HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Kaya & Kamaxwell 「Covers For Lovers Vol.1」
DSC04079.jpg

 え~、夏真っ盛りな8月ですが、今年の東京は曇りの日が多く、死ぬほど熱くはないな~という実感です・・・

 今週は、あの長寿台風の影響か、曇天が多く、なんか天気も気持ちもカラッとしない感じです・・・ただ、あの台風の影響で、全国的に天気は荒れているので、ちょっと心配ですね~

 そんなわけで、カラッとしない気持ちを、気持ちよく癒してくれた作品の紹介です!!


DSC04080.jpg

 今週は、大好きな沖縄のDJ Kayaさんの作品で、いわゆる「カバー曲」に拘ったミックス作品の紹介です!!

 まず、Kayaさんですが、何度も紹介しているで、バイオ等は「過去記事」に譲りますが・・・私の中では「夏男」なDJですね(^0^)

 それは、夏らしいアゲアゲなミックスが作れるDJではなく、沖縄らしい鮮やかさはあるんだけど、どこかレイドバックした空気感もある感じが良く、私自身、大人になればなるほど「夏=Kayaさん」と思うようになりました!
 この辺の空気感は、ミックステープでリリースした作品を聴いてみると一目瞭然で、Kaya作品が好きな方ほど「そうそう!」と頷いてくれると思います・・・なんでしょう、イイ意味で「Bな大人の夏」を作れる御大ですね!


 そして、今回の作品は前述したとおり「カバー曲しばり」の選曲/ミックスになっており、Kayaさんの良さが光った好作になっています!

 作品名義的には、沖縄での音楽仕事の重要な相棒であった「Kamaxwell」さんと共作になっており、この作品では、A面はKamaxwellさん、B面がKayaさんが担当をされています・・・

 ただ、作品を作る上での目的意識、そしてDJのグルーブが全く一緒で、あえて言うなら「DJ Kaya」さんのグルーブで統一されています・・・
 これまた大好きなKaya作品「Lure Music」を作った鉄板コンビなので、間違えなしですね!

 なお、この作品はシリーズになっていて、テープはVol.1~3、CDでVol.4が出ています・・・ただ、2004年ごろの作品なので、テープの1~3はCDでも同時リリースされたようです。
 そのためか、テープは全然見つからず、つい最近、やっと通しで揃えることが出来ました・・・Kaya関連作品は、まだ見つからないのが多いので、引き続き捜索をしましょうね・・・

 そんなわけで、作品の紹介です~


DSC04081.jpg DSC04087.jpg
DSC04083.jpg DSC04082.jpg

 まず、今回のお題目である「カバー曲」でのミックス作品は、色々なDJが出しているし、基本的にクラシックな曲が多いので、誰でも馴染みやすい作品になるのかな~と思います。

 そんな背景がある中で、この作品は・・・もー、選曲がクソドープでヤラれます!!

 深く聴く前は「割と定番カバーを中心に攻めるのかな?」と思っていたら、もー深い選曲の嵐で、KayaさんとKamaxwellさんの「腕の黒さ」が分かる選曲になっています。

 それこそ、一時期はR&Bラインでオリジナルよりも多くプレイされた「D'Influence / Rock With You」のような定番カバーから、MUROさんプレイで広く知れ渡った「THOR / Mas Que Nada」のような割と知られたカバーなんかをプレイします・・・ただ、これらのカバー曲は氷山の一角でした・・・

 もー、聴いてて「あっ、あの曲のカバーじゃん・・・えっ、こんなのあったの!」という連続で、かなりヤラれました!

 それこそ、この作品では、紹介したR&B系のラインを飛び越し、ほんと様々なジャンルからカバー曲をチョイスしてて、その広さにヤラれました・・・

 例えば、あのDisco本命レーベルなTKからは、その傍系レーベルからリリースされたJazz Funkである「Phil Upchurch / Free」を選曲・・・当然ながらDennis Williamsのカバーですが、Jazzなギターインストで最高です!
 これ以外のジャンルでは、House、Reggae、Breakbeats、Brazil、Jazz、和物など、ホント幅広いジャンルからチョイスしてるのですが、全体的に「知られてないないカバー曲」を上手くチョイスして、DJミックスに上手く落としこんでいるのが上手すぎです・・・

 また、その特定のジャンルからの深掘りも素敵で、個人的は、Todd Rundgrenの名曲をカバーした「Groove Theory / Hello It's Me」がヒットです・・・
 私達世代なら、ジャケを見ただけで胸キュンなアルバムですが、こんな良カバーが隠れていたとは・・・ホント、選曲の掘りの深さ、そしてプレイした曲の光らせ方といったら驚異的です!


 そして、そういった深い選曲をDJミックスするのですが・・・うん、まとめ方が上手すぎです!

 とにかく、KayaさんもKamaxwellさんも「空気感」の作り方が上手く、それも「沖縄らしい空気感」になってて、物凄く癒されてしまいます・・・

 こればかりは、なかなか上手く表現しづらいのですが、私としては「沖縄」なんですね・・・南国らしい快活さもありながら、どこか哀愁のような涼しさがあり、この空気感は唯一無二ですね・・・

 実際のDJミックスでは、Kayaさんも、Kamaxwellさんも、聴きやすさを重視して、繋いでいく曲のグルーブを統一しつつ、聴いてる人を飽きさせないように違ったジャンルの曲を含ませていき、ミックスの流れにストーリーを与えています・・・
 ただ、その中において、深く聴いてると、ミックス全体に「沖縄らしさ」が深く根付いててて、これがこの作品を良作にしてるんだと思います・・・きっと、意識はしてないんでしょうけど、こういったく「空気感」が出せる時点で、DJとして優勝ですね(^0^)



 そんなわけで、Kayaさん好きなら外せない作品の紹介でした~

 

<Release Date>
Artists / Title : DJ Kaya & Kamaxwell 「Covers For Lovers Vol.1」
Genre : Soul、JazzFunk、RareGroove、R&B、BreakBeats、House・・・
Release : 2003年~2004年ごろ
Lebel : Oh! Tape Joint OJT-30





-------------------------------------------------------
<独り言>

DSC04085.jpg

 もー、今週はこれしかないですね!

 先月の更新でご紹介をした、あの山下達郎さんのDJミックス作品「Come Along 3」が無事にリリースされたので、早速、購入させて頂きました!

 ちょうど毎年の恒例でもある、MUROさんのDiggin' Iceの新作と合わせて、夏を彩ってくれる鉄板作品として期待してたので・・・達郎さんのリリースと合わせて、MUROさんのも2枚買い(CD&Tape)しましたよ~

 達郎さんの作品に関しては、なんと33年ぶり(!)の第3作目になり、もう、時間軸がぶっ飛ぶほど衝撃的な作品です・・・

 簡単にこの作品(シリーズ)を紹介すると、達郎さんの楽曲を、ラジオDJ風のトークを挟みつつ選曲をした準DJミックスとしてもおかしくない作品で、私としては「ミックステープ」な作品になります!
 当然ながら、その30年以上前にリリースされた作品は、気合いをいれてテープ版を掘り、第1段は昨年第2段は先月紹介をしました・・・私としては、日本の「元祖ミックステープ」と崇めてて、絶対に外せない作品です(^0^)

 そんな訳で、喜び勇んで、昨日、やっと購入しました・・・

 んで、早速、聴かせて頂きましたが・・・個人的には「う~ん、もうちょっと頑張ってほしかった!」という印象ですかね?

 もちろん、内容的には「達郎楽曲×夏×小林克也さんMC」という時点で完投必死な布陣な訳ですが・・・何でしょう、「若さが足りない」印象がありました・・・

 なんか、聴いてて「踊れない」んですよね・・・妙に落ち着きすぎてて、物足りないんです・・・

 私自身はお伺いしたことが無いのでアレですが、達郎さんのコンサートに近いノリと言うんでしょうか・・・もはや、ファン層が高齢化している中、オールスタンディングはきついので、椅子のあるホールで演奏してる感じです・・・

 うん、私個人の印象、いや要望も含まれているのでアレですが、達郎楽曲がクラブでガンガンと人を踊らさる姿を見ていると、出来ればこの方向性で作って欲しかったです・・・

 無論、今回のような方向性も長く聴けば絶対にいいんです・・・

 陳腐な表現かもしれないですが、プールサイドの木陰でレイドバックしながら聴くのには最適で、きっと、この夏の最良のサウンドトラックになることは知っています・・・
 特に、夏=達郎な定番を外してたり、構成もオン・オフがしっかりとある構成にしてて、選曲の深さや、レイドバックした感じはしっかりと作られています・・・この辺は、きっと長く聴くことで好きになるんだと思います。


 そうなると、何度も言っていますが、達郎作品のDJミックスは「MUROさん」が本気で作らないといけないんだと思います!

 今年のDiggin' Iceも当然良かったし、今の和物ブームにおいて、達郎さんの良さはMUROさんが広めたと言っても過言ではないので、MUROさんが作らないと、その影響を受けた私たちが満足しません!

 是非、達郎さん、そして達郎さん関係者の方々は、ラージな器量で英断してくださいね・・・よろしくお願いいたします(^0^)


DSC04086.jpg
 
 んで、気付いたら来週なので、一応、報告しておきます・・・

 今年も、夏の恒例行事である「関西+名古屋 レコード&テープ掘りまくり旅」を敢行することになりました(^0^)

 毎年毎年、それなりに結果を出していますが、終わった後は「もう掘れないので、来年はイイかな?」と思い、実は開催が毎年危うい(?)企画になっています・・・
 昨年の旅は、開いてみたら結構な釣果でしたが、あの位掘っちゃうと、もう草も残ってないかな~と思う訳です・・・それが何年も続いていると尚更です。

 ただ、これも毎年通りですが、春先から夏前にかけて、異様に仕事をしてるので、まとまった休みは「逃避」をしたいと思い、つい、新幹線の切符を買ってしまいます・・・(^^;)

 うん、今年も迷いましたが、気付いたら新幹線の券売機に向かってしまい、つい買ってしまいました・・・
 ここ最近、あまり自分では問題視してないですが、世間の働き方改革を一切無視した働き方(笑)をしてたので、やっぱり自分を褒めてあげたかったようです(^^;) 

 んなわけで、来週末、いつもどおりな感じで敢行しますので、よろしかったらおつきあいくださいね~

 あっ、その前に、もし出せたらボム記事(ボム報告)を紹介するかも・・・今年のお盆休みは忙しくなりそうです(^^;)


 ではでは、お盆休みがある方は、夏を楽しみましょう!
 そして、お仕事のある方は頑張ってくださいね!!



追伸
 達郎さんの作品、調べてみたらテープ版も出るそうですが、私としては不本意なリリースな仕方なので、これはスルーですかね・・・
 この作品ほど、テープを同時リリースして、CDと一緒に並べて売られていることに価値があると思っていました・・・その辺の価値観が分かっていないテープには食指が動きません・・・すみません・・・









スポンサーサイト
Biz Markie 「Live At Q Club '94」
DSC04021.jpg

 え~、今週は、先週末の凹みを癒そうと、手に取ったコレが大ヒットでした!

 もー、月曜の朝、ちょい凹み気味で通勤電車に揺られた際に、コレを聴いたら速攻で元気になってしまった・・・いや~、Bizの持つパワーが違いすぎます!

 やっぱり、Bizは最高ですね・・・うん、「Biz Markie is the Hip Hop」です(^0^)


biz-markie-the-dj.jpg

 今週は、言わずと知れた名作ミックステープの一つである「Biz Markie /Live At Q Club '94」を紹介したいと思います!

 まず、このテープのDJである「Biz Markie(ビズ・マーキー)」さんについては、説明は不要ですよね・・・

 HipHop業界的には、その独特の声やフロウが素敵なラッパーとして評されていますが、昔からDJとしても活動してて、DJとしての評価も大変高いお方です。

 特に、BizのDJが知れ渡ったきっかけは、他ならず「ミックステープ」であり、Bizのテープを聴いて、DJとしての「Biz Markie」に影響を受けた方は大変多いかと思います。

 例えば、私個人も影響を受けた大名作「Biz Markie / Theory of Old School」は、鉄板ですよね・・・

 いわゆるオールドスクールな歌モノ(80's R&Bなど)を選曲した作品なのですが、Bizがプレイするだけで、それらの歌モノが「Hip Hop」になってしまうミックスが最高で・・・私としては、聴く度に、大人になって疲れた心を、少年時代の元気な「B」に戻してくれる、大名作です(^0^)
 もう、ミックステープの父(Godfather of Mixtape)であるKid Capriのテープと双璧をなす「本当のHip Hop」が聴けるテープですよ・・・私も含め、みんな、BizやCapriのテープを聴いて育ちましたよね!!

 うん、私自身もそうですが、カプリとビズのテープは、ある意味で「ミックステープの古典」でありつつも、それが「時代が変わっても超えられない作品」だと思っています・・・

 是非、ミックステープの道を究めたいと思う方は、カプリとビズの作品は聴いて勉強してくださいね~

● Kid Capri 「Old School Vol.1」 
● Biz Markie 「Theory of Old School」


DSC04032.jpg

 そんな、Biz大先生のミックステープにおいては、「Theory of Old School」と並び、クラシック作品として崇められているのが、今回の「Live At Q Club 94」になります。

 このテープは、Bizの出身地であるNYのQueensにあったクラブでの「ライブ録音テープ」で、1994年5月に録音されたそうです・・・

 まず、「ライブ録音テープ」ですが、NYでは伝統的な内容で、それこそ80年代のオールドスクール期では、クラブやラジオでのDJプレイを録音したテープがミックステープとして流通していました・・・

 特に、NYはこの傾向が強く、90年代初期ぐらいまでは、テープに作品としてのDJミックスを収録した内容よりも、クラブやラジオなどのDJミックスを収録した内容の方が流通してて・・・多くの方が影響を受けたと思います。

 それこそ、先ほども前述したカプリにおいては、ライブミックス作品として「Kid Capri / Club Mysteries」があり、現場での熱いクラブプレイが、ラフな空気感と共に収録されてて・・・聴いてると「これこそHipHop!」と思う内容で、最高です!

 HipHop自体、今となってな「何があればHipHopなのか」の定義付けが凄い難しい(=それだけ文化が拡大・拡散した)のですが、私としては、HipHopという文化は「DJがレコードを2枚使い等を行い、自分たち流に音楽にファンクをブチ込む」のがHipHopの精神だと思っています・・・
 当然、そういった精神は、前述したカプリやビズのミックステープでも学びましたが、ライブ録音は、更にその精神論が色濃く反映されててヤラれます・・・うん、とにかく「目の前にいるお客さんを楽しませる」姿勢がフレッシュで、やっぱり「Hip Hop」です!


 そんなわけで、Biz大先生の大名作を紹介しますね~


DSC04024.jpg
DSC04025.jpg

 まず、このテープはライブ録音になり、NYのQueensにあったクラブ「Q Club」でのDJプレイを使ってミックステープにした作品です。

 私が調べた限りだと、このQというクラブは、かなりローカルなクラブで、1994年ごろは人気だったクラブのようです・・・それこそ、地元のブラックのお兄ちゃん・お姉ちゃんが集まるクラブで、シリアスなクラブではなく、HipHopらしい公民館的なノリ(わかりますか?)が似合うクラブのようです。
 そのため、この録音でも、地元の元気なお兄ちゃん、お姉ちゃんが集まり、ワイワイと騒いでおります・・・この辺は、日本にいると上手く説明ができないのですが、イメージとしては「社交場」という意味に近いクラブ(パーティー)なのかな~と思います。

 そのため、Bizの選曲もクラシック中心な選曲で、テープを聴いてて「盛り上がりまくっている」のが如実に分かる内容になっています!

 それこそ、選曲的には94年のヒット曲も混ぜつつも、誰もが愛している「定番曲(クラシック)」を多く選曲してて、ほんとヤラれます・・・

 例えば、Bizが得意とするオールドスクールな歌モノは多くプレイしてて、クラシックな「Zapp / Computer Love」のようなスローでも、ガンガン盛り上げています!
 女子が多いからかもしれないですが、スローで全然盛り上がっているのに衝撃を受けました・・・普通ならチルアウトな方向性でプレイするところを、スローでガンガン盛り上げているのにはHipHop魂を感じざるを得ません!

 また、鬼クラシックなHipHopも多くプレイしてて、「A Tribe Called Quest / Scenario」であれば、前曲の「Black Sheep / The Choice Is Yours」から、ビズらしい微妙にズレたタイミングから、バスタのバースにカットインし、ガンガン盛り上げています!

 もう、観客の合唱が熱すぎで、ビズもそこを分かって、合唱するところは音を切って観客に歌わせます・・・
 合唱の話は、後ほども書きますが、ド渋な曲でも合唱するQueensの濃さ(Special EDで合唱するんですよ!)を、ビズらしいDJで盛り上げていく姿には、やっぱり「HipHop」を感じます!
 

DSC04026.jpg
DSC04027.jpg

 そして、何よりも「Hip Hop」を感じるのが、ビズらしい「2枚使い」と、その先にある「豪快さ」になると思います!

 まず、Bizの2枚使いは、正直書くと全然上手くなく、聴いてて不安になるぐらいの2枚使いです・・・ある程度、HipHopなりDJが分かる方なら、聴いてて「えっ、そのタイミングなの?」と思う、微妙なところで2枚使いを行います。

 ただ、ただ・・・そんな下手さを超越して、聴いてると「最高!」と思う2枚使いが多く、ヤラれます!

 例えば、B面の後半では「Ultramagnetic MC's / Funky」をプレイするのですが、イントロのピアノ(Joe Cockerネタのピアノ)の部分を使い、ドファンキーな2枚使い+クイックミックスを披露します!

 この部分を詳しく説明をすると、同曲のイントロの約1~2小節をプレイ→次の曲のイントロ→同曲イントロに戻す・・・というような2枚使いを絡めたクイックミックスで、Funkyを核に「Eric B Is Presidents」「Make The Music With Your Mouth Biz」「The Overweight Lovers In The House」をプレイして、最後はFunkyをプレイします。

 ただ、実際にココを聴くと、正確無比なタイミングでの2枚ではなく、どうして「そのタイミングなの?」と思うタイミングなんです・・・でも、凄いグッとくる2枚使いで、もう最高スギます!

 また、同じような2枚だと、A面で披露されるSoulやFunkの古典ブレイクビーツの曲を集中プレイしているところでは、「20th Century Steel Band / Heaven & Hell is on Earth」のイントロブレイクを軸に、HipHop国歌な「Incredible Bongo Band / Apache」を交互にプレイする2枚を披露しています。
 ここでは、そこまで交互に2枚使いはしませんが、その2枚使いするタイミングに加え、相当ボツボツとなるコンディションの悪いレコードで豪快にプレイです・・・ブレイクビーツ系の曲は、相当現場で2枚をし続けたんでしょう、どの曲も音が悪いレコードです(^^;)

 そう、ビズについては、とにかく「豪快」なんです!

 そして、その豪快さこそが「Hip Hop」であり、聴いていると素直に魅了されてしまう「豪華さ」になっています!

 ビズなりカプリのDJを聴いていると、こういった荒さがあるのですが、とにかく「俺がプレイする曲を楽しめ!」というバイブスがとにかく強く、そのバイブスに飲まれると、そういった荒さが気にならないどころか、むしろ「最強のスパイス」になっています!

 私の見解では、カプリは本宮ひろし的な豪快さで、聴いてて「どりゃー」という声が聞こえる感じで、ビズは「どりゃー」感は少ないものの、天然なファニーさで押しきってる感じが素晴らしく・・・いや~、勝てませんね(^^;)

 この辺は、DJの技術を超越した「個性」があってだと思いますが・・・聴いてて「細かいことは気にするな、目の前の音楽で楽しめ!」という真っ直ぐなメッセージも含まれてて、ホント癒されます!


DSC04034.jpg

 そんなビズの豪快なミックスですが・・・ここで重要なのが、目の前に「お客さん」がいることで成立をしている点です。

 ビズ自体、目の前のお客さんを楽しませようとDJをしている訳ですが・・・もう、そのお客さん達の「熱」が素晴らしすぎて、ビズのDJを後押しし、さらにビズのDJを良くしています!

 例えば、前述もした「合唱」がヤバすぎです・・・

 これは、私にしかできないテープ・ジャケ写でいきますが、A面中盤のHip HopクラシックからのウェッサイHipHopの流れの選曲で紹介しましょう・・・
 
 割とNYクラシックなHipHopをプレイしてたら、突然、あのDr.Dreメドレー(=西系)を始めます・・・この辺は凄いリアルな選曲で、当時は、アメリカのHipHop界における東西冷戦が間際だった中で、実はリスナーは「イイ曲であれば何でも歓迎していた」ことを反映した選曲ですね。

 んで、この流れで「Snoop Doggy Dogg / Gin & Juice」をプレイして大合唱です・・・そして、その次には、同じSnoop繋ぎで「Snoop Doggy Dogg / Ain't No Fun」をプレイ・・・
 実際のプレイでは、かなりあり得ないタイミングで、ビズがマイクを入れながらのカットイン・・・だけど、Ain't No Funをプレイした時の、観客からの絶叫といったら最高です・・・

 そして、何よりも「NY凄い!」と思ったのが、割と最初のNate Doggの美声で歌われた「♪Cause you gave me all your pussy」の「Pussy」で女子たちが大合唱ですよ・・・もう、この時点で「負けました」と思いました!

 だけど、この後も負けましたよ・・・

 Nateの歌の後、Snoopのラップでも観客に歌わせつつ、バース途中のあり得ないタイミングで、この時期のNYクラシックな「Wu-Tang Clan / C.R.E.A.M.」にマイクイインでカットイン・・・

 もう、この流れは実現不可能です・・・

 最初の「♪Cash Rules Everything Around Me、C.R.E.A.M.」の後、しっかりと音をカットして、客に死ぬほど熱い「♪Get The Money, Dollar Dollar Bill, Y'all」と合唱をさせます・・・もう、この一体感と言ったら最強です!!


 今回、このライブ音源を使ったミックステープを聴いてて思ったのは、とにかく「観客が歌っている」ことになります!
 
 それこそ、女子たちが恥ずかしからず「Pussy」と合唱していること・・・そして、そんなマッドな状況で、あの当時の俺たちの挽歌であるWu-Tangをプレイしていること・・・もう、この時間は「奇跡」としか言いようがない一体感があり、最高スギます!


DSC04029.jpg

 また、観客との「奇跡の一体感」としては、これを愛してなければB、いや、HipHopじゃない「Maze / Before I Let Go」のプレイもヤバすぎです・・・

 この前まで、割とオールドスクールな歌モノ選曲が続き、意外なタイミングで「Teena Marie / Ooh la la la」をプレイして、聴いてるものを感涙させた流れでのMazeです・・・もう、聴いてて「殺す気か!」と思わせる程の破壊力です!

 ビズもマイクで「♪What's You Got Say、Baby」と言いながら、最初の「♪You Make Me Happy・・・」を大合唱です・・・この瞬間をテープで聴いているだけでも昇天です・・・

 もー、なんて美しい光景なんでしょう!

 この場には、私はいませんでしたが、音を聴いているだけでも、みんなが「ニコニコ」して、ビズがプレイしたMazeに一体化した感じがします・・・

 もう、DJをしてたら、理想も理想な状況ですよね・・・

 もちろん、お客さんの質もあるでしょうが、ここまで「合唱」させるのは、DJの腕があることの証拠ですが・・・こんなにマッドな空気が出せるのは奇跡としか言いようがありません!

 なんでしょう、あの場にいた全ての人の「心」が通じ合った瞬間と言うんでしょうか・・・DJが、自分の選曲で「一つ」にした瞬間と言うんでしょうか・・・

 とにかく「一つ」になっている感じが素晴らしく、その音を聴いているだけでも元気になれます!!


DSC04035.jpg

 いや~、この作品の良さは、やっぱり上手くまとめられなかったです・・・

 この作品のまとめも含みますが、ライブミックスが故にミックステープとしての「作品性」が掴みずらいところもありますし・・・現場での生録音であることが故の「一体感」を説明しようと思うと難しいですよね・・・
 
 もう、私の力では説明しきれません・・・それほどまで「ヤバい」テープです!!

 この作品は、ミックステープにしようと思って作られた作品ではなく・・・きっと「あの時のプレイは良かったから、テープにしちゃおうか」的な発想で作られたテープになると思います。

 ただ、ただ・・・その時の現場が良すぎたし、何よりも、その「現場の良さ」をストレートに作品化(テープに落とし込んだ)したのが奇跡としか言いようがありません!

 うん、ビスはやっぱり「Hip Hop」です・・・うん、これは間違えなしです!!





<Release Date>
Artists / Title : Biz Markie 「Live At Q Club 94」
Genre : Hip Hop、R&B、Soul、DanceClassics・・・
Release : 1994年ごろ 
Lebel : Tape Kingz(US) No Number


Notice : ジャケットについて

DSC04022.jpg

 US産なので、プレスした時期によってジャケが違うので、上記なようなジャケもあります・・・もう、Tape Kingzプレスは、何がオリジナルなのかは求めてはいけないようです(^^;)
 ただ、Tape Kingzらしい白黒ジャケは、Bなら何でも反応しちゃいますね・・・こっちもカッコいいな~



Notice : トラックリスト(Track List)について
 Tape Kingzなので、いや、USプレスなので、トラックリストは付いていません・・・というか、ライブ音源なので、ビズを含め、誰もトラックリストを起こさなかったんでしょうね(^^;)

 そんなわけで、作品の紹介をする過程で、どうしてもトラックリストが必要だったので、頑張ってトラックリストを起こしてみましたので、ご参考にどうぞ・・・

 まあ、軽く地獄でしたが、Tape Kingz作品を紹介するときは、もはや「責務」のようです・・・
 今回もShazam先生と、夜なべで作ったのは秘密ですが、何か間違えがあればご指摘くださいね~

[Side A]
Teddy Pendergrass / Believe In Love
Angela Winbush / Treat U Right
(※1)
SWV / Anything (Old Skool Version)
Mary J. Blige / Reminisce
Das EFX / Mic Checka (Reimix)
Afrika Bambaataa presents Time Zone / Zulu War Chant(The Funky Remix)
Frankie Cutlass / Puerto Rico
Gwen McCrae / Funky Sensation
Soul II Soul / Back To Life
Nice & Smooth / Hip Hop Junkies
Brand Nubian / Slow Down
A Tribe Called Quest / Check The Rhime
Black Sheep / The Choice Is Yours
A Tribe Called Quest / Scenario
Das EFX / They Want EFX
Rob Base & DJ EZ Rock / It Takes Two
Chubb Rock / Caught Up (Reimix)
(※2)
DJ Mark the 45King / 900 number
Soho / Hot Music
Wrecks-N-Effect / New Jack Swing
Dr. Dre / Bitches Ain't Shit
Snoop Doggy Dogg / Gin & Juice
Snoop Doggy Dogg / Ain't No Fun
Wu-Tang Clan / C.R.E.A.M.
Black Moon / I Got Cha Opin
Ill Al Skratch / Where My Homiez? (Come Around My Way)
Nas / It Ain't Hard To Tell (Large Professor Remix) 
M.O.P. / How About Some Hardcore
Kurtis Blow / The Breaks (※4)
Bob James / Take Me to the Mardi Gras
Bob James / Nautilus
The Whole Darn Family / Seven Minutes Of Funk
Billy Squire / Big Beat
Vughan Mason & Crew / Bounce, Rock, Skate, Roll
Chic / Good Times
T Ski Valley / Catch The Beat
Cheryl Lynn / Got To Be Real
Liquid Liquid / Cavern
ESG / UFO
Mohawks / The Champ
MT. Airy Groove / Pieces Of A Dream
Herman Kelly & Life / Dance To The Drummer's Beat
Captain Sky / Super Sporm
20th Century Steel Band / Heaven & Hell is on Earth
Incredible Bongo Band / Apache
20th Century Steel Band / Heaven & Hell is on Earth
Freedom / Get Up And Dance
Heatwave / Ain't No Half Steppin
(※3)
Rick James & Teena Marie / Fire and Desire
Deniece Williams / Black Butterfly
Blue Magic / Sideshow

[Side B]
Blue Magic / Sideshow
DeBarge / A Dream
Zapp / Computer Love
Guy / Piece Of My Love
Meli'sa Morgan / Do Me Baby
Michel'Le / Something In My Heart
Ready For The World / Tonight
Frederick / Gentle (Calling Your Name)
Prince / Adore
Jodeci / Feenin'
R. Kelly / Bump N' Grind
Art Of Noise / Moments In Love
Marvin Gaye / Let's Get It On
Eugene Wilde / Gotta Get You Home Tonight
Teena Marie / Ooh la la la
Collage / Get In Touch With Me
Maze / Before I Let
Gap Band / Out Standing
Meli'sa Morgan / Fool's Paradise
Keni Burke / Risin' To The Top
(※1)
Ultramagnetic MC's / Funky
Eric B & Rakim / Eric B Is Presidents
Ultramagnetic MC's / Funky
Biz Markie / Make The Music With Your Mouth Biz
Ultramagnetic MC's / Funky
Heavy D & The Boyz / The Overweight Lovers In The House
Ultramagnetic MC's / Funky
Doug E Fresh & the Get Fresh Crew / The Show
Stetsasonic / Go Stetsa 1
Heavy D & The Boyz / Mr. Big Stuff
RUN DMC / It's Like That
Ultramagnetic MC's / Ego Trippin'
Joesky Love / Pee Wee Dance
Shugarhill Gang / 8th Wonder
Special ED / I Got Made It
Jimmy Spicer / Adventures Of Super Rhyme
E.U. / Da'butt
Luke / I Wanna Rock
Poison Clan / Shake Whatcha Mama Gave Ya
Afrika Bambaataa / Planet Rock
Funkmaster Flex / C'mon Baby
Stik-E And The Hoods / (Shake Watcha) Mama Gave Y'all
Secret Weapon / Must Be The Music
Anita Ward / Ring My Bell

(※1)DJ Koolのワンポイント声ネタ 元曲不明なので除外
(※2)Doug E Fleshのワンポイント声ネタ 元曲不明なので除外
(※3)録音が一度切れ、違うミックスになる。以降のミックスはB面にも続く。 

(※4)ドマニアックな指摘ですが、この曲以降、ブレイクビーツをミックスしていくので「The Breaks」のイントロだけプレイしたようです・・・深堀すると、他の部分でもこういうグッとくる選曲が多く、ヤラれます!!



Notice : やっぱり「Tape Kingz」!

DSC04023.jpg

 テープを日常的に聴いている人しか分かりづらい話かもしれませんが、今回のジャケ写のUSプレスでは、写真のようなラベルがテープ本体に片面だけ貼られています。

 普通、この片面に貼られているのであれば、貼られている方が「A面」と思いますが・・・そこはTape Kingzで、ラベルが貼られている方が「B面」になり、通常とは逆になっていました(^^;)
 収録曲を探求してて、A面とB面にかかる「Blue Magic / Sideshow」がブリッジになっていることが分かり、それでこの事実に気付きましたが・・・この辺の適当さが、逆に好きになったりする自分がいて、結構怖いです(^^;)

 なお、今回の事実を知る前までは、ラベル位置に従って、B面がA面として聴いてたので、後半のブレイクビーツ選曲が「トリ」だと思って聴いてました・・・それはそれで「奇跡」ですね(^^;)






----------------------------------------------------
<独り言>

DSC_0784_01.jpg

 おや、6番って、どうしたの・・・そんなツッコミが聞こえそうな釣果報告です(^^;)

 今週末は、最近テープが好調な新宿のユニオンでテープの放出セールがあり、しっかりと参加してきましたよ~

● 7.8(土) USED USED CASSETTE TAPE SALE!! 一挙200本超放出!!


 この日は、蓋を開けたら、Gangsta RapのCDセールと同時開催になり、G系は気付いたら整理券配布になっていたようで、テープ狙いの私は、10時過ぎについたら、G系の整理券が配布されていることに気付き、保険の意味を込めて6番を頂きました・・・

 まあ、G系の方の元気な姿(10時過ぎに到着した時点で6番とは!)を感じつつ、内心は「もうちょっと早く出勤すれば良かったかな?」と思いつつ、ドキドキしながら開戦を待ちました・・・

 分かる人は分かると思いますが、こういった場合の「替え玉整理券=整理券のセールではない放出が狙いで整理券を貰う」は凄いドキドキするんですよね・・・
 おかげさまで、私より前の方(5番まで)の方は、待ってる段階でG狙いというのが分かり、後続はもしかしたらテープかな?と思いましたが・・・前に敵がいなければ、私の勝ちですね!

 そんなわけで、11時に開戦・・・前のG系の方とは違うテープの餌箱に直行し、目的のモノは即回収です・・・
 そして、後続の方を、持ち前のイルバイブスで蹴散らし(すみませんね~)、予想通りの渋めなテープも即回収で、完全勝利です・・・

 んで、そんな好調な気運で、久しぶりな土曜休みなので、集中してユニオン巡りをしたら・・・レコも好調で嬉しい収穫でしたよ!
 あまりに好調な気運だったので、結果的に「新宿→渋谷→下北→吉祥寺→中野→高田馬場」という根性ルートで回った甲斐があり、レコが豊漁で嬉しい限りです(^0^)

 では、釣果報告です・・・


DSC04019.jpg
DSC04020.jpg

 レコも豊漁でしたが、並んだテープセールでは、濃いのを16本のゲットで大満足な豊漁でした!

 まず、テープに関しては、セールの告知直前でアナウンスがあった「ボム」にロックオンしていました・・・

 そのボムとは、写真下ので、なんと、あのKRS-ONE御大が、1994年にアメコミでおなじみのMarvel社から変名で出したテープ付きコミック「Break the Chain - PSYCHOSONIC COMIC!」の現物になります!
 
 レコードマニア筋であれば、これを見て「Big Joe Krash / Break the Chain」と連想するでしょう・・・まさか、日本でこれがお目見えになる日が来るとは思いませんでした!

 明確な情報ではありませんが、当時のKRS御大が、割と教育モード(edutainmentですね!)だったことから、子供向きにHipHopの素晴らしさを漫画にして伝えようとしたと言われるブツで・・・ある程度は売れたと思いますが、日本には当時は未入荷だったと思われる逸品です・・・
 テープは、その漫画の補足資料な感じで、漫画に連動した演出や曲が入っており・・・子供に対して音を聞きながら、漫画を読んで、Hip Hopに大いに興味を持ってもらおう、というような内容になっています。

 詳しくは、日本のHipHopディガーご用達のブログ(いつも参考にしています!)をご確認ください・・・あのクソレアなレコがブートだったとは知りませんでした!

 私自身、HipHopが好きになったのは、KRS御大の言葉や態度に反応した点が非常に大きいです。

 これを説明しようと思うと、凄く長くなるので割愛しますが・・・その「The Hip Hop」な生き方には、大きく影響を受け、今に至っています・・・

 そういった背景がある中で、このテープは是非欲しかった逸品です・・・

 ただ、モノがモノだけに、普通に日本で買える日はないだろうと思っていました・・・

 それが、こうしてユニオンで出るわけです・・・そりゃー、誰にも取らせる訳にはいきません(^^;)



 おかげさまで、テープ馬鹿としての「マストアイテム」をゲットできてご満悦です・・・また、ほかにも、抜け番系のテープがゲットできたり、私の知る限り初出な下剋上をゲットしたり、大満足な釣果でした!

 まあ、こうやって、一歩一歩、テープの道を進みます・・・気付いたら4000本の壁も、にわかに近づいている状況です・・・

 まだまだ、買えてないテープがあるので、これからも精進の日々です・・・

 うん、まだまだ挑戦者として、テープの頂点を目指して登り続けます!!







 
DJ Lazy Sak 「That's The Joint」
DSC03812_20170305091517f88.jpg

 え~、今週は独り言に連動して、レコードなりDJが好きな畏兄さん達とお会いする機会があったのですが、改めて皆さんがこのブログを読んでくださっているんだな~と痛感しました!

 本人としては、自分の興味に任せて進ませているだけで、ブログの更新は「その興味が溜まったから放出する」の繰り返しだと思っています・・・そう、それは「一方的な自己発信」なんでしょうね~

 ただ、その自己発信を楽しみにしてくださったり、喜んでくださったりすることは、気恥ずかしさもありながら、凄い嬉しいことで、直接お会いして、そのお話を聞けるのはメチャクチャ嬉しいです!

 引き続き、のんびりペースではありますが、頑張っていきますのでよろしくお願いいたします・・・

 では、今週の紹介です~


DSC03813_20170305091518dc6.jpg

 今週は、大好きなSgrooveさんのレーベル「KE.T Drive」関連の作品として「DJ Lazy Sak(レジー・サク)」さんの作品を紹介します!

 まず、Sakさんのことを簡単に紹介しましょう・・・かなり情報が無いお方なので、断片情報のみです・・・
 
 Sakさんは、現在は伊豆を拠点に活動をする「The mole」というバンドの関係者であり、KZAさん周辺でもDJをされている方で、恐らく90年代後半からDJをされている方のようです。
 テープの情報から読み取ると宇田川町ラインなお方なようで、クラブでいけばOrgan Bar~Harlem辺りでDJをされていたんだと思います・・・
 なお、お名前からすると、私は「女性なのかな?」と思っていましたが、いろいろと調べると「男性」のようです・・・謎が多いです(^^;)

 そんなSakさんですが、信頼できるテープレーベル「KE.T Drive」からミックス作品を2本リリースしており、その時点で期待が出来ます・・・

  KE.T Driveの作品は、主宰者であるSgrooveさんの作品を含め、作品のレベルの高さが必ずあり、数少ない「レーベル買い」が出来る存在になっています・・・
 そのため、このSakさんの作品も聞いてみるとやっぱり良く、渋谷~宇田川町のDJ/レコード文化のグルーブがしっかりと感じられ、かなりお勧めです!

 では、リリースした2本は両方とも良いのですが、今回は1作目で作品紹介をしましょう!


DSC03816.jpg DSC03814_201703050958506b2.jpg
DSC03819_201703050958546b0.jpg DSC03818_20170305095853bf2.jpg

 まず、選曲やDJの方向性は、MUROさんのSuper Disco BreaksからUlticut Upsを経由した感じで、いわゆる「HipHopが基軸のオールジャンル・パーティーミックス」になり、今回、深く聴いてたら、かなりヤラれました(^0^)

 選曲面ではCut Up系の曲を多用してて、それこそ「James Brown / The Payback Mix」であれば、同盤に収録されているCold CutとNorman CookのRemixをリレープレイしてて、かなりノリノリな展開です!
 ただ、そういったノリの良さの中で色々な曲も選曲してて、リリース時の新譜曲になる「People Under The Stairs / Hang Loose」や、「Jangle Brothers / On The Road Again (Q-Tip Rmix)」「Stetsasonic / Hip Hop Band」のようなノリの良い旧譜などを上手く挟んでプレイしてて、飽きのこない選曲もイイですね!

 選曲面をみると、どうしてもMUROさんだったり、Ulticut Upsの影響は多少は感じてしまいますが、全体的な選曲の塩梅が「分かってらっしゃる」感じのツボの押さえ方で、その部分があるから、今でもしっかりと聞ける内容になっているかと思います。

 それは、Cut Up系の曲のノリの良さや派手さを上手く利用しつつ、巧みに選曲の流れをコントロールしている印象があり、A面・B面ともしっかりとしたストーリーを設定し、聞いている人をしっかりとロックさせている点は大変秀逸です!

 そして、ミックス面については、派手な展開はないものの、こちらでも巧みな技が利いていて、この選曲の良さを更に引きたてています!

 例えば「Jangle Brothers / On The Road Again (Q-Tip Rmix)」であれば、サビ前のスクラッチ音(♪じゅくじゅくじゅくじゅく、おん~)の部分を生かすため、前曲からショートミックスでこの曲につなぎ、曲がこの曲に変わったら、つかさずこのスクラッチ音部分で2枚使い・・・これも「分かってるな~」と思いました!
 Ulticut級に超絶なルーティーンはないものの、こういった細かい技が多少あり、結構グッときます・・・この辺の技を聴いてると、現場のプレイにおいて、遊びに来ている玄人も初心者も「みんながノレる技」を分かりやすく使っており、実は「現場感」が巧みに使えるお方なんだな~と感じました。

 また、選曲~ミックスの部分にも、そういった「現場感」の上手さを感じる部分があり、B面の前半でJB系のCut Upを連続プレイしてノリを高めつつ、だんだんと飽きてくる頃合を見計らって「Stetsasonic / Hip Hop Band」をショートミックス気味にカットイン・・・もう、あのブレイク後のホーンフレーズで大爆発ですよね!
 現場であれば、そこまで45分単位のストーリー性は考えないでしょうが、ある程度のレベルで「10分後にボムるように」みたいな展開は考えますよね・・・Sakさんにおいては、その10分後も考えつつ、作品としての全体の流れも考えており、現場感を上手く作品に落とし込んでいますね!



 かなりベタ褒めしましたが、やっぱりミックステープ黄金期(90年代末~00年代初期)の作品に外しはありませんね!

 かなりマイナーな作品で、市場では注目されていませんが、Super Disco Breaks~Ulticut Upsがお好きな方ならお勧めですので、探してみてくださいね~





<Release Date>
Artists / Title : DJ Lazy Sak 「That's The Joint」
Genre : Hip Hop、Cut Up、Breakbeats・・・
Release : 2002年
Lebel : KE.T Drive KE.T-012






-----------------------------------------------------------------
<独り言>

DSC03823_20170305104601e1e.jpg

 今週の独り言はコレに尽きます・・・無事にゲットしましたよ(^0^)

 このCDは、我らの和物番長こと「DJ 吉沢dynamite.jp」さんが現場限定で販売し始めた作品で、私自身が大好物な「80’s歌謡」をミックスした作品になります。

● 吉沢さんのブログ記事「現場オンリーMIX CD」


 まず、私の話から始めますが、和物の良さ、特に、この作品で取り扱う「80’s歌謡」の良さは吉沢さんに教わった部分が大変大きく、歴史的名作である「ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」で開花しました・・・そのため、吉沢さんの久しぶりな80’sであれば反応しない訳がありません!

 ただ、この辺の選曲は色々とあって大手を振って売れないこともあり、吉沢さんのご意向で、吉沢さんがDJをするパーティーでのみ手売り販売という形になりました。
 
 普段、こういった形でリリースされた作品は、現場に行くという時間的な制約や私自身が面倒なことは好まないので、殆ど買うことがないのですが・・・これだけは別格なので、即行動しました(^^;)

 ちょうど金曜日の夜、吉沢さんが盟友のChintamさんと回すパーティーが渋谷のHot Buttered Clubという所であるとのことで、早速お邪魔してきました!

 そして当日は、金曜の夜の定番(=残業)をこなしつつ、10時ちょいにはお店につき、早速、吉沢さんとご対面・・・大歓迎を受けながら、無事にCDを購入させて頂きました!

 実は、吉沢さんとはメールやTwitterでは交流がありましたが、面と向かっては初めての対面で、少し緊張しましたが、吉沢さんはもちろん、一緒におられた仲間のDJさんや常連さんともMix Tape Troopersのことをご存じだったようで、直ぐに打ち解けました・・・

 もう、皆さん単純にレコードやDJがお好きな方ばかりなので、お話がしやすく、吉沢さんとはDJミックスのことや和物のことなど、濃密な談笑をさせて頂きました・・・こういう時間は嬉しいですね~
 また、私のブログについても話があり、私のブログを楽しんでいる感想を聴くだけで嬉しいです・・・特に吉沢さんのような、私自身が影響を受けた方からのお言葉は大変嬉しく、またブログを続ける元気を頂きました!


 そして、土曜も仕事だったこともあり、パーティーは終電前にゴメンナサイをして帰り、早速、聞いてみました・・・いや~、やっぱり「最強」ですね!

 ここ最近、和物の作品は増えているし、サンクラなどにも沢山音源がアップしている中で、DJとしての「説得力」のレベルが全然違います・・・しばらくはヘビーローテーションです!

 特に、80’s歌謡というと、皆が知ってる「馴染みやすい曲」でありつつ、その半面で取り扱い方を間違えると「飛び道具」になってしまうところを、その「飛び道具」感を逆に上手く利用して、吉沢さんらしいグルービーなDJミックスに上手く落としこんでいる印象があります・・・
 昨日は昨日で、仕事帰りにレコ屋回り→祝杯でホロ酔い気味なところでコレを聴いたら即死で、段々と「次に何がプレイされるかが楽しみ→それを聴いて悶絶→サビで合唱」となり、完全に吉沢さんの「DJ」にハメられました!

 うん、まだそんなに聞きこんでいないので明確な表現ではないですが・・・吉沢さんのDJが上手いからこそ出来る「フック大合唱」ミックスになっており、30代~40代の畏兄には悶絶ミックスです!
 
 吉沢さんのお話だと、これは現場限定で通販も受け付けないそうです・・・是非、現場で吉沢さんのDJを楽しみながら、このCDを買い求めてくださいね!

 最後に吉沢さんへの謝辞です・・・これからも作品のリリース構想があるそうなので、大ファンとして楽しみにしています!今度は吉沢さんの現場でのDJプレイが聞けるようにしますので、引き続き、よろしくお願いいたします!!


DSC03826.jpg

 あと、割と好調だったので、釣果についても報告しておきますね~

 昨日は新宿のユニオンで小~中規模のテープセールがあり、当日は日中は仕事だったので、夕方に参戦しました・・・ココで言うのもあれですが、ホント、最近は仕事してますね~(^^;)

 事前情報的には、割と定番ラインが多く、リスト外でどのくらい「渋い」のが出るかな~と思ってて、かつ、オープン時には行けないのでそれらが残っていればイイな~という感じで夕方に行きましたら、割と渋いのが残ってて11本の釣果でした(^0^)
 そして、その足で、何となく渋谷にいったら、渋谷も渋谷でニューストックが入ってて、そちらもお買い上げ・・・夕方だけで合計14本の釣果は嬉しいですね~

 内容的には、新宿ではDJ Tonkさんの見たことないRevolutionモノのテープを筆頭に、掘ってて初見のが多く、テンションが上がります・・・この辺が残っててくれて、本当に良かったです(^0^)
 また、渋谷も、昨年の秋に某スニーカー店のノベルティーとして配布されたGrooveman SpotさんのシングルテープやG系などをゲット・・・渋谷のテープは安定してますね!

 この歳で言うのもアレですが、きっと仕事のご褒美でしょうね・・・テープの神様は優しいお方です(^0^)


 んで、今週はMUROさんのメジャー新作が出たので、早速購入しましたよ・・・半分、忘れかかってたのは秘密です(^^;)

 今回はR&B系の大本命シリーズ「Taste of Chocolate」で、早速、聞きましたが流石ですね・・・ネタばれになるのでアレですが、イイ感じの90年代前半スローR&Bをプレイしてて、これもヘビロになりそうです!
 私事で恐縮ですが、日曜はブログを書く日なので、必要な家事や洗濯を早めに済ますので、今日も普通に早く起きたのですが・・・このテープを聞きながら、日曜の朝の布団の気持ちよさ(akaまどろみタイム?)を味わっておけばよかったな~と思うぐらい、やっぱり良い作品です!


 ここ最近、仕事が忙しくって、あまりレコ屋には行ってないですが、こうやって「元気にさせてくれるミックス作品」に囲まれ、毎日を元気に暮らせることは、大変、嬉しいことですね!

 では、また来週~






 
 

 
DJ Tatsuta vs Kreva 「Dynamite 7th Anniversary」
DSC03562.jpg

 え~、気付いたら12月になってしまいましたが、ホント、月日が経つのが早いな~と思います・・・

 今年も今年で、平日は仕事が中心、週末はディグとブログ作業な毎日で、気付いたら1日、1週間、そして1カ月が過ぎています・・・
 特に、今年は仕事が強力に忙しく、ほんと暇がない・・・だけど、ディグやブログは更新しないといけないので、プライベートの方が押され気味で、ちょい悲しいです・・・

 そんなわけで、今週は忙しかったので、やや手抜きな更新(え~)です・・・すみません(^^;)


DSC00997_201612032156180d1.jpg

 今週は、DJ Tatsutaさんを中心に、Krevaさんが属していたKick the Kan Crew周辺のアーティストが参加していたパーティー「Dynamite」関連のテープを紹介します。

 まず、今回の中心となるパーティー「Dynamite」の話をする前に、このパーティーの中心となる「DJ Tatsuta」さんとその周辺の話から行きましょう・・・

 Tatsutaさん自身は、90年代初期ぐらいよりHipHopの活動をされてて、90年代はラップグループ「Radical Freaks」のDJ/トラックメーカーとして活動をしていました。
 Tatsutaさんについては、当時はDJ活動もトラック制作も結構やられていたので、日本語ラップファンならご存知ですよね・・・ミックステープ馬鹿としても、外せない名作「Terminator Searching」を作るなど、結構活動をされていた方になります。

 そして、その活動の中で、自然と他のグループや仲間とも交流が生まれ、段々と「クルー」が出来てきて、そのクルーが一堂に揃ったのが「Dynamite」というパーティーになります。

 クラブミュージックを考えると、どうしてもニッチな音楽なので、結果的に同好の仲間が集まって、色々とイベントをしたり、音源を作ったりすることは多く・・・特にクラブイベントを開催し、そこから「音楽集団(=クルー)」になることは大変多いかと思います。

 その中で、この「Dynamite」というパーティーには、やはり色々な面子が集まり、気付いたら「大きな動き」になっていたかと思います。
 
 その大きな動きの象徴は・・・皆さんご存じな「Kick the Kan Crew」でしょう!

 日本語ラップなり、HipHopを知らない方でもキックのことは知っている方が多いですよね・・・MCのKreva、MCU、Littleの3人が集まったラップグループで、元々は別々のグループで活動してた面子が結成したグループとして有名ですね・・・
 それこそ、MCUさんは、Tatsutaさんがおられた「Radical Freaks」のMCで、Krevaさんは、そのRadicalと相当近い位置にいたラップデュオ「By Phar the Dopest」のMCで・・・ある意味、友達関係だったMC達が、発展的にユニットを組み、それがガツっと組み合わさったのがキックになるかと思います・・・

 そんなキックを作った「土壌」は・・・私としては「Dynamite」になると思っています。

 Dynamaiteは、1995年ごろより開始したクラブイベントで、全盛期となる00年代以降は池袋Bedの名物イベントになり、Tatsutaさんを中心に、Radical FreaksやBy Phar the Dopest、アルファなどが集まっていました。

 写真は8周年の時のフライヤーですが、キックの音楽感に通じる方々が集まってて、結構イイ感じのイベントだった・・・と記憶しています。
 キックが結成された経緯は色々とあるかと思いますが、きっと、このイベントで、主催者としてマイクを取り、そして酒を飲みながら遊んでいた中で・・・お互いの音楽感が分かり、自然発生的に生まれたのがキックだったと思います・・・


DSC03563.jpg

 そんな「Dynamite」ですが、ここまで書くと「MC中心のイベント」と思われがちですが、実は「DJ」に比重を置いたイベントだったと思われます。

 それは、Tatsutaさんが中心なのもありますが、このイベントを冠したミックステープが結構出ていて、そのどれもが音楽的に素晴らしいのが多く・・・この観点からして「DJイベント」だったことが伺えます!

 上の写真のように、@周年記念のテープ/CDは結構あり、イベントに参加した人向けのノベルティーもあれば、お店で販売してたテープもあったり・・・そのどれもが音楽的に面白く、ちゃんとDJをしていたイベントなんだな~ということが分かり、ミックステープ馬鹿としては外せないテープになっています。

 特に、その「DJイベント」であることが伺えるのが、あの「Kreva(クレバー)」さんがDJミックスを披露している作品があり・・・私としては、その点がポイントになるかと思います。

 クレバーさんというと、今となっては伝説のフリースタイラーだったり、何でもこなせるMCとしての認識が強いですが、実は超優秀なトラックメーカーであるので・・・凄く音楽の造詣が深く、実は「DJが上手い」お方でもありました。
 それこそ、今回の作品もそうだし、記憶だとHipHop/R&B音楽誌である「Front」でレゲエ特集をしたときに、本職さながらなレコードを紹介をしてたり・・・実は「レコード」が音楽の中心にある方だった・・・と思っています。

 なので、クレさん自身も、このイベントではDJとしてもプレイしてて、結構な腕前だったと聞いています・・・


dyna_001.jpg dyna_002.jpg
dyna_003.jpg dyna_004.jpg

 では、このイベントのテープを紹介するにあたり、今回の紹介ではクレさんのプレイも光っていた7周年記念(2002年)のテープで紹介しますね!

 まず、このテープでは、A面がTatsutaさん、B面がKrevaさんという構成になり、一般でも販売されていたミックステープになります。
 私自身はテープを掘ってる過程で初めて手に取りましたが、当時から人気だったお方々なので、ボチボチとは売れていた・・・とお思います。

 そして、内容ですが、これが結構良く、今週は何度も聞いてしまいました(^0^)

 A面のTatsutaさんは、当時のメインストリーム系HipHopを中心に構成してるけど「このイベントだから」な部分もあり、結構面白かったです。

 それこそ、メインストリーム系であればPuffyとかJay-Zとかもプレイしつつ、野郎にはグッとくる「X-Ecutioners feat. M.O.P. / Let It Bang」なんかをプレイ・・・
 この辺のメインストリーム系は、当時の私は敬遠しちゃってた感じですが、今聴くと結構良くってビックリです・・・当時は大味すぎてアレでしたが、PuffyのBad Boy For Lifeがこんなにカッコよく響くとは思いませんでした(^^;)

 また、Dynamiteらしい点として、イベントを通して「レゲエ」を押してて、このテープのTatsutaさんのミックスでも、当時のJAのレゲエをプレイしつつ、その流れでライムスがレゲエのトラックの上でタイトなラップを決めてくる「Rhymester / Rhymester Is Mystic」なんかをプレイしてて、上手いですね~
 このDynamaiteの他のテープを聞いててもレゲエは結構プレイされてて、きっとDynamiteのパーティーの現場で愛されていた曲(ジャンル)だったんでしょうね・・・もろレゲエな視点ではなく、どことなくBな視点があるので、結構聴きやすく、新鮮でした!

 
 そして、B面はKrevaさんが担当ですが・・・これはヤラれました!

 この作品では、クレさんはなんと「House」をプレイしてて、それが凄い上手くってヤラれました!!

 それこそ、当時ヒットした「Daft Punk / One More Time」などのようなメジャーヒットものをプレイしつつ、結構渋い曲もプレイしてて、ある意味で本格的です・・・
 ただ、サラッと「嶋野百恵 / Hot Glamour (Incognito Remix)」をプレイするなど、House系の方がプレイしない曲を選曲してて、ある意味で「B-Boy House」な感じにまとめてきているのが素敵です!!

 今であれば、音楽の垣根が「あってないようなもの」なので、KrevaさんがHouseをプレイしても何とも感じませんが、当時のHipHop勢がここまで本格的にHouseに手を出してた人は殆どいないはずなので、当時としても衝撃的だったかもしれませんね・・・

 ただ、この辺も「Dynamite」らしさなのかもしれないですね・・・

 私自身、このイベントに行ったことはないですが、先ほどのReggaeしかりで、音楽的には「自由にやっていた」部分が強いのかな~と思いました。
 それも、本チャンでそのジャンルをやっている人達ぐらい腕がありつつ、しっかりと「自分達の音楽」にしてるんですよね・・・クレさんのミックスを聴いてて、特に嶋野さんのプレイは、HouseとR&Bの均衡点を突くようなプレイの仕方で、こういったオープンなスタンスでないと出来ないよな~と思いました!



 んな訳で、今週は割とハマって聞いてましたが、時間が無くって説明は準備不足です・・・もうちょっと深く聴きこみたかったな~

 ただ、このテープ自体は、割と探せば出てくるので、お好きな方は探してみてね~





<Release Date>
Artists / Title : DJ Tatsuta vs Kreva 「Dynamite 7th Anniversary」
Genre : HipHop、日本語ラップ、R&B、Pops、House・・・
Release : 2002年6月
Lebel : Dynamite Entertainment No Number





--------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------
<独り言>

DSC_0512.jpg

 二週連続で「この紙」が・・・はい、頑張ってますよ~(^^;)

 え~、先週もちょっと報告しましたが、渋谷のユニオンで、これまたゴツいテープ放出があったので、しっかりと行ってきましたよ!

● 渋谷CMS 12.4(日) HIPHOP USED TAPEセール!!


 まず、現在はユニオンの年末セール期間なので、どのお店でもゴツいセールがある中で、先週の下北と今週の渋谷は、日常的にミックステープを頑張っているのでかなり期待をしていたら、結果的にどちらもゴツいセールになり・・・個人的には嬉しい悲鳴を上げていました・・・

 それも、どちらともトップで横綱級に欲しいのがあり、その上で出品リストや写真を見ると「リスト外」が明らかにヤバい匂いがしてて・・・下北も渋谷もかなり本気で攻めるつもりで私の日程を調整し、両日はしっかりと攻められるようにしていました・・・
 最近は、うっかりしていると土日が仕事になったりするので、事前の調整は重要です・・・そのおかげで、12月後半は忙しくなってしまいました(--;)

 そんなわけで、今日の渋谷です・・・気付いたら、朝の7時には渋谷にいて、しっかりと1位で待機していました(^^;)

 もう、朝早くに出勤するのは病●なので仕方がないんです・・・中途半端に早い時間に行って、他の人が先にいて、結果的に狙いのが取られてしまうぐらいなら、無理してでも早く行って、1番で待っている方が精神衛生的にも大変良いんです・・・
 それも、昨日は仕事で、会社の偉い人達を喜ばせる為の忘年会をブっこんでからの早朝出勤・・・結構、ベロ酔いで家に帰ったのに、テープセールの朝は、なぜかしっかりと起きちゃうのが不思議です(^^;)

 んで、2時間ぐらい座りながら仮眠をしたり、人生を考えたり(笑)しながらボーっとしてたら、9時頃に後続の方が1名、整理券配布の10時前には1名・・・そして、開店前には整理券無しが2名で、合計5名の戦いです・・・

 このぐらいは集まるだろうと踏んでいましたが、蓋をあけると普段のテープセールで見ない方が多く、きっと「アレ」を狙ってるんだろうな~という空気感がありました・・・特に2番目の方がそうだったかな?
 ただ、テープセールという「鉄火場」を嫌になるほど経験している私としては、そのことも予測していたので、無理して「1番」を取りました・・・今回に関しては、1番であれば70%の確率で目的の「アレ」は取れそうだと踏んでいました・・・

 そして、開戦です・・・

 エレベーターで4Fに案内され、お店に入ったら店員さんから簡単な説明があるだけで速攻で試合開始・・・この時点で、テープセールになれてない後続の方々は困惑している空気がありましたが、私は悠々と戦場に移動し、なんとなく予測していた場所にトップに欲しいのが置いてあり、速攻でゲット・・・
 そして、鉄火場特有の「最初の3分間」の空気感を楽しみながら、6つあった餌箱を速攻で全てチェックすると、もークソヤバいテープの連続で、一人鉄火場状態になり・・・周りの人を気にせず、ガンガン抜いていました(^^;)

 そんなわけで、結果です・・・


DSC03564.jpg
DSC03566_20161204165941611.jpg

 じゃん、2週続けて30本オーバーの釣果でした(^0^)

 まず、今回欲しかった「アレ」は、写真下の真ん中の黄色っぽいテープで、なんと「故・Nujabes」さんの鬼レアなミックステープ「Sweer Sticky Thing」になります!

 Nujabesさん自体は、そんなにはミックステープを出していた方ではなく、一般的には黄色の右にある白いテープ(ristorante nujabes)のみが知られているかと思います。
 ただ、この黄色のも作ってて、こちらは手刷りで作られたテープになり、作られた数が相当少なく、殆ど市場に出ることは無いテープとしてマニア筋では有名です。

 特に、Nujabesさんについては、その音楽性の素晴らしさから特定のファンが多いので、このテープは「Nujabesファンの高嶺の花」としても有名で、ミックステープファンよりもNujabesファンが欲しがるテープとしても有名でした。

 なので、今回のセールは、普段のミックステープのセールに来る方々よりも、Nujabesファンの方が来るだろうと考えていて、行動が読めなかった部分もあり、結構な気合い(=朝7時出勤)をいれてしまった部分がありました(^^;)
 なお、これはNujabesファンの方には申し訳ないですが、今回、このテープを個人的に狙ったのは、10月の下北のセールで写真左の緑のテープ(Tribeのコンピテープ)が買えてしまい、Nujabesさん熱に火がついちゃったので、狙ってしまいました・・・

 うん、結果的に無事に手に入って良かった・・・写真の「Nujabes作品の鬼スリーショット」が撮れて、ミックステープ馬鹿としては感無量です!

 そして、1回だけ聞きましたが、内容も素晴らしく・・・やっぱりNujabesさんのセンスの良さが分かる内容でした!


DSC03567_20161204212755329.jpg

 あと、今回に関しては「レゲエ」が凄くって・・・これは「衝撃的」でした!

 事前にはあまり情報が出てなかったですが、セール直前でレゲエ系の追加情報があり、断片的な情報を見てるだけでも「ヤバい」のが分かり、今回はレゲエを攻めることも意識して参戦していました!

 んで、蓋を開けたら事前情報に掲載されてないゴツいテープが山ほどあり、結果的には90年代後期にしっかりとレゲエを聴いてた方からの明らかな放出だと判断が出来て・・・もー、見たことが無いテープ、探しても全然出ないテープの連続でヤラれます!

 それこそ、トキワ系のがゴツくって、凄い探してた頂点のTokiwaサイドのテープや、Digital Baseの解散テープ(!)、そして国内のド渋なクラッシュテープなど・・・ヤバすぎです!
 これらのテープ、私レベルで「やっと欲しがる」ブツなので、殆どの参加者の方がスルーしていましたが・・・もし、これらのレゲエのテープだけが出たとしても、確実に「朝に並ぶ」級の放出で、もう感無量です!!

 レゲエについては、HipHop同様、いやHipHop以上にミックステープがあり、知らないテープがまだまだあります・・・
 
 今年は、縁があって西新宿のNATさんの放出に巡り合えたり、今回のような放出に巡り合えたり・・・レゲエのミックステープとは相性の良い年だったようです・・・

 おかげさまで、徐々にテープが集まっているので、私の知識も着実にレベルアップしてきています・・・いつか、どっかのタイミングでレゲエ系のテープも体系化をしたいですね・・・
 

DSC_0514.jpg

 そんなわけで、今週の釣果報告でした・・・この2週間で合計60本オーバーで、払った金額は言えないぐらいになってしまいました(^^;)

 今回のセール、渋谷店がテープの仕入れに頑張っているから出来たセールだと思います。
 是非、今後も頑張ってくださいね・・・出ればガンガンと買っいきますよ!

 ではでは、釣果報告でした!





DJ 吉沢dynamite.jp 「Latin Exercise C&D」
DSC03405.jpg

 え~、先週はなんとか更新をしましたが、先週~今週と休日返上で鬼のように仕事をしてて、疲れてしまいました(^^;)

 仕事をこなしても、別の大きな仕事が降ってくるみたいな感じで、我ながら「頑張ってるな・・・」を痛感している日々でした・・・
 体力的にも、精神的にも何とかこなしてますが、もうちょっと楽にならないのかな・・・ただ、先を考えれば考えるほど、楽になる気配が一切ないのは辛いところですね~(^^;)

 ではでは、今週は待望の新作がリリースされたので、こちらのテープで援護射撃です!!


DSC03408_20160911103041a89.jpg

 今週は、和物DJのパイオニアといっても過言ではない「DJ 吉沢dynamite.jp」さんのミックステープ時代の作品を紹介します!!

 まず、吉沢さんの作品紹介は結構久しぶりなので、吉沢さんのことをサクッと紹介しましょう!

 吉沢さんは、90年代初期より活動を開始し、活動初期はTHEATRE BROOK(シアター・ブルック)というバンドのバックDJをされてた方で、脱退後はDJとして精力的に活動をし、全国津々浦々のクラブをロックしてるDJです。

 DJプレイにおいては、HipHopベースな2枚使いやマイクを使いつつ、現場に小型サンプラー(ローランド SP-404)を持ち込み、即興で声ネタトラックを作って盛り上げており、大変失礼な表現ですが「個性的」なDJです。

 ただ、この個性的なDJは、巷では「ダイナマイト・スタイル」と呼ばれており、もー、この唯一無二なパーティーDJスタイルが素晴らしく、現場でヤラれた方が多いかと思います!
 動画でいくと「この辺」が分かりやすいんですが、ほんとクソヤバですね・・・現場では割と小箱でのプレイが中心ではありますが、現場のDJを通して全国にファンを作り、全国のクラブを渡り歩いている姿が頼もしいです!

 そして、その吉沢さんの代名詞となるのが「和物」になるかと思います!

 今となっては、和物は一般的なジャンルになってきましたが、誰も見向きしなかった00年代初期~中期ぐらいよりプレイをし始め・・・今の和物ブームの「きっかけ」を作ったDJの一人になると思います。
 近年だと、その経験と知識を生かし、和物系ディスクガイド「和モノ A to Z」を発表したことが有名で、吉沢さんを通して「和物」を知ったという方も少なくないでしょう。
 
 特に、吉沢さんと和物であれば、精力的にリリースしていた「ミックス作品」の存在は大きく、吉沢さんが作った作品を聴いて「和物の魅力」に気付いた方は多いでしょう!

 私自身もそうで、2009年のMixtape Troopers大賞を受賞した名作「Super 和物 Beat 番外編 - ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」が衝撃的で、これで本格的に和物を掘るようになりました!
 吉沢さんの和物の切り口である「Groovyな和物=クラブでのDJプレイに耐えられる/輝く和物」を中心に、間違えない選曲と、プレイした曲を盛り上げる珠玉のDJプレイが最高で・・・私のポリシーである「DJミックスによってプレイした曲が光る」を体現していますね!!


DSC03406_20160911103037eb6.jpg

 ただ、吉沢さんは「和物だけのDJ」ではなく、実は「オールジャンル」の選曲ができるDJであることは忘れてはいけません。

 そのことが分かるのが、今回紹介するテープかもしれません・・・

 このテープは、タイトルどおり「ラテン」を取り扱った内容で、ここ最近に吉沢さんを知った方にとっては意外なジャンルかもしれませんね・・・

 ラテン自体、大昔の音源でも実はダンス向けの音楽であったことから、Club JazzやRareGrooveのラインでは定番で、日本でもUFOのラファエル氏などが積極的にプレイしててファンも多いジャンルですね・・・
 まあ、日本においては、クラブとは関係なく、ラテンはラテンでコレクターやファンが昔からいることや、それ以上に、日本の歌謡曲などには異様にラテンの血が流れているので、割と入りやすいジャンルかもしれないですね・・・

 そして、なぜ吉沢さんがラテンに興味を持ったかは明確には分かりませんが、吉沢さん自身、90年代からDJ活動をしてて、HipHopやRareGrooveの流れを母体にしながら前に進んでおられたようで、今の和物スタイルにも通じる「掘る音楽」という点がポイントんようです・・・
 吉沢さんのブログによると、コレ系は値段が安く買えたから的な話が出ていましたが、きっと、人が掘らない音楽を、自身のDJプレイを通してカッコよく昇華することがモットーなんでしょうね・・・素晴らしい心ゆきです!


 では、今回は「Latin Exercise C&D」で「吉沢流のラテン」を紹介したいと思います。

 なお、テープ自体は2004年にリリースで、2003年に第1段(写真の左)を出した後に第2段としてリリースした作品になります。
 第1段の方は、割とラウンジーなプレイで、どちらかというとRareGroove的なプレイでしたが、こちらの第2段は、今の吉沢さんに繋がる部分が多く、内容がかなり良いので、第2段で紹介しますね!



yoshizawa_000_01.jpg yoshizawa_000_02.jpg
yoshizawa_000_03.jpg yoshizawa_000_04.jpg

 まず、選曲的には、サーっと聴くと「ラテン満載」な感じですが・・・深く掘り下げると流石の選曲です!!

 A面の実質的な1曲目では、AYB Forceがネタにした「The Pete Jolly Trio and Friends / Little Bird」(Marcyさんのお店の看板ネタだ!)のようなLatin Jazzからユックリと立ち上がり、段々とグルーブを上げて、メローだけどダンサンブルな「Latin Fever / Our World」のようなRareGroove~Discoラインを選曲し・・・いや~深いですね!
 また、ラテンの延長としてか、Bossa~Sambaネタを使用した「Jay Dee / Rico Suave Bossa nova」など、現行系の曲や異ジャンルの曲をサラッと取り交ぜており、その辺も深いな~

 この他にも、マンボやチャチャといったラテンのサブジャンル(?)をフォローしつつ、全体的に知られていないラテンの範疇の旧譜曲で「クラブプレーに耐えられるグルービーな選曲」でプレイしてて、大変聴きやすいですね・・・

 なんでしょう、プレイの仕方によっては「ラウンジー(=踊れない)」になってしまうラテンの曲達を、吉沢さんの選曲とプレイで常に躍動感が与えられている印象で・・・凄い聴きやすくなっているのが印象的です・・・
 特に、聴きやすさの観点においては、前後の曲のグルーブだったりメロディーを合わせることを意識している点と、選曲の流れに起伏があって飽きさせない展開になっている点が光っており・・・細かい部分でも吉沢さんのDJのセンスや繊細さが光っていますね!

 そして、吉沢さんの代名詞である「ダイナマイト・スタイル」が、作品の良さを更に高めています!

 この作品でも、サンプラーを使ってのフレーズインをしてて、定番の和物フレーズなどを駆使してボムってくれますが、個人的には「ブレンド」に軍配を上げたいと思います!

 作品の中では、何曲か披露しており、旧譜のラテンのインスト曲にアカペラをブレンドしているのですが・・・B面の後半では、なんと「Micheal Jackson / Beat It」の和物ラテンカバーに、MJのアカペラを被せるという荒業を披露・・・これには何重にもヤラれました!

 まず、この和物ラテンカバー(曲名は伏せますね)を発掘してくる辺りは流石すぎます・・・全体的にも有名曲のラテンカバーは多様しているのですが、こんな曲があるとは・・・変な表現ですが、当時としては100円でも誰も買わないレコから発掘してくる辺りが素晴らしすぎます!
 そして、それにMJのアカペラをのせてブレンドでプレイです・・・原曲をそのまま聴いたら地味な曲なのを、ブレンドをすることでヒップに演出してくる辺りが素晴らしすぎます!

 その他のブレンドもフレッシュで、A面では早口ラップでマニアには有名なTwistaのアカペラを使ってのブレンドもセンスが良すぎです・・・
 当然、DJプレイの手間は増えるわけですが、吉沢さんの「ダイナマイト・スタイル」を足すことで、プレイした曲が更に光ることは明白で・・・吉沢さんのセンスとDJ根性の勝利です!!



 今回のテープを例にしただけでも、吉沢さんの個性である「幅広い選曲」「和物の活用」「レコードを掘る」「DJミックスや選曲の繊細さ」「ダイナマイト・スタイル」などが分かる作品になっています。
 巷では、この作品だったり、吉沢さんのスタイルを「(Double Dee & Steinskiの)Lesson スタイル」なんて表現をしていますが・・・個人的には、この言葉には収まらない、吉沢さんだけのスタイル・・・そう「ダイナマイト・スタイル」が光った好作品だと思っています!

 何も吉沢さんのことを知らない方が、いきなりこのテープを聴いても上記の点は理解できないかもしれないですが、吉沢作品が好きな方なら、かなりヤラれると思いますよ!
 また、全然知らない方でも、心地よく、そしてダンサンブルにラテンが楽しめる内容になっているので、お勧めです!




<Release Date>
Artists / Title : DJ 吉沢dynamite.jp 「Latin Exercise C&D」
Genre : Latin、Jazz、Samba、RareGroove、HipHop、和物・・・
Release : 2004年
Lebel : Cherry Boy Label CB-001

Notice : CD盤について
 この作品は2008年にCDで再発が出ています。なお、続編(第3段)にあたる「Latin Exercise E&F」は2006年にリリースされており、こちらはCDのみになります。





--------------------------------------------------------------
<独り言>

DSC03407_201609111030394e6.jpg

 今回の作品紹介は、この作品を紹介する為に紹介しました・・・タイミングは諸事情でちょっと遅れてしまいましたが、内容面であれば、今回のC&Dでバッチリでしょうか?

 今回の主役である吉沢さんの5年ぶりの新作ミックス「SUPER 和物 BEAT 其の6」がリリースされ、昨日、やっと購入することができました!

 ● SUPER 和物 BEAT 其の6 (Disk Unionさんのサイト)


 私自身、吉沢さんの作品は大好きなので、待望の新作でした・・・

 確か、今年の正月に、吉沢さんのTwitterで「今年は新作を出します」とつぶやいてて、思わず「是非作ってください!」と返信してしまったほど、楽しみな新作でした!

 内容的には、このシリーズのキーである「和物」においてラテンやトロピカルな曲を中心に選曲し、その上で、吉沢さんにしかできないDJミックスやダイナマイト・スタイルが炸裂し・・・かなり素晴らしい内容です!
 購入して1日しか経過してないですが、既に7周目です・・・いや~、和物×ラテンという視点は誰も作ってなかったし、何よりもラテンが得意な吉沢さんじゃないと作れないミックスで、最高ですね(^0^)

 今回の作品紹介は、新作がラテンっぽい和物という情報があったので、吉沢さんのラテン過去作の紹介をマクラにして、新作の紹介をするつもりで動いていました・・・
 ただ、私が仕事が忙しく、なかなかレコ屋に行けなかったので、今回のタイミングになりました・・・実際に聴いてみて、このテープで援護射撃になりそうだったので、良かったかな?

 興味がある方は、吉沢さんのサンクラに視聴もありますので、是非、お手に取ってくださいね~


DSC03409_20160911131518232.jpg

 そして、ここからが本当の独り言(?)です・・・このネタも、吉沢さんの流れで紹介するのがちょうど良いかな?

 え~、レコードやテープという存在は、欲しいモノが簡単に買えないので、購入者が「探す」必要がある存在だと思います・・・

 その「探す」ということは、人によっては「面倒」と感じるかもしれませんし、また別の人は「探すことが楽しみになるので、面倒ではなく、むしろ楽しみ」と考える人もいるでしょう・・・

 また、私自身は断然「後者」の考えで、日々、欲しいモノを探しています・・・傍から見ると苦行に見えますが、本人としてはかなり楽しんで探しています(^^;)

 そんなわけで、なんと4年間探していたレコがやっと入手出来ました!

 探してたのは写真のEPで、和物ファンなら好きな方が多い「小島恵理 / ファールプレイ」で、このEPのB面に収録の「Lonely Feeling」が欲しく、ズーっと探していました!

 探し始めたきっかけは、4年前にリリースされた某ミックスCDに収録され、それでこの曲が好きになり、そのミックスCDを紹介したいので探し始めまして・・・そう、作品紹介をするためなんですね(^^;)

 ただ、今回はタイミングが色々と悪かったです・・・

 まず、4年前の時点では、知る人ぞ知る1曲で、相場的にも探せば1000円以下で行けそうな様相で・・・都内のレコ屋や、地方出張に行った時の各地の街レコで、必ず「か行」か「こ」の列をチェックしていましたが、一向に出現しません・・・
 そして、その4年の間に、徐々に和物の人気が高まり、色々なディスクガイドに、この曲が紹介され・・・更には昨年の6月には、まさかの再発があり・・・もう、オリジナルを掘る側としてはアレなことの連続で、なかなか遭遇出来ませんでした・・・

 んで、昨日、ユニオンの新宿昭和歌謡館で廃番セールがあり、オリジナルが出品されることが分かり、強力な和物オジサン達にまぎれてセールに並び、開戦直後に飛びついた餌箱で一発ツモ引きという幸運でゲットできました(^0^)

 まあ、値段は、今の相場からしたら、昭和歌謡館なので少し上乗せ・・・吉沢さんのような昔から和物を掘ってる人からしたら馬鹿みたいな値段かもしれないですが・・・4年間の労力を考えたら高くはないですかね・・・
 だった、もう和物のEPの「か行」か「こ」の列をチェックしなくてイイだから・・・レコを掘ってる人じゃ分からないことかもしれないですが、これはメチャクチャ大きいです(^^;)

 なお、私がこのレコを探している間に、この曲の作者である小島恵理さんは2015年2月に逝去されました・・・
 このEPを手に入れたことは、天国にいる小島さんにも、この報告を通してお伝えいたします・・・素敵な曲を残して頂き、ありがとうございました!


 ではでは、やっと4年越しでレコが手に入ったので、来週は「きっかけ」となったミックスCDを紹介する予定です(^0^)

 来週も、仕事的には色々と忙しいですが、頑張ってブログも更新しますね~ 

 では、また来週!!