HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Crystal 「Made in Japan Classics vol.01 - Disco Tokio」
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 遂に紹介します!!

 知らない方が大多数だと思いますが、コレは紹介する価値がある・・・いや「紹介しないといけない」作品なので紹介します!!

 昨年出会ったミックス作品の中で一番ヤラれた作品で、何度も聞いてしまい、そして収録曲のレコードを全部探して買いそろえてしまった(!)ほど・・・のヤバい作品です!!
 も~、個人的にはコレが昨年の「Mixtape Troopers大賞」なんですが、収録曲のレコがなかなか集まらなかったのでご紹介が遅れてしまいました(^^;)


 作品としてはいわゆる「和物」ミックス作品なんですが、そこらの和物ミックスとはレベルの高さが違う作品で、2009年のMixtape Troopers大賞である吉沢先生の作品級にヤバいです!!
 吉沢さんのがHipHopサイドの最高峰としたら、この作品はHouseサイドの最高峰で・・・和物でこんなに「踊れる」作品になるとは・・・と度肝を抜かれたりもしましたよ!!


 そんなわけで、今回はいつもの紹介記事よりも「超」気合を入れて書きましたので、メチャクチャ文章が長いっすよ!!
 また、和物を使用している作品の特性上、検索対策で久しぶりの「伏字対応」になります・・・その点はご了承ください!

 んでは、いってみよ~♪



(1) 作品紹介の前振り

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 まず、この作品の作者であるCrystal氏のご紹介をしましょう。

 DJ Crystal氏は、95年頃よりDJ活動を開始したHouse系のDJ/Producerで、現在は相方のK404氏とのユニットである「Track Boys」としての活動が有名なお方です・・・
 あまり有名なお方ではないですが(すみません・・・)、東京の地下Houseシーンでは活発に活動をしており、最近はやってないみたいですが、川崎の某工場の屋上で開催された野外パーティーのレジデントDJをするなど・・・オルタナティブなHouseを突き進むお方のようです・・・
 

 ただ、Houseサイドの人間でも知らない方がいるかもしれないCrystal氏ですが、実は意外と「目を通したこと」がある存在かもしれません・・・

 なぜなら、2006年に発行され、近年の和物ブームの火付け役といっても過言ではない名ディスクガイド「Japanese Club Groove Disc Guide」にCrystal氏が登場しており、冒頭のインタビュー記事で二見裕志さんとCity Pop方面の話題を対談してるからです!

 写真右上にチラッと出てる本ですが、コレはヤラれた方が多いんじゃないですかね?
 私もその口で、コレを読んで和物に興味を持ったし、レコードも積極的に買うようになりました・・・またDJ業界/市場的にもコレの発刊以降、徐々に和物の認知度が上がり、特に今年はかなり加熱してたんじゃないかと思います。

 そして、もっと重要なのが、この本のインタビュー自体が、今回紹介する作品があって実現したということです。
 あの本の骨子である「和物をいかにダンスフロアーで使うか?」というような事を、既に体現してたのが・・・今回紹介するCrystal氏であり、その具体例がこの作品になります・・・


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 実はこの作品・・・というかこの「音源」は、Crystal氏が2004年10月頃に作成をした音源で、ネットでの配信、又は手渡しなどで配布された音源で、当時の業界では大変話題になったそうです。

 Crystal氏のブログ(Track Boys)のブログの過去ログを読んでると分かるのですが、2004年頃より和物に反応を示すようになったようで、その中で達郎さんが大変好きになり、Crystal氏の中で「和物の火」がついちゃったみたいですね・・・達郎さんのファンクラブにも入会しちゃったそうですよ!!

 その流れの中で、Crystal氏がこの作品を制作するちょっと前に、既にCity Pop関連の和物をDJに取り上げていた横浜の「Mr Melody aka いしかわてつや」氏が作成したミックスCD「City Pop Mix」(写真左)を聞き、かなりヤラれてしまったようで・・・この作品が結構ターンポイントだったみたいですね?
 いしかわ氏もあのディスクガイドでレビューを行っており、流石のセレクションです・・・このCDも探してるんだけどなかなか出合えないっすね~

 そして、この作品を制作する訳ですが・・・上記のいしかわ氏の作品に影響を受けつつも、もう一つの影響として、あのDJ Harveyが作成した「Sarcastic Disco Vol 2」(写真右)にインスパイアを受け、ディスコ/ハウス文脈で和物をミックスしたら面白いんじゃないか・・・ってことで作成されたようです。
 Harveyの作品は、確か「Sarcastic」っていう洋服屋さんが2001年ぐらいに製作したノベルティーで、日本限定100枚ぐらいの激レアなCD(万近!)なんですが、Rockなどの非ディスコ/ハウス文脈の音楽を、ディスコ/ハウスとしてプレイした作品のようです・・・
 んで、Crystal氏は、この限りいおいて、そのRockを「和物」に置き換えて、あくまでもディスコ/ハウスとしてプレイしてみる・・・ってのが出発点のようで、Garage/Houseという音楽の精神性(=イイ音楽/踊れる音楽だったら何でもプレイする)みたいなものを表したのかもしれないですね。
 

 そんなわけで、この作品はCrystal氏が好きになった「City Pop = 著作権がある日本の曲」を勝手にDJミックスしてるので、当然ですが一般販売は出来る訳がなく、便宜的な言葉で説明すれば「地下流通」をしていました。
 
 私も当時、あのディスクガイドを読んで「凄い聞きたい!」と思い、色々と調べてみましたが・・・当時は手に入れることが出来ませんでした。

 流通に関しては、作った時点で販売用の意図は全く無く、彼らのプロモーションか遊びの一環で配布されたようで、彼らのホームページやMixiで限定配信をしたり、親しい関係者や、彼らのパーティーに来た人に手渡しなんかで配ったようですね。
 また、あのディスクガイドの発行記念で、タワーとかで買うとおまけでこの音源が付いてたり(ホワイトのCD-Rらしい、知ってたらそっちで買ってたよ!)・・・したこともあるようですが、結果として限られた範囲でのみ配布になります。
 当時は結構話題になり、恐らくCDプレスの話もあったのかもしれないですが、内容が内容だけにCDとして流通させることはしなかったんですかね??

 なお、作品としては2004年~2005年の間に3作品が製作されており、どれもコンセプトが通った作品になっているようで・・・トラックリストを見る限りだと、凄い面白そうなミックスになってます。


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 ただ、今回紹介しているCDのように「ちゃんとした形」の作品も実はあります!!

 今回紹介してるCDが正にそうで、このCDをゲットして分かったのですが、実は2008年12月頃に有名レコード店「Jet Set Records」のノベルティーとしてこのシリーズのVol,1のみCD化したようです!!
 昨年の秋、某ユニオンのCDコーナーに展示されてて、CD化されていないと思いこんでた作品だけに、見つけた時はビックリし、ボチボチな値段でしたが、速攻で買いました(^0^)

 なぜ、Jet Setでプレスしたのかは謎ですが、Jet Setは割とノベルティーでミックスCDを作ることが多く、写真右のように私が持ってるだけでも結構あり、DJ Hasebeのようなメジャーどころから、Ulticutや大塚広子のようなマニアックなところまで、いろんなDJに依頼してますね。
 特にUlticut/AYB関係は、Jet SetのスタッフにDJ Lark氏がいることから、かなりノベルティーがあり、私もノベルティー欲しさに、下北まで買いに行ってました。

 まあ、個人的な憶測ですが、CrystalさんもTrack BoysとしてCDリリースをしてて、実際にそのCDなり作品を売ってもらっているJet Setから要請があり、自分たちの作品の宣伝になれば・・・みたいな理由でプレス化を許可したのかもしれないですね~

 ただ、このCD、個人的な実感だとかなりプレス数が少ない感じで、特にここ最近のJetSet系のノベルティーはポイント交換でしかゲット出来ないので、必然的に市場への流通量が少ないはずなので・・・結構レアな部類になるかな~と思います。
 また、色々と調べてて分かりましたが、先ほど登場した「いしかわ」氏もJet Setのノベルティーで新たな和物ミックスを提供してる(2007年)ようで・・・コレも私が初めて知ったぐらい(?)なので、結構レアなCDですね・・・欲しいな~(^^;)



 んなわけで、前振りが長くなりましたが、こんな過程があって出来た作品になります・・・




(2) 作品の紹介

 この作品は、70年代~80年代にリリースされた日本産のポップスの中で、山下達●さんや吉●美奈子さんなんかが代表的な「City Pop」というカテゴリーの音楽を使用して、ハウス以降のダンスミュージックに仕立てた内容になっています。

 City Popってカテゴリーも相当曖昧なんですが、分かりやすく言えば「洋楽志向の国産ポップス」って所なのかな? 歴史的にいえば、ティンパンアレー/はっぴいえんど以降のポップスになるかな~と思います。
 今となっては和物レアグルーブとか、和物Light Mellowなんて言われ方もありますが、どの曲もクラブなどを想定したダンスミュージックにはなっていないと思います・・・


 そんな「非ダンスミュージック」的な楽曲を、ダンスミュージックに仕立てちゃう・・・のがこの作品の聞きどころになります!
 
 和物のミックスって、市場的にはMUROさんがDJ XXXLとして作品(2006年1月)を発表した以降、いろんな作品がリリースされるようになっていますが、どの作品もネタモノやレアグルーブ的な視点から製作されているので、作品として「打ってない」のが多いような気がします。
 打ってない・・・つまり「踊れない」って意味で、そのミックスを実際のクラブに持って行っても、縦ノリ的な盛り上がり(申し訳系はそうかな?)はあるかもしれないですが、Houseなどの横ノリ(?)的な踊りを提供しない・・・感じがあります。


 その限りにおいて、この作品は極めてハウスマナーに従った選曲とDJミックス/エフェクトをすることで、作品に「ダンス」性を与えており、他の和物ミックスとは異なる内容になっています。

 製作に関しては面白い話があり、House黎明期にChicagoで活躍した「Ron Hardy」のDJプレイにヤラれたヤツが、日本に戻ってきたDJをしたら・・・こんな感じになるんじゃないか?というコンセプトがあったそうです。
 多分知らない方も多いので補足しておくと、Larry Levanとかと同様に、プレイする曲がダンスミュージックと感じちゃえば何でもプレイしちゃうお方なんですが・・・ちょっとお薬のやり過ぎでBPMが遅く聞こえるらしく、必要以上にピッチアップしちゃったりする・・・変態的なプレイが売りなDJで、Chicago Houseの誕生に一役かったお方です(^^;)

 まあ、和物をプレイするって時点で変態的なのかもしれないですが、この発言は、おそらく「Garage/House」的な段々とグルーブを積み重ねていくDJプレイを念頭に置くことで、和物をダンスフロアーに生かしていく・・・みたいな方法論を用いたみたいです。


 んなわけで、以下では作品の紹介をしていきたいと思いますが、今回は選曲順に内容を紹介したいと思います。
 
 なぜなら、この作品を聞きこんで分かったのですが、本来ディスコやハウスとして捉えられなかった和物の曲を、面白いほどディスコ/ハウスのフォーマットでプレイされているわけで、全体的なグルーブの作り方においては選曲面の手腕が非常に大きく、段々とグルーブを積み重ねてる点がこの作品を良作としてる点だと思うからです。

 特に、作品の流れを分解すると、面白いほど「起承転結」の流れになっており、この流れの作り方がメチャクチャ上手いと思うので、以下では「起承転結」に分けて説明したいと思います。

 んでは、実際の紹介に移ります~♪



① < 起 >

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 序盤に関しては、クラブでも早めの時間のようなユッタリとした選曲をしつつ、段々とモチベーションを上げていく選曲が見られます。

 1曲目としては「●佳孝 / これで準●OK」(写真左)、2曲目には「大●妙子/ ●onder L●st」(写真右)といったあまり知られてない曲をプレイします。
 どちらもボーカル入りの曲で、和物レアグルーブや和物Light Mellow的な視点だとボチボチ知られた曲ですが、一般的には殆ど知られてないですよね・・・当然私も知りませんでした。

 ただ、両者ともBPMは遅めですが、しっかりとドラム感があり、割と上向きなグルーブがあります・・・特に間奏のギターソロやピアノソロが素敵で、それだけで気分が高揚していきます・・・

 House的な聞き方として、ボーカルももちろん大切なんだけど、間奏の楽器ソロを重要視する傾向があると思います。
 多分、演奏してる側としては、ボーカルを更に盛り上げるための「架け橋」にしたいので、高揚感のあるソロを入れたりするので、高揚感が欲しい音楽であるHouseとしては大切な部分かもしれません。
 例えばJoe ClaussellとかDanny Krivitなんかは、間奏の楽器ソロを重要視してて、特にジョーのアイソ使いは印象的ですかね・・・

 私も当然、こういった部分が好きで、序盤の選曲を聞いてるとそのような意図が感じられ、段々と気分が高揚していきます。

 また、この当時の音って、腕利きのミュージシャンが演奏してるので、音楽の質が異常に高いのもポイントですかね!!


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 んで、ちょっとBPM押さえ目だけど上向きなグルーブを持続させる中で3曲目にプレイするのが、なんと「●下●朗 / ●ink ●hadow」です!!
 達●さんの名ライブ盤である「It's a ●oppin' Time」に収録された名カバー(元はブレッド&バターっすね)で、これは上がりますね!!

 選曲的には段々とグルーブを上げていく過程なんですが、クールなんだけど夜の疾走感があったり、サビのシャウトがカッコいいこの曲を選ぶことで、選曲における「小さな盛り上がり」を作っており、いいアクセントになっていると思います。

 Houseの話だと、ズーッと分からない曲や地味な曲をプレイしてると、段々とフロアーのテンションが下がっていく場合があるので、たまに「少し盛り上げる曲」を入れておき、フロアーのテンションをキープする手法があるかと思います。
 この場合は、割とグルーブを上げていく選曲ではありましたが、一度テンションを上げておいて、次の流れの布石としてプレイしてる様相も見られ、起承転結における「起」の部分の締めとして良い選曲/プレイになってます。


 また、この作品では、曲中でアイソレーターを使用して、ビートレスにする部分もあり、この曲でも何箇所かアイソってます。

 Houseが好きな方だと分かると思いますが、アイソレーターというのは、いわゆるEQの凄い機械で、高音/中音/低音の3バンドを完全にカット出来る機械です。
 参考に我が家のアイソ君(ドマイナーな機種)の写真を貼っておきますね・・・こんな感じのダイヤルが付いてる機械なら見たことあるかな?私のはハーフラックの家庭用ですが、本当はもっと横長ですかね~。
 
 Houseの現場だと、コレを使ってあえてビートを削ったり、ボーカルや上モノを削ってビートのみにしたり、ジョー先生のようにメロディーを強調する為にパーカッション的に使ったり・・・かなり一般的な機材なんですが、一様に言えるのがプレイしている音楽に「強弱 = アクセント」を付けている点です。

 この作品でも、アクセントをつける為に要所要所でアイソっており、この達●さんの曲では、サビ前で一度ビートレス(=低音をカット)にして、サビに入る瞬間に音を戻し、そのサビを強調する・・・ようなプレイをしております。
 こういうのって、CDで聞いてると気付かないんですが、現場の大きなスピーカーで聞いてるとグッとくるんですよね・・・Crystal氏の細かい配慮にヤラれます(^0^)



② < 承 >

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 そんなわけで、達●さんで一度盛り上げた後は、そのテンション/グルーブを引っ張りつつ「インスト」モノに繋いでいきます。

 ●朗さんの後は、有名Jazzギタリストのそんなに有名じゃないJazzFunk曲である「川●燎 / ●ight Mile Road」(写真左)をテンションを引っ張る形でプレイし、その後はまさかの「Y●O / ●のナイフ」(写真右)をプレイします!


 この辺の曲はレコ屋でジャケを見ることは多かったですが、そんなに高いレコードでなく、それこそYM●のレコは買おうと思えば300円ぐらいで買えますよね・・・
 今回、収録曲のレコードを結果として全部揃えた訳ですが、メチャクチャレアな皿はそんなにはなく、RecoFanとかUnionとかを探せば、大体が揃えることが出来ると思います。

 一部はかなり探したり、ちょっと高い値段を払ったのもありますが、レコード掘りの視点から考えると、Crystal氏の選曲は定番を抑えつつも、あまり気付かない「穴な曲」をプレイしており、選曲の手腕の高さが伺えます。
 この辺はアレですかね・・・みんなが知ってる曲だと飛び道具になりかねないので、あえて外したのかもしれないですが、グルーブ重視の姿勢があったのでこういう選曲になったのかもしれないですね。


 また、この辺りで上手いな~と思うのが「インスト」をプレイしてる点です!!

 またまたHouseの現場的な話ですが、ボーカルモノばっかり攻められると踊りに集中出来ないことがあり、あえてインストモノを集中的にプレイし、フロアーで踊ってる輩に「踊らさせてあげる時間」を作ることがよくあります。
 本当に踊ろうとすると、ボーカルは実は邪魔で、インストだけの方が踊りやすく、場合によっては「音にハマっちゃう」瞬間もあり、私も好きな時間帯です・・・何も考えずに、ただそこにあるビートに体を預ける感じで・・・結構気持ちいい瞬間ですね。
 
 Crystal氏がこういう意図があってプレイをしていたのかは分かりませんが、達●さん以降のグルーブ/テンションを上手く利用しつつ、徐々にグルーブを上げていこう・・・みたいな思惑を感じ、この辺は起承転結における「承」の序盤になるのかな~と思います。

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 そして、このインスト繋ぎはまだ続きます・・・

 ●MO繋ぎとして「坂●龍一 / Tibe●an Dance」というインスト曲をプレイするのですが、これはビビりますよ!!

 曲は全然有名じゃないかと思いますが、この曲はなんと「45rpm、-8%」(原曲はもちろん33rpm)にピッチアップしてプレイをしてます!!

 原曲は幻想的なロービートなんですが、このピッチアップが最高で、適度に速度のあるブレイクビーツっぽい曲になり、選曲の流れにおいては更にグルーブを加速させる効果があるな~と思います。

 この点は、和物ディスクガイドにもレコメンドしており、間違えてLPを45rpmでプレイしてしまい、気付かずにそのまま聞いてしまった・・・のが原因だそうで、レコードを買った限りだと、このLPには写真右のようにLPと7inchのレコードが付いているのが原因かな?と思いました。
 つまり、7inchは当然45rpmでプレイするので、7inchを聞いた後にそのままLPをプレイしたのかな~と思います・・・私もたまにあります(^^;)

 ただ、こういった視点とか聞き方って、とても大切でしょう・・・DJミックスって、実際にそのレコードの曲をカッコよくプレイするってのが重要で、その限りにおいて原曲を純粋にプレイする必要は・・・無いと思います。
 もちろん、コレがすべてではないと思いますが、こういったタンテじゃないと出来ないプレイを入れてくる辺りには、MP3時代の今だからこそグッときましたよ!!
 

 ちなみに、教授の小ネタですが、昨年の年末ぐらいにNHK教育で坂本龍一さんが小学生に音楽を教える・・・みたいな番組があったのですが、そこで先ほど紹介した「千のナイ●」を演奏してたのですが・・・なんと高橋さんと細野さんのオリジナルYM●での演奏に加え、ギターで小山田圭吾さんが参加するという超豪華なセッションをしてましたよ!!
 NHKってこういうことを普通にやってきますよね・・・ちゃんと最初っから見たかったな~



③ < 転 >

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 インスト曲が3曲続き、そろそろ「動き」が欲しいところで・・・ボーカルモノに戻しますが、この辺のチョイスも上手いですね!!

 教授の曲の後は、あのIdjet Boysもプレイした「吉●●奈子 / ●won」(写真左)をプレイ!

 圧倒的なグルーブと、特徴的なベースラインが印象的なファンキーな曲で、そこまで鬼上げしなかったインスト選曲の後なので、フロアーに活気を与える効果があるな~と思います。

 ミックスの流れを「山と谷」で表せば、インスト曲をプレイした所で「谷」を作り、この美奈●さんで谷を登り始め「山」に向かってる感じにプレイをしています。

 DJミックスにおいて、この「山と谷」は結構大切で、ズーッと山な曲(=盛り上がる曲)をプレイしたら疲れちゃうし、谷な曲(=普通な曲)をズーッとプレイしてたら飽きちゃうし・・・このバランスが結構大切だと思います。
 また、DJの演出力とでも表現すればいいのでしょうか、山な曲を光らせるために、あえて谷の曲をプレイする・・・みたいなこともあり、DJ技術以上に選曲のコントロールが大切になってきます。

 Crystal氏が選んだ美●子さんの曲は、正にそれで、これから山に向かっていく為の重要なブリッジにもなっており、こういったプレイも上手いですね(^0^)

 ちなみに、この曲は邦盤とアメ盤で12inchがあり、LPの他にアメ盤の12をボチボチ高い値段で買いましたが・・・思ったほど音圧は高くなかったです・・・残念!


 んで、山に向かって更にグルーブを上げてく過程で、美奈●さんの後は「浜田●吾/ Midnight Cruisin'」という曲をプレイ・・・これがメチャクチャ良い曲ですね!!
 
 先に指摘しておきますが「浜田省吾」ではありません・・・私も知らなかったアーティストなんですが、典型的なCity Popでありながら、しゃがれた声が特徴的な方で・・・80年代を過ごしてた方でも知らない方多いのかな~と思います。
 プレイした曲自体もメチャクチャよく、私も一時期は毎日聞いてましたが、LPのタイトル曲でありながらノットシングルな逸品で、こういうところをプレイしてくる当りは渋いっすね~

 そして、選曲的には山に登っていく過程な訳ですが、美奈●さんでかなり上ったはずなのに「まだ頂点には行かしてくれない」みたいな「寸止め感」があり、これが逆にイイですね!!

 よくHouseは「耐える音楽」なんて言いますが、簡単に盛り上がる曲をプレイするよりも、あえて盛り上がる曲はプレイせず、さっきも紹介した「谷」な選曲をし続け、聞いてる観客やダンサーを焦らし・・・焦らしきったところで「山」な盛り上がる選曲をすると・・・観客たちは耐えてた分、凄く盛り上がります!

 つまり、ここでの選曲はその焦らしの一種で、かなりテンションは高いんだけど、まだ頂点には「行かせてくれない」という「焦らし」になってることに加え、聞いてる者たちへ「もう少しで頂点だ!」という期待感を含ませた「煽り」も加わった素晴らしい選曲だと思います。
 特に後半の間奏のギターソロが正にそうで、曲自体の良さを理解したうえでのプレイが光ります!!

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 そんなわけで、グルーブを散々焦らしたあと、印象的なピアノリフがミックスされ、ゆっくりと次の曲にミックスされます・・・Crystal氏がレコメンド&使用したことで有名になった「角●敏生 / 初●」(写真左)です!!

 も~、このミックスは「即死」です!!

 何度聞いても背筋が疼くミックスで、何度聞いても「来た~!」と心の中で叫んでしまいます。

 前の浜田●吾の流れでは爆発寸前まで寸止めして、グルーブを最高潮にもっていった訳ですが、そこから優しいピアノイントロをミックスし、ビートレスなピアノソロが始まり、コーラスを担当してる吉●美奈●さんの優しい声で包まれた先には・・・気持ちいいまでのアーバンファンクなビートが始まる・・・という最高の展開でミックスしてきます!!
 なんて表現したらいいのか分からないのですが、ジェットコースターがスタートし、段々と坂を上り始め、頂点に行ったと思ったら一瞬止まり、そこから一気に下り始める・・・みたいなミックスになり、登り詰めてたグルーブが一気に爆発したような感じです!!

 もう、この部分を聞いてると、この●松さんのこの曲を光らせるために今まで他の曲をミックスしてたようにしか思えず、ホント「殺しのミックス」になってます!!
 ストレートな言い方だと、これまでミックスしてた曲が「捨て駒」になり、その捨てていった過程があったからこそ、この「●恋」が光った・・・としか言いようがないですね!!

 この流れこそが「House」的なミックスで、煽りや焦らしを入れながら段々とグルーブを上げていき、登り切った所でバシっとキラーチューンを入れてくる・・・訳で、これを聞いたら盛り上がらない訳がないですね!!

 言葉で説明すれば簡単ですが、コレってホント難しく、現場でも難しいし、ミックス作品でも作ることが出来る人はそんなにはいないです。
 現場では、目の前にいる流動的なお客さんを相手にしないといけないので難しいし、ミックス作品となると、見えない相手を想定して作らないといけない分、ミックスの完成度が相当高くないと殺せません・・・

 私自身は、多分皆さんよりも相当ミックス作品を聞いてるので比較ができるのですが、こういった殺し方が出来るDJってホント少なく、それこそ初期のMUROさんや、DJ Spinbad、House系だとDannyとかDimitriなどそうで・・・この流れを作品化出来る人は相当少ないと思います。
 
 つまり・・・選曲というDJの根本的な作業を、戦略的に尖鋭化した結果がこの「殺し方」で、Crystal氏の手腕の高さに一番ヤラれた瞬間でした!!


 また、この「初●」に目を付けたCrystal氏の選眼の良さもポイントでしょう!!

 私自身の話をしておくと、実はこのミックスを聞く前に、Crystal氏がこの曲をレコメンドしてたので角●のLP(シングルコレクションのヤツ・写真右)を買ったことがあるのですが、その時は初●が全然カッコいいとは思わなかったんですよ。
 この曲のどこがカッコいいのかな~とか思ったぐらいで、昨年の引っ越し前にまとめてレコードを売る機会があったのでついでに売っちゃいましたが・・・このミックスを聞き、この曲のヤバさを思い知らされました!! その後、かなり捜索した後、某所のユニオンで上の写真の12inchを買い直しましたが・・・LPで聞いた時よりもカッコよく聞こえたのは言うまでもありません。

 私は狂ったようにミックス作品を聞いてる訳ですが、なぜ聞いてるかというと・・・優れたDJがイイ曲を最良の方法で聞かせてくれる・・・という点があります。
 つまり、一般人にはカッコいいとは思わない曲でも、優れたDJ達は、その曲が本当に良ければ最良の方法でプレイし、一般人にそのカッコよさを知らしめる・・・みたいな「特殊技能」があると信じているからです!!

 Crystal氏が、この●恋の魅力を見抜き、このような最良な形でプレイした点はホント大切で、なんて感謝をしてイイのか分からないぐらいの殺し方で、この曲の良さを教えてくれました・・・ありがとうございます!!

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 んなわけで、ミックスのグルーブが最高潮に達し、いわゆる「ピークタイム」となるところで、角●の後はCrystal氏のフェイバリットである達●モノで「山下●朗 / Funky ●lushin'」をプレイし、更にグルーブを最高潮のまま引っ張ります!!

 まず先にマニアックな指摘を入れておくと、オリジナルの曲(写真右のLP)ではなく、●朗さんが作品に満足できずに取りなおしたベスト盤(写真左)の方でプレイしてる辺りがマニアックでイイのですね。

 この作品でプレイされている曲を解析すると、実は「ヤマタツ率」が異様に高く、達●作品や、関係作品(美奈●さんや、Air RecordsとかMoon Records)が多くプレイされてて、Crystal氏が相当に達●さんが好きなんだろうな~と感じました。
 Crystal氏も、2004年当時でファンクラブに入っちゃうほど●朗さんが好きな訳で、その「好き」な感じが結果として作品全体に表れてるのが非常にイイですね。
 私も、この作品を聞きすぎて、達●病にかかってきました・・・あのレアLPである「JOY」も最近は安くなってきたので、●朗版の「Plastic Love」を聞くために、今度出会ったら買おう!と決意をしました(^^;)


 また、ミックスの点においても、上がったテンションをそのまま維持しながらこの曲に繋いでる点も上手すぎですね!!

 ミックス自体のテンションだったり、フロアーにいるお客さんのテンションだったり・・・テンションを上げるって行為は、単純に盛り上がる曲をプレイすればイイわけで無く、タイミングみたいなモノが非常に重要です。
 その限りにおいて、上げたテンションを維持するって行為も結構難しく、繋いだ曲の内容やミックス方法によってはテンションを下げかねない場合もあり、この辺でDJの上手さが如実に出ると思います。

 Crystal氏は、疾走感のある「●松敏生 / ●恋」をプレイする流れで、ベースラインとドラミングが出すアッパーさを利用し、Funky ●lushin'のアッパーな感じに繋いでいき、そのまま押し切っちゃう感じで繋いでおり・・・教科書通りな上手さがあります!!
 表現的には「素直に」繋いでいるって感じで、彼の「達●愛」が感じられ、この繋ぎにも何度も殺されました・・・



④ < 結 >
  
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 ンなわけで、達●さんで盛り上がったあと、これ以上盛り上げちゃうと疲れちゃうので、定説通りちょっとグルーブを落とす意味で「大橋●子 / シンプ●・ラブ」にミックスし、ドラムのグルーブは引っ張りつつも、アフタービートみたいな気持ちよさを出して行きます・・・

 ただ、この曲が最後の曲になるんですが、個人的には「この後」が気になる選曲で、最後までいいプレイをしてるな~と思いました。

 曲のインフォを入れておくと、現在の系統としてはレアグルーブ的な感じの曲で、和物レアグルーブ方面では昔っから評価されてる曲ですが・・・レコ屋では500円以下で買えちゃう名盤で、大橋さんの迫力のあるボーカルと、バックバンド(美乃家セントラル・ステイション ← グラハムに対抗してるのかな??)のグルービーなトラックが素敵な曲ですね。

 曲的にもアップな曲ではなく、艶やかなボーカルでグルーブを伸ばしてく感じで・・・クラブでいう「アフターアワーズ」的な気持ちよさがあるかな~と思います。
 つまり、散々踊りまくり、気づいたら朝になってたけど、DJのプレイが良すぎで、この後もきっと面白い展開になるんだろう・・・みたいな期待感があり、まだ体が動いて踊ってしまう・・・みたいな曲かな~と思います。
 
 漠然とこんなことを思いましたが・・・んっ、この感覚や表現はどこかで聞いたことがあるぞ・・・??

 そう、この終わり方って、Garage/House業界では永遠の名盤として引き継がれている「Larry Levan / Live at Paradise Garege」(写真右)の終わり方に似てるんです!!

 この作品もいつかは紹介しないといけない作品で、既に収録曲は全部レコードで入手しましたが、自分の力量が無くまだ紹介してないです・・・
 ただ、この作品を論評した名著である「沖野修也 / DJ選曲術」(同写真)で評されているように、LarryのCDで最後にプレイされている「Jermaine Jackson / Erucu」を「実際のプレイはこの曲で終わったわけではないと思わるが、その後のストーリーを想像することは我々に与えられた喜びかもしれない」という表現と、この作品の終わらし方が凄いダブるんですよ!!

 CrystalさんがLarryを意識した終わらせ方(あのCDはLarryの完全な意思で終わらしたわけではないけど・・・)にしたかは分かりませんが、音楽が永遠と続くんだよ・・・って意味で終わらしたのなら、これほどまでに素敵な終わらし方はないな~と思いました・・・
 ホント聞いてて、この後はどんなDJをするんだろうって思うような感じで、まだまだフロアーで気持ちよく踊っていたい・・・そんな感じですね(^0^)




(3) 最後に

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 いや~、なんでこんなに説明が長いんだろう(--;)

 なんか当初はもっと短い内容になるはずだったのに、書いてるうちに段々と文章の量と写真の数が増えていきました・・・これもこの作品に対する「愛」なのかな? どうなんでしょう(^^;)


 んなわけで、ちょっと説明が長くなっちゃったので、まとめておきましょう・・・


① 選曲面の良さ

 まず、選曲面においては、ダンスフロアーとは無縁な「日本のCity Pop」を、有名無名を問わずにプレイしてる点が秀逸だと思います。
 考えてみると、ド鉄板な曲はなく、それこそ「浜田金●/ Midnight Cruisin'」のような忘れ去られたであろう曲もプレイしてるところには頭が下がります。

 特に、文中でも触れましたが「角●敏生 / 初●」のように、彼のプレイで作品の良さが更に光る・・・みたいな点は見逃せません。
 どの曲もダンス性は皆無だったはずなのに、Crystal氏のプレイでダンス性を与えられ、それぞれが躍動感を得た曲に生まれ変わっており・・・昔の曲としてしか評価されなかった曲達を、これほどまでに光らせたプレイは称賛に値すると思います。


 そして、その光らせ方が「ディスコ/ハウス」というダンスカルチャーのフォーマットで消化された点も素晴らしいと思います。
 
 私の実感だと、サンプリング文化であるHipHopも相当に音楽の許容範囲が広いように思えますが、Houseの方がその許容範囲が広く、優れたDJのプレイを聞いてると「えっ、それプレイしちゃうの?」ってプレイも多く、DJ本来の自由さを保ってるのかな~と思います。
 つまり、DJが「踊れる」や「気持ちを伝える」って感じたら何でもイイわけで、そこに「壁」なんて無いんですね・・・この点は、Garage/Houseが始まった頃からある考えだと思います。

 そういったGarage/Houseの考え/精神性をしっかりと理解した上でこの作品を作ったCrystal氏の手腕はホント素敵だと思います!!


② DJミックスの良さ

 まず、今回の作品紹介においては、まどろっこしく紹介した「起承転結」という流れは、一番単純なDJミックスの流れではありますが、Garage/Houseカルチャーの基礎たる流れで・・・これに準じた作りにした点も評価したいと思います。
 
 言葉にすれば、簡単な流れかもしれないですが、コレを実践するのは実は難しく、こういったDJミックスの基礎が出来ないDJは・・・残念ながら「かなり」います!
 例えば、クラブの現場で1時間ぐらいのゲストDJであれば、この資質が露呈しませんが、一人で一晩をプレイしたら・・・こういった基礎性がポイントになり、乗りこなせないDJが多いかと思います。

 私がHouseの現場に恋焦がれてしまったのは、その点がポイントで、単に酒を飲んで盛り上がりたい・・・ということではなく、音楽を通して気持ちよくなりたい・・・そんなピュアな気持ちがあり、DannyやJoeといった優れたDJに心を預けたのかもしれません。

 House系のDJの全てがこういった選曲/DJが出来るとは思いませんが、Crystalさんのこの作品は、Garage/Houseカルチャーの基礎たる部分を踏まえつつ、要所要所で細かい配慮を入れており、涙が出るほど素晴らしいプレイをしたと思います!!
 特に、今回は選曲ごとに説明したのは、作品の流れを説明したかった事に加え、Garage/House系DJとしての細かい配慮/技(アイソを入れてるだとか、45rpmをしてるとか)が多く発揮されていたので、その点を分かりやすく、明確に伝えたかったからでした・・・割と上手く書けて良かったです(^^;)


③ This is a DJ Tape, Not a Compilation


 んで、最後に伝えたいのは、今まで考えがまとまらないのであまり書いたことが無いですが、こういった作品こそ「ミックス作品」の真髄があるのでは・・・と思う点です。

 多分、一般社会から見れば、この作品はただの「海賊版のコンピレーション」でしかないと思います・・・

 しかし、プレイした曲を良く聞かせたいという思いを、考えた選曲とDJミックスの良さを加えると・・・プレイした曲が更に光るわけで・・・それこそ、この作品のようにダンスフロアーとは無縁だった「City Pop」の曲が、こんなに光ってしまった点は・・・「DJの功績」としか考えられません!!

 私がどうして、こんなにミックス作品を紹介するかというと、普通に聞いてたら分からない曲を、DJがプレイすることでカッコよく聞くことができる・・・というのが大きな理由だと思います。
 実際にこの作品では、Crystal氏がGarage/HouseラインのDJミックスをすることで、それぞれの楽曲がカッコよく聞かせてくれ・・・私はモロに影響を受け、収録曲を全部買ってしまいました・・・この事実だけでもDJミックスの素晴らしさが出るかな~と思います。
 
 つまり、そんなDJミックスで作られた作品は、その作品を作ったDJの思いや技術の高さなどによりコンピレーション以上の価値を発揮すると思うんですよね!!

 それはまさに「This is a DJ Tape, Not a Compilation」だと思います・・・私のアイドルである「DJ Spinbad」が、初期の作品に必ず書いていた言葉ですがホント素敵な言葉だと思います・・・


 また、ミックス作品って、だいぶ一般的にもリリースはされていますが、全ての年代の人がその恩恵を享受してるかというと・・・マダマダですよね。

 この作品自体は、どう考えても「違法」な作品な訳ですが・・・この作品こそ、色んな人に聞いてもらいたい作品で・・・特にDJミックスを知らない大人には聞いてもらいたいと思います!!
 それこそ、私たちよりも年齢が上な世代・・・つまりこれらのCity Popをオンタイムで聞いてた世代には絶対に聞いてもらいたいと思うんですよ・・・DJのプレイでこれほどまで曲が光るって事が如実に分かると思うからです!!

 このブログを始めた当初は、好きな作品を紹介したいって程度の考えで始め、かなり漠然とはじめてしまったのですが・・・最近は「DJミックスの面白さ」「ミックス作品の良さ」なんかも伝えたい・・・と思うようになりました。
 なので、作品の紹介が長くなっちゃう(すみません・・・)のですが、最近の文章の根幹には「もっとDJやミックス作品が一般に根付いて欲しい!」という点を加味して文章を書いてます。


 ちょっと話が脱線しちゃいましたが、こういった「DJにしか作れない作品」が、正規でリリースが出来、一般にも広く受け入れられるようになる為に、私なりの努力は続けていきたいと思います。

 とりあえず、この作品が正規で出せるようにならないとダメでしょう!!
 それまで嫌がるぐらいプッシュし続けますよ(^0^)
 

④ まとめ

 なんか最後はアジってしまいましたが、この作品はこれほどまでに私を感化させたので、相当ヤバい作品だと断言します!!
 
 何よりも、収録曲を全部オリジナルのレコードで買ってしまった(これをやったのは、他にはLarryの作品だけですよ!)時点で、私を本気にさせた訳ですが・・・今回、こうして整理して書いてみると、かなり意義のある作品だな~と思いました。

 このCDを買うのは難しいと思いますが、もともとネットで流通してる作品/音源なので、今回の紹介を機会にこの音源が再度ネットで流通(違法だけどね・・・)し、とりあえず聞いていただいて、DJミックスの面白さを知ってくれれば本望かな~と思います。

 ただ、ちょっと汚い話をしておくと、私自身はこの「Vol.01」しか聞いてなく、それ以外の作品(2と3)は聞いたことが無いので・・・こんなに激ホメしておけば、誰かが再配信してくれるのかな~とか思ったりします・・・意地汚いですね(^^;)

 でも、一番の理想は・・・やっぱりこのCDのようにプレスしてくれるのがマニアとしては望みかな・・・ココは我らのユニオンに期待しておこうかな~と思います(^0^)
 特に、この作品を私に出会わせてくれた「旧お茶の水クラブ店(現下北クラブ店)」にはビガップ&期待しちゃおっと・・・是非ご検討を!!


 んでは、こういう内容に興味がある方がどのくらいいるのか分からないのに勢いで書いてしまいましたが、超お薦めな作品の紹介でした!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Crystal 「Made in Japan Classics vol.01 - Disco Tokio」    
Genre : 和物(City Pop、Pops、Rock、Funk、RareGroove・・・)
Release : 2004年10月頃? (製作時期)
      2008年12月(CDプレス時期)
Lebel : Jet Set JSPN001(Jet Set ノベルティー)

Notice : トラックリストについて
 CD版にはトラックリストは無いですが、ネット上にはこの音源がネット配信された時に配布されたと思うトラックリストを記載しているサイトがあります。
 そこのサイトのリンクは貼りませんが、検索すれば簡単に見つけられます・・・ただ、このVol,01だと、リストが途中で終わっていました?? なんでなの??
 また、そこのサイトにはDL用のURLも書いてありましたが、とっくにリンク切れになってますのでご注意を・・・
 でも、2と3のトラックリストを見ちゃうと、絶対に聞いてみたくなるな~






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<追記> 2012/5/6 ブート盤(?)について
2012/9/17 アナザープレスについて

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 <Jet Set盤>

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 <Crystalさん盤>


 予備用として、この作品をもう一枚を購入(某ユニオンで中古)しましたら、意外な展開があったので報告します。

 紹介時に出したCDと、今回予備用に購入したCDが全然違う仕様になっており・・・どちらが本物とは言いづらい部分もありますが、今回購入した方は明らかにブートっぽく、2ndプレスかもしれないですが・・・結果として、この作品には別仕様の作品が流通しているようです。
 
 市場では結構レア価格になってる作品(ブートっぽいヤツでも2800円でした)ですので、これから購入する方の知識になればと思い、詳細を書きたいと思います。
 まあ、明らかにオリジナル盤の方が良いのですが、参考程度にご確認頂けたら幸いです(^0^)
 

          『Jet Set プレス』   『クリスタルさんのプレス』
            =2nd Press      =1st Press??
CD本体  :  プレスCD、盤面印刷    CD-R、盤面印刷なし
ケース   :  薄型、全部透明       薄型、CDが収まる方だけ白
ジャケット :  両面印刷           片面印刷で折りたたみ
         ※Jet Setのロゴあり     Jet Setのロゴなし
音質    :  結構良い           オリよりも音質低い


2012/9/17 修正
 別の作品を買ってみたら、CD-Rの方は、Crystalさん側で作成した作品だと思われることがわかり・・・上記の内容を訂正/修正ました。
 ただ、音質はJet Setが作った方がイイですかね・・・どうなんでしょう??


2014/8/24 修正
 男の責務(?)で、Harveyのレア盤を購入し、そのCDを紹介したので、写真を入れ替えしました。




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Ulticut Ups! 「Dig-A-Dig-A-Doo」
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 考えてみたらUlticutモノは久しぶりの紹介かも? たまに聞いてたりしましたが、なんかブームではなかったんですよね~
 ただ、私の「ミックス魂」における根幹でもあるグループなので、絶対に外せません!

 そんなわけで、久々の紹介です~♪



 Ulticutの第6作目に当る作品で、Ulticutらしいファンキーな選曲とDJミックスが楽しめる作品です。

 この頃(2004年)は、既にUlticut中毒だったこともあり、作品が出るのを楽しみにしてて、出たら速攻で買い、色々とヤラれてましたね~


 作品の内容としては「今までの作品と同内容の路線」を踏襲しており、ちょっとマンネリな感じもあるのですが、ファンには堪らない内容になってると思います。

 それこそBPMが早いマイナーなMiddle系HipHopのプレイHouse曲の使用、コンビで見せるDJ技一撃必殺のカットイン、そして段々とグルーブを上げていく作品の展開(特に後半にHouseで爆発みたいなヤツ)など・・・選曲面やDJプレイ、グルーブ作りににおいては他の作品とはそんなには差異がありません。

 ただ、そういった選曲/技/展開がある種の「Ulticut節」になり、その気持ちよさを知ってる者にとっては・・・逆に同じ系統の方がイイんですよね~
 私もコレを買って聞いた時は「なんかいつもと同じ展開だな~」と思いましたが、気づいたら同じ感じな作風に馴染みがあり、かつノリやすいので、気づいたらヘビーローテーションになってましたよ(^^;)

 また、繰り返し聞いてるとマンネリな展開の中に「さすがUlticut!」と唸ってしまう点や、何度聞いても「殺されちゃう」ようなキラーミックスがあったり・・・結果として奥深さにヤラれちゃうことが多いっすかね~

 
 んでは、以下で作品の詳細を説明したいと思います・・・


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 作品の方向性としては、先ほど指摘した通り、かなり今までの作品と同系統な部分が多く、選曲の方向性(マイナーなMiddleとか後半でHouseをプレイなど)はかなり似てくるかな~と思います。
 ただ、彼らが見せる「DJ技」「選んでくる曲のセンス」、そして「選曲のタイミング」なんかは、やっぱり上手いですね!!

 DJ技の良さであれば、定番の繋ぎではありますが「Cypress Hill / How I Could Just Kill A Man」から「Redman / Tiem 4 Aum Aktion」イントロ声ネタ繋ぎなんかは大変良いですかね・・・
 その声ネタ部分(Be Realが♪Time for Some Action♪と言ってるところ)を両方の曲で2枚使いするんですが・・二人で擦ってるのでメチャクチャ動きのある2枚使いになりつつも、ファンキーに決めてくるところは流石っすね!
 
 んで、選んでくる曲もレベルが高く、今となってはある程度は知れてきたマイナーHipHop(例えばBizzie Boysとか)なんかをプレイしつつ、突然サラッと「Funkadelic / You'll Like It Too」のドラムネタをプレイしつつ、そこから連続ネタ繋ぎなんかをしたり・・・素敵です(^0^)
 選曲的には知られてない曲も多くプレイしてるのですが、現行系の曲もプレイしてたり、ネタ繋ぎで押してみたり・・・してるのですが、とにかく「ノリ重視」な姿勢が素敵で、選曲の幅と深さがハンパないっすね!!

 また、Ulticutと言えば、一撃必殺な選曲/ミックスも聞きどころで、個人的には後半の「DJ Shadow / Organ Donor」の突っ込み方に殺されます!!
 「Soho / Hot Music」ネタで繋いでいく(REMのKRSリミックス→Missy!)のですが、その選曲で少しグルーブを落として、選曲に谷をあえて作りつつ、早いミックスでShadowに繋いでいき、一気に首を振らせちゃう感じは・・・最高っすね!!


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 んで、個人的に「グッ」と来たのが、そのDJ Shadow選曲の後ですね・・・

 お待ちかねの「House」選曲なんですが、Shadowから一曲ブレイクビーツ系の曲(Ingognito!)を挟みつつ、HipHop的なビートの流れから一気にHouse的な流れに繋ぐ一曲としてプレイしたのが・・・なんと「冨家哲 / K-Jee」ですよ!!
 
 MFSBネタの一曲で、当時の大ヒット曲(97年ぐらい?)ですが・・・この作品がリリースされた頃にはレコードが投げ売りされちゃった感じの曲(100円で絶対買えた!)なのに、それを使ってくる辺りには悶絶しましたよ!!
 また、そのK-Jeeから、サンバテイストを引き出し、これまた大ヒットなSamba Houseの「Freak Do Brazil / Mare Grande」をスクラッチカットイン(!)でつないじゃうあたりも・・・即死です!!

 Ulticutって、割と早いBPMのHipHopを好んでるので、BPM的にはそんなに早くないHouseであれば、簡単にミックス出来たりするのですが、その展開への「持っていき方」がメチャクチャ上手いんですよね。

 以前も書いたかと思いますが、とにかくHipHop系の曲で段々とテンションを上げつつも、ガン上げはせず、小さな盛り上がりを数か所作っていき・・・ある程度盛り上がった所で「ガツっ」とパンチのある曲(この作品であればOrgan Donor)をプレイしたと思ったら、そこから一気にHouseとかダンクラにもっていき、テンションを一気に上げていく・・・この一連の流れが上手いと思います!!
 まあ、彼らにとっては結構ベタな流れなんですが、ファンにとってはその流れが大変気持ちいいし、何よりも上記で説明した「選曲の驚き(=まさかの冨家使い)」「想定外のミックス(Houseをスクラッチカットイン)」が絡んでくると・・・認めざるを得ないですかね~(^0^)


 個人的には、ミックス作品って「選曲」や「DJミックスの技術の高さ」なんかが重要だったりするのですが、それ以上に「選曲/ミックスの流れ」が大切だと思ってます。
 私の文章では、よく「グルーブ」「物語性/ストーリー性」なんて表現してる点で、そのDJミックスを連続して聞くことで得ることが出来る「快感」や「感動」が重要だと思います・・・

 どんなに選曲でレアな曲をぶち込んだり、素晴らしい2枚使いがあったとしても、流れで聞いてると「その部分」だけしか光ってなく、DJミックスにおいては「一部」だけしか目立たない・・・ことがあると思います。

 その限りにおいて、ULticutの凄いところは、その部分的な「光」を小出しに光らせつつ、段々と聞いてる側の期待感を煽っていき、最終的に大爆発を引き起こしていく「流れ」をしっかりと作れる所は素晴らしいです!!

 こうなると、その一部だけを聞いても理解が出来なくなり、作品全体を聞かないとイケなくなるわけですが・・・それこそが「DJミックス」なのかもしれないですね。



 そんなわけで、ザックリと説明になりましたが、Ulticut節が爆発した作品のご紹介でした(^0^)
 お好きな方は、是非聞いてみてくださいね~



<Release Date>
Artists / Title : Ulticut Ups! 「Dig-A-Dig-A-Doo」    
Genre : HipHop、Funk、Breakbeats、House・・・
Release : 2004年10月
Lebel : Flatrock Records FRCD0006



ps Ulticutの新作は一向に出そうな気配がない(早くだして!)ですが、世の中には凄いお方もいるようで・・・なんと結婚式DJとしてUlticutに出演オファーをされた方がいたようですよ!!
 詳しくは、Vinyl 7のブログの「この記事」を参照なのですが・・・素敵過ぎっすね!!

 多分、2次会でのDJのようで、いつものUlticut節が炸裂したDJをかましたようですが、気合を入れて着飾ったお姉ちゃん達が、Ulticutのコスリとか2枚使いを見て盛り上がったんでしょうか・・・、また間違って参加しちゃった親類のお祖母ちゃんがどういう反応をするのか・・・そっち方が気になります(^^;)
 



DJ MURO 「Heatin System 3」
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 え~、興味が無い方にはアレですが、私の勢いがあるうちに書いちゃおう・・・と思って書き始めましたが、なんか書くのが遅れちゃいました(^^;)

 前回紹介をした「Heatin System 2」の続編で、2004年12月にリリースされた作品のご紹介です・・・


 この作品は、前作と同様に「寒い冬を暖かく・・・」みたいなのが主題になってるミックスで、シリーズの最終作になります。

 この作品も、MUROさんらしい趣味の広さを生かしたオールジャンルミックスになっており、メチャクチャ深い選曲なんだけど・・・MUROさんにしか作れない「暖かさ」みたいのが光った一作になっています(^0^)
 個人的な感覚だと、1作目の跳ねた感じと、2作目のネタミックス的な渋い部分が上手くミックスされたのがこの作品かな~と思います。


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 まず、今回は作品の紹介をする前に小ネタをご紹介したいと思います。

 実はこの作品は、MUROさんのミックス作品においては最後の「テープ作品」になります!!

 私が資料の調査や記憶での範囲になってしまうので、間違いの可能性もありますが、確かコレが結果として最後のテープ作品だったと思います・・・?

 MUROさん自身は、テープのフォーマットにかなり愛着を持ってたようなので、他のDJと異なり、かなり最後までテープでリリースしていましたが、市場の要望には逆らえなかったのかな・・・と思います。
 私自身は、この頃になると「MURO中毒」に相当かかってたので、リリースがあれば必ずSavageでテープを楽しみに買っていましたが、これ以降の作品がCDしかリリースしなくなってしまったのを知り、ちょっと淋しい思いをした記憶があります。

 2004年頃の私の話ですが、この頃でも時代に逆らって通勤に関してはショックウェーブのみ(=テープだけ!)で生活をしており、CDウォークマンやMDも必要としなかった私ですが・・・MUROさんがテープのリリースを止めたことで、今さらながらテープ時代も終わったんだな~と痛感し、ミックスCDも気合を入れて買い始めたのが・・・この頃でした。
 このちょっと後にiPodが出たぐらいで、素晴らしいぐらいの「時代遅れ」っぷりを告白しちゃいましたが、この頃より「テープのヤバさ」を痛感し、私自身は「むしろテープ作品の方がヤバいじゃん!」とか思ってたのが原因だったりします・・・なので、この頃には既にテープを掘り始めてたみたいですね~

 また、この時期って、ミックス作品をリリースするDJは「テープとCDを併売」する傾向にあったんですが・・・MUROさんに関しては併売をせず、スパッと移行した点は男らしいっすね・・・
 まあ、その後にテープ作品をCDで再発なんかはしましたけど、やっぱり「テープ」が好きだったんでしょうね・・・最近、MUROさんのブログで紹介された動画インタビューでも自分のミックステープをちょっと出してましたからね・・・
 ちなみに、あの動画で出たテープの中で、Beamsのコンピのプロモテープが映ってました・・・欲しい(^^;)

 
 一応、まだ紹介してないMUROさんのテープもチラホラ(WKODシリーズとかね)ありますが、これがMUROさんにおける最後のテープだと思われます・・・
 なお、CDをリリースするようになると、作品の発表ペースが速くなり、買うのが大変です・・・今はもっと大変です(^^;)


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 では、作品の紹介に戻りましょう!!

 選曲的にはRareGroove、Jazz、JazzFunk、Reggae、HipHop、Disco、Modern Soul、Boogie・・・などをプレイしており、MUROさんらしい幅の広いセレクションなんですが、やっぱり一筋縄にはいかない選曲を披露してます!

 この作品もトラックリストは「曲名のみ」を表記してるので、全部は調べ切れなかったのですが、調べていて「MUROさんスゲーよ!」って唸ってしまいました。

 レアなお皿も登場しつつも、左上の「Maze / Joy and Pain(live)」のようなどこでも売ってる曲もプレイしてるんですよね・・・B面一発面の「90% Of Me Is You」のレゲエっぽいカバーが当時の新曲だとは気付きませんでした!
 また、個人的にヤラれたのがB面の「That's Why I Sing」って軽快な80's Funkなんですが、調べてみてビックリ・・・なんと「Tower of Power」が80年代になり、マイナー落ちした頃のLPからプレイ! このLPは知らなかったっす・・・ホント掘ってますね!!


 あと、前作に続き「ネタ」系の選曲&プレイをしてて、コレも熱いっすね!

 MUROさんの名曲「Dig on Summer」ネタである「Clifford Coulter / Love's Too Hot To Hide」をプレイしたり、トライブネタの「Jack Wilkins / Red Clay」をプレイしたり・・・渋い選曲が光ります。
 ネタ繋ぎなんかもしてて、当時の新曲である「De La Soul feat Ghostface Killah / He Comes」であれば、元ネタの「Eugene Record / Here Comes The Sun」から繋いだり、その後はPete Rockもので繋いだり・・・流石です!
 前作もネタ系の選曲をしてましたが、コレってもしかしたら・・・この時期ってネタ系のミックス(King of Diggin'とか)を出してなかったので・・・なんか入れたくなっちゃったんですかね??


 んで、個人的なヒットは・・・B面の最後の方でプレイされてる「Fat Larry's Band / Can't Keep My Hands To My Self」です!
 写真右のレコードで、素敵なダンクラなんですが・・・Cypherでこの曲のイントロ2枚使いをしてて、それにヤラれてLPを2枚買いした(当時もそんなに高くないLPだった)過去があり、当時このテープを聞いてて「やっと正式にプレイした!」って思いました!
 LPは売ってしまい、今は12inchだけが手元にありますが・・・こういった曲はホントMUROさんから教わったのが多いので、頭が上がりません(^^;)
 ちなみに、この曲はThelonious Monkの息子である「T.S.Monk」のバージョン(どっちがオリジナルなの?)もありますが、そちらも大変よいっすね!!



 ンなわけで、ちょっと適当な紹介になりましたが、さすがMUROさんな作品だと思います(^0^)
 ただ、作品を理解するための難易度は・・・やっぱり高めですかね??

 あと、次からはWKODシリーズを行きますね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Heatin System 3」    
Genre : RareGroove、Jazz、JazzFunk、Reggae、HipHop、Disco、Modern Soul、Boogie・・・
Release : 2004年12月
Lebel : KODP No Number

Notice : トラックリストは曲名のみの表記で、アーティスト名の記載はありません。 ただ、調べれば80%ぐらいまでは何とか調べられましたよ♪




DJ MURO 「Heatin System 2」
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 いまさらですが・・・あけましておめでとうございます(^^;)

 今年の正月は意外と忙しかったり、持病の腰痛を再発したり、その内アップしようかな~と思ってる記事のネタを仕込んでたり・・・で、すっかり更新するのを忘れてました・・・すんませんね~
 
 んなわけで、久々のMUROさんものですが、結構適当な紹介っす(^^;)



 言わずとしれたMUROさんの冬作品シリーズ「Heatin' System」の第2弾で、シリーズの主題である「寒い冬を暖かく・・・」を表現した作品になります。
 ちなみに、このシリーズは番号表記がなぜか無いのですが、この青色が第2弾になりますので、参考にしてくださいね。


 まず、今回紹介する第2弾は、前作の第1弾とは作品の方向性が少し異なります・・・

 前作ではLatin DiscoやHouseなど結構アッパーな選曲をしていましたが、第2弾ではR&BやSoulといった押さえ目の曲を使用してて、どちらかというと「Taste of Chocolate」のようなムーディーな選曲になってるかな~と思います。
 Erykah BaduとかMary Jとかの現行系R&Bや、誰の曲か全く分からないSoul系の曲、そしてRootsっぽいReggaeなど・・・打ってない感じですかね。
 ただ、その押さえ具合が悪くなく・・・寒い街を歩き、行きついた街角の喫茶店で飲むホットコーヒーのような・・・芯から温めてくれる感じがイイですね(^0^)


 また、ちょっと面白いのが「King of Diggin'」のようなネタミックスも披露してるんですよね~

 例えば、PVの変な日本の家が爆笑(だけど曲はスゲーイイ)でお馴染みな「Faith Evans / I Love You」ネタの「Issac Hayes / Make A Little Love To Me」だったり、フロアーアンセムである「MOP / Ante Up」ネタの「Sam and Dave / Soul Sister,Brown Sugar」などの・・・割と現行系の曲で使用されたネタをサラっとプレイしてますね。
 また、インデックスには記載されてないですが個人的に凄い好きな曲である「Atlantic Starr / When Love Calls」から、それをネタにした「Mary J. Blige / Willing & Waiting」にネタ繋ぎをしたり・・・ちょっとグッとくる繋ぎもありましたよ(^0^)



 ンなわけで、超適当に書いてみました・・・

 実は、この作品はインデックスが「曲名のみ」で、検索して調べてみましたが、半分以上が分かりません(^^;)
 なので、レコ写も載せずに書いてみました・・・すみませんね~

 
 今年もこんな感じで読んでる人を「置いてきぼり」にしていくような記事を書いていくと思いますが、本年も宜しくお願い致します m(_ _)m





<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Heatin System 2」    
Genre : R&B、Soul、JazzFunk、Reggae・・・
Release : 2003年12月
Lebel : KODP No Number

Notice : トラックリストは曲名のみの表記で、アーティスト名の記載はありません。




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<おまけ> 新春初笑い?

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 あんまりにも本文が短かったので、毎度の小ネタを一つ・・・とりあえず、上の「大きな方の写真」をクリックしてみてください。

 元旦の日、実家に顔を出し、予想通りベロ酔いした帰りに某ユニオンに行き、色々とあって欲しかった上記の大貫妙子のLPを発見し、盤チェックがてら視聴をし、買って帰りました・・・んで、事件は帰宅後に起きました。


 家に帰り、買った大貫さんのレコードを聞きつつ、また飲みながらパソコンで色々作業をしてたんですが、なんか「視線」を感じるんですよね・・・

 何だろうな~と思って見まわしてたら、さっき買った大貫さんのジャケットに・・・

 上の写真の「小さな写真」をクリックしてください・・・


 幽霊調の男が私を見てる!!

 
 大人なのに「ああっ、お化けだ・・・」って小声を出してしまいました・・・結構ビックリしました(^^;)


 まあ、すぐに分かりましたが、多分なんか別のレコードとこのレコードが重なってて、その別のレコードの印刷が映っただけで、レコードの入れ口を上向き(つまりレコードを左に90度回転)しないと分からない汚れだったわけですが・・・心臓には良くないですね(^^;)
 
 ちなみにその後は、そんな幽霊さんと二人で水割りをチビチビ飲んでましたとさ・・・MP3時代では「一切ない」であろうお話でした(^0^)