HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Maki the Magic 「Magic Sound Works R&B Vol.1 - Chocolate」
DSC07979.jpg

 なんか、忘れた頃に紹介するMakiさんの作品ですが、この作品辺りから聞いたことがある方が多いかも?

 Makiさんの代名詞でもある「R&Bミックス」で、個人的にはかなり聞いた作品の御案内です(^0^)


DSC07986.jpg

 2004年6月にリリースされた作品で、いわゆる「R&B」に焦点を当てたシリーズの第1弾になります。

 これまで紹介したMakiさんの作品はテープのみのリリースでしたが、記憶だとこの作品(シリーズ)からテープとCDが同時販売されるようになり、結構聞いたことがある方が多いのかな~と思います?(違ってたらすみません)

 流石に2004年ごろになるとテープを聞ける環境の人は少ないので、CD版が出て当然ですかね・・・なのでCDで聞いた方も多いはずだと思います。
 無論、内容がかなりイイのも理由だと思いますが、やっぱりある程度「聴ける環境」がないと厳しいですからね・・・これは仕方がないっすね・・・

 一応、このシリーズは写真の6作品まではテープとCDを併売していましたが、それ以降は完全にCDのみのリリースとなり・・・現在に至るといった感じだったと思います。
 私はテープは真剣に集めましたが(フルコンプかな?)、CDの方はリリース量が多く手を出してません・・・が、その内に集めるんだろうな~と思います(^^;)

 ちなみに、2003~2004年頃って、色んなDJの作品が「ミックステープ」から「ミックスCD」にシフトしていった時期で、今回のMakiさんみたく併売する人もいれば、スパッと変更しちゃた方もいたり・・・ミックス業界では意外と面白い時期だったと思いますよ!!


 では、作品の紹介ですよ~


DSC07982.jpg DSC07983.jpg
DSC07981.jpg DSC07980.jpg

 この作品は、いわゆる「R&B」作品になりますが、Makiさんらしい選曲の幅の広さと、ミックスの流れやグルーブの作り方が秀逸で、これこそ「Maki the Magic」と言わんばかりの作品だと思います。
 表現としては「飽きのこない作品」というのが一番合いそうですが、深く聞いてみると流石の奥の深さもある、ナイスな作品だと思います(^0^)

 まず、選曲面では定番曲が多いものの、アップもスローも、USモノやUKモノ、はたまたレゲエまで・・・といった具合に結構広く、それを一つにまとめちゃうのがイイですね。

 写真で上げた範囲だと、アレサの名R&Bカバーでお馴染みの「Penny Ford / Day Dreaming」や、UKモノでは「The Affair / If Only You Could Be Mine」なんかを気持ちよくプレイしたり、スローモノだと「Tony Thompson / I Waana Love Like This」「Courtney Pine / I'm Still Waiting」などをプレイしたり・・・かなりツボを突いた選曲だと思います。
 後でも紹介しますが、しっかりと流れを作りながら様々なタイプの曲をプレーしており、選曲のグルーブを上手く演出することで、曲が更に光る感じがイイですね!

 また、最後の方では普通にSugar MinottやDennis Brownなどのラバーズ系レゲエをプレイしててイイですね・・・
 Makiさん位の世代(80年代末~90年代初期にDJを開始した方々)は、レゲエもHipHopもHouseも関係なくプレイしてて、それもちゃんと本質を突いたプレーが出来るのがポイントだと思います!


DSC07984.jpg DSC07985.jpg

 そして、個人的にこの作品を聞いてグッと来たのが、上の写真の繋ぎで「Vanessa Williams / Work To Do」から「En Vogue / Give it up, Tunr it loose」へのスクラッチ・カットインですかね!!

 A面の後半でのミックスですが、序盤より徐々にグルーブを上げてきて、Vanessaで上げに入ったところで、メチャクチャ良いタイミングでのカットインで、コレはいつ聞いても痺れますね~
 選曲のグルーブ自体も、ガン上げで無いものの、皆が自然と大合唱しちゃいそうな暖かい包み方で大変良いです・・・(^0^)


 まあ、ココがピークだったりするのですが、コレ以外もしっかりと選曲を動かしながら、気持ちいい流れを作っており、その辺も流石だと思います。
 R&Bって、割と似た系統の曲で進めちゃったりしますが、Makiさんのこの作品は、まるで四季の移り変わりの様に表情のある選曲/ミックスをしており、この辺は熟練の技ですかね??




 ンな訳で、久しぶりに聞きましたが、今でも聴けるし、そして何度も聴ける名作の御案内でした(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : Maki the Magic 「Magic Sound Works R&B Vol.1 - Chocolate」
Genre : R&B、UK Soul、Reggae・・・
Release : 2004年6月
Lebel : Groove Searchers No Number






----------------------------------------------------------
----------------------------------------------------------
<今年最後の出張報告??>

DSC07994_01.jpg
DSC08001_01.jpg
DSC08007_01.jpg

 本編よりも写真がデカイですが、年内最後の地方出張ということで「福岡/博多」に土日で行ってきましたよ(^0^)

 まあ、正確に言うと、博多ではない某都市で日曜に仕事をする感じだったのですが、前ノリで現地入りする必要があったので・・・本当は夕方着でも良かったのですが、レコ屋を掘りたかったので、土曜の朝一で博多に行き、毎度のスーツ姿で掘り掘りしてました(^^;)
 昨年の晩夏に初めて博多に行った時は、帰りの飛行機のことがあったのであんまり掘れなかったですが、今回は色んな店を回れる時間があったので、結構頑張りましたよ!!


 とりあえず、博多と言えば「Ticro」だと思いますが、今回は上の「Dicro」が面白かったっすね!
 3周年記念だかで、3枚1000円なのが10枚1000円の特別セールをやってたらしく、ミックスCDを10枚1000円でゲット! 探してたKayaさんのCDもあり、嬉しいっすね(^0^)

 ただ、Dicroは去年もそうだったんですが、レジの後ろに飾ってあるミックステープを「見せてほしい」と言っても、店員さんからは連れない返事(私物です・・・みたいな)しか返ってこないんですよね~
 数本、見たことないジャケのがあったので、昨年も気になってたのですが・・・今年も見せてくれなかったです(^^;)
 来年は博多に行くかどうかは分からないですが、いつか顔パスで見れるようになりたいですね??


 んで、今回は、昨年行かなかった店を攻めよう・・・ということで、天神地区からちょっと離れた場所にある「Teenage Dream」さんに伺いましたが・・・ココはボムっすね!

 いわゆるロック系の店ですが、異様に有線/ラジオ落ち系の各種国内プロモがゴッソリとあり、ヤラれました・・・7inchの国内プロモは異常にあり、下手したらアセテートのプロモもあるという・・・とてつもない店でした(^0^)
 感じ的には、今年の夏に行ったMega-Mixみたいな大箱感(?)がある感じで、レコード掘りならグッとくる感じがたまらないっすね!

 時間がなかったので全ては掘れませんでしたが、Gerge Dukeがなぜか製作した西城秀樹の12inchとか、回収騒ぎになったキングギドラのFFBのプロモCDとか・・・掘ればマダマダありそうな感じでした。
 まさか、こういう店だとは思わなかったので、欲しいレコードを想定せずに来店しちゃったのは残念でしたが、噂に聞いた「Bigin / 恋しくて」の有線の7inchとか、吉澤さんがおっしゃってた「Chanpara」のプロモ7inchとかも出そうな感じもあり、素敵です・・・まあ、実際には掘れませんでしたけどね(^^;)
 あと、私の大好物であるプロモ系テープも、隠れたところにゴッソリとあり、こちらも全部はチェックできなかったのと、欲しいのは有りませんでしたが、なんか抜けそうな感じはありましたよ・・・う~ん残念?


 そして、今度はレコードマップに載ってない「Juke Records」さんも初めて行ってみましたが、こっちではズーと探してた「Janice Marie Johnson(A Taste of Honeyのベースの人)」のソロLPをツモ引きしました!!

 最近はSoulのLPコーナーとかはそんなには掘ってなかったのですが、コレが欲しかったので「J」のところはどの店でもチェックしており、JukeさんでもJから掘り始めてら、一発でコレが出てきて、超上がりました!!
 まあ、コレ自体はそんなにレアなLPではないですが、こういう体験があるから、お店で掘るのがヤメられないんですよね~


 ンなわけで、そんなには期待はしてなかったけど、思った以上に面白い体験が出来た一日でした(^0^)

 ちなみに、博多のレコ屋って「横抜き」なお店が多く、結構疲れますね(^^;)





スポンサーサイト
Danny Krivit 「New York, New York」(@air 2011/11/18)
DSC07876.jpg


 大好きなダニー先生のパーティーがあり、ちょっと遅れましたが毎度の如く行ってきたので報告です~
 考えてみれば、ミックステープのブログなのにHipHop系のパーティーの話が全く出ないですね・・・すみません(^^;)


 ここ最近は2カ月に一回のペースでのクラブ活動(本当は月1で行きたい)ですが、なんか踊りたいな~と思ってた矢先にDanny先生のパーティーがあることを知り、行くことにしました!
 新しく出来た渋谷のSound Musseum Visionも興味があったのですが、安心して踊りたかった(?)ので久しぶりにairに出かけました・・・考えてみれば最近はelevenばっかりでしたね。

 金曜開催だったので、仕事を珍しく定時で切り上げ、家に帰って仮眠をし、現地には24:30位に到着しました・・・airは久しぶりですが、音はやっぱりイイですね。
 elevenに比べると出力が小さい感じもありますが、中高音の包み方が良く、さすがRey Audioだな~と思いました(^0^)
 また、Dannyもairでのプレイは久しぶりだったと思いますが、airの音に合わせたプレーみたいな感じで、大変良かったです!!


DSC07879.jpg DSC07878.jpg
 
 今回は持ってないレコが多いので、写真は適当ですが、基本的にズーッと踊りっぱなしな感じで、個人的には凄い楽しめました(^0^)

 Dannyのプレイは1時からでしたが、序盤からは割とBPMが押さえ目なHouseを多くプレイし、踊らしていく感じが良く・・・淡々と踊らされる感じでした。
 歌モノなんかを混ぜつつ、Dannyらしい優しいグルーブの出し方が素敵で、気持ちよく踊ってましたよ(^0^)

 んで、そろそろボムが欲しいな~と思った4時ぐらい、いきなりkraftwerkをプレイし、そこからブっこみで「Inner Life / Ain't No Mountain High Enough」をプレイ!
 誰かのエディットモノ(Dannyの?)で、微妙にノレなかったですが、いつ聴いてもイイ曲ですね・・・大合唱です(^0^)
 んで、その後には、流石ダニー先生ということで「Marvin Gaye & Tammi Terrell」版のオリジナル(のエディット盤)をプレイ・・・こっちの曲もDimiに教育されて、イントロで痺れました!


 そして、お客さんが帰り始めた朝ぐらいから、更にDannyらしい愛にあふれたプレーが良かったですね~

 結構、歌モノを多くプレイし始めて、「Incognito / Crazy for You」なんかの懐かしいHouseナンバーや、「Stevie Wonder / Higher Ground」のような意外な曲をプレイし、フロアーには優しい空気が流れてました。
 この時間からはHouseもGarageも混ぜ混ぜでプレイし、知らない曲が多かったですが、気持ちよく踊りましたね~

 歌詞なんかを聞いてると「Music」とか「Dance」とか、渋い選曲なんだけど、Dannyらしいメッセージが光ったプレーで素敵です・・・
 ちょうどSadarさんの作品を紹介したところなので、思ったのですが、素晴らしいDJは、お客さんが知らない曲でも踊らすことが出来る・・・と思います。
 私自身の知識がまだ少ないからかもしれないですが、今回の(今回も?)Dannyのプレーはそんな感じで、流石だな~と思いました・・・もっと勉強しないとダメですね!


 んで、airなので早く終わるだろうと思った7時前位に、最近のダニークラシックな「Al Hudoson / Spread Love」を超気持ちよくプレイしてくれ、その後、一度音を切ったので7時半位に帰ることにしました・・・帰る直後にAlways Thereがプレイされてて、ちょっともったいなかったかな?(^^;)



 んなわけで、結構適当なレポートでしたが、楽しい一夜でした!!
 
 年末も行きたいパーティーが多く、迷うところですが、体力の続く限り、踊りたいと思います(^0^)





---------------------------------------------------------------
---------------------------------------------------------------
<雑談 久しぶりにテープやCDを売ってきました>

DSC07880.jpg

 まあ、毎月毎月、馬鹿みたくレコードとかCDとか、このブログの代名詞であるテープを買っており、なるべく必要じゃないのは買わないようにしてるのですが、不要なモノが溜まってしまいます(^^;)

 レコードは欲しいと思った曲しか買わないようにしてるので、前みたく持ってるのに同じの買う・・・みたいのはなくなりましたが、CDとテープに関してはコレが大問題で溜まっていきます(--;)
 いつだか報告しましたが、酔った勢いで入ったユニオンで、同じ中古のミックステープを気付かずに同時に2本買ったり、割と高い値段で買ったMUROさんの比較的レアなCDを、持ってないと思って再度レアな値段で買ったり・・・全然学習能力がありません。
 また、買ったけどコレは違う・・・みたいのもあり、ある時期に海外産のHipHop系テープがまとめ売りされてて、きっとミックス作品だろうと思って買ったら、全部微妙なテープアルバムだった・・・とか、確認せずに買っちゃうのも悪い癖ですね(^^;)

 あと、この間のShock Waveの話で出たフリーマーケットの話では書かなかったのですが、あのオジサマ達が、たまに価値も分からずにミックスCDを放出することがあり、持ってるのを知ってるのにまとめて買うと安くなるので、それでダブりが増えたりします。
 この間も、まとめてミックスCDを放出してたオジサマがおり、欲しかったのは5枚ぐらいですが、持ってるの込みでまとめて15枚ぐらい買ったら、大幅ダンピングで2000円にしてくれました・・・ある意味「救出買い」なんですが、普通にKiyoさんとかのレアなのが出てきますよ(^0^)


 そんなわけで、不要なミックスCDとミックステープを中心に、家から一番近い●袋のユニオンに売りに行ってきましたよ♪

 あんまりレアなのはなく、とにかくCDなりテープで不要だったのを売ってきましたが、毎度の高額査定で嬉しい限りです(^0^)
 ちなみに、池●のユニオンは、現状だとユニオンで一番ミックステープの在庫量があると思うので、テープを集めてる方にはお勧めですよ!

 池●のN村さん、毎度ありがとうございます(^0^)





 
Sadar Bahar 「No Pretty Noises」
DSC07869.jpg

 久しぶりにマニアックな作品の御紹介・・・まだまだ知名度は少ないですが、Sadar Bahar(読み方は多分『サダ―・バハー」かな?)というChicago出身のHouse/Disco/Garage/DanceMusic系DJの作品の御案内です!
 個人的には今年より超ハマってるお方で、今後の活動には期待大なお方です(^0^)



P8090051.jpg DSC07870.jpg

 まず、彼のことを知ってる方は少ないと思うので、バイオから紹介をしましょう。
 ただ、ホント情報が少ない方なので、間違えがあったらご了承ください。

 Sadar氏は、アメリカのChicago出身のDJで、ガキの頃にChicagoの伝説的なDJであるRon Hardyのプレイにヤラれ、80年代よりDJをし始めたお方で・・・地元のChicagoでは知られたお方です。
 Chicagoでは「Soul in the Hole」というDisco/Garage系のイベントを主催し、Chicagoローカルでは大変有名な方らしいです。

 DJスタイルとしては、70~80年代のDisco/Garage/Dance系の音楽を中心的にプレーする方なんですが、コレ系のハードディガーとしても有名で、とにかくマニアックな曲をプレーすることが有名で・・・かつ、DJにおいては「ダンス=踊る」ということを念頭に置いたプレー/作品作りをしており、かなり「まれ」な存在かな~と思います。

 そう、この人は「アナログ馬鹿の極み」みたいな人で、デジタル時代の現在においても「俺イズム」を爆発させつつ、ダンスをこよなく愛す・・・そんなお方です。

 一説によると、携帯電話や車を持たず、稼ぎをアナログにつぎ込んじゃう・・・そんなナイスガイで、写真の風貌の通り、見た目を全く気にしない感じが素敵で・・・いい意味で「時代遅れ」な感じがあります(^^;)
 まあ、完全なアナログプレーという訳ではないようですが、作品を聞いてる限りだと、ホントDJやレコードが好きで、純粋に「ダンスすることが好き」なんだろうな~という感じがして・・・HipHopにおけるBiz Markey的な匂いがして、憎めない感じがしますかね??
 ある意味、GarageなりRon様の時代の、イイ意味での「アナログ感」を引き継ぎながら、バカ掘りをし続ける「バカ野郎(超褒め言葉!)」って感じだと思います(^0^)


 そんなSadar氏は、Chicagoローカルと、Discoコレクター筋のみで有名で、世界的にみたら全く知られてない存在で・・・ある意味、今の時代においては「秘宝」みたいな方だった訳ですが、近年になり、なぜか国外でも知られるようになり、日本でも一部では人気が出ております。

 日本では、DJ RahaanのようなChicago Underground(Chicago Houseの流れ?)の再評価の流れでSadar氏も取り上げられ、来日なんかもしてましたが、昨年ぐらいよりミックス作品が流通するようになり、一部の好事家筋では有名になったと思います。
 記憶だと、一部のユニオンの店員さんが熱くプッシュしてて、Chicagoの地下でしか流通してなかったミックス作品を販売するようになり、それで知った方も多いかもしれないですね・・・ユニオン的にはHouse的な流れと、ダンクラ的な流れの両方向からプッシュされてたような気がします。

 私自身は、ユニオンのプッシュで知り、最初はスル―してましたが、たまたま中古で安く買って聴いてみたら思いのほか良く、今年夏ぐらいからジワジワとSadar熱が高くなり、今はすっかりヤラれてます(^^;)
 殆どの作品が手製のCD-Rで、流通量が少ないので、なかなか掘れないのが現状ですが、あれば買っており・・・今月初頭に来日した際(仕事でクラブプレーは行けず・・・)、Sadar氏が直接持ち込んだ作品(限定50枚らしい!)もソッコーで買いましたよ(^0^)

 ちなみに、今年(?)は、なんとオランダ/アムステルダムに移住したそうで、あのBBEと契約し、本格的にメジャー活動をするそうで、今後の活動はホント期待が出来ますね!!
 DJはまだ聞いたことがないのですが、ある程度の大きさがある箱(elevenとか?)で是非聴いてみたいですね(^0^)


 んでは、作品の紹介にいきましょうね!!



DSC07872.jpg DSC07873.jpg
DSC07874.jpg


 この作品は昨年リリースされた作品で、やはりChicagoローカルな作品でしたが、ユニオン辺りでかなりプッシュしてたので割と知名度があるかもしれない作品ですね。
 Bossのドラムマシーンをなぜジャケにしてるのかは謎ですが、個人的には結構好きな作品です。

 傾向としてはマニアックなGarage/Disco系楽曲と、近年リリースされたリエディット系のDiscoを上手く混ぜながらプレイしてて、殆ど知られてない楽曲で作品を聞かせちゃう(=踊らせちゃう)のは流石ですよ!


 まず、この作品において一番ヤラれるのが一発目のプレーで、なんと「かまや●ひろ● / ゴロワー●を吸ったことがあるかい」をプレーします!!

 知ってる方は知ってるかもしれないですが、あのTower of Powerがバックを務めた、今となってはJapanese Rare Grooveな一曲ですが、これをDisco文脈でプレーしちゃう訳ですよ・・・プレイ的にはグルービーな感じに優しくスタートする感じでプレイしててイイですね!
 それも更にマニアックなのが、その次の曲がTower of Powerの80年代初期に微妙な時期に製作された「Tower of Power / Squib Cakes」をプレイしてますね・・・マニアックな繋ぎだけど、グルーブは繋がってて大変良いです(^0^)

 ゴロワー●は、日本に来日の際、誰かに伝授(?)されたのかもしれないですが、こういうセンスがSadar氏の魅力だと思います・・・そう、随所で感じられる「掘り」とか、それらをミックスする「センス」、そしてなによりも、それらの曲で「ダンスさせる」ことを念頭においたプレーが魅力だと思います。
 調べると、ほんとレアな曲や殆ど知られてない曲を沢山プレイしてたりするのですが、常にダンスすることを考えているプレーが作品に表れており、この辺がグッときます!!


 また、作品においては、明確な方向性はないものの、ミッドテンポ+αぐらいのペースで気持ちよく進んで行くのですが、要所要所で感情を込めたプレーもあり、彼の真っ直ぐな気持ちが出ててイイですね・・・

 プレイ曲としてはりエディット曲なんですが、フロアークラシックな「The Boss」の制作者であるAshford & Simpsonのライブ盤から、そのThe Bossをプレイしてるんですが・・・コレが気持ちがこもっててイイですね。
 ライブ後半のブレイク部分をプレイし、フロアーの気持ちを徐々に高めてく感じのプレーで、要所要所でアイソを入れて感情的に煽っていて大変良いです・・・元曲自体がイイのでアレですが、ここのプレーを聞いてると「この人、本当に音楽が好きなんだろうな~」と感じられるプレーで素敵です(^0^)


 
 なんか、上手く説明出来ないのでアレですが、レコードとダンスフロアーをこよなく愛すSadar氏の思いが如実に表れた作品で、興味のある方は是非聴いてみて欲しい作品かな~と思います。

 かなりマニアックな選曲だと思いますが、フロアーの気持ちよさが分かる方なら絶対に反応できる内容だと思いますので、お薦めですよ(^0^)
 あと、こういうのを聞いちゃうと、クラブに踊りに行きたくなりますね・・・ちなみに、偶然じゃないですが、今週末は某クラブに行く予定なので、そちらも楽しみです!!

 



<Release Date>
Artists / Title : Sadar Bahar 「No Pretty Noises」
Genre : Disco、Garage、Soul、Funk、JazzFunk、RareGroove・・・
Release : 2010年10月
Lebel : Soul in the Hole No Number
Notice : CD-R作品


Notice : トラックリストについて

DSC07875.jpg

 作品にはトラックリストがついてますが、かなり誤表記の多いリストになっています。例えばアーティスト名/楽曲の表記の順番がバラバラだったり、タイトルを改変してたり・・・結構厄介です。
 恐らくアンダーグラウンド作品なので、そうしてるのだと思いますが、ひも解くと「にやっ」とする誤表記もあり、こういう所にもSadar氏のセンスの良さが出てると思いますよ!!
 ちなみに、海外の某サイトに行くと、正しいトラックリストが出てたりしますが、海外故に「ひろし」の曲は??になっていたのが笑えました(^0^)



Notice : イントロについて

DSC07871.jpg

 Sadar氏のミックス作品では、どの作品も女性ボーカルの変な曲(?)をイントロにしてて、それがSadar印だったりしています・・・恐らく、英語が弱いのでアレですが、歌ってる内容がHouse内容なのかな~と思います。

 ただ、今回色々と調べてて分かったのですが、その元ネタって、なんと「Denise LaSalle / I'm So Hot」が入ってるLPの最後の方の曲から抜いていました!!
 日本的にはMUROさんのプレーで火がついたレコですが、そんな奥まで聴かないよ・・・こういう手腕にもヤラれますね!!

 あと、先ほど例示したTower of Powerのレコ(写真右上)もMUROさんから教わったレコですが、MUROさんとは別の曲をプレーしてるのには興味深いです・・・こういう点もグッときちゃうんですよね~











Dev Large, DJ Ryuhei, DJ Denka, Kashi the Handsome 「Brothers On The Run」
DSC07866.jpg

 前回紹介した「Ya Dig」を聞いたら、この作品も共作系では有名なので聴き直してみました・・・やっぱりイイですね(^0^)
 Ya Dig以上に「黒い」作品の御紹介です~♪


 
 2002年6月頃にリリースされた作品で、Dev Large、DJ Ryuhei(=現Ryuhei the man)、DJ Denka、Kashi the Handsomeの4名がそれぞれミックスを担当した2本組み作品です。
 このメンツで「悪い訳がない」訳で、タイトルの「Btothers on the Run(Jhonny Pate作の名作ブラックOST)」で分かる通り、SoulやFunkを中心に黒いグルーブを込めたミックスが素敵です!

 リリースに関しては、Denkaさんの自主レーベル「Beat Town Production」よりリリースされており、それでいくと、Denkaさんの仕切りで作った作品なんですかね?? この点は不明です。
 また、前回のYa Digとは違い、テープがそれぞれバラのケースに収納されているため、中古市場ではバラで売られてることが多いですが、リリース時には2本組みとして販売されていました。

 んでは、この作品は小ネタが少ないので、早速作品紹介に行きましょう!
 なお、持ちレコが殆ど無いので、下のレコ写は借り写真で行きますね・・・この辺は弱いっすね~(^^;)


brother_01.jpg brother_02.jpg
brother_03.jpg brother_04.jpg

 この作品は、前回のYa Digと同様に、テープの片面をそれぞれのDJが担当した作品になりますが、それぞれがBlack Musicの「黒さ」みたいのを意識したミックスをしており、全体の統一感が大変素敵です!
 それぞれのアプローチは若干異なりますが、Ya Digと同様にHipHopを通過した音楽感から昔のSoulやFunk、RareGrooveやJazzなんかをプレイしており、参加した面子の手腕もあり、かなりレベルの高い作品になっています。


 1本目はDev LargeRyuhei the manが担当しています・・・個人的にはコッチのテープの方が好きかな??

 Dev Largeは、得意のFunkyな黒さを出した割と跳ねた選曲をしており、徐々に上げて行く感じが好きですね・・・
 Kenny Dopeが再発させたことで有名になった「Manzel / Space Funk」などをプレイし、フロアーにいれば足が止まらない選曲/ミックスが上手いっすね。

 一方のRyuさんですが、ミックス作品としてはコレが初出になり、当時コレがリリースされた時は殆ど知られてない存在ではありましたが、流石の手腕でFunk45系を攻めてますね!
 クラシックな「Dennis Coffey / Theme From Black Belt Jones」なんかを熱くプレーしてて、Funkの熱さ/黒さが出たナイスなミックスですね(^0^)


 そして2本目はDenkaさんKashiさんが担当で、割とネタ系を強く攻めてますね!

 Denkaさんは、得意の2枚使いをサラっとしながらネタ系の曲をミックスしてます・・・特に日本語ラップネタが多く、結構聴きやすいっすね。
 自身が製作したLunchのGrand Zeroの元ネタである「George Duke /You and Me」なんかをプレイしたり、Suikenネタを出してきたり・・・聴いてて「おおっ」と反応しちゃうミックスですね~

 んで、Kashiさんも同様のネタ系路線を攻めてて、Dr DreのNext Episodeネタである「David McCallum / The Edge」なんかをプレーしてます。
 こちらも自分の曲であるFlickのGifted Oneの元ネタ(調べたけど分からない・・・)なんかをプレーしながら、タイトにミックスしてる印象があります。



 作品の紹介としては以上なんですが、それぞれが若干違うアプローチで「黒さ」を追求してるのが面白く、今でも聴ける作品だと思います。

 考えてみれば、共作系の作品ってあんまり多くない印象もありますが、個性と個性が合わさると結構面白くなるので、今後もこういう作品がリリースされるとイイですね。
 Body&Soulじゃないですが、凄腕DJ達自体が「ミックス」されることで面白くなる・・・そんなところですかね??

 それで行くと、今月末にリリースされるUltimate 4thはちょっと楽しみかも・・・前作が良かったので、今回のはどうなるのかな~と思っています(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : Dev Large, DJ Ryuhei, DJ Denka, Kashi the Handsome 「Brothers On The Run」
Genre : Soul、Funk、RareGroove、Jazz、HipHop・・・
Release : 2002年6月
Lebel : Beat Town Production  No Number

Track List : トラックリストは付いていません・・・ので、今回の作品紹介はかなり頭を使いました(^^;)




-------------------------------------------------------------
-------------------------------------------------------------
宣伝な独り言??

DSC07867.jpg

 先日のショックウェーブの記事の時にもチラッと触れましたが、あの吉澤dynamiteさんから私のブログに反応があった件で、その元記事で紹介されていた「Super 和物 Beat 番外編 - ニュースクール 歌謡ダンスクラシックス!」が無事に下北沢のユニオン限定で再販されましたよ!!

 この作品は、今でも愛聴している傑作で、あんまり好き過ぎて2枚目(予備用)も買っちゃった位好きな作品で、2年ぐらい前に超気合を入れて紹介をしました・・・
 この記事を出しての周りの反応はちょっと分からないですが、吉澤さんからの連絡だと「結構後押しになりました!」とお褒めのお言葉を頂きましたよ(^0^)

 ただ、収録曲とかのことやらであんまり大っぴらに売れない(?)こともあり、再発もされることなく・・・気づいたら中古市場ではトンデモナイ値段になってた作品ですね!!
 ユニオンとかでも高値で出ても即売れみたいだし、ヤフオクなんかも軒並み高額のようですね・・・

 そんな作品が、CD-Rでのプレスではありますが、ユニオンの下北沢クラブ店の1周年記念で100枚限定で再版されました!!

 昨日、たまたま下北に行ったのですが、昨日の時点ではまだ在庫があり、店内でもヘビープレイされてましたよ・・・
 知ってる店員さんがおられなかったので状況は聴けなかったですが、かなり数は少ないようなので、興味のある方はお早めに~だと思います(^^;)

 こういう作品こそ「ミックス作品」として意義のある作品だと思いますので、是非皆さんに聴いてもらいたいと思います・・・


 んでは、誰にも言われてないのに宣伝をしてみました(^^;)








 
MURO, Tus-One, Denka, Shimone 「Ya Dig」
DSC07865.jpg

 Ulticutの共作ものを紹介して気付いたのですが、共作系の作品ってあんまり紹介してなかったな~と思い、突然、そういう作品を聞き直してます(^^;)
 在庫的にも色々とあるのですが、真っ先に思い付いたのがコレで、改めて聴き直してみると流石の作品ですね!!


DSC00961.jpg DSC01114.jpg

 この作品は割と知ってる方が多いかもしれないですが、我らのMUROさんが2003年頃リリースした作品で、渋谷Organ Barで開催されていた同名のイベントが発端でリリースされた作品になり、そのイベントに参加していたTus-Oneさん、Denkaさん、Shomoneさんと製作した2本組みの作品です。
 タイトルの「Ya Dig?(=掘ってる?)」から分かる通り、掘り師のこだわりが生きた作品になっていますね!!

 共作系の作品って、大体がクラブイベント発の作品だったり、仲が良いDJ同士の作品だったりするのですが、探すと結構あるジャンル(?)です。
 前回紹介したUlticutもそうですが、違う人達が集まって作った作品ではあるのですが、どの作品にも一本通った感じがありつつも、プレイするDJによって考えが違う部分もあり・・・結構、聴き直してみると面白いジャンルのテープかもしれないですね。

 んで、この作品はその典型的な例示になる作品で、MUROさんを筆頭に、選ばれしバイナル・アスリート達が作りだす桁違いの「掘りワールド」な感じがたまらないです(^0^)
 変な話、MUROさんの影響下にあるDJ達が集合してるので、MURO作品と言っても過言ではないと思いますよ!!


 ちなみに、昔頑張って撮影した手持ちフライヤーにもYa Digのフライヤーがあったので貼っておきますが、初期はOrgan Bar(写真左)で平日開催してましたが、2003年後半ぐらいより渋谷Simoon(写真右・今はAmraxだっけ?)で金曜イベントに昇格しました。
 私も一度だけ、真冬のクソ寒い時期にSimoonに行ったことがありますが、割と広い店内で、昔堅気のBな輩(?)が多く集まり、淡々とビートに首を振ってる感じで・・・その時はあんまり面白くなかった記憶があります(^^;)
 まあ、その時はちょうどMUROさんがいなかったので、アレですが、かなりコアなイベントだったのかな~と思います・・・どうなんでしょう??

 あと、蛇足な話ですが、上に貼ったOrgan Bar時代のフライヤー(写真左)は、この作品とほぼ同じデザインになっており、かなり興味深いですね。
 個人的には、作品の方には、なぜか入場料などの情報が書いてあるので、イベントのフライヤーが先にあり、この作品を作るにあたって、そのフライヤーを転用した・・・と考えています??


yadig_001.jpg yadig_002.jpg
yadig_003.jpg yadig_004.jpg

 んでは、作品の紹介に行きましょう!
 今回は・・・収録曲がレア過ぎて、レコを持ってないので、適当に借りた写真で紹介したいと思います(^^;)

 作品としては、MUROさんらしい「HipHopを基軸とした掘り」が発揮された感じな作品に仕上がっており、4者がそれぞれ独自の「掘り」を披露してる点が面白く、レコード馬鹿なら反応してしまう感じに仕上がっています。
 時期的には、Randam Rapなどがクローズアップされた頃なので、未発掘でレアなHipHopがプレイされてたり、ネタの進化系としてFunk45なんかが流行ってた時期なので、その辺は強くプレイされているという感じですかね?

 
 1本目のテープではMUROさんTus-Oneさんがプレイしており、深く聞くと違いがハッキリとあり、なかなか面白いですね・・・

 MUROさんのミックスでは、HipHopとネタ系を混ぜつつミックスしてますが、HipHopはあまり知られてないのをプレイしており、流石です・・・
 好事家な方には御存じかもしれないですが、UltraのCed GeeがらみのLPオンリー版「MF911 / My Turn」(写真左上)なんかをプレイしてますね・・・それも変化球なUltra繋ぎの一環でプレイしてる辺りは流石で、流石の手腕です(^0^)

 また、Tus-One氏は、Randam Rapの乱れ打ちで、写真右上に上げた「Cobra MCees' / The M-Go」を筆頭に、レアどころを惜しげもなくプレイしてますね!!
 今でこそ、この辺は知られてきましたが、この頃は殆ど知られてない曲が多く、こちらも流石っす!


 んで、2本目ではDenkaさんShomoneさんがプレイしてますが、こっちも両者の色が出ており、面白いですね!

 Denkaさんは、得意の2枚使いを随所に交えてつつ、HipHopとネタモノを上手く混ぜてプレイしており、Fineeseネタで有名な「Little Richard / The Rill Thing」で、Finesseの曲を意識した2枚使いが素敵です(^0^)
 掘りも確かですが、2枚使いで曲を光らせている点は流石で、ブッといグルーブが素敵ですね!!

 そして、最後のShimoneさんも素敵で、前半はFunk45で、後半はあまり知られてないHipHopみたいなプレーですが、サラッと熱いネタ繋ぎをしており、定番ではありますが「Syl Johnson / Different Strokes」から「Kool G Rap & DJ Polo / Talk Like Sex」の繋ぎがヤバいっすね!!
 シモさんらしい、燻し銀な感じがたまらなく、これはグッときますよ・・・




 かなり、サクッとした説明になってしまいましたが、MUROさんがひろめた「HipHop視点の掘り」というキーワードの元、かなり濃い世界観が聴きどころだと思います。
 
 掘りのことがイマイチ分からない方には辛いですが、ある程度分かると「さっ、さすがっす!」と唸ってしまうミックスが多く、今でも聴ける一本だと思いますよ♪
 ただ・・・かなり玄人向きなところはあり、ミックスの流れなんかは曖昧なので・・・心して聴いてくださいね(^^;)



 <Release Date>
Artists / Title : MURO, Tus-One, Denka, Shimone 「Ya Dig」
Genre : HipHop、Breakbeats、Soul、Funk、RareGroove、Jazz・・・
Release : 2003年?月
Lebel : KODP(??)  No Number




追伸
MUROさんのテープ作品、Ciscoのノベルティーなどを除き、オフィシャルリリースモノは全部紹介出来たかも??
いや~、紹介するのにかなり時間がかかりましたね・・・ただ、CDはもっとあるので大変だな~(^^;)







DJ Tus-One & DJ Koco 「Untitled 1」 / Lark Chillout & Ulticut Ups! 「Untitled 2」
DSC07840_01.jpg

 え~、今週は都内出張4連チャンで、休日返上で働いていますが、今日は仕事中に疲れからかギックリ腰っぽい痛みが走りました・・・でも、無視して生きております(^^;)
 ギックリ腰は、意外と慣れるとビビらなくなり、帰りに普通に飲み屋に行ったりする訳ですが、今日は疲れてたのか、飲み屋から出る時に開けたつもりの自動ドアに頭からぶつかり、更に腰が悪化した様な気がします(ーー;)
 まあ、こうしてブログが更新出来るのでアレですが、腰痛とは楽しく付き合いたい(?)ものですね・・・おっさんの独り言でした・・・


 んな訳で、通常業務に戻ります!

 かなり久しぶりなUlticutモノの御紹介・・・Ulticutモノは、説明するのにかなり体力を使うので、意外と後回しになっちゃいますね(^^;)
 そういえば、何カ月か前に新作が出るってアナウンスがあったけど、どうなったんでしょう・・・早く聴きたいですね!


DSC02845_01.jpg DSC07841_01.jpg


 2005年8月に同時リリースされた作品で、作品の意義が大体同じなので、2作品を同時に紹介したいと思います。

 この作品は、タイトルが無題となってるように、特に主題があるわけではないのですが、Ulticutの代名詞である「高度なミックス」と「珠玉な掘り」みたいな点を、他のDJがやったらどうなるんだろう・・・というテーマで製作された作品になります。
 作品は2枚組CDで2作品が同時リリースされ、参加したDJ Tus-One、DJ Koco、Lark Chillout、Ulticut Ups!の4者が1枚ずつミックスをしており、かなり高度なミックスワールドが展開されており、流石の出来です(^0^)


 今でもかなり聴いてる作品ですが、この作品に関しては、他の作品以上に個人な「思い出」があります・・・

 コレが発売された時、ちょうど仕事で関西方面への出張があり、当時は大阪にあった「Vinyl 7(UlticutのTahara氏がオーナー)」に初めて訪問し、その記念でこのCDを購入したんですね・・・
 東京でも普通に買えたのですが、せっかくだから彼らのお店で買おうと思い、Vinyl 7で購入をしたのですが、購入の際、店員の方と色々と話をしてたら、なんと、お店が大阪に移転(2005/4)した際にノベルティーで製作された7inch(写真右)をオマケで頂いてしまいました!
 7inchはこのCDが出た頃には配布が終わってたのですが、こちらの熱意(?)が伝わったんですかね・・・凄い嬉しかったです(^0^)

 それ以降、関西方面に出張があった時は、無理してでも必ずVinyl 7(というかアメ村)に行くようになり、出張掘り(地方掘り)の楽しみを知った次第です・・・
 無論、それ以降もVinyl 7ではいい思いを沢山したし、他のアメ村のレコ屋さんでもいい思い出が多いですね・・・出張先でレコを買うって、収穫以上にイイ思い出になるので大好きです(^0^)

 そんなわけで、社内でみんな嫌がってる地方出張は、かなり率先して行くようになりました・・・今月末には某九州方面に行く予定なので、楽しみです!


 おっと、話が脱線しましたね・・・作品の紹介に移りましょう・・・


DSC07846.jpg DSC07850.jpg
DSC07844.jpg DSC07842.jpg

 んでは、最初に「Untitled 1」を担当する「DJ Tus-One」さんと「DJ Koco」さんのミックスから御紹介です!

 両者とも説明は要らないかと思いますが、両者ともHipHopを母体としながら「独自の味と技」を持ってるお方なので、流石のミックスになっています。

 
 まずTus-Oneさんのミックスでは、MUROさん直系のネタ系ブレイクのプレイが光り、HipHopが本来持つブレイク感を前面に押し出したミックスがイイっすね!

 個人的な手持ちレコがDisco系に集中しちゃうのですが、オールドスクールブレイクとしても有名な「Samba Soul / Mambo #5」とか、あのSoul Trainのドン・コーネリアスがProduceした「Hallywood Disco Jazz Band / Don's Place」のような、とにかく「ブレイク」がカッコいい曲を多くプレイし、時に2枚使いなどをして盛り上げています。
 無論、ネタ師マナーに沿った謎のブレイクも多数プレイしたり、レアなOld Schoolのプレイなど・・・流石のセレクションです!!


 そして、もう一枚のKocoさんのミックスは、HipHopを中心にブレイクネタ系の曲を混ぜてプレイしつつ、Kocoさんらしい強烈な2枚使いなどでファンキーに攻めてます!

 こっちもDisco系になるのですが、MUROさんのプレイで知った方が多いと思う「Edwin Starr / I Just Wanna Do My Thing」とか、ディープな音の鳴りが素敵な「Booker T & The MG'S / Melting Pot」なんかをプレイしつつ、カッコよく2枚使いを入れてきてますね~
 Kocoさんも深い掘りを出してますが、Ulticutの「技」に連呼したようなミックスになり、やっぱり上手いっすね・・・こういう2枚使いが出来るようになりたいっすね(^^;)


 Untitled 1の方は、Tas-OneさんもKocoさんもUlticutの「掘り」とか「技」などの良さを独自に引き出してミックスしてるのが印象的で、聴いてて「個性」が出てる点は大変面白いっすね!
 ただ、割と大ネタがなく、地味に聞こえちゃう部分もあるので、結構「玄人」向きなミックスかもしれないですね(^^;)


DSC07862.jpg DSC07863.jpg
DSC07861.jpg DSC07864.jpg

 そして、今度は「Untitled 2」の方を紹介したいと思います・・・

 1の方が「ゲスト」サイドとしたら、2の方は「ホーム」サイドみたいな感じで、Ulticutも参加したユニットAYB Forceの中心人物であるLark Chilloutさんと、我らのUlticut Ups!がプレイしています!!

 個人的には、こっちの方が大好きで、聴く頻度はこっちの方が多いので、説明も増量です(^^;)

 
 まず、Larkさんのミックスから・・・個人的にはLarkさんのミックスが優勝で、一番聴いています!!

 Larkさん以外の3者が「ブレイク」を重視したミックスをしてるのに対して、割と流れを重視したミックスをしており・・・Ulticutの「展開の良さ」を出した感じがあるミックスをしています。
 もちろん、ブレイク感のある曲を多くプレイしてますが、とにかくミックスの展開とか繋ぎが素敵で、聴いてて「殺してくれる」ラインが多く、悶絶ですね(^0^)

 比較的序盤では「Sting / Englishman in New York」で幻想的な雰囲気を出しつつ、マイクラシックな「Rah Band / Perfumed Garden」に気持ちよくミックス・・・これはいつ聞いてもヤラれます!!
 また、割と後半では「Ingogite / Don't You Worry 'bout Thing」でちょっと落としつつ、カッコいいカットインで「Wendy Moton / Step by Step」に繋いで、一気にグルーブを上げちゃうところも上手すぎです!!

 この他にも紹介したいミックスが多すぎで困るぐらいなんですが、シンプルなのにグッとくる繋ぎと、しっかりとした強弱のある展開が印象的で、大変イイですね!!


DSC07852.jpg DSC07856.jpg
DSC07849.jpg DSC07851.jpg

 そして、我らのUlticut Ups!のミックスも流石の一言です!!

 Ulticutらしい跳ねたブレイクの曲をジャンルを問わずミックスしており、選曲的には他のDJなんかと被る部分もありますが、流石のミックスで、解放感のあるアッパーな展開の良さにヤラれます(^0^)

 まず、選曲的にはとにかく跳ねたブレイクが印象的なHipHopやDiscoなどが多く、写真左上の「Lonnie Love / Young Lady」のような割とレアなOld Schoolや、「Jurassic 5 / Swing Set」などのような比較的新しいBreakbeatsなど、HipHopの選曲を見てても流石の手腕です。
 それもミックスの仕方がとにかくカッコよく、Lonnie Loveのブっこみ方はカッコいいですね・・・NIA盤は流石に手が出せなかったですが、最近になって無理してオリ12inchを買いました(^^;)

 また、2枚使いなどの技もやっぱり素敵で、定番ブレイクな「Brother's Johnson / Ain't We Funkin Now」とか「Gaz / Sing Sing」でのブレイク2枚使いなんかはカッコいいな~
 Ulticutが2枚使いやミックスをすると、ホント曲のブレイクが生きてきて、メチャクチャカッコよくなるんですよね・・・やっぱり2枚使いってHipHopの基礎たる基礎な訳で、Ulticutの2枚は素晴らしすぎですね!!

 あと、技系だと、Blow Your Headでのピチコンをいじって「ゲームオーバー」の音にするルーティーンが入ってますね・・・後で紹介するリリースパーティーでも目撃しましたが、あれは結局どうやってやってるんですかね??





 そんなわけで、深く聴くとかなりレベルの高い作品の御紹介でした!!

 中古市場では、ここ最近は結構安いので、ちょっとでも興味がある方は聴いてみてくださいね(^0^)



<Release Date>
Artists / Title :
   DJ Tus-One & DJ Koco 「Untitled 1」
   Lark Chillout & Ulticut Ups! 「Untitled 2」
Genre : HipHop、Breakbeats、R&B、Soul、Funk、RareGroove、Disco・・・
Release : 2005年8月
Lebel : Flatrock Records No Number

Track List : 作品には曲名のみ表記されていますが、ユニオンのような販売サイトでは、普通にアーティスト名も表記されたリストが掲載されています。



Notice : リリースパーティーについて

DSC02337.jpg DSC02338.jpg

 この作品がリリースされた2005年12月には、上記フライヤーのリリースパーティが中野のHeavy Sick Zeroにて開催されました。

 もしかしたら関西方面でもあったかもしれないですが、今回紹介した作品に参加したDJがすべて参加しており、面子的には超豪華ですね!
 んで、既にUlticut中毒だった私は、一度はUlticutを生で見てみたいと思い・・・このパーティーには行きましたよ!!

 当日はメチャクチャ寒く、客入りも微妙でしたが、Ulticutのライブが間近で見れたのは大きく、一人で無駄に盛り上がってた記憶があります(^^;)

 完全なアナログセットで、それまでテープやCDで聞いたことのあるルーティーンを、アナログでいとも簡単にプレイし、見ていて「カッコいい」の一言でした・・・
 とにかくファンキーなグルーブを維持しつつ、カッコいい技が絡んできて・・・もう、なんとも言えない世界観でした!!

 最近はUlticutの活動があんまりないのでアレですが、もう一度生で見てみたいっすね・・・もうちょっと頑張って欲しいです(^0^)










2011/11/4 追記
リリースパーティーのことを書くのを忘れてたので、あわてて書いてみました(^^;)