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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Yuu & DJ Yu-Ki 「Any Love (Vol.1)」
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 ほぼ1か月ぶりのご無沙汰です・・・

 ココ最近は、なかなかな頑張りの毎日でしたよ・・・(^^;)

 ただ、今日は久しぶりの「何もしない」お休みだったので、レコ屋をまわったり、ブログを更新したり、久しぶりに「私らしい休日」になりました・・・
 うん、コーヒー飲みながら、普段と違う脳みそを活用してブログを書くのは、自分のためにイイことですね・・・

 そんなわけで、昨年の年末に、やっと私の手元に届いたテープの紹介です!!


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 今回は、大好きなUlticut Upsもので、長年探し続けていた作品になります!!

 この作品は、私の人生の中で最も影響を与えたテープの1本でもある「DJ YUU & DJ YU-KI / Any Love」(写真左の青テープ)の前身作品とされるものになります・・・

 今回紹介する作品(写真右)は、2000年~01年ごろ、Ulticut UpsのTaharaさんが経営されていたレコード店「Vinyl 7」(京都時代かな?)でリリースされたもので、青のテープの方は、Ulticut Upsの全国展開をサポートしたDelic Recordsより2004年ごろにリリースされた作品になります。
 青のテープの方は、ちょうど、昨年末にDelicさんのテープを紹介したので、少しだけ記憶がある方もおられるでしょうし、青のテープの方は、ことあるごとに「大好きなテープです!」と紹介しているので、ご記憶がある方が多いでしょうか??

 まずは、参考URLを貼り付けておきますので、気になる方はこちらもご参考にどうぞ~

● DJ YUU & DJ YU-KI 「Any Love (Vol.2)」(青のテープ)

● Ulticut Ups 作品リスト


 この青のテープ、私にとっては「無くてはならない存在」です・・・
 
 私自身、既にUlticut中毒だった2004年頃、青のテープを普通に購入し、新卒で入った会社が、体力的にも精神的にも辛かった2年目に、このテープは死ぬほど聞いて励まされたのは良い思い出です・・・
 ほんと、ボロボロになりながら家に帰る途中に聞いてたら、このテープが持つ美しさと強さにヤラれ、近所の公園で号泣してたっけ・・・うん、ほんと素晴らしいテープですね!!

 そして、両作品については、UlticutのYu-Kiさんがサポートする形で、Vinyl 7の店員/バイヤーだったDJ Yuuさんが作ったとされています・・・
 今となっては、このYuuさんは謎な方なのですが、凄腕DJデュオのUlticut Upsから認められただけあって、掘りや選曲、DJテクニックは素晴らしいお方です・・・

 ただ、このテープ、ほんと見つからないテープです・・・

 私自身、青のテープを紹介した後(2008年)に、色々と調べてたら前身のテープがあることを知り、そこから捜索の日々でした・・・

 そもそも、まだUlticutが全国区に知名度がなかった時期、つまり京都~大阪地域でしか知られてない時期の作品だけに、本数は少なく、出回ったのも関西圏だけなようです・・・
 こういった関西オンリーなテープも、粘って探せばユニオン辺りでヒョッコリと出会う時もあるのですが、このテープは一切出会うことがなく、ヤフオクでも数年に1回級の遭遇率でした・・・

 そのため、毎年夏に敢行してた大阪旅行は、このテープを探すために行っていたとも言え、いろいろなレコ屋さんにお伺いをしてみましたが、ことごとく玉砕しましたね~(^^;)
 それこそ、今は閉店してしまったアメ村のSakura Recordsさんでは、親切な店主さんに手持ちのテープを見せてもらったら、このテープの「ケース」だけ発見したり(笑)、元Vinyl 7の店員さんだった同じくアメ村の某店の店主さんに相談したら、本人周辺に確認してくれたけど、このテープは発見できなかったり・・・まあ、苦難の連続でした・・・

 そんな中、昨年の年末に、ミックステープ業界の大先輩に相談をしたら、知り合いルートで探してくれ・・・私の熱意が届いたのか、お持ちの方を発見してくれ、個人トレードで無事に入手することができました!!

 時代は令和・・・こんな昭和~平成スタイルな方法で、私の手元にこのテープが届きました・・・

 もう、感無量の一言で、1月はヘビープレイでヤラれまくりでした・・・やっぱり、レジェンダリーな青テープの前身作品とあって、こちらもグレイトです!!


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 では、作品の紹介です!!

 この作品は、青のVol,2と同じで、A面がYuuさん、B面がYu-Kiさんが担当し、いわゆる「R&B=歌モノ」を中心としつつ、Ulticutらしいジャンルレスな選曲で、聞いてるとメチャクチャ盛り上がっちゃう作品となっております!!

 特に、この作品では、定番な歌モノを選曲しつつ、Ulticutらしい深い掘りを織り交ぜ、素晴らしいストーリーを展開してて、何度も聞いてしまう名作になっております!!

 それこそ、A面のYuuさんサイドでは、後半では写真上のようなド定番R&Bクラシックの連発をするのですが、ほんと「選曲」「ストーリー作り」が上手いです!!

 流れ的には中盤から後半にかけての選曲で、大名曲な「Troop / Spread My Wings」を気持ちよくグルービーにプレイしたら、おそらくSeductionのHeartbeatを織り交ぜた自作のエディット(?)を挟みつつ、素敵な流れで「Jane Child / Don't Wanna Fall In Love」にショートミックス・・・もう、Janeの歌が入った時の爆発力は素晴らしすぎます!!
 また、要所要所でニヤッとしちゃう選曲、気持ちよくグルーブを繋げるストーリーも素敵で、この歌モノの流れで「Ray Parker Jr. / She Needs To Get Some」をグルービーにプレイしてたら、気持ちいいタイミングで「Hi-Five / She's Playing Hard to Get」へ・・・おおっ、「She」繋ぎだ!


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 そして、UlticutのYu-KiさんのB面・・・やっぱり「この人には勝てない」ですね!!

 Yu-Kiさんの方は、そこまでド定番なR&Bを中心にはせず、要所要所で渋い曲・深い曲を織り交ぜ、聞いてて「人の心を鼓舞させるストーリー」を展開させます・・・それは、前述した青のテープがそうだったように、Yu-Kiさんにしか出せない「マジック」が爆発しています!!

 それこそ、Yu-Kiさんらしいのが「ピークの歌モノを爆発させるための展開」の作り方が上手いんですよね・・・

 B面中盤では、当時は極上レア盤だった「Common Sense / Take It EZ (Jazz Instrumental)」のように、割とJazzyなブレイクビーツを主軸にグルーブを固めていきつつ、パッと自分たちの代表曲「Abnormal Yellow Band / Blow Your Whistle」にブッコみ、急にグルーブを加速させていきます・・・
 憎いのが、割とエディット処理をするYu-Kiさんなので、同曲のA面である「Funky Oreo 2000」のイントロと、ナイスな声ネタを交えたエディットからのBlow Your Whistle・・・そりゃー、盛り上がるよ!!

 だた、ここからがUlticutですよ・・・

 その流れから、まさかの「Basia / Drunk On Love」・・・もう、ドラムのノリで繋いで、いきなりの歌モノ展開に持っていく手腕は上手すぎです・・・
 これは次の曲への布石で、ブレイクビーツ的なグルーブを維持しつつ、歌モノの良さを加えたかったんでしょう・・・

 次に選曲したのは、みんな大好き「The Brand New Heavies / You Are The Universe」です・・・聞いてて思わず「来たー!」と声を上げてしまいました(^0^)

 もう、この辺になると「現場での盛り上げ方」を知っていての選曲とストーリー作りですね・・・たぶん、You Areを知らない方だと反応しないかもしれないけど、この曲を知ってたら、イントロが鳴った瞬間、体に電気が走るはずです・・・
 Yu-Kiさんは、きっと、そういった「みんなが求めている曲」をピークにするため、こういったストーリーを描いたんでしょうね・・・青テープのWendy Moten級にヤバかったです(^0^)


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 いやいや、ミックステープを掘り続けて早15年以上・・・まだまだ知らない「最高の一本」があるんですね!!

 おかげさまで、このテープもフェイバリットな一本になりましたよ・・・

 今回ばかりは、探していただいた大先輩、そして譲って頂いた方には感謝しかありません!!

 こういった素晴らしいテープと遭遇すると、ほんと「ミックステープを掘っててよかったな~」と思い、日常の元気に還元されます・・・

 おっし、これからもフレッシュなテープを聞いて、毎日を頑張ろう!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Yuu & DJ Yu-Ki 「Any Love (Vol.1)」
Genre : R&B、HipHop、Breakbeats、Pops・・・
Release : 2000年~01年ごろ
Lebel : Vinyl 7 No Number




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<独り言>

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 え~、独り言も久しぶりですね・・・

 たぶん、何も考えずに書くと仕事の愚痴しか出ないので、頭をひねって「テープに関する愚痴」を報告しておきます(^^;)

 まず、今年の1月は、年度末に向けた仕事の準備等で割と慌ただしく、資料を作ったり、出張したり、会議を組んで仕切ったり、なかなかハードコアな毎日でした(汗)。
 例えば、さりげなく関西方面を1泊2日で3都市回ったり、それが終わったら1日おいて名古屋に行ったりしました・・・頑張ったなぁ~

 んで、今回はその一環で出張した「大阪」のお話です・・・

 1月某日、関西某所で上司と仕事した後、祝杯を上げてから、翌日の移動を踏まえ大阪へ移動し、6時ごろ、大阪市内の宿に入りました・・・
 上司とは「直前に祝杯上げたから、すぐ大阪で飲むのは早いよね」となり、小1時間したらホテルを出ようか・・・となりました。

 MTTさん、そこで電気が走りました・・・レコ屋に行ける!!

 もう、この出張ではレコ屋に行けないものと思ってたので、これはチャンスだ・・・気づいたら、宿のある難波から走ってアメ村のキングコングに到着してました・・・

 はい、タクシーに乗ったではなく、久々のスーツ・ダッシュでしたね~(^^;)

 キングコング、昨年の夏の大阪に訪問した際、割とゴツい出物があったので、期待しちゃったんですよね・・・

 んで、キングコングに到着・・・あれ、なんかお店が違うぞ??

 どうやら、同じフロアー内で移転があった(???)ようで、少しだけレイアウト等が整理されています・・・

 嫌な予感・・・

 店内を探してみると、いつもテープが置いてあるところには何もなし・・・他の所にも置いてない・・・

 ああっ、テープが・・・ない・・・

 そして、上司と外に行く時間も迫っている・・・

 滞在時間5分、アラフォーなスーツ男子が、傷心でアメ村から颯爽と走って難波に戻る姿は、なかなか切ないものでした・・・

 う~ん、梅田のユニオンにすればよかったかな・・・残念でした・・・


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 そんなわけで、奮闘な毎日・・・

 少ない時間ですが、家で好きなレコードを聴いて元気をもらうのも、細やかな楽しみでした・・・

 ちょうど、今日、やっとレコ屋周りが出来たので、楽しみにしてたSing Like Talkingの再発45を無事に購入・・・

 言わずとしれた吉沢dynamiteさんクラシックなRise、そして、中学生の頃から好きだった曲であるTogetherのダブルサイダー・・・前述の吉沢さんによる再発企画でボムすぎます(^0^)
 もう、吉沢さん、最高すぎるよ・・・今後も楽しみにしていますよ~♪


 ではでは、ブログはしばらく、こんな更新具合になりそうですが、気が向いた時に、ブログを覗きにきていただければ幸いです・・・

 また次回です~











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竹内朋康&DJ Kent 「Phunk Inc Live Mix」
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 え~、気づいたら1か月ぐらい無更新でしたね・・・すみませんでした~

 仕事やプライベートが忙しく、なかなかブログには手が出せずでした・・・う~ん、どちらも忙しいのは嬉しいことではありますが、落ち着いてブログを書く時間が作れない状況です・・・

 ただ、年を超える前に1本ぐらいは紹介したいと思い、一念発起してみました・・・一応、研究の成果シリーズ(?)です・・・


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 今回は、00年代前半に良質ブレイクビーツやカットアップを精力的にリリースしていたレーベル「Delic Records(デリック レコーズ)」の作品で、同レーベルがリリースした最初のテープ作品をご紹介します!!

 まず、私と同世代の方なら、このロゴを見て「あっ、12inch買ったよ!」とか「ミックステープ大好きだった!」と思う方が多いのではないでしょうか・・・

 それこそ、私もAbnormal Yellow Band(AYB Force)の12inchをDMRの店頭で発見し、視聴したら直撃で、それからリリースされた12inchは積極的に購入させていただきました・・・
 どの曲も、HipHopらしい太いドラムブレイクで、ファンキーかつ印象的な上ネタで構成されたブレイクビーツ~カットアップになっており、いわゆる「現場で使える曲」が多く、おのずとミックステープなんかで使われることが多かったですね!

 また、Delicと言えば「ミックステープ」を精力的にリリースされていたことも重要で、やっぱりUlticut Upsやその関係者の強力なミックス作品を紹介していた点は非常に重要かと思います・・・

 私自身、AYBの12inchを買ったことで、AYB周辺が気になり、そこからUlticut Upsのミックステープを聞いたら速攻で撃沈し、ミックステープ掘りを加速させてくれたましたね・・・
 やっぱり、内容が良い作品が多いのがポイントで、レコ屋さんでも割と強くプッシュしてくれてたので、ミックステープを手に取ったことがある方も多いのではないでしょうか・・・

 また、このレーベルが面白いのは、Ulticut以外にも長田定男さん黒田大介さんといったレアグルーブ~Deep Funk系の作品を出してるんですよね・・・
 いい意味で、クラブでしか起こらない「ごった煮感」があり、ジャンルの壁を作らず、よい音楽を発信していた姿勢があったのも大きいですね・・・


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 そんなDelicさんですが、ミックステープを収集する立場からすると、なかなかテープをフルコンプできず、全容が掴めないレーベルでした・・・

 売れていたUlticut関連は手に入りやすいですが、カタログとして並べると埋まらない穴のテープが多かったり、発番の内容がタイトルによって微妙に違うことがあったりと、なかなか大変です・・・

 発番って、テープを集める立場とするとかなり重要で、そのレーベルがリリースしたテープを「集めるためのガイド」になります・・・

 それこそ、ミックステープってDiscogsにまともに掲載されていないので、自分で「どんなテープがリリースされていたか」を調べたり、整理する必要があるのですね・・・
 そのため、発番から「作品リスト」を作って、自分が持っていないテープを把握し、収集活動に反映させるわけです・・・先日のKomoriさんの記事で紹介したSugar BitzとUndapropのテープはまさにそうでしたね・・・

 このような背景があり、Delicさんのテープも、かなり前からリストを作ってはいたものの、謎なところが多すぎ(すみません・・・)で、リスト作りが難航していました・・・
 それこそ、12inchでリリースした番号と同じ番号がミックステープで使われていたり、なかなか埋まらない穴があったり、全容を掴むのが大変なレーベルでした・・・

 ただ、この度、何とか全容が掴めるレベルまでテープが揃ったので、紹介に至りました・・・

 まだ、写真の右上のテープがない部分(008)が未確定ですが、だいたい、写真のような約30本がリリースされていました・・・未確定部分はリリースが「ない」説もあり、まだまだ謎が多いです・・・
 
 ただ、どのテープも内容は良く、今回の作品紹介では、Delicさんのことを紹介をしながら、この竹内さんとKentさんのスプリット作品を紹介したいと思います~


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 この作品は、Delicさんの初リリース作品となるようで、2000年前後に同レーベルのオーナーさんが青山Faiで開催していたらしいパーティー「Phunk Inc」を題材にした作品になります。
 一応、Phunk Inc Live Mixは、第4弾まで作られており、第4弾では、あのDJ Crystalさんが担当するなど、ド渋な人選にヤラれますね・・・

 そして、今回のテープでは、このパーティーに参加をしていた元SUPER BUTTER DOGの「竹内朋康(たけうち ともやす)」さんと、四街道ネイチャーの「DJ Kent(ケント)」さんがDJミックスを担当していて・・・なかなか豪華な2DJです!

 まず、Kentさんは、盟友のKZAさんと共にミックステープをボチボチ出していて、お好きな方は多いですよね・・・
 私のブログを探してみたら、意外とKentさんを単体で紹介したことがなかったようです・・・こんど、ちゃんと紹介しますね!!

 そして、竹内さんのミックスは結構貴重かもしれないですね・・・もしかしたら、「えっ、竹内さんのテープがあったの?」と驚く方も多いかと思います。
 竹内さん自身、Funkを基調としながらも、様々な音楽をプレイできるミュージシャンで、それこそライムスターのMummy-Dさんとのユニット「マボロシ」のように、音楽に壁のないお方だと思っています・・・
 そういった背景があるので、昔からDJ活動もされていて、現在もミュージシャンとDJを同じ目線でこなしている・・・ある意味で「音楽人」として頼もしく活動をされています!!

 ただ、このお二方が一つのテープに収まるのは、考え方によっては「意外も意外」で、音楽好きが集まる「クラブ」を象徴するテープなのかな~と思っています。

 そして、内容も、どこか同じようなグルーブになっており、かなりお勧めな作品となっております!

 作品としては、様々なジャンルがプレイされているのですが、個人的には「ブレイクビーツ」というのでしょうか、HouseまでBPMがいかないダンスミュージックが基調となり、聞いてて気持ちよく、思わず何度も聞いてしまいました・・・

 例えば、竹内さんのミックスでは、当時の人気Jazzyブレイクビーツである「Pablo / Supersweet」を選曲しつつ、ブレイクビーツ~Depp Funk路線の「Kenny Dope / Can You Handle It」を選曲しています・・・
 また、Kentさんのミックスでは、個人的にもクラシックな「Dev Large / Dead Funky President」からスタートし、後半ではHouseの匂いのするブレイクビーツとして「Nuyorican Soul / Mind Fluid」を選曲していますね・・・

 両者とも超一級の音楽人だけに、一筋縄にいかない選曲です・・・実は割と2000年ぐらいの新譜で固めているけど、20年たった今聞いても古さを感じさせないのが、流石ですね・・・

 それもこれも、両者とも、選曲のどこかに「Funk=黒さ」があるですね・・・これが最大の肝だと思います!!

 それは、このテープが「Phunk Inc」という「パーティー」があったからだと思います・・・

 クラブでのパーティーって、やっぱり「人と人との繋がり」で成立してて、その繋がりは「好きな音楽」が橋渡しになっているんでしょうね・・・
 このイベントがどのような音楽を中心にプレイされていたかは分からないのですが、結果的に「Funk」を根幹にした音楽を求めてパーティーが成立したのかな~と思っています。

 また、リリース元の「Delic Records」まで考えると、この「Funk=黒さ」、さらには「ごった煮感」がこのレーベルの魅力で、そのセンスがこのテープにも生かされているな、と思ったりします。

 少し脱線しますが、ミックステープを専門的に出していたレーベルに共通するのは、そのレーベルのオーナーの「センス」が重要で、結果的に色々なDJが作品を出していても、その「センス」で統一されています・・・

 それこそ、Sgroove Smooveさんの「Ke.T Drive(4DJ's Records)」DJ Kayaさんの「Oh! Tape Joint」はまさにそうで、別のDJが作品を出しても、どこか同じ「センス」「グルーブ」があったりします・・・
 それは、リリースをするかどうかの判断が、そのオーナーさんの判断だったりするので、おのずと「自分が求めるセンスやグルーブ」になるのでしょう・・・また、同じ穴のムジナじゃないですが、センスが近い人がおのずと自分の周りに集まってくるのもポイントかもしれないですね・・・

 Delicさんに話を戻すと、Cut Up系の作品をリリースされているので、まるでDouble Dee & SteinskiのLessonシリーズのように、いろいろな曲を切り貼りして一つの曲を作っているような、それこそ「ごった煮」感が肝なんだと思います・・・

 いろいろな方向性の作品をリリースしてるけど、一つにすると「どこか味がまとまっている」感じがします・・・それこそ「Funk=黒さ」があるミックス作品が多く、これは大きな魅力ですね・・・
 また、このレーベルしかない「謎」な部分も、その味を深めてくれ、どこかクラブミュージックの魅力がスパイスされています・・・



 作品の中身の部分は上手くまとまらなかったですが、Delicさんからのテープらしく、オールジャンルミックスがお好きな方なら反応する作品かと思います!
 この第1弾は割と手に入りやすいので、気になる方は探してみてね・・・
 
 なお、今回の記事を作ってて、Delic Recordsさんのことを調べていたら、つい先日、Double Dee & Steinskiとディールして、最近リリースされたLesson 4を国内で販売していた(!)ことに、大きな衝撃を受けました・・・(^0^)



<Release Date>
Artists / Title : 竹内朋康&DJ Kent 「Phunk Inc Live Mix」
Genre : Breakbeats、HipHop、House、RareGroove、Funk・・・・
Release : 2000年ごろ
Lebel : Delic Records DCT-001




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<独り言>

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 この時期の独り言といえば、ユニオンのセールに参戦した話ですかね・・・

 結論からいくと、殆ど行けてないです(^^;)

 レコ屋自体もあまり行けてなくて、セールの数日後、会社帰りに寄ったり、休みの日の合間に行ったり・・・最近、掘り活動も停滞気味でした(^^;)
 ただ、今期のセールは喉から手が出るほど欲しいのが出なかったので、それはそれでよかったのかな・・・まあ、最近、ミックステープのセールが無いのは寂しいですが・・・

 でも、レコ堀りの勘(かん)をキープするために1回ぐらいはセールに行こうと思っていたので、12月8日(日)に新宿ユニオンのソウル&ダンス館で行われたDiscoのセールには参戦してきましたよ~

● 12/8(日) DISCO & BOOGIE 廃盤12"セール!!


 この日は、トップ級で欲しかったのは無かったけど、リストレベルで欲しいのが多く、細かいのを狙いに参戦でした・・・それ以上に、恐ろしいほどの出物が充実していたので、久々に熱いセールになるんだろうな~と思い、その熱さを期待してた部分もありました!

 んで、当日は9時20分ごろにお店についたら、既に3名が並んでおられる・・・トップには、よくDiscoのセールでお会いする大先輩がかなり早い時間から並ばれてたようで、ああ、これはヤバいことになりそうだ、と素直に感じました。
 この日は、他のセール(R&Bやテクノ・ハウスのセールも同時開催)もあったので、他の方も狙いで来られた方もおり、10時前の整理券配布の時点では、約10人近くが並んでいました・・・これは鉄火場になるのか??

 そして、11時になり開戦・・・たまたまですが、DiscoとR&Bの棚が向かい合う感じになり、一瞬であのレコゾーンが鉄火場に・・・

 大急ぎで、Discoの棚を大捜索・・・

 久しぶりに人波と、その人の手をかき分けながらの堀り合戦・・・忘れていたアドレナリンがよみがえり、私の掘りにも力が入ります・・・

 おかげさまで、今回は壁掛け系のレコで狙ってたのは無かったので、最初っから棚狙いで掘り、狙ってたのはだいたい抜けました(^0^)

 今の私が言うのも変ですが、段々とDisco12inchの人気が高まってきているので、今回はホント人が多かった・・・

 いや、世間的な話も含めて、レコード人気が高まってきていますよね・・・今までレコードを買ってなかった方が興味を持ってもらい、レコードを買ってくれることは、素直に嬉しいです!

 今回、欲しいレコードを掘りに行ったのが目的ではあったけど、こうして「ディガーの熱」を感じられたのが、今の私への細やかなプレゼントだったかもしれないですね・・・



 そんなわけで、今週はここまで・・・MTT大賞の記事はどうしましょうか??

 う~ん、これは守りたい年間行事(?)なので、正月休みのどこかのタイミングで紹介しますね・・・ただ、新しいミックス作品も、全然聞けてないので、あまり期待しないでね(^^;)




Circus DJ's 「Tightloop Walkers」
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 え~、今日は3連休の最後で、何となく思い立ってしまい、スマホを新調してきました・・・今さっき、やっと設定作業が終わり、眼精疲労が半端ないです(^^;)

 たいしてアプリとかを入れていないけど、TwitterやらLineなどのアプリを落として、いろいろな設定をして・・・この作業は地味に疲れますね~

 でも、ボロボロだったスマホケースも新調され、なんか気分が良くなったぞ・・・

 最近、レコードとテープ以外は購入欲が湧かなかったので、この勢いでボロボロな私物は新調しちゃおうかな・・・こういう勢い(きっかけ)がないと、食指が動かない人なんですね(^^;)

 ではでは、今週の紹介です~


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 今週は、先週のUlticut Upsを聞いたためか、なんとなく「2DJもの」が気になってしまい、00年代は精力的に活動されていたDJデュオ「Circus DJ's (サーカス ディージェース)」の作品を紹介します!

 まず、Circusさんのバイオを軽く紹介すると、「DJ Kou(コウ)」さん(写真左)と「DJ Top Bill(トップビル)」さん(写真右)によるDJデュオで、彼らがもつ凄腕なターンテーブル技術で聞く者をロックしていたDJデュオになります。

 それこそ、DJ Kouさんが、ターンテーブリスト系の大会である99年のITF日本チャンプに輝くなど、いわゆる「ターンテーブリスト」というスタンスを軸に活動をされていたデュオで、タンテとミキサー、それにサンプラーや様々な楽器を織り込み、唯一無二の世界観を作っておられました・・・
 
 なんでしょう、「ターンテーブルで音楽を奏でる」ことを体現されてたデュオで、それこそHIFANAやKIREEKのような2DJの先駆けのような感じですかね・・・
 選曲を積み重ねて音楽を作るというよりも、スクラッチや2枚使いを駆使して音楽を作っていく感じで、コレ系が好きな方ならマストなお方ですよね?

 彼らのDJの詳しいところは、以下の動画が分かりやすいと思いますので、ご確認ください・・・

 なお、活動自体は1997年ぐらいから活動していて、初期はRyotaさんという方も参加されていたり、Top Billさんが「Ill Bill」という名前だったり、時期によって多少の変化があったようです。

● You Tube - Circus DJs @ HMV Shibuya In Store Live!! 08/06/2010


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 そして、Circusさんについては、上記のようなミックス作品がリリースされており、個人的には「ミックス作品」を作れたターンテーブリスト系DJと考えています。

 私自身、ターンテーブリスト系の作品は、それなりに持っていますが、どうしてもコレ系の作品はスクラッチや2枚使いの技術を魅せることが目的になってしまい、結果として選曲面が強くない部分もあり、ちょっと苦手なジャンルなんですよね・・・

 ただ、今回のCircusさんについては、ミックス作品においてしっかりと聞ける作品が多く、それこそ選曲もしっかりと出来るし、さらに選曲を生かすための2枚使いやスクラッチ、その他のフレッシュなアイデアが組み込まれており、これが素敵です!!

 また、彼らの他の魅力として「アメリア西海岸勢とのコネクション」が結構強く、これが様々な面でプラスに働いています!

 それこそ、Circus DJ'sの結成は、メンバーが滞在していた1997年のカリフォルニアになるようで、このベイエリアのHipHopシーンのDJ、MC、ビートメイカーとは親密な関係があり、これが作品に生かされています。
 例えば、DJ Kouさんであれば、同じくベイエリアで活動をしていた日本人MC「Shingo 2」のバックDJをされてた時期もあるなど、シーンの中心的人物とも交流があったようで、特にターンテーブル技術については、西海岸のターンテーブリストっぽさを受け継いでいるな~と思います。

 では、今回の紹介では、彼らの初期作(1999年作?)と思われる「Tightloop Walkers」で、彼らのDJを紹介しますね~


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 まず、この作品では、A面がHistorical Sideとして旧譜HipHopもの、B面がRevolutionary Sideとして99年前後の新譜HipHopを中心に選曲された作品になります。

 詳しいDJセットは分からないですが、基本は2タンテ×1ミキサーで、もしかしたら、もう1セット(1~2タンテ×1ミキサー)が入ってたり、後編集を入れてあったりしてて・・・単純なDJミックスではなく、彼らの思う「DJミックス」を体現した作品になるのかもしれません。

 まず、印象的なのが「西海岸=ベイエリア」のHipHopの匂いがすることですね!

 それこそ、A面の旧譜系では、西海岸のHipHopを作ったレジェンドクルーHieroglyphics系の曲も選曲してて、クラシックな「Souls Of Mischief / 93 'Til Infinity」を選曲してたり、B面の新譜系では、当時のシーンでは大ヒットした「Dilated Peoples / Work The Angles」を選曲するなど、Gではない西の匂いがします!
 また、この作品では、HieroglyphicsのMCであるDel the Funky Homosapienなどからのシャウトアウトがあったり、盟友のShingo 2のフリースタイル(既存曲のブレンド?)があったりと、選曲以外でもベイエリアのHipHopの匂いがしており、聞いててどこか心地よいですね~

 ベイエリアのHipHopって言うと、なかなか説明しづらい部分がありますが、独特の乾いた感じが魅力的で、テープを通して、このグルーブを上手く表現しているのが素敵ですね・・・
 なんとも説明が難しいのですが、乾いた空気感の中に、芯が太いHipHopがあるというんでしょうか・・・ヘッズなら緩く首を振ってしまう感じがあります。

 うん、この辺のグルーブの出し方は、彼らが「選曲ができる」証拠で、スキルで押し切らず、選曲も考えながら作っていることの賜物だと思います・・・


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 ただ、やっぱり聞きどころは「ターンテーブリスト」な部分かな~と思います!!

 やっぱり、聞いてて「2枚使い」「スクラッチ」「DJミックスのアイデア」が秀逸です!!

 それこそ、マイクラシックな1曲「KRS-ONE / Outta Here」では、イントロのブレイクを高速2枚使いでヤラれます・・・聞いてて「真似したい!」と思わせる鬼カッコいい2枚使いで、気づいたら夜道で首を振っていました(^0^)
 また、トラックリストにはないですが、シャウトアウトの下では「Herman Kelly & Life / Dance To The Drummer Beat」を2枚使いしてて、これもカッコイイ・・・他の作品でも、古典ブレイクやネタ系の選曲&ミックスをしてて、この辺の選曲&プレイが上手いのにも驚きました!!

 また、単に2枚使いやスクラッチが上手いだけでなく、DJミックスや選曲を進める上での「アイデア」も長けているな~と思いました。

 それこそ、選曲した曲のビート感を高める選曲&DJミックスをしてて、これが地味だけど、カッコイイです!!

 例えば、KRSであれば、前曲はGangsterrのMass Apealを選曲してて、ダークな展開を出しつつ、BoomBapなグルーブを温存してて、KRSに入った時の疾走感は最高ですね!!
 また、効果的なロングミックスを入れて、要所要所で気づいたら首を振らせるミックスが上手いです・・・ジャンブラの上に93 'Til Infinityのビートレスなイントロをロングミックスし、そのまま疾走していく感じも上手いです!!



 作品的には、Ulticutと比べちゃうとパーティー感が薄くなりますが、西海岸らしいHipHopを体現した作品と思うと、なかなかな作品かと思います!
 うん、やっぱりバトル~ターンテーブリスト系の作品も、ちゃんと聞きこまないと・・・しばらくは、家掘りに勤しもう(^^;)




<Release Date>
Artists / Title : Circus DJ's 「Tightloop Walkers」
Genre : HipHop・・・
Release : 1999年(?)
Lebel : Circus DJ's No Lebel





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<独り言>

 今週は独り言は特にないので、お休みです・・・でも、3連休、しっかりと羽を伸ばして大満足です!

 なお、気づいたら、家のレコ棚がいっぱいになっていたので、レコ棚が割引中なユニオンで、思わずレコ棚(4×100枚)を発注してきましたよ・・・もう、家の収納が限界目前です(^^;)










DJ Caujoon 「Crazy Juice Volume 1」
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 先週はお休みしてしまいすみませんでした・・・夏疲れですかね?(^^;)

 前回の「大阪堀り」もそうですが、今年の夏休みはしっかりと羽が伸ばせられ、仕事に戻ってからの社会復帰が辛かった(笑)ので、夏疲れになったようです・・・
 皆さんもお疲れではないですか? こちらはやっと社会復帰しました(^^;)

 では、今週は、まじめに更新します~


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 今週は、名古屋では大ベテランで、ある意味で名古屋のミックステープ・シーンを牽引していたと言える「DJ Caujonn(コージュン)」さんのテープを紹介したいと思います!!

 まず、Caujoonさんのバイオ的なところから紹介すると、どうやら90年代中頃から活動をしていたようで、イメージ的にはHazuさんの次の世代、それこそ、ラッパーでいくとTokona-XなどのM.O.S.A.D.勢と同じぐらいの世代なるかと思います。
 実際に、今回紹介するテープでも、Caujoonさん名義でEqualをMCとした楽曲(FeatでTokona-XとAkira!)が収録されており、当時は名古屋HipHopの中心で活動されていたことが伺えます・・・

 なお、Caujoonさんは、今も現役でプレイをされており、名古屋のパーティーシーンを元気に盛り上げておられます!


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 そして、Caujoonさんと言えば、やっぱり「ミックステープ」になるのかな~と思います!

 90年代末ぐらいより精力的にリリースされており、特に、写真の新譜ミックスシリーズが重要かと思います・・・

 特定のシリーズ名は無いのですが、90年代末(?)からリリースし始め、2007年ごろまで約50本をリリースされており、かなり人気だったシリーズになります。
 
 すこし話が脱線しますが、名古屋のシーンは、実は「ミックステープ」が凄く重宝されてて、それ故にDJ達の切磋琢磨があった地区である・・・と私は考えています。

 だいぶ憶測も含むので事実と異なる部分もあるかもしれないですが、名古屋のHipHopシーンは、やっぱり「車」を前提にしたシーンがあり、割とサグい感じのHipHopが好まれていたことから、最新のHipHopをストリートっぽく車で聞いている傾向があったと思われます・・・
 その需要を埋めていたのがミックステープで、名古屋発の新譜ミックステープってかなり多い印象ですよね・・・Caujoonさんもそうですが、いろいろなDJがリリースしており、ある意味でテープを売ることにも競争があったと思われます。

 その一端が感じられるのが、テープの「ジャケット」で、名古屋の新譜系テープってジャケットが凝っているのが多いですね・・・

 それこそ、東京(になるのかな?)のDJ KomoriさんやDJ Yoshioさんのマンスリーのテープは、そこまでジャケットを凝ってなかったけど、上記の写真のように、テープごとにジャケを変えており、かなり凝っていますね・・・これは作る側としては結構な体力が必要です!
 ただ、新譜系を買う層は、ある意味で「浮動票」みたいな部分があり、DJの名前よりも、何となく「あっ、これカッコイイ!」という感じで買う傾向が強かったので、やっぱりジャケを凝る必要があったのかな~と思います。

 なお、未確認情報ですが、Caujoonさんのテープを追っていくと、どうやら90年代末ぐらいは、名古屋の名物レコード店「Skillz」からリリースし、その後、名古屋系テープの名門レーベル「ACMEDIA / Up Set Music」をからリリースしており、ある意味で名古屋のミックステープシーンを作っていったのがCaujoonさんになるのかもしれません。

 「ACMEDIA / Up Set Music」は、新譜系のテープが中心になり、ミックステープ・コレクターからすると対象外な方も多いかもしれないですが、かなり内容が良い作品が多く、今回紹介するテープを聞いた限りでは、Caujoonさんの「選曲/DJの上手さ」が反映されているのかな~とも思っています!


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 では、作品の紹介です!

 今回は、Caujoon作品としてはかなり初期の作品で、新譜ミックステープを精力的に出される前に出した作品になります・・・リリースはSkillzからで、おそらく90年代末の作品になります。 
 作品自体は、一応シリーズ化してて第3弾までリリースされており、方向性としては「旧譜=クラシック選曲」としてリリースしていたシリーズのようです。

 まず、選曲面ですが、DanceClassics、80's R&B、Soul、Old School HipHop、RareGrooveといった幅広い選曲になり、ミッドテンポな感じで全体的に気持ちいい選曲になっております。

 それこそ、「Shalamar / A Night To Remember」「Bobby Caldwell / What You Won't Do For Love」、更には「Maze / Befor I Let Go」のようなBにも好まれる歌モノを中心にしつつ、要所要所で「T-Ski Valley / Catch The Beat」のような選曲の中心から少し外したHipHopやRareGroove系の選曲を混ぜ、なかなか幅広い選曲になっています。
 もう、カプリのOld Schoolや、MUROさんのDiggin' Iceが好きなら直球な内容で、さながら「B向けのレイドバック・ミックス」になっています。

 ただ、レイドバックな選曲/ミックスではあるのですが、全体的には「名古屋のHipHopの空気」を元にしたレイドバックさがあり、これがこの作品の肝になっています・・・
 聞いていると、ローライダーで街を流している、いや、ゴツいけどラグジュアリーな4駆で街を流している感じのレイドバックさがあるんですね・・・これが素晴らしい!!

 それもこれも、A面の最初とB面の終わりにCaujoonさん作のラップ曲が収録されており・・・これが強力なスパイスになっております!!

 その曲は、名義としては「Caujoon+Equal」名義で、特にA面の最初はfeatでTokona-XとAkiraが加わり、もはや「M.O.S.A.D.」な曲で、内容も名古屋サグ全開になります・・・曲名が「Stants, Blunts, Alcorl」の時点で間違いなしです!

 もー、この1曲があることで、全体のグルーブがチルではなく「名古屋のレイドバック」になり、他の選曲に名古屋らしいグルーブが与えられているのが素晴らしいです・・・
 意図的にこのラップ曲を収録したかどうかは分からないですが、肝となる1曲だけでミックステープ全体の方向性をクリエイトしている点は、作品作りとして上手いですね!!



 私自身、Caujoonさんの作品を全て聞けてないのでアレですが、選曲の知識もありながら、皆が共有できるグルーブを作れることは、やっぱり新譜ミックスの人気につながるだろうし、今もDJをされていることにもつながるのかな~と思いました!

 Caujoonさんの新譜ミックスのテープは、まだまだ未発見なテープも多いので、頑張って探さないと・・・




<Release Date>
Artists / Title : DJ Caujoon 「Crazy Juice Volume 1」
Genre : DanceClassics、80's R&B、Soul、Old School HipHop、RareGroove・・・
Release : 1999年ごろ???
Lebel : Skillz No Number

Notice : このシリーズの他のテープ

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 写真のように第3弾まであり、トラックリストを見たら第3弾が、この第1弾と同じような方向性で、さらに甘茶率が高そうで、ヤバそうです・・・
 あとで聞いてみようっと!(^0^)





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<独り言>

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 いきなり謎の写真からはじまりますが、今回は「ディガーあるある」なお話です・・・

 レコードやテープを掘っていると、たまに「こういう行動」をとることがあります・・・

 ・そんなには欲しくないんだけど、もしお店に行って残ってたら買おうかな?
   ↓
 ・お店に行ったら既に品切れ。店員さん曰く「即売れ」とのこと。
   ↓
 ・ううっ、なんか悔しい・・・絶対に買ってやる!


 もしかしたら私だけかもしれないですが、こういう過程で本気になってしまうことってありますよね?

 今回、まさにそういう思いをしました・・・


 今週、和物の名士として名高い「やる夫」さんが、アニメ系サントラのディガーである「Badboi」さんと共作でミックステープ(CDではなくテープ!)をリリースしました・・・
 今回の作品、ネット販売は即ソールドアウト、店舗販売は限られたお店でごく少数が販売されるとのこと・・・なかなか大変なブツですね~

 私自身、今回のテープが欲しいかどうかになると、実は「買えたらかおうかな」という感じで、そこまで真剣ではなかったです・・・

 理由は明確にはないのですが、なんか「私よりも好きな人がいるだろうから、その人たちの方が先かな」と思った次第です・・・あまり深いことを考えずに週末になってしまいました・・・

 
 そして、今週の土曜日、久しぶりにブラブラと都内のレコ屋を回ろうと思い、その流れでお世話になっている下北沢のユニオン来週のテープセール、行けたら行きますね!)に立ち寄り、このテープのことを聞いたら「即売れです」の一言・・・ああっ、やっぱりそうだよね。
 N村さんにお伺いしたら、入荷本数が相当少ないのもあり、やる夫さんのファンが速攻で買っていったとのこと・・・なんか嬉しい話ではあるけど、私の心のどこかで「火」が点灯しました・・・

 そして、下北からお茶の水に移動しようとTwitterを見ていたら、このテープを置いている数少ないお店の一つである東陽町の「Downtown Records」さんより、まだストックがあるとの情報が!!
 
 もう、これを見た瞬間「おっし、東陽町にいくか!」と軌道修正しました(^^;)

 そんなわけで、久しぶりに東陽町へ・・・

 ちなみに、写真は東陽町駅の交差点でした~


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 東陽町は、東京でも東寄りにある町で、ほとんど知らない人が多いでしょう・・・しいて言えば「免許センターがあるところね」と思う方は多いかな?

 私自身は、実家が東陽町の更に先にある東西線沿線の某千葉県の駅なので、なんとなく馴染みはありましたが、あまり行ったことのない街でした・・・
 ごく稀に、錦糸町に行く時に、東陽町からバスで行った方が早いので、それで乗り降りをしていた程度ですかね・・・

 ただ、実家に住んでいたころは、会社への通勤経路の途中だったので、何度かは途中下車して「Downtown Records」さんを覗いており、なかなか素敵なお店だな~と思っていました・・・

 そんなわけで下北から小1時間で東陽町に着きました・・・

 早速、目的のDowntown Recordsさんへ訪問・・・んん、店頭にテープがなさそうだ・・・

 恥を忍んで店主さんにテープのことを聞くと、私が訪れるちょっと前に完売したとのこと・・・うう、残念だ・・・

 ただ、店主さんも申し訳ない気持ちもあったのか、いろいろと親切に説明してくれ、逆にそこで「諦め」がつき、開放感のあるお店のレコードをチェックさせていただき、気持ちよくお店を後にしました・・・

 こちらのお店、ほんと住宅街の中にあるけど、こういった形でお勧めのレコを店外に掲示しており、大変素敵ですね・・・
 ジャンル的には、JazzやRock、イージーリスニングなど、大人の嗜み的なレコードが多く、少し背伸びしたくなるレコ屋さんですね・・・

 どうしても、出物の出現率を考えると、東京だとユニオンになってしまいますが、店主さんの趣味の良さに頼るレコードの買い方もイイですよね・・・
 
 やっぱり「レコード屋さん」って面白いなあ~(^0^)

 なお、まだ、あのテープ、ちょっとだけ諦めてはいないです・・・頑張って探そう!


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 最後は・・・海の写真???

 大阪から帰ってきた後、夏休みだったので、さりげなく湘南(江の島~鎌倉)にふらり旅をしたのでその一枚です・・・海に入ったわけではないけど、海に行くと、なぜか心がリフレッシュしますね!
 なお、湘南に行ったこともあり、先週、サザンのテープで紹介しようとしましたが、記事が盛り上がらずブログをお休みにしたのは秘密です・・・(^^;)

 ではでは、夏も終わりに近づいているけど、引き続き、頑張りましょう!!




Atsushi 「Dog Run Series 1 - Mellow Sunshine - 」
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 え~、今週は、梅雨空が続き、あまり晴れやかな気分になれなかったですね・・・

 早く、カラッとした夏にならないかな・・・そんな思いのもとで聞いてたら、最高の作品でしたよ~


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 今回は、ドマイナーな作品で、私としては「Another Diggin' Ice」としても差支えがない作品の紹介です~

 まず、この梅雨の時期は、聞いただけで気持ちがカラっとなる「Diggin' Ice」が無性に聞きたくなります・・・

 これは、私だけではないですよね??

 先週の更新で、Diggin' Iceの新作が良かったことを書きましたが、やっぱり「Diggin' Ice」の世界観は素晴らしいですね・・・

 Diggin' Iceというのは、日本が誇るDJである「DJ Muro」さんが作った名作ミックステープで、聞いたら誰でも「涼しくて心地よい」気持ちにさせてくれる内容になります。

 私としてはDJの「ジャンルを超えた選曲」と「的確なDJミックス」が織りなす上で生まれる「グルーブ」がDiggin' Iceの肝と思っており・・・やっぱりこの時期は外せません!
 また、製作者のMUROさんとしても、もはや自身のライフワークになり、気づいたら結構な量の作品を発表してたり、Diggin' Iceを聞いて影響を受けた方が良い意味で似た作品を作ったり・・・DJミックス業界において「Diggin' Ice」というジャンルがあるかのごとく、人気なジャンルかな~とも思います。

 詳しくは、以下の作品をご参照ください・・・

● DJ MURO 「Diggin' Ice - summer of 96」(完全版)

● DJ Watarai 「Saudade - Another Diggin' ice - 」


 そして、今回の作品は、明らかに「Diggin' Ice」に影響を受けたと思われる作品で、Diggin' Iceファンなら「間違えなし!」と言わせる好内容の作品となっております!!

 製作者のAtsushiさんについては、一切詳細が不明(岡山の津山の方かな??)ですが、聞いているだけで「ああっ、絶対にDiggin' Iceを聞いて、Diggin' Iceが好きになった方だな!」と思う内容です(^0^)

 では、さっそく、作品の紹介です~♪


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 では、作品の紹介です~

 この作品は、インデックスの情報では「DJが構成した、音で綴る一つの物語」としており、サブタイトルの「Mellow Sunshine(穏やかな日差し)」がイメージする、心地よさを重要視した選曲が楽しめる作品になっています。
 
 それこそ、タイトルの「Dog Run」からすると、自分の愛犬を、自然豊かな「ドッグラン」に連れて行き、愛犬が嬉しそうに走り回っている中で、ご主人は木陰の下でカフェオレでも飲みながらくつろいでいる・・・そんな感じでしょうか?

 では、選曲面から紹介しましょう!

 まず、前述したような「チル」っぽさを要点とした内容なので、チル系の曲を選曲するわけですが、かなり範囲が広く、なかなかな内容になっています。

 それこそ、「Lowrell / Mellow Mellow Right On」「Curtis Mayfield / Tripping Out」のようなSoul~Rare Groove~Dance Classics~R&B周辺の曲を幅広く使い、素敵な空気感を作っていますね・・・
 また、「Latoya Jackson / Camp Kuchi Kaiai」のような深い選曲や、「Dennis Brown / Since You Came Into My Life」のような別ジャンル(Reggae~Lovers)なども選曲し、選曲に壁がなく、堀が深いのも印象的です・・・

 もう、ここまで説明してたら、まさに「MUROさん」ですよね!!

 AtsushiさんがMUROさんに影響を受けられたかどうかは分からないし、もし、そうでなかったら失礼ではありますが・・・もう、このテープで選曲された曲や、選曲される曲の方向性、そして選曲の姿勢などが「MUROさん」なんですね!!

 例えば、写真では3枚目に当たる「Latoya Jackson / Camp Kuchi Kaiai」は、実際にDiggin' Ice 96で選曲された名曲で、MUROさんがプレイされて以降、私たちに愛されるようになった名曲かと思います。
 また、写真4枚目の「Dennis Brown / Since You Came Into My Life」であれば、Iceの冬版とも言える「Diggin' Heat」で選曲されたことで知られた名曲だし・・・この2曲だけでもMUROさんですね!

 さらに、マニアックな指摘ですが、2枚目の「Curtis Mayfield / Tripping Out」については、この次の選曲が日本の曲を選曲してくるんですよね・・・
 この部分を聞いて、この作品が「ああっ、Diggin' Iceへのオマージュなんだな」と思いました・・・

 つまり、Diggin' Iceの96年版では、Cutis Mayfieldの別の曲(You're So Good To Me)をプレイして、そのグルーブを生かして選曲を続けたあと、素晴らしいタイミングで日本の曲、それもCutisから多大な影響を受けたであろう山●達郎さんの曲をプレイするのですね・・・
 この作品では、達郎さんではなく、達郎さんのレーベルメイドである「A●’s」の曲を入れてくるのですが、もう聞いてて「あんた、最高だよ!」と唸ってしまいました(^0^)


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 そして、DJミックスについてもMUROさんの影響が感じさせ、大変素晴らしいです!!

 個人的には、B面のラス付近がグレイトで、この2曲で見事に「殺して」くれました(^0^)

 詳しく説明をすると、ややマイナーなR&B曲である「Lutricia McNeal / Ain't That Just The Way」から、クラシックな「DeBarge / I Like It」に流れで、もー、DeBargeの光らせ方と言ったらMUROさん譲りで素晴らしすぎます!
 実際には、DJミックスにおける「あえてグルーブを落とす」を行っており、前者の曲(12だとアルバムバージョン)のメロウさと寂しさを前に出し、その流れのまま、サビ終わりのビートレスになる部分を上手く使い、DeBargeのグッとくるイントロをカットイン・・・もう即死です(^0^)

 MUROさんがそうであったように、DJミックスにより「プレイした曲を光らせること」はDiggin' Iceの素晴らしいところであり、そしてDJであれば忘れてはならない心得だと思います。
 
 特に、Atsushiさんのこの作品では、こういった殺しのミックスを入れつつも、全体的な選曲の流れ、つまり「ストーリー」作りも秀逸で、このDeBargeに向かうストーリーに仕上げており・・・きっと、ご自身も「ミックス作品だからこそ作れる世界」を表すため、このような作品を作られたんだろうと思いました。
 
 そう、インデックスに書かれた「DJが構成した、音で綴る一つの物語(ストーリー)」を素直に作られたんですね!!



 聞いてみるとMUROさんの影響、そしてリスペクトがあって作られたことは手を取って分かります・・・
 ただ、それが真似とかではなく、MUROさんへの感謝があり、その上で「自分のミックス作品=自分の世界」に昇華させている点は、大変素晴らしいと思います!

 この作品は、私自身もどうやって買ったかは記憶がないぐらい、マイナーな作品になるため、入手するのはかなり大変かもしれません・・・

 ただ、ミックステープを掘っていると、有名無名を問わず、最高にカッコイイ作品と出会うことがあり、やっぱり掘ることが止められません(^0^)
 
 なので、皆さんも、名前だけでテープを買わず、自分を信じで色々な作品を掘ってくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : Atsushi 「Dog Run Series 1 - Mellow Sunshine - 」
Genre : Soul、Rare Groove、Jazz Funk、Dance Classics、R&B、Reggae、City Pop・・・
Release : 不明
Lebel : バーリング・ダンバーズ No Number
Notice : インデックスを読むと、このシリーズの2があるような書き方をしていますが、2があるかどうかは不明・・・というか、本当にあるのであれば聞きたいです!!





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<独り言>

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 いきなり脈略がない写真で恐縮です・・・今回はコーヒーの話です(笑)

 え~、私自身、もう40代の扉が見えてきてる年齢になってきましたが、「大人の嗜み(たしなみ)」というのでしょうか、ここ最近は「コーヒー」が好きになっています・・・

 それこそ、20代はタバコも吸ってたし、今でもお酒は好きだけど、楽しい日のためにとっておく(=週で飲む日を1~2日にしている)など、大人の嗜みというのは、年齢の経過とともに変化をしています。

 その中で、ここ数年は「コーヒー」が急浮上しており、よくブログで「コーヒーを飲みながらブログを書くのが幸せだ」なんて書いていましたね・・・

 実際に、今回の記事を書くのも、日曜日の午前中、自宅でインスタントのコーヒー(カフェラテ)を飲みながら書いていますが、気づいたら好きな飲み物になっていました・・・
 なんでしょう、飲んでると「ホッとする」んですよね・・・コーヒー特有の豊かさというのでしょうか、口に含んだ時の香りやコクに、つい「ホッと」してしまい、好きな飲み物になっているようです。

 そんな中、ついに開けてはいけない扉を開けてしまったようです・・・

 そうです、コメダ珈琲店です(^0^)

 いや~、コメダさんのコーヒーは美味しいですね~

 もちろん、これまでチェーン店のコーヒー屋さん、それこそドトールやスタバなんかも何となく行っていましたが、コメダさんは「美味しいコーヒーを飲みたい」という気持ちがあれば、つい、足が向いてしまいます・・・
 なんでしょう、やっぱりプロが淹れたコーヒーは味が違うな~と思いつつ、気づいたら行く回数が徐々に増えていきます・・・

 コメダさんは、コーヒーチェーンの中でも、少し値段がするお店(東京だと、ブレンドが480円ぐらい)ですが、コーヒーの味も、居心地の良さも、店員さんの心地よさも、素敵なお店ですね!
 コレ系だと、ルノアールさんも好きですが、コメダさんだと普段着で行ける感じが良く、ここ最近は日曜の朝にモーニングを食べに行ったり(小倉派です~)、出張や飲み会の後、疲れた体を癒すために行ったり、知り合いとの懇談の場にしたり・・・着実にお世話になっています(^0^)

 若い頃は、コーヒー1杯に500円ぐらい払うことは「ありえない」と思っていましたが、この500円が「心のマッサージ」だと思うと、そんなには高くはないな~と思っております・・・

 
 では、何もまとまらない独り言でした~

 ちなみに、私は夏でもコーヒーは「ホット」です(^0^)