HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Celory 「Club Nude 2th Anniversary "Mash Up"」
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 え~、久しぶりの3連休ですね・・・私個人としては、ここ最近、週休1日な生活だったので、まとめての休日は嬉しいのですが、日々の仕事疲れか、何かする気力が起きず、何もすることが無く微妙になっております(^^;)
 あんまり良くないですが、昨日は天気が悪かったので寝貯めの日でした・・・今日は何をしようかな~ 久しぶりに飲み歩きでもしようかな??

 そんなわけで、先月、たまたま入手した「ドマニアック」な作品のご案内です(^0^)

 なんか、気力がない連休だったので、そんなには気乗りせずに書き始めたら、結構な量が書けてビックリしています(^^;)
 ただ、思い出系の話が多く、文章に「・・・」が多かったり、親父の小言が多かったりするのでご注意ください・・・


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 今回紹介するのは、あのDJ Celoryさんが96年ごろ作成したミックステープで、東京の東の繁華街「錦糸町」にあったクラブ「Club Nude」の2周年記念に配布されたらしい作品のご紹介です!!

 まず、Celoryさんについては説明不要ですよね!

 90年代中ごろよりSoul ScreamのDJ/Producerとして活動を開始したお方で、現在はDJ活動が中心ではありますが、お好きな方も多いかと思います。
 HipHopに根差しながら、R&BとかLoversなんかの歌モノも得意で、ある意味「優等生」的な感じがありますが、安定感とか奥深さとかは流石なお方ですね!!

 ミックステープ業界的にも多作なお方で、近年ではライフワークの一つである「Bon Voyage」シリーズは好ヒットをしてますよね~
 私の捕獲範囲なテープなんかは、90年代中ごろより多数のミックステープをリリースされており、初期であればKiyoさんも出されてたHigher Levelシリーズなんかが印象的ですかね?
 私も、高校生時代に、写真のVol.2は普通に買って愛聴してました・・・出だしのフリースタイルがクソドープで、今聞いてもヤラれます・・・ただ、当時、友達にすぐあげちゃった(パクられた?)ので、数年前にリベンジ買いをしました(^^;)


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 そんなCeloryさんが95~96年ごろ、どうやらSoul Screamに加入する前からレギュラーを持っていたクラブでのノベルティーとして作ったのが・・・このテープのようです。

 まず、このテープの主役「Club Nude」と、このクラブがあった町「錦糸町」のお話をしましょう・・・

 錦糸町っていうと、ここ最近はスカイツリー効果もあって、ご存じの方も多いかと思いますが、東京東部の中では比較的大きな繁華街がある街になります。
 
 まあ、渋谷や新宿ほど規模は大きくありませんが、昔で言えば「下町の銀座」的な位置で、デパートとか量販店、そして馬券場や飲み屋など・・・東京東部に住む者なら愛着がある街かと思います。
 特に、この町は昔っから「男の街」なイメージがあり、今でも土日は馬券場が活況してたり、男臭い飲み屋が多かったり、昔ほどではないですが風●街として有名だったり・・・個人的には好きな街です(^^;)

 そんな飲み屋が多い街だけに、オネーちゃんのいるクラブ(特に世界各国な)は多いのですが、オネーちゃんのいないクラブもあったわけで、それが「Club Nude」になります。

 この店の成り立ちは分かりませんが、どうやら90年代中ごろだけあったクラブのようで、今となっては詳細は分かりません・・・
 一応、それまでPower Rice Crewとして活動をしてたE.G.G ManやHabが、その店でDJをしてたCeloryさんを発掘(?)した店らしく、歴史的にはちょっと重要なお店なのかもしれないですね。

 ただ、この錦糸町も通る「総武線」を利用する中高生(東京東部~千葉方面)にとっては微妙に思い出がある街・クラブかと思います。

 以前、東京ストリートニュースの話を書いたときにも触れましたが、90年代中ごろは高校生ブームみたいのがあり、私も少しは片足を入れていました・・・
 当時の私は東京寄りの千葉に住んでいて、高校は千葉方面で総武線を利用していましたが、この総武線沿線は高校生的には「熱い」地区で・・・それこそ男子であれば新小岩の関一とか、ちょっと離れるけど水道橋の昭和第一とか、いわゆるブランド校が多く(それ以前に学校が多い)、この電車を使って中高生が盛り上がっていたんですね。

 私は千葉よりだったので錦糸町の方まではそんなには行かなかったですが、総武線の中ではかなり大きい街だし、なんらかんら言って子供なので憧れていた「夜の街」があるので、錦糸町も高校生たちの有名なプレイスポットになっていたかと思います。
 友達で新小岩近辺に住んでた子だと、話の中で錦糸町が出ることが多く、私も何度か行きましたが、当時は子供の目から見ても危ない感じで、結構ドキドキしながら歩いた記憶があります・・・こういう「背伸び感」って重要で、なので渋谷とか池袋が流行ったのかな~と思います。

 そんな錦糸町ですが、折しも中高生の中でもDJブームみたいのが始まり・・・総武線沿線に住んでいると「錦糸町にあるヌードってクラブがヤバいらしいぜ!」とかみたいな話を聞き、私も知るようになりました。
 
 ちょっと記憶があいまいですが、このNudeも「高校生イベント」をやってたような気がします・・・当時としては、高校生がDJをやることがナウく(あえて死語で)、これに興味のある子も多く、本当のクラブには怖くて行けないけど、身内に近い友達がやるイベントだから行ける・・・みたいなことで、こういうイベントが花盛りでした。

 まあ、いわゆる「パー券」的な話(先輩から高額で買わされたとか)もあり、あんまりいい思い出が無い方も多いかと思いますが、DJイベント高校生バンドのライブイベント(これも多かった!ルナシーのコピーとかね!)なんかはいっぱいありましたね~
 それこそ、もともとはカラオケパブ的な店に、無理やりDJセットを突っ込んだだけの店や、そういった高校生のイベントでかなり売り上げを上げてたライブハウスなど・・・今となっては、その店の大人に利用されてた面もあるのですが、ホント身内ノリなイベントが多く、学園祭のクラブイベントと並び、高校生DJにとっては重要な場所だったかと思います。
 私もそういうのには何回かは行ったり、高校の卒パーの時に一回だけDJをした(歌舞伎町の謎の店で、ド下手だったけどJackson Sistersで盛り上げたっけ!)ぐらいですが、私と同じ30オーバーの方だったら経験したことが多く、思い出も色々あるかと思います・・・私は全然いい思い出が無いですね~(^^;)


 そんなわけで、本編よりも説明が長くなりそうなので話を戻りますが・・・そういう色々な思い出がある街/クラブのテープを、たまたま先日、某ユニオンで見つけて小躍りをしながら買いました・・・思い出が蘇るってのはイイですね!
 また、これまた偶然なんですが、先日、仕事で久しぶりに錦糸町へ行く機会があり、テープを買った後なので、そんなことを思い出しながら歩きました・・・昔ほど、ネオンは明るくは無かったし、ドキドキ感は少なかったですが、思うところがあり・・・今回の紹介になりました。

 んでは、一応、作品のご紹介です~


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 このテープは、先ほど触れた「Club Nude」という店の2周年記念に製作されたテープのようで、収録曲なんかから判断すると96年ごろに作られたようです。

 A面ではHab氏、B面ではE.G.G Man濃いフリースタイルから始まるミックスなのですが、特に主題は無いものの、 写真の通り、96年当時の新譜を中心にミックスをしており、オンタイムでレコードを買ってた私としてはグッときます!!

 それこそ「Ghorstface Killer / Daytona 500」とか「Jeru the Damaja / Ya Playin' Yaself」など、当時普通に買ったレコードが多くイイですね・・・
 96年ぐらいだと、個人的にもHipHopの面白さが分かってきて、かつ良質な新譜が多く、ManhattanとかCiscoでボチボチ買ってました・・・なんか、ちょっとビビりながらManhattanの木の扉を開けて入ったり、視聴なんかは出来ないのでジャケがそれっぽいので買ったら外したり・・・色々な思い出が蘇りますね(^^;)

 結構この辺のHipHopは今でも好きで、今回のレコ写のは全部当時に購入したレコ(15年以上前か・・・)ですが、意外と手放して無いんですよね・・・それは、子供ながら苦労して買ったからかもしれないです。

 例えば、写真のDaytonaは、オリジナルはUSプロモのみで、その後に出たUK盤のリプレス(?)なんですが、凄い欲しい曲だったのに全然レコが無く、結構探してたらこのUK盤のB面に入ってることが分かり、速攻で買った記憶があります・・・当時は、情報がほとんどなく、お店に行って足で調べないといけないので、買うのにも苦労をするんですよね・・・
 今であればUSプロモも安価で買えるのですが、なんか思い出があって手放せないんですよね・・・収録曲の中だと「O.C. / Word...Life(DJ Celory Remix)」もクラシックで、写真の通り、コレで2枚使いの練習をしてて、思い出レコで手放せないです(^^;)

 
 んで、全体的なミックスについては、新譜ミックスではあるものの、方向性があり、かなり聴きやすい内容かと思います。

 96年というと、まだHipHopがPop化してなく、ワンループ中心のストリート臭いやJazzyっぽい楽曲が多く、冬の夜道で聴いてたら自然と首を振ってるような・・・そんなHipHopらしさがあります。
 今であればDLIP Recordsっぽい匂いがあるHipHopと言った方がしっくりとくると思いますが、90年代中期特有の「匂い」のあるHipHopを中心にしつつ、割と聴きやすい曲も入れてくる辺りはCeloryさんらしさがあるかと思います。

 また、スクラッチや2枚使いなんかは多くは無いのですが、これまたクラシックな「Bush Babees / The Love Song」であれば、Mos Defによる名フックをインストで上手く擦りながら本編に流れていく構成は流石です!!
 Celroyさんって、当時はスクラッチが上手いDJとしても取り上げられ、割とシュアなスクラッチがカッコよく、結構テープを聴いて憧れていました・・・私も真似をして上手くなろうと試みましたが、どうもゴリゴリとしたスクラッチしか出来ず、諦めました(^^;)




 そんなわけで、当時の新譜ミックスではありますが、私のような同世代(初期ストニュー世代?)にはグッとくるテープだと思います。

 入手に関しては・・・残念ながら雲を掴むレベルで、私も10年近くテープをチェックしてる中で所見だったテープなので、恐らく入手するのは難しいと思います・・・まあ、そんなに大きくないクラブのノベルなので、製作数も相当少ないと思います。
 なお、こういう「クラブ・ノベルティー」系のテープは外れが少なく、個人的にはかなり欲しい部類なんですが、製作数が少ないものが多く、なかなか手に入りません・・・ただ、ユニオンなどで出品されても、殆ど知られていないテープが多いので、スルーされることが多く、結構買えるので、これからも攻めたいと思います(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : DJ Celory 「Club Nude 2th Anniversary "Mash Up"」
Genre : Hip Hop・・・
Release : 1996年
Lebel : Club Nude No Number


追記 2016/12/11
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 今更ながらの追記です・・・

 コメント欄で、このテープが「イベント配布でしたよ~」という書き込みがありましたが、某氏のフライヤー本によると1996年10月5日に川崎クラブチッタで開かれた同名イベントでの配布テープだったようです。
 本数は500本、思ったより多い数ですが、この辺のテープはすぐ消息不明(笑)になるので、やっぱり現存数は少ないかな~

 それにしても、錦糸町のクラブなのに、川崎でパーティーを開くのは不思議ですね・・・まあ、この時期、チッタがもの凄くイベントが開きやすかったのが大きいんでしょうね~




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<おまけ>

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「DJ Celory & DJ Funakoshi / A.S.R Winnter Vol.1」

 ここで書かないと、いつ書くか分からないので、ちょっとオマケで関連作(?)を紹介しますね。

 まず、写真のテープはCeloryさんのミックスが入ってるテープで、数ヶ月前に某ユニオンのテープ放出で、仕事帰りに遅れて行ったのに誰にも買われていなかったテープで、これには震えましたよ!!

 これもノベルティーテープで、恐らく98年ごろに製作をされたものなんですが、芝浦にあった「A.S.R.」という大型スポーツ用品店にあったEast Side Recordsが製作したらしいテープのようです。

 このお店・・・なんと、あの「ジュリアナ東京」の跡地に出来たお店で、私は行ったことが無いですが、サーフィンなどがメインだったみたいで、昨年に閉店(というか、去年までやってたんだ!)をされたそうです。
 当時のイメージとしては、とにかく流行ってるモノを扱ってたイメージがあり、それこそバブリーでナンパなイメージがあり・・・その流れなのか、店内にはアナログ専門のレコ屋があり、記憶だと、日曜日はストニュー世代の高校生DJが店内でDJをしてたような気がします。
 まあ、芝浦って、80年代後半よりウォーターフロントとしてもてはやされ、90年代前半であればジュリアナやGoldがあり、最先端のクラブ地帯だったわけですが、それらがクローズした90年代中ごろには閑散とし始めた印象があります・・・流石にココまでレコを買いに来る輩はそう多くはなかったのではないでしょうか??

 そんなテープですが、内容はかなりイイですね!!

 A面はCeloryさんが担当し、なんとCeloryさんには珍しいHipHopゴールデンミックスで、上げ上げでイイですね・・・また、B面のDJ Funakoshiさんという方(どなたなんでしょう?)のミックスも良く、UKテイストなR&Bミックスでイイですね・・・

 なんか、こういう微妙なお店(すみません・・・)なのに、こんなに気合の入ったミックスを配布してるのにはグッときます・・・
 どういう形で配布(販売?)されたのかは不明ですが、サーフィンの板を買いに来た帰りに、乗り付けたRav4なんかで聴いてたりするんでしょうね・・・??


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「??? / Hip Hop」

 2本目は「錦糸町」繋がりでの紹介です!

 これは全く持って販売をされたテープではなく、私が高校1年生(95~96年?)ぐらいに錦糸町にある「錦糸公園」という所で開催されたフリーマーケットで、謎のDJ風のお兄さんから買ったテープです!!
 フリマで自作のミックステープを売ってる方って、そんなにはいないと思うので、かなりのレアケースですが、当時の私はフリマ巡りがブームで、実家からチャリで1時間ぐらいかけて行った記憶があります。

 当時の記憶だと、お兄さんのオリジナルミックスらしく(もしかしたらコピー品か?)、場所が場所だけに今回のClub Nudeに関係のある人なのかも知れないのですが、これは超聴きましたね!!
 これもこの時期ぐらいのゴリゴリなHipHopミックスで、今回の記事を書くに辺り、久しぶりに聴きなおしましたが・・・やっぱりイイです(^0^)

 イントロから「ペイジャーの七転八倒」、そして「ギドラの見まわそう/大掃除」などの日本語ラップをプレイしたり、「Group Home / Realness」とかUS HipHopの濃い曲をクールにプレイしてるのですが、どれもタイトな2枚使いが炸裂しててカッコいいんですよね・・・
 コレを聴いて日本語ラップってカッコいい!と思ったり、2枚使いはマスターしないとだめだな~と思ったり・・・相当影響を受けたテープになります!

 また、トラウマもあり・・・トラックリストが無いので、収録曲を探すって行為を初めて行ったのがこのテープで・・・何度か書いたことがありますが、収録されていた「Da Grass Roots Music / Drama」が全然分からなくって、曲が分かるのに10年近くかかりました・・・
 Dramaは当時はアングラヒットをしたので、当時の情勢をしっていたら確実に出会えたのかもしれないですが、ヒット曲が流れるペースは当時は早く、そこで知らないと後になって知る術がなく、ホント苦労をしました・・・一度、恥を忍んで、この曲の入ったテープをどこかのレコ屋の店員さんに聴かせたら「知らない」と言われ恥をかきました(^^;)

 んで、聴き直しての感想も入れておくと、やっぱり2枚使いなどが光りつつも、選曲面も良くって・・・大変よいミックスですね!!
 それこそ、Celoryさんの今回のテープよりもDLIP感があり、独特のスモーキーな感じは今でも受けると思います・・・私も当時練習しましたが「DJ Honda / Out For The Cash」のプレイ&2枚使いはカッコいいし、B面の最後を「Kool G Rap / Blowin' Up In The World」で〆る辺りもカッコいいっすね(^0^)

 なんか、これは中古で掘ることが不可能で、これを紹介しても仕方が無いのですが・・・今回を逃したら、書く場所がないと思うので、許してください(^^;)

 ちなみに、久しぶりに錦糸町に行ったついでに、このテープを買った錦糸公園にも行きましたが、スカイツリーが見える大変綺麗な公園に様変わりしてました・・・昔はShingo西成さんの言うところの「オッちゃん」が大変多く、大変ゲットーな感じで、錦糸町らしさを醸し出していましたっけ・・・
 う~ん、いつ変わったかは分かりませんが、いわゆるスカイツリー効果なんでしょうね・・・個人的には独特な風情があった飲み屋&風●が減っていたのには残念です(^^;)






 
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DJ Tus-One 「Sure Shot」
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 今週は突然に寒くなり、大急ぎで冬物の服やコートを出しました・・・なんか、今年は秋が殆どなかったような気がして、ちょっと寂しいですね。
 ただ、お風呂が気持ち良かったり、焼酎のお湯割りが美味かったり・・・嫌いな時期ではないので、これからの冬がちょっと楽しみだったりもします。

 んなわけで、今週聞いてた1枚のご紹介です!!


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 今回はあのBBPよりリリースされたTus-Oneさんのファンキーな作品のご案内です。

 Tus-Oneさんは、何度か紹介をしたことがあるかと思いますが、MUROさんなんかと同様にHipHopに根差した「掘り」と「DJ」が出来るお方で、お好きな方も多いかと思います。
 HipHopであればOld School~Middle~Random Rapなんかは超詳しいし、Funk45系も強いし・・・幅広く、そして深いレコード知識を駆使して、ファンキーなプレイが出来るお方だと思います。

 そんなTusさん、ミックス作品はそんなには多く無いですが、良質な作品が多く、結構「信頼買い」が出来るので、昔から作品が出れば速攻で買っていたりしました。

 その中で、今回紹介する「Sure Shot」は、いわゆるHipHopのドラムネタ=ブレイクビーツに特化した作品で・・・それこそ、Rapのレコードがリリースされる前のOld Schoolの時代に、DJがオリジナルのブレイクビーつを2枚使いして客を湧かせたり、ラッパーがそれに合わせてライムをカマしたり・・・HipHop本来の躍動感をプレイした最高の作品になっています。

 それも、リリース元がオリジナルなHipHopフレイバーが大爆発しているアパレルブランド「BBP」よりリリースとあって、更に信頼感もプラスですね!!
 Old School~Middle期のファンキーな感覚を体現してて、こちらもお好きな方が多いかと思います・・・流石に洋服などは年なので購入してないのですが、リリースされるミックス作品は良質なモノが多く、この作品の第2弾もヤバすぎです・・・最近はリリースしてないですが、ボスのK-Princeさんの作品なんかは是非聴いてみたいですね~

 では、作品の紹介に行ってみましょう!!


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 作品としては、先ほども触れたとおり、いわゆる「ブレイクビーツ」を主題とした内容で、それこそUltimate Breaks & Beatsに収録されているようなブレイク系の楽曲が目白押しです!!
 それも、サンプリングが前提のドラムではなく、70年代のブロックパーティーでプレイされていたような「客を盛り上げる/踊らせる」為のブレイクが多く、聴いてるとついノッてしまいます(^0^)

 選曲的にはSoul、Funk、Disco、RareGrooveなどのブレイクが強い曲をプレイしてて、Old Schoolブレイクで有名な「Edwin Starr / I Just Wanna Do My Thing」や、今も昔もレアな「Manzel / Spcae Funk」など、流石の掘りっぷりに感涙です。
 個人的には定番もブチ込んでいるのですが、一曲目の「Apache」から深くって、国歌なIncredibleのApacheではなく、別バージョン(オリジナルのShadowsの曲??)をプレイしてたり・・・堀師としての根性が滲み出てて最高です!

 ただ、濃い選曲かと思ったら、ミックスにおいては「ブレイク」と「グルーブ」をしっかりと考えて、かなり聴きやすい内容で、聴いてたら自然と踊ってしまいそうなグルーブが素敵ですね!
 例えば、ミックスにおいてはブレイクの2枚使いは流れの中でゴリゴリっと行うのですが、それがグルーブを延長させる意味での2枚使いで大変よく、ブレイクの良さを更に引き延ばしてたり、ミックス自体も後半に進むにつれてBPMを上げていき、作品の流れとしても秀逸です。
 なお、Tus氏の2枚使い・・・サラッとやってるようで、結構高度な2枚をしてて、こういう2枚使いはカッコいいな・・・ゴリゴリさはあるんだけど、小技がしっかりと生きてる感じで、流石です(^0^)
 
 そして、聴いてて思ったのが、当時のブロックパーティーなどの空気を、Tusさん流にアレンジした感じで・・・オリジナルなHipHopへの愛を感じつつも、DJ文化/堀師文化が生み出した感覚を上手くアレンジしていて、大変素敵です!!
 この辺の内容のミックスって、Funkyな展開やグルーブを維持するのが結構難しく、HipHopだけを聴いてたら決してプレイが出来ず、何がFunkyなのかを追い求め、色々な曲を聴かないと出来ない境地だと思います・・・



 そんなわけで、短めな説明でしたが、結構入りにくいジャンルのミックスなんだけど、かなり聴きやすいミックスなのでお勧めです(^0^)
 私は踊るとなると今はHouseですが、Bの血がしっかりと流れておりますので、こういうブレイクを聴くと血が騒いじゃいます・・・中古だとそんなには高くはないので、Bな輩だったら是非聴いてみてね!!





<Release Date>
Artists / Title : DJ Tus-One 「Sure Shot」
Genre : Soul、Funk、Disco、RareGroove、Latin・・・
Release : 2008年12月
Lebel : BBP Records BBP-007CD





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<独り言>

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 え~、こういうブログをやってますので、レコードやCD、そしてテープなどはガンガンと買ってるわけですが・・・悲しいかな持ってるのにダブってるのを買ったり、テープが切れたので買いなおしたり、コンディションがイイのに買い替えたり・・・してるので、不要物が気づくと溜まってるんですよね(^^;)
 
 そんなわけで、久しぶりに不要物を売りに行ってきましたよ!!

 今回は、毎度お世話になってるN村さんが下北のユニオンに移動されたので、突然のような形でお伺いをしましたが、毎度の嬉しい査定でトレードをしてきました(^0^)
 池袋時代は、なぜか私が酔ったタイミングでないと会えませんでした(?)が、今日は普通にお会いでき、毎度のマニアックなお話に華が咲きました・・・いつもありがとうございます!!

 なお、今回のトピックとしては、MUROさんのICEとかHeatの再発CDを手放しました・・・私の中の結論になるのですが、CDよりも「テープで聴いた方が良い」という結論になり、売ることにしました・・・この境地(?)まで来るのには時間がかかりましたが、これからもテープ人生を歩みたいと思います。

 また、蛇足な話ですが、今回トレードに出した「MURO / Super Disco Breaks Lesson 1-4(CD再発/4枚組)」ですが、テープ版の3がCDだと4になっており、テープ版の4がCDの3になっているようです。
 最近、再々発されたCDの方はどうなってるのかは分かりませんが、一応報告です・・・どうでもイイと言えばそれまでな話ですね(^^;)

 また、今週末はLesson3&4が再発されたので、どこのユニオンのパワープレイしてて、ちょっと嬉しかったです・・・血肉になってるミックスなので、どのタイミングでミックスされるのかが分かってるので、ノリノリでレコを掘っておりました(^^;)

 そんなわけで、週末報告でした~



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<追記>2012年11月20日

 上で伝えた下北のN村さんより、コメントを頂き、ちょっと面白いかもしれない内容なので、追記します。

 どうやらN村さんが作った買取リストなんですが、ATCQ限定のリストで・・・これがドマニアックなんです!!

下北沢クラブミュージックショップ限定!A TRIBE CALLED QUEST VINYL WANT LIST!

 ちょうどトライブの映画が公開(見たいけど見にいけないっす!)がされ、トライブ気運が高まってる中、重箱の隅をつつくような(失礼!)リストで・・・素敵です(^0^)
 また、同時に教えてくれたMixCDのリストも刺激的・・・Earthのミックスはいつお目にかかれるんでしょうか??

 普段ユニオンに行かない方にはわからないかもしれないですが、よいレコードを買い取る為にこういったリストを率先して作ってて、それが結構刺激的なんですよね・・・
 ここ最近、恐らく年末セールに備えて、買い取りを増やすべく、いろんなジャンルでリストを作ってるのですが、ロック系とかは恐ろしい値段のレコ(帯がつくだけで鬼高いとか!)があったりして、読んでるだけでも面白く、いつも注目をしています。
 また、ユニオンをビガップするわけじゃないですが、こういう姿勢って大切だと思います・・・オークションなどの個人間のトレードが普及する中で、個人間でのやり取りだとシーンが盛り上がりずらい(大多数の人の目に触れずらい)と思うので・・・こういった「公(おおやけ)」なスタンスは大切だと思います。

 そんなわけで、今の時期は、年末セールに向けて買い取り強化中なので、トレードの予定がありましたら、是非ユニオンさんにご相談してみてくださいね!
 もしかしたら下北のN村さんに「MixtapeTroopersってブログを見たんですけど・・・」と言えば、多少は査定が上がる・・・かも??(^^;)

 あと、ミックステープだけのリストもそろそろ作りたいっすね・・・たまに作ってるHipHop系のCDリストの端っこでも載せませんか??







DJ Kubota, Takeshi 「Classics」
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 ついに・・・というか、やっと紹介の作品です(^^;)

 ミックステープ業界においては金字塔の一つともいえる作品で、影響を受けたり、お好きな方も多いはず・・・私の心の師匠である某ミックステープブログさんがメチャクチャ好きな作品だったと思います?
 ただ、私自身は・・・そんなに影響を受けてなく、今回の紹介で気合をいれて聴きこんだらやっと掴めてきた・・・といった具合で、重要な作品ではありますが、紹介が今回になってしまいました(^^;)


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 この作品は、言わずと知れた「Kubota Takeshi(クボタタケシ)」さんがリリースした名作ミックスシリーズの第1段で、1998年ごろにリリースした作品です。
 
 クボタさんと言えば、伝説的なHipHopグループ「キミドリ」でデビューをしたお方で、あの須永辰夫さんをして「天才」と言わしめるDJとして有名でしょうか?
 とにかくDiggin魂炸裂な掘りっぷりに加え、誰にも真似できない「幅の広すぎる選曲」を一つにまとめ上げるミックスセンスは唯一無二で・・・現場でのDJプレイなどでご存じの方も多いかと思います。

 そんなクボタさんのミックスを堪能できるのが今回紹介をする「Classicsシリーズ」で、クボタさんのヤバさを存分に引き出したシリーズかと思います。

 テープ自体は4作リリースされており、90年代当時、クボタさんが勤めていたCisco Records繋がりで、先輩筋の武田洋さんが運営されていた「0152 Records」よりリリース(後半は協力?)をされた作品です。
 0152自体はレゲエ系のお店で、レゲエ系のセレクトテープをよくリリースしていましたが、このクボタさんのテープは、Organ~Freesoul~RereGroove方面で大変ヒットをし、影響を受けた方が相当多いと思われます。

 私自身は、完全に後追いで、リリースされた当時はなんとなくは知ってましたが買うことはなく、完全にスルーをしていました(^^;)
 ただ、この第1段自体が超レアテープとして有名だったこともあり、テープ馬鹿としては押さえないといけないテープだな~と思い、ある時期から根性を決めて探すようになり・・・何度かタッチの差で抜かれたこともありましたが、数年前に結構な金額(樋口ぐらい)で買いました。
 なお、今はCD再発されてテープは大暴落・・・下手したら1000円以下でも売れ残ってますね・・・最近、CDが再発されると突然値段が暴落&売れ残ってる(=簡単に買える)ことが多く、テープ馬鹿を泣かせます(--;)

 そんなわけで、私自身はリアルタイムでは聴いてないので、上手い説明が出来ないかもしれないですが、以下で紹介をします。
 ちなみにレコは、fishは持ってるけど、とてもじゃないけど追いつくことが出来ないセレクションなので借り物で行きますね(^^;)


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 まず、出だしから某和物のライブMCから始まり、98年の時点で和物を使ってることに驚きますが、とにかく「幅広い選曲」が凄すぎでヤラれます!!

 もう、ジャンルの書き出しをするのが大変なぐらいで、RockやSoul、ReggaeやLatin、HipHopやJazzなど・・・つかみどころが全くありません。
 特に、50年代~60年代のBig Bandや楽団系の楽曲のプレイやオールディーズ的な曲など、それをDJプレイに取り込むの?と驚いてしまうようなジャンルまで網羅しててビビります・・・

 選曲的な話はかなり高度なのでアレですが、某映画で有名な「George Baker / Little Green Bag」のようなRock系の曲や、Reggae系の流れで平気で「The Specials / 1,2(Little Bitch)」のような2 Tone Skaクラシック(それもデモバージョンでプレイ!)をプレイしたり・・・割とキャッチーなのをプレイしつつ、ドマイナーなのをプレイしてくるのが凄いです。
 ドマイナーなのは補足しきれないのもありますが、80年代のマイナーNY Latin曲である「The Bad Street Boys / Copacabana」のようなカバーものだったり、HipHop業界より先に「Fish / Can You Feel It(Tropical Mix)」をプレイしてたり、50~60年代系の曲(深すぎて紹介出来ません・・・)、はたまた和物だったり・・・98年の時点で、どうやったらそんなに幅広い選曲が出来るのかが悩んでしまうほどで・・・ある意味「イル / ド変態」すぎる世界観が凄いっすね!!

 クボタさんに関しては、それこそ辰夫さんから称賛を得てるように、DJ業界内部からの評価の方が強いイメージがあり、その所以は今回のテープで広げられるような幅広い選曲がポイントで、誰も使わないジャンル/曲をプレイしちゃう辺りが評価される所なんでしょう・・・

 それも、幅広い選曲をいとも簡単にミックスしてしまい、一つの世界に仕上げちゃうのが凄いっすよね・・・
 この第1段を聴きこんでの話なので、クボタさんの全てを補足は出来ませんが、流れを出しつつも、違うジャンルの曲をサラッと繋ぎ、グルーブを繋いでいく辺りは職人技としか言えません!

 このミックス自体、凄い打ってる感じではなく、作品の方向性が見えない部分もあるのですが、適度にアップしつつ、選曲の流れがあり、絶妙なタイミングで選曲(Specialsは最高ですね!)されてることもあり、何度も聴いてるとハマってくる感じはあります・・・
 私自身は、買ってから何度か聴いてはいましたが、上手くミックスの世界をつかめず、そんなには聴いてなかったのですが、今回、選曲などを深くチェックしつつ聴いてみたら、やっと入れた感じで・・・感覚的な趣向もあるかも知れないですが、流石のミックスだと思います・・・



 そんなわけで、この作品もあんまり上手く表現が出来ませんでしたが、タイトル通り「クラシック」な作品だと思います。

 ただ、かなり聴く側の知識も試され、以前の私のように「良く分からない・・・」みたいなイメージを持つ方も多いと思います・・・ある意味「プロ向け」な作品なんですかね??
 正直、他の作品を聴きこんでないので、なかなか表現が難しいですが、これから他の作品も聴きこんで、もっと好きになりたい・・・と思います??







<Release Date>
Artists / Title : DJ Kubota, Takeshi 「Classics」
Genre : Rock、Soul、Reggae、Latin、HipHop、Jazz、Big Band、Ska、Funk・・・
Release : 1998年
Lebel : 0152 Records / Skylakin NO Number





Maki the Magic 「Magic Sound Works R&B Vol.3 - butter」
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 今週は都内出張が連チャンで、まともにテープとかを聴いてる暇が無かった・・・なので、サクッと書けそうなMakiさんモノを紹介しましょう!
 なんか、ここ最近、Makiさんのテープ紹介は緊急時の代打的なときにしか紹介をしてないですが、適度なヒットを打ってくれる感じは流石っすね(^0^)


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 R&Bにこだわったシリーズの第3弾で、今回はMid~Slowを中心に、あまり「上げない」選曲をしており、タイトルの「Butter」が示すような、ジワジワとトロけていくような空気感が素敵なミックスです。

 選曲的には90'sクラシックが多く、それこそ「Hi Five / She's Playing Hard to Get」とか「Chaty Savage / Betcha'll Never Find」なんかを選曲してて・・・安心して聴けますね。
 ただ、上げない感じは統一してて、それこそChaty Savageであれば、あえて上げ上げでないRemixの方でプレイしてて・・・こういう細かい配慮/選曲は素敵です。

 流れ的には前半は若干アップ気味に進行しつつ、後半に向かうとBPMを抑えたグルーブを演出し、個人的には「Janet Jackson / That's the way Love Goes」から「Ralph Treavant / Sesitivity」に繋いでいく空気感は好きです(^0^)
 そんなに明確なストーリー性などは無いですが、この「上げてない」感じの空気感は心地よく、休日のリラックスタイムにはイイですかね・・・家事仕事を終えた休日の午前中に、コーヒーを飲みながらなんとなく聴いていたい・・・そんな感じの安堵感があります。




 え~、紹介は以上です(^^;)

 まあ、凄い深い作品と考えるよりも、生活に根差してくれるBGMとして機能する作品で、結果として語るところは少ないですが、この独特の空気感はMakiさんあってのコトだと思います。
 また、選曲の流れに飽きさせない為の動きが入ってたり、あまり知られてない曲を入れてきたり・・・その辺もポイントで、燻し銀な輝きが素敵です!!






<Release Date>
Artists / Title : Maki the Magic 「Magic Sound Works R&B Vol.3 - butter」
Genre : R&B、UK Soul・・・  
Release : 2004年12月
Lebel : Magic Sound Works 006T

Notice : CD版も同時にリリースされています。






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<独り言>

 あんまりにも文章が短かったので、小ネタを一つ・・・

 ここ最近、我らのMUROさんのミックスにおいて、なぜかネット配信モノが連チャンしてますね!!

 例えば、MUROさんのお店である「Digot」の1周年記念ミックスとか、昨日はイギリスのメディア「UK産ラップ45ミックス」をアップしてたりとか・・・追いかけるのが大変です。
 個人的には、聴かないといけないテープとCDがいっぱいあるので、ネット系の音源は殆ど聴いてないのですが、コレクターなのでDLだけはしておいて、しっかりと保管しています(^^;)

 んで、小ネタはというと・・・そのDigotの方のミックス、ご存じの方も多いかもしれないですが、現在上がってるミックスは「2」というミックスで、ちょっと変わった経緯でアップされました。

 どうしてそうなったのかは不明なんですが、実は10月26日に2ではないミックス(仮に1としましょう)が上がったのですが、なぜか翌日にはその1が削除され、差し替えみたいな形で「2」がアップされ、現在も2が上がってる・・・という状況です。
 つまり、1のミックスは1日だけ公開をしたミックスです・・・ミックス的には両方ともMUROさんの生まれた1970年モノでミックスしているようですが、1の方はあんまり打ってない選曲で、2の方はファンキーな選曲で・・・なんで差し替えをしたんでしょうかね??

 そんなわけで、微妙にどうでもいい独り言でした~