HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Dimitri from Paris 「Return to the Playboy Mansion」
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 6月はあんまり記事が書けなかったですが、7月に変わる前に何とか記事をアップ! 頑張りましたよ(^^;)

 大好きなDimi大先生の作品で、個人的にはこの「バニー」が一番好きで、かなり聞いてます!!
 また、ジャケのバーニー「娘」も、この娘が一番好きです(^^;)


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 フランスが誇るDisco番長である「Dimitri from Paris」大先生の名物シリーズ「Playboy Mansion」の第3弾で、個人的には一番好きな作品です。
 Dimiにとっては久しぶりの「Playboy Mansion」ですが、流石のレベルの高さでヤラれます!!

 このシリーズは、あの有名男性誌「Playboy」のオーナーのマンションで開かれるパーティーを想定したミックス作品で、Playboyが全盛だった70年代の質感(=Disco)と、現代の質感(=House)を融合した作品として有名で、Dimi先生の真骨頂が味わえるシリーズだと思います。
 シリーズに渡ってお洒落でセクシーなんだけど、Dimi先生のオタク性もしっかりと出てて、かなり高品質の作品で・・・個人的には一押しなシリーズです。

 ちなみにこの作品は、このシリーズとしては正確に言うと「第4段」で、この作品が出た前年に同郷の男前なDJである「Bob Sinclar」が第3弾を担当してます・・・
 また、最近出た第5段では、Dimi先生とBob氏が共演する形でリリースされており、Dimi先生が90's Houseのヘビープレイをしててヤラれますね!!

 あと、この作品は基本的にはターンテーブルミックスでは無く、PC上でのミックスをしてるのですが、繋ぎや選曲のレベルの高さが異常に高い上、大半の曲はDimi先生の愛のあるエディットが入ってて・・・単なるミックスCDではなく、実質的にはDimi先生のアルバムと言ってもイイくらいですね!
 

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 では、早速作品紹介にいってみましょう!

 この作品ではCD1が「Party Time」として割とアップな曲を中心にプレイし、CD2が「Sexy Time」として気持ちいいスローを中心にプレイをしています。
 どっちもヤバいですが、順を追ってCD1から紹介したいと思います。


 CD1では、いきなり「Jamiroquai / Cosmic Girl」からプレイし、一気にヒートアップします! この辺をチョイスするセンスとタイミングは超上手いっすね!
 この後は、そのテンションを保ちながら、あのJocelyn Brownがボーカルをした「Incognito / Always There」のMAWのHouseミックスに繋いでいき、更にテンションを引っ張っていきます。

 また、後半では新譜系のHouseに交じって同郷の大先輩であるCerroneがプロデュースした「Don Ray / Got to Have Loving」や、OldSchoolクラシックである「Young & Company / I Like It」なんかを違和感なくプレーしていますね。

 Dimiの面白いところって、Jamiroquaiのようなポップな曲でも、普通なHouseでも、昔の曲でも・・・一つの「Dance Music」として昇華してて、Dimiにしか出来ない世界観が素敵だと思います。
 普通に聞いてると、どの曲が古くって、どの曲が新しいのかは感じさせない選曲/ミックスで、嫌みではないゴージャスなグルーブが堪らなく、誰でも楽しめるミックスにしてる点は素晴らしいと思います。

 ただ、その流れの中でドマニアックな選曲も光り、鬼レアなプロモ12inchで有名な「Lorraine Johnson / The More I Get, The More I Want」なんかをサラっとプレイしてて、こういった所もDimiの悪いクセ(?)で、タマランっすね・・・
 この作品って、かなり一般市場を狙って売ってるはずなんだけど、一般人には分からなくってもイイ曲(?)をシレっと入れてくる辺りもイイんですよね・・・Lorraineとかは一時期は$1000オーバーでしたよ・・・そういった曲をカッコよくプレイしちゃう所もイイですね!!


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 また、Dimiに関しては、どの作品でも「作品の流れ」を作るのが上手く、確実に盛り上がる展開や、気持ちいい流れを作るのが上手いんですよね・・・
 A面に関しては基本的には「アップ」なミックスで、出だしからJamiroquaiでヒートアップして持って行くのですが、個人的には上記の2枚の流れがヤラれます・・・

 序盤から現代的なHouseで引っ張りつつ、徐々に躍動的なGarageラインの曲をプレイしていく流れで、なんと「Marvin Gaye & Tammi Terell / Ain't No Mountain High Enough」をプレイしてきます!!

 クラブ的にはJocelyn BrownがボーカルをとったInner Lifeのカバーの方が有名で、Marvinのオリジナル曲は・・・今となっては古いSoulの曲ですよね? 
 Marvinのオリジナルはリリースが67年で、変な話ディスコの「ディ」の字も無い時の曲ですが、歴史をひも解くと、クラブ黎明期だったこの頃のNYのクラブではしっかりとプレーされ・・・実はかなり由緒正しい曲だと思います。
 なので、Inner Lifeがカバーしたんだと思いますが、67年に作った曲なのにクラブで聴くのにはボトムが弱く、次第にクラブで聞かれなくなった・・・と思います。

 ただ、この作品では、そのMarvinの曲をDimiによる低音のボトムアップを中心とする愛のあるエディットを施し、クラブでのプレーに耐えうる曲に変化をさせた上でプレーしてるんですよね・・・

 ある意味、過去の曲を現代に甦らせた・・・というような、この作品の主題をもっとも体現をした曲だと思いますが、作品においては徐々にピークタイムに進んでいく過程で、作品のイメージ性を保ちながらも感情を盛り上げるあの歌で一気にヒートアップし、聞いてる者をピークにもっていく構成はメチャクチャ上手いですね!!


 でも、ここではイカせてくれないんです・・・

 Marvinの曲でジェットコースターの頂点まで行ったと思ったら、写真右の「Fish Go Deep & Tracy K / The Cure & The Cause (Remix)」のドラムレスなイントロをカットイン!
 いきなり太陽の日差しが目に入り、天国にいるような浮遊感が数秒あったと思ったら、一気に気持ちいいHouseビートと共にジェットコースターが急直下して・・・聞いてる者にエクスタシーを与え、そのまま踊り続けさせるような・・・そんな素敵な演出をしています!!

 本当はミックスを聞いてもらう方が早いと思いますが、このラインは超上手いですよ!!

 改めてDJミックスを言葉に置き換えるのが難しいな~と思いましたが、こんな「殺してくれるミックス」はなかなか無く、こういうミックスを聞いちゃうとDJミックスの「マジック」を感じるんですよね・・・
 それも、大昔にリリースされたMarvinの曲と、新曲のHouse(Fish Go Deepは2006年リリース)を繋げちゃうんだから・・・痛快ですよね!!
 もー、DJミックスの神が下りてきたようなミックスで、DimiのDJとしての技量の良さが分かるラインだと思います(^0^)

 また、ミックスの流れにおいても、かなり明確なピークタイムな選曲になっていますが、ココでフロアーを一体化させ、聞いてる者をヒートアップさせ、更に踊らせるグルーブを作り、後半も更に進んでいく感じも二重丸です(^0^)


 ちなみに、アナログの話も入れておくと、Marvinの曲のDimiエディットは、後でも紹介をするコンピ版(赤バニーの方)に収録されていますが、House業界においてアナログのプレスが少なくなってきた時期のリリースなので、かなり数が少なく、入手するのに結構難しいかもしれないっす。
 また、Fish Go Deepの12inchも同様で、House界では見慣れたStrictly Rhythmですが、プレス数がかなり少なく、これも発見するのに結構苦労しました・・・


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 いや~好きなラインだったので、無駄に長くなってしまいましたがCD2の紹介もしましょう・・・こっちも最高で、CD1と変わりトロットロなスロー選曲が最高です!

 選曲面で分かりやすいのは写真左の「Marvin Gaye / I Want You」なんかが分かりやすいと思いますが、70年代~80年代のスローを中心としつつも、「The Brand New Heavies / Never Stop」(プレイしてるのはRemix)のような隠し玉もプレーしてて、流石の選曲です。

 このCD2の方では「Sexy Time」と称してるだけあって、いわゆる「チルアウト/メイクラブ」を盛り上げるプレイになっており・・・とにかく一定の冷涼感のある空気を維持しつつ、二人の「愛」を盛り上げるグルーブが最高ですね!

 表現で行けば「官能的でグルービーなプレイ」ってところでしょうが、CD1のように選曲の積み重ねで流れを調整するのでなく、気持ちいいグルーブの曲を素直にプレイすることに集中し、Dimiの選曲手腕の高さが伺えるミックス/選曲だと思います。
 特に選曲面はI Want Youといったド定番を入れつつも、有名アーティストのマイナー曲や、殆ど知られてない曲もプレイしてて・・・ホント気持ちいいミックスですね(^0^)

 また、そういったチルアウト的なミックスなのに、フロアーで聞いてたとしても足が止まらないプレイで・・・朝方の青白いライトに囲まれた蕩けたフロアーで、音に抱かれながら踊ってる・・・みたいな要素もあります!
 チルアウトの要素が強いのに、ビート感はしっかりとキープしつつミックスをしているので、踊りやすい内容になってますね・・・こういった配慮も素晴らしいっすね!!




 ンなわけで、かなりお勧めな作品の御紹介でした(^0^)
 ちゃんと権利をクリアーした作品で、ココまでクオリティーが高い作品はなかなか無いと思いますよ!!




<Release Date>
Artists / Title : Dimitri from Paris 「Return to the Playboy Mansion」
Genre : House、R&B、DanceClassics、Garage、Soul・・・
Release : 2008年4月
Lebel : Defected(UK) PBM02CD



Notice : デラックス版について

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 この作品は、上記のようなデラックス版がリリースされてます。
 CDの内容は全く同じで、私は中古で買ったのでもしかしたら付属品の欠如があるかもしれないですが、箱の中にはバニーちゃんのポストカードとシールが入ってるぐらいで・・・あんまりデラックスではありません(^^;)
 ちなみに、中に入ってるバニーちゃんはあんまり可愛くないです・・・何のためにリリースしたんでしょうか??



Notice : LP盤について

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 毎度のことですが、この作品でもDimi先生がエディットした収録曲をコンピ形式で収録したLP盤がリリースされています。
 上記の2枚がそうで、文中でも触れましたが意外と中古で出ないお皿で、結構探して買った記憶があります・・・特にMarvinのエディットが強力ですね!!
 ちなみに、またバニーの話ですが、どう考えても赤バニーの方がイイですね(^^;)



Notice : リリースパーティーについて

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 この作品がリリースされた後、2008年7月12日に代官山airでリリースパーティー(写真左)が開催されました。
 このパーティー、私の初Dimi体験で、このパーティーに行ってDimiが好きになった・・・記憶があります。
 
 ちなみに、来週末に西麻布elevenでDimiのパーティー(写真右)があるんですよね~ スケジュールが合えば行こうかな~と思ってます!!
 ただ、今週末はTimmy大先生が来るんですよね・・・2週連続はキツイので、ちょっと迷い中です(^^;)





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DJ Paul 「Connectin' Soul Style vol,09」
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 え~、今月は仕事が忙しく、更新が少なくってすみませんね~
 嫌いじゃないですが、出張系の仕事が多く、毎日頑張ってます・・・まあ、仕事もしてますが、飲んだりしてる方が多いんですけどね(^^;)
 
 ただ、先日も紹介したポールさんからの書き込みは超上がりましたよ!!
 実生活の仕事でもそうですが、人に認められるってことはスゲー励みになりますね!!  

 そんなわけで、ポールさんの名シリーズの続編紹介です!!


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 この作品は2004年ごろリリースされた第9段で、流石の内容で、ファンならずともヤラれる内容だと思います。
 A面はHouse、B面はスローをミックスしていますが、ポールさんらしい選曲の広さと技が冴えており、ポールさんにしかミックス出来ない世界が感じられ、今でも聴ける名作だと思います!


 ます、A面ではHouseミックスを披露しているのですが、ポールさんらしい「HipHop的なフレイバー」を入れたHouseミックスで、大変素敵です(^0^)

 傾向的にはド直球なHouseでなく、HipHopユーザーでも乗れるような歌モノ系を攻めており、写真に上げた「Janet Jackson / Because of Love」のHouseミックスや、「Micael Jackson / Rock With You」のFrankie KnucklesのHouse Remix(最高ですね!)など、馴染みのある歌モノを攻めています。
 HipHop/R&Bリスナーにしたら「12inchの裏面にあるHouseミックス」みたいな感じかもしれないですが、HipHop/R&Bの延長としてのHouseをプレイしており、かなり聞きやすいと思います。

 また、ミックスにおいてもHipHop的なプレイも多く、インストトラックに「Zhane / Hey Mr.DJ」や「Robin S / It Must Be Love」などの連続アカペラミックスをして、マスターミックス的な展開にしたり、ショートミックスをして展開を付けたり・・・Houseが好きな方が聴いたら結構ビックリするミックスをしてますね!
 ポールさんって、こういった細かいプレイも素敵で、きっと夜なべして色々とトライ&ゴーをして作ったんだろうな~と思いますが、それがミックスにおいて大味にならず、展開の中で綺麗に生かされているのが上手いと思います。

 そして、ポールさんと言えば「グルーブ」の作り方も秀逸で、このA面の流れは好きです!!

 最初はHipHop/R&B的なグルーブでHouseミックスをしていますが、段々とHouse的な4つ打ちの気持ち良さを感じる方向性にもっていき、最後に「AK / Say That You Love Me」をプレイし、ディープな展開に持って行くのは個人的にはツボでした!
 私はHouseがかなり好きなのですぐ馴染めましたが、HipHopとかを好きな方だといきなりは馴染めないかな~と思います・・・ただ、このミックスみたく、最初は馴染みやすい曲から入り、段々と聞いてる者にグルーブを馴染ませて、最後の方では気づいたら4つ打ちのステップを踏んでる・・・みたいな展開が上手く、流石です!
 
 なお、AK嬢の曲はEnglishバージョンをプレイしてましたが、個人的には日本語バージョンをプレイして欲しかったかな・・・
 分からない方に補足しておくと、AKさんは日本人の女性歌手で、古くは今井美樹さんなどに楽曲提供を行ってたシンガーソングライターで、90年代中ごろに渡米後、House系のシンガーに転身し、今は我らのDanny Krivit大先生の嫁さんですね!



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 そしてB面・・・A面とは打って変わって素敵なスローミックスを披露しており、MUROさんの「Diggin' Ice」が好きな方なら絶対にヤラれるミックスですね!

 傾向的には直球な曲はあまり無く、カバー系や隠れた名曲を多くプレイしてて、それこそ写真にあげた「Debra Laws/ Very Special」であれば、一瞬プレーしたらすぐにネタ曲(Jennifer Lopez / All I Have)をプレイする・・・みたいな、一捻りある感じのプレイですかね?
 ただ、イイ所ついてくるんですよね・・・個人的にはMUROさんから教わった系の曲が多く、「Dee Dee Wilde / Lap of Luxury」とか「Opaz / You Remind Me」とかはツボですよ・・・この辺はオリのアナログが見つからず困ってます(^^;)

 あと、グッとくるのが最後で「Roger / I Want To Be Your Man」をプレイ・・・選曲の流れでのプレイではありますが、ロジャーに対しての哀悼の意が感じられるプレイでヤラれます・・・
 この曲の後には、恐らくRogerの追悼コンサート(?)の音源みたいのをプレイしていますが、ある種の「メッセージプレイ」みたいで、ポールさんからの思いが伝わるプレイでイイですね!!


 ポールさんの選曲って、結構MUROさんに近いところがあり、渋い曲や定番曲を効果的に選曲し、それらの曲をカッコよくプレイする・・・そういったところが魅力だと思います。

 実はコメントを頂いた後、メールのやり取りをして教えていただいたんですが、ポールさん自身は自分のDJスタイルには次の二つの影響があったそうです。
 一つ目は中学生までお父さんの仕事の都合で海外を転々としてたそうで、それで洋楽を聴く耳が出来たこと、二つ目は24歳からFMラジオ業界で番組ディレクターとして働き始め、1曲1曲の良さやGROOVE感というのをすごく意識した(学んだ)そうで、そういった点が他のDJとは違うかも?とおっしゃっていました。

 DJって、その人の個性やバックグラウンドに左右されると思いますが、ポールさんの場合はこういった「違い」があることに加え、DJミックスの奥深さを分かった上で真剣に作品作りをしてた点は大きく、ホント素敵な方だと思います!!
 特に作品における「展開」や「グルーブ」の作り方は相当こだわっていたようで、メールでは「お客さんの求めてる曲/音を使うのではなく、自分がいいと思う曲しか使わず、逆に聞く人達を納得させる!そして10年聞き続けられる作品を作る!!」という気負いでテープを作ってたそうで、間違えの無いコメントを頂きました!!

 私自身は、ポールさんのバイオを知らずに、ある時期にテープをたまたま聞き、そのヤバさに気付かされ聞き続けてましたが・・・ホント出会えてよかったなと思います。

 ミックス作品において「選曲」「展開」「グルーブ」といった作品の大切な部分をこだわって作ってる方は少なく、それこそミックス作品を「映画」や「小説」のような「一つの作品」として成立させるぐらいの気合がある方は多くないかな~と思います。
 ポールさんに「褒めすぎですw」ってまた言われそうですが、そういったミックス作品の諸要素を拘っていたのがポールさんであり、私はポールさんに出会い、更に影響を受けたんだと思います・・・ありがとうございます!!



 最後は上手くまとまらなかったですが、かなりイイ作品なので、興味がある方は聞いてみてくださいね(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ Paul 「Connectin' Soul Style vol,08」
Genre : House、R&B、UK Soul、Soul・・・
Release : 2004年
Lebel : G.A.S Sound Production CSS-009



<CD再発について>

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 この作品も2006年頃にCDで再発をしていますが、注意があります。
 上記の写真のようなテープ版のジャケを転用しているのが再発かと思いがちですが、実は上記の作品は9の再発CDではありません
 9のCD盤は、上記の絵柄が破れた感じのジャケになっており、上記の写真のは2005年頃にリリースされたポールさんの別作品(なんとオフィシャルリリース!)です。
 まあ、この別作品も最高なのですが、CD盤を探す時はご注意くださいね~





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<毎度の出張報告>

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 もはや恒例になってきた出張報告です(^^;)

 先週末は、ここ数年、毎年行っている仙台に泊りで行ってきました。
 震災後、初めて東北に行くので、新幹線を乗ってて段々と東北方面に近付くと、屋根がブルーシートで補修されている家が多くなり、これが震災の爪痕なのかな~と思いましたが、仙台に下りたらいつも通りの仙台市内があり、ちょっと安心をしました。

 まあ、レコ屋は時間がなくって行けなかった(正確に言うと、行こうと思い時間を作ってのに、仕事の呼び出しで行けませんでした)ですが・・・夜は満喫してきましたよ❤
 仙台といえば、東北一の歓楽街である「国分町」があり、今回も仕事関係者数名と行きましたが・・・結構ビックリしました!

 12時頃に現地にベロ酔いで到着しましたが、タクシーを降りて、町に立ったら・・・ネオンが燦々と輝き、人も沢山いて、とてつもなく賑わっていました!!
 いや~、こういう光景は嬉しいですね・・・最近、節電やら某都知事様の戦略で、東京のネオン街(歌舞伎町とか池袋など)は暗く、人も少なく、活気がなくって凄いつまらないのですが、こういう「アッパー」な光景は嬉しいな~
 なんか、こんな世知辛い今だからこそ、夜は楽しもうぜ!みたいな感じが町から感じられ、東北の復興パワーの底力を感じましたよ(^^;) 

 んで、その後のことは、このブログでは書きづらいので割愛しますが、お姉ちゃんの店で2時半ぐらいまで飲んで、現地にしっかりとお金を落として帰りましたが(文町は安くてイイね!)、久しぶりに「夜の匂い」を満喫し、凄い元気を貰いました!!
 
 電力不足の昨今、こういったネオン関係のお店はすぐ槍玉にあい、自粛って方向になりますよね・・・飲む方のクラブも、踊る方のクラブもその槍玉にあがりますが、本当に自粛しちゃってイイのかな~とも思います。
 もちろん、不謹慎な意見だということは重々承知してますが、そういった所で「パワー」を貰い、明日に生かそう・・・っという人がいる限り、あってもイイのかな~と思います。

 キャバのお姉ちゃんの話だと、あの震災の後は意外と忙しいらしく、被災した地区の男性諸氏が避難所より遠征して遊びに来たり、現地で復旧を行っている自衛隊&警察官の方々が労を労いにきたり・・・やっぱりネオンは必要なんだな~と思いました。
 特に、避難所の方の話が良くって、お姉ちゃんの話だと、家とか流されちゃったので、支給されたダサいスエット(普通は入店できないよね)で来店したらしいのですが、数時間遊んで、帰り際に「今度来るときは、しっかりと着飾ってくるからね!」っと言って帰られたそうです・・・いい話だな~(^0^)

 こういう身近な話を聞くと、ホント頑張ってほしいですよね・・・私に出来そうなのはお金を落としてくぐらいだったので、いつも以上にお土産を買って帰りました(^^;)


 そんなこんなで、毎日生きてます(^^;)
 7月はなるべく多く更新するように頑張ります~♪






DJ Kiyo 「Freshmode」
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 6月に入り、なぜか出張&残務処理が多く馬車馬の如く働いてて・・・超疲れてます(^^;)
 だけど、体調も崩さず仕事できるのは幸せなのかな・・・どうなんでしょう??

 そんなわけで、仕事が忙しいのとは全く関係が無いですが、Kiyoさんの作品の御紹介です・・・考えてみれば重要なDJ(=作品)なのに、全然紹介してなかったっすね・・・すみません(^^;)


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 言わずとしれたDJ Kiyoさんの名作で、日本のHipHopシーンにおいては「Underground HipHop」の流れの礎を作ったと言われている(?)作品で、Kiyoさんらしい「オルタナティブ」な方向性のスタート地点にもなったとも思える御紹介です。

 この作品は99年9月頃にリリースされた作品(Royaltyの4作目)で、当時流行っていたメインストリームなHipHopとは「異なるHipHop=Underground HipHop」に焦点を当てた作品で、盛り上がり始めた西海岸系のHipHopを多くプレイし、影響を受けた方が多いかな~と思う作品です。

 今のHipHopはアレですが、当時としてはHipHop=NYのメインストリームが中心であり、それ以外のHipHopは日に浴びることが無かった・・・ように思います。
 それこそ、DJ KenseiさんなんかはマイナーなHipHopを積極的にプレーしてましたが、市民権を得るほどではなく、DMRとかでプッシュしてるアングラモノを買って聞いたら地味でガッカリした・・・って方も多いかと思います・・・高校時代の私がそうでした(^^;)
 今となってはKocoさん辺りの掘り起こしでクラシックになってる曲でも、Kenseiさんの頃って、メインストリームのHipHopのアンチテーゼとしてアングラ系のHipHopが持て囃されていたって感じで、その曲の本当の良さを伝えられなかったのかな~と思います。

 ただ、Kiyoさんのこのテープがリリースされた頃はタイミング的には西海岸系の非ギャングスタ系のHipHopが盛り上がってきた時期で、結果としてこの流れを日本で後押しした・・・流れはあると思います。

 割と日本のレコ屋では、Jurassic5とかは早い時期からプッシュしてて、リスナー側もNYのHipHopがメインストリーム化していくのに疑念を抱いてた方が少なくは無かったので、耳の早い方は注目をしてたかと思います。
 私自身もJurassic5辺りは割と早い時期に買ってたな~と思いましたが、自分の周りでこの辺を注目してたヤツってあんまりいなかったかな??
 むしろ、普通にBig PunisherとかDMXが流行って頃で、NYの流行ってるHipHop以外はダメだみたいな・・・海外偏重型の流れもあったので、こういうのを無視しちゃってる人も多かったと思います。
 

 そんな流れの中でこのテープがリリースされました・・・

 私自身は、この作品がリリースされた時は、リリースされたことは知ってましたが、Kiyoさんのテープは買ってなかったので、全て後追いの記憶になりますが、こういった「中心ではないHipHop」を扱った作品は当時はあまり無く、結構注目され、メインストリーム一辺倒だったシーンにおいて、少なからずの衝撃があったのかな~と思います。

 特に感じるのが、それまで海外の流れを尊重してた流れにおいて、独自の視点を持ってHipHopをクリエイトする・・・みたいな感じがあり、日本独自の「HipHop感」を前面に出した点は大きいかな?と思います。

 その後リリースされるKiyoさんのテープ(ちょっと大きいケースのやつ)なんかはそうで、独特の美意識があり、自分たちの好きなHipHopをプレイしよう!みたいな流れを作った・・・ともいえるかもしれません。
 特にJazzyな感じのHipHop感には結構影響を受けた方が多く、DJ Ryowさん辺りなんかは影響を受けたのかな?と思いますが、コレ系の流れを作った「きっかけ」の一つになるかもしれないっすね・・・


 んな訳で、背景的なところから説明しましたが・・・コレでイイのかな(^^;)
 一般的に言われてることや、うる覚えの記憶を駆使して書きましたが・・・かなり自信が無いので、あんまり信じないでください(--;)


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 それでは、作品の紹介に行きましょう!

 先ほども触れたとおり、Jurassic 5などの西海岸系HipHopや、ちょっとマイナーなNYのHipHopなどを中心にプレーした作品で、Kiyoさんらしいシュアなミックスが光りながらも、割とアッパーな感じでまとめてきており、HipHopの躍動感がでた作品になっています。

 選曲的には、J5に始まり、People Under the stairs、Ugly Duckinig、Lootpackなど・・・今となっては有名な西海岸系のHipHopグループの曲を多くプレイしてますね・・・
 この頃としては、これらのグループはまだ有名でなかった訳で、このテープを聞いて、こういった非主流のアーティストの曲もイイな~と思った方も多いと思います。

 特に、J5は結構気に入っていたみたいで、写真のEPからは数曲プレイしてて・・・このEPがエポックだったのかな~とも思います。
 私自身も、当時にこのEPを買いましたが(98年だったかな?)、オールドスクールフィーリングを保ちながら、サンプリングHipHopの良心を出してきた辺りは新鮮で・・・Kiyoさん自身も、こういった点がツボだったのかな~と思います。

 また、その流れか、いわゆる「Lesson系の曲」もプレイしてて、J5のCut Chemistがりミックスをした「DJ Shadow / Number Song」のリミックスや、J5のLesson6なんかをプレイしてますね・・・
 今のKiyoさんのスタイルからすると結構意外なプレイかもしれませんが、ある時期にBreakestraのメガミックスを作ったりしてたので、こういうのも好きなんでしょうね・・・


 んで、プレイの方は「Kiyo節」満載で、ファンならヤラれるミックスですかね!

 ものすごいド派手な展開はないですが、シェアなミックスの進め方や、サラッとでる2枚使いなど、クールなHipHopプレイがKiyoさんらしく、こういうプレイは憧れますよね・・・
 例えは間違えかもしれないですが、テクノ的な感情をあまり出さないクールな展開が気持ちよく、HipHop本来のキック&スネアの気持ちよさを押してくる感じがイイですね!

 ただ、個人的な趣味でいくと、ちょっと展開が地味で、あんまりこういうのは好きじゃないんですよね・・・これがあったから昔からKiyoさんの作品は率先して買わなかったのかな??



 んなわけで、凄い短い説明になってしまいましたが、Kiyoさんらしさが発揮された作品の御紹介でした。

 私はあんまり思い入れがない(すみませんね・・・)ので、アレですが、コレに影響を受けた方は絶対に多いと思うので、コメントの方が盛り上がるかな??
 お時間がある方は、御意見をお待ちしてますね~(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ Kiyo 「Freshmode」 
Genre : HipHop
Release : 1999年9月
Lebel : Royalty Entertaiment No Number


Notice : ジャケットについて

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 この作品は写真のように、テープ全体が「近未来なテープレコーダー」みたくデザインされており、このデザインにもヤラれた方が多いのではないでしょうか?
 デザイナーは、当時様々なフライヤーを書いていた「Eight Graphics」で、ミックステープ史上において、かなり秀逸なデザインだと思います!!
 こういう「遊び」が出来るのもミックステープのいいところで、データ時代の現在においては贅沢な遊びだったかもしれないですね~


Notice : CD再発
 2010年10月に2枚組でCD再発をしています。




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<超嬉しい報告!>

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 なんと、このブログでもパワープッシュしている「DJ Paul」さんより賛辞のコメントを頂きました(^0^)

 いや~、超嬉しいっすよ・・・Paulさんの作品は後追いでしたが、ミックステープの良さを教えてくれたDJの一人なので、心臓をバクバク言わせながらコメントをしちゃいました(^^;)
 
 このブログも気づいたら結構な人に見ていただき、日々の励みになってる訳ですが、実際に作っていた方から感謝のコメントを頂けるのは嬉しいっすね・・・これからも紹介活動を頑張りたいと思います!!

 なお、Paulさんの名作シリーズ「Connectin' Soul Style」シリーズの紹介も今後も続きますよ!!



MURO & Paul Nice 「WKOD - The New Era of Break Beats」 
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 微妙に紹介をするのを忘れてましたが、WKODシリーズの最終章・・・内容が濃いですね~
 ただ、この手のネタモノ系は弱いので、紹介は少なめです(^^;)


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 今回は、MUROさんのミックステープにおいて、ゲストを迎えたコンセプトミックスシリーズである「WKOD」シリーズの第3弾の作品で、シリーズの最終作品になります。
 これまで「Hip Hop」「Disco」と紹介をしましたが、最終作としてはKing of Diggin'の象徴でもある「ネタモノ=Break Beats」を題材にした作品になり、ゲストは好事家には有名な「Paul Nice」さんが参加しています。

 Paul Niceさんの紹介を入れておくと、アメリカ/NYに在住するDJ/Producerで、結構ミックスCDを出してるので、知ってる方も多いかと思います。
 この方は、いわゆる「掘り師」系の方で、世界屈指のハードディガーとして有名で、MUROさんと同様にHipHop的なスタンスでSoul/Funk/Rockなどのレコードを掘り続け、それを作品に生かしてる・・・そんなお方で、かなりMUROさんと似ているので、それでMUROさんとリンクしてるのかな~と思われます。
 特に、近年では「ドラムブレイク」にこだわったブレイク集をリリースしてて、ドラムブレイクの拘りがハンパなく、この作品でも生かされてる・・・と思います。

 ちなみに、一時期のミックスCDは、写真右のように、昔の写真をジャケにするんだけど、加工して「つい自分を入れちゃう」悪い癖(?)があり、そういう所は御茶目で好きです(^^;)



 んでは、作品の紹介に行ってみましょう!!

 この作品は、MUROさんの作品でいえば「King of Diggin'」シリーズのような「ネタモノ」作品で、HipHopのネタになった曲や、ネタになりそうな曲を両者がプレイしています。
 ただ、このシリーズには、ある種の「対決」感があるので、両者とも珠玉のニューディスカバーをブっこんできます・・・なので、この第3弾だけはタイトルが「The Golden Era」ではなく「The New Era」になってるようです。

 まず、先に断っておくと、この作品にはトラックリストが無く、私もネタ系の知識があんまり無いので、選曲的な話が全く出来ないのですが、傾向としてはHipHop的な太い「ドラムネタ」を中心に両者がぶつかりあってる印象があります。
 タイトルでも「Break Beats」と題してるし、両者ともブレイクが熱い部分では2枚使いをしてるし・・・その辺は意識的で、ジャンル的にはSoul/Funk/Rock/RareGroove辺りを攻めており、聞いたことのあるネタはあんまり無いのですが、HipHopが好きな方であれば反応しちゃうブレイクが多いかな~と思います。

 ただ、ネタ系のレコードを追ってる方であれば「こんなネタあるの!」って驚く部分もありますが、一般人には分かりづらい感じにもなっていますかね?

 ちなみに、マニアックな指摘を入れておくと、MUROさんサイドでは、たしかCypherであったMCコンテストで使用したトラック(MUROさん製作)の元ネタがプレイされてますね・・・
 番組内で朝日新聞のCMでも使われていたトラックですが、あのトラックはカッコ良かったですね!!


 んで、プレイ的な部分でいくと、HipHop的なラフな感じでミックスが進み、要所要所で2枚使いを入れていて、結構聞きやすいかな?と思います。

 MUROさんであれば、King of Diggin'シリーズの頃は、そんなにDJスキルが無かった(失礼!)ので、淡々とネタを繋げてるだけでしたが、その後、2枚使いなんかが上手くなってきた後の作品なので、この作品では結構渋い2枚使いを決めてきて、ヤラれます・・・
 また、Paul師匠もDJスキルは結構あり、シェアな2枚使い&スクラッチで攻めており、そのネタのブレイクを強調してる意味では上手いっすね!
 


 トラックリストが無く、上手く作品紹介が出来ませんでしたが、流石「King of Diggin'」な内容で、ファンなら絶対に聞いてほしい1本です(^0^)

 ちなみに、これでMUROさんのシリーズモノのテープの紹介は終わりで、後は単発でリリースしたテープ作品だけかな??
 単発系もボチボチありますが、そろそろCD作品も紹介しないとな・・・溜まっていくばっかりで困ってしまいます(^^;)






<Release Date>
Artists / Title : MURO & Paul Nice 「WKOD - The New Era of Break Beats」 
Genre : Soul、Funk、Rock、RareGroove・・・
Release : 2004年1月
Lebel : KODP No Number

Notice : トラックリストについて
 ジャケットでは、トラックリストは印刷されてるんですが、リストが見えないように上手く隠してあり、結局はトラックリストが無い作品になってます。

Notice : CD再発について
 2006年頃にPaul Nice側で、この作品のCD再発をしており「JFK TO NARITA」というタイトルでリリースされています。





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<毎度の近況報告>

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 ものすごく大したことじゃないですが、久しぶりに連泊出張で島根県の松江に初めて行ってきました・・・景色も食事もお酒も大変良く、また行きたい所ですね(^0^)
 連日、仕事&飲みでキツかったですが、特にヤラれたのが、毎朝飲んでいた「しじみの味噌汁」で、これが美味しすぎですね! 二日酔いでもアレを飲むと生き返ります(^^;)

 ただ、毎度のレコ掘りは行けなかった・・・松江には東京の高円寺にある「EAD Records」の支店(?)があり、高円寺のお店が結構良いので、行きたかったですが、行かなかったな~
 写真の駅の真横にお店があり、出張時に唯一時間が空く早朝に、散歩がてらで横を通りましたが、どんなレコードがあったのかな?? ただ、外観は古着屋さんだったのでレコードはあるのかな?? ちょいと未練が残りますね・・・

 ンなわけで、どうでもイイ報告でした。