HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Murakamigo 「All Mixed Up 3」
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 なんか、最近はちょっと変化球な紹介が多かったので、たまには普通なミックス作品の紹介したいと思います(^^;)
 まあ、春めいてきましたので、聞いてて明るくなるようなミックスが聞きたくなったからなんですけどね~


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 実はかなりパワープッシュしているDJである「Murakamigo(ムラカミーゴ)」さんのミックス作品で、個人的には大好きなシリーズ「All Mixed Up」シリーズの最終章である第3弾の紹介です!!
 調べてみたら、去年の3月に、この作品の第2弾を紹介しており・・・3月はMurakamigoな月なんですかね・・・不思議です(^^;)

 Murakamigoさんと言えば、歌モノ系に大変強い印象がありますが、この第3弾は鉄板で、氏が得意とする80年代のDanceClassics / R&Bを粋にミックスしており、ガン上げではないものの、適度な高揚感が素敵な作品になります!!


 まず、選曲面で行くと、ド定番な曲や意外な曲などをサラッとミックスしており、流石の手腕にヤラれます。

 写真に上げた「Junior / Mama Used To Say」「Jane Child / Don't Wanna Fall In Love」のような定番系のダンクラ/R&Bを多くプレイしており、聞いてると「つい歌ってしまう曲」が多いですね!
 ミッドからアップな感じの曲が多く、聞いてて段々とノッてしまう感じが秀逸で、ホント選曲が上手いな~と思います。

 ただ、ド定番ばかりを攻めないのがMurakamigoさんの素敵なところで、同じ流れでポップヒットな「Miami Sound Machine / Conga」のような意外と大味過ぎてプレイしない曲をサラッとかけてきたり、「MARRS / Pump Up The Volume」のような歌モノのミックスには意外と入れないような曲を入れてきたり・・・選曲の塩梅が上手いですね!
 ヒット曲や盛り上がる曲を多くプレイするのも悪くはないですが、知らない曲をプレイしてきて「あっ、この曲いいな~」と思わせる手腕もミックス作品の醍醐味な訳で・・・知らない曲や意外な曲でグッとくる選曲をしてくる辺りは流石ですね(^0^)

 全体的にキラーな展開はないのですが、とにかくグルーブで踊らさせてくれる選曲が秀逸で、色々な系統の曲をプレイして選曲の深みを出しつつ、BPMをしっかりとキープしているので、踊る足が止まらない感じに仕上げているのが大変素晴らしいですよ!!


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 そして、この作品のもう一つの醍醐味は「繋ぎ」にあると思います!!

 とにかく曲と曲を繋ぐのが上手くって、作品の選曲を更に良くしているかな~と思います。

 例えば、ド定番な「Shalamar / A Night To Remenbur」からロングミックスで「Sharon Redd / Never Give You Up」へ繋いでいくのはホント鳥肌もので、いつ聞いてもイイですね・・・そしてその後には「Shkatak / Down On The Street」へ、更にその後には「George Benson / Give Me The Night」へロングミックスしていき、これも大変上手いです!!

 ロングミックスってBPMをしっかりと合わせることも重要ですが、メロディーの変化だったり、ドラムのノリだったり・・・繋げる曲同士の相性が合わないと綺麗に聞こえないのですが、Murakamigoさんのミックスでは、まるで読み切ったのかの如く、素晴らしい調和をしたロングミックスが随所で聞け、これが作品を良くしていると思います!!
 特にShalamarからSharon Reddのロングミックスがそうなんですが、ドラムをしっかりと繋ぎつつ、メロディーの調和のさせ方が上手く、グルーブの乗せ方が最高ですよ!!

 この他にも、聞いてて仰け反る「繋ぎ」が多く、DJミックスとしてはオーソドックスなんだけど効果的な繋ぎで勉強になったりもすると思います(^0^)



 やや、ザックリとした紹介になりますが、かなり高品質なミックスで、今でもかなり聞ける一本だと思います。

 ガン上げな展開はないですが、ダンクラの明るさを随所に光らせた一本で、是非お好きな方は聞いて頂きたい一本です!!
 なお、最近になって、このテープシリーズの第1作目がCD再発したようなので、この作品もその内に再発されるかもしれないですね・・・どうなんでしょう??





<Release Date>
Artists / Title : DJ Murakamigo 「All Mixed Up 3」 
Genre : Dance Classics、80'sR&B、80'sPops・・・
Release : 2003年?
Lebel : Sugar Bitz ST-068





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【重要なお知らせ】 Yo●Tub●の動画を削除しました
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 え~、大変残念なお知らせです・・・

 いつも利用している某動画投稿サイトより「コラっ!」と怒られ、2度目なので「もう後がないぞ!法●を守れよ!」と説教を食らい・・・安全策をとり、残念ですが今までアップした動画の大半を残念ながら削除させて頂きました。
 これにより「Nigth Flight」の音源や、過去の動画紹介企画の動画は削除しました。また、削除した動画の再アップロードは行いませんので、予めご了承下さい。

 なお、今後の方針としては、ブログでの記事のためにアップする為に使用し、最大でも2カ月程度の公開に限定したいと思います。
 現状では、三木道三の音源動画のみが残っていますが、これも暫くしたら消す予定です・・・予めご了承ください。
 


 う~ん、残念ですが仕方がないですね・・・Youさんはかなり適当に使用してましたが、かなりの方が見てたみたいで、DLのフリースタイルの動画なんかは凄いヒット数でしたね・・・まあ、著●権的には完全アウトなのは理解してたので仕方がないのか・・・
 でも、コレに懲りずに頑張りますよ・・・ラジオネタを一発やろうと思って、Youさん用に音源を仕込んだばかりです・・・作ったのがもったいないので、玉砕覚悟で行きますよ!!


 んでは、業務報告のみで失礼します。



追伸 
ちなみにですが、Youさんでアウトを食らうとレア動画が強制的に見れますよ・・・なんか、私は見たことがないですが、免許センターで違反者講習の時に見させられるビデオみたいでした(^^;)





Disc Union 下北沢クラブ店「HIP HOP USED CASSETTE TAPE SALE」
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 こういうネタの報告は久しぶりですが、下北のユニオンでテープのセールがあったので行ってきましたよ(^0^)

 先月末の更新でも紹介をしたのですが、ここ最近、下北のユニオンがテープの取り扱いを頑張っており、先月に続き「HipHopのテープアルバム」のセールを開催するとあり・・・行って参りました。
 蓋を開けてみたら、久しぶりに「激アツ」なセールで、色々と報告したいことがあるので、単独で記事を書きたいと思います。


 まず、テープアルバムって言うと、CDなりLPなりで発売されているアルバムを、カセットテープとしてリリースしたモノを指し、はっきりと言えば「ニッチ」な存在ですよね(^^;)
 普通は好んでコレを買おうという人は少なく、昔は激安で出ても誰も買わない存在で、テープ馬鹿な私でもスル―してた感じがあります。

 ただ、数年前より、ミックステープ的な聞き方の流れでテープアルバムに着目し、優れた作品には「ミックステープ的に聞ける」ものが多いことに気付き、ここ最近は掘るようになった・・・という感じです。
 先日紹介をしたNasの1stDJ Shadowの1stなどのように、CDとかLPで聞いた名作を、ショックウェーブを通してテープで聞きたい・・・そんな変なブームが来ています(^^;)
 あと、ジャケがちょっと変わってる(参照に今回のセールの告知ページを貼ります)ところとか、コレクタブルな点とか・・・CDやLPにはない魅力がイイですね!



 そんなわけで、昨日の朝、小雨が降りしきる中、下北沢へ行ってきました・・・

 開店の20分前に着いたら、既に並んでる方が2名程おり、ちょっと意外だな~と思った数秒後にボムがおきました・・・なんとDJ Master Kwyが徒歩で登場です!!
 先日のセールで鬼買いをしていたことを報告しましたが、まさか朝から並ぶとは思いもしなかったです・・・先頭にいた方がMasterの関係者らしく、すぐに先頭に合流してましたが、このセールは「何か違う」と確信しました!!

 んで、11時30分に開店・・・開店時には8名位(?)並んでて、開店と同時に売り場に小走りする感じになり、なんかアドレナリンが高まります!!
 私は4番目ぐらいで入店し、小走りで移動し、掘り合戦の開始です・・・一瞬で餌箱が鉄火場になり、大変「熱い」空気がありましたね・・・知ってる店員さんと「なんか・・・凄いね!」って言うぐらい「熱かった」です!!

 レコードのセールでもそうですが、こういう時って並んだ順番よりも「運」「一瞬で抜く技術」の方が重要で、私も並んでいる人の数にちょっと不安を覚えましたが、テープバカ歴が無駄に長いので、こういう時のテープの抜き方は心得ていたのか・・・狙ってたのは全て買いましたよ!!

 戦利品は以下の通りです・・・


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 どうですか! このブログを読んでる方であれば「うほっ」となるんじゃないでしょうか!

 個人的には「OCの1st」「KRSの1st」が絶対に欲しかったんですよね・・・どちらもHipHopを聞き始めた時にヤラれた作品で、OCは対訳をホント読み込み、今でもラップ出来るし、KRSの方は「Outta Here」が人生の挽歌なので、リストに出た瞬間から狙ってました!
 また、BeatnutsのEPとLPはジャケのカッコよさから欲しかったし、EPMDの3rdも同様ですよね・・・テープ馬鹿としたら「問答無用でジャケ買い」ですね!!

 リスト見てて、欲しいのはかなり絞ってたし、テープの並べ方もジャケを見せる感じで並べてた(最高です!)ので、一瞬で欲しいのが目に入り抜きましたよ・・・KRSだけはMasterが大量に確保した分から戻したのを速攻で抜きましたが、今回は運が良かったですね(^0^)

 また、ライバル的にも、最大のライバルであるMasterが狙ってるのが微妙に違う(割とミドル系を狙ってるみたい)のもラッキーだったかも・・・それこそMasterが渡米した頃のテープを狙ってたみたいですが、Masterは今回も「男買い」でビビる値段を買っていましたよ!!

 あと、書きづらい内容ではあるのですが、あえて書いておくと、値段はかなり強気で、EPMD以外は3000円超えでしたよ・・・テープ馬鹿としたらあまり悩まない値段ではありますが、ある程度の根性がないと買えないかな??



 そんなわけで、楽勝で万越え(2カ月連続)会計でしたが、久しぶりの大物を釣り上げたので、気づいたら帰りに一人祝勝会をし、へべれけになり、毎度の池袋のユニオンに行き、N村さんに釣果の報告(絡んだだけ??)をして帰りました・・・N村さん、すみません(--;)

 んで、今日は自宅作業をしながら、買ったテープを聞いてましたが、どれも本当にイイですね!!

 アルバムとしてコンセプトやグルーブに一貫性があり、ズーッと流して聞いてると気づいたら首を振ってたり、ラップしてたり・・・ミックステープ的な聞き方が綺麗に出来る作品ばかりで、これからも愛聴したいと思います。

 また、こういうテープが3000円超えで売れちゃうこととか、欲しいと思う人が並んでしまう現状を考えると、今後、ブームになりそうな感じはあるかもしれないですね。
 下北のI岡さんや池袋のN村さんには話しましたが、こういう値段で売れたという「実績」があると、今後もセールがしやすい訳で・・・テープ馬鹿としては、テープの流通量が増えるのは大歓迎なので、もっと広まってくれるとイイですね!!



 では、報告は以上です!

 下北のI岡さんとHさん、セール御苦労さまです!! 今後も散財しますので、宜しくお願い致します(^0^)



DJ MURO 「Muro's House Fever」
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 今回の作品は、ある意味「ビックボム」な作品紹介かもしれないですね・・・もし、詳細が分かる方がいれば、是非教えて頂きたい作品になります!!
 
 我らのMUROさんが作成した「らしい」作品で、タイトル通り「House」を題材にしたミックスです・・・ジャケットからして最高ですが、詳細が分からな過ぎる作品で、皆さんのお知恵を拝借出来れば・・・と思います!!


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 まず、作品の紹介の前に、この作品が私の手元に舞い降りてきた経緯から紹介します・・・先日の更新で「MUROさん関連で嬉しいことがあった」と書いたのですが、実はこのことでした。

 今月の始めなのですが、このブログを読んで頂いたある方から連絡を頂き、詳細な内容は省きますが、このテープの存在を教えて頂き、このテープを「テープがお好きな方にお譲りしたい」とお話を頂きました・・・
 私としても初めて見た作品で、ジャケからしてヤバそうな匂いがして、メチャクチャ聞いてみたいと思い、二つ返事でお願いし、お譲りを頂いたモノになります・・・

 ブログをやり続けて良かったな~と思うのが、こういう瞬間で、ある意味「私を信頼してくれた」みたいな感じがして、このテープが入手できたこと以上に、そう思ってくれたことは大変嬉しかったです!!
 何もお礼も出来ませんでしたが、この場に代えて改めてお礼を申し上げたいと思います。
 
 

 そして、このテープの話題に戻ります。

 前オーナーさんのお話ですと、このテープはMUROさんのお店だった「Savage」で10年ぐらい前にプロモかノベルティーで貰ったそうです・・・
 私自身は全く知らなかった作品でしたが、当時のSavageはたまにオマケをくれることがあり、私もライターとか貰った記憶があるので、有り得ない話ではないのかな~と思います。

 内容的には、完全手製のテープになり、市販のカセットテープにダビングをした感じで、ジャケットも手書きのジャケを白黒コピーした内容になります。
 そうなると本数は相当少ないと思いますが、ジャケからして「さすが!」な感じで、Saturday Night Feverをサンプルした内容で、手書きながら味のある感じが最高ですね!! 是非、写真をクリックして大きくして見てくださいね(^0^)

 そういえば、MUROさんの「手製テープ」とか「謎の作品」ってあるんですよね・・・

 ホント、聞いた話とか噂レベルの話だったりするのですが、King of Diggin'シリーズを正式に出す前に手製のテープをStill Diggin'で売っていたとか、あのユー●ン音源だけでミックスしたのがあるとか・・・本当なのか嘘なのか分からないモノもあったりします。
 また、ミックスCD時代でも、誰かの結婚式用のお土産用に作ったミックスCDとか、コッソリと出してたノベルティー系CDとか・・・まだまだ掘り返されてないのもあると思います。

 ミックステープやミックスCDを追ってると、ホント見たことないのに出くわすことがいっぱいあり、テープを1200本近く持っててもまだある訳ですよ・・・今回のテープも正にそうだし、下で紹介するKiyoさんのもそうだし・・・まだまだ修行が必要ですね(^^;)


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 では、作品の詳細に行きましょう!

 タイトル通り「House」縛りな作品で、作品を聞いた感じだとMUROさんらしい「+α」な選曲もあり、恐らくMUROさんが作ったミックスで間違いないかな~と思います。

 トラックリストがないので詳細まで調べられませんでしたが、Joey Negroが製作した「The Sunburst Band / I'll Be There 4 U」(写真左)をプレイしたり、「Bah Samba / Reach Inside」のようなサンバ系House、R&Bシーンで当時大ヒットした「Musiq / Just Friend」のHouseミックスなど・・・時期的には00年代前後位までのラテン/サンバ/南国テイストのHouseを多くプレイしています。
 また、流石MUROさんだな~と思うのが、サラッと別ジャンルに行くところで、A面の後半ではLatinにミックスしたり、B面の出だしでは「Brainstorm / We're On Our Way Home」(写真右)のようなガラージ曲をプレイし、サラッとHouseに繋いだり・・・選曲面の広さはちょっとだけありました。

 コレを作った時期はなんとも言えませんが、プレイしたHouse系の曲のリリース時期が00年代前後の曲が多いこととか、2000年9月に「Super Sumba Breaks」が出ており、Sumbaでも指摘しましたが、MUROさんがHouseに接近してきた時期でもあるので、この位の時期に作られたのは間違えないと思います。

 ただ、私が聞いた感じだと、確かに南国系のHouseでまとめていますが、中途半端な印象もあり・・・悪くはないんだけど、ミックスの方向性が固まってなかったり、選曲に深みがなかったりするかな~と思います??
 まるでSumbaのプレ作品(アウトテイク??)のようにも聞こえ、内容が合格点まで行かなかったので、こういう形で配布したのかな~とも思いました。 
 



 紹介的には以上になってしまうのですが、私としては「この作品を出した背景」をもっと知りたいです・・・恐らくMUROさんが作ったとは思われますが、絶対とは言い切れないので、何か詳しい情報をご存知の方は是非情報をお寄せください!!
 コメント欄は解放しておりますので、是非とも宜しくお願い致します m(_ _)m

 では、これからもこういった深い作品も深く掘っていきたいと思います(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ MURO 「Muro's House Fever」
Genre : House,Latin、Disco・・・
Release : 2000年~2001年頃??
Lebel : Savage No Number

追記 2015年2月22日
 MUROさんとお話しする機会があり、このテープのことをお伺いしたら、ジャケはカシさん(Kashi Da Handsome)が書いた・・・とのことです!







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<おまけ> こちらも情報ください!!

 謎の作品の紹介ついでに、最近購入した作品で、全く情報がないので、もしご存知の方がいれば教えて頂きたい作品を公開したいと思います。
 両方とも「DJ Kiyo」さんの名前が記入があるのですが、全くの初見ブツで、本当にKiyoさんが作ったかどうかも分からない(同名の別人が作った可能性もある)作品です・・・情報がありましたらご一報を頂けると助かります!!

 ちなみに、入手元は最近テープの販売に気合を入れている、ユニオンの下北クラブ店です・・・いつもどうもありがとうございます(^0^)
 結構いい値段で買わせて頂きましたが、無事にネタになったので心の減価償却は完了しましたよ(^^;)
 

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「tone crew - dj kiyo - phorgun posse / instinct rep.」

 なんかお洒落なジャケですが、裏面のインデックスにkiyoさんのお名前があるテープで、HipHopやBreakbeatsからRedioheadのようなRock系までプレイし、なんとも表現の難しいミックス作品になっております。
 時期的にはRedioheadの曲が2000年なので、その辺なのかな~と思いますが・・・全くもって詳細が分かりません(^^;)

 聞いた感じだと、Kiyoさんが作ったと言えばそうともいえますが、なんとも言えない感じですかね・・・う~ん、どうなんでしょう??



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「DJ Kiyo / Multiplex (Clever Crime / Stay Up Late)」

 これまたKiyoさんのお名前がしっかりと載っていますが、全くもって不明な一本です。

 トラックリストがないので、全容も掴みづらいのですが、全体的にBreakbeats系の曲でミックスした作品で、Kiyoさんの嗜好からいけば作ってもおかしくないのかな~という感じの作品です。
 タイトルの「Multiplex」でググると、90年代に日本で活躍したバンドの名前(Grindcoreというハードコア系のバンドみたい)に当るので・・・それ系なのかな~と思ったら、そうでもないみたいです・・・



 では、夜も寝れないほど気になる訳ではないですが、御存じな方がおられましたら是非教えてくださいね~




三木道三 「Miki-FM 1997ヘルス」
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 レゲエのテープは久しぶりの紹介ですね・・・去年ぐらいからレゲエのテープも捕獲対象になったので、気合を入れて掘ってますが、なんで紹介をしないんでしょうね~(^^;)
 ただ、買ってると分かることが多く、日々勉強ですね・・・頑張ろ~っと

 ンなわけで、ミックステープ的には「名作」な一本のご紹介ですよ!!
 レゲエが御好きな方ならもちろんですが、日本語ラップが好きな方にも注目を頂きたいテープです(^0^)


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 この作品は、もはや「懐かしの人」になりつつあるレゲエDeeJay/Singerの「三木道三(みきどうざん)」さんが1997年7月にリリースしたテープアルバムです。
 発売当時、レゲエ界を超え、HipHop業界でも話題になった一本で、コレで三木さんの存在を知った方は多いかもしれないですね・・・

 三木さんのことに関してはWikiなんかを見て頂ければ良いかと思いますが、一般的には大ヒットした「Lifetime Respect」の印象が強く・・・下手したらコレのヒットが原因で「一発屋」なんて言われてますね・・・
 ただ、三木さんに関しては90年代中頃よりマイクを持ち、全国の現場をロックしてきた実績があるので、一発屋という表現は正しくないのかな~と思います・・・そうですよね??

 そんな三木さんが、メジャー活動をするかなり前に出したのがこのテープで、三木さんが「全国の現場をロックしてきた実績」で出来た作品と言っても過言ではないと思います!! 

 作品としては三木さんがラジオ番組風に話をしながら三木さん関連の曲をプレイしていく感じで、結果として三木さんのテープアルバムのようになっています。

 んで、なんで「全国の現場をロックしてきた実績」かというと、日本各地で活動をしてるサウンドの「三木さん関連のダブ」をプレイしてるからです!!



『Mighty Crown Shout』
『Jam Massive's Dub × 3本』


 説明がアレなので、テープから音源を抜いたのを説明用にアップしましたので、聞きながら読んでみてください・・・

 上の動画では、あのMighty Crownからシャウトが入り、そのまま三木さんがラジオ調に喋りながら次の曲を紹介していくのですが・・・紹介する曲が広島を代表するサウンド「Jam Massive」が作成した三木さんのダブをプレイします!!

 1曲目からヤバくって、現在も活動をしているレゲエシンガーのMachacoさんと「●フィー」の替え歌ダブで、2曲目が三木さんのヒット曲「Japan 一番」のJam Massive仕様のダブ、そして3曲目がLifetimeにも通じる三木さんの名曲である「君はもみじまんじゅう」のダブで・・・どの曲も広島仕様で最高ですね!!
 もみじまんじゅうはモロに広島ですが、パ●ィーの替え歌は制作者の奥●民●さんが広島出身であることを踏まえると、広島のサウンドがコレをダブるのは最高ですね!!

 ダブが分からない方もいるので補足しておくと、レゲエではクラブなどでプレイするサウンド(=DJ)は、既存のレコードの曲をプレイしつつ、サウンドが独自にアーティストに依頼して録音した曲をプレイする流れがあり、その独自の曲のことをダブとかスペシャルと言います。
 上の動画をよく聞くと分かるのですが、既存の曲を歌いつつも、その歌詞自体にそのサウンドのことや、サウンドが活動している場所の内容を入れたり・・・そのサウンドがプレイする前提の曲になっております。

 このダブの存在はホント重要で、DJプレイにおける特色になるし、他のサウンドとの差にもなるので、各サウンドとも気合を入れており・・・聞く側としても驚きがあって大変面白いですね(^0^)



『Samurai Super Power / Japan 一番 Dub』
『King Ryukyu / Japan 一番 Dub』


 そんなわけで、この作品は全国で活動をしているサウンドが録音した「三木道三ダブ」を、三木さんがそのサウンドから借りて、それをプレイする・・・という内容で、ありそうでなかった内容になっています。

 サウンドとしては北海道のIntersepterや大阪のRed Spider、上の動画で紹介もしている愛知のSamurai Super Powerや沖縄のKing Ryukyu、マニアックなところだとMighty Jam Rockの前身ともいえるBig Bangなどがダブを提供しており・・・聞いてて大変面白いですね。
 上の動画は、三木さんのデビュー曲でありながら、現場ではヒットした「Japan 一番」を、そのサウンド仕様で歌ったダブを2本連続で流れるように編集しましたが、サウンドによってバックトラックも違うし、何よりも歌詞が全然違うので、これは面白いっすね!

 三木さん自身も、このテープの中で「ダブは既存曲にはない魅力があって面白い!」みたいなことを発言しており、ダブの魅力を分かった上で、こういう内容にしたんだと思います。

 内容的にはそのサウンドを讃える内容にしやすいので「Japan 一番」のダブが多かったり、お得意(?)の替え歌も多かったり・・・一部アキソルのダブにFeatされた曲もありますが、どの曲も歌詞やアイデアが面白く、三木道三という個性がしっかりと生きた内容(当然そのサウンドの個性も混ざっていますが・・・)があり、大変イイですね!!
  

 ただ、ここで重要なのは、この三木道三ダブは「三木さんが依頼を受けて作った曲」という点で、最初の方で指摘した「全国の現場をロックしてきた実績」でもあるんですよね!!

 ダブって、各サウンドともかなりの数を作っていますが、そのサウンドが「お願いしたいアーティスト/楽曲」や「認めたアーティスト/楽曲」じゃないと作らない訳ですよ・・・
 つまり、現場を盛り上げられる「実績」がないとDeeJayにはお声がかからない訳で、DeeJay側としてはイイ曲を作ることに加え、現場でのパフォーマンスにも求められる部分があり・・・変な話、ダブの多さがそのDeeJayの実力/人気のバロメーターになってると思います。
 
 この限りにおいて、三木さんはデビュー曲である「Japan 一番」がヒットしたことや、先輩筋であるAckee&Saltfishらと全国の現場を回り、現場をボスってきたことがポイントで、そういった実績があるからココまでダブがあるんだと思います。
 また、録音したダブを提供してくれるサウンドからも、三木さんに対してリスペクトがなかったらダブを貸し出すことはないと思います・・・こういった点も実績の賜物かもしれないですね。



『Freestyle - Soul Scream』
『Freestyle - Mummy-D』
『Shout Out - MC Q,Tokona-X』


 んで、このブログを読んで頂いている方は、日本語ラップが好きな方も多いと思うので、その辺の話もしますね・・・

 このテープでは、三木さんのダブのほかに、色々なアーティストがフリースタイルで参加しており、レゲエのアーティストに加え、日本語ラップのMCが参加しており、この点が白眉だったりします!

 上の動画では、Soul ScreamとMummy-Dのフリースタイルを繋げてアップしましたが、かなり真剣なセッションになっており、ここも聞きどころですね。
 他にもT.A.K the Rhyme HeadShingo 2などが熱いフリースタイルをかましてくれたり、シャウトでも上の動画の最後の方に入ってますがガリヤのQさん故Tokona-X(凄い存在感!)が参加してたり・・・日本語ラップ勢が多数参加しています。

 歴史的な話だと、この作品が出たとき、レゲエ界でも盛り上がりましたが、日本語ラップ業界でも話題になり、その流れで三木さんのことを知った記憶があります。
 実際に、このテープがCiscoとかHMVとかのHipHopコーナーで売られてたのを見た記憶があるし、YouさんのNight Flightでも話があったり・・・日本語ラップ業界ではかなり歓迎されてたと思います。


 ただ、ココで重要なのは、三木さんが積極的に「外」にも出かけていた点で、先ほどのサウンドからのリスペクトじゃないですが、日本語ラップ関係者からもリスペクトがあったから実現したのかな~と思います。
 
 あるジャンルに属すると、なかなか部門外のジャンルに行くってことは稀だと思いますが、三木さんに関してはHipHopが中心ではありましたが、積極的に外に出ており、日本語ラップ勢と作品を作ったり、日本語ラップのライブなんかにも出演することがあったり・・・レゲエの枠を超えた活動をしてたようですね。
 この辺は意識の問題もあると思いますが、三木さん自体に「ジャンルに縛られない」考えがあったんだと思います・・・そう意識がなかったら、あの時期に「Lifetime Respect」を作れないよな~と思ったりしてます・・・どうですかね??





 ンなわけで、内容的にも歴史的にも面白い作品の紹介でした。

 レゲエ的な部分だと、当時のサウンドの雰囲気を伝えてくれたり、ダブの面白さを分かりやすく紹介(コレって重要かも!)してくれたり・・・何よりも「三木道三」というDeeJayの個性をダイレクトに表現してる点は最高ですね!!
 特に、こういう内容にしたというアイデアが秀逸で、ジャンル外でも受けてしまったという点を考えると、かなり優秀な部類のテープになるかと思います。

 中古的にはあまり出ない作品ですが、先月、ストック用に購入した際には1000円(だったかな?)位でした・・・個人的にはもっと高くてもいいのでは?と思っていますが、今となっては情報が少なさ過ぎてこんな位なのかな~とも思いました。
 まあ、アレですね・・・この紹介で評価が少しでも上向きになってくれることを願います・・・だけど、この辺のテープは殆ど出ないので、欲しい方は気合でディグってね!!






<Release Date>
Artists / Title : 三木道三 「Miki-FM 1997ヘルス」
Genre : Reggae、HipHop・・・
Release : 1997年7月
Lebel : Slow Cut Production No Number


Notice : 参加アーティストについて

 クレジットはされてないですが、製作においては三木さんの盟友である「DJ Double K」さんが参加してるっぽいです・・・ミックステープマニアな方には有名かと思いますが、90年代中期に傑作日本語ラップミックスを出した御方ですね!! マニアックな指摘でした(^^;)
 なお、完全な蛇足ネタですが、兵庫県の三木市というところには「Miki FM」が実際にあるそうですよ・・・正確には「FMみっきぃ」という名前で放送してるようです・・・レゲエの番組はやってるのでしょうか??




DJ Minoyama 「Natural Resource」
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 引き続き腰痛ネタで恐縮ですが、今回のギックリはキツかったすね~

 今はだいぶ良くなりましたが、腰がなかなか真っ直ぐにならない感じ(筋肉が伸びてるので当然ですが)で、椅子にズーと座って仕事をしてると、夕方頃には御爺ちゃんな歩き方になっています(^^;)
 そんな御爺ちゃんスタイルで近所の接骨院に行き、腰を伸ばしてもらう訳ですが、アイスノンを腰に当てて普通に寝そべってるだけでも腰が伸びて気持ちいいですね・・・なんか電気やマッサージよりも生き返ります?

 んで、家でも寝起きなんかに寝そべって腰を伸ばしてますが・・・そんな時に、薄暗い部屋の中で聞いてたのが今回の作品です・・・大変、重宝しましたよ(^0^)

 いわゆる「チル」系の作品で、MUROさんのDiggin' Iceが好きなら絶対にお勧めな1枚ですよ!!


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 この作品は、横浜を拠点に活躍する「DJ Minoyama」さんの作品で、HipHop的なネタ視点を通過した手腕で作られたチル系ミックス作品になります。

 昨年、何の気なしに中古で値段が安かったので購入しました(そんな理由ですみません!)が、結構いろんな作品をリリースしてる御方で、ミックスCDを良く購入する方であれば、御存じな方も多いかと思います。

 プレイスタイルに関しては、HipHopを通過してネタ系なんかも上手く使いこなせる感じがあり、先月開催されたNujabesさんの追憶パーティーでもプレイしたり・・・割とメロー系が得意なのかな~と思われます(違ってたらすみません)。
 たまたま、日曜の夜にMinoyamaさんが放送しているUstreamの番組を覗かせて頂きましたが、SoulやReraGrooveなんかを中心にプレイしてて、大変良かったです(^0^)

 なんか、MixCDとかを買ってると、どうしても好きなDJの作品ばかり買ってしまい、知らないDJの作品ってあんまり手に取らないことが多く・・・こういう出会いがあると反省したくなります。

 正直、Minoyamaさんのことは詳しくは知らなかった御方ですが、今回聞いてみて、素直に「上手いな~」とか「素敵だな~」と思う部分があり・・・ちゃんと色んなDJの作品を買わないといけないな~と思います。
 以前紹介したDJ Kentaさんなんかもそうですが、日本には才能あふれるDJがいっぱいいるんですよね・・・こういった部分もホローしたいですね~


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 では、作品の紹介にいってみましょう!

 この作品は、旧譜系のSoulやR&B、RareGrooveやJazzFunkなどを気持ちよくミックスした作品で、聞いてて大変リラックスの出来る作品に仕上がっています。
 写真のレコを見れば一目瞭然だと思いますが、定番系の曲を多くプレイしており・・・個人的には、自宅のベットで腰を伸ばしながら聞いてたら、気持ちよく時間が流れて行く・・・そんな感じのミックスに仕上がっております。


 まず、選曲面はクラシックの連続で大変良いですね(^0^)

 写真に上げた「Patrice Rushen / Remind Me」とか「Gwen Guthrie / Close to You」のような定番歌モノとか、「Archie Bell & The Drells / Don't Let Love Get You Down」「Hurbert Laws / Family」のようなネタの流れがあるSoul/ReraGrooveなどを上手くチョイスしています。
 まあ、この並びを見たら「Diggin' Iceだよね!」って感じもあり、Minoyamaさんも結構影響を受けているかな~と思わせる選曲になっていますが、イイ意味でDiggin' Iceを消化した感じがあり・・・個人的には大好きです。

 また、選曲面ではニヤッとさせるところもあり、個人的には最初と最後をブッダネタのメローチューンを持ってくる辺りにはグッときましたよ!!


 そしてミックスの方は、スムースに繋いでいくのですが、何度も聞いてると「グッと」くる繋ぎも多く、かなり上手いですね!

 コレもDiggin' Ice的なミックスではあるのですが、効果的な繋ぎ方が多く、何度も聞いてると、その繋ぎのタイミングで自分の中で次の曲のフレーズが自然と出てくる・・・みたいな繋ぎで、イイですね~
 ホント「何度も聞けるミックス」が素敵で、個人的にはFamily→Remind Me→All Night Long→Close To You→Mr. Telephone Manの流れが素敵ですね・・・意外とこういう繋ぎってタイミングと選曲が難しいですが、しっかりとグルーブを繋げてる辺りは流石です!!



 そんなわけで、説明は短いですが、かなり高品質なミックスになっており、チルりたい人にはお勧めな作品です。
 定番を上手く散りばめているので、作品として聞きやすく、かつ気持ちいいグルーブを持続してるので、気づいたら鼻歌を歌ってしまう感じがイイですよ(^0^)

 そして、本当なら中ジャケにあるサンセットな雰囲気が合うのかと思いますが、腰痛治療時にも最適かと思います・・・こんな聞き方をしてる人も珍しいでしょうね~(^^;)
 





<Release Date>
Artists / Title : DJ Minoyama 「Natural Resource」
Genre : Soul、R&B、RareGroove、Jazz Funk、Dance Classics・・・
Release : 2007年8月
Lebel : dcg records DCGCH-0010






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<独り言>

 え~、リリース量の多さにたまに着いて行けないことがあるMUROさんのミックス作品ですが、ある意味「コレクター泣かせ」な作品が出るようです・・・

 あのEarth,Wind&Fireの諸作品がリマスタリングされたCDがまとめて出るそうで、そのリリースを記念してMUROさんがEarth音源をDJミックスしたのが出るそうです・・・
 情報を聞いた限りだと「凄い聞きたい!」と思いましたが、リマスタリングされたCD(計15枚)を購入し、応募券を集めて送らないと貰えないそうです・・・つまり、総額3万円以上支払わないと貰えないそうです(--;)

 う~ん、CDを買って、応募券だけ抜いて、CDはすぐ売ってしまえばイイのかもしれないですが・・・流石に手が出ないですね・・・
 なんか、権利関係とかがあるのかもしれないですが、普通にリリースした方が売れると思うんですけどね~ 残念ですね~

 
 ただ、下向きなことばっかりでもなく、MUROさん関連でかなり嬉しいことがありましたよ・・・近いうちに紹介出来ると思いますが、こういうブログをやってて良かったな~と思いました! Uさん、ありがとうございます!!

 あと、水面下でネタ企画を仕込み始めてますよ・・・かなりイイ音源が拾えてきてる(?)ので、こちらもその内に公開しますよ・・・こう書いとかないと真剣に書かないので頑張ります(^^;)

 ではでは、頑張っていきますね~





Danny Krivit 「Salsoul Mix」
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 久しぶりな書き出し方ですが・・・遂にコレを紹介する時がきました!!

 もし「無人島にもっていきたいミックス作品」というお題があるなら、真っ先に思い浮かぶ作品がコレで、個人的なミックス作品ランキングでは常にトップ5圏内な作品のご紹介です!!
 Discoの王道とも言うべき「Salsoul」レーベルの音源を、我らのDanny Krivit大先生がミックスした作品で・・・ホント大好きな作品です!!

 も~、好き過ぎて、本当にこの作品の魅力を紹介出来るのかが不安で・・・毎度の如くサボってましたが、収録曲が全てオリジナルのレコで揃えられましたので一念発起で紹介します・・・
 基本的にはGarage/Houseラインの作品ではありますが、これほど高レベルなミックスはなかなかなく、色んな方に是非聞いてもらいたい・・・そんな作品だと思います(^0^)

 これに関しては、ホント細かいところまで紹介したいと思うので、いつも以上に気合を入れて紹介をしたいと思います!!





< Salsoul について >

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 まず、Salsoulについて詳しく知らない方も多いと思うのでSalsoulの説明から行きたいと思います。

 Disco/GarageやHouseが詳しい方なら分かると思いますが、Salsoulは70年代中期から80年代初期まで運営をしていたNYのDisco系レーベルで、その独特の音楽観や楽曲の良さから、現在でも愛され続けているレーベルです。
 詳しく知らない方でも、上に貼りつけたロゴや、ケツ出しネーちゃんの写真なんかは見たことある方は多いかな~と思います・・・いいケツしてますね(^^;)

 楽曲的には時期によっても異なりますが、総じて音楽的に豊かでダンサンブルな楽曲を多数リリースし、常に「ダンス」が中心にあったレーベルで、クラブ/DJ文化においては歴史的に大変重要なレーベルだと思います。

 例えば、商業用に初めて12inchのシングルをリリースし、DJ業界において12inchという存在を広めたのはSalsoulだし、積極的にWalter GibbonsやLarry LevanのようなDJをリミキサーとして起用し、クラブで機能する楽曲をリリースしたり、何よりもクラブで踊ってて感動や躍動を与える素晴らしい楽曲を多数リリースしたり・・・現在のクラブシーンにおいては大変重要な存在になります。
 Houseの現場なんかだと、現代的な4つ打ちの楽曲に混じり、普通にSalsoulの曲がプレイされ・・・私なんかは踊りながら大声で歌ったり、踊り狂ったりしてますね(^^;)

 またHipHopシーンにおいても、70年代末位のオールドスクール時代では、Salsoulの楽曲のブレイクの良さが買われ、いわゆる「Breakbeats」として珍重されてたり、MUROさんのようにHipHopラインでプレイされたり・・・HipHopファンなんかでも好きな方は多いと思います。


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 んで、私に関しては・・・このブログを長くご覧になられてるのであれば分かると思いますが・・・大好きです!!

 ガキの頃は分かりませんでしたが、20代前半にダンクラが好きになり、段々とダンクラやDisco系のオリジナル12inchを買うようになってからのお付き合いですが・・・今となっては無くてはならない存在かもしれないですね。

 レコードは気づいたら結構持ってるし、まだまだ欲しいレコードも沢山あるし・・・何よりも好きな曲が多く、クラブなどでかかると喜んで踊っております(^0^)
 も~、どの曲がイイとは言い切れないですが、自分の音楽観の中で、今となっては一番「血と肉」になってるレーベルと言っていいほどなので、Salsoulの曲がプレイされると、気づいたら踊ってる自分がいます!!


 また、Salsoul好きを助長させたのは、このブログの基礎たる「ミックス作品」で、素晴らしいミックス作品が多く、それを聞いて更に好きになった・・・そんな流れもあります。

 Salsoulというレーベル単位で、かなりの楽曲がリリースされていることや、ジャンルを問わずにプレイされ続けているのでミックス作品が作りやすい環境があったのか、かなり良質なミックスが多いです。
 House/Garage/Disco系だと今回のDannyDimitriなんかが出してたり、HipHop系だとDJ Grandmaster FlashUlticut Ups!、R&BだとDJ Komoriなど・・・ホント凄腕DJ達の作品が多く、かつそのDJの個性がしっかりと生きた作品になっており、ミックス作品としてもヤバいのが多いですね!!

 個人的には、このブログのポリシーの一つである「DJミックスすることで楽曲が更に光る」という点が機能することが多く、作品を聞いて好きになった曲は多いし、知らない曲でも何度も聞いてるとその良さに気付かされたりして、かなり影響を受けたと思います。
 特に、DJによって「切り口」が違うので、その差異がまた面白く・・・同じ曲でもプレイの仕方で印象が全然違ったりしてくることもあり、色んな「印象」が聞けて面白いな~と思ったりしてます。


 まあ、とにかく私は好きで好きでたまりませんが、DJ業界においては「かなり重要」なレーベルであることには間違えなく、お世話になってない方はいないんじゃないか?と思うほどです!!

 ちなみに、今まで紹介しなかったのもアレですが、先ほどチラッと紹介したミックス作品は、どれも紹介に値するので、今後、絶対に紹介したいと思います(^0^)





< DJ : Danny Krivit >

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 そんなわけで、私のドストライクなSalsoulをDJミックスするのが・・・これまた私の大好きなDJである「Danny Krivit(ダニー・クリビット)」です!!
 多分、今までのクラブ遍歴の中で、一番パーティーに踊りに行ってるDJで、写真右に今まで行ったパーティーのフライヤーを並べてみましたが結構行ってますね・・・これからもズーッとお世話になりたい御方です(^0^)

 
 Dannyのことは、何度かクラブへの出張報告で触れていますが、実はミックス作品の紹介は初めてなので、改めて説明したいと思います。

 ダニーさんはNYに在住するHouse/Garage系のDJ/Producerで、DJキャリアはなんと40年オーバー(!)という超ベテランで、現在も様々なクラブでロックしているお方です。

 キャリアのスタートは、ダニーさんのお父さんが経営してたBarで70年代初めにDJをし始めたのをきっかけにスタートし、70年代のDiscoシーン、80年代のGarageやHipHopシーン、90年代以降のHouseシーンを常に現場でプレイし続け・・・DJ業界的にはある意味「生き字引」的なお方かと思います。
 ただ、Danny自身は、ある意味「職人」的な人で、裏方にいることが多く、DJキャリアの中で表舞台に出ることが少なかったのですが、90年代中期より始まった「Body & Soul」のメンバーとして活動をしたことがきっかけで、世界的に知られるようになり、現在のワールドワイドな活動になってる・・・と思われます。


 スタイル的には、今となってはNY直系の「Deep House」が得意分野になると思いますが、常に観客を踊らす燻し銀のプレイが素敵ですね・・・派手な展開は好まず、しっかりとグルーブを作り、頃合いのいいところでボムを入れてくる・・・みたいな感じですかね??
 踊ることを目的にクラブに来る人なら分かると思いますが、とにかく「音で包んでくる」感じが上手く、気づいたらズーッと踊ってるってことが多いっすね。
 
 また、Dannyの場合はとにかく引き出しが多いのがポイントで、それにヤラれてる方は多いかと思います・・・特にグッとくるのが「クラシック系の選曲」で、クラブなどで踊りながら聞いてるとホントいいタイミングで入れてくるので、たまに泣いちゃったりもします(^^;)

 DannyのDJを聞いてて驚いたのが、現代的なHouseと違和感なく昔のDiscoの曲なんかを混ぜてくるのですが、それが全然違和感がなく、むしろメチャクチャカッコよくプレイするんですよね・・・私もHouseの現場に行ってこういうことが驚きでしたが、Dannyの場合は、その曲が普通にリリースされた頃からプレイしてるのもあるので、説得力が違う・・・って言うのもありますね。
 特に感じるのが、その「音楽愛」で・・・プレイを聞いてると「本当にこの音楽が好きなんだな!」っていう感じが伝わり、DJの素晴らしさを教えてくれる数少ないDJなのかな~と思ったりしています。


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 そう、Dannyって「音楽愛」にあふれる人で、それはDJ以外の側面でも広く生かされております。

 Dannyのもう一つ有名な側面としては「エディット職人」であり、既存の楽曲のいいところを更に引き延ばし、その曲が更に光るようなエディットをすることが有名で、コッチの活動の方が知られてる場合が多いかもしれないですね。

 今となっては様々なエディット作品をリリースしていますが、80年代初期より匿名に近い形(Mr.K)で活動を開始し、写真右の「Feelin' James」のような傑作エディットを多数リリースしています。
 コレなんかは、HipHopが好きな方なら知ってる方もいると思いますが、Danny自身は80年代はHipHop系DJもやっていた(Danny Rockとして)時期もあるのでこういうのも作ってました・・・Dannyを知らなくても意外とお世話になってたことが多いかもしれないっすね??

 ただ、Feelin' Jamesは直球ではないのですが、Dannyのエディットの場合は、とにかく「その曲の良さ」を引き延ばすことに長けてて・・・なおかつ「クラブ」で聞いたら最高な展開にしてくることが多く・・・その辺はDannyの音楽愛の賜物かな~とも思います。
 ド定番な「Love is the Message」のエディットなんかがそうだと思いますが、その曲が良いが故に、更に良くしたい・・・そんな気持ちがあってエディットしてるのが感じられ、現在のリエディットブームの中において「良心」としたいスタンスが堪らないですね!!


 そんなわけで、裏方時代が長かったDannyさんですが、素晴らしき音楽愛を今でも伝播させています・・・

 Dannyを表する言葉としては、あのFrancois Kをもってして「自分を唯一惨めな気もちにするDJ」と言わせ、また故LarryLevanからは「Dannyほど美しく優しいスイートな世界をクリエイト出来るDJはいない」と表現され、私もDannyのパーティーに行けばいくほどその言葉が分かるような気がしました。
 特にLarryが言った「美しく優しいスイートな世界」が正にそうで、現代でもLarryが培った「Garage精神」をプレイし続けている姿は頼もしく、これからも活躍して欲しいDJだと思います。





< 作品の紹介 >

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 んでは、やっと作品の紹介に行きましょう!!

 この作品は、前途しましたが有名Disco系レーベル「Salsoul」の音源のみを使用してミックスした作品で、2003年3月頃に日本企画としてリリースした作品です。
 ちょうどこの時期に、Larry関連のコンピ(Larry Levan's Paradise Garage)がリリースされたこともあり、Larry/Garageの醍醐味や魅力を最大限に引き出せれば・・・という意図があり企画されたようで、あのヒサ・イシオカさん(King Street Sounds)の企画/コーディネートで実現されたようです。

 私自身は、かなり後に中古でコレを購入しましたが、いざ聞いてみての感想は・・・Dannyが作って間違いなし!でした。

 Salsoul、そしてGarageの魅力である「ダンス」「感動的なグルーブ」といった課題を見事に表現し、それどころか定番を外した選曲だけで作っちゃうところとか、要所要所で表れる渋いプレー愛のあふれる展開など、流石Dannyと言わんばかりの内容だと思います。
 この論拠を説明したく、今回、あえて前文に彼のバイオを入れたのですが、Dannyの個性と経験が裏打ちされた作品かと思います・・・


 以下では、この作品の深さを紹介したいので、1曲ずつ収録曲を紹介しながら、どういうミックス/選曲になってるのかを紹介したいと思います。
 特に、今回の説明においては「クラブで踊る」という点を主眼にしたいと思いますので、そういったことを交えながら紹介をします・・・

 なお、レコ写真が意外と見づらいっすね・・・ごめんなさい(^^;)


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 イントロでは「Double Exposure / Everyman」のアカペラ使いから「The Salsoul Orchestra / Getaway」へミックスし、印象的、かつ華やかにスタートしていきます。

 インフォによると「Double Exposure / Everyman」は、盟友であるJoe Claussellが写真上左のオフィシャル・エディット12inchを作る時に作ったと思われるアカペラミックスを譲り受けてプレイしたそうで、Danny自身もフェイバリットで、自身のエディットをリリースしてる有名な曲ですね。

 そこからEarth, Wind & Fireのカバーである「The Salsoul Orchestra / Getaway」にミックスしていくのですが、Getawayのイントロのコンガブレイクを上手くアカペラに噛ませ、助走をしながらGetawayの壮大なフォーンセクションに進むのが上手いっすね!
 Dannyらしいファンキーさを出しながら、序盤なのでゆっくりとした展開にしてるのが分かり、ダンサーたちがウォーミングアップしてる姿が想像出来ます(^0^)


 その後はSalsoul的にはRapper Dapper Snapperがお馴染みな「Edwin Birdsong / Win Tonight」を選曲・・・この辺からDannyらしさが出てきます。

 この作品ではあえて定番を外し、あまり知られてない曲や、有名な曲の意外な部分を使用することが多く、Dannyが定番曲で安直に盛り上げない・・・みたいな意気込みが感じられ、Dannyの持ち味やキャリアが生かされた内容になっているからです。
 実際に現場でもDannyのDJは安直にはクラシックを入れないことが多く、Houseの醍醐味(?)である「焦らし」をすることが多いのですが・・・知らない曲でもグルーブで踊らせてしまうのはDannyの醍醐味ともいえ、地味に踊らせてくれる時間が好きな方も多いかと思います。

 Edwinの選曲も序盤らしくロービートながらステップが踏みやすい展開を選んでおり、Getawayよりも若干照明が落ちた中で煌びやかに踊らせてくれる・・・そんな感じですかね??
 また、選曲自体もド渋で、シングル曲のB面からのプレイになりますが、こういうチョイスはホント上手いですね!!


 んで、その後は「使い方」が渋く、Edwinのロービートな展開を受け、大名曲である「Instant Funk / I Got My Mind Made Up」のブレイク部分に繋いでいきます!
 
 HipHopがお好きな方なら「De La Soul / Saturday」ネタとして有名なアッパーチューンですが、これの間奏のブレイク部分を使用し、決してアッパーな展開ではない前曲のダンス性を維持しながら、次の展開に持っていくのが上手いっすね!
 次の曲や、それ以外でもあるのですが、有名曲の「意外な部分」を使ってくるのも秀逸で、普通に聞いてたら気付かない・・・そんな上手さがありつつも、しっかりと踊らせてくれるのが素敵です。


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 んで、その次には80年代を彩ったグループである「Aurra / Such A Feeling」の12inchB面に収録されたDubバージョン的な部分を使用・・・この辺も12inchを買って意外なところからプレイし始めてるのにはビックリさせられました!
 
 流れを耽美な展開にしたく、一度Instat Funkのブレイクをかませ、Aurraを印象的にロングミックスをしていくのが上手いですね・・・フロアーの照明が段々と暗くなり、紫色の光が似合いそうなDeepな展開に落としていくのが上手いです(^0^)


 また、面白いのが、この辺は大半がボーカル曲なんだけど、ボーカルを外した「準インスト曲」としてプレーしてるんですよね!!

 実は最初のGetawayからそうなんですが、直球なボーカル曲はプレイせず、ボーカルが薄くのっている曲/ボーカルが抜けてインストになってる部分を使用し、ダンサーに踊りやすい展開をしており、流石「現場を分かってる」展開ですね(^0^)
 以前、無駄に力説した「DJ Crystalさんの和物ミックス」でも書きましたが、インストをあえてプレイすることで、ダンサーを淡々と踊らし・・・次への展開で盛り上げるべく「あえて盛り下げる」意図があり・・・かなり計算して作ってるのが分かります!!


 そんなインストで淡々と踊らせ、耽美な流れを作ったところでムーディーなシンセリフのロングミックスで「Surface / Falling in Love」にミックス・・・知らない曲でもこの展開にはグッときますね!!

 曲としては、後にHappyで大ヒットしたSurfaceのデビュー曲と言われる曲で、NYらしい耽美でダンサーな歌モノで、私もDannyのミックスで一発で好きになりました(^0^)
 実際には、Dannyのエディットが施され、大胆な展開というよりも、良い部分だけを素直に伸ばした感じのエディットでプレーされ、曲の持つグルーブに気持ちが高揚してきます。


 展開的にも、インストっぽい曲であえて地味に攻めていたので、こういう華やかな曲をバシッと入れてくるとフロアーが盛り上がるし、何よりもこの曲がキラリと光らせるのは流石です!!
 この辺は曲の配置が上手いな~と思ってしまうのですが、地味に踊らさせる展開で攻めつつも、徐々にこの曲へ導くためのグルーブ作りをしており、ここで爆発させる辺りは、まさに「DJミックスをすることで曲が光る」の体現だと思います(^0^)


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 そんな小盛り上がりな展開で、更にグルーブを引っ張る過程でチョイスしてくるのが「First Choice / Love Having You Around」というLPオンリー曲です!!

 Surfaceの展開を受け、地味目なんだけどグルーブのあるボーカル曲をプレイしたいところで・・・非シングル曲を選んでくる辺りは流石ですね!!
 この作品では、非シングル曲を選曲することもポイントで、随所で選曲してるのですが、ホント音楽をしっかりと聞いてますね・・・素人となるとLPの隅々までチェックすることは出来ず、こういった点なんかがDJの優位性になるのかな~とも思います。

 展開的には、それまであえて低空飛行をしてた展開をSurfaceで高度を上げて盛り上げ、そのテンションを維持しつつ、次の展開に持っていくためのブリッジ的な選曲で、相性の良い歌モノで繋げて、しっかりと踊らせる展開になっています。
 特にSurfaceの持っていた「優しいグルーブ」を上手く展開してる感じがイイですね・・・Surfaceが紫や青色のらいとでフロアーを包んでいるのであれば、この曲になることで段々と暖色系のライトが入ってくる・・・もちろん次への展開込みで上手い選曲です。


 そして次の曲はJocelyn Brownのボーカルが冴えた名曲「Inner Life / Moment of My Life」にミックス・・・フロアーがSalsoulらしく華やかになりますね!

 First Choiceをあえて「ブリッジ」にすることで、華やかでダンサンブルな展開に持っていくのが上手すぎですが、フロアー的にも綺麗にテンションを引っ張ってくれるのが気持ちよく、ステップが段々と早くなっていきます・・・

 そしてなによりも嬉しいのが「歌」じゃないでしょうか?

 正直、このミックスにおいては山な部分ではないのですが、Salsoulらしいパワフルな歌が聴けるのは心強く、踊っていて安心する自分がいます・・・
 Salsoulが特にそうなんですが、ボーカルを取るJocelyn Brownだったり、Loletta Hollowayだったり・・・とにかく腹の底から出る歌声にヤラれ、フロアーで聞いてると一緒に高揚する感じがあり・・・それが好きなですよね。
 
 このミックスにおいては定番をあえて外してるので、そういう歌モノも綺麗に外してるのですが、やっぱり魅力の一つなので、ココであえて入れてきてるのかな~と思うと、上手すぎですね・・・
 今までのミックスの流れだけでも、House的なダンス性を重要視してるので、あえて過度な歌モノを避けているのが分かるかと思いますが、ギリギリのラインの歌モノを入れてくる辺りにグッときます(^0^)


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 んで、段々とグルーブを上げていく中で、Inner Lifeのビート感を引っ張っていく形で「Candido / Dancin' anda Prancin'」にミックス!
 
 CandidoだとJingoやThousand Finger Manを選択しがちですが、あえてB面曲を持ってくる辺りは流石で、照明はまた暗くなっていきますが、淡々と踊らしてくれる感じでクールダウンしてくれるんだけど、何か熱いグルーブを感じるのがイイですね・・・
 前半のインストタイムでもこういう展開がありましたが、BPMが早くなってるのと、明らかに次の展開を意識した選曲なので、なんか期待しながら踊っちゃう感じがありますかね~


 そして、Candidoで淡々とステップを踏んでいたら、いきなりSalsoulらしい熱い歌声が聞こえます・・・昨年、残念ながらお亡くなりになられた「Loleatta Holloway / Dreamin'」を熱く突っ込んできます!!
 それも、グッとくるのがLPオンリーのこの曲の、後半から始まる熱い部分のみをプレイしており、ホントDannyは上手いな~と思うチョイスですね!!

 展開的には、Candidoで場面転換を行いつつも、ビートの勢いはあるので、そのまま踊らせて、この曲で再加熱する感じで・・・ピークタイムへの階段を急激に登り始め、聞いてる方もテンションが上がりますね~

 んで、更に上手いのが、最後にアカペラで「♪Stand up and tell everybody I got him・・♪(私は彼を捕まえたのよ!的な歌詞)」と歌ってる部分をループさせながら次の曲プレイします・・・


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 そのアカペラのループの中でミックスしてくるのが、大名曲である「First Choice / Let No Man Put Asunder」です!!
 
 アカペラの上で、First Choiceのイントロリフが聞こえてくるのは鳥肌モノで、First Choiceに切り替わった瞬間のブレイクの凶暴さと言ったら最高ですね!!

 また、ここでの前曲のアカペラからこの曲に繋いでくるのが実は意味があり、First Choiceもサビで「♪What has been joined by God by God~、Let no man put asunder~♪(神様が私たちを結びつけたんだから、絶対に離れちゃダメよ・・・かな?)」と歌っるので、実は歌詞繋ぎもしてるんですよね・・・スゲーよDanny!


 んで、もっと凄いのが、この曲はDannyお得意のエディットが炸裂してて、これがグッときますね!!

 結論からいくと、もはやキラーチューンと行ってもよいFirst Choiceを、あえてピークにしないためのエディットで、現在のディスコダブ的な遊び方がありつつも、圧倒的なグルーブで段々と上げてくる感じは流石です。
 それも、Dannyにしか出来ないのが、この曲は3種類のミックス(Frankie Knuckles, Walter Gibbons, Shep Pettibone)があり、その3種のミックスからいいところを抜いた・・・レジェンドに敬意を博したエディットになっており、Dannyの「愛」を感じざるを得ないですね!!

 このエディットを聞いてると、歌詞もさることながら、楽曲のインスト部分の勢いに呑まれる感じで・・・気づいたら我も忘れて踊り始め、いわゆる「音にハマる」感じになりますね・・・
 熱いドラムも、暴力的で美しいベースラインも、そして彼女たちの声も楽器の一つになり・・・なんかクラブとかで聞いてると音と体が一体化するようなエディットでグッときます・・・


 そんな素晴らしいエディットは、最後の方になると「♪It's Not Over ♪」とアカペラが繰り返しながら一音ずつ楽器が消えていき、最後はアカペラとバスドラのみになります・・・きっとフロアーは真っ暗だけど、フロアーでは歌詞を合唱してるでしょう・・・
 そしてアカペラが切れそうになったと思ったら、First Choice同様の暴力的で美しいベースラインとバスドラがミックスされ・・・真っ暗闇なフロアーに光が差し込みます・・・Salsoulの裏クラシックとして名高い「The Salsoul Orchestara / 212 North 12th」をプレイです!!

 
 もー、今回の紹介はこの展開を書きたかったので文章が長くなったともいえるのですが、ホント震えるほどカッコいいミックスです!!

 First Choiceのアカペラと、212のベースライン&バスドラをかなりのロングミックスでプレイしてきますが、そのハマり具合が最高で、212のスピード感を更に助長させる効果があり・・・これは神が下りてこないと出来ないミックスだと思います!!

 Dannyはこの曲をピークにするべく、全てを選曲してたようで、前曲のFirst Choiceもこの曲を光らせる為にエディットしたんじゃないか?という具合で、こういう盛り上がってるところでビートレスになり、一気に盛り上がる展開は堪りませんね!!
 多分、これをフロアーで聞いてたら、一心不乱で踊っている・・・そんな姿が想像出来、この展開を作ってしまうのには頭が上がりません(^0^)


 こういうブログを書いてるのであえて書きますが、色んなミックス作品を聞いてて思うのが、効果的なピークタイムを作れるDJって意外といないな・・・と思います。
 現場でのDJプレイでもそうですが、パンチラインがない選曲って言うんですかね・・・ただ曲をプレイしてるだけで、選曲自体にメリハリがないのが多く、全体的な感じはイイんだけど、展開が乏しい作品って結構ありますよね。

 その限りにおいて、Dannyのこの展開は教科書的でもあるんだけど、誰にも越えられない内容になっており・・・DJミックスが既存の音楽の壁を突き破る証拠にもなってるのかな?と思います。
 
 それも、この曲は、Salsoulの中では決してメジャーではない曲(非シングルカット)で、コレでピークを作ろうとするDannyの心意気にもグッときます!!
 普通に聞くと正直地味な曲でもあるのですが、このミックスを聞いてしまうと印象がガラっと変わり、強力なダンスグルーブの虜になります・・・私も大枚はたいてプロモ盤の2LPを買いましたよ!!


 これを「Garageスピリット」とくくってしまうのは難しいところですが、DJのマジックを感じるミックスで・・・このマジックにかからない人もいるかもしれないけど、ミックス作品においては最高峰のミックスと言いたいです!!


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 そんな大盛り上がりな展開を受け、上げ上げのグルーブを維持してプレイするのが「Ripple / The Beat Goes On And On」で、ベースラインなりドラムのグルーブなりを完全に読み切った選曲で、これも溜まりません!!

 曲自体も大好きな曲ですが、前曲よりも華やかな展開で、照明も更に明るくなる感じですかね・・・みんながニコニコし始め、疲れを見せない朝型のフロアーな感じが大変良いです!!
 特にFirst Choice以降は「ベースライン」を意識した選曲が目立ち、音の良いクラブで聞いてたら、その波に気持ちよく翻弄されそうな感じで、こういったチョイスも上手いですね!!


 んで、最後はRippleのグルーブを引き継ぎ、展開チェンジなかんじで「The Salsoul Orchestra / How High」にミックス・・・アバンギャルドな感じで、フロアーがまた暗くなるけど、踊る足は止まらず、曲の展開一つ一つにヤラれ・・・終わりに近づくと、次の展開を期待しつつこの作品は終わります(^0^)

 優れたミックス作品は、終わりも良くって、終わった後は何がプレイされるんだろう・・・みたいのがあると、思います。
 今までもこの表現を何度か使ったことがありますが、ほんとこの後のミックスも気になる終わり方で、この辺も上手いですね!!





< 作品紹介のまとめ >

 かなり整理して書いたつもりでしたが、あんまりまとまらなかったな~(^^;)

 個人的な思い入れもあるので、かなり熱く書いてみましたが、ホント「良いミックス作品」なので、この文章を読んで興味を抱いた方は、この作品を聞いてみて頂ければ幸いです。

 一応、まとめておくと、以下の点が秀逸だと思います。

 ①圧倒的な展開力、感動的なストーリー性
 ②男を感じる珠玉の選曲
 ③素晴らしいDJミックス


 多分、DJミックスという行為を分割すると、上記の3つに集約されると思うのですが、その全てが秀逸で、そこらへんのミックスCDが束になっても勝てない世界があると思います。
 特に凄いな~と思ったのが、現場だとアイソレーターなどでお客さんを煽ったりすることが出来ますが、作品ではエフェクト類(ループはしてるかな?)は一切使用せずに、選曲とDJミックスだけで勝負してる辺りは敵いませんね!!

 また、私自身もこの作品を理解する上では、オリジナルのレコードを買って分かったこともあるし、何よりもDannyのパーティーで踊り続けたことで理解できたことが多かったと思います。
 その限りにおいては、かなり「経験値」のいる作品だと思いますが、皆さんに聞いてほしいので頑張って書いてみました・・・
 

 中古的には1000円以下な感じで、あんまり注目されていませんが、逆に買いやすいと思うので、興味のある方は是非聞いてみてくださいね!!

 そして、今度はいつ来日するのか分かりませんが・・・Dannyのパーティーで会いましょう!!




<Release Date>
Artists / Title : Danny Krivit 「Salsoul Mix」
Genre : DanceClassics、Disco、Garage、Boogie、Soul・・・
Release : 2003年3月
Lebel : 東芝EMI TOCP-64306


Notice : 12inchカット

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 このミックス作品で披露された「Surface / Falling in Love」と「First Choice / Let No Man Put Asunder」のDannyエディットは、上記のような12inchでリリースされてます!!
 Surfaceは使いやすいけど、First Choiceはかなり使い方が難しいっすね・・・






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<悲痛な独り言>

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 写真で何を言いたいのか分かりづらいですが、久しぶりに「ヤツ」が来ました・・・ぎっくり腰です(--;)

 なんか、ミックステープという若者文化(?)な内容を紹介してるブログなのに、毎回オッサンなつぶやきが多くて申し訳ないですが、私は腰痛持ちで、ここ最近は大きいのは来なかったんですが、日曜の朝に「ぴき」っときて、今回のは悶絶級で死んでました・・・
 考えてみれば、土曜日の会社で大工仕事して、ちょっと腰が痛いな~とか思いましたが、勢いで酒を飲みに行ったのがいけなかったのか・・・それとも日ごろの仕事疲れなのか・・・原因は分かりませんが、とにかく痛いです(--;)
 会社も何年かぶりに休み、とにかく寝て直すしかないので・・・30男が上の写真みたく、一人寝返りも出来ず苦しんでいました・・・

 ただ、ヤルこともないので、私がやることと言えば・・・ブログの更新位なので、気合入れて文章を書いてましたよ!!
 意外とこういう追い込まれた状況だと、文章が思い付き、思ってたより綺麗に書けたので個人的には嬉しいです・・・でも、考えてみれば、しきりに「クラブ」とか「ダンス」とか書いてるのに、書いてる人がぎっくり腰なのはどうかしてますね・・・はあ(^^;)