HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ MURO 「Incredible ! - Blue Note DJ Mix By MURO」
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 MUROさんの作品、月1本ぐらいは紹介をしたいな~と思いつつ、収録曲を調べたりするのが大変なので、つい後になったりします・・・
 これも、月の初めから聞いてましたが、なかなか筆が進まなかったのですが・・・先日に運命的な出会いがあり、真面目に書いてみることになりました!!

 Jazzの基本と言っても差支えがない「Blue Note」の音源を公式にDJミックスした作品で、本流のJazzの方には作れないであろう、MUROさんらしさが出た作品です。


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 この作品は2001年5月にリリースされたオフィシャル作品で、全編に渡りBlue Noteの音源で選曲/DJミックスをした作品になります。
 Jazzとかネタ系になっちゃうと、私もそこまで知識が無いので、作品を聞いたり、ブログで紹介したりするのが遅れたりするのですが、改めて真剣に聞いてみると、大変いい作品ですね!!


 まず、Blue Noteに関しては、実は結構ミックス作品が出てるレーベルで、今回のMUROさんも続編を出してたり、小林径さんのようなJazz系DJや、Lord FinesseのようなHipHop系DJなんかがミックス作品を出しています。
 レーベル単位で膨大な量のカタログがあるので、ミックス作品が作りやすい部分もありますが、DJ達が長年プレイをし続けたり、ネタにしたり・・・尊敬に値するレーベルだからこそ、色んなDJがミックス作品を出してるのかもしれないですね。

 そんな訳で、今回の主役のMUROさんですが、Blue Noteはかなり好きなレーベルのようで、結構気合を入れて作ったみたいです。
 この作品のライナー(RIP二木さん!)を読むと、曲を選ぶ作業が楽しくてしょうがなく、プレイしようとしてたレコードが針飛びするので、その盤を求めて大阪まで行ってしまった(!)そうで・・・流石ですね(^0^)


 んでは、作品の紹介に行きましょう!

 まず、選曲面は、膨大なカタログがある中で、Blue Noteの定番を入れつつも、MUROさんらしいチョイスが光り、Jazzファンからしたら意外な攻め方をしてるのかな~と思います。

 ド定番な「Hank Mobley / Recado Bossa Nova」のようなクラシックを入れつつ、MUROさんのジャケネタで有名な「Horace Silver / I've Had a Little Talk」のようなMUROさんらしいチョイスがある感じで、その他にもDonald ByrdのようなLAシリーズものや、傍系レーベルが使えたのでCannonball Adderleyのような異端なJazz(?)などをプレイしており・・・モロBlue Noteファンからすると変化球みたいな感じですかね?
 Miles DavisとかJohn Coltraneのようなド直球は無いのですが、Bossaテイストの曲を多くプレイし、小粋でグルービーなんだけど、しっかりと踊れる感じが、非常に素敵な選曲だと思います。

 また、MUROさんと言えば「ネタ」な訳ですが、それをあえて封印してる感じもあり、コレはMUROファンにとっては意外な展開かもしれないですね。
 恐らく、全体的な流れを考慮して、ネタみたいな「引っかかり」を作らず、全体を聞かせる・・・みたいな意思があったのかな??
 ただ、最後にPete Rockネタで終わらすあたりは、流石King of Diggin'ですね!!


 んで、プレイの方は、普段のMUROさんとは違い、ネタの話でした通り、1曲1曲を聞かせる感じのプレイで大変イイですね!!

 いつものネタミックスやHipHopライクなミックスで攻めず、しっかりと「聞かせる」感じのプレイで、まるでJazz DJのようなプレイなんですが、選曲の流れが上手く、グッときますね・・・
 ゆっくりと始まりつつも、中盤からダンサンブルな感じに上げていき、後半はしっとりと進んでいく・・・みたいな展開で、この辺は流石ですね。

 困った時だけ出る比喩表現ですが、音響システムがしっかりとした小粋なBarで、バーボンのロックを嗜みがら耳を傾けてると、段々ミックスのグルーブにハマっていき、なんか踊りたいな~という衝動に駆られそうな・・・そんな感じのミックスだと思います。
  



 そんなわけで、あんまり知識がないので、この程度の紹介になっていますが、MUROさんらしさが出たナイスなミックスだと思います。
 かなりジャンル的には聞きづらいかもしれないですが、チルするのには結構良いので、興味のある方は聞いてみてくださいね!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Incredible ! - Blue Note DJ Mix By MURO」
Genre : Jazz、Jazz Funk、Bossa Nova・・・
Release : 2001年5月
Lebel : 東芝EMI TOCT-24597


Notice : アドバンステープについて

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 なんと、奇跡的にですが、先週の土曜日にこのテープのアドバンス・テープをゲットしました!!

 内容は全く一緒ですが、どうですか、このジャケットの感じは! いや~、オリジナルのCDジャケットよりもグッときちゃうのは、私だけかも(^^;)
 んで、文頭でも書きましたが、コレとの出会いが意外と激上がりで、今回の紹介文を書く起爆剤になった次第です・・・意外と、こんな単純な理由で書いたりしてるんですね~
 なんか、日本語ラップのアドバンステープの紹介をしたら、急に「引き」が強くなった感じですね・・・なんか、テープの神に見捨てられては無いんだな~とか思いました。




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<久しぶりの爆釣報告!>

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 このブログを長く読んでる方であれば分かると思いますが、私は「テープ」に関しては「バカ」で、欲しいモノがあったらお金に糸目をつけない・・・ことが多い、ダメな人です(^^;)

 まあ、ミックステープに関しては、ホント市場に出ない作品も多く、レコードやCD以上に「見かけた時が買い時」だったりするので、まとめて出た時は根性を決めて買ってしまうことが多いです。

 そんなわけで、先週ですが、我らの下北沢のユニオン・クラブ店で、平日に断続的にテープを放出しており、週末にやっと来店でき、まとめて買ってきましたよ・・・今回は本数は無いですが、ド級のレアモノと出会え、楽勝で万越えでした!!
 前回の更新で、ちょっと愚痴った話(3年越しで狙ってたテープが買えなかったこと)を書きましたが、その放出内容から、かなりコアなテープが出てるかな~と思ってたらヒットで、嬉しい限りです・・・

 チラッと触れておくと、あのDJ Missieさんが97年頃にFat Beatsでバイトしてた頃に作ったテープ(DJ Missy名義)だったり、今回のMUROさんのアドバンスだったり、UKのBig Daddy Magazineの付録らしいEgonとDanteによるDeepFunkのミックステープだったり・・・価格は低めですが、個人的にはボムでしたね!!
 アドバンス系だと、MUROさんのほかに、Hasebeさんとジブさん&Mummy-DのIce Pickのアドバンスを抜き・・・その後、井の頭線繋がりで行った吉祥寺の某店ではTwigyのアドバンスを抜くなど、土曜はアドバンスづいてましたね(^0^)


 また、皆さんには申し訳ないですが、よくお話する店員さん(I岡さん)がおり、これから出そうとしてたテープも見させて頂き・・・ニューディスカバーなDJ Kiyoさんのテープを2本ほどゲットさせて頂きました!!
 私も長くテープを見てきた中で、ホント初見なテープで、インデックスにはKiyoさんのお名前がありましたが、店員さんも「これはKiyoさんかどうか分からない」という感じでした・・・一応、聞いた感じだとKiyoさんで間違えないかな~と思いますよ!!
 なお、この辺になると、テープに一本3000円は払える根性がないと出会えないかもしれないっすね??

 あと、最近、テープを集めてる方がホント多く、嬉しい限りではありますが、私にとってはライバルなんですよね・・・
 今回の3年越しのテープが正にそうで、それを買った方は相当レベルが高いな~(以前、ブログでもチラッと言ったことがあるので、それかも・・・)と思ってしまい・・・こうなったら今後のことを見据えて「トレード用」にレア作品を買うか!ってなり、これも「これから出そう」系でしたが、KenseiさんのIll Vibesを買わせて頂きました・・・
 これなんか、ブログで出したら即売れでしょ?それを私が買っていいの??って逆に心配をしましたし、値段がかなり安かったですが、店員さんが気前よく出してくれたので買いました!!

 また、誰も手を付けてなかった三木道三のテープ(これが残ってるなんて!)も買いましたよ・・・これもヤフオクなんかだと結構高いけど、店頭ではスル―なのが不思議でした・・・まあ、ある種の救出買いみたいな感じですかね~

 う~ん、トレードってまだ行おうとは思いませんが、考えてみれば、Spinbadの同じテープが4本ぐらいあったり、好きなテープは意識的に予備を買ってたので、結構ストックがあり、いざとなればShadow級のトレード合戦が出来たりするかもしれないですね(^^;)


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 そんなわけで、散財をした訳ですが・・・今回に関しては私を上回る「猛者」がおりましたよ!!

 なんと、あの「DJ Master Key」さんが、金曜日に大放出したUS産HipHopのテープアルバムを50本オーバー購入し、?万円の男買いをしたそうです!!
 私も欲しいな~と思ってたテープが多数ありましたが、マスターには敵わないっすね・・・店員さんから購入金額を聞いてかなりビビりましたが(そんな金額、レコ屋で払ったことがない・・・)、ホント豪快で素敵ですね(^0^)

 ちなみに、写真は下北店のブログからお借りしましたが、この写真を撮る時の裏話も最高でした・・・これは書けないですね(にやにや)


 そんなわけで、久しぶりの掘り師日記の紹介でした!!

 ユニオン下北クラブ店&I岡さん、ホントいつもありがとうございます!!

 何とかセールでの10%引きも有りがたいですが、それ以上に良いブツと出会えたので、久しぶりにいい買い物が出来て嬉しい限りです(^0^)
 3年越しのは、あの位の値段で買いますので、宜しくお願い致します!!






 
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Gore-Tex 「Chillin'」
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 日本語ラップ特集の最終更新です!

 まあ、まだまだ在庫はあるのですが、コレで一時終了にしましょう・・・意外と書けたのでビックリです(^0^)
 
 んでは、最終章は「ラッパーがリリースしたミックス作品」ですよ!!


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 今回は、日本一のダミ声MCとして名高い「Gore-Tex」さんが、2000年2月頃にリリースした極上スローミックスの紹介です!
 日本語ラップファンなら「トラがなぜ?」と思うかもしれないですが、ミックス作品としてもかなり良く、お勧めですよ(^0^)


 まず、ミックス作品においては、探してみると「ラッパー」が作った作品が意外とあり、内容も悪くないのが多いっすかね・・・

 下の方でまとめて紹介をしますが、ラッパーだからといってマイクだけを握ってるわけではなく、時としてレコードと対峙してる作品もあります・・・それこそ、我らのMUROさんなんかがいい例で、音楽が好きだらからこそ、時としてマイクを握り、またレコードを擦り・・・みたいなことがあると思います。

 そう、音楽が好きっていう点が重要だと思うんですよね!!

 今でこそ、サイプレス上野さんだったり、SLACKさんだったり、ラッパーが普通にミックス作品を出していますが、彼らのバックボーンとして「音楽好き」という点があるので、ミックス作品が作れちゃう・・・そんな素養があると思います。
 また、ラッパーの作品においては、ラッパーほど「個性的な人種(?)」が作るので、おのずとミックス作品においても「個性」が働いてしまう部分があり・・・またDJをすることで「いつもと違う個性」が見えたりして・・・普通のDJがミックスするよりも「味」が出てしまう部分も大きいですね!!


 そんなわけで、いつからかラッパーが作ったミックス作品は掘るようになりましたが、今回のトラ氏も・・・ある意味「サラブレット」なので、予想通りかなりいい作品に仕上がってますね!!

 どういうことかというと、Gore-Texって「MUROさん直系の弟子」な訳で、MUROさんの音楽観を横で経験してる点が大きく、おのずと良質な音楽を聞いてる=プレイ出来る存在だと思います・・・

 トラって、さんぴんの頃からMUROさんにフックアップされてましたが、MUROさんが当時勤めていた「Still Diggin'」で後輩として働いてたり、MUROさんのカバン持ちみたいなことをしてたり・・・おのずと、MUROさんの音楽にふれてたのかな~と思う部分があります。
 トラ以外にもKashiさんやHicoさんなんかが恩恵を受けてたと思いますが、後輩が故にパーティーとかの現場に行くケースが多く、その場で鍛えられちゃった・・・みたいな流れがあり、MCとしてのスキルのほかに、音楽を聞く「耳」も実は鍛えれてた・・・って点が大切だと思います。


 なお、90年代後半は、DJとしてクラブプレイもやってた時期があるようです・・・

 情報だと、Harlemで4 in the Cellerというパーティーをやってたようで、ホワイトデーに「Candy」というスローモノのミックステープを配ったらしいっす・・・今回紹介するテープのインデックスには「Episode Ⅱ」と書いてあるので、そのテープが発展し、この作品になったのかもしれないですね??
 ただ、この作品を聞いたうえだと、その配布されたテープも聞いてみたいですね!!

 
 そんなわけで、トラ氏の作品の紹介です~


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 まず、タイトルが示す「Chillin'」で分かる通り、この作品はトラ氏の顔に似合わず(?)スロー/チル系の選曲の作品になります!
 個人的には、この時点で「Gore-Texっぽさ」とかけ離れているのにヤラれますが、選曲面と空気の作り方が凄く良く、そこらへんのミックス作品よりも内容が良く更にヤラれます!!

 選曲としては、写真に上げた「Omar / There's Nothing Like This」とか「Sade / Kiss of Life」のような耽美なグルーブのある曲をメインに、スムースな流れを演出してます。

 選曲的にはビックリするぐらいに広く、R&BやUK Soul、SoulやRareGroove、JazzやBrazil/Latinモノだったり・・・ジャンルを超えた深い選曲で、普通に聞いたらトラが作ったとは思えない幅の広さです(^^;)
 また、トラックリストが無いので全ては分かりませんでしたが、レアな曲もかなりプレーしてて、FourplayによるBetween The Sheetsの極甘カバー(ズーッとレコを探してますが、全然見ないっすね~)なんかをサラっとプレーしてて・・・MUROさん譲りの奥深さがあるな~と感じました。
 きっと、トラが夜遊びをし続け、悪い先輩たちがプレイする曲を現場で聞いて、その良さに素直に気付き、このテープでプレイしてる・・・そんな感じなんでしょうね!!


 そして、ミックスの方はロフトミックス仕様で、DJミックスは殆どしてないですが、とにかく選曲面が良いことから、グルーブの出し方が最高で、気持ちいい空気感が大変良いです!!

 聞いてて心地よい・・・そんな表現が妥当で、こういうミックスって、意外とダレちゃう可能性があるのに、あえてDJミックスをせず、選曲だけで表現してくる感じが素晴らしいです(^0^)
 ホント、聞いてて気づいたらミックスの世界に引き込まれる感じで・・・ここ最近、仕事が遅いので疲れて帰る時、コレを聞いてたらホント癒されてしまいました!!


 



 
 ンなわけで、日本語ラップモノの紹介でしたが、気づいたら通常のミックス作品の紹介になりましたね(^^;)
 下でも紹介しますが、ラッパーがDJした作品は意外と侮れないので、これからも機会があれば紹介したいと思います!!





<Release Date>
Artists / Title : Gore-Tex 「Chillin'」
Genre : R&B、UK Soul、Soul、RareGroove、Jazz、Brazil、Latin・・・
Release : 2000年2月(ニトロよりも前に出たんですね)
Lebel : No Lebel No Number





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おまけ 「ラッパーがDJしたミックス作品」

 今回のお題目のミックステープは探すと結構あり、内容的にも良いモノが多く・・・意外性もあってかなりお勧めなジャンルかと思います。
 既に紹介をした作品もありますが、下で色々と紹介したいと思います(^0^)

 ちなみに、既に紹介した作品はタイトルのところにリンクが張ってありますので、興味があったら読んでみてね~


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「You The Rock / Old Blend」
「You The Rock / Old Blend Ⅱ」

 まずは既に紹介した作品で、個人的にもかなりお気に入りの作品です!!

 言わずと知れたユーさんのミックス作品で、1の方はユーさんらしいハチャメチャ感があるんだけど、Ⅱの方は全く正反対のオールジャンルミックスになり、どちらも個性的で大変良いですね(^0^)
 ラッパーのDJ作品となると、そのラッパーらしい「個性」も聞きたいですが、そのラッパーの「意外性」も聞けるのが面白く、今回のトラもそうですが、このユーさんのなんかは正にそうだと思います!

 ちなみに、その内に紹介しようかな~と思い、昔あった某ラジオ番組を色々と聞きこんでますが、それにもユーさんがDJしたテープがあって、久しぶりに聞いたらイイ感じに飛んでて最高でした(^0^)


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「Twigy / Twigy's Sweets Sugarflo's」
「Twigy / Twigy's Sweets Mello」

 ユーさんの次は「Free」の客演でお馴染みのTwigyの作品です!!

 意外にもミックステープは2本も出してて、両方とも現行系のスローR&Bミックスで結構イイですね!!
 意外と言えば意外ですが、Twigy作品なら「夜行列車」的なセンチメンタルな感じがミックスに表れてて、結構面白いですね。

 
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「Bigzam / b.b.inc Performanced by BIGZAM」
「Bigzam / Basement Booth」

 スローR&B繋がりだと、この作品もそうで・・・こっちはなんと巨漢ラッパー「Bigzam」氏が作った超意外なミックス作品です!!
 今回紹介をしたトラ以上に意外ですが、かなりメローなミックスをしており、聞いてビックリした記憶があります。

 ただ、この作品、凄い注意が必要で、上記の2本は全く同じ内容になっており・・・つまり、同内容の作品をジャケ違いで2回プレスしています。
 たしか、どっちかを先に買って、その意外性にヤラれ、別のを買ったら内容が同じでちょっと凹んだ記憶があります(^^;)


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「Nipps / Pause Tape #1 - Uncut Product」

 意外な作品というと、コレも意外で、今はたまにミックス作品を出している「病み王子」こと「Nipps」のミックス作品です!

 これは、誰のテープか分からずに買って、その後、色々な情報やインデックスを読みとったらNippsが作った作品だと分かり・・・それが分かったら内容が理解できた作品です。
 既に紹介した作品なので、詳細は過去記事に譲りますが、Nippsらしい「めちゃくちゃ」な感じが出てて、納得しました(^^;)


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「CQ / Flying CQ 1~3」

 んで、Buddha繋がりでは「CQ」もミックス作品を出しており、これは凄くイイですね!!

 マキュウとしての活動があったので、おのずとMakiさんと近かったからミックス作品を出したのかな~と思いますが、HipHopミックスや、カプリ的な過去の歌モノミックスなど、かなり良いミックスを披露しています。
 ラップで見せる変態的なフローと韻踏は影を潜め、NYらしいミックスが上手いです・・・考えてみれば、NY時代に現地でDJしてたから上手いんですよね~


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「Kreva / Man & Woman」

 これは殆ど見かけないので結構レアな作品かも? あの「Kreva」さんがミックスした作品で、HipHopとR&Bを流暢にミックスしてます!!

 クレさんは、トラックを自分で作ったりしてるのでレコードには近い存在で、一時期はキック関係のパーティー「Dynamite」でもDJなんかをしてましたね。
 聞いた感じだと丁寧な作りになってて、クレさんの性格が出てるかな~とも思いますが、私の世代だとバトルの時の堂々とした姿が印象的なので、そっちの感じが出てるともっと良かったかな~と思います・・・どうやってバトル感を出すのかは分かりませんが・・・(^^;)

 ちなみに、写真をとるのを忘れたので文章だけですが、Dynamiteのアニバーサリーテープでも、ミックスを披露してて・・・そっちも結構イイですね。


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「P.H. / ライブアト原宿」

 最後は、一応ボムを・・・資料がなさ過ぎてホントかどうか分からないのですが、Microphone Pagerでお馴染みの「P.H.Fron」さんが作ったらしいミックステープです!!
 このブログが好きな方なら「ピー、エイチ!」って言ったら「マザ、ファッキン、フロン!」って言ってくれる方が多いと思います・・・みんな好きですよね(^0^)

 作品的にはナイスな歌モノミックスで、旧譜と新譜を巧みに混ぜ、かなり素敵なミックスになっており・・・以前から紹介しようと思っていましたが、本当にPHが作ったかどうかが分からなかったので保留にしていました。
 記憶だと、洋服屋をやってるはずなので、タイトルの「原宿」も妥当なのかな~と思いますが・・・実際はどうなんですかね??
 詳しいことを知ってる方がおられましたら、是非教えてください(^0^)




 では、今回の紹介はこんなもんで・・・日本語ラップ系はまだ紹介すべきなのが沢山ありますので、気が向いたら(?)紹介をしたいと思います~

 なお、久しぶりに愚痴りますが、最近仕事が忙しく、平日は仕事に黙殺されており・・・超トップウォントだったテープが某ユニオンで平日に出たらしく、気付いたのが遅く買い逃しました・・・(--;)
 3年越しで探してたヤツで、先にどなたかに買われたのが問い合わせで分かり、その夜はヤケ酒&涙で枕をぬらしました・・・う~ん、平日の放出は止めてほしいな・・・残念!!







Nitro Microphone Underground 「Nitro Microphone Underground」
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 え~、最近、文章の書き出しが健康ネタばっかりで恐縮ですが・・・花粉症の季節がやってまいりました(--;)
 今年は花粉が少ないらしいですが、先週初めより鼻が詰まり始め、暫くは憂鬱な日が続きそうです・・・

 んなわけで、花粉症とは全く関係ない、日本語ラップ系のテープの紹介ですよ!!


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 今回は、言わずと知れた名盤であるニトロの1stのテープ版です!

 当時、ニトロの面子がリリースしてたReality Records(Manhattanが運営)よりリリースされたテープで、CD版や写真のLP版と全く同じ内容ですが、ファンにはマストな一本ですかね??

 この当時、CDなどでリリースされるアルバム作品をテープ版でもリリースするアーティストも少なくはなく、探すと結構あったりします。
 私自身は、そんなには熱心に集めてないので、他のテープアルバムは無いのですが、ジブさんやTwigyさんなんかは出してたと思います・・・ある意味、ラップを買うリスナー側にミックステープを買う流れがあったので、テープ版がリリースされてたと言ってもいいでしょうね。

 んで、この作品、デザイン的にもLP版で有名なコラージュ写真を使ってたりしてて、テープ版だからと言って特別なことはないのですが、やっぱりテープで聴くと「グッ」とくる作品ですね!!

 先日紹介をしました「Nas / Illmatic」もそうですが、ショックウェーブにテープをぶち込み、寒い夜道をヘッドフォンを装着して歩きながら聴くのには「テープ」がもっとも最適で、今回の記事を書くにあたり、改めてショックウェーブで歩き聴きをしましたが、やっぱりイイですね(^0^)

 コレが出た頃は、私自身は大学生で、そろそろ日本語ラップも卒業か・・・的な感じで、日本語ラップに興味が薄れてきた時期ではありましたが、ニトロの1stは別格で、かなり聞いてました・・・
 集団MCの勢いと、個々のキャラ立ちがハンパなく、さんぴん世代ではない「次世代」な感じを見事に表現し、今でも歴史的な名盤だと思います・・・ラップもヤバいし、トラックも気づいたら首を振っちゃう感じで最高ですし・・・何よりも彼らの「勢い」みたいのが如実に出てるのがイイですよね!




 2年くらい前に紹介をした動画特集で、当時のニトロのライブ映像をアップしてたので、紹介ついでに貼りつけておきますが・・・ホント素晴らしい「勢い」ですよね!!

 久しぶりに上の動画も見ましたが、テンションの高さがハンパなく、グッときますね・・・HipHopの魅力の一つに「問答無用のカッコよさ」ってあると思うのですが、この当時のニトロに関しては間違えないでしょう!
 時代が味方したって表現もあるかもしれないですが、ほんとカッコいいですね(^0^)




 そんなわけで、話をテープに戻しますが、内容的にはCDなりLPとほぼ一緒ですが、HipHop的な躍動感やグルーブを出すのであれば、ショックウェーブでテープ版で聴くのが最適なので、存在価値としては大変意義のあるテープだと思います。
 中古市場では結構見るので、意外と売れてたのかな~と思います・・・でも、無理して買うほどでもなかったりするかな?? どうなんでしょう??

 ちなみに、書くところがなかったのでココで書きますが、このテープにはなぜかLive'99は収録させていません・・・テープの尺が足りなかったのかな??




<Release Date>
Artists / Title : Nitro Microphone Underground 「Nitro Microphone Underground」
Genre : HipHop、日本語ラップ
Release : 2000年10月(?)
Lebel : Reality Records RLTCT-001


Notice : 仕切り直し版について

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 ニトロの1stは、Reality Recordsからインディーリリースされた後、発足直後のDef Jam Japanよりメジャー配給の再リリース(2000年12月)された作品です。

 今回紹介したテープもインディーリリースな訳ですが、Def Jamでリリースする際、上の写真のような販売店向けのアドバンス・テープが製作されたようです・・・
 こっちも内容は一緒(CDの資料用なので当然ですね・・・)ですが、今となってはコッチの方がレアですね・・・合わせ技的な紹介でした。




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<更に合わせ技な紹介> アドバンス・テープの紹介

 テープを買ってると、ミックス作品以外にも「アドバンス・テープ」に遭遇することが多く、結構買ってしまうジャンルですね・・・

 アドバンス・テープとは、CD作品などをリリースするレコード会社が、発売前に販売店などに資料として配布してるテープで、コレを聞いてお店の人はレコード会社に仕入れる量などを決めたりしており、かなり重要なツールでした。
 日本では00年代前半ぐらいまではジャンルを問わず「カセットテープ」で配布されており、その後、CDが主流(今はデータか?)になりましたが、中古市場では結構見かける存在だと思います。

 先日、SuikenさんとK-Bombさんの作品紹介をした時にもチラッと紹介を入れましたが、HipHop系のアドバンス・テープはボチボチ在庫があり、以下では私が持っている普通の日本語ラップ系のアドバンス・テープを紹介したいと思います。


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「Twigy / 素の味」

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「V.A. / Next Level Vol,1」

 まずはアドバンスらしいアドバンス・テープからご紹介・・・2003年に出たTwigyのベスト盤のアドバンスと、1996年頃に海外のプロデューサーのビートで日本人ラッパーがライムする企画版のテープです。
 個人的には下のNext Levelは普通に12inchのシングルカットを買ってたので、ちょっと自慢の一品かもしれないっすね・・・この中だと、ジブさんの曲が一番好きでしたね(^0^)

 アドバンス・テープは、基本「資料用」なのでジャケットは全く凝っていないのですが、それが今となっては逆にイイ味出してますね~


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「妾走族 / バビロン」

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「妾走族 / 君臨」

 今はソロ活動がメインな「妾走族」の初期作品のアドバンステープです・・・考えてみれば、妾走族もニトロと同じ時期の集団グループですね・・・結構好きでした(^0^)

 どこで買ったかは忘れましたが、この辺のテープは、フリマで遭遇することが多く、レコ屋に勤めてた感じの方がCDなんかと一緒に売ってることが多かったですね・・・ホントはこういう行為は業界的には厳禁なんですよね!
 ただ、こういう方と遭遇することは少なく、フリマで出会えるのは運次第なんですが、一時期は気合を入れて探してました・・・最近はテープのアドバンスを出す人はいなくなりましたね~


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「Buddha Brand / Don't Test Da Master」

 確かGroup HomeのジャケをサンプルしたシングルCDのアドバンスで・・・ブッダの旦那なだけに、ちょっと凝ってる(?)のがイイですね。
 ただ、内容的にはCDと同じで・・・DLが絡んでるプロモ系12inchには何らかの特別曲とかが入ってるので、期待して買ったけど、ちょっとガッカリでした??
 あ~、でも、人間発電所のシングルのアドバンステープがあったら超欲しいな~


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「スピリチュアル・ジュース / ミュージック・キューブ」

 日本語ラップに詳しい方ならグッとくるかと思いますが、伝説のグループ(?)のアドバンス・テープです。
 ただ、コレはちょっと毛色が違く、当時、渋谷のレコ屋(どこかは忘れました)のフライヤー置き場に置いてあったテープで、サンプル的なアドバンスですね。
 テープ本体には、メンバーが書いたらしき簡単なタグがあり、かなりパーソナルな形で配布されたモノかもしれないですね~
 

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「V.A. / Check Your Mike」

 最後はボムですよ・・・今となっては「キミドリ / つるみの塔」がカルトヒットしてる「Check Your Mike」のアドバンステープです!!
 1992年11月のリリース時のテープみたいで、コレを抜いた時はビビりましたよ・・・当時としてはそんなにヒットしてないCDなので、テープの本数だって少ないはずだけど・・・もう、残ってくれてありがとう!って言いたくなりますね(^0^)





 ンなわけで、私のコレクションを大放出しました(^0^)
 無理して買うほどではないけど、この辺は探せばマダマダ出てくるはずなので、引き続き捜索をしたいと思います~

 なお、日本語ラップネタは、もう1回位出来るかな・・・お楽しみに~






中村智昭 「Free Soul Underground 2002/4/27」
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 意外にも平日更新です!!

 先週より以前書いた「Freesoulに関する本」の記事で、コメント欄が盛り上がったので、忘れないうちに書いてみました・・・
 セバスチャンさん、お待たせしました・・・探してみたら、思い違いであんまり持ってなかったです(--;)

 あと、この記事を読むにあたって、Free Soulのことがイマイチ分からないようであれば、上記でリンクが貼ってある昔書いた記事をご参照ください・・・無駄に長いですよ(^^;)


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 このテープは、日本のクラブ/音楽シーンにおいて、重要な変化をもたらしたパーティー「Free Soul Underground」のミックステープです・・・恐らく、クラブ入場者へのノベルティーの一つだと思います。

 以前、結構気合をいれて書いたFree Soulですが、DJ文化以降の音楽だけに「選曲」という行為は重要視されてて・・・それこそ橋本さんが監修してた各種コンピレーションCDだったり、クラブプレーだったり・・・DJという行為があってこそ生まれた音楽だと思います。
 
 ただ、選曲という行為は、時として障壁もある訳で・・・メジャーでCDを作ろうとしたら権利の壁などがあり、自由な選曲が出来ないこともあると思います。
 橋本さんのコンピに関しては、そんな壁をブチ壊す絶妙の選曲感があるのでアレですが・・・そんな壁のないクラブプレーは魅力的でしょうし、アンダーグラウンドなミックステープも魅力的でしょうね・・・

 
 そんなわけで、このテープ、詳細は不明なのですが、橋本さんの後輩筋にあたる「中村智昭」さんが選曲(DJミックスはなし)をしたテープで、ジャンルレスな選曲がFree Soulらしく、きらりと光る良さがあります。

 インデックスを見る限りだと、2002年4月27日に新宿・otoで開催したパーティーで配布されたようで・・・こういうのって数は少ないはずなので、結構貴重かもしれないっすね。
 ちなみに、若かりし頃に知り合いと着飾ってotoに行ったことがありますが、なんか馴染めずにすぐに退散し、はしごで別のクラブ(確かairでToshiyuki Gotoさんのパーティー?)に行って、踊りとは無縁な服で踊ってたような気がします(^^;)

 こういうパーティーのみで配布したり、そのパーティーの名前を使ったミックステープって結構ありますが、そのパーティーの雰囲気を広める役割があり、結構重要だと思います。

 初めてそのパーティーに行き、テープを貰って家で聞いたら良かったから次もパーティーに行く・・・みたいなこともあるだろうし、収録されていた曲を通して、そのパーティーが伝えたい音楽を勉強したり・・・プラスの効果が多いかな~と思います。
 つまり、そのパーティーの「雰囲気」を明確に伝え、聞いた人に影響を与えられるツールとして珍重されてたということで・・・そのパーティーの個性が際立っており、総じて内容がイイものが多く、テープコレクター的には外せないジャンルですね!!

 ちなみに、Free Soulのテープは・・・絶対にもっとあるはずなんだけど、私はコレ1本のみを所持です・・・
 apres-midiのが2本(relaxのノベルティー?)ありますが、パーティーで配られたヤツには敵わない・・・って感じで、この記事を書きながら、パーティーで配られたテープがもっと欲しいな~と思ってしまいました(^^;)


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 では、作品の紹介に行ってみましょう!

 中村さんが主催するパーティー/活動である「Musicaanossa - ムジカノッサ(ポルトガル語、僕たちの音楽の意味)」を主題に置いた内容で、中村さんが考えるFree Soulが上手く表現されているかな~と思います。

 A面では「Welcome! Entrance Disc For Musicaanossa Generation」として、Free Soulの次の世代(それこそ橋本さん→中村さんの世代)に贈るクラシック的な選曲になり、これが「Free Soul予習編」みたいで大変良いですね!!
 写真に上げた曲(今回は借り物写真)がそうで、「Spinners / It's a Shame」のような定番Soulや、「Young Disciples / Get Yourself Together」「A.T.C.Q / Bonita Applebum」のようなFree Soulとしては新譜系の曲、そして「Oasis / Whatever」といったロックものまでプレイしてて・・・幅の広さにヤラれますね!!

 また、B面では、曲名は分かりませんでしたが、JazzやBrazil、RareGroove、Houseなど・・・単純にMusicaanossaで評判を呼んだ曲を選曲してるみたいで、ジャンルレスな選曲が聴け、相対的に「暖かい」感じのまとめ方が素敵だと思います。


 Free Soul(そしてこの影響下にあるMusicaanossa)という存在/概念を考えると、正に「正解!」って感じの選曲で、昔の曲の掘り起こし/選曲をしつつ、新しい曲も積極的に取り入れている姿勢が出てますね・・・個人的にはOasis辺りまで選曲しちゃう懐の深さは素敵ですね!!
 ただ、ジャンルレスなんだけど、一定の「美意識」や「気持ちよさ」みたいのが維持されていることこそ、音楽としての「Free Soul」そのもので、この辺が生きたテープなのかな~と思います。




 紹介としては以上ですが、なかなか内容の良いテープだと思います。

 個人的な予測だと、Free Soul系については、現場で配ったテープがもっとあるはずだと思うんですよね・・・橋本さん辺りのテープは是非聞いてみたいですね(^0^)
 ただ、この辺のテープ、殆ど市場で見ることが無いので・・・今後も掘っていきたいですね!!




<Release Date>
Artists / Title : 中村智昭 「Free Soul Underground 2002/4/27」
Genre : Free Soul - Soul、UK Soul、Hip Hop、Rock、Jazz、Brazil、RareGroove、House、Breakbeats・・・
Release : 2002年4月
Lebel : No Label No Number
Track List : No List






V.A. 「Revolution 01~03」
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 更新が遅れてすみません・・・インフルエンザでは無かったですが体調不良だったり、微妙に忙しい仕事やらで、落ち着いて書く時間が無かったです(--;)
 やっぱり、疲れた体で歯を抜いたのがいけなかったのかな・・・勢いで抜いちゃダメですね(^^;)

 んなわけで、引き続き「日本語ラップ」系のテープのご紹介です!

 今回は2002~03年頃に3本ほどリリースされた「Revolution」という日本語ラップ・コンピレーションのご紹介です・・・かなりマニアックな作品ですかね??


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 まず、作品の紹介をする前に、この作品をリリースしたレーベルの話から行きたいと思います。

 この作品は「Revolution Recordings」というレーベルからリリースされており、ミックステープを集めてる方であれば知ってる方も多いかな?

 今はかなり色々な業務をしている「River City」という会社に当時あったテープレーベルで、結構な本数を出しているので、私としてはレーベル買いをしてるところです。
 レーベルオーナー(というかRiverの社長さん!)のDJ Ichikawaさんの作品(凄く良い!)なんかが有名で、割とR&B系が強いところで、人選的には神奈川寄りな感じのするレーベルで・・・あのDJ Tonkさんなんかの作品も出してたりしています。
 
 ミックステープの頃って、ミックス作品専門のレーベルが結構あり、レーベルによって色が違うことがあるので「レーベル買い」をする楽しみもあると思います。
 Revolutionは割とR&Bなイメージがあり、個人的にはココとDJ Nooriさんなんかの諸作を出してた「Favorite」なんかは外せない・・・って感じで、今後も頑張って掘りたいと思います(^0^)


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 んでは、この作品の紹介をしましょう!

 この作品は、現在もMC/Producerとして活動をしている「Hibiki」さんの仕切りで作った作品で、Hibikiさん周辺のラッパー達の楽曲を集めたコンピレーションテープです。
 まあ、悪い書き方だと、まだアルバムを出せない新人アーティスト達の楽曲を集めたコンピってところだと思いますが、なかなかの人選で、結構良いテープですね!

 まず、記憶だとHibikiさんもMCバトルなんかに出てて、かなり腕のあるMCだったと思いますが、この作品にも彼の人脈を生かしたであろうMC達が多数参加をしています。

 詳細は最後のトラックリストに譲りますが、最近アルバムを出したばかりのIce Bahnや、DJ Kentaro、弘光、Kin Da Sher'Rock、MC Youth、Motoy、Kenshin、ネオ字音・・・渋いところではサイプレス上野さんの語り草でお馴染みの「キキララ」などの楽曲やフリースタイルが収録されており・・・日本語ラップマニアには堪らない感じじゃないでしょうか??
 人選的には神奈川方面バトル繋がりが強い感じで、荒いところや曲としてどうかな~と思う部分も多いですが、内容的にも悪くはないと思います・・・DJミックスなどはしていませんが、割とミックステープ的な流れがあり、聞きやすさもあると思います。


 このテープがリリースされた時期(2002年頃)って、日本語ラップがしっかりと根付き、各地で色んなアーティストが独自の活動をし始め、それぞれが成り上がって行こうと頑張ってた時期だと思うんですよね。
 90年代から活動をしてた実力のあるMC達は作品を出しまくり、それを聞いて影響を受けた少年たちがマイクを握り始め・・・いわゆる「第2世代」的な人たちが動き始めた時期だと思います。

 だけど、簡単には作品はリリース出来ないので、こういう「寄り合い所帯」的な作品が出たのかな~と思います・・・メジャーがフックしないのなら、自分たちでやろう!ってところでしょうね?

 ただ、ちょっと思うのが、こういう形のコンピって、日本語ラップの系譜だと意外と無く、初期にはDJ Kenseiさんが作った「Ill Vibes」とか、この時期にはBlastの企画で派生した「Homebrewer's」なんかはありましたが、MCやDJたち自らの自発的な作品はあまり多くなかったと思います。
 レゲエ方面だとダブ録り文化があるので、こういう寄り合い作品は普通なんですが、日本語ラップにおいては、こういう動きが結果として少なかったのは少々「もったいなかった」ように思えます・・・あの頃の勢いがあったのなら、日本語ラップのコンピがもっとあってもおかしくないな~と思いました。



 んなわけで、分かりやすい表現でいくと「裏・Homebrewer's」的な作品かもしれないですね??
 中古価格は全然高くないので、日本語ラップが好きな方なら是非探してみてね!!




<Release Date>
Artists / Title : V.A. 「Revolution 01~03」
Genre : HipHop、日本語ラップ
Release : 2002年~2003年
Lebel : Revolution Recordings/River-City Music Entertainment
      01 : RRCT-34(RRCA-02-34-3)
      02 : RRCR H-023-38
      03 : RRCR B-030351



<Track List>

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 作品の紹介がかなり適当だったので、資料としてトラックリストを貼っておきます・・・日本語ラップマニアの方の一助になれば幸いです。

 なお、トラックリスト起こしは本文を書くよりめんどくさかったですが、書いてて「ネオ字音」が凄く気になります・・・シャアっぽいんですかね?? 
 あと、個人的には「雷電韻 / Flemin'」もタイトルとアーディスト名だけでイイ味出してますね・・・曲は詳しく聞いてないので分からないですが・・・電気なんでしょうね(^^;)

「Revolution 01」
side A
01 Freestyle / DJ Kentaro
02 Cord h? / 弘光
03 Freestyle / Ice Bahn
04 Kick力 / Ice Bahn
05 Freestyle / Kin Da Sher'rock
06 Freestyle / MC Youth
07 ルーディーズルーティーン / ネオ字音
08 Freestyle / Gorin
09 TKO / トリコロール
10 Freestyle / Shinpeita
11 Freestyle / 大超
12 Freestyle / Hibiki

side B
01 revolution / dj k-o
02 Freestyle / Motoy
03 Ka Se Go / Hibiki
04 Freestyle / Kenshin
05 バリアガり / Fuurinn
06 Countdown / Cipher Breaka
07 Freestyle / Front
08 Freestyle / Laugh
09 Mic Relay / Kin Da Sher'rock、ネオ字音、大超、Laugh、Ice Bahn、Front、Motoy、Kenshin、Hibiki


「Revolution 02」
side A
01 ゴリンザバンギン / Gorin
02 準備OK / MC フランケン
03 異酒格闘技戦 / Ciper Breaka
04 EST / トリコロール
05 Matlryix / 素牢人 & Swatt & Nanachino & G d S
06 Ritht Only Right Left Bilingual / ネオ字音
07 Night Mare / ネオ字音
08 Urvan Wariors / Hibiki feat Tatsuya
09 トーナメント / Laugh
10 隣人 / Chack

side B
01 Do Da Ready / 弘光 feat B-Line Tramp
02 煙街 / Maqu feat Ryo
03 Dyna Mic / 巣みか
04 Take It or Leave It / Rip Trap
05 悲劇 / GM-Derrama and Mr.Oyabun
06 Mr.黄鬼 feat 羅楽 / Muder Kill
07 S-Mission / S.A.T(クリアSoul)
08 I Like It(Remix) / 8th Wonder
09 Round and Round(Remix) / Naaya


「Revolution 03」
side A
01 Into-Law / Hibiki
02 Freestyle / Motoy
03 キャンプファイアー / ルーディーキッズ(ネオ字音)
04 Freestyle / バイコロジー
05 That's Crazy / Baz-K、Mes、Bunta、Marsattack、Youth
06 無礼句美逸 / Buckdraft
07 1000000V Shock Herats / チャッターシャッター
08 All Over 3 / Cipher Breaka
09 Cut The 葛藤 / E-Trader
10 Fake Love Game / Mr☆黄鬼
11 マジヤバ / K@zzzy、Icem、Kinda Sher'rock、Tatsuya、ルーディーキッズ、Hibiki

side B
01 Move On / Sierra feat Mic Bank
02 バンディグーズアワールディー / Kinda Sher'Rock
03 ベツジゲン / Kaito(R-Type)
04 おシャベリサービス業 / カリギュラマシンガンズ
05 ライミングハイ / Cipher Breaka
06 BC-Mind / バイコロジー
07 雷電韻 / Flemin'
08 Freestyle / 走壱狼 from @nyhow's
09 グリーングリーン / Musashi feat Oziva(ネオ字音)
10 day dream / Tramp
11 キッズ☆ピストル / ルーディーキッズ(ネオ字音)
12 Style / Tatsuya
13 Freestyle / メテオ feat Smrytrps
14 Out-Law / Hibiyan69



Notice : オマケ

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 このテープの1と2には、上記のレーベルステッカーがついていました・・・う~ん、使い道がないな~(^^;)




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<更にオマケです!>
 今回紹介したような「コンピレーション・テープ」はコレ以外にもあり、恐らくココで紹介をしないと、一生紹介をしないと思うので、以下で紹介をします!!
 個人的には、なんでコレを買ったのかは不明なのもありますが、恐らくテープ・オンリーな感じだと思いますので、日本語ラップのハードコレクターな方のみ参考にしてくださいね!


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「The Earth Grow Production / Area 13」

 若かりし頃のTokonaがfeatされている「狂言廻し」でお馴染みのグループのテープアルバムです。
 テープのインフォを読むと、狂言廻しが出る前にでたテープで、KensawさんやTokona-X、O.K.I、Ryozo、A-Killa、Baka De Guess??などの東海~関西系のアーティストが参加をしています。
 これが、CDなり12inchになってるのかどうかは分かりませんし、曲の詳細なども分かりませんが・・・あんまり見かけないテープかな~と思います。


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「V.A. / Moral Colosseum」

 コレも詳細が不明ですが、今回のRevolutionに近い作りになっているコンピレーション・テープです。
 茨城で活動(?)らしい「Worth Creation Entertaiment」というところが2002年頃に作ったテープのようです。

 Freestyleとオリジナル曲を混ぜて、色んなアーティストが参加しており、Gagleや三善善三、Mine神Hold、KM-Markit、闇アガリ、Dobinski、Darthreider、バケラッタ・・・ReggaeからはCorn Head、Rude Boy Faceなどが参加しており、結構豪華ですね。
 この紹介を書くにあたっては、テープを一切聞いてない(!)ですが、個人的には「手裏剣トリオ」というグループが気になります・・・クラブのイベントでMCが「次のグループは手裏剣トリオだ!」って言うのはちょっと恥ずかしいですね・・・もしかしたら有名なんですかね??


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「V.A. / Keep Sure Okayama 2」

 これは2005年8月位に出たらしいテープで、岡山周辺のMCや、韻踏などの関西圏のアーティストの既存曲やFreestyleを収録した作品です。
 岡山というとYouthさんが思い付きますが、恐らくその周辺の人たちが作ったらしいテープだと思います・・・詳細は詳しく聞いてないので分かりません(^^;)

 ただ、これは「2」なので「1」がテープであるようですね・・・欲しいと言えば欲しいけど、大枚を出すほどじゃないのかな??
 あと、こういったテープは「地方発」なのが多いですね・・・レゲエもそうですが、地方からの「狼煙」みたいな意味でリリースされてたんですかね??







 
The Level 5 (Suiken & K-Bomb) 「The Level 5」
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 いや~、今週始めに親知らずを虫歯で抜いてきましたが、意外と治りが遅く、かつなんか体調も悪く・・・のらりくらりとした一週間でした(^^;)
 インフルエンザが流行ってるので、親知らずを抜いて弱った体にインフルエンザか?と思いましたが、大丈夫なのかな・・・??
 
 そんなわけで、mzteaさんという方に書き込みでリクエストを頂いた「日本語ラップのテープアルバム(シングル)」から紹介をしたいと思います!!
 メチャクチャ持ってるわけではないですが、コレ系もボチボチあり、今まであんまり紹介をしてなかったので、今月はちょっと固めて紹介をしようかな~と思っています(^0^)
 
 では、第一弾は日本語ラップに詳しい方なら聞いたことがある、伝説(?)のユニットのテープオンリー作品のご紹介です~


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 まず、この作品の前に「テープのみの日本語ラップ作品」について触れましょう・・・

 もしあるアーティストが作品をリリースするのであれば、CDとかレコードになる訳ですが、HipHopにおいては「カセットテープ」という存在は大きく、コレは海外でも日本でも同じだったと思います。
 日本ではミックステープの流れがあり、表社会では消えかかってたカセットテープという存在が珍重されてたこともあり、探すとテープだけでリリースした作品も少なくはないです。

 また、アーティスト側もテープに明るかったことから、リリースの選択肢に入ってたのかもしれないですね・・・
 当時で行けばジブさんがそうで、なんかのインタビューでテープ好きを公言してましたが、ジブさんの1stとかはテープになったような気がしますし、何よりもテープで未発表リミックス集を出したり(プロモのみかな?)・・・この辺の要因も大きいっすね。

 テープ作品のリリースは、時期的には90年代中ごろから00年代はじめ位までで、メチャクチャ重要性の高いのはありませんが、コレクター的には外せない・・・そんなところだと思います。
 私自身は、スタンスとしては門外なジャンルで、気になったのは買うようにしてますが・・・当時としてもそんなには売れてなかった(CD/アナログ全盛なので当然と言えば当然か?)のか、あまり見かけないのも多いっすね・・・今後も頑張って掘りたいと思います(^0^)


 では、この作品の紹介に行きましょう!

 この作品は、Nitroの活動でお馴染みのSuikenさんとThink TankのK-Bombさんの二人が95年頃に自主製作をしたと言われるミニアルバムで、日本語ラップコレクターにはお馴染みの1本だと思います。

 リリースの経緯は正直分かりませんが、この当時は両者ともまだ目立った存在ではなく、コレよりも前からDaboさんとHazimeさんなんかと「Channel 5」というグループを結成しており、その流れで作ったんだと思います。
 まあ、ある意味「顔見せ」的な意味で作ったのかもしれないですが・・・若い方にはSuikenさんとK-Bombさんが一緒に活動してたってことにはビックリかもしれないですね。

 なお、テープのインデックスを見ると、お問い合わせ先が原宿にあった伝説のHipHop居酒屋「龍宮」になっています・・・洋服屋のCribが経営して、たしかShakkaの二人が企画面で協力をしてたお店で、かなりのHipHop関係者が出入りしてた店です、
 先日のサ上氏のイベントでも、サ上が高校生時代の大晦日に龍宮にいって、その時にいたHipHop関係者からのサインを公開(MCUさんとかRipの面子など!)してましたが、有名・無名を問わず、結構な関係者が出入りし・・・そこで色んなコネクションが生まれ、次の展開に進んだんでしょうね・・・
 SuikenさんとK-Bombさんも、ココでコネクションを培い、このテープのリリースになったのかもしれないですね・・・事実は分かりませんが(^^;)



『 Level 5 / 第六感 』

 では、作品についてちょっと詳しく紹介をしましょう!

 収録曲はイントロ・アウトロ込みの5曲で、総時間16分程度のホント短い作品なのですが、イイ感じの空気が出てますね・・・
 サ上の言葉を借りれば、SuikenさんとK-Bombさんが「黒人」だった頃で、95年位のHipHop(ブ―キャンっぽい感じ)がしつつ、若い感じのラップが面白いっすね!

 試しに一曲をYouTubeに上げてみましたが・・・う~ん、悪くはないと思います??

 ちなみに、トラックはKeishin名義でK-Bombさんと、関係者であるDJ kenさんなる方が作っており、トラックの方も悪くはないかな~と思います。
 ただ、CDやアナログになるほどではないかな~と思いますが、ファンには堪らないんですかね??







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 作品の紹介は以上になっちゃいますが、なかなかコレクタブルなテープだと思います。

 あんまり市場では出ませんが、お好きな方は是非探してみてくださいね!!


 ちなみに、ちょっと謎な話題があります・・・

 上の写真のように、私の持ってるテープのB面には、通常のラベルの上に、恐らくKさんのタグが書かれてます・・・印刷と言えば印刷のように見えるのですが、直に書いたようにも見えます。なお、A面には何もタグがなく、通常のラベルになっています。
 私はコレを中古で買ったので経緯は分かりませんが、もしこのテープを持ってる方がおられましたら、カセットラベルにタグが書かれているのかどうかを確認して頂けますでしょうか?? お願い致します m(_ _)m

   → 追記 2012/2/5 20:45
     記事を書いたあと、belさんという方からの指摘で、
     このタグがKさんの直筆のサインだと判明しました!
     通常は何もタグがなく、プレーンな印刷ということになります。
     belさん、ご指摘、ありがとうございます(^0^)
     そして、私は体調不良が更に悪化しております・・・
     今日は寝込んでましたが、インフルっぽいので、
     明日は病院に行こうかな~と思います(--;)





<Release Date>
Artists / Title : The Level 5 (Suiken & K-Bomb) 「The Level 5」
Genre : HipHop
Release : 1995年ごろ?
Lebel : No Rebel No Number







<おまけ> Suiken & k-Bomb関連 テープの紹介

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 記事を書くにあたって、そういえば他にもあるな~と思いだし、発掘したのがあったので、関連作として紹介しますね!!

 まずはSuikenさんです。

 上のテープはSuikenさんが2001年にリリースした1stアルバムにおける販促/アルバムサンプラー用のテープで、なんとDJ MissieさんがDJミックスしてるテープになります!
 
 以前、MUROさんの作品をDenkaさんがミックスした作品を紹介しましたが、アルバム作品をリリースする際、販促用にDJミックスした作品をプロモで出してることがあり、Suikenさんのコレもその一つです。
 内容はマアマアですが、この辺はミックステープコレクターとしては外せませんね・・・Hazimeさんなんかはこの辺の作品では大忙しといった感じです(^0^)


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 んで、次はK-Bombさんです・・・コレはレアかも?

 Kさんは、Black Smoker Recordsとして沢山のミックス作品を出してる(あんま持ってないんですよね~)ので、ミックステープ業界的には有名ですが、コレは面白いですよ。

 Think Tankとして00年にリリースした12inchのアドバンス・テープで・・・個人的には12inchでもレコ屋向けのテープを作ってるんだ!とビックリしました。
 上のSuikenさんのもそうですが、レコ屋向けのアドバンス・テープも収集の一つで、このジャンルも今回の日本語ラップシリーズで紹介しようかな~と思っています(^0^)

 ちなみに内容は12inchと同じだと思いますが、このジャケットの質感はカッコいいな~ だた、写真がピンボケしててすみませんね~(^^;)