HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
やっと復活!
DSC03773.jpg

 なんか、今月はミックス作品の紹介がなくってすみません・・・
 週末に修理に出してたノートPCが帰ってきて、土日の休みでセットアップをし、やっと書き込めるような段階になり、登場です・・・すごい疲れました(^^;)
 実機はメモリーの交換をし、初期出荷状態で戻ってきましたが・・・再インストールするものとか、再設定をすることとかが多く、目が痛い・・・はあ・・・

 ただ、画面の小さいネットブックよりも大きい画面の方が見やすく、ノートの方がスペックが高いので作業が早く、やっぱりイイっすね・・・
 修理も保証でできたし、比較的早く戻ってきたので万々歳です(^0^)

 いつも「更新をがんばります」って書いてますが、これで一安心・・・真面目に更新したいと思います(^^;)
 
 では、今日はこれにて~♪ 
スポンサーサイト
再編集記事のご案内
DSC03761.jpg

 気づいたら、5000ヒットを達成・・・皆様のご愛顧には大変感謝をしております m(_ _)m

 また、気合いを入れて過去に紹介した作品を再編集したのでご紹介です~♪
 やっぱり、当社比10倍程度の大増量な内容になりました(^^;)

 DJ YUU & DJ YU-KI 「Any Love」

 前々から書き直したいな~と思ってて、やっと着手出来ましたが、もっと突っ込んで書けそうな部分もまだあり、また再編集するかも・・・です(^^;)
 ただ、個人的には鉄板でヤバい作品だと思ってますので、ぜひ読んでみて・・・興味があれば掘って聞いてみてくださいね♪

 では、次は真面目に更新をする予定です(^^;)



<独り言>

DSC03741.jpg DSC03744.jpg

 たいした話題じゃないので、書かなかったですが、先週末についに「ユニオン全店舗」を制覇してきました(--;)

 目的は「テープ狩り」なのですが、特に今年の夏は、週末や休みを利用して、普段は絶対行かない遠方の店へ遠征し、目的であったミックステープは誰も買わないのか、かなりの収穫がありました(^0^)
 レコードは抜けるのが少なかったですが、テープなどは数か月~半年に一回ぐらい回れば掘り出し物もあるだろうな~と思う感じで、まだまだ抜ける予感がして・・・いい経験になりました。

 ほとんどの店舗へは「電車&徒歩」で行ったので、おかげで日焼けもし、夏は満喫できた・・・とも思いますが、親が聞いたら泣いてしまう20代最後の夏でした(--;)

 ちなみに、先週末に行った「北浦和」のユニオンでは、あの「J太郎」が普通に売ってましたよ!
 私はスルーしたので、まだ売れてないようであればどなたか救出してあげてください・・・・1000円だったかな?
 あと、同時に行こうとしてた「北浦和TroopRecords」は、買い付けでお店が閉まってた・・・残念!

MURO 「70 minutes of Funk」
DSC03726.jpg

 ここ最近、更新が遅れてまして申し訳ないです・・・意外とPCの前に座れる時間が少ないので・・・
 では、気を取り直して紹介です・・・マイナーな作品の紹介が続いてたので有名作のご紹介! 久しぶりに聞きましたが、MUROさん、さすがっす(^0^)


dacypher_top.jpg muro_riko.jpg

 98年11月にリリースされた1枚で、当時、MUROさんがDJを担当していたFM番組「J-Wave Hip Hop Journey - Da Cypher -」からの企画もので、「PolyGram」音源を用いてDJミックスした作品で・・・番組で披露していたMUROさんらしい自由なミックスが展開されたオフィシャルCDです。

 MURO作品においては、今となってはメジャーで権利をしっかりとクリアーしたミックス作品は多数リリースされていますが、オフィシャルものであればこの作品が初作品になると思われます・・・ちなみにコンピの選曲であれば、これより前にも何作がやってます。
 時期的には、Super Disco Breaks 1-4を出す前後に作られた作品で、MUROさんらしい「HipHopをベースとしながらも、ジャンルの壁を取っ払った選曲の幅広さ」が発揮されており、いつでも楽しめるミックスに仕上がっています。

 また、以前に熱弁をふるってしまった「Da Cypher」からの企画ものということで、Cypherを聞いてた方なら馴染みのある曲が多く、いわゆる「MUROクラシック」が多数収録されているのもポイントです。
 PolyGram関係の音源のみを使用なので、Cypherのような自由な選曲は出来ないですが、MUROさんがよく選曲していた曲も多く収録され、聞いてた方なら「MUROさんから教わった」系の曲が多く、懐かしく思う方もいるかもしれません。

 まあ、なぜこのCDがリリースされたのかは分らないのですが、Cypherが好調になり、レコード会社の方からオファーがあったのかな・・・とか思いましたが、Cypherを聞いてない人に対して「Cypherがこういう番組ですよ~」とアピールする効果あり、かつ初心者にとっては格好の入門編CDになるので、個人的には今思い返すと「価値があったな~」とか思ったりします。
 Cypherについては以前の記事を参照していただきたいですが、HipHopに凝り固まらない、自由度の高い(選曲・DJスタイルなど)番組であり、その内容を素直に表現したCDだと思います。


DSC03737.jpg DSC03727.jpg
DSC03735.jpg DSC03730.jpg

 んでは、作品のご紹介に進みます・・・
 この作品では「PolyGram」関係のカタログからの選曲になり、一見すると「レーベルの幅が小さい?」と思われるかもしれないですが、傘下には次のようなレーベルが所属しているので、かなり幅が広い選曲ができるようです。

 Polydor , Mercury , DefJam , Island , London , A&M , Motown

 DefJamのような直球なHipHopもあれば、R&Bが強いところもあったり・・・ましてMotownのような旧譜が強いレーベルがあったり・・・MUROさんの選曲スタイルからいくと「ドンピシャ」なカタログだと思います。
 実際には写真のレコード達が選曲されてるわけですが、上記の各レーベルの音源をうまく使いつつ、ジャンルの壁も時代の縛りがない選曲を行っています。


DSC03739.jpg DSC03734.jpg
DSC03738.jpg DSC03736.jpg

 スタートは写真左上の「C&C Music Factory / I'll Always Be Around」からスタートします・・・今回の作品に関しては、わりとHipHop以降の「歌もの」が中心で、純粋なHipHopの曲は少なかったりします。
 HipHopでいくと、先ほど写真を貼ったLLとかKurtis、そしてSlick Rick、Eric B & Rakim、Redmanなどがチョイスされてますが、ド直球なHipHopの色は薄く、跳ねた印象のある「R&B」が多く、前半は90年代以降の曲で攻めています。

 CypherでのMUROさんのプレイを聞いてた方なら分ると思いますが、R&BもHipHopの流れで積極的にプレイしてて、影響を受けた方は多いと思います。
 今となっては定番なR&Bが多いですが、MUROさんを通してZhaneのようなUS産R&Bを知ったり、Dina CarrolのようなUK Soulを知ったり・・・私自身はほんと勉強になりました!!
 あまりCypherで選曲しなかった曲もありますが(The Brand New Heavys / You Are the Universeとか)、久しぶりに聞くと「青春クラシック」が多く、グっと来てしまいます(^^;)

 いまじゃ、ジャンルの壁なんてなかったりしますが、当時(90年代後半)は、HipHopからこの道に入った初心者が多く、知識がない為、一つのジャンルに凝り固まってしまう傾向があり・・・HipHopならHipHopしか聞かない・・・といった傾向の人も多かったです。
 しかし、HipHopという音楽自体はサンプリングという過程がある時点で「雑食性のある音楽」なわけですから、音楽の壁がある必要なんてないんですよね・・・
 その限りにおいて、当時のMUROさんの活動ってホント重要で、各種MixTapeのリリースや、Cypherなどでのプレイで、当時としては異ジャンルの曲を、HipHopの土台の上で調理して、リスナーに提供する・・・みたいな流れがあり、リスナー側の音楽の壁を取り払ってくれた意義があると思います。
 かくいう私がそうで、MUROさんのプレイを聞いて、R&Bとか旧譜とかに興味を持つようになり、積極的に聞いたり・掘ったりするようになった・・・流れがあるので、頭が上がりません(^^;)


DSC03728.jpg DSC03729.jpg
DSC03731.jpg DSC03733.jpg

 んで、MUROさんといえば・・・いわゆる「旧譜」関係の選曲も重要で、こちらもいい感じのチョイスになっております。

 定番のMalcom Mclaren繋ぎ(World Famous → Buffalo Love)や、MUROクラッシックの「Thelma Houston / Saturday Night, Sunday Morning」、また変化球でSergio Mendes / Mas Que Nadaのリミックスなど・・・割と幅広く選曲しています。
 
 個人的には写真左下のThelma Houstonですかね・・・当時、Cypherとかで聞いて、「いい曲だな~」と思い調べたら、思いっきり昔の曲だったのででビックリした記憶があります。
 つまり、その時の自分(高校生ですね)にとっては、MUROさんのミックスが「現行の曲」を使用してると思いこんでいて、あまりにも違和感なくThelmaとかをミックスしてくるので、昔の曲だとは思わなかったんですね・・・
 
 一種のカルチャーショックでもあったのですが、MUROさんに関しては、いわゆる「旧譜」の範疇に入り、一般的には他ジャンルになっちゃう曲でも、自身のミックスの流れにサラッと入れちゃう辺りは流石の一言で、私もそうだし、影響を受けた方も多いかと思います。
 テープ時代のミックス作品でもそういった傾向は強く、MUROさん自身が、それらの曲をしっかりと消化し、自身のミックスの中での使い方を知ってたからこそ出来る技で・・・私なんかは「昔の曲でもカッコいいのがあるんだ!」って驚いたり、「昔の曲もHipHopと同列でミックスしていいんだ・・・・」と驚いたり、今現在のスタンス(音楽ジャンル・時代の壁を作らない聴き方)のスタート地点だった・・・と思います。


 この点は、今までのMURO作品の紹介でも稚拙ながら触れていたので、説明はここで止めますが、この作品でも新譜⇔旧譜のクロスミックスは違和感なく発揮されてます。
 作品の前半ではR&B、HipHopなどの比較的新譜っぽい曲で攻めつつ、後半では、今紹介した旧譜系を中心に攻めていくのですが、流れの作り方なんかは秀逸です。

 レコを持ってないので貼れないですが、JBやJackson5のHipHopリミックス的なヤツ(分るよね?)でFunkyなOldSchoolの流れを作り、そこからKurtis Blowにもっていき、その流れの終着点としてThelmaにもっていく・・・って流れはMUROさんらしさがあり、盛り上がりますね(^0^)
 また、そのThelmaから、Houseの要素(4つ打ち)を見つけ出し、HouseっぽいアレンジのSergio Mendes / Mas Que Nadaのリミックスに繋げていく辺りなんかもグッときますね!

 特に、このThelmaあたりからは、新旧の曲を混ぜつつも、全く違和感なくミックスを進め、ミックスのピークタイムを作り上げていて、グイグイとテンションを上げるミックスになっており、手腕の上手さも発揮されています。
 他の作品だと、結構中途半端に終わる作品もありますが、この作品に関しては、しっかりと流れを考えたミックスになり、後半に入ってからの引っ張り方が秀逸で、結構引き込まれますよ(^0^)
 「The Brand New Heavys / You Are the Universe」を決め球という形で、一番最後に配置し、これを盛り上げるべく、段々とテンションを上げていく感じで・・・かつ、新旧の曲を混ぜてるわけですから・・・実はかなり高度なミックスをしており、いま聞いても勉強になりました!!


 今回もあんまりまとまらなかったですが、MUROさんらしさが「集約」された作品で、MUROさんの「醍醐味」が遺憾なく発揮された作品になっています。
 意外とオールジャンルなパーティーミックスって少なく、専門性が高いミックス作品がMUROさんのは多いので、敬遠してる方も多いかもしれないですが、この辺なんかを聞いていただくと、MUROさんのことが好きになると思いますよ・・・

 中古だと、ちょっと探せば買えると思いますので、ご興味のある方はどうぞ~です(^0^)


<Release Date>
Artists / Title : MURO 「70 minutes of Funk」
Genre : HipHop、R&B、UK Soul、DanceClassics・・・
Release : 1998年11月
Lebel : ポリグラム株式会社 PHCR1676
Notice : ライナーノートは、Cypherの相方である「RIKO」さんが担当し、Cypherの生い立ちを紹介しています(^0^)


<補足事項>
 Da Cypherに関しては以前の記事を参照にしていただきたいのですが、新事実などがわかり、こっそりと文章を変更したり、ビルドアップしてたり・・・していました(--;)
 このCDのことも反映させましたので、一度読んだ方も、読み返していただければ幸いです・・・

 ・ J-Wave Hip Hop Journey - Da Cypher -
 ・ Da Cypher 付録 「放送日リスト」


DJ Maki the Magic 「Boogienight」
DSC03714.jpg

 サブPCでの更新一発目・・・文字が打ちにくいので、得意分野のダンクラもので、大好きなmaki先生の作品のご紹介です~♪


 多作なMakiさんのGrooveSerchers時代の作品で、タイトル通り「Boogie」な感じの曲・・・いわゆる80年代以降のDanceClassics/Garageをミックスした作品です。
 ど派手な展開はないものの、Makiさんらしい渋い選曲と、HipHopライクなガシガシとしたミックスで進む・・・感じで、なかなか侮れない作品になっています。


DSC03326.jpg DSC03328.jpg
DSC03716.jpg DSC03718.jpg

 漠然と「Boogie」って書いちゃいましたが、ちょっと注釈をしておきましょう・・・

 Boogieっていうと、HipHop馬鹿ならKRS-ONEの「Boogie Down Productions」とかになったり、「♪みなとのよ~こ・・・」でおなじみのダウンタウンブギウギバンドだったり、もっと古いと「買い物ブギ」だったり・・・いろんなジャンルの音楽に使われている単語ですが、もともとは戦前のJazzにおける「Boogie-Woogie」というスタイル(?)が音楽での「Boogie」という単語の出発点だと思われます。
 まあ、かなり広く使われる単語なので、明確には説明しづらいですが、音楽の範疇では総じて「跳ねた・活気のある」印象のある音楽を指すことが多いですかね・・・??

 ただ、この「Boogie」って言葉を「音楽のジャンル」として考えた場合、80年代以降のDanceMusicで、脂ぎってない、都会な感じがする曲・・・を指すことが多く、私が指している「Boogie」はこれにあたります。
 何をして「Boogie」なのかは明言ができないですが、私個人としては、70年代のDance系の曲に影響があった「Funk」的な黒いノリが、80年代になり都会的に洗練された感じに変化したのが・・・Boogieだと考えており、同義語として「Urban Funk」や「Modern Soul」なんかも近い意味合いがあると思います。
 まあ、人によっては意見が違いますが、Rockにおける「AOR」的な位置なのかな~と思ってます・・・これでいいのかな?

 それっぽい曲であれば、写真上段左のAtkins / Power of the Boogieとか、上段右のKhemistry / I Can't Lose With the Stuff I Useなんかがモロそうで、今回のテープの収録曲でいくと、下段左のLogg / I Know You Willだったり、下段右のNick Straker Band / A Little Bit Of Loveなんかがそうかな~と思います。
 ただ、Garageとか、FreeSoulと同様で、明確な基準がなく、サブカテゴリーに近いので・・・ややっこしいですね(^^;)


DSC03717.jpg DSC03715.jpg
DSC03722.jpg DSC03721.jpg

 んなわけで、実際の作品のご紹介です~♪

 A面、B面とも、Boogieな感じのダンクラがミックスされており、かなり気持ちよく聞くことができる内容になっています。
 選曲的には、あまり知名度のない曲が多くチョイスされていますが、この道が好きになればなるほど堪らない内容になっており、個人気にはかなり好きなミックスです(^0^)

 まず、A面は、分かってる人ならクラシックなMontana Sextest / Heavy Vibesからスタートします・・・Salsoul Orchestraの中心であったVincent Montana Jrが、80年代になり始めた個人プロジェクトからの一曲で、自身も製作にかかわっていたMFSB / Love is the Messageを再構築し、彼のVibeをフューチャーした内容で・・・出だしとしては間違えないです(^0^)
 この流れを引き継ぎ、気持ちよく流していくのですが、上記のPositive Forceのような都会的なFunkを流したり、落とし気味でSharon Brownに持ってたり、気持ちいい流れでRain Forestにもってったり・・・ガン上げな方向には持ってかないまでも、ゆっくりな変化が気持ちい感じに仕上がっています。
 もちろん、先ほどBoogieで説明したLoggだったり、Nick Straker Bandなんかも登場し、Boogie感が強いミックスに仕上がっており、気持ちよく聴けますね・・・


DSC03720.jpg DSC03719.jpg

んで、B面では、もうちょっと「上下のある」選曲を行っており、LarryがミックスしたLace / Can't Play Aroundや、Strafe / Set it Offなど・・・Garageよりな選曲がですが、かなり動きのあるミックスになっており、かつ知識がないとかけられない曲も多く・・・けっこうヤラれました(^^;)
 個人的には、まだ持ってないですが、Tracy Weber / Sure Shotから、曲名同じつながりでJoe GibbsプロデュースのレアOldSchoolに持っていくあたりは・・・ぐっときました!! 流石っすよ、Makiさん!!
 
 
 なお、ミックスに関しては、いつも説明したますが、HipHopらしい無骨なミックスをしており、Larryとか、Dannyのような「耽美」なスムース感がなく、ザクザクと進んでいく部分もあるので、結構もったいないミックスをしてる部分も多いです。
 だいたいがカットインだったり、2拍ぐらいの強引なショートミックスだったり・・・選曲した曲が良かった分、ロングミックスをしてスムースに繋げた方が「美しさ」みたいのも表現できたのにな・・・とか思ったりしました。
 でも・・・Makiさんの場合は、ゴリゴリとした質感も魅力だったりするので・・・判断に困ったりもします(^^;)


 んなわけで、良作のご紹介でした~♪
 ネットブック・・・ほんと文章が打ちづらいな・・・(--;)


<Release Date>
Artists / Title : DJ Maki the Magic 「Boogienight」
Genre : Boogie、Garage、DanceClassics
Release : 1999年12月ごろ?
Lebel : GrooveSerchers

お久しぶりです
DSC03713.jpg

 え~、暑いですね(^^;)
 今月は腰痛などで全然更新をしてないですが・・・今度は「ノートPC」がクラッシュし、更新が遅れました・・・(--;)

 あんまり詳しくないのですが、水曜日、作業中に突然PCが落ち、Windowsが立ち上がらなくなりました・・・理由は不明です・・・考えれば考えるほど分らないです(^^;)
 新しいのを買う勇気が財布的にきついし、ノートも買い替えて1年も経ってないので、修理に出す方向にしますが(保障で修理できればいいな~)、PCがないのは不便ですね・・・ 
 個人的には、このブログの更新だったり、レコード屋の情報だったり・・・意外となくてはならない存在なんだな~と痛感しました。

 なので、いろいろと言い訳を決め、昨今話題の「ネットブック」のちょい安めなのを買いました・・・言い訳は「ボーナスで大物を買ってない」とか「出張の時に便利だよね」とかですね(^^;)
 やっと、設定を終え、書き込める状態にまでこぎつけましたが、小さい画面なので目が疲れます・・・

 また、買ったのにはもう一つ理由があり、「ハードディスク」が壊れてないのであれば、ハードディスクを取り出して、装置に繋げば外付けのHDDドライブみたく使うことができる・・・と聞いたことがあり、ブログ用の貴重な写真(フライヤー、各種資料、地方のレコード屋など)などを救出できると思い、修理に出して最悪の結果として初期化されるよりは、データ復旧代と考えてもありかな・・・と思い、買った経緯もあります。

 結果としては・・・無事にデータは救出出来ました(^0^)
 今のパソコンって簡単にHDDが取り出せて、そのHDDを簡単にUSB接続のドライブにしちゃう装置が普通に安価で売ってて・・・、そして簡単にデータが発見でき、救出ができ・・・カルチャーショックでした(^^;)

 まあ、話は長くなりましたが、しばらくは小さい「ネットブック」で更新をしますので、いつも以上に更新が長くなるかも・・・です(^^;) 

 では・・・愚痴みたいな更新でした・・・次は普通に紹介しますね~では~


< ps > 
 どうしても欲しいレコードがあり、ついに大幅な「万超えの壁」を超えちゃいました・・・今までは税込みで超えたことはあったり、定価は万越えだけど、割引きすると4桁に・・・みたいな感じで、自分の中で「線引き」をして超えてはいけない・・・と考えていましたが、遂に超えてしまった・・・
 今月は、ネットブックも買っちゃったし・・・緊縮財政です(^^;)

DJ Paul 「Connectin' Soul Style vol,03」
DSC03693.jpg

 腰はだいぶ落ち着いてきましたが、まだ本調子じゃないっす(^^;)
 んなわけで、腰とは関係が全くないですが、大好きなポール物のご紹介です~


 個人的には激プッシュなミックステープを量産していたDJ Paulさんの作品で、99年10月ごろにリリースされた3作目です。
 今回の作品に関しては、ジャケットの下に「UK Flavor」と書いている通りで、UKものにこだわった作品で、彼らしい間違えない選曲とミックスが堪能できる作品になっています。

 個人的には、UKものっていうと、MUROさん辺りから影響を受け、好きになり・・・ほんとココ最近になりレコードが安くなったので、昔のリベンジ半分で買うようになりましたが、Paulさんのセレクションなんかを見返すと、99年の時点で流石の手腕を発揮してますし、UKもの特有のグルーブを最大限に発揮してる1本だと思います。


DSC03700.jpg DSC03699.jpg

 A面では、UB40の「好きにならずにいられない」のアカペラから、UK Soulクラシックの「Countney Pine / I'm Still Waiting」から気持ちよくカットインをし、ミックスをスタートします。

 I'm Still WaitingがA面の象徴的な曲だったりしますが、A面に関してはUKもの特有のメロウなんだけどボトムがしっかりしてる曲をチョイスし、その中で「カバー」ものを多くチョイスしています。
 写真右の「Beats International / In The Ghetto」もそうですが、UK物って異常に良質カバーが多く、Reggaeにおける「Lovers」の影響を存分に受けたものが多く・・・その独特の様式美を通過してカバーされた曲はミラクルを起こしてることが多いかと思います。

 UKものに関しては、割と定番化してる曲も多いのですが、今回聴き直してみると・・・いや~、奥が深い・・・まだまだ知らない曲が多いっすね(^^;)
 例えば、Curiousとか、Juicy Fruitとか・・・クラシック物のカバーだったするのですが、検索すると「え~、これだったの・・・」的な驚きもあり、大変勉強になりました。

 しかし、Paulさんに関しては「仕事はしっかりとします!」じゃないですが、選曲に溺れることなく、しっかりとミックスを構築しているので、曲を知らなくっても気持ち良く聴けますね(^0^)

 A面に関しては、終始「気持ちよいグルーブの創出」を目標にしてるようで、ミックスのストーリー的なところは少ないですが、UK物が醸し出す「涼しげな気持ちよさ」を貫通しつつ、若干の変化をつけながらミックスを進めるあたりは秀逸で、大変気持ちいいミックスに仕上がっています。
 個人的には、先週から腰痛がひどく、帰宅をして、ベットに寝そべり、腰をアイスノンで冷やしているときに聴いてましたが・・・あまりの気持ちよさに寝ていた・・・見たいな珍エピソードもあったりしました(^^;)


DSC03701.jpg DSC03702.jpg
DSC03697.jpg DSC03698.jpg

 次は、B面のご紹介ですね~♪

 割とメローな展開だったA面に対して、B面ではもっと展開のあるミックスになり、Paulさんらしい跳ねた展開もありつつも、流石の選曲の濃さを披露してくれます。
 
 まず、選曲的なところを話すと・・・上記の写真の通り、UKものという範疇の中で、A面以上に対象を広げており、Acid Jazzがあったり、鉄板のUK Soulがあったり、源流であるSadeがあったり・・・自然と聴けちゃったりするのですが、幅広いセレクションを展開しています。

 B面でもカバーものがあったりはしますが、ミックスの展開に上下があり、その分、選曲の幅を広げていて・・・イイ感じに仕上がった印象がありました。
 もちろん、Incognito / Don't You Worry 'bout A Thing(写真左下)なんかはカバー系の代表格でありつつ、UK物の代表曲であったりしますが、写真左上のファラオ使いのDharma Bから、写真右上のPaprika Soulに生音系でスムースに繋ぎ、そこからそのIncognitoに展開をつけミックスし、流れに立体感をつけてるあたりは大変好きなラインですね(^0^)
 また、写真右下のSade / Paradise も、ビート感を維持しつつ、Stingからロングミックスしてて・・・いい所ついてくるな~と思いました!

 展開的には、前半~中盤で盛り上げつつ、UKものの気持ちいい流れをしっかりとキープし、後半に向けてやさしく終わっていく感じに仕上がっており、流石な展開です・・・
 UlticutやSpinbadのように、起伏のあるはっきりとしたストーリー展開があるわけではないですが、リラックスを引き起こす流れの中で、しっかりと流れを提示してミックスしいるので、全体的な印象に立体感が出来ており・・・変な話、飽きない展開になっている点は秀逸ですよ!!


 ザクっと紹介しましたが、聴き返してみると高レベルな作品でした・・・
 DJの技術が優れてる・・・とは言い難いですが、Paulさんのセンスがしっかりと生かされたテープの一つですので、聴いてみてくださいね~♪


<Release Date>
Artists / Title : DJ Paul 「Connectin' Soul Style vol,03」
Genre : UK Soul
Release : 1999年10月
Lebel : G.A.S.Sound Production CSS-003
Notice : CDの再発もありますが・・・この3に関しては、内容は一緒のようです。 あと、この3のジャケットは、Paulさんの直筆だそうです・・・微妙かな?(すみません!)

DJ Beni B 「Live From SF - Dance Classics Vol,1&2」
DSC03655.jpg

 え~、持病の腰痛が再発し、更新が遅れました・・・約1週間ぶりの更新です・・・椅子に座るのも、寝るのも辛かったです(--;)
 腰痛ベルトと湿布で緩和しながら、なんとか仕事を乗り切り、まだ鈍い痛みがあるのですが、気合で椅子に座って書いてます・・・後で腰を冷やさないと・・・

 んなわけで、ここ何年かはかなり聴いてる作品のご紹介です・・・作品として意外性も多いのですが、Garageが好きなら聴いて損がない作品です!!


DSC03654.jpg DSC03627.jpg

 この作品は「DJ Beni B」という方の作品で・・・Beni氏については、ちょっと意外な流れのあるDJ・人物になるかと思います。

 彼は、写真右の「Dilated Peoples / Work the Angel」をリリースしてことで有名なABB Recordsのオーナーで、今回の作品の方向性とは異なる「モロHipHop」なレーベルを運営されてる方なんですね・・・
 写真左の絵は、US版のWaxPoetics#12に掲載されていた絵になりますが、そのインタビューでもHipHop街道を突っ走ってる内容で・・・今回紹介するような「Garage」な作風とは縁遠いイメージがあるお方です。

 そんなBeni氏が1999年11月ごろ、アメリカ・サンフランシスコにある「The Top and Liquid」なるクラブでライブ録音した作品がコレで、自身のレーベル活動の方向性とは全く違う「鬼Garage」な内容で、Garage/DanceClassics好きには堪らない作品になっています・・・

 なぜ、彼がHipHopのレーベルをやってるのに、Larry顔負けなGarageミックスをしてるのかは・・・謎なのですが、きっと好きなんでしょう・・・情報が少なすぎて詳細は分からないです(^^;)
 調べた範囲だと、上のWaxPoetics#12(2005年春)のインタビューで、「ココ最近は何を掘ってる?」の質問には、「Discoの12inchとSweet Soul」と答えていて、もともとDisco/Garage関係は元々好きだったみたいです??


DSC03664.jpg DSC03665.jpg

 いつも「Garage」って漠然と書いちゃってますが、分からない人もいると思うのでちょっと補足しておきます・・・

 音楽のジャンルにはなるのですが、どちらかというとFreeSoulに近いようなジャンルを横断する「音楽嗜好」になり、明確にジャンル分けが出来ないけど、聴いてると「Garage」だな~と思うのが・・・アバウトな説明ですがGarageの表層だと思います。
 語源は、70年代末から80年代の終わりに、ニューヨークで活動をしていたDJである「Larry Levan」が好んでプレイしていた曲などを、彼がプレイしていた伝説のクラブ「Paradise Garage」の名前から取り「Garage」と呼ぶようになった・・・のが定説です。

 まあ、ジャンル的には70年代~80年代の「DanceClassics/Disco」などが中心なのですが、Larryの醍醐味であるジャンルを問わないDJスタイル、踊ることを念頭に考えた音楽嗜好、ポジティブなメッセージなど・・・現代のHouseの母体となりうる「ダンスフロアー直結な音楽」で、かつ「心に響くような音楽」のことを指すのかな~と思います。
 つまり、一般的なダンクラやディスコものと比べると、フロアーライクな曲が多く、踊らずにいられない・・・また歌わずにいられない・・・みたいな曲のことを指すことが多く、4つ打ちに近いようなフィーリングのある音楽だと思います。

 個人的にも、Houseの現場に通い始め、DannyとかTimmyとかのプレイを聞き、過去のDanceClassics/Discoで「踊る」ことの気持ちよさを知り、その源流ともいえる「Garage」という概念・フィーリングを知り・・・今となっては自分の人生の中で切っても切れない「音楽」の一つになっています。
 なんて言ったらいいんでしょう・・・歌詞やグルーブがポジティブだったり、勇気を与えてくれるぐらい強さだったり、気持ちいい涙を誘うような美しさだったり・・・自分の「心」に入り込んでくるような音楽かもしれないですね・・・聴いたり・踊ったりするだけで、気持ちよくなれたりする・・・そんな感じの音楽だと思います。

 漠然とした説明になりますが、こんな感じなのが「Garage」になります(^^;)

 私もまだまだ勉強中なので、説明が上手くないですが・・・現在進行形で大好きです・・・LarryのミックスCDも・・・私の表現力に自身が付いたら絶対に紹介しますね~♪

 なお、Garageに関しては、ダンスフロアーを愛するものにとって「かけがえのない音楽」であり、これを好きになった者は・・・LarryなりParadise Garageに敬意があるので、ダンクラとか呼ばずに「Garage」と呼ぶ場合も多いっすね(^0^)
 無論、私もそういった尊敬の念があるので、Garageと呼ぶ機会が多くなってきたような気がします!!



 んな訳で、本編のご紹介です~(^0^)

 ど真ん中なGarageを中心に選曲をしているのですが、選曲レベルの高さと、流れの作り方が秀逸で・・・タマラン内容になっています!!

 実際の作品は、2枚組CDになっており、CD1(=vol,1)はスタートからピークタイムへ進む感じで全体的に跳ねた内容で、逆にCD2(=vol,2)は朝方にかかりそうなメローな内容になっています。
 両方とも「DJミックスした音源のみ」なライブ録音になり、観客の歓声はないのですが、両サイドとも、観客の歓声や躍動的なダンスが途切れないんだろうな~と思わせる内容で、私がフロアーで聞いてたら・・・踊るし、歌うし、泣いちゃうし・・・みたいな3拍子揃った内容に仕上がってます!!


DSC00491_01.jpg DSC03658.jpg
DSC03656.jpg DSC03723.jpg

  まず、CD1の方から紹介します・・・

 スタートは、写真上段左の「Gwen Guthrie / Seventh Heaven」から始まります・・・Larryの遺産と言ってもいい曲から始まり、まさに「Garage」を表してるようなチョイスで、ゆっくりと胎動する感じで大変イイですね・・・
 序盤から中盤まではミッドテンポの流れを維持し、Melba Moore / Pick Me Up , I'll Dance や、Wood,Brass&Steel / Funkanova、またはRufus and Chaka / Any Loveなどをチョイスし、アゲアゲじゃないけど、ゆったりとした流れの中に「疾走感」がある曲をチョイスし、徐々にフロアーの熱を高めてる選曲が素晴らしいです。
 実際のクラブであれば、店に入り、ビールでも飲んでちょっと酔っ払い、フロアーで踊り始め・・・気付いたらかなり早いステップを踏んでいた・・・みたいな選曲のコントロールがあると思います(^0^)

 上で貼りつけたレコードは、ちょっとはレアなレコですが、Beni氏はこの流れをもっとレアなブツで攻めてきて・・・ホント「腕」と「知識」があるDJだな~と痛感させられました。

 使用するレコードは、恐らくすべてオリジナルで、鬼レア(MFSB/Let's Clean Up The Ghettoとか)なのもありますが、プライスラインは3000円から・・・平均は5000円以上・・・みたいなレコが多く、ちゃんと掘らないと巡り合えないものが中心で・・・ディガーの「こだわり」が存分に味わえるセレクションだと思います。
 ただ、選曲した曲は、レアだから選曲した・・・ってわけではなく、しっかりと流れを読んだ上で選曲しており、オリジナルの12inchの音の良さ・曲の良さを、Ureiなどのオリジナルのダイヤルミキサーを通してDJミックスを行うことで、Beni氏の魔法がかかり、選曲した曲が更に良くなっている印象が強いです。
 特に、前半にチョイスした曲は、普通に聴くと地味な印象がある曲もあるのですが、選曲の流れを考えてプレイをするので、その曲たちの魅力を光らせ、聴いてると興味をひかれることが多いです(^0^)

 結局はあまり知られていない曲が中心ではあるのですが、それらの曲を音を気遣いながらうまく配置し、上げ下げの波を作りながらも上昇方向にテンションを引っ張っていくあたりは大変秀逸で、気持ちよく聴けるんだけど・・・深く聞くとドープな要素が多くヤラレますよ!!


DSC03660.jpg DSC03659.jpg
DSC03661.jpg DSC03663.jpg

 んで、序盤から中盤にかけて徐々に空気を暖め、Cerron / Give Me Loveあたりからテンションを上げていき、一気にピークタイムに持っていきます・・・いや~この辺りは堪らないですね!!

 ミックスの技術に関しては、フェードアウト&フェードインぎみにショートミックスをすることが多く、そんなには上手だとはいえないですが、選曲の攻め方が良く、あまり気になりません
 特に、ド定番のInner Life / Ain't No Mountain High Enoughへの繋ぎなんかは、かなりザックリと繋いでるのですが、繋ぐのが後半のエレピソロに繋ぎ、流れを切らずにテンションを維持する選曲にはグッときました(^0^)
 この曲だと、イントロからぶち込むのが定番な繋ぎかな~と思いますが、Beni氏の流れを繋げる選曲も悪くなく、テンションがそのまま引っ張られ、気持ちよく盛り上がっていきます・・・センスがいいな~
 また、写真右上のMachineの突っ込み方も、うまく攻めてるグルーブの出し方で、結構好きなラインです・・・こういう繋ぎって、お客さんと一つにならないと難しい場合が多く、本当に腕があるんだろうな~とか思いました!

 ちょっとまとめると、前半から中盤にかけて暖め始めたグルーブを、後半から一気に開花させ、ピークタイムにもっていくわけですが、Garage=旧譜しばりでプレーするわけですから、レコードの知識だったり、DJとしての経験がないと出来ない流れが多く、DJのあるべき姿を提示しているようで・・・後半のピークタイムも、観客の動きを見て、エフェクトなどをせずに見合う曲を的確に繋ぎ、フロアーのグルーブをポジティブに上げていく姿には学ぶところが多いと思います。
 
 きっと、後半の辺りは、現場で聞いてた人たちが、手を挙げて踊り、そして歌い、時には手を取り合ったり・・・ポジティブな空気がフロアーの上で開花してる・・・そんなハッピーな様子が繰り広げられていたと思います!!


DSC04381.jpg DSC02199_01.jpg

 んで、今度はCD2のご紹介・・・こちらはメローでディープな選曲です(^0^)

 スローに近いミッドテンポの楽曲を、朝方でありがちな「イイ感じの雰囲気」に合わせてミックスしています。
 実際のライブミックスも5時ぐらいな感じで、お客さんはひとしきり盛り上がり、満足になり、余韻を味わうような甘い選曲で、漆黒のフロアーに青いライトが妖しく光っていて・・・まだ踊りたいダンサーがそのグルーブに揺られ、深海魚のようにユラユラしてる・・・感じで大変良いです(^0^)

 ミックスの方は、CD1よりももっとシンプルなフェードイン&フェードアウトなミックスをしてて、ミックスの流れの主眼点は特にないようですが、気持ちいい流れが続きます。

 チョイスするレコードも、やっぱりレア・・・というか、イイ曲知ってるな~と唸らせられる曲が多く、流石の指の黒さです。
 Roy Ayersもので有名なRick Holmes / Remember to Rememberとか、検索して値段にビビったBlair / Nite Lifeとか、定番のAshford and Simpson / It Seems To Hang Onとか、まだ高いけど欲しいな~と思ってるRisco Connection / Ain't No Stoppin' Us Now(写真は粗悪ブート)など・・・イイ曲が多く、かつオリジナルの12とかになると高いのばっかです(^^;)
 もう、この辺は、内容が良すぎて、その内容の良さが分かる人だけが買う値段・・・みたいなもんなので、値段に関しては愚問ですが・・・ちゃんと掘っててえらいな~と思います。

 ただ、繰り返しな表現になるのですが、オリジナルのレコードなり、優れた音楽再生環境でのプレイなり、優れたDJによるグルーブ作りだったり・・・そのレコードの中にある全ての「音」に瑞々しさを与え、躍動感のあるグルーブを構築してる点は・・・Beni氏の非凡な才能が発揮されている証拠だと思います。
 この限りだと「Loft」に近い意味合い・グルーブの話だと思いますが、Garageという概念も、元をたどれば「Loft」だし・・・ダンスフロアーに集まる「人」があってこその「音楽」をBeni氏が時代を超越してミックスしてる・・・ってことかもしれないですね(^0^)
 

DSC03664.jpg

 ちょっと今回はざっくりした紹介になりましたが、Garageが好きな方なら大満足な作品に仕上がっており、それこそ写真のLarryのミックスCDでヤラレちゃった方には絶対お勧めな一枚です。
 権利的にはブートなのですが、オリジナルの12inchで、良質なサウンドシステムを通した音源なので、音がビビる程良く、Garageのダイナミズムをうまく表現(再現)していますので、是非探してみてね~(^0^)


<Release Date>
Artists / Title : DJ Beni B 「Live From SF - Dance Classics Vol,1&2」
Genre : Garage/DanceClassics
Release : 2002年9月ごろ??
Lebel : No Lebel(US) No Number


<編集情報> 2009年8月18日&2009年10月1日
収録曲で新たに購入したレコードがあったので、写真を追加しました


DJ Komori 「Ocean Fruits 4 // UK taste」
DSC03644.jpg

 すでに100本ぐらいミックス作品を紹介してるのですが、Komoriさんの作品って・・・今まで紹介してなかったですね(^^;)
 まあ、あんまり持ってなかったり、調査不足だったりで・・・足が(耳か?)遠のいていましたが、夏なので聴いてたら良かったのでご紹介です~♪


karima.jpg  DSC00902.jpg

 このブログを見てる方は、ミックス作品に対して興味がある方も多いと思うので、Komoriさんのことはそんなに説明はしないですが・・・う~ん、素晴らしいDJですね!!
 R&Bを中心のDJスタイルになり、現在ではオーバーグラウンドな活動をし、巷では「R&B王子」なんて呼ばれてるコモさんですが、彼が頑張って活動をしてくれたおかげで、日本のR&Bシーンが活気づき、進化した・・・と言ってもイイと思います。

 1978年生まれ(!!)、東京出身のDJで、1999年ごろより「Monthly Fruits」なる新作R&Bの紹介をメインにしたミックステープを毎月リリースし始めたことで、シーンで頭角を現し、現在も渋谷Harlemにて開催をしているR&Bパーティー「Apple Pie」の主催、コンセプトが際立ったミックス作品の発表など・・・徐々に存在感を高め、現在の活動に繋がっています。
 世代でいくと、私のちょっと上なので、90年代中ごろの「高校生DJブーム」あたりでDJをやり始めた・・・って感じだと思いますが、20歳ぐらいで「Monthly Fruits」をやり始めてた・・・ことは、今回調べててショックを受けました(^^;)

 また、コモさんに関しては「ミックステープ」の存在がホント大きく、ミックステープのリリースを通してコモさん自身も成長したと思うし、リスナーも同時に成長したと思います。
 特に「Monthly Fruits」シリーズはホント重要で、異常なほど新曲の収録が早く、かつシェアショットな選曲で、お世話になっていた方は多いと思うし、R&Bシーンを草の根運動で盛り上げてた・・・って点はホント頭が下がりますし、それを99年よりリリースし始め「約8年ぐらい」は毎月リリースしてた点は称賛に値します!!
 その他のテープ(下の写真参照)も、コンセプトなり、堀の深さなり・・・R&Bの楽しさを広めつつも、シーンに対して教育効果があり、20代でシーンの中心にいたんですから・・・凄いですね!!

 まとめるのも野暮ったいですが、コモさんに関しては、一般リスナーに対しての正しいR&Bの普及や、DJ予備軍・音楽ファンに対しての深い知識の提供など・・・ホント重要なお方だと思います。
 今は割とポップスター的な位置に立つこともありますが、根っこの太さが違く、これからも頑張ってほしいお方です・・・


DSC03645_01.jpg DSC03646_01.jpg

 ただ、当時の私は、Komoriさんに関しては・・・「そんなには・・・」って感覚が強かったです。

 R&Bは昔っから好きではありましたが、当時(2000年以降ぐらい)は、KomoriさんやDaddykayさん・・・などあまたの新進気鋭のDJたちがR&Bのミックス作品をリリースし、作品量の多さから、これらのミックス作品を捕捉することが難しかったし、結構「個性が見えずらい」作品が多く、あんまり好きになれなかった・・・っていう記憶があります。
 どれも定番曲だったり、レアものだったりを収録してるんですが、ミックスに関しては割と平坦で、テーマ(夏とかクリスマスとか)まではあるものの、高揚感のあるミックス・個性が際立ったミックスが作られてないものが多く・・・聴いていてすぐ飽きちゃうのが多かったんですよね~(^^;)

 また、アナログの話になりますが、コモさんなんかがシーンを盛り上げてたこともあり、当時は「R&Bバブル」がマニアを中心にあり、808RecordsとかHi-Hatとか・・・あり得ない値段がついてるレコードとかありましたよね・・・
 ヨーロッパさんのマイナーなR&Bとかが平気で48千円とかで出てたり、ちょっとマイナーな曲でも万越えしてて・・・個人的には不健全な印象があり、R&B自体に興味が持てなくなった・・・こともありました。

 そんなわけで、当時はKomoriさんの作品も興味が湧かなかったり、聴いても「耳に残らない」ことが多く、オンタイムではあまり買わなかったし、その後(2005年以降ぐらい)も、中古でテープが出ても名前先行でボチボチ値段がついてて(中古で1500円ぐらい)、あんまり買うことも少なく・・・変な話、敬遠をずーっとしていました。

 しかし、去年ぐらいに写真右の「Salsoul Mix」を聞いて・・・Komoriさんの「掘りの深さ」と「技の深さ」に気付いてしまい、自分の耳(=音楽知識)も進歩してたこともあり、改めて昔のテープを聞くと・・・レベルが高いんですよね!!
 詳細は、今回のテープでちょっとだけ触れようと思いますが、恥ずかしながら「Komoriブーム」がやっと私の中で起こり始めたようです(^^;)
 まあ、テープも昔よりは相場が落ちてるので買いやすいし、聞いてみるとレベルが高いのが多いので、リストを作って捕獲対象を潰し始めてる・・・って感じですが、リリース量がスゲーいっぱいあるので大変です(--;)


 んなわけで、私の「理由説明 aka 言い訳」が終わったところなので・・・作品のご紹介をします~♪


DSC03649.jpg DSC03648.jpg

 この作品・・・というかこの「Ocean Fruits」シリーズは「UK Soul / UK R&B」にこだわったシリーズで、今回のはその第4段です。
 調査不足なので実際にそうなのかは分からないのですが、このシリーズはどうやら2000年頃より毎年「夏」にリリースしてるシリーズで、UKものにこだわっていますが、夏なので「海」を意識したミックスをしています。
 何を持って夏なのかは・・・人それぞれだと思いますが、UKモノ特有の「スムース」さを最大限に引き出し、海に行くまでのドライブに最適な感じに上がっていると思います。

 UKものって、アメリカのR&Bと比べて「土っぽさ」がないというか・・・「乾いた」感じなんだけど、ソウルフルみたいな独特の世界観があり、それこそ写真左の「Kathy Sedge / Another Day」とか、「Dina Caroll / Ain't No man」だったり・・・上質な空気感なんだけど、しっかりと腰が据わったグルーブが内包されてて、気付いたら「気持ちよく首を振ってた・・・」みたいなところがあるかな~と思います。
 これらの曲は実際に収録はされていますが、何を持ってコモさんが、「UKもの」と「夏」を繋ぎ合わせたのかは・・・明確には分からないのです
 しかし、聴いてると「ああ、気持ちいいな~」を思ってしまう「チル感」がしっかりとあり、夏物のハードルは楽勝でクリアーしてると思います。

 実際には、上記のレコ以上にディープなUKモノを展開されるわけですが、時にカバーモノだったり、Popっぽい感じだったり、Reggae調だったり・・・ミックスの世界観をうまくいじりながら選曲する「手腕」は流石の一言です!!
 私自身も今回聞き直してみて、持ってないレコが多すぎなのですが、ちょっとずつ「テイスト」を変えながらミックスを進め、ちゃんと「物語」を進めてる・・・選曲をしており、聴いてて「ああ、コモさん、流石だな・・・」と痛感させられました。

 特に、個人的にはA→Bの流れをしっかりと考えてミックスしてる点が素晴らしいと思いました・・・
 A面の初めごろはゆっくりと進行し始め、だんだんと上げていき、A面の後半で一度ピークにもっていき、B面の最初でちょっとペースを落としつつも、テンションを維持してアゲ気味に進行し、後半でReggaeっぽい感じに持っていき、最後はソウルフルに終わらす・・・みたいな流れになっていて、グッときましたよ!!
 例示であれば、A面が海までの道のりで、B面が海から帰る道のり・・・みたいで、大変イイですね(^0^)

DSC03647.jpg DSC03648.jpg

 また、コモさんに関しては「技」がしっかりとあるのがポイントだと思います。

 今回の作品だと、切れたカットインとか、スクラッチなどはないのですが、この作品だと「繋ぎ」で技が光ってましたよ・・・
 写真左の大定番である「Yasmin / Wanna Dance」であれば、「Candy Dulfer / Sax-a-go-go」から気持ちいいあたりでカットインし、結構意外なところからYasminに繋いでて・・・かつグルーブの維持はしっかりと保持してる感じで・・・大変素晴らしいです。
 また、写真右の「Dina Caroll」もA面の後半でピークタイムなグルーブを演出するときに、前の曲よりブっこみ気味にミックスし、ナイスなテンションを維持しつつ、グルーブを繋げてるのは・・・これまた素晴らしいです(^0^)
 
 この「グルーブの維持」って意識的に聴かないと分からないことが多いのですが、今回の作品に関しては、ミックスの方向性を考えた上で曲を繋ぎ、テンションを上げたり下げたりして「グルーブの維持・コントロール」を図っており、気付いたら最後・・・マニアならグッとくる選曲方法ですね(^0^)
 こういった部分はリスナー側にも「知識(=レコード、ミックス術など)」がないと理解できない部分が多く、それこそ以前の私だと分からなかったけど・・・やっと大人になって分かった・・・みたいなところも多く、100%の理解をしようと思うと、リスナー側にも理解度がないと厳しいと思います。

 ただ、聴いてると、マニアックな知識がなくとも気持ちよく聴ける流れになっており、曲を知らなくっても、ミックスに対する知識がなくとも・・・自然にノッてしまう普遍さがあるミックスの流れになっており・・・大変素晴らしいと思います。
 また、そのグルーブのコントロールは全体で管理されており、流す部分は流しつつ・・・引っ張ったり、パンチをつけたいところではアグレッシブな展開にしたり・・・とミックスの抑揚の付け方(=物語要素)も上手いと思います。



 今回は文字中心の説明になり、簡潔に説明できないのが悔しいですが、まとめたいと思います。

 コモさんに関しては、上記のように「掘りの深さ」と「技の深さ」がしっかりとあり、知識がないリスナーに対してもミックスの気持ちよさなんかを提示できる「演出性」を内包しており、流石「R&B王子」の名を恥じないDJだと思います。
 今のパブリックイメージだと、中途半端なメジャー展開だったり、ナンパなR&Bなどもプレーしてたりするので「売れ線」なイメージも見え隠れしてる・・・とも思いますが、基礎がしっかりとあっての活動なので、逆に安心したりします(^0^)
 まだまだ、私自身もコモさんに関しては研究中なので、こんなところで止めておきますが、やっぱりスゲーですね!!


 んなわけで、なんらかんら言って、夏にはお勧めの1本でした~♪




<Release Date>
Artists / Title : DJ Komori 「Ocean Fruits 4 // UK taste」
 ※Monthly Fruitsの4周年記念らしいです。
 ※またMonthlyの流れをくんでるらしく通し番号「Monthly Fruits 49」があります。
Genre : R&B(UK)
Release : 2003年夏ごろ
Lebel : Undaprop Wreckordz UWT-086


Notice : 再発テープについて

DSC07413.jpg

 この作品は2004年の夏に、上記のようなVol.3とVol.4が「2 in 1」になった2本組みテープとして再発されています。
 個人的な見解だと、オリジナルのテープはシンガポール産のテープなので、大変質が悪く、テープの擦れがある場合があるので、もしこの作品を聞きたいのであれば、この2本組みの作品で聴くことをお勧めしますよ!!





< 補足 - リリース元について >
 コモさんって「Sugar Bitz」のイメージが強いですが、現段階の研究だと、シリーズによって「レーベル名」を変えてリリースしてるようです。
 
 ・Monthly Fruitsシリーズ・・・ Undaprop Wreckordz
 ・Ocean Fruitsシリーズ・・・Undaprop Wreckordz
 ・R&B Mixシリーズ・・・Sugar Bitz

 以前、私の考察で、Undapropが発展して、Sugar Bitzになり、メジャー展開は「Sugar」、アンダーグラウンド展開は「Undaprop」と使い分けをしてる・・・と書きましたが、コモさんのもそんな感じなんですかね??
 まあ、リリース元は一緒なので、深い意味はないとは思いますが・・・






--------------------------------------------------------------
--------------------------------------------------------------
<近況報告>

DSC03650.jpg DSC03651.jpg

 ココ最近、MUROさんのミックス作品の連打に打ちのめされてます・・・7月だけで5作品リリース(!!)というハーデストワーキンぶりで、全然追いつけず、流石に財布的にもきついので、後で買えそうなのは後回しにしてたりしますが・・・遂に「特大ボム」がきましたね!!

 待望の「King of Diggin'」シリーズの新作である「8」です!! 待ってました~(^0^)

 内容はまだ聴きこんでないので、アレですが、ニヤッとさせるネタがあったりしてて・・・流石の内容(気合の62曲!)なのですが、上記のように、Box仕様・Tシャツ付きで6000円です・・・(^^;)
 一応、このTシャツ付きは500セット限定で、今週末より販売開始したようで、店でみて、値段の高さに「5秒」だけ迷いましたが、買わないわけないです!!
 でも、MUROさん・・・財布的にきついので、普通にCDだけで勘弁にしてください(--;)

DSC03652.jpg

 あと、ついでに最近の新作だと、上の吉澤先生の和物ミックスがボムでした!!
 以前、へたっぴな文章で吉澤先生のことを紹介しましたが、個人的にはコレは待望の1枚で、真っ先に買いましたよ(^0^)
 いわゆる「和物」で、古臭くない曲が少なく、80年代以降の曲が中心なのですが、随所で唸るミックスだったり、ナイスな選曲だったり・・・和物Discoって感じで最高です!!
 ただ、著作権的には「かなり危険」で、トラックリスト的にはこんな感じなので「こっそりと・・・」が大前提になります・・・なので、プレスは500枚、最初は手売りだったけど、ユニオンが限定300枚ぐらいを独占で売ることになり・・・まだ店頭在庫はありますが、ユニオンでなくなったら、今後の入手は難しい・・・と思われますので、気になる方は早目に買ってくださいね~(^0^)
 





\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

編集情報 2011年7月26日
2本組みのテープのことを追加しました。