HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Spinna & Bobbito 「Wonder Wrote It.」
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 う~ん、最近は仕事に翻弄され始め、残業生活が続いております(^^;)

 別に嫌いなわけじゃないですが、少し早く帰れたらブログの作業が出来るのにな~と思いつつ、無駄に仕事をしています・・・いつ春が来るんでしょうか??

 そんなわけで、帰りの電車では「耳と心に優しいミックス作品」を聴きたくなるので、手が伸びたのがコレでした・・・やっぱり最高です!!


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 これも「そういえば紹介してなかった」系の作品ですが、言わずと知れた大名作「Wonder Wrote It.」をご紹介したいと思います!

 この作品は、あの「DJ Spinna」「Bobbito Garcia」が共作をしたミックス作品で、あの「Stevie Wonder」の関連作品(Produce曲、マイナー曲、Cover曲など)のみでミックスをした作品です。

 2001年にリリースされ、アンダーグラウンドリリースながら大ヒットし、その功績と御大への愛が通じたのか、後年にはオフィシャルリリースもするなど、大ヒットした作品なのでご存知の方も多いかも知れないですね・・・
 私自身は、数年前に中古で購入し、そんなには聴いてなかったのですが、なぜか昨年あたりから、私の中で「Stevie熱」が過熱し始め、ここ最近は凄い聴いてて・・・やっとこの作品の良さが分かった次第です(^0^)


 まず、製作者の紹介ですが、Spinnaに関しては説明が要らないかと思いますが、以前紹介したQuincyと同様にStevieにも超影響を受けたみたいで、このテープを聴いてるだけでも「愛」が伝わります。
 分かりやすい例だと、この「動画」が分かりやすいですかね・・・御大の登場に、心の底から喜んでおり、大変素敵です・・・というか、この状況、DJ冥利に尽きるでしょうね!!

 そして、共作者のBobbitoですが、こちらの方は説明がいるかも知れないので、補足をしましょう。

 BobbitoさんはNY出身のプエルトリカンで、90年代初期には黄金期のDefJamのA&Rをしてたり、アンダーグラウンドなHipHopの普及に貢献したラジオ番組「The Stretch Armstrong and Bobbito Show」でホスト役をしたり・・・Spinna同様にHipHopをベースに活動をしている方です。
 様々な活動をしていて、DJやライター業のほかに、得意なバスケットボール関連の仕事としてストリートバスケの選手やコーチとして活動したり、そのバスケ熱の先としてスニーカーの熱狂的なコレクターとして活動をしたり・・・イイ意味で「壁」がない活動をしているお方ですかね??
 ここ最近はバスケ方面で有名になっていますが、こちらの業界的にはStretchとのラジオや、Bobbitoが運営していたレーベル「Fondle'Em」からリリースした楽曲など・・・HipHopに多大な貢献をした存在で、リスペクトをされないといけない存在ですね!!


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 では、作品の紹介にいきましょう!

 先ほどもご案内した通り、カバー曲Stevieが提供/Produceした曲、そしてStevieのマイナー曲など・・・全編にわたって「Stevie愛」に満ちた作品になっており、最高です!!
 作品は2本組みになっており、それぞれのテープを両者が担当して選曲/ミックスをしていますが、両者とも流石な内容で、何度でも聴きたい・・・そんな内容になっているかと思います!

 まず、選曲面ですが、ド定番もありますが、とにかく「深い」選曲でヤラれます・・・

 実際にプレイされた曲でいくと、個人的にはMUROさんに良さを教えて頂いた「Ray Barretto / Pastime Paradise」のようなカバー曲や、御大が契約の都合で変名で楽曲提供/Produceをした「Minnie Ripperton / Take A Little Trip」のような外部仕事モノなどがプレイされています。
 この辺は定番だったりするので分かりやすいかと思いますが、選曲面は両者とも深くって、御大の名作「Songs In The Key Of Life」についてくるオマケ7インチからプレイしたり、写真右下の「Brainstorm / Everytime I See You I Go Wild」のようなLPの中にひっそりと隠れたカバー曲など・・・深いです!!

 もー、調べてて勉強の連続で、こんなにも関連曲があるんだ・・・と唸ってしまうほどで、そういった知られざる関連曲を多くプレイし、場合によってはカバー曲の連続プレイなんかをする訳ですよ・・・桁が違います!!
 個人的には、以前私も動画をアップしたことがある有名音楽番組「Soul Train」に向けて御大が書き下ろした楽曲をBobbitoがしっかりとプレイしてる辺りがヤラれました!!


 また、ミックスの面でも内容の良さが光っています!!

 両者ともCDを前提にしたワンミックス(A→Bにつながる)ですが、飽きさせない選曲と楽曲を光らせるミックスが冴えており、かなり聴きやすい内容になっています。
 Stevie Wonderという存在を考えると、アップテンポな曲やメローな曲など、様々な楽曲を作り上げていた存在で、その関連曲であれば更に様々な要素のある曲がある中で、上手く選曲をまとめ、上手くミックスをしているのが印象的です。

 例えばSpinnaは前半はメローな曲を中心にプレイし、後半は段々と上げてくる感じのプレーをしてて、Stevieの魅力を時間内に上手く表現している印象があります・・・
 まあ、こういったBPMを上げていくミックスは、割とよくある手法なのかもしれませんが、これだけ深い選曲をしつつ、要所要所でカバー曲繋ぎなんかをしたり・・・何よりも「Stevie Wonder」の良さを光らせたミックスが秀逸で、大変素敵ですよ!!




 ややザックリとした紹介になりましたが、どう考えても「Stevie愛」が無くては作れない傑作ミックスですね!!

 個人的には、予備知識やStevieのことが詳し無くても、ミックスから放たれる優しいグルーブが秀逸で、誰でも楽しめるSoul/RareGrooveミックスとして成立してると思います・・・リラックスタイムには重宝しますよ(^0^)
 




<Release Date>
Artists / Title : DJ Spinna & Bobbito 「Wonder Wrote It.」
Genre : Soul、Funk、RareGroove、Jazz、Reggae、Latin、Rock・・・
Release : 2001年
Lebel : Bobbito's Footwork / Fruit Meat Clothing No Number

Notice : CD盤について
 恐らく同時販売でCD盤(CD-Rらしい)が出ています・・・ミックス的にはワンミックスなので、CDの方が主軸になるのかな??


Notice : 続編について

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 この作品を出した翌年には上記の続編もリリースされています!
 こちらも素敵な内容なので、その内に紹介をしますね(^0^)



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DJ Komori 「R&B Mix Vol,06 - Update」
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 え~、どういう訳か、1週間の間に地方出張が2回あり、頑張って仕事をしてきましたが、かなりタイトな日程なので、現地のレコード屋に寄ることが出来ず、ブログ的には大変面白くない生活を送っております(--;)
 昨日は九州某所に行っていたのですが、どうやら受験シーズンで空いてるホテルが一切なく、人生初のカプセルにトライ・・・ただ、意外と居心地がよく、また大人の階段を一つ登ったような気がします(^^;)

 そんなわけで、先週聴いてたテープの紹介です~



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 ここ最近は「そういえば紹介してないテープ」の紹介をしていますが、Komoriさんのテープも全然紹介してなかったので、久しぶりに紹介です!

 コモさんの代名詞「R&B Mixシリーズ」の第6段に当たる作品で、タイトルの「Update」から分かる通り、R&Bにおいて「最新/最近」の曲を扱ったミックスになります。
 まあ、いわゆる「新譜ミックス」になるわけで、個人的には対象外な内容なんですが、そこはコモさんの作品・・・なかなかの作品になっています。

 まず、選曲的には02年ぐらいまでのR&Bを中心にしてて、写真に上げたUsherとかDestiny's Childなど・・・もはやPop Hitsな内容を手堅く選曲をしています。
 ただ、調べてみて分かったのですが、割とアルバムオンリーの非シングル曲を多く選らんでおり、その辺の手腕は流石ですね。

 また、ミックスもアップな空気を保つ感じの内容になり、ガン上げな感じではないですが、分かりやすさと馴染みやすさが同居したパーティー感を作ってるのもいいですね。
 困った時に出る比喩表現(久しぶりかも?)でいけば・・・こういったR&Bを詳しくしらない女の子とドライブしてたら、フレンドリーな空気になっていき、次第に話が弾んでいく・・・そんな感じでしょうか?
 コアにならず、マスにもならず・・・そんな安定感のある空気の作り方は上手いっすね~




 そんなわけで、いつにもまして短い文章でしたが、作品の質的には流石の出来かと思います・・・ただ、今となっては無理して聴くほどでは無いかな??
 
 久しぶりにテキトーな紹介になってしまいましたが、いつものような無駄に長い文章が毎回書けるわけではありませんよ・・・その作品の紹介が思いつかないこともちゃんとあります(^^;)
 ちなみに、蛇足ですが、コモさんのテープは、今回の6のように、中古だと「DMR」の値札が付いてるのが多いですね・・・当時のDMRらしいっちゃDMRらしい作品ですね~



<Release Date>
Artists / Title : DJ Komori 「R&B Mix Vol,06 - Update」
Genre : R&B、Pops・・・
Release : 2002年11月
Lebel : Sugar Bitz ST-058


  


V.A. 「Daddy's House Vol.1-3」
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 え~、色々とありまして緊急更新です!!

 これは、以前からリクエスト(?)が多かった作品で、その内に紹介をしようと考えてた作品ですが、ちょうど良い機会と巡り合えたので、緊急で紹介をします(^0^)
 久しぶりに真面目に聴きなおしましたが、内容は天下一品ですよ!!


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 このテープは、渋谷が誇るHipHop系名物クラブ「渋谷Harlem」において、初期の看板パーティー「Daddy's House」の現場を録音したテープになります!
 現場録音系のテープも、テープ界においては美味なジャンルの一つかと思いますが、その中で群を抜いてヤバいテープで、これはグッとくる方が多いかと思います(^0^)


 まず、Harlemに関しては知らない方がいないぐらい、有名なクラブかと思います・・・昨年で15周年を迎え、もはや「老舗」とも言ってもいいぐらいですよね?

 オープンは1997年で、オープン以降、渋谷のHipHopを引っ張り続けている存在で、今もその「中心」にいるのが頼もしい存在かと思います・・・

 私も、初期のころは高校生だったので行けませんでしたが、絶えずフレッシュなパーティーが多く、ある種の「憧れ」の存在だったし・・・MUROさんとKODPクルーでの超絶ロングセットがヤバすぎだった「Back to Old School(超復活希望!!)」でクラブの面白さを知ったり・・・かなり思いのあるクラブです!
 このブログを読んでいる方でも、色々と思い出がある方も多いかと思うし、Harlem経由でリリースされたアルバムなんかも多いし、毎月休まずに発行してるマンスリー(昔風に言うとハーレム新聞ですね!)を読んでる方も多いと思うし・・・お世話になった方は少なくはないかと思います。


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 その中で、今回紹介をする「Daddy's House」の存在は大変大きく、Harlemをココまで大きくしたのも、そして、日本のHipHopを大きくしたのも・・・Daddy's Houseの存在があってだと思います!!

 このパーティーは、あのDJ Master Keyさんを中心にDJ Kenseiさん、DJ Yukijirusiさんなどが参加したパーティーで、渋谷の金曜を彩ったパーティーとして有名かと思います。

 特に大切なのが、それまでクールな雰囲気や男臭い(?)感じの多かったHipHop系のパーティーにおいて、そんなに主流では無かった「みんなで楽しもう!」というパーティーの本来の方向性を大きく打ちだし、音楽だったり、酒だったり、人だったり・・・HipHopにおける「パーティー/クラブの在り方」を明確に示した点です。

 この点においては、Masterの考えが強く、NYで生活をしてた頃に感じていた「生のHipHop/生のパーティー」を日本でも根付かせたい・・・そんな気持ちでDJをしてたみたいな話をしてたかと思います。
 実際に、Masterの代名詞であるマイク使いはその表れだし、下で紹介もしますがサイドMCとのプレイだったり・・・ジブさんの名曲「Parteechecka」でいうところの『楽しまなければお前の負け~』をお客さんと共に体現をしていった・・・そんなパーティーで、結果として日本のクラブ界への影響は相当だと思います・・・


 そんなパーティーの「現場の音」が詰め込まれたのがこのテープになります!!

 詳細は以下で紹介をしますが、とにかく「熱すぎ」です(^0^)



『DJ Master key - Classic Set』

 そんなわけで、このテープの紹介ですが、分かりやすくするために上に音源をアップしてみました・・・一応、大丈夫そうな音源だけのアップになりますが、何かあったら削除する場合があるので、ご了解ください・・・

 まず、このテープ、合計3本リリースされており、Harlemがオープンした97年の後半に作られたモノだと思われます・・・インデックスを見る限りだと、97年9月の録音と推測できる記述がありますが、詳細は不明です・・・
 また、これが販売で出たモノなのか、それともパーティー来場者へのノベルティーなのかも不明です・・・個人的には、このパーティーの空気を知ってもうら目的で作成したのかな~と思うので、配布なのかな・・・と思います??
    ⇒追記2013/4/6
      情報によると、原宿Fatbeatsなどで販売があったようで、
      配布系のテープではなく、販売物だったようです。


 んで、肝心の内容ですが・・・音は良くないですが、激熱ですね!!

 録音方法は、ミックスのライン録りではなく、スピーカーからの音を直録りしてるので、かなり音は良くないですが、その分、遊びに来たお客さんの歓声や、ダンスしてる際に発するスニーカーの擦れる音など・・・それこそ、クラブでしか体感出来ない「生の音」も録音されており、結果として大変素晴らしい録音になっています!

 まず、最初の音源はVol.3に入っていたMasterが単独でDJをしてる音源で、これがDaddy's Houseにおいては一番標準的(?)な状況かと思います・・・
 私自身はDaddy's Houseには行ったことが無いので、本当にそうなのかは分かりません・・・ただ、コレを聴いて盛り上がらなかったり、パーティーに行きたいと思わなかったら・・・B失格で、とにかく最高ですね!!

 内容的には鉄板のクラシックセットで、プレイされる曲だけで上がってしまいますが、曲が変わるたびに歓声がおきたり、定番のフックではしっかりと合唱がおきたり・・・ホント素敵ですね!!

 もー聴けば分かるかと思いますが、とにかく「パーティーノリ」な感じが最高で、Masterの間違えのない選曲やマイクでの煽りなどが炸裂し、聴いてるだけでもグッときます(^0^)
 また、このテープにおいては、やはり「お客さんの歓声」が入っていることもポイントで、更にその場のバイブスを上げてますよね・・・定番の「Black Sheep / The Choice Is Yours」とか「ATCQ / Scenario」での合唱は、野郎だけでなく女子も合唱してて大変イイですね!!
 


『DJ Kensei - Classic Set with Zeebra & Mummy-D』

 そして、もう一本、大丈夫そうだった音源を紹介すると、初期のDaddy's Houseに参加をしてたKenseiさんのプレイで、今となっては珍しいパーティーミックスを熱くプレイしています!!

 Kenseiさんに関しては、自身の嗜好が段々と変わっていったことで、ある時期にDaddy's Houseを離れましたが、当時としては東京を代表するHipHop系DJの一人だけにMasterとの2枚看板でDaddy's Houseを支えていたと思います。
 テープを聴いている限りだと、Masterが定番曲や最新のヒット曲を直球的にプレイするのであれば、Kenseiさんは少しだけ別角度でプレイする・・・みたいな感じで、二人にプレイで上手くバランスをとっていたようにも思えます。

 んで、肝心の音源は、ゴリゴリのHipHopクラシックセットで、こちらも聴いてるだけで上がりますが、何よりもサイドMCにあの「Zeebraさん」と「Mummy-D」さんが参加してて、そのサイドっぷりが素晴らしすぎますね!!

 Daddy's Houseでは、DさんがゲストDJとして参加していた時期があり、DさんがサイドMCを結構やっていたようですが、この音源のジブさんみたく、色々なMCがサイドをしてたようです・・・今回の3本のテープにおいては、Dさん繋がりで士郎さんもマイクを握っていました。
 恐らくですが、MCのライブもあったりしたので、その流れでサイドをやったり・・・また、そのMCがたまたま遊びに来てて、それでサイドをやってくれたり・・・そんな流れでサイドMCが自然発生的に入ったように思えます??

 Harlemと言えば、一時期はHipHop業界の社交場として有名で、DJやMC、レコード会社の人やその他もろもろの方が沢山集まり、そこで生まれた交流や話でビジネスに発展するみたいな流れがあり、結構な業界関係者が来ていたと思います。
 なので、ジブさんなんかも普通に遊びに来て、ノリでサイドをやってた・・・そんなことも多かったのかな~と思います??


 そんなわけで、話を音源に戻すと・・・この音源ではジブさんのサイドMCが激熱で、素晴らしすぎます!!

 流石、マイクが本職だけあって、粋な煽りが多く、グッときます・・・個人的にはジブさんが大好きな「KRS ONE / Outta Here」は、かなり歌っててグッときました(^0^)
 また、最後の方で、Kenseiさんらしくド渋な「Heaven and Hell」をブレイクとしてプレイしてますが、ジブさんはそれも楽勝で乗りこなしちゃってます・・・ホント上手いっすね!!

 これは、個人的な持論なんですが「ラップが上手い人はサイドMCも上手い」と考えています・・・

 歴史的に考えたら、ラッパー自体がDJの横で煽ることから発展したと考えると、それは当然なんですが、意外と忘れがちなことで、ラッパー的な素養が試される場かな~と思います・・・
 それこそ即興で上手いことを言ってお客さんを盛り上げないといけないし、曲も知ってないといけないし、何よりもその場のお客さんを掴んでDJの流れに乗せないといけないし・・・MCのスキルが結構必要だと思います。

 その限りにおいて、ジブさんやこの音源では登場が少なかったDさんは、ホント上手くってヤラれます・・・以前紹介をしたJazzy JeffのミックスでのMad Skillzのサイドもそうでしたが、DJとお客さんが作るバイブスを更に熱くしてて最高です!!




 そんなわけで、とにかく「Daddy's House / 渋谷Harlem」の熱さが感じられる作品で、今聞いてもグッとくるテープです!!

 2タンテとミキサーとレコード、そして1本のマイク・・・極めてアナログ的なセットだけで、こんなに熱く出来るのは「クラブ」という場所での化学変化があってこそかと思います。
 その化学変化は、クラブに行かないと感じられないモノですが、このテープでは、その化学変化を純粋に録音しており、テープを聴いただけでも熱さが分かる点は素晴らしいです!!
 
 入手に関しては、そんなに簡単には出ないテープですが、たまに中古で出てたりしますので、お好きな方は頑張って探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : V.A. 「Daddy's House Vol.1-3」
Genre : HipHop、R&B、DanceClassics・・・
Release : 1997年ごろ?
Lebel : Snake Eye Productions No Number





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「 今回の記事の本題 」

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 え~、今回、急遽このテープを紹介したのは、やっと報告できる内容があるからです(^0^)

 出だしで「良い機会」と書いたことなのですが、実は渋谷Harlemさんからお話を頂き、15周年記念で作成をしたフライヤー本「HARLEM 15TH ANNIVERSARY BOOK」に私が持っていたフライヤーを貸し出しさせて頂き、この度、無事にその本が完成しました!!

 この本は、Harlemさんで開催されたパーティーのフライヤーでHarlemさんの15年を振り返ろう・・・みたいな本で、歴史的にも貴重で、大変豪華な本になっています・・・詳しくは「Harlemさんのブログ」をご確認ください!


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 ブログを長く読んで頂いている方であればご存知の方もいるかと思いますが、私の中で「フライヤー収集」もライフワーク(?)の一つで、90年代後半からコツコツと収集してて、今となっては貴重なモノも多く、たまに資料としてブログで活用してたりします。
 その流れがあってなのか、Harlemのスタッフさんから「どうしても揃わないフライヤーがあるので協力できないですか?」と問い合わせがあり、私が持っていたフライヤー(97年~02年ぐらいまでの)を貸し出し、一部のフライヤーが実際に本で使用をされたようです。

 完成した本も送っていただき、拝見させて頂きましたが、ホント素晴らしい内容で最高です!!

 流石15年の歴史があるだけに、色々なパーティーがあったわけですが、それが一つになっているのが歴史的に貴重ですし、単純に読み物としても面白いです!!
 私個人としては、今回のテープの記事でも書きましたが、憧れも尊敬もあるクラブなので問答無用で協力をしましたが、こんな素晴らしい本になるとは想像もつかなったので、ご協力が出来て凄い嬉しいです(^0^)

 この本は、クラブ来場者へのノベルティーとして配布してるそうで、今週水曜日のコモリさんのパーティーで配布が完了するようなので、欲しい方はHarlemさんへお出かけくださいね!!
 また、若干数ですが、応募によるプレゼントもあるようなので、詳しくはHarlemさんのHPにてご確認ください(^0^)

 HarlemスタッフのT村さん、本当にご苦労さまでした!!

 機会がありましたら、Harlemへ遊びに行こうと思いますので、今後とも宜しくお願い致します(^0^)


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 なお、オチじゃないですが、ちょっと補足的な話(愚痴)も書きたいと思います・・・

 今回のフライヤー、大半は実家に置いてあり、お話を頂いた時点でかなりの枚数はあるな~とは思っていましたが、実際にどのくらいあるのかは分からず、昨年の某日、実家に帰って掘り返し作業をした上でお貸出しをしました。

 色々とあって、平日の夜に帰って作業をしたのですが・・・鬼のような枚数(総所持数は目算でいくと5千~1万枚ぐらいあります・・・)から探すのも大変でしたが、一番しんどかったのは「親の目」でした(^^;)

 30過ぎた独身男が、平日に突然帰ってきて、何をするのかと思ったら、タンスにしまってあるゴミ(親目線だとそうですよね)を漁ってる訳ですよ・・・怒るどころか心配をされました(^^;)
 普段、会えば必ず「早く嫁を連れてこいよ」系の話しかしないのに、一心不乱にフライヤーをめくってる(私個人は超楽しみながら探してました!)姿を見て「この子は大丈夫なのか・・・」と感じたようです・・・

 この話、もっと愚痴れることも多く、それで文章が埋まってしまうので書きませんが、久しぶりにコレクター稼業は色々と大変だな~と思いました(^^;)
 なお、本が形になったことを報告したら、それはそれで大変喜んでいて、ちょっとだけですが名誉挽回はしましたよ・・・父ちゃん、母ちゃん、いつも心配ばかりさせてすみません m(_ _)m

 ちなみに、私の両親、恐らくですが、このブログを私がやってることを知らないと思います・・・きっと、見てしまったら、息子の馬鹿さ加減に絶句するんだろうな~(^^;)








 
DJ Crystal 「Made in Japan Classics vol.02 - Ordinary Love Story」
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 今回も「ドマニアック」な作品ですが、これは是非紹介をしないといけない作品です!

 昨年の晩夏にやっと購入できた作品で、買ってからは聴きまくっておりました・・・そして、大半の収録曲も買ってしまいました(^^;)
 
 内容が内容なので、完全伏字対応での紹介になりますが、紹介をしたいと思います!


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 この作品は、2年前ぐらいに紹介をした「Made in Japan Classics vol.01 - Disco Tokio」の続編にあたる作品で、いわゆる「和物」なミックス作品になります。

 製作者のCrystalさんのことや、この作品(シリーズ)の背景は、第1段の紹介記事をご参照頂きたいのですが、和物をHouse/Disco的なミックス/選曲でプレーしているのが唯一無二で、手に入れるまで時間がかかりましたが、素晴らしい内容です!!

 ミックス自体は1作目から時間を待たずに作成したようで、2005年2月ごろに製作をされたミックスのようです。

 この作品も1作目と同様に手渡しレベルでCD-Rを配布したり、mixi辺りで限定的に配信したり・・・かなり限られた条件で配布されたようで、今回紹介するCDは手渡しで配布されたモノだと思われます。
 1は、数年後にJet Setのノベルティーとしてリプレス(結果的にですが)され、ここ最近は割と中古市場でも見かけるのですが、2と3は殆ど出ない感じなので、作成数はかなり少ないと思います。


 内容的には、1作目に比べるとラウンジーな感じで、副題である「Ordinary Love Story(=よくある恋の物語?)」が示すように、ラブ・ソング的な曲をCrystal流に選び、それで大変グルービーなミックスに仕上げています!
 選曲面は間違えないし、ミックスの流れも、前回と同様に起承転結を生かした流れになり、徐々に気持ち良さを上げていく辺りは流石で、ミックス時間が短い(40分ぐらい)中でストーリーを作れるのにはヤラれます!!

 んなわけで、以下で紹介をしますが、前作みたく起承転結で書くのも能がない(書いたけどパッとしなかった・・・)ので、いつもどおりな紹介で書きたいと思います(^^;)


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 まず、選曲的な話からしますと、出だしからクラシックな「笠●●美子 / ●イブ●イション」からプレイをし、イントロの華やかなホーンから一気にグルーブを掴み、そのまま気持ちいい展開を引っ張っていくのは上手いですね!!

 選曲的には、70年代~80年代のいわゆるCity Pop~Ligth Mellow的な曲を中心にプレイしてて、後でも紹介する達●さん関連(●イブ●イションもそうですね!)や、探偵物語のOP曲で有名なShogunの中心人物のソロ曲「芳●藤● / ●acific」など、幅の広さと奥深さがある選曲でミックスを作っていくのが大変良いです!
 それこそ、Crystalさんも影響された名著「Light Mellow 和モノ669」に掲載されているような楽曲を中心に選曲をしているのですが、クラブ・ミュージック以降の「ダンス視点」のような感覚が冴えており、この辺はCrystalさんの真骨頂ではないでしょうか?

 また、その選曲の流れにおいて、メジャーなアーティストの隠れた名曲も独自の視点でプレイをしており、それこそ、あの「寺尾●」さんの大ヒットアルバムからは素敵なMellow曲「●期せぬ出来●」を序盤でプレイする辺りもイイですね!!
 「ル●ー指輪」でお馴染みのアルバムで、今でもHard Off辺りであれば確実に100円で買えるLPですよね・・・こういった「掘り視点」もグッとくるところで、ジャケでのサンプリングもナイスです(^0^)

 あと、メジャー系だと「杏● / He’s ●y ●usic」もイイところを突きますね・・・Crystalさんも絶対好きな角●敏●さんProduceの作品ですが、これもLPの深い所に入ってます・・・掘ってるな~
 流れ的にも、序盤はゆっくりと攻めつつ、藤●さんで上手くシフトアップし、初夏のシーサイドのような雰囲気に持っていったところで杏●を入れてくる辺りは、後に繋げる上でバレアリックな空気感を作り、駒の進め方として最高です!!


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 そんなバレアリックな空気の元、ミックスの山としてブチ込んでくるのが言わずとしれた達●クラシックな「竹●まり● / ●ラスティック・●ブ」です!!
 恐らく、この作品は、この曲を盛り上げるためにミックスを繋いでいったようで・・・ミックスのストーリー作りもさることながら、曲の使い方など、個人的にはグッとくるミックスです(^0^)

 まず、注目なのが、12inch盤に収録されている、●郎さん製作のマスターミックス調のExtended Club Mixでプレイしてる点ですね・・・

 12を聴いたことがある方なら分かるかと思いますが、達●さんが「どうしちゃったの?」というぐらいの熱い(?)エディット(コラージュ)を加えたバージョンで・・・プレイの仕方によっては正直プレイしづらいバージョンを、大変上手く使用してるどころか、普通以上にこの曲を光らせています!!

 まず、結果的に原曲よりも少し勢いを落とし、ドラムのグルーブで引っ張る構成にしたこのバージョンを生かすため、杏●辺りから仕込んだバレアリックな雰囲気で繋げ、上手く曲を馴染ませている辺りは大変上手いです!
 前作でもそうですが、単純に「起承転結」でミックスをしてるのではなく、押しの1曲を光らせる為の起承転結(=ストーリー作り)が生きた好事例で、Crystalさんのこういうプレイはホント上手いですね!!

 また、曲がExtened(長く)なっているので、聴き方によってはダレてしまったり、中盤のブレイク部分でのエディットな所で引いちゃたり(笑)するのですが・・・その中盤ブレイクに入る前で、あえて別の曲(大●●志幸 / その●XX●)を1曲プレイし、その後、まり●さんの曲に戻します・・・
 これがメチャクチャ上手いアイデアで、割とドラムが熱く、バレ風でエレクトロ感もある大●氏の曲で更にテンションを上げつつ、また●ラスティック・●ブのブレイク部分(エディット炸裂な所)に戻すのですが、大●氏の曲があったからこそ、あの熱いエディットが上手く中和(?)され、逆に良く聞こえてしまい・・・かつ、その後のまり●さんの歌を更に盛り上げさせている辺りは・・・素晴らしいアイデアです!!

 私自身は、12であればB面のLPテイクに近いNew re-mixの方が歌やグルーブに勢いがあって好きなのですが、このプレイにはビックリで・・・選曲やミックスの仕方で、こうにも聞こえ方が変わるのか~と痛感させられました!
 私がミックステープなりのDJミックスを好む理由は、こういうところにあり、DJミックスをすることで曲が更に光る・・・そういった好事例かと思います(^0^)


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 そんなわけで、買ったけど紹介しなかったレコもあったので、減価償却な意味を込めて集合写真で〆ましょう・・・

 今回も、ミックスを何度も聴いてたら、収録曲が欲しくなり、年末ぐらいから持ってないレコードは買い始めましたが、どのレコードもそんなには高くはなく、むしろ100円でも買えちゃうレコも多く・・・こういう所にもグッときます!

 値段が安かったり、注目をされてない曲でも、探せばイイ曲があったり、さらにプレイの仕方によっては曲がもっと輝いたり・・・そういう「DJにしか出来ないマジック」が発揮されている点は素敵だと思います(^0^)
 また、結果として全ての収録曲は探せなかった(オ●ガは掘れなかった・・・)ですが、そのマジックが発揮したことで私はレコ屋に向かった訳です・・・年末に書いた関口さんのミックスでも書きましたが、そのミックスを聴いた人が収録曲を買いたくなる・・・そのぐらいの求心力がこの作品にもあり、大変素晴らしいです!!



 正直、和物なので、好みもあるし、何よりもCDという形では大変入手しづらい作品かと思いますが、しっかりと「DJミックス」に昇華されている点は素晴らしく、この手が好きな方なら、是非、掘って頂きたい作品です!
 また、もともとネットでも流布してた音源なので、探したらそっち系でも聞けるかも・・・どうなんでしょう??

 なお、このシリーズの第3弾も昨年購入し、こちらもヤバい作品なので、近日中に紹介のアイデアがまとまったら紹介しますね~(^0^)






<Release Date>
Artists / Title : DJ Crystal 「Made in Japan Classics vol.02 - Ordinary Love Story」
Genre : 和物(City Pop、Pops、Light Mellow・・・)
Release : 2005年2月頃
Lebel : No Lebel No Number

Notice : トラックリストについて
 CD版にはトラックリストは無いですが、ネット上にはこの音源がネット配信された時に配布されたと思われるトラックリストを記載しているサイトがあります・・・気になる方は探してみてね。





DJ Kazuaki 「One Nait Stand」
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 え~、2月になり、まだまだ寒い時期が続くのかな~と思ったら、結構暖かい日が増え始め、それはそれで助かっているのですが・・・さっそく鼻と目の花粉センサーが点灯し始めました(--;)
 今年は花粉の飛散量が多いらしく、花粉症の私は戦々恐々です・・・暫くは涙目での更新になりそうです(^^;)

 そんなわけで、そういえば紹介してなかった系で、ドマイナー過ぎて紹介が出来なかった1本のご紹介です!!


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 今回は「DJ Kazuaki」さんという全く詳細が分からない方のテープのご紹介です。

 以前からそうなんですが、全く詳細が分からないDJの作品は、詳細や内容が分からなくっても買うようにしています。
 まあ、いわゆる「ジャケ買い」とか「マイナー掘り」みたいなモノで、外れも当然多いですが、当りを引き当てることも多く、以前も「このテープ」を紹介しましたが、誰も買わないテープを頑張って収集しています(^^;)

 その中で、今回のテープ、DJ名は全く持って分からず、それどころかジャケの絵の微妙さ(失礼!)があって、誰も手を出さない感が強く・・・そういうモノほど「むしろ」買ってしまう訳ですが、内容的には大ヒットで、今回の紹介になりました!


 まず、製作者である「DJ Kazuaki」さんですが・・・全くもって詳細不明です。
 
 検索をしてもソレっぽい人には全く当らないし、当然ながら私の記憶の中でも存在は分かりません・・・テープには「history I.K.B Crew」と書いており、それでいくと池袋で活動をしてた方なんですかね??

 ただ、ここからが「マイナー掘り」の醍醐味の一つなのですが、テープのジャケに印刷されている僅かな情報から紐解く・・・という楽しみ(?)があります。
 
 上の写真は、このテープ・ジャケの一部に印刷なのですが・・・コレを見ただけで私はグッときました!!

 今も昔もそうですが、作品の裏なんかに、作品を作るにあたって関係したレーベル・お店・グループなどの意匠マークを入れてることが多いですよね?
 そのマークを見て「ああ、この作品はあそこのお店と関係があるんだ~」とか思う訳ですが、そうすると、そのマークがその製作者のキャラクターや製作に関する詳細を紐解く材料になることがあります。


 んで、今回のテープの場合、マークもマニアックなのですが、これが貴重な情報になります。

 例えば、写真の左上のタグっぽいマークの「groovaholiks」は、恐らくですが高田馬場にあったレコード屋(DJのチーム名かも??)で、写真右の「Bounce Records」は、池袋のサンシャイン通り付近にあったレコード屋です・・・これでいくと、Kazuakiさんが池袋周辺で活動していた事実にリアリティーが出来ますよね。

 また、左下の「Real Deal」は、あのDJ Hondaさんが渋谷のクアトロ(今はBook offがあるビル)の3Fに構えていた洋服・レコード店、真ん中の黄色いロゴは今でも健在なDJ機材ショップ「Power DJ's(池部楽器さん・ここも池袋)」のマークがあり・・・これでいくとkazuakiさんは「スクラッチ系DJ」の匂いもします。
 また、Power DJ'Sの右の「Zebra Records」は、渋谷の端に一時期あったレコ屋で、サンフランシスコに本店があったレコ屋で、西海岸系ターンテーブリスト系がちょっと強かったことから、その線もあるかな~と思います。

 そして、これらのマークを元に考えると、それらのお店は90年代後半から00年代初頭までにあったお店なので、このテープもそのぐらいの時期に作られた・・・と思われます。


 まあ、書いたことが全て正しいとは思えませんが・・・私はこういう「視点」で日々テープを楽しんでおります(^^;)
 今回はマークでの想定でしたが、インデックスなどにある「Big Shout / Special Thanks」も注目で、それから詳細を調べたり(妄想したり?)しております・・・・

 多分、レコードとかであれば、全く知らないレコードだけど、裏面に書いてある製作者や演者の名前などから想定をする・・・みたいな行為と同じな訳で、買い方/楽しみ方としては高度になっちゃうかも知れないですね。
 ただ、こういった行為が「テープ」でも出来るんですね・・・かなり「おバカさん」じゃないと出来ない買い方/楽しみ方ですが、ご興味があれば挑戦してみて下さい・・・

 ちなみに、そういった買い方であれば、テープに書いてある発売元の電話番号が「地方番号」だったら問答無用で買っています(^^;)
 地方産のテープは、これまた特殊で、大都市圏にはない感覚やグルーブがあったりするので、これもヤメられないです・・・ 



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 そんな訳で、テープの紹介です!

 私の推測でいくと「池袋」「スクラッチ系」というタームが出ましたが・・・実際はそれらと全く関係ない「ダンクラ系ミックス」になっています(^^;)
 
 長ったらしい前振り文章を読んで頂いたなら「へっ、マークの推測話は関係ないの?」と思うでしょう・・・私もこのテープを購入した際、マークを見て一瞬で「池袋・スクラッチ」が連想され、買ったわけですが・・・見事に予想が外れました・・・
 ただ、内容を深く聴くと、その連想もあながち間違ってないかな~と思う部分もありつつ、内容自体はかなり良く、結果的には大当たりでした(^0^)

 ます、A面は割とアッパーな選曲になり、それこそ「Jenny Burton / Bad Habits」「Temptaions / Treat Her Like a Lady」のようなクラシックの連発でヤラれます!!

 選曲面を見てると、MUROさんのSuper Disco Breaks以降のダンクラ選曲で、多分影響を受けてるんだろうな~という感じです・・・他にも「Dyasty / Here I Am」とか、往年のMUROクラシックが多いっすね。
 ただ、独自の渋い選曲も光り、個人的には「Manhattan Transfer / Spice of Life」がツボでした・・・どちらかというとFushion系のダンクラ(Shakatakなど)を上手くプレイしてて、選曲のセンスは大好きです(^0^)

 また、ミックス面は、連想話で出た「スクラッチ」は一切ないのですが、リズムキープとミックスは上手く、グルーブを維持しながらカットインしていく感じはイイですね。
 コレもMUROさん的なのですが、DJはしっかりと出来る点と、想定したスクラッチ系が繋がるのかな~と思いました・・・ちょっと強引かも??


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 そしてB面ですが、こっちはスロー選曲で、こちらもイイです!!

 こちらもこちらで、MUROさんのDiggin' IceDiggin' Heatのプレイ曲が多く、曲のプレイの仕方やグルーブの出し方も似ていますが・・・かなりグッとくるプレイです!!

 選曲的にはクラシックの連発で「Patrice Rushen / Remind Me」「Debarge / Stay With Me」なんかをプレイしてて、MUROさんのテープにヤラれた方であれば分かる選曲で、「Ta Mara and the Senn / Affecton」なんかはモロそうですよね!
 ただ、独自色もやっぱりあり、「Teena Marie / Ooo La La La」のような一般的なPop系もプレイしています・・・これも定番曲ではありますが、その線でいくとEric ClaptonのChange the Worldなんかもプレイしてて・・・そういった感じは独自色であり、池袋的なのかな~と強引に思ってしまいます(^^;)

 また、スロー選曲のB面でも光っているのですが、グルーブの作り方が結構上手く、選曲に山と谷があるのが好印象です!
 盛り上げる曲は盛り上げるし、グルーブを引っ張る部分は引っ張るし・・・殺しの展開は無いものの、何度も聴いてると選曲の流れが大変気持ちいい流れになってて大変素敵です!!




 そんなわけで、長ったらしい前振りはしましたが、それは結果として「あまり関係がない」という・・・微妙な紹介でした・・・

 書き方の問題ですが、作品の内容だけ伝えるのであれば「MUROさん以降の良質ミックス」と書いた方が良かったかも知れないですね。
 特に、私が持論する「ミックステープ黄金期(90年代後半から00年代初期)」の影響が色濃く出ており、アナログミックスの良さが色々と光っており、作品としては素晴らしい出来です!!

 ただ、こういった「想定」するという行為も「掘る」ってことの醍醐味なんですね!!

 それがテープでもあるってことを伝えたかったし、何よりも「知られていない存在」を掘るってことの楽しみを伝えたかった次第です・・・私はレコードではそういう買い方をしていませんが、テープやCDなどのミックス作品においては頑張ってます(^^;)
 今回のは、結果として想定が正解なのか不正解なのかは分かりませんが、こういったことを楽しんだだけでも掘った甲斐がありましたよ(^0^)


 作品自体は、中古市場で殆ど見かけないテープだし、内容的にも最高にヤバい訳ではないので、凄い欲しい方以外は探さなくてもイイと思いますが、欲しい方は頑張って掘ってみてくださいね~

 あと、DJ Kazuakiさんだったり、このテープの詳細をご存知の方は是非教えて下さい!!






<Release Date>
Artists / Title : DJ Kazuaki 「One Nait Stand」
Genre : Dance Classics、Garage、R&B、HipHop、Pops・・・
Release : 90年代後半~00年代初期??
Lebel : history I.K.B Crew No Number