HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ MURO 「From King's Bin」
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 また、動画ネタになりますが、やっと発掘した一本のご紹介!!
 これは発掘して大正解・・・クオリティーの高さが違いすぎます・・・(^0^)


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 今回は、ミックステープやミックスCDではなく・・・いわゆる「VHS作品=ビデオテープ作品」をご紹介します。

 以前紹介した「DJ MURO / From King's Bin」の元ネタ(?)作品で、VHSオンリーの動画作品です。
 DVD時代の今となってはポピュラーですが、いわゆる「ビデオ・ミックステープ」な作品で、レコードの音源が有名な昔の映画を、その映画の音楽と共にミックスをした素晴らしい作品で・・・制作者は我らのキングこと「DJ MURO」です!! この時点で悪いわけがありません!!

 テープ版を紹介してから、ずーとこのVHSのことが気になっていて、ここ最近の「DJ動画」紹介の流れでDig熱が再発し・・・やっと某ユニオンで捨て値で救出し、視聴と動画吸い上げ&編集をし・・・やっと公開になりました・・・
 個人的には、VHSとテープ版が同じ内容だったのが分かり、一安心だったのですが・・・テープ版以上にヤバい出来なので、気合を入れて紹介しますね(^0^) 


 まず、テープ版を紹介した時に、この作品の経緯を紹介しましたが、ちょっと整理しましょう・・・

 このVHSの作品は2002年1月にリリースされました・・・アンダーグラウンドリリースなので、CiscoとかDMRのようなレコード店のみで取り扱っており、ちょっと話題になりましたが、そんなにはバカ売れはしてなかったと思います。
 その後、2002年11月に、MUROさんと親交のある大阪の「RD Records / Shout!」より写真右のようなテープがリリースされ、今回紹介するVHSの音源をそのままテープ化した内容でした。
 VHSはKODPとしてリリースされたようですが、テープの方は外注仕事になり・・・テープの紹介の時にも書きましたが、個人的にはテープの内容が良かったから音源化の打診があった・・・のかな~と思っています??
 テープに関しては、以前紹介した記事を参照してくださいね・・・

 ・ 「DJ MURO / From King's Bin」



 MUROさんに関しては、旧来より「映画好き」として有名で、今年は和物映画音源だけでミックスした「やさぐれファンク 番外地」をリリースしてますよね・・・

 特に、今回のVHSで多くフューチャーされている「ブラック映画」は、相当好きなようで、サントラ盤のレコードをネタとして知り合ったのがきっかけだと思いますが、レコードを掘ることに留まらず、実際の映像(ビデオ)を掘ったり、その映画のポスターを掘ったり・・・誰にも出来ない「掘り」をしていたようです。
 影響も大きいと思われ、MUROさんのお店であった「Savage」もブラック映画のタイトルだし、そのSavageにはブラック映画のポスターが沢山ディスプレーされてたり・・・また、PVなんかでもアイデアをサンプルしてたり・・・MUROさんの中で「映画」という存在は相当大きいと思います。


 この作品が、どういう経緯でリリースされたのかは分からないですが、MUROさんの「映画愛」をMUROさん流に披露した作品であることには間違えなく、作品を見る限りでは結構気合をいれて作った・・・と感じます!!

 以下で実際の動画も交えて紹介しましょう・・・



「Native Son」「Death Wish」「Three The Hardway」「Come Back Charleston Blue」

 手始めに、イントロから数分間を紹介しましょう・・・イントロからはあんまりメジャーなタイトルではないですが、音楽は聞いたことがありますかね・・・

 この作品では、RareGroove/FreeSoul~HipHop/サンプリング以降に評価された「映画音楽/OSTモノ」の中で、ネタ感だったり、ブレイク感がある曲をDJミックスし、そのミックス音源に「元映画の映像」を当てはめた・・・そんな感じの作品になっています。
 選ばれた曲は、クラシック曲やMUROさんらしい掘りの利いた曲だったり・・・その映画の映像よりも前に「レコードジャケット」が思い付く・・・そんな感じの曲が多く、上の動画を見ていても、そういう方が多いかな~と思われます。

 ただ、この作品に関しては「音楽と映像の融合」がスゲーヤバいですね!!

 個人的には、この作品の音源だけを抽出したテープ作品の方を先に聞いていたので、内容は分かっていましたが・・・耳からだけでなく、目からも作品を感じることが出来るのは、その音源の魅力を更に生かしている・・・と感じました。
 映画音楽な訳ですから・・・その映画の為にある「音楽」なので、その元映像が合わない訳は絶対にないのですが・・・MUROさんにおいては、映像のコダワリもハンパなく、MUROさんにしか作れない「音楽と映像の融合」が素晴らしすぎます!!
 
 例えば、上の映像であれば、イントロの後にすぐ始まる「Death Wish」という映画(40秒目)の「Do A Thing」という曲であれば、ドラムレスなイントロから、ドラムが始まると・・・ドラムのスネアが一発一発と鳴るたびに、映画の発砲シーンで拳銃が発砲する瞬間を合わせていて・・・曲と映像の融合を果たしています。
 また、上の動画の最後の方にある「Come Back Charleston Blue」の3:45ぐらいでは・・・スローな曲調からホーンが突然展開する曲調に合わせ、映像は爆発シーンを入れてます・・・もう細かすぎ!!


 恐らく、映像はMUROさんが持っているVHSを使用し、実際の映像編集は・・・MUROさんがアイデアを出しつつ、映像編集に長けている方が編集をしたんだと思いますが・・・各映画ごとに細かいアイデアがあり、ミックスの良さを引き立たたせています!!
 映像を見てると、あくまでも主題は「DJミックス=音」なんですが、その音を盛り上げるべく、色々とアイデアや編集をした映像を入れている感じで・・・プレイしてる「音楽」が本当に躍動しています(^0^)
 


「Savage!」「Shaft」「Shaft in Africa」


「Across 110 Street」「Cool Breez」「Fantastic Planet」「Pink Panther」「Heavy Traffic」

 他の動画もアップしましたが・・・どの動画もアイデアにあふれた映像編集を行っており・・・「音楽と映像の融合」が素晴らしすぎで、収録されている「音楽」に命を与えてます!!
 細かい編集もかなり多いですが、実際のミックスにおいても拘った繋ぎをしたり、色んなアイデアを出したり・・・早送りが出来ません!!

 上の動画では、MUROさんのお店の名前にもなった「Savage!」から、ド定番の「Shaft」に繋ぎ、その次には続編の「Shaft in Africa」に繋いでます・・・流れの点においてもしっかりと「ツボ」を押さえてますね!!
 ちなみに、この辺りの映画には「エロ」が多く含まれており、MUROさんはこの辺もしっかりと押さえつつ、映像をミックスしていますが・・・YouTubeでは無理っぽいので、アップしませんでした(^^;)
 
 下の動画では、ド定番のAcross 110 Street(Buddhaのジャケネタね)をプレイしつつ、後半ではアニメーション繋ぎをしていますね・・・
 その出だしで「Fantastic Planet」を持ってきてるのは渋いですが、その次の「Pink Panther」では、原曲をネタにしてる「Grand Puba / I Like It」のインストを巧みにブレンドしつつ、声ネタのヒット音に合わせて、PinkPantherチャンが声を出してるような画像をカットインしてます・・・渋いな~(^0^)



 こんな感じで、全編60分程度のミックスが進みます・・・流して見ててもイイですが、真剣に見れば見るほど、MUROさんの映画愛が分かり・・・素人では作れない驚異の作品になっていると思います!!

 結論としては、「DJミックス/音楽を盛り上げるべく映像を融合している」作品なのかもしれないですが、その映像に関してのセンスやアイデアがハンパなく、今見返してもこのレベルの作品を作れる人は・・・そう簡単にはいませんよ!!
 市場では、HipHopやR&Bを中心に、新譜系の曲をミックスしたものや、クラシックな曲をミックスしたものなど・・・ここ最近では海外・国内を問わず、多数のミックスビデオが流通していますが・・・ここまで「気合い」が入った作品は無いと思います・・・

 また、音楽的な視点から考えても、戦略的に編集した映像を入れることで、基礎となるDJミックスを更に盛り上がり、音楽の楽しみ方を更に広げているし・・・映像だけを主眼に見てもしっかりとした世界観(HipHop感とかブラックネスとかレコード愛とか・・・)をアピールしてるし・・・この作品が市場で評価されてないのが不思議で仕方がありません!!


 私自身も、リリースした時に買わなかったのでアレですが、ホント「早すぎた作品」だったのかもしれないですね・・・
 VHSというフォーマットでリリースしたことで、市場から忘れ去られた作品になってしまったかもしれないですが、適当なPVを集めただけのDVDとは「格」が違いすぎます!!

 また、この作品に関しては・・・DVD再発は絶対に反対です!!
 VHSのローファイな画質の方が、収録されている音楽だったり映画の質感が上手く表現出来る・・・と思います。
 市場ではあまり見かけませんが、VHS作品自体に高値がつかない今であれば、絶対に安く買えると思うので・・・興味があれば、VHSのデッキを買ってでも見てください!! それだけの価値はあると思います・・・


 あんまり文章が上手くまとまりませんでしたが、今回の文章では「!」が多いので、個人的にはメチャクチャお勧めですよ・・・
 素人さんにはお勧めしませんが、MUROさんが好きな方、レコードを相当掘ってる方であれば絶対にヤラれると思いますので・・・頑張って掘ってくださいね(^0^)



<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「From King's Bin」
Genre : Soul、Funk、RareGroove、HipHop
Release : 2002年1月
Lebel : KODP No Number
Notice : インデックスは無いですが、最後の方で、スタッフロールに模して作品のトラック紹介があります・・・これはカッコいい!! あと、おまけでシールが付いていますね(^0^)



<追伸>
YouTubeにはYouTube独自の住人さんが・・・世界的におられるんですね!! 普通に動画を上げて、海外の方と思わしき方に「Dope」とか言わると、なんか嬉しいですね(^0^)





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DJに関する動画 その3 ライブ特集
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 え~、毎度の迷惑企画の第3段です・・・今回は「ライブ」の特集です!



<はじめに>

 第1回、第2回とマイナーな番組を紹介してきましたが、今回はテレビなどで「なぜか」放送された「ライブ映像」を紹介したいと思います。
 連休明けから時間を見て吸い出し&編集をしてて・・・やっと紹介までこぎつけました(^^;)


 今であればMTVなどの専門チャンネルがあったり、インターネットがあったり・・・アーティストの動く姿は簡単に見ることが出来ますが、ちょっと前までは簡単に見ることができませんでした・・・
 その動く姿の中で「ライブ映像」も、なかなか見れない部類のもので、個人的に好きなアーティストのものは録画して何度も見返していました・・・今回はそんな動画を紹介します。

 今回紹介する動画は、正直書くと、モノによってはビデオやDVDで販売もあったりします・・・なので、内容によってはそんなには珍しくないかもしれないですね。

 ただ、お金がそんなになかった子供の頃、タダに近い形(親が色々と払ってはいたでしょうが・・・)でそれが見れたのは大変大きく、今まで紹介した動画と同様に役立ちました。

 また、どの動画もテレビで放送はされましたが、大々的な告知がなかったり、テレビ欄にも載ってないような・・・テレビ放送における「隙間」で放送されていたものが大半なので、放送されたこと自体を知らない方も多いかもしれないですね・・・


 ンなわけで、今回は個人的な思いを挟みつつ、ゆる~く紹介をしたいと思います(^0^)


 <注意事項>
   ・今回の動画は、実際に販売してる動画もあるので、YouTube上での
    表記は「かなり曖昧」にしました・・・予めご了承ください。
   ・その他の注意事項は「その1」の記事を参照してください~
   ・もっと大きい画像で見たいときは「私のマイチャンネル」へどうぞ~




< Jamiroquai Japan Tour '95 >
                    1996年ごろ? NHK-BS


「Revolution 1993」~「Blow Your Mind」


「Space Cowboy」

 いきなり微妙な動画かもしれないですが、DJがいた頃のJamiroquaiのライブ映像です。

 ライブ自体はセカンドアルバムが出た後の1995年頃、東京でのライブ(Ebisuガーデンホール)で、調べてみると、セル販売は無かったようで、ボチボチ貴重な映像かもしれないですね・・・
 んで、放送は・・・我らの「NHK様」で、BSの深夜帯に突然放送されましたが、流石です・・・以前も書きましたが、NHKってイイ所を突いてきますよね!!


 ライブ的には、ちょうどセカンドアルバムが出たちょっと後ぐらいで、ライブではファーストとセカンドの曲を中心に進めていますが・・・見返してみたらメチャクチャカッコいいですね!!
 今となってはポップスターに成り上がって(成り下がって?)しまい、このブログを見てる人には対象外になってしまったかな~と思いますが、この頃に関しては、ライブの完成度が異常に高いっすね!!

 分からない方に補足しておくと、Jamiroquaiって90年代のUKにおける「Acid Jazzシーン」からデビューしたバンドで、音楽的には過去のSoulとかRareGrooveやJazzをしっかりと消化した「生音」が中心にある音楽を作っていたと思います。
 当時は、現代のスティービー・ワンダーなんて呼ばれていましたが、あながち間違ってなく、スティービーが作ったような「グルーブ」を、現代の感覚でプレイしており・・・個人的には凄い好きでした!!

 私が中学生だった頃(93~95年ごろ)、洋楽ファンの間で盛り上がり、私も興味先行でCDを買ったら・・・一発で好きになり、当時はSoulとかRareGrooveとかAcidJazzとかを全く知らずに聞いてました・・・
 私が「Rock(=白人?)」的な音楽嗜好にならず、「Soul(=黒人?)」的な音楽が好きになったキッカケかもしれないですね~
 なお、この動画のライブには行かなかったですが、サードアルバムが出た時の武道館(97年くらい?)は行きましたよ・・・でも、その後はポップになってしまい、興味が無くなってしまいました(^^;)

 
 ンなわけで、ライブですね・・・いや~カッコいい!

 今のちょっとデジタルライクな音を想像してしまうとビックリしますが、この頃は生音にこだわったライブサウンドで、オルガンとかホーン隊の音や、ベースやドラムのリズムセクションの良さなど・・・レコードカルチャーの洗礼を受けた方であれば絶対に反応する「音」だと思います。
 正直に言うと、DJは邪魔だと思います(当時はコレも売りだった)が、RareGrooveやHipHopカルチャー以降の感性が生きた音になってるかな~と思います。

 特に下段の大ヒット曲「Space Cowboy」のアレンジは素敵で、ライブで聞いたらヤラれちゃうな・・・今となってはJK氏が嫌いだったHouseミックスばかり聞いてますが、オリジナルもイイですね!!
 ちなみにこの曲は「Big麻」を歌った曲で、ライブでも仕草をしたり、DJが「Cheeba~」とスクラッチしたりしてて・・・この点はNHK的にはOKだったんですかね??
 

 個人的には、期待をせずにビデオを見返しましたが、再びJamiroquai熱が高まってしまい、ファーストとセカンドの頃の12inchを買い集めることが目標になりました(^^;)
 あと、マニアックな話だと、このNHKで放送された動画が、P2P系の海外シェアで流布してる(違法ですよ~)みたいですね・・・海外の方も絶対ヤラれるはずです!!




< 華麗なる世界のトップDJの共演 >
                     2000年頃?  NHK-BS


DJインタビュー、DJ Hangerのプレイ


有名DJの合同セッション

 んで、今度もNHKモノです・・・タイトルがNHKっぽくて最高ですね(^0^)

 これもNHKーBSの深夜帯に突然放送された番組で、機材メーカーであるVeataxが主催をしたいたDJバトルの世界大会である「VESTAX EXTRAVAGANZA 1999」の模様を放送しました。
 内容自体は、上の動画の後半のように大会の内容(DJ Hangerが若い!)を中心に進み、その合間で下の動画のようなプロDJのプレイが見れるといった感じで、ベスタからビデオもリリースしてるので、大会自体は見たことがある方が多い方と思います・・・

 ただ、面白いのが、各所で挿入される「DJに対してのインタビュー」はNHK独自の取材のようで、これがイイですね!!

 ビデオを伸びかかっていたので、見づらい映像かもしれないですが、上の動画のようにQ-BertやMelo-Dが真面目にコメントしており、当時盛り上がっていた「ターンテーブリスト」という存在を真面目に取材していますね。
 第一回目の時、NHKでDLがフリースタイルしてる動画を出しましたが、NHKでターンテーブリストのことを真面目に語るQ様も貴重な映像かと思います!

 私も見返してて、このインタビューがツボに入り、音楽誌や音楽番組でしか登場しないDJ達が、報道番組っぽい固い感じのインビューを受け、それに真面目に答えているのが面白かったです(^0^)
 ちょうど時期的にはタンテ&ミキサーを使用して音楽を奏でる「ターンテーブリスト」という存在が、彼らの地位向上の為に真面目に語られ、名乗るようになったDJが増えた時期で・・・その意識の高さはQ様のインタビューで分かると思います。

 なんか、小難しい内容なんだけど、分かりやすくまとめてるところがNHKっぽく、見ていて「NHKスペシャル」を見てるみたいです(^^;)




< Rhymester King of Stage Vol,3 >
                    2000年初頭? 東京MXテレビ


「イントロ」~「キングオブステージ」

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 これも多分ビデオでリリースしたことがある映像かと思いますが、テレビでは微妙な形で放送されましたよ・・・

 言わずと知れた「Rhymester」の名物ライブである「King Of Stage」1999年11月25日に東京・新宿Liquidroomで開催されたライブ(フライヤー左上)の映像で、彼らの名アルバム「リスペクト」(写真右上)リリース後のライブツアーの集大成として開催されたと思います。
 
 放送自体は、ライブ当日にCS放送の「Viewsic(現Music On! TV)」で生放送されたそうで、そのダイジェスト版を東京MXテレビのような地方ローカル局が買い取り、深夜帯にひっそりと単発で放送されていた・・・と記憶してます。
 記憶だと、ブラストのミニコミ記事でこの放送があることが小さく書かれ、全国津々浦々のローカル局で、バラバラな日に放送されていた・・・ようで、この放送を見たって方は少なくは無いかもしれないですね。


 内容的には、上の動画のようにライムスター節が炸裂のメチャクチャ熱いライブで、出だしの「客いじり」や、ライブではド定番の「♪ライムスターがライブしにやってきた!♪」のコール&レスポンスなど・・・観客の盛り上がり方や一体感がハンパないですね!!
 HipHopが好きな人だったら、この「熱さ」が分からないとウソでしょう・・・上の動画を見ただけで、ライムスターが「King of Stage」であることが分かると思います!!

 私もこの頃は大学生で、このライブは行きたかったんですが・・・バイトかなんかで行けなくって、この放送を見て悔しい思いをした記憶があります・・・
 このライブのあった夏に「リスペクト」がリリースされ、すごい聞いたし、影響も受けたし・・・そして、色んな所から「ライムスのライブはヤバい!」って言われてたので、行きたかったな・・・
 ちなみに、私は社会人より前の頃は「現場」には行かずに自宅学習をすることが多く、社会人を過ぎてから現場に機会があれば行くようになった・・・という、ちょっと変わった経歴があります(^^;)



「Bの定義」~「B-Boyイズム」


「And You Don't Stop」

 放送的には1時間程度で、恐らく2時間程度のライブを世界観を壊さずに抜粋する形で放送しており、当時もよくビデオを見てたし、今見ても素晴らしい内容ですね。
 油が乗っていた時期と言ったら今のライムスに失礼ですが、この時期は色んな諸条件が重なり、最高の状態でのライブが出来たんじゃないかと思います。


 その中で・・・やっぱり上げないと行けないのが、上の2本における上の動画ですかね・・・歴史的名曲である「B-BOYイズム」なんですが、曲への持って行き方がヤバ過ぎです!!

 RockSteadyのダンスから、総帥であるCrazy-Aが登場し、アルバムにおいては「B-BOYイズム」の前の曲である「Bの定義」をキックし・・・終わったところで一気にあのイントロから「B-BOYイズム」に流れる・・・という間違えない流れで、これに反応しない「Bな輩」はいないでしょう!
 B-Boyイズム自体、さんぴんを通過し、日本語HipHopブームを体感していた少年達の「テーマ曲」みたいなもんで、ある種のフロアキラーだったりするのですが、こういった素晴らしい展開をつけたのはライムスの良さでもあり、時代も味方してたんだな~と思います。


 また、個人的にはこのビデオを見て、興奮する以上に泣いちゃいました・・・

 特に、下の動画でキックされてる「And You Don't Stop」は・・・酒を飲みながら見てたのもあったかもしれないですが、感涙です・・・
 シングル化されてないけど、ライムスの名曲の一つで、知らない方は早送りをせずに歌詞を聞きながら見て(聞いて)ください・・・

 歌の内容としては「HipHopを追い続け、気づいたら大人になったけど・・・」という感じの曲で、2番目の士郎さんの歌詞が分かりやすいですかね・・・分かりやすく書くと「ダメな俺達だけど止まらずに行こうぜ!!」ってところですかね。
 自分も、この曲を士郎さんたちが書いた30近くになり、歌詞の内容が等身大で分かるようになり、歌詞の時点でヤラれてしまいましたが、ライムスの歌詞において「ダメ男を救ってくれる」みたいな歌詞はホント素敵だと思います・・・B-Boyイズムイズムにおける「♪テレビドラマの中~」もヤラれますね!!

 もちろん、この曲の歌詞であったり、このライブの頃の懐かしさもあって泣いたのかもしれないですが、こんな素晴らしい「時代」を体験してきた・・・みたいな「誇り」が自分の中で再考され、俺ももっと頑張ろう・・・って思いました。


 昔を振り返り過ぎるのは良くないですが、こんなライブをやられちゃ後進達が出てこないですよね・・・ライムスター万歳!!




< Hip Hop Royal 2000 >
                  2000年10月15日 SpaceShewewTV

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 今度は音楽専門チャンネルのモノになりますが、今となってはある意味「レア」なイベントで、動画を貼る前にちょっと前ふりしますね・・・・

 HipHop人気が上り調子だった2000年10月15日に、音楽専門チャンネルである「Space Shewer TV」が仕切って開催されたイベントで、さんぴんでお馴染みの「日比谷野外音楽堂」で開催されました。
 午後2時ぐらいから夜8時ぐらいまでの長丁場のイベントで、写真右のようなスケジュールで色んなアーティストが出演する・・・といった感じで、変な話、00年の「さんぴんキャンプ」ってところでしょうか?

 ちょうどこの頃、You the Rockさんがスぺシャに出始め、放送局側とタイトになったことや、HipHopがブームになり、大きなイベントをしたい・・・みたいな思惑があり、ユーさんがメイン司会として開催された・・・と記憶しています。
 一応、内容的には、当時のユーさんが信条にしていた「エデュテイメント」的なイベントを標榜してたみたいで、サブタイトルに「Wake Up! You Can Do It! Word Is Yours!」と掲げ、青少年達への啓蒙もあったみたいですね・・・今となってはアレですが、当時のユーさんはシリアスだった・・・ってことで留めておきましょう。


 んで、この放送の凄いところが、たまにCMが入りますが、全てを「生放送」で中継していることです!!
 私はイベントには行ってなく、6時間連続でテレビを見ながら録画してましたが、かなり疲れた記憶があります・・・出演するメンツも、当時を代表するアーティストが多く、食い入って見てたからかもしれないですね・・・

 まあ、内容的には、各アーティストが15分から30分ぐらいの「営業セット」を繰り返す感じだったりで、さんぴんの時の「熱さ」がないし、雷のメンツが集まっても「証言」をやらなかったり・・・パンチに欠ける感じではあるのですが、こんなイベントが出来たのは大きいかな~と思います。

 動画の紹介は、流石に私も6時間連続で見ることはせず、気になるところだけ見て、面白い部分だけ下に貼りましょう・・・マニア向けですかね(^^;)



「エンディング フリースタイル その1」


「エンディング フリースタイル その2」


「エンディング フリースタイル その3」

 上に上げた3本は、エンディングでやった出演者紹介&フリースタイルで、約20分ぐらいに渡って「Freedom / Get Up And Dance」の2枚使いの上で色んなアーティストがマイクを取り合っています!!
 有名アーティストから無名な新人まで、マイクを奪い合いながら怒涛のフリースタイル地獄で、これは色んな意味で見ごたえがありますよ!!

 細かいところを言えば切りがないですが、新人たちの「俺が目立ってやる感」だったり、ベテランたちがマイクを持った時の「空気が変わる感じ」だったり、レアな人物のフリースタイル(スチャのボーズ氏)だったり・・・日本語HipHopマニアには色んな意味で堪らないかな~と思います。

 特にチェックしていただきたいのが、2本目の4分ぐらいで登場する妄走族の般若のフリースタイル・・・生放送であることを気にせず、放送禁止用語の連呼が最高です・・・その時のユーさんの顔も必見です(^0^)


 なんか、HipHopって、音楽ではあるんだけど、音楽として「整ってない」のが魅力だと思うんですよ・・・

 上手く説明しようと思うと、文が長くなるので、割愛しますが、上のフリースタイルがその魅力を上手く表してるように思えます!
 音楽という枠の中で、枠の中に納めてしまうのでなく、その枠からはみ出してしまったのまで表現する・・・っていうところだと思いますが、こういった「表現」は決して忘れてはいけないですね!!




<SSS Dry&Heavy特集>
                      2002年頃 SpaceShewewTV


「Reverse Again」

 またスぺシャものですが・・・これは動画が曲がってますね(^^;)
 あっ、ソロバンさん、お待たせしました!!

 たまに「好きだ」と書いていますが、私が好きなReggaeのDubバンド「Dry&Heavy(以下ドラヘビ)」の特集で、4thアルバムが発表される直前に開かれた「新作お披露目会」的なライブの模様を特集しています。
 動画の通り、2002年4月に青山Cayで開かれたもので・・・当時から好きでしたが、青山という土地(実際は表参道だけどね)にビビって一方的に行けませんでした(^^;)
 また、探せばフライヤーもあるはずなんだけど、出てこない・・・

 ドラヘビについては、昔紹介したテープの記事(Cassette Tape Maniacs!! Live in NZ 2003)を読んでいただければ、こんなバンドだということが分かるかと思いますが・・・HipHopしか好きじゃない方でも、上の動画を見て反応をする方もいるかな~と思います。
 上の動画は、メンバーに成り上がった(?)The Kさんの泣きのギターが冴えわたる「Reverse Again」という曲で、ドラヘビの良さが出てますね・・・ドライでヘビーなリズム隊(ドラム、ベース・・・)と印象的な浮モノ(ギター、歌・・・)が絡んでおり、個人的にも好きな曲です。

 番組はこの日に行われたライブを中心に、各メンバーにインタビューをして、新アルバムを盛り上げる・・・みたいな内容で、当時は真面目にファンだったので、標準録画をしましたが・・・テープの伸びには涙です(^^;)
 他の曲は上げませんが、新アルバムの曲(New Creationとか)を中心に演奏しており、ドラヘビの良さが伝わるかな~と思います。




 ただ、今回の紹介においては、実はライブはどうでも良かったりします・・・というのは、この上の動画がボムだからです!!

 上の動画では、ドラヘビのメンバーでミキシングを担当する「内田直之」氏のダブミックスが見られる貴重な動画で、これを掘り起こしたく、ビデオテープからの抜き出し作業をしていました!!
 番組上では、ライブの合間のミニコーナー的に扱われていましたが、これを見ると、ダブと言う音楽のカッコよさがわかるんじゃないか・・・と思います。

 
 まず、ダブについて説明しておくと・・・Reggea流のリミックス音楽と言えば分かりやすいですかね??

 スタジオ内でバンドが録音した音は、各パートごとに録音されており、それを一斉に鳴らすことで、初めて一つの曲になります・・・その各パートの音を調整し、一つの曲にカッコよく仕上げるのが内田さんが担当する「ミキシング・エンジニア」で、普通は完全な「裏方」になり、本来はバンドなりプロデュースする人の指示に従って調整をするスタッフになります。

 しかし、ダブという音楽は、そのエンジニアが、自分の意志で自由に音の調整を行い、一つの楽曲に仕上げる・・・というスタンスがあり、その面白さに気付いた70年代のレゲエ・エンジニア(リー・ペリーとかマッド・プロフェッサーとか)が広めた手法(?)になります。
 動画を見てると、内田さんが卓をいじって、各パートの曲を入れたり消したり・・・時にはエコーを入れたり・・・そんな感じで、既に録音されているバンドの音を、エンジニアの解釈で自由にミックスした音楽になります。

 つまり、ダブにおいては、裏方であるはずの「ミキシング・エンジニア」もアーティストと同等の位置があり、時にはプロデューサー的な位置だったり、バンドメンバーと同等の位置になんですね!
 ドラへビの内田さんも、バンドメンバーとして連ねており、ライブでは、舞台の横でガシガシとダブミックスをかましてますよ!
 
 
 動画では、今回の題材である4thアルバム収録の名スローである「Show a Fine Smile」を用いて、恐らく即興のダブミックスをしていますが・・・初めて見る方は「?」でしょうが、ある程度スタジオ知識がある方であれば、驚くでしょう!!
 もう、一般的にあるスタジオマナーを無視して、エンジニアが思うがまま、卓をいじり、一つの曲に作り上げていく姿がカッコよく、音楽が本来持つ「自由」を体現してる内容かと思います・・・

 私自身は、ダブマニアでもないし、レコードを買ったり、現場には行ってないですが、この「感性」や「考え方」には影響を受けましたよ・・・
 MUROさんが3月ぐらいにリリースしたミックスCD「Rap-A-Dub」でも言ってましたが、音楽の構造としては、バンドがなくってもレコード2枚使いすれば音楽になる・・・という「HipHop」と同様に、いわゆる「既存のルール」に従わないで自由な音楽なんですよね・・・なので、MUROさんがハマったのも私は理解出来ました!

 この動画のような音楽(レゲエでルーツっぽい感じ?)に関しては、好き嫌いがあると思うのでアレですが、こういった「自由な行為」というのを知るだけでも勇気になるんじゃないでしょうか?
 また、こういう単調な音楽が嫌いじゃない方も、エンジニアの方がミキサー卓で気持ちを入れた音を、良いスピーカーの前で聞くとヤラれますよ・・・レゲエはやっぱり現場の音楽ですから・・・体と心を優しく、時に厳しく包んでくれる「音」があって初めてレゲエは成立するのかな~と個人的には思います・・・どうすか、ソロバンさん?(^0^)


 なお、動画でも内田さんが言ってますが、使用しているミキサー卓の初代の持ち主が「矢沢永吉」さんで、かなりビンテージな卓を使ってるんですね!
 それを使ってドラヘビのアルバムが出来てるなんて・・・なんか音楽の輪廻転生じゃないですが、ロマンチックな話ですね・・・(^0^)




<Count Down Groove Nile Rodgers特集>
                      1996年 日本テレビ系列


<JT Super Producers LiveのCM>


<実際の番組>

 さ~て、今回紹介する動画の最後で・・・かつ、次回の動画特集の「フリ」にもなる動画です!!
 これはChanparaさん向きですね・・・ある意味、結構貴重な動画かもしれないです。

 この番組は、日本テレビ系列で土曜の深夜に放送された「Count Down Groove」という番組で紹介された特集で、この番組自体は、自分の音楽形成においてメチャクチャ重要な番組です!!
 テープも結構残ってて、次回の動画特集では、この番組オンリーで行く予定で、現在は吸い出しと編集を行っていますが・・・このナイルの特集は、今回先に紹介した方がいいな~と思い、前倒しで紹介します・・・


 内容としては、1996年4月に開催された「JT Super Producers Live」で主役を務めた「CHICのNile Rodgers(以下ナイル)」の特集で、そのライブの映像を盛り込みながら・・・ある大切な事件に触れています・・・
 上の動画は、そのライブの事前CMで、下が実際の特集になります・・・なお、下の動画は相当酷い画像になっていますが、これは元テープがカビてて、色々と清掃し、なんとか見れる状態にはしました・・・すみません(--;)

 ナイルと言えば、言わずと知れた「CHIC」の片割れで、CHIC時代には「Good Times」や「Le Freak」など多数の名曲を発表したり、80年代以降もプロデュース活動に余念がない、名プロデューサー/ギタリストですね・・・名前を知らなくっても、絶対聞いたことがある曲をいっぱい作ってますよ!
 もっと詳しく知りたいなら、頼れるダディーであるChanparaさんのブログを見てください・・・色々と教えてくれるはずです(^0^)

 そのナイルを中心に関連アーティストを集め、一つのコンサートを開きましょう・・というのが「JT Super Producers Live」で、このナイルの年以外にも、90年代は何度か開催をしていたようです・・・
 

 ただ、このライブで重要なのは・・・ナイルの永遠の相棒である「Benard Edwards(以下バーナード)」が参加し、ライブ終了後、滞在していた日本のホテルで亡くなられたことです・・・


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 バーナードは名ベーシストとして呼ばれ、CHICの大名曲である「Good Times」のあのベースライン(ボン、ボン、ボン~)を考案した人物で、HipHop世代なら絶対お世話になってる方だと思います。

 詳しくは、この動画を見れば詳細が分かると思いますし、本当に知りたいのであれば、私が以前紹介した「吉岡正晴 / ソウル・サーチン - R&Bの心を求めて」を読んでください・・・愛にあふれた名著です。

 この事件の頃、私は高校生になりたててで、新聞やテレビニュースはきっと見てたんだと思いますが、その当時はあまり引っかから無かったので、記憶にはありませんでした・・・ただ、吉岡さんの本を読んでことの重大さに気付き、ビデオ発掘では真っ先に抜きました・・・
 
 このことは、突然の逝去だっただけに世界中の音楽ファンや関係者・・・そして永遠の相棒を失ったナイルは相当ショックだったと思います。
 番組では、ライブの画像も出してますが、貴重なオフショットも撮影されており、ライブ終了後の打ち上げ(ベルファーレで打ち上げって!)でのバーナードが拝見できます・・・もしかしたら最後に撮影された姿なのかも??


 この特集の価値は私からは説明できません・・・興味のない人にとっては興味がないかと思いますが、彼やCHICの音、そしてナイルの音が好きな方だったら興味があると思い・・・上げてみました。
 とりあえず、ナイルの話題はココまで・・・です、すみません・・・




< 最後に >

 いかがだったでしょうか?
 最後は微妙な終わり方ですが、今回もイイ感じに紹介出来て、個人的には満足です(^0^)

 先週は出張で疲れ、土曜も休日出勤で疲れ・・・行こうかな~と思ってた「Body & Soul」も行かず、家で休みつつ、この紹介を書こうかな~と思ってたら・・・メチャクチャ書きましたね(--;)
 ただ、今回も「こんなことを書こう」とかは思ってたので、結構作業的には楽でした~♪

 まあ、普通に入手できる動画もあるので、あんまりレアリティーは無いかもしれないですが、私の戯言を読みつつ動画を見てくれれば幸いです(^0^)


 ンなわけで、次回は予告しちゃいましたが「Conut Down Groove」の特集で行きますよ~♪ 
 これも動画を掘れば掘るほどイイ動画が出てきます・・・が、大半のビデオがカビてて取り出しが出来ないのもあり、なくなく吸い出しをあきらめたのもあります・・・(--;)

 では、次回をお楽しみに~♪



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< おまけ動画 >

 動画は上げたんですが、文章を書いてたら、紹介の流れから外れちゃった動画があり、おまけで貼っておきます~♪
 


 再生すれば分かりますが、ニトロのライブで、スぺシャで放送されたものです。

 最初のアルバムがリリースされ、その後に企画されたツアーの東京公演(渋谷のクアトロ)の様子で・・・メチャクチャ熱いですね!!
 ライムスターのライブと同様に「HipHopの熱さ」があったので紹介しようかな~と思いましたが、文章を書いてたら、文章の流れが悪くなるので、載せられなかったです(^^;)
 
 今のニトロのライブは分からないですが、こういった「熱さ」は今後も伝えていかないといけない・・・と私は思います(^0^)
 ちなみにこのライブ、意外とYouTubeに上がってないようで・・・意外と貴重かも??


 あと、独り言ですが、今日のBody&Soulは、大雨でしたが開催したのかな? 「Hold Me Tight In The Rain」とかプレイされたのかな?? 調べればイイのですが、疲れたので調べるに至らず・・・(^^;)






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<追記> 2012年3月26日

当サイトのポリシー変更に伴い、この記事で紹介をした動画を削除致しました。予めご了承ください。




DJ Hasebe 「DJ Hasebe #1」
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 え~、Back to the OldSchoolってなわけで、マスターに続き、90年代中ごろの作品を御紹介します~♪
 ジャケだけじゃ誰の作品かわからないですが、言わずと知れたHasebeさんの初期作です!


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 現在も一線で活躍するHipHop系DJ/Producerである「DJ Hasebe」さんの初期作で、調べによるとオフィシャルなミックス作品としては処女作(?)になるそうです。

 リリースの経緯としては、当時Hasebeさんが利用していたCisco渋谷店の勧めで自らテープを製作し、その後も人気が出たことから写真左のように計4作品リリースされたシリーズになります。
 また、Hasebeさんに関しては、Producerとしての活動が本格化した90年代末ぐらいまではボチボチとテープを出していて、このシリーズ以外にも、写真右のようなレコード店から依頼されて作ったテープもあります・・・


 先日御紹介したマスターの作品では、90年代中ごろのミックステープ事情において「洋服屋さん」が大切だったと書きましたが、当然「レコード屋さん」の存在も重要で、ミックステープの重要な供給源だったと思います。
 当時のCiscoだったり、Manhattanだったり、レジ付近に陳列されることが多く、DJ初心者が多かった当時においては、貴重な「教科書」のような感じで売れていた・・・と記憶しています。

 もちろん、単純にHipHopが好きだからテープを買うって人も多かったと思いますが、96年ぐらいだとDJ初心者がまだまだ多く・・・特にクラブには厳密には行けない「中高生」が多かったので、プロDJのプレイが簡単に聞けるミックステープで勉強した方が多いと思います。
 当時の私も、そんなにはお金がなかったので買えませんでしたが、興味があるタイトルは購入し、スクラッチや2枚使いの参考(こういうタイミングでやるとカッコいいのか~みたいな)にしてました・・・(^^;)


 そんなわけで、このHasebeさんのシリーズも結構買った方が多く、これで勉強した・・・って方も少なくは無いと思います。
 では、紹介に行ってみよ~♪


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 まず、選曲面の話をしましょう・・・
 
 このシリーズは基本的には「新譜」ミックスなので選曲的には指摘するところが少なく、トップのジャケ写真のような選曲をしており・・・まあ、Hasebeさんの個性や特色が映し出された選曲になっているかな~と思います。
 当時のHipHopをメインに、かなり渋い曲が多いのですが、特にポイントなのが「Hasebe作品」をいち早く収録しているのがポイントで、シリーズを通して一つのアクセントになっているかと思います。

 この作品だと、ちょうどリリースしたぐらいの「DJ Hasebe feat Mummmy D & Zeebra / アイスピック」「DJ Hasebe feat Hill The IQ / 蜘蛛の糸」が収録されています・・・写真のレコですが、今回はレコ写はどこぞやからお借りしました・・・(^^;)
 また、この作品では、ブレンドでHasebeさんの大名曲「Sugar Soul / 今すぐ欲しい」のインストを使用しており(De La Soul / The Biznessとですよ!)、「今すぐ欲しい」は97年のリリースなので、リリースする前からインストは出来てたんですかね・・・??

 歴史的にみると、Produceの仕事が増えてくるにつれミックステープは作らなくなるのですが、シリーズを通してHasebe作品がいち早く聞けたり、この作品には無いですが有名MCのフリースタイルがあったり・・・と、当時においては価値がしっかりとあったと思います。
 テープを出すことでHasebeさん自身のプロモーションも出来るし、リスナー側も日本語の曲だと結構聞きやすいし・・・結果として自分の曲を入れたことは、リスナーに対しては良い意味で「間口の広さ」を広げた作りになったのかなと思います・・・
 また、今聞き返してみても「今すぐ欲しい」のことなんかは興味深いし、他のシリーズではSugarSoulの未発表曲も入ってたり・・・かなり面白いでよ(^0^)


 んで、ミックスの方は・・・かなりイイですよ!

 新譜ミックスなので、ミックスの流れはそんなにはないですが、2枚使いやスクラッチがガンガン入ってて、今聞き直してもかなり上手いと思います・・・それも「Pete Rock & Large Professor / The Rap World」なんかで擦ってますよ!
 Hasebeさんって、そんなに技を入れるイメージは無いのですが、この作品を聞いてる限りではかなり上手です・・・
 マスターのようなゴリゴリとした感じではなく、フィル的な感じでクールに攻めてきます・・・Hasebeさんっぽいと言えばHasebeさんっぽいコスリですが、結構聞いてて意外でした(^0^)

 また、作品において多用してるのが「ブレンド」で、当時のヒット曲である「Nas / If I Ruled The World」では、ベタなブレンドではあるのですが、Nasの過去のヒット曲(The World Is YoursとかHalftimeとか)を上手くミックスしながらブレンドをしています。
 私が聴いた感じだと、オンタイムでやってるのかな~(タンテが3台ないと無理かな?)とも思いましたが、原曲のアカペラが持つグルーブを切らないブレンド(ココ大切!)をしており、かなり上手いです・・・



 いわゆる「新譜ミックス」なので、そんなには評価するところがないのですが、Hasebeさんの個性だったりセンスがしっかりと出た作品になっているかと思います。

 また、この紹介を書くにあたっては、何度も聞き返さなかったのでアレですが、かなり「考えて作っている」感じもポイントですね・・・
 特に、作品において様々なアイデアを導入し、単純なミックスで終わらせない作品作りは・・・現在のStudio69名義でのミックスCD作品に繋がる部分が感じられます(^0^)

 無理して買うほどの作品ではないですが、興味のある方は是非聞いてみてくださいね~♪




<Release Date>
Artists / Title : DJ Hasebe 「DJ Hasebe #1」
Genre : HipHop
Release : 1996年
Lebel : DJ Hasebe No Number



<PS>
大したことじゃないですが、今週は連泊で東北の方に出張に行くので、留守がちになります・・・ただ、レコード屋が全くない所みたいなのであまり気が乗りません(--;)


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<追記> 2010年5月23日

 毎度、お世話になっている「ソロバンさん」より、次のインタビュー記事の紹介があり、参考資料として転記させていただきます!!
 も~、書きうつし作業、ほんとご苦労様です!!!


クイックジャパン VOL.25 DJハセベインタビューより

「96年5月ぐらいだったかな。俺が25の誕生日を迎える前に、けっこうまとまった額の入金があって。そこで三か月ためてた家賃を多少払っても、お金がちょっと余って。『これで何かしなきゃ!』と思ってミックステープを出すことにしたんです。その頃、普通のラップを普通にミックスしたテープを出してる日本人がいなかった(※)んですよ。で、『あ、こんなとこに盲点があったのか』と思って。自分で業者に発注して、ミックスして、インデックス作って、まずシスコ限定で300本だけ卸したんですけど、数日で完売したんですよ。その頃には自分にも多少のネームがついてたんでしょうね。
で、すぐに売り上げが手元に30万とか40万とか入ってきて。で、『これはすぐにナンバー2を作ろう』と思って、その売り上げで次を作って。それがまた1200本とか売れたんですよ。で、軽く100何万円が自分の懐に入ってきて、すぐにナンバー3を(笑)。ナンバー3まではけっこうコンスタントに作ってたんですよ。ナンバー3も2000本以上売れたし。でも、こういうのってDJが金を稼ぐ時のひとつのスタイルとして、アメリカでは当たり前のようにあるものだし。この頃から、同じことを日本人がやっても売れるようなったっていう。
そこでやっと生活が安定したんですよ。ネームがあっても食えない状況が、日本語ラップが盛り上がってからも一年ぐらい続いてましたけど、25歳を前にして『ああ、やっとこれで食えるんだ』と思えた」

※MUROがヒップホップのサンプルネタだけを集めたミックステープ「KING OF DIGGIN」やDJケンセイが日本語ラップだけを集めたミックステープ「ILL VIBES」は出ていたが、いわゆる“普通のミックステープ”は当時はなかった。







DJ Master Key 「Hardest Working Vol,01」
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 最近、割と有名な作品ばかり紹介してたので、ちょっとマニアックな作品のご紹介・・・時代を感じますが、こういうのは嫌いじゃないです(^0^)
 言わずと知れたトップDJである「DJ Masterkey」さんの初期作で、ゴリゴリなHipHopがたまらないっす!


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 この作品は、1996年頃にリリースされていた作品で、マスターのミックス作品としては初期の作品になります・・・時期的には日本にBuddhaの一員として戻ってきて、人間発電所がリリースされた前後ぐらいの作品かと思います。
 調べによると、この作品は「Rhyme Clothing」という洋服屋さんが製作&配給をしていたようで、写真右のように、シリーズとして計6本計8本がリリースされており、今回紹介するのはシリーズの第一弾に当る作品です。


 以前も書いたことがありますが、90年代前半から中盤にかけて、HipHopを支えた存在として「洋服屋」さんの存在は大変大きく、色んな意味で「協力」をしてた存在だと思います。

 HipHopって、なんらかんら言って「ファッション」が重要な音楽・文化なので、初心者がHipHopを表現したいときは・・・今も昔も「ファッション」から入るので、洋服屋さんが「入口」になることが多かったと思います。
 特に、90年代中ごろのHipHopブームが起こった頃は、HipHopの音楽や文化が分からなくっても、ダボダボなジーンズとオーバーサイズなTシャツを着てればOK・・・みたいな流れがあったので、音楽市場以上に洋服屋さんには人もお金が流れてたと思います。

 この限りにおいて、人も資金もあった洋服屋さんは、結果としていろんな形でHipHopに対して貢献があり、その一つが、この作品のように「ミックス作品の配給」だと思います。

 当時って、ミックステープとかってそんなには大っぴらに売ってなかったり、レコード屋さんでもそんなには扱ってなかったこともあり、洋服屋さんが貴重な入手場所の一つでした・・・今もミックスCDが洋服屋さんで買えますが、当時の方が貴重だったかな~と思いますし、地方でレコード店などがない方だとメチャクチャ貴重だったと思います。
 特に、音楽は知らないけど、ファッションは興味があるってお客さんが、ミックステープが置いてある洋服屋さんでテープを購入し・・・それがHipHopを好きになる「きっかけ」になった方は多いかと思います。

 また、お店側としても、安価でありながら、商品として「イケてる」存在であるので、買いつけのついでに海外もののテープを買ってきたり、DJに依頼(資金提供)をして独自にテープを作ったり・・・流通の面でも影響があったと思います。
 当時はレコード屋さんが独自に企画するってのも殆どなかったし(Ciscoのノベルティーぐらいかな?)、DJ達も自分たちで簡単に作れない(資金だったり、流通だったり)のもあり・・・その点において、ミックスを作る「DJ」と、そのミックスを欲しがる「お客さん」の間において、洋服屋さんが上手く調整役として機能していた・・・と思います。
 まあ、当時はDJ(MCもかな?)だけでは食えないので、洋服屋さんでバイトしてた・・・ってDJはかなり多く、その流れで作りやすかったってのもあるかも知れないですね・・・


 そんなこんなで、この作品は、恐らくですが上記のような理由があり、このテープが洋服屋さん経由で作られたのかな~と思います。

 私自身は、テープを掘り始めた数年前にこの作品を購入しましたので、実際のところは分かりませんが、私が中高生の頃、洋服屋さんでテープを買ってたことが結構あったので、このテープが洋服屋さんを中心に売られていた・・・ことは間違えではないかな~思います。

 ちなみに、当時の色んな洋服屋さんでは、海外モノのテープ(ラジオ録音モノとかTapeKingz系など)が中心で、国産モノはまだそんなには無かったかな?
 ただ、個人的には、渋谷の洋服屋さんなんかでCeloryさんのHiger LevelとかNishimiyaさんのテープとかを買っててて、人気なDJの作品は結構早く売り切れてましたよ・・・Kenseiさんの「Ill Vibes」なんかも、洋服屋さんで売られていた・・・ような気がします。


 んでは、前ふりが長くなりましたが、作品の紹介をしてみましょう~♪


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 今回紹介する第一弾は、96年頃流行ったHipHopなミックスで、ミックス自体は特にテーマがなく、無難にミックスが進んでいきます(^^;)

 収録曲でいくと、写真に上げた「Grand Puba / I Like It」とか、「Pete Rock & CL Smooth / Searching」とか・・・当時流行った曲が多く、いわゆる「新譜」ミックスみたいな感じです。
 ただ、個人的には、HipHopを本当に好きになった頃に流行ってた曲が多く、結構好きだったりします・・・レコードは売っちゃったけど「Smif-N-Wessun / Sound Bwoy Bureill」とか「ODP / Shimmy Shimmy Ya」とか「Jeru The Damaja / The Frustrated Nigga」とか・・・普通に聞くと地味だけど、ヘッズには堪らない曲が多いっす(^0^)
 
 また、ミックス自体はA→Bとミックスが続き、もしかしたらクラブなどでのライブ録音なのかな~とも思わせるぐらいラフなミックスで、作品性はあまりないのですが、ミックスについては「マスター節」全開な2枚使いが炸裂しており、堪らないっすね・・・
 バトルDJのようなシェアな技ではないですが、とにかく人間味にあふれたゴリゴリとした2枚使いが炸裂し、ミックスに「無骨さ」みたいのを与えており、HipHopらしさを更に増えています・・・うまく説明出来ないですが、男らしい「太さ」がある・・・ってところでしょうか!
 マスターの2枚使いは、結構好き嫌いが分かれると思いますが・・・私ぐらいの世代には、今聞き返してみてもグッとくると思いますよ(^0^)


 え~と、作品の紹介は以上です(^^;)

 随分、文章を伸ばしましたが、結局のところ、96年頃の新譜ミックスなので、特筆すべき点は無いんですよね・・・
 マスター節は全開なので、好きな方は反応できるミックスだし、HipHopのイイ時代の曲がボチボチ収録されているので選曲的にもイケるかもしれないですが、ミックス自体がラフに作ってるので、これを今となって聞き続けるのは・・・正直キツイと思います。

 ただ、ミックステープ界の中で「服屋もの(?)」を象徴するテープだったり、マスターの初期作品だったり・・・するので、価値的にはボチボチだと思います。
 このシリーズがたまに中古で出ると、いい値段をつけることもあり、揃えたい方は気合を入れて掘ってくださいね・・・私も結構気合を入れて掘りつくし、やっと揃えることが出来たぐらい・・・です!
 まあ、ミックステープにおいて、シリーズものを揃えるってのは、楽しみの一つだったりするので、お暇な方は地道に掘ってみてくださいね♪

 ではでは、今回はマニアックな作品のご紹介でした(^0^)



<Release Date>
Artists / Title : DJ Master Key 「Hardest Working Vol,01」
Genre : HipHop
Release : 1996年
Lebel : Rhyme Co. RMT-J96101
Notice : トラックリストなし


 


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編集情報 2012/6/30
いまさらですが、このシリーズが8本あることが分かり、本数の部分を訂正しました・・・頑張って掘らないと(^^;)


DJ Taiki 「Super Disco Brake's Volume One」
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 ここ最近は、ミックスCDの新作ラッシュで結構大変です(^^;)
 そんなわけで、最近、やっと待望の新作がでたTaikiさんの人気シリーズのご紹介です~♪

 いわゆる「Dance Classics / Garage」な内容ですが、HipHopライクなサクサクと進むミックスで、かなりお勧めな作品ですよ!!


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 まず、Taikiさんのことを紹介しましょう。

 Taikiさんは、キャリア20年オーバーという超ベテランで、東京を中心に活動をするHipHop系のDJ/Producerです。
 80年代末より活動を開始し、90年代中ごろには盟友であるMakiさんとのコンビ(Maki & Taiki!)で渋谷Caveでプレイしたり、またその後、渋谷Harlemの土曜の夜を彩っていた「No Doubt」のメインDJとしてプレイをしたり、長らく渋谷のHipHopを引っ張っていたお方になります。
 あんまり目立たない方(失礼!!)ではあるので、表現的には「影ながら」という所になると思いますが、現場でTaikiさんのDJを聞いて影響を受けた・・・って方は多いかと思います。

 プレイジャンル的にはHipHopを中心にしつつも、流石「現場」をこなしているだけあって幅広いジャンルをホローしており、HipHop以外にも、R&BやReggae、そして今回紹介する作品の内容にも当る「ダンクラ」など・・・プロの仕事が光っています。

 特に「ダンクラ」系は、ホント強く、盟友であるMakiさんと同様に「深い」選曲が出来るお方で・・・HipHop系では珍しい「Garage選曲(=House的なフィーリングでのダンクラ?)」が出来るお方だと私は思ってます。
 今回紹介をする「Super Disco Brake's」シリーズを聞くと分かると思うし、Taikiさん自身も80年代から活動してるだけあって・・・安心して聞くことが出来ますね(^0^)

 個人的な記憶(うる覚えだけど)だと、MUROさん目当てで土曜のHarlem(3F)に遊びに行ったとき、MUROさんのプレイが終わり、2Fのメインフロアーに下りて行った6時前ぐらいに、Taikiさんが青い照明の中、トロットロなスローなダンクラをかけてて、みんなが笑顔で踊ってたのが印象的です・・・現場での叩き上げはホント強いっすね!!


 なお、ミックス作品に関しては結構リリースしている印象があり、テープ時代から渋谷ホームベース経由でリリースすることが多かった・・・と思います。
 内容としては、新譜系も多かったですが、今回紹介する「Super Disco Brake's」シリーズは有名で、これに関しては現在まで5作リリースしている人気シリーズです。
 ちょうど、何カ月か前に待望のVolume 5が突然リリースされたり、市場でも人気な一枚なので、ミックスCDを追ってる方であれば、好きだったり知ってる方が多いでしょう・・・個人的にも大好きなシリーズなので、今後もご紹介しますね~(^0^)

 なお、ジャケ&タイトルは言わずと知れたPaul Winley製作の名ブレイクビーツ集「Super Disco Brake's」から拝借でカッコいいですね!!
 ただ、私も今回気づきましたが、MUROさんの「Super Disco Breaks」とは、ちょっとタイトル名の綴りが違うんですね・・・ご注意ください・・・(^^;)
 あと、DJ Taikiでググると同名の格闘家さんの方が沢山ヒットします・・・格闘家さんの方がTaikiさんより後にデビューしてるのに・・・なんか、悲しいな~


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 んなわけで、作品のご紹介です~♪

 まず、この作品(このシリーズ)は、いわゆる「ダンクラ」ミックスになるのですが、HipHopのDJがプレイする定番のダンクラはそんなにはなく、ダンクラとしては、かなり「濃い」曲を多くプレイしており、HipHopのフィールドにおいては、Taikiさんにしか出来ない選曲を披露しています!
 特に感じるのが、いわゆる「Garage」っぽいテイストの曲が多く、個人的には趣味の広さにヤラれました・・・選曲的な話は以下でしますが、HipHopのDJが殆どプレイしない曲ばっかりなので、先入観をもって聞いてるとビビりますよ~(^0^)

 例えば、写真左上に上げた「First Choice / Let No Man Put Asunder」のようなSalSoul系の曲や、右上の「Sharon Redd / Never Give You Up」のようなPrelude系の曲、渋いところだとLarryがミックスをした「Lace / Can't Play Around」(写真左下)や、泣きの名曲「Ecstasy,Passion&Pain / Touch and Go」(写真右下)なんかがプレイされており・・・流石な選曲です。
 かなりサクサクとしたミックスなので、曲数はかなり多いのですが、大半がGarageラインの楽曲で、定番曲や渋い曲まで上手くプレイしており、トラックリストだけ見ると、HipHopのDJがプレイする選曲ではない・・・と思います!

 Taikiさん自身がどういうキャリアを描いたとかは明確には分かりませんが、盟友であるMakiさんと同様、80年代末より現場で活動をしていた点(Goldとかでもプレーしてたみたいです)が大きいのかもしれないですね・・・


 ただ、これらのGarageラインの曲って、HipHopが好きなものにとっては「4つ打ち」っぽい感じがあるから好きじゃない・・・って方も多いかと思います。
 しかし、この作品においては、これらの濃い選曲をHipHopらしい「サクサクと進むミックス」を主体にプレイしており・・・HipHopが好きな方でも聞きやすく仕上げている点は大変良いです。

 スクラッチ&2枚使いは無いですが、曲の美味しい所をしっかりと押さえつつ、効果的にショートミックスやカットインでミックスを進め、サクサクとした印象がHipHop的かな~と思います。
 また、Taikiさんのプレーで秀逸なのが、サクサクとプレーしつつも、曲のグルーブはしっかりと押さえており、ミックスを進めれば進めるほど躍動感が増してくるのは流石です!!

 この手の曲は、4つ打ちっぽいプレイで聞くことが個人的には多く、曲と曲をゆっくりと繋ぎ、時間をかけてグルーブを築いていく・・・って感覚があったので、最初に聞いたときは意外だったのですが、聞けば聞くほど好きなミックスです・・・
 それこそ、HipHop的に「勢い」でミックスしてる・・・のかもしれないのですが、不思議なのが、選曲された曲の良さ(Garageっぽさ、躍動感、ダンス性とか)が全く失われず、むしろ躍動感みたいのが更にプラスになっている・・・感じで、大変イイですね(^0^)
 これに関しては「選曲の巧みさ」「ミックスの上手さ」があってだと思います!!

 あと、サクサクと進むんだけど、曲のグルーブをしっかりと維持しつつ、選曲にストーリー性があるのもポイントで、ミックスの流れに上下があったりするところもイイですね~



 意外と説明するのが難しかったですが、かなりお勧めな作品です!

 HipHopが好きな方であれば、普段聞かない類のダンクラが気持ちよく聞けると思います・・・むしろ、Garageっぽい曲に馴染みがない方が聞けば、結構好きになるかも知れないですよ(^0^)
 また、普段はHipHopを聞かないGarage/Houseファンにも是非聞いてもらいたいです・・・最初は趣味の合わないミックスかもしれないですが、不思議な躍動感が感じられるはずですよ♪

 このシリーズ(この作品)に関しては、間違えなくTaikiさんにしか出来ない「世界」になっています・・・Taikiさんの知識や技術、そして経験がないと成立しない・・・世界でしょう。
 Makiさんと同じ「ベテラン」だから出来る世界観なのかもしれないですが、もっと評価されるべきだよな~(^0^)

 CD盤もあるし、再発もしてるし、結構買いやすい作品なので、興味のある方は是非どうぞ~です!!



<Release Date>
Artists / Title : DJ Taiki 「Super Disco Brake's Volume One」
Genre : DanceClassics、Garage
Release : 2004年6月
Lebel : Home Bass No Number


Notice : CD盤について

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 このシリーズに関しては、1~3まではテープとCDが同時販売で、それ以降はCDのみのリリースになっています。
 ただ、この作品に関しては、テープを主体に考えた作品作り(A面とB面でミックスを分けてる)になっているので、テープ版にて紹介をしました。

 ちなみに、私の中ではテープとCDの優先順には「テープ>CD」になっているので、同じ作品でもテープを優先することが多いかな?

 あと、このVolume Oneに関しては、最近Volume Twoと「2in1」でCD再発したみたいです・・・こっちの方は現行で売ってるので、興味がある方は、これからの方がイイかな??




再編集記事の紹介
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 今日で連休は終わり・・・明日から仕事だろうな~と思いつつ、今回の連休は結構、羽を伸ばせられたので、ボチボチですかね~
 レコ屋ももちろん行きましたが、レコード整理が出来たのが個人的には大きかったです!!

 今まで、ミックス作品を聞いて、買ったレコードが無作為に置いてあったので、収録曲を探すのが大変だったんですよ・・・
 私もそんなにはレコードは持ってない(1300枚ぐらい)のですが、整理するのが得意じゃなく、持ってるはずなのに見つからないことが何回かあり、困ったことが多かったんですね。

 そんなわけで、ここ何カ月か、実行しようと思って整理し始めたら・・・なんか面倒になって止めたり・・・の日々を過ごしつつ、遂に本日、腰を据えて整理してみました(^0^)

 大した量ではないですが、種類別だったり、レーベル別に分け、自分の頭の中で相談しながらであれば確実に探せるように整理し、ちょっと清々しい気持ちになりました!
 ただ、これで今後の記事の更新において、ちょっと楽になるかなとは思いますが・・・今あるレコ棚には収まりきらず、大半が段ボールに入れてある状態で、効率的にはどうなんでしょう・・・(--;)

 今の部屋だと、棚が増設出来無さそうなので・・・引っ越しでもしないとダメなんですかね??


 そんなこんなで、ずーっと欲しかった、写真の「Teresa Carpio」のLPを、某ユニオンのセールで買えたこともあり、突然ではありますが、MUROさんのHeatシリーズで、あんまり手を加えてなかった3作品を一気に更新してみました!
 
 このブログに来て間もない方に補足しておくと・・・昔に書いた記事で、個人的に満足が出来ないものは突然更新したりすることがあり、ここ最近はその作品において、重要な収録曲を買った時に起こることが多いです(^^;)
 なるべく、当時書いた記事の趣旨をいじらないように、かつ読みやすい記事へと更新をしてますが、今回は大胆に変更しちゃったのが多いかも・・・その辺はすみません・・・

 まあ、MUROさんの作品が好きじゃない方もいると思うので、お暇な方は読んでくださいね~♪

 ・ MURO 「Diggin' Heat Winter Flavor '98」
 ・ MURO 「Diggin' Heat '99」
 ・ MURO 「Diggin' Heat 2000」


 あと、また蛇足な話ですが、ここ最近は、個人的には新作のMIX CDラッシュで、散財をしていますが、聞いてた中ではKashiさんの新作である「Tenkoo Lounge」がヤバいっすね!!
 Latin風味の利いたチルモード全快のミックスで、今までのKashi作品の中では抜群の出来です・・・なんか「一皮」剥けて、DJとして「誰にも出せない味」が出せるようになった感じで・・・ホント素晴らしい作品です(^0^)
 暫くは、通勤時とか、帰宅してチルするときなんかは重宝しそうですね~

 また、他にもTus-OneのミックスCDもヤバいし、Ken-Boの80'sミックスCDもヤバいし、無論、MUROさんの45ミックスもヤバいし・・・今週末にはRyuhei先生の待望の新作も出るみたいだし・・・豊作万歳です!!

 
 ミックス作品の紹介も、動画の紹介も、ボチボチなペースで更新できると思うので、今後ともよろしくお願い致します(^0^)

 特に動画ネタに関しては、読んでる方が求めてなくっても、自分の中での「けじめ」をつけないといけないので・・・ちょっと無理してでも更新していきます!
 なぜなら、そうやって動画の吸い出し&紹介をしていかないと、タンスの肥やしになってる「ビデオテープ」が捨てられない・・・という結論に至り、全部公開をして、やっと燃えないゴミの日に出せる・・・という決まりに「自分の中だけで」決まったみたい・・・だからです(--;)
 ただ、休みの間に、今後の方向性は考えたので、あと3回ぐらいは更新出来ると思います・・・皆さん、見るのが大変かと思いますが、よろしくお願い致します~(^0^)


 ではでは、今日はこれにて失礼します~♪







DJに関する動画 その2 ねないで×××
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 お待たせしました! 好評企画である「DJに関する動画」の第2段を解禁します(^0^)
 今回のは、結果として個人的にメチャクチャ影響を受けた番組ですよ!!



『TBS系深夜番組 ねないで×××』

                        放送時期:1996年~97年ぐらい

 今回紹介する番組は、検索しても全く引っかからない番組で、私も殆ど見なかった番組なので、細かい詳細が分からないのですが、1996年頃にTBSの深夜に放送していた番組です。
 毎週、違ったテーマを掘り下げた2時間ぐらいの特集番組で、深夜だけあってマニアックな話題が大変多かったと記憶しています。

 その中で、DJ系の話題も放送されていて、当時はかなり勉強になったし、今回見返してみても、メチャクチャ内容が濃いので、今回の更新は、この番組で放送されたDJ関連の特集を2本紹介します・・・
 特に前回紹介した動画は全て「ミニ特集」みたいな感じなので、必然的に時間が短いのですが、この番組は2時間もボリュームがあり、かなり濃度が濃いと思います。
 
 はたして何人のお方が「懐かしい!」って言ってくださるのかも楽しみですが、初めて見る方も「こんな番組があったのか!」と思ってくださると思います・・・では行ってみましょう!!

 なお、この動画に関する注意事項は、前回の更新を参照してください。
   DJに関する動画 その1

 また、YouTubeにある私のマイチャンネルだと、もうちょっと大きい画像が見れたりするみたいなので、よろしかったらどうぞ~♪
   mixtapetroopers さんのチャンネル



①「ねないでDJバトル」

                          放送年月日:1996年2月

(1)イントロ、動画の内容について





<見どころ>
ロケ地が西麻布Yellow
村田大造さん、有泉正明さん出演
帰国直後ぐらいのDJ MasterKeyのレアな肉声!



 いきなりBro,Kornさんが出て、謎のDJである「Takada(ビートナックルズのTakadaさんではない)」氏のプレイが始まり、よく分からないと思います。

 上記の動画を長めに見ると分かりますが、内容としては素人DJ達の「DJプレイバトル」で、クラブプレイとしてのDJを競う・・・そんな特集です。
 素人のDJを見て面白い?って思うかもしれないですが、技も結構あるし、逆に今見返すと色んな意味で「味わい」がある・・・そんな特集です。


 特集自体は「HipHop」「House/Techno」「JazzFunk/RareGroove」の3ジャンルを3週に渡り放送し、合計6時間(!)の放送があり、民放でこんなに放送してたのにビックリすると思います。

 司会はBro,Kornさんで、適任と言えば適任ですかね・・・当時からHipHopに「色目」を使ってる印象があり、当時は「うざいな~」とか思ってましたが、Kornさん自体はDisco~Club時代を渡り歩いた重要人物で、今回見返してみて適任だったな~と思いました。
 なお、Kornさんのことは、今後紹介予定の動画があるのですが、そっちでもうちょっと突っ込みたいと思います。


 そして、クラブDJをジャッジするので、収録現場も実際のクラブを使用し、各回の審査員にはクラブ界の重鎮がラインナップされています。

 ラインナップとしては、クラブ側代表として、当時のYellowのプロデューサーである「村田大造」さんと、当時は青山MIXのプロデューサーであった「有泉正明」さんが参加しており・・・そして重要なのは、ロケ場所が「西麻布Yellow」ということです!!
 96年当時のYellowが拝めるのは貴重で、噂には聴いていましたが、フロアーにソファー席があったり、DJブースに間仕切りがなかったり・・・なんか新鮮ですね。
 あと、今となっては面白いのは、Yellowがクローズし、今年になりelevenとなったわけですが、そのelevenを仕切ってるのが有泉さんなわけで・・・なんか考え深いですね。
 数日前に行ったDannyのパーティーでも、有泉さんがセッセと働いていましたが、上記の動画でモットーは「Club Is My Life」って書いてあり、この動画が放送された15年後にも初心貫徹を貫いていることに感動を覚えます!!

 また、DJ側のラインナップは、各回においてそのジャンルの有名DJが審査員を行い、同時に特別クラブプレイがあり、これもマニア泣かせです・・・ゲストは以下の通りです。

 ・ HipHop  DJ Takada、DJ Masterkey
 ・ House/Techno 冨家哲、木村コウ
 ・ JazzFunk/RareGroove 佐々木潤、長田定男


 このブログを見てる人だと、HipHopがお好きな方が多いので、日本に帰ってきたばかりのMasterのお姿(pt2の最後の方)はヤラれると思います! 
 時期的にはBuddhaの人間発電所の12inchを出した直後のようで、ビックリなのはKornさんとの会話の中でMasterが「Kornさんの舎弟」と紹介しており・・・この点はホントなんすかね!!

 あと・・・流石ビデオ録画だな~と思うのが、Pt2の動画では「地震速報」が流れてますね(^^;)



(2)本編・素人DJのプレイ

<HipHop - KENICHI TOMITA>


<HipHop - DJ G-YA>


<見どころ>
素人DJだが、プレイは結構上手い!
90年代中ごろのイイ感じの雰囲気が素敵です。


 では、実際の内容に進みましょう。

 上記2本の動画は、ともに「HipHop」の時のもので、上の動画(Pt3)では「KENICHI TOMITA」、下の動画(pt4)では「DJ G-YA」という素人DJさんのプレイで、こんな感じのDJプレイの内容を放送し、最終的にジャッジをするという内容です。
 ちなみに、各回に登場する素人DJ達で、有名になった人は・・・おそらく「いない」と思います。

 HipHopは、他のジャンルに比べ、スクラッチ&2枚使いとか、アカペラブレンドとか・・・DJにおける「技」があるので、見てて面白いと思いますし、紹介するDJのプレイは普通に上手いと思います。 
 また、選曲面を見ると、ローファイなHipHopが全盛とあって、地味な曲が多いですが、当時の空気を知ってる方であれば、こういった空気感のDJって憧れてたと思いますし、クールでカッコいいですよね。

 上段(Pt3)のTOMITAさんは、イントロでカッコよく空気を作りながら、今でもクラシックな「Da Grassroots / Drama」のインストに「Groove Theory / Tell Me」のアカペラブレンドからスタートし、Tell Meのアカペラから「King Giddra / 大掃除」に繋ぎ、カッコいい2枚使い&スクラッチを披露・・・今見てもかなり上手いと思います。

 下段(Pt4)のG-Yaさんは、イントロのインピーチ2枚使いは上手いですね・・・そこから「Groove Theory / Tell Me」のインストブレンド(RemixのBrand Nubian / Slow Downのやつ)から、当時ヒットしてた「Total / No One Else」へのブレンドにはグッときます!
 また、「Greg Nice / Set It Off」での2枚使いもヤバいですね・・・その後に「Sadat X & Akinyele / Loud Hangover」に行くのも渋くってイイですね(^0^)


 今見返してみると、当時流行ってた曲が多く、懐かしさも感じますが・・・当時、このビデオを見返して、参考にしたり、DJの練習をしたり・・・ホントこの動画にはお世話になりました!!

 例えば、G-YAさんのインピーチ2枚使いを見て、アルティメットを買って練習しまくったし、当時流行ってた「Tell Meのアカペラブレンド」は私も当時よくやってました・・・私は「You the Rock / Free」とよくブレンドしてたな~
 前回紹介した動画でもスクラッチや2枚使いを紹介した動画はありましたが、この動画が決定的に違うのは「DJプレイの流れの中での技」という点で、DJプレイにおいては「実践的」だったと思います。
 技が出来るようになっても、DJプレイの中で「カッコよく」「効果的に」使うという点は、なかなか学べなかったので、この動画は本当に勉強になったと思います。

 また、選曲面でも勉強になり、特に「Da Grassroots / Drama」には色々と思い出があります・・・
 当時、この動画を見てて「カッコいい曲だな~」と思い、テレビ画面にかすかに映るアナログ盤のセンターラベルを頼りに、当時の拙いレコード捜索力を駆使しましたが結局見つからず、気づいたら誰もプレイしなくなり・・・放送時より「謎の曲」としてずーと探してて・・・社会人になった10年後ぐらいに初めて曲名を知った経緯があります(^^;)
 やっと曲名が分かった頃は、まだまだ人気盤で、下手したら万近な時期もあり、私自身は「昔の怨念」を断ち切るべく結構高値で買い、家に帰ってTell Meとブレンドした・・・そんなことがありました。

 前回同様、親父の小言になりますが、YouTube&ネット検索時代においては、分からない曲が10年経過して初めて分かる・・・ってことなんてありえないかもしれないですが、昔はそれが普通だったと思います・・・
 ただ、こういったことって決して悪いことではないと思います・・・なぜかというと、曲名とかを知らない分、純粋に目の前にある「音楽」を聴くので、素直に音楽を聴くことが出来るし、その曲を知った時の喜びといったら・・・格別ですもん!!
 MUROさんのテープにもそういう側面があり、音楽の聴き方としては正しいかどうか(マゾっぽい聴き方かもね?)は分かりませんが、こういう時代を生きてきた人は、音楽遍歴において色々な経験をしてるので、色々と強いですよ~(^0^)


<House - AKIRA"MEI"YAMAMURO>

<見どころ> レアな逆回転プレイ!

<JazzFunk - KENJI TAKAHASHI>



 そして、他の回(HouseとTechno / JazzFunk)も紹介しましょう・・・

 HipHopの特集は、スクラッチや2枚使いの「技」があるので、こういったバトルでは分かりやすく、ある意味「華がある」のでイイですが、HouseとかJazzだと短時間で勝負するのは難しいので、結構地味だったりします。
 その中で、私がちょっと反応したDJの分だけ紹介したいと思います。


 上のHouse/Techno pt1で登場する「AKIRA"MEI"YAMAMURO」さんは、当時17歳の高校生DJだそうで、出演してイイのか微妙な年齢ですが(収録は日中にやったのかな?)、かなりイイ味を出してます。
 紹介では「Hard Houseのプリンス」なんて紹介をされてますが、ある意味「ハード」なことをしています(^^;)

 まず、開始1分目ぐらいで、90年代っぽいHouseのインストトラックの上に、ピッチがずれまくった状態で「Big L / Put it on」のアカペラブレンドで豪快にスタート・・・当時はこういうこと、プロのDJとかもやってたのかな??
 また、感涙なのが3分目ぐらいです・・・初めて見る人には理解が出来ないかもしれないですが、通称「人力レコード逆回転(?)」をしてます!!
 レコードを動画のように2枚重ね(大型トラックのタイヤが2本並んでるみたいなイメージ)にし、タンテのカードリッジを逆さにしてレコードの裏面をプレイをすると・・・物理上、逆回転の再生をすることができ、動画のような音が出ます。
 まあ、今となっては逆回転自体が簡単に出来る機種もあるので「死んだ技」なのかもしれないですが、効果音みたいのを出すためだけにセットを用意してるのにはグッときます!!
 こういうところをみると「DJスピリット」みたいのを感じますね・・・上手いかどうかは別ですけど(^^;)


 んで、下段のJuzzFunk Pt1では、こちらも若い年齢のDJ(KENJI TAKAHASHI)ですが、選曲がメチャクチャ渋いですね!!
 出だしの「Stevie Wonder / Sir Duke」でフロアーを温め、ブレイククラシックである「OST / Shaft in Africa」で火をつけ・・・ゲストに長田さんがいることもあり「Cosa Nostra / Jolie」でフロアーを包む・・・みたいなプレイで、短時間で綺麗にまとめているのが上手いですね(^0^)
 なんか、1曲1曲を大事にプレーしてる感じで、こういうDJは好きですわ・・・フロアーのお客さんの盛り上がりも素敵です!

 個人的には、「Cosa Nostra / Jolie」がこれを聴いて「イイ曲だな~」と思い、レコードを探したけど見つからず・・・10年後ぐらいにCMで使われ、自分の中で再び火が付き、気合で探し・・・やっと買えた曲で、今でも大好きな曲です(^0^)
 気づいたらオリ12inchとPromo12inchを持っているぐらい好きな曲ですが、こういう出会いもありましたね~


(3)プロDJのプレイ

<HipHop - DJ Master key>


<House - 木村コウ>


<JazzFunk - 長田定男>


 この番組では、審査員として登場するプロDJのプレイも収録されていて、短い時間でありますが、かなりカッコいいプレイを披露しています(^0^)
 素人DJと比べ、DJの「オーラ」みたいのがあり、テクニックを超えた「何か」がないとプロとして食っていけないのかな~とも思ったりもします。
 また、こういったプロDJのプレイが、見やすい状態で放送されてるのも貴重かもしれないですね~♪

 一番上(HipHop Pt5)は、HipHopの回で登場をした「DJ Master Key」のレアなプレイです!
 イントロの「ATCQ / Oh My God」の2枚使いからマスター節が発揮され、後半の「Group Home / Livin' Proof」の2枚使いもメチャクチャカッコいい!!
 渋谷HarlemでDaddy's Houseを始める前のプレイだけに、かなり貴重な部類の動画かもしれないっすね(^0^)
 私も当時、マスターの「ゴリゴリしたHipHop」には影響を受けたな・・・HipHop本来の「Funk」がある感じで、クールなHipHopも嫌いではなかったですが、直球のHipHopはマスターから学んだので、見てて大変懐かしかったです!

 2段目(House pt2)は、Houseの回で登場した「木村コウ」さんのプレイで、もう「DJの色気」が違いすぎます!
 当時のヒット曲を中心にプレイし、技はそんなに少ないですが、腕の振り方(?)だったり、プレイ中の佇まいだったり・・・カッコいいな~(^0^)
 多少、時代を感じる動画ではありますが、好きな人は好きなはずですよ・・・

 3段目(JazzFunk pt2)は、Jazzの回で登場した「長田定男」さんです・・・この動画は貴重だと思いますよ!
 長田さんは、80年代初期、クラブ黎明期よりReggaeやRareGroove、Brazilなど旧譜系のDJとして活動をしていたDJで、ここ最近は活動が少ないようですが、文中にも登場した「Cosa Nostra」の主要メンバーで、日本のクラブシーン(特に東京)を作っていった人物です。
 この回では、Rockっぽい選曲をしていて、非常に渋いですね・・・この動画も、見る人によっては反応がありそうだな~


 この動画に関しては以上になりますが、掘り下げるとメチャクチャ濃いでしょ!
 当時の私は、HipHopにしか興味がなく、HipHopの部分はかなり見て勉強してましたが、今回HouseやJazzもしっかりと残しておいて良かったな~と思いました。
 
 見返してみると、DJなりクラブが盛り上がり始めた時期において、ひと山稼ぎたいみたいな山師根性もありますが、当時のDJのレベルをストレートに放送していた点は、今となっては歴史的な価値があると思います!
 DJの生のプレイを時間をかけ、TV的な編集をしないで放送してる点は、DJという行為の魅力を脚色せずに報道してるし、何よりも内容がミーハーにならなかった点は称賛に値すると思います。
 
 この動画の結論になりますが、日本のDJ/クラブ業界の黎明期の一部を、をプリミティブに編集し、マス向けに放送していた点は大変貴重で、価値があると・・・私は思います!!



②「DJ Honda 特集」 放送年月日:1997年2月


(1)DJ Hondaについて



 んでは、2本目の紹介です・・・これも時代は感じますが、濃い内容です!!

 タイトルの通り、当時全盛であった「DJ Honda」さんの特集で、Hondaさんを追跡取材しながら、96年頃のNYを奥深く取材しており、かなりレアな映像が満載です。
 この時代ぐらいのHipHopが再評価されている時だからこそ、HipHopが好きな方なら見ていただきたい・・・です。

 まず、Hondaさんなんですが・・・当時、影響を受けなかった人はいなかったでしょう!
 90年代中ごろのDJブームを後押しした存在の一人といっても過言ではなく、本場のHipHopがあるアメリカで初めて成功した日本人(?)で、当時はDJにおけるある種の「シンボル」として存在をしてたお方だと思います。
 当時は「h」マークのキャップが人気で、そのロゴマークだけが独り歩きしてたような気もしますが、佇まいだったり、クールな音楽だったり、DJを志したものにとって「憧れ」でもあったと思います。

 一発目の動画は、Hondaさんの歴史をまとめたもので、ディスコ時代から活動し、92年のNMSのDJバトルで準優勝し、アメリカに進出・・・って流れが分かると思います。
 特に、5分目ぐらいから始まるNMSでのプレイは必見で、当時、これを見て度肝を抜かれました・・・DJの古典である「Chic / Good Time」の鬼ドープな2枚使いで、日本人だからって舐めていた会場を圧倒する姿にはヤラれます!!
 
 私自身は、この放送があった時はタンテも買って、DJっぽいことはしてたので、当然Hondaさんのことを知っていましたが、Good Timeの2枚使いを見て、Hondaさんにはヤラれました・・・あの頃は、Good Timeで擦ってることは分からなかったけど、烈火のごとく燃え上がるプレイに影響を受け、2枚使いとかスクラッチの練習をしたものです・・・
 無論、リリースした曲もチェックし、1stの頃の音は、当時のNYっぽくってカッコ良かったな・・・US版の前にプレリリースされた「Out For The Cash」とかは今聴いてもメチャクチャカッコいいですよね・・・私も当時、これで2枚使いなんかを練習してましたよ!!
 また、マニアックな話題だと、97年頃、渋谷のクアトロの4FにHondaさんの直営店があり、hマークの服とかがいっぱい売ってましたが、バトブレなんかの品ぞろえが異常に良く、かつ結構イイレコードも置いていたこともあり、よくお店に行ってました。

 ただ、正直な意見を書くと、Hondaさん自身は、日本のHipHopとは距離をかなり置き、USで勝負するというスタンスだったので、盛り上がり始めた日本のHipHopシーンに入ることが出来ず、気づいたら日本では受け入れなくなり・・・次第に名前が遠くなって行った感じもします。
 なので、日本のDJ業界的には90年代後半だけ盛り上がった存在とも言えますが、当時のDJ業界を盛り上げた存在ということは間違えなく、大変重要な存在だと思います・・・そして今も頑張って活動してる姿にはビガップです!!


(2)DJ HondaとNY

<レコードショッピング>

<見どころ> 「A-1 Records Shop」でDig 

<レーベル訪問>

<見どころ> あの「Relativity Records」のオフィス風景!

<スタジオ訪問>

<見どころ>あの「Power Play Studio」を取材!

 そして、この項は、Hondaさんの日常を追うといった感じの取材をしており、NYのレアなスポットが満載で、かなり貴重な映像ですよ!!
 こんなのを、民放で放送してたこと自体が奇跡だと思います(^0^)

 一段目の<レコードショッピング>では、何とNY屈指のレコード店「A-1 Records Shop」でDigっています!!
 現在は、別の場所で営業されているようで、恐らく旧店舗だと思いますが、雑多な風景を目を凝らしてみると、レアなレコードがチラホラ目に入り、ディガーには堪らない映像かと思います。
 私は行ったことがないので、アレですが、当時にレコード買い付けなんかをしてた方には懐かしい映像かもしれないですね~

 んで、2段目の動画は、ある意味ボムかも?
 なんと、当時、Hondaさんが所属していたレーベルである「Relativity Records」のオフィスにカメラが同行してるんですよ!!
 凄いマニア向けの動画かもしれないですが、Relativityと言えば、Commonだったり、Beatnutsだったり、FatJoeだったり・・・HipHopが好きならば嫌いな人がいないレーベルかと思います。
 個人的な感想は、もっと狭く、汚いのかな~と思ってましたが、凄い近代的で、綺麗ですね・・・CommonとかBeatnutsとかのヒットで儲かったですかね??

 そして、3段目ですが、Hondaさんが当時使用していたスタジオである「Power Play Studio」に同行した動画です。
 このスタジオは、EPMDなんかが使ってたスタジオだそうで・・・スタジオマニアはグッとくるかも(^^;)
 また、後半に出る元Beatnutsの「Al'Taliq」のインタビューもある意味レアですね。

 マニアックな動画が3本続きましたが、こんな内容が深夜とはいえ、民放のテレビでやってたんだから・・・なんか痛快ですね!
 ただ、この番組においては、更にボムもあります・・・


(3)その他のNY取材

<レコード店紹介>

<見どころ>あのFatbeats&DJ Hiroさんが登場

<NYのクラブ紹介>

<見どころ>若かりし頃のDJ Kaoriが登場!!

 番組の後半では、Hondaさんの密着取材が終わり・・・時間が余ったようで、独自にNY取材を・・・したみたいで、これが意外とボムですよ!
 Hondaさんに同行取材をしてた「もりた政仁」さんという元アナウンサーがナビゲートしており、途中で酷い取材もあるのですが、イイ所をついてますよ~


 まず、一段目・・・仕込みっぽい少年たちのフリースタイルもありつつ、NYを代表するHipHop系新譜レコード店「Fatbeats」が紹介されてます!!
 かなり有名なレコード店だし、レーベルとか流通もしてるので、馴染みが深いと思いますが、店内映像はかなりレアでしょう・・・そして共同オーナーである「DJ Hiro」が出てるのもレアですね!!
 Hiroさんがいたこともあり、90年代末には日本にも支店がありましたが、当時のHipHopの空気が満載でイイ映像ですね・・・ちなみに日本支店は最初は裏原宿(エイプのちょっと先)にあり、その後渋谷に移転(今のフランフランがあるところ)し、その後HomeBaseRecordsに名前を名称変更しました・・・もっとレアな情報だと、DJ Missieが店員でしたね!!

 この動画を久しぶりに見た時、個人的には懐かしさを感じました・・・なぜなら、私も大学生の頃、NYに団体旅行(=ゼミ旅行)した際に、周囲の反対を押し切り、少しの時間だけ一人でレコ屋にイケる瞬間があり、動画で紹介してるFatbeatsには行ったんですね。
 本当は、先ほど紹介したA-1とかに行きたかったのですが、団体行動なので何処にも行けず、Soho周辺で散会した瞬間に行ってきました(^^;)
 動画の通り、壁一面にレコードが陳列され、天井にはポスターがいっぱいあり、噂には聞いていましたが、店の入り口に強面の新人ラッパー一行が自分たちのテープを手売りしてたり・・・流石HipHopの本場だな~とか思いましたが、レコの品ぞろえは渋谷と変わらず(ここ重要でしょう!)、帰りの荷物のことを考えると買うレコードもなく、見学だけして帰りました・・・
 ディーラーさんとか、買い付け人さんとかは別として、旅行者が海外のレコード屋でレコードを買うことは、日本でレコードを買うことと比べて大した差がない・・・ということは、意外と聴く話で、それだけ日本のレコ屋にはレコードが集まったり、買いやすい環境になってるんですよね・・・これは今も変わらないどころか、当時よりも日本のレコ屋の方がヤバい(海外はネットに流れてますからね~)と思います!!
 

 んで、2段目の動画ではNYのクラブに関する取材をしてますが・・・これがボムですよ!!

 3店ほど紹介をし、どれも危険だ・・・みたいなステレオタイプな切り口が気になりますが、まず1分目ぐらいをご覧ください・・・若かりし頃の「DJ Kaori」さんが登場します・・・凄い失礼ですがメチャクチャ若いですね!!
 KaoriさんもBuddha人脈がちょっと入ってて、Masterの後輩筋になると思いますが、女性という立場で相当苦労してのし上がってきた人だけに、個人的にはメチャクチャ信頼してます!!
 HipHopって男社会なところがあり、女性に対してはパワハラぎりぎりのプレッシャーがあっただろうに、実力で登り詰め、今は正直チャライ感じな仕事もしてますが、クラブなり音楽業界で「女性」が輝いてもイイってことを証明してるアイコンとしてメチャクチャ存在感があると思います。
 また、ここ最近は聴いてないですが、クラブでのプレーでは結構アナログに拘ってた印象があり、男性のローディー(=レコード交換係)を従え、堂々とプレーしてる姿は印象的でした。
 動画に関しては、アナウンサーのありえない質問(ノーブラって・・・)もありますが、Kaoriさんの貴重な姿が拝見出来るだけで十分だと思いますよ!!

 また、4分半ぐらいではStretch Armstrongが出たり、6分ぐらいからはNYのHipHopを代表するクラブであったTunnelの取材(中には入れなかったけど)で、当時全盛だったFunkmaste Flexが出たり、取材がメチャクチャ濃いですね!!
 ネタばらしになりますが、このNY取材に関しては、Front/BlastでNY現地班として活躍していた「伊藤弥住子」さんが現地コーディネーターをしてたようなので、こういった濃い取材が出来たようです。
 先ほどのDJ Kaoriさんとも重なりますが、弥住子さんも女手一つでNYで人脈を気付いた人物だけに、ホント尊敬に値し・・・現地の人たちも「弥住子さんだからOK!」みたいな流れがあったのかな~と思います!!
 

 この動画のまとめになりますが、このHondaさんの特集って、日本を離れ、NYという異国で、HipHopという世界で頑張っている日本人たちの「努力」があって成立した番組だったのかな~と思います。
 紹介した動画は、私自身が貴重だな~と思って切り出した動画ですが、こういった「裏テーマ」まで内容を展開出来たのは嬉しいところです。
 HipHopの誕生地であるNYにおいて、切磋琢磨をして進み続けた日本人がいたからこそ成立した番組・・・って結論づけちゃうと重苦しいですが、そういった要因があった番組だと思います!!
 


③最後に

 いかがだったでしょうか?

 今回は、それぞれの動画の時間が長く、見るのが大変かもしれないですが、結構面白い動画の特集になったかと思います。

 この動画もそうだし、前回紹介した動画もそうですが、放送時はある種の「山師根性」があり、流行ってることだから儲かるだろう・・・って意思は、情報発信側である放送局にはあったと思います。
 しかし、放送局の取材力や制作力の基礎体力は強く、かなり濃い内容に仕上がった・・・そんな感じだと思います。

 まだまだ紹介したい動画はあるので、準備が整い次第に公開していきますね~♪ ではでは~


<追伸>
 便宜上、YouTubeに上げながら文章を書いたので、このブログで公開する前に直で動画を見てくださった方が結構いるみたいですね・・・DJに関する動画だろうな~とは思っていただいたかと思いますが、何も注釈を付けなかったので、意味が分からないのも結構あったかも・・・すみません・・・(^^;)







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<追記> 2012年3月26日

当サイトのポリシー変更に伴い、この記事で紹介をした動画を削除致しました。予めご了承ください。






Danny Krivit (@eleven 2010/04/30)
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 性懲りもなく踊りに行ったので報告です・・・気持ちよかったな~(^0^)


 GW開始とあり、各種クラブイベントが盛り上がっていますが、大好きなDJである「Danny Krivit」大先生も来日ということで、行ってきました・・・
 ちなみに、ここ最近になって、このブログを訪れた方も多いかと思うので補足をしておくと、私は色んなジャンルのミックス作品を聴きますが、クラブに関しては、ここ最近は「House」一本で、馬鹿見たく踊ってます(^^;)

 4月に入り、仕事が忙しかったり、家庭的に色々あったり、精神衛生上であまりよろしくない日々が続いていたので、魂の浄化をしないといけない・・・と思ってたので、昨日は仕事でしたが、無理して早く帰宅し、ちょっとだけ仮眠し・・・かなりコンディションは良くなかったですが、行ってきました・・・
 結論から行くと、体の疲れはありますが、かなりストレス発散になったので良かったです(^0^)
 
 んでは、昨日は完全に「踊る」モードだったので、写真も撮らなかったですが、簡単にレポートしておきます。


DSC04298.jpg DSC05731.jpg 

 昨日はかなりゆっくり目に行こうと思ってたので、1時チョイ前ぐらいにelevenに到着し、ビールを買って様子伺い・・・最近のDannyのパーティーは、分かる人しか来ないこともあり、メチャクチャ満員になることもないし、GW中の他のイベントと比べると、正直「地味」なパーティーなので、1時の段階ではそんなには入ってなく、適度に踊りやすい感じでした。
 オープン時からダニーがプレイしてた様で、入った時はNYらしいDeepHouseをプレイし、みんな気持ちよく踊ってて・・・私もビールを飲みながら「早く踊りたいな~」と思わせます。

 特にフロアーでビールを飲みながら感じたのが、フロアーの音が、オープン当初にいったTimmyのパーティーと比べると格段に良くなり、チューニングが噛み合ってきたな~と思いました。
 高音を聴いてて耳が痛くなることもないし、高音と低音のバランスもイイし、何よりもYellow時代から受け継がれる「音に包まれる感じ」が更に進化した感じがあり、ダニーのような「暖かい音楽」には最適だな~と思いました。
 ダニーも終始、音を楽しみながらプレーをしてる感じで、初陣のプレイではありますが、クラブ側を信頼してプレーしてる感じでした。


 ンなわけで、踊り始めます・・・昨日は何も考えず「ただ踊りたい」って気分だったので、あまり深いことを考えず、音の赴くまま踊りました(^^;)
 これは力説しますが「汗をかいて踊る」って行為はホント気持ちいいです・・・こんなマニアックなブログをやってますが、クラブに行くと全身を使って踊り、そして声を上げ・・・日常を忘れることが出来るので凄い好きです。

 人によって「ストレス発散」って色々とあると思いますが、私にとっては「クラブで踊る」ってことが、気づいたらその一つになっており・・・たまに行かないとダメな体になりました(^^;)
 幸いなことに、気づいたら私も踊るのが上手くなったみたいで、まわりを期にせず踊れるのは嬉しいですね。

 ただ、このブログを初めて、報告を「しないといけない」気持ちもあるので、踊ってて集中できないとき(あっ、これプレイしたから覚えておかないと・・・みたいな感じで素の自分に戻る時がある)もあり、ピュアな頃に戻りたい・・・なんて思ったりもします(^^;)
 でも、いいDJであれば、一瞬だけ素に戻りますが、すぐに踊りに戻れるので安心ですね・・・個人的にはDannyとTimmyとJoeは鉄板です!


 そして、肝心のダニーのプレイ!
 個人的にはクラシック率が低かった(最後までいなかったのでアレですが)のが残念でしたが、かなり色んなジャンルをプレイしてて楽しかったです(^0^)
 ちなみに、今回はDJセットは見なかったですが、CDが多めだけどアナログもプレイ、ミキサーはelevenカスタムのUreiで、アイソはアルファサウンドかな?

 プレイに関してはHosueが中心で、途中で嫁の曲(SHINING YOUR WAYだっけな)をプレイしたり、Deepっぽいのが多かったかな~と思います。
 ただ、ダニーも新しいクラブなのか色んなジャンルを試してるみたいで、ダウンビーツっぽいのをかけたり、アフロっぽいのをかけたり・・・色んな「色」をプレイしてたと思います。

 特に朝方、フロアーには「好き者」しか残ってない時間帯に、なんと「Queen Latifah / How Do I Love Thee」をプレイ!! 気持ちいいイントロスネアがフロアで鳴り、ピアノリフを聴いて「あっ、Queen Latifahだ!」と気付いた時は、ダニーの奥深さにヤラれましたよ!!
 今、思い返してみると、結構90'sモノを多くプレイしてて・・・ここ最近、90's Houseの見直しが進んでるので、Dannyもプレイしたのかな~と思いました。
 また、その後にスイングしたJazzをプレイ! これも超意外な選曲でしたが、朝のフロアーを優しく包んでくれ、elevenのスタッフのお兄ちゃんとかもニコニコしながら踊ってて、私も気持ち良く踊りました・・・こういう選曲が出来るダニーの「DJ魂」がホント素敵です!!

 んで、クラシック/ガラージ系は、そんなには多くないですが、個人的には3時ごろかかった「Dinosaur L / Go Bang #5」はヤラれました!!
 言わずと知れたアーサー・ラッセル物ですが、elevenのシステムで聴くGo Bangはヤバく、分かってる人たちだけは踊り狂ってました(^^;)
 個人的な感想だと、もっとシステムのチューニングをすれば良い音が出せそうだな~とか思いましたが、無駄にクルクル回ってました・・・が、まわりは殆ど踊ってなかったな~

 あと、ヒートアップしてたのはStevie WonderのHouseリミックス(Another Starはイイね!)とか、今年初頭に亡くなられたTeddy Pendergrassなんかもプレイし、「The More I Get,The More I Want」のプレイには、みんなで目頭を熱くしながら踊っていました。
 また、前回もプレイしてましたが「Prince / I wanna be your lover」のライブ版からのプレイもヤバいっすね!!


 ンな感じで、私は7時まで踊り、次の日のこともあるので、ラストを見ずにフロアーを後にすることにしました・・・5時過ぎるとホント空いてて、踊りやすく、5時以降は気持ちよく踊れたの大満足です(^0^)
 でも・・・最後の最後は聴きたかったな・・・今回はダニークラシック(Brainstormとか)が聴けなかったので、最後にプレイしたのかな~ってのが気になります。
 個人的には、ダラダラと10時ごろまでやるよりも、5時ぐらいから締め始め、7時ごろにスパッと終わらせてくれる方が、潔くって好きですね・・・


 まあ、今回は報告だけになりましたが、クラブってイイね♪
 今後は、行けたら来週のHeavyに行き、これまた行けたらBody&Soulですね・・・仕事次第なので何とも読めないのが悲しいです(^^;)



<追伸> 
 最近、私も踊りが上手くなったのか「お兄さん上手いね」ってお姉ちゃんから声掛けられる様になりました・・・昨日はだいぶ絡んできた娘がいましたが、素っ気ない返事をしてごめんね・・・昨日は「踊りたい日」だったので・・・でも、これって「逆ナン」なんですかね??
 あと、DJブースにラリーの写真が貼られてた! これがないと神が降りてこないですよね!!