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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Saitoh 「Pop On Classic Vol.1」
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 え~、先週、何となく「ミックステープを聞くこと→ブログで紹介すること」を「計画的にやってみよう」とつぶやいてみたので、今週は実践し、久しぶりの1週間更新です(^0^)

 計画的と言っても、結果的には家で聞いている時間を増やしただけですが、聞いてる時間が増えれば増えるほど、紹介に向けて作業を進みます・・・そうか、聞くことが大切だったんですね~
 
 そして、今回は、GWあたりに家掘りをしてて発見し、聞いてみたら「最高じゃないですか!」となった1本のご紹介です!!


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 今回は、謎のDJである「DJ Saitoh(サイトー)」さんによる、パーティーブレイク満載な良作のご紹介です!!

 まず、Saitohさんですが、色々と調べた結果、おそらく現在は有名アパレルメーカー「URBAN RESEARCH」のPRマネジャーである斎藤悟さんという方のようです・・・

 以下、その斎藤さんの略歴を紹介しましょう・・・
 
 横浜出身の斎藤さんは、大学時代に住んでいた大阪でDJ活動をスタートされ、その後、大阪におられたからか、大阪が発祥の地であるURBAN RESEARCHに入社され、その後、同社の発展を広報担当者として支えてきたお方になります。
 DJ活動においては、大阪時代から盟友だった田中知之(FPM)さんとパーティーを開催してて、その時点で只者ではないですね・・・なお、断片的な情報ですが大阪のHawaii Recordsの掲示板で名前が確認でき、なかなか大阪の濃いところでDJされていたのかもしれないですね。

 ただ、今回の作品を聞いてて「バチっ」とハマったのが「大阪~関西でDJをしていた」ことです。

 この作品、聞いていると、それこそ京都のUlticut Upsのような「ファンキーなビートを主体としたオールジャンルミックス」の流れを汲んでいて・・・もう、裏Ulticutと言っても過言でないくらいファンキーなんです!!
 まあ、大阪の人が全て「ファンキー」とは言い切れませんが、東京以上に濃い音楽愛をお持ちで、それこそ先日紹介をしたDJ Koohさん、そして私がフェイバリットなDJ Paulさんなどのように、幅広い選曲を駆使しつつ、どこかファンキーなグルーブがあるところは関西らしく・・・この作品にも、そのらしさが表現されていました!

 では、作品紹介です・・・その前に個人的な蛇足を・・・

 上の写真は謎ですよね・・・写真の左は完全なジャケットで、右はなぜか表面ジャケがカットされ、トラックリストだけ残されている状態のジャケです・・・

 実は、これらは私の手持ちのテープで、こういった状態のテープなので、自宅のテープ収納ボックスの別々にこのジャケのテープが収納されていて、先日の自宅掘りの過程で、同じテープを2本持っていることが分かり、ちょっとシュンとしました(^^;)
 というか、トラックリストのみのテープを先に聞いて「これはヤバい!→たぶんトラックリストだけ持ち歩くため、ジャケをカットしたのだろう→ジャケ付きも欲しい!」と思った矢先、普通に他の箱を整理していたら出てくる神モードでした・・・

 う~ん、ツイているのだろうか・・・そう思おう!(^0^)


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 では、作品の紹介です~

 前述した「裏Ulticut」と言っても過言ではないぐらいUlticut Upsがプレイした曲や、更にさかのぼるとMUROさんがSuper Disco Breaks等でプレイした曲のような・・・ある意味で「イキのいい曲」をオールジャンルで選曲しており、大変ノリのよい作品となっています!

 まず、選曲面の紹介をすると、Ulticut~MUROさんをお聞きの方であれば、つい反応しちゃう曲が多く、個人的にも首を振りまくりでした!!

 それこそ、900number使いで人気な「Chad Jackson / Hear The Drummer」のような旧譜や、当時ヒットした人気ブレイクビーツ「A-Skillz & Krafty Kuts / Tricka Technology」のような当時の新曲を折り交ぜ、ファンキーな世界を披露します!

 また、結構マニアックな曲も多くYou'll Like It Tooのビート使いが有名な好Remix「Shakatak / Mr Manic & Sister Cool(Manic Cuts)」や、Funky Drummer使いの「MAFIA / ABC」など、渋いところも突いてきます・・・特に、ABCは、Ulticutも使用していた後半にあるPEのラップやCheryl LynnのEncoreをブレンドした部分を選曲してて、上手いな~と思いました。

 UlticutやMUROさんは、こういったマニアックな曲の美味しい部分をチョイスして、BPMアップやミックスのタイミングを工夫することで、プレイした曲を光らせていました・・・
 Saitohさんにおいても同じ姿勢があり、ドマニアックな曲がカッコよく聞こえる選曲とDJプレイがあり、素晴らしいです・・・個人的にはABCの後にEncoreのメロディーを使って、同じくFunky DrummerネタのEncoreのカバー曲に繋いでいくのにヤラれました!!


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 さらに、DJミックスの部分も相当凝ってて、メガミックス的な手法が随所に見られ、大変上手いです!

 それこそ、B面では、定番ブレイク等の上にSaitohさん自らがブレンドミックスした曲(?)が数曲披露されてて、B面の最後では、Hihacheの上で「Sister Sledge / Thinking Of You」や「The Style Council / The Lodgers」のフレーズをちりばめた曲を披露してて素晴らしいです!

 また、こういったメガミックス的な仕掛けの延長で、効果的な2枚使い、スピーディーな選曲など、作品全体がマスターミックスのように緻密に作られており、この辺もグッときます・・・

 特に、選曲の話にも繋がりますが、全体的に定番ブレイクをネタにした曲を多く選曲しており、それらのブレイクが同じ曲を連続してプレイする中で、曲のグルーブ(ドラムのグルーブ)が失われないように、緻密にDJミックスしているのも上手いっすね・・・



 作品紹介は以上となりますが、この作品はUlticut~MUROさんがお好きであれば、直撃な作品となっています(^0^)

 うまく説明ができないですが、作品全体の「ファンキーなグルーブ」はSaitohさんオリジナルで、他のミックス作品があれば是非聞きたいなぁ~と思ってしまいます!!
 
 気になる方は探してみてね~





<Release Date>
Artists / Title : DJ Saitoh 「Pop On Classic Vol.1」
Genre : HipHop、Breakbeats、Funk、Disco・・・
Release : 2003年~05年ごろ
Lebel : No Lebel No Number






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<独り言>

 今週はお休みです・・・

 東京の感染者が減らないどころか、増えているのが心配です・・・

 早く、大手を振って外を歩きたいな~っと!






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DJ Kooh 「The Best of Golden Harvest」
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 え~、引き続き、家掘り発掘シリーズです・・・

 大阪のレジェンドによる、大阪らしい黒さが満載な作品です!


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 今回は大阪の大ベテランDJである「DJ Kooh(コー)」さんによるミックス作品を紹介します!

 まず、今回ご紹介するKoohさんは相当なベテランDJで、読み方でいくとTRFのDJ Kooさんと同じですが、現在も元気にDJ活動をされている御大になります。

 Koohさんの略歴を紹介すると、80年代末よりHipHop~R&Bを中心にDJ活動を開始し、ジャンルにとらわれない幅広い選曲、そして常に「現場」を大切にしたDJプレイが素晴らしく、昨年はなんとDJ活動30周年を迎え、長年にわたり大阪のクラブシーンを支えているDJになります・・・
 私自身、恥ずかしながらKoohさんのことを知らなかったのですが、家掘りをしてて、別々に収納されていた上記2本のミックステープがKoohさんの作品と分かり、聞いてみたら凄い良くってヤラれてしまいました・・・

 そして、Koohさんについては、少ない情報を調べてみると、大阪のHipHop業界、いや大阪のクラブ業界のど真ん中におられたことが分かりました・・・

 それこそ、活動当初から大阪のHipHopレジェンドと活動を共にしてて、DJ GM Yoshiさん、故DJ Kensawさん、DJ Tankoさんなどと共に大阪のHipHopを盛り上げるべく、日夜DJ活動をされていたそうです・・・
 どうしても、レコード等のリリースが無かったためか、全国レベルでは名前が知られず、割と裏方的なDJ(すみません・・・)だったようですが、大阪の社交場を、粋にファンキーに盛り上げていたのだと思います・・・
 一応、気づいた情報としては、DJ Tankoさんが作ったミックステープのエディット(マスタリング?)をしていた記載は確認でき、そういった裏方業もされていたようですね・・・?

 そして、Koohさんのミックス作品を聞いていると「大阪のブラックミュージックの歴史の深さ」を感じてしまいます・・・もう、大阪の黒さがカッコよく表現されています!!

 以下、私の妄想も含みますが、大阪って、歴史的に「ブラックミュージック」に理解があり、そのブラックミュージックが大阪の生活に根付いていたように思えます・・・
 それこそ、歴史的にはJazzやBluesから始まり、Soul、Funk、Reggaeといった黒い音楽を好んで聴いていた地区とされていて、昔から音を大切にしているバーやライブハウス、クラブ、そしてレコード店があり、そこに音を求めて遊びにくる人がちゃんといるというイメージがあります・・・黒い音楽が生活に馴染んでいる感じでしょうか?

 こういった正統な「黒さ」が、このテープに宿っており、つい夜の散歩のお供になってしまいました(^0^)


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 では、Koohさんのミックステープの中から、この時期に最適だった「The Best of Golden Harvest」を紹介したいと思います!

 なお、先に蛇足っておくと、もう一本のミックステープ(The Mighty Joints)は、ファンク満載な選曲でこれも大阪らしいです!
 また、Koohさん自身は、ミックステープよりも、その後のミックスCD時代に多くのミックス作品を発表しており、これらもなかなかよさそうな作品が多そうですよ!

 まず、この作品は、いわゆる「チル」ミックスになり、MUROさんの「Diggin' Ice」がお好きな方なら卒倒しちゃう内容となっております・・・

 ただ、Koohさんの良さというのでしょうか、選曲とDJミックスの上手さによって、独特な「スイートな黒さ」を出してて、大変素晴らしい内容となっています。
 特に、タイトルがKoohさんのaka的な名前(Golden Harvest)が付いているからか、Koohさんが持っている「豊かな音楽=黄金の収穫物=Golden Harvest」を優しく紹介しているような作品となっており、聞いてると自然とチルってしまう作品になります。

 A面では、スロー~ミッドなSoul、R&B、Pops、Rare Groove、HipHopなどを選曲してて、それこそ「Gwen Guthrie / Close To You」といった80年代のR&B、「Sugarhill Gang / The Lover In You」のようなメローなOld School HipHopなどを選曲していますね・・・
 B面では、もっとこの作品の本質をついたスローな曲を中心に選曲していて、コーラスワークが素晴らしい「The Jones Girls / This Feeling's Killing Me」「The Blackbyrds / Love Don't Strike Twice」といったSoul、R&B、Rare Groove系の選曲が素晴らしいです・・・

 もう、このレコ写だけでも「Diggin' Ice」ですよね・・・

 ただ、作品を聞いていると、Koohさんが奏でる「スイートな黒さ」が素敵で、Diggin' Iceとは違う気持ちよさがあります!

 この点は上手く説明が出来ないのが悔しいのですが、一つ言えるのは「グルーブを繋げる選曲/DJミックス」が上手く、選曲を繋げることで、このスイートな黒さを作っていることです・・・

 例えば、紹介した上記の選曲は、実は選曲の順になっていて、A面であればGwen Guthrie→Sugarhill Gang、B面であればThe Jones Girls→The Blackbyrdsになるのですが、微妙に曲の方向性が違うのに、KoohさんのDJミックスによって、不思議とグルーブは繋がり、大変気持ちいい選曲になっています。
 全体的にスクラッチカットインなど、HipHop的なDJミックスで選曲を進めていくのですが、それがHipHop臭さがないというか、むしろ黒いグルーブを高めてて、素晴らしいですね!

 うーん、腕のあるDJだから出来る技なんだろうな・・・


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 そして、ほんとDJが上手いな~、素晴らしい作品を作るな~と思わせたのが、この選曲とDJミックスでしょうか?

 クラシック中のクラシックである「Maze / Before I Let Go」を選曲するのですが、この曲への繋ぎ方、DJミックスが最高すぎます!!

 まず、MazeはA面の中盤で選曲するのですが、それまで、少しスローでメローなグルーブにしてて、前曲は「Force M.D.'s / Love Is A House」ですよ・・・甘いです(^0^)
 ただ、Force M.D.'sはビートがしっかりしてて、HipHopと親和性があるので、スクラッチカットインでMazeネタの「Funky 4+1 / Do You Wanna Rock ?」に繋ぎ、急にグルーブを上向きにします・・・ファンキーなイントロ、キャッチーなメロディー・・・急に気分が高揚しますね・・・
 そして、そのイントロ終わりで曲に入りそうなタイミングで、Mazeの歌いだし(♪You Make Me Happy・・・)をカットインします・・・

 これは聞かないと分からない・・・最高の一言です!!

 どのくらい最高かというと、トラックリストを見ずに、初めてこのテープを夜の散歩で聞いたとき、この部分で思わず声が出て、あまりの衝撃に膝をついたぐらいです・・・(^^;)

 この部分、テクニカルに分析すると、ジェットコースター的なグルーブの作り方・揺らし方が上手すぎですね・・・

 つまり、Mazeを効果的に光らせるために、前の曲をあえてスローにしてグルーブのコントラストを作りつつ、そのコントラストをより効果的にするため、Mazeに繋ぐためにFunky 4+1をクッション役にして、急にジェットコースターが空に向かって進み始めるような流れを作り、頂点に上ったところでMazeでジェットコースターを滑降させる・・・みたいな揺らし方をしています。
 さらに、これまでのA面前半の選曲を見ると、歌モノのフィーリングでスロー~ミッドのグルーブを作ってたけど、前述したSugarhill Gangなど、実はHipHop的な要素も含ませていたので、このHipHop的な繋ぎ方やDJミックスをしても違和感がなかったんですね・・・



 う~ん、素晴らしい作品ですね・・・

 ただ、私の知識と言葉では上手く説明が出来なかったですが、大阪の歴史があったから出来た作品だろうし、何よりもKoohさんのもつ「スイートな黒さ」が存分に発揮されています・・・

 あまり見かけないテープかもしれないですが、興味がある方は是非探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Kooh 「The Best of Golden Harvest」
Genre : Soul、R&B、Pops、Rare Groove、HipHop・・・
Release : 1998年ごろ
Lebel : D.A.F.U. Production No Number





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<独り言>

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 久しぶりに独り言です・・・ユニオンに行ってきましたよ!

 前回の更新では「ユニオンが再開したけど、何となく気分が乗らずまだ行ってないです」とつぶやきましたが、世間の状況を鑑みて、注意しながら行けば大丈夫かな~と思い、先週末に都内のユニオンを何店か回ってきましたよ・・・

 どのお店も、お客さんにマスクや手指の消毒を促してたり、ビニールシートで仕切りがあったり、どこか緊張感がありましたが、いつもと変わらないユニオンがあり、ちょっと安心しました(^0^)
 ただ、お店によっては視聴用のヘッドフォンが自分のイヤホンなどを使うことを前提にしていて、イヤホンがないお客さんには特別にヘッドフォンを貸し出す対応になっていたのにはビックリ・・・たまたまイヤホンを持ってなかったので、お店のヘッドフォンをお借りしましたが、これからはこういうエチケット(?)も必要なんでしょうね・・・

 そして、私自身は約2か月ぶりの「掘り」です・・・

 やっぱり、レコード屋さんはイイですね!!

 この2か月間、特に禁断症状(笑)は発症しませんでしたが、やっぱり体と心は飢えていたのでしょうか、レコ棚をサクサクすること、テープ棚をカタカタしながらチェックすることが妙に嬉しかったです(^0^)
 
 釣果的には、微妙に欲しかったタイトルが通常ストックで入ってた感じで、まあまあな釣果ですね・・・

 なお、ユニオン的には5月のGWを見越して3~4月に買取を強化してたからか、ゴツいブツがコソッと入ってて、なかなかな感じになっていましたかね?
 ただ、テープは思ったより溜まってなかった・・・やっぱり、個人のお客さんからテープが売りに出される機会が減ってきているんでしょうね・・・

 まあ、今後は焦らずに、マイペースで行こうかな?

 以上、釣果報告でした~






DJ U-Say 「Freedom 2 - autumn leaves」
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 緊急事態宣言の発令以降、日本全体が大変なことになっていますね・・・皆さん、大丈夫ですか??

 う~ん、しょっぱなから暗い話は止めましょう・・・

 うん、そういう時は音楽を聴こう!!

 そういうわけで、先々週~先週と、こっそりと集中して聞いていた「隠れた良作ミックステープ」をご紹介します!!


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 今週は、ミックステープ・マニアでも知っている方は少ない「DJ U-Say(ゆーせい)」さんの作品を紹介したいと思います!

 まず、U-Sayさんですが、もしかしたらU-Sayさんのことに気づかずにお世話になっている方は多いかもしれません!

 U-Sayさんは、MixCDの通販サイト「FREEDOM RECORD」を長く運営されているお方になります・・・
 何らかのミックス作品を検索すると、こちらのサイトに検索がヒットすることも多く、お店を利用したことはなくても、結構知っている方は多いかと思います・・・

 そんな、U-Sayさん、DJキャリアも長く、90年代中頃よりDJ活動を開始し、今でも地元の横浜~川崎を中心にDJ活動をされてたり、DJスクールを開講するなど、なかなか頼もしい存在です!
 
 特に、前述したMixCDの通販サイトを運営されているぐらいなので、自身のミックス作品のリリースにも力を入れていて、その初期作にあたるのが今回のテープシリーズになります。

 この「Freedom」というシリーズは、2004年~05年ごろに発表されたミックステープで、U-Sayさんの醍醐味である「マスターミックス~メガミックス」的な作品作りが光った作品になります。
 ちょっと記憶が曖昧ですが、都内のレコード店(Manhattan、DMR)等でもプッシュされてた記憶があり、ミックステープ末期(MixCDへの移行期)のヒット作と言っても過言ではないかもしれません。

 そして、この作品のタイトルがそのまま自身の店名になったことも踏まえると、U-Sayさんが「かなり気合を入れて作った」ことが分かります・・・
 今回、少し時間をかけて上記の3作品を聞いてみたら、深く聞けば聞くほどU-Sayさんの「作品の作りこみ」っぷり、そしてU-Sayさんの「センスの良さ」が光ってて・・・聞いてて、一人で「ああっ、こういうミックステープが好きなんだよ!」と唸っていました(^0^)

 では、リリースされた3作品の中から、一番心に響いた第2弾を紹介しますね~

 なお、記事を書くタイミングになって、この作品の副題が「autumn leaves=紅葉=秋物の選曲」であることに気づいたのはご容赦ください・・・
 結果的に秋物であることを忘れてしまうほど、素晴らしい選曲とミックスになっています!!


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 まず、この第2弾は、秋に似合いそうな「Jazzyなグルーブ」をテーマにしており、HipHopを中心に、R&BやBreakbeats、元ネタとしてJazzなどを選曲しています。
 それこそ、秋の落ち着いた空気の中で、どこか心地よい曲を集めていて、素直に聞いてると「気持ちいい」と思う作品になっています・・・

 ただ、実際には「かなり深い選曲」で悶絶します・・・

 例えば、私もリリース時から好きだったシングル未カットの「Kool G Rap / Blowin' Up In The World」だったり、Jay-Deeの初期作だけど、意外とプレイされない「The Pharcyde / Y? (Be Like That)」などのJazzyなHipHopを多く選曲しています。
 また、渋いな~と思うのが、「それをチョイスするのか!」という曲が多く、Spinna Remixで有名なRemix集から「Shirley Bassey / Where Do I Begin (Away Team Mix)」を選曲してたり、当時のBならみんな鼻歌ができる「Diamond D / The Hiatus Remix」など・・・ほんと選曲が渋くて、深いです!!

 うん、選曲面を深く考えると、グルーブのまとめ方というのでしょうか、テーマの「Jazzy」を誠実にとらえてて、その統一感が素晴らしく、選曲の渋さや深さがいい意味で「気にならない」のが素晴らしいですね・・・

 これが最大の誉め言葉でしょう・・・何も考えず、何度も聞いてしまう「気持ちよさ」があります!

 U-Sayさんは、テーマとなる「Jazzy」において、どこか「人間味=温かさ」があり、それが気持ちよさに繋がるのかな・・・こういったまとめ方は、なかなか出来ないことなので、選曲の時点でセンスの高さが伺えます(^0^)


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 そして、U-Sayさんの真骨頂は、選曲以上に「DJミックス」が素晴らしいですね・・・

 U-Sayさんは、DJミックスを「マスターミックス~メガミックス」的に考えており、DJミックスがかなり「凝っている」のが特徴的です・・・

 それこそ、A面の途中では「Common Megamix」として、Commonの代表曲をセルフメガミックスをされています・・・
 例えば、Commonの代表曲である「I Used To Love H.E.R. 」「Resurrection」、また「Lowrell / Mellow Mellow Right On」のようなCommonのネタ曲を利用し、それぞれの曲の4小節ぐらいを巧みにミックスし、Commonの「Jazzy」な部分を上手く表現してて、素晴らしいです・・・

 このCommon以外でも、関連曲繋ぎ、セルフRemix曲の選曲、メロディーやグルーブでのロングミックスなど、凝ったミックスが多く、普通に聞いたら「気づいたら曲が変わってた」感じで、ほんとDJが上手いですね・・・

 ただ、凄い凝っているんだけど、結果的に「気持ちいいグルーブ」にまとまってて・・・こういったまとめができる、U-Sayさんのセンスと技術の高さにヤラれてしまいます!

 これは、おそらく、U-Sayさんが思い描く「グルーブ」を作るために、綿密に作品を作られた結果なのかな・・・と思います。

 ほんと、精魂込めて作った作品だな、と思います・・・


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 その「精魂込めて」を最も感じたのは、この曲でした・・・

 言わずとしれたJazzy HipHopクラシック「Nujabes / The Final View」ですね・・・

 選曲的には、A面の最後の方で選曲し、まるでA面はこの曲をピークにすることをイメージして選曲を組み立ててたかのようです・・・聞いてると、素直にNujabesさんの優しいグルーブに包まれてしまいます・・・

 そして、素晴らしいのが、この後は同曲のネタ曲(Yusef Lateef / Love Theme From Spartacus)を選曲し、そこから「Who's Your Favorite Jazz Musician ?」として、ネタ曲に近い、どこか優しさのあるJazz曲を、先ほどのCommonのメガミックスのようにして一つの曲にします・・・

 なんか、なんか・・・こんな新型コロナウイルスで大変な時期だからか、Nujabesさんのこの曲が心を優しく包んでくれ、現実の嫌な思いを少し癒してくれました・・・

 うん、HipHopって不思議ですね・・・

 あるミュージシャンが演奏したフレーズをサンプリングしてループしただけなのに、何とも言えない「温かさ」があります・・・

 そして、DJミックスも不思議ですね・・・

 その素晴らしい曲を、精魂込めてDJミックスをすることで、その素晴らしい曲が「更に光り」ます・・・

 誰もしゃべらない、重い空気の地下鉄の車内で、私のヘッドフォン越しに聞こえるNujabesさん、いや、U-Sayさんのグルーブは、どこか優しく、明日への元気を与えてくれる「音楽」でした・・・
 


 最初の方で書きましたが、最後の最後で、この作品が「秋物」であることに気づいたけど、もう、良いミックス作品の前に「季節」は関係なかったようです(^0^)

 なお、U-Sayさんのテープ作品は、他の2作だとパーティー感にあふれてて、この「パーティー感」もU-Sayさんの魅力ですね!
 この点は、次回に回しましょう・・・今回は、Nujabesさんの選曲に心を洗われてしまったので・・・(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ U-Say 「Freedom 2 - autumn leaves」
Genre : HipHop、R&B、Breakbeats、Jazz、RareGroove・・・
Release : 2004年10月
Lebel : Freedom Records FD-002




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<独り言>

 独り言を書こうと思っても、新型コロナウイルスのことしか書けないや・・・ほんと、早く終息してほしいですね!!

 少しだけ私の現状を報告しておくと、色々とあってテレワークが難しかったことから、今のところ、普通に出勤をして仕事をしています・・・

 ただ、流石に今までのような残業マックスな働き方はできないので、緊急事態宣言の発令以降はちゃんと定時に帰って、家でご飯を食べています・・・

 なんか、仕事が終わって家に帰っても、自由な時間があるのが新鮮です・・・

 ただ、ただ、それがブログに結びつかないのが悲しいところです・・・なんか、気分がノラないんですよね(^^;)

 う~ん、せっかく時間があるんだから、何かブログ的にも大きなことをやりたいな・・・

 あまり期待せず、その「大きなこと」をお待ちいただければと思います・・・来週から、ちょっと頑張ろう!!






DJ Beat 「B-Boy Park '99 presents 80's...Club Hits」
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 え~、コロナウイルスの影響で、土日は自宅待です・・・そのため、久しぶりに「1週間更新」をしてみました~

 仕事的にも、年度末の大山を超えたので、少し気分的にも楽になってきたので、ブログへのモチベーションが上がってきましたよ・・・まだまだ紹介していないテープが山のようにあるので、今後も頑張ります~

 では、今週はこちらを紹介です!!


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 今回は、東京のB-BoyシーンをDJとして牽引し、日本のHipHopの拡大に大きな貢献を果たしたDJ/Producerである「DJ Beat(ビート)」さんによる、B魂満載なミックス作品を紹介します!

 まず、Beatさんについては、1年半前ぐらいに紹介をした記事があるので、そちらでご確認ください・・・というか、先に読んでいただけると、以下の記事が説明しやすくなるので、お暇な方は必ず読んでくださいね!

●DJ Beat 「東京ビーボーイズ 15thアニバーサリー」


 では、仕切り直しで、まずはBeatさんのバイオを簡単に紹介しましょう!

 Beatさんは、HipHopに魅せられて80年代初頭よりDJ活動をされていたお方で、今回のテープの範囲で重要となるのは、原宿歩行者天国で活動をしていたに「東京ビーボーイズ」のDJをされていたお方になります。

 東京ビーボーイズと言えば、日本においてブレイクダンスを流行らせたグループの一つと言われ、Crazy-Aさんを筆頭に、原宿のホコ天を拠点に活動をされていたグループになります。
 そして、このグループが重要だったのは、ダンスだけに特化をせず、あくまでも「HipHop」という文化を表す活動をしてたことで、当然ながらブレイクダンスに加えて、DJ、MC、グラフティーといったHipHopの4大要素を含んだ活動をされていました。

 そう、この活動があったからこそ「日本でHipHopが育っていった」と言っても過言ではありません!

 それぞれの要素のことは、ここでは割愛しますが、DJ的な部分だと、それこそ、目の前のブレイクダンサーを躍らす選曲だったり、クリエイティブなDJミックス、そしてスクラッチや2枚使いの技のを競い合い等、それが日本のHipHopのDJのレベルを上げ、シーンを広げたと言われています。
 この辺の話は「日本のHipHopの研究本」を読んでいただけると分かるかと思います・・・うん、日本のHipHopも、実は路上から始まった点が嬉しいですね!


 そして、この作品のことに触れると、紹介した東京ビーボーイズが拠点としていた原宿で、前述したHipHopの4大要素を盛り上げるために、1998年より開催をしていたフリーイベント「B-Boy Park(ビーボーイパーク)」を盛り上げるために、宣伝的にリリースされたのがこのテープになるようです。
 だいぶ、見づらい写真で恐縮ですが、上の写真は、テープのインデックスの一部にかかれたイベントの告知です・・・この年からB-Boy Parkの名物にもなったMCバトルが開始したんですね・・・

 テープ的には、以前紹介したテープの流れでリリースされたと思われ、当時、私自身はリリースされたことには気づきませんでしたが、結構な本数が売れていたと思われます・・・

 なお、当時の私(高校三年生)も、どうやら2日目の8月21に(土)には行っているようですが、あまり記憶がない・・・(^^;)
 まだまだ、この頃はBにもなり切れず、大人にもなり切れず、あのような大勢のBな輩の中に入るのが怖かったんですね・・・なので渋谷のユニオンの帰りに、少しだけ見学した自宅派Bボーイだったようです・・・(^^;)


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 では、作品の紹介です~

 この作品は、タイトルの「80's...Club Hits」が示す通り、80年代の曲を中心とした選曲/DJミックスとなっており、当時のダンサーの汗の匂いがする、素敵な内容となっています!

 選曲の方向性としては、Old School~Middle SchoolなHipHopを中心にしつつ、幅広い選曲が魅力的です・・・

 それこそ、Bボーイ全盛な80年代前半の曲は多く、「Afrika Bambaataa & Soul Sonic Force / Planet Rock」「West Street Mob / Break Dance - Electric Boogie」のようなエレクトロ~808サウンドを中心に、純粋なBボーイなら「つい体が動いちゃう」感じの選曲が多く、最高です!
 
 もう、West Street Mobの曲名どおりです・・・ブレイクダンスです!!

 オリジナルのBボーイたちは、こういった曲で踊っていたんですよね・・・

 うん、理由はない、聞いてたら体が動いちゃう「強烈なビート」な曲を多く選曲してて、Beatさん、流石だな~と思いました!


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 ただ、このテープを聞いて、当時の若手Bボーイの中では、「なんでHipHop以外もあるんだろう?」と思った方も多いのではないかと思います・・・
 
 それこそ、いわゆる歌モノも多く、あのMadonnaをVocalに迎えたヒット曲「Jellybean / Sidewalk Talk」のようなPops~R&Bだったり、ブレイクビーツクラシックな曲として「Vaughan Mason And Crew / Bounce, Rock, Skate, Roll」のような古い曲もプレイされています・・・

 うん、この辺はBeatさん「だから」の選曲ですよね!!
 
 まず、前者のPops~R&Bの曲であれば、当時のBボーイは、それこそ路上だけで踊っていたわけではなく、当時のディスコにも行ってたそうで、その辺の流れからの選曲だと思いました!

 当時のディスコは、ほんと色々な曲がプレイされてて、いわゆる黒い選曲もあり、当時のBボーイにもそれなりの影響があったと思われます・・・
 特に、例示したJellybeanなんかは、クラブ(=路上)でも、ディスコでも支持された曲でしょうから、実際にこの今日に合わせて踊ってたBボーイがいて、BeatさんもDJでプレイされてたんだろうな・・・と思いました!

 また、後者の古い曲=ブレイクビーツの選曲は・・・もちろん、HipHopの基礎となった曲なわけですから、選曲されて当然です!!

 もう、バキバキの2枚使いがカッコよく、その2枚使いによりBボーイたちが踊っている姿が目に浮かびます(^0^)

 例えば、Vaughan Masonであれば、ノリの良いところで2枚使いを入れてきて、それによって「グルーブが変わる」んですね・・・これこそDJで、人を躍らすためのスキルが最高です!
 なお、この後に「Queen / Another One Bites the Dust」を選曲し、2枚を入れてから「Chic / Good Times」に繋いでいくのですが、The Adventures Of Grandmaster Flash On The Wheels Of Steelと同じスクラッチ&構成でミックスをしてくる辺りに、さらなるBボーイ愛を感じてしまいました!!



 そんなわけで、ザーッとの紹介ですが、トータルで考えるとジャンルレスでありながら「Bボーイ愛」に満ち溢れた作品となっており、Beatさんの選曲の深さ、ミックスのレベルの高さが感じられます!

 中古では、割と買いやすい作品かと思いますので、是非、手に取ってくださいね~

 あと、個人的なブログの目標にもなりますが、今年は、今回の作品のように「内容が良いのに、なかなか知られていない作品」を多く紹介していきたいと思います・・・
 うん、こういった作品ほど、作ったDJの「熱さ」が入っているんですね・・・この熱さを紹介できるように、今後も精進していきますね!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Beat 「B-Boy Park '99 presents 80's...Club Hits」
Genre : HipHop、R&B、Pops、Soul、Funk、RareGroove・・・
Release : 1999年
Lebel : 東京ビーボーイズ No Number




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<独り言>

 今週はお休みです・・・というか、私たちは、いつ、ユニオンに行ける日が来るんでしょうかね??

 う~ん、平日に行くしかないか・・・仕方がない・・・

 ほんと、ユニオン的にも、GWの前までには落ち着いてほしいですよね・・・今年のセールはどうなるんでしょうか???







 
DJ Yuu & DJ Yu-Ki 「Any Love (Vol.1)」
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 ほぼ1か月ぶりのご無沙汰です・・・

 ココ最近は、なかなかな頑張りの毎日でしたよ・・・(^^;)

 ただ、今日は久しぶりの「何もしない」お休みだったので、レコ屋をまわったり、ブログを更新したり、久しぶりに「私らしい休日」になりました・・・
 うん、コーヒー飲みながら、普段と違う脳みそを活用してブログを書くのは、自分のためにイイことですね・・・

 そんなわけで、昨年の年末に、やっと私の手元に届いたテープの紹介です!!


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 今回は、大好きなUlticut Upsもので、長年探し続けていた作品になります!!

 この作品は、私の人生の中で最も影響を与えたテープの1本でもある「DJ YUU & DJ YU-KI / Any Love」(写真左の青テープ)の前身作品とされるものになります・・・

 今回紹介する作品(写真右)は、2000年~01年ごろ、Ulticut UpsのTaharaさんが経営されていたレコード店「Vinyl 7」(京都時代かな?)でリリースされたもので、青のテープの方は、Ulticut Upsの全国展開をサポートしたDelic Recordsより2004年ごろにリリースされた作品になります。
 青のテープの方は、ちょうど、昨年末にDelicさんのテープを紹介したので、少しだけ記憶がある方もおられるでしょうし、青のテープの方は、ことあるごとに「大好きなテープです!」と紹介しているので、ご記憶がある方が多いでしょうか??

 まずは、参考URLを貼り付けておきますので、気になる方はこちらもご参考にどうぞ~

● DJ YUU & DJ YU-KI 「Any Love (Vol.2)」(青のテープ)

● Ulticut Ups 作品リスト


 この青のテープ、私にとっては「無くてはならない存在」です・・・
 
 私自身、既にUlticut中毒だった2004年頃、青のテープを普通に購入し、新卒で入った会社が、体力的にも精神的にも辛かった2年目に、このテープは死ぬほど聞いて励まされたのは良い思い出です・・・
 ほんと、ボロボロになりながら家に帰る途中に聞いてたら、このテープが持つ美しさと強さにヤラれ、近所の公園で号泣してたっけ・・・うん、ほんと素晴らしいテープですね!!

 そして、両作品については、UlticutのYu-Kiさんがサポートする形で、Vinyl 7の店員/バイヤーだったDJ Yuuさんが作ったとされています・・・
 今となっては、このYuuさんは謎な方なのですが、凄腕DJデュオのUlticut Upsから認められただけあって、掘りや選曲、DJテクニックは素晴らしいお方です・・・

 ただ、このテープ、ほんと見つからないテープです・・・

 私自身、青のテープを紹介した後(2008年)に、色々と調べてたら前身のテープがあることを知り、そこから捜索の日々でした・・・

 そもそも、まだUlticutが全国区に知名度がなかった時期、つまり京都~大阪地域でしか知られてない時期の作品だけに、本数は少なく、出回ったのも関西圏だけなようです・・・
 こういった関西オンリーなテープも、粘って探せばユニオン辺りでヒョッコリと出会う時もあるのですが、このテープは一切出会うことがなく、ヤフオクでも数年に1回級の遭遇率でした・・・

 そのため、毎年夏に敢行してた大阪旅行は、このテープを探すために行っていたとも言え、いろいろなレコ屋さんにお伺いをしてみましたが、ことごとく玉砕しましたね~(^^;)
 それこそ、今は閉店してしまったアメ村のSakura Recordsさんでは、親切な店主さんに手持ちのテープを見せてもらったら、このテープの「ケース」だけ発見したり(笑)、元Vinyl 7の店員さんだった同じくアメ村の某店の店主さんに相談したら、本人周辺に確認してくれたけど、このテープは発見できなかったり・・・まあ、苦難の連続でした・・・

 そんな中、昨年の年末に、ミックステープ業界の大先輩に相談をしたら、知り合いルートで探してくれ・・・私の熱意が届いたのか、お持ちの方を発見してくれ、個人トレードで無事に入手することができました!!

 時代は令和・・・こんな昭和~平成スタイルな方法で、私の手元にこのテープが届きました・・・

 もう、感無量の一言で、1月はヘビープレイでヤラれまくりでした・・・やっぱり、レジェンダリーな青テープの前身作品とあって、こちらもグレイトです!!


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 では、作品の紹介です!!

 この作品は、青のVol,2と同じで、A面がYuuさん、B面がYu-Kiさんが担当し、いわゆる「R&B=歌モノ」を中心としつつ、Ulticutらしいジャンルレスな選曲で、聞いてるとメチャクチャ盛り上がっちゃう作品となっております!!

 特に、この作品では、定番な歌モノを選曲しつつ、Ulticutらしい深い掘りを織り交ぜ、素晴らしいストーリーを展開してて、何度も聞いてしまう名作になっております!!

 それこそ、A面のYuuさんサイドでは、後半では写真上のようなド定番R&Bクラシックの連発をするのですが、ほんと「選曲」「ストーリー作り」が上手いです!!

 流れ的には中盤から後半にかけての選曲で、大名曲な「Troop / Spread My Wings」を気持ちよくグルービーにプレイしたら、おそらくSeductionのHeartbeatを織り交ぜた自作のエディット(?)を挟みつつ、素敵な流れで「Jane Child / Don't Wanna Fall In Love」にショートミックス・・・もう、Janeの歌が入った時の爆発力は素晴らしすぎます!!
 また、要所要所でニヤッとしちゃう選曲、気持ちよくグルーブを繋げるストーリーも素敵で、この歌モノの流れで「Ray Parker Jr. / She Needs To Get Some」をグルービーにプレイしてたら、気持ちいいタイミングで「Hi-Five / She's Playing Hard to Get」へ・・・おおっ、「She」繋ぎだ!


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 そして、UlticutのYu-KiさんのB面・・・やっぱり「この人には勝てない」ですね!!

 Yu-Kiさんの方は、そこまでド定番なR&Bを中心にはせず、要所要所で渋い曲・深い曲を織り交ぜ、聞いてて「人の心を鼓舞させるストーリー」を展開させます・・・それは、前述した青のテープがそうだったように、Yu-Kiさんにしか出せない「マジック」が爆発しています!!

 それこそ、Yu-Kiさんらしいのが「ピークの歌モノを爆発させるための展開」の作り方が上手いんですよね・・・

 B面中盤では、当時は極上レア盤だった「Common Sense / Take It EZ (Jazz Instrumental)」のように、割とJazzyなブレイクビーツを主軸にグルーブを固めていきつつ、パッと自分たちの代表曲「Abnormal Yellow Band / Blow Your Whistle」にブッコみ、急にグルーブを加速させていきます・・・
 憎いのが、割とエディット処理をするYu-Kiさんなので、同曲のA面である「Funky Oreo 2000」のイントロと、ナイスな声ネタを交えたエディットからのBlow Your Whistle・・・そりゃー、盛り上がるよ!!

 だた、ここからがUlticutですよ・・・

 その流れから、まさかの「Basia / Drunk On Love」・・・もう、ドラムのノリで繋いで、いきなりの歌モノ展開に持っていく手腕は上手すぎです・・・
 これは次の曲への布石で、ブレイクビーツ的なグルーブを維持しつつ、歌モノの良さを加えたかったんでしょう・・・

 次に選曲したのは、みんな大好き「The Brand New Heavies / You Are The Universe」です・・・聞いてて思わず「来たー!」と声を上げてしまいました(^0^)

 もう、この辺になると「現場での盛り上げ方」を知っていての選曲とストーリー作りですね・・・たぶん、You Areを知らない方だと反応しないかもしれないけど、この曲を知ってたら、イントロが鳴った瞬間、体に電気が走るはずです・・・
 Yu-Kiさんは、きっと、そういった「みんなが求めている曲」をピークにするため、こういったストーリーを描いたんでしょうね・・・青テープのWendy Moten級にヤバかったです(^0^)


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 いやいや、ミックステープを掘り続けて早15年以上・・・まだまだ知らない「最高の一本」があるんですね!!

 おかげさまで、このテープもフェイバリットな一本になりましたよ・・・

 今回ばかりは、探していただいた大先輩、そして譲って頂いた方には感謝しかありません!!

 こういった素晴らしいテープと遭遇すると、ほんと「ミックステープを掘っててよかったな~」と思い、日常の元気に還元されます・・・

 おっし、これからもフレッシュなテープを聞いて、毎日を頑張ろう!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Yuu & DJ Yu-Ki 「Any Love (Vol.1)」
Genre : R&B、HipHop、Breakbeats、Pops・・・
Release : 2000年~01年ごろ
Lebel : Vinyl 7 No Number




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<独り言>

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 え~、独り言も久しぶりですね・・・

 たぶん、何も考えずに書くと仕事の愚痴しか出ないので、頭をひねって「テープに関する愚痴」を報告しておきます(^^;)

 まず、今年の1月は、年度末に向けた仕事の準備等で割と慌ただしく、資料を作ったり、出張したり、会議を組んで仕切ったり、なかなかハードコアな毎日でした(汗)。
 例えば、さりげなく関西方面を1泊2日で3都市回ったり、それが終わったら1日おいて名古屋に行ったりしました・・・頑張ったなぁ~

 んで、今回はその一環で出張した「大阪」のお話です・・・

 1月某日、関西某所で上司と仕事した後、祝杯を上げてから、翌日の移動を踏まえ大阪へ移動し、6時ごろ、大阪市内の宿に入りました・・・
 上司とは「直前に祝杯上げたから、すぐ大阪で飲むのは早いよね」となり、小1時間したらホテルを出ようか・・・となりました。

 MTTさん、そこで電気が走りました・・・レコ屋に行ける!!

 もう、この出張ではレコ屋に行けないものと思ってたので、これはチャンスだ・・・気づいたら、宿のある難波から走ってアメ村のキングコングに到着してました・・・

 はい、タクシーに乗ったではなく、久々のスーツ・ダッシュでしたね~(^^;)

 キングコング、昨年の夏の大阪に訪問した際、割とゴツい出物があったので、期待しちゃったんですよね・・・

 んで、キングコングに到着・・・あれ、なんかお店が違うぞ??

 どうやら、同じフロアー内で移転があった(???)ようで、少しだけレイアウト等が整理されています・・・

 嫌な予感・・・

 店内を探してみると、いつもテープが置いてあるところには何もなし・・・他の所にも置いてない・・・

 ああっ、テープが・・・ない・・・

 そして、上司と外に行く時間も迫っている・・・

 滞在時間5分、アラフォーなスーツ男子が、傷心でアメ村から颯爽と走って難波に戻る姿は、なかなか切ないものでした・・・

 う~ん、梅田のユニオンにすればよかったかな・・・残念でした・・・


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 そんなわけで、奮闘な毎日・・・

 少ない時間ですが、家で好きなレコードを聴いて元気をもらうのも、細やかな楽しみでした・・・

 ちょうど、今日、やっとレコ屋周りが出来たので、楽しみにしてたSing Like Talkingの再発45を無事に購入・・・

 言わずとしれた吉沢dynamiteさんクラシックなRise、そして、中学生の頃から好きだった曲であるTogetherのダブルサイダー・・・前述の吉沢さんによる再発企画でボムすぎます(^0^)
 もう、吉沢さん、最高すぎるよ・・・今後も楽しみにしていますよ~♪


 ではでは、ブログはしばらく、こんな更新具合になりそうですが、気が向いた時に、ブログを覗きにきていただければ幸いです・・・

 また次回です~