HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
関口紘嗣 「Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」
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 え~、もう一年が終わりますね・・・毎年同じことを言ってると思いますが、今年も早かったです(^^;)
 年をとると1年が過ぎるのが早くなる・・・なんて言いますが、ホント過ぎて困ります・・・今年も何もしてなかったな・・・

 ただ、今年も今年で仕事に翻弄はされましたが、ブログは何とか更新ができ、無事に一年が過ごせて良かったかな~と思います。
 更新を重ねる度に読んでくださる方が増えたり、いろんな方から反応があったり・・・自分の趣味程度に始めたことが、段々と大きくなっていることにはビックリです!

 これからも頑張って更新をしていきたいと思いますので、来年もよろしくお願い致します(^0^)


 そんなわけで、読んでいただいている方への感謝の気持ちを込めて、気づいたら毎年恒例の「Mixtape Troopers大賞」を発表したいと思います!!

 この大賞は2012年に発売されたミックス作品の中で、私が一番聴いた作品に贈る「そんなに栄誉の無い賞」です・・・基本的に「私の好み」にあった作品がノミネートされるので、公平さは全くありませんが、作品購入の参考にでもしていただければ幸いです。
 なお、長く読んでいる方なら分かるかと思いますが、大賞が出るかどうかはその時の気分次第(え~)だったりもします・・・今まで3回やりましたが、実質的には1回しか大賞を出して無く、価値基準が曖昧なのでご注意ください(^^;)


 んで、今年の大賞は・・・5月末にリリースされた「関口紘嗣 / Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」に送りたいと思います!!

 そんなにメジャーな作品ではないかと思いますが、これは本当によく聴きました!!

 もともと関口さんの作品は大好きだったので、何も考えずに買いましたが、買った時点で「これはハマる」と直感し、気づいたら聴いてることが多く夏場は良く聴いてました。
 また、聴いてると収録曲が好きになって持ってない曲はレコードを探して買ったり・・・確実にヤラれましたよ!!
 
 以下では、受賞理由(いつもの作品紹介)をご紹介したいと思います~


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 まず、関口さんのことを知らない方も多いかと思いますので、チラッと紹介をしたいと思います。

 現在は、三宿webなどを中心に和物系のパーティーに多く参加をされているDJで、正直、凄い有名な方ではない(失礼!)ですが、出してる作品が私のツボにハマることが多く、このブログでも何度か紹介をしたことがあります。

 細かい詳細に関しては「この記事」をご参照頂きたいのですが、HipHopやR&Bをバックボーン/基礎に持ちながら、独特の選曲や掘りで色んなジャンルの音楽を消化し、それを上手く作品に出来るお方だと思います。
 特に、ミックス作品においては「作品の流れ」がしっかりと作れ、聴いてて「一つのストーリー」をしっかりと意識して作っているのがポイントで、まだ紹介してない作品も多いですが、独特なオールジャンル選曲と作品の流れの良さに好感が持てます。

 んで、この作品、初夏を意識した爽やか路線のミックスで、それこそ「Diggin' Ice」的なチルできる内容なんですが、独自の選曲センスや、グッとくるミックス、そして聴いてて引き込まれてしまうミックスの流れの良さなど・・・様々な要素が重なり、大変良い作品になったのだと思います。
 また、それまでの作品でもあった「関口さんらしさ」が更に深まった印象もあり、作品としての深みもあるんだけど・・・けっして難しい内容にならず、作品として「聴きやすい」内容になっているのが大変良く・・・大変素敵な作品になっています。

 そんな訳で、以下では選曲面と技術面に分けて作品の良さを語りたいと思います(^0^)


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 まず、選曲面ですが、分かりやすく書くとDiggin' Ice的な「オールジャンル・チル選曲」といった内容ですが、これが関口さんらしい個性があり、大変良いです!!

 関口さん自身は、今現在は和物系のDJというイメージが強いのですが、もともとHipHopやR&Bを広くプレイし・・・それこそ、MUROさん以降のジャンルレスなパーティーミックスが得意とあって、流石の選曲眼が渋く光っておりグッときます。
 特にこの作品では、作品の流れ/作品性を主軸に置いた選曲をしており・・・作品のテーマとも言える「初夏の心地よさ/気持ちよさ」みたいのを上手く表現し、その表現にあたってはジャンルの偏りが少なく、関口さんの持ち味を上手く出した選曲になっているかと思います。

 実際の選曲を紹介すると、割とHipHopやR&B、そしてBreakbeats系の楽曲を多様してて、それこそインストHipHopのクラシックとして名高い「Common Sense / Take It EZ (Jazz Inst)」や、UK Soulクラシックの一つでもある「Souled Out / In My Life」などをプレイし、イイですね・・・
 購入した時に、最近は和物なり古めの曲を多くプレイしてる作品が多かったので、ここまでHipHopやR&Bなんかをプレイしてるのは意外でしたが、それらの「インスト」を多く多用し、作品のテーマである「初夏の心地よさ/気持ちよさ」を出しているのが上手いと思います。

 また、得意とする和物系の選曲も、流石の一言で、MUROさんもチョイスした和レアグルーブの名曲「ミッキー●野 / 海(●路まで)」などの過去の名曲に加え、関口さんが得意とする現行系の曲として、なんと「●ガシ●オ / ●金の月」などをプレイしていますが・・・この辺は流石です!!
 関口さんのいいところって、プレイの仕方によっては飛び道具になりかねない和物を、DJミックスの流れの中で活用/プレイが出来ることで、それこそ関口さんの先輩筋にあたる吉澤dynamiteさんと同じ心持があるのですが、今回の作品では、それが更に高まったと思います。

 特に●ガ氏のはプレイしないでしょ・・・デビューアルバム(CDのみ)に収録された曲で、割とドラムが入ったボーカル曲ではあるのですが、先ほど紹介したSouled Outからビートミックスで違和感なく繋いでいき、作品におけるピークを作ったりしてる辺りは最高で、思わず近所の某オフで250円でCDを買ってしまいました!!
 関口さんに関しては、過去より現行系の曲を多くプレイしてて、最初のうちは割と飛び道具的な印象がありましたが、この作品では作品性を高める上で上手く使用をしています・・・この辺の曲って、掘ってる方が少ないのでアレですが、ス●氏なりを出してくる耳の確かさやチョイスの上手さが光っていると思います(^0^)


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 そして、技術やミックスの話もすると、こちらもかなりイイですね!!

 まず、技術的な話からだと、渋く光る仕事が各所で見られ、それが作品の流れやグルーブの良さを引き立てていると思います。

 例えば、序盤ではインストHipHopの名曲である「Gangstarr / DJ Premier in Deep Concentration」をプレイするのですが、その後半ではクラシックな「Buddha Brand / ブッダの休日」の超気持ちいいイントロをブレンドし、曲のレイドバックした空気感を更に高めつつ、最後はビートレスなブッダのイントロの方にミックスし、次の曲へ気持ちよくカットイン・・・
 この辺は初めて聴いたときは「おっ」となり、人を引き付ける効果もありつつ、何度も聴いてると耳馴染んできて、非常に気持ちいいミックスになっています・・・細かいアイデアですが、DJが「ミックス」することで生まれる効果があるかと思います。

 また、これも比較的序盤なんですが、故Jay-Deeのビートセンスが冴え渡った名曲「Pharcyde / Runnin'」では、3バース目に入るときに“It's 1995・・・”とラップした所からカットインで「スチャダラパー / サマージャム’95」に入れる辺りもイイですね!
 DJ的には美味しいミックスネタなのかもしれないですが、こういうのも初めて聴いた状態だと「おっ」と引き寄せられつつも、ミックスした楽曲の持つグルーブが延ばされ、何度聞いても気持ちいい流れで、いつもヤラてています・・・流れ的にもスチャを入れることで序盤でのピークを作り、流れの中での山があってナイスな選曲だと思います(^0^)


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 最後に全体的なミックスの流れ(作品性)の話をしたいと思います。

 一言でいえばチルミックスなんですが、この作品においては適度な冷涼感/リラックス感を維持しつつも、流れとして起伏のある選曲/ミックスを行い、その中で幅の広い選曲を行うことで作品としての奥行きが生まれており、テーマである「初夏の心地よさ/気持ちよさ」がしっかりと表現された作品になっていると思います。

 流れ的には、序盤はゆっくりと始まりつつ、馴染みのあるHipHopなどで段々とグルーブを上げていき、スチャで一度ピークを作り・・・一度テンションを落としたら、「大●妙● / ●会」のような和LightMellow~City Pop系の曲でユッタリとしたグルーブで引っ張りつつ、その流れからの●ガ氏の曲で間違えの無いピークを作り・・・更にもう一度テンションを落とし、Jazzyなインストが冴える「Jazz Liberatorz / Blue Avenue」をプレイすることでディープな展開にしつつ、涙線に響く現行系和物で感動的に終わる・・・そんな感じです。

 言葉にするのは中々難しいのですが、選曲やミックスの流れは相当丁寧に作った印象があり、全体的には一本の素敵な映画を見てるような・・・そんなストーリー性があるかと思います。
 一辺倒に気持ちいい曲だけをプレイするのではなく、その中で解放感的なグルーブや感動的なグルーブなどを上手くミックスしており、作品として動きやストーリー性がある内容に仕上げ・・・それを聴けば聴くほど、また聴きたくなる・・・そんな内容になっているのが素晴らしいと思います。


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 そんなわけで、久しぶりに気合の入った紹介をしてみました(^0^)

 この作品、ホント聴いたんですよ・・・聴いた回数でいっても断トツで、これほどまで「ツボ」にハマった作品は久しぶりだったので、今月は追い込みでかなり聴きこみ、色々考えながら頑張って書いてみました。

 また、例によって「イイ作品を聴くと収録曲が欲しくなる病」が発症し、レコは写真の通り、ボチボチ高額なのを揃えましたね・・・紹介記事を考えてたり、書いてたりするうちに「あのレコも買わないと!」となり、年末のユニオンのセールをフル活用し揃えましたよ・・・ただ、中々揃わなかったのもあり、大晦日(更新した今日)に買ったのもありました(^^;)
 ただ、DJミックスにおいて、その作品を聴いた者に「収録曲を買わせる」ぐらいのパワーがないと、作品として薄いですよね・・・DJたるもの、DJミックスをすることで「プレイした曲を更に光らせる」マジックが使えて一人前だと思います!!


 個人的な嗜好や考えもあるので、全ての人にとって素晴らしい内容かどうかは分かりませんが、選曲面や技術面、そして作品性などを考えると、相当「素晴らしいミックス作品」だと思います・・・
 まだまだ買い易い作品だと思いますので、機会があれば聴いてみてくださいね!!





<Release Date>
Artists / Title : 関口紘嗣 「Le Temps des Cerises - さくらんぼの実る頃」
Genre : R&B、Hip Hop、Breakbeats、和物、Pops・・・
Release : 2012年5月
Lebel : H2G Factory H2G-009





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『2012年 Mixtape Troopers大賞』 総評&ノミネート作品

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 え~、久しぶりに大賞が出たわけですが、他にも色々とイイ作品がありましたので、それらの作品の紹介をしつつ、今年のミックス作品の個人的な考えを話したいと思います。


 まず、今年に関しては・・・リリースに関しては昨年以上に沢山ありましたが、凄いパンチのある作品は少なかったかな・・・と思います。

 自分でも新譜のミックス作品を買う量がそんなには多くなかったし、場合によっては中古で出てから買おう・・・みたいのもあったし、割と冷静な感じで買ってたような気がします。
 う~ん、個人的な好みもあるので何とも言えないですが、イイ意味で尖った作品は少なく、発売日にダッシュして買わないと・・・みたいな作品は少なかったかな~と思います。
 でも、こういうブログをやってるので、感覚が馬鹿なので、人並み以上に買ってたり、発売日に本当にダッシュしてユニオンに行ったり(閉店間際だったので・・・)・・・ダメ街道を爆走しております(^^;)

 ただ、市場は拡大傾向にある感じはあり、限定プレスな作品が数カ月したらレア価格になってるのもあり、ミックス作品市場が根付いてきてるようですね・・・
 段々とユニオンのミックスCDコーナーの棚が広くなったり、セールがあると速攻で売れてたり・・・好きな方が増えてるのはイイことです!!

 また、懸念な話もあって、ここ最近、SoundcloudやMixcloudのようなDJミックスを無料で発表しやすい環境が出来てきたことで、DJミックス自体は凄い接しやすい状況にはなっていると思いますが、CDにプレスして「作品として売る」行為が少なくなってきてるのは・・・ちょっと怖いかも??
 もちろん、収録曲の権利がない状態でCDにプレスするのは凄いアウトなことですが、作品として「売る」からには「作品性を高くしないといけない」と考える効果があり、おのずと金額相応の作品性がある作品が作られる・・・と信じており、その意味では作品性が乏しい作品が多くなるかも?と思ってしまいます・・・
 まあ、ネット音源の全てが悪いとは言えないですが、今後はどうなるんでしょうか・・・??


 んでは、総評はこんなところで、以下では大賞にはならなかったけど、大変良かった作品を順不同で紹介をしたいと思います~
 ちなみに、実際は2011年12月に発売された作品もありますが、聴きこみ始めたのが2012年1月からなので、それらも2012年の範疇にいれて紹介をしています・・・相変わらず、適当ですね(^^;)




① DJ Victoria 「ミックス '78~'90」

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 これは9月に紹介済みですが、これも相当聴きましたよ!!

 某「国民的モンスターバンド」の音源をDJミックスした作品で、飛び道具になりかねない音源を、Y澤さんの素晴らしい手腕でまとめ上げた一品です・・・こういうのを聴くと「DJミックスはこうあるべき!」というのをカッコよく教えてくれ、堪らないっすね(^0^)

 ちなみに、今回紹介した関口さんも、某クラブで「ドリカ●」縛りでDJをしたようで・・・是非、作品にして欲しいところです・・・が、S●Sよりも厳しそうですね(^^;)




② DJ Kenta 「Sky Ride - The Beautiful Experience」

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 これも8月に紹介をした作品ですが、かなり聴きましたし、影響されて結構レコも買いましたね~

 内容的には「Reggae → Disco Re-Edit」を駆使したチルミックスなんですが、色々な所で手腕が光っており、最高ですね・・・
 MUROさんもRe-Edit系の作品を出してましたが、トータル的な作品の内容でいくと、私はKentaさんの方が好きですかね??

 んで、今年のKentaさん、作品もボチボチ出していますが、どれも流石の出来で、ここ最近はKenta作品に外れ無し!っといっても過言ではないくらいです(^0^)
 某アパレル店のノベルティーCDも数枚ゲットしましたが、それも内容が良く・・・来年も期待大ですね(^0^)




③ Crystal & Jintana 「Dreamy Sunday Show」

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 今度は思いっきりドマニアックな作品で、自分でもびっくりしましたが、意外と聴いている・・・そんな作品です。

 今年の3月にリリースされた7inch「JINTANA & EMERALDS / Honey B/W Runaway」のおまけに付いてきたミックスCDで・・・なんとDoo-Wopなどのオールディーズ音源でDJミックスをしたモノで・・・これが意外や意外、かなり良かったです!!
 
 いまや横浜を代表する集団でもある「PAN PACIFIC PLAYA」に所属するスティールギタリストJINTANA氏が率いるグループで・・・おまけのCDに関しては、自分たちの曲の世界観を伝える為に付けたのだと思いますが、独特の温かさとレイドバック感が悪くなく、結構聴いてましたよ・・・
 Doo-Wopとかって馴染みがないどころか、あまり好きではなかったのに、DJ視点が入ることで聴きやすくなり、仕事帰りの夜、家でチビチビやりながら聴いてました・・・なんとも表現が難しいのですが、不思議な気持ちよさがあるんですよね~

 また、ミックス担当がCrystal氏というのもグッときます・・・以前紹介した「Made in Japan Classics」を聴いてから色々と注目してて、これのミックスも良かったです・・・
 ちなみに、先日もチラッと話をしましたが、そのMade inの2と3をゲットし、やっぱりヤラれまくりで、紹介すべくレコをかき集めています・・・もうちょっとしたら紹介出来るかも??




④ The Marrows 「Paraiso」

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 気持ちいい系で行くと、これもかなり気持ちよく聴かせてもらいました!!

 昨年の大賞でもノミネートさせていただいたMarrowsさんの夏の新作で、昨年同様「次世代のDiggin' Ice」を表現しててメチャクチャ良かったです!!

 今回は、持ち味のレゲエ色を隠し味程度に加え、様々なジャンルの楽曲をミックスしているのですが・・・空気感の作り方や、作品の進め方やメッセージなど、聴けば聴くほど深く、夏場はかなり聴いてました(^0^)
 残念ながら、未だにレゲエ方面でのセールスの方が強く、HipHop方面では評価が少ないようですが、このブログが好きな方(特にMUROさんとかから影響を受けた方!)なら、絶対にグッとくる内容なので、お勧めですよ!!

 Marrowsさんに関しては、こういったミックス作品を「自分たちの作品」という意識をしっかり持ち、ほんと気合を入れて作っており、最近は音質の拘りも半端なく・・・今後の作品も超期待大ですよ!!

 ちなみに、これも早い時期に紹介をしたかったのですが、作品における隠し玉な某和物が全く手に入らないので、紹介ができません・・・Marrowsさん、手に入ったら必ず紹介をするのでちょっと待っててくださいね!!




⑤ Ulticut Ups! 「Ultcut House Mix」

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 これまたドマニアックで、入手するのが超大変でしたが・・・やっぱりUlticutは最高でした!!

 これは、京都にある某アパレル店とUlticutの田原氏がおられる「Vinyl 7」のノベルティーで、今年の夏の関西旅行の際にゲットをしたものです。

 内容的には、Ulticutの未発表音源らしく、タイトル通りHouseを主体にした内容ではありますが・・・Ulticutらしくジャンルレスな世界が炸裂し、どす黒い4打ちの応酬で、首フリまくりでした(^0^)
 どうして、これが未発表なのか?と思うぐらいの出来で・・・Ulticutフリークなら是非ゲットして頂きたい一品です!!

 それにしても、Ulticutは新作が出ないっすね・・・一応、活動はしている(?)ようですが、早く新作が聴きたいです!!




⑥ 今年のMUROさん

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 いや~、いつも同じことばっかりを言って恐縮ですが・・・今年のリリースも多かったですね!!

 ここ数年、夏場のリリースラッシュが熱く、買うのが大変でしたが、今年は秋口ぐらいから、大好物なDisco系の作品を出し続け、嬉しい悲鳴の連続です・・・
 また、今年はノベルティー系の作品も多く、ゲットするのが大変ですが、なんとかゲットしていってますよ・・・流石にアースは諦めましたが・・・(^^;)

 MUROさんの作品に関しては、正直いうと、聴きこもうと思ったら次の作品が出てしまうので、聴き捨てに近い状況になってはいますが、捕捉している限りでは、ホント引き出しの広さと深さは流石だと思います。
 最近のDiscoラインも、80年代のBoggie系を攻めたり、現行のDisco-Edit系を攻めたり・・・トレンドをしっかりと掴みつつも、2・3歩先のプレイが出来るのは流石ですね・・・来年はどんな感じになるのかな??

 ちなみに、毎度の「CDリスト」は12月初旬での情報で更新をしましたので、興味のある方は見てくださいね~
 あと、夏に宣言した「Elegant Funk」の収録曲収集ですが、最後の1枚がゲット出来ず、足踏み状態です・・・はやくゲット出来ないかな~






 んでは、今年の更新は以上です・・・

 今年最後の更新も、必要以上に長文になってしまいすみませんね・・・なんでこんなに長くなるんでしょうね(^^;)

 ホント、読んでいただいている方には感謝感謝です・・・来年も色々と頑張りたいと思いますので、引き続きのご愛顧をお願い致します m(_ _)m

 ちなみに、正月休みの間に更新は出来ると思いますので、お暇な方はお付き合いくださいね・・・






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DJ Ichikawa 「Cool X'mas - We Wish You A Merry Christmas」
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 え~、クリスマスですね・・・毎年同じなんですが、特に何も言うことがありません(^^;)
 
 しいて言うならば、愚痴になりますが、昨日は車で出張に行ったのですが、帰りにイルミネーションが大変綺麗な所を通った時、初めて「ああ、クリスマスか・・・」と思ったぐらい何もありません(--;)
 ただ、同行してた野郎の後輩も「俺もクリは関係ないっす!」と力説していたのには嬉しいやら悲しいやらです・・・

 そんなわけで、去年は紹介をするのを忘れていた「クリスマスモノ」の作品の紹介です!


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 この作品は、現在「Volta Masters」という名前でProduce活動を精力的に行っている「DJ Ichikawa」さんのミックス作品になります。

 今年の冬に紹介をした日本語ラップのコンピテープ「Revolution 01~03」を紹介した際にチラッと触れましたが、自身が運営する「River City Music」を核に様々な活動をされていて、現在はVoltaとしての活動の方が有名かと思います。
 Voltaのことは、前回の更新では抜けており、今回の紹介を書くにあたり初めて繋がったのですが、ホント精力的な活動をしていて頭が下がります・・・私自身はVoltaさんが作るような今風なHipHopとかR&Bはあまり聴かなくなってしまったのでアレですが、メジャーで胸を張って頑張っている姿にはビガップです!!

 そんなIchikawaさんですが、テープマニア的には自身が運営している「Revolution Recordings」より多数のミックス作品をリリースしており、それがかなり良い作品が多いので「レーベル買い」が出来るレーベルとして(私の中では)認知されています。

 Ichikawaさんの作品はもちろん、Naked ArtzのDJ Tonkさんなども作品を出しており・・・ド派手ではないけど、分かる人には分かる渋さや、普通に聴いてて素直に「いいな~」と思う感じの作品が多く、現在も発掘作業をしております・・・
今となってはカタログが不明なので、何本出ているのかは不明ですが、30本以上は出しているようで、まだまだ掘らないといけないですね!!


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 そんなわけで、作品の紹介です・・・ちなみにレコードはクリ物は縁遠いので全く持っていませんので、借り物です(^^;)

 作品自体は2001年の恐らくクリスマス前位にリリースされたようで、Revolutionからテープが多くリリースされていた時期の作品と思われます。
 内容自体は、いわゆる「クリスマス・ソング」においてR&BやHipHopなどから選曲した作品で、今まで紹介をしたモノと大差はないですが、Ichikawaさんらしい渋さや感性が光っているかな~と思います。

 選曲的には、ド定番な「Mariah Carey / All I Want For Christmas Is You」とか、少年時代の初々しさが出た「Jackson 5 / I Saw Mommy Kissing Santa Claus」などの定番曲を挟みつつ、渋いチョイスが光った選曲が多くあり、流石の選曲ですね!
 渋い所だと、あのDeath Rawから出たクリスマスコンピより「6 Feet Deep / Frosty the Snowman」をプレイしたり、牧師さんになったRun-DMCのRun氏の曲「Rev Run & the Christmas All Stars / Santa Baby」のようなドマイナーものなど・・・もちろんLast Christmasはカバーでプレイしてきたり・・・深い所を掘ってるな~と思います(^0^)

 また、全体的な作りもアップ感を維持しつつ、全体的に上下の動きがあり、一辺倒にならない感じがあり、大変良いかと思います・・・鈴の音が鳴りやまないんだけど、それが気にならず、聴いてると気分が高揚してくる感じは秀逸です。
 イメージ的には、恋人と聴くというよりも、ホームパーティーでBGMにしたい感じで、こういのはきっと重宝するんだろうな~と思います。


 
 紹介的には以上になりますが、なかなか良いミックスだと思います・・・極小ですがCDのリプレスがあったり、この作品の続編もあったりしますので、気になる方は探してみてくださいね~

 ちなみに、蛇足な話ですが、クリスマス系の曲ってとにかく「鈴」の音が入るじゃないですが・・・それを聴くと、私はいつも「ラージ教授」と思ってしまいます・・・私だけでしょうか?(^^;)






<Release Date>
Artists / Title : DJ Ichikawa 「Cool X'mas - We Wish You A Merry Christmas」
Genre : R&B、Hip Hop、Soul・・・
Release : 2001年
Lebel : Revolution Recordings RRCT-029




Danny Krivit 「718 Sessions CD Release Party」(@eleven 2012/12/21)
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 え~、ブログの更新においては「クラブってイイよね!」的なことを書いているので、さも「毎週末はクラブ三昧」と思われるかも知れませんが・・・ビックリするぐらいクラブ活動が出来ない今日この頃・・・寂しいです(^^;)

 だけど、大好きなDanny先生のパーティーが久しぶりに開催されたので、朝からの参加になりましたが行ってきましたよ!!

 本当はオープン時から行きたかったのですが、今回は「師走+3連休前の週末+明日が出張」という好条件(?)が重なり、バッチリ10時半ぐらいまで仕事を片づけていましたので・・・一度、家に帰って睡眠し、始発で移動するという形での参加になりました(^^;)
 まあ、あんまり愚痴りたくないですが、最近はこんな感じで仕事が理由でクラブに行けないことが多く、オッさんになってきたんだな~と痛感をしております・・・あと腰が痛いとか風邪気味とか二日酔いとかもあり、クラブへ行けない要因ばっかりが付いて回るので困ります(--;)

 あと、昨夜は渋谷でDimiのパーティもあったんですよね・・・そっちも行きたかった(気合があればDimi→Dannyのハシゴか?)のですが、重なると厳しいっすね~


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 そんなわけで、小雨が降る中、始発で移動し6時チョイには会場であるelevenに到着をしました。

 流石に時間が時間だけに、大半のお客さんが帰り始めた頃なので、バーもフロアーも空き始めていましたが、ボチボチ人がいて一安心・・・そしてDannyもしっかりとプレイをしており、準備運動をしてから踊り始めました。
 
 踊り始めた頃は淡々とHouseをプレイしてて、いわゆる「朝方モード」な感じで、周りの皆さんも好き者が多く、そのグルーブに酔いしれ、気持ちよく踊られている方が多かったですね・・・

 私もそのグルーブに任せ、踊り始めました・・・ここ最近、ほんと踊りに行ってないので、体が欲していたのか、自然と体が動きます・・・
 個人的にはelevenの朝方以降は、フロアーの状態や音の良さ、そしてお客さんの良さもあって本当に踊りやすいですね・・・6時から踊り始めましたが、一回トイレに行ったぐらいで、ズーッとフロアーで踊っていましたよ!!

 もちろん、DannyのDJも良いので踊ってたわけですが、8時ぐらいまではHouseを中心に気持ちいいグルーブでプレイしてるのが印象で、流石です・・・

 選曲的には、毎度のごとくド渋な感じで、殆ど知らない曲ばっかりでしたが、安心して踊れるのが素敵です!!
 Garage/Disco系の曲だと、聴いたことはあるけど曲名が思いだせないのが多かったり(プレイリストが楽しみです!)しましたが、何も考えなくても気持ち良く踊れるプレーで、流石Dannyです・・・個人的には7時ぐらいには80's的な流れで「Wham! / Everything She Wants」のプレイでビビりました!
 ただ、知らない曲ばっかりだと飽きちゃう中で、8時前ぐらいには「Phyllis Hyman / You Know How To Love Me」をプレイ・・・こういう「焦らし → ご褒美」も最高で、気持ち良く歌いながら踊りました(^0^)
 
 
 そんなわけで、8時ぐらいには一度プレイを止め、アンコールタイムに突入です・・・ここ最近、夜通し踊ってると8時前ぐらいには帰っちゃう(その日の予定とかあるので)ので、久しぶりのアンコールでしたが超良かったです!!

 一発目からド渋で、ビートレスなアカペラから一気に駆け抜ける「Patti LaBelle / The Spirit's In It」からプレイし、Dannyらしいファンキーかつグルービーな展開で、その後の「Cheryl Lynn / Star Love」も良かったです!!

 んで、何よりもグッときたのが、その後にDannyクラシックである「Raul de Souza / Sweet Lucy」のプレイが最高で、繋ぐ時にアイソで絶妙な具合で音を調整し、まるでHouseなんかの曲で、ビートレスな部分から徐々にメロディーやドラムが入ってきて、全て揃ったら曲が爆発!みたいな感じでミックスしてて・・・も~、流石の一言です!!
 無論、曲もヤバいので踊りまくりましたが、Dannyのこういう細かい技術があってのグルーブ・・・最高です(^0^)


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 そして、その後のアンコールも素敵で、2度目のアンコールからは「メッセージプレイ」が光り、グッときました・・・

 どうやら翌日のプレイ(今日のプレイ)が札幌なので、早めに移動しないといけなかったみたいで、Danny自身は「もっとプレイをしたいけど、もう行かないといけないだ・・・」的なメッセージを込めてプレイしてて、「Never Can Say Goodbye(恐らくGloria Gaynorのカバー?)」→「Thelma Houston / Don't Leave Me This Way」のプレイで別れを惜しみつつ、一度音を落としてからの3度目のアンコールで「Salsoul Orchestra / Runnway」で終わる・・・という素晴らしい展開で最高でした!!
 こういう所も流石です・・・DJという行為が「ただの選曲係ではない」ことを教えてくれ、ホントDannyらしくって素敵でした・・・





 そんなわけで、朝からの参加なので時間的には3時間ぐらいの滞在でしたが気持ちよく踊れ、リフレッシュしました!!
 本当は、夜中から入って、フロアーでもズーっと踊られていたDazzle DrumsのKeiさんとNagiさん(パーティーを支える姿勢が素敵ですね!!)のWarm Upも聴きたかったですが、個人的には大満足でした(^0^)

 今年のクラブ活動はホント少なく、どうやら3回だけしか行けなかったようで、ちょっと残念でしたね・・・
 まあ、仕事があるので生活が出来るので仕方がないのですが、来年はもうちょっと行きたいです・・・来年も年始にはTimmy、そしてイタリアの至宝(?)であるBaldelli氏が初来日をするらしいのですが、どちらも仕事の用事が微妙に入ってるので、行けるのでしょうか??

 では、今後も行ける限りは頑張りたいと思います(^0^)





DJ関連書籍 Part.2 「DJ How To 本」
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 いや~、適当に書いたつもりが、意外と拍手などの反応があったので、勢いが覚めないうちに2発目の紹介です!!
 ただ、正確に書くと、普通にミックステープの紹介をしようと思ったら、聴いてたのがグッとこなかったので、こっちを書いてみた・・・そんな感じです(^^;)




< はじめに >

 今回も引き続きDJ関連の書籍を紹介しますが、今回はDJというジャンルにおいて、初心者向けに技術や機材の紹介などを扱った書籍を紹介したいと思います。
 
 前回の更新でも指摘しましたが、DJという行為/存在がブームになり、その恩恵を受けようと山師根性が働いた本や書籍が色々と発行され・・・それらが今となっては、色んな意味で「いい味」がする・・・ということは前回の更新でご理解を頂けたかと思います。

 その限りにおいて、ブームになっていた「DJ」という行為/存在に対して、一般の方は「どうやったらDJになれるの?」「どうやったらDJが出来るの?」と思うのが当然な成り行きで、そのギャップを埋めようということで「DJになる/DJを上達」するための本が結構ありました。

 このブログをお読みの方なら、そういった本のお世話になった方は多いかと思います・・・

 初心者にとってはトリッキーなスクラッチや2枚使いは頭で理解するのが難しいし、機材だってどれを買って良いか分からないですよね・・・私も以前の雑誌紹介でも書きましたが、結構そういったものを参考にしていました。
 まあ、正直、雑誌の文章だけでは厳しく、結果としてビデオ教材的なモノの方が実用的(私もベスタのビデオを買ったけ)な訳ですが、雑誌や本なら安価なのもあるので、結構「入りやすい入口」だったかもしれないですね。

 なので、色々な本や書籍が出たわけですが・・・モノによってはやましい理由で作られ、内容が伴わないものもあり・・・今となっては微妙なモノは色々とあります。

 今となっては、私自身はある程度はDJスキル(トランスフォーマーぐらいは出来ます)があったり、機材の知識やレコードの知識もあったりするので、そういった本は不要だったりする訳ですが、前回のクラブと同様に、掘れば掘るほど「いい味」なのが多く・・・誰も買わないのを中心に買っています(^^;)
 つまり、その本を読んで「真剣にDJを学ぶ/DJ技術を学ぶ」為に読むのではなく、読んでいて「おい!」とか「おふっ」となる為だけに買っている・・・そんな曲がった読み方が成立する本かな~と思います。

 んなわけで、そんな感じの本や書籍を無駄に紹介したいと思います!!
 




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『Hot Spin Vol.13 - Remix 1 DJ Bible』
  1998年9月 株式会社スコラ

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 一発目からドマイナーな本ですが、今回の紹介においては割と平均的なヤツなので、これから紹介をします・・・

 この本は、30代以上の方ならグッとくる雑誌「スコラ」の発行元より出たムックシリーズ「Hot Spin」から出たDJ本のようです。

 前回の更新があるので、こう書いてしまいますが、スコラという名前が出た時点で優勝です・・・アラサーじゃないと分からないでしょうが、大変お世話になりました(^^;)

 まあ、分からない方に指摘をしていくと、スコラというのは成人男性向けの情報誌で・・・端的に言えば「●ロ本」なんですが、割とソフトな方だったので、セブンあたりでも置いてあったのでお世話になった方は多いかと思います。

 もー、この辺は中高生時代の「裏愛読書」で、なんらかんら言ってみんな読んでたんじゃないでしょうか・・・
 スコラとかアクションカメラとかドントとか・・・なんでしょう、学校でフランクに読めるエ●本(?)の代名詞で、それこそポパイなんかと並列で読んでいたような気がします(^^;)

 んで、そういったフランク系の●ロ本を作ってた所って、割と流行に敏感で、エ●部門とは別に、ファッション関連や音楽、スポーツなど、流行に合わせたムック本を作ってたことが多く、コレもその一種だと思います。
 このスコラの場合は「Hot Spin」というムックシリーズで、それこそサーフィンとかスノーボード、Gショックとかナイキなんかを特集したムックを出してたようで・・・もろ流行に乗って一儲けしよう!って感じがして大変イイですね(^^;)

 ただ、内容に関しては割としっかりと作ってあり、DJのスキル面に加え、その他の必要な情報を総合的に扱いつつ、結構ビックリする点も多く、かなりグッとくる内容です!!


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 内容に関しては、DJの技術的な話を中心としつつ、それらの関連情報を小ネタとして上手く散りばめてる感じです。

 それこそ、DJの技術なので、機材のセッティング方法や頭出しの仕方、スクラッチや2枚使いの話をしてるのですが・・・その講師役をやってるのが、なんと「DJ Alex」さんです!!
 私もコレを立ち読みしてて、Alexさんが出た時点で優勝でしたが、どうやらAlexさんは、当時某音楽系専門学校のDJコースの講師をしてた様で、その縁で講師役をしてたそうです・・・誌面ではかなりサービス精神旺盛な表情(アレ氏が今見たら赤面でしょうね)が多く最高です!!

 また、これに関しては他の周辺情報も素晴らしく、機材の話やレコードの話、クラブ情報やレコード屋情報など・・・必要となる情報を上手に扱っており、結構真面目に作っている印象があります。

 どの本もそうですが、誌面が埋まらない為か、その本の中心的な内容にプラスで小ネタを入れてたりするのですが、そっちの小ネタ的な内容の方が「どれだけ真面目に作っているのか?」のバロメーターにもなってたりするし、それが今となっては面白かったりするので、結構ポイントだと思います。
 それこそ、我らの「MURO」さんがDJの在り方的な話でインタビューを受けてたり、世界戦優勝前のMightyのSami氏が出てたり、登場する人選だけでもグッときます・・・ちなみにMUROさんは、コレ系の本/ムックでも良く登場していますね!!

 なんか、スコラらしくない誌面作りに「やればちゃんと出来るんじゃん!」的な驚きもあり、これだけで元とは取れたかと思います・・・





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『DJ'S Perfect Book』
  1996年10月 主婦の友社/Cawaii!特別編集

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 こっちは某オフの100円コーナーの常連(?)なので、知ってる方も多いかと思いますが、結構いいDJ本ですね!!

 まず、版元は大手出版社の「主婦の友社」ですが、注目は編集をしたのがギャル系ファッション誌で一時代を気付いた「Cawaii!」だという点ですね!!

 流石に男子なので、女性誌までフォローはしてないですが、DJなりを考えると、男子だけではなく女子にも「流行」という雰囲気はあり、女性誌なんかにも特集があったと思います。
 その限りにおいて、ギャル系な雑誌であれば、この手の話題は外さないでしょう・・・Cawaiiがどういう雑誌だったかは覚えてないですが、きっと「クラブでオールがナウい」とか「ナンパされやすいコーデ特集」的な特集ぐらいはありそうですよね(^^;)


 ただ、この書籍、Cawaiiの冠は付いてるものの、その「Cawaiiらしさ(ギャルっぽさ?)」が全くなく、確実に野郎向けな感じに仕上がりで、かなり詳細なDJ本になっており、マニアにとっては期待外れ感を感じてしまいますが、内容はかなり良いです!!


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 実際の内容的には、先ほどのHot Spinと同様に、DJの機材話から始まりミックスやスクラッチの仕方なんかを紹介しつつ、その他諸々を紹介してる感じですが、技術系の話に関してはかなりしっかりと紹介をしていると思います。
 それも、グッとくるのがスクラッチ系の紹介ではGasboysの「バリK~ン」氏が担当をしています・・・さんぴん世代にとっては、結構「グッ」とくる人選で、結構真面目にスクラッチの説明をしてて良いですね(^0^)

 また、この本においてはディスクガイドが秀逸で、HipHopやR&Bに始まり、Houseやダンクラ、ReggaeやRereGrooveなど・・・有名DJが紹介する形で結構詳しく載っています。
 それも、ちゃんとアナログで紹介してたり、レコ屋&クラブガイドも秀逸だったり・・・この辺はかなりイイですね。
 
 あと、バリK~ンさんもそうですが、登場する有名人の人選も渋くって、木村コウさんとか、Ta-Shiさんとか、宇治田みのるさんとか・・・イイ所を突いてますね・・・MUROさんが良く登場するという話はしたかと思いますが、木村コウさんも良く出ますね~
 個人的には、クラブオーガナイザー座談会的な話(これも小ネタで良くある内容)で、村田大三さんや石原尚さん、高橋征爾さんなどが参加しており、これはレアですね・・・DJばっかりに注目が集まりますが、裏方さんも重要で、結構貴重な話が収録されているかと思います。

 Cawaiiの影がほとんど無いのが気になりますが、結構お勧めな本ですよ!!




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『Ultimate DJ Handbook』
  1988年12月 日之出出版

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 流れ的には同じ感じの本で、結構有名な本ですが、これは歴史的には重要かも?

 この本は、なんと1988年に発行されたDJ本で、それこそ始まりだした日本のクラブシーンを紹介/後押しした存在かもしれないです・・・もしかしたら日本初のDJ本かもしれないです??

 まず、この本の企画者は・・・あの「いとうせいこう」さんで、当時はラッパーとして既に活躍してたいたので、こういう本を考えたのでしょう・・・

 日本においては、70年代ぐらいからディスコはありましたが、DJは選曲係でしかない流れの中、80年代に入り、選曲などに個性があるという意味での「クラブシーン/DJ」が動き始めたころだと思いますが・・・全くもって、今までなかった行為/存在なので、それを支える/盛り上げるべく作ったのかな~と思います。
 内容的にもDJテクニックの話や、各ジャンルのレコード紹介、そして88年時点での有名DJのインタビューなどを多く掲載し、初心者に向けて「DJ」というものを総合的に伝えています。 

 また、せいこうさんは元講談社の編集者だったので、出版方面にも明るかったこともポイントかも・・・当時の事情は分かりませんが、DJ自体が凄いブームではなかった(むしろバンドブームだった?)背景を考えると、せいこうさんの力があって出版出来たのかもしれないです??
 ちなみに、出版元の日之出出版は、あの「fine」を出している会社なので、前回更新の「egg」と同様に、クラブ系の話には寛容だったのかもしれないですね~


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 では、内容の紹介にいきましょう!

 この本も、今までの2冊と同様に、総合的にDJを紹介してて、それこそミックスの仕方やプレイされる曲の紹介など・・・結構丁寧に書かれていると思います。

 ミックス関連の話だと、スクラッチの仕方(藤原浩さん!)とか、ロングミックスの仕方とかの基礎を書きつつ、House/Garageにおけるメッセージの入れ方(Heytaさん!)だったり、メガミックスの話(モンチ田中さん!)、レゲエのJA現場報告(佐川修さん!)など濃い話も多く、かなりグッときます。
 個人的には、88年の時点で海外で起こってたDJ文化がちゃんと理解をしてた方がいて、それを伝えられるレベルまで飲み込んでいたことにはビックリしました・・・正直、80年代の日本だと「モノマネ」レベルかと思ってた部分があったので、これには衝撃を受けましたよ・・・

 また、レコードガイドも濃くって、HipHopであれば、高木完さんと藤原浩さんの対談形式で紹介をしてるのですが、「Rammelzee vs K.Rob / Beat Bop」「Double Dee & Steinski / Lesson 1~3」のレコが普通に紹介されています・・・88年の時点でコレらが紹介されていることは衝撃ですよね??
 他のジャンルも濃くって、当時勃興し始めたRare GrooveはKUDOさんとヤン富田さん(!)で対談してて、JBなんかの話をしつつ、的確にHipHopの元ネタ話も入れてて凄いです・・・ちゃんと聴いてた人は聴いてたんですね・・・

 あと、登場するDJ/MC達が最高で、既に名前が挙がってる藤原浩さんを筆頭に、DJ YutakaさんやDub Master Xさん、藤井悟さん、須永辰夫さん、Rankin Taxiさん・・・など、今でも現役の方の若かりしお姿で登場しておりグッときます・・・
 中でも辰夫さんの写真がある意味「衝撃的」で・・・これを見るだけでも、この本を買う価値があるかも知れないですね(^^;)





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『DJ Bible』
  1996年7月 KKベストセラーズ

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 これも割と有名ですが、色んな意味で「イル」な本ですね?

 先に紹介した3冊は、割と「DJ」という存在/行為を総合的に扱った本に対して、DJの「技術」だけを特化した本も多く出版され、そういうのを読んで勉強した方も多いかと思います。

 まあ、誌面だけでは限界があり、結局はビデオの方が効果的なので、ビデオやDVDがついてきたり、ネット上に専用ページがあってそこで動画が見れたり・・・色々な本があったかと思います。
 また、それを模倣しようとしても、同じレコードを買わないと理解がしづらいので、擦りネタやジャグリングネタを入れた「レコード」がセットになった本も多数あり、そういうので勉強をした方もおられるかな~と思います。

 その限りにおいて、この本はイイ感じにフレッシュで、グッときました(^^;)

 作者は、現在もFMなどで活躍をされている「ピストン西沢」さんです・・・DJというよりも「ディスクジョッキー」のイメージの方が強いので、アレって思う方も多いかも?
 ただ、西沢さん自体は、80年代初期から都内/横浜などのディスコでDJをしてて、80年代後半には初期のスクラッチ系DJとして活躍をされてたので・・・こういう本を作ってもおかしくはないかな~と思います。

 でも・・・イイ感じに「山師」な匂いがするんですよね~(^^;)

 まず、96年というと、本格的にDJブームが始まり、こういった本や雑誌、テレビなどでは、現場で活躍をしているDJが出ることが多かった中で、既にクラブプレーを減らし、FM業界の方に仕事をシフトしていた西沢さんが登場するのは・・・なんか「儲けたい」って感じがしちゃうんですよね~
 また、版元も色々と出してはいますが、エ●本系でもある「KKベストセラーズ」からで・・・やっぱり「儲けたい」の匂いがするんですよね・・・

 そういう感じなので、内容も微妙だったり、脱力しちゃう所や豪快すぎる所もあるのですが・・・一回りしてそれらが「味」になりつつ、深く読むと貴重な資料も多く・・・今ならイケる内容になっています!!


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 内容的にはスクラッチや2枚使い、ロングミックスなどの技術面の話が中心で、それにプラスでレコード紹介や有名DJとのインタビューなどがある感じなのですが・・・まず最初にグッとくるのが「文体」ですかね?
 
 どの説明も、なんか「業界臭い」書き方で、色んな意味の涙が出てきます・・・例えば「擦るのじゃ」みたい感じで、おどけた口語調に書いてるんですが、これはツラいっすね(^^;)
 上手く表現が出来ないのですが、DJにおいては「クラブ」というよりも「ディスコ」な匂いの方が強く、それが悪く出ちゃった・・・特にレコード紹介が痛くって、紹介するレコはイイのですが、文章が微妙で、残念です・・・
 西沢さん自体、ディスコ出身の方だし、FM業界という「もろ業界」な感じな人なので、仕方がないのかもしれないですが・・・これはマイナスですかね~

 また、そのディスコの流れから、DJの心得として、昔のディスコの経験論を書いてるのですが・・・96年の時点でDJを目指してる人に対して、真逆な話をしてる感じもあり・・・ズレっぷりもイイですね(^^;)
 ただ、このディスコ話、私は全然嫌いじゃなく、むしろ興味がある(日本のディスコも捨てたものじゃないですよ!!)話も多く、大変よいです・・・後半のDJ対談の一つで、マハラジャの成田勝社長(!)が登場するのですが、これにはヤラれました!!


 ただ、一番のボムは、この本に付属される「レコード」だと思います!!

 こういった教則本だと、擦り用のレコードやビデオが付いてくるのが多く、それこそヤン富田さんが監修したヤツなんかは有名ですが、そういったモノは、本とは別付で付いてくるのが多い中・・・これはレコードが本の中に入っています!!
 それこそ、本によくあるCDのオマケみたいな感じで巻末にボール紙に包まれ、上手く製本されており・・・輸送のコストを減らす目的だったとは思いますが、輸送途中に割れそうで怖いっすね(^^;)

 また、本の中に入ってる関係上、レコードサイズが「7inch」で、そのレコードを使うなら、いらない12inchサイズのLPに貼り付けて使ってね・・・的なことが書いてあります!!
 もー、この豪快さには感動で、オールドスクール期のDJが7inchを操作するために要らないレコードに貼り付けて使用していたことを・・・多分知らずに考えた感じで、イイですね~

 んで、内容も業界臭く、西沢氏のスクラッチ実演と、その擦りネタ(ブレイク)が入っているのですが、実演が始まるたびに「おこすり、いち~」みたいなイントロを入れてて・・・聴く前にゲンナリしちゃいます(^^;)
 スクラッチ自体は結構上手い(!)のですが、音源なり本を作る上での「考え方」にかなりズレがあり・・・付属のレコは1回だけ聴きましたが、2度目は無かったです(^^;)


 ただ、先ほどのディスコの話もそうですが、今となっては資料として貴重なものもあり、どちらかというとHipHopよりも「ディスコ」の資料としては使え、結構お勧めです!!





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『dazzlin'特別編集 DJ Gear Guide 2001』
  2001年8月 白夜書房

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 次は、いわゆる「機材本」です。

 前回の更新でちょっと書きましたが、日本人って割と「形」から入るので、今回紹介しているような本が売れたりするわけですが、DJとなると「機材」から揃えないと形にはなりません
 そういうこともあり、DJ関連の本だと、機材の話も入っていることが多く、今回紹介してる範囲の本であれば、確実に入っています。
 
 その中で機材的な話をメインにしつつ、DJの仕方やレコードの話をしてる本も多くありました。

 それこそ、一時代を気づいたBlastなんかでも増刊で出してたぐらいで結構あり、こういった本も参考にしてた方が多いかと思います。
 まあ、機材本の場合は、機材メーカーから広告が取れるので、作りやすかった・・・という裏事情もありそうですが、DJ本においては割とポピュラーな存在かと思います。

 
 その中においてこの本は・・・ちょっとだけ「山師」な匂いがするかもしれないですね。

 この本は、これまた●ロ本とかアウトロー系な雑誌を出している白夜書房から出てたムック本で、当時の日本語ラップブームを受けて不定期に刊行していた「dazzlin'」というHipHop系ムックの増刊みたいな形で発売された本になります。
 dazzlin'自体は、当時出てたことは知っていましたが、数回立ち読みをした程度で、読んでいた印象だとBlastとかの「2匹目のドジョウ」を狙ってるんだろうな~という感じで、スルーをしていました。
 
 そんな雑誌の機材紹介なので、内容的には微妙なのかな~と思ったら、結構内容は良く、意外とお勧めですよ・・・・


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 内容的には上の写真のように機材の紹介がメインで、それに付随してDJテクニックの話やレコード紹介などをしているのですが、表紙&巻頭インタビューで我らのMUROさんが登場です!
 この本でも、真面目にインタビューに答えてて、ファンにはたまらないっすね・・・ちなみに、次回の更新で紹介しますが、このdazzlin'とMUROさんは意外と接点があり、もう一冊ボムがありますよ!!

 また、他の内容でも面白いのが多く、それこそ「DJのお部屋紹介」みたいなヤツだと、MasterやMissie、Koyaさんなどが登場します・・・Koyaさんはこういうのにあまり出ないので、結構貴重かも?
 
 まあ、凄いレアな内容があるわけでもないし、メチャクチャ面白い記事があるわけでもないですが、こういのもありますね・・・





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『relax 1997年9月号
  1997年8月 マガジンハウス

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 〆は一番ヒドいので行きましょう(^^;)

 先ほど紹介をしたdazzlin'の機材本に続き、これも機材本の一種で、雑誌の中で紹介された類になります。
 凄い前に紹介した「昔の雑誌特集」に入る内容なのですが、最近購入し、そのヒドさにやられたので、ここで紹介をします(^^;)

 DJって、当時としてはいわゆる「流行りもの」なので、その紹介においては「雑誌」が一役買っていて、私は大いに活用していました。
 まあ、専門誌ではないので、凄い濃い内容が書けるわけではないですが、大手の出版社がヤルだけあって、ちゃんと書いているのも多く、これらも外せません・・・

 その限りにおいて、今回紹介する「relax」もDJ業界においては結構影響があった雑誌かと思います。

 relaxに関しては、その内に特集を組んでもいいぐらい、濃いDJ/レコード系の特集が多く、特に後期(背表紙があるヤツ)の頃は熱かったですね・・・
 以前ですが、サバービアの紹介をした時に、ちょこっと触れましたが、コンビニで売ってる雑誌でこんなに濃いことを書いててもイイの?と思うほどでした・・・

 ただ、初期のは・・・微妙なファッション誌で、そのDJ方面での最たる例が、この号になります(^^;)

 初期のrelaxはアイテム志向のファッション誌で、GショックとかリーバイスとかNikeとか・・・いわゆる「レア」なアイテムを紹介する感じで、ちょこっと裏原系も入っていましたが、方向性が乏しく、結構微妙だった記憶があります。

 んで、たまたま某オフで100円で売ってたので、買ってみて読んでみたら・・・イイ感じに「山師」ってたので、紹介することになりました!


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 一応、雑誌なので、ページ数でいくと20ページぐらいの特集で、機材紹介がメインであるものの、上の写真のようにMUROさんが出てたり(よく出てますね!)、Ken Ishiさんが出てたり・・・悪くはないです。
 人選的には、ちょっと裏原寄りで、藤原ヒロシさんや高木完さんなんかも出てるのですが、一応、メジャーな人には当ってるのはイイですね・・・機材関連もテクニクスやベスタなど、ちゃんとしたメーカーさんが出ています。

 ただ、後半になると面白いぐらいに崩れ始め、DJなのに写真下のように「デジカメ」の紹介や「MD」の紹介など・・・DJと無関係な話になるのが豪快です!!
 MDのあたりだと、DJプレイを録音しよう!的な流れで紹介をしてますが、デジカメに至っては全くDJのことが書いてない紹介で・・・グッときました(^^;)

 また、内容はアレですが、書いてる文章が「業界臭い」のが鼻につき、これもヒドいっすね・・・
 この辺でグッときたのが「スリップマット」を略して「SM」とワザと書いてたり、先ほどの西沢さんじゃないですが「~~ですぞ」のような書き方があったり、これもグッときました(^^;)




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 そんなわけで、かなり適当に書きましたが、DJブームという流れの中で、こういった本や書籍がありました・・・
 
 個人的には「ヒドい」部類のが好きで探してますが・・・まだまだありそうですね(^^;)


 では、次回がラストで、もしかしたら来年になるかも知れないですが「DJクローズアップ本」を特集したいと思います(^0^)





DJ関連書籍 Part.1 「クラブ本」
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 ここ最近、まじめにミックス作品の紹介をしてて、なんか紹介をするのに飽きてきた(え~)ので、たまには変化球な紹介です!
 一応、不定期ながら3回に渡っての紹介になりますが、そんなには気合は入ってない更新になると思いますので、ユル~く読んでいただければ幸いです(^^;)



<はじめに>

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 では、紹介を始める前に、ちょっと前振りをしておきたいと思います。

 このブログをお読みの方ならお気づきかと思いますが、このブログを書いているMixtapetrooperさんは「微妙なコレクター」です(^^;)
 
 普通、この業界(?)でコレクターというと、王道はレコードになるわけで、それもソコソコはあるかも知れませんが、誰も欲しがらないミックステープから始まり、ショックウェーブやらフライヤーなど・・・どちらかというと「本流ではない」モノを集める傾向にあるようです。
 

 その本流でないモノの一つとして「DJ/レコード関連書籍」も集めてて、誰も買わない微妙な本を中心に、割と昔から掘っております・・・

 まあ、ガキの頃に買ったのもあり、当時は知識を増やす為に買ってて、ソコソコ役立っていましたが・・・今となっては「その微妙さ加減」や「それを掲載するの!」みたいなトレジャー目当て(?)で買っております。

 特にポイントは、DJなりクラブなり、それがブームなった時は「山師根性」を働かす方々が多く・・・そういった本にはグッとくるものがあるので・・・掘ってるのかも知れません。
 これまでもDJなどのことを取り扱ったTVなり雑誌で、そういう山師なモノを紹介してきましたが・・・今となってはそれが微妙にいい味を出してて、それに惹かれて掘っている・・・そんな所だと思います。

 ただ、そういった微妙なモノでも、よく読んでみると結構貴重な資料が入ってることも多く、マニアにはたまらないっすね・・・
 基本的にDJなりクラブって「流行りもの」なので、すぐ忘れ去られてしまい、下手したら速攻で無くなってしまう訳なので、そういった「当時の記録」って実は重要なので、掘っていた部分もあるかも知れません。


 んで、ここ最近、我らのユニオンさんが、どの店舗でも音楽関連の書籍をプッシュするようになってて、この業界(?)で「本」に注目が集まってきてるような気運があります。
 その限りにおいて、私が収集した「DJ関連の本」で面白いものを紹介したら何か反応があるかな・・・と思いついたのが今回の趣旨になります。
 
 まあ、段ボールの中にしまわれていたモノが多数になりますが、個人的には「心の減価償却」の為に行うようなもんなので・・・あんまり難しく読まないで頂ければ幸いです(^^;)

 ちなみに、紹介する本の購入元はほぼ「某off」さんで、じっくり見ると値札が貼ってあります・・・あまり突っ込まないで下さいね(^^;)
 それと、内容の資料写真の方は、毎度のごとく、全然見やすく写そうという気が全くなく(えっ)、私の指が入りまくりですが、こちらも気にしないでくださいね・・・気になる方は是非掘ってみてください!!


 そんなわけで、第1段はDJが活躍する現場である「クラブ」に焦点を当てた本をご紹介しますね!!



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『クラブ ライブ Maniax』(右)
  1995年1月 DHC出版
『Tokyo クラブ ライブ Maniax 2』(左)
  1998年6月 DHC出版

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 一発目は、DJ関連の本を掘ってる方にはお馴染みで、某オフさんの100円コーナーの常連(?)な本です・・・ただ、クラブ本としては一番ベーシックな内容で、かつ資料としても結構良く、お勧めですよ(^0^)

 まず、私の指す「クラブ本」というのは「クラブ店舗の紹介+α」みたいな本で、地域別だったり、ジャンル別にクラブの紹介をし、ここのクラブのポイントや地図なんかを写真を交えて紹介しつつ、DJや音楽の小ネタを交えたような・・・そんな感じの本になります。
 日本においては90年代中期にDJブームみたいのが起こり、それに合わせてクラブをあまり知らない方向けにこういう本が発売されていた経緯があり、00年代初期ぐらいまでは色々な本が発刊されていたと思います。

 私も少なからずそうですが、日本人ってブームに弱く、かつそのブームを簡単に知ろうとする傾向が強く、ある意味「カタログ嗜好」が強いので、こういう本が売れるんですよね・・・
 以後に紹介するDJ関連の本もその一つだと思いますが、最近だとスマートホーン関連の本がそうだと思います・・・こういうのって、つい買っちゃいますよね(^^;)

 ただ、これらの本の特徴として、作った方が心の底から「クラブを盛り上げよう!」みたいな意味で作ったのは少なく・・・なんとなくブームだから、適当にクラブの店舗紹介をして、小ネタを適当に散りばめておけばOKじゃない?・・・的な発想で作られたモノが多く、そういう「適当な感じ」が魅力だったりします(^^;)
 また、そういった中で作られた本でも、中に入ってる写真なり資料には貴重なモノも多く、これは資料として外せないですね・・・

 そんな点を踏まえて、この本から紹介をしたいと思います。


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 まず、この本の突っ込みどころとしては、出版元が化粧品でお馴染みの「DHC」である点ですね!!

 美輪先生の印象が強く、本を出してる印象は少ないのですが、結構真面目な本を昔から発刊されてたようで、今でも学術書なんかを中心に出されてるそうです・・・
 それでいくと、なぜ「クラブ本」を出したのかが全く不明ですが、95年と98年に2冊出しています・・・う~ん、多角経営を狙ってたんでしょうかね??

 んで、内容に関しては割と良く、上の写真(分かりにくいですね~)のように「西麻布Yellow」だったり「芝浦Gold」だったり・・・当時の一線のお店をしっかりと取り上げており資料としてはかなり良いと思います。
 詳しく読むと、レアなフライヤー(上のYellowだと故Walter Gibbonsさん、下のGoldだと中村直さん!)だったり、レアな写真だったり、コラム記事だったり・・・結構読み応えがあります。

 一応、他の紹介でも出るので、先に指摘をしますが、これらの本においては小ネタ/コラム的な部分が結構面白く、意外な発見が多いです。
 んで、それらにおいては、なぜか結構な確率で我らの「MUROさん」が登場することが多く、HipHopだったりDJだったり、掘りだったりを語っています・・・この本でも98年の方で登場してて、マニアにはグッときます。

 ただ、微妙なところも多く、写真の範囲で行けば、下の写真のGoldであれば、一番重要なフロアーの写真が一切のっていなかったり、純粋なクラブだけだと本が埋まらないのでディスコ系のお店や、なぜかライブハウスなんかも紹介してて・・・ちょっとズレているところも多いですね。
 また書いてある紹介文でもグッとくる文章も多く、これもイイですね・・・高木完さんの説明で「ちなみに完ちゃんはルックスもGood!」と書いてあったのにはグッときました(^^;)



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『じゃらん DE Tokyo Club Guide 1999』
 1998年12月 (株)リクルート

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 次に紹介するのは・・・タイトルを読んだだけで「えっ」と思う方も多いかと思いますが、なんと旅行/観光雑誌の大手ブランド「じゃらん」の名前で作られたクラブ本です!!

 今となっては、コレの延長線上で「夜のカップルデート」的なムック本が色んな所から出てますが、あのちょっとお堅い「じゃらん」からクラブ本が出てたのにはグッときますね・・・

 ただ、この辺になると、入手は結構大変で、記憶だとこういったムック本的なクラブ本は他にも何冊か出てたはずで、かなり探しているのですが中々発掘出来ない部類です・・・これもじゃらんらしく、某offの「旅行」コーナーで発掘したぐらいです(^^;)
 ちなみに、旅行雑誌系のクラブムック本も記憶だと何冊かあり、個人的にはTinaさんが表紙になってたクラブ本を結構探してます・・・覚えてる方っていますか??


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 そして肝心の内容は・・・じゃらんらしく「まじめ」な内容で、かなりイイですね!!

 東京のクラブを中心にピックアップしてるのですが、どのクラブもちゃんと取材をしてて、写真も大きく掲載し、記事も真面目に書いており・・・資料としては最高です!!
 試しに上に「西麻布Yellow」のページを写しましたが、全体的な見た目の良さで読む人を引き込みつつ、ちゃんと記事を書いている所は素晴らしいですね・・・文章も落ち着いた感じでブレがなく流石です!!
 
 ただ、真面目すぎちゃった部分もあり、お店の詳細データに関しては、あんまりお客さんが知らなくてもいいようなことまで書いてあり、DJブースの機材の内容やスピーカーやアンプの内容まで超詳しく書いており・・・それはマニアしか反応出来ないっすね(^^;)
 

 んで、小ネタ部分では、ここでもMUROさんが登場!

 こっちは、カラーで分かりやすかったので写真を貼りましたが、MUROさんって、DJも上手かったり、レコードもいっぱい持ってたり、自身の洋服店(Savage)を持ってたり・・・MUROさんをブッキングすれば、小ネタが全て揃うので珍重されてたんですかね・・・
 ただ、MUROさんはこういった媒体でもちゃんと真面目に答えてくれてて嬉しいです・・・じゃらんで「掘り」の重要性を説いてる辺りにはグッときましたよ!!



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『Men's egg 特別編集 Clubin' Navi』
  2002年5月 大洋図書

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 連発でコレも「じゃらん」のように看板がついているムック本で・・・こっちはギャル男の代名詞とも言えるファッション誌「Men's egg」からのクラブ本です!!
 個人的にはこの本が発行されてたことは知りませんでしたが、手に取った瞬間「Men's egg」という名前を見ただけで優勝確定みたいな感じです(^0^)

 今でこそ「チャラ男」とかって表現になるかと思いますが、どちらかと言うと「ナンパ」な男子の本道を進むファッション誌だけに、とにかく「流行り」を意識した内容が新鮮で・・・快活な山師根性が見え隠れする紙面づくりにヤラれます!!

 以前の雑誌特集でも触れましたが、当時のファッション誌はファッション以外の流行もフォローする存在で、クラブなりDJのことを流行の先端として良く取り上げていました。

 まあ、それが入口になったりするので、それらが悪いとは言い切れませんが、結構「これはナウくって売れるっしょ」的なノリで企画されることが多く、内容的に微妙なのもあったりもします。
 このeggのは、割とその匂いがあり、小ネタとしてクラブ帰りのラーメン屋案内とか、クラブ近くのアパート物件案内(!)など、どうしてソレを入れるんだ!って突っ込み箇所が多くイイですね・・・
 特に、物件のところでは、渋谷のクラブ近くの物件として中目黒の物件(車で10分と表記!)を紹介してる強引さが素敵です(^^;)

 ただ、コレも結構真面目に取材なんかはしてて、資料としては大変良く、ダメ部分の独自色も込みでeggらしい誌面になっているのは素敵です!!


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 気になる誌面はというと、作り的には「じゃらん」と同系統で、クラブ店舗を写真で大きくのせる感じで、02年ごろの都内の名物クラブが多数掲載され、資料としては中々だと思います。
 
 時期的には「Cyber Trance」なんかが流行ってた時期だし、egg系だとソッチの方が人気があったので、Trance系の情報がかなり強いですが、写真上のように「Emma House」を取材してたり・・・ちゃんと現場に行ってる誌面作りは素敵です。

 また、コラムなど、読み物的な部分は、先ほど触れた物件情報などの微妙な話題もありますが、クラブ本でありがちな「クラブに来てる女の子のスナップ写真」はレベルが高く、これは流石ですね!!
 きっと適当に声をかけたんでしょうが、クラブ●貞な野郎が見たら「クラブにはこんな可愛い娘がいて、ナンパし放題なんだ!」と妄想を煽る人選は流石です・・・これはeggの真骨頂ではないでしょうか(^^;)




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『東京ミュージックガイド』
  2006年8月 リットーミュージック

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 今までの3冊は割とストレートなクラブ本でしたが、次の2冊は「大穴」なのを紹介したいと思います。

 一発目は、現在「Groove」を発行している大手音楽系出版社「リットーミュージック」から発刊された本で、これにはちょこっとだけクラブの店舗紹介がされています。

 この本、割とある種類の本なんですが、レコードにおける「レコードマップ」みたいな本で、音楽に関するお店・施設なんかを網羅した本で、さながら「音楽版タウンページ」って感じの本です。

 これらの本は割とバンドマンやロック系のファンに向けた内容が多く、それこそライブハウスや貸しスタジオ、そして楽器店が話題の中心だったりするのですが、誌面が余ってしまったからなのかクラブ/DJ系の話題も少し掲載されており、個人的には最近になって掘り始めた類の本になります。
 正直、Grooveなんかの広告で、コレ系の本の告知があったりしても「誰が買うんだろう?」と思っていましたが、モノによっては当りもあり、今後の狙い目ですかね・・・あれば結構な確率で100円の可能性も高く、ディガー魂をくすぐります(^^;)


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 んで、気になる誌面は、タイトルの通り「東京各所」の音楽施設/お店を紹介してて、メインはライブハウスやCDショップ、貸しスタジオや楽器店が中心ですが、クラブも多少掲載されています。
 
 上の写真のように、渋谷のセクションではwomdとかLoopとかが出てて・・・大箱も小箱も紹介をされていますが、そんなには詳しく掲載されておらず、クラブ本としては届かないですかね?


 ただ、この本をあえて紹介するのは・・・異常に「アナログ専門のレコード店」の情報が多く、それも店舗写真がカラーで掲載されている点です!!
 それこそ「レコードマップ」のカラー版みたいな感じで、渋谷であればVinyl Planetや4dj'sのような無くなってしまったお店の店内写真がしっかりと掲載されてて・・・見てるだけでもグッときます!!

 2006年と言うと、ギリギリでレコ屋が全盛だった頃で、東京であれば濃いレコ屋がたくさんあり・・・ある意味、東京のレコ屋が濃かった時代を切り取ったような内容で最高ですね!!
 レコードマップは、レコ屋を「訪問する」のには最適な資料でしたが、お店が存在したことの「資料」としては落ちる部分(店舗写真がほとんどない)がある中で、これはイイですよ・・・飲もうと思えば、これをツマミに飲めそうな感じもあります(^^;)

 

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『ぴあ関西版 Funky音楽天国』
  1994年7月 ぴあ株式会社

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 これまた大穴系ので、先ほどの東京ミュージックガイドと同じような「音楽版タウンページ」みたいな本で、94年ごろの関西版っといった内容で・・・これを今さら買おうと人はいないのか、問答無用で100円でした(^^;)

 ただ、リリース元が「ぴあ」という時点で優勝で、速攻で買いました・・・達郎さんのベスト盤リリースに伴い9月末に発行されたぴあの特別号も最高でしたが、流石「音楽」や「街の情報」に関しては間違えない取材力で、これもかなり良い本です。

 まあ、先ほどの東京と大体同じで、どちらかというと「バンド系」向きな内容で、ライブハウスや貸しスタジオなどの情報が多いですが、少しだけ掲載されているクラブとレコ屋の情報が濃いっすね・・・


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 んで、気になる内容は・・・関西だけに「レゲエ」が濃く、取材ではRed PrinceやRock Desireの現場を取材してて・・・グッときます!
 ページ的にはかなり少ないですが、クラブ紹介でもDownとかDon Flex、レゲエ系で有名だったJugglin Cityなどレゲエが好きな方にはグッとくる資料かと思います。

 また、レコ屋紹介も最高で、流石にDJブーム前の本なので、馴染みのあるお店は少ないものの、レゲエ系の有名店(Drum & Bass RecordsとかLion Music Denなど)が載っててイイですね・・・
 
 正直、コレが凄い良い資料かと言われたらアレですが、こういう方面の本も掘ると色々とある・・・そんな所ですかね??


 ちなみに、この本を買ったら、本にどうやら当時の某ライブハウスの「当日清算のチケット」が挟まっていました・・・当日清算のチケット(今の若者には分からない??)って今もあるのか分かりませんが、なんかイイですね・・・時代を感じます。
 古本を買ってると、こういう「挟まってるモノ」も魅力で、数年前になぜか代々木上原付近の某オフに立ち寄った際、ブラック系ディスクガイドの名著である「US Black Disc Guide」の初版を古本で買ったら、本に「ダイアモンド映像」のメモ用紙が入っててグッときました・・・30代後半以上じゃないと分からないネタですね(^^;)




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 そんなわけで、結構適当に書いたつもりでしたが、意外と書けましたね・・・

 考えてみると、クラブ系の本ってまだまだあり(DJ Ozmaのヤツとか)ますが、今となっては無用だと思われているものが多いと思います。
 ただ、当時の資料だったり、当時を懐かしんだり・・・結構面白い本も多いので、ご興味があれば掘ってみてくださいね!!


 んでは、次回がいつになるか分かりませんが、次回をお楽しみに~







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< おまけ 釣果報告 >

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 え~、ここ最近は、いつも愚痴ってますが、仕事が結構忙しく、無駄に事務仕事を夜遅くまでしてたり、休日出勤で地方出張をしたり・・・レコ屋などに簡単に行けない日々が続いております(^^;)

 先週末も、Misamisaさんのテープを更新した後、さりげなく福島某所に泊まりで出張したり、先月だと静岡や新潟に行ったりしましたが、ここ最近は上司か後輩と同行することが多く、地方のレコ屋も行けてないです・・・なのでブログで出張話をしていませんでした・・・
 まあ、地方出張は飲み食いが楽しみだったりするので、レコ屋に行けなくてもアレですが、静岡はマキで仕事が終わったので、一人だったら浜松に行ってSoul Clapさんに行きたかったな・・・そんな残念(?)な日々が続いております。

 んで、今週末は久しぶりにちゃんと土日がお休みだったので、日ごろの鬱憤を晴らすべく、昨日は都内のユニオン巡りをしてきましたので、久しぶりに雑談込みで釣果報告をしたいと思います~


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 まず、一発目に行ったのが・・・ユニオンではなく、久しぶりにフリマに行ってきました!

 行ったのは私の主戦場でもある「明治公園」で、今回は手持ち出店の個人が多かった中、奇跡的にミックステープを出してたお兄さんから上記のテープ(12本)を、値引き込みで1000円でゲット!
 レアなタイトルは無く、すでに手持ちなのもありましたが、コレぐらいの量が出ると嬉しいですね~

 ちなみにですが、明治公園でのフリマって久しぶり・・・というか、ちょっと問題があるんですよね・・・

 知っている方はご存じかも知れないですが、明治公園って良く分からない理由で改修工事をする/しないで揺れていて、昔みたく毎週末の開催ってあまりなく、下手したら明治公園が無くなっちゃう・・・みたいな話があるんですよ。
 その理由は、私自身もよく分からないのですが、隣にある「国立競技場」の改修に関係があるようで、つい先日に斬新なデザインが発表されましたが、これの関係のようなんですよね・・・恐らくですが、国立を改修するとなると資材置き場や詰所が必要で、それが明治公園になるんでしょうね・・・

 う~ん、今後、明治公園でのフリマが無くなるかどうかは分かりませんが、なんとか続いて欲しいです・・・


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 そのあとは、ユニオン巡りになるのですが、今の時期は放出セールが毎週末にあり、レアなタイトルが出ることが多く、私の大好物なDisco系12inchのセールが新宿と渋谷であり、迷った挙句、狙ってたタイトルが出ることが分かった渋谷に開店のタイミングで行きました・・・
 んで、狙ってた「Al Hudson / Spread Love」の12inchを無事にゲットしました!!

 個人的には、昨年の震災をうけて、我らのDanny先生が心をこめてパワープレイしてたことでヤラれ、かなり探してたのに中々見つけられなかったタイトルで・・・ジャケ不良/盤はミントな感じで相場よりも安く、ゲットできて嬉しいです(^0^)
 ダンサーなDisco曲で、フィリーマナーが生き、かつ素敵なメッセージが光り、震災直後に行われたパーティーでもプレイしてました・・・Dannyはこういう曲を選んでくるのが上手いな~

 ちなみに、今月末にDanny先生が来日されるようですが、多分、年内最後の出張の準備をする日の夜にあるので・・・行けるかどうか不安です・・・最近はこういう理由でクラブに殆ど行けなくって辛いっす(^^;)

 あと、新宿のセールも凄かった・・・凄い欲しかったのは無かったですが、最近Discoの12inchがまた盛り上がり始めたので、今後も楽しみですね~
 

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 んでもって、渋谷の後に訪れたのが毎度お馴染みの下北ユニオンへ・・・そんなに欲しいのが無く、帰ろうとしたらお世話になってるN村さんがちょうど出勤され、CDのセールがあったので、店頭に出してなかったテープを見せて頂いたら・・・背筋が凍りました!!

 超トップウォントだったMUROさんのCiscoノベルティーがあるではないですか!!

 先日、渋谷のユニオンで出たらしいのですが、電話で問い合わせしたら既になく、苦汁を飲んでしまったこともあり、捜索に火がついてたところで遭遇・・・涙が出るほど嬉しいです!!
 実は、これが揃えば、Ciscoの初期ノベルティーテープはコンプになり、これが手に入ったらブログで紹介しようと思っていたので、超嬉しいです(^0^)

 それ以外にも探してたテープが数本あり、まとめて購入させて頂きました・・・N村さん、いつもホントありがとうございます!!
 最近は、コメントも頂き恐縮です・・・年末にまた行けると思いますので、宜しくお願い致します m(_ _)m

 また、帰る間際、N村さんと濃いテープ情報を交わして帰りましたが、結構レアなテープもあったり、今後も出していくそうなので、気になる方は是非下北に行ってくださいね!!

 ちなみに、Ciscoの話、近い内に公開できると思いますのでお待ちください・・・年末か年明けに公開をしたいと思います(^0^)


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 最後の報告は、下北に行ったもう一つの理由で、Jet SetでMUROさんのノベルティーCDがつくとのことだったので、MUROさんのCDなどを合わせて、CDを貰ってきました(^0^)

 今年のMUROさん、夏はそんなにリリースラッシュでは無かったですが、秋以降、リリース量が増え、特にノベルティーモノが多数あり、コレクターには受難な日々が続いており、コレもその一つですね・・・
 早めに行こうとは思っていましたが、中々下北まで行けず、まだあるかどうか心配でしたが、無事にゲットできて一安心・・・まだ聴いてないですが、聴くのが楽しみです。

 ちなみに、同時に買ったElegant Funkの新作も良かったですが、金額合わせの為に買った「サ上とロ吉」のCD(そんな理由で買ってすみません・・・)が思いのほか良かったです!!
 ロ吉氏のタイトな2枚使いやイルなロック使いも良かったですが、最後の方で「笠●●美子 / バイブレーション」を2枚使いしての横浜ジョーカーがカッコいい・・・
 この方々、一見「お笑い」な感じもありますが、確かな腕とセンスがあるんですよね・・・他のCDも掘ろうかな~



 そんなわけで、週末報告は以上です。
 
 年末に向かって色々と忙しくなりますが、色々とネタは考えていますので、これからも宜しくお願い致します(^0^)
 とりあえず「クリスマス」ネタと「Mixtape Troopers大賞」があると思いますので、お楽しみに・・・両方とも全然考えてないけど、どうしましょ(^^;)







DJ Misamisa 「In My Lifetime Volume One」
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 え~、気づいたら12月に入りましたね・・・ほんと月日のたつのが早くって困ります(^^;)
 今年も今年であんまり何もやれなかったけど、無事に1年過ぎてるのはイイことなんですかね??

 そんなわけで、なんとなく今週聞いてたテープのご紹介です。


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 いきなり「?」が出ましたが、今回は90年代末から00年代初期にかけて、R&B系のテープをリリースしていた「DJ Misamisa」さんという方の作品をご案内をしたいと思います。

 この方に関しては、ネット資料が一切なく、当時の資料を見ると、どうやら女性DJらしいのですが、それ以外の情報は分かりません・・・
 ただ、あのSugar Bitzの前身とも言える「Undaprop Wreckordz」より、今回紹介するR&Bミックスシリーズを5本出していることもあり・・・決して無名な方ではないと思います。

 う~ん、テープを掘ってると、全く詳細が不明な方の作品と出くわすことがあり、結構困るんですよね・・・困ると言っても作品を紹介するのが大変って意味なのですが、無名のDJの作品ほど、意外とイイのがあったりするので、スルーするは出来ません(^^;)
 今回のMisaさんも、割と良質なミックス作品を作ってたので好きです・・・もし、Misamisaさんの情報をお知りの方は是非教えてください!!


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 では、さっそく紹介に行きましょう。

 この作品は、Misaさんがシリーズで出していた「In My Lifetime」というシリーズの第1段作品で、明確なリリース時期は不明ですが、恐らく98年ごろにリリースされた作品だと思われます。
 どの作品もR&Bやダンクラといった歌モノ系をミックスしてて、変に気の張ってない感じが割と良く、当時はボチボチ売れていたテープかと思います。

 第1弾では、直球ではない、割とマイナーな曲を多くプレイしてるのですが、なんとも言えない「ゆるい」感じが悪くはないっすかね・・・

 選曲的にはミッド~スロー直前ぐらいの曲が多く、たまたま自前で持っていたレコでいくと「Lutricia McNeal / Ain't That Just The Way」など、90年代のR&Bを時代/男女を問わずプレーをしています。

 また、選曲のキーになってるのが「ラッパーをFeatしたRemix曲」を多くプレイしてることで、個人的にはオリが好きな「Adriana Evans feat Jeru the Damaja / Seein' is Belleving(Remix)」なんかもプレイしてますね。
 ド定番なRemixもありますが、割と有名でないRemixをプレイしてて、しっかりと掘りがあるところを出したかったんですかね??

 ただ、ミックスの流れに関しては、展開力に乏しい所もあり、聴いてて飽きちゃうかな・・・盛り上がる部分がなく、ゆるい空気でミックスし続けているので、聴いてたら寝落ちしちゃう部分もありますかね(^^;)
 まあ、そういった空気感があるのもイイことなんですが、マイナーな曲が多いのであれば、一曲でもガツっとくる曲を入れてれば、作品的には締まるんだろうな~と思ったりもしました。



 そんなわけで、久しぶりに褒めてるんだか、褒めてないんだか分からないご案内になりましたが、なかなか悪くはない作品のご案内でした。

 今回は、最近は知られてないDJのミックスを紹介してないな~と思ったので、たまたま目についたこの作品を紹介しましたが、不明なDJのミックステープはワンサカありますので、今後も紹介をしたいと思います・・・
 というか、紹介することで、知ってる方から情報を頂きたい・・・そっちの方が本音かもしれないです(^^;)





<Release Date>
Artists / Title : DJ Misamisa 「In My Lifetime Volume One」
Genre : R&B・・・
Release : 1998年ごろ
Lebel : Undaprop Wreckordz UWT-016