HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Joaquin Joe Claussell 「eleven Closing Party with Joaquin Joe Claussell」(@eleven 2013/5/24)
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 予告(?)の通り、踊ってきましたよ・・・ちょっと、書くのが辛いですが、素晴らしいパーティーでした!!


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 先週のTimmy様のパーティーでも触れましたが、西麻布にあるクラブ「eleven」がビルの改修工事に伴い、今週末で閉店することになりました。

 私自身、年齢を重ねていくにつれ「踊る」という行為が好きになり・・・その中で「eleven」の存在は格別だと気付いた直後の閉店です・・・悲しいの一言です。
 クラブって、今は色々と厳しいですが、頑張っているクラブは沢山あります・・・ただ、elevenのように「踊る」ということを念頭に置いているクラブは少なく、本気になって「踊れる場所」が無くなってしまうのは非常に残念です。

 そんなelevenの最後の夜、金曜と土曜でClosing Paryが開催し、金曜日に開催されたHouse中心のパーティーに行ってまいりました・・・
 DJは、elevenの閉店を受け、急遽来日をしてくれたJoeと、先日のGWのパーティーも大変素晴らしかったEmmaさんとDazzle Drumsさんで、名前を聞いただけで行かずにいられませんでした!!

 なお、本当は夜から行きたかったのですが、やっぱり仕事が終わったのが遅く、そのまま行ったらすぐ疲れちゃって楽しめないな~と思い、一度家に帰って寝て、朝一で西麻布に向かいました・・・
 ちなみに、本気で夜から行くつもりだったので、会社でも「今日は早く帰るから!」と宣言し、自己暗示をかけてましたが、一緒に残業してた後輩から「絶対に無理だと思ってました❤」という有難い言葉を頂きました・・・金曜の夜は、その週の残務を潰す日なので、早く帰れる訳がありません・・・(--;)


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 そんな訳で、朝早く家を出て、西麻布に着いたのが7時前ぐらいで、elevenには沢山のお客さんが残っており、まだ夜の余韻を残した感じで、大変華やかでした。
 最後の夜だからといって、凄い特別な内装をしているわけでもなかったですが、みんながelevenの最後の夜を楽しもうとしてたんでしょうね・・・バーもフロアーも大賑わいでした。

 到着し、踊れるスペースを探し、ダンス開始・・・私が踊り始めた時にはJoeがプレイしてて、いつからプレイをしてたのかは分かりませんが、フロアーをしっかりと盛り上げていました。

 本当は、DazzleさんやEmmaさんのプレイで聴いた上で、Joeのプレイを味わいたかったですが、フロアーについた瞬間、絶対に素晴らしいパーティーになると感じ、すぐに踊り始めました。

 踊り始めて数分すると、Houseのビートを止めて突然「Bob Marley / One Love」をプレイ・・・Joeからのメッセージを受け、フロアーは大合唱!!
 そのメッセージを経て、次にプレイしたのが「Whitney Houston / Love Will Save the Day」・・・これで私もスイッチが完全に入り、腕時計を外し、時間を気にせずにJoeのDJについていこうと誓いました。
  
 先に書くと、この日のプレイはHouseやDisco、それ以外のジャンルをプレイしたり、早い曲もスローな曲もプレイしてたりしましたが、終始に渡ってJoeからの熱いメッセージを感じる素晴らしいプレイでした!

 そのメッセージの点は、以下でも書きますが・・・ホント素敵で、あの時、あの場所でしか感じられない内容が多く、個人的には「Stevie Wonder / Don't You Worry 'Bout A Thing」なんかはグッときました・・・
 elevenは閉まっちゃうけど、ダンスは止まらないから心配するなよ・・・そんなことを思いながら踊りましたが、Joeからの熱いメッセージが、フロアーを揺らしていたのは間違えなく、Joeからの愛を感じました!!


 また、JoeのDJ自体も超ノリノリで、先日のTimmyは「耐えて耐えて最後にご褒美」という感じでしが、Joeは小刻みに「山と谷」を作りつつ、積極的に「みんなが盛り上がる曲」をプレイしてて、終始に渡ってフロアーを盛り上げていました!
 私も選曲だけで何度も持ってかれましたが、個人的には「Hamilton Bohannon / Let's Start the Dance」からブっこみで「Debbie Jacobs / Don't You Want My Love」をプレイした時は、超ヤラれて、心の底から叫んで踊ってしまいました(^^;)

 そして、代名詞であるアイソ使いは最高で、Joeの気合いを込めたアイソで何度も持ってかれました・・・
 絶対にプレイしてくれると思ってた「Inner Life / Ain't No Mountain High Enough」では、フロアーで大合唱が起きつつ、後半のブレイク部分ではJoeのアイソと共に踊りながら天まで登ってました・・・も~、こんなに我を忘れたのは久しぶりです!!


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 そんなこんなで、時計を見ずに踊り狂い、気付いたらお昼ぐらいになり、パーティーは終焉に向かいます・・・そこからのJoeからのメッセージが素晴らしかったです!!

 確か「Teena Marie / I Need Your Lovin」をプレイした辺りからメッセージタイムになり、私もちょっと泣きながら踊っていました・・・その曲を聴いて、どう思うかは人それぞれかと思いますが、ほんと素晴らしかったです!!

 プレイされたのは「Sister Sledge / We Are Family」とか「Two Tons O' Fun / Just Us」など、明るい曲もセンチな曲もプレイしてました・・・ただ、いざその時、Joeからのメッセージを受けて「私が思ったこと・感じたこと」を書きだすのは難しいですね・・・

 本当は、このことこそ書かないといけないのですが、あの瞬間を明確に書くことが出来ないので、あえて書きません・・・
 ただ、言葉には出来ないけど、私の心にはしっかり響き、そして私のダンスが止まらなかった・・・その事実だけは揺るぎがないです!!


 また、私の紹介だと、持ってるレコがDisco中心なので、そっちが多くなってしまうのですが、House系の曲でもしっかりとメッセージを頂きました。

 クラシックな「Heather Headley / I Wish I Wasn't」をプレイしてた時、そのメロディーで涙が出ました・・・周りの女の子でも泣いてる子がいましたね・・・
 また、曲名は分からないのですが、普段の音量よりもあえて音量を上げ、スピーカーの限界近くまで大音量でプレイしてた瞬間があります・・・きっと、elevenの音響にも別れを告げたんでしょうね・・・私も音の洪水にまみれながら我を忘れて踊ってました!!


 そんな訳で、アンコールが何度も続き、Joeと祐子さんからのマイクがあり、最後は「Sergio Mendes / The Real Thing」をプレイしつつ、電灯がついた明るいフロアーにJoeが降り、残ってたダンサーとハグ(私もしました!)し、プレイが終わりました。
 終わったのが13時ぐらいで、まだまだお客さんも多く、アンコールを求める人もいましたが、土曜の営業もあるので、仕方がないですね・・・残っている人も多く、その後、写真撮影とかがあったかも知れないですが、あんまり残ってるとお店の人に悪いな~と思い、私はフロアーとJoeに敬礼し、お店を出ました・・・


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 今回の記事、私の中では上手く書けたとは思えません・・・結構、頭をひねりながら書いたのですが、あの素晴らしい時間を明確に伝えられないのが残念です。

 ただ、私は朝からの参戦ではありましたが、本当に素晴らしいパーティーでした!!

 記事ではJoeのDJの事を中心に書きましたが、スタッフの方、参加した他のDJ、そしてお客さん・・・みんなが集まったからこそ生まれたパーティーだったと思います。

 特にスタッフの方々の尽力には頭が下がります・・・前回のTimmyの時も書きましたが、こんなにも「クラブ」や「踊り」を大切にしてくれたことには感謝でいっぱいです。
 今回も町田さんのライティングは最高だった(Overjoyedの時は美しすぎです!)し、音響も最高だし、フロアーも踊りやすいし、スタッフの方も素晴らしいし・・・本当に良いクラブでした。

 また、沢山のダンサーさん達に支えられていたのも大切ですね・・・私もその一人かも知れないですが、踊ることがこんなにも大切だとは気付きませんでした・・・
 
 
 ホント、もっと書きたいこともあるんだけど、今回はなぜか書けません・・・それが、elevenが無くなるという悲しい事実があるからではなく、なぜか書けません・・・
 ここで書くのもアレですが、素晴らしかったことを明確に伝えるのって難しいですね・・・素晴らしかった!と言えば一言で済んでしまうんだけど、それの理由などを見つけて、書き起こすのって本当に難しい・・・私もまだまだ修行が足りません。

 ただ、私が今までクラブに行った中で、一番素敵な時間だったことは間違えがありません!!

 ホント、大半の時間を我を忘れて踊ってて、気づいたらお昼になってた・・・そのぐらいの勢いで、このままズーッと踊れそうでした。

 ここ最近、踊ってても何かを考えながら踊ってるんですよね・・・私が大人になったからかも知れないですが、次の日の仕事のこととか、ブログで書くこととか・・・頭の片隅で何かが動いてることが多い中で、今回のパーティーは本当に我を忘れて踊ってて、踊るってことがこんなに素晴らしいと思いませんでした!!

 elevenが無くなり、次はどうしたらいいのか分からないですが、私はこれからも踊るんでしょう・・・いや、踊り続けます!!


 elevenのスタッフの方、関係者の方、本当にお疲れさまでした!!
 また、お会いできるのを楽しみにしています・・・ありがとうございました!!




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追記 2013/5/26 21:00

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 今回の記事、日中に色々と考えながら書きましたが、あえて書かなかったことや、書き終わって読み返してみたら思い出したことが結構あったので、追加で書いておきます。
 どちらかというと、マニアックなネタが多いですね(^^;)



①プレイリスト

 今回のプレイ、ホント私の「ツボ」に直撃なプレイで、本当にヤラれました・・・
 つまり、Discoなどのクラシック曲が多かったのですが、その塩梅やタイミングが素晴らしすぎました・・・これもJoeのelevenに対する愛があってだと思います。
 
 どれだけ興味のある方がいるか分かりませんが、私の忘備録を兼ねて、踊ってて記憶にあった曲を書いておきます。
 なお、曲順は順不同&もしかしたら間違えかも知れないです・・・今回はプレイリストが凄い見たいです!!

 あと、私は・・・Houseの名曲やクラシックがビックリするほど知らないんですよね・・・みんなが合唱してる曲が分からない・・・そんなことも多く、もっと勉強したいと思います。

 また、JoeのDJですが、ブースの中でもかなり踊ってて、ジャンプしながらアイソってました・・・流石です!!
 今回、店を閉める夜をJoeに任したことは大正解ですね・・・久しぶりに「DJ」って凄い存在だな~と思いました!!


朝~昼
Bob Marley / One Love
Whitney Houston / Love Will Save the Day
The Brand New Heavies / You Are The Universe
 ※7時ぐらいにプレイしてて、まだブースにいたEmmaさんも
  アイソってました!
Gayle Adams / Your Love Is A Life Saver
Inner Life / Ain't No Moutain High Enough
Stevie Wonder / Don't You Worry 'Bout A Thing
Stevie Wonder / Overjoyed
Hamilton Bohannon / Let's Start the Dance
Debbie Jacobs / Don't You Want My Love
Earth, Wind & Fire / Fantasy

昼ぐらい~エンド
Teena Marie / I Need Your Lovin
Two Tons O' Fun / Just Us
Sister Sledge / We Are Family
Heather Headley / I Wish I Wasn't
Joe T. Vannelli / Sweetest Day Of May
Change / Hold Tight
Stevie Wonder / AS
 ※私の記憶だと、Asをプレイしようと思ったら、間違えて
  Another Starをプレイしてしまい(CDでプレイ?)、
  あわててAsをプレイしてた・・・ように思えます??
Cher / Take Me Home
Skyy / Here's to You
 ※上記の2曲はアンコールでプレイし、全然帰らないお客さんに
  向けた曲かな~と思います。Cherは「おうちに帰ろう」って意味
  かな?Skyyは定番ですが、歌詞に「Thanks You」と繰り返す部分
  があるので、プレイしたんでしょうね・・・どちらも照明がついてる
  状況でプレイしてましたが、私はどちらも吠えながら踊ってました(^^;)
Geraldine Hunt /Can't Fake The Feeling
Sergio Mendes / The Real Thing



②当日の雰囲気など

 私の記事だと、当日の雰囲気がちょっと読めないので、追加しておくと、決して「悲しい」空気は流れていなく、むしろ「いつものeleven」っぽい空気があったかな~と思います。
 なんでしょう、文章でも書きましたが「最後のelevenを楽しもう!」といった感じです・・・JoeのDJも泣かせる前提でプレイせず、踊ることを考えたプレイだったからかも知れないですね~
 ただ、曲によっては泣いたし、Real Thingが終わった後、本当にパーティーが終わるのか・・・と思ったらちょっと泣いてしまい、近くにいた人と抱き合ってしまいました・・・

 ちなみに、朝方以降になると、よく見かける畏兄や畏姉な方々が多く、それもいつものelevenぽかったです。
 それこそ、男子の店員さんは脱いでたり、祐子さんが踊ってたり(あのアナウンスは急に呼ばれたからですよね!)、笛を吹いてたり、柱の前で踊ってり・・・いつもと同じです。

 でも、みんな「楽しんでた」のが印象的です・・・割と控え目に踊ってるな~と思った方がガンガン踊ってたりしてて・・・やっぱり「ダンス」が大切なんですね!!

 あと、これもどうでもいいことですが、今回の紹介記事で最初の方にある、elevenの入ってるビルの写真ですが、ビルの周りに足場が組まれているんですよね・・・
 それと、もしかしたらですが、写真を撮ってた時、明らかに不動産屋さんな方(図面を持ってた)がビルを見まわしてて、リアルに改修をするんでしょうね・・・あのビルがどうなるのかは分かりませんが、出来れば同じ場所で再開して欲しいです・・・



③(どうでもいい)私の事

 終わった後、フロアーにいる人よりもちょっと先にでた訳ですが、そのまま家に帰らず、向かった先は・・・渋谷のユニオンでした(--;)

 実は、プレイした曲で、持ってない曲があるな~と思い、Paradise Garageにおける「Vinyl Mania」よろしくで、レコを探しに行ったんですね・・・多分、あのパーティーに行った人で、帰りにこんなことをしてるのは私だけでしょうね(^^;)
 まあ、結局は買えなかったのですが、うつろな表情&汗とタバコ臭がヒドイ30男が必死にレコードを探してる姿を考えたら、自分でもかなりヒキました・・・

 んで、クラブ帰りなので渋谷のVishion前の幸楽園で、体に優しいラーメン(あのシンプルさがクラブ帰りにはタマりません!)を食べ、家に帰って、ブログを書こうかと迷いつつ・・・定番のスーパー銭湯に行って汗を流し、クラブでは飲まなかった酒(今回はフロアーから出れず、水を一本飲んだだけでした!)を飲み、帰りに行きつけの店でホッピーを飲み、潰れてしまい・・・翌朝(今日ですね)、後悔しながら起きました(^^;)

 ただ、奇跡が一つおきまして・・・私の体重が夢の60kg割れをしました!!

 私は決してデブではないですが、それなりに腹は出てて、文中でも登場した後輩(ほぼ一回り違う)と、以前、出張して、ホテルが取れなかったのでサウナに止まり、大浴場に入ったとき「意外と腹が出てますね!」と言われ、ショックを受けました(^^;)
 それ以降、特にやせる努力はしてなかったですが、今月は3回も真剣に踊りにいったので、お腹周りの肉がとれたのか、平均体重64kgの私が、スーパー銭湯の風呂上がりに乗った体重計で、見事に60をギリで割りました!!

 やっぱり、全身運動はしないとダメですね・・・ただ、ジムやダンス教室とかじゃダメなんでしょうね・・・ダンス教室の先生がビビるぐらい踊ってますからね(^^;)
 
 


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Timmy Regisford 「Open to Last Legendary Long Set」(@eleven 2013/5/18)
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 え~、男の「けじめ」として行ってきましたよ!!
 結局は「負け」になってしまいましたが、やっぱりTimmy様・・・最高でした!!


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 前々回の更新でも書きましたが、東京・西麻布にある有名クラブ「eleven」が、ビルの改修工事に伴い、来週末でクローズになることが発表されました。

 今回の発表、個人的には衝撃を受けました・・・

 だって、 発表をした数日前に、普通にelevenに行って、自分が一番踊りやすいのはelevenしかない!っと思った時で・・・正直な話、これからも踊り続けたいクラブ・・・と思っていたので、その発表を知った時は涙をしました。
 
 elevenは、Yellowの跡地に出来たクラブというのは有名で、Yellow時代は何度かは行きましたが、そこまで愛着はなく、東京にある良いクラブの一つでした・・・ただ、その跡地に出来たelevenは、私にとっては結果として「かけがえのない違う存在」でした。
 私も年をとり、若さにまかせた騒ぐことは求めず、音楽で盛り上がりたい・・・いや、日常の嫌なことを忘れて、音楽で日常を殺されたい・・・そんな思いをもってクラブに行くようになり・・・それを一番かなえてくれるのがelevenだったということに、先日のEmmaさんとDazzleさんのパーティーで気付いたばかりで・・・その場所が無くなってしまうことにショックを覚えました。

 人によってelevenの価値観は違うかと思いますが、私にとっては「踊る」という行為を、根底から分かってくれているクラブで・・・音も照明、スタッフさんやお客さんも・・・踊ると行為に向いていて、あのメインフロアーの闇の中にいると、派手さは無いですが、落ち着いて踊れるんですよね・・・
 信頼をしているDazzle Drumsさんのブログで、elevenの価値観を明確に書いていて、凄い感銘を受けたのですが・・・私みたいな、30男が一人で行っても全然受け入れてくれ・・・踊ることの楽しさを知ってる人なら誰でも受け入れてくれる・・・そんな「優しさ」があったと思います。


 ここで、elevenの総括を書くなんて無理なので、私の思いだけを書きました・・・

 そして、そのクローズ話が出た後、もっとも「eleven向け」なTimmyが、他のギグをキャンセルして、elevenに来てくれる・・・とあったら、無理してでも行かないと行けませんね!!

 以下で、私なりのelevenの思いを書きつつ、Timmy様のレポをしたいと思います!!

 ちなみに、今回のレポ、普通のクラブ感の時間軸ではないのでご注意ください・・・普段のレポだと夜中から朝方の話をしてて、普段の生活からすると「昼と夜」が逆さまになっていますが、更に「逆さま」になっており・・・以下の話は、全部「日中」の話になっています(^^;)


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 まず、今回は、土曜の夜の開催でしたが、日中は仕事で雑務をこなし、家に帰って普通に寝ました・・・

 夜からも行こうと思えば行けましたが、イベント名の時点で「Legendary Long Set」と書いてあったので、朝から行っても全然間に合うな~と思い、体調万全で行った方が良いと思い、普通に寝ました。

 知らない方に捕捉しておくと、Timmy様(今回のDJを聴いたら、様と付けないと怒られそうで、あえてつけます!!)のDJは、平気で昼ぐらいまでやってて・・・数年前にelevenでやった時は午後4時終わり(!)な時もあり、普段の私は、夜中に行って、朝8時ぐらいに負けてアウトするみたいな感じだったので・・・朝以降のDJを知らないこともあり、朝インで行ってみることにしました。
 特に「legendary」と書くくらいなので、とんでもないセット(いわゆる長時間なマラソンセット)をやるんだろうな・・・と思い、いつもは朝で負けてしまうので、ちょっと気合を入れて行こう・・・いや、elevenが無くなったら、Timmy様の超気合の入ったセットを東京で聴けることが無くなってしまう・・・そんな危機感もあり、朝インで勝負をしてみることにしました・・・

 普通に寝ましたが、緊張からか5時に起きてしまい、洗濯や朝飯を済まし、elevenに着いたのは7時をちょっとすぎたぐらいです・・・いつものelevenの7時ごろとしては、人が多く、残っている人の大半が根性決めてTimmy様についていく・・・そんな感じの方が多く、逆に安心しました。

 朝の朝日の中を移動していたので、体も目も、elevenやTimmy様の「闇」に慣れて無く、すぐには踊れませんでしたが、既に裸のTimmy様のグルーブに飲まれてしまい、準備運動もせずに踊り始めてしまいました・・・
 私の中では、今回は「elevenとTimmy様に心中をしたい!」と思うぐらいの意気込みでいたので、とりあえず踊ることに専念し・・・気づいたら時計も見ずに踊っており、一番最初に時計を見たのが11時半ぐらいで、そのぐらい集中して踊ってました!!

 午前中(?)のTimmy様は、選曲でいう「耐える」選曲をしてて、安易にクラシックを投入せず、トラック主体の選曲をして、散々踊らせ、頃合いをみて、気合のこもったアイソ捌きで盛り上げる・・・みたいな感じで、なかなかイカせてくれないけど、ちゃんとご褒美はくれる・・・そんな感じでした。

 決して、そういた選曲は悪くなく、フロアーのダンサーに耐えさせ、頃合いをみてグルーブを上げ、Timmy様もブースで踊りながら(そんなには踊って無かったですが、ここぞというときは踊ってました!!)、フロアーのダンサーの腕を上げさせる術は流石でした!!
 私個人は、定番Houseはそんなには知識は無く、どちらかと言うとGarage/Disco Classics寄りになってしまうのですが、朝方には「Two Tons O' Fun / I Got The Feeling」をプレイしたり、12時頃にいきなりブっこみでTimmyクラシックな「Tamiko Jones / Can't Live Without Your Love」をプレイして・・・待っていた分、超上がりました!!

 今回のTimmy様のDJ、圧倒的に「耐える」プレイで、安易にクラシックを投入せず・・・耐えられない方はアウトしちゃうでしょうね・・・ただ、プレイする曲がホント踊りやすく、私に関しては、体が自然と動いてしまう・・・そんな素晴らしいプレイでした!!

 それこそ「Shelter」な感じなHouseで、好みも分かれるかも知れませんが、どんなに疲れていても、足と腕は動いている・・・そんなマジックがあるプレイだったかと思います・・・
 まあ、それなりに好みや経験値がいるかと思いますが、私自身はジャストなプレイで・・・耐えた分、Tamikoの突っ込みには吠えてしまいました(^^;)


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 そんな訳で、耐える→ご褒美な展開が午後3時まで続いたら・・・小休止し、いきなり「La Vie en rose」をプレイして・・・噂の「Timmy様のスロータイム」が始まりました!!

 Timmy様に関しては、朝で帰っちゃうことが多いので聴いたことが無かったのですが、普通のDJ(?)が朝方にプレイするスローな曲を、時間軸がズレ、お昼以降にプレイするらしく・・・今回は、午後3時にプレイをし始めました!!

 私自身も散々踊ってて(3時の時点で8時間目のダンスです)、ついに来たか~と思い、心して聞きましたが・・・耐えていた分、素晴らしいですね!!

 どんなスローをプレイするのかが楽しみでもありましたが、序盤で「Soul Ⅱ Soul / Keep On Movin'」「The Brand New Heavies / Never Stop」のようなGrand Beat/Acid Jazz系の楽曲をプレイし、ヤラれました!!
 Timmy様がこういう曲をプレイするとは思わなかった(私が知らないだけかも?)ですが、流石です・・・今まで「耐えていた」分、こういう心にしみる楽曲はグッときます!!

 また、Timmy様らしいのが、それに「メッセージ」が入っているのかな~と思ったりするんですよね・・・私の思いすごしかも知れないですが、超グッときました!!

 例えば、Soul Ⅱ Soulの後は、同アーティスト繋ぎで「Back To Life」をプレイするのですが、歌詞で「how ever do you want me, how ever do you need me」と歌ってる箇所をアイソでLowを削って、歌詞を強調してるんですよね・・・
 歌詞を直訳すれば「お前はどれだけ俺が欲しいんだ!俺が必要なんだ!」となるわけで、それこそ俺のことが「Timmy様」のことだったら、お前は俺のマラソンについてこれるのか!ともとれるし、「eleven」の事だったら、お前ら「どれだけeleven」が必要なんだ!と説いているみたいですね・・・

 個人的な思い込みかも知れないですが、スロータイムはそんなことを考えながら踊っていました・・・

 Timmy様のDJ自体、曲が変わると、あえてLowを切り、お客さんから「もっと!」という意味で声を出させて、マラソンについてこれるの?と問いかけをしてるぐらいですが、3時以降は、こちらも疲れてて、メッセージだと勘違いして受け取っていたかも知れません(^^;)

 Never Stopであれば、elevenはクローズしちゃうけど、お前らは止まるなよ!と言ってるみたいだし、あのParadise Garageのクローズでもプレイされた「Sharon Ridley / Changin'」であれば、elevenは無くなっちゃう(=Changin'、時代が変わる?)けど、頑張れよ・・・みたいなメッセージを感じ、ちょっと泣きながら踊っていました。

 Timmy様のDJって、普段はトラック系の曲が多く、ここそぞいうところで「歌モノ」をプレイするので、その分、プレイした曲に「意味がある」場合があります。

 今日だと、スローな流れで、フロアーの前のブース前で、Shlterファンな男子がTシャツを脱ぎ始め、マッドに踊り始めたら・・・私の思い過ごしかも知れないですが「Sister Sldge / He's Greatest Dancer」をプレイするんですよね・・・私はあんまり脱がないのでアレですが、分かっていますね!! 

 Timmyって、DJをしてる姿は無表情ですが、ここぞという時に感情を出してアイソを切ってたり、クールに曲に意味を込めてプレイしたり・・・ダンサーとしては分かりづらいんだけど、分かった時には、繋がっちゃいます!!
 今回は、どちらかというと「耐える選曲」をしてて、Timmy様自身も、耐えながらプレイをしてたのかな~と思う部分があり、自身でピークを作ってても、Timmy自身も感情が露わになって、あの可愛い回転(分かる人には分かるよね!)をして、自分でもグッと来てたんでしょうね・・・そういった、Timmy様の姿を見つつ、私もグッと来てました(^0^)


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 そんな訳で、適当に撮影した画像で〆ますが・・・個人的なデットライン(TimmyがelevenでプレイしたMAX時間)である午後4時を過ぎても、Timmy様のDJが終わりそうもなく、明日は普通に仕事なので、最後までついていく気持ちがバリバリだったけど、午後5時ぐらいに私はアウトしました・・・
 私は午前7時スタートの午後5時終わりなので10時間のダンスですね・・・Timmy様に関しては、土曜の午後10時からプレイをスタートし、私が帰った午後5時で19時間目のプレイ・・・私が出た時点でTimmy様は裸(ここ重要)だったので、終わるのは私の記事をアップした時間ぐらいなんですかね・・・と言うことは24時間プレイかも知れないですね・・・もう凄すぎます!!
   →追記 終わったのは18時半ぐらいだったそうです

 Timmy様の今回のDJ、ほうぼうで「マラソンDJ」と言われてて、Timmy様のDJに着いていくことが課題でした・・・私の中では以前の記録だと「前日の夜からDJをしてて、翌日の午後4時に終わる」と思ってて、挑んだのですが・・・今回はそれ以上です・・・
 それもこれも、Timmy様がelevenという箱を愛してくれ、他の営業を投げても来てくれた愛なんでしょうね・・・私は、どんなにプレイしても6時終わりかな~と思っていましたが、Timmy様の愛はそれ以上でした・・・本当に何時に終わったのかは分かりませんが、これだけで感謝感激です!!



 今回の記事、普通の「クラブ訪問」とは異なり、ハードコアな「クラブ馬鹿」な日常をご紹介した記事になったかも知れません。

 ただ、elevenというクラブを考えると、そういった「クラブ馬鹿」を受け入れてくれたクラブだったことが分かったかも知れません。

 普通のクラブであれば、人件費や運営費を考えて、朝には閉めますよね・・・ただ、elevenは、踊りたい人や飲みたい人がいる限り、開けています・・・
 朝方以降は、スタッフの方もフロアーに出て、踊ってたりするのですが、これは他のクラブには無いと思います・・・クラブ側が「踊り」を理解してるからでしょうね!!

 個人的には、色んなスタッフ(男子)の方が上半身裸で踊ってましたが、今回の「ユウコさん」が印象的でした・・・elevenに行ってれば分かりますが、elevenのデレクター職の偉い方で、たまに黒のキャミソールで踊っている方ですね。
 
 普段は、フロアーのホスト的な形で踊っている(というか、お客さんと交流をしている)のですが、今回はTimmyのDJを心の底から楽しんでいる感じで・・・踊っている姿に近づけない感じで・・・失礼な表現になるかも知れないですが、今まで以上に「綺麗」でした!!
 クラブに行ってると、綺麗な女性を見てると、男だと「ヤリ」目線で見てしまうこともあるのですが、ほんと踊っている姿が綺麗だと、華を愛でてるみたいで触れられません・・・DazzleのNagiさんが本気で踊っている時なんかはそうですが、今回のユウコさんは綺麗でした・・・そのぐらい、スタッフの方が音に対して本気なんですよね!!


 また、今回は「ライティング」が素晴らしかったです!!

 これも、知ってる方なら分かるかと思いますが、elevenは「照明」を凄い重要視してるんですよね・・・日本のクラブではライティングまで考慮しないことの方が多いかと思いますが、80年代のNYでは、DJと共にライティング担当者の名前を列挙してたぐらいで・・・その夜のナビゲーターとして重要視されていました。
 elevenでは、明確な専属はないのですが、今回は男性のベテランスタッフ(町田さん?)が担当してて・・・Timmy様のDJに合わせてて、本当に最高でした!!

 多分、クラブに通っている方の中で、ライティングまで語る方は少ないかと思いますが・・・クラブで踊るほど、超重要な存在と感じでしまうのは言うまでもありません!!

 それこそ、Timmy様の感情に合わせたライティングをしてて・・・Timmy様がいぶし銀なピークを作っているときなんかは、DJブースを見ずに、フロアー後方のライトの点滅を見てた方がグッとくるぐらいで・・・今回は照明の素晴らしさにもヤラれました!!
 多分、elevenを語るとき、ミラーボールの美しさを語る方が多いかと思いますが、今回は本当に綺麗で・・・何よりもTimmy様のDJを理解したライディングがあってだと思います!!




 そんな訳で、もっと語らないことが多いのですが、今日の記事はコレにて終了です。

 私は、このブログを書いている限りだと、皆さんがご存知のように、どうしょもないぐらいの「ダメ」な人ですよね・・・その点は、私も否定しません(^^;)

 ただ、ブログを始めて、音楽を真向に扱う立場(?)になったことで、クラブという「音と戯れる」現場が無性に好きになってしまったようです。
 クラブ中心な生活は送れず、たまにクラブに行く感じですが、気づいたら、ミックステープやミックスCD、そしてDommuneのようなネット環境の賜物よりも・・・何が起こるかどうか分からない「現場」が好きになってしまいました。

 ただ、全てのクラブが私にとっては良い訳ではありません。

 今回の記事の根幹になりますが、結果として本気になれるのは「eleven」だけなのかも知れないです・・・Yellow時代は気づきませんでしがが、西麻布のアノ場所という、メチャクチャ行きづらい場所だけど、音を愛する店と、それに気づいてお客さんが集まるのは・・・あのビルの地下だけかもしれません。

 
 今回、ビルの改修工事なので、またあの地下に戻れるかも知れないし、他の所で再開するかも知れないです・・・ただ、elevenと同じことが出来るのかは分かりません。


 私はまだ「踊りたい」です!!

 とりあえず、今週末までelevenは営業してて、金曜には我らのJoe先生を中心に、EmmaさんとDazzleさんがプレイします・・・当日にならないと分かりませんが、絶対に行って、踊りたいです!!



 なんか、アジってしまった部分も多いですが、今回のクラブレポは以上で・・・ダンスは止まりませんよ!!





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追記 2013/5/21 0:05

 Timmy様のエンドは18時半ぐらいだったみたいで、20時間半のプレイ・・・うわ~、あと1時間ぐらい耐えてればイケたのか・・・残念!!
 私が帰った17時ごろは、再び上げ始めてて、もっと行きそうな雰囲気(ホント24時間をやるかも?な雰囲気でした)だったので、折れてアウトしちゃったんです・・・やっぱり、まだまだ修行が足らないっすね(^^;)

 今回のプレイ、夜中のプレイは聴いてないのでアレですが、ホント全身全霊をかけたプレイで、Legendaryにふさわしいセットだったと思います・・・私は半分ぐらいの参加でしたが、この歴史的な瞬間に少しでも立ち会えたことに喜んでおります(^0^)
 
 ただ、今回の記事、帰ってきて、クラブでは飲まなかった酒を飲みながら勢いで書いてたのですが・・・勢いで書いた文章はヒドイですね(^^;)
 今朝、電車の中で読み返してましたが、恥ずかしい文章が多く・・・何をやってるんだか・・・すみませんね~



DJ Kim 「Spectrum Mood」
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 今回は、ちょっと「思いがけない」ことがあり・・・急遽、作品を聴き直した上で、緊急入稿的な紹介をしてみます!!
 
 いや~、生きてると、色々な出会いがありますね・・・嬉しい悲鳴を上げながら書きましたよ(^0^)

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 今回は「DJ Kim」さんという方の良質Jazzy Hip Hop系作品のご案内です。

 Kimさんは、そんなに有名ではないDJ(すみません・・・)かと思いますが、東京の西部、東村山の久米川で長年に渡って開催をしているパーティー「Pure Pleasure」の中心人物で、局地的に有名(?)かと思います・・・

 検索すると、同名のDJが多く、情報が少ないので、正確な情報が書けませんが、Pure Pleasure自体は、結構有名なイベントで、もはや東京でありながら地方都市な東村山で、音楽主体の真っ直ぐなパーティーをしている印象があり、Kimさんもそういった音楽感があるのかな~と思います。
 ここ1年のパーティーでも、ゲストにKenseiさんやらT.Sekiさん、Missieさんなど・・・分かってらっしゃる人選で、音楽ありきな感じが素敵です・・・


 そんなKimさんですが、実は私と色々と「縁」があり、今回それが判明(?)したので、紹介になりました・・・

 実は、Kimさん、私がよくお世話になっている下北ユニオンの店員さん(バイヤーさん)だったようで、いつも見かけるお方でしたが、たまたま先週の週末に下北で掘り掘りしてたら、横から「自分が作ったCDなんですけど、よかったら聴いてみてください・・・」的な感じで紹介を受けたんですね!
 私自身は、この作品、発売されて間もない頃に購入し、結構良い作品だったので凄い覚えてて、この作品を作った方が、意外と近い所にいたのにビックリしました!!

 ただ、それ以上にビックリしたのが、下北の前にはお茶の水でも働いていたそうで、私のレコード査定(この時?)もしてたそうで・・・なんか、私の恥部(?)を昔から知ってたようです(^^;)

 また、もっとビックリなのが、査定をしてるので、私の実名を知ってたようで・・・Kimさんのお話ですと、Kimさんと私の名前が「同姓同名」だったそうです!!

 それがあったので、私のことを覚えてたようで、そんな偶然があるんですね・・・漢字までは確認しませんでしたが、私も「DJ Kim」なんですね・・・なんか、その話を聞いてドキドキしてしまいました(^^;)


 そんな訳で、今回は、こういう流れがあり、作品の紹介になりました(^0^)

 私も、名前の話だけでネタになる(?)とも思いましたが、この作品自体が凄い良かった記憶があったので、イイ機会に巡り合い、作品を聴きなおした・・・そんな感じでの紹介にしたいと思います。

 ただ、私も、ある意味「ご指名」を頂いたような所もあるので、作品紹介は自前レコで勝負(?)をしたいと思います・・・ただ、足らないレコードは、下北じゃない所でコッソリと掘ったのは秘密です(^^;)

 
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 では、作品の紹介に行きましょう!!

 内容的には「Jazzy Hip Hop」という説明が一番分かりやすいかと思いますが、HipHopだけにはおさまらない、幅広いジャンルの曲でミックスしており・・・独特の温度感がとても気持ちいいミックスになっております!!


 まず、選曲面ですが、流石レコ屋さんに勤めているだけあって、選曲の深さや広さにヤラれます・・・

 全体的には00年代前半から後半にかけての良質なJazzy系HipHopやBreakbeatsなどを主軸に選曲をしつつ、違和感なく他ジャンルも選曲してて・・・流れで聴いてると違和感がないのが大変素敵です。

 Jazzy系は殆ど手持ちでないので、明確な紹介は出来ないのですが、昔、普通に買った「Femi Kuti / Blackman Know Yourself (The Roots Remix)」のような渋い曲を多くプレイをしています・・・
 多くの楽曲はインスト主体の曲で、ローファイなインストに気持ちいい楽器(ローズとか)が絡んでくるのが多く、HipHop以降の観点の「Jazz」感がある曲を多くプレイしており、凄い気持ちいいです。

 私自身は、この手のジャンル、決して嫌いではなく、むしろ好きな部類なのですが・・・今回聴いてて、ここ十年ぐらいの間で、私が知らない間に、沢山の良曲がリリースされていたんだな~と痛感させられました。
 Jazzy系の曲をチェックしてなかったからかも知れないですが、聴いてみて、素直に「素敵だな~」と思う曲が多く、今さらながらその魅力を再発見してしまいました・・・この辺は、数多くリリースされる楽曲から、良質の曲を見抜いていく、レコ屋さんにしかできないスキルの賜物でしょうね!!


 また、個人的には「それ以外」のジャンルの方が反応しましたかね・・・

 以前聴いてた印象だと、全くトラックリストを見ずに聴いてたので、気持ちいいJazzy HipHopなミックスと思ってて、今回、深く選曲面を探ると、ジャンル外の曲を違和感なくミックスしていることに気づき、結構グッときました!

 近いジャンルだとBreakbeatsなんかをプレイしてるのですが、それこそBPM遅めなHouseなんかもBreakbeats感覚でプレイしてて、Joey Negro関連で有名な「Sunbarst Band / Master Rocker」などのHouse/Techno系の楽曲をプレイしています。
 また、今も旬が続いているDisco Dub / Disco Re-Edit系の曲も、リリースされた08年の時点で押さえてて、あのTodd Terjeの変名作品で、Curtisネタな「Tangoterje / Give Me Your Love」をプレイ(それもゲスト参加のDJ宮島氏のナイスなスクラッチトラックとして!)してたり・・・これにも耳の早さを感じました。
 
 最後では、ミックスのストーリの〆として、ミックスした曲達のルーツに戻るかのように「Bob James / Take Me To The Mardi Gras」のようなネタ系/オリジナルJazzをプレイしていますが、他ジャンルも違和感なくミックスしていくこともポイントだと思います。
 この辺は、Kimさんがレコ屋に勤めていることを知ってしまったので書ける表現なのかも知れないですが、仕事上の「耳の早さ」や「曲を聴き分けるセンス」が活かしつつ、独自の選曲感が上手く生きた選曲になっているな~と感じました!!


 そして、選曲の話をした上で、全体的なミックスの流れの話になりますが・・・とにかく「絶妙な温度感」が秀逸で、この作品が好きな方なら分かるはず・・・聴いててとにかく「気持ちいい」です!!

 ちょっと陳腐な表現になりますが、朝の気だるい雰囲気で、温かい布団の中で夢うつつになっている温度感と言うのでしょうか・・・何かに包まれているようなグルーブでミックスを進めており、大変気持ちいいです。
 ただ、その温もりの中で、タイトルやジャケットにも表わされているような「光の色どり」みたいのが活かされてて・・・まるで窓から差し込む朝の光のように、様々な色合い(それこそ選曲の幅とか)を見せてくれ、その気持ち良さに深みを与えています。

 また、温もりのあるグルーブミックスではあるのですが、しっかりとストーリもあり、後半に向けて徐々にシフトアップしている点も素敵です。

 選曲にも表れているのですが、前半はHipHopやBreakbeatsで優しく攻めつつ、後半になるとBPMを上げてHouse的な曲もプレイしてて・・・クラブであれば、前半の気持ちいい空気で酔わせ、段々とスピード感をつけ、聴いてる人を気持ち良く踊らせる・・・そんな流れがあります。
 また、ミックス自体もカットインやショートカットを駆使して、グルーブを繋げるミックスを心がけているようで、聴いている者を徐々にグルーブの波に乗せていくようなミックスも光り、ホント聴いてると、気持ちいい波に乗せられちゃう・・・そんな展開にもなっているかと思います。

 ベタな展開と言えばそれまでですが、ミックスの主題である「温もり」や「気持ち良さ」みたいのを維持しつつ、シフトアップしていく展開は秀逸で、全体の流れをしっかりと考えた丁寧な選曲とミックスの賜物だと思います。




 紹介的には、気づいたら文字説明が中心になってしまいましたが、なかなかの力作です!!

 セピア色の優しいグルーブが心地よく、自然と心を和らげる内容が素敵で、こういった作品は意外と無いので、ハマる方には結構ハマってしまいますよ・・・

 数年前の作品ですが、結構お手頃価格で買えることが多いと思いますので、お好きな方は探してみてくださいね・・・また、数ヶ月前にデットストックがユニオンで出てましたので、そちら方面も探してみてね・・・
 

 ではでは、Kimさん、今回はご紹介、ありがとうございます(^0^)
 下北にはチョクチョク伺いますので、N村さん共々、今後とも宜しくお願い致します!!
 
 



<Release Date>
Artists / Title : DJ Kim 「Spectrum Mood」
Genre : Jazzy HipHop、Breakbeats、House、Jazz・・・
Release : 2008年9月
Lebel : Pure Pleasure PPCD-001

Notice : ゲスト参加
 文中でも触れましたが、スクラッチDJとして有名なDJ宮島さんがスクラッチでゲスト参加をしています。またシャウト出演などで、Fullmemberの五十嵐さん、Wさんなどが出演されています。








 
DJ Kaya 「Backin'a Days 80's Mix Ⅲ」
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 気づいたら全然紹介してないKayaさんの作品・・・ホント、紹介しないといけない作品が多く、困ってしまいます(^^;)
 でも、バンバンと他の作品も買ってるので、紹介すべき作品が累積してきます・・・全部の作品を紹介出来るのはいつになるんでしょうね??

 そんな訳で、今週聞いた作品のご案内です(^0^)


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 大好きなKayaさんのミックスシリーズ「Backin'a Days 80's Mix」の第3段で、得意の80年代ブラコン・テイストのミックスになるのですが、安定感と幅の広い選曲と、丁寧なミックスで織りなすグルーブが秀逸な作品です!

 Kayaさんに関しては、以前の記事などを参照頂ければ幸いですが、なかなか比類できない選曲やDJがツボで、ミックス作品はコツコツ集めています。
 この業界的には、あまり知られていない(失礼!)存在かも知れませんが、テープ馬鹿にとっては外せないテープレーベル「Oh! Tape Joint」を動かしていただけに、注目すべき存在だと思います!!


 では、早速、作品の紹介です。

 まず、選曲的な話からいくと、80年代という括りはありますが、幅の広さがありつつも、軸はしっかりとまとまった選曲で、流石です・・・

 それこそ、Jam & Lewis作成の「Change / Change of Heart」のような定番80'sブラコンや、「Soul Ⅱ Soul / Jazzy's Groove」のようなブレイクビーツ/HipHop系の楽曲、「George Kranz / Trommeltanz(Din Daa Daa)」のようなポップヒット関連、そして「Keith Sweat / Make It Last Forever」のようなスロー楽曲など・・・色々なジャンルの選曲を行っています。
 また、画像に上げたのは、割と一般的な楽曲が中心になってしまいましたが、渋い曲や、意外と知られてない曲も多く・・・チョイスも素敵です!!

 Kayaさんの選曲を聴いてると、違うジャンルの曲が多いんだけど、聴いてると不思議と繋がってしまう「統一感」みたいのがあります。

 何で統一しているかになると、この作品においては「80年代」だったり「ブラックミュージック」だったりするのでしょうが、それ以上の「不思議な統一感」があるんですよね。
 上手く表現が出来ないのですが、それこそ「KayaさんのGroove」って言うんですかね・・・80年代の音楽にある「華やかさ」や「温かみ」みたいなのを上手くコントロールし、全体が「優しい空気感」で統一されてて、一つ一つの曲が聴きやすい・・・そんな感じがあります。

 ミックス作品って、不思議なもので、同じ選曲をしても、きっとプレイするDJの個性によって、微妙に雰囲気だったり、グルーブが変わったりすると思います。

 こういった80年代系のミックスは、それこそ色々な作品があるかと思いますが、Kayaさんに関しては、Kayaさんの個性でしっかりと選曲とDJしてて、それが大変光っている部分が強いかと思います。


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 次にミックスや技術的な話になるのですが・・・細かく聴くと「いぶし銀の技」が光ってて、個人的には結構ヤラれました!!

 例えば、実質的な一曲目である「Jody Watley / Real Love」であれば、Jodyの別曲(Looking for a New Love)のアカペラからスタートし、頃合いのイイ頃でReal Loveのイントロブレイクをブレンド気味にプレイし、アカペラが切れた所でReal Loveを歌い始めるようにミックスしています。
 同じ歌手の声なので、聴きこんでも全く気付かない場合もありますが、出だし的にナイスな内容だし、実は歌詞も繋がってるし・・・凄い細かいアイデアですが、素敵なミックスです!!

 他にも、スクラッチクラシックな「Herbie Hancock / Rock It」であれば、インデックスでは「Kaya Long Mix」となっており、曲の途中で「Aleem / Get Loose」などの別曲をはさみ、メガミックス調にしてますね・・・
 選曲の流れとして、HipHop的な流れ(特にメガミックス的な選曲が続いていた)があったので、そうしたのかもしれないですが、私も聴いてて全然気づかず、むしろ「何かのRemixかな?」と思っていたぐらいです。


 また、単純なミックスにも細かい配慮がありますね・・・

 例えば、B面の最初では、華やかに「Jackson 5 / I Want You Back (88'Remix)」からプレイをしますが、自然な流れでドラムネタ曲である「Funkadelic / You'll Like It Too」にミックスし、Funkaでもしっかりと盛り上がる流れを作ってて・・・上手いですね!!
 
 ミックスに関しては、ショートミックスやカットインを上手く使い分けているのですが、選曲の流れや、メロディーやリズムの動きを考えてミックスしていることが多く・・・選曲の流れを作りつつも、流れる様なミックスを心がけているように思えます。
 つまり、選曲と同様に「聴きやすさ」を光らせるためのミックスなんですよね・・・どのミックスも「サラッ」とプレイしてるのですが、細かい技術がいたるところで光っており、結果として聴きやすさにつながっているのは大変素敵です(^0^)


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 そんな訳で、全体的には80年代らしい「優しい空気」に包まれつつ、Kayaさんのいぶし銀な選曲と技が光った内容になっています!!

 全体を通しで聴いても、しっかりとストーリー作りも出来ていて、飽きない展開は素敵です・・・

 A面であれば、ゆっくりとグルーブを温めつつ、徐々にテンションを上げていき、後半の方で「Tom Brown / Funkin' For Jamaica」などで粋にピークを作ってて、その上げ方は素敵です。
 また、B面であれば、A面最後の上げ感を、ポップヒットのような曲で維持しつつ、後半になるとド渋な「Barbara Mason / Don't I Ever Cross Your Mind」のような曲で下げていき、最後はスローで〆る・・・みたいな、イイ意味で教科書通りな展開が素晴らしいです!!

 けして「ガン上げ」な展開はありませんが、個人的には好きなストーリーで・・・安心して聴けますね(^0^)



 久しぶりに「べた褒め」(?)をしちゃいましたが、かなり内容の良い作品です。

 Kayaさんのテープ、意外と出てこないことが多いのですが、出てもそんなには値段が高くないので、こういうミックスがお好きな方は、是非探してみてくださいね!!






<Release Date>
Artists / Title : DJ Kaya 「Backin'a Days 80's Mix Ⅲ」
Genre : 80'sR&B、DanceClassics、GarageClassics、HipHop、Pops・・・
Release : 2000年(??)
Lebel : Freee-K Productions / Oh! Tape Joint  OTJ-05(?)

Notice : ゲスト参加
 本作でも、沖縄を代表するターンテーブリスト「DJ Hinga Higa」氏が参加しており、B面の最初で「Kool G Rap / Poison」と「Bell Biv Devoe / Poison」で、超タイトなルーティーンを披露しています!!






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独り言(悲しいお知らせ)

 既にご存知の方も多いかと思いますが、西麻布にあるクラブ「eleven」が閉店になるそうです・・・水曜日にその事実を知り、ちょっと泣いてしまいました。

 閉店の詳細は、ここでは避けますが、ホント先週にelevenに行って、elevenって良いクラブだな~と思った直後ですよ・・・残念で仕方がありません。

 個人的には、本当に「踊る人」を大切にしてくれるクラブで、もちろんお酒を飲んで盛り上がりたい人も多かったですが、音と照明、そしてスタッフの方の対応など・・・踊ることを念頭においたクラブだったと思います。
 まだ、自分の中では思いや考えがまとまらないので、上手く書けませんが・・・無くなってしまうことが大変残念です。

 ただ、先週行ったEmmaさんとDazzleさんのパーティー、私は閉店の事実を知らずに踊ってた訳で、閉店のことを知ってたら、普通には踊れないですよね・・・その点は、クラブの神様が「クローズする前に、いつものelevenを味わいなさい!」と導いてくれたのかな~と思いました。
 また、EmmaさんやDazzleさん、そしてスタッフの方々は、その事実を知ってたから、凄い良いパーティーにしよう!という思いがあって、あの夜が素晴らしい夜になった・・・のかも知れないですね??

 私の思いは、来週のTimmy(仕事のスケジュールがキツイですが、行くしかないですね!!)に行った時のレポで書きたいと思いますが、音や踊りを大事にしてくれるクラブが減ってしまうのは非常に残念です。

 告知の中で「一旦」と書いてあります・・・elevenがまた復活することを祈りましょう!!


追伸(色彩さんへ)
 金曜のダニエル、夜遅く帰ってきて、朝は一応起きましたが、体調が微妙に悪い(疲れてた?)ので、行くのを諦めました・・・
 きっと、素敵なパーティーだったでしょうね・・・ただ、なぜスチャのシンコ氏がゲストだったんですかね??





DJ Emma & Dazzle Drums 「DJ Emma with Dazzle Drums」(2013/5/4 @eleven)
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 え~、昨日のうちに紹介しようかと思ったら、勢いで大酒を飲んでしまい、気づいたら寝てました(^^;)

 最近のクラブ後のパターンとしては「帰宅→寝る→スーパー銭湯→飲む」になってます・・・普通はクラブに行って飲むんでしょうが、私は踊りに行く(汗をかく)為にに行ってるので、汗をかいた後は風呂に入って、さっぱりしてから酒を飲むようになりました(^^;)
 
 そんな訳で、土曜の夜にさり気なく踊りに行ったので報告です~♪
 ただ、今回の報告は・・・かなり踊ってたので記憶があいまい&レコ写真が微妙です(^^;)・


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 今回は、土曜の夜に開催をされたEmmaさんとDazzle Drumsさんのパーティーに行ってきました!!

 本当は行く予定がなかった(すみません・・・)のですが、木曜の夜にあったDanny先生のパーティに行けず、体がウズウズしてたので、EmmaさんとDazzleさんだったら間違えないだろう!と思い、急遽行ってみることにしました!!
 Dannyは、超行きたかったけど、仕事が終わったのが遅くて通常出勤(?)は出来ず、家に一度帰って寝てから朝出勤をしようかな~と思ってたら、久しぶりに寝過してしまい・・・GWの計画が一気に崩れ、土曜の暇つぶし文章を書いた次第です・・・色々とありました(^^;)

 ただ、DazzleさんであればDannyのようなソウルフルでダンサブルな音を聞かせてくれると思ったし、Emmaさんも先日のKSSのパーティーで久しぶりに踊らせてもらったら流石のDJだったので、ちゃんと腰を据えて踊りたい・・・と思ったので、速攻で踊りに行くことが確定しましたよ!!


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 土曜は久しぶりに「踊りに行きたい!」モードだったので、ちゃんと早めに夕食を食べ、早めに寝て、早めに出発し・・・現地には11時半ごろに到着をしました。
 実は、早めに行くと入場料が割引だったのが大きい(ケチですね~)のですが、早めに行ったらフロアーが空いているので、DazzleさんのDJをしっかりと聞けて、踊れるかな~と思ったからなんですね・・・昨日は意外と真面目ですね(^^;)

 そんな訳で、elevenに到着し、ビールで気を和らげて踊りを開始・・・やっぱりelevenは踊りやすくってイイですね!!

 ここ最近、elevenに行くのがご無沙汰で、他の所に行ってたので感じるのかも知れないですが、フロアーで聴く音も、フロアーの雰囲気も・・・踊ることが中心になっている感じがあります。
 Yellow時代からそうですが、独特の包まれる音や、どちらかというと薄暗さがあるフロアーが、不思議と踊りに誘ってくれ、気持ち良く踊らせてくれます・・・


 着いたころは、まだまだ人が少なく、踊りやすい環境の中で、Dazzleさんが気持ちいいHouseをプレイしてて、踊りを開始します・・・気づいたら、2時ぐらいまでズーッと踊っていました(^0^)
 
 いや~、普段、Dannyのパーティーなどでフロアーでお会いすることが多く、同じ音を楽しんでいるので、プレイする音も近い所があるので、ホント音が体に入り踊るのが気持ちいいです・・・
 KeiさんとNagiさんとのBack to BackスタイルのDJで、選曲や流れの中で迷いみたいのも感じた瞬間もありましたが、Danny譲りのグルービーでソウルフルな流れは踊りやすく、凄い良かったです!!

 個人的には、どのタイミングでピークを作るのかが楽しみで、お客さんが入り始めた1時ぐらいになり、徐々にプレイする曲やアイソを駆使して上げていき、1時半ぐらいで「Harvey Mason / Groovin' You」(だったと思う?)を一気に突っ込み、そこからクラシックタイムでピークを作ってたのにはグッときました!
 その後は「Hamilton Bohannon / Let's Start the Dance」をプレイし、更にガラージ系の曲で引っ張っていたのが素敵で、こういう曲だとつい踊ってしまいます・・・Dannyもそうですが、知らない曲でも気持ち良く踊らさせてくれるのは素晴らしいですね!!


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 そんなこんなで2時になるとEmmaさんとバトンタッチ!

 いったん、休憩をとってからEmmaさんのプレイで踊り始めます・・・今まで何度かは聞いたことがありますが、真剣に踊りながら聴くのは初めてだったので超楽しみでした・・・

 そして、今回思った感想は・・・素晴らしすぎます!!

 もー、なんで今までEmmaさんのプレイを真面目に聞かなかったのかが不思議なぐらいで、こんなに気持ち良く、こんなに開放的にさせてくれるなんて・・・久しぶりにちょっと衝撃を受けました。

 選曲的には、最近よくプレイしているらしいAcid House系の曲を多くプレイをしており、個人的にはこの辺の曲ってそんなに得意じゃないはずでしたが、気づいたらコレにはかなりハメられ、凄く踊ってしまいました!!
 なんでしょう、圧倒的なグルーブと言うのか、常にダンスはキープしつつ、要所要所で抜き差しを入れ、完全にEmmaさんの音にハメていく感じが秀逸で・・・ここ最近は冷静に踊ること(ブログのネタを考えながら?)が多い中、今回は久しぶりに我を忘れさせてくれました!!

 また、選曲も上手くって、流石ですね・・・Emmaさんクラシックである「Joe T. Vannelli / Sweetest Day Of May」をピークに持ってきて、みんなで大合唱・・・素晴らしい光景でした。
 コレを5月にプレイする粋さも素敵ですが、この後に、ピークを落とす意味で「Beatles / Come Together」をプレイしたり、朝方では歌モノクラシック(Over Like a Fat RatとI'm Every WomanのHouseミックス/写真のレコとは別)で歌わせたり・・・流石です!!

 今さらながらですが、Emmaさんがトップでいる理由が分かったような気がしました・・・また、Emmaさんのパーティーに行きたいな~と思っております(^0^)


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 そんな訳で、土曜は早い時間から踊ってたので、6時ちょいには疲れてしまい、早めに退散をしました・・・もう少しいれば、アフターアワーズっぽい選曲とかが聴けたのかな??

 今回は、久しぶりに我を忘れて踊ってしまいました・・・ここ最近は、踊っていても、頭の片隅で「何か」を考えながら踊っている自分がいて、それが悲しい性だな~と思いましたが、EmmaさんのDJには、それをかき消してくれるパワーがあったと思います。
 Dazzleさんもそうですが、日本には素晴らしいDJがしっかりといますね・・・今後も踊って行きたいと思います。


 ちなみに、超余談ですが、早めに出たので、六本木の駅に向かう途中、何となくですが、六本木ヒルズに立ち寄ったら・・・東京タワー方面の景色が凄い綺麗で、つい写真を撮ってしまいました。
 クラブ帰り、もの凄い綺麗な天気だと、なんか「明日からも頑張ろう!」って思うんですよね・・・だけど、数時間後にはスーパー銭湯行って、大酒飲んで潰れている自分がいます・・・これでイイのかな??(^^;)

 また、その後は、個人的に定番な幸楽園でラーメンを食べて、最初は地下鉄で帰ろうかと思いましたが、今回はバスで渋谷に出ようと思い、六本木通りの反対側に出たら、黒い超カッコいいポルシェが通り沿いに止まり、中からバナ●マ●の●村氏が出てきました・・・儲かってますね(^^;)
 コレも余談ですが、クラブ帰りの朝って、なぜか有名な方と遭遇することが多いんですよね・・・それも全然関係ない所で遭遇することが多く、いつだか、渋谷駅の東急側を歩いていたら、営業帰りらしいサ上氏と彼女に遭遇しました・・・出会って超嬉しいって人とは遭遇したことは無いですが・・・(^^;)




DJ・レコード関連本 「部屋本」特集
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 え~、今年は、さり気ない目標の一つとしてミックステープやミックスCDの紹介以外に、自宅に溜まってる本や雑誌の紹介をしたいと考えております・・・

 以前から考えていたのですが、段々とレコードやCD&テープが増殖し、本棚を浸食しつつあり・・・ついに本棚が無くなり、本たちは段ボール行きになったことで、これも「頭の整理」をしないと追いつかないな~と思っていました・・・
 また、買ったて読んだけど、そのまま放置・・・というのも多く、いわゆる「心の減価償却」をしたい(しないと勿体ない?)な~と思い、今年は本関連の紹介も頑張りたいと考えています。

 そんな訳で、年始に「DJ本」を3回に分けて紹介しましたが、今回はその発展で「部屋本」を特集したいと思います!!





<はじめに>

 DJの音楽は「ベッドルーム・ミュージック」といわれるように、大規模なスタジオがなくても、自宅の一室で作れちゃう音楽かと思います。

 それこそ、何人ものミュージシャンが大きなスタジオに集まって録音するのではなく、4畳半の狭い部屋で小規模な機材を使って作った音楽が、聴いた人を動かすことが出来る・・・そんな点が魅力かと思います。
 素晴らしい曲も、原点までたどると、自宅の小さな一室から生まれた曲もあり・・・その部屋は、その持ち主の「個性」が詰まった部屋であることが多いでしょう・・・

 また、レコードを生業とするDJ、そして音楽ファンなどは、その部屋にプレイする為のレコードや、愛聴するレコードが集まります。
 それにも「個性」が生まれ、きっとその部屋は、その方の音楽歴史が詰まった「自分だけのリスニングルーム」だったりもします・・・同じレコードを買ったとしても、その人の歴史や個性によって全く違う部屋になるでしょう・・・


 自分で書いても意味不明な前文になってしまいましたが、今回はDJや音楽家、レコードコレクター、オーディオコレクターなどの「部屋」を扱った本を紹介したいと思います!!

 部屋本とザクっと書いてしまいましたが、これらの特集、よく雑誌などで多いかと思います・・・前文でまとめたつもりですが、結果として、その人の「音楽史」や「音楽感」がその部屋に詰っており、大変面白い内容になることが多く、好きな方も多いかと思います。
 特にDJ以降の音楽は、色々な側面から考えても「自宅発の音楽」といっても過言ではないので、その人の「部屋」に強く個性が感じられるので・・・部屋を覗くことは、その人の音楽を理解する上でも大切じゃないかと思います。

 私自身も、今回紹介をする部屋本は昔っから好きで、子供のころは憧れで眺めたり、勉強のために見てたりしましたが、大人になると視点が増えたみたいで、こういった本を色々な角度から見るようになり、今でもあれば好んで買っています。
 まあ、今回の紹介で分かるように、だいぶ「曲がっている」角度なんですが、そういった本と遭遇すると、つい買ってしまい・・・気づいたら増えていました(^^;)


 そんな訳で、個人的にお勧めできる「部屋本」を、私の視点と共に紹介をしてみたいと思います。

 なお、一部の本や雑誌は以前の記事で紹介したのもあり、今回の紹介に際して、以前の記事も大幅編集をし直しました。
 下記の紹介で、本のタイトルの下に【詳細は「こちら」】という部分にリンクを貼ってあるので、重ねて読んで頂ければ幸いです・・・

 では、行ってみよう!!







『Groove presents DJの部屋』
   リットーミュージック 2012年9月

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 いきなり「大本命」の本で、最近出たヤツなので買った方も記憶にある方も多いかな??

 DJ/レコード関連の数少ない情報誌において、確かな信頼のある「Groove」の特別編集版で、Grooveで過去に取材した「DJの部屋」をまとめた本(ムック)になります。

 このブログを読んでいる方なら、Grooveも読んでる方が多いかと思いますが、定期的にDJの部屋特集を組んでいて、人気を博しています。
 私も大好きな企画で、毎回楽しませて頂いており、今回の「部屋本」においては、一番標準的な本で、かつ素晴らしい内容です!!


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 内容的には、有名DJ達のレコード部屋・製作現場を取り扱っており、流石の人選でヤラれます・・・

 それこそ、我らのMUROさんを筆頭に、クボタタケシさん、DJ Hasebeさん、DJ Jinさん、田中知之さん、小林径さん、海外勢だとKenny Dopeなど・・・有名どころが満載です。
 数年前の記事や新録記事もあったり、掲載をされている部屋写真は取材の時期によって異なりますが、個性的な部屋や、素晴らしいレコード、機材の山など・・・見る所は大変多いです。

 今回の「部屋本」においては、私自身は以下の2点の視点で楽しんでいます。

 ・ 全体的な部屋の雰囲気
 ・ 機材やレコード、その他の内容

 まず、全体的な部屋の雰囲気は、全体を写す写真なんかで楽しむのですが、部屋の全体像だけでその人の個性が楽しめるんですよね・・・
 凄い整理されている部屋や、家具や調度品、部屋の色合いなんかが統一されてる方もいれば、雑多な部屋で、雑然とレコードが置かれてたり・・・ホントいろいろな部屋がありますよね。

 また、その写真を深く見ると、DJの部屋なので、タンテやミキサー、サンプラーやその他諸々の機材類、レコードやCD、その他色々なグッズなどが覗けます。
 その写真を見て、この人はこんな機材を使ってるのか~とか、うわ~レアなレコード持ってるな~とか・・・細かい視点で更に楽しみます。

 ざっと書くとこんな感じなのですが、Grooveのこの本は、流石に「DJの為の雑誌」だけあって、確かな視点で構成されていて、上の2点をしっかりと楽しませてくれます。

 なんでしょう、取材する側がDJのことや、機材やレコードのことをちゃんと分かってるので、注視する所がしっかりと押さえられ、何よりも取材する側と取材される側との信頼関係があって、深いところまで押さえてるのが素晴らしいです。
 また、日本的だな~と思うのが、そういった「しっかりとした視点」を元に記事を作ってる点で、後で紹介する海外勢が写真を中心にアート的な構成を組んでるのに対して、かなり細かい(マニアックな?)視点で記事を構成している部分もあり・・・深いところまで読めてイイですね!

 例えば、我らもMUROさんであれば、ここ数年で3回ほど引越しをされているそうですが、その全てを掲載しており、時系列での変化が楽しめつつ、色々なレコードや調度品の写真、そして珠玉のMUROコレクションの紹介や、面白い取材文章など・・・大変素晴らしいです。
 MUROさんもかなり献身的で、ある意味「お手本」を見せるが如く、色々なモノを紹介してくれて最高ですね・・・もう、全てが圧巻で、流石キングです・・・


 中身の写真はネタバレになってしまうので、詳細は避けますが、Groove誌の長年の取材と実績が生んだ一冊で、大変価値のある本だと思います・・・今後の通常号でも特集があると思うので、今後も楽しみです!!
 なお、過去の通常号に掲載された部屋で、この編集版に掲載されてない部屋も多くあります・・・気になる方は過去のGrooveを掘ってみてね!!







『Raph / Behind The Beat - Hip Hop Home Studios』
   Gingko Press(US) 2005年 詳細は「こちら」

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 これも、知っている方が多いかな?

 数年前より中古価格が高騰し、一番高い時期は万近な感じで、結構話題に上がってる本なのでご存知の方も多いはず・・・私はリリースされた後、値段が落ちた時に買ったので定価以下のお手頃価格でした(^0^)

 この本は、オーストラリア在住の「Rafael"Raph"Rashid」さんが製作した本で、アメリカとオーストラリアのHipHop系プロデューサーのホームスタジオを撮影した写真集になります。
 Raphさん自身は、細かい詳細を不明なんですが、MCをしてたり、レーベルを持ってたりしてて、割と音楽業界に明るい方だったようなので、こういった本を企画したのかと思いますが、先ほどのGrooveと同様に「ちゃんと分かってる」視点が働いてて、大変素晴らしい本になっております!!


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 内容的にはDJというよりも「トラックメーカー」の部屋なので、機材が中心になるのですが、先ほどのGrooveと同様に楽しめる箇所が大変多いです。

 人選的には、アメリカ勢は西海岸のアーティストが多く、DJ Shadowをはじめ、Cut Chemist、Madlib、DJ Premier、Da Beatminerz、DJ Spinna・・・など、そうそうたる面々が取材されています。
 
 写真中心に記事は構成されており、それこそ写真集に近い感じの内容なのですが、取材する側がしっかりと分かった上で撮影された写真が多く、それこそ、そのアーティストの「手垢」を感じられる写真が多く、大変素晴らしいです。
 使い込んだ機材の山や、レコードの山、様々な調度品など・・・それぞれのDJの個性が分かりつつ、プロの仕事場の匂いが収められている感じが秀逸で・・・英語が分からなくても、写真だけで楽しめるのが素敵です。

 個人的なツボは沢山あるのですが、一番引きつけられるのが「故Jay-Dee」氏のページで・・・比較的に解放感のある広い部屋の真ん中に、ぽつんと置かれた機材の中でJayが作業している姿が印象的で・・・静かなんだけど芯の熱いビートを作り続けたJayの姿に・・・心を奪われます。
 当然、亡くなる前の写真ですが、見方によっては「死を悟った姿」のようにも見え、運命を背負いつつビートを作り続けた姿を収めた点は・・・大変重要かと思います。


 今でも、ちょっと値段がついて売っていますが、興味のある方は是非手に取ってみてくださいね!!







『Christopher Woodcock / Bedroom Rockers - Where DJs Call Home』
   XLR8R Magazine(US) 2005年

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 これは比較的最近に発掘した本(写真集)で、あんまり知られてない本ですかね??

 先ほど紹介をしたBehind the Beatと同年に発表されたらしい写真集で、詳細は不明ですが、Christopher WoodcockさんというNYの女性カメラマンが、USで発行されていた「XLR8R Magazine」の元で製作された写真集です。
 表記を見ると、あのスポーツブランド「アディダス」が絡んでいるようで・・・どういう経緯で作られたんですかね??
 
 内容的には、アメリカのBoston、NY、Miamiなどの都市に在住する有名・無名のDJの部屋(97名分)を撮影した内容で、部屋全体の写真が中心になりますが、なかなかの内容になっています。

 Christopherさんは凄くDJに詳しいという訳ではなさそうで、インテリアの観点でアーティスティックに撮影した・・・そんな感じの構成になっており、DJや機材、レコードのことは深くは追求していません。
 ただ、特段マニアックな視点が無い分、イーブンな状態での写真が多く、変に写真が加工されていない点は良く、結構面白い内容かな~と思います。


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 人選的には有名な方は少なく、NYではDJ Spinna(上の写真と表紙)、MiamiだとDJ Crzae、BostonだとEDANやKonなどで、大半が無名のDJになります。
 
 ただ、無名の方が中心でも、結構楽しめます・・・

 まず、アメリカだと基本的に「部屋が広い」ので、写真を撮った時に「DJの部屋」感が出やすいし、何よりも感覚的にラージな感覚(豪快な感覚?)や、普通に生活してでも出ちゃうお洒落感など・・・日本人には出ない感じが収められてて大変イイですね。

 この辺が、作者のインテリア/アーティスト志向を感じる部分ですが、DJの部屋という「生活感」を上手く撮影してて、それが日本にはない感じなので新鮮ですね・・・ぱっと見たときのインパクトや、実際の部屋が豪快なのもあれば、凄いお洒落なのもあり・・・普通に楽しめます。
 豪快な部屋は、絶対的に日本人には出来ない豪快さが素敵だし、お洒落な部屋はきっと何もしてないんだろうけど、日本人にはないお洒落さがあるし・・・アメリカの空気をダイレクトに吸える感じがイイですね。

 あと、見てて思ったのが、アメリカってライフスタイルにDJやクラブが溶け込んでいる訳ですよ・・・
 なので、DJというのが得意的な人種ではなく、普通にアメリカの生活に溶け込んでいる感じがして、大変素敵ですね・・・雑然と置かれたレコードや機材と、その部屋のDJとの距離が、日本人とは違う距離の近さがあってイイな~と思いました。


 そんな訳で、細かい視点で見ても楽しめる(DJセットのビックリする置き方は注目か?)のですが、写真集的に全体を味わう感じが適してますかね??
 個人的には東海岸が中心なので、この方向性であれば、西海岸のDJの部屋の方が当ったような気がします・・・もっと開放的な空気感が出せるので、イイんじゃないですかね??







『白夜ムック43 / DJ'S ROOM』
   白夜書房 1999年 詳細は「こちら」

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 この本もマイナーですが、個人的には大ヒットな本です(^0^)

 1999年に発行された本で、恐らくDJブームに乗っかろうと思って作った本ですかね・・・個人的には問答無用で買っている「山師根性で作っちゃった」系のDJ本だと思います(^^;)

 白夜書房自体は、パチンコの雑誌とかカウンターカルチャーな雑誌を出してたりとかしてて、DJ分野だと後に「dazzlin'」という季刊HipHop雑誌を作ってたりしてて、DJ業界的には縁がない訳ではないですが、この本自体は・・・ブームに乗ろうとしたんでしょうね?

 なので、内容的にはDJやレコードに凄い詳しい視点はなく、微妙な部分も多いのですが・・・これも角度を買えると大変楽しめる内容になっていると思います。


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 まず、人選的な話からいくと、時期的な話もあるのですが、有名DJや無名DJは少なく、大半が「素人DJ」が選ばれています。

 有名どころでいくと、House/Garage系が多く、DJ Ichiroさん、DJ Aisaさん、長谷川賢司さん、その他には大貫憲章さん、藤井悟さん、ちょっと変わった方面だと、アパレルブランドMackdaddyの日下部司さんなどがラインナップされています。
 有名系は少ないのでアレですが、写真に上げたIchiroさんのレコ棚がレーベル別に仕切りを入れててグッときました・・・レコ棚があることは男の夢ですが、その次の夢は仕切りを作り、レコードを整理する・・・だと思います(^^;)

 ただ、この本の美味しい所は「素人DJ」の方です!!

 DJブームに乗っかり、DJを始めちゃったらしき方が多く、色々と豪快な写真や、それはどうだろう?な写真が美味しいです(^^;)

 全ての素人さんがそうではなく、中にはセンスがイイな~と思う方も多いのですが、明らかに「高校生DJ上がり」な方のDJ部屋は、素敵な写真が多くってグッときます・・・
 大半が実家の部屋なんですが、勉強机にDJセットが置かれてたり、部屋に貼られたフライヤーやレコードのセンスがアレだったり・・・もっと豪快なのは部屋の壁にタグや絵が書いてあったり・・・高校時代の空気を引き継いでいる感じが大変良いです!!

 これは、馬鹿にしてるのではなく、私も同じことをしてたので、凄いグッとくるんですよね・・・

 何でしょう、畳の4畳半にDJセットみたいな匂いっていうんですかね・・・DJブームがあった時期ではありますが、みんなが知識がなかったり、まだ生活に馴染んで無かったりで、日本の生活に強引にDJをねじ込んでいる感じがグッとくるんですよね・・・
 また、高校生DJブームの時の勢いっていうんですかね、何も考えずにやってしまえ!みたいな改造が部屋に施されているのも見受けられ、グッときます・・・あの頃は若かったな~的な味わいですかね??

 私も昔の実家は畳の4畳半だったし、学習机DJは早めに卒業し、自分で棚を組んでDJブースを作りましたが・・・畳DJこそ、日本のDJの基礎じゃないかと思ったりします(^^;)


 そんな訳で、そんな古き良き「日本の素人DJの姿」が拝められる貴重な本になってるかな~と思います。

 ちなみに、DJブームだったので、女性の方も多いのですが、女性の方が部屋自体はセンスがイイですね・・・不思議なものです(^^;)







『BOSE / 明日に向かって捨てろ!!』
   双葉社 2008年 詳細は「こちら」

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 私の本紹介では、後半に向かうにつれて変化球やオチが出ますので、そろそろ変化球を・・・(^^;)

 これは少し前の本なので、知らない方も多いかも知れないですが、あのスチャダラパーの「Bose」さんの本で、Boseさんの家にある様々なモノを捨てていく・・・そんなドキュメンタリー本(?)です。
 この本自体は、有名サイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載をされていた不定期連載を編集・加筆した本になり、ライター・編集者の「永田泰太」さんが聴き手(指導役?)になり、Boseさんの部屋にある様々なモノを断捨離していく過程を書いた本になります。

 今まで紹介をした「部屋本」とは異なり、部屋の写真は殆ど無いので、今までのように写真で楽しむ視点ではないのですが、とにかくモノが多いBoseさんの部屋を「対談形式の文章」を読むだけで、Boseさんの部屋が楽しめる・・・部屋本という視点からだと、こんな感じの楽しみ方ができます。

 ただ、それ以上に「捨てる」という行為を念頭に置いているので、そのやり取りが面白かったり、更には捨てることや整理することの意義を考えさせられる内容になっており・・・DJ部屋を抱えている方には是非読んで頂きたい内容です!!


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 まず、Boseさんの家ですが、全体像が分からないのですが、とにかく「モノ」が多いです・・・

 CDやレコード、ゲーム機器やソフト、服やバック、フィギュアやマンガ・・・ありとあらゆるモノがあり、読んでるだけでも圧巻です!!
 読んでて笑えるモノも多く、半端フィギュアや行かない映画の招待状、役目を終えたCD-Rなど・・・なんでそんなのを取っておくの?と思うモノが多いです。

 それらを、対談者の永田さんと話していく過程で、色々な笑い話や悪あがきを経て捨てていくのですが・・・数ヵ月後に行ったらなぜか増えてたり・・・一向に進まないのが面白いです(^^;)

 本の詳細は、以前書いた文章を書きなおししたので、そちらで確認して頂きたいのですが、今回の「部屋本」としての紹介においては、部屋という「存在」を考えさせられる点で推したいと思います。

 私もそうですが、DJやレコードを買ってる人にとって「モノが増える・溜まる」ことは避けられないことです・・・

 読んでる方の全てがそうではないかと思いますが、私自身はそうで、レコードをはじめ、テープやCD、そして本などが多く、収納と整理が大変です・・・
 笑い話じゃないですが、収納は限界に近いので、自然と棚を上に伸ばすようになるわけで・・・地震があったら大変なことになるだろうな~と思ったり、整理が出来てない部分もあるので、同じものを買ってしまったり(テープが多い・・・)し、悲しい思いをしています(^^;)

 結局のところ、なぜモノが増えるのかというと、興味のあるものを買い続けるが、処分・整理をしないから溜まって行く・・・という悪循環になっている訳で、この本では、Boseさんが体を張って(?)そのことを実証しています。

 この本においては、そういった「モノを貯めてしまう体質」を改めて考えさせられる点が、笑い話と共に伝えてくれるのが秀逸で、部屋という存在を改めて考えさせてくれる点が素晴らしいです。

 今まで紹介した部屋本とはかなりズレますが、部屋本を好む方は、その方も近い部屋を持っており、モノが多いが故の悩みがあると思います・・・
 捨てる系の本って、今は色々とありますが、この本こそが「私たちに一番合致する悩み」を扱っていて、部屋を整理することを深く考えさせる快著で、個人的にはコレも部屋本としてクラシックです!!


 ちなみに、本を読んで、色々なことを思うと思いますが、私としては「溜めてもいいからブログでネタになれば問題なし!」「ダブり買いをしない為に整理は徹底」という結論に至りました(^^;)







『ONTOMO Mook / 音の書斎 Ⅰ・Ⅱ』
   音楽之友社 1996年、1997年

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 さて、Boseさんの変化球を投げたので、これからはイルな方面(?)を攻めたいと思います・・・

 部屋本ですが、DJという範囲だと、本単位でまとまっている本は少なく、後は雑誌でのミニ特集ぐらいしかありません・・・

 ただ、視点を広げて、音楽ファンやレコードコレクターという範囲で探せば結構あり、最近になってコッチ方面も掘り始め、色々とヤラれています(^^;)
 それこそ、ロックやJazz、クラシックや邦楽など・・・今まで紹介したのがDJ系の音楽としたら、売り場も趣味感も若干異なり、なんとなく馴染みがない世界にはなりますが、レコードを買ってる・集めてるという点では同じなので・・・読んでみたら結構楽しめます。

 この辺は、チョコチョコ買ってるので、まだまだ探している途中で、他にも色々とあるとは思いますが、今回は割と買いやすい書籍を紹介したいと思います。


 この本は、割とクラシックやオーディオ系の固い本(?)を出している「音楽之友社」より発行されたモノで、96年と97年に2冊発行され、色々なジャンルの音楽マニア・コレクターの部屋を紹介した本になります。

 ジャンル的には、RockやJazzに始まり、ClassicやBluesなど・・・あまり馴染みのないジャンルで、私たち世代からすると「オジサンが買ってるジャンル」の方が多いのです。
 なんでしょう、ユニオンのRockとかJazzのセールに並んで、血気盛んに掘りまくってるオジサンっていうんでしょうか・・・なんか接点も相性もない感じで、ちょっと縁遠く、どちらかというとDJ側の人間としたら敬遠してしまう感じですかね・・・

 ただ、内容を見てみると、90年代中頃という時点で、超ハードなコレクターが多くヤラれます・・・それも今までの部屋本で紹介した部屋よりもハードでヤラれます・・・

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 詳細は、実際に本を読んで驚いて頂きたいのですが、読んでいて「大丈夫なのか?」と思う方の連続です!!

 登場する方が、年齢でいくと50代ぐらいが多く、それこそ資本がある方が多い印象ですが、それなりに資本もキャリアもあるので、レコードなりの蓄積度や部屋のレベルの高さが違うんですよ・・・

 なんか、買ってるレコードの桁が違う感じで、5ケタスタートな感じなんですよね・・・私も5ケタは頑張れば買えますが、まだ4ケタでも青息吐息です(^^;)
 また、レコードなりを集める執着心が異常な方も多く、ビートルズコレクターのような特定のジャンルを収集してる方がヤバくって・・・そんなの集めてるのかよ!って方も多くヤラれます!!

 紹介できる範囲だと、有名な方なので知ってる方も多いと思いますが、大阪の世界的なJohn Coltraneコレクター・研究家である藤岡靖洋さんであれば、コレクション保管と来客用に、部屋ではなく「ゲストハウス」(上写真)を持ってるんですよね・・・コレクション用の家は究極ですよね!
 ただ、藤岡さん自体は凄いイイ方で、Jazz系の雑誌や書籍でお姿を拝見しますが、コレクターとしての志(こころざし)の高さや、恰幅の良さが大変素敵で・・・気づいたら憧れてしまいます・・・


 桁違いとかキチ●イと言ってしまえばそれまでですが・・・こんな気合いの入ったオジサンたちの部屋が紹介されています。

 私の紹介だと「お金持ちの道楽」みたいに捉えかねないですが、登場する方々は、皆さん志(こころざし)があり、個性的だけど人間味のある方が多く・・・私もこういう大人になりたいな~と思ったりしました。
 何十年後かに「カセットテープの鬼」と評されるように精進していきたいと思います(^^;)







『田中伊佐資 / ぼくのオーディオ ジコマン開陳』
   P-Vine Books 2010年

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 先ほどの「音の書斎」では、オジサンコレクターはヤバい!ということを伝えたく、紹介をしましたが・・・更に上をいく方々もいます。

 それは「オーディオ・マニア」です。

 私にとっては、DJ機材や、安いですがアンプとスピーカーは持っているので、少しは知識があるつもりですが・・・この世界は深く、この本を読んで上には上がいることを知りました(^^;)

 この本は、先ほど紹介した本の出版元「音楽之友社」から発行されている「月刊ステレオ」というオーディオマニア向けの月刊誌に連載されていたコラムをまとめた本で、たまたま買ってみたら大ヒットだった本です。
 著者の田中伊佐資さんが、全国のオーディオマニアの自宅を訪問し、自慢のシステムを堪能しつつ、同時進行で田中さんのシステムが変化していく様子を書いた本で、読むには専門知識が多少はいるかもしれません?

 ただ、先ほどの音の書斎でも尺度にされた「大丈夫かよ?」視点で見ると・・・とんでもない部屋が多く、ヤラれます・・・

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 詳細は、これまた実際の本を読んで頂きたいので、ここではあまり書きませんが、気合の入った方が多すぎます!!

 写真は、田中さんが回った部屋で、スピーカーの知識がない方でも、その量と大きさでビビるでしょう・・・チラッと書くと、右上はビクター製の同じスピーカーに拘った方で、30本の同じスピーカーで出す音の拘り方・音の出し方(考え方)が半端ないっすね・・・
 また、凄い方だと、電柱の上の方にあるバケツみたいなモノ(変圧器・柱上トランスと言うそうです)を、裏技(?)を駆使して自分だけのを作り、それをオーディオ用に使用するそうです・・・通常は色々な家庭に分配されるので、それがあるがゆえにノイズが伝わってくるそうで、これをすると劇的に音が変わるそうです・・・

 よく、Grooveとかでスピーカーやヘッドフォン、そしてレコード針のことなんかを特集し、機材を変えると音が変わる・・・みたいな記事がありますが、その「究極」を目指している方々の部屋が紹介されてて、ホント圧倒されます・・・
 内容的には、写真よりも田中さんによる文章が多いのですが、スピーカーやアンプを変えて実際に音が変わった驚きを、文章で上手く表現しており、文章を読むだけでも、その部屋や、その部屋の持ち主さんの熱意が伝わる文章で素晴らしいです。

 読み方によっては、これも桁違いとかキチ●イなオジサンたちが大集合になりかねないのですが、登場する方々の音への拘りや情熱、そして人徳の高さなどは見習う所があります。

 目標に目指して進んでいく人の姿は、種類が違えど見習わないと行けません・・・私もテープ道を究めるべく、精進をしていきたいと思います・・・
 あと、オーディオの世界・・・深くって、お金もかかりそうですが、面白そう・・・ただ、ここで入ってしまったら大変なこと(?)になりそうなので、自粛します(^^;)







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<最後に>

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 後半は、趣旨が変わって「オジサンはヤバい」という話になってしまいましたが、隣の芝生を覗くのは面白いですね(^0^)

 最後の写真は、あんまり他人の部屋ばっかり紹介してると、自分の部屋はどうなんだ?と突っ込まれそうなので、久しぶりに私の家のレコ棚周りで〆ましょう・・・あえて、整理してない普段の状態で撮影しましたが、汚いっすね~(^^;)
 ちなみに、左側がテープ収納棚、真ん中がDJ機材関連で、右がレコ棚、更に奥にCD棚・・・なんですが、どれも収納が限界で、テープに至っては、棚の前にも収納ケース(私は無印の折りたたみボックスを使用しています)を無造作に積み上げており・・・今後、どうなるんでしょうか??

 連休の暇つぶしで、軽く書くはずでしたが、過去の記事を書き直したり、今回の文章も気合が入ってたり・・・毎度の長文になってしまいました(^^;)
 ただ、これで心の減価償却が出来たのであれば一安心・・・本は処分しないけど、これで心おきなく段ボールへ仕舞えます(^^;) 


 本関連のネタは、まだ書きたいのがあり、Boseさんの本のおかげで、簡単な年間計画(?)を考えましたので、近いうちにまた公開をする予定です。
 ただ、本ネタは、それをやるにあたって、ある程度「読まない」といけないので、それが大変です・・・テープを聴く以上に時間がかかるんですよね・・・次回はどうしましょう(^^;)








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<おまけの独り言>

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 え~、連休後半、私も暦通りの休みなのですが、ユニオンのセールが個人的には狙いの出品が少なく、自宅でノンビリな感じです・・・なので、こんな長い文章が書けたりしました(^^;)
 
 ただ、先週末に久しぶりに行った川口の某店で写真のブツをゲットしましたよ!!

 あの山下達郎さんのRCA/Air時代の作品のテープ6本組みセットで、未開封品をゲットしました・・・このテープセットの存在は知らなかったですが、いや~、これは嬉しいです(^0^)
 ここ最近、テープアルバムも集めてて、いわゆる「和物」も対象になり、色々と掘ってるのですが、達郎さんのは中々巡り合わなかったり、代々木の某店で単品のテープアルバムが出品された時はタッチの差で買えなかったり・・・無事に目標達成です!!

 一応、内容的には再発のボックスセットになるのですが、テープで聴く達郎さんは格別ですね・・・コレを聴きながら今回の記事を書いてましたが、今回のGWはお天気がいいから、達郎さんの音も輝いて聞こえますね(^0^)
 昔的な表現になりますが、このテープアルバムをカーステにセットして、初夏の海でもドライブしたいものです・・・


 ちなみに、川口の某店がらみの話で、どうしても書きたいことがあります。

 実は、レジの後ろに超レアなミックステープ数十本が無造作に突っ込まれていて、前から気になっており、凄い欲しいな~と思っていたので、今回、初めて店員さんにアタックしてみましたが・・・玉砕しました(--;)
 まあ、今回はやんわりと断られたのですが、アレは欲しいな・・・その内、放出してくれないかな・・・意地の汚い魂胆がバレバレですが、願いを込めて(?)書いてみました(^^;)