HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive) 「Harmony in Rhythm」
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 やっと、引っ越しの日取りが決まり、荷づくりをしたり、新しく買う家電の手配をしたり・・・ってことをしないといけないのに、なぜか更新です(^^;)
 理由は・・・現実逃避ってやつでして・・・本当に引っ越しが出来るんでしょうか?

 ンなわけで、夏向けのナイスミックスのご紹介です~♪


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 個人的には大プッシュをしているミックステープシリーズ「EMTシリーズ」の首謀者(?)である「沖野好洋」さんによるナイスミックスで・・・夏には大変合うブラジリアンテイストのJazz/JazzFunk/Fushion/Boogieミックスを披露しています!!


 DJ業界で「沖野」といえば・・・有名DJ/Producerである「沖野修也」さんの名前が真っ先に上がりますが、その修也さんの実弟にあたるのが今回紹介する「沖野好洋」さんになり、ClubJazz業界では縁の下の力持ちのような存在になると思います。
 兄の修也さんは東京で活躍し、好洋さんは大阪で活躍をしており、好洋さんもDJ/Producerとして活動をしていますが、ClubJazz系レコードショップ/レーベルの名店「Especial Records」を運営しており、兄弟ユニットである「Kyoto Jazz Massive」関連のリリースや、沖野関連の作品のリリースを全世界に発信をしており・・・兄と比べると「事務方」な匂いもあります(^^;)
 
 ただ、今回紹介をしている「EMTシリーズ」は、好洋さんが製作していたと思われるシリーズで、このテープシリーズの出来の良さなんかを考えると、好洋さんの存在は侮れませんよ!!

 このテープ自体、以前の記事で書きましたが海外の有名DJ達との尊敬を伴うコネクションがあって成立してるし、個人的にはこのテープを聞いて選曲の良さにヤラれたり・・・好洋さんのDJとしての実力を知りました!!
 現場のDJだと、大阪でのJazz系名物パーティーである「Freedom Time」を長年にわたって運営されており、兄とはちょっと違うDJでパーティーを沸かせているそうですし・・・何よりもEspecialのセンスの良さは好洋さんあってだと思うし、なかなか表立たない存在ではありますが、さすが「Kyoto Jazz Massive」だな~と思います(^0^)

 特に、このテープでは、好洋さんが得意とする「ブラジル系」の選曲を、他のジャンルの曲(Jazz/JazzFunk/Fushion/Boogieなど)で表現し、何とも言えない気持ちよさが出ており・・・好洋さんのセンスの良さが感じられると思います。

 では、紹介に行ってみよ~♪


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 この作品では、DJミックスはせず、フェードイン&フェードアウトの「ロフトスタイル」でミックスしており・・・かなりリラックスした感じのミックスに仕上げ、ミックスの流れはそんなにはないですが、巧みな選曲についヤラれてしまいます・・・

 特に選曲において面白いのが、好洋さんが得意とする「ブラジル」っぽさを、ブラジル系の曲を全く選曲せずに、JazzやFushionといった別ジャンルの曲を使って表現しており・・・ブラジルっぽいカラッとした質感だったり、気だるい質感だったり・・・とにかく「夏に合う」感じの選曲が堪らないですね。
 色んなシーンに合うとは思いますが、バケーションシーズンの南仏を、クラシックなヨーロピアンタイプのオープンカーでドライブしてる感じだったり・・・歴史のある木製テーブルが並ぶ街中のカフェのテラス席で、オーガニックなレモンをブレンドしたペリエを飲んでる感じだったり・・・頭をフル稼働して例示を書きましたが、なんか「大人の夏」を感じるミックスに仕上がっています(^^;)

 好洋さん自身は、このテープがリリースする以前より、写真左のようなブラジルモノのテープとか、Jazzモノのテープをひっそりリリースするなど、旧譜系の知識はメチャクチャ強く、簡単に「ブラジル」モノの作品が作れるだけの実力はあるんでしょうが・・・それを別ジャンルで表現してるってのは素敵です!!
 私も聞いただけでは理解できなかったのですが、テープについている小川充さんの解説や、選曲を調べてみて分かりましたが・・・DJとしての「余裕」が感じられ、流石だな~と思いました。

 また、意外な選曲もみられ、写真右の「Billy Griffin / Hold Me Tight in the Rain」をプレイしたり、CameoやMtumeなんかの曲をプレイしたり・・・意外と知れ渡ってるレコードをプレイしてて、カッコいいですね!!
 特に、Billy Griffinは、B面の最後の方でプレイし・・・まるで夕立のような突然の雨のように、ホントは嫌な雨なんだけど、蒸し暑さを消し去り、熱くなった体をクールダウンしてくれ、逆に元気を与えてくれるような感じで・・・個人的にはヤラれました(^0^)



 なんか抽象的な紹介になってしまいましたが、なかなか作ることのできないタイプのミックスで、夏には大変重宝する作品だと思います(^0^)

 ただ、真夏の通勤電車には・・・あんまり合わないかな? こういうのは、休みの日に海に向かう時になんかに聞きたいものですね・・・泳がなくってもイイから、海はそろそろ行きたいな~♪



<Release Date>
Artists / Title : Yoshihiro Okino (Kyoto Jazz Massive) 「Harmony in Rhythm」
Genre : Jazz、JazzFunk、Fushion、Boogie・・・・  
Release : 2003年3月
Lebel : Especial Records No Number



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DJ PMX 「Locohama Crusing 002」
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 暑いですね・・・暑いです(^^;)
 んなわけで、夏物の第3発目・・・今回は「西モノ」です!!
 この手のジャンルを私が紹介するのは意外と思う方もいるかと思いますが、キャパは結構広いので、こういうのも好物です(^0^)

 んで、今回は日本を西海岸系HipHopの第一人者である「DJ PMX」氏の作品をご紹介します!!
 西モノっていうと、なんか「ちゃらい」イメージがあり、過小評価されているかと思いますが・・・なかなか奥深い世界で、PMX氏のこの作品も結構いい出来ですよ(^0^) 


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 まず、PMXさんの紹介から行きましょう・・・名前だけ知ってる人にはビックリするキャリアかも?

 PMXさんは、日本の西海岸系HipHopを代表するグループ「DS455」のメンバー(プロデュースとDJを担当)として有名で、西系特有の「ゴージャス感(?)」がありつつ・・・なんか「ちゃらい」イメージがあるかと思います。

 ただ、業界ではかなりのベテランで、DJは80年代末よりプレイを開始し、日本のHipHopの黎明期に活動をしていた「MAZZ & PMX」のメンバーとして活躍し、辰緒さんの「Club Of Steel」でDJをしたり、ECDのバックDJをしてたり、Rhymesterやキミドリなどの色んなアーティストの楽曲製作&協力(なんとブッダの人間発電所も!)してたり・・・今の「西」なイメージとはちょっと異なる(?)活動をしてました・・・

 まあ、当時は「西」と「東」なんて組み分けは無く、同じ「HipHop」という音楽の元に好き者が集まっていた訳なので、そんなにはオカシイことではないですが、今のイメージからすると意外かもしれないですね。
 調べてみると、80年代後半ぐらいから90年代初期ぐらいの日本のHipHopって、アンダーグラウンドな世界ではありましたが、色んな人が交流しててかなり面白い時期なんですよ・・・今回のPMXさんも、91年に「GO YELLOWS GO」って曲を作った時は、スチャのシンコ氏より機材を借りて作ったそうですよ!!

 また、結構な苦労人でもあり、東寄りだった90年代の日本HipHop界において、西寄りなスタンスを崩さず、地道に活動をし続け、やっと00年頃にアルバムがリリース出来たり・・・現在の「ウエスト・シーン」があるのもPMXさんの活動があってかな~と思います。
 DS455の相方であるKayzabro氏の功績もありますが、若かりし頃のMacchoをDSのメンバーとして迎え、良き先輩としてMacchoを育てたり・・・横浜のクラブシーンにおいて、積極的に西モノをプレイしたり・・・地道な活動はかなりあったと思います!!


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 そんなPMXさんですが、90年代は目立った活動は無かったですが、00年代になりアグレッシブな活動を続け、DS455としての作品のほかに、ミックス作品も多数リリースしており、今回紹介するテープは比較的初期の作品(2002年ぐらい)になります。
 残念ながら1作目は持ってなかったので、2作目の紹介になりますが、今回の作品はPMXさんのミックス作品において代名詞的なシリーズである「Locohama Crusing」というシリーズで、当時はアンダーグラウンドリリース(権利なし)でリリースしていましたが、現在はメジャーレーベルより権利クリアのミックスCDとしてリリースしており、好きな方は結構聞いたことがあるかもしれないですね~

 基本的には「西海岸系HipHop」なので・・・まあいわゆる「Gangsta HipHop」とか「G-Funk」が中心なのですが、タイトルの「Locohama Crusing」という言葉が表す通り、西海岸のトロピカルな雰囲気(=Locoの部分)を、彼が活動する「横浜」でのクルージング(車で流す・・・)に当てはめた感じの作品に仕上がっています。
 日中のイメージもあれば、夜のイメージもあったりするのですが、どのシーンにおいても、インパラみたいなローライダーで、横浜の街を低速で流す・・・時に最適な「空気感」があり、個人的には結構好きなグルーブのあるコンセプトミックスになってるかな~と思います。


 また、このPMX作品の面白い点は、こういった作品を買ってるのが、私のようなレコードを主体に購入している「DJカルチャー」に属する人間ではなく・・・どちらかというと車が好きでファッションとしてHipHopを着こなしてる「一般のお兄ちゃん・お姉ちゃん」の方に沢山売れてた・・・ということです。

 なんだろう・・・今でいう、深夜に車でドンキに行って、CD売り場で「これ、いいんじゃね」ってな具合でCDを買う・・・感じのお兄ちゃん達ですかね??
 きっと、中身の内容はよく分からないけど、車でかけてたら「なんとなくカッコいい」みたいな印象があるので買いました・・・って感じの方を中心に売れてたみたいで、ちょっと前ならレゲエのコンピを買ってそうな方々ですかね・・・(^^;)

 これは実体験になるのですが、このテープって都内のユニオンでは全然見かけなく、どちらかと言うと「地方」のユニオンの方が遭遇する機会が多く、私自身も相模原にある「ユニオン淵野辺店」で大量放出されてたのをまとめ買いしましたが・・・あのお店で買ったことで、上記の「一般の方」に売れてたことが何となく分かりました・・・
 あのお店って、国道沿いにある店舗で、いわゆる「車来店」を前提に作られたお店なんですよね・・・つまり「車社会」に根付いた店舗になっており、広い駐車場があったり、HipHopの中古CDを見てるとチャライ感じのが多かったりしてて・・・その一端としてこのテープがまとめて底値で放出されていました(^^;)
 きっと、あの辺を車で流してる兄ちゃんが、車を買い替え、テープデッキが付いてないからユニオンに売った・・・・のかな~と思います??

 ただ、この限りで重要なのは、これらのテープは一般の方にも売れてたわけですから、一般の方が買える環境でも販売していた・・・ってことです。

 テープに関しては、自主製作なので、自分たちでコネクションを作って売っていたのだと思いますが・・・彼らの地道な活動があり、段々と理解者を増やし、草の根で販売網を広げていた・・・って点が浮き上がり、実際は一般のチャラいお客さん中心に売ってはいたが、かなり「地道な努力」があってこのテープが流通してた・・・と考えられます。 
 私の調査だと、上記の購買層が利用する「HipHop系の洋服屋」とか「ローライダー&VIP系の車屋」などで多く販売をしていたようで・・・一般の音楽流通とは異なるルートをとってたようで、彼らの地道な努力があって販売網が広がったみたいです。

 また、このことは、その音楽と接点がない人を結びつけさせた点も重要になり、変な話、西モノのHipHopが興味がない・あまり知らない方に対して「入口」として効果を発揮させてた・・・とも考えられます。
 最初は洋服とか車とかの「ファッション」が先行してたけど、こういったテープを聞いて「その文化」を深く知るようになった・・・みたいな方もいるかと思うので、ウェッサイシーンに対しての「教育」や「底上げ」も、このテープが象徴的になるのですが、PMXさんの功績になるのかな・・・と思います。

 なお、淵野辺のユニオンは、意外と穴場で、HipHopの中古レコとかテープが結構あり、たまに「爆釣」が出来たりするので、たまに行きます・・・地方店は地方の個性があって面白いですね(^0^)
 あっ、あと淵野辺は、あの「サイプレス上野」氏がバイトをしてた店舗として一部では有名でしたっけ・・・だから濃いのかな??


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 でわ、やっと作品の紹介です(^^;)

 作品としては「Gangster Rap」「G-Funk」を中心としたミックスで、Eazy-EやIce Cubeのようなベテラン勢の曲からあまり知られてない曲を巧みにミックスし、車でのクルージングが気持ち良くなる・・・そんなミックスになっていると思います。
 残念ながら、選曲の方は、私が知らな過ぎで説明が出来ないので割愛しますが、カラッと乾いた曲だったり、逆に夜中の蒸し暑い感じだったり・・・選曲の雰囲気作りは流石ですね(^0^)

 私が持ってる曲は一曲もなかったので、上には「横浜」の写真を貼ってみましたが、浜の風を受けながら、インパラみたいなオープンカーで低速で流してたら・・・街の雰囲気も味方して、ホント気持ちよさそう・・・横浜で無いと生まれないグルーブがあるかな~と思います。

 私に関しては、横浜って街が結構好きで、気分転換したいな~って時は、電車を乗り継いで(車じゃないのが悲しい・・・)行き、赤レンガの当りで海を見ながらボーっとしたり、浜風や気持ちいい太陽の光を浴びながら散策したり・・・なにか「特別な空気」がある街だと思います。
 上手く言葉が見つかりませんが、時の流れが都会よりもちょっと遅い感じだったり、独特のユルイ感じがあったり・・・だけど、街としての品格や高級感があったり・・・海や港、車や道路、歴史を感じる街並みや建物・・・あの場所にある全てがあって初めて「横浜」になるんですかね?
 ちょうど、赤レンガの3Fにあるダイナーでのランチがそんな感じで、適度な高級感があるんだけど、独特のユルイ時の流れがあり、横浜に行った時は、いつもあそこでビールとローストチキンを食べてます・・・あと、山下町のホテルニューグランドのカレーもそうだ・・・また食べに行きたいな~♪


 PMXさんも、実は横浜出身ではない(宮崎出身!)のですが、横浜が持つ「グルーブ」を最大限に表現し、ユルーい感じなんだけど、高級感みたいのがある感じに仕上げてきているのは・・・流石です。
 繰り返しになっちゃいますが、横浜っぽいグルーブで全編ミックスされており、夏のクルージングのお供にはもってこいですかね♪
 ただ、ミックスにメリハリがちょっとなく、ミックス自体にパンチやストーリー性がちょっとないのは残念かな~



 んなわけで、作品の紹介は殆どなく、概念っぽい説明で終わってしまいましたが、作品のグルーブ作りが秀逸なので西ものが好きじゃない方でも絶対に好きになる作品だと思います。

 こういった、西ものって、昔からファンは多かったですし、甘茶ソウルの流れからファンになった方も多いと思うし・・・実はレコード/CDのコレクター業界でも最近ブームになっていて、面白いジャンルなんですよね・・・
 モノによってはとんでもない値段になってる(万越えも多い!)し、ユニオンなんかでは銀皿(=CD)なんかのセールが熱いですよね・・・私は手は出してないですが、結構ハマったら面白いのかもしれないですね・・・

 まあ、夏のお供にはピッタリだと思うので、是非どうぞです~♪





<Release Date>
Artists / Title : DJ PMX 「Locohama Crusing 002」 
Genre : HipHop(Gangstar Rap、G-Funk・・・)   
Release : 2002年ごろ
Lebel : D.P.G Records No Number




<報告>

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 たまにチョコチョコ書いてはいましたが、引っ越しがほぼ決まりました!

 部屋はたいして広くは無い&古いですが、今よりもレコード収納量が増やせられ(=棚が増設できる!)たり、会社から通勤が楽でそんなに遠くは無い所だったり、家賃がお手頃だったり・・・今までの生活がちょっと潤う感じの引っ越しになりそうです。
 まだ、契約はしてないですが、8月のお盆前辺りに引っ越しをする予定になり、色々と作業があり、なんか疲れ始めてます(^^;)

 そんなわけで、引っ越し前の定番作業である不用品の処分を行ってるわけですが、今日は要らないレコードを処分してまいりました。
 以前も紹介しました記事と同じで、某ユニオンに親父の車で売りに行ってきましたが・・・即日査定で、思ってたほど高く売れました(^0^)
 今回は、量的にはレコが130枚ぐらい、テープとかCDとかDVDがボチボチ・・・といった感じで少量で、結構売れないレコードも入れてましたが、高く売れるレコやテープも少し入れてた(コレ意外と重要です!)ので、無事に処分出来て良かったです・・・ここ最近、買い取り拒否とかもあるので、売るときは「見せ球」を入れるのもポイントですよ~♪
 まさか即日査定が出来るとは思ってなかったし、意外な値がついたのもあったり(高いも低いも込みで)、ユニオンはやっぱりイイですね・・・ただ、在庫量の10%ぐらいの放出なので、実は全然整理にはなってなく、帰りに売ったお金でレコード用の段ボールを大量に買ったとさ・・・とほほ・・・(--;)

 あと、前にチラッと書いたブラストとかの雑誌放出は、その内、時間があったらやる予定です・・・
 持って行けたら新居にもっていくのですが、タンスの収納は意外と小さいので、親に交渉して、実家に一時的に保管して貰う予定になったので、必要になったら新居に持ってきて、ブログで紹介して、その後、ヤフオクとかで放出・・・という流れになると思います・・・ただ、いつできるんでしょうね~(^^;)

 引っ越しはもうちょっと先ですが、ブログの更新は空いた時間があればやっていきますので、今後もよろしくお願い致します(^0^)
 ではでは、今日は疲れたので、これからビール飲もっと・・・引っ越しの整理をやらないといけないけどね~(^^;)




DJ MURO 「Tropicooool Boogie Ⅱ」
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 引き続き、夏物のご紹介です~♪
 このシリーズは好きな方には堪らないシリーズで、私も大好きなシリーズです(^0^)


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 我らのMUROさんの人気シリーズ「Tropicooool Boogie」の第2弾で、第1弾と同様、誰にも出来ない深い選曲を披露しつつ、時に涼しく・・・時に熱く・・・夏を彩ってくれる作品になっています。
 ちょうど数日前に新作の「Ⅴ」が出たばかりで、まだ買ってないので適当に写真を借りましたが・・・この時期は本当に重宝しますね(^0^)

 このシリーズは、Diggin' Iceシリーズなんかに比べると、ジャンルの幅が広かったり、メチャクチャドープな掘りなんかをしてるので・・・定番曲が少なく、取っ付きにくい印象があるのですが、段々とミックスの世界に引き込まれるようなグルーブ作りが秀逸で、知識がなくっても十分楽しめますね♪
 また、ちゃんと収録曲のことを調べると、選曲の幅の広さだったり、収録曲の深さだったり・・・もはや「MURO」じゃないと成立させることが出来ない世界が広がっており・・・追いついていくのが大変ではあるのですが、メチャクチャ勉強になります!!

 では、今回は前振りは短めにして、早速紹介に行きましょう~♪ ちなみに、今回の記事において、下に貼るレコ写は全て某所よりお借りしました・・・この作品はMUROさんに追いついていけませんでした(^^;)


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 まず、選曲面の話からしましょう!

 この作品も、様々なジャンルの曲を年代を問わず、MUROさんの視点でチョイスをしてるのですが・・・その幅の広さと深さにはヤラれます!!
 HipHopから始まり、BreatBeatsやHouse、SoulやFunk、ReggaeやLatinなど・・・まさにオールジャンルミックスで、かつ指を黒くしないと掘れない昔の曲もあれば、簡単に買えるんだけどなかなかチョイス出来ない現行の曲もあったり・・・流石「MURO」さんです!!


 特に、この作品を聞いて個人的に反応したのが「現行系」の曲で、意外なところを突く選曲なんですが、作品においては無くてはならない選曲になっています(^0^)

 例えば、写真左の「Artifacts / Hot」であれば、George Benson使いのHipHopとして今となっては定番曲になりましたが・・・MUROさんのミックスでこの曲を知ったって方が多いかと思います。
 実際にこの曲がリリース(プレス?)されたのは99年ぐらいなので、数年経過してからの収録ではありますが、この選球眼の良さは流石MUROさんです・・・作品においてもHotのグルービーな感じを維持しつつ、そのままJazz Funkっぽい昔の曲(Dorothy Ashby!)にミックスするのもヤラれます!!
 ちなみに、個人的な記憶だと、このテープに収録されてから、Hotのオリジナル12inchがメチャクチャ高くなった印象があります・・・

 あと、写真右も意外な選曲で、日本人の有名Funkバンドである「Wack Wack Rhythm Band」のインスト曲(Rhythm Island Break Down)をチョイスしてるんですよね・・・トラックリストを見ないで聞いてて、イイ曲だな~と思って曲名を見てビックリしました!!
 オリジナルでは、あのRhymesterをフューチャーしたラップ曲(?)なんですが、そのトロピカルなFunkインストが素晴らしく、作品においてもピークタイムみたいな感じでプレイしています・・・上のArtfactsならまだMUROさんらしいですが、こういった「ジャンル外」の曲も積極的にチョイスしてる姿勢にはヤラれます!!


 このシリーズの第1弾の時に書きましたが、このシリーズではMUROさんの「音楽的嗜好の広がり」がポイントなんですよね・・・
 第1弾の時は「House」のことを紹介しましたが、今回のWack Wackのように「それはMUROさんがプレイしないだろ~」と思った曲でもMUROさんはプレイしちゃう訳で・・・奥深さのレベルが違いすぎです!!

 特に「現行系」の曲のプレイは正にその奥深さを表すことが多く、考えさせることが多いです・・・

 なぜなら、レコードをメインに買ってる者にとって、新譜のレコードってそんなには刺激的ではなく、結構スルーしちゃうことが多い・・・と思う状況において、しっかりと新譜の曲を「掘っている」姿勢は見習わないといけないかな~と思うからです。
 MUROさん自身も、90年代のミックス作品では旧譜ばかりをプレイしましたが、00年代になり、新譜でイイ曲は年代に関係なくプレイするようになっており、このシリーズの第一弾ではHouseをプレイしたり・・・その流れは最近でもそうだし・・・掘りに時代の壁はなしってところでしょうか!! 


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 んで、今度は全体のミックスの話をしましょう・・・・

 全体的には、このシリーズの至上命題である「南国志向」なミックスで統一され、上記で触れた様なドープな選曲の元、夏を楽しませてくれるようなミックスに仕上がっています。
 貼ったレコ写のことは次で説明しますが、なんか夏っぽいですね・・・白ビキニの娘が凄い好みです(^^;)
 
 A面では、アフロ系の新譜・旧譜でミックスを開始しつつ、レアな45や意外なSSWモノをプレイしつつ、最後はGarage系の曲(Crown Heights Affair / Far Out・写真左)で締め、肌を焼きつける太陽の光が気持ちいいみたいな熱いミックスをしてます・・・
 対して、B面では、先ほど触れた「Artifacts / Hot」からレイドバックした感じでスタートし、写真右の「Aldemaro Romero / Sweet Madness」のようなBrazil系の曲や、LatinやReggaeといった南国系の曲を緩めにプレイし・・・プールサイドの木陰で、熱さを保ちながらチルするのには最適な感じです・・・

 A面とB面で対比があるのは大変面白く、MUROさんの色んな趣味が少しずつ反映(アフロ系とか南国系、45とか)しつつ、一つの作品(=南国ミックス)に仕上げてしまうのは流石ですね(^0^)

 個人的には、何も考えずに「ただ聞いていたい」って感じの作品で、こういったDJの個性に「お任せ」出来ちゃう作品って・・・あまりないですよ!
 ただ、あんまり有名な曲が入ってなく、かつミックスにパンチラインがそんなには無いので、聞いててダレちゃう所もあるかな~とも思います。



 んなわけで、今回は掲載したレコ写は借りてしまったので、説明文が微妙に気合が入っていないのですが、やっぱりMUROさん印の素晴らしい作品です!!

 夏も始まったばかりですが、こんなミックスを脇で聞きながら、海に向かってドライブするのもイイし、プールサイドの木陰で聞くのもイイし・・・あなたの夏を盛り上げてみてはいかがでしょうか?

 ちなみに、いつもレコ写を自前で撮ることが多いですが、説明文を書いてる段階で「あっ、このレコは絶対説明しないとダメだ!」となることも多く、そのレコを探して買ったりしてるので・・・結構苦労してます(^^;)
 今回は・・・持ってる曲が1曲もなく、欲しい曲(白ビキニは欲しいな~)は増えましたが、収録曲を探すだけで夏が終わりそうなので、借レコ写で逃げてみました(--;)



<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Tropicooool Boogie Ⅱ」
Genre : HipHop、BreatBeats、House、Soul、Funk、Disco、Jazz、Reggae、Latin、Brazil・・・   
Release : 2003年9月
Lebel : KODP/SAVAGE No Number




<独り言>
 昨年同様になるのですが、MUROさんの「夏攻勢」がとんでもないことになってますね!!
 Tropicoooolの新作が出たと思ったら、今週は外注ミックスが2本リリースし、更にMUROさん初のレコ本(WaxPoeticsでも出ますよね)も出るとあって・・・財布が悲鳴をあげてます(--;)
 個人的には、引っ越しが控えてたり(決まりそうです)、レコード購入において最高値記録を更新するレコードの購入したり・・・財政は厳しいのですが、多分今週末にまとめて買うと思います(^^;)

 ただ、コレだけは言いたいのは、MUROさんって、今年は月一ペースで必ずミックス作品を出しており、そのどれもがメチャクチャ高レベルな作品に仕上がっており・・・コレって並大抵のDJじゃ出来ないことでしょ!!
 だって、どの作品も個性や堀りが光っていて、MUROさんにしかできないOne&Onlyな作品に仕上げてて・・・それを毎月のペースでやってるんだから頭が下がりません!!

 もー、独り言なので、論旨をまとめませんが・・・お金がキツイので「月一作」にして欲しいところですが、これからも頑張ってください(^0^)



0152 Records 「Reggae Hits Vol,01」
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 いや~、夏が始まりましたね・・・今のところ、全く夏らしいことはする予定がありません(--;)
 
 んなわけで、暫くは「夏物」を紹介していこうかと思います・・・初回はド定番の「レゲエ」もので行きますよ~♪

 なお、今回の紹介は、このブログのトップバナーを作ってくださった「ソロバンさん」の記事に触発されたのがきっかけです・・・ビガップ!!


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 今回のテープはかなりマニアックな部類になりますが、流石の高レベルな作品です。

 この作品は、今は閉鎖されてしまったレゲエ系オンラインショップ「0152 Records」の初期作品で、ダンスホールより前のレゲエ・・・つまりRock SteadyやSka、そしてRoots Reggae、Dubなんかをコンパイルした作品です。

 0152については、ソロバンさんの記事に詳しく書かれているので、そちらをご参照いただきたいのですが、Reggae系のオンラインショップの中では、かなり「マニアック」な部類だったようで、メチャクチャ濃かったそうです。
 現在は残念ながら閉鎖(閉店)してしまったようですが、ソロバンさんの記事を読んでると、レゲエ界隈では結構な影響力があったサイトのようですね・・・

 ちなみに、私の記憶だと、初期は渋谷の某所に実店舗があり、その頃の広告には確かシャカゾンビのオースミ氏が出演されてたような・・・記憶があります?
 あと、店名は・・・開店した2000年前後に猛威をふるっていたウイルスである「0157」をもじったんでしょうかね??


 また、この0152は、ミックステープ業界では実は重要なレーベルで、レゲエ系の作品をボチボチリリースしながらも、あの「クボタタケシ氏」の怪物ミックステープシリーズを世に出したレーベルとしても有名です!!

 実際にはレゲエ系のテープが多かったそうで、ソロバンさんも紹介をしていた「Primaveraシリーズ」などをリリースしていましたが、クボタさんの人気シリーズの「Neo Classics」の1と2は、0152が流通(製作はクボタ氏のSky Larkin)を担当してたようです。
 なぜリリースを担当していたかは謎ですが、私の推測だと、クボタさんも0152のオーナーである武田さんもシスコのスタッフだったのがポイントだったのかな~と妄想してます??
 ただ、0152がリリースした1と2は、めちゃくちゃプレス数が少ないらしく、ミックステープ市場においても高値の華として有名で、ヤフオクとかでは万越えとかでも出品がありますね・・・私は、高くなる前の捨て値で2を買い、1は樋口ぐらいの値段で買いました(^^;)


 んでは、作品のご紹介です~♪

 かなり初期の作品のようで、この作品に関しては、写真右のように「完全手製」の作品になっており、マニアには堪らん「匂い」がします(^^;)
 こういった「手作業で作った」作品って、ごく限られた範囲だけでの流通にならざるを得なく、プレスに関する情報が少なく、市場に出たとしても大半が爆安で、買う側も怖くて手を出さないことが多いのですが、私ぐらいの「ダメ人間」になると速攻で買ってしまいます・・・意外と「当り」がありますよ!!

 この作品も、割と「当り」で、夏場の熱さを冷ましてくれるかのようなユル~い感じのレゲエが満載で、大変イイです・・・

 作品にはトラックリストがなく、詳細は全く分からないですが、Rock SteadyやSka、そしてRoots Reggae、Dubなどのダンスホールより前のレゲエを中心に選曲(ミックスはしてない)をし、時間の流れが遅く感じます・・・
 南国特有の明るさもある中で、なんとなくサウタージした切ない感じも選曲しており、月並みな表現ですが、午後のひと時に、木陰で聞くのには最適なミックスですね・・・ソロバンさんは「ギネス」って書いてましたが、個人的にはレモンを落とした「コロナ」を飲みながら聞きたいって感じですかね?


 私自身は、選曲のレベルの高さなんかは分かりませんが、嫌になるほどの夏の暑さであっても、耳を傾けたら心地よい・・・みたいな良さはあると思います。
 まあ、これに近いテープを聞いても、そう思ってしまうことが多いので、私の勉強不足を露呈してしまうのですが、ミックスCDとかMP3では再現できない、テープ特有の「味」みたいのがしっかりと出ているので、こういった作品は是非テープで聞いてくださいね♪


 かなり適当な紹介でしたが、ソロバンさんに「アンサー」を出したかったので紹介しました(^0^)
 こんな感じで今後も紹介しますね~♪



<Release Date>
Artists / Title : 0152 Records 「Reggae Hits Vol,01」
Genre : Reggae(Rock Steady、Ska、Roots Reggae、Dub・・・)
Release : 2000年前後
Lebel : 0152 Records No Number


2017/02/26 追記

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         左 手刷り版       右 プレス版

 収集活動を進めた結果、右のプレス版も存在することが分かりました!
 そうなると、左の手刷り版は「ブート」の可能性もありますが、私としては手刷りが1stプレス、プレス版が2ndプレスと信じたいです・・・実際はどうなんでしょう??




<おまけ>

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 作品の紹介までは行かないですが、最近聞いた作品の中で、是非レゲエが好きな方にお勧めしたい作品を紹介します・・・今回の紹介が少なかったから、ちょっと「場つなぎ」でもあります(^^;)

 マニア筋では好評化なミックス作品をリリースしてる「やけのはら」氏関連の作品で、彼の盟友であるMr.Melody氏タカラダミチノブ氏がレギュラーDJを務めてる「HEY MR.MELODY」というイベントからの作品で、3者のショートミックスを繋げた形のミックスCDになります。

 内容はというと・・・なかなか説明しずらいのですが、レゲエとかソウルとか・・・説明が難しいぐらいの多種多様のジャンルの曲がミックスされてるのですが、今回のテープのような「ゆるさ」が感じられ、聞いてると不思議な気分になるミックスです。
 作品の紹介文では、クラブ帰りの「気だるいけど微妙な感じ」みたいな表現をしてますが、まさにソレで、独特の浮遊感があり、素敵です・・・きっと、横浜の朝ってこんな感じなのかな~と思わせてくれて、大変良い作品です!!

 トラックリストは付いていないのですが、それが全然気にならないぐらいのミックスで、3者とも作品のコンセプトをしっかりと反映した素晴らしい作品だと思います・・・ここ最近、DJの個性が光った作品があまりなかったので、この作品にはヤラれ、個人的には今年度のミックス作品の中でかなり上位な作品です!!
 値段も、かなりお手頃(1260円だっけな?)なので、興味のある方は是非聞いてみてくださいね~


 あと、いまさらですが、このブログのジャンル分けで「Reggae」を作りました・・・なんで分けなかったのかは分かりません(^^;)



DJに関する動画 その5 「Soul Train」
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 お待たせしました・・・今回は公開まで時間がかかっちゃったけど、迷惑企画の第5段です!!
 今回で動画企画は最後になります・・・これでやっとビデオテープが捨てられる・・・(^^;)



(1)はじめに

soul train

 今回の動画は、今までのような誰も知らないようなマニアックな動画ではなく、内容に関しては知ってる方は多いかと思います。
 ただ、この番組が日本で90年代中ごろに再放送していて、私を含むDJ予備軍が影響を受けていた・・・って点はあまり知られてないと思うので紹介したいと思います!!

 今回の動画は、写真の通り、超有名音楽番組「Soul Train」です!!

 詳細は下で延々と書いていきますが・・・いや~、この番組は超影響を受けました!!
 コレが放送されてた頃は中学生だったので、放送の内容をちゃんと理解して見ることはできませんでしたが、ブラックミュージックのカッコよさを知ったのはこの番組で・・・今のSoul/Disco趣味のきっかけになった番組かもしれないです。

 今回、VHSの発掘作業においては、この動画の発掘作業が一番時間がかかりました・・・録画していた本数も多かったのですが、今の自分が「興味のあるジャンル」だっただけに、その動画を真面目に見返していたので・・・大変でした(^^;)
 当時の私は、メジャーなアーティストの時とか、何となくカッコいいアーティストの時とかを、ホント適当に録画していただけだったのに・・・残っていたビデオがマニアック&感涙の嵐で、見ながら何度も「吠えて」いました!!


 この番組に関しては、YouTubeに沢山上がってるのは知ってるし、番組自体を知ってる方も多いので・・・紹介するのに躊躇してた部分もあったのですが、日本で「Soul Train」が放送してたことを知らせたく、紹介する運びになりました。
 今回は、かなりの本数の動画を玉砕覚悟で上げますが、毎度のマニアックな視点で動画を編集&アップロードしましたので、お暇な方はついてきてね・・・レアな動画も多いはずですよ(^0^)

 では、話も長くなるので、紹介に移りましょう・・・




(2)番組の紹介

①Soul Trainの概要


『Soul Trainの歴代オープニング集 74年、76年、79年』

 コレに関しては超有名番組なので、補足が要らないかもしれないですが、一応説明をしておきますね・・・

 この番組は、1971年頃よりアメリカで放送をされていたブラックミュージックに特化した音楽番組で、ブラックミュージックの歴史において、とてつもなく重要な番組になります。
 それまでラジオ(それも黒人向け)でしかプレイされなった音楽が、実際に演奏&歌唱しているアーティストの映像が見れる・・・ということで、ブラックミュージックを全世界に広めるきっかけになった音楽番組として知られ、影響を受けた方は星の数ほどいると思います。

 どのくらい影響力があったかを説明することは分かりませんが、SoulやFunkなどの「ブラックミュージック」において代名詞的な存在だと思いますし、この番組がなかったら・・・今の音楽シーンがどうなってるのか分からないぐらい重要な番組だと思います。
 以下でも紹介をしますが、ブラックミュージックに欠かせないアーティストの大半が出演し、彼らの人気を広めるきっかけにもなったし、制作者が想定していた視聴者(=黒人層)を超え、あらゆる人種の視聴者に対して、ブラックミュージックの素晴らしさを提供した番組・・・といったところが、この番組の素晴らしさになるかと思います。


 上に貼った動画は、歴代のオープニング(ホント初期のはないけど)を私が編集したものですが・・・カッコいいですね!!
 出だしからSoulTrainを代表するOP曲である「MFSB / TSOP(The Sound of Philadelphia)」が流れ、ファンキーなアニメ&スタジオ映像にヤラれます・・・実際にSoulTrainを見たことがない方でも、TSOPを耳にしたことがある方も多いと思いますし、スタジオ映像も知らぬうちに見てるかもしれないですね~
 とりあえず、この番組の雰囲気だけでも知ってほしくて貼りましたが、一言でいって「ファンキー」な番組だとご理解ください・・・

 なお、上の動画は歴代のOP映像を74年→76年→79年と繋いでみましたが、これを見てるとブラックミュージックの「ディスコ化」と「ポップス化」が分かるかな~と思います・・・マニアックな繋ぎでしょ(^0^)
 番組自体は、一般的には70年代前半の「ファンキー」なイメージで知られていると思いますが、実は時代の変遷と共に変化しており、上記の流れももちろんですが、80年代以降はブラコンとかR&Bがプレイされたり、もっと後になるとHipHopも取り上げたり・・・と色々と変化はしています。
 番組自体も、実は2006年頃まで放送されており、変な話、ブラックミュージックの「今」を紹介する番組として機能してたみたいで・・・アメリカにおいては「生活に根付いた番組」だったのかもしれないですね(^0^)

soul train_02 DSC03530.jpg

 また、この番組に関しては、動画でも登場する名物司会者「Don Cornelius」さんの存在も大変大きいかと思います。

 ドン氏が番組の顔でありつつ、製作面でも総指揮的な位置におり、この番組の「中心」になっており・・・彼がいたからこそ様々なアーティストが出演した・・・と言われています。
 実際に番組を見てると、黒人特有の身内ジョークみたいのも多く、各アーティスト達とは親密な付き合いがあったり、信頼関係があったりするんだろうな~と思わせるところが多いです。

 また、番組としても「象徴」的なイメージもあり、彼特有のバリトン声で魅せるタイトな司会などはカッコよすぎですね・・・
 特に、動画でも登場する名文句「Soul Train , The Hippest Trip in America・・・」のくだりとか、番組最後の締めの時にいう「Peace and Soul!」のくだりとか・・・カッコいいですね(^0^)

 あと、こういった仕事をしてるので、音楽プロデューサーとしての側面もあり、後で紹介はしますが、あの「Shalamar」を実質的に送りだしたのは有名だと思います。
 また、マニアックな話にもなりますが、近年になり微妙にレアな値段になった写真右のレコード「Hollywood Disco Jazz Band / Don's Place」は彼がプロデュースしたことで有名ですかね・・・私も大好きな曲で、大人の高額盤2枚使いを無駄にプレイしてます(^^;)



②日本版の概要


『日本版のオープニング映像』

 そんなわけで、このSoul Trainは95年~96年くらいに「なぜか」日本で再放送をしていました・・・

 放送してたのは・・・この動画企画ではお馴染みの「NHK-BS2」で、記憶だと木曜ぐらいの深夜1時ごろに放送してて、2年くらい・計100回ほど放送していたと思います。
 もしかしたら、初期は週2回(水・木?)で、その後に週1回(木?)になったかもしれないです・・・それにしてもNHKって凄いね!!

 なんで見始めたかは忘れましたが、たまたま夜更かししててたら番組がやってることを知り、音楽勉強の一環として見ていましただと思います・・・
 中学生の頃なので、英語の歌を聞いてる時点で意味のない「優越感」みたいのはあったのですが、SoulとかはJamiroquaiとかが好きだったので意外と馴染みがあり、この番組自体は抵抗なく見ることは出来ました。

 また、私と同じぐらいの年齢のお方で、なぜソウルとかが好きになったか・・・の理由として意外と同調してくれるかな~と思うのが、あの「とんねるずのみなさんのおかけです」でやっていたソウルとんねるずも大きいかもしれないです!
 リンクしたのは、どなたかがアップしたもので、放送されてた頃、私は小学6年生ぐらいでしたが、あれでソウルミュージックとかが気になるようになった記憶があり・・・その3年後ぐらいに今回のSoul Trainがやってたので、個人的には何らかの影響があったと思います・・・
 久しぶりに番組を見ましたが、皆さん、かなり渋い曲で踊られてますね・・・ただ、踊ってる人が30代の人が多く、私と対して年齢が変わらない・・・私も傍から見ると、こんな感じに見られるのかな(^^;)


 まあ、そんなこんなで、気づいたら毎回ビデオに録画して分からないなりにしっかりと見ていました・・・多分、かなり初期から最後までしっかりと見てたと思います。
 ただ、NHKなので大きなニュースがあると勝手に放送時間が遅れたり、下手したら放送中止もあったり・・・番組表に従って録画すると、失敗することも多く、落胆することも多かったな~(^^;)
 私以外でも、この点で痛い思いをした方が多いかもしれないですね・・・懐かしい時代です。


 番組自体は、上記の動画のような日本だけのOPと、その放送に出演するアーティストの紹介は独自に編集をしていますが、それ以降は先ほど貼ったオリジナルのOPから特に脚色をせず、字幕だけ入れて淡々と放送をしており、Soul Trainの世界観をしっかりと放送していました。
 一応、放送においては「70年代」のSoul Trainだけを放送しており、開始当初は70年代初頭の放送を放映し、段々と70年代後半の放送を放映していく・・・感じになっており、私も見てて音楽の変遷が分かりました。

 ただ、少年だった私には、訳も分からない黒人の人が歌ってる映像を、深夜に見るのは眠くなります・・・これは今でも変わらないかもしれないですね?
 その限りにおいて、日本版の再放送においては、次で紹介する「人物達」がいることで番組が初心者向けに分かりやすい内容になりつつ、メチャクチャドープな内容にもなってる・・・と思います!! 



『日本版 エンディング・トーク』
 ※バブルガム・ブラザーズによる絶妙なトークが最高です!!

 番組の最後では、その放送回の解説みたいな感じで・・・エンディング・トークが独自に挿入されているのですが、これを担当してたのが「バブルガム・ブラザース」の両氏で、コレが最高でした!!

 上に一例として動画を貼り付けましたが、ゆるーい感じで番組の内容を振り返り、色々と説明をしてるのですが・・・深い話もしつつ、ボケもしっかりとあり、そのバランスがタマランですね(^0^)
 アップしたのは「Jacksons」の回でしたが、どの回もこんな感じで、この動画はトムさんのボケは少ないかも??

 大体、コーンさんが真面目に話し、トムさんがボケるって感じなのですが、両者とも「筋金入りのSoul好き」とあって、番組を愛してる姿勢が素晴らしかったと思います。
 特に、コーンさんの話は、かなりマニアックな話もしつつも、分かりやすく噛み砕いた説明をしていて・・・子供だった私でも分かる話を沢山しておりました!!
 その内、コーンさんのことも取り上げないといけないかな~と思いますが、流石70年代からブラックミュージックを聞き続け、また踊り続けているだけあって、言葉の重みが違いすぎます!!

 また、Soul Trainの本放送ではドン氏が象徴でありましたが、日本版ではバブルの両氏がイイ意味で象徴になり、番組が単なる再放送ではなく、一つの独立した番組として成立してたのかな~と思います。

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 あと、この番組においてはもう一人重要人物がおり、写真左のヒゲのお方「渡辺祐(わたなべ・たすく)」さんです!!

 よく「タモリ倶楽部」で見ますが、本業は「編集者、ライター、放送作家」で、日本版のSoul Trainにおいては、放送作家(裏方)として参加しているのですが・・・実質的に祐さんが仕切っており、彼の感性が生きた番組だったのかな・・・と思います。
 
 祐さんもSoul好きとして有名で、それがあったからこの番組を引き受けた(企画した?)んだと思いますが、何百本とあるオリジナル放送の中から、祐さんの判断で取り上げる放送を決めていたそうで、限られた放送回数の中で、70年代のブラックミュージックの素晴らしさを分かりやすく提示していた点は、祐さんの手腕に集約されると思います!!
 放送しているアーティストも好みが偏らないように幅広く選んでいたり、時代の変わり方もしっかりと盛り込んでいたり・・・何よりも「Soul Train」のエッセンスを薄めることなく放送しつつ、初心者にも分かる内容にディレクションしてる点は素晴らしすぎますね(^0^)
 今回の発掘作業で、バブルの面々の素晴らしさもありますが、祐さんの手腕が影ながら生きていたんだな~と痛感した次第です・・・

 また、裏方関係の話をすると、日本では「ソウルママ」として有名な「泉山真奈美」さんが対訳作業を担当していて、あの字幕も間違えないと思います!!
 あと、たまにエンディングトークなどにはゲストが入ることもあり、あの「鈴木雅之」さんや、実姉の「鈴木聖美」さん、「クリス・ヘプラー」さん、「グッチ裕三」さんなど・・・ギャラに関係なく「ソウルが好きだから!」って理由で出演してる方もおり、熱い思いを語っていました!!


 んなわけで、紹介したようなスタッフが活躍したおかげで、日本版のSoul Trainが「ただの再放送」ではなく、日本人らしい「マニア視点」が炸裂しつつも「分かりやすい内容」に仕上がっており、そのレベルの高さに拍手です!!
 以下では実際の番組を紹介していきますが、私も見返してて「よくぞ、この内容を放送してくれた!」みたいなナイスチョイスが光ってたり、やたらマニアックな編集があったり・・・何よりも送り手側のSoul Trainに対する「熱い思い」が感じられる内容になっており・・・素晴らしすぎます!!

 ちなみに、書くところがないのでココで書きますが、日本でも70年代後半にオンタイムでSoulTrainが放送されていた・・・らしいです? ホントかどうかは分かりません??

 では、やっと、もっと細かい詳細の紹介です~♪




(3)実際の番組について

①アーティストのライブ


『O'Jays インタビュー』→『O'Jays /For The Love of Money』

 まず、この番組は「音楽番組」なので、毎週ゲストが2~3組参加しており、スタジオライブが番組の肝になっています。

 一例として、私が大好きなO'Jaysのシーンを取り上げましたが、動画の通り、インタビューなんかを挟みつつ、アーティストのライブをする・・・といった感じで進み、各アーティストは1~3曲程度を披露してくれます。
 O'Jaysの面々とドン氏はかなりタイトな関係みたいで、和気あいあいと話が進みつつ、上手くお金ネタに話題を持って行きながら「For The Love of Money」に繋いでいく辺りはカッコいいですね(^0^)

 出演したアーティストに関しては、有名なアーティストも無名なアーティストも・・・もう把握できない程のアーティストが出演しています(^^;)
 大半のアーティストが新曲発表とか新アルバム発表の前後で出演しており、いわゆる「プロモーション」の一環で出演してる方が多いかな~と思います。

 ただ、よく見ていると、出演してるアーティストの大半が、かなり真剣にパフォーマンスしていることが多く、Soul Trainを「リスペクト」して出演してるのが結構分かり、映像としてかなり素晴らしいものが多いと思います・・
 本当に気合を入れてパフォーマンスをしてる方が多く、上に貼りつけたO'Jaysも生バンドの演奏を入れつつ、しっかりと歌っており・・・たまらないですね!!
 もちろん、口パクしてるアーティストもいるのですが、番組に対してのリスペクトだったり、司会のドン氏に対してのリスペクトだったり・・・そして後ほど紹介するスタジオで踊ってるダンサーに対してのリスペクトだったり・・・そんなのがあって高濃度のライブを披露してるのかな~と思います。


②新曲紹介~ダンサーの存在


新曲紹介『Rufus and Chaka / Do You Love What You Feel』

 んで、音楽番組なので「新曲紹介」みたいのもあり、アーティストが出ないけど、新曲を紹介したいときは、上記の動画のように、その曲だけ流しダンサーがスタジオで踊ってる・・・みたいな映像になります。
 上記の動画は、私も大好きな曲「Rufus and Chaka / Do You Love What You Feel」で、映像としては70年代後半のものですが、その時の新曲(ヒット曲)をプレイし、ダンサー達が踊る・・・という感じで、一見するとシュールな映像ですね(^^;)

 ただ、この番組においては「ダンサー」の存在は重要で、番組内では彼らのことを「Soul Train Gang」と呼んでおり、出演するアーティスト以上に番組内で重要な存在だったりします。
 
 なぜダンサーがいたかという事実は明確には分かりませんが、番組において「Soul」という音楽の「躍動感」をダイレクトに表している存在だから出演していた・・・と個人的には考えます。
 実際に踊っているダンサーの姿を重ねた状態で聞く新曲や、アーティストのライブには「迫力」みたいなものが生まれ、このダンサーがいないことには、Soul Trainが始まらないですね!!


③Soul Train Line


Soul Train Line『Rufus and Chaka / Dance With Me』

 その出演するダンサーを更に注目するコーナーもあり、その代名詞が「Soul Train Line」というミニコーナーになると思います。
 
 上記動画のように、その当時のヒット曲に合わせ、出演をしたダンサーが踊りを披露する・・・みたいなコーナーで、Soul Trainらしい躍動感があるかな~と思います。
 まあ、上手い下手はあると思いますが、躍動感のある踊りだったり、フライなファッションだったり・・・結構、今見ても刺激的ですね(^0^)

 番組に出演するダンサーたちは、ダンスとファッションのオーディションを通過したダンサーで、番組を収録していたLAを中心とする若者が大半だったそうです。
 ただ、業界へのデビューを狙ったり、ダンスで有名になりたい・・・など、結構熾烈な戦いがあったそうで、出演するダンサーのレベルはかなり高かったと思います。

 その限りにおいて有名なのは、上の動画の2分5秒ぐらいに出演してる小柄な女の子ですね・・・なんとあの「Jody Watley」です!!
 後ほどもっと詳しく紹介をしますが、彼女はSoul Trainのダンサー出身で、番組に長く出演したことで、Shalamarとしてデビューしたと言われています。
 この動画だと、彼女は中学生ぐらいだと思われますが・・・メチャクチャ踊りが上手いですね!! やっぱり才能があったんですね~


④Scramble Board



 あと、Soul Train Lineと同様に、ダンサーに特化したコーナーとしては、上記の「Scramble Board」というミニコーナーがありました。

 動画を見れば分かりますが、素人のダンサーが出演してイジられる(?)みたいなコーナーで、パズルを行った後は普通に踊っています(^^;)
 文章だけでも良かったのですが、上記動画のように日本人が出演してるレアな動画があり、コレを紹介がしたいが為に、④として紹介しました・・・レアな動画でしょ?
 まさか、Soul Trainから日本語が聴けるとは思いませんでした・・・なお、コーンさんの話だと、登場する「ヒデさん」というダンサーは、結構有名なお方みたいですね・・・?
 



 んなわけで、①と②の内容が中心ではあるのですが、こういう感じで番組が成立していました(^0^)

 番組としては、結構「原始的」な作りではあるのですが、結果として「出演アーティスト⇔ダンサー」の関係が上手く番組の内容を深めており、この辺が肝かな~と思います。
 ただ、今の音楽番組と比べると、この構図は異質かもしれないですね・・・




(4)出演したアーティストについて

 いや~、まだ動画をそんなには貼ってないのに、説明が長くなったな・・・でも、まだ紹介は終わりませんよ!!

 以下では、皆さんが一番興味があると思う「アーティストのライブ映像」を紹介していきたいと思います。

 ただ、この点に関しては、YouTubeで腐るほど上がってるので・・・MixtapeTroopers的な切り口で動画を紹介しますね・・・つまりマニアックな動画紹介ですよ(^^;)
 例の如く、YouTubeには殆ど説明をしてないので、以下の文章をお供に楽しんでくださいね~♪


①有名アーティスト

 Soul Trainでは、ホント有名なアーティストが多数出演しており、どれを紹介したらいいのか分からないぐらい・・・な感じなのですが、個人的に見てて「コレだけは紹介しないと!」って範疇の動画を紹介します(^0^)

<James Brown>

『James Brown Medley』

 まずは大本命の「James Brown」御大ですね!!

 この動画は、ある回に放送をされていた総集編的な放送回からの抜粋で、御大の70年代初期の映像をメドレー形式で放送してたもので、御大の油の乗ったころのパフォーマンスが堪能出来ます!!
 内容は・・・説明不要でしょう!! メチャクチャカッコよすぎで、これこそ「Funk」な動画だと思います・・・ただ、よく見ると、JB'Sの面々が御大に怒られないように淡々と演奏してる姿も注目ですね(^^;)


<Stevie Wonder>

『Stevie Wonder / Original Song For Soul Train』

 また、ソウルと言えばStevie御大も忘れてはいけません・・・

 残念ながら、本放送の動画はなぜか残っていなかったのですが、これも総集編的な回で放送されていたレアな動画です。

 恐らく、70年代初期だと思うのですが、StevieがSoul Trainの為に作ったオリジナルソングが披露されていて・・・これがメチャクチャカッコいいです!!
 詳しくは動画を見てほしいのですが、圧倒的なグルーブが最高で、観客を引き込んでしまうあたりは、Stevieの才能の高さが伺えます・・・凄すぎだよ!!


<O'Jays>

『O'Jays / Love Train』

 オリジナルソング繋ぎ(?)で、あのO'Jaysもナイスなことをしてくれてます!!

 あの大ヒット曲「Love Train」なんですが・・・よく聞いてると「♪Love Train~♪」と歌うところを「♪Soul Train~♪」と替え歌をして歌ってますね!!
 個人的な印象だと、O'Jaysはかなりこの番組にお世話になっているみたいで、ドン氏との会話を聞いてても相当タイトだったし、番組に対してのリスペクトも相当あったと思います。

 こういう遊びがある点も重要だと思います!!


<Mravin Gaye>

『Marvin Gaye Play Basketball & Distant Lover』

 そして、遊び繋ぎ(?)で、有名どころなのですが、総集編的なビデオに残っていた動画です・・・

 あの「Marvin Gaye」が、司会のドン氏とバスケ勝負をしてる映像で・・・これはレアでしょ!!
 最初の方で書きましたが、ドン氏の功績みたいなもんで、アーティストとタイトな関係だったからこそ放送出来た内容かもしれないですね・・・Marvinのイイ体にもヤラれます!!

 ただ、もっとヤラれるのが・・・Distant Loverを歌ってるMarvinで、ちょと口パクっぽい映像ですが、観客の女の子を口説き落とすかのような歌い方が凄すぎですね!!
 コレで「濡れない」女性はいないでしょう・・・セックスシンボルはこうあるべきです!!



②「グッ」とくる動画

 今度は、個人的に見てて「グッ」ときてしまった動画を紹介します!!
 ビデオを見ながら、つい吠えてしまったり、泣きながら見たり・・・私の心にストレートに響いた動画が中心なので、内容的には偏ったセレクションになっています(^^;)

<Kool & The Gang>

『Kool & The Gang / Summer Madness』

 まずは、これからの時期は直球な「Kool & The Gang / Summer Madness」のライブ映像です・・・演奏してる姿は見たことないでしょ!!
 
 いわゆる、バンド形式のアーティストも有名どころは殆ど出演しており、その中でKoolは結構出ていた記憶があります。
 そして、Koolの大体の曲はプレイしてるのですが、まさかSummer Madnessの映像が見つかるかとは思いませんでした・・・きっと、リリースした時から、みんなに愛されてた曲なんでしょうね~♪

 ちなみに、Koolの名曲の中で「Funky Stuff」もYou Tubeに上げたので、興味があれば見てくださいね(^0^)
 以下の文章では、こういった感じで、YouTubeのリンクだけ貼った動画もあるので、適当にあっちで見てくださいね♪


<Minnie Riperton>

『Minnie Riperton / Lovin' You』

 この回は、なぜかピンポン録画をしたので、画像があまり良くないのですが・・・ホント素晴らしすぎます!!

 大名曲である「Minnie Riperton / Lovin' You」のライブ映像なんですが・・・このパフォーマンスは完全ライブで、あの5オクターブの声も披露しており・・・Minnieの音楽に対する真面目な姿勢が表れており・・・心の底から感動が味わえる動画だと思います!!
 ここでは直貼りをしませんが、この放送回では「Reasons」も熱唱しており、そのあとのインタビューでも彼女の真摯な姿勢が伺え、涙を誘います・・・

 こういう姿が拝見出来るのも、Soul Trainだからこそ実現できたのかな・・・と思います!!

 ちなみに、この放送回では、後で紹介する「Jose Feliciano」もゲストで出演しており、こういった面白い組み合わせ(裏テーマはStevie御大ですね!)も番組の面白さだったりします(^0^)


<O'Jays>

『O'Jays / I Love Music』

 三度のO'Jaysですが・・・この動画はグッときました!!

 ここ最近、ダンクラとかGarageが好きなので、この手の曲は反応しちゃうのですが、番組が70年代後半に進むにつれて馴染みのある曲が増えており、見るのが大変でした(^^;)

 特に、動画を貼りつけた「I Live Music」は、本当に好きな曲なので、コレを発掘した時はつい吠えちゃいましたよ・・・最高です!!
 この回では、同時期にリリースされたGarageクラシックである「Message In Our Music」も披露しており、こちらもヤラれます・・・

 ちなみに、リードボーカルで一番「濃い顔」をしてるお方(Eddie Levert・上の動画だと一番左の人)は、数年前に亡くなられたR&BシンガーのGerald Levertのお父さんですね・・・歌やパフォーマンスも素晴らしいですが、あの顔の「濃さ」は真似できませんね!!


<Double Exposure>

『Double Exposure / My Love is Free』

 これもガラージクラシックですが、まさかビデオに残っているとは思わなかった動画です(^0^)

 Salsoul発の曲で、永遠のクラブクラシックですね・・・個人的にはトシさん(Toshiyuki Goto氏)が朝方にプレイしてて好きになりました!!
 この放送では、これまたクラシックなTen Percentも披露しており・・・たまらんです!!
 
 Soul Trainって、先ほど紹介したO'jaysやDouble Exposureのような「Philly系」のアーティストが出ることが多く、それこそオープニングでMFSBが起用されたように・・・かなりプッシュしてたような気がします。
 ただ、ちょっと面白いのが、実際に番組を制作してたのは西海岸であるLAで、Philadelphiaがある東海岸とは真反対なんですよね・・・なんでなんでしょうかね??


<Teddy Pendergrass>

『Teddy Pendergrass / You Can't Hide From Yourself』

 同じPhilly系だと、このお方も熱いんだけど・・・ちょっと残念?

 今年初頭に亡くなられましたテディペンで、上記のDouble Exposureと同じ回に出演しており、これまたガラージクラシックを披露していますが・・・なんか口パクっぽくて残念です(^^;)
 放送では、これまたクラシックな「The More I Get , The More I Want」を披露していますが、これまた口パクっぽいですね・・・残念!!

 意外な超有名アーティストほど口パクをしてることもあり、番組内でコーンさんの話だと、Marvinも口パクしてた・・・そうです。
 また、真剣に歌ってるけど、番組で流れるのはレコード音源だったりと、レコード音源を優先する場合もあるようなので・・・テディペンもそんな感じなんですかね??

 あっ、これはグッときた動画じゃないですね(^^;)



③マニアックな動画

 最後は・・・皆さんお待ちかねの「マニアック」な動画を紹介したいと思います(^^;)
 全てのビデオは見なかったですが、色々マニアックな動画が発掘出来ましたので・・・暇つぶし程度に見てくださいね!!

<Dynamic Superiors>

『Dynamic Superiors / Shoe Shoe Shine』

 まず、最初は私も知らなかったグループで、いわゆる「甘茶」系のボーカルグループなのですが・・・注目は彼らの「踊り」です!!

 Soul Trainの楽しみの一つには、ボーカルグループの「踊り」が楽しめるってのがあると思います。
 それこそ、今まで上げた動画だとO'Jaysなんかは踊りも素敵で、結構見てしまいます・・・この文化は残していかないといけないですね!!

 ただ、その限りにおいて、このグループの踊りは・・・かなり凝っていて、めちゃくちゃ頑張って練習したんだろうけど・・・なんか「気持ち悪い」ところが素晴らしすぎです!!

 歌自体は、かなりスィートな感じで、ボチボチヒットしたそうですが、映像で見ると、ボーカルのカマっぽい感じ(甘茶流の褒め言葉ですよ!)が際立ち、踊りもどことなくカマッぽさが現れ・・・大変なことになってますね(^^;)
 特に、2分15秒辺りと3分10秒辺りの踊りが衝撃で・・・組体操っぽいアクションからジャンプをするという大技(?)を披露しており、最高ですね!!

 彼らは一発屋で終わってしまったそうですが、もっと「踊り」は見たかったな~(^^;)


<Jose Feliciano>

『Jose Feliciano / Golden Lady』

 これは渋いでしょ!! Spinna&Bobbitoの「Wonder Wrote It」などでも取り上げられた名カバーで・・・グルーブが素晴らしいです!!

 Jose Felicianoが出た放送は、なんとMinnie Ripertonも一緒に出演しており、もうそれだけで満足なのですが、こういった「RareGroove/FreeSoul」以降に評価された曲なんかも、当時からしっかりと放送されてたところにはビックリします!!
 結構、ソウルの範疇以外のアーティストも出演することがあり、JazzFunk系のアーティスト(Ramsey Lewis Trio)なんかも出演しており、意外と幅が広いんですね~


<Pointer Sisters>

『Pointer Sisters / Yes We Can Can』

 更にコレも渋いと思います!! 

 言わずと知れたブレイククラシックのこの曲もプレイされており・・・発掘した時はやたらアガリました!!

 ブレイク系の曲って、当時はヒットしなかった・・・みたいなイメージがあるのですが、こうやってゲスト出演をしてる姿を見ると・・・昔っから人気があったんでしょうね!!
 この動画でも、踊ってるダンサーが、心なしかブレイクに合わせて、気持ちよく踊っている感じがしてイイですね~♪

 また、曲だけかかる「新曲紹介」でも、たまにハッとするブレイク系の曲がプレイされており、私が確認した中では「Theme From SWAT」がプレイされてました・・・
 興味がある方は、YouTubeの方で見ていただきたいのですが、ダンサーたちが気持ちよく踊っており・・・中盤以降でブレイク部分になった時には歓声があがります・・・HipHopがドラムブレイクの部分に気持ち良さを見つけたってことが、手にとって分かる内容だと思います!!


<Jackson Sisters>

『Jackson Sisters / Boy You're Dynamite』

 んで、個人的には究極の発掘物がこれで・・・あの「Jackson Sisters」ですよ!!

 残念ながら、鬼クラシックな「I Believe in Miracles」のライブは無かったですが、動く姿が確認できただけでも大満足・・・ちょっと腰を抜かしました!!
 まあ、内容に関してはそれだけなんですが・・・冷静に見てると、けっして「売れっ子」になる顔はしてないですね・・・あしからず(^^;)

 あと、これはYouTubeに上がってないかな~と思ったら、同じ日本再放送の動画を上げてる方が既にいる・・・みんなマニアックだな~♪


<Jody Watley>

『日本オリジナル編集 Jody Watleyのダンス』

 これもレアですよ・・・ちょっと前ふりをした「Jody Watley」のことで、本放送が終わった後の総集編的な番組で放送された日本独自企画(?)です。

 ダンサーとして活躍していたJodyのことを語りつつ、2分目ぐらいからは、Jodyの踊りの部分だけを編集するという好内容で、マニアには堪らない内容ですね!!
 踊ってる姿を見てると、本当にダンスが上手いと思うし、他のダンサーに比べ、なにか「オーラ」みたいのがあり・・・スターになるべきな存在だったのかもしれないですね!!
 
 なお、ペアを組んで踊ってる男子は、Shalamarでもコンビを組んでいた「Jeffrey Daniel」で、彼もダンスが上手いっすね!!

 また、個人的な話だと・・・この動画のダンスシーンは、Jodyが子供から大人に成長する順に編集されており・・・段々と体がエロくなってくるのにはグッときました(^^;)

 
<???>

『How To Dance Original Japanese Soul Step』

 ふう、やっと最後の動画です・・・これもレアですよ!!

 Soul Trainでは、ダンサーがクローズアップされ、様々な踊りを披露していますが・・・70年代当時の日本でも、ソウルミュージックに合わせて踊るという行為が一部では流行っており、その流れの中で「日本独自の踊り」が自然発生的に誕生しました。
 その日本独自の踊りを紹介してるのがこの動画で、当時からそのダンスを踊っていた「コーンさん」「ニック岡井さん」がダンスを披露するという・・・マニアックな内容です!!

 このダンスの流れに関しては、そんなには詳しくは知らないのですが、分かりやすく紹介すると「この曲にはこの踊り」みたいのが決まってた様で、一種の「型踊り」のようなものらしいです・・・
 ただ、映像のように、バシッと決めたスーツでタイトに踊るのはカッコいいし、何よりも「音楽」と遊びながら踊ってる感じがして・・・ダンス本来の自由さがあって素晴らしいです!!
 映像を見る限りだと「古臭い」なんて思う方もいるかもしれないですが、こういった「音と戯れる」感じはなかなか表現できないですよ・・・本当に「ソウル」が好きだから出来る芸当ですね!!
 
 この辺に関しては、私も現在勉強中で、歴史を掘り返すとかなり面白いシーンが存在してたみたいで・・・改めて日本のレジェンド達にリスペクトです!!
 あと、先ほど触れた「ソウルとんねるず」もこの流れですね!!



(4)最後に

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 いかがだったでしょうか?

 動画紹介シリーズでは最大規模の動画数になり、見たり読んだりするのが大変だとは思いますが、結構上手くまとまったかな~と思います。

 番組のことはこれ以上説明はしませんが、こういう内容の番組を見たことで、私に関してはブラックミュージックに興味を持ち、今の音楽趣味に繋がっている・・・ということは明白で、これは私以外もそうだと思います。
 特に指摘したいのが、どのくらいの方が影響を受けたかは分かりませんが、動画紹介シリーズのテーマである「90年代中ごろのDJブームにおいて影響があった番組」には十分該当し、こういった「ニッチ」で放送されていた番組を見たことで、今のDJ文化が育ったのでは・・・と思います。

 もちろん、この番組に関しては、直接的に「DJ」を育成しよう・・・みたいな意思はないわけで、どちらかと言うと往年のソウルファンに向けて放送されていたんだと思います。
 なので、内容的にも「濃い」内容にしないといけない部分が多かったかもしれないですが、制作者側が初心者の方にも分かりやすい内容に仕上げ、ブラックミュージックをもっと楽しもうよ!みたいな意思が感じられ・・・その「網」の中に、私みたいな少年が引っかかったんでしょうね(^^;)


 話も長くなるので、アレですが、こんな番組が90年代中ごろに放送していました・・・
 今となっては、この放送があったこと自体が「リッチな時代」だったかもしれないですね・・・出会えてホント良かったです!!



(5)動画企画のまとめ

DSC05257.jpg

 GW前から始まったこの動画企画ですが、これにて終了にしたいと思います。

 いろいろと大変な思いもしましたが、結構面白い「ネタ」にはなったと思うので、個人的には満足だし、これでVHSのテープが捨てられると思うと・・・淋しい気持ちもありますが一安心の方が大きいですかね~

 私の部屋のタンスの奥にあったビデオテープから映像を抜きましたが、ある程度「イイ動画」があることは想定はしていたものの、こんなに面白い動画がワンサカあるとは思わなかったです(^^;)
 なんか、テープを見返してて、意外とビデオが整理されてたり、レアな映像だけ残ってたり・・・昔っから「マニアックな性格」だったことが再認識してしまい、若干凹んだりもしましたが・・・逆に今の自分が、こういった放送を通して育ったと考えると、「自分探し」じゃないですが、イイ機会だったかもしれないです。

 ただ、私の「無駄に長い説明スタイル」が今回の紹介でも炸裂してしまい、かなり文章が読みにくい(=長い)内容になってしまったのは、個人的には申し訳ないです・・・まあ、いつものことなので許してください(^^;)


 少しだけまとめな話をしますが、90年代中ごろにおいては、こういった番組がメインストリームの影に隠れながらも放送され、そういった放送を見て、DJなどに興味を持ち、程度の差はあるとは思いますが、90年代中ごろ以降の「DJブーム」に影響を与えた点は・・・あると思います。
 少なからず、このブログを書いている私はそうなわけで・・・私以外にも影響を受けた方が多かったと思います。

 また、今回紹介した動画は、今見返してみても大変興味をそそる内容も多く・・・昔のテレビ番組の「質の高さ」を感じてしまいました。
 DJに関することだったら、今だったらネットで検索すれば一発かもしれないですが、今回紹介した番組に関しては「テレビ局」の制作力の高さがあって成立したものであり、おのずと内容もイイものに仕上がったのかな~と思いました。
 もちろん、一般向けに「あえて薄く」してる部分もありますが、それは「入口」として機能させる効果があるので問題ではないし、今回のSoul Trainのようなマニアでも納得する内容も製作されていたり・・・やっぱりテレビ局の取材力とか構成力って馬鹿に出来ないですね!!


 そんなわけで、昔はこんな素晴らしい番組がやってましたよ!!

 オッサンの小言みたいな特集だったかもしれないですが、コレを見て、何か影響があれば嬉しい限りです(^0^)

 あと、ビデオのデータ化とか、編集とか、YouTubeに上げるとかって、最初は戸惑いましたが、そんなには難しくないので、レアな映像がある方は・・・是非アップしてみてね♪
 もし、詳しい方法が知りたいのであれば、ご紹介しますよ・・・著作権的にはアレですけどね(^^;)

 ではこれにて終わりです~




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編集情報 2010年12月9日

残念ながら、YouTubeに上げた動画が「利用規約に違反する」と脅されたのでココで上げた動画は全て削除しました・・・ごめんなさい m(_ _)m