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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Circus DJ's 「Tightloop Walkers」
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 え~、今日は3連休の最後で、何となく思い立ってしまい、スマホを新調してきました・・・今さっき、やっと設定作業が終わり、眼精疲労が半端ないです(^^;)

 たいしてアプリとかを入れていないけど、TwitterやらLineなどのアプリを落として、いろいろな設定をして・・・この作業は地味に疲れますね~

 でも、ボロボロだったスマホケースも新調され、なんか気分が良くなったぞ・・・

 最近、レコードとテープ以外は購入欲が湧かなかったので、この勢いでボロボロな私物は新調しちゃおうかな・・・こういう勢い(きっかけ)がないと、食指が動かない人なんですね(^^;)

 ではでは、今週の紹介です~


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 今週は、先週のUlticut Upsを聞いたためか、なんとなく「2DJもの」が気になってしまい、00年代は精力的に活動されていたDJデュオ「Circus DJ's (サーカス ディージェース)」の作品を紹介します!

 まず、Circusさんのバイオを軽く紹介すると、「DJ Kou(コウ)」さん(写真左)と「DJ Top Bill(トップビル)」さん(写真右)によるDJデュオで、彼らがもつ凄腕なターンテーブル技術で聞く者をロックしていたDJデュオになります。

 それこそ、DJ Kouさんが、ターンテーブリスト系の大会である99年のITF日本チャンプに輝くなど、いわゆる「ターンテーブリスト」というスタンスを軸に活動をされていたデュオで、タンテとミキサー、それにサンプラーや様々な楽器を織り込み、唯一無二の世界観を作っておられました・・・
 
 なんでしょう、「ターンテーブルで音楽を奏でる」ことを体現されてたデュオで、それこそHIFANAやKIREEKのような2DJの先駆けのような感じですかね・・・
 選曲を積み重ねて音楽を作るというよりも、スクラッチや2枚使いを駆使して音楽を作っていく感じで、コレ系が好きな方ならマストなお方ですよね?

 彼らのDJの詳しいところは、以下の動画が分かりやすいと思いますので、ご確認ください・・・

 なお、活動自体は1997年ぐらいから活動していて、初期はRyotaさんという方も参加されていたり、Top Billさんが「Ill Bill」という名前だったり、時期によって多少の変化があったようです。

● You Tube - Circus DJs @ HMV Shibuya In Store Live!! 08/06/2010


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 そして、Circusさんについては、上記のようなミックス作品がリリースされており、個人的には「ミックス作品」を作れたターンテーブリスト系DJと考えています。

 私自身、ターンテーブリスト系の作品は、それなりに持っていますが、どうしてもコレ系の作品はスクラッチや2枚使いの技術を魅せることが目的になってしまい、結果として選曲面が強くない部分もあり、ちょっと苦手なジャンルなんですよね・・・

 ただ、今回のCircusさんについては、ミックス作品においてしっかりと聞ける作品が多く、それこそ選曲もしっかりと出来るし、さらに選曲を生かすための2枚使いやスクラッチ、その他のフレッシュなアイデアが組み込まれており、これが素敵です!!

 また、彼らの他の魅力として「アメリア西海岸勢とのコネクション」が結構強く、これが様々な面でプラスに働いています!

 それこそ、Circus DJ'sの結成は、メンバーが滞在していた1997年のカリフォルニアになるようで、このベイエリアのHipHopシーンのDJ、MC、ビートメイカーとは親密な関係があり、これが作品に生かされています。
 例えば、DJ Kouさんであれば、同じくベイエリアで活動をしていた日本人MC「Shingo 2」のバックDJをされてた時期もあるなど、シーンの中心的人物とも交流があったようで、特にターンテーブル技術については、西海岸のターンテーブリストっぽさを受け継いでいるな~と思います。

 では、今回の紹介では、彼らの初期作(1999年作?)と思われる「Tightloop Walkers」で、彼らのDJを紹介しますね~


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 まず、この作品では、A面がHistorical Sideとして旧譜HipHopもの、B面がRevolutionary Sideとして99年前後の新譜HipHopを中心に選曲された作品になります。

 詳しいDJセットは分からないですが、基本は2タンテ×1ミキサーで、もしかしたら、もう1セット(1~2タンテ×1ミキサー)が入ってたり、後編集を入れてあったりしてて・・・単純なDJミックスではなく、彼らの思う「DJミックス」を体現した作品になるのかもしれません。

 まず、印象的なのが「西海岸=ベイエリア」のHipHopの匂いがすることですね!

 それこそ、A面の旧譜系では、西海岸のHipHopを作ったレジェンドクルーHieroglyphics系の曲も選曲してて、クラシックな「Souls Of Mischief / 93 'Til Infinity」を選曲してたり、B面の新譜系では、当時のシーンでは大ヒットした「Dilated Peoples / Work The Angles」を選曲するなど、Gではない西の匂いがします!
 また、この作品では、HieroglyphicsのMCであるDel the Funky Homosapienなどからのシャウトアウトがあったり、盟友のShingo 2のフリースタイル(既存曲のブレンド?)があったりと、選曲以外でもベイエリアのHipHopの匂いがしており、聞いててどこか心地よいですね~

 ベイエリアのHipHopって言うと、なかなか説明しづらい部分がありますが、独特の乾いた感じが魅力的で、テープを通して、このグルーブを上手く表現しているのが素敵ですね・・・
 なんとも説明が難しいのですが、乾いた空気感の中に、芯が太いHipHopがあるというんでしょうか・・・ヘッズなら緩く首を振ってしまう感じがあります。

 うん、この辺のグルーブの出し方は、彼らが「選曲ができる」証拠で、スキルで押し切らず、選曲も考えながら作っていることの賜物だと思います・・・


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 ただ、やっぱり聞きどころは「ターンテーブリスト」な部分かな~と思います!!

 やっぱり、聞いてて「2枚使い」「スクラッチ」「DJミックスのアイデア」が秀逸です!!

 それこそ、マイクラシックな1曲「KRS-ONE / Outta Here」では、イントロのブレイクを高速2枚使いでヤラれます・・・聞いてて「真似したい!」と思わせる鬼カッコいい2枚使いで、気づいたら夜道で首を振っていました(^0^)
 また、トラックリストにはないですが、シャウトアウトの下では「Herman Kelly & Life / Dance To The Drummer Beat」を2枚使いしてて、これもカッコイイ・・・他の作品でも、古典ブレイクやネタ系の選曲&ミックスをしてて、この辺の選曲&プレイが上手いのにも驚きました!!

 また、単に2枚使いやスクラッチが上手いだけでなく、DJミックスや選曲を進める上での「アイデア」も長けているな~と思いました。

 それこそ、選曲した曲のビート感を高める選曲&DJミックスをしてて、これが地味だけど、カッコイイです!!

 例えば、KRSであれば、前曲はGangsterrのMass Apealを選曲してて、ダークな展開を出しつつ、BoomBapなグルーブを温存してて、KRSに入った時の疾走感は最高ですね!!
 また、効果的なロングミックスを入れて、要所要所で気づいたら首を振らせるミックスが上手いです・・・ジャンブラの上に93 'Til Infinityのビートレスなイントロをロングミックスし、そのまま疾走していく感じも上手いです!!



 作品的には、Ulticutと比べちゃうとパーティー感が薄くなりますが、西海岸らしいHipHopを体現した作品と思うと、なかなかな作品かと思います!
 うん、やっぱりバトル~ターンテーブリスト系の作品も、ちゃんと聞きこまないと・・・しばらくは、家掘りに勤しもう(^^;)




<Release Date>
Artists / Title : Circus DJ's 「Tightloop Walkers」
Genre : HipHop・・・
Release : 1999年(?)
Lebel : Circus DJ's No Lebel





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<独り言>

 今週は独り言は特にないので、お休みです・・・でも、3連休、しっかりと羽を伸ばして大満足です!

 なお、気づいたら、家のレコ棚がいっぱいになっていたので、レコ棚が割引中なユニオンで、思わずレコ棚(4×100枚)を発注してきましたよ・・・もう、家の収納が限界目前です(^^;)










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DJ Caujoon 「Crazy Juice Volume 1」
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 先週はお休みしてしまいすみませんでした・・・夏疲れですかね?(^^;)

 前回の「大阪堀り」もそうですが、今年の夏休みはしっかりと羽が伸ばせられ、仕事に戻ってからの社会復帰が辛かった(笑)ので、夏疲れになったようです・・・
 皆さんもお疲れではないですか? こちらはやっと社会復帰しました(^^;)

 では、今週は、まじめに更新します~


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 今週は、名古屋では大ベテランで、ある意味で名古屋のミックステープ・シーンを牽引していたと言える「DJ Caujonn(コージュン)」さんのテープを紹介したいと思います!!

 まず、Caujoonさんのバイオ的なところから紹介すると、どうやら90年代中頃から活動をしていたようで、イメージ的にはHazuさんの次の世代、それこそ、ラッパーでいくとTokona-XなどのM.O.S.A.D.勢と同じぐらいの世代なるかと思います。
 実際に、今回紹介するテープでも、Caujoonさん名義でEqualをMCとした楽曲(FeatでTokona-XとAkira!)が収録されており、当時は名古屋HipHopの中心で活動されていたことが伺えます・・・

 なお、Caujoonさんは、今も現役でプレイをされており、名古屋のパーティーシーンを元気に盛り上げておられます!


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 そして、Caujoonさんと言えば、やっぱり「ミックステープ」になるのかな~と思います!

 90年代末ぐらいより精力的にリリースされており、特に、写真の新譜ミックスシリーズが重要かと思います・・・

 特定のシリーズ名は無いのですが、90年代末(?)からリリースし始め、2007年ごろまで約50本をリリースされており、かなり人気だったシリーズになります。
 
 すこし話が脱線しますが、名古屋のシーンは、実は「ミックステープ」が凄く重宝されてて、それ故にDJ達の切磋琢磨があった地区である・・・と私は考えています。

 だいぶ憶測も含むので事実と異なる部分もあるかもしれないですが、名古屋のHipHopシーンは、やっぱり「車」を前提にしたシーンがあり、割とサグい感じのHipHopが好まれていたことから、最新のHipHopをストリートっぽく車で聞いている傾向があったと思われます・・・
 その需要を埋めていたのがミックステープで、名古屋発の新譜ミックステープってかなり多い印象ですよね・・・Caujoonさんもそうですが、いろいろなDJがリリースしており、ある意味でテープを売ることにも競争があったと思われます。

 その一端が感じられるのが、テープの「ジャケット」で、名古屋の新譜系テープってジャケットが凝っているのが多いですね・・・

 それこそ、東京(になるのかな?)のDJ KomoriさんやDJ Yoshioさんのマンスリーのテープは、そこまでジャケットを凝ってなかったけど、上記の写真のように、テープごとにジャケを変えており、かなり凝っていますね・・・これは作る側としては結構な体力が必要です!
 ただ、新譜系を買う層は、ある意味で「浮動票」みたいな部分があり、DJの名前よりも、何となく「あっ、これカッコイイ!」という感じで買う傾向が強かったので、やっぱりジャケを凝る必要があったのかな~と思います。

 なお、未確認情報ですが、Caujoonさんのテープを追っていくと、どうやら90年代末ぐらいは、名古屋の名物レコード店「Skillz」からリリースし、その後、名古屋系テープの名門レーベル「ACMEDIA / Up Set Music」をからリリースしており、ある意味で名古屋のミックステープシーンを作っていったのがCaujoonさんになるのかもしれません。

 「ACMEDIA / Up Set Music」は、新譜系のテープが中心になり、ミックステープ・コレクターからすると対象外な方も多いかもしれないですが、かなり内容が良い作品が多く、今回紹介するテープを聞いた限りでは、Caujoonさんの「選曲/DJの上手さ」が反映されているのかな~とも思っています!


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 では、作品の紹介です!

 今回は、Caujoon作品としてはかなり初期の作品で、新譜ミックステープを精力的に出される前に出した作品になります・・・リリースはSkillzからで、おそらく90年代末の作品になります。 
 作品自体は、一応シリーズ化してて第3弾までリリースされており、方向性としては「旧譜=クラシック選曲」としてリリースしていたシリーズのようです。

 まず、選曲面ですが、DanceClassics、80's R&B、Soul、Old School HipHop、RareGrooveといった幅広い選曲になり、ミッドテンポな感じで全体的に気持ちいい選曲になっております。

 それこそ、「Shalamar / A Night To Remember」「Bobby Caldwell / What You Won't Do For Love」、更には「Maze / Befor I Let Go」のようなBにも好まれる歌モノを中心にしつつ、要所要所で「T-Ski Valley / Catch The Beat」のような選曲の中心から少し外したHipHopやRareGroove系の選曲を混ぜ、なかなか幅広い選曲になっています。
 もう、カプリのOld Schoolや、MUROさんのDiggin' Iceが好きなら直球な内容で、さながら「B向けのレイドバック・ミックス」になっています。

 ただ、レイドバックな選曲/ミックスではあるのですが、全体的には「名古屋のHipHopの空気」を元にしたレイドバックさがあり、これがこの作品の肝になっています・・・
 聞いていると、ローライダーで街を流している、いや、ゴツいけどラグジュアリーな4駆で街を流している感じのレイドバックさがあるんですね・・・これが素晴らしい!!

 それもこれも、A面の最初とB面の終わりにCaujoonさん作のラップ曲が収録されており・・・これが強力なスパイスになっております!!

 その曲は、名義としては「Caujoon+Equal」名義で、特にA面の最初はfeatでTokona-XとAkiraが加わり、もはや「M.O.S.A.D.」な曲で、内容も名古屋サグ全開になります・・・曲名が「Stants, Blunts, Alcorl」の時点で間違いなしです!

 もー、この1曲があることで、全体のグルーブがチルではなく「名古屋のレイドバック」になり、他の選曲に名古屋らしいグルーブが与えられているのが素晴らしいです・・・
 意図的にこのラップ曲を収録したかどうかは分からないですが、肝となる1曲だけでミックステープ全体の方向性をクリエイトしている点は、作品作りとして上手いですね!!



 私自身、Caujoonさんの作品を全て聞けてないのでアレですが、選曲の知識もありながら、皆が共有できるグルーブを作れることは、やっぱり新譜ミックスの人気につながるだろうし、今もDJをされていることにもつながるのかな~と思いました!

 Caujoonさんの新譜ミックスのテープは、まだまだ未発見なテープも多いので、頑張って探さないと・・・




<Release Date>
Artists / Title : DJ Caujoon 「Crazy Juice Volume 1」
Genre : DanceClassics、80's R&B、Soul、Old School HipHop、RareGroove・・・
Release : 1999年ごろ???
Lebel : Skillz No Number

Notice : このシリーズの他のテープ

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 写真のように第3弾まであり、トラックリストを見たら第3弾が、この第1弾と同じような方向性で、さらに甘茶率が高そうで、ヤバそうです・・・
 あとで聞いてみようっと!(^0^)





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<独り言>

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 いきなり謎の写真からはじまりますが、今回は「ディガーあるある」なお話です・・・

 レコードやテープを掘っていると、たまに「こういう行動」をとることがあります・・・

 ・そんなには欲しくないんだけど、もしお店に行って残ってたら買おうかな?
   ↓
 ・お店に行ったら既に品切れ。店員さん曰く「即売れ」とのこと。
   ↓
 ・ううっ、なんか悔しい・・・絶対に買ってやる!


 もしかしたら私だけかもしれないですが、こういう過程で本気になってしまうことってありますよね?

 今回、まさにそういう思いをしました・・・


 今週、和物の名士として名高い「やる夫」さんが、アニメ系サントラのディガーである「Badboi」さんと共作でミックステープ(CDではなくテープ!)をリリースしました・・・
 今回の作品、ネット販売は即ソールドアウト、店舗販売は限られたお店でごく少数が販売されるとのこと・・・なかなか大変なブツですね~

 私自身、今回のテープが欲しいかどうかになると、実は「買えたらかおうかな」という感じで、そこまで真剣ではなかったです・・・

 理由は明確にはないのですが、なんか「私よりも好きな人がいるだろうから、その人たちの方が先かな」と思った次第です・・・あまり深いことを考えずに週末になってしまいました・・・

 
 そして、今週の土曜日、久しぶりにブラブラと都内のレコ屋を回ろうと思い、その流れでお世話になっている下北沢のユニオン来週のテープセール、行けたら行きますね!)に立ち寄り、このテープのことを聞いたら「即売れです」の一言・・・ああっ、やっぱりそうだよね。
 N村さんにお伺いしたら、入荷本数が相当少ないのもあり、やる夫さんのファンが速攻で買っていったとのこと・・・なんか嬉しい話ではあるけど、私の心のどこかで「火」が点灯しました・・・

 そして、下北からお茶の水に移動しようとTwitterを見ていたら、このテープを置いている数少ないお店の一つである東陽町の「Downtown Records」さんより、まだストックがあるとの情報が!!
 
 もう、これを見た瞬間「おっし、東陽町にいくか!」と軌道修正しました(^^;)

 そんなわけで、久しぶりに東陽町へ・・・

 ちなみに、写真は東陽町駅の交差点でした~


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 東陽町は、東京でも東寄りにある町で、ほとんど知らない人が多いでしょう・・・しいて言えば「免許センターがあるところね」と思う方は多いかな?

 私自身は、実家が東陽町の更に先にある東西線沿線の某千葉県の駅なので、なんとなく馴染みはありましたが、あまり行ったことのない街でした・・・
 ごく稀に、錦糸町に行く時に、東陽町からバスで行った方が早いので、それで乗り降りをしていた程度ですかね・・・

 ただ、実家に住んでいたころは、会社への通勤経路の途中だったので、何度かは途中下車して「Downtown Records」さんを覗いており、なかなか素敵なお店だな~と思っていました・・・

 そんなわけで下北から小1時間で東陽町に着きました・・・

 早速、目的のDowntown Recordsさんへ訪問・・・んん、店頭にテープがなさそうだ・・・

 恥を忍んで店主さんにテープのことを聞くと、私が訪れるちょっと前に完売したとのこと・・・うう、残念だ・・・

 ただ、店主さんも申し訳ない気持ちもあったのか、いろいろと親切に説明してくれ、逆にそこで「諦め」がつき、開放感のあるお店のレコードをチェックさせていただき、気持ちよくお店を後にしました・・・

 こちらのお店、ほんと住宅街の中にあるけど、こういった形でお勧めのレコを店外に掲示しており、大変素敵ですね・・・
 ジャンル的には、JazzやRock、イージーリスニングなど、大人の嗜み的なレコードが多く、少し背伸びしたくなるレコ屋さんですね・・・

 どうしても、出物の出現率を考えると、東京だとユニオンになってしまいますが、店主さんの趣味の良さに頼るレコードの買い方もイイですよね・・・
 
 やっぱり「レコード屋さん」って面白いなあ~(^0^)

 なお、まだ、あのテープ、ちょっとだけ諦めてはいないです・・・頑張って探そう!


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 最後は・・・海の写真???

 大阪から帰ってきた後、夏休みだったので、さりげなく湘南(江の島~鎌倉)にふらり旅をしたのでその一枚です・・・海に入ったわけではないけど、海に行くと、なぜか心がリフレッシュしますね!
 なお、湘南に行ったこともあり、先週、サザンのテープで紹介しようとしましたが、記事が盛り上がらずブログをお休みにしたのは秘密です・・・(^^;)

 ではでは、夏も終わりに近づいているけど、引き続き、頑張りましょう!!




Atsushi 「Dog Run Series 1 - Mellow Sunshine - 」
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 え~、今週は、梅雨空が続き、あまり晴れやかな気分になれなかったですね・・・

 早く、カラッとした夏にならないかな・・・そんな思いのもとで聞いてたら、最高の作品でしたよ~


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 今回は、ドマイナーな作品で、私としては「Another Diggin' Ice」としても差支えがない作品の紹介です~

 まず、この梅雨の時期は、聞いただけで気持ちがカラっとなる「Diggin' Ice」が無性に聞きたくなります・・・

 これは、私だけではないですよね??

 先週の更新で、Diggin' Iceの新作が良かったことを書きましたが、やっぱり「Diggin' Ice」の世界観は素晴らしいですね・・・

 Diggin' Iceというのは、日本が誇るDJである「DJ Muro」さんが作った名作ミックステープで、聞いたら誰でも「涼しくて心地よい」気持ちにさせてくれる内容になります。

 私としてはDJの「ジャンルを超えた選曲」と「的確なDJミックス」が織りなす上で生まれる「グルーブ」がDiggin' Iceの肝と思っており・・・やっぱりこの時期は外せません!
 また、製作者のMUROさんとしても、もはや自身のライフワークになり、気づいたら結構な量の作品を発表してたり、Diggin' Iceを聞いて影響を受けた方が良い意味で似た作品を作ったり・・・DJミックス業界において「Diggin' Ice」というジャンルがあるかのごとく、人気なジャンルかな~とも思います。

 詳しくは、以下の作品をご参照ください・・・

● DJ MURO 「Diggin' Ice - summer of 96」(完全版)

● DJ Watarai 「Saudade - Another Diggin' ice - 」


 そして、今回の作品は、明らかに「Diggin' Ice」に影響を受けたと思われる作品で、Diggin' Iceファンなら「間違えなし!」と言わせる好内容の作品となっております!!

 製作者のAtsushiさんについては、一切詳細が不明(岡山の津山の方かな??)ですが、聞いているだけで「ああっ、絶対にDiggin' Iceを聞いて、Diggin' Iceが好きになった方だな!」と思う内容です(^0^)

 では、さっそく、作品の紹介です~♪


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 では、作品の紹介です~

 この作品は、インデックスの情報では「DJが構成した、音で綴る一つの物語」としており、サブタイトルの「Mellow Sunshine(穏やかな日差し)」がイメージする、心地よさを重要視した選曲が楽しめる作品になっています。
 
 それこそ、タイトルの「Dog Run」からすると、自分の愛犬を、自然豊かな「ドッグラン」に連れて行き、愛犬が嬉しそうに走り回っている中で、ご主人は木陰の下でカフェオレでも飲みながらくつろいでいる・・・そんな感じでしょうか?

 では、選曲面から紹介しましょう!

 まず、前述したような「チル」っぽさを要点とした内容なので、チル系の曲を選曲するわけですが、かなり範囲が広く、なかなかな内容になっています。

 それこそ、「Lowrell / Mellow Mellow Right On」「Curtis Mayfield / Tripping Out」のようなSoul~Rare Groove~Dance Classics~R&B周辺の曲を幅広く使い、素敵な空気感を作っていますね・・・
 また、「Latoya Jackson / Camp Kuchi Kaiai」のような深い選曲や、「Dennis Brown / Since You Came Into My Life」のような別ジャンル(Reggae~Lovers)なども選曲し、選曲に壁がなく、堀が深いのも印象的です・・・

 もう、ここまで説明してたら、まさに「MUROさん」ですよね!!

 AtsushiさんがMUROさんに影響を受けられたかどうかは分からないし、もし、そうでなかったら失礼ではありますが・・・もう、このテープで選曲された曲や、選曲される曲の方向性、そして選曲の姿勢などが「MUROさん」なんですね!!

 例えば、写真では3枚目に当たる「Latoya Jackson / Camp Kuchi Kaiai」は、実際にDiggin' Ice 96で選曲された名曲で、MUROさんがプレイされて以降、私たちに愛されるようになった名曲かと思います。
 また、写真4枚目の「Dennis Brown / Since You Came Into My Life」であれば、Iceの冬版とも言える「Diggin' Heat」で選曲されたことで知られた名曲だし・・・この2曲だけでもMUROさんですね!

 さらに、マニアックな指摘ですが、2枚目の「Curtis Mayfield / Tripping Out」については、この次の選曲が日本の曲を選曲してくるんですよね・・・
 この部分を聞いて、この作品が「ああっ、Diggin' Iceへのオマージュなんだな」と思いました・・・

 つまり、Diggin' Iceの96年版では、Cutis Mayfieldの別の曲(You're So Good To Me)をプレイして、そのグルーブを生かして選曲を続けたあと、素晴らしいタイミングで日本の曲、それもCutisから多大な影響を受けたであろう山●達郎さんの曲をプレイするのですね・・・
 この作品では、達郎さんではなく、達郎さんのレーベルメイドである「A●’s」の曲を入れてくるのですが、もう聞いてて「あんた、最高だよ!」と唸ってしまいました(^0^)


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 そして、DJミックスについてもMUROさんの影響が感じさせ、大変素晴らしいです!!

 個人的には、B面のラス付近がグレイトで、この2曲で見事に「殺して」くれました(^0^)

 詳しく説明をすると、ややマイナーなR&B曲である「Lutricia McNeal / Ain't That Just The Way」から、クラシックな「DeBarge / I Like It」に流れで、もー、DeBargeの光らせ方と言ったらMUROさん譲りで素晴らしすぎます!
 実際には、DJミックスにおける「あえてグルーブを落とす」を行っており、前者の曲(12だとアルバムバージョン)のメロウさと寂しさを前に出し、その流れのまま、サビ終わりのビートレスになる部分を上手く使い、DeBargeのグッとくるイントロをカットイン・・・もう即死です(^0^)

 MUROさんがそうであったように、DJミックスにより「プレイした曲を光らせること」はDiggin' Iceの素晴らしいところであり、そしてDJであれば忘れてはならない心得だと思います。
 
 特に、Atsushiさんのこの作品では、こういった殺しのミックスを入れつつも、全体的な選曲の流れ、つまり「ストーリー」作りも秀逸で、このDeBargeに向かうストーリーに仕上げており・・・きっと、ご自身も「ミックス作品だからこそ作れる世界」を表すため、このような作品を作られたんだろうと思いました。
 
 そう、インデックスに書かれた「DJが構成した、音で綴る一つの物語(ストーリー)」を素直に作られたんですね!!



 聞いてみるとMUROさんの影響、そしてリスペクトがあって作られたことは手を取って分かります・・・
 ただ、それが真似とかではなく、MUROさんへの感謝があり、その上で「自分のミックス作品=自分の世界」に昇華させている点は、大変素晴らしいと思います!

 この作品は、私自身もどうやって買ったかは記憶がないぐらい、マイナーな作品になるため、入手するのはかなり大変かもしれません・・・

 ただ、ミックステープを掘っていると、有名無名を問わず、最高にカッコイイ作品と出会うことがあり、やっぱり掘ることが止められません(^0^)
 
 なので、皆さんも、名前だけでテープを買わず、自分を信じで色々な作品を掘ってくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : Atsushi 「Dog Run Series 1 - Mellow Sunshine - 」
Genre : Soul、Rare Groove、Jazz Funk、Dance Classics、R&B、Reggae、City Pop・・・
Release : 不明
Lebel : バーリング・ダンバーズ No Number
Notice : インデックスを読むと、このシリーズの2があるような書き方をしていますが、2があるかどうかは不明・・・というか、本当にあるのであれば聞きたいです!!





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<独り言>

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 いきなり脈略がない写真で恐縮です・・・今回はコーヒーの話です(笑)

 え~、私自身、もう40代の扉が見えてきてる年齢になってきましたが、「大人の嗜み(たしなみ)」というのでしょうか、ここ最近は「コーヒー」が好きになっています・・・

 それこそ、20代はタバコも吸ってたし、今でもお酒は好きだけど、楽しい日のためにとっておく(=週で飲む日を1~2日にしている)など、大人の嗜みというのは、年齢の経過とともに変化をしています。

 その中で、ここ数年は「コーヒー」が急浮上しており、よくブログで「コーヒーを飲みながらブログを書くのが幸せだ」なんて書いていましたね・・・

 実際に、今回の記事を書くのも、日曜日の午前中、自宅でインスタントのコーヒー(カフェラテ)を飲みながら書いていますが、気づいたら好きな飲み物になっていました・・・
 なんでしょう、飲んでると「ホッとする」んですよね・・・コーヒー特有の豊かさというのでしょうか、口に含んだ時の香りやコクに、つい「ホッと」してしまい、好きな飲み物になっているようです。

 そんな中、ついに開けてはいけない扉を開けてしまったようです・・・

 そうです、コメダ珈琲店です(^0^)

 いや~、コメダさんのコーヒーは美味しいですね~

 もちろん、これまでチェーン店のコーヒー屋さん、それこそドトールやスタバなんかも何となく行っていましたが、コメダさんは「美味しいコーヒーを飲みたい」という気持ちがあれば、つい、足が向いてしまいます・・・
 なんでしょう、やっぱりプロが淹れたコーヒーは味が違うな~と思いつつ、気づいたら行く回数が徐々に増えていきます・・・

 コメダさんは、コーヒーチェーンの中でも、少し値段がするお店(東京だと、ブレンドが480円ぐらい)ですが、コーヒーの味も、居心地の良さも、店員さんの心地よさも、素敵なお店ですね!
 コレ系だと、ルノアールさんも好きですが、コメダさんだと普段着で行ける感じが良く、ここ最近は日曜の朝にモーニングを食べに行ったり(小倉派です~)、出張や飲み会の後、疲れた体を癒すために行ったり、知り合いとの懇談の場にしたり・・・着実にお世話になっています(^0^)

 若い頃は、コーヒー1杯に500円ぐらい払うことは「ありえない」と思っていましたが、この500円が「心のマッサージ」だと思うと、そんなには高くはないな~と思っております・・・

 
 では、何もまとまらない独り言でした~

 ちなみに、私は夏でもコーヒーは「ホット」です(^0^)




須永辰緒  「Organ B. DMR Suite」
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 今週末は、久しぶりの土日休みです・・・しっかりと羽を伸ばさせていただきましたよ(^0^)

 5月のGW以降、馬車馬のように働き、常に戦闘モードな毎日だったので、こういうちゃんとしたお休みは気分転換になるので、けっこう嬉しいです・・・
 
 そして、ゆっくりとした気持ちでブログの執筆作業が出来るのも地味に嬉しいです・・・割と最近は、時間と戦いながら書いてたので、ゆっくりと書くのは気分がイイなあ~

 では、今週の紹介です~


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 今週は、我らのレコード番長「須永辰緒(すなが・たつお)」さんによる名作シリーズ「Organ B. Suite」の別注作品を紹介します!!

 まず、辰緒さんの「Organ B. Suite」シリーズはミックステープ馬鹿にとってはマストなシリーズで、自分の耳が肥えれば肥えるほど、その作品の素晴らしさに酔いしれてしまう名シリーズではないでしょうか?

 このシリーズは、辰緒さんが90年代中頃より渋谷の老舗Club/DJ Barである「Organ Bar」のプロデューサー/DJとして活動していた際に、そのOrganの宣伝もかねて作り始めたのがきっかけと言われ、その後、「須永辰緒」というDJ、いや「須永辰緒という世界」を世に広めたシリーズになります。

 シリーズでは、Organでプレイされるような古いJazz~RareGroove~Latinから、最新のHouse~Club Jazz~HipHopなど、ジャンルや時代の壁を越え、音楽好きに愛される「音楽」を集めた内容になり、ほんと当時から人気も影響力もあったテープになります。
 辰緒さん自身、ほんとプレイジャンルの幅は広く、その幅広な選曲が魅力になっていますが、どこを聞いても「須永辰緒」というグルーブがある選曲になっているのが秀逸です・・・ある意味で、日本で「ミックステープ」という存在を「DJによる作品」であることを知らしめたシリーズともいえます!

 辰緒さんの作品は、まだ、すべてが紹介しきれてないですが、以下の作品リンクをご参照くださいね~

 ● 須永辰緒 作品リスト


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 そして、今回紹介をする作品は、このシリーズの「別注作品」とも言え、辰緒さんも相当お世話になったであろうレコードショップ「DMR(Dance Music Records)」が、2000年に渋谷の井の頭通り沿いに移転した際に、オープン記念でノベルティーとして配布されたものになります。

 DMR・・・このブログをお読みの方なら、様々な思い出があるのではないでしょうか?

 移転後のお店は、今のHMVの渋谷店さんの場所になり、00年代前後のレコード/DJブームの流れにのり、渋谷/宇田川町の一等地に路面店としてオープンしたのは衝撃的でしたね・・・
 なかなか買うことに敷居が高い「レコード」という存在を、少しでも買いやすくするために開放感のあるお店にしたのは象徴的で、DMRを通して、レコード文化の世界に足を踏み入れた方は多いですよね!
 
 DMRについては、以下の記事でまとめてありますので、ご参照くださいね~

 ● Dance Music Records 「DMR Mail Order List」「Dance Music Report」


 そんなDMRと辰緒さん、ある意味で蜜月関係とも言っても過言ではなく、両者が相互協力をしていたことが、このテープのリリースに繋がるのだと思います。

 それこそDMRは、移転前の地下店舗時代よりClub Jazz的な視点での品ぞろえが強く、あの小川充さんなど、優秀なスタッフが世界中より良質のレコードを仕入れ、それをOrgan系のDJ達に配給していたとも言われています。
 一方で、Organで辰緒さんたちがプレイした新譜のレコードや旧譜のレコードにおいて、Organで人気があった曲は、しっかりとDMRの店頭に揃えられ、若手DJやDJファンたちに供給していたとも言われています。

 そして、当然ながら、辰緒さんが作っていたミックステープ「Organ B. Suite」はDMRが強くプッシュし、「須永辰緒」というグルーブをさらに広めていったのだと思います・・・

 こんな関係があったら、移転記念で辰緒さんがテープを作るのは理解できますね!


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 では、作品の紹介です~

 この作品は、2000年3月ごろに作られたもので、本編の「Organ B. Suite」と同様に、様々な時代/ジャンルの音楽が、「須永辰緒」というグルーブの中で調和した、素敵な作品になっています。

 まず、選曲面では、パッときくとOrganらしいグルービーな感じが気持ちよく、時代もジャンルの壁も感じさせないのですが、相当、深い選曲になっており、ヤラれます!!

 それこそ、レコード番長という異名を象徴する古い曲の選曲は、60年代のJazzから始まり、RareGroove、Latin、Brazilなど、ほんと深いです・・・
 A面の最後では、辰緒さんがミックステープに収録したことで人気が出たとされる「Eddie Cano & His Quintet ‎/ I Can't Cry Anymore」のようなLatin Jazzを選曲されるなど、深い選曲の目白押しです・・・

 ただ、その一方で、このような古い楽曲と並列で、新しい曲も積極的にプレイしていることが辰緒さんらしく、この「一体感」が誰にも作れない世界となっています!!

 例えば、B面では、割と「4つ打ち」をキーポイントにした選曲になり、序盤では「Kerri Chandler & Jerome Sydenham / Orixas」のような90's Deep Houseをプレイしたり、辰緒さんの盟友である鈴木雅尭(すずき・まさのり)さんが作った吉田拓郎さんの名Bossaカバーである「April Set / 雪」などを選曲します。
 ただ、凄いな~と思うのが、その「雪」の流れで、Jackson Sisters使いの知られざるUK Cut Up曲である「Coco Steel & Lovebomb / Miracles」を選曲し・・・さらにその後には、得意の旧譜系に流れるなど・・・なかなかなジャンル越えです。

 でも、このような全然違うジャンルが入っていても、聞いてて「違和感がない」のが素晴らしいですよね!!

 うん、聞いてて、どんなに違うジャンルが入っていても、気づいたら「踊れちゃう」んですよ・・・

 ほんと、これは聞いてみてのお楽しみですが、DJの魔法というでしょうか、須永辰緒という「グルーブ」にまとめられているのが、凄く気持ちいいです・・・




 作品紹介は以上です~

 このテープ、確か500本のみ(1000本かも?)で、今となっては入手はしづらいかもしれないですが、こまめに探せば見つかるかと思いますので、気になる方はぜひ探してね!!




<Release Date>
Artists / Title : 須永辰緒  「Organ B. DMR Suite」
Genre : Jazz、RareGroove、Latin、House、ClubJazz、HipHop・・・・
Release : 2000年
Lebel : No Number Dance Music Records





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<独り言>

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 いきなり「餃子」・・・なんでしょうね~(^0^)

 今週は、嬉しいお誘いがあり、サクっと「宇都宮」に小旅行してきました!

 宇都宮、仕事で大昔に行ったっきり、なかなかご縁がなかった街ですが、「宇都宮の餃子は格別だよ!」ということを知り合いから教えてもらい、その知り合いと2人で、宇都宮に行ってきました~
 個人的にも、ズーっと仕事モードだったこともあり、気持ちをリフレッシュしたいと思っていた矢先なので、ほんと嬉しいお誘いでした・・・(^0^)

 なお、こんな宇都宮訪問が予定されていたので、今週の紹介テープは、栃木県出身で、宇都宮とも縁が深い辰緒さんのテープにご登場いただいた次第です・・・

 んで、土曜日、雨の関東平野を宇都宮線で北上し、サクっと宇都宮へ・・・

 そして、お勧め1軒目の「みんみん」へ・・・うわっ、うわっ、餃子が美味いぞ!!

 もう、ビールが進む君です・・・美味しい!!

 私自身、餃子が凄い好きというわけではなかったのですが、普段、日高屋とかで食べている餃子とは「世界」が違いました・・・もう、焼餃子も水餃子も、素直に「美味しい!」と思いました!!
 今回の宇都宮訪問をアテンドしてくれた知り合いに、その美味しさの秘密をお伺いすると「うふふ・・・美味しいでしょ」としか教えてくれない(笑)のですが、きっと土地が持つ食材と歴史があっての「餃子」なんでしょうね~

 んで、2軒目は別のお店(正嗣)に行こうと移動しましたが、そちらはテイクアウトのみになっており残念でした・・・

 ただ、この下で報告する話の反省会(?)を兼ねて、1軒目に行った「みんみん」の美味しさが忘れられなかったので、別の「みんみん」に再入店し、餃子浪漫なる地ビールと共に舌鼓をしちゃいました・・・美味しいな~

 やっぱり、DJもそうですが、そのモノを愛してる方の「紹介=選曲」に従うことは大切ですね・・・


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 そして、今回の宇都宮訪問、もう一つ目的がありました・・・

 それは、こちらのレコ屋さんに訪問することでした!

 こちらは、近年になり宇都宮にオープンをしたレコード店「DX Records(デラックスレコード)」さんで、一度、行ってみたかったレコ屋さんになります!

 ● DX Records(デラックスレコード)


 まず、このお店は、結構前から気になっていたお店になります・・・

 それは、宇都宮を代表する堀りの大先輩である「Kinmu Of Diggin」さんのブログにも度々登場してて、凄い気になっていました・・・
 そして、もっと惹かれたのは、新作もリリースした埼玉/川口のHipHop番長である「Masaki on the MIC」さんより、「あそこのお店にはヤバいテープがありますよ!」との情報で、マサキさんが絶賛するのであれば行きたいな~と思っていたお店になります・・・

 そんなわけで、雨の中、宇都宮の中心部から少し離れた場所に移動し、お店に無事に到着しました・・・

 お店には、指が黒そうなお客さんが既におられ、ああっ、ここのお店は「ほんもの」だと直感しました・・・

 そして、レコードを少し掘り、お客さんがお店から引かれたあたりで、店主さんに、普段は棚の上に収納されている「カセットテープ」と書かれた段ボール箱を下ろしていただき、いざ、テープとご対面・・・

 やんばいよ・・・

 もう、箱を見た瞬間、そう直感しました・・・

 そして、知り合いが「え・・・、テープを・・・」という明らかに引いている視線を感じながら、全部の在庫をチェックし、店主さんと金額交渉をし、無事に購入させていただきました!!

 釣果はこんな感じです・・・


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 和物のドープなテープを中心に、25本の大豊漁でしたよ!!

 まず、店主さんも目を丸くして「えっ、買うんですか!」と反応されていましたが、私にとっては神戸の魔境級の大捕り物で、久々に掘ってて自分のアドレナリンが高まっていました・・・


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 ザーッと、釣果を紹介すると、好んで買っているベストもの(キャンディーズは旬ですね!)から始まり、最近狙っているOST系のテープ、80年代に量産されていたアイドル楽曲のコンピテープ、そしてインスト狙いのシングルテープ、さらには「本人が歌ってないよテープ(aka 微妙カバー)」など、ボムの連続でヤラれました!!

 どのくらい、皆さんが反応してくれるかはアレですが、のりピー音頭踊るポンポコリンの破壊力(笑)はプライスレスだし、井上陽水さんの「リバーサイドホテル」のシングルテープにはインスト入りなど、ニューディスカバーも多数発掘・・・
 いやいや、まだまだ、この辺の和物は闇が深いです・・・ただ、私からすれば「ミックステープ」なテープが多く、日々の研究活動に力が入ってしまいます(^0^)

 なお、お値段も、テープの紙のケースが謎の切られ方をしているのが多かったことから、割と安価に譲っていただき、ニンマリです(^0^)


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 そして、店主さんからは、なんと、オマケで「ソウルドラキュラの8トラ」を頂戴しました・・・これもボムですね~

 さすがに8トラは機械を持ってないので調度品にさせていただきますが、これもジャケからくるパワーが半端ないっすね!

 8トラック(通称8トラ)って分かるかな・・・

 これは、カセットテープの一種で、1本の磁気テープに4つの音源がステレオで収録され、さらにその磁気テープがエンドレスに繋がっている(こんな説明でいいの?)という特殊なフォーマットで、日本では70~80年代にカラオケ用に利用されていたものになります。

 私の子供のころ、一緒に住んでいた祖母が、この8トラのカラオケセットを持っており、子供ながらに不思議な機械だな~と思いながら触れ合い、私の中学生時代には、このカラオケセットがギターアンプとして利用していた(!)という、闇歴史が記憶に蘇りました・・・
 どうでしょう、私と同世代だと、これをラップ用のPAとして使っていた方もいるのではないでしょうか・・・結構、品質が良かったような気がします・・・

 ただ、流石に今の時代に8トラを聞こうというのは勇気がいりますね・・・

 となたか「8 Track Troopers」は譲りますので、この世界を掘って頂けると助かります(^^;)


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 そんなこんなで、DXの店主さんには感謝感謝です!!

 個人的には、地方のレコ屋さんに行ったら絶対に集めている「レコ袋」もゲットさせていただき、嬉しい限りです・・・

 やっぱり、こういった「レコード屋さん」に足を運ぶことは大切ですね!!

 そうなると、餃子繋がりで、敵地(?)の浜松にある「Soul Clap」さんも行かないといけないのかな??(^0^)

 では、今週はこれにて終了!

 また、来週です~♪








DJ S&S 「Old School Classics (Part 4)」
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 久々のTape Kingzもので、定番のOld Schoolもの・・・

 やっぱり、私は、こういった「Old Schoolもの」が好きなんですね・・・春を超えて、初夏の陽気には、NYド直球なOld Schoolが良いですね!!

 んなわけで、未紹介だったこのお方のテープを紹介です!


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 今回は、NYのベテランDJである「DJ S&S (えす・あんど・えす)」さんのオールドスクール・ミックスを紹介します!!

 まず、S&Sさんのことをサクっと紹介をしておきましょう・・・

 S&Sさんは、Uptownを中心に90年代初期から活動をしていた(?)DJで、マイク使いも堪能なNYのHipHop系DJになります。

 なかなか情報がない方なので、後で紹介する小林さんの本からの情報を中心に紹介すると、Kid CapriのDJに憧れてDJになったそうで、私としてはNYのミックステープ1.5~2世代の重要人物だと思っています。

 S&Sのカプリ話は凄く良くって、小林さんの本によれば、今回のテープのようなオールドスクールもので取り扱われているメローな古いR&Bなどを、HipHop流に調理してプレイしたカプリやブルーシー・Bのテープを次のように評しています。

 『あの当時、スロウ・ジャムが存在したのは、自分の彼女といる時だけだった。それを彼らは、ベンチに腰かけて聞いていた俺たちを「おおお!」と、全員立ち上がられせるような曲として響かせたんだ。しかも、そこにしゃべりを被せたり、見事なサウンドに仕立てて』

 S&Sさんも、カプリが実践していた、野郎どもを立ち上がらせる「HipHop魂」をミックステープに詰め込むことに影響を受けたんでしょうね・・・やっぱり、カプリは偉大ですね~

 そして、このテープでも、そのHipHop魂というのでしょうか、スローな曲を含めた「古い歌モノ=オールドスクール」をHipHop流に調理し、S&Sさんの黒さが光らせた内容になっています・・・
 うん、この作品を聞いているだけでも、S&Sさんが、カプリが好きなんだな~というのが、手に取って分かる内容で、最高に素晴らしいです!!

 なお、タイトルの「Old School(オールド・スクール)」についても、少し説明をしておくと、70年代~80年代のSoul、R&B、Dance Classicsなどの「古い歌モノ」を、HipHopマナーに従って選曲/DJミックスをしたものを、通称でこのように呼んでいます。
 それこそ、現在の流れから分かりやすい表現をすると、70~80年代の西城秀樹さんの楽曲を、MUROさんの手によってDJプレイをしたら、最高にダンサンブルな曲になる・・・みたいに、古臭くて見向きをされなかった曲達を、HipHopの手法によって蘇らせた、いや、本当の魅力を輝かせた作品になるかと思います。

 そして、この手法を広めたのは、前述した「Kid Capri(キッド・カプリ)」になるので、このオールドスクールものについてもっと詳しく知りたい方は、以下の作品紹介をご参照ください!!

 ● Kid Capri 「Old School Vol.1」


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 そして、S&Sさんが「ミックステープ1.5~2世代の重要人物」であることも、紹介しておきます。

 私としては、ざっくりとですが、1980年末から2000年前半までのNYのミックステープなり、ミックステープ文化は、以下のように世代が区切られるのかな~と思っています。
 
 第1世代 DJミックスが「DJの作品」として流通させた時期・・・Kid Capriなど

 第2世代 ストリートのスピーカーとして、いち早く新曲を伝えた時期・・・S&S、Clueなど

 第3世代 アーティストとDJがタッグを組み、アーティストのプロモーションをバックアップしてた時期・・・Kay Slay、Green Lanternなど



 異論もあるかと思いますが、ざっくりと書くと、こんな感じになります・・・

 そして、今回の主役のS&Sさんは、この第1世代と第2世代の中間で活躍してた方かな~と思っています。

 特に「第2世代」が重要です・・・この時代は「いかに新曲を早く収録するか」が重要で、NYらしいのがその新曲の「流出」なり「強奪」があったことです。
 そして、そういった誰もプレイできない新曲をいち早くプレイしていたDJがS&Sさんでした。

 この辺の話は、小林雅明さんの「ミックステープ文化論」に詳しく記載がされており、度肝を抜いたのが、写真の「DJ S&S & DJ Graig G / NIggas Don't Give A Fuck」に収録された「Nas / Understanding」という曲でしょうか!
 HipHopマニアなら「あの音の悪いブート版のね」と思うアンリリースの1曲ですが、S&Sのは異様に音が良い状態でミックステープに収録されていて、当時、どのDJからも「なんでそんなに良い音のを持ってるんだ!」とボムらせたそうです。
 それもそのはず、S&Sさんが、レーベルの事務所に曲のリークの交渉(?)に行ったら、A&Rから断られてしまったけど、そのA&Rの机にマスターのDATがあり、それを手持ちのDATと入れ替えて、この曲のマスターを入手した・・・そうです。

 いやいや、こういう話を聞くと、NYのHipHopの底深さを感じますよね(^^;)

 この他にも、「Craig Mack / Flava In Ya Ear」をリリース前にPuffyから直接依頼を受けて、ミックステープに入れて世間をボムらせたり・・・ミックステープが、ストリートをボムらせるための「スピーカー」であったことを推し進めたDJの一人がS&Sさんだったと思います!!

 なお、小林さんの本、ほんと貴重な情報が多いので、テープやHipHopに興味がある方は、ぜひ、ご一読くださいね!!

 小林雅明 「ミックステープ文化論」


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 では、作品の紹介です~

 この作品は、1994年に作られた作品になり、テープを聞いていると、オールドスクールモノの第4弾になるようです・・・
 海外サイトの情報では、別ジャケで第4弾としてリリースしていることから勘案すると、白黒ジャケは、ある意味で「ベストセレクション」として再発された作品になりそうですね?

 まず、選曲やDJプレイについては、カプリ・マナーに忠実というか、カプリにヤラれたBなら「ど直球な内容」で最高すぎます!!

 それこそ、A面イントロでは「Kool & The Gang / Summer Madness」をバックに、NYらしいマイクシャウトアウトからスタート・・・もう、カプリというか、真っ黒でグッときます!
 S&Sさんのマイク、ほんと黒くって、太くって最高で、このSummer Madnessの部分でも、NYの有名FM局「KISS」へのシャウトだと、KISS FMと言う前に「キス音」を立てて煽ります・・・もう、こういったDJのマイク使いは、NYのDJにしかできない伝統芸能ですね(^0^)

 また、定番のメドレーであれば、楽勝で「Jackson 5メドレー」をかましてきたり、ピーク曲の盛り上げ方なんかも上手いし、この基礎力の高さにはヤラれます!
 それこそ、カプリも愛したクラシック「DeBarge / Stay With Me」なども、プレイの仕方が最高で、聞いてるとつい盛り上がってしまいます!

 その一方で、NYらしい渋い曲のプレイも見受けられ、隠れたNYスロークラシックである「Lillo Thomas / Holding On」などを選曲してくるのは上手いっすね・・・
 さらに、この後はAl Greenメドレー(!)に行くのですが、黒いスローのグルーブの作り方は本当にうまいですね~


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 そして、作品の内容をもう少し深く掘り下げると・・・やっぱり「豪快さ」が味(味)になっているのがイイですね~

 例えば、クラッシックな「Jocelyn Brown / Somebody Else's Guy」であれば、イントロのアカペラ部分から入れてくるのですが、ドラムが入る前の「♪が~~~~い」の「~~い」からカットインをしてきます・・・
 ただ、これがメチャクチャ最高で、DJミックスなら失敗とも言えるミックスですが、むしろS&Sのグルーブの中で聞くとむしろ最高で、この豪快さが味になっちゃうのが衝撃です・・・

 さらに、この「豪快さ」を広げると、いわゆる「針飛び」をしてもファンクで押し切って「味(あじ)」にしちゃうのも最高です・・・

 例えば、「Alicia Myers / You Get the Best from Me」では、ガッツリと飛ばしつつも、マイクで「Excuse That、Excuse That (意訳:ごめんね、ごめんね~)」と入れてきて、それだけで、針飛びがむしろ「味」になっています・・・
 これ以外にも、やはり、ノイズ音やチリチリ音がするレコードでも普通にプレイしてて・・・カプリもそうだったように、「細かいことは考えるな!俺の音を聞け!!」なファンクが満載で、ヤラれます・・・


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 そして、これらの良さを総合的に出したのは、B面後半のこの2曲かな~と思います。

 前曲は「Denroy Morgan / I'll Do Anything For You」をファンキーにプレイする中で、おもむろに音を全てカットしつつ、マイクで「♪ベースライン~」と入れながら、ファットなイントロベースラインが印象的な「Michael Jackson / Don't Stop 'Til You Get Enough」をカットイン・・・もう、カッコよすぎる!!
 そして、そのままマイケルの本編に行くと思ったら、すぐに大名曲「McFadden & Whitehead / Ain't No Stoppin' Us Now」の中盤のブレイクにすぐにカットイン・・・あの、秘められた熱のあるクラップに乗せられつつも、聞いている者は焦らされます・・・
 その後、ブレイク部分を黒く2枚をしつつ、ころ合いを見てAin't Noのサビにカットイン・・・もう、現場で聞いてたら大爆発です!!

 マイク、焦らし、2枚使い、絶妙な展開・・・ほんと、NYで切磋琢磨した「技」がここに集約されています・・・

 うん、これこそ「HipHop」です・・・誰が何というとも、そこに「ファンク」があるのが「HipHop」です!!

 もう、聞いててS&Sさんのプレイにメロメロになっている自分がいました・・・



 ザーッと、書きましたが、「!」が多い紹介なので、私がどれだけ「好きか」分かる作品かは分かるかと思います(^^;)

 テープの入手は難しいけど、この辺のTape Kingzの音源は、海外の方が熱心に音源をアーカイブしているので、興味がある方は聞いてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ S&S 「Old School Classics (Part 4)」
Genre : Soul、R&B、Dance Classics、HipHop・・・
Release : 1994年
Lebel : Tape Kingz No Number




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<独り言>

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 やっぱり、この紙の「1番」が私らしい(?)ですね・・・(^^;)

 GWは積極的に行けなかったユニオンのセールの報告です~

 今週の土曜日、下北沢ユニオンのクラブ店で、突然、テープセールを開催するアナウンスがあり、喜んで参加してきましたよ~

 ● 5/11(土) HIPHOP USED TAPE SALE!!!


 今回、事前アナウンスを見た人でも「そんなにゴツいのはないよね?」と思っていたかと思います・・・

 ただ、私としては、直感で「絶対1番に並ぶ!」と思ってしまいました・・・それだけ、欲しかったテープがあったんですね(^^;)

 そんなわけで、当日は9時10分には到着・・・良かった、1人だ・・・

 ただ、少ししたら、やっぱり猛者が到着・・・あっ、マサキさんだ!!

 前回の新宿のセールでは、マサキさんに1番を渡していて、実はちょっと悔しかった(笑)ので、今回は1番が取れてよかった・・・

 んで、そこからが嬉しい時間・・・マサキさんと濃いHipHop談義に華を咲かせ、セール待ちをしてました(^0^)
 やっぱり、この時間は重要です・・・また、色々と刺激を頂いてしまいました!

 そして、11時30分、マサキさんの後輩である「うめda詩学」さんも合流し、3人で平和的な鉄火場へ・・・
 一応、こういう時は、マサキさんが手を付けないのは知ってても、一人鉄火場状態で目的物を真っ先に捜索・・・無心でサーチし、見つけたら即カゴへ・・・意外とドキドキしますよね(^0^)

 んで、釣果は以下の通りです~


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 えっ、たったコレだけ?と思うかもしれませんね・・・個人的にはボムでした!

 今回、Akira Imaiさんなどが積極的に作っていた懐かしのジャンル「2 Step(ツー・ステップ)」のテープで、知らなかったテープが割と出てて、それが欲しくて参戦していました!
 お陰様で、それ系は全部回収・・・Jazz Brothersの竹花さんの2 Stepというボムもあり、やっぱり並んでよかったな~と思いました(^0^)

 また、嬉しいというか、やっぱり「我々は掘り師ですね!」と感じてしまったこともあります・・・

 左下の黄色のテープは、当時、ブレイクダンサーの間で重宝された海外のブレイカー系ミックステープ「Strictly B Boy Breaks」で、私は、これの黄色の6番が揃えばコンプだったので、これも狙っていました。
 ただ、事前のマサキさんとの打ち合わせでは、マサキさんもコレを狙って参戦とのこと・・・ただ、今回はなぜかこの黄色が2本出品で、無事に二人で目的物をゲットできました・・・

 なんか、同じものを狙っているというのは、本来は嬉しくないことなんだけど、こういう時は嬉しいですね・・・

 あっ、今度、このシリーズが揃ったので、ちゃんと紹介しますよ~


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 そして、今回のセールでは、こちらのテープもボムでした!

 マサキさんから、新作テープの特別アドバンスを頂戴しました・・・もう、最高に嬉しいです!!

 1月のセールでも「MTTさんがいるだろうから作ってきました」と粋な計らいで頂きましたが、今回も頂けるとは思いませんでした・・・もー、マサキさん素敵すぎます!!
 それも、前日に近所のスーパー(?)に、ブランクのテープを買いに行かれ、私のために作ってくださったとのこと・・・恐縮すぎて、頭が上がりません!!

 なお、今回のテープは、6月発売予定の新作で、マサキさんらしいドープなビートと、ドープなライムでなかなかな作品のようですよ・・・

 ここ最近のマサキさん、東欧や東南アジアのHipHopアーティストとリンクをし、ワールドワイドな地下HipHopを、愛をもってクリエイトされてて、ほんと頼もしいです・・・
 
 ぜひ、興味のある方は、震えて待っててくださいね・・・

 ● Masaki On The Mic さんのTwitter 

 ● 新作「Bones Trackz 048 "CASSETTE TAPE"」


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 そして、今週は、実は「もう一作」頂き物がありました・・・こちらも内容が最高でした!

 レゲエ系ライターとして孤軍奮闘しているソロバントンさんから「MTTさんに聞いてもらいたい和物ミックスがあるのですが、聞かれませんか?」と連絡があり、データを聞かせてもらったら卒倒した作品です・・・
 そして、あまりにも内容が良かったので、製作者のMon-PさんよりCDを送っていただきました・・・これはヤバいです!!

 まず、Mon_Pさんの紹介や、この作品のことを紹介をしましょう・・・

 Mon-Pさんは、大阪で「SOUND Resistance(サウンド・レジスタンス)」というレゲエ・クルーのセレクター/MC/プロモーターをされている方で、レゲエだけでなく、DiscoやBlack Music、そして和物など、幅広いジャンルを選曲されているそうです。
 そして、今回は、クルーの各メンバーが自分たちの名刺代わりにミックスCDを作ろうとのことで、その第1弾として作られたのがこの作品で、コンセプトは「ふっとした時に、また聞きたくなるようなMIX」とのことです。

 そして、肝心な内容が、和物でも、2010年以降の日本のクラブミュージックやポップスを、レゲエの視点で選曲/ミックスをした奇跡の作品でした!

 Mon_Pさんも意識されたのが、レゲエ特有の「裏打ちのリズム/グルーブ」を切り口に、様々な和物を時にクールに、時に優しく選曲されてて・・・とにかく最高な作品です!
 それは、ここ最近は活動していないレゲエクルー「The Marrows」さんの作品を聞いてたのと同じ魅力がありました・・・この作品は、レゲエの強みを生かした「グット・ミュージック」を奏でる作品ですね・・・

 特に、CDを頂く際、Mon-Pさんから直筆のお手紙とトラックリスト(!)を頂戴し、素直に「この方は音楽がすきなんだ」と感じてしまい、さらに作品の魅力にハマりかけています・・・
 そして、私らしく、収録曲が欲しくなる病が始まっています・・・もう、その時点でMon-Pさんの勝利です(笑)

 今回、私としては「目からウロコ」が多い作品でした・・・

 それは、二つ理由があります・・・

 一つは、私自身が、ある時期から新しく作られた楽曲を追わなくなってしまい、今回選曲された日本の音楽をスルーしていた中で、これらの曲の「魅力」を分かりやすく提示してくれたことです。
 分かりやすく書くと、七尾旅人さんのRollin' Rollin'は、スルーしてました・・・ただ、この作品を通して聞くと、ほんといい曲だ・・・やっぱり優秀なDJのプレイにより、その曲の魅力に気づかされることは重要ですね!
 
 そして、もう一つは、やっぱり「レゲエ」というグルーブは、比類しない存在であり、もっとそのグルーブを自由に広めるべきだ、と思ったことです。
 今回、Mon-Pさんのミックスを聞いて、レゲエの奥深さといんでしょうか、人間が「気持ちいい」という部分を、自然に「気持ちよく」プレイしてて・・・このDJのグルーブは、もっと広めるべきだな~と痛感しました。
 
 少し話題がそれますが、昨日、知り合いと渋谷で会うことがあり、なんとなく私が行ってみたかったDJ Bar「Bridge」に、その知り合いを連れて行ってみました・・・
 Bridge、言わずと知れた村田大造さんの系列店で、大好きなContactと同じ系列です・・・もう、その時点で信頼で、音も雰囲気も当然ながら素晴らしかったです。
  そして、入ってしばらくすると、今日のDJである長谷川賢司さん(!)がプレイを開始しはじめ、1曲目からレゲエ・・・もう、賢司さんがプレイした瞬間、その世界に引っ張られてしまいました・・・
 賢司さんは、その流れで「Grace Jones / My Jamaican Guy」につなぎ、だんだんとガラージラインにしていきましたが・・・全然知らない曲でも、ほんとに音楽が好きな人が「レゲエ」をプレイすると、ここまで気持ちいいんだな~と思いました。

 今回、Mon-Pさんの作品を聞き、当然ながら日本の楽曲の良さも痛感しましたが、音楽や文化として「レゲエ」って素敵だな~と思いました!

 Mon-Pさん、そしてSOUND Resistanceさんにおかれては、ぜひ、今後も、ジャンルの壁に関係なく、レゲエのグルーブで、素敵な音楽を奏で続けてくださいね!!
 また、この作品のことは、ソロバンさんのブログにも詳しく紹介がありますので、気になる方はご確認ください!

 ● Mon-Pさんのインスタ

 ● ソロバンさんの紹介記事


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 では、最後は、分かる人には分かる下北沢の青い空です・・・

 最近、年をとったせいか、単純に青い空が見えると嬉しいです・・・
 単純に思うこと、単純に感じること、そして、単純に行動すること・・・単純を愛する毎日は、実は贅沢かもしれませんね・・・

 ではでは、また来週です~