HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Ulticut Ups 「Lesson vol.2」
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 また、そういえば・・・系になってしまうのですが、そういえば、Ulticutモノを最近紹介してなかったですね・・・(^^;)
 そんなわけで、Ulticutの定番作のご紹介です~♪

 Ulticutの作品の中では、かなり知られているジャケットの1本だと思います・・・ 個人的には、このテープが出た頃(2003年)より、全国区で彼らのヤバさが知れ渡った・・・と考えており、個人的にも、このテープを聞き、内容にヤラれて彼らのことを好きになったので、結構思い出の1本です(^0^)

 このテープでは、マイナーなHipHopに焦点を集めつつ、早めでノリノリなトラックを中心にミックスをし、彼らの本城である「Lesson」シリーズの名に恥じない、掘り師精神が存分に発揮された1本になります。

 A面はYuki氏が担当、そしてB面はTahara氏が担当し、この作品に関しては、Lesson vol,1に比べると「コンビ技」は少ないのですが、細かく聞くと、彼らの魅力であるコンビ技が光っています。

 ただ、今回に関しては技よりも「掘る」という点を主眼点に置いている・・・ように思えます。
 個人的にも、初めて聞いた時は「うわ~、掘ってるな・・・」と驚いた記憶があります。

 実際のミックスでは、Bizとか、Rob Baseとかのような定番曲も混ぜてるんですが、HipHopのMiddleものを中心に、当時は知らなかったタイトルが目白押しで、そのレコードの存在は知らなくとも、トラックリストを見て、「うわ~、掘ってるな・・・」と思わせるセレクションには完敗です。
 実際、ジャケットも、某ミドルもののジャケ(レーベル面ですね)ネタだし、彼らの「掘り師」としての側面をクローズアップしてた・・・と思います。

 彼らの掘ったHipHopは、跳ねたトラックのものが多く、メンバーのTaharaさんが座右の銘にしている「BPMは105以上」を守った曲が多く、首振り必至ですねww
 当時(2003年ごろ)は、Kocoさんなども有名になり始め、HipHopをさらに掘り込む・・・ことがトレンドになり始めた時期だと思います。
 個人的には、こういう「さらに掘り込む」っていうスタンスが、当時としては新鮮で、それを起点に彼らのことを注目し始め、他の作品を聞くうちに、彼らの世界観にヤラレてしまった・・・って感じですかね(^^;)

 そして、実際に彼らのことが好きになったのが・・・上記の「掘る」ってことに加え、意外な「選曲」が出来る・・・ってところです。

 今回のテープであれば、A面、B面とも、後半も後半で、ずーっとディープなHipHopを選曲をしてたと思ったら・・・ 突然、違和感なく「House」にミックスするんですよ!

 もう・・・、この展開は当時ヤラレましたよ・・・

 ホント、想定外で、当時の自分の概念から行くと「ありえない」ことですよ・・・HipHopとHosueが同系列になるって言うのはあり得なかった・・・です・・・
 しかし、聞くとホントに堪らないミックスになってるんですよね・・・ このミックスを聞いて、ちょっと音楽の聴き方が変わった・・・思い出があります。

 実際は、A面では、もろHoseuではなく、Patrick Adamsモノではかなりレアな「Got To Get Your Love」から、Shakatak / Blazilian Love Affairにミックスをし、いわゆるGarage的なニュアンスからHouseに移行します。 
 ただ、Got To・・・の前は、ShadowとCut Chemisitの「BrainFreeze」のNumber Songからミックスしてるんですよ・・・ありえないでしょ!!
 んで、B面では、彼らの定番である「Old School」な流れから、Kenny Dope / Time & Space、そしてHouse界の一大アンセム Elments of Life に引っ張り、もろHouseにミックスをします・・・ 聞いていて、素晴らしいラインになってます(^^;)

 このA面・B面とも、当時はホント衝撃的でした・・・ 
 だって、レアなHipHopをかけてたら、突然Houseなわけで・・・ 当時、このテープを聞いて、彼らの「ミックスセンスの高さ」を痛感し、他の作品を掘り起こし、ズブズブとはまって・・・しまいました(^^;)

 彼らとしては、「俺たちは、ここまで掘ってるんだぞ!」っていう威嚇もあるでしょうし、ミックスセンスの高さをアピール・・・したのだと思います。
 その意味では、Houseに持って行ったのは正解だと思いますし、以後の作品でも、House的なビートでも楽勝で乗りこなしちゃう・・・みたいなところが多いので、ある意味、以降の作品の布石的な意味もあったのかも知れないですね

 個人的には、これを起点に、他の作品を聞き始め、Lesson vol.01で完全に昇天しましたので、この作品については、そんなには聴きやすいとは思わない(彼らの得意とするOldSchool的なノリが少ない)のですが、「首を振りたい!」って方にはお勧めな一本だと思います。
 また、凡庸なミックスには飽きてしまった・・・って方にもお勧めです! 最後のHouseへの変更の辺りは、結構ヤラれますよ(^0^)
 
 今日は、土曜出勤で帰宅時に飲んで、この文章を書きながらも飲んでるので、結構へべれけですが、意外と書けました(^^;)
 この作品に関しては、広く一般にはお勧め出来ないですが、ミックス作品のリスナーで、中級者以上の方にはお勧め出来ると・・・思います! でも、HipHopが根本的に理解できない人には・・・ちと辛いかもですね(^^;)

 Ulticut Upsは・・・やっぱり侮れないですよ!!

Artists / Title : Ulticut Ups 「Lesson vol.2」
Genre : Hip Hop(Middle、Old)、Garage、House
Release : 2002年12月
Lebel : Delic Records DTP-016

 ちなみに、2006年には、下記のようなCD版(2枚組)が再販されています。
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 CDは、彼らのお店である「Vinyl 7」発という形で、2006年にリリース(V7R-CD-002)されています・・・が、テープにはあった「トラックリスト」が有りません。
 また、2008年ごろにも、この作品のCDが再販されましたが、そのリリースでは、上記のジャケットではなく、ジャケが裏返り「Vinyl 7」のロゴだけでてる・・・形になってました。 この点は、購入時に注意してくださいね(^0^)

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追記 2009年2月25日
 発売当時、世界のKing of Diggin'こと「Muro」さんより、この作品に対しての熱いコメントを発掘できたので、追加で記載致します。 Kingはいろんな所をチェックしてるな~♪
 「カットアップ・コラージュの芸術性を見事に証明し切って見せたセンスの濃さ」
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DJ Hasebe aka Old Nick 「Studio 69 vol.2 - Finish Ya School Megamix 89-91」
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 そういえばHasebeさんのは、まだ紹介してなかったんですよね・・・忘れてた(^^;)
 んなわけで、Hasebeさんの作品で、個人的にはよく聞いてる1枚をご紹介です~♪

 DJ Hasebeといえば、音源発表も、DJ活動も同時にこなす・・・説明が要らないくらい有名なDJさんですね(^0^)
 気づいたら、活動歴も大変長く、かつ重要なことを結構してて・・・それこそ日本語R&Bの発展は、Hasebeさん抜きには考えられないです。
 また、DJ面でも、巷では「エロDJ」という称号を携え、今でもトップランナーとして活躍してる辺りは流石ですね・・・ あっ、最近、婚約したんすよね・・・エロは落ち着くのか?ww

 そんなHasebeさんですが、2005年頃より、音源発表は控え、自身のレーベル「Studio 69」より、ミックスCDを中心とする「ミックス作品」の発表に力を入れており、気づいたら結構な枚数の作品をリリースし、かつどれも高レベルを叩き出しており、目が離せない存在になっています。
 その流れの中で、比較的初期にリリース(第2弾ですね)され、リスナーの度肝を抜いた・・・この作品をご紹介します・・・


 この作品は、副題の通り、89年から91年という、HipHopとR&Bの黄金期といえる時期の楽曲を使用したミックスになります・・・
 人気が高い曲が多い時期だけに、この時期を主題にしたミックス作品は沢山あり、どの作品もそれなりに聞けちゃうのですが、この作品は違いますよ・・・作品の質が高すぎです!

 以下では、この作品の質が「なぜ」高いのかを説明しながら、この作品の魅力をご紹介いたしますね・・・ 


 まず、この作品は、副題の通り「MegaMix」スタイルを踏襲し、矢継ぎ早にミックスをしてるんですよ・・・曲数は、スタジオ名にあてこんで「69曲」です!
 そして、そのミックスは、人力を超えたミックスが多く、聞いててビックリさせられます・・・

 はい、近年のHasebe作品は、人力を超えたミックス・・・・ということで「PC上でのデジタルミックス」にて製作しており、アナログなライブミックスはしてないんですよ・・・
 デジタルミックスって、DJ信奉者としては「手抜きだな・・・」と思ったりもしますが、Hasebeさんのミックスはとんでもないことになっており、むしろデジタルの利点を生かしつつも、氏の個性&アイデアを存分に発揮していて、大変なことになってます!!


 Hasebeさん自身は、90年代後半ごろは、普通にミックステープなんかを出してたし、現場でのDJも、アナログライクなDJだったと思います・・・
 しかし、氏の音源製作などを通して「デジタルの利点」をつかみ取り、氏の持つ「現場感覚」と上手くミックスすることで、現在のミックススタイルになった・・・と思われます。

 まず、デジタルの利点は沢山あると思いますが、この作品においては以下の事柄がプラスになったと私は考えています。
 
 ①楽曲を理想的に配置し、テンポよくミックスが出来ること
 ②楽曲をエディットし、ミックスの世界観に曲を合わせること
 ③楽曲の音圧を高めることが可能なこと


 ①の事柄がPC上でのミックスの最大の利点だと思います・・・ 
 つまり、アナログでの手動ミックスでは出来ないことを解消し、自分の考える理想的なミックスを作り出すことだと思います。
 例えば、アナログのミックスでは、レコードを取り換えたり、頭出ししたり、ピッチを合わせたり・・・と次の曲にするための作業が必ずあるため、それが時間的なロスだったり、物理上の不可避な壁になりますよね・・・
 まあ、そういった行為が「ある種の味」だったりするので、一概に悪いとは言い切れないですが、今回の作品のような「MasterMix」的なことを追い求めると改善しないといけない問題なわけで、①のようなことが出来ちゃう点は非常に大きいと思います。

 また、②のことも、①の理想的な部分の発展形として、楽曲自体を予めエディット出来たり、③のことも、ミックスの世界観を統一する意味では結構重要だと思います。

 
 それらのことを踏まえた上で作品が成り立っているのですが・・・ホント凄いことになってます!!
 うまく表現できるか不安なのですが、圧倒的なテンポの良さと、考え抜いた構成力の高さが功を奏し、終始「首振り」地獄を提供してくれる・・・そんな素晴らしいミックスに仕上がってます!!
 
 飛び出す楽曲は、書き出すのがバカらしい位のパーティークラシック中心で、黄金期のHipHopとNewJackSwing期のR&Bを核に、ミックスが進んでいくのですが、各楽曲の突っ込み方・ミックスの仕方・曲の目立たせ方が半端ないっすよ!!
 スタイルとしては、MegaMix、またはMasterMixにてミックスをし、各楽曲が短めに選曲されてはいるが、テンポよく繋がれており、聞いているとバラバラのはずの楽曲が、一つの楽曲になってる・・・みたいな印象を与えてくれます。
 細かく聞くと、実務はホント細部にまでこだわって作り込んでるな・・・ってのが分かるのですが、そんなことを微塵に感じさせないミックスに仕上がっており、問答無用のパーティーミックスですね(^0^)
 一部楽曲はHasebeさんのオリジナルミックス(エディット)をして使用したり、要所要所でSEを入れたり、シャウトアウト(なんどBDKが!)を入れたりして、PCミックスでないと出来ない盛り上げ方を実践しおり、アナログでは不可能なミックスを駆使し、ガンガンに盛り上げていく姿は・・・大変素晴らしいと思います

 
 私個人としては、この作品を初めて聞いた時・・・本当にびっくりしました!
 だって、Hasebeさんの現場で鍛えられた「パーティー感」をベースに、氏の理想に近い形にする為、PCを用いてミックスをすると・・・こんなにも高水準な作品が出来るなんて露にも思わなかったですもん!

 当時、HasebeさんがPCを使ってミックス作品を作るようになった・・・と聞いて、そんなには注目してなかったし、アナログ信奉者としては、PCでミックスする時点で「あ~あ、手を抜いてるのかな・・・」と思ったわけですよ・・・
 しかし、この作品を聞いて、本当にビビりましたよ! なんでこんな凄いミックスが出来るんだ・・・とか、音圧が高すぎだよ・・・っと!

 今となっては、アナログでミックスしようが、PCでミックスしようが、いいミックスなら何でもOKというスタンスになりましたが、この作品を聞かなかったら、意味もなく「アナログ」信奉をしてたのかな~と思います。 
 その意味では、自分の中で、DJミックスに対しての考えを前進させてくれた一枚かもしれないですね・・・ 
 ミックスで重要なのは、レアなレコードを揃えることでもないし、ビックリするぐらいの技を駆使することでもない・・・そう、センスが重要なんだ・・・ってことに気付かされました(^0^)


 あっ、一応、苦言も入れとこう・・・かな(^^;)
 ミックスに関しては、細部までこだわっていて、ビビるような選曲が連発するのですが、全体的なミックスの流れとしては・・・そんなにストーリー性はなく、意外と聴きどころ(=選曲の山ですかね)は少ないかな~と思いました。
 う~ん、ずーっとハードパンチを繰り出すボクサーのような・・・大味感があり、ジャブから始まり、徐々に盛り上がっていく・・・みたいな「わびさび」がないのはちょっと残念だな・・・と思いました。
 でも、それも全然気にならないんですよね・・・首振ってるからww

 
 なんか、毎度の如く上手くまとまらない文章になりましたが、上記のような無駄な予備知識がなくとも・・・首振り必死なミックスに仕上がっており、Hasebe氏のアイデア&テクニックが随所で生かされてる高ミックスであることには間違いありません!
 ノリノリなHipHopを聞きたいな~って方には絶対お勧めな1枚ですよ!!

Artists / Title : DJ Hasebe aka Old Nick 「Studio 69 vol.2 - Finish Ya School Megamix 89-91」
Genre : 90's Hip Hop 、R&B、House
Release : 2005年2月
Lebel : Studio 69 No Number
DJ KZA 「Pimp The System Mx Show」
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 今日は、ミックス作品に関してはマニアックな作品を連発してて、個人的には大好きな「KZA」大先生の1本をご紹介です~♪

 KZAさんといえば・・・「四街道ネイチャー」なり「Force Of Nature」などの活動が有名かと思いますが、個人的には「掘り師」として重要視してる御大で、その「言動」を注目してる方であります。
 なんて言ったらいいのか・・・発言がいい感じで壺に入るマニアックさ・・・というか、インタビューなりで発せられる「特殊な電波」が堪らないんですよね・・・(^^;)

 分かりやすいところだと、結構前のFRONTの特集では、各DJがお薦めのレコードを紹介をする中で、出だしが「Death Mixの元ネタが全て解明しました!」と・・・言ってるわけですよ、脈略が全くないのに!
 また、BeatBopのオリジナルが欲しいと公言し続けたり、Daniele Baldelliに凝り始め、イルなイタロ・ハウスを研究してみたり・・・とHipHopの枠を大幅に超えた「マニアック」な姿勢が、個人的には大好きです。
 半年ぐらい前から始まった、JetSetでの氏のブログは、1日1枚レコードを紹介する・・・ということをしてるのですが、これがまたマニアックで、タマランですねww 
 ここ数日は、Seven Minutes of Funkの12inchのバージョン違いを連日アップしたり・・・最高です(^0^)

 そんな氏のミックス作品なわけですから・・・当然、マニアックなものが多いです!!
 ミックス作品はボチボチ出していて、それぞれにマニアックな方向に働いているものが多いのですが、今回のこれも、ある意味マニアックですね(^0^)


 今回紹介する作品は、全編にわたり、有名HipHop楽曲の「インスト」のみを使用してミックスする・・・という、思いつきそうなネタではあるが、なかなか実行できないことにトライしています!

 この「インスト」のみというのは、意外と実行したDJは少なく、「インストっぽい曲」を選曲した作品は結構ありますが、Rap曲の「インスト」のみを使用した・・・ってのはあまりいないと思います。
 何作かは思いつく作品はあるのですが、今回のKZA氏の作品のように、ストイックに追求したものは・・・あまりないと思います。

 それもこれも、Rap曲のインストは、あくまでもMC達の「バックトラック」であり、Rapの引き立て役・・・という使命が強いので、インスト曲としては地味で、盛り上がりが乏しく、ミックスしても凄い地味な印象になる・・・ので、DJ達が扱いづらいんじゃないか・・・と思うからです。
 なので、Shadowとか、Camとか、いわゆるインストメンタルで成立する楽曲と混ぜて、Rap曲のインストを使う・・・程度の作品が多いかと思います。

 その限りにおいて、流石KZAということで、100%インストでトライしています・・・ んで、肝心の内容は・・・かなりいい出来に仕上がってます!!


 チョイスしたネタは90年代初期から中期にかけた、派手さはないけど、ニューヨークっぽいトラックが中心で、今で言うと「Jazzy Hip Hop」と形容される曲が多いかと思います。
 収録されている曲だと、Gangstarr / Mass Appeal、Grand Puba / I Like It、Intelligent Hoodlum / Street Life、Black Sheep / Without a Doubt・・・などのような、決して派手ではない、ワンループ中心の曲で、冬のニューヨークに合いそうな曲を中心に選曲しています。
 ただ、それぞれの楽曲の、裏方であるバックトラックを、静かに聞いてみると・・・ドラムなりベースラインなり、うわもの等の「粒の立ち方」もさることながら、ワンループの魅力が光った曲が多いかと思います・・・
 
 そして、実際のミックスは、派手なギミックは全く使用せず、淡々とミックスをし、地味目にロングミックスをしてひたすら繋いでいく・・・感じになっていて、選曲した楽曲の、淡々とした「世界観」をさらに引き延ばしているような印象が・・・大変いいですね!!

 つまり、HipHop特有の「ワンループの魔力」というか・・・一聴しただけでは分からない、そのループを聴き続けることで分かる「気持ちよさ」を理解した上でミックスしてる・・・感じがして、そのワンループの気持ちよさが分かる者にとってはタマラン内容に仕上がってます(^0^)


 私も、今日、久しぶりに通勤時に聴きましたが、永延と回り続ける、RawなHipHopビートが、私の頭の中で回り続け、気づいたら、この作品の世界観に引き込まれちゃう・・・みたいな感覚になり、やっぱりHipHopっていいな~と思いました。

 ワンループの魔力って、HipHop楽曲の方法論に対して、開眼しないと分からない・・・と思いますが、個人的にはやっぱり大好きです。 
 Gagleは「雪の革命」なんて言ってましたが、冬の季節のような、派手なことが出来ない分、ストイックな趣きで、かつ、その真ん中には熱い何かがある・・・みたいな曲が「ワンループ」の魅力だと思います。 
 人それぞれによって形容が変わると思いますが、「内に秘めた肉体性」みたいな意味かもしれないですね・・・


 そんな、ループミュージックの良さを、結果的に引き出しているこの作品は、KZA氏のマニアックな嗜好と相まって、かなり高水準なミックスになってるのが奇跡と言ってもいいかも知れないです・・・
 単調なインストを、あえてシンプルに用いることで、ループミュージックの「根幹」を提示し、かつその気持ちよさを表現出来たのは・・・ホント奇跡に近いですよ!!

 誰しも、思いつく「ミックスネタ」ではありますが、実行をした勇気と、作品に仕上げ、かつリスナーに心地よい衝撃を与えることが出来たわけで・・・ホント、KZA大先生にはリスペクトです!!

 
 一聴しただけでは、理解がしづらい世界観ですが、中毒性は高く、特に、今現在の冬の時期には・・・たまらないですよ!!
 凍てつく寒さで冷え切った夜道を、言葉を発しずに、淡々と歩く時に、このテープをヘッドホーン越しに聞いてると、だんだんとループの魔力にハマり、首をふりつつも、歩くスピードが速くなる・・・みたいな感覚に襲われ、結果的には「気持ちいい」みたいなミックスですね!!

 中古価格では、そんなに高くないので、ご興味がある方はぜひ聞いてみてくださいね~♪

Artists / Title : DJ KZA 「Pimp The System Mx Show」
Genre : 90's Hip Hop - Instrumental
Release : 2005年5月
Lebel : Lesson Breed No Number
Notice : 
①No Track List → ただ、発売時にリリース元にメールを出すと、トラックリストが貰えたサービスがあったようです。
②CD版について → 近年、CD版でも発売されていますが、ジャケットがほぼ一緒で、この内容のものと、エレクトロなミックスのモノがリリースされています。 印字の色なり、シールなりがちょっと違うようです。      
DJ Denka 「MURO Chain Reaction - Special Sampler Mix Tape」
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 ちょっと今回はレアなのを行きますよ~(^0^)

 MUROさんのミックス作品ではない、通常の音源製作作品であるミニアルバム「Chain Reaction」発売前・プロモーションテープをご紹介します・・・ DJミックス担当は、Denka氏ですよ!


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 上記写真は、私が手持ちで持っていた、そのミニアルバムのダブル12inchになります・・・ CD版の方も同じジャケットなので覚えてる方も多いかと思います。
 この作品といえば、かなり「濃い」メンツを集め、豪華なマイクリレーをした表題曲や、MUROさんの掘り仲間である、Shimone氏とTus-One氏が集まり、45ネタで攻めまくった良質ブレイクビーツ曲を多数収録・・・など、結構いいアルバムですね。
 
 表題曲の「Chain Reaction」は、DON BARON / Actionを下敷きにした、Funkyなトラックの上に、UZI、DELI、Q(Rappagariya)、BIGZAM、TOKONA-X、GORE-TEXなどの、ツワモノMC陣によるマイクリレーが圧巻ですね!
 下に、YouTobeを引っ張っておきますが、パンチライン満載で、タマランですね(^0^) 

●DJ Muro - Chain Reaction


 対して、上の曲が「表」としたら、Shimone、Tus-Oneが参加した、インスト曲は・・・裏クラシックで、マニア泣かせな好ブレイクビーツに仕上がってます。
 特に有名なのが、3人の共作である「Vinyl Drifter」ですかね・・・ 
 この曲は「45」のみ、つまり「7inch」のレコードのみを使用し、数々のネタが飛び交う楽曲で、Deep Funk以降の「レコード掘り師」からの回答・・・のような、超Deepな楽曲です(^0^) 
 今は閉鎖されちゃいましたが、MUROさんのお店「Savage」のホームページで流れてた曲なのですが、ネタのクリアランスなんかがちゃんと出来たのか不安になるぐらい、ふんだんにネタが使われ、個人的には「サンプリングは死なない・・・」と印象付けた曲でもあります。

 ちなみに、アナログ盤は、発売時に普通に買いましたが、中古価格については、なかなか値下がらないな~という印象があり、もし安く売ってたら、買った方がいいな・・・と思う1枚です(^0^)


 んで、そんな魅力的な楽曲を、プロモーション用にですが、DJミックスをしたのが・・・このテープになります。
 おそらく、ミニアルバムの発売前(2003年1月より前?)に、プロモーション用に配布されたと思われ、一般販売は全くない・・・と思われます。

 普通のプロモーション用のテープであれば、お店の方が発注するにあたって、その作品を判断する上の「資料」として用いることがもっぱらなので、通常であれば「完パケ」の状態であることが・・・多いのですが、HipHop以降となると・・・必ずしもそうではありません。
 というのは、今回の作品のように、実際発売する作品の音源をDJミックスしたプロモーション用テープが結構あり、特にHipHopに関しては、探すと結構あります。
 まあ、印象付け&話題づくりとしては悪くないと思いますし・・・ミックステープコレクターとしては、普通は市場にでない一本であるので、タマランですよねww
 この手の「プロモテープ系ミックステープ」も、そんなには手持ちではないですが、面白いのが結構あるので、その内また紹介しますね・・・


 今回のテープでは、MUROさんに比較的近い、水戸が誇るラップグループ「Lunch Time Speax」の「DJ Denka」が担当し、収録曲をバッキバキに2枚使い&スクラッチをし、かなりカッコよい仕上がりにしています。
 なぜ、Denka氏が起用されたのかは不明ですが、こういったアルバム紹介としてのDJミックスをする場合は、選曲の流れ以上に、2枚使いやスクラッチで人目を引き、かつその収録曲を光らせることが求められるので、個人的にはDenkaさんで間違いない・・・と思います。

 先日紹介したCiscoのノベルティーでも、Denkaさんの「技」について紹介しましたが、氏に関しては「印象付けたい言葉の2枚使い」が非常に上手く、この技術が、今回のテープでも生かされていると思います。
 収録曲のうち、表題曲の「Chain Reaction」は、各MC達の気合のこもったパンチラインが満載なので、カッコイイ決め文句を2枚使いで繰り返すだけで、その言葉のカッコよさが更に引き立ちますし、同時に収録されているFunkyなインスト曲も、2枚使いで強調することで、更に目立ちますね(^0^)

 実際のミックスは、30分もない程度なのですが、Denkaさんのミックスは、ミニアルバムに収録されてるラップ曲・インスト曲の「濃い部分」をしっかりと抽出しており、実際のアルバムを更に引き立てる効果があるので、プロモーションとしては間違いないと思います。

 「プロモテープはこうあるべき・・・」という正しい回答が入ってるみたいで、一般リスナーよりも、制作者側に聞かせてみたい・・・と思った1本でした。

 なかなか、手に入らないと思いますが、もしお手に取る機会があったら、是非とも聞いてみてくださいね~

Artists / Title : DJ Denka 「MURO Chain Reaction - Special Sampler Mix Tape」
Genre : 日本語HipHop、BreakBeats
Release : 2003年1月頃
Lebel : Toy's Factory / Incredible Records No Number
Notice : A・B面とも同じ内容のミックスが収録されています。
       紙のみのジャケット。

<追記>
 ちょっと外れる話題なので、追記として書きますが、表題曲には数年前に亡くなられた「Tokona-X」氏も参加しており、かなりドープなライムを繰り出しますよね。
 Denka氏の「印象的な言葉の2枚使い」で、Tokonaのバースも当然対象になってるのですが、その中で、「分かれよ、分からにゃ死んでよ~し」の部分を執拗に2枚使いしていました。
 彼が亡くなる前の収録ではありますが、今となっては、そこの部分を2枚使いすると、Rest in Peaceの意味合いが強いですよね・・・ むしろ、その死を予見してた2枚使いみたいで、聞いてて軽くショックを受けました・・・
 Denkaさんは全く悪くないんですけど・・・ う~ん、こういうこともあるんですね・・・


<追加編集> 2009年9月5日
Don Baronの12inchを春先に安く買ったのを忘れてて、今頃になって写真を追加しました(^^;)


<追加情報> 2015年12月23日
某情報によるとHMV限定で配布されたそうです。





Da Cypher 付録 「放送日リスト」
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 え~、インフルエンザも落ち着き、明日から会社に行こうと思うので、最後の暇つぶし・・・です(^^;)

 昨日、長ったらしく書いた「J-Wave Hip Hop Journey - Da Cypher - 」の付録として、「放送日リスト」を作成&公開したいと思います・・・
 
 なぜか、上のようなリストを作ってたんですよ・・・いつ、作ったのかは不明なのですが、恐らく、エアチェックしたテープに書いた走り書きの「内容」を転機したものだと思います。
 そのため、内容は結構適当ですが・・・何本か聞いた限りだと、当ってるかな~といった感じです(^^;)

 また、テープが残ってないものは、リストがなく、これから作成するリストにおいても、日付が飛ぶところが多数あると思います。
 その日付が飛んだ日は放送されていないのではなく、私のリスト上で記録がないだけなので、ご了承ください。

 あと、割と前半はデータがあるのですが、後半はデータがほとんどない状態・・・になってます。
 理由は、番組の後半(99年ぐらいから)は、どうやら毎回テープに保存せず、聴くだけの状態だったので、テープが残ってない&リストがない状態です。 こちらもあらかじめご了承ください。

 え~、何に使えるのかは全く分からないですが、ご利用はご自由に・・・でも、内容が間違ってるかも知れないので、その辺の判断も・・・よろしくお願い致します。

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<J-Wave Hip Hop Journey Da Cypher>
            「放送日リスト」 

※注意 DJとMCについて
 断りが特になければ、DJは基本的には「MURO」さんが、MCは「Riko」さんが担当しています。

※注意 日付について
 大部分の日付が「放送日の1日前」になってることが判明しました。
 このリストを作成した後で気づいたので、あえて修正はしないですが、その理由の例として、本来は「5/12 3:00」からの放送であれば、「5/11 27:00」からの放送みたく考えてたようで、「5/11」と記載してるモノが多いようです。
 全てを確認してないので、あれですが、資料にするとき、検索するときはご注意ください・・・

<1997年>
・4/5 放送開始
・5/10 Call in : Psycho Les ( Beatnuts)
・5/17 Call in : Q-Tip
・5/24 Wu-Tang 来日! ODBのインタビュー
・6/21 前半:MURO - Middle Mix  後半:DJ Master Key
・6/28 新曲紹介中心
・7/5  Guest:Rhymester  後半:DJ Jin - Funk Mix
・7/12 Guest:Lil'MURO!!  後半:MURO - OldSchool Mix
・7/19 後半:DJ Watarai
・7/26 Guest:Shakkazombie  前後半:MURO - R&B Mix
・8/16 Guest:DJ Hasebe & DJ Watarai  
     前後半:MURO - NewSchool Mix
・8/23 Guest:Alkaholiks  
     後半:MURO - OldSchoolの曲をネタにした曲でのMix
・8/30 Guest:UZI   R&BよりなMix
・9/6 Guest:DJ Maki    後半:DJ Maki - R&B Mix
・9/27 1~2年前の曲をMix
・10/4 Guest:Soul Scream & DJ Spinna
・10/18 1~2年前の曲をMix
・10/25 Guest:Rhymester & 三木道山  後半:DJ Jin - Soul Mix
・11/1 Call in : Common
・11/22 Guest:Buddha Brand(天運我に有り!!)
・11/29 Guest:DJ Okubo & DJ Watarai  後半:DJ Okubo
・12/6 Guest:D.O.I    
     前後半:DJ Watarai - Misia「つつみこむように(Remix)」初公開!
・12/13 Guest:Ben The Ace & DJ Patrick  後半:Ben The Ace Mix
・12/20 Call in : Streech Armstrong  後半:MURO - DanceClassics Mix
・12/27 R&BよりなMix

<1998年>
・1/3 1997年のHipHop/R&Bを総括
・1/10 Guest:CQ  DJ:DJ Master Key
・1/17 Guest:K Dub Shine(Last Emperor!!)
・1/24 Guest:宇多丸 - 「B-Boyイズム」を初公開?  
     DJ:DJ Jin - Funk(JB) Mix
・2/7 DJ:Watarai  Guest:Osumi & DJ Hazime
・2/14 DJ:MURO - Valentine R&B Special MiX!!
・2/21 後半:MURO - DanceClassics Mix
・2/28 DJ:Watarai  Guest:Misia(生で「つつみ込むように」を披露!!)
     ※つつみ込むようにの12inchプレゼントで大変なことに・・・
・3/7 DJ:DJ Kensei - Underground Mix  Interview:Common
・3/14 Call in : DasEFX  Guest:DJ KIYO  
     DJ:MURO - Sweet Soul Mix
・3/21 DJ:Hasebe  Guest:SugarSoul  ※DJ Hasebe 「adore」の紹介
・3/28 DJ:MURO  Guest:Osumi & Watarai   
     ※最初にRakimのFreestyleを収録
・4/4 Guest:Rhymester - B-BoyイズムのパチアツRemix!
・4/18 Guest:You The Rock
・4/25 DJ:Watarai  Guest:Gore-Tex & Singo2 → Freestyle有り!
・5/2 DJ:DJ Kaori
・5/9 DJ:MURO  Attica Blues「Oh La La La (KODP Remix)」公開
・5/16 DJ:Ken-bo  Zeebra「Partychacker」収録
・5/23 DJ:MURO KODP・RedBanWinkleのFreestyle
・5/30 DJ:KIYO  Guest:Kouhei & Ozrosaurus → Freestyle有り!
・6/6 DJ:Yukijirushi - Underground Mix
・6/13 DJ:MURO - Summer Mix  MURO/Dig On Summer 初公開
・6/20 Guest:Zeebra(1stLP発売直後!)
・6/27 DJ:MasterKey  Guest:SchaDaraParr
・7/4 DJ:DJ Yas  Guest:You The Rock
・7/11 後半:MURO - Diggin Ice Mix!!
・8/1 DJ:MURO  MURO/Hantoumei収録
・8/8 Guest:DevLarge & Lunch Time Speax  DJ:Denka - 70's Mix
・8/15 Guest:四街道ネイチャー  DJ:Kent&KZA
・9/5 ※98年上半期のおさらい ※ATCQ 5thAlbum全曲紹介
    後半:MURO - Soul Mix
・9/12 DJ:Ken-bo
・9/19 Geust:Co-Key(戦闘機!)
・9/26 DJ:Watarai Guest:Macka-Chin Double/Bed(MrDrunkMix)収録
・10/3 DJ:Yas  Guest:Twigy & You The Rock
・10/10 後半:MURO - BrandNubian Mix !!
・10/17 DJ:Hasebe
・10/24 DJ:Watarai  
     Guest:Tina - アカペラで「Lovin' You」「Killing Me Sofully」を披露!
・10/31 Guest:SchaDaraParr
・11/7 Guest:Rappagariya(アルバム「Super Hard」リリース)
    後半:MURO - PeteRock Mix
・11/14 DJ:Okubo → 後半がDope!
・11/28 DJ:Kiyo & Ando  
      Guest:FlyingPupa & Natural Resource → 生ライブ有り!
・12/5 DJ:Hazime → 後半がDope!
・12/19 DJ:Watarai  
      Guest:Osumi(Solo LP リリース) → 生ライブ有り
・12/26 DJ:MURO - HipHop/R&B Hits of 1998 Mix

<1999年>
・1/2 Call in Special! - Kensei、宇多丸、Hasebe、MasterKey、Kaori、Yukijirushi、Zeebra、Maekawa
・1/9 DJ:Ken-bo  Guest:沼田充司、Suiken&Macka-chin
・1/23 DJ:Jin  Guest:Mammy-D
・1/30 DJ:Hasebe  Guest:SugarSoul
・2/6 DJ:Watarai - Dope Mix!!
・2/13 DJ:MURO Valentine R&B Special MiX!!

・5/1 DJ:MURO & Lord Finnesse! 
    Guest:SoulScream、Lord Finnesse & AG
・7/3 Guest:Rhymester(NewAlbum「Respect」発売!!)  DJ:Jin
・12/25 NY Special(NYより中継)   DJ:Spinbad、Clark Kent、Hiro

<2000年>
・1/1 2000年以降にも残したいHipHop  DJ:MURO - 99's Mix
・12/30 Best of '00

<2001年>
・4/7 DJ:MURO - Dope Mix
・11/17 DJ:MURO - 45rpm(7inch) Mix !
・12/15 DJ:MURO - Christmas Mix

<2002年>
・1/5 DJ:MURO
・2/2 DJ:MURO
・3/2 DJ:MURO
・3/16 DJ:MURO
・3/30 The Final Special (最終回)
     渋谷Q-Front(イベントスペースe-style)より生中継 
     DJ:Hazime、Watarai、Missie、Hasebe、MURO  
     Guest:Ryu、Rappagariya、Dabo、Bigzam、Yutaka、Akira・・・

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<トラックリストの検索について>
 Ruluさんという方の書き込みで、J-Waveでは過去の放送曲のトラックリストが検索できることが判明し、このCypherも大半の放送が大半することが判明しました(^0^)
 考えてみれば、放送局は、著作権者(Jasracかも?)に放送したロイヤリティーみたいのを払う必要があるので、リストアップする必要があり、ちゃんとデータ化してたんでしょうね・・・
 検索については、ちょっとメンドくさい方法ですが、過去に遺恨がある畏兄の皆さまは、ぜひ検索して、すっきりしましょう~♪
 なお、Ruluさんの書き込みに、アーティスト名が違う旨の記載がありましたが、私の記憶だと、Manhattanで立ちメモ時代にも間違いがあったので、その点は注意しましょう・・・
 一応、下にリンクを勝手に貼っておきますね~♪

 ●J-Wave 過去のオンエア曲目

 なお、このサービスを知り、試して検索をしてみると、上記で記載した「日付の表記方法」に誤り・誤解を招く書き方があることが判明しました(リストの注意項目参照)。
 おそらく、リスト上の日付で入力するとヒットしないことが多いと思いますので、+1日を足したりして上手く調整してください・・・すみません m(_ _)m


<追記> 2009年4月19日
放送開始日が判明したので追記しました。
日付の表記について、誤解を招く表記をしていたので、注釈を付けました。
J-Waveの検索サービスのことを追加しました。


<編集情報> 2009年7月24日
最終回の記述で、開催場所を勘違いしていました・・・(^^;)
なので、下記のように訂正を致しました・・・すみません・・・・

誤 渋谷Harlem(BX Cafe)
    ↓
正 渋谷Q-Front(イベントスペースe-style)

J-Wave Hip Hop Journey - Da Cypher -
dacypher_top.jpg

 よく、私の文章の中で「Cypherで・・・」みたいなことを書くことがあります。 分かる人はすぐ分かると思いますが、この「Cypher」を知らない方も沢山いるんだろうな~と思い、久しぶりに腕を振るいたいと思います!!
 HipHop業界において、燦然と輝いたラジオ番組「Hip Hop Journey - Da Cypher -」のご紹介をします!! 押忍!!


<What's Da Cypher?>

 まず、この番組「J-Wave Hip Hop Journey - Da Cypher - 」は、東京を中心に全国ネットもあるFM放送局「J-WAVE(81.3)」から、毎週土曜の深夜に放送されていたラジオ番組です。
 スタートは1997年4月5日で、最初は深夜3時より放送していましたが、人気が出てきて、だんだん早い時間に移動し、最終的には深夜1時から放送していました。 
 番組は90分で、その中でDJによるHipHop,R&BなどのDJプレイをメインに、ゲストとのトークコーナー、ニューリリース情報、クラブ情報などを交えた音楽番組です。
 番組MCはRIKO(リコ)が担当し、DJはMUROがメインDJで、MUROの他にも多彩なゲストDJが担当をしました。
 なお、番組は2002年3月30日の放送を持って、惜しまれつつ終了をしました。 放送期間は5年です。

 ざっと、wiki調で書いてみましたが、書きにくいな~(^^;) やっぱりいつもの書き方にしましょうww

 Cypher、ホント聞きましたね!! 東京中心になってしまうかも知れないですが、Cypherにお世話になってない人はいない・・・ってくらい重要な番組だと思います。
 小ネタとか、資料を沢山集めたので、以下でいろいろとマニアックなことを書いて、この番組の魅力をご紹介します~


<What's about Da Cypher>

①番組の始まりについて
 番組の初めについては、ちょっとうる覚えな内容もありますので・・・ご注意ください(^^;)

 当時、MTVのVJをしていたRIKOさんが「日本でもNYのようなHipHopのラジオ番組をやりたい」と考え、FM番組デレクターさん(前田章太郎さん)と相談をし、いろんな放送局にデモテープを何度も持ち込み、門前払いを食らい、また持ち込み・・・を繰り返し、やっとのことでJ-WAVEで始めることができた・・・と番組内で言っていた記憶があります。
 また、終了をした際、当時のBlastの記事(2002/06)によると、当時RIKOさんの家から近かったMUROさんの家に行き来し、みんなで新譜のレコードを聞いてて「ああ、こういう感じで皆で新譜とか聴きあえる場所が作れたら良いな」というのもきっかけだそうで、簡単で安価に「情報交換が出来る場所」としてラジオに目を付けた・・・みたいな話もあるようです。

 当時としては、音楽中心の番組ももちろんありましたが、DJがレコードをまわして・・・って番組だとほとんどなかったと思いますし、局側としても、HipHopとR&Bだけで番組が成り立つ・人気が出るかが分からなかった・・・と思います。 なので、なかなかすぐに始めることができなかったのかも知れないですね。
 ただ、歴史的に見ると、DJがまわしてた番組は80年代でもあったし、Cypherのちょっと前にもYouさんが司会してた「Night Flight」(Tokyo FM)とか、「Street Flava」(Nack5)なんかはありました・・・。
 もしかしたら、Street FlavorはRIKOさんがMCをやってたような気もします。 1回だけ聞いたことがあった・・・けど、私の家からNack5が聞けなかった・・・ので(^^;)

②番組のタイトルについて
 番組の名前については、結構有名な話があります・・・
 当時RIKOさんがMTVのVJをしてた関係で、アメリカのアーティストと親交があり、この番組のタイトルをどうしよう・・・とKRS-ONEに相談したら、「Da Cypherがいいんじゃないか!」となり、決定したそうです・・・
 Cypherといえば、円陣を組んでフリースタイルをし合う・楽しみ合う・・・っていう意味が最近は定着してますね?
 昔からこの意味が強いと思いますが、拡大解釈をして、みんなが手を取って、友達の輪を広げよう・・・・的な意味もあるのかな~と思います。
 あっ、Cypherの読み方は「サイファー」ですね。

③RIKOさんについて
dacypher_001.jpg HHJ.jpg
 ↑下がRIKOさん、上はMUROさん(97年)

 最近は、めっきり表舞台に出ないな~と思ってましたが、調べがつきましたよww 過去から現在をご紹介します~

 RIKOさん(桜井理子さん)は、国際基督教大学(ICU)の出身で、早稲田大学の名門音楽サークル「ギャラクシー」に在籍してたことから、HipHop街道がスタートしたと思われます。 
 ちなみに、RhymesterのDさんと宇多さんとはギャラクシー内で同期に近かった・・・という話は聞いたことがあります。
 んで、MTVのVJで、業界デビュー(94年頃)をして(?)、Cypherやって・・・という感じで、その後、2001年ぐらいに日本で「DefJam」を開く際に、RICOさんがスタッフで入り、Cypherが終わり・・・、DefJamも日本で終わり・・・RIKOさんがどうなったか不明でした。
 ただ、今回の調査によると、RJ267というマーケティングと洋服デザインの会社を興したようで、元気に日本とNYとロンドンなどを飛び回っているようですよ

 また、Rikoさんに関することってビックリするぐらい情報がないのですが、2009年4月に発刊された日本のHipHopに関する著作で「イアン・コンドリー / 日本のヒップホップ」には、女性のHipHopみたいな流れでインタビューを受けていて、Rikoさんが人生の中で色々と苦労をしていたことが少ないですが記載があります。
 内容自体、かなり読みにくい本なのですが、Rikoさんのココでは書けないパーソナルな内容まで掲載されていて、ご興味があれば読んでみてください・・・

 RIKOさんに関しては、声がホントにいいですよね・・・ 英語が喋れるのもポイントですが、声質もハキハキしてて、聞き取りやすく、会話の内容も面白く、Cypherが終わり、聞けなくなったときはかなり寂しかったです。
 なお、当時、Cypherを録音したテープを、通学途中に何度も聞くことが多かったのですが、使ってたショックウェーブが冬場だとピッチがマイナス1ぐらいのスピードになり、RIKOの声がちょっと太くなり、逆にセクシーな声になってたな~と思いだしましたww
 あと、RIKOさんの「コ」は「Ko」が正しく、「Co」は間違いだそうですよ・・・

④DJについて
 DJは、基本的にはMUROさんが担当してましたが、他の方もかなり担当していました
 まあ、土曜の夜ということで、稼ぎ時でもあるので、ブッキング次第・・・ってところでしょうか?
 有名どころは、ほとんど担当してるので、付録のリストを参考にしてください。
 
 個人的には、MUROさんのCypherでのプレイは本当に勉強させてもらいました!!
 新譜ももちろんかけますが、ほんといろんなジャンルの曲をプレイし、そのプレイに影響を受け、MUROさんが好きになったし、音楽の聴き方、プレイの姿勢など影響を受けた点が大変多いです。
 MUROさんに関しては、新しいテープがリリースする前になると、そのセットを練習でかけたりするんですが、それも勉強になったし、テープ化はしてないけど、現場ではよく使ってたセットを披露したり、MUROさんが持つジャンルレスなミックスはCypherで学びました!
 
⑤番組の流れ~ゲスト参加
 番組は、DJのミックスが中心で、合間にRIKOさんを中心にMCが入る感じです。
 DJのミックスは前半と後半、それぞれ30分~40分ぐらいのミックスで、新譜のミックスが中心でした。 
 しかし、クラシック曲の日もあったり、はたまたR&Bだけの時もあったり、それ以外もあったり・・・長く聞いてるとバランスに長けたミックスショーだったと思います。
 なお、RIKOさんが長めにしゃべる時は、DJがインストの曲に変えたりして、色々としゃべってました・・・特にMTVの仕事も同時にしてたことから、海外の話なんかは大変面白かったですし、それ以外にもトークが本当に面白かったと思います!!
 
 また、ゲストもかなりきてて、新譜を出した時は必ずCypherで紹介・・・みたいな流れが出来てましたね!!
 ゲストの方が来た時は、MCの時間を延ばす感じで、いろいろとトークしてましたし、その方がDJをする場合もあって、かなり楽しめました。
 FRONTとかを読んでも、その人の雰囲気とか、分からないところが沢山あり、その間を埋める役割として、Cypherでのゲスト参加があったのかな~と今になって思いました。
 個人的には、Makiさんのゲストの時が、面白かったし(キーススウェットですww)、Hasebeさんが出た時は、ちょうど宝生舞とのフライデーの直後で、面白かったですね(^0^)

 おまけで、当時の番組フライヤーを貼り付けます。 こんな方がゲストで来てましたよ(^0^)
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⑥新譜紹介
 ミックスの前半と後半の間に行うことが多く、結構重要なコーナーだったと思います。
 具体的には「渋谷・Manhattan Records」が、その週に入ってきた新譜をフラッシュで紹介し、コメントをし、気になる・話題の一曲は全部かける・・・みたいなスタイルでした。
 当時は、ホント、レコード市場が加熱してて、リリース量も多かったし、欲しいレコードも、遅れると買えないことが多かったです。
 その中において、お店に行かずとも情報が得られるのはホント大きいし、盛り上がりますよね!
 
 このコーナーについては、初期は「前川さん」が担当し、RICOの相方的な位置で、コーナー以外でも登場し、人気を博してましたww その後、前川さんは、Mが作ったレーベル「Royalty」のスタッフになり、Nitro関係の仕事を引き受けてた記憶があります。

 また、このコーナーは、番組が3年目ぐらい経った頃になると、Ciscoの名物バイヤー「柳川剛志」氏(Honey DipとかでのDJでおなじみっすね)の激烈なプッシュにより、ManhattanとCiscoが交互に担当することになりました。

⑦プレゼント
 リスナーと近い番組を目指したてたのか、結構リスナーからのFAXとかメールを受け付け、番組内で読むことが多く、これもなかなか面白かったです。
 んで、読まれた方にはプレゼント・・・ということで、毎回何らかのプレゼントがあったと思います。

 時期によっても変わるのですが、「Manhattanの新譜12inch詰め合わせ」とか、今週のDJの選曲した「トラックリスト」とか、いろいろありましたね・・・・
 個人的には、何度かFAXとか出したことがあり、トップ写真のような「シール」とかは貰ったことがあります。 下記、左側の写真はその時の封筒と手紙です。
 また、なぜかいつからか「朝日新聞」がスポンサーになったことから、下記・右のようなストラップをもらしました・・・要らないww
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 なお、プレゼント関係で、一番強烈に覚えてるのが「Misiaの1st12inch」プレゼントですね! 
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 ここ最近は、値段が落ち着いてきたこともあり、私も目標の5000円以下で去年買いましたww
 ただ、この12inchの「バブル」のことを知らない方も多いと思いますので、ちょっと紹介しましょう・・・

 この12inchはMisiaのデビューシングルで、R&Bブームの代名詞と言ってもいいシングルでしょう。 リリースは1998年1月で、5000枚・・・だそうです・・・結構多かったんですね。
 デビューシングルのRemixをMUROさんが担当したのは有名で、Cypherでは、真っ先にこの曲をかけ、ほんと度肝をみんな抜かれましたよ!! 
 日本にこんなに歌が上手い人がいたなんて・・・ホント驚きました。 つまり、Misiaを真っ先にHook UpをしたのはCypherと言っても過言ではないですよ・・・

 そして、ヤラれたみんなが、あの12inchに群がり、いろんな要素が重なり、とんでもない値段になりました・・・いわゆる「Misiaバブル」ですね!
 私も買えず、悔しい思いをしましたが、その光景を見てる、またはちょっとだけ参加が出来て、本当に興奮しました
 レコード屋で放出するとなれば、徹夜が出たり、長蛇の行列ができたり、中古屋での値段が1週ごとに上昇したり(私が知ってる限りの最上限は、RecoFanで99800円だったかな?)、最後は、当時あった「AirMax狩り」にあやかって、「Misia狩り」もありましたよ!!
 Misia狩りは、私も当時遭遇しました・・・友達とレコ屋帰りに、渋谷・西部の前で、ちょっと強めのアンちゃん1名にレコード袋を持ってたのでつかまり、相手が知識がないやつだったので、逆にビビりながら、簡単に買えないものだ・・・と教えた記憶がありますww

 そんな12inchを、Misiaが生出演する際にプレゼントする・・・とのことで、当時私も必死に放送中にFAXを送ろうと奮闘してましたが、回線が全く開かず・・・で涙を飲みましたよ!!
 まあ、このときのMisiaの「生ライブ」は本当にすごいのですが(この原稿を書きながら、聞きなおしましたが、凄いっすね!!)、それ以上に、Faxを送るのに疲れた記憶がありますww

⑧イベント&リリース
 数は少ないですが、クラブイベントなり、リリースなりも結構あります。

・クラブイベント
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 クラブでの遊びも、HipHopの一つだよ・・・という教育的な意味で、何回か開催したことがあると思います。
 資料は、ちょうどCypherが始まった1997年の年末、Harlemがオープンした年でもあるのですが、番組のイベント(2回目かな?)の詳細で、当時のHarlemのマンスリー(この頃は新聞じゃないよww)より抜粋しました。
 以後、何回か開催してたと思います・・・が行ったことはないです(^^;) それ以上に、12年前から「さみしんぼナイト」ってやってたことを知りましたww
 ちなみに、番組の最後(2002年3月30日)も、渋谷Q-Front(スクランブル交差点のツタヤがあるビルで、イベントスペースで開催)から生中継で放送してたと思います。

・イベント
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 細かいイベントも結構ありましたが、面白いところだと、このチラシのイベントだと思います。
 OutKastの新譜での企画で、日本独自のRemixに、MCを募集する・・・という触れ込みで、リスナーが参加したことがありました。
 あと、朝日新聞の提供だったので、CMでラップする人を募集したり、DJコンテストもあったと思います。

・リリース
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 Cypher名義でリリースしたものって、5年間あったけど、結局この「70minutes of Funk」だけなんですよね・・・
 98年11月にリリースミックスはMUROさんで、MUROさんらしい、HipHop~R&B~Classice~を連発し、Cypherらしいミックスを披露していますよ!!
 詳細は、下の記事をご参照ください・・・

 ・ MURO 「70 minutes of Funk」


<俺のCypher ~ Cypherの意義>

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 いや~、長ったらしく、ちょっとだけ分かりやすく書きましたが、こんな感じの番組でした・・
 んで、ここからは、個人的な思いを書こうと思うのですが・・・とりあえず、上の写真見たく、ちゃんとエアチェックして保存するぐらい、ほんと気合入れて聴いてましたよ!!
 まあ、エアチェックしてたのは、初期~中期までで、それ以降は、聞いてはいたけど、そんなに保存しない・・・みたいな感じでした。 これについては、付属の「放送リスト」を見てちょ・・・
 では、以下では「俺にとってのCypher」と「Cypherの意義」を考えてみたいと思います。

①俺にとってのCypher
 まずCypherを知ったのは・・・忘れたのですが、開始直後(97年4月)からは聞けず、持ってるテープでいくと97年5月10日分(開始して5回目ぐらい??)より聞いてます。
 当時は、インターネットは一般的でなく、今であれば、検索とかで調べられるかもしれないですが、こういった情報を得るため、本とか雑誌の端まで見たりしてました・・・
 まあ、知ったとすればFRONTか、YouさんのNight Flight辺りかな~と思います。

 んで、聞いてみて・・・一発で気に入りましたよ!!
 だって、それまでは数少ない情報誌(FRONTとか)で情報を得たり、なかなか行けないお店に行って情報を得たり・・・圧倒的に情報が少なかったですから・・・
 それが、家にいて、毎週フレッシュな情報が入ってくるんじゃ・・・聴かないわけがないですよ!!

 NEWリリースの情報も早く、実際の楽曲を聞いて、レコードを買う時の参考にしたり、日本語ラップなんかも、いつ発売するかちゃんと教えてくれたり(これが重要だった)、レコード購入時の判断材料としてはかなり良かったと思います。

 また、クラッシック系の曲のミックスは本当に勉強になりましたよ・・・ 
 だって、これらの曲が入ってるミックステープを「買わなくて」済むわけですから、お金がなかった高校生時代は本当に助かったし、幅広い選曲で、本当に勉強になりました。
 特に、MUROさんの選曲は、今のテープのように本当に広く、私もMUROさんのミックスを聞いて、耳の幅を広げていきました。

 あと、録音したテープは、何度も通学(当時は高校生でした)の時に聴き、曲を覚えたり、技を覚えたり、ホントお世話になりました・・・
 気に行ったものは、自分で特別編集して、下のようなテープを作って、何度も聞いてましたね~ まあ、MasterKeyのいう「幻の7番」ですねww 一番右のNo,4が一番ヤバいっすねww その内紹介したいぐらいです(^0^)
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 あと、書かなきゃいけないのが・・・そう、トラックリストです!!
 初期のころは、FAXくれた方からプレゼントみたいなことはしてました・・・が、夜遅すぎて、大抵がタイマー録音してたので、無理なわけで・・・ある方法を実行してました。
 実は、当時、Manhattanの1階から2階へ上る階段ところ付近(店舗の中では通路的なところ)に、Cypherでのトラックリストが貼り付けてあることが多く、これを・・・必死にメモってました!!
 気づいた頃は、メモるのが恥ずかしく、ちょっと見ては、外に出て書いて・・・を繰り返してましたが、間違って書いてたりもしてたので、ある時期から、人目を気にせず、気合いでメモるようになりました・・・(^^;)
 Cypherも後半になると、ホームページで公開なんかしてましたが、メモって書くと、ホント覚えますねww
 自慢できそうで、自慢が出来ない、いい思い出です・・・Mの店員さんには邪魔な思いをさせたかも知れないですね(^^;)
 下に、清書したリストがついた1本の画像を載せておきます・・・汚い字ww
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②Cypherの意義
 まず、Cypherの良かったところは、DJをメインに置いたところだと思います。
 つまり、音楽が主体で、絶えずニューリリースするレコードを発信し続け、僕らのようなDJ志望の子供たちにとってはホントよい教材番組だったと思います。
 私も、この番組を聞いて、ホントいろんなことを学びましたよ・・・曲もそうだし、DJのプレイだったり、技だったり・・・
 お金をだして、作品をかったり、クラブに行かないと学べなかったことが、タダで聴け、学ぼうと思えば学べたわけで・・・大変貴重だったと思います。

 そして、これを聞いて、HipHopなりR&Bを知り、このシーンに参加するきっかけになった点も大きいですね。
 私の周りでも、ターンテーブルを持ってなくても聞いてる子もいたし、私個人も、興味あるやつにはCypherを薦めるケースが多かったと思います。
 つまり、Cypherを足がかりに、タンテを買ったり、レコード買ったり、クラブ行ったり・・・と、草の根で広めた効果は大きいと思います。

 また、シーンの「中心」として上手く機能した点も大きいかと思います。
 つまり、みんなが聴いて、仲間の中で話題が共有でき、集まりやすい「中心」だったので、アーティストが必ず参加してくれ、そのアーティストの情報がCypherを通して確実に広まりリスナー側もすぐレスポンス(買ったりとか)が出来、シーンのスピードが好循環で速くなったのが大きいかな~と思います。
 アーティストとリスナーの関係が、凄い近くなり、お互いに好影響をもたらすことが出来た「媒体」だったのかな~とも思います。
 

<最後に・・・>

 ザッと書きましたが、本当に価値がある番組だったと思います。

 時期的にも、インターネット前の、アナログ情報時代(レコードの意味ではないよ)の最後だとは思いますが、十分にアナログ情報として、有効的に情報を発信し、リスナー側もそれをうまくキャッチして、お互いが前に進んで行ったな~という印象があります。
 
 番組は、2002年の3月30日に終了しますが、確かその時の放送では「Cypherの使命が終わった・・・」ようなことを言ってたと思います。
 つまり、未熟だったリスナーだったり、シーンの「教育役」として自負がスタッフサイドもあり、結果として何が終了の理由かは分からない(RIKOさんのDefJamでの仕事が忙しくなった・・・みたいのが結論か?)ですが、みんなが無事に成長し、Cypherが無くなっても、みんなが前に進む・・・ことが出来ると番組側が判断したから・・・・番組が終了した・・・と私は思います。
 
 Cypher以降も、いろんな番組がありましたが、残念ながら、Cypher級に「シーンの中心」になる番組はなかった・・・と思います。
 参加者の趣味が、拡散し始めた時期と重なった・・・ってのもありますが、Cypherが、時代の寵児として、いいタイミングでやれたんだな~と思います。

 今日、この原稿を書きながら、久しぶりにエアチェックしたテープを聞きながら書いてますが、ホントいいですね・・・
 自分が慣れた・・・っていうのもあるかもしれないですが、今聞いても凄い新鮮に聞こえます・・・

 Cypherのような「みんなが集まれる大きな木」のような番組が、また放送出来れば・・・レコード村の景気も上向きになるのかな・・・っと思ったりします。

 長かったけど、以上です・・・「Da Cypher」よ、永遠に!!


<補足> 放送リストについて

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 Cypherの「放送リスト」を作成しました・・・ ご興味あれば「こちら」からどうぞ・・・


<補足> 資料について

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 本文でも書きましたが、Cypherに関する記事ってほとんどないんですよ・・・ただ、雑誌界ではHipHopの中心であった「Blast(Front)」には、ボチボチCypherに関することが掲載されてたりします。
 まあ、Rikoさんも連載(PVに関するミニコミ記事)をしてたし、Cypherを聞いてても「今日はBlastのヨシ君(高橋芳郎さん)が遊びに来てるよ~」みたいな感じで、かなりタイトな関係だったと思います。
 んで、2002年6月号で、終了したCypherに関する記事(2P)が掲載されており、知らなかったこととか、Cypherの意義など・・・スタッフサイドの話が多く、参考になります。
 この本文を書いた後に、この記事を発掘(当時は読んだけど、この記事があることを忘れてた)しましたが・・・私が記憶で書いてた内容とだいたい一緒です(^^;)
 あっ・・・RikoさんとBlastの話だと、自分の誕生日会を自分でプロデュースした話が笑いましたww


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<追記> 2009年4月19日
放送開始日が判明したので追記しました。

<追記> 2009年7月25日
過去の資料が追加で色々見つかり、Rikoさんに関する記述で誤りが数点あり、その他にも修正したり、書き直したり・・・色々と追加編集をしました。

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<追記> 2012年10月5日
このラジオ番組の記事を、更にビルドアップした改定版の記事を新たに作成をしました。限定公開ではありますが、音源なども網羅しましたので、ご参照ください。

J-Wave 「Hip Hop Journey - Da Cypher - 」について(改定版)


<追記> 2012年10月8日
上記の改定版を作成する流れで、Cypher音源で私が作ったミックステープの紹介記事をアップしました。こちらででは比較的長くDJミックスが聴けるようになっています(削除されない限りですが・・・)

DJ MURO 「Da Cypher's Choice Vol.4」




Original Compiration 「My Favorite R&B」
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 昨日に続き、Ciscoノベルティーを連チャン! 今度はR&Bです!!

 2000年4月にCiscoで開催されたキャンペーン時に配布されたテープで、昨日はHipHopを紹介しましたが、今度は「R&B」をご紹介します。

 まず、キャンペーンの内容は、昨日ご紹介した「DJ Denka / The Stinky Japanese Cuts」をご参照ください。
 このR&Bのテープは「2000年4月26日(水)」に配布されたものになり、HipHopは私も当時ゲットしましたが、このR&Bは最近中古で手に入れました・・・
 平日の、この日だけ、R&Bを買った人だけに配布・・・なので、配布数はかなり少ないと私は考えています。

 んで、今回はサクッと本編紹介に行きましょう・・・

 まず、このテープは「ミックステープではない」んですよ!
 以前紹介した「Sound of Blackness」のコンピ方式のように、Ciscoに関係のあるR&B業界の有名人が「好きな1曲」をチョイスし、それをCisco側が曲順を考え、各曲間をミックスせず、フェードイン・フェードアウトで「コンピレーションテープ」にした・・・ものになっています。
 個人的には、曲がミックスされてるか、されてないかは、そこまで重要視はしてなく、むしろ意識を持って「選曲」してるか・・・・の方が大事なので、こういう「Loft Mix・No Mix」的なものは嫌いじゃなく、場合によっては良い場合もありますね(^0^)

 では、まず総勢17名の選者の方々を紹介しましょう・・・
 まず、歌い手さんが多く、Tinaとか、Double、Monday満ちる、Bird のような有名どころや、Calyn、Tyler、嶋野百恵、井出麻里子、傳田真央、FOH のような渋い方々も参加してます。
 んで、後はトラックメイカ―・DJですね。 DJ Hasebe、DJ Kiyo、DJ Watarai のような、当時しっかりとR&Bを盛り上げてたDJ面々に加え、松尾潔、今井了介、大沢伸一、岩城ケンタロウ のような裏方的トラックメイカ―も参加してます。 そう、大沢さんは、この頃はR&Bをやってたんですよね~ 今じゃ想像できないですよね。
 ちなみに、付属のトラックリストには、選者の方々の、その曲に対する思い出がそれぞれ書いており、いい話もあれば、ちょっとうざいな・・・みたいなのもありますね(^^;)

 んで、これらの方々が選んだ1曲を、おそらくCiscoのスタッフの方が、曲順なりを考えて、テープは作ってあります。
 曲順については、私の想像の域での考えですが、聞いた感じだと、ちゃんと流れは考えてるかな・・・という感じにはなっています。
 スローの後は、スローを続けたり、曲調が似てる曲を続けたり、UK Soul繋げをしたり・・・細かいところは考えてないかも知れないですが、流れとしては悪くないですね。

 収録された曲としては、Hi Five、BMU、TLC、Zhaneのような「定番US R&B」から、Soul Ⅱ Soul、Dee Dee Wilde のような「UK R&B」、Les Nubians / Makeda 、Eric Benet / Georgy Porgy のような「当時のR&Bヒット曲」、Janet Jackson / Any Time , Any Place のような「名スロー曲」、Marlena Shaw、Ann Peeblesなどの「名Soul歌手の楽曲」など、結構バラエティーが優れてます。

 とりあえず、収録された曲で、手持ちのレコードをアップしておきます・・・
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 個人的には、Kiyoさんが、Sweetback(写真の2段目右)をチョイスしてて、私も当時から好きだった曲なので、最近このテープを買って、そのことを知り、ちと嬉しかったりしましたww ちなみに、SweerbackはSADEのバックバンドの面々による別企画ものっすね。

 最後に、ちょっと気になったことを一つ・・・
 実はこの2000年ごろって、日本語R&Bのブームが終わり始めた頃だと思うんですよ・・・ 
 私の記憶だと、もうこの時期だと12inchなどのレコードが飛ぶように売れてた記憶はないですし、中古の値段も、品物によってはバブル価格より落ちて行った時期・・・だったと思います。

 今回、このテープを改めて聞いて、まだまだ頑張ってる方もおられるのですが、この人どこ行っちゃったんだろう・・・って方も正直いました。
 人気商売とはいえ、実力があるのに、ブームの波にのまれてしまうのは、非常にキツイですね・・・
 結局「R&B」という名前だけが一人歩きしちゃったんだろうな・・・歌は歌な訳だから、別に冠なんて必要なかったりするんですけどね・・・


 え~、最後はしんみりしましたが、悪くはないテープなので、もしお手に取る機会があれば、ぜひ聞いてみてくださいね~
 私は、今後、他のジャンルをゲットしないと・・・個人的には「Rock」が気になりますねww

<Release Date>
Artists / Title : Original Compiration 「My Favorite R&B」
 ※副題?としては「Cisco Millinnium Campaign - The Power Month , April - 2000.04.26 R&B」と書いてあります。
Genre : R&B、UK Soul、Soul、Slow・・・
Release : 2000/04/26
Lebel : Cisco Records  no number
Notice : CISCOノベルティー(2000/4)
DJ Denka 「The Stinky Japanese Cuts」
djdenka_cisco2000hiphop.jpg

 熱はだいぶ治まりましたが、医者から「熱がひいた後も2日ぐらいは外に出るな!」と言われてるので、週末は自宅待機ですね(^^;) 
 んで、午前中に書いた福富さんのが意外と書けたので、午後も執筆活動で暇つぶし・・・(^^;) テレビも面白いのないしね~ でも、結構遅い時間になったぞ~


 今回は、ヤフオクなんかではよく注目を集める日本語ミックスのご紹介です~♪

 以前の更新の際にご紹介した「ノベルティーグッズ」の時にも、ちょっと紹介した1本で、残念ながら倒産してしまったCISCOのノベルティー作品です!
 ちょっと、細かい部分も紹介しながらご紹介しますね~


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 まず、作品の紹介の前に「CISCOのノベルティー」についてチラっと触れておきたいと思います。

 以前書いた「CISCOに送る鎮魂歌」でもご紹介した通り、業界では早い段階でテープをノベルティーとして作っており、写真左のように結構な本数を作ってます。
 最近の方がノベルティーでミックスCDが付くのが普通になっちゃいましたが、90年代当時は結構珍しく、それも有名DJが多数起用されていることから、テープ欲しさにCiscoで買物した方も多いかな~と思います。

 ただ、これらのテープは今となってはかなり入手困難なモノが多く、上の写真ぐらいの本数を揃えようと思うと・・・かなり根性とお金を使うと思います(^^;)
 私もまだパーフェクトではないですが、初期モノに関してはもうちょっとでパーフェクトになるかな~と思います??


 んで、今回紹介するテープは、Ciscoで2000年4月のキャンペーンで配布されたものになります。

 この月「4月全部」がキャンペーンという形になっていて、その週において様々なキャンペーン(割引とか)を行い・・・ある意味「渋谷レコード文化の最盛期」を象徴する豪快なキャンペーンを行っていました。
 テープの配布は「5週目」に行われ、なんと曜日毎に違うジャンルのテープを配布する形のようで、資料(写真右)でいくと計6種のジャンル別テープ(Reggae , House , R&B , Techno , HipHop , Rock )があったようです!
 つまり、各ジャンルとも「1日限定」で配布してる形になり、キャンペーン自体は長いですが、ゲットできるのは1日だけ・・・なので、ある意味結構レアかもしれないですね。


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 そして、このテープは「HipHop」として配布されたので、配布日は「4月28日(金)」になります。

 ただ、この日は、ある歴史的な12inchの発売日なので、その12inch目当てでCISCOに来て、このテープはそのオマケで貰った・・・という人が結構多いかと思います。
 その12inchというのは、なんと「BuddhaBrand / 人間発電所 B/W 大怪我」で、皆が待ちに待ってたリプレスということもあり、発売日はビックリするぐらいの行列でした。

 このことの詳細は以前書いた「ノベルティー」を参照いただければいいですが、面白い事実は、このテープを貰った人・持ってる人のほとんどが、このBuddhaの12inchを、長い行列の末、購入し、そのオマケでテープが付いてきたということです。

 ただ、当日はどちらかというとBuddhaメインでCISCOに行き、「ああ、そういえばテープが付くんだっけ・・・」ぐらいの気持ちでレジを待ってたりしましたし、実際誰のテープが付くのかも知らずに待っていた記憶があります・・・
 誰のテープが付くのかは、事前に告知はなかったような気がしましたが、Buddhaの12inchを買って、買える道すがら袋を開けて「おおっ、Denkaだったのか!」と確認した記憶もあります(^^;)

 また、当日はかなりの人数がいましたから、この作品自体はどのジャンルのテープよりも本数が捌けたんじゃないかな・・・と考えています。
 他のジャンルのは「平日」が多く、Buddha級のキラーアイテムの発売日とは重ならないはずなので、そんなには捌けてないはずでしょうし、予め作成した本数も少ないんじゃないかとも考えられます・・・実際にこのノベルティー以外のテープは殆ど中古で見かけません。

 つまり、HipHopだけは、Buddhaの12inchと発売日が重なることから、かなりの本数を作成していた・・・のに対して、他のジャンルは、そんなには作ってない・・・と考えてます。
 これでいくと、HipHop以外の方がレアなのかな・・・とは思います。 あっ、でも、余ったら違う日にも配ったりしそうだな・・・


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 そんなこんなで、2000年4月28日だけに配布されたノベルティーテープですが、内容も結構いい内容ですよ(^0^)

 DJを担当するのは、Lunch Time Speaxでおなじみの「DJ Denka」です。

 Denkaさんも、Lunchではビート作成&バックDJをしていたわけですが、その活動と並行して「DJ」活動も行っており、各種ミックステープのリリースや、DJプレイなどを通して、DJとしてもロックしていましたね(^0^)

 特にDenkaさんと言えば「ミックステープ」を上げる方が多く、結構ヤラれた方が多いかな~と思います?
 
 私自身はそうでもないですが、当時から結構人気だし、今でもボチボチ値段がついてる作品が多いですね・・・
 特に、太い選曲グッとくる2枚使いなんかにヤラれた方が多いかな~と思います。

 ちなみに、DenkaさんのテープやDenkaさん周辺の水戸のDJ達のテープは、リリースに関してはCiscoが一枚噛んでおり・・・その流れがあってこのテープの御指名がかかった(実際にCiscoが噛んだテープはもっと後のリリースだけど)のかな~と思います。
 恐らくDevLargeがやってた「El Dorado」がCiscoのバックアップで成り立ってて、それにLunchとしてDenkaさんが参加したことから繋がって行ったのかな~と思います??


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 そんな、Denkaさんが調理する題材は・・・みんな大好きな「日本語HipHop」です!!

 時期的には、このテープがリリースされる直前までの曲が中心で、1999年前後の曲が多いですね。 
 この時期は、私もバリバリで、日本語HipHopは発売日に購入し、思い入れがある曲ばっかりで、大変いい選曲と感じました。
 ただ、この手の12inchは殆ど売ってしまったのでレコ写に説得性がないですね(^^;)


 選曲に関しては、かなり丁寧に選んだ感じがあり、定番のBuddhaRhymesterなんかをプレイしつつ、キエるマキュウとか四街道ネイチャーみたいな渋いところも抑えてますよ~(^0^)
 個人的には「四街道ネイチャー / 四街道レンジャー」は、当時このテープを聞いて12inchを買いに行きましたよ・・・ベースラインと変態的なライミングが大変良いですね!
 

 また、実際の選曲/プレイについては、曲を「数珠つなぎ」でつなぐケースが多く、同アーティストを連続してミックスしたり、そこにフィーチャリングで入ってたMCの曲にチェンジしたり、意味を考えると渋いな・・・と考えさせるラインが多いですね。

 特に、「Buddha Brand / Don't Test Da Master」の扱い方が面白いです!
 A面の最初では、Lunchの曲を数曲プレイした後、その流れでドンテスのLunch参加バースのみを使用し・・・逆にB面の最初では、Buddhaの曲を数曲かけ続けた後、やっぱりドンテスのBuddhaのバースのみを使用する・・・ようなプレイをしています。

 こういったプレイは、何も考えずに聞いてると流しちゃう場合もありますが、細かいところの作りこみは上手く、そのことに気付くと結構ヤラれると思いますよ(^0^)


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 あと、Denkaさんというと「2枚使い」を上げる方が多いかと思いますが、今回のテープでも遺憾なく発揮されています!!

 個人的にはMaster Keyと同系統の2枚使いをしてると思っていますが、マスターと比べると、荒々しさは少ないけど、2枚使いをする際のトリックの多さと、印象的な言葉で2枚使いしてる・・・部分が秀でてると思います。
 つまり・・・メチャクチャ派手な2枚使いではないんだけど、クールな質感がありつつも「渋さ」とか「ストレートなカッコよさ」が出てる2枚使いかな~と思います?

 んで、この作品でも2枚使いが渋く炸裂しており・・・かなりイイです(^0^)

 まず、2枚使いでコスリ易い部分であれば「イントロ」な訳で、イントロ2枚使いは渋く擦ってますね!!
 例えば「Buddha Brand / 大怪我(3000)」であれば、イントロのFushion Coreの煽り部分を含めて上手く擦ってるし、「Suiken / The Sense」であれば、イントロのスローダウンしてる部分において、ドラムロール的な部分を上手く擦ってて・・・センスの良さを見せつけてくれます。
 特に、Suikenのコスリはイイですね・・・そこは気付かないだろ!って部分を擦ってて、耳の良さも感じる2枚使いだと思いました(^0^)

 
 また、「言葉」を使っての2枚使いもイイ所を擦ってますよ!!

 たとえば、Lunchの曲であれば「俺たちのやり方で押し通す!」というラインが好例で、この言葉を執拗に2枚使いするんですよ・・・多分、「2枚使いしたい言葉」があって、その言葉を「強調」したくて意識的にその部分を2枚使いしてるのかな? 
 DJとして、自分の考えなり、主張を伝えたいとき、この方法は有効的だと思うし、Denkaさんに関しては、今回のは日本語だったので、分かりやすかったですが、他のテープでも同じ言葉2枚使いをしてたと思いますので、個性・センスとして大変良いですね!!

 

 毎度の如く、ダラダラっと長く書きましたが、Denkaさんのスキルだったり、楽曲の良さが光った1本になってるので、個人的にはかなりお勧めな1本です。

 ただ、ヤフオクなどでは、ボチボチの値段が付いてたりするので、無理して買う必要は・・・ないかな~とも思ったりします(^^;)
 う~ん、安かったら買ってみましょう・・・の範囲かな? これでいいのかな??





<Release Date>
Artists / Title : DJ Denka 「The Stinky Japanese Cuts」
 ※副題?としては「Cisco Millinnium Campaign - The Power Month , April - 2000.04.28 Hip Hop」と書いてあります。
Genre : 日本語HipHop
Release : 2000/04/28
Lebel : Cisco Records  no number
Notice : CISCOノベルティー(2000/4)








<編集情報> 2011年2月26日
Denka作品を紹介するに当り、過去に書いたこの記事を再編集しました。





Yukihiro Fukutomi 「A New Dimension vol.1」
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 まだまだ「病み」中なのですが、結構暇なので、ゆっくりと・・・書いてみます・・・ あんま、画面を見過ぎると目が痛いですね(^^;)
 
 んで、今回は、テープでHouseモノなんかをご紹介しましょう・・・ 

 Houseって、イメージとして「ミックスCD」という感じで、「ミックステープ」で・・・という感じはあまりしないですよね?
 実際、ミックステープとしての「House」は、本数としてはそんなになく、探せばありますが、CDの方が圧倒的に多いですし、リスナー側もCDの方が慣れている・・・でしょう。

 しかし、テープ作品を探すと意外とあるんですよ・・・
 日本においては、EMMAさんや、KOさんのようなメジャーどころは90年代よりCDで作品を発表してましたが、ちょっと「アンダーグラウンド」な感じな方々は・・・テープで出してるんですね!
 今の「gallary」周辺の方や、今回の福富さんも該当する「Loop」周辺の方なんかは、探すと作品をテープで作ってて・・・ 現場の自由な雰囲気を表現するべく・・・作ってたのかな・・・と思うものが多いです。 
 現場の雰囲気を100%に近い形で表現しようとすると・・・権利うんぬんかんぬんとかで、当時としてはテープの方が手っとりばやいですからねww 
 んで、時期的には、90年代の終わりから00年代の初めぐらいまでの間は比較的テープリリースがあり、それ以降はHipHopなどと同様に、CDでリリースが(この場合のCDは、アンダーグラウンドリリースの意味ね)増えたと思います。

 ちなみに、Houseの海外関係の作品だと、古くより「現場録音&ラジオ録音関係」のテープが流通し、日本でも珍重されていた話を聞いたことあります。
 これに関しては、HipHopと一緒ですね(^0^) ただ、この手も最近はほとんど手にすることがないですね・・・

 また、前ふりが長くなりましたが、今回のテープのご紹介です~♪ 

 DJのYukihiro Fukutomi(福富幸宏)さんは、説明しなくても大丈夫ですよね・・・ 80年代末より活躍してるHouse系のProducer/DJで、超ベテランでしょう!
 過去より多数の作品をリリースし、メジャー、アンダーグラウンドを問わず活動をし、日本だけでなく、ワールドリリースもしていますね。
 作風でいくと根元はHouseですが、「Crossover(=クロスオーバー)」として評される・ジャンル分けされることが多く、近年のクロスオーバー系楽曲のブームを作り上げた一人(他にもいっぱいいますが・・・)じゃないかと思います。
 実際の楽曲も、Houseを土台としながらも、Brazillian、Bossa、Latin、Jazz、Soul・・・のような他ジャンルの風味を混ぜ、音楽の異種混合をした曲を多数リリースしています。
 
 そんな、氏のミックスということで、全編クロスオーバー系の楽曲でミックスされ、大変気持ちよく聞ける一本になっています。

 タイトルからピンっと来る方も少なくはないと思いますが、福富氏が主宰してるパーティー「A New Dimension @青山Loop」と同じですよね・・・  
 実際に、このテープがどういう経緯でリリースされたのかは不明なので、私の予想(妄想?)になるのですが、テープのリリース時期とパーティーが始まった時期がどちらも近い(2002年ぐらい)ので、パーティーの内容を広めるべく、このテープをリリースしたのかな・・・と思っています。 違ってたらすみません・・・調査しきれなかったです(--;)

 実際のミックスは、導入部は穏やかな印象の曲から始まり、Houseらしく、徐々に盛り上げていくのが印象的です。 
 派手なエフェクトなどは使用せず、楽曲の持つ「クロスオーバーな匂い」を最大限に引き出そうとミックスしてる趣があり、結果として非常にスムースで温もりのある印象に仕上がっているのが大変良いと思います。
 それこそ、フロアーという深海で揺れる海藻のように・・・その音に任せてゆっくりと踊りたい・・・そんな選曲だと私は思いましたww
 ただ、聞いていて、引っかかる曲・山になる曲は・・・ちょっとなかったかな? 全体で見ると、ストーリー性はそんなに作りこんでないかな~という印象です。

 収録曲的には、自身の曲は1曲しかなく、他のクロスオーバーっぽい曲が多いですね。
 もうちょっと、自分の曲を入れないのかな・・・と思いましたが、これはきっと、プロデューサーとしてではなく、「DJとしての福富幸宏」氏の作品なので、DJとして選んだ楽曲を収録・・・・した結果だと思います。
 収録曲は、氏の嗜好に合ったもの、または上記パーティーに合うもの・・・そんなところでしょうね~
 この辺の曲は、永遠に勉強中なので、細かいところが突っ込めません(^^;) あしからず・・・

 
 んなわけで、聞いていて「穏やか」になれる1本のご紹介でした(^0^)
 春先の、心地よい日差しを受けて、お部屋で本を読むときなんかは結構最適かな・・・?

<Release Date>
Artists / Title : Yukihiro Fukutomi 「A New Dimension vol.1」
Genre : CrosoverHouse・・・
Release : 2002年5月
Lebel : Atmosphere No Number
Notice : 紙パッケージ仕様
インフルエンザ
 すみません・・・
 まさか、かかるとは思わなかったインフルエンザにかかりました(--;)
 少しだけ復調したので、やっとPCを立ち上げ、書き込みをしています・・・文字が読めなかったですww
 結構アクセスしてくれてる方がいるみたいですが、新規の更新は、ちょっとお休みですね~
 週末ぐらいからいけたら、行きましょう・・・・

 では、皆さん、手洗い&うがいはしっかりとし、体調には気をつけましょう!! はぁ・・・しんど・・・(^^;)
Raph 「Behind The Beat - Hip Hop Home Studios」
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 この機会を見逃すと、書くことがなさそうなので、続けて「DJ部屋」関連の本をご紹介です!
 今度は海外作品で、結構有名な作品ですね(^0^)


 この作品は、「Rafael"Raph"Rashid」というオーストラリア在住の方が2005年に作成した写真集で、HipHop系の有名Producerの制作現場・部屋を撮影した写真集で、発売当時も結構日本のレコード屋さんで売られていた作品です。

 作者のRaphさんは、詳しい詳細は分かりませんが、オーストラリアでレコードレーベル「Crookneck」の運営やアパレルブランド「Blank」の運営などをされ、自身もMC(MCネームがRaph)として活動をしていたそうで、ある意味「業界の人」のようですね・・・
 なぜ、この本を作成したのかは分からないのですが、アメリカの西海岸と東海岸、そして自身のオーストリラリアのProducerの製作現場などを撮影しており、資料価値もさることながら、アートとしても楽しめる作品かと思います。

 内容的には、副題の通り、HipHop系Producerのホームスタジオを撮影した感じで、自宅率が高く、様々な機材が溢れていたり、サンプリングやプレイ用のレコードがあったり、その他のレアなグッズが多かったり・・・非常に興味を引く内容になっています。

 HipHopって、その人の個性が強く出る部類の音楽だと思いますので、その人が作った音楽が好きであれば、お部屋なり、制作現場なんかを見てみたいのはファン心理としては当然だと思います。
 特に、HipHopはバンド形態の音楽と比べて自宅などに個人スタジオを持ってる率は高く、その個性が如実に出たスタジオ写真を多く撮影しており、ファン心理を満足させる、かなり面白い作品だと思います。


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 では、実際の本の内容をご紹介しますね~
 
 まず、今回紹介されている方々は、Raphさんが住んでいるオーストラリアの方々とアメリカの方々が掲載されていて、興味を引くのはアメリカ勢ですかね?

 割と西海岸のProducerが多く、名前を列挙するとDJ Shadow、Cut Chemist、Madlibのような大御所をはじめ、Nu-Mark(Jurrasic 5)、Young Einstein(Ugly Ducking)、Chief Xcel、Thes One(PUTS)辺りや、渋いところだとKutmasta Kurt、DJ Swampなどの製作現場が出てきます。
 また、東海岸のProducerも掲載され、ド直球な方だと、DJ Premier、DJ Spinna、Da Beatminerz・・・なんかが出てますが、個人的にはちょっと物足りないかな?

 んで、実際の内容は、見る方の興味によって変わるかも知れないですが、個人的にはかなり楽しめる内容です(^0^)

 内容的はサンプラーやミキサーなどの「機材」が中心になりつつも、レコードや各種グッズも拝め、それぞれの個性が出た内容になっています。
 その撮影されている機材やレコードなどが分からないとキツいかも知れないですが、知識がある方ほど楽しめ、写真の奥を眺めてしまいます(^^;)

 個人的には、Beatminerzの家に、テープデッキが10段ぐらい積んであり、自分で作ったミックステープを自分たちでコピーしてた実証が掲載されてたり、PremierがMPC60をちゃんと使ってたり・・・と結構見どころはありました(^0^)
 2005年に発行された本なので、製作現場が完全なデジタル化はされておらず、それこそMPCなどのアナログ的な機材と、PCを使った機材が混同している感じですが・・・彼らの手垢を感じられる写真を多数掲載しており、そのProducer達の「裸の姿」を上手く撮影しているかと思います。

 また、レコード関係も、レアなのがポンと置いてあったり、変なレコードがあったりして、面白いですね・・・
 例えば、Thes Oneのスタジオには「Billy Wooten」のライブ盤が無造作に置いてあったり、変化球では、Nu-Markのスタジオに、さりげなくランチのGotti氏でおなじみのGO FORCEMENのレコードがあったり・・・面白いですね(^0^)

 あんまりネタばらしをすると、初めてみる方の面白さが半減しちゃうので、写真は控えますが、かなり面白い作品であることは間違えなしです!!


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 ただ、最後に、この本においては一人だけ詳しく紹介をしたい方がいます・・・

 一番最後のページに、残念ながら亡くなられた「J-Dilla/Jay-Dee」の部屋が撮影されており、このページだけは別格です。

 掲載された写真は、ほとんど何も置いてないリビングの一角にポツンと机を二つL字に並べ、少ない機材とレコードを置いて、ビートを打ちこんでる写真があり・・・まるで、死ぬことを悟っているみたいな写真で・・・ちょっと衝撃をうけました。
 まあ、西海岸に引っ越してきた直後なので、モノが少なかった・・・のかもしれないですが、彼の静かな性格(私はこう思ってます)が現れてるのかな~と思う反面、亡くなられた今となっては、非常にリアリティーがある写真ですね・・・

 帽子を深くかぶり、MPCに向かって打ちこんでる姿は・・・彼が作ったビートのように、静かだけど躍動感にあふれたビートを表してるようで・・・救われました・・・




 んなわけで、最後はしんみりとした文章になりましたが、全体的にはアート作品としてまとめつつ、HipHopが好きな方であれば、間違えなく読んだ方がいい一冊のご紹介でした。

 アート的な指摘が全く出来なかったですが、写真の内容と構成はかなり良く、価値のある一冊だと思います。
 ただ、一時期からレア価格になってしまい、今でも割と値段が高いので、欲しい方は頑張って買っていくださいね!!





<Release Date>
Artists / Title : Raph 「Behind The Beat - Hip Hop Home Studios」
Genre : プロデューサー・ホームスタジオ紹介
Release : 2005年
Lebel : Gingko Press.US ISBN 1-58423-197-1


Notice : 付録のミックスCD

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 この本の巻末には、ここでも紹介されてる「DJ Ransom」氏による、この本で紹介されてる方々の楽曲を使ったMixCDが付いてきます。
 ただ、私の買った本のCDは、前の所有者の扱いが悪く、CDが飛ぶので、詳しく聞いてないので、内容は良さは未知数(?)です・・・すみません・・・






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編集情報 2013/5/3
再紹介をするにあたり、記事を編集しました。






白夜ムック43 「DJ'S ROOM」
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 たまたまご紹介をした「BOSEさんの本」のご紹介で、「DJ部屋本」のことをちらっと紹介しましたが、久しぶりに読んだら面白かったのでご紹介です~


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 この本は、1999年に刊行されたもので、国内のプロ・素人のDJの部屋を紹介した本で・・・・かなりマイナーな本になります。
 まあ、時代からみて、DJブームといっても間違えない時期で、明らかに出版社側に「山師」的な匂いがプンプンする本ですね・・・

 この時期前後のDJ関連の本って、クラブ紹介本だったり、DJレッスン的な本だったり、シーンやDJの紹介だったり・・・微妙に内容が適当なものが多く、ひと山狙ったんだろうな~と思うものが多いです。

 ただ、そういう本も、今読み返してみると、笑いも込みで一回りして「読める」内容のものが結構あり、近年は掘っていて、「DJ部屋本」も対象の一つになっています。

 まあ、音楽雑誌などでも、インタビューでDJさんの部屋で行い、奥の方にチラっと見えるレコード棚が気になったりすることは誰でもあるのかな~と思います。
 私は結構興味がある方で、それこそ、どんな機材を使ってるのか?、どんなレコードがあるのか?とかが気になり、それを尺度に凄いな~と思ったりして楽しんだり、勉強したり、参考にしたりすることが多いです。
 
 ただ、あっても雑誌の企画で少しとかが大半で、一冊まとめた本となると意外と少なく、あればチョコチョコ買っています・・・
 結構、真面目に作っている本も多いですが、やっぱり山師的なノリで作った本もあり、どちらも好物ではあるのですが、コレに関しては完全に後者で、高円寺の某古本屋で見つけたのですが、速攻でゲットさせて頂きました(^^;)


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 では、実際の本のご紹介です~

 内容的には、プロ・素人を問わない形・順不同で合計43名のDJ部屋が紹介され、いろいろと思うこと・笑えるところ・突っ込みどころが多いです(^^;)

 まず、分かりやすいところで「プロDJ」のお部屋の辺りからご案内すると、私が確認した限りでいくと、MUROさん級のDJはいないですが、なかなかナイスな人選になっています。
 順不同に紹介するとDJ Ichiroさん、大貫憲章さん、DJ Aisaさん、長谷川賢司さん、藤井悟さん・・・などがが登場をしています・・・渋い人選ですね??

 生活の匂いがしつつも、レコードや機材に溢れてる部屋もあれば、きれいに部屋を片付けてあったり、まさに十人十色ですね(^0^)
 人選的にはHouse/Garage系のDJが多く、Urei×アイソとかが置いてあって、カッコイイな~と思うDJ部屋が多く、特に、DJ Ichiroさん(写真上)のレコ棚が、レーベル別に仕切りをつけて、天井まで積み上げてるのですが、かっちょいいですね!!


 んで、次は、当時は素人に近かったが、今は有名になった人ですかね・・・これも結構面白い人選です。

 例えば、洋服ブランド「MackDaddy」の代表である「日下部司」さん(写真下)とか、ファミ通でレビューをしてる「ローリング内沢」さん辺りが割と有名なのかな?
 後は、美容師関係でお店を持った方とか、元々アーティストで今でも活動をされてる方とか、BMXのライダーさんとか、FM番組のディレクターさんとか・・・今となってはDJの匂いが全くしなくなっちゃった方が多いですかね。

 やっぱり、有名になっている方だけあって、素人時代(?)でもセンスはイイですね~


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 そして、いわゆる「本当の素人」さんなんですが・・・これが個人的な読み方だと「一回りして大変素晴らしい」です!!

 99年ということなので、95年ぐらいのDJブームを高校生ぐらいで体験し、学校を卒業した20代前後の輩が多いのですが・・・私も同世代で、同じような経験をしてるので、色々とグッとくる所が多いです。
 全ての方がそうではないですが、自宅で「学習机」か「タンスの2段目」をDJスペースにし、音だし用のアンプは「ミニコンポ」か「ラジカセ」・・・みたいなのが結構いて、大変「懐かしい匂い」がします(^^;)

 初心者DJにありがちな、DJセットは買ったけど、置くスペースとアンプがない・・・の典型で、高校生DJ達はかなりこの構成が多かったですよね!
 私も最初はそうでしたが、DJセットはお金を貯めて買ったけど、他のに手が回らなかった・・・ってやつで、同じことをしてた方が多いのではないでしょうか??

 また、学生時代からいた部屋となると、タグとかグラフが上手い奴が書いたと思われる「落書き」が部屋の壁に書いてあったり、レコード屋で貰ったフライヤーとかシールが無造作に貼ってあったり、懐かしい匂いがしますね~(^0^)
 
 あと、これはマニアックな読み方なのですが、素人さん特有の「結局はそんなに知識がない」「コダワリがない」みたいのが炸裂してて、これもグッときます!

 ページの片隅にその人のバイオ的なことが書いてあるのですが、機材の商品名が間違ってたり、床にDJセットを置いてたり・・・読んていて突っ込みどころが満載ですね(^0^)
 個人的に一番グッときたのが、その人のレコメンド・ディスクみたいな表記があるのですが、渋谷にあった某レコード店(リバプー●)が作っていたブート版のレコを堂々と紹介してる方がいました・・・それもコンピ形式の盤なので、表記が上手く読めない(?)のか、これまた堂々と「Cheryl Lynn / I Belive in Miracles」と紹介してて・・・大変イイですね!!
 



 当時のブームを考えると、DJという存在が、ほんとアイテムとしての「ステータスシンボル」であり、タンテとかを持ってるだけで「@@ってDJらしいぜ!」って言われ、それだけでレベルが上がっちゃうアイテムでした。

 この本には、プロのDJにはない、その「ステータスシンボル」としてのDJ像が掲載されている点は貴重で、今となっては楽しめる存在ですが・・・裏を返すと、DJブームの遺影みたいな感じもし、ちょっと影を感じる部分もありますかね・・・
 私の視点はかなり曲がった読み方かも知れないですが、素人の方でも「この人、音楽が好きなんだろうな~」と思わせる方(特に女性の方が多いかも?)も多く、色々と楽しめる部分は多いと思いますので、興味のある方は探してみてくださいね~

 



<Release Date>
Artists / Title : 白夜ムック43 「DJ'S ROOM」
Genre : DJ部屋紹介
Release : 1999年4月
Lebel : 白夜書房 ISBN4-89367-592-3





<関連本・関連雑誌>

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 今回の紹介でポイントにした「素人DJのDJ部屋」ですが、本以外でいくとファッション誌などを中心にボチボチ特集や紹介があり、ナイスなのも多いです。
 特にDJブーム時代(90年代後半)は、雑誌文化の最盛期ともあって、時代の最先端アイテムやトレンドとしてDJが取り扱われ、その中で素人DJの部屋が紹介されることが多かったかな~と思います。

 それで行くと、個人的には「東京ストリートニュース」が鉄板で、イイのが多いですね!!
 
 いわゆる「高校生ブーム」を後押ししてた雑誌で、高校生DJ(=素人DJ)がワンサカ登場し、学習机DJが多く、今となっては「イイ部屋」が多いですね・・・詳細は以下の記事に書いてありますので、ご参照ください。

 ● 90年代中ごろにHipHop/DJなどの情報が載った昔の雑誌


 なお、未発掘の分野だと、ファッション誌の流れで「カッコいい部屋本」みたいのにも、素人さんの家にDJセットがある・・・みたいな紹介があり、そっちも面白いかも知れないですね??






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編集情報 2013/5/3
記事の再紹介をするにあたり、記事の再編集を行いました。






BOSE 「明日に向かって捨てろ!!」
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 今日は久しぶりに大寝坊・・・飯は食ったけど、何しよう??

 そうだ、掃除でもしよう・・・そろそろ要らないレコードとか処分しないとな・・・他にもCDとか本とか服とか、いろいろ有るな・・・はあ・・・掃除するのが面倒だな・・・(--;)

 ということで、レコードを買ってる人なら経験がありそうな状況かと思いますが、そんな「モノを貯めこんじゃう体質の方」に送る、解決策を教えてくれそうで、結局は教えてくれない(?)そんな快著のご紹介です!!


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 この本は、スチャダラパーとして有名な「BOSE」さんの家にある不要なモノを捨てていこう・・・というドキュメンタリー(?)で、有名サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載をされていた不定期連載を編集・加筆した本になります。
 聴き手を務める「永田泰太さん」が数か月ごとにBOSEさんのご自宅に訪れ、時系列ごとの変化を組みつつ、「これ要らないでしょ?」「えっ、また増えたの?」を繰り返しつつ、BOSEさんにモノを「捨てさせる」過程を紹介してます。

 一般の本屋さんの一般書籍のコーナーで売られてて、特に音楽本という範疇ではないのですが、いわゆる「部屋本」として興味を持ち、Boseさんがどういうモノを持ってるのかが気になって購入した訳ですが・・・それ以上にコレクターやモノを貯める人の「罪深さ(?)」を語っている点がヒットで、私自身もかなり参考になりました!!


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 まず、BOSEさんは・・・典型的にモノを貯めこんじゃう体質(失礼!)のようで、ホントいろんなものが貯めこまれてます。

 それこそ、本&マンガから始まり、ビデオテープ、CD、雑貨、フィギュア、洋服、ゲーム・・・など、とてつもなく貯めこんでいます!!

 どうして、こういったモノが貯まっちゃったのかは具体的には分からないですが、私も同じような感覚があるので分かります・・・
 たぶん、モノに対して「優先順位」をつけるのが苦手だったり、ホントは必要はないけどそのうち使うだろう・・・のような「優柔不断」さだったり、とりあえずココに置いとこう・・・で終わらせる「面倒ぐさがり屋」体質だったり・・・ そんなところが大きく、私もBoseさんほどじゃないですが、同じです(^^;)


 なんで、モノって貯まるんでしょうね??

 現在の私の部屋では、レコードとCDとテープ、タンスでは本・雑誌が溢れ返り、流石に死ぬほどはないですが、かなり邪魔です(--;)
 また、実家にも強制的に預けてある雑誌やフライヤーがあり、それらは親から「邪魔」と言われ、処分されそうでされない日々を送っております・・・

 私の場合、買ったり・貰ったモノを処分するまで時間がかかるようで、なんでも「その内、使うだろう」みたいな感覚で貯め込んでいくんですね・・・レコードは割と循環をさせて、必要なモノだけを残してますが、それ以外は貯める一方です・・・つまり「捨てない」んですね。
 まあ、ブログを始めて、その感覚に助かった部分もあり、大昔の紙資料が普通にあり、それが記事を書く上で役立ったりすることもありますが・・・まあ「邪魔」ですよね(^^;) 

 また、貯めこむ体質の人って、貯めるのと同時に「新しい」ものを常に買い続けているわけで、一向に減る気配はなく、貯まっていく一方なんですよ!

 このブログでも、たまに買った物品の報告をしていますが、色々と買ってますよね・・・私に関しては、テープは問答無用で掘りまくってるし、レコードも作品紹介の過程で必要になるので買ってるし・・・毎月の集計表を見ると、散々の毎日です(--;)


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 先に、私の状況や考えを書いてしまいましたが、この本を読んだ限りだと、BOSEさんも同じなのかな~と思います・・・・

 容積が一定である「部屋」に対して、常に新しいものを買い続けたり、貰ったりしてるわけで、減らすことを考えてない限り、モノを貯めこむことになるわけです・・・

 この本では、BOSEさんが「そろそろ捨てなきゃな・・・いや、捨てられる男になる!」ということを目標に、聴き手である永田さんに「背中を押してもらう」係になってもらい、話が進んで行きます。
 
 中身の詳細はネタバレになるので書きませんが、Boseさんと永田さんとの押し問答自体も面白いのですが、永田さんがいることで、白か黒かを明確に判別し、確実に「背中を押している」感じは・・・読んでいて羨ましい部分もあります。
 きっと、結婚をしたら奥さんなどが「この係」になってくれる(?)とおもうのですが、本当にモノを捨てるのが気分的に楽になるんだろうな~と思いました。


 ただ、皆さんもあると思いますが、つい昔の雑誌が出てきて、読み返しちゃう・・・みたいなことが多いですよね?

 BOSEさんに関してもそうで・・・というか、一般人以上にモノを貯めこんでるので、捨てる前段階として必ずこの「思い返し・読み返し」行為があり、捨てるという行動がなかなか前に進みません!
 また、本来背中を押してくれたり、叱ったりするはずの「永田さん」が、逆にこれは捨てない方がいい・・・みたいな話をしたりして、先にほとんど進まないこともあります!!

 また、1日では流石に出来ないので、聴き手の永田さんが何ヶ月後かに訪れて、捨てるのがどうなったのかを確認しに来るのですが・・・案の定、モノが増えてたりしてます。
 BOSEさんにとっては、悪気があって増やしてるわけではないでしょうが、きっと「つい増えちゃう」でしょうね・・・これは仕方がないです(^^;)

 読者としては、こういった「やり取り」が大変面白く、BOSEさんの「悪あがき・珍回答」みたいのが大変面白いですね!!


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 そんなやり取りを、スパンが開いた時期がありますが、約5年間(!)した後、BOSEさんが突然引っ越しを敢行します・・・
 だけど、引っ越した先でも部屋の風景はたいして変わってない現実があります・・・しかし、BOSEさんの中では、何かが変わったみたいです・・・

 最後の結論的なところは、ここでは伏せますが、この「モノを捨てる」ってことは、傍から見てると大変面白いのですが、自分のこととなると・・・今回のBOSEさん達が行っていた「行動」や「禅問答」を通しても結論が出ないのかな・・・となり、結構不安になります。

 ただ、この本の帯にある、糸井重里さんのコピー「解決不能問題を遊ぼう」という意識があれば、結構楽になるのかな~と思いました。

 実際、BOSEさん達のやり取りを見てると、「楽しんでいた」ことが真っ先に出てきて、結論として「モノが捨てられた・捨てられなかった」かはあまり重要じゃないと思います。
 実際、捨てたものも多かったようですが、かなりのモノは残っていたようで、捨てるという目標は結果的には失敗だったかも知れないですが、それ以上にBOSEさんがこの「遊び」の中で繰り広げた「禅問答」で何かを達観したところが多いみたいですよ(^0^)
 それが「俺はモノを捨てない」かも知れないし、「もうモノは買わない」かもしれません・・・時間をかけて、自分を見直し、今後を見据えるってことが大事なのかもしれませんね。




 やや、内容がまとまらない文章になりましたが、このブログに興味をもった方の中には、私を含めて、レコードやCD、はたまた本・雑誌・その他もろもろ・・・で溢れ返ってる方も少なくないと思います。
 そういった方は、ぜひ読んでみてください・・・何か「ヒント」として引っかかるところがあるかも知れないですよ(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : BOSE 「明日に向かって捨てろ!!」
Genre : 整理術(?)の本
Release : 2008年12月7日 第1刷
Lebel : 双葉社 ISBN978-4-575-30049-9






MURO 「Diggin' Heat '99」
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 調子いいので連チャン更新! まだまだ続くMURO作品のご紹介です~♪

 Diggin' Heatシリーズの第3弾、99年の作品です(^0^)
 今回の作品はちょっと異色で、今まで割と中心だった「旧譜系」の曲は控えめになり、90年代以降の新譜っぽい楽曲を中心にプレイし、特にR&BとUK Soulが中心になっています。
 ただ、「冬を暖かく・・・」がキーワードのシリーズなので、しっかりと暖かくなるミックスに仕上がってますよ(^0^)


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 まず、収録曲なんですが、個人的なMUROクラシックが多く、凄い安心して聞ける曲が多いな~と思います。

 それこそ、MUROさんがDJをしていたラジオHip Hop Journey - Da Cypherでよくプレイしていた、MUROさんらしいR&B/UK Soulの楽曲が多く、頑張って探した曲も多いですね~ 皆さんもそうかな?
 例えば、「Cyndi Lauper / Hay Now (Carnival Remix)」 とか、「Basia / Drunk on Love (Remix)」なんかはMUROさんのプレイで知り、いい曲だな~と思い、レコ屋で探したら、値段が高く、指をくわえてた記憶が甦ります・・・ 
 また、「Sound of Blackness / I'm Going All The Way」のような定番R&Bもあれば、MUROさんがプレイしたことで広まったと言っても過言ではない「Paprika Soul / He Loves You」のようなニューディスカバー系の曲も入っており、選曲の幅はホント広いですね!

 今思い返すと、この辺の曲って、当時普通にリリースされ、機会があれば普通に買えたものが多いと思うんですよ・・・
 まあ、輸入するレコード屋さんのプッシュ具合によって、買えるかどうか(輸入されてなければ買えませんね)は分かれますが、絶対に買えない・・・という訳ではないですよ・・・どの曲も90年代以降の曲で、すでにDJ的な側面でレコードを買っていた人が誕生した以降の時期ですから・・・

 だけど、これらの曲は大多数のリスナーにとっては「見逃していた」形になり、MUROさんが紹介したから知ることが出来た・・・曲なんですよね・・・
 MUROさんが必ずしも最初に紹介した・・・とは言い切れない(KIYOさんなんかも見逃し曲のチョイスが上手いので)ですが、こういう「見逃した曲」を紹介するタイミングや上手さはMUROさんには敵わないですね・・・


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 んで、今度はミックスの話をしましょう・・・

 実際のミックスは、割とテンション抑え目でミックスし、均等にグルーブを維持する感じで、聞いていて「おっ、これが押しの曲だな・・・」といった感じ曲は少なく、スムースに流れる感じです。
 特にUK Soulの質感は上手く使っており、「The James Taylor Quartet / Love Will Keep Us Together」とか「Piece of Dream / Rising to the Top」のように、楽曲の良さで引っ張るグルーブ作りが素敵ですね(^0^)

 また、スムースに流してはいますが、選曲した曲を効果的に光らせ、随所でパンチラインのあるミックスも仕込んであり、個人的にはCyndi Lauperの入れ方にはヤラれます!!

 つまるところ、選曲のポテンシャルが高く、聞いていて壺にハマれば、しっかりとその曲の魅力に引き込まれちゃう・・・感じに仕上げているんだと思います・・・MUROさんってやっぱり凄いな~(^0^)


 あと、90年代以降の楽曲が多い中、他のシリーズと同様に、旧譜の楽曲を上手く使用し、時代をすっ飛ばした選曲は堅持しており、今回の作品でも光っております。
 今回聞いた範囲だと、「Miami Sound Machine / Otra Vez」なんかのチョイスはいいですし、未だに高額な「Risco Connections / It's My House」もしっかりと入れてたりしてて、かなわないっすね(^^;)


 んなわけで、今の時期は特に最適ですので、お持ちでない方は聞いてみてくださいね~♪

 また、持ってても最近聞いてないな~って方は、ぜひ聞き直してみるのをお勧めします・・・ 
 個人的な実感だと、これに収録されてる曲は、結構値段が落ち着いてきたり、探せば結構見つかるものが多いので、魅力の再確認としてはいい時期だと思いますよ!!



<Release Date>
Artists / Title : MURO 「Diggin' Heat '99」
Genre : R&B、UK Soul、Soul、80's、Reggae・・・
Release : 1999年3月
Lebel : King of Diggin'  No Number



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<編集情報>2010年5月4日
他のHeat作品を更新してたついでに、この記事も写真を入れたり、文章を整理したりして更新しました~




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<追記> CD再発について

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 この作品も2011年10月に2枚組CDで再発されました。こっちの方が聴きやすいと思うので、気になる方は聴いてみてね(^0^)





DJ Maki the Magic 「Drive」
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 変化球が続いたので、普通な(?)ミックスを・・・ 多作なMakiさんのをご紹介です~(^0^)

 歌もの関係では、今でも作品を量産している「Maki the Magic」さんの、比較的初期の作品です。
 前回は、Groove Serchersレーベルの第一弾をご紹介しましたが、今度は第2弾をご紹介です・・・

 今回の作品も、第一弾と同様に、得意とするGarage / DanceClassics路線を引き継ぎ、高内容のミックスに仕上がってます(^0^)

 A面はMidテンポ中心、B面はSlowっぽい感じにし、タイトルの「Drive」が表すとおり、夜のドライブには最適なミックスになっています。

 DJスタイルとしては、前回も紹介したHipHop的な要素(カプリっすね)を踏まえ、サクサクと進行しつつも、しっかりと選曲・グルーブ維持を行っており、このテープでもいい感じに発揮されてます。

 A面では、個人的にはMakiさんクラシックと思ってる「Pam Todd / Let's Stay Together」からスタートします・・・ 後の作品でPamのジャケ(ヒールのやつね)を利用したり、他のテープでも選曲してたり、MakiさんからPamの良さを教えてもらった・・・気持ちがあります(^0^)
 この後は、そんなにはテンポを上げず、Midテンポを維持し、あくまでも「スムース」なグルーブを維持するあたりは大変いいですね。
 中盤ではド定番である「Rah Band / Perfumde Garden」からUKものに変化させたりして、若干の抑揚をつけながら、しっかりとグルーブを維持させてる辺りは流石です。

 対して、B面は終始SlowなBPMを維持し、こちらもスムースなグルーブを維持したミックスに仕上がってます。
 選曲的には、私の勉強不足で、ほとんど知らない曲が多いのですが、トロトロなSoulもあれば、80'sぽいのとか・・・いい曲知ってるな~(^^;)
 こういうスローなのって、シングルカットされたものがほとんどなく、LPオンリーなのが多いので、なかなか知る機会がなく・・・なかなか捕捉するのが難しいですね・・・
 今回収録されてる範囲だと、Black Byrds / Love Don't Strike Twice とかのように、その曲が入ってるから指名買いが出来るLPならいいですが、まったく無名なのになっちゃうと・・・う~ん、勉強しないとだめですねww

 Makiさんのテープって、忘れた頃に聴きなおすと、「あれ、こんないい曲があったのか・・・」と思い返すことが多く、MUROさんのテープと同じで、私にとっては「永遠の教科書」のような存在なんですよ・・・
 2年前は聞き逃してた曲が、2年もすればいろいろと知識が増えたり、嗜好が変化したりで、耳が反応する曲になったりするわけで、聞くたびに「得るモノ」があり、大変貴重な存在になっています。

 つまるところ、Makiさんの持つ「音楽知識」の懐の深さがポイント・・・だと思いますが、いや~ホント深いですよ!!
 インタビューとかでは「おちゃらけ」なイメージなどがあるかと思いますが、Soulなり、Garageなり、ホントいい曲知ってて、それらの曲を上手に使うことが出来る・・・
 ズルイよな~Makiさんww やっぱりキャリアが違うんでしょうね・・・


 んなわけで、買って損はない作品のご紹介でした~(^0^) 
 ここ最近、CDの作品は、あまりにも量が多すぎて、捕捉してない・・・んですよね~ そろそろ、そろえようかなww

<Release Date>
Artists / Title : DJ Maki the Magic 「Drive」
Genre : Soul、Garage、DiscoClassics、R&B
Release : 1998年
Lebel : Groove Serchers
MP2(やけのはら+Beta Panama) 「XXX-File」
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 連チャンで「やけのはら」ものをご紹介(^0^) 個人的には、こっちが「やけのはら」な感じでヤラレた一枚です!

 この作品は、前回ご紹介した「やけのはら」氏と、同好の趣味を持つと思われる「Beta Panama」氏のユニット「MP2」の作品です。 ちなみに、Beta氏の詳細は、不明です(すみません)。
 昨日の作品は、個人的には「意外な感じ」の面だった「やけのはら」氏でしたが、今回のこれは・・・もうホントに一筋縄ではいかないんですよ!!

 どういう意味で一筋縄ではいかない・・・かというと、今回収録してる「音源」が重要です。
 今回使用してる音源の全ては、ネット上で公開されている「MP3音源」を使用・・・そう、レコードとかCDとかを使わず、彼らがネット捜索の結果、拾い集めた「フリーなMP3音源」のみを使ってるんですよ!!
 もう、この発想の時点で優勝ですねww


 ネットが全世界で普及し、音楽関係の環境については、飛躍的に進歩したと思います。
 特に、プロではない「セミプロ」の方にとっては、ネットで自身の曲を公開することで、自分の楽曲を簡単に紹介でき、表現の場が広がったと思います。
 それこそ、私はほとんど使わないですが「MySpace」なんかはまさにこれで、制作者側、リスナー側にとっては大きなメリットがあると思います。

 その限りにおいて、自分の楽曲を無償で公開してる方もいるわけで、その収集に情熱を傾けてたのが・・・このご両名のようですww

 私が、このCDを聴いて、内容を把握したとき、正直に「うわ~やられた!」って思いました。
 だって、普通「DJ」って存在を考えたら、レコード屋とかでレコードとかCDを「買い」、それを使用してDJをする・・・っていう大前提があるって思うじゃないですか!
 まあ、超有名な人になれば、レコードを貰ったり・・・もあるし、今であれば、買った音源をリッピングしてデータにしたり、専用サイトから購入したり・・・もありますが、フリーのMP3「のみ」を使う・・・なんて思いつかない・・・っすよ(^0^)
 この時点で、「さすが、やけのはら・・・恐るべし・・・」と痛感しましたww


 んなわけで、普通の一般人(?)では興味が持ちづらい「フリーなMP3音源」を使って、この好事家のご両名がミックスをするわけですが、ホント世界には変な曲がいっぱいあるんだな~と思いましたよ(^^;)

 ミックスされる音源は、ネットで公開されてるだけあり、コンピューターで作った音源が多く、ジャンルでいくと、BreakBeatsっぽいのとか、HipHopとか、Houseとか・・・が主流だと思いますが、読み解くのに大変難解なものが多いですww
 資料を見ると「B-More Breaks」とか「Baile Funk」など・・・局地的な音源(前者はボルティモア、後者はブラジルね)とか、Cut Up、Mega Mix、Mash Upなどの各種技法の曲など、頭がグチャグチャになります(^^;)

 トラックは2つに分かれ、各30分前後になっており、ご両名のどちらかが担当をしてると思います・・・
 前半は、いろんなスタイルの楽曲が選曲され、後半のはMash Upものが多いと思います。

 ミックススタイルは、かなり強引なのもあれば、結構うまく繋いでたり・・・するんですけど、楽曲の「アクの強さ」に負けて、気になりませんww

 そう、このCDで重要なのは、音源のレベルの高さではなく「アクの強さ」ですよ!!

 どの曲もそうなんですが・・・変にテンションが高いものが多く、制作者の鬱積した「何か」が宿ったような・・・過剰な曲が多いですね(^^;)
 エディットものであれば、アッシャーの曲を独自にラテンラスカルズ以上に打っ壊したり、風見しんごの「涙のテイク・チャンス」のサビを微妙にチョップしてネタにしたり・・・なんか異常なテンションについていけない・・・ww
 また、Mash Upものも凄くて・・・Forget Me Notsの上にミッシーのラップをのせた曲や、Lucky Starになんかを載せた曲だったり・・・センスが微妙だけどテンションがなぜか高いのが多いです(^^;)

 んで、この変なテンションにつられてか、ご両名のDJも、変なところでマニア性をみせ、ClashのMash Upを数曲メロディーにして選曲したり、おそらく某カルト関係の説法みたいのをぶち込んだり・・・ナイスなテンションで引っ張ってますww


 今回聞いてみて、このご両名は、訳の分からん「音源」の海を、航海し、収集して、こう披露するわけですよね・・・
 つまらないのも当然あるでしょうし、簡単には手に入らないのもあるでしょうね・・・
 つまり、彼らは、レコード屋で指を黒くして最高のレコードを掘るのではなく、PCの前で、常人以上にマウスを動かし、収集してた・・・んだと思います!

 もう、これは「堀り」ですよ!!

 価値のないかもしれないものに、自分なりの価値を見出し、突き詰めるってのはなかなかできないと思います。
 それも、こんな変な曲ばっかり・・・ですよww  何が動機だったんでしょうね・・・

 また、彼らの姿勢に対するコダワリみたいなものが伺える一文があり、これを見て「ほっ、掘り師だ!」って思いました。

 ジャケの裏面のSpecial Thanksで「Free MP3 [ Not Use P2P]」と書いてるんですよ・・・
 PCでDJする方も増え、このP2Pの問題は大きいですよね・・・個人的には、P2Pで得た音源でDJするのは、粗悪なブートを使ってDJするのと同じだと思います。
 そうですよ! このNot Use P2Pって、MUROさんの言う「No Compilation No Bootleg」と同じですよ!!
 きっと、掘り師としての決意表明なんでしょうね~ww まあ、ちょっと「うひひ」が入ってる感じはしますけどねww


 んなわけで、なかなかまとまらない内容になりましたが、やけのはら氏っぽい「オルタナティブ」感が溢れ出た作品のご紹介でした~
 上級者(?)以外は手を出さない方がいいと思いますww 

<Release Date>
Artists / Title : MP2(やけのはら+Beta Panama) 「XXX-File」
Genre : MP3音源(Breakbeats、HipHop、House・・・)
Release : 2007年
Lebel : Noppara Rec-04
Notice : No Track List

PS Mash Upって日本でも「にこにこ動画」とかで盛り上がってるみたいですね・・・まあ、おたく黎明期から続く伝統である「Mad動画」の流れも多分にあると思いますが、ネットだったり、PCの進化で、こんな有効活用されるとは・・・思いませんよねww 
やけのはら 「Brilliant Enpty Hours」
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 今回は、ちょっと特殊なDJの作品をご紹介・・・でも、この方の作品はかなりいいですよ!!

 DJの「やけのはら」氏は、あまり知られてない・・・というか、私も詳しく知らない方です(^^;)
 自称(?)NewWaveラップチームである「Alphabets」のメンバーで、横浜や都内各所、そして全国津々浦々の結構マニアックなパーティー(失礼!)でDJをされてる方です。
 氏に関しては、2000年をちょっと過ぎたぐらいの「Blast」のニューカマー的なコーナー(古川さんが書いてたやつ?)で名前を見かけ、その後、Blast誌で執筆活動をしたことで、名前を知りました。
 当時は、日本語ラップにおける、インディーもインディーな「最深部」をマニアックに紹介してたりし、「ああ、この人は好事家なんだろうな~」と思っていました。
 そして、時が経ち、氏の名前をパーティーのフライヤーで見かけるようになり、そのパーティーの内容なんかを見ると・・・「ああ、やっぱり好事家だ・・・」と再認識しました(^^;)

 氏のスタイルについては、全てをホローしてないので断言できないですが・・・なんか「Los Apson?」とか「We Nod」のような・・・ともにレコード屋ですが・・・いい意味でポップなアブストラクト・・・な感じのDJだと思います(違ってたらすみません)。
 簡単に言えば「好事家」ですんじゃいますが、う~ん、つまるところ、とらえどころがないけど、いい趣味してますよww
 一例として、Blastの執筆なんかもそうですが、近年だと、日本産レコード再評価の波を生んだ名著である「Japanese Club Groove Disc Guide」で選者の一人になっており・・・セレクションの一発目が某小学校の卒業記念で作られたレコードですよ・・・最高ですww

 そんな氏のミックス作品ということで、一筋縄にはいかない・・・んだけど、普通に聞けて、かつ結構いい内容に仕上がってますのでご紹介です~♪


 まず、ジャケからして80年代テイストの微妙なラインをしてますよね・・・マドモアゼル・ユリアの質感に近いというか・・・ですねww
 ミックスについても、このジャケのような・・・感じがしないでもないです・・・かね(^^;)

 んで、実際の内容を紹介する前に、この作品の概要を説明してる、販売用の宣伝文句があるのでコピペして紹介・・・です。

 「夜の大騒ぎも一段落付いた後の、不思議なテンションが全開となった朝7時頃から始まる、既に終わっているが故にまだ始まっていないあの感覚を、3部構成で華麗にパッキング!  全3編を通じBPM120のハート・ビートでゆる~く構成されるスルメ的ミドルテンポ・ミックス!」

 う~ん、よくわからんですねww
 私が感じた範囲で説明すると「バレアリックなミックス」に仕上がってて、大変気持ちよく聞ける類のミックス・・・だと思います。
 あっ、でも一筋縄では行かない部分も多く、氏の個性が光った好ミックスになってますね(^0^)

 出だしは、「カルチャークラブ / カーマは気まぐれ(あえて日本語ww)」の、おそらく日本人の娘による、謎なウクレレ調カバー、「Hall & Oates / I Can't Go For That」の、これまた謎なカリビアン調カバーで幕を開けます・・・この時点でバレアリックですww
 んで、そこから四つ打ちの波が胎動し、オルタナティブなHouseミックスに流れます・・・ストレートなHouseではなく、DiscoDubなどのような、HouseNotHouseな感じです・・・この時点で、かなりいい選曲を見せてます。

 しかし、上記の宣伝文句で「3部構成」となっていますよね・・・
 オルタナティブなHouseの流れに揺られてたら・・・突然「Alexander O'neal & Cherelle / Saturday Love」ですよ・・・読めなかったけど、気持ちいい~っす(^0^)
 
 つまり、3部構成というのは、CD屋さんのジャンル上では分断されている「ジャンル」に飛び、3つのジャンルの「島」で構成されたミックスをしてるんですよ・・・

 ネタばらしみたくなっちゃいますが、1発目が「オルタナティブなHouse」、2発目が「Garage/DanceClassics」、3発目が「ここ最近のElectro Pop」になっていて、どれもミックスが秀逸に出来上がってます!
 そして、その3つの島が・・・しっかりと繋がっており、私が感じた「バレアリック」な感じに仕上げています!!

 ミックス自体は、ロングミックス主体で、印象的なミックスは少なめなんですが、熱くならず・・・でも冷たすぎず・・・みたいな温度をしっかりと維持したミックスにしており、非常に好感が持てます。

 個人的には、2番目の「Garage/DanceClassics」的なところが強く引っかかるのですが、なかなかいい曲を選曲してて、曲名を知らないものが多かったですが、結構ヤラれましたww
 他の部分も、ジャンルは違いますが、質感をしっかりと統一しており、かなり頑張って作ったんだな~という印象があります。

 このCDを買って聞いた時、私が感じていた「やけのはら」氏のイメージとは全く違い、驚いた反面、印象を覆す・・・という意味では彼らしいな・・・と思い、苦笑しましたww
 まあ、他のCDでは「やんちゃ」をしてるものもありますが、こんなミックスも出来るんだ~と思い、好きなDJになりましたよ・・・引出しの多さだったり、意外性がある方、個性がある方は好きなので(^^;)
 あっ、でも、一番最後の声ネタにおける、ネタのチョイス、そしてパンニング・・・では、氏のつい出ちゃった「悪戯心」が露呈し、「やっぱり、あんたって人は・・・」と思いましたww

 ちょっと失礼な表現になるかもしれないですが、大箱のクラブでは無理な世界観・・・ですよね・・・  うん、小箱のクラブで、好き者同士が集まって、狭いフロアーだけど無限大に広がる・・・自由な空気を表現・・・してますよ!!
 

 今回は、作品の内容自体は突っ込んだ説明はできなかったですが、チルをするには最適な好ミックスに仕上がってますので、お勧めです。
 むしろ、やけのはら氏の詳細を知らないで聴いた方が気持ちよく聞けるのかな~とも思いますが、是非お手に取る機会があれば、取って頂きたい・・・と思うCDのご紹介でした。
 日本の「真のアンダーグラウンド」も捨てたもんじゃ・・・いやいや、捨てることなんて出来ないですよ!!

<Release Date>
Artists / Title : やけのはら 「Brilliant Enpty Hours」
Genre : House、Garage、DanceClassics、Electro・・・
Release : 2008年
Lebel : Noppara Rec-05
Notice : No Track List

 ちなみに、最近再発されたようで、再発はCD-Rになってるようで、ジャケは同じ絵ですが、質感が違うそうです・・・
レコード掘ってる??
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 たいしたことじゃないですが、今日は久しぶりに「掘って」きました(^0^)

 レコード屋にはいつも行ってますが、何があるか分からない密林のような「レコード箱」から掘るのは久しぶりだったので、こんな表現になりました・・・

 よく拝見してる「大塚広子さんのブログ」で、「ここで100円セールがあり、掘ってきました~」と書き込みがあり、ちょうど休みで暇だったので、久しぶりにマスクを持って(これ重要)行ってきました。

 大塚さんのブログにも書いてありましたが、50代以上のおっさんと業者っぽい人しかおらず、若者は誰もいませんでしたww 
 詳細は、大塚さんのブログを見てね・・・

 実際のレコは・・・邦盤のクラシック・ポップス中心で、普段は全く掘らないジャンルではありますが、結構面白いものが買えましたよ・・・ 
 100円だし、入った瞬間、ビビるぐらいの量が積まれており、そりゃ~燃えますよww 私は、10枚ちょい抜いてきました(^0^)

 実際に掘り作業をしてると、大塚さんのブログにも書いてありましたが、突然HipHopのレコードとかが出ると嬉しかったりもしましたし、日本のレコードも面白いのがいっぱいあるな~と思い、2時間ぐらいで全部をめくり返しました・・・

 しかし、今回は、レコードを掘って、買うという行為以上に、ある種「貴重な経験」を久しぶりにしました。

 よく、タンテを買って、レコードを買い始めた時に、地元のリサイクルショップみたいなところで、もしかしたら「お宝」があるかも・・・みたいなノリでレコードを掘ったことってないですか?
 今回のレコードがまさにそれで、綺麗な青コンテナに入ってはいましたが、中のレコードは・・・どれも埃まみれで、めくってもめくってもハズレの連続・・・ですよ! 
 地元のリサイクルショップであれば、私も若かりし頃に経験したことがありますが、気づいたら埃が鼻や目に入って、早く出たいな・・・と思う反面、お店の人に悪いしな・・・みたいな気持ちになり、よく分からないレコードを500円ぐらいで買ったり・・・といった苦い思い出をされた方も多いかと思います。

 今回、そのお店の詳細を見た時に上記のような「リサイクルショップみたいなノリだな」と思い、汚れてもいい服&マスクを持参して潜入しましたが・・・負けました(^^;)

 レコードをめくり続け、はずれの連続が続くことは慣れているので大丈夫だし、私も知識が増えたので、興味を持ってレコードをめくることが出来ましたが、ジャケはあるが中身がなぜかないレコードや、中がカビてるぐらいだったら・・・まだいいですよね。
 今回あったレコードでは、カビがジャケットに付着しすぎて、レコード同士がくっついてる(それも5枚オーバー)のがあったり・・・なんかが普通にあるんですよ・・・ あと、おそらくネズミがかじった・・・であろうジャケットが不自然に破れてる・損失してるのも・・・ありました(--;)
 大塚さんのブログであったGangstarrとDannyは私も確認しましたが、中身がなかったっす・・・これはレコファンの100円コーナーで経験してるのでまだいいです・・・カビでくっ付きすぎて、ボックスセットみたくなってるのには驚きました・・・
 そして、掘ってる際の埃対策は、鼻と口はマスクでガード出来ましたが、目がスゲー痛いww そこまでは読んでなかったっす(^^;)

 お店の名誉のために説明すると、レコードは恐ろしいほどの枚数があり、レコード自体も結構抜けるものがあったし、そしてお店の方も大変親切(買った後に、手が汚れてるから、あそこの手洗いで手を洗っていいですよ~と教えてくれた)だったこともあり、お店側の落ち度は全くないのですが、自分のレコード掘りとしての「未熟さ」・・・を改めて痛感させられました。

 普段、ユニオンとか、個人の方がやってるレコード屋に行くと、ちゃんと値付けされ、ビニールで梱包された「商品」を買ってるわけですよね・・・
 まあ、これはこれで、いろいろと苦労があり、掘ってることには変わりがないのですが、このパッケージングされた商品の前段階、つまりお店側が仕入れる段階は・・・こういったことの連続なんだろうな~と思いました。

 よく話で、海外の買い付け苦労なんかを聞くことが多いと思います。 その話だと、埃まみれの倉庫で・・・みたいな話とか、めくれどめくれどスカばっかり・・・みたいな話が多いですよね。
 だけど、実際に店頭に出るレコードは、手にとった時には「埃がない」状態なわけですよ・・・ そして、ジャンル分けなどもしっかりとされ、ある程度の努力があればレコードが買えたりします・・・
 
 つまり、お店に出す過程で、スタッフの方がしっかりと「商品化」をしてくれてるのが重要で、日々のレコードハンティングが出来るのも、そういったスタッフの方の努力があってなんだな~と思い返しました。

 今回のお店で掘ってる時、きっとこんな状態のレコードを掘ったりして買付してるんだろうな~とか、めくってもめくってもスカばっかりはきついな~と流石に感じましたよ・・・
 いや~、レコード屋さんには頭が下がります・・・

 たまには、整った環境ばかりでなく、こういった環境(今回のお店の方には大変失礼ですが・・・)で掘ることも、いろいろと考えさせられることもあり、悪くないな・・・と思った次第です(^0^)

ps そのあと、徒歩でお茶の水のユニオンに行きましたが、普通に2500円ぐらいのレコードを買うわけですが・・・1枚のレコードには同じぐらいの時間しか収録されてないのに、なんでこんなに差があるんでしょうねww
  あと、DJ大塚、スゲーところで掘ってますね!! お店の人も、そしてお客さんも、驚いてたんじゃ・・・ないかな(^^;)
Sgroove Smoove 「Dis-Co-Nnection」
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 本日は、かなりお勧めの1本をご紹介・・・です(^0^) 市場ではそんなに評価されてない(?)一本なので、例の如く、気合いを入れます・・・押忍!
 名前を聞いて「ピーン」と来る方は少ないかと思います・・・この方はどちらかというと「裏方」の方ですね。
 Sgroove氏は、あの「4DJ's Records」の主宰・オーナーさんで、DJ活動はたまに・・・ぐらいの勢いなので、そんなには知られていない方だと思います。
 ちなみに、ネットの検索で氏の名前を検索しても・・・ほとんど引っかかりません・・・です(^^;)


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 まず、4DJ's Recordsって分かるかな? 
 現在のDMRのあるビルの上階(5Fだっけ)にあった中古レコード店で、かなり早い時期からあった中古店なので、お世話になった方も多い・・・と思います。 ちなみに、あのビルにはHi-Hatとか、何店かレコード屋がありました・・・でも、ほとんどが店舗を畳んじゃいましたね(^^;)

 んで、4DJ'sについては、結構重要なレコード屋だったと思います。
 90年代の中ごろの話ですが、HipHop関係のレコード(ネタものを含む)がまとまって置いてあるお店って当時は少なくって、有名DJ達もかなり利用していたレコード屋さんだったと思います。
 お店自体は、お世辞にも広いとはいえず(それこそ4畳半)、所狭しとレコードが置いてあり、私も勉強がてら買い物に行ったことがあります・・・当時はそんなにお金がなくって買えなかった(^^;)
 なお、現在は店舗運営はほとんどされてないようで、ネット販売などを中心にされてるようです・・・というか、本業よりも副業で始めた「Tシャツ」販売の方が力が入ってそうです・・・

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 氏のDJについては、実際に私も聞いたことがなく、プレイしてるのもOrganとか、ちょっと「通」な感じのところが多く、一度は聞いてみたいな~と思ってます。
 活動(現場にいたの意味で)に関しても、かなり長い方だと思われます・・・80年代末のLondon Nite辺りから活動してるのかな? それこそ、辰緒さんと同期に近い・・・かも?? なので、かなりの「ベテラン」の方だと思います。
 ちなみに、このテープがリリースされたときは「Sgroove Miyazaki」名義でしたが、現在は「Sgroove Smoove」名義でDJ活動をしてますね^^

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 そして、このテープは、その4DJ’S発のミックステープ(ミックスCD)専門レーベル「Ke.T Drive」からの第一本目に当たります。
 このレーベル、かなり「通好み」なミックス作品を出していて、内容がいいモノが多く、レーベル買いが出来るレーベル・・・と私の中では確立されております(^0^) 私も随時回収中ではあるのですが、なかなかいいですよ・・・
 ちなみに、氏を知ったのは、ユニオンの新宿ソウル&ブルース館のノベルティー(オープン5周年記念)で配布された特典(1万円以上だっけな?)で、下記のCDが貰えて、これが思いの外、内容が良かったこともあり、氏の作品を掘るようになりました・・・ これも、内容がいいので、その内・・・紹介しますね(^0^)


 んで、実際のテープの内容を紹介します~

 内容的には、GarageとHipHopなどを核にしてるのですが、特筆すべきは、それらの楽曲の「融合」具合が半端なく、かつミックスのストーリ性がしっかりと作られていて、ジャンルレスミックスの鏡ともいえる内容になっていることです。

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 Sgroove氏自身、GarageとHipHopの造詣は、レコード屋をやってるぐらいなので大変深く、今回収録されてる曲も、レアなのもあれば、えっそれ安いじゃん・・・みたいな、掘り師精神が十二分に発揮された選曲になっています。
 収録曲は細かくは書きませんが、いいところ突いてるんですよ・・・Don's Placeとか、Winningとかのような「ぼちぼちレアなGarage」をミックスしてると思えば、Buddhaの「輪廻転生」とかCrue-Lの曲、はたまたMARRS / Pump Up The Volume とかのように、穴な曲だったり、安い曲なんかをサラっと入れてて、ミックスの世界観が作られてるのには脱帽です!
 こういった「引き出しの多さ・深さ」がある方の作品って・・・一聴すると地味だったりするのですが、ちゃんとレコードを追ってると分かってしまう「ヤバさ」があり、流石の一言ですよ・・・トラックリストを見るだけでも「ヤバさ」がしっかりと伝わります!!


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 また、実際のミックスにおいても、秀逸な点が多く、聞いていて、そのセンスの上手さに舌を巻くと同時に、大変気持ちよく聞けるミックスに仕上がってる・・・所は凄いです。

 ミックスは、ロングミックスを主体にミックスしますが、そのミックスの時の「混ざり具合」がとんでもなくよく、勉強になるところが多いです。
 ロングミックスって、なれちゃうと簡単に出来ますが、次の曲にしっかりと「バトン」を渡せないと、カッコ悪くなると思います。
 Sgroove氏に関しては、ホント違和感なくミックスし、かつ選曲の「押し引き」を考えたミックスになっており、何度も聴きたくなる・・・内容ですね。
 個人的には、Caprice / 100% → Don's Place / Hollywood Disco Jazz Band での、バッチリ具合にはヤラレました・・・Malcolm McLaren / Bufflo Love → Jocelyn Brown / Ego Maniac の繋ぎも地味だけど好きです(^0^)
 その他にも、すげー勉強になるところが多く、DJミックスの素晴らしさ(=繋げることで曲が更に光るみたいな・・・)が遺憾なく発揮されています!


 そして、選曲のチョイス・曲順のアイデアに関しても、上記した掘り師精神が発揮され、なかなか真似が出来ない・・・感じに仕上がってます。
 それこそ、Orange Crush / Action → Oganaized Konfusion / Walk Into the Sun → Buddha Brand / 輪廻転生 辺りのラインは、そうそう思いつかないですよ・・・考えてみてください、この3つのレコードって、なかなか同じ棚に入ってないですよね?
 最初にHipHopとGarageが融合してる・・・みたいなことを書きましたが、ホントそれです! 
 音楽にジャンルの壁なんてない・・・と思わせてくれる選曲です!!
 
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 音楽にジャンルの壁なんてない・・・って点に関しては、ちょっと「グッ」とくる小ネタがあります・・・
 このテープの隅に「Respect to」とあり、その人選を見ると分かるところが・・・あると思います。
 そこには「Larry Levan , Grandmaster Flash , Kool DJ Red Alert」の3名が記載されています。
 つまり、そのHipHopとGarageの偉大なDJ達を「同居させたミックス感=GarageとHipHopの融合」が、Sgroove氏自身も影響としてあることを物語っていて、この作品のようなミックスになった・・・と思います。
 私は、どちらのジャンル(およびそのジャンルでのミックスの仕方・聞き方)も好きなので、一発で好きになりましたが・・・個人の嗜好によって好みが分かれるのかな~(^^;)


 んで、最後に、これらのミックス要素・選曲要素を踏まえた上で、全体的なミックスの仕上がり(=ストーリー)が大変いいですね。
 序盤はHipHop的なフィーリングでミックスしつつも、後半になるにつれGarage的なミックスに移動をして、その変化に合わせて「昼から夜」に変わるような感じは大変秀逸です。
 また、その中で、うまく「山と谷」をつくり、各楽曲を引っ張ったり、目立たせたり・・・文章で表現するのは大変難しいですが、なかなか真似ができません。
 全体を見ると、比較的「ゆったり」とした印象に仕上がってますが、その中でストーリー性がしっかりと繋がっていて、大変気持ちよく、かつストーリーを楽しむことが出来ますね。



 どちらかというと、今回のミックスに関してはGarage的な要素は強いのかな~と思いますので、Garageが好きな方なら・・・かなりお勧めが出来ます。
 また、HipHop的な聴き方が好きな方でも、Ulticut Ups関連が好きな方、特にLark氏BullJun氏が好きな方なら絶対好きなミックスだと思います。
 あと、MUROさんが好きな方であれば、MUROさんのミックスを幅広く聞いてる方(特にSuperシリーズとかが大好きな方)であればお勧めが出来ると思います。

 では、超お勧めの1本のご紹介でした~♪


<Release Date>
Artists / Title : Sgroove Smoove 「Dis-Co-Nnection」
 ※このリリース時は「Sgroove Miyazaki」名義でリリース
Genre : Garage、HipHop、DanceClassics、House・・・
Release : 2001年8月ごろ
Lebel : Ke.T Drive KE.T-001
Notice : テープはA→Bの時もミックスが繋がっています。
       テープのマスタリング関係で「Jakee E Lee」氏が参加。


<編集情報> 2009年7月20日
リリース日の細かいところが分かったので、書き直してたら・・・止まらなくなって文章の変更・写真の追加などを大幅に行いました(^^;)

MURO 「King of Diggin' - Diggin OST」
diggin ost

 本日、2度目の更新・・・さっくり書くぞ~ww

 毎度のMUROさんの「King of Diggin'」シリーズで、いわゆる「OST=Original Soud Track」もの、つまり「映画サントラ」ものだけでのミックスになっています(^0^)
 順番でいくと、これが第6弾らしいですが・・・よくわからんです(^^;)

 OSTものって、ほんと種類がたくさんあって、Soul/Funkだけに限らず、他のジャンルでも当然のようにあり、OSTだけで専門店が出来ちゃうほど、サブカテゴリーとしては大きな種類ですよね。
 この手も追いかけてはいないので、詳細が分からないですが、市場では昔っから人気のあるジャンルで、今回のテープも聞いてて、そりゃ~人気があるわな・・・と思ったほどです。

 今のOSTというと、映画自体が商業的になってしまい、それに付随してOSTでも商売を・・・ということで、寄せ集め的なCDになることが多く、レコード会社としても、作りやすいジャンルなのかな?と思ったりします。
 HipHopだと、ここ最近は目立ったものがないですが、90年代中ごろより、こんな感じのCDが連発してましたよね・・・ でも、全体を通して聴けそうなのって少ないな~と思います。

 ただ、今回のテープに収録されている「Soul/Funk期」のものは・・・ホント内容がいいですよね!!
 いわゆる「ブラックスプロイテーション映画」のOSTが中心なのですが・・・聴いてて、大変聴きやすく、かつ映画の世界観が分かるものが多いと思いました。
 ネタとしても古くから珍重されていますし、そのジャケットなんかも沢山ネタになってますので、本当に重要なジャンルですよね。

 当時のOSTって、歌はほとんどなく、映画でちゃんと使う前提で、その映画のシーンでしっかりと機能するような曲作りをしていて、実際の音源制作者も、台本なり、撮影現場に同行をして、作曲のイメージ作りをしたものが多いそうです・・・
 私は、ブラックスプロイテーション映画をそんなに見たことはないのですが、映画で「音楽」がガチっとはまる瞬間ってホント気持ちいいですよね・・・ ある種、優れたDJの選曲と同じなんじゃないか・・・と思ったりします。

 また、特にブラックスプロイテーション映画では、有名アーティストが起用されることが多く、その点も魅力の一つだと思います。
 Marvin Gayeをはじめに、Isaac HayesQuincy Jones・・・など、有名どころは必ず1作は作ってますよね・・・
 非凡な才能をもつ彼らが作るわけですから、作品は一定以上のクオリィティーがあるでしょうし、結構面白がって作ってたのかも知れないですね・・・

 今回のテープに関しては、King of Diggin'シリーズということで、HipHopのネタという観念から、Soul/Funk、そしてJazzその他諸々のジャンルのOSTから、MUROさんが選曲&ミックスをする形になり、ネタ曲になったモノも多数収録されています。
 MUROさん自身、ブラックスプロイテーション映画のことは、昔っから「好きです」って言ってたし、当時、MUROさんのお店「Savage」に行くと、その映画のポスターなんかが何品も飾っており、作品にも生かしたものが多かったし・・・本当に好きなんでしょうね(^0^) 店名自体が映画のタイトルなわけですからね・・・!!

 ミックスに関しては、派手なギミックを用いず、実際の映画でかかるように、スムースにミックスされているのが好印象です。
 特にSoul/Funkものが、ネタ率の高さもあって、多数収録されているのですが、それらの楽曲は、映画での「緊張感」を伴うシーンで使われていたと思われる「クール」な曲が多く、その魅力を崩すことなく、かつ「ネタ」としての魅力を高めるミックスには悶絶です。

 また、流石MUROさん・・・というか、黒人映画以外(英語じゃないのとかね)のモノも多数収録され、掘りの美学がビシビシ伝わってきます。 詳細は分からないですが、きっとレア盤が多いんだろうな~

 今回は、自分に知識が無い為、ちょっと抽象的なご紹介になってしまいましたが、お薦めの1本です。
 ネタ関係に興味のない方でも、聞いてるだけで、凄く「雰囲気」に浸れるミックスを披露していますので、午後の昼下がりとか、夜も深まった頃に、読書のお供なんかに・・・最適だと思いますよ(^0^)

<Release Date>
Artists / Title : MURO 「King of Diggin' - Diggin OST」
Genre : OSTモノ(Soul,Funk,Jazz・・・)
Release : 2002年3月
Lebel : King of Diggin
Notice : トラックリストがこれには付いています・・・なんでかな?

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<補足>
あんまりにもサックリ終わったので、資料を書いておきます~

● Groove 2000/12
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 映画音楽の書籍は、多数ありますが、「レコード掘り」に特化したガイドってそんなには・・・ないと思います。
 その限りにおいて、旧Grooveのこの号は秀逸です。
 各種レコード(当然アナログ盤)のレコードガイドに加え、ブラックスプロイテーション映画のポスター紹介(すごい量!)など、大変充実した内容になっています。 流石です・・・
Dimitri From Paris - Japan Tour 09 (@air 2009/01/10)
dimi_20090110

 また、こっそりと踊りに行ったのでパーティーレポートです(^0^) 疲れましたが、結構良かったですよ~

 行ったのは、上記画像の通り、フレンチHouseの第1人者「Dimitri from Paris」のDJを聴きに行ってきました(^0^)

 ちょうど、DimiのミックスCD「Playboy Massion」を紹介したのでちょっと火がついたのと、去年の7月に同所で開かれたパーティー(これもPlayboy Massion関連)が大変良かったこともあり、踊りに行くことにしました・・・

 12時をちょっと回ったころにairに到着し、中に入ると・・・かなり人が入ってる! スタートが早え~なとか思いつつ、身支度(気合の半袖Tシャツ!)をし、フロアーに行くと、すし詰めに近い状態・・・なぜ?
 ちょうど、その時は「Jazzin' Park」という、日本人Houseユニットの方々がDJをしてました・・・が、ちょっとな~というDJ(失礼!)をしてました・・・ただ、客は踊らずに盛り上がってる!
 う~ん、いわゆる「乙女ハウス」っぽい選曲で、個人的には好きじゃないので、静観モードでいました・・・
 客の盛り上がり方が「ライブ」的・・・というか、すし詰めなところで「縦ノリ」な感じなので、踊りたかった私は、「まあ、DimiがDJをすれば変わるだろう・・・」と思って、ビール飲んだり、煙草を吸ったりしてました。 趣味が合わないのは仕方がないですよね・・・

 後で知ったことなのですが、HMVとMTVでなんか(招待とか?)あったようで、そんなにクラブに来ないようなお嬢ちゃん(お姉ちゃんでないww)達が結構いて、だからか・・・と思い返しました。
 可愛い子が結構いたので別にいいですが(え~ww)、そのお嬢ちゃんたちの元気もこれから始まる「ダンス地獄」になっても続くかな・・・なんて思い、一人ほくそ笑んでましたww

 んで、そのDJの人のライブ(ブラジリアンな感じだけど、乙女チックな部分が強く、まあまあかな・・・)が1時頃から30分ぐらいあり、1時30分ぐらいより、待ちに待ってた「Dimitri」のDJ開始です!

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 写真は、終わった時にフロアー上部より撮影しましたが、開始時が一番込み合ってましたね・・・ 
 今回は、上記のような一般のお嬢ちゃん達に加え、外人さんが多数おり、airっぽい(Yellowっぽいにも近い)混み方をしてました。
 まあ、時間がたつにつれて「脱落」して、フロアーが空いて、踊りやすくなるだろう・・・と思ってたので、最初は「我慢」モードで体を揺らしてました。
 
 ちなみに、DJセットは、タンテ×2、CDJ×2(3?)、パイオニアのミキサー&エフェクター、3バンドぐらいのアイソレーター・・・のようです。 ただ、それぞれの配置が微妙に悪そう(ミキサーの手前で、一段落ちる位置にアイソとか)でした・・・
 あと、今回は、なぜか、DJブースを真裏から見ることが出来るようになっていて、Dimiのアイソ捌きなんかを見ることができましたよ(^0^)

 DimiのDJは、最初にDJをしていた「Jazzin' Park」の雰囲気を一気に変えるべく、かなり強めな選曲でスタートします。 
 スタート時のフロアーでは、私と同じような「踊りたくてうずうずしてる」輩もちょっといたので、止まってた「足」が動き始めます・・・
 開始時は、すし詰め状態で、フロアーに入る人&出る人の流れに翻弄されながら、踊りやすそうなところまで流されていました・・・
 ちょうど、フロアー左後方のスピーカー前が、いい感じに踊れるスペースがあり、ここぞとばかりに、周りに威嚇する意味を込めて、リズムに合わせて強めに踊り、スペースを確保! 周りの方、すみません(^^;) 
 でも、早い時間で「気合入れて踊ってる人」がいると、踊るのが恥ずかしくっても、踊りやすくなる・・・でしょ(^0^)

 んで、2時がちょっと回ったころから、待ちに待っていたピークタイムが!!
 記憶が曖昧ではありますが、こんなのが選曲されてました・・・
sunburastband relightmyfire
 たしか、Sunburst Band / I'll Be There For You → Dan Hartman / Relight My Fire → Rufus / Any Love ・・・のような流れだったと思います。
 この辺から、私も個人的に盛り上がり始め、周りを見ずに踊り始めていましたww ただ、DanとRufusは、Dimiの特別エディットで、面白い構成ではありますが、歌いにくいっすねww

 そして、それ以降は、周りも火が付き、ダンス天国・・・です(^0^) 新し目のHouseもかかってましたが、旧譜(=定番)率が異常に高かったです!
 とりあえず、かけてたので、印象に残ってるのをアップしておきます。
 spacecowboy theboss
 lovesensation DSC00558.jpg
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 この辺は、否応なしに盛り上がりますね(^0^) 左上から、Jamiroquai / Space Cowboy、Diana Ross / The Boss、Loleatta Holloway / Love Sensation、Sylvester / I Need You、 Evelyn Champagne King / Shameっすね。
 個人的には、上の2枚は、Dimiがかける印象がそんなになかった(というか、Timmyの18番っすよね)ので、意外だな~と思う反面、踊り歌いですww
 また、Shemeは、久しぶりにクラブで聴きましたが、ベースラインがヤバいこと・・・音のいいクラブだと、一気に持ってかれる感じでした(^0^)
 あと、これらの曲も「Dimiエディット」をかけてて、特にLoleattaのは、タメをしっかりと作り、一気に歌に持っていく感じで大変良かったです。

 あと、Dimiの最近の趣味で「60年代」っぽい曲を、自身でエディット&音圧上げをしてかけてるんですよ・・・
 たしか、Diana Ross & Supremesの曲とかをかけてましたが、本来であれば、Houseの文脈でかかることは滅多にないですよね。
 ただ、これが滅茶苦茶いいんですよ!!
 最新リリースの「Return of the Playboy Mansion」で、その手をかけ始め、前回来日時もかけてましたが、当時の楽曲が持つ「温もり」みたいのが・・・大変良いです。
 特にベースラインが太く、聞いていて(=踊ってて)、大変心地よい・・・感じです。 フロアーは、赤や青のミラーボールの光に包まれ、心地よく時を刻んで行きます・・・
 この辺は、Dimiの新境地で、今後も掘りさげてほしい・・・です。 今度CD出すときは、この辺をいじるんだろうな~とちょっと楽しみであります。

 そして、その60年代の流れを受けて、ある曲をプレイ・・・
marvin
 そう、Marvin Gaye / What's Going On です!! 実際はHouse調のRemixでしたが、これにはヤラれました!
 普段は、絶対かからない類ですが、もう、ハードコアダンサーは大合唱(^0^) 私も大合唱です!
 これに関しては、もしかしたらですが、あの「Tom Moulton」のリミックスバージョンなのかも・・・です。
 以前、Groove誌で、Dimiが、Tomより「What's Going On」のTom Remixを譲り受けた・・・と言っていて、ず~っと聞いてみたいな~と思ってました。
 しかし、結構Houseっぽい音づくりなので、もしかしたらTomのじゃないかも・・・どうなんですかね?

 そうこうしてるうちに、終わりに近づき、Dimiが焦らしながら、最後まで残ってる「ゾンビダンサーズ」に対して「プレゼント」をくれる時間になります。
 音を切り、客電をつけて、数分の焦らしをし、Dimiがリクエストに応える形になり、フロアーが真っ暗になりまる・・・そして印象的なアカペラが・・・かかったのがこれです・・・
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 Jocelyn Brown / Somebody Else's Guy です! これは全く予想ができない選曲で、もう私もたまらず、合唱&泣き踊りです(^0^) Dimiって、こういった演出がホント上手いんだよな~
 この後も「とろとろ」なダンクラ連発で、ほんと最後の力を振り絞って、激しく踊りましたよ・・・
 あんまり記憶がないですが、Change / The Glow of Love とかもかかり、フロアーは愛で溢れ、気づいたら私も「ニコニコ」しながら踊り、周りの知らないお兄ちゃん、お姉ちゃんとかと手を取り合ってました(^0^)
 あんなに、踊ったのは久しぶりでしたが、私の近くにいたお兄ちゃんが、私の踊りを見て、「あっ、自由に踊ればいいんだ・・・」と気づいてくれたみたいで、突然ステップを踏み始めたのはちょっとうれしかったですww

 そして、最後は、最近のDimiアンセムをプレイ!
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 この前でた、Return・・・で初出した、Dimiエディットの「Marvin Gaye & Tammi Terell / Ain't No Mountain High Enough'」です!!
 写真は、そのエディットを唯一アナログで収録してる盤で、去年リリースされましたが、あんまり仕入れてるところが少なく、ゲットするまで時間がかかりました・・・
 もちろん、Inner Lifeのカバーが、フロアーの永遠のアンセムでありますが、このバージョンも本当に良すぎです・・・ 
 さっき、ちらっと書いた「60年代趣味」があってだと思いますが、音の温もりだったり、歌詞だったり・・・そしてMarvinとTammiの「愛の悲劇」・・・下手したら、Inner Lifeのカバー以上に「愛」が詰まった好エディットになっております・・・
 もう、私もイントロがかかった瞬間、久しぶりに震え、周りの気づいたら沢山いた「ハードコアダンサー」達も、うれし泣きをしながら大合唱・・・Dimi、ありがとう・・・・です!!


 以上、ザラっと書きましたが、Dimiって、ハードコアなHouseフリークからすると、ちょっとセルアウトしてる・・・と思われてる節があると思います。
 しかし、そんなことは微塵にないですよ!! もう、Loft、Garage・・・などから続く「音楽と愛」を、選曲ができる数少ない方だと思います。
 確かに、Joe等のように「スピリチュアル」な雰囲気は作れないですが、盛り上げ方なんかは、かなり上手ですよ・・・ それも、乙女ハウス的なというよりも、ストレートなHouseとしてです・・・

 今日なんかも、最初は、普通なお客さんが多かったですが、後半に近づくにつれ、好き者な方しか残らず、ホントいい雰囲気で終わりました・・・
 時間的には、airなので、6時に終わりましたが、むしろ、ダラダラするよりも、潔い終わり方でよかったと思います。 もうちょっと踊りたかったし、聴きたい曲(originalsとかね)もありましたが、それは次回に取って置くことにしました!
 あと、今回は、初めて聞いたエディットも多かったので、その内、新しいCDが出るのかな~と思わせる内容でもありました。 この点も今後楽しみにしましょう~

 んでは、かなり適当に書きましたが、以上でございます~
 ここ最近、このブログをはじめ、またクラブ熱が再発し、知識が無駄に増えた分、選曲などの理解度が高まり、異常に一人盛り上がり・・・をするようになりました(^^;)
 ああ、着実に「ゾンビダンサー」の道を進むようです・・・気持ちいいからいいけどww
 今度は、Noriさんの30周年で、ageHaでイベントがあるので、それに行くと思いますww あっ、Houseのイベントしか行ってないや・・・HipHopとかも、面白いのがあれば行くんですけどね~
刃頭 「現場デ炸裂」
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 年末年始の休みが終わったと思ったら3連休・・・微妙にうれしい(^0^)
 んなわけで、日本語ミックスもので、ちょっとレア価格をつけてる1本をご紹介です~

 DJは言わずと知れた「刃頭(Hazu)」さんです。
 80年代末より名古屋を中心に活動をしてる方で、もはや日本のHipHopの重鎮といっても差支えがないほどのDJです。
 Pager前(上京前)のTwigyと組んでいた「Beatkicks」や、残念ながら亡くなられたTokona-Xとのコンビ「Illmariachi」でのProduce活動なんかが有名だと思います。
 また、DJ Krush(最初だけね)、DJ Yas、DJ Kenseiを中心にしたDJ集団「Kemuri Productions」にも名をつられ、かなりイルなビートを醸し出す貴重な御大です。

 そんな氏が、2004年の年末辺りにリリースしたのがコレで、私は近年、ちょっとレアになってから中古で買いました。

 なぜ、このテープがちょいレアなのかというと・・・2004年に勃発した「Dev Large vs K Dub Shine」のマイクバトルにおける、DL側の2曲(ULTIMATE LOVE SONG、前略ケイダブ様)が収録されているからです・・・

 この日本初の本格的なマイクバトルについては、いろいろなサイトでご紹介があるので、下記なんかをご参照ください。

 ● Dev Large vs K Dub Shine まとめサイト
    ※この一件の他に、他の日本語ラップ関連の
     ディスソング年表があり、秀逸ですよ!

 ●Wikipedia K DUB SHINE

 私自身は、当時、ネットはそんなに使ってなかったので、Blast誌で知り、後で聞いたりしたのですが、面白い一戦ですよね。
 マイクバトルに関しては、どうして起こったかは闇の中ですが、面白いのは「ネットを主体に起こったこと」ですね・・・

 それこそ、KRS vs MC Shan など、バトルは昔からあり、その当時はラジオだったり、リリースするレコードだったりしたわけですが、それがネットで・・・ってのは時代が変わった証拠で、結構ビックリしました。
 実際にディス曲を出す本人側もレスポンスが早く、かつリスナー側も盛り上がることができる・・・という点がポイントで、個人的には、ちょっとHipHopから離れ始めた時期ではありましたが、日本のHipHopもやっぱり面白いじゃん!って思いましたよ(^0^)
 まあ、単なる口喧嘩でなく、自分のスキルを持ってマイク(曲)で戦う・・・ってのは、HipHopの美学としてこれからも続いてほしいです。

 ただ、当時、残念だったのは、HipHop関連での中心ではあったと思われる「Blast誌」が、一切ホロー出来なかったことです・・・
 大人の事情がいろいろとあったようですが、当時連載なんかをしてた宇多丸師匠なんかは、このことをホロー出来なかったことを「雑誌の敗北だ・・・」みたいに言ってましたね・・・ 
 私自身も、Blastをかなり頼っていたし、バトルのことだってBlast(Front)から学んだし、なのに・・・なんで取り上げないの??っと、ちょっとショックを受けた記憶があります。

 んなわけで、そのマイクバトルのDLの2曲が「なぜか」収録されています・・・
 なぜ収録されたのかはわからないのですが、この点は妄想ばっかり膨らむのでやめましょう(^^;)
 個人的には、リリースされた時期がバトルより3か月ぐらい後になり、話題の曲なのと、今回のミックスに合いそうなので、HazuさんがDLに断って収録したのかな・・・と妄想していますww


 しかし、これはミックステープですので、当然他の曲も入っています。
 私個人としては、他の面も悪くはなく、このDLの曲ばっかり注目され、レア化するのは不健康だと思いますので、そちらの方を掘り下げたいと思います。

 このテープの肝となるのは、Hazuさんの「オリジナルミックス」「オリジナルブレンド」を多数収録している点です。
 
 Hazuさんの楽曲って、なんか「」のあるトラックが多く、私の言葉が足りなくってうまく説明できないですが、凄い「異質」なんだけど、味のあるトラックを作る方・・・だと思います。
 それこそ、90年代後半に登場した「Illmariachi」なんかは、リリース時にはそんなに話題にはならなかったですが、Tokonaの癖のあるラップもいいし、Hazuさんのトラックも悪くなく、結構聴いてた記憶があります。

 特に、Hazuさんも良く公言していますが、「ヤクザ映画」のテイストなんかが強く反映されてるものも多く、実際このテープを聞いた時も、このテイストが強く含まれてるな・・・と感じました。

 今回のテープでも、A面では、日本人HipHop、日本人Reggaeの曲で、かなり「不良」テイストを醸し出す良曲(自身の曲を含む)をチョイスし、その世界感の作り方が大変良いと思います。

 A面はイントロから「イルなミックス(ネタは言えないww)」を展開し、トラックと歌詞が完全にこの「不良」テイストのまま突き進み、最後に上記バトルのDLの「ULTIMATE LOVE SONG」がミックスされます・・・
 個人的には、Reggae陣の曲が、このテープの、私が思った主題(=不良性みたいな)を明確に理解させてくれ、結構引っかかりました。 特に、Silver Buck氏がいいですね・・・この方も、年少のころはいろいろと「お痛」をしたらしいですからね・・・言葉の重みが違います!

 まあ、HipHop、Reggaeを問わず、不良の道を突き進んで、その後、音楽の道に進んだ方は多く、ストリートに根ざした音楽だからこそあり得る「世界感」ですよね。
 私自身は、いわゆる「不良」的なことは一切興味が出ず、感覚なり行動をしたことがないのですが、私も「男」なので理解できるところも多いです・・・ 
 また、言葉を「カウンター・カルチャー」として置き換えると理解が出来るところが多く、糞くらえな「メインカルチャー」に反旗をかざす・・・という意味では共感が出来る部分もありますね。

 A面に関しては、主題と思われる「不良性」を、トラックと歌詞でしっかりと統一し、ミックスに昇華してる点は秀逸で、ドライブなんかで聴いてると「箱のり」したくなっちゃう・・・かもなミックスですね(^0^)
 ちなみに、DLの曲に眼を奪われがちですが、あのCanibus(LLとバトルで有名)の刃頭ミックスが収録され、Canibusのディス曲ではない曲をミックスしてますが、裏テーマは「マイクバトル」なのか・・・と妄想させてくれますね(^^;)
 あと、レアなBeatkicksの曲も入ってます~


 んで、B面です・・・こちらはこちらで凄いことになってます!
 B面では、A面で説明した「不良」な雰囲気をトラックで表現をしてるのですが・・・いや~ある意味「ろくでなし」なことをしてますよ(^0^)

 ちょっと書きにくいことではあるのですが、B面では「ブレンド」を多用しており、そのブレンドする「元曲」がヤバいのです・・・・
 どう、ヤバいのかというと、その曲をブレンドすると「著作権」を持ってる人から絶対怒られるよ・・・っていう「日本の曲」「日本で有名な曲」を、大胆に自身のオリジナルトラックの上でブレンドをしてます!!
 詳細は避けますが、DLの曲よりもスゲーことしてるな・・・という内容で、とりあえず、大滝詠一さんと猪木さんはビビりますねww
 
 そして、B面の最後では、またDLのディス曲「前略ケイダブ様」が収録されてます・・・が、個人的には流れをくんだ選曲になってなく、ちょっとな~と思いました。


 このテープが市場で判断されたとき、DLのディス曲が音源化されたことのみが主眼点になっていると思います。
 しかし、それ以外の私が説明した点なんかも、総体的にかなり秀逸なミックスになっており、この点も評価すべきだと思います。
 まあ、日本でも歴史に残る「マイクバトル」が起こったことに対しての「記念碑」としても意義があるとは思いますが、ぜひHazuさんのミックスにも焦点があたってほしいな・・・と思う一本です。
 今回の紹介は、私のブログの本旨である、陰の当たらないところに光を当てる・・・みたいなことが上手く書けたので、うれしいっす(^0^)

<Release Date>
Artists / Title : 刃頭 「現場デ炸裂」
Genre : 日本語HipHop、日本語Reggae・・・・
Release : 2004年
Lebel : Office カウンタック

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----------------------------------------------------
< 補足 >
YouTubeで、バトルの曲が上がってたので、順番に貼りつけときます。

①DEV LARGE - ULTIMATE LOVE SONG


②K DUB SHINE - 1 THREE SOME


③DEV LARGE - 前略ケイダブ様


 個人的には「DL」の勝ちっすかね(^0^)
Chicken Lips 「DJ-Kicks」
chickenlips_djkicks

 今日は寒いっすね・・・私のところは、雪こそ降らなかったですが、寒い・・・です(^^;)
 んなわけで、寒さとは全く関係がないですが、たまたま買った海外名物CDシリーズの1作をご紹介~♪

 House、Techno、Trance・・・などのクラブユーズな音楽は、海外の市場ではミックス作品がかなり出ており、凄いな~と思ったりすることも多いです。
 それこそDefectedなんかは、良質なミックス作品をビックリするほど出して、日本でも結構支持されてますよね。
 しかし、まだまだ紹介されてないシリーズ・知らないシリーズも多く、海外ものに関しては勉強中です(^^;)
 まあ、大半がしっかりと権利をとったオフィシャルものなので、日本で広く流通してる「アンダーグラウンド」もののような、自由な選曲が出来なかったり・・・するんでしょうが、たまに当りもあったりするので、難しいっすねww

 んで、たまたま安かったので、勉強がてら買ってみたら意外とよかったのが、今回の作品になります(^0^)

 まず、このCDは、ドイツ・ベルリンに本拠地(?)を置き、EU各国、そしてUSなんかでも頑張ってるDanceMusic系レーベル「 !K7」名物DJミックスシリーズ「DJ-Kicks」の1作です。
 かなりの枚数を出してるシリーズで、ジャンルも・・・Technoから始まり、House、Club Jazz、HipHop・・・等のように、全方位カバーしてるシリーズで、担当するDJも、メジャーどころから、日本では全然知られてない方(現地では知られてるのかも?)まで、ものすごく幅広いセレクションになっています。
 私も、以前から「EU寄り」で、Technoなんかが強いのかな~と思ってて、そんなに手を出すことはなかったのですが・・・安かったのと、興味のある「ジャンル」だったから買いました(^^;)

 そう、そのジャンルとは・・・「Disco Dub」っすね!
 ダンクラ・Garageを好きになり、その流れでHouseも好きになり・・・と自分の趣味が変遷していくわけですが、今まで、どうもDisco Dubはちょっと趣味が合わなかったんですよ・・・ なんか、あの「もたっ」とした感じが肌に合わず、でも気になってた・・・ジャンルです(^^;)
 ただ、Harveyなり、Garageなどを深く掘り下げるうちに、ちょっとづづ理解し、気づいたら好きになってた(勉強中ではありますが・・・ww)ジャンルです。
 
 その限りにおいて、結構聴きやすく、DiscoDubの聴き方を「おおっ、そういうことか・・・」と教えてくれたCDがこれでした(^0^)

 DJを担当する「Chicken Lips」は、詳細はあまり分からないのですが、UK出身のユニットで、中心人物であるAndyとDean(白人の2人)は、80年代後半のUKレイブ期に「Bizarre Inc」なるユニットで活躍し、その後、現在の作風である「DiscoDub」的なスタンスに開眼し、Chicken Lipsになった・・・ようです。 間違ってたらごめんなさい(^^;)
 彼らの楽曲もそんなには知らないのですが、日本では大人気なIdjut Boysと並び、DiscoDub界では有名スター・・・だと認識しています。

 あっ、Disco Dubの説明もした方がいいのかな・・・
 まだ深く掘り下げてないので、説明に間違いがあるかもしれないですが、House以降に生まれた、オルタナティブなHouse・・・というか・・・ん~、何なんでしょう(--;)

 まあ、Houseが、Disco/Garageの「ボトム=ドラム感、ベース感」を拡大強調して発展したと考えれば(メル・シェレンもこれに近いことを言ってましたね)、DiscoDubは、House以降のビートカルチャーにおいて、Disco/Garageが「ボトム」と一緒に内包していた「楽曲の質感」の方を着目してる・・・イメージが個人的にはあります。
 つまり、Houseの「4つ打ち」のルールに縛られず、過去の楽曲を振り返った時に、その曲のもつ「質感・雰囲気」を重用視し、Larry・Harvey以降のジャンルレスな選曲性を経て、Disco・Garage・NewWave・Dub・Rockなどの様々なジャンルから抽出した「グルーブ」を、House以降のビート形式にはめ込んだ・・・ものかな~と最近思ってます。
 また、ドラム感・ビート感などは、Houseの4つ打ちの延長戦と考えるよりも、4つ打ちに限定せず、各楽曲が持っている、自由なフィーリングのドラム感を延長したもの・・・と考えると、結構すんなりとDiscoDubの世界に入り込めた・・・と思います。

 端的に書けば、「Idjut Boysの曲」って書いちゃった方が早いですが、Idjutだけに限っちゃうのは嘘だと思うし、どちらかというとLarryにおける「Garage」のように、便宜上のジャンル分けをせず、その「意識」に見合う総合的なジャンル・・・と考えればいいのかな~とも思います。

 すごい抽象的な文章になりましたが、私なりのDiscoDubの考察の、現時点での終着点はこんなところです・・・
 ただ、ここまで解釈するのに、いろいろと遠回りをたくさんしましたよww


 んで、その遠回りをしてる過程で、上記の結論めいたことに気付かされたのが、このCDなんですよ・・・
 いつも通りの説明とともに、ちょっと詳しく掘り下げたいと思います。

 選曲的には、彼らが影響を受けた曲や、自身の曲DiscoDub楽曲・・・などを駆使し、そんなに凝ったミックスはしてないですが、要所要所でエフェクトをかけ、自由なフィーリングで選曲をしています。
 正直、あんま好きじゃないな~と思った曲もありますが、個人的には、下記のような楽曲が導入部になってくれ、彼らのDJで伝えたかったグルーブが理解できたような気がします・・・

sharonredd_beatthestreet gwenguthrie_seventhheaven
georgeduke_brazilianloveaffair

 実際に収録されてる曲ですが、左上が「Sharon Redd / Beat the Street」、右上が「Gwen Guthrie / Seventh Heaven」、左下が「George Duke / Brazilian Love Affair」で、Disco・Garageの名曲ですね!
 これらの楽曲は、現在進行形のDiscoDubなんかに挿まれて選曲されてますが、驚いたのが、それらの楽曲と「違和感」が全くないことです!!
 
 特にSeventh Heavenは、今回のCDの雰囲気を一言で表しているかのような内容で、ここを導入部に、HouseなんだけどHouseじゃない・・・だけど、踊ってて気持ちいい「グルーブ」じゃん・・・ってことに気づき、一気に親近感がわきました。
 また、Beat the Streetの雰囲気も、今回のCDの雰囲気に大変合致してたし、GeorgeDukeも、12inchに収録されてる、後半のインストの雰囲気も、DiscoDubだな・・・と思いました。
 その限りにおいては、DiscoDubも、これらの旧譜を昇華したわけで、混ぜても違和感がないのかな・・・と感じました。

 そう、旧譜と新譜が混ざってミックスされていることで気づいたのは、ドラムが重要じゃなくって「グルーブ」が重要なんだ・・・と気づきました。

 DiscoDubを考えた時、よく紹介では「Arthur Russell(最近のWaxpoeticsで特集されてましたね)」とか「Larry Levan」とか、その他もろもろのように、アバンギャルドな雰囲気を内包したものがよく引き合いに出ると思います。 
 また、その流れから、Dubなり、NewWaveなんかにも拡張し、ジャンル的に「掴みどころが無い」ぐらいに広がって、本質が掴みづらくなったのかな・・・とも思います。
 あと、結局Houseの一端として紹介されることが多かったので、Houseの一部だと思い込んでいたところもあると思います。

 音楽の聴き方は、人によって千差万別ですが、そのジャンルに固執・愛着を持つと、聴き方が狭くなることがあると思います。 それこそ、Jazz親父たちが、BlueNoteの4000番台以外はダメ・・・みたいな発言がそうですかね。
 DJ文化以降のレコードカルチャーでも同様のことがあると思います。 HipHopだけ聞いちゃうと、Houseのフィーリングのミックスは聴きづらいだろうし、その逆もしかりです。 
 まあ、必ずしもそうではないと思いますが、それぞれのジャンルの中で「王道的」な聴き方があり、それに慣れすぎちゃうと、他のジャンルを聞く時に、その聴き方が優先され、他のジャンルの魅力が分かりづらくなる・・・こともあると思います。
 
 今まで、DiscoDubが良く分からない・・・と思ってたのは、House的な方法論に拘り過ぎていて、どうやらその曲たちの本質である「グルーブ」を見落としていた・・・っていうのが問題だったようです。 そのことがDiscoDubを理解する上で「足かせ」になっていたかも知れないですね・・・・

 幸せなことに、世界にはまだまだ知らない音楽がいっぱいあると思います。
 DiscoDubのように、自由な解釈で聴いたっていいわけで、LarryやHarvey、そしてMUROさんのような「偉大な大先輩たち」が行ったように、既存の方法論に捕らわれず、自由に聞いていこう・・・なんて思いました。


 なんか、このCDの説明は全然してなく、大学生の「無理やり書いた小論文」みたいですね(^^;)
 う~ん、つまるところは、DiscoDubがそんなに理解できない方は、オリジナルのダンクラやGarageなんかから聴き始めると分かりやすいよ・・・ってのと、自由な解釈で聴きましょう・・・ということです。
 こんな短いことを、ダラダラと・・・う~ん、ごめんなさいww

 まあ、聴いた限りだと結構いいミックスだったので、お手に取る機会があればどうぞ~です。

<Release Date>
Artists / Title : Chicken Lips 「DJ-Kicks」
Genre : DiscoDub、Garage
Release : 2003年
Lebel : !K7 Records !K7155CD 
Notice : 日本流通盤もあり、同じ型番だけど、ライナーが入ってます。

ps 最初はサクッと書くつもりが、気づいたら脱線してました(--;) なんでかな~ww
DJ Dommon 「Libra Underground Cut Series Special」
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 たまには、ちょいとレアものをご紹介~ 久しぶりに聞いたらボチボチよかったっす(^0^)

 いわゆる「ノベルティー」もので、ディスクユニオンの「渋谷クラブミュージックショップ」の限定配布物で、あの「Libra」レコードとタッグを組んだミックス作品になります。
 リリースは2004年で、時期は何時だったか忘れましたが、5000円以上購入でプレゼント・・・みたいな感じでゲットしたと思います。 
 記憶だと、ユニオンもこの時期ぐらいから、おまけで「独自に企画したミックス作品」をノベルティーにすることが増えてきたような気がします。

 ミックスを担当するDJは「DJ Dommon」で、詳細は不明(ググれないww)なのですが、おそらくLibra関連の方でしょう・・・1本だけミックステープを、やはりLibra関連として出してますね・・・

 Libraに関しては、現在は鉄板級に信頼できるハーコーなHipHopをリリースしづづけ、ちょっと勢いがないHipHop業界においても、かなり信頼が出来るレーベルだと思います。
 私自身は、MC陣の楽曲は、ここ最近はホローしてないですが、それこそPRIMAL、SHINGO☆西成、山仁・・・などの間違いないMCが多いですね!
 また、ガチンコなMCバトルでおなじみの「ULTIMATE MC BATTLE」の開催なんかは・・・日本のHipHopの「炎」を消さない・・・重要なイベントだと思います。

 これのリリース時期は、2002年のB-Boy Park「MC Battle」優勝で業界に狼煙を上げた漢を中心とする「MSC(当時はMSクルーかな?)」の動きが活発になり、ヘッズの間で注目が始まり、自分たちのレーベル「Libra」を立ち上げ、かなりプロップスが集まり始めた時期だと思います・・・
 ユニオンも、今思い返すと、ナイスな時期にリリースしたな・・・と今になって思いましたww


 んで、実際の内容をご紹介します・・・
 ある種、レーベルサンプラーの意味合いがあると思うので、出だしからMC陣の豪華マイクリレーから始まります・・・
 DJであるDommonの2枚使いのもと、漢、Taboo、Primal、Juswanna・・・など、合計9名(?)、総時間10分強のマイクリレーが続きます!
 いや~、なかなかカッコいい出来ですよ・・・闇夜でギラついた目を光らせ、ガッチリと握ったマイクで、その闇夜を切り裂いていくような・・・ある種「新宿」らしいマイク捌きを披露します。
 
 また、Dommonが刻むビートも、Ijustwannachill、Bucktown、Livin' Proof、Come Clean・・・などの95年前後の「ハーコーな」HipHopを使用し、いや~カッコいいですね(^0^) 
 個人的には、この時期ぐらいのは、タイムリーに聞いてたのが多く、好きな曲が多いので、大変良いです!
 また、聴いてみて、彼らのMCの雰囲気と、これらの曲の相性が大変良く、結構驚きました・・・ あの頃のHipHopのハーコーでドープな雰囲気と、彼らの持つ雰囲気が似てる・・・からなんでしょう! うまく表現できないですが「ストリートソルジャー」みたいな感じなのかな・・・

 そして、そのフリースタイルでの楽曲の雰囲気を維持し、実際のDommonのプレイは「Group Home / Supa Star」からスタートします・・・ やっぱりいいっすね! イントロの「ドッ、カッ」はタマランですねww

 以後の選曲は、上記楽曲と同様に、95年前後ぐらいの良曲をミックスし、個人的には好きな時期の楽曲が多く、かなり楽しめました。
 要所要所で、シェアーな2枚使いやスクラッチも出て、聞いてて首振りが止まらない・・・感じですねww
 ここ最近、この辺りの曲も、参加者が一回りしたこともあり、逆に注目が集まり、中古の値段が上がり気味ですし、今聞くと、結構旬な感じもしますね(^0^)

 んで、後半では、日本語HipHopクラシックの連打もいいですね・・・
 ペイジャー(祝復活!)→ギドラ→ランプアイでつなぐのですが、きっと彼らも先輩達の楽曲を聞いて刺激をうけ、ラップなどを始めたのでしょう・・・ しっかりとリスペクトしてる感じがして大変よい選曲だと思います。

 そして、その日本語HipHopの流れを受け、おそらく漢のソロ曲を選曲し、ミックスが終了します・・・


 全体的なミックスには、芸術性なんかを求めることはできないですが、彼らの持つ「バイブス」はしっかりと伝わり、かなり高内容のミックスに仕上がってると思います。
 Libra関係が好きな方なら絶対お勧め出来ますし、私と同世代(30手前ぐらいww)だと、聴き始めて好きになった頃(95年前後)のバイブスがしっかりと内包されているので、けっこうハマっちゃう1枚かもしれないです(^0^)

 たまに、中古で見かける(それもユニオンでww)ので、お好きな方は根気よく探して、ゲットしてくださいね~

<Release Date>
Artists / Title : DJ Dommon 「Libra Underground Cut Series Special」
Genre : 日本語HipHop、HipHop
Release : 2004年
Lebel : Libra Records 
Notice : No Track List、One Track Only
       ディスクユニオン「渋谷クラブミュージックショップ」限定ノベルティー
みうらじゅん 「みうらじゅんのフェロモンレコード」
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 たまには変化球・・・ということで、最近発掘した1冊をご紹介です~

 あの「みうらじゅん」さんの著作の中で、レコードに特化した一冊です・・・が、意外とタメになるかも??な一冊です(^0^)

 みうらじゅんさんといえば、みうらさん独自の「マイブーム」を経て発信される「どーしょもないこと(失礼!)」を邁進してる御大ですよね・・・ 私も「とんまつり」とか「ゆるきゃら」、「エロスクラップ」、「スライドショー」・・・など、大いに大爆笑し、影響を受けた方でもあるので、今でも大変好きなお方です。
 そのみうらさんの、数ある趣味の中で、比較的音楽サイドの内容である「バカレコード」「フェロモンレコード(=エロジャケ)」を網羅した書籍が・・・これになりますww

 近年、和物レコードの再評価が進む中で、意外と資料としてイケるんじゃないか・・・と思い、中古で購入しましたが、結構面白かったですよ♪

 まず、大切なことからご紹介します・・・
 この本では、多数の和物のレコード・CDを紹介してるのですが、みうらさんは「大半を聞いてない」「レコードの内容を考慮してない」です!!
 
 あくまでも、レコードの内容が重要ではなく、「ジャケット」のみが重要で、みうらさんが「おもしろい!」と感じたレコードを、いろいろなお題に合わしてセレクトして、ジャケットとコメントを載せる・・・という、各種レコードガイドを読み、影響を受けた世代としては、虚を突かれる内容になっています!
 買う時点で、予備情報があったので、レコードガイドとしては機能しないんだろうな~とは思ってましたが・・・意外と参考になったりしましたww

 本著では、みうらさんが分けた「ジャンル」別にセレクションされ、大きく分けて「バカ系」「エロ系」に分かれています・・・
 そのセレクションがみうらさんらしく・・・それこそバカっぽいのだと「仏教」「思い出し笑い」「鼻」「大暴れ」・・・のような、タイトルだけ聞くと意味が分からないものが多いです(^^;)
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 んで、エロ系は、もう直球で「フェロモン顔」「チチ」「シリ」「乳頭」「キャバクラ」・・・なんかがありますww
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 セレクション自体は、みうらさんの個性が光り、爆笑の連続で、大変楽しめました・・・みうらさんが好きな方なら一発で好きになると思います。

 しかし、レコード掘りとしては、そのレコードの内容が一切記載がなく、レコードガイドとしては機能しませんが、いわゆる「ジャケ本」としては大変価値があると思います。

 個人的には、MUROさんの「日本盤7inch」プッシュ以降、当時の日本盤が持っていた「独特の雰囲気」が再評価・・・されてると感じています。
 MUROさん自体は、US産のFunkや、Soul、Discoなどの日本盤の「帯」や、日本独自の「オリジナルジャケット」に面白みを感じ、ここ最近はよくプッシュしてますね。 実際、Waxpoeticsの日本版の、最近発刊された2号からは、日本産のジャケットを披露する、MUROさんのコーナーが始まりましたね・・・
 また、MUROさん周辺の若手でも、当時の日本版7inchを使用したりするイベント「ドーナッツ・バス・ストップ(organ b)」が行われ、そのフライヤーは、下記の通り、当時の日本盤のレコードの意匠を利用したものが多いです。
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 まあ、それこそ、小西さん周辺などでも、当時の日本盤のジャケを持て囃しており、昔からなかったわけではないですが、その当時の日本盤の「ジャケ」の面白さを発見する資料としては、なかなか面白いと思います。
 個人的には「バカ」関係のレコードで「カッコイイな~」と思うのは少なかったですが、「エロ」関係の方は、なかなか秀逸なデザインのものが多いことに気付かされ、けっこう勉強になりました。
 特に、みうらさんが入れ込んでいた「奥村チヨ」さんについては、単独特集でリリースされたかなりの枚数を紹介しており、昭和歌謡の匂いが・・・悪くないことが分かりましたww

 ジャケ買いのガイドとしては「1級品」と言い切れないですが、なかなか見ないレコードも紹介されているので、ジャケ買いが好きな方には意外とお勧め出来ます・・・
 また、MUROさんなんかの、当時の意匠を「アート」として捉える・・・動きに同調してる方にもお勧め出来ます(^0^)

 そんなには、古本でも売ってないので、見つけた時にどうぞ~です(^0^)

<Release Date>
Artists / Title : みうらじゅん 「みうらじゅんのフェロモンレコード」
Genre : 日本産ジャケットガイド?
Release : 1994年
Lebel : Tokyo FM 出版 ISBN4-924880-36-1
 ※版元のTokyo FM 出版って、音楽モノの書籍で、結構面白い本を出していて、DJ関連の本も意外と出版してます・・・まあ、ひと儲けしたかったんでしょうね(爆)
MURO 「Diggin' Heat Winter Flavor '98」
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 え~、毎回ジャンル分けが悩むのですが・・・またのMUROモノのご紹介です~ ジャンルで「MURO」と作ればいいのだろうか・・・(^^;)

 MUROさんの冬の定番である「Diggin' Heat」シリーズの第2弾98年ものになります。
 今回は、前作である第一弾とは・・・ちょっと様相が違くなり、スローな曲が多いですね~(^0^)


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 まず、選曲されている楽曲が、相変わらず幅の広いこと・・・Soulから始まり、R&B、UK Soul、80's・・・など多種多様のジャンルが、新旧問わず複雑に混ざってミックスされています。

 直感的に感じた全体的な質感としてはミディアム~スローの楽曲が多く、写真に上げた「The Jacksons / Show You The Way To Go」のような曲が代表曲かな~と思います。
 割と旧譜系な曲が多いですが、新譜系の曲もしっかりとプレーし、全体的にはリラックスをして聴ける類いのミックスに仕上がっており、大変気持ちよく聞くことができました。
 
 また、ミックスの作り方も、しっかりと方向性を見据えた選曲・ミックスを行っており、何度聞いても聴ける内容にも仕上がっていると思います。
 A面は、どちらかというと「暗さ」を残しながらも、温かみのある楽曲が中心で、B面は・・・出だしの「Rah Band / Perfumde Garden」の世界観を伸ばしたような・・・しっかりと芯に暖かな気持ちよさが残った楽曲が中心・・・ですね。
 特にRah Bandはヤラれますね・・・A面から引き継いだ世界観を集約してる内容で、絶妙に選曲の妙が利いてるな~と思います(^0^)


 つまり、作品の全体的な作りとしては、まるでシンシンと雪が降る夜に、街頭で一人、誰かを待つ時に飲む「缶コーヒー」みたいな・・・心の中から体を温め、心を和ませる・・・感じに仕上がっており、「全体的な雰囲気」をしっかりと構築したミックスになっています。

 そう、まさに「Diggin' Heat」ですよ! 
 結局のところ心を温める選曲なんですよね・・・私も改めてこの作品を聴き直し、実際に心が温まりました!!


 ちょっと話を脱線し、ちと恥ずかしいのですが、今日の帰宅時のお話です・・・

 年始なので、仕事始めな会合があり、付き合いでちょっと飲んで、同僚は更に飲みに行く・・・のに、自分は一人、雑務をこなし、残業を普通にして・・・凹みぎみで会社を出ました。
 んで、道すがら、ヘッドホンを取り出し、セットをし、A面は出勤時に聴き終わったので、B面を聴き始めたら、いきなり「Rah Band / Perfumde Garden」ですもん・・・
 久しぶりに聴き直したこともあり、事前にどんな曲がかかるか把握してなかったので、イントロを聞いて驚きもありましたが、年明けから普通に仕事してる自分を「救って」くれるような・・・ナイス選曲で、心を暖かく包んでくれ、それ以降の選曲もやさしかったです・・・
 
 MUROさんのテープってこういう「ミラクル」があったりし、今回も聞いてて「さすが、MUROさん・・・」と心の中で呟きつつ、家路に急ぎました・・・


 今回は深い調査が出来ませんでしたが、「心を温める」ナイス選曲の一本になっていますので、これからの時期は大変良い作品だと思います。
 ミックスの技術などは必要最低限に抑えつつ、各曲を光らせる好仕事が随所にみられ・・・大変素晴らしいですね(^0^)
 ぜひ、お手に取る機会がございましたら、どうぞ~です
 
 あと、補足的になるかも知れないですが、現行でリリースしてる「Taste of Chocolete」シリーズに似てる・・・というか、チョコの元祖的な作品になるかも知れないですね~



<Release Date>
Artists / Title : MURO 「Diggin' Heat Winter Flavor '98」
Genre : Soul、R&B、UK Soul、80's
Release : 1998年
Lebel : King of Diggin' No Number



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<編集情報>2010年5月4日
他のHeat作品を更新したついでに、この記事も写真を追加したり、文章を整理したりして、内容を更新しました~




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<追記> CD再発について

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 この作品も2011年9月に2枚組CDで再発されました。こっちの方が聴きやすいと思うので、気になる方は聴いてみてね(^0^)






Dimitri from Paris 「A Night of the Playboy Mansion」
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 明日から仕事・・・ということで、なんか凹んできましたが、こんな時は「ノリノリ」なミックスを・・・
 んなわけで、超有名作品のご紹介~です(^0^)

 リリースした時期には結構な枚数が、全世界的に売れたので、ご存じの方も多いかと思いますが、Dimitri from Paris による「現代版DISCO」を体現した作品になります。
 現代版DISCOって?と思う方も多いと思いますが、これは私が適当に思いついた言葉です(^^;)
 まあ、HouseのフォーマットでDiscoの楽曲をプレイすることや、それらの楽曲をまぜて、ポジティブな「Disco感」を表現してる・・・という意味としてご理解いただければいいかと思います。


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 まず、Dimitri氏は、80年代より活動する、フランスの有名House DJ/Producerであり、今回紹介するこの作品を起爆剤に、ミックス作品をメジャーのフィールドで多数リリースし、コンセプトのある「ミックスCD」というフォーマットを世界的に広めた一人・・・だと私は思っています。
 彼の世界観は、一言でいって「お洒落」が重要だと思います。 各種作品のアートワークもそうだし、収録されてる楽曲もそうだと思います。
 詳しくは、彼の作品に触れてみるのが一番かと思いますが、そういった彼の世界観が認められて、Playboyとコラボ出来ちゃったりするわけですよ・・・


 ただ、ただ・・・私も彼のことをそんなに知らなかった頃は、一方的に胡散臭く思っていて、それこそ「お洒落軍団」がもつ「上辺感」や「中身が実はない感」があるんだろ・・・と思っていました(^^;) 

 しかし、彼のことを知る機会があり、ひも解いてみると・・・彼のことが一発で好きになりました! 
 そう、彼は我々以上に「マニア」であり、最高にイカした「オタク」であることです!!
 そして、その「オタクっぽさ」を、けっこう堂々と、その「お洒落」と混ぜている・・・ところが大変好きになりました。
 以下で小ネタをご紹介します~♪

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 まず、有名なのが「Discoレコード」収集ですね! 
 日本にDJしに来日することが多いのですが、その目的が、DJするのと、レコードを買いに行く為・・・って話は有名ですね。 
 実際、この趣味は生かされ、ディープで、レアなDiscoを紹介するCDなんかもリリースしてます。 それらの曲は、すげーいいのが多いんだけど・・・高いっすね(^^;) 
 最近もレコード掘ってるのかな?

 また、もう一つ、来日する目的があるようで・・・ある「モノ」を買いにくる為といわれています。 
 そのモノとは・・・なんと「超合金」です!! ゴーレンジャーとかの「ロボット」のおもちゃですww
 いや~、よく海外にも日本の文化を愛でる若者がいる・・・なんてニュースがありますが、ここにいたのか・・・と思いましたww

 実際、この超合金趣味だったり、アニメ趣味は、作品に・・・まわりはどう思ってるのかは分からないですが・・・ちょこっと混ざっていますww
 アルバムのジャケットに超合金のポップな絵を載せたり、自身の楽曲をセルフアレンジして、日本の某アニメに楽曲(タイトル:Neko Mimi Mode 猫耳って!)を提供したり・・・ 
 自分の好きなものは好きなんだ・・・ていう感じがして、大変「男」らしくっていいですね(^0^)

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 この話題の極めつけは、有名な話ですが、彼の2ndアルバム「Cruising Attitude」に、あの「マジンガーZ」のエンディング曲である「僕らのマジンガーZ」が、ちょっとDisco調にアレンジしたカバーが収録されてます! 
 それも、原曲を歌ってる「水木一郎」兄貴が、しっかりと日本語で歌ってます!

 もう、おしゃれなジャケットで、女性誌とかにも「パリから届いたおしゃれなアルバム~」みたいにガンガン紹介されてるのに、アルバムの最後の方で「♪マジンガ~♪」なわけですよ!! それも、どちらかというと「B面」をカバーって・・・痛快ですね!
 なんか、ゴディバのチョコを貰ったら、中には小さいチョコが10個ぐらい入ってて、ただその一つがチョコではなく「あんこ玉」だった・・・みたいな感じで、でも、そのあんこ玉がすげー旨い・・・みたいな・・・ですかね!

 このことを知ったとき、ムカつく「お洒落軍団」に対して、センスの違いを「サラッ」と見せつけてて・・・そのセンスがいいか悪いかは別にして、凄いカッコいいな~と思いました・・・ 

 個人的な思いですが、お洒落ってやつは、その核に、「何らか」の中身が伴ってないと「本物」ではなく、見せかけだけ・トレンドだけを利用してるのは本物ではない・・・と思ってたので・・・
 その限りにおいて、Dimitriが自分が好きなものをしっかりと主張してる点はかっこいいし、その趣味が、Dimitriのお洒落の中に「小悪魔(?)」みたいに内包し、なぜか憎めない部分もあることで、ものすごく親近感を覚え、好きになった次第です・・・
 
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 あと、このマジンガーの話には、超レアな話があるので、ご紹介します・・・
 このマジンガーでボーカルをとったのは、前記した「水木の兄貴」なのですが、兄貴が「某アニメラジオ番組(おったきー佐々木さんのね)」にゲストで出演した際に、この曲を、海外の兄ちゃんから依頼があって録音したんだけど・・・と話をしていた中で、衝撃の事実を暴露してました。
 実は、Dimitriは、この曲のカバーをする時に、元歌を歌ってた「兄貴」の出演料が凄い高いと思ってたらしく、最初は、ボーカルスタイルが似てる・・・と思ってた「トム・ジョーンズ」にオファーを出したそうです!!
 ただ、普通に考えれば、トムの方が高く、案の定、すげー高い金額を提示されたようで、ダメもとで兄貴に打診したら・・・全然安かったそうで、それを録音したようです(^0^)
 きっと、憧れの「兄貴」だから、きっと高いんだろうな~と純粋な「ファン心」が招いた、心温まるエピソードですねww

 また、このマジンガーは、海外盤には収録されてない・・・ようで、国内盤だけに収録されてるようです(ボーナストラック扱いではない?)。 
 最初は海外のにも入ってたかと思ってましたが、今回調べたら入ってなく、当時CDの後にリリースされたLPにも入ってなく、きっと、スタッフの誰かに注意されたんでしょうね・・・(^^;)


 毎度の如く、凄く話がずれましたが、ご紹介したいのは、彼が「上辺だけのお洒落」をしてるのではなく、しっかりと多種多様な中身を持ち、その表層として「お洒落」を「サラっ」としている点です。 
 彼に関しては、深く知るほど「人間味」のあり、ダンスフロアーに「愛」を運んでくれる、真の「ジェントルマン」だと私は思います。

 実際、このCDでは、そういった点が認められ「Playboy」の名前・イメージを利用することができ、彼のもつ「お洒落な世界観」を表現出来た・・・と思います。

 
<本編のご紹介>

 んで、やっと本題ww CDの内容紹介をしますね~
 
 全編にわたって、彼の得意とする「House」と「Disco(Dance Classics)」を上手くミックスし、嫌みのない上品さを漂わせる好ミックスに仕上がっています。

 このCDでは、「プレイボーイマンション」という仮想したアパートメントで繰り広げられる「あるパーティーの一夜」をコンセプトに、ミックス作品として、そのコンセプトを昇華した一枚になっています。
 記憶だと、プレイボーイのオーナーのマンション・・・って設定だったと思います?
 プレイボーイのことは、あまり知識がないので、詳細は避けますが・・・一言で「カッコイイ」ですよね・・・ どちらかというと、バニーのお姉ちゃんばかりが注目されますが、そのバニーも込みで、上質で、繊細で、華麗な・・・雰囲気がいいですね(^0^) 成金趣味ではなく、成功した「真の男」のみが勝ち得る世界でしょうね・・・


 まず、ミックスについては、私の記憶だと、実際にアナログ盤やCDを使わないで、PC上でミックスをしてる・・・と思います。 
 彼の美的感がそうさせたのかも知れないですが、実際のDJプレイで培われた感覚をしっかりと生かしており、大変素晴らしいミックスになっています。
 実際、私も現場で彼のDJを聞いた限りだと、現場では普通にCDなりアナログを使って、このCDのようなミックスをしており、基礎がしっかりとあるから、PCでもいいミックスが出来るんだろうな~と思います。

 そして、ミックスのスタイルは、ロングミックス中心で、スムースに次の曲へ繋いでいきますが、しっかりと展開を考えた上でのミックスになっているので、CD1枚を通して、大変躍動感のあるストーリを創出しています。
 今回の作品では、序盤より徐々に盛り上げ、早い段階でピークを作り、そのままそのテンションを維持しつつ、方向性を変えたりして変化をつけ、ゆったりとした楽曲で上品に終わる・・・感じに仕上がっています。


 また、PC作業を行っているから・・・が発端かも知れないですが、彼のミックス作品に関しては、彼が独自に作った「オリジナル・エディット」「オリジナル・リミックス」を収録することが多いです・・・そして「これ」が大変いいんですよ!!
 特に、旧譜ものを用いる時は、音圧の関係、楽曲の構成の都合・・・などでエディットをすることが多く、その楽曲をさらに光らせる「好仕事」をしており、Dimitri作品の「華」になっていると思います。

 originals stetasonic_ori

 今回の作品では、上記の2枚が有名かな~と思います。
 左は、今でもダンスフロアーの「華」である「The Originals / Down to Love Town (Motown.1976)」ですね。
 Dimitriのエディットでは、後半にあったダンサンブルなブレイクを最初に持ってきて、印象的なオープニングなり、絶対的に盛り上がるサビ部分をうまく配置する好ミックスになってます。
 んで、右は、Lonnie Liston Smith / Expansions ネタで有名なHipHopクラシック「Stetsasonic / Tailing all That Jazz(Tommy Boy.1988)」です。
 こちらは、全編リミックスしており、元ネタの超かっこいいベースラインを用いて、BreakBeats/House調に好リミックスしております。 これは、HipHopの人でも好きな方が多いリミックスですよね(^0^)

 んで、作品ごとに、こういったエディット&リミックスをしてるので、ミックス作品を出すと同時に、そのエディット&リミックスを収録した、下記のようなLPや12inchが発売されます・・・

dimi_playboy_lp stetasonic

 左が、実際に今回のCDで使用した楽曲を「ノーミックス」で収録したLPで、Originalsも収録されてます(^0^)
 そして、右は、上記Stetsaのリミックス12inch(再発)で、結構有名ですよね・・・これに関しては、このミックスよりも先にリリースされてるようです?? これに関しては、曲ありきだったようです・・・
 なんか、Dimitriより、「君たちにもおすそわけだ~」って感じでリリースされ、気前がいいな~と思いますww

 ちなみに、このエディット&リミックスは、これ以降のミックス作品でも必ずリリースされるのですが、リリースされる度に、その「グレード」が高くなり、大変良い出来のモノが多いです。
 また、こういった行為をすることで、ミックスをする前にかなりの労力を割いてエディットを作り、彼がミックス作品を作るというよりも、自分の「アルバム」を作ってるのと変わりがない・・・点も注目すべきだと思います。
 実際、その労力たるや・・・気合いの入り方が違います!
 あまり話題には上がらないですが、最近出た作品のエディットだと、MFSB、SalsoulでおなじみのVincent Montana Jrに、ストリングスなどを足してもらうために、現地に飛んだ・・・そうです! もう「エディット番長」ですよ!!


sunburastband cerrone

 あと、実際に収録されてる曲も、エディットなどをせず、そのまま収録してるものも多く、個人的には新譜(=House)と旧譜(=Disco,DanceClassics)のバランス感のよさ、そしてチョイスの上手さが大変優れていると思います。
 House関連では、彼が所属するYellow Production関連の「フレンチ・ハウス」を混ぜつつ、Joy NegloでおなじみのSunburst Bandなんかも収録してます。 
 そして、これらの楽曲と同系列で旧譜も収録していて、先ほどご紹介したエディットもの以外にもCerrone / Give Me Love なんかが収録されています。

 私も、HouseもDiscoも大好きなので、家で遊びDJをするときは混ぜたりします・・・が、これらは地繋がりで出来た音楽ではあるが、実際に混ぜるとなると、音圧なり、音の印象が違かったりするので、結構難しかったりします
 しかし、Dimitriは、これらを差別することなく、容易にミックスして、かつミックスにおける「世界観」を創出してる点は、大変評価ができると思います。 聞いていて、これらの楽曲の発表年の隔たりが20年以上あるなんて思えないですもん・・・
 確かに、これらの楽曲は、「ダンスフロアー」に向けて作られた楽曲、またはダンスフロアーより「愛された」楽曲であるので、関連性がないとは言い切れないですが、このことを実行できる・・・って点は優れたDJでないと出来ないんだと思います。
 
 つまり、一番最初に「現代版DISCO」と書きましたが、DimitriのこのCDにおいては、Houseのビート感で全体を維持しつつも、実際にDiscoの楽曲をHouse的なアプローチで選曲・ミックスすることで、時代を超えたミックスを可能にし、他のHouseの楽曲にも、そのDisoco感をうまく伝播させ、すぐれたミックスに昇華している・・・と思います。
 
 
 また、話が大変長くなりましたが、Discoのポジティブな雰囲気を現代的、かつ分かりやすく伝えてくれる好ミックス作品になりますので、聞いたことがない方は是非聞いてみてくださいね~
 ちなみに、当時かなり売れたので、中古屋では結構安く売ってますので、興味のない方にもお勧めしたいと思います。 きっと満足すると思いますよ♪


<Release Date>
Artists / Title : Dimitri from Paris 「A Night of the Playboy Mansion」
Genre : House、Disco、DanceClassics
Release : 2000年
Lebel : Virgin France CDVIR105
 ※国内版、または各種海外盤もあります

ps そういえば、来週、また代官山airに来るんですよね・・・ 去年の夏に来た時、大変良かったので、今回もいこうかな~と思いつつも、今年は、年末年始にレコ関連で散財したので、財布と相談しないと(--;)
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<編集情報> 2009年6月22日
あんまりにも読みにくい文章だったので、写真を追加したり、文章を追加・削除・・・など、いろいろと変更しました。


<編集情報> 2010年6月13日
 文章の中で触れた「超合金趣味」が拝見できる動画を発掘(私の手持ちのVHS)したので、資料として上げておきます~♪ 素敵すぎます!!






DJ Q-Bert 「Demolition Pumpkin Squeeze Musik」
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 昨日に引き続き、ほろ酔いにて参戦・・・朝から飲めるって素晴らしいな~(^0^)
 んなわけで、ターンテーブリストもので、かなりファンキーに仕上がってる歴史的名作をご紹介~です。

 言わずと知れた「DJ Q-Bert」の初期作品で、彼の名が世界的に知れ始め、ひと段落したであろう1994年にリリースされた1本です。 
 当時、ターンテーブリストものって、リリース量が少なく、DMCなどの大会のビデオや、こういったテープを聞いて、練習をされてた方も多いかと思います。 なので、局地的には結構有名な作品だと思います。

 ただ、ターンテーブリストものって・・・聴きやすい作品が少ないのが実情だと私は思います。
 というのは、それらの作品は、あくまでも「彼らの技」を披露することを念頭に置いて作られたものが多く、選曲などの「ミックス」を考慮したものが少ない・・・と考えているからです。

 私自身も、結構ターンテーブリストものは所持してますが、確かに技はすごいし、技なり、楽曲の使い方なんかは勉強になったりしますが全体的なミックスはそんなに・・・みたいな作品が多いと実感しています。 
 また、収録されてる楽曲も、ちょっと一般的な趣味に合わないものが多い・・・かな、と思います。 それこそHipHopクラシックなんかを使ってくれれば分かりやすいのですが、収録されてるのがバトブレに入ってる感じの曲が中心だったりして、趣味が合わないと結構きつい時もあります。

 なので、普通なHipHopミックスは好きだけど、技ばっかりなのはちょっと・・・って方が多いかと思います。
 まあ、個人的な嗜好もあってかも知れないですが、嗜好が合わない者にとっては、何度も聴けるものは・・・少ないと思います。
 私自身も、買ったのはいいものの、1回しか聞かないものが・・・多いっす(^^;) 突っ込んで聞くと、いいのもあるのかも知れないですけど・・・

 しかし、このQ様のテープに関しては、かなり聴いてる1本なんですよ~ 
 なぜなら、全編にわたってUltimateに収録されてるような「オールドスクールブレイク」を使用し、とてつもなく「ファンキー」な仕上がりになってるからです! 
 ちょっと、前ふりが長くなりましたが、以下でもうちょっと突っ込んでご紹介します・す・す・す~(←スクラッチ調ww)


 まず、漠然と「オールドスクールブレイク」って書いちゃいましたが、私自身も何て書いたらいいのか分からなかったので、こう書いちゃいました・・・ 
 まあ、HipHopのDJであれば誰しもが所持してる「Ultimate Breaks & Beats」に収録されてるような、ドラムブレイクが核となってる過去の楽曲・・・、またはHipHopの楽曲の「ドラム元ネタ」になってる過去の楽曲・・・って説明すればいいのかな?
 
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 もしかしたら、Ultimateも、ドラムブレイクのことも知らない方もいるかもしれないので、ちょっと補足しましょう・・・
 上記の写真が「Ultimate Breaks & Beats」で、10数年ほど前に亡くなられてしまわれた「レニー・ロバーツ氏」が編集・リリースをしていたレコードで、カッコいいドラムブレイクの入ってる「過去の楽曲」を、ジャンルを問わず、コンピレーション化したものになります。
 シリーズは計26弾(彼がなくなるまでに25弾までリリースし、彼が亡くなった後である、2年くらい前に26が出ました)までリリースし、これを聞いて・・・そしてプレイしたり、サンプリングしたり・・・、もう重要度トリプルAクラスのレコードです!! 

 私自身はそうでしたが、これを聞いたり、2枚使いして・・・初めて「HipHopの本質・基礎」が理解出来たと思います! 
 つまり、カッコいい「ドラムブレイク」を2枚使いなどで繰り返すことで、そのブレイクを永遠に伸ばして、更にカッコいいブレイクにしていく・・・という、HipHopの基礎たる部分を学んだからです。

 歴史的な話になりますが、70年代の初期に、HipHopのパイオニアである「DJ Kool Herc」が、聴衆が一番盛り上がるのが「ドラムブレイク」の部分だと気づき、その部分を2枚使いなどをして更に長くした・・・ということですね。
 この考え方がスタートでHipHopが始まったと言ってもおかしくなく、これが発展して、今のHipHopの楽曲があるわけですよ!

 それこそ、サンプリングだって、この考え方の発展形なわけですね・・・
 ここまで来たら、初心者もいるかも知れないので、説明しますが、元ネタのドラムを、手動で2枚使いしない代わりに、サンプラー(音のコピー機みたいな・・・もの)で機械的にループ(=繰り返す)する・・・ということが「サンプリング」ですね。

 ちょっと、YouTuboを使って、説明しましょう・・・

 まず、下記楽曲は、ドラムネタとしては超定番の「The Honeydrippers / Impeach the President(通称:インピーチ)」です。
 
 聴いてほしいのは、出だし直後のブレイク部分です・・・ 跳ねたドラムが印象的ですね。

 この「ドラム部分」サンプリング&ループして、ドラムネタとして使うとなると・・・下記のような楽曲になります。

 ねっ、ドラムがインピーチでしょ! これは「De La Soul - Ring Ring Ring」ですが、もろHipHopらしいビートになる・・・というか、インピーチがなければ、HipHopがここまで進化しないんじゃないか・・・ってぐらいです!

 んで、このドラムの使い方(=サンプリングの仕方)をちょっと「ひねる」と、こんな感じになります・・・

 「Notorious B.I.G. / Unbelievable」ですが、プロデュースした「DJ Premier」の使い方がドープで大変いいですね!

 また、さらにひねる・・・というか、着眼点を変えると、こんな感じにもなります。

 「Audio Two / Top Billin」ですが、インピーチは「クロージングハット(2拍目の「ちゃ~ら」ね)」が肝と思いがちですが、出だしの「キック」が大変ヘビーで、そのキックに主眼点を置いた曲ですね~ 定説では、たまたま出来た・・・らしいですww

 初めて、インピーチを聞いて、「あっ、この部分をずーっとかけ続けることでHipHopになるんだ!」と知った時の衝撃たるや・・・今まであった「音楽の価値観」が見事に逆転しましたよ(^^;) 
 これで、ドラムブレイク・オールドスクールブレイクの意味が分かったかな?
 

 んで、またUltimateの話に戻りますが、こういった楽曲を後世に知らせた・・・意義は大変大きいですね。 
 今も昔も、比較的レコードがそろってるお店では簡単に買えて、今となってはPC用にデータで売られてたりしますので、HipHopの「原動力」を知らせている・・・という意味では大変意義があるレコードだと思います。

 そして、個人的な思い出になりますが、いや~、Ultimateには本当にお世話になっていて、オレンジの11番とか、宇宙人の3番なんかは、死ぬほどコスって練習しましたよww
 11番には、HipHopのドラムといえば真っ先に思いつく、上で説明した「インピーチ」が入ってて、イントロのドラムブレイクを2枚使いしてると、本当に気持ちよくって、気づくと1時間ぐらい、ずーと2枚使いしてましたね~(^^;)
 また、3番も、「B-Boyの国歌」である「Apache」が収録され、これもずーっと2枚使いしてたし、アパッチの後には必ず「Got to be Real」を繋ぎ、これでトランスフォーマーを練習しましたよww
 他のシリーズも、ホントいいのが多くって、勉強にもなったし、影響もかなり受けた・・・レコードですね! 気づいたら、ほとんどのタイトルが2枚で揃ってます(^^;) たまに爆安で出る時があって、つい買っちゃうんですよね・・・ Mで1枚300円で出た時があり、鬼のように買いましたww


 話がだいぶ脱線をしたので、元に戻しますが、このQ様のテープでは、このUltimateに収録されてる「ドラムブレイクを含んだ楽曲」を用いて・・・というか、おそらく「Ultimate」を使って、2枚使い&スクラッチを駆使し、ファンキーな作品に仕上がった・・・のです。 
 もう、ビビるほどUltimateクラシックをコスリ倒し、すげーカッコイイ出来になってます!!
 う~ん、使ってる曲が、ある意味「太鼓判」なブレイクばっかりなので、カッコ悪くなるわけないですねww

 使った楽曲はリストアップしないですが、ほぼUltimateに使われてる曲を使っています。
 そして、それらの楽曲を2枚使い&スクラッチで攻めまくって、いや~身近な楽曲なので楽しめますし、そして勉強になりますね(^0^)
 特に、どうやらShortkutがゲストプレイした「インピーチ」の2枚使いは、15年近く前の収録なのに、すげードープです! ここまで上手くなれたらいいのにな~と思いました(^^;)

 また、どういうセットで録音したかは不明ですが、ゲストで「DJ Disk」と「Shortkut」が参加しているので、おそらく2タンテ&1ミキサーにプラスして、ゲスト分のタンテなんかがある構成だと思います。
 実際、Q様か、ゲストのどちらかがブレイクを2枚使いで刻み、その上でバトブレの声をコスリ倒す・・・ことが多いので、そんな感じだと思います。
 バトブレ系の声(ストⅡコスリがドープ!)のほかにも、映画などの声を入れたり、そろばんの読み上げ(ねがいまして~は・・・みたいなの)を入れたり、構成も結構頑張ってますね!

 選曲などの全体的な質感は、そんなに考えてない・・・みたいですが、スクラッチと2枚使いで、こんなにドープになるのか・・・と驚く方が強く、かなり衝撃的な1本ですね。

 こうした、オールドスクールブレイクのみを用いた作品って意外と少なくって、それこそカプリの「52Beats」、そしてこのカプリのテープをオマージュしたRoc Raidaの「52Beats2008」ぐらいしかないかな~と思います。

 結構出しやすい「題材」ではあるとは思いますが、これらの楽曲「のみ」で作品を作ろうとすると・・・本当にスキルがないと出来ない・・・というのが、作品の少ない理由かと思います。
 つまり、楽曲単体としても、もちろん魅力のある楽曲が多いのですが、2枚使いなり、トリックを用いることに加え、使用する楽曲のチョイスの仕方などで、その楽曲が更に光る・・・わけで、スキルとセンスがないと光らせることは出来ませんね。
 まあ、需要ももちろんあると思いますが、もし、DJの「検定試験」みたいのがあったら、是非、Ultimateだけで作品を作る・・・っていうのがあれば、一発でそのDJのセンス&スキルが分かると思いますww
 話はずれますが、98年ごろにEPMDの「DJ Scratch」が来日したときに、某ラジオに出演し、ほぼUltimateオンリーのセットをしましたが、これが「超ドープ」! ほんと、上手いDJほど、使いこなすことができるレコードだな~と思いました。

 あと、恥ずかしいですが、私も過去にUltimateオンリーで作ろうとしましたが、A面だけで挫折しました(^^;) スキル不足&アイデアが思いつかない・・・感じですねww 
 ただ、Ultimateは、多種多様なジャンルの楽曲が入ってるので、選曲面を考慮しつつ、要所要所でブレイクをかませば、結構いいミックスになるだろうな・・・とは思っています(^0^)


 なんか、バランスの悪い説明・・・というか、違う方向に行った箇所もありますが、題材の楽曲が「間違えない曲」なので、ターンテーブリストものが嫌いな方でも好きになると思いますよ(^0^)
 また、ある程度、スクラッチなどの技術が分かる方が聴けば、あの単純な曲を、こんなにドープにすることができるんだ~と痛感すると思いますし、Ultimateが好きな方であれば、上手く2枚使いをすると、こんなにカッコよくなるんだ~と思わせる1本です。

 中古だと、安い時も高い時もある(値付けをする人の思い入れ次第??)のですが、是非お手に取る機会があれば、聞いてみてくださいね・ね・ね・ね~(←またスクラッチww)

<Release Date>
Artists / Title : DJ Q-Bert 「Demolition Pumpkin Squeeze Musik」
Genre : HipHop(Breakミックス!)
Release : 1994年
Lebel : Dirt Style


< 補足 >
また、Ultimateの話になりますが、Ultimateの資料として下記のモノが大変良いです。

① GROOVE 1997/April
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 何度も登場してる雑誌ですが、この号にかなり重宝するリストが写真付きで掲載されています。 そしてご丁寧なことに、収録された楽曲の「オリジナル盤」も掲載されてます!
 なお、同誌の2001/May(旧グルーブの最終号)でも、リプライズされてますが、白黒です~

② Waxpoetics issue 01 (2002/Winter)
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 記念すべき第1号ですが、こちらにはリストが文字だけで掲載があります・・・ しかし、その詳細記事が秀逸で、Ultimateの前身である「Octopas Breaks」のこともしっかりとホローされています!
 私も拙い英語力で読んだので、そんなに理解してない・・・ので、早くこの記事が日本語版に載ってほしいところです!

 あと、予断なのですが、2・3年前から出てるUltimateって、最初っから「2枚組」になってるのですが、インピーチの11は要注意です・・・
 使ってたのがコスリすぎて、お釈迦になったので、その2枚組を買いましたが、最初のキックが潰れてて使い物になりません(--;)
 なので、私は中古で単体を買いました・・・ご注意を・・・
L.L.Cool J太郎 「L.L.Cool J太郎」
llcoolj-taro

 あけましておめでとうございます(^0^) まあ、元旦ということで、当然酔い気味なのですが、暇なので更新します~♪
 んなわけで、新年1発目にまったくもって相応しくない作品(笑)ですが、ミックステープ・コレクター定番の1本をご紹介です(^0^)

 見ての通り「杉作J太郎」さんです(^0^)
 Jさんが「HipHop」をしてる(?)もので、ミックステープではなく「デモテープ」みたいなものです・・・ 
 これを知らない方も多いと思いますので、いろいろと背景を説明しながらご紹介したいと思います。 なお、今回は結構「記憶」で書くので、間違ってるところがあるかも知れないです。 予めご了承ください。


 まず、これに関してはテレビでの企画がスタートになっています・・・
 2000年ぐらいにCS放送「スペースシャワーTV」で放映されていた「goofy(グーフィー)」という番組があり、この中でのミニコーナーが発端になります。
 この番組は、あの「You The Rock」さんがMCをしていた番組で、当時私も結構見てましたが、ユーさんの番組なので・・・はちゃめちゃな内容でした! 
 ユーさんはこの頃、スぺシャに結構フックアップされてて、色々と番組をやってましたね・・・それこそ、今はココリコ田中の嫁さんになった「小日向しえ」さんと一緒に電リク番組をやったり・・・ただ、基本的にはユーさんらしい内容が多かったですね(^^;)
 
 んで、この「goofy」なのですが、内容はそんなに覚えてないのであれですが、ゲストを呼んで、いろいろとトークなんかをして、ミニコーナーとしてJさんが出演されてました。 タイトルは「L.L.Cool J太郎のI'm Badでいいかしら?」だったと思います。
 Jさんの活動に関しては、当時もタモリ倶楽部などでそのキャラクター(分かるよね?)が広く知れ渡っていたこともあり、goofyで白羽の矢が立った・・・と思います。
 実際の内容は、アイドルのこととか、女性のこととか・・・そういった「Jワールド 」的なことを永遠としゃべる・・・だけで、意義を考えると「ある意味HipHop・・・だ!!」という内容でした(^0^)
 もう、この辺は・・・スタッフ側の一点突破でしょう!!
 名前に関しても、絶対「思いつき」だと思うし、Cool J なので、実際の衣装も「カンゴール&ゴールドチェーン」で、微妙に揺れながら(Jさんのうる覚えなラッパー像・・・みたいです?)、一生懸命「おバカ」なお話をされてました(^0^)
 ユーさんの番組だけあって、こういうことが許された・・・んでしょうね! ビガップ!

 そして、この企画がどうやら好調だったことがあり、スタッフ側が考えた「企画・ギャグ」として、このテープが作成されたと思います。
 一応、販売はされず「無料配布」という形になり、当時の番組での告知だと、下記の写真のDMR渋谷店の店頭(DMRとは無関係)で配布されました・・・
dmr

 時期は忘れましたが、2001年11月ごろで、当時告知は見てましたが、タイミングが合わず、その時はゲットすることができなかったのですが、数年前、中古でやっとゲットできました・・・値段はその時は、ボチボチでした(^^;)


 概要はこんな感じで、まあ「企画もの」の一種ですね・・・
 ただ、「分かる人にはたまらない」内容になっており、制作陣も意外と豪華です(^0^)

 まず、内容的には「デモテープ」という範疇なので、A面1曲、B面1曲、合計2曲が収録されてます。
 楽曲は・・・もうここまで来たら一点突破だ!というスタッフ側の意気込みがあり「クールJ」で一点突破です!
 A面は「I Need a Beat」のカバー(?)、そしてB面は「I Need Love」のカバー(?)で統一し、ジャケ関係も統一しています。
 トップのジャケは「Mama said・・・」のLPだし、下記のような写真、文字なんかも・・・馬鹿みたく(失礼!)こだわっています!
llcoolj-taro_002 llcoolj-taro_003

 まあ、これらのジャケ関連だけで、ある意味「優勝」だったりするのですが、楽曲の制作陣も凄いことになってます。
 基本的には、上記で紹介した楽曲のカバーになるので、一から作ってはないと思いますが、その楽曲のプログラミングは「Latin Ras Kaz」さんです!!
 そして、楽曲の客演として「シーモネーター(現SEAMO)」「ダースレイダー」「AFRA」が参加しています!! 
 各参加者の説明は省きますが、意外と豪華&間違えない人選だと思います・・・ 初期LLの808系ビートであれば、Kazさんで間違えないし、Jさんの世界についていけるラッパーは、当時のシーモ(名古屋時代は大変変態的で好きです)とダースで間違えないと思います。


 んで、実際の楽曲の紹介をします・・・
 あくまでも「J太郎」なので、「Jワールド」全開の素晴らしい内容になっています・・・が、理解できない人には理解できない内容だと思いますww

 まず、基本的にはJさんは「ラップ」をしないですww 
 そして、タイトル&バックビートは上記のクールJを使っていますが、この楽曲がラップ曲というよりも、Jさんのトークを中心とした「ラジオ番組」みたいな感じで・・・一応カバーであることを完全に無視して、奇跡の楽曲化に成功しています!
 まあ、番組でもラップはせず、永延といつもの「Jさん節」を披露してたので、こういう形態になったのもおかしくない・・・どころか、個人的にはこれで正解だったと思います。
 ラッパーというものが、自分の内から発する思いをストレートに表現する人物と考えれば、Jさんの話は間違えなくそうだと思います。 
 また、HipHopの「自由さ」を考えると、ラップを「しないといけない」わけはなく、Jさんのようなスタイルも間違えではない・・・と思います。
 ただ、聞いてみて「フレッシュ!」とか「イルだな~」と感じないと・・・ダメだと思います。 その点は、間違えなくクリアーをしてると私は思います。 

 んで、実際の楽曲の細かい内容なんですが・・・ ここでは書けないww 
 まあ、いつものJさんの感じです・・・が、放送に乗らないということで、かなり突っ込んだ「内容」「話」になってます! 
 しいて内容を書くとすれば・・・Jさんの変態性というか「エロ」が中心で、大爆笑の連続です!
 また、ラジオ調ということで、フリートーク、交通情報、中継なんかを入れるのですが、どれもぶっ飛んだ内容で最高です!!

 そして、その内容に応えるべく、リスナーからの電話みたいな形で、シーモとダースがライムをキックするのですが・・・これも最高のライムに仕上がってます! 
 個人的には、シーモは今と違って、ガッチリと韻を踏みつつ、変態的なライムをキックし、かなりカッコイイ出来になってますね(^0^) ダースも主眼点が変態ですww
 また、当時売出し中だったAFRAが、ビートボックスをA面で一部分で披露するのですが、その技のうまさもさることながら、Jさんのビートボックスに対する「お話」が・・・これまた最高です(^0^)


 内容は細かく書けないのであれです、HipHopを利用した「ギャグ」を通過して、「なんでもあり」という精神をしっかりと引き継いで、しっかりと「HipHop」になっている姿が最高ですね! 
 私は、昔っからコサキンとか伊集院さんのラジオを聞いて育ったので、「おバカ」な内容には理解・耐性があるので一発で好きになりました・・・が、分からない人にはちょっとキツイ内容かもしれないです。
 ただ、これに関しては「スタッフ」サイドの「熱意」があって、出来た1本だと思います。 内容もそうですが、ジャケなんかを見れば一発で分かりますし、細かいところも頑張ってます!
 こういった「企画もの」って、ジャンルを問わず、昔からあると思いますが、HipHopとして、しっかりと完成されたものは皆無に等しいので・・・貴重な、いや奇跡の一本ですよ!!


 ちなみに、ここ最近は中古で出ても、ボチボチ安い値段で出てるので、もしご興味があれば、購入をお勧めします・・・衝撃的ですよww

 元旦から、不真面目な内容を、真面目に書くのも疲れますが、今年もこんな感じで行きたいと思います~ 今年もよろしくお願い致します m(_ _)m

<Release Date>
Artists / Title : L.L.Cool J太郎 「L.L.Cool J太郎」
Genre : HipHop???
Release : 2001年11月ごろ
Lebel : Space Shower TV

< 補足 >
 その後、このテープが好評だったのか、2003年ごろ、ミニアルバム「プッチRADIO」をCDのみでリリースしていますww
 どうやら、今回のテープの楽曲も収録されてる・・・みたいですね(^^;) 私は持ってないので確認できないですが、ちゃんと収録されてるのかなww

 また、ちゃんとリリースされたので、PVなんかもあり、下記にそのPVを張り付けておきます。 おっ、これでは「Rock The Bells」をカバーされてますねww

★ L.L.COOL J太郎 - すべてまぼろし feat.ダースレイダー


 ちなみに、客演してるダース氏がラップ指導をしたそうで、ちゃんとJさんがラップしてますよww 今回のテープの内容の片鱗(テープの方が内容がヒドイww)が分かると思います。

 あと、そのリリース時に、これまた「HipHop業界きっての好事家」である「宇多丸師匠」との会談が、当時のタワーレコードの情報誌「bounce」に掲載があったようで、その内容がアップされてたので、こちらもリンクを張っておきます。 
 宇多丸師匠、先を越されて悔しかったようですww
 ★ 巷でウワサのL.L. COOL J太郎に、宇多丸がリスペクト全開で挑む!!

<追記> 2009年3月1日
J太郎氏が出演したイベント(Latin Ras Kazさんガラミ)のフライヤーがあったので貼っておきます~♪
DSC00941.jpg DSC00966.jpg 

<追記> 2009年7月20日
リリース(配布)日が分かったので、追記しました。