って待つことは大切です(^^;)

 そして、11時半には私を含めて4名ほど集まり、平和な感じにゴング開始・・・

 安心の整理券1番だったので、一番欲しかったのは真っ先に抜き取り、後はひたすら掘り掘りです・・・今回もピースフルな鉄火場で、割と探しやすかったのですが、今回は、欲しいのが色々とあったので、血眼になりながら一人鉄火場状態で、掘っておりました(^^;)

 その甲斐あって、成果はこんな感じです・・・

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 じゃーん、下北では60本ほど抜かせて頂きました!!

 そして、実はな話ですが、旅行に行っている間に、最近、ほんと調子が良い柏のユニオンでもテープセールがあり、ここも後追いで月曜に行ったら爆釣で・・・旅行でも散々買ったのに、今週だけで80本オーバーの大豊漁です!!

 流石に、コレだけ買うと整理も大変だし、それ以上に購入資金が大変で・・・久しぶりに「こんなに買っていて大丈夫なんだろうか?」と私の人生に不安を覚えてしまいました・・・

 まあ、買うのに朝8時から並んだり、時間をかけて移動をしたり、色々と苦労はしていますが、テープは出た時に買わないと出会えないのが多いので、これは試練でもありつつ、テープの神様からのプレゼントだと理解(割り切って?)して、散財をするしかありません・・・

 でも、でも・・・今回は「ホント欲しかった」テープが沢山出てきてくれ、無事にゲット出来たのは凄い嬉しいです!!

 このブログをやっている私だからの表現になっちゃいますが、今回のゲットしたことで「やっと紹介が出来る」作品が何本もあり・・・暫くはネタに困らなさそうです(^^;)

 ではでは、先週に引き続き、今週も戦利品の紹介です・・・
 なお、整理してる過程で混ざってしまったので、下北と柏でゲットしたブツをまとめて紹介です~


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 まず、今回の下北、そして柏でトップに欲しかったのがコレですね!!

 今の和物人気を広めた「和ラダイスガラージ」の前身イベントである「ギラギラナイト」からのミックステープです!!

 このテープ、今年の春先に一部のテープがCD再発されたことでテープがあることを初めて知った位、鬼アンダーグラウンドなテープで、まさか短期間にコレだけ集まるとは思いませんでした!

 柏と下北で上手く入手でき、まだ抜け番がある感じですがコレは欲しかった・・・無事に買えて良かったです(^0^)

 まだ、そこまで深く聴いてないのでアレですが、コレはこれから価値が出そうなテープですかね??


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 そして、これもやっと入手することができたテープです!

 柏でゲットさせて頂いたブツで、あのCrazy Ken Bandの横山剣さんが、インディー時代に作ってたテープで、リリースしてた曲のデモ版みたいのが収録されたテープシリーズになります!

 これは、CKBファンの間では割と知られているようですが、数が少なく、あまり市場に出ないブツだったり、出ればスグ売れちゃうブツなので、機会があったらゲットしたいな~と思ってたら、今回の柏で運よくゲットできました!
 内容的には、剣さんがラジオ番組風に進める内容で、もしかしたら未発表曲も入っているかもしれないっすね・・・これは、テープ馬鹿として押さえておきたかったテープです。

 なお、同時に、私としては初めて見た「ロマンポルシェ」のテープ(右上)も買わせて頂きましたが・・・ロマンポルシェらしい「ヒドイ(笑)」内容で、これもツボりました!!


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 そして、今回の下北においては、コレらが一番欲しかったテープかもしれません!

 今回の下北は、異様に「R&B」系のテープが多く、それも微妙にマイナーなテープが多く、告知の写真を見た時点で「持ってないのは全部ゲットしてやる!」と息巻いていました(^^;)
 
 R&B系のテープって、良く売れていたKomoriさんやMakiさんのテープは数があるので探しやすいのですが、あまり名の知れてないDJだと意外と出ないんですよ・・・

 例えば、コレ系に詳しい方なら、なんで今まで紹介してないのかが不思議に思う「DJ Daddy Kay」さんのテープも、実はコレクションに穴があいている状態で・・・探してはいたけど、中々遭遇することが出来ず、今まで紹介することが出来ませんでした。
 
 そんな歌モノ、写真のDaddy Kayさんを始め、DJ Toshiさん、DJ Cookieさんなど、渋いラインのテープがごっそり出てて、抜けていたテープはだいたい回収をさせて頂きました(^0^)
 その他、ドマニアックな歌モノも入手でき大変嬉しいです・・・これでDaddy Kayさんが紹介出来るようになったのが一番嬉しいかも??

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 あと、他のミックステープでも、かなり面白いものがゲット出来ました!

 写真上のは、名古屋モノですね・・・DJ Hazuさんの知られざるテープ(左下のは新宿で買いました)があったり、Home Made家族のDJ U-Ichiさんのミックステープだったり・・・まだまだありますね~
 なお、右上のHazuさんのミックスは、結構な値段でしたが、B面が日本語ラップミックス・・・Iさん、ごめんなさい!!

 そして、写真下はもっと強力かも・・・まず、左下のテープは結構探してたブツで、Def Jamが日本で出来る間際に、あの「Da Cypher」とコラボした販促用テープで、RikoさんがMCをしているテープでした!!
 往年のリコ節が聴ける唯一のオフィシャルブツでもあるので、これは押さえておきたかった・・・なお、コレ系のテープも、コレが入手できたので、その内に特集が出来そうですよ(^0^)

 また、もっと強力なのが、右上のテープで、なんとManhattanの裏にあった頃のStill Diggin'が手製でコピーしてた頃のテープで、Buckwild(!)のミックステープを2次コピーしたブツです!!
 これは、個人的は衝撃的で、94年ごろのテープですが、このころはMUROさんが働いてて、King of Diggin'を手刷りで刷って売っていた頃なんですよね・・・こんな感じで出てたのを考えると感涙です!!


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 そんな訳で、ザックリとですが、釣果報告でした・・・

 なお、下北のセールについては、釣果以外にも嬉しい話がありました!!

 ここ最近、テープセールがあると、私の血眼になっている姿を見て、きっとこの人がMixtape Troopersだろうと思われるようで、一部の方からお声をかけて頂くことが増えています・・・昨日も尋常じゃない量を掘ってましたので、バレバレですね(^^;)

 その中で、I坂さんというお方からは、きっとこういうテープが好きだろうということで、写真の和物の渋いアルバムテープをプレゼントとして頂いてしまいました・・・もー、ありがとうございます!! ドリカムのテープが、私の持っているテープとジャケ違いだったので、それに感涙でした(^0^)
 また、O方さんという方からは、今後に繋がるような御提案を頂きました・・・ご提案頂いたブツは楽しみにお待ちしてますね!!

 こういった形で声をかけていただいたり、そこから貴重なテープを頂いたりすることは・・・ほんと、ブログをやっていて良かったと思う瞬間です!!

 ブログという媒体は、実は「一方通行の作業」だったりします・・・

 つまり、運営者が思うことを文章と写真で一方的に書きあげる媒体になり、読んで頂いた方からの拍手やコメントを頂く仕組みにはなっていますが、読んでいる方のダイレクトな反応は感じづらく、基本的には「孤独な作業」だと思っています。
 モチロン、いつもコメントを頂く皆さまには感謝でいっぱいですが、読んでいる方の思いを文字に起こすのにはきっと限界があり、私のブログを読んで頂いて、感じたことや思ったことを伝えるのには限界があったりすると思います・・・
 
 その限りで、直接お会いして、私のブログのことをお話して頂けるのは・・・読んでいる方の顔が見え、本当に嬉しいです!!

 今回、お店でも声をかけて頂いたり、実況中継的に書いたTwitterでも応援的なコメントがあったり・・・私のブログも含め、私のことを応援して頂いている方が多いことが、大変励みになりました!!

 また、今回のように、私のブログを読んで、実際にテープに興味をもって頂き、今回の下北のように足を運んで頂ける方が増えてきているのも嬉しいです・・・
 今回のセールでも、結構な方が餌箱に群がっていましたので、私の思いが着実に届いているのかな~とも思います。

 今後も、皆様が喜んで頂けるようなブログを続けて行きたいと思います・・・引き続きのご愛顧をお願い致します!!


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 ンな訳で、釣果報告は終わりです~

 最後に、一部のコアな人からは反応がありますが、渋谷のユニオンで、超久しぶりにミックステープの買い取り表が公開されました!!

 ユニオンで、テープの買い取り表を出すのは、渋谷時代のN村さんが作った禁断リスト以来で、コレは嬉しいサプライズです!!

 買い取り金額については賛否はあると思いますが、Missieのアレと、コモさんの1番を入れてくる辺りは流石です・・・ここ何年もテープに接していない方にとっては「えっ、こんな値段で動くの?」と思うんじゃないでしょうか?

 こういった買い取り表の意図としては、お店に対して売る行為を誘発させる点もありますが、興味の無かった人に対して興味を持たせる効果もあると思います・・・

 買い取り金額なので、概ね、この2倍の値段が売価と考えてみてください・・・これらのタイトルは、欲しい人であれば5ケタの値段で買う人もいっぱいいると思います・・・
 是非、おうちのタンスにテープが眠っているというお方がおられましたら、モノによっては、コレだけの値段がすることもありますので、ユニオンさんに声をかけてみてくださいね~

 ちなみに、私は左上のNujabesさんのテープのみ未入手です・・・これも、その内に欲しいな~


 ではでは、今回はテープ尽くしな更新でしたね・・・

 まだ、数えてないので断言はできませんが、いよいよ私のテープ所持数の大台突破が見えてきましたよ・・・
 今月は、目算ですがひと月で170本ぐらいテープを買ってるようですので、もしかしたら超えたかもしれないです(^^;)

 まあ、こうして元気にテープが掘れるのも、応援していたいている皆さまがいるおかげです!
 これからも皆さまのご期待に添えられるように、イルな更新を続けていきたいと思います!!

 ではでは、引き続き、宜しくお願いいたします!!








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Dimitri from Paris 「In the House of Love」
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 なんか、ここ数年なんですが、あまりクラブ活動が出来ていないので、定期的に「踊りたい!」という欲求が突発的に出るようになりました(^^;)
 30過ぎて、こんなことで悩むのもアレですが、欲求不満は体に良くはないので、ミックス作品でごまかしてたりします・・・今週が正にそんな感じで、今回の作品でごまかしてました(^^;)

 そんな訳で、私のダンス心を満たしてくれるDJの一人でもあるDimi先生の作品の紹介です!!

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 この作品は、2006年にUK/Defectedよりリリースした作品で、2004年にリリースした「In the House」の続編にあたる作品です。
 Dimiの真骨頂である「House」と「Disco」の融合が最高な作品で、タイトルのとおり「Love」がキーワードな曲/グルーブが多く、個人的には大好きな作品です(^0^)

 まず、選曲的には、Houseを基調としながら、上手くDiscoなどの昔の曲を混ぜてくる感じで、個人的にはドストライです!
 他の作品と比べると、割とDisco率は高く、Discoの高揚感を伴い、非常にダンサンブルな構成で、レベルの高さもさることながら、誰でも楽しめる作品になっています。

 ミックスは2本あり、1枚目は割とアッパーな展開のミックスで、クラシックな「Fat Larry's Band / Lookin' For Love」や、割とレアな「Elaine And Ellen / The Look Of Love」などを選曲し、聴いてて踊りたくなるような選曲/プレイをしています!
 そして2枚目の方は、少しだけレイドバックした選曲で、これまたクラシックな「Change / The Glow of Love」や、朝方にピンク色の温かいライティングで踊りたい「Grace Jones / La Vie En Rose」など、気持ち良い曲が多く、こちらも素敵です(^0^)

 もう、曲名から「Love」が入ってる曲を選んでいる時点でヤラれますが、Dimiの選曲眼の高さは凄いですね・・・定番曲は煌びやかに輝かせ、知らない曲もカッコよく聴かせるですよね・・・

 Dimiの素敵なところって、踊らせる意味での「House」というグルーブを根幹にしつつ、煌びやかで美しい「Disco」の曲達を生まれ変わらせる術があるところだと思います。
 つまり、プレイの仕方で「その曲がカッコ良くなる」ことで、昔の曲なのに一般的なダンスミュージックに負けてないミックスにしてるのが・・・素晴らしいです!

 ミックス作品では分かりづらいですが、現場であるクラブに行くと、歌モノのクラシックは盛り上がるけど、進行形のダンスミュージックと音圧やグルーブが違うので、プレイの仕方によっては、現場の空気感を落としてしまうことがあります。
 Dimiに関しては、後で触れるエディットの話もそうですが、煌びやかで美しい「Disco」の曲達を、最良の方法で選曲/プレイすることで、Discoの魅力を引き出している点は最高ですね!!


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 そして、Dimiの真骨頂といったら「リエディット」で、この作品でも大爆発しています!!

 Dimiに関しては、先ほども触れたDiscoをフロアーでプレイ出来るように、プレイする曲の大半を自分用にリエディットを行っており、発表するミックスCDが、そのリエディットを公に公開をする場になっています。
 過去の作品でも、ナイスなリエディットを施していますが・・・今回の作品も素晴らしいですね(^0^)

 まず、多くの方がビビるのが、1枚目の1曲目で、クラシックな「Originals / The Down To Love Town」のイントロをビートレスなストリングスで彩ったエディットで・・・最高ですね!!
 詳細は分からないのですが、奥付を読む限りだと、あのTom Moltonが仲介(?)をしたと読みとれる部分があり、恐らくオリジナルのマルチトラックから作業をしたのかな・・・いわゆる「リエディット」とはレベルが違います!!

 また、いわゆるHouseの楽曲も、気にいった曲は良くリエディットをしており、手持ちレコの範囲だと「Tortured Soul / Enjoy It Now」という曲をリエディットしており、歌の構成を変えただけですが、原曲よりも歌が輝いた構成にしています。
 このレコ、今回の紹介にあたり、週末に探しに行って、たまたま買えたのですが、不思議なもので、原曲よりもDimiのプレイの方がカッコいいんですよね・・・オリジナルの製作者が気づかなかった点を、あまり良くない言葉ですが修正し、その曲の良さを更に光らせている・・・リエディットの鏡ですね!

 Dimiのリエディット、レベルが違いすぎます・・・

 今でこそ、製作環境が向上し、誰でもリエディットは作れるかと思いますが、Dimiの場合は、リエディットのセンスの良さに加え、その原曲を更に良くしたいという「愛」が感じられ、本当に素敵です!

 このOriginalsに関しては、原曲のアッパーさをさらに増加させつつ、ドリーミーな展開にしてる点は正にそうだし、Tortured Soulも原曲よりも歌が前に出ており・・・何よりも、これらをちゃんと許諾を取って、ココまでレベルの高いことをしてる点が凄いですね!
 それこそ、この作品の収録曲で、オリジナルは現代風なHouseな曲(Ron Hall & MuthaFunkaz / The Way You Love Me)を、なんとMFSB~Salsoulでお馴染みのVincent Montana, Jr.の所まで赴き、師にストリングスの追加アレンジと、ヴィブラフォンを演奏してもらい(!)、オーセンティックなDisco調の曲に仕上げるなど・・・レベルが違いすぎます!




 そんな訳で、選曲、ミックス、リエディット、全てが「愛」に満ち溢れて、ホント素晴らしい作品です!!
 このラインで行くと、Danny先生もそうですが、DJという職業は「音楽が好き」でないと務まらないのかな・・・と思います!!

 このCD、当時は結構売れたので、中古だと結構安いのですが、ほんと価値のあるCDだと思います・・・気になる方は探してみてね!!



<Release Date>
Artists / Title : Dimitri from Paris 「In the House of Love」
Genre : House、Disco、Garage・・・
Release : 2006年2月
Lebel : ITH Records/Defected(UK) ITHLOVE01


Notice : 関連作品について

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 この作品では、Dimiがリエディットをした曲を中心に、上記のアンミックスLPが2枚、リリースされています。なお、CDにも、Disc3でアンミックス音源が入っています。

 なお、以下は独り言ですが、ここ数年、リエディット市場の人気は活況していますが、やっとDimitriだったりDannyの作品が評価されてきたな~という感じがあり、Dimiがミックス作品を発表する度に作っていたリエディット音源(アンミックスLP)も評価されつつありますね。
 昨日、某ユニオンに行ったら、あるDimi作品のアンミックスLPが恐ろしい値段で出てて、時代がDimiに追いついたんだな~と思ったりしました(^^;)

 個人的な観測ですが、変な話、リエディットって、ある意味、ブートレッグ的な要素が強かったので、DimiとかDannyのオフィシャル・リエディットは対象外だった感があったので、今まであまり評価がされてなかったと思います。

 特に、Dimiに関しては、発表していたアンミックスLPが、当時としてはオリジナル版の代用と考えられてた部分があり、私を含むレコード馬鹿からは過小評価され、市場でも安かったこともあり・・・Dimiがリエディット市場では対象外だったようにも思えます。
 また、今のリエディットって、原曲を更に良くするためのリエディットというよりも、原曲をパーツとしてリコンストラクトする為の音楽な部分があるので、その点ともDimiとかがズレている部分があったり、こういう市場の特異点で、アングラ・ヒーローを評価するみたいな流れもあり、HarveyやTodd TerieはOKだけど、Dimiはメジャーすぎてダメみたいな背景もあったかも知れません・・・

 Dimiもアンオフィシャルなリエディット音源を結構だしてるので、最初からリエディット市場で評価はされてなかった訳ではないですが、今回も力説してしまった楽曲のクオリティーの高さが評価されるのは嬉しいですね(^0^)
 Dimiに関しては、現場でしかプレイしてないリエディットも数多く、それこそ達郎さんの某曲など、まだまだ未発表な曲が多いので、こういった人気が出ると、Dimiの活動の後押しになるので、コレからが楽しみです!!



DJ MURO 「Muro's House Fever」
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 今回の作品は、ある意味「ビックボム」な作品紹介かもしれないですね・・・もし、詳細が分かる方がいれば、是非教えて頂きたい作品になります!!
 
 我らのMUROさんが作成した「らしい」作品で、タイトル通り「House」を題材にしたミックスです・・・ジャケットからして最高ですが、詳細が分からな過ぎる作品で、皆さんのお知恵を拝借出来れば・・・と思います!!


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 まず、作品の紹介の前に、この作品が私の手元に舞い降りてきた経緯から紹介します・・・先日の更新で「MUROさん関連で嬉しいことがあった」と書いたのですが、実はこのことでした。

 今月の始めなのですが、このブログを読んで頂いたある方から連絡を頂き、詳細な内容は省きますが、このテープの存在を教えて頂き、このテープを「テープがお好きな方にお譲りしたい」とお話を頂きました・・・
 私としても初めて見た作品で、ジャケからしてヤバそうな匂いがして、メチャクチャ聞いてみたいと思い、二つ返事でお願いし、お譲りを頂いたモノになります・・・

 ブログをやり続けて良かったな~と思うのが、こういう瞬間で、ある意味「私を信頼してくれた」みたいな感じがして、このテープが入手できたこと以上に、そう思ってくれたことは大変嬉しかったです!!
 何もお礼も出来ませんでしたが、この場に代えて改めてお礼を申し上げたいと思います。
 
 

 そして、このテープの話題に戻ります。

 前オーナーさんのお話ですと、このテープはMUROさんのお店だった「Savage」で10年ぐらい前にプロモかノベルティーで貰ったそうです・・・
 私自身は全く知らなかった作品でしたが、当時のSavageはたまにオマケをくれることがあり、私もライターとか貰った記憶があるので、有り得ない話ではないのかな~と思います。

 内容的には、完全手製のテープになり、市販のカセットテープにダビングをした感じで、ジャケットも手書きのジャケを白黒コピーした内容になります。
 そうなると本数は相当少ないと思いますが、ジャケからして「さすが!」な感じで、Saturday Night Feverをサンプルした内容で、手書きながら味のある感じが最高ですね!! 是非、写真をクリックして大きくして見てくださいね(^0^)

 そういえば、MUROさんの「手製テープ」とか「謎の作品」ってあるんですよね・・・

 ホント、聞いた話とか噂レベルの話だったりするのですが、King of Diggin'シリーズを正式に出す前に手製のテープをStill Diggin'で売っていたとか、あのユー●ン音源だけでミックスしたのがあるとか・・・本当なのか嘘なのか分からないモノもあったりします。
 また、ミックスCD時代でも、誰かの結婚式用のお土産用に作ったミックスCDとか、コッソリと出してたノベルティー系CDとか・・・まだまだ掘り返されてないのもあると思います。

 ミックステープやミックスCDを追ってると、ホント見たことないのに出くわすことがいっぱいあり、テープを1200本近く持っててもまだある訳ですよ・・・今回のテープも正にそうだし、下で紹介するKiyoさんのもそうだし・・・まだまだ修行が必要ですね(^^;)


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 では、作品の詳細に行きましょう!

 タイトル通り「House」縛りな作品で、作品を聞いた感じだとMUROさんらしい「+α」な選曲もあり、恐らくMUROさんが作ったミックスで間違いないかな~と思います。

 トラックリストがないので詳細まで調べられませんでしたが、Joey Negroが製作した「The Sunburst Band / I'll Be There 4 U」(写真左)をプレイしたり、「Bah Samba / Reach Inside」のようなサンバ系House、R&Bシーンで当時大ヒットした「Musiq / Just Friend」のHouseミックスなど・・・時期的には00年代前後位までのラテン/サンバ/南国テイストのHouseを多くプレイしています。
 また、流石MUROさんだな~と思うのが、サラッと別ジャンルに行くところで、A面の後半ではLatinにミックスしたり、B面の出だしでは「Brainstorm / We're On Our Way Home」(写真右)のようなガラージ曲をプレイし、サラッとHouseに繋いだり・・・選曲面の広さはちょっとだけありました。

 コレを作った時期はなんとも言えませんが、プレイしたHouse系の曲のリリース時期が00年代前後の曲が多いこととか、2000年9月に「Super Sumba Breaks」が出ており、Sumbaでも指摘しましたが、MUROさんがHouseに接近してきた時期でもあるので、この位の時期に作られたのは間違えないと思います。

 ただ、私が聞いた感じだと、確かに南国系のHouseでまとめていますが、中途半端な印象もあり・・・悪くはないんだけど、ミックスの方向性が固まってなかったり、選曲に深みがなかったりするかな~と思います??
 まるでSumbaのプレ作品(アウトテイク??)のようにも聞こえ、内容が合格点まで行かなかったので、こういう形で配布したのかな~とも思いました。 
 



 紹介的には以上になってしまうのですが、私としては「この作品を出した背景」をもっと知りたいです・・・恐らくMUROさんが作ったとは思われますが、絶対とは言い切れないので、何か詳しい情報をご存知の方は是非情報をお寄せください!!
 コメント欄は解放しておりますので、是非とも宜しくお願い致します m(_ _)m

 では、これからもこういった深い作品も深く掘っていきたいと思います(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Muro's House Fever」
Genre : House,Latin、Disco・・・
Release : 2000年~2001年頃??
Lebel : Savage No Number

追記 2015年2月22日
 MUROさんとお話しする機会があり、このテープのことをお伺いしたら、ジャケはカシさん(Kashi Da Handsome)が書いた・・・とのことです!







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<おまけ> こちらも情報ください!!

 謎の作品の紹介ついでに、最近購入した作品で、全く情報がないので、もしご存知の方がいれば教えて頂きたい作品を公開したいと思います。
 両方とも「DJ Kiyo」さんの名前が記入があるのですが、全くの初見ブツで、本当にKiyoさんが作ったかどうかも分からない(同名の別人が作った可能性もある)作品です・・・情報がありましたらご一報を頂けると助かります!!

 ちなみに、入手元は最近テープの販売に気合を入れている、ユニオンの下北クラブ店です・・・いつもどうもありがとうございます(^0^)
 結構いい値段で買わせて頂きましたが、無事にネタになったので心の減価償却は完了しましたよ(^^;)
 

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「tone crew - dj kiyo - phorgun posse / instinct rep.」

 なんかお洒落なジャケですが、裏面のインデックスにkiyoさんのお名前があるテープで、HipHopやBreakbeatsからRedioheadのようなRock系までプレイし、なんとも表現の難しいミックス作品になっております。
 時期的にはRedioheadの曲が2000年なので、その辺なのかな~と思いますが・・・全くもって詳細が分かりません(^^;)

 聞いた感じだと、Kiyoさんが作ったと言えばそうともいえますが、なんとも言えない感じですかね・・・う~ん、どうなんでしょう??



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「DJ Kiyo / Multiplex (Clever Crime / Stay Up Late)」

 これまたKiyoさんのお名前がしっかりと載っていますが、全くもって不明な一本です。

 トラックリストがないので、全容も掴みづらいのですが、全体的にBreakbeats系の曲でミックスした作品で、Kiyoさんの嗜好からいけば作ってもおかしくないのかな~という感じの作品です。
 タイトルの「Multiplex」でググると、90年代に日本で活躍したバンドの名前(Grindcoreというハードコア系のバンドみたい)に当るので・・・それ系なのかな~と思ったら、そうでもないみたいです・・・



 では、夜も寝れないほど気になる訳ではないですが、御存じな方がおられましたら是非教えてくださいね~




Lil Louis 「Mix the Vibe - 27 years in the Mix 1974 - 2001 」
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 出張前で雑務をこなしたり、ホームラン級のミスが振りかかったり、更新出来なくって申し訳ないっす(^^;)
 ただ、出張で関西に行くんですよ、大丈夫だろうか・・・会社の命令で中止にならなきゃいいな~レコード屋に行けなくなるので(^^;)
 んなわけで、インフルエンザに関係ないテープのご紹介です。


 トップの写真だと何なのかよく分からないですが、現在はDJ稼業を引退されてしまった「Lil Louis」の有名ミックス作品「Mix the Vibe - 27 years in the Mix 1974 - 2001 」のテープ版・・・というか、日本国内・販売店向けの「視聴用テープ」です。
 本来はジャケットが付いてるとは思いますが、私が購入したのはジャケがなく、現在は自宅にある適当なケースに入れています(^^;)


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 まず「視聴用テープ」のことですが・・・ミックステープコレクターになると、結構避けられないジャンル(?)のテープで、私も機会があれば必ずゲットしてる類のテープです。

 視聴用テープってのは私が付けた俗称ですが、分かりやすく言えば、レコード会社が発売前のCD作品の内容をテープにして、CD販売店等に配り、参考にしてもらい、その作品を注文してもらう・・・為のテープです。 まあ、レコードで言う「プロモ=PROMO」ですね。
 時期はあれですが、2000年代の初めぐらいまではテープが結構使用されていて、その後は当然CDなんかになってますが、意外とカセットテープが頑張ってたんですよね・・・
 考えてみると、今はCD-Rが簡単に作れますが、CDが簡単に作れなかった頃なので、小ロットで作れたのがテープであったり、音質がCDよりも劣るため、発売前の海賊版を避ける効果があったり、商品価値としてCDよりテープの方が低いので、横流ししてもあんまり市場に影響がなかったり・・・とそんな理由でテープが珍重されてたのでは・・・と考えてます。

 ちなみに、探してみると、上記のようにHouseも、HipHopも、Techonoも・・・いろんなジャンルがあり、ミックス作品としてリリースされる予定のものも、テープになってるモノが多いです。
 ただ、時期的には、メジャーではミックス作品が少なかった時期なので、圧倒的に「アルバム」的なモノが多く、ミックステープの尺度からすると面白くないものも多い・・・・のですが、以前紹介したMUROさんのアルバムサンプラーのように、たまにボムがあったりするので、避けては通れないジャンルです!

 あと、一般販売してないものなので、市場にあるのも変なのですが・・・CD販売店に勤務されてる方から「放出」することが多く、フリマなんかを巡ると、元販売員(現かも?)が捨て値で放出させてることがあり、たまに行って、出てるのがあれば買い漁ってます(^0^)


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 そんなわけで、このテープは、有名ミックスCDシリーズ「Mix the Vibe」の一作で、リリース元は言わずと知れた「King Street Sounds / Nite Grooves」ですね。
 NYのDeepHouse系の名物ミックスシリーズで、「King Street Sounds / Nite Grooves」音源を、トップDJ達が自分の持ち味なんかを披露しつつミックスを展開するシリーズで、今までJoeとか、Dannyとか、Spinnaとか、Moralesとか・・・NY系の有名どころには殆どご指名がかかってますね。
 NYらしい、Smoothで、Deepな作品を連発してるレーベルで、いろんなレーベルが潰れちゃってる現在、最後の砦に近い存在で、これからも頑張ってほしいレーベルです。

 ちなみに、知らない方もいると思うので、捕捉しておくと、レーベルのオーナーは日本人の「Hisa Ishioka」さんで、日本におけるHouseの普及にホント尽力を尽くしている御大だと思います。
 海外DJのブッキングや、ツアーなんかも結構担当していて、クラブに行って「King Street Sounds / Nite Grooves」の垂れ幕がかかってたら、彼のイベントで、私が大好きなDannyのイベントは高確率でHisaさん関係で、この間のレポしたパーティーもそうでした。(^0^)
 Hisaさんは、数回、クラブで見かけたことがありますが・・・若々しく、いい意味での「悪い大人」の代表みたいで・・・ちょっと憧れたりする感じがします(^^;)


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 んで、やっと作品のご紹介(^^;)
 結局はプロモなので、オリジナルの方が世間的には有名な訳で・・・私は持ってませんが、左のジャケットのCDが実際の作品になります。
 Mix the Vibeシリーズの中では割と売れた部類になるのかどうかは分かりませんが、作品の内容的にはHouse一辺倒ではないので、結構好きな作品です。

 Lil Louisについては、House外の人には分かりづらいかも知れないですが、Houseの誕生の地=Chicagoにて70年代よりDJ活動を開始し、Houseの音楽フォーマットが固まった80年代中頃より音源制作を開始し、インディー活動の後、メジャーであるEPICと契約し、「French Kiss」等の大ヒット曲をリリースし、80年代末以降の世界的なHouseの拡大に一役買ったDJだと思います。
 私はLil Louis氏のDJを生で体感したことはないので、全てを捕捉できないですが、一般的には「変態」な作風と言われており、「French Kiss」なんかが象徴的ですが、耽美な美意識が発揮された曲が多く、個人的にはかなり好きです(^0^)
 気づいたら12inchは、全然買ってないことに気づき、軽く凹みましたが、上記の「Nyce & Slo」なんかも耽美な感じで大変良く、避けては通れないDJ/Producerですね!

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 作品は、彼の長期に渡るDJ活動を総括するような構成を、メジャーライセンス(権利クリア―)を逸脱しない限りで選曲し、現代的なHouseの曲と、いわゆるGarageラインの曲で構成されています。
 Mix the Vibeシリーズは、リリース元である「King Street Sounds / Nite Grooves」音源のみを使用するケースが多く、担当するDJの「味」は出るのですが、現代的なHouseの連続で選曲の幅が少なく、ガッカリすることもあります・・・しかし、今回の作品については、他社ラインセンスなどで旧譜ラインも抑えており、これが非常に良いアクセントになっています。

 私が持ってた上記の「Work that Body」の他に、カルトな人気を得ている「Arthur Russell」モノなんかをうまく使い、Dubライクでアバンギャルドな世界観を維持しつつ、Houseの波で攻め立てる構成にはヤラれます。
 Arthurモノは、まだ手を出してないのでアレですが、そろそろ買わないといけないのかな・・・やっと「良さ」が分かってきたので、5000円以下で買えるのであれば・・・手を出そうかな(^^;)

 また、これまた持ってはいませんが、アバンギャルドな流れとしてTechonoクラシックである「The Aztec Mystic / Jaguar」なんかが飛び出す辺りもいいですね・・・ChicagoとDetroitの繋がりを暗に表しているようで、面白いチョイスですし、聞いてて音の出し方がヤバすぎてブッとびますね!

 
 ただ・・・どのHouseのミックス作品にも言えるのですが、現場で聴いた時に感じる「圧倒的な音の波」は、DJ側も作ることが出来ず、個人的には平凡な印象があった点は指摘せざるを得ないです。
 Houseという音楽こそ、DJと観客が「ひとつ」にならないと生まれない「化学変化」あると私は考えており、これを作品として提示するのはホント難しいと思いますので、この作品も現場での高揚感までは引っ張れなかった印象があります。

 また、リップサービスみたいですが、自身の楽曲「French Kiss」などをチョイスし、耽美的な世界観でミックスをしなかった・・・のも勿体無いような気がします
 自身の曲は、結局選曲されてないのですが、「Arthur Russell」モノが提示するようなアヴァンギャルドな雰囲気を広げて、French Kissなんかが象徴的ではありますが、もっと「マッドな雰囲気」を提示しても良かったのかな~とも思います。


 正直、点数としては普及点には及ばないところもありますが、旧譜ラインのチョイスは悪くなく、dubっぽいHouseが好きな方にはお勧め出来ると思います・・・
 だけど、テープで買う必要は全くないので、CDで買ってくださいね・・・


<Release Date>
Artists / Title : Lil Louis 「Mix the Vibe - 27 years in the Mix 1974 - 2001 」
Genre : House(DeepHouse)、Garage
Release : 2001年10月
Lebel : King Street Sounds  KCD-223
Notice : 視聴用テープ


ps ここ数日の来店者数が凄いっすね! 方耳が良かったのかな?(^0^)

Yukihiro Fukutomi 「A New Dimension vol.1」
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 まだまだ「病み」中なのですが、結構暇なので、ゆっくりと・・・書いてみます・・・ あんま、画面を見過ぎると目が痛いですね(^^;)
 
 んで、今回は、テープでHouseモノなんかをご紹介しましょう・・・ 

 Houseって、イメージとして「ミックスCD」という感じで、「ミックステープ」で・・・という感じはあまりしないですよね?
 実際、ミックステープとしての「House」は、本数としてはそんなになく、探せばありますが、CDの方が圧倒的に多いですし、リスナー側もCDの方が慣れている・・・でしょう。

 しかし、テープ作品を探すと意外とあるんですよ・・・
 日本においては、EMMAさんや、KOさんのようなメジャーどころは90年代よりCDで作品を発表してましたが、ちょっと「アンダーグラウンド」な感じな方々は・・・テープで出してるんですね!
 今の「gallary」周辺の方や、今回の福富さんも該当する「Loop」周辺の方なんかは、探すと作品をテープで作ってて・・・ 現場の自由な雰囲気を表現するべく・・・作ってたのかな・・・と思うものが多いです。 
 現場の雰囲気を100%に近い形で表現しようとすると・・・権利うんぬんかんぬんとかで、当時としてはテープの方が手っとりばやいですからねww 
 んで、時期的には、90年代の終わりから00年代の初めぐらいまでの間は比較的テープリリースがあり、それ以降はHipHopなどと同様に、CDでリリースが(この場合のCDは、アンダーグラウンドリリースの意味ね)増えたと思います。

 ちなみに、Houseの海外関係の作品だと、古くより「現場録音&ラジオ録音関係」のテープが流通し、日本でも珍重されていた話を聞いたことあります。
 これに関しては、HipHopと一緒ですね(^0^) ただ、この手も最近はほとんど手にすることがないですね・・・

 また、前ふりが長くなりましたが、今回のテープのご紹介です~♪ 

 DJのYukihiro Fukutomi(福富幸宏)さんは、説明しなくても大丈夫ですよね・・・ 80年代末より活躍してるHouse系のProducer/DJで、超ベテランでしょう!
 過去より多数の作品をリリースし、メジャー、アンダーグラウンドを問わず活動をし、日本だけでなく、ワールドリリースもしていますね。
 作風でいくと根元はHouseですが、「Crossover(=クロスオーバー)」として評される・ジャンル分けされることが多く、近年のクロスオーバー系楽曲のブームを作り上げた一人(他にもいっぱいいますが・・・)じゃないかと思います。
 実際の楽曲も、Houseを土台としながらも、Brazillian、Bossa、Latin、Jazz、Soul・・・のような他ジャンルの風味を混ぜ、音楽の異種混合をした曲を多数リリースしています。
 
 そんな、氏のミックスということで、全編クロスオーバー系の楽曲でミックスされ、大変気持ちよく聞ける一本になっています。

 タイトルからピンっと来る方も少なくはないと思いますが、福富氏が主宰してるパーティー「A New Dimension @青山Loop」と同じですよね・・・  
 実際に、このテープがどういう経緯でリリースされたのかは不明なので、私の予想(妄想?)になるのですが、テープのリリース時期とパーティーが始まった時期がどちらも近い(2002年ぐらい)ので、パーティーの内容を広めるべく、このテープをリリースしたのかな・・・と思っています。 違ってたらすみません・・・調査しきれなかったです(--;)

 実際のミックスは、導入部は穏やかな印象の曲から始まり、Houseらしく、徐々に盛り上げていくのが印象的です。 
 派手なエフェクトなどは使用せず、楽曲の持つ「クロスオーバーな匂い」を最大限に引き出そうとミックスしてる趣があり、結果として非常にスムースで温もりのある印象に仕上がっているのが大変良いと思います。
 それこそ、フロアーという深海で揺れる海藻のように・・・その音に任せてゆっくりと踊りたい・・・そんな選曲だと私は思いましたww
 ただ、聞いていて、引っかかる曲・山になる曲は・・・ちょっとなかったかな? 全体で見ると、ストーリー性はそんなに作りこんでないかな~という印象です。

 収録曲的には、自身の曲は1曲しかなく、他のクロスオーバーっぽい曲が多いですね。
 もうちょっと、自分の曲を入れないのかな・・・と思いましたが、これはきっと、プロデューサーとしてではなく、「DJとしての福富幸宏」氏の作品なので、DJとして選んだ楽曲を収録・・・・した結果だと思います。
 収録曲は、氏の嗜好に合ったもの、または上記パーティーに合うもの・・・そんなところでしょうね~
 この辺の曲は、永遠に勉強中なので、細かいところが突っ込めません(^^;) あしからず・・・

 
 んなわけで、聞いていて「穏やか」になれる1本のご紹介でした(^0^)
 春先の、心地よい日差しを受けて、お部屋で本を読むときなんかは結構最適かな・・・?

<Release Date>
Artists / Title : Yukihiro Fukutomi 「A New Dimension vol.1」
Genre : CrosoverHouse・・・
Release : 2002年5月
Lebel : Atmosphere No Number
Notice : 紙パッケージ仕様