HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Ultimate 4th 「Rubber Funk」
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 え~、今年も終わりになりますが・・・1年間、本当に早いですね(^^;)

 去年もこんな書き出しだったような気がしますが、1年間、特に病気も怪我もなく、元気に過ごせたことには感謝しないと・・・大きな出来事は無かったですが、割と充実した1年だったと思います。
 
 ブログの方も、毎度の適当ペースでの更新になりましたが、こちらも充実した更新が出来たかなと思っています・・・
 掘り的にも充実してたし、記事の方もマニアックな作品が多かったですが、割としっかりと書けたのが多く、頑張った甲斐があったかな・・・来年も頑張りますので、宜しくお願い致します(^0^)


 そんな訳で、毎年恒例の「Mixtapte Troopers大賞」の発表です!!

 この賞は、2013年に発表されたミックス作品において、私が一番「グッ」ときた作品に贈られる私的な賞で・・・名誉があるんだか無いんだかが微妙な賞です(^^;)

 今年も新作ミックス作品はそんなには買ってはいなく、好きなDJの作品を中心に買っているだけでした・・・毎年そうですけど、過去のミックステープの掘り起こしの方が忙しかったかも??
 ただ、新作に関しては、しっかりとコンセプトがあって作った作品が多く、気付くと長く聴いているのが多く・・・それこそ、ラジカセに入れっぱなしになってるけど、気づいたらそのCDを再生して聴いてる・・・みたいのが多かったように思えます。

 そんなわけで、今年は、選考委員会(私)が12月になり、この賞(ネタ?)があるな~と思いだし、1年を振り返り、色々と考えた結果・・・今年は「Ultimate 4th / Rubber Funk」に大賞を贈りたいと思います!!

 この作品は、今年の7月にリリースされた作品で、過去にリリースされた作品が凄く良く、今回のも期待してたので、リリース後に購入し、一発でヤラれ、夏以降、良く聴いた作品になります。

 正直に書くと、今回は昨年の関口さんのように、凄く聴きこんではないので、レコとかが全然準備出来ていません・・・なので、作品紹介も中途半端(?)な紹介になってしまいます。
 ただ、内容も良いのに加え、色々と考えさせられる所があったので・・・この作品を大賞にしてみました。

 では、以下で紹介をしますね~


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 まず、Ultimate 4thは初めての紹介になるので、バイオ的な話から行きましょう・・・

 Ultimate 4thは、Funk系人気パーティー「in Business」のサブフロアーから派生したDJユニットで、メンバーは「DJ大自然」「仲山慶」「DJ Toknow」「志水貴史」の4名(今回のジャケ写だと右から左)で構成されています。

 それぞれのバイオは割愛しますが、どの方もHipHopをスタートに、バイナルカルチャーに影響を受け、黒さがありながら、ボーダーレスな選曲ができるお方達で・・・ある意味「日本のバイナル系DJ」の理想的(典型的?)な姿を体現されているかな~と思います??
 世代的には私達世代(アラサー)な方々で、それこそ渋谷のレコ屋全盛期を経験し、様々なクラブでプレーをしており・・・お好きな方も多いと思います。

 私も、それぞれのお名前は昔から知っていて、単独のミックス作品もチョコチョコ買っていましたが、このUltimate 4thの作品は1作目(Let It Biz)を聴いて以降、かなり好きな存在になっております・・・

 変な話、私の方がレベルは低いと思いますが、同じ道(=レコ道)を通り、気づいたら色々なジャンルを聴いて、ボーダーレスな選曲/DJミックスに行きついた点では同類で・・・嫌いな訳がありません!
 ジャストな表現かどうかは分からないですが、MUROさん達の背中を見ながら育ち、追いかける中で自分を探して行った世代だと思います・・・バイナル愛が感じられ、信頼ができますね(^0^)


 そんなUltimate 4thですが、今回紹介をする今年の作品は3作目にあたり、今回もビートルズネタのジャケ写がナイスで、イイですね!!
 
 作品においてはシリーズで一貫して、2枚組CD、1枚目のCD(Disc 1)の前半と後半、2枚目のCD(Disc 2)の前半と後半をそれぞれが分担して受け持ち、2枚のCDで2つの味のある作品に仕上げています。
 Back2Back的なプレイではないですが、それぞれがしっかりとコンセプトを意識した選曲をし、しっかりと流れのある内容になっており、チーム一丸となった作品になっているのは大変素敵です。

 内容的には、様々なジャンルをプレイしてて、それこそSoul、Funk、RareGroove、JazzFunk、HipHop、Breakbeats、Disco・・・など、旧譜を中心に様々な音楽をプレイしています。
 変な話、ジャンルのカテゴリーであれば「バイナル」と書いてしまうのが一番しっくりくる感じで、このブログ的には大変直球な感じですよ(^0^)


 では、以下で詳しく紹介をします・・・


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 今回の作品では、Disc 1がSoul、Funk、RareGroove、Latin選曲でToknowさんと志水さんが担当し、Disc 2はDiscoラインのダンス選曲で大自然さんと仲山さんが担当をしています。

 in Business発のユニットなので「黒いグルーブ」と「ダンス」を念頭に置いている部分があり、Disc 1の方が黒が濃く、Disc 2の方がダンスが濃いといったところでしょうか・・・
 両方とも良いのですが、Discoの方が私が得意なのでDisc 2の方で紹介をしたいと思います・・・Toknowさん、志水さん、すみません(^^;)

 Disc 2の前半は大自然さんが担当し、割とBoogie寄りな選曲でフロアーを徐々に温めている感があり、イイですね・・・

 それこそ「Vicky D / This Beat is Mine」「France Joli / Feel Like Dancing」などのような割と華やかな曲で、フロアーを彩っている感じが素敵です・・・この辺、私の中では定番ですが、あまり知られてないけど、馴染みやすい曲でまとめているのが大変良く、フロアーで聴いてたら、ついステップを踏んじゃうでしょうね~
 それぞれ多少の個性はあるのですが、全体的に深い選曲をしつつ、フロアーをしっかりと踊らさせている感じは秀逸で、まさにチーム一丸・・・グルーブの作り方が上手いです!!

 そして、Disco的な匂いのある新譜曲を橋渡しに後半の仲山さんにバトンタッチ・・・こういう新譜曲もスムーズに入れられるのも上手いです(^0^)

 後半の仲山さん、Disco系の良質なミックス作品(De La Boogie)を出したり、現場では「Discoゴリラ」の異名(?)を持つだけあって、ここ最近はDiscoが得意なようで・・・その持ち味を生かしたプレイを披露しています。

 特に上手いな~と思うのが、前半の大自然さんが温めたグルーブを引き継ぎ、それを上手く展開させる役目の中で、フロアー爆発なピークの作り方が上手いと思いました。

 個人的には後半に進むと、Philly~Salsoul系のストリングスが光った高揚感のあるグルーブ(ピーク)を作りつつ、クラシックな「Melba Moore / Pick Me Up, I'll Dance」で気持ちいいグルーブに展開し、ブレイクダウンの所で、イントロブレイクを聴いただけで卒倒な「O'Jays / I Love Music」にロングミックス・・・この展開は素晴らしすぎます!!

 何もトラックを見ずに初めて聴いたとき、この展開には本当にヤラれました・・・O'Jaysはノリさんのプレイでヤラれてから、私の中では「一番好きな曲」なので、クラブで聴けば大盛り上がりなんですが、この曲を効果的に光らせるのって、結構難しいんですよね・・・

 テクニカルな話だと、選曲の流れで「あえてタメを作る」ことがポイントだったりするんですが、その過程でしっかりとグルーブを作り、聴いてる人(踊っている人)をノセてないとダメで、プレイするタイミングが意外と難しいクラシックだと思います。
 今回のプレイ、この曲をピークに見据えてた部分があり、それまで渋い曲が中心にまとめていた中で、ド定番をガツっと効果的にプレイしてきた点は流石で、仲山さんの手腕もさることながら、チーム一丸となってプレイをした結果が感じられ・・・ブースの中の4人と、フロアーのみんなが笑顔になっている姿が想像できるミックスですね!!


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 そんな訳で、個人的な好みも優先してしまった所もありますが、選曲の深さ、ミックスやグルーブの展開の上手さなど、大変秀逸な部分が多く・・・それが「Ultmate 4th」という集合体で完成させている所が素晴らしいです(^0^)
 こういうスタイルの作品をする人って少なくなってきていますが、レコードという文化をバックに、DJ本来の「面白さ」や「凄み」を生かした点は評価しないといけません・・・文句無しの大賞です!!


 そして、もう一つ話を・・・以下の話はちょっと書くのに迷う所ですが、こういうスタイルを応援したいので書きたいと思います。

 私もそうですが、作品を追うごとにメンバーの「顔がふっくら」してきてます・・・30代の証というんでしょうか、それとも大人(おっさん?)の証でしょうか・・・大変悩ましい問題ですね(^^;)
 ホント、顔と腹の肉は取れないですね・・・両者とも食生活(特に酒か?)と生活スタイルがポイントなんでしょうが、もう20代には戻ることは無いでしょう・・・昨年、20代前半の後輩と出張先の大浴場で風呂に入った時、自分のオッサン具合に涙を飲みましたよ(--;)

 ただ、みんな「大人」になったんですね。

 何を書きたいかというと、体力や容姿は落ちてきたけど、大人になることで人間として成長し、それこそ「知識」や「経験」、そして「感性」などは確実に成長をしていると思います。

 私に関しては、このブログを始めた20代後半よりも、今の方が知識も増え、書くことに深みが出たと思うし・・・クラブで踊ってても、知識や経験、そして何よりも「踊ることの楽しさ」や「DJミックスの素晴らしさ」を知っているので、全然若い子たちよりも弾けてます。
 そして、その考えは、踊らす側の「DJ」の方が重要で、キャリアがそのDJを裏付けていると思います・・・今年はEmmaさんやJoeやTimmyのプレイを聴いて素直にそう思いました。

 この考え、私達が好きな「クラブ/DJミュージック」においては、実は相反する考えでもあります。

 なぜなら、それらの音楽は「若い」人たちが、既存の音楽に囚われず、自分たちの感性で作り上げた音楽なので・・・そこには「大人」は要らない場合が多いと思います。
 ただ、それはあくまでも「発明・発見」のレベルでは重要で、その音楽を軌道に乗せ、成長させていくには、この話で示している「大人」が必要なんだと思います・・・つまり、その文化を継続して「愛している」存在が大人なんだと思います・・・


 この話、書こうと思えばもっと書けますが・・・Ultimateの面々もイイ意味でも悪い意味でも「大人」になった所だと思います・・・

 文頭で書いた「顔がふっくら」もありますが、この作品を聴いて、以前の作品よりもミックスや内容に深みがあり、勢いだけでDJをしてない感じがあります・・・これは20代には出来ない作品ですかね??
 ただ、もう20代のDJが出来ない面もあります・・・直接的なプレイにおいて、経験が自由な発想のプレイを拒んでいるのもあったり、それ以上にプライベートが壁(仕事、家庭、子供・・・)をして自由に出来ないこともあるかと思います・・・

 なんか、最後は感傷的になってしまいましたが、Ultimate 4thの面々を見ていると、自分に重なる部分があったので、今回は自分の思いを書いてみました・・・上手くまとまらなかったですね(^^;)

 私もそうですが、年齢を重ねれば、嫌でも「大人」になっていきます・・・ただ、それは「レコード」という名の元だと、きっとプラスになる・・・と、私は信じています。

 このカルテットが生み出す化学変化は、まだまだ進化すると思います・・・色々と大変なことが多いかと思いますが、これからも頑張って活動してくださいね!!



 では、今年の大賞は中身の良さに加え、レコード文化を愛するオッサンは負けない!という強い意志を私が一方的に感じてしまった(?)ので、文句無しの大賞です(^0^)

 作品的には、今年出た作品なので、ストックがあれば普通に購入できると思いますので、気になる方は探してみてくださいね~






<Release Date>
Artists / Title : Ultimate 4th 「Rubber Funk」
Genre : Soul、Funk、RareGroove、JazzFunk、Latin、Disco、Breakbeats・・・
Release : 2013年7月
Lebel : Soul & Pepper Prod. SPCD-038





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『MIxtape Troopers 大賞 2013』ノミネート作品

 以下では、今年購入したミックス作品で、内容が良かったり、トピックスがあった作品を順不同の紹介をします。
 
 ミックス作品の購入の参考などにして頂ければ幸いです・・・



「DJ Watarai / Soudade - Another Diggin' Ice」
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 この作品、今回のUltimateさんと最後まで競っていた作品で、これも良く聴きました!!

 この作品は、あの「DJ Watarai」さんがミックスした作品で、タイトルの「Diggin' Ice」が示す通り、MUROさんの「Diggin' Ice」を意識したチルミックスで・・・かなり良いです!!

 ワタさんといえば、MUROさんの門下生ともいえ、90年代はMUROさんの下でDJやProduceをしてた時期があり・・・Diggin' Iceの時代を真横で見ていた存在ともいえます。

 そんなワタさんが作るDiggin' Ice・・・MUROさんがプレイしたようなSoul、R&B、ダンクラ、ブラコンなどの「もはや定番曲」を小粋にプレイしてて・・・Diggin' Iceが好きな方ならド直球な出来です!!
 聴いてて爽やかになったり、チルれる感じは秀逸で・・・何よりもアナログ特有の温もりのある音質が心地よく、音にこだわるワタさんならではの作品だと思います。

 ただ、この作品、毎度お世話になっている「ユニオン下北沢クラブ店」の限定商品で、それも限定100枚・・・割と早い時期になくなり、相場ではボチボチ値段がついてますね・・・
 
 本当はこの作品を大賞にしても良かったのですが、もう手に入りにくいのと、書いてて「(Diggin' Iceが出た)昔の方が良かった」的な文章になりそうな予感がし、前向きな文章が書けなさそうだったので、残念ながら大賞を逃しました・・・N村さん、すみません(^^;)



「DJ Kenta / Four Seasons - Green Angle Soundtrack」
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 店舗限定系だと、こちらも良く聴きました!!

 ここ数年、ミックス作品製作の手を休めないDJ Kentaさんですが、今年も繋がりのある「ユニオン新宿クラブ店」から店舗限定リリースがあり、その中で「Four Seasons」が大変良かったです!

 このCD、実は昨年(2012年)製作の音源になるのですが、原宿にある洋服店「Green Angle」の季節ごとに配られたノベルティー4枚をまとめた作品になります。
 一時期、中古市場にそのオリジナルが流れた時、結構レアりティーを付けていて、私も何枚かは確保してましたが、高騰に耐えられず静観をしてたら・・・コレが出ることが分かり、喜んで買った作品です。

 春夏秋冬+αな5枚組になり、バラで聴いたときよりも、まとめて聴いた方が季節感の違いなどが分かり、Kentaさんの選曲の良さや作品のレベルの高さが伺えます。
 Kentaさんの作品、まるで一本の映画を見ているようなストーリー性やグルーブの一貫性が秀逸で・・・ここ最近は全然知らない曲で表現してくる所は素晴らしく・・・何も考えずにも楽しめる感じが素晴らしいです!!

 Green Angleに関しては、今期もノベルティーが出ているようで、それもまとまった作品にして欲しいです・・・そして、他の作品も大変良かった(Jay-Deeも流石です!)ので、Kentaさん自身のDJも来年も頑張ってほしいです!!

 あと、新宿繋がりだと、今週、町田のユニオンの遠征をした際、新宿限定のサ上のCDを安かったので購入したのですが・・・在りし日の淵野辺店の事を思いながら移動の横浜線で聴いてたら結構グッときました!



「DJ Koco / J.B.Connection - Sample Island」
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 この作品、昨年の年末にリリースされたのですが、聴いたのは今年なので、今年として紹介です~

 このブログでは、私の知識が少ないのでビックリするぐらい登場をしないKocoさんですが、今年も多作で、かつ超レベルの高い作品が多く、お好きな方はヤラれているかと思います。
 特にHipHop本来の2枚使いやスクラッチ、そしてドープな選曲を駆使した世界観は、もはや誰にも及ばず、唯一無二の存在にですね!!

 そんなKocoさんの中で、HipHopの基礎ともいえる「James Brown」を45で調理した作品・・・流石の出来に首を振りまくりです!!

 MUROさんも今年はJBミックスを出していましたが、Kocoさんは効果的に2枚使いを重ねることで、JBの強靭なグルーブを表現してて、このファンクネスは強力です!!
 なんでしょう、HipHopだからこそ出来るミックスで、加えて45で醸し出される黒さもミックスされ、作品のグルーブに集約されており、素晴らしいです・・・

 この作品、たまたまユニオンで掘ってる時に聴いたら良かったので買ったのですが・・・Kocoさんの作品に関しては、殆ど買ってないのが現状で、MUROさんのように追いかけながら買ってれば良かったな~と後悔をしています。
 今後、どのような方向に行くのかが楽しみですが、これからの進化が凄い楽しみです(^0^)



「DJ Nori / Back to My Roots - Nori's Salsoul Mix」
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 House/Disco系だと、やっぱりNoriさんですね!!

 こちらもMUROさんが出してましたが、Noriさんによる「Salsoul」ミックス・・・悪い訳がありません!!

 Salsoulに関しては、今年は「Komori」さんと「Ulticut Ups」の作品を紹介しましたが、私のダンス人生の中で基礎とも言えるレーベルで超大好きです!!
 
 そんなレーベルの曲ですが、下手したらリリースされた頃から普通にプレイしていたとも言える「Nori」さんによる作品で、説得力が全然違いますね!!

 サラッと聴くと、割と普通なミックスなんですが、フロアーで踊りながら聴いてる時の上げ方っていうんでしょうか・・・ミックスの流れに乗ると効果絶大で、ダニーもピークにチョイスした「212 North 12th」のプレイはヤラれます!!
 また、選曲も深くって、あまり知られてないバージョンでプレイしている曲も多く、個人的にはオリジナルの12ばかりでなく、ミックス違いの再発盤などもチェックしないといけないな~と痛感しました・・・この世界は本当に奥が深いですね!!

 質感的にはDannyのミックスに近い燻し銀なプレイで、残念ながら初心者向けではないかな~と思いますが、ファンには堪らない作品です!!



「今年のMUROさん」
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 今年もまとめての紹介になりますが、今年も沢山のリリースがあり、凄いですね!!

 写真のが今年の作品で、20作品オーバー・・・恐ろしい程のハイペースで買うのが今年も大変でした(^^;)

 今年はオフィシャルモノやレゲエが多かったですが、昨年からの流れで過去作品の新録版(DiscoとFunk、あとChristmasとAfro)なんかも多く、買って聴くたびに「こうきたか~」と唸っていました・・・
 MUROさん自身も、いつかのインタビューで、ミックス作品を作ることは「日記を書くこと」に近いみたいな話をしてて、その時に興味のあることをまとめ、それを作品にしちゃうみたいな流れがあるようですが・・・ホント、幅の広さもそうですが、ネタの深さもヤバいっすね!!

 ちなみに、個人的な楽しみとして、10月に書いたレコードマップで書いたことですが、MUROさんのお店「Digot」の内装の変化具合を見る口実で、なるべくMUROさんのCDはDigotで買っています・・・
 今月の初め、Nippon6を買いに行った際、クリスマス仕様にレコ陳列が変わってて、端の方にDiscoを買ってる人ならなじみ深い「AVI Records」のクリスマスジャケのがあり、それを見て「へ~、AVIでもあるんだ~」と思ったら、今回のChistmasのジャケに使われてました・・・MUROさん、流石です!!

 まあ、毎度のことではありますが、作品は深く聴く前に次のが出ちゃうので深く聴けて無いのが多いですが・・・これからも追い続けますね!!

 ちなみに、毎度のMUROさんリストも更新しましたので、お暇な時に読んでくださいね~

 ● DJ MURO MixCD 作品リスト

 あと、年明けに、久しぶりにMURO作品で、気合の入った紹介ができるのがあるので、そちらもお楽しみに~




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 そんな訳で、ノミネートは以上の5作品でした。

 〆は、年末の地方ユニオン巡りの釣果写真で行きましょう・・・地方は当り外れがありますが、やっぱりイイですね(^0^)

 MUROさんの45kingが60%引き(!)だったり、盤査定が汚れで格安なレア盤が拭いたらミントだったり、探してたテープが見つかったり、割引で安かったレコが思いのほか当りだったり・・・色々とありましたが、嬉しい限りです。

 あと、ユニオンじゃないですが、今年のJet Setのノベルティーはミックステープ(!)なので、早速ECDさんの和物テープをゲットしてきましたよ・・・かなりギャンブルなことをしてます(テープ聴ける人って少ないよ~!)が、こういう試みは嫌いじゃないですよ(^0^)

 そんな訳で、この更新をしたあと、実家に帰るがてら、軽く大晦日決戦(?)なユニオンを少し見ようと思いますし、元旦も千葉方面のユニオンを攻める予定です・・・レコード人生に止まりは無いんですかね~(^^;)


 そんな訳で、今年も1年、ありがとうございました!!

 来年も頑張りますのでよろしくお願い致します(^0^)




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山下達郎 「クリスマス・イブ」
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 え~、クリスマスですね・・・毎年の事ですが、特に何もありません(^^;)

 ただ、今年はサンタコスをして街を闊歩する娘っ子が多く、大変良いですね・・・先日のDimiのパーティーでも結構いましたが、帰りに寄った早朝のラーメン屋(幸楽園)でも数名いて、エロかったです(^^;)
 パーティーが一般化した話もしましたが、こういったコスも一般的になってるんですよね・・・先日のハロウィンの日に、たまたま渋谷のユニオンに行ったのですが、渋谷全体がコスした女の子で一杯で、凄いことになっててビックリしました・・・日本の若者達が着飾って、パーティー的な「盛り上がり」に慣れてきた証拠なんでしょうか??

 そんな訳で、毎年恒例のクリスマスモノの紹介です!!


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 今回は変化球で、あの大名曲「山下達郎 / クリスマス・イブ」のテープシングルを紹介します!

 今年は要所要所で「和物のテープアルバム」を掘っている話をしましたが、これは数年前に購入し、その内にネタにしようと温めていたテープで、紹介するなら「今でしょ!」と思い、紹介になりました。

 まず、この曲の説明は要らないですよね・・・

 83年にLPの一曲として発表され、永遠の名曲として人々から愛された曲で、今年は発表30周年を記念してリマスター盤が発表されるなど、未だに人気が衰えない達郎クラシックだと思います。

 私も子供の頃、この曲が広まったきっかけの一つである「JR東海のCM」でこの曲を知り、子供ながらに素敵なメロディーと歌詞が耳に残り・・・今でも好きな曲になります。
 私達世代だと、ボキャブラの印象(兄は夜更け過ぎに~)もありますが、この曲を聴くと、なぜか心が安らぎます・・・本当にイイ曲ですね!!


 そんなこの曲は、時期によってリプレス(リマスター)などがありますが、今回のテープ版もあります。

 このテープがプレスされたのは1990年11月のようで、JR東海で使用されて以降、人気が出た流れで作られたモノだと思われます・・・
 
 テープにおいては、「アルバム」は凄くポピュラーで色々なアルバムがテープでもプレスされていましたが、いわゆる「シングル」でもテープ版が若干ありました・・・アルバムと比べると極端に少ないのは事実ですが、探すと結構あり、コレクター泣かせなジャンルかもしれないです。
 個人的な見解だと、演歌がシングル主導な流れがあるので、その流れもあるのかな~と思いますが、コレを発見した時は、まだ和物テープにそんなに興味が無かった時期ではありましたが、問答無用でゲットしました(^0^)


 んで、このテープ、内容的には、CDやEPなどと全く一緒なのですが・・・テープで聴くこの曲も味わいがありますね・・・

 どちらかと言うと、家のラジカセや、外でショックウェーブで聴くのが良いのですが、テープ特有のこもった音質が、音楽の温かさを出してくれ、普段とは違う味わいになります・・・
 コレをラジカセに入れて、みんなが集まるクリスマスパーティーのBGMにするのは不向きですが、一人の時間を優しく包みこんでくれる感じがあり・・・イイですね(^0^)


 そんな訳で、今年のクリはコレクターズアイテムで紹介でした(^0^)

 ではでは、メリークリスマス!!





<Release Date>
Artists / Title : 山下達郎 「クリスマス・イブ」
Genre : ポップス、クリスマスソング
Release : 1990年11月
Lebel : Moon Records AMSM-6030


Notice : ジャケットについて(巻きジャケについて)

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 今回のテープ、私の中での通称「巻きジャケ」でリリースされたモノです。 

 和物のテープアルバムを買ってると、こういう形態のテープに出会うことがあるので、指摘をしておきましょう・・・

 巻きジャケとは、私の中での通称になりますが、テープケース内に収められた紙インデックスが、テープの外にはみ出て、ケースの外に巻かれているジャケットを指します。
 写真だと、左側のクリスマスリースがある部分が正面になり、その右にある縦書タイトルと更に右にあるジャケっぽいのが「巻きジャケ」になり、テープケースの外(表面)に露出しながらケース本体に巻かれる形になります。

 カセットテープって、構造上、ジャケット面が入る部分の反対側(以下裏面)はテープ本体の穴に入るツノ(?)があり、裏面にジャケを入れるのが難しく、一般的には裏面はテープ本体が見える(片面だけジャケ)ことが多いと思います・・・

 ただ、製作者のアートワーク心や、製造側が効率的に商品アピールをするのであれば、裏面も有効に使いたいと考えるので・・・色々な形の裏面の生かし方が存在しています。
 海外系だと、ケース内部のツノを避けた形の裏ジャケを入れるところがポピュラーですが、日本においては、この「巻きジャケ」が主流ともいえ、さすが「帯」を作った文化だけあり、ナイスな発想です(^0^)

 でも、この巻きジャケ、外にでる部分だけケース外になるので、中古だと極端にダメージを受けていることが多く、コレクター泣かせですね。
 また、保管の時も大変で、レコードの帯と同様によく破れます・・・帯であれば、すぐ取っちゃう方もいましたが、きっとこの部分だけ切っちゃう方も多かったと思います・・・このテープは平成に作られているけど、昭和的な話ですみません(^^;)





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「特選! 冬の和物テープアルバム!!」 

 今回の達郎さんのテープ、実は夏ごろから考えていました・・・

 7月に「O.S.T. / 波の数だけ抱きしめて」を紹介した際、今年のクリは達郎さんだな~と思い、準備を進めていました・・・その記事の最後で「冬編」もあるよ~と書いたのはコレでした。

 ただ、今回の達郎さん以外にも冬に合う和物テープアルバムがありますので、以下にオマケで紹介をしますね・・・こちらもイルなセレクションになっているのでご了承ください(^^;)
 


『Dreams Come True / Love Goes On・・・』

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 一発目から大本命の紹介です・・・というか、今回の記事を起こしてて、この作品は何度も聴いて、しっかりファンになってしまいました(^0^)

 あのドリカムがデビュー年(1989年)に2作目としてリリースしたアルバムで、初期作にしてドリカムの良さを詰め込んだ名作ですね・・・私よりも少し上の世代だと感涙じゃないでしょうか?

 収録曲もグレイトで、一曲目から「うれしい!たのしい!大好き!」から始まり、「うれしいはずかし朝帰り」「未来予想図Ⅱ」などが収録され、曲の良さもさることながら、アルバムとしても大変良いですね!!

 無論、どの時期でも聴けるアルバムですが、私のイメージだと「冬」ですよね・・・それこそ、未来予想図Ⅱなんかは冬だとモロハマりで、気づいたら何度も聴いてました。
 結構聴いてたので、先日のクラブ帰りは自然と「うれしいはずかし朝帰り」を口ずさんでしまうぐらい、私も好きになっており・・・今の時期であれば、寒い夜道をヘッドフォンで聴くのにバッチリです!

 私自身の事は下のアルバムで書きますが、ドリカムは中学生ぐらい頃は好きでしたが、DJ趣味が始まり、ある時期から完全スルーになってしまいました・・・

 ただ、今回、この作品を聴いて分かりました・・・初期のドリカム、ヤバいですね!!

 初期のドリカムは、馴染みのあるメロディーと歌のバックボーンに、非常に「ソウル」を感じる部分があり、DJ以降の耳に馴染みます・・・
 メンバーの中村正人さんがEarth,Wind&Fireのコンピを出すぐらい、アースの影響があったそうで、今回、私も聴き直してヤラれました・・・どちらかと言うと「UK Soul」的なスタンスがしっくりくる(録音もロンドンだそうです)感じで、ポップで馴染みやすさがあるけど、根底には黒さとソウルがある感じで、素晴らしいです!!

 ちなみに、このアルバム、調べてみたら、時期が時期なのでアナログの有線プロモが存在するそうです・・・これは欲しいですね!!



『Dreams Come True / The Swinging Star』

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 そして、私の年齢だと、初ドリはこの辺からですね!

 ドリカムの5作目(1992年)で、売上枚数が300万枚オーバーという大ヒット作です・・・ドリカム全盛期とも言え、この時期のアルバムはジャケを見ただけでもグッと来る方が多いかと思います。

 このアルバムがリリースされた頃、私は小学6年生で・・・いわゆる「色気づく」頃な訳で、突然音楽に興味が行くようになりました・・・
 それこそ、ラジオで曲を聴いて、イイ曲だな~と思ったらレンタルCDを借りてテープにダビング・・・みたいな感じで、非常に昭和な話ではありますが、背伸びをしながら音楽を聴いていた記憶があります。

 その中で、ドリカムに関しては、このアルバムに入っている「決戦は金曜日」が耳を奪われ、よく聴いていた記憶があります・・・
 ドリカムの中では人気のあるアップ曲で、聴いてると元気と勇気が湧き、個人的には中学生の頃、自分を鼓舞するために試験の前に良く聴いた記憶があります(^^;)

 ドリカムって、私世代(33歳)だと、少し上の世代の方が聴いてて、当時は年長の人の音楽と思っていましたが、この曲でドリカムが好きになった記憶があります・・・聴いたのは小学生の頃だと思いますが、この辺の曲を聴いて一時期は好きになった記憶があります・・・懐かしいな~

 んで、今回の記事を書くにあたって、ちょっと苦笑したことがあります。

 先ほどのアルバムで、ドリカムには「ソウル(=黒さ?)」があるみたいなことを書きましたが・・・私の「耳」は小学生の頃から「黒さ」が好みだったんだな~ということに気づき、ちょっと苦笑してしまいました(^^;)

 話に上げた「決戦は金曜日」という曲は、実は「Cheryl Lynn / Got TO Be Real」をモチーフにした楽曲で、ベースラインや歌のファンクネスなど、どう考えても「ソウル/ダンス」な曲です・・・そういう曲を私は子供の頃から無意識に選んでいたんですね・・・(^^;)
 考えてみれば、小学生の頃、木曜日の「とんねるずのおかげさまです」で放送してた「ソウルとんねるず」でプレイされてたソウルやディスコが妙に好きだったんですよね・・・どんな曲がプレイされてたかは当時は分かりませんでしたが、この頃から「黒い曲」や「ダンス」がキーワードだったんですね・・・う~ん、こんな子供時代で良かったんでしょうか??


 そんな訳で、このアルバム、個人的には「冬」ですね・・・

 朝の連ドラの主題歌にもなった「晴れたらいいね」も収録されていますが、ジャケが示すような、冬の綺麗な夜空を明るく飛び回るイメージがあり、冬に聴きたい感じがあります!
 先ほどのアルバム同様、ブックオフに行けば絶対に100円で買えますので、興味のある方はCDで聴いてみてくださいね~

 ちなみに、ドリのテープ、これらは毎度のフリマ・オイちゃん系の店から格安でゲット(他のも欲しいな~)しましたが・・・2本とも「巻きジャケ」が切り取られていて、やっぱり当時としても面倒な存在だったんだな~と思いました(^^;)
 
 あと、ココで書くのもアレですが、関口さん、早くドリのミックス作品、作ってね!!



『宗次郎 / 心』

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 ドリでだいぶ力説してしまったので、ココからは定番の変化球コーナーです(^^;)

 一応、このブログ的には、テープアルバムという存在は「ミックステープ的に聴ける」前提で紹介をしており、作品全体を通して「一つのストーリー」みたいのがあったり「グルーブが統一されている」モノを基準にしています。

 その考えの元、もしかしたらコレ系も行けるのでは?と思ってチャレンジ買いしたのがコレで・・・意外とイケました(^^;)

 このテープは宗次郎さんというオカリナ奏者のアルバムで、ジャンル的には「ヒーリング系」になるのでしょうか??

 この手のジャンルの第一人者だと「喜多郎」さんになりますが、基本的には打ってないインスト主体で、雅楽の現代版みたいな感じですかね??
 音楽的には聴いてると心が落ち着くみたいな音楽で、コンサートだと、気づいたら寝てしまう方が多い(むしろ寝たら演奏者としては勝ちか?)そうで・・・その点がヒーリングとされるようです。
 
 まあ、DJ以降の観点からすると、全く「打ってない」ので、完全スルーなのですが・・・いわゆる「アンビエント/バレアリック」的な聴き方だとイケてしまいました!!

 なんか、冬のまどろんだ朝の空気感というか・・・適度に温かいグルーブが、布団の中の心地よさと似てて、聴いてて結構イケるんですよね・・・今年の関西掘りで神戸の高架下で買い、その時はピンときませんでしたが、この時期になり、ピンと来ちゃいました(^^;)

 この手のテープ、内容的な観点からすると、リリースされた時点でヒーリング目的で聴きたい内容なので、テープが結構売れていたようで・・・探すと結構あります。
 コレで行くと「喜多郎さん」のも買わないといけないのかな・・・どうなんでしょう(^^;)



『平野レミ / きかせてよ - シャンソン・ド・レミ』

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 最後は、夏の時と同様に「意外なオチ」で勝負です!

 ジャケを見ただけでは分かる方は少ないと思いますが、今となっては料理研究家として有名な「平野レミ」さんのアルバム(1988年)で、なんと歌で勝負な「シャンソン」を披露した作品です!!
 ジャケは篠山紀信さんの撮影で、今のレミとは大違い(?)な色っぽさですね・・・私はストライクかも(^^;)

 レミさんに関しては、あのウルサイおばちゃんがなぜ?と思う方も多いかと思いますが、元々はシャンソン歌手をされていたそうで、数少ないアルバムがコレのようです。
 詳しくは「Wiki」なんかを参照なのですが、今となっては意外ですよね・・・私も詳しくは知らなかったのですが、調べてみて結構ビックリしました・・・旦那さんが和田誠さんだったことや、息子がTRICERATOPSのボーカルだったこともビックリしました!!


 それで肝心の内容は・・・あの特徴的な「レミ声」で歌っており、聴いてると現実に戻ってしまう(?)部分も強いですが、しっかりとしたボーカルで大変素敵なアルバムになっています!!

 内容的には日本語訳で歌ったフランスの曲が中心で、名曲な「La Vie En Rose」などを歌っており・・・時期的には今の冬の時期が大変似合います。
 発表された頃は、既に結婚され、お子さんも大きくなった頃で・・・大人の女として「歌」が歌えた頃なんでしょうか・・・女性らしさがありながら、芯の強さもある感じで、結構聴いてしまいました・・・




 まさか、私がシャンソンを聴くとは思いませんでしたが、こういうのにブチ当るので、テープ掘りはヤメられません(^0^)

 今後も和物、そして洋物のテープアルバムは、私の琴線に触れたものはガンガン買っていきますので、お楽しみに・・・


 ちなみにの話ですが、このレミテープ、最近出来たユニオンの和物専門店(新宿・昭和歌謡館)で格安で掘りました・・・あのお店、和物が好きな方なら直球で、大変素敵ですね!!
 あの「あまちゃん」があったことで、世間的には「Back to 昭和」な部分もありますが、音楽ソフトが受難な時代に、ああいうお店を、新宿に出すユニオンの根性にはビガップです(^0^)


 あと、蛇足で恐縮ですが、ソウルとんねるずの話が出たので個人的な思いを・・・

 私もあの番組に出てた畏兄のダンサー達と年が近くなった訳ですが・・・あの番組に出てた方と同様に踊れるし、むしろ「ガキには負けねえ!」感じになってきました(^0^)
 ダンスは若さと体力が重要ではありません・・・重要なのは「その音楽がどれほど好きか」なんだと思います。

 これからも、老体に鞭を打って頑張りますね・・・とりあえず、新年度明けのTimmyは完走を目標にしたいと思います(^0^)









Dimitri from Paris / DJ Emma 「Keith Haring 55th Anniversary Party」(@渋谷Vision 2013/12/21)
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 え~、突然ですが、踊りに行ってきたので報告です!

 年末のパーティーシーズンとあって、色んなパーティーが開催されていますが、大好きなDimitriのパーティーに久しぶりに行ってきましたよ~

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 今回は、あの「Keith Haring」の生誕55周年を記念したパーティーで、メインスペースのメインDJがDimi、そしてサブルームのメインがEmmaさんだったので、久しぶりに夜から行ってきました!

 まあ、なぜ「Keith」なのかはアレですが、両者とも大好きなDJだし、何よりもDimiの来日プレイは、ここ何回かは仕事等で行けなかったので、楽しみにしていました。
 当日の日中は仕事でしたが、しっかりと仮眠をとって、体調万全の踊りモードで行ってきましたので、以下に簡単にレポっておきますね~


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 Visionに着いたのは12:30ぐらいで、既に結構混んでいます・・・まあ、どちらかというと年齢層が低めな若人が集まる(?)クラブになってきたので、元気いっぱいな男子&女子で大盛況です。

 クリスマス前とあって、サンタコスな可愛い女子が多く、男子も女子も楽しくドリンクを飲み、笑い、盛り上がってて、華やかですね!!
 日本のクラブ、色々と難しいことも多いのですが、若者にとっては「一般的」な存在になったように思えます・・・どちらかと言うと「盛り上がりに行く」みたいな感じでしょうが、クラブが特別な存在ではなくなったんでしょうね~

 そんな訳で、入った直後のメインは女子向け(?)な内容だったので、奥のサブの方で準備運動がてら踊ります・・・あそこのサブ、暗さと音の鳴りが良く、結構好きな場所かも?
 後でも書きますが、1:00ぐらいからEmmaさんがプレイをしてたのですが、凄い踊りやすいんですよね・・・あれがサブなのも勿体ないような気がします??

 んで、2:00頃になり、待望のDimiがプレイ!

 かなり盛り上がっていたJasmine Karaさんという方のライブを挟んだ後で、パンパンなフロアーで1曲目は「Jackie Moore / This time baby」をプレイ!
 恐らくDimi Editで、Jazzyな感じになっていて、ライブの流れをあえて切るようなプレイでしたが、一曲目からヤラれました・・・割とエンドにプレイするイメージがある曲だったので、ちょっとビックリしました。

 んで、続けてDimi Edit入りの「Bee Gees / You Should Be Dancing」もプレイ・・・コレも大好きなダンスチューンだけに、混んでるフロアーで無理やり踊ってしまいました(^^;)

 ただ、周りの若人たちは全然反応してない・・・今回の結論にもなってしまいますが、Dimiが得意なDisco系の選曲が殆ど分からない若人が多いので、フロアーとDimiとの温度差が強かったと思います。
 コレ以降、暫くは直球なDisco系の選曲は避け、トラックが華やかなHouseやDisco Dub的な曲で攻め、歌よりもトラックで攻めていました・・・無論、私も踊れるスペースを見つけ、かなり踊っていましたが、お客さんが求める「縦ノリ」な展開が多く、イマイチ深くは踊れませんでしたかね??


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 そんな訳で、3:00ちょいまでDimiのDJで踊ってて、休憩がてらサブのEmmaさんのプレイを聴きに行きましたが・・・もー、素晴らしすぎます!!
 
 今回のEmmaさん、全体的にはAcid系やEmma印なHouseを中心にプレイをしてたのですが、ホント上手いですね・・・給水のつもりで行ったら、気づいたらサブから離れることが出来ないぐらい踊ってしまいました・・・

 DJも無論なんですが、とにかく「音」が違いすぎます・・・Emmaさんがデータ中心の業界において、積極的にアナログを使用してプレイしてるのは有名かと思いますが、このサブでのアナログプレイは強力です!
 1:00頃、Emmaさんがプレイし始める時も聴いてたのですが、前のDJの方がプレイしてたCDの音から、Emmaさんのアナログの音は段違いで、上手く表現が出来ないのですが「パワー」があるんですよね・・・あのフロアーを音で包んでしまう感じがありました。

 elevenでのJoeのラストパーティーでも感じましたが、DJって、クラブという「空間」をコントロールする存在で、今回のEmmaさんのプレイは、その最たる例だったと思います。
 あの、深い闇のフロアーで、素晴らしいサウンドシステムを最適な方法で操り、段々と人を踊らす術は流石です・・・

 プレイしてた曲は分かりませんが、ホント踊ってしまいました・・・下手したら、Dimiに浮気せずに、EmmaさんのDJだけ聴いてた方が良かったかも?と思うほどです。
 特に3:00以降のプレイはEmmaさんのテンションも高く、ホント持ってかれました・・・特に最後にはご褒美なVocal Houseの高揚感は素敵です・・・みんながニコニコしながら踊っていて、ホント素敵ですね!!

 ちなみに、そのVocal House、聴いたことがあるけど、曲名が分からない・・・私に関しては、さもHouse大好き人間みたいなレポートが多いですが、Houseの名曲はあまり知らなく、こういう曲がプレイされると、ちゃんと勉強をしないといけないな~と思います。
 ただ、Emmaさんの場合、曲名が分かってそれを買っても、Emmaさんのプレイで聴いた時の興奮が無いんですよね・・・私の場合は「Sweetest Day of May」がそうでしたが、これも「DJのマジック」なんでしょう!!


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 そして、Emmaさんのプレイが4:00頃に終わり、メインに戻ったら、こちらもピークだったようです・・・ついた瞬間、クラシックな「Ain't No Mountain High Enough」の最後の最後がプレイされてました・・・聴きたかったな~(^^;)

 4:00以降はDimiのプレイで踊っていましたが、大好きなDimiエディット炸裂なDisco選曲中心で、Dimi自身も割とノリノリでプレイしてて、オッサンダンサーは踊りまくりです・・・そしてフロアーも盛り上がっていました(^0^)
 それこそ、Dimiエディットが炸裂な「Dan Hartman / Relight MY Fire」では、みんなが大合唱・・・ベタな曲ではありますが、みんなが一つになれるのはイイですね~

 ただ、先ほども書きましたが、そういったクラシック系の楽曲、やっぱりフロアーにいる人が知ってないと盛り上がらないので、ちょっと空回りしてた部分もあったと思います。

 それこそ、イントロブレイクを聴いただけでも跳ねちゃう「Change / The Grow of Love」では、あまりにフロアーの反応が悪かったのか、サビの前でトラック系のHouseにスイッチしてました・・・ルーサーの歌で悶絶したかったんだけどな~(^^;)
 多分、これがelevenの朝方だと、全然行けちゃうんでしょうけど、やっぱり店の客層によっては厳しいんでしょうね・・・また、店側の対応もそうで、正直、今回のライティングは曲を知らない感じで、クラシックな楽曲で、ライトを決めてほしい所で外してる所も多かったと思います。


 ただ、Dimiも意地で(?)で自作のEdit曲をプレイし続ける中、よくDimiがプレイする「Sister Sledge / Thinkinig of You」から、もしかしたらプレイするかな~と思ってた「山下達郎 / Daydream」をカットインでプレイ!
 
 この曲、以前Dimiがプレイしたのを聴いて、凄いヤラれた曲で、頑張って45を探した(あまり出ないっすね)ぐらい大好きな曲だったので、かかった瞬間、一人で飛び跳ね、超気持ち良く歌い踊りしました!!
 周りの方も「えっ、日本語?」ってビックリしてた方もいましたが、ホント気持ちいい曲なので、気持ち良さそうに踊っている方が多かったです・・・達郎さんの後は「The Brand New Heavies / Never Stop」を気持ち良くプレイしてて、Dimi先生、こういう所は上手いっすね!


 んで、ちょっと蛇足になりますが、この時に気づいたことを一つ・・・

 この時間帯、かなり大好きなクラシック系の曲が多く、一人で歌いながら踊り、大いに盛り上がっていたのですが、周りの若人達の反応は薄いんですよね・・・最初にも書きましたが、曲を知らないので盛り上がれないのと、4時ぐらいになると疲れちゃうんでしょうね。
 私ぐらいのダメな人になると、好きな曲がプレイされればそれで一気に元気になるし、ここ最近は長時間のダンスが疲れなくなった(訓練の賜物ですかね~)ので、周りが踊ってなくても一人で踊っている訳で・・・どういう訳か、周りの若い人たちに私の「踊っている姿」を見られてしまいます。

 ただ、コレでイイんですよね・・・

 好奇な目で見る人もいるだろうし、なんでこんな時間なのにハイテンションで踊ってるんだろうと思う方もいるでしょう・・・ただ、ニコニコしながら嬉しそうに踊っている「私の姿」を見て、何か一つでも「印象」に残ってくれればイイな~と思いました。

 私がそうでしたが、若かりし頃、あまり知識が無い中で踊りに行って、喜びながら踊っている諸先輩達の姿を見て、この曲ってイイ曲なんだ~とか、クラブって自由に踊ればイイのか~と思ったりしました。
 それが正しいとは思いませんが、名前も知らない先輩たちの姿を見て、ダンサーは育って行くものだと思います・・・それがクラブの伝統を引き継いで行く大切なことのかな~と思いました。

 私がクラブの伝統の継承者にはなろうと思いませんが、達郎さんの曲で踊っている時はそういうことを感じました・・・なので、いつも以上に踊っていたような気がします(^^;)


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 そんな訳で、6:00前になり、選曲を止め、ワンモアで「Grace Jones / La Vie en Rose」と「Marvin Gaye / I Want You」がプレイされ、6:00ちょうどに終わりました・・・個人的には8:00ぐらいまでは楽勝でイケたんですけど、クラブがクラブなんで仕方が無いっすね~
 Dimiも最後の方は、ニコニコはしてましたが、そんなには熱くなく、無難に終わってしまったのが残念です・・・I Want Youの後に「Jackson 5 / I Want You Back」辺りをプレイするのかな~と思いましたが、サプライズは無かったですね(^^;)


 写真は終了直後のフロアーですが、今回はノンストップで踊れて大満足です(^0^)

 今年最後の踊り納めになるのですが、やっぱり踊るのは気持ちいいですね・・・まだ暗い街をうろつきながら、満足げに帰りました(^0^)

 面白いもので、今年もクラブにはあまり行けてないのですが、私のクラブライフにおいては「転換期」だったような気がします。
 どういうことかというと、いいDJのプレイであれば「何時間でも踊れる」ようになったことです。

 今年はelevenの閉店があり、私が好きな「ダンス」が出来る環境が激減しているのですが、その閉店と引き換えにEmmaさんTimmy、そしてJoeから「ダンス魂」を頂いたようです・・・今日も体は痛い部分もあるのですが、まだ踊れたと思います。

 来年はどうなるか分かりませんが、体力と根性が続く限り、踊って行きたいと思います!!

 とりあえず、年始はTimmy先生ですね・・・多分、行けると思うので、またレポしますね~




DJ Chuck Chillout 「American FM Station - KISS FM」
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 今回は、年内中になんとかして紹介をしたかった作品で、やっと紹介をすることが出来る作品です!!

 ジャケ写を見ただけだと「???」ですが、凄い重要なテープで、内容も最高です(^0^)


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 今回は、1987年ごろ日本で流通されていた「NYのラジオ番組」を録音したテープのご紹介です!!

 まず、こういったラジオ番組を録音したテープ、知らない方も多いと思うので、当時の事情を説明すると、割とポピュラーな存在だったと思います。
 
 例えば、海外で発生した音楽を聴いたり調べたりする際、その音楽をレコードやCDで買ったり、関連の書籍・雑誌を買ったりするのが一般的だと思います。

 ただ、全ての音楽が入手できる訳でもないし、書籍や雑誌で取り上げられる訳ではありません・・・まして、ネットが無かったころは、その音楽が入ったレコードや雑誌を買うことすら大変でした。
 また、このブログの中心とも言える「クラブミュージック」に関しては、その音楽自体がアンダーグラウンドだったり、動きが早かったりするので、更に一般的な方法で情報を把握するのが難しく、海外でその音楽を触れることは大変難しかったと思います。
 
 この限りにおいて、そのギャップを埋めたのが「ラジオ録音テープ」だったと思います。

 内容的には、現地で放送された音楽番組を録音し、それをテープにダビングしたモノで・・・作るのも簡単なことから、全世界的にアンダーグラウンドで流通していたと思います。

 クラブミュージックに関しては、その発生源の地区においても、ラジオは有効活用されていたので、必ず影響力のある番組が放送されていることが多く、その番組を聴けば「現地の生の音」が分かるので、これらのテープを聞いて最新の情報をチェックしてたり、勉強をされた方が多いかと思います。
 HipHopやHouseであればNY系のラジオ番組がコピーされ、ReggaeであればJamaicaの現地番組(現場録音の方が多いか?)がコピーされたり、UK系も多いですね・・・ジャンルや時期、そして場所によって多少の差異はありますが、コピーされた「現地の熱い音」を聴いて、色々と影響を受けた方が多く、90年代末までは普通に流通をしていました。


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 特に日本のHipHopであれば、結構重要なフォーマットで、それこそ日本語ラップ・クラシックである「King Giddra / 行方不明」でも、Zeebraさんの歌詞で「♪ウーピーで買ったKissのカセット、レッド、アラート、チャックチルアウト・・・♪」と出るぐらい、情報が少なさを埋めてくれた貴重な存在だったと思います。

 ジブさんの歌詞は1987年前後の話ですが、私がHipHopを聴き始めた中高生の頃(1995年前後)にも流通されてて、レコード屋さんや洋服屋さんなどで普通に売っていました・・・ただ、当時の私も何本か買いましたが、英語が全然分からなかったので、あんまり楽しんだ記憶がありません(^^;)

 なお、この手のテープは、基本的に手製コピーで作っているので、市販品のテープに録音し、適当なジャケットを付けて販売しているのが多く・・・割と雑なのが多いです(^^;)
 トラックリストが付いていることは殆どなく、聴いて「カッコいい曲だな~」と思っても、曲を調べるのに一苦労・・・そんな存在かもしれないです??
 
 
 んで、今回のテープ、凄い嬉しいお話を頂き、ある方から頂戴したテープなんですが、なんとジブさんの歌詞に出てくる内容にドンピシャなテープ(!)で、NYにあった「Kiss FM」というラジオ局で、有名DJである「Chuck Chillout」のプレイを録音したテープになります!!

 詳細は下記でお話をしますが、番組内容を聴く限り、1987年6月ごろの放送と思われます・・・私にこのテープを託してくださったお方が、当時、ジブさんと同じように日本のお店(関西の方で、輸入雑貨屋さんで購入したそうです)で87年ごろに購入をしたそうです。
 私自身、当時の日本でHipHopなりを聴いてた諸先輩達のお話で、ラジオの録音テープを聞いて色々と影響を受けた方が多いのは知っていましたが・・・その現物を手にしたのは初めてで、かなりビックリしました!

 特にビックリしたのが、このテープ、単発的に作られたモノではなく、毎月ペースで計画的にリリースされてたモノであることです。

 私たち世代で、コレ系のテープを知ってる方だと、印象として「適当感」が強い(?)存在ではあるのですが、このテープに関しては、ポップスやブラコン、そしてHipHopなどの色々な番組を毎月リリースしていたようで、市販のテープにコピーしたモノではありますが、ここまで「しっかりと製品化」した存在があったのにはビックリしました。
 テープに同封されている紹介文的な紙(写真右)が入っており、それには同時期に発売された別放送の内容や、一部番組のトラックリストが付いており・・・売る側もしっかりと意識を持って作っていたようです。

 誰が・何処で作ったかは分かりませんが、頂いた方のお話や、当時の情報を探ると、この手のテープは、私がHipHopを聴き始めた90年代中頃よりも、80年代の方が盛んだったようです。

 80年代は、テープ全盛時代だったり、90年代よりもさらに情報の入手が難しかった時代なので、こういうテープが流通していてて当然ではあるのですが、これがアンダーグラウンドではあるものの、しっかりと商品として流通していた事実は、大切な話かもしれないですね・・・


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 では、実際にテープの紹介をしていきましょう。

 まず、録音したラジオ番組の話からすると、NYで人気だったラジオ局「WRKS(通称Kiss-FM)」で金曜日に放送されていた「Mastermix Dance Party」という番組で、HipHop系の人気DJ「DJ Chuck Chillout」が担当をした回の録音です。

 Kiss-FMに関しては、今は無くなってしまったラジオ局ですが、当時はブラック系のラジオ局で、HipHopやHouseといったクラブ系音楽を熱心にプレイしており、当時のNYでは人気があったラジオ局と言われています。

 そのKissで、看板番組とも言えるのが「Mastermix Dance Party」というDJミックスを主体にした番組で、この番組を通して「DJミックス」に興味をもった方が多いかと思います。

 この番組名を聴くと、真っ先にHouseの大御所DJ「Tony Humphries」を連想する方が多いかと思います・・・この他にも「Shep Pettibone」「The Latin Rascals」などがプレイしたと言われる番組で、House前のDance MusicやHipHop等の音楽をDJミックスし、DJの面白さみたいのを伝えた番組の一つです。
 この番組自体は、どちらかと言うとHouse系のDJに影響力があり、これらを子供の頃に聴いてDJになった方も多いですよね・・・確かLouie Vegaとかがそうだったと思います??

 また、HipHop側でも影響力があり、今回のChuck Chilloutは無論だし、同局ではRed Alertもプレイしてたので、当時のHipHopヘッズ達も聴いていたそうです。
 特に重要なのは、詳細でも書きますが、いわゆる「ブリッジ・バトル」の舞台となったラジオ局であり、KissはBronx側(BDP)をサポートしていたんですよね・・・今回のテープ、そのバトル期が終わった頃ぐらい(?)の録音で、その時の雰囲気もチョット出ててイイですね!!

 そしてプレイをしている「DJ Chuck Chillout」ですが、知らない方も多いので紹介をしておくと、NYをベースにプレイするHipHop系DJ/Producerで、日本だと馴染みが薄いかもしれないですが、80年代より活動をしている大ベテランです。
 音源も出していて(007ネタのI'm Largeとか)おり、日本だと音源の方が有名かもしれないですね・・・ただ、現地だとDJとしての功績の方が強く、80年代と90年代は鉄板だと思います!!
 

 では、作品の紹介をしましょう・・・今回は貴重な音源付きですよ(^0^)


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 今回のテープ、私がテープを聞いて、時代照合をした限りだと、1987年6月ごろの放送と思われます・・・今回の録音、なぜか番組内で盛んに「マイケルジャクソンのBADのツアーが東京から始まる」と伝えてて、それで調べると、この時期ぐらいかな~と思います。

 んで、肝心の内容ですが、素晴らしすぎます!!

 上のジャケ写を見て反応をしない方はいないかと思いますが、今となっては永遠のクラシックな楽曲が「当時の新曲」としてプレイされており、熱すぎです!!
 
 ミックスの詳細は下記でご案内しますが「Eric B & Rakim / I Know You Got Soul」「Public Enemy / Rebel Without A Pause」、擦りクラシックな「LL Cool J / I'm Bad」、渋い所だと「Super Lover Cee & Casanova Rud / Do The Jamese」などがプレイされています。

 1987年というと、HipHopでいう「Middle期」のはじめぐらいで、サンプリング系ネタを生かした曲が出てきたり、ラップの内容やフローが進化したり・・・HipHopが「HipHop」として成立し始めた頃だと思います。

 この辺の曲、嫌いな人はいないでしょう・・・私も好きな時代で、曲に「ファンク」があるというか・・・このテープを聞いてそのファンクさにヤラれてしまい、今回の紹介に当り、収録曲を買い漁ってしまうほど好きです(^^;)
 それらが「新譜」としてプレイされる訳で・・・なんでしょう「勢い」が違いすぎで、同じ曲を同じようにプレイしても、この時代の空気感は出せないでしょう!!
 
 また、面白いのが、ブリッジバトルにおいてはKiss-FMがBronx側だったこともあり、BDPの曲はパワープレイで、クラシックな「Boogie Down Productions / The Bridge is Over」「Boogie Down Productions / The "P" Is Free」(アルバムのRemixでプレイ)などをプレイしています。
 史実通り、Queens側の曲は一切プレイしていなく、BDPに関しては、下の音源でもあるように1stアルバムの宣伝をするほど押してますね・・・ただ、それ以上に、曲としてカッコよすぎです!!
   ※訂正 2013/12/18 07:10
      詳しく聴くと、The Bridge is Overの後に「Kool G Rap /
      Rickers Island」がプレイされていました。
      恐らく、ブリッジ繋がりでプレイしてるのかもしれないですが、
      この放送がバトル終了後(和解後?)の録音になるのかな??
      Yさん、ご指摘、ありがとうございます。

 

サンプル① 
「Eric B & Rakim / I Know You Got Soul」
BDPの1stアルバムのCM+故Scott La Rockのシャウトアウト


 では、今度はミックスなどの話をしたいと思いますが・・・カッコよさを的確に伝えたいので、久しぶりに音源を上げてみました(^0^)

 このテープ、ミックステープではないので作品としての整合性は無いのですが、とにかく当時の勢いが感じられる内容で、言葉に表すなら「ファンク」な感じが最高です!!
 コレに関しては、選曲も無論そうなんですが、Chilloutの「DJミックス」が重要で・・・これは聴いてみないと分からないと思い、玉砕覚悟で上げてみました!!

 まず、一本目はクラシックな「Eric B & Rakim / I Know You Got Soul」をプレイするのですが、2枚使いでファンキーに飛ばしつつ、12inchのB面にある「アカペラ(キック入りなのでダブペラか?)」を巧みにブレンドしているのが素敵です!!

 87年頃というと、そんなにDJ技術が進歩していないと思っていて、それこそ大味なトランスフォーマーぐらいしかないのかな~と思っていましたが・・・その大味感を出しつつ、巧みなプレイが最高で、これにはグッとくるでしょう・・・
 恐らくの話ですが、番組が「Mastermix」の総本家とも言える番組で、他のDJも技巧をこらしたミックスをしていたので、Chilloutもそういうプレイをしていたんだと思います・・・Rakimのファンキーなトラックを伸ばしつつ、2枚使いやブレンドでそのファンキーさを増幅している辺りは最高です!!

 ちなみに、先に紹介をしたギドラの歌詞では、紹介した歌詞の後は「♪ヘッドフォンで聴いて街を颯爽 と歩けばかかるI Know You Got Soul♪」とラップしており、正にこのテープの事を指してるのでは?と思うほどのドンピシャっぷりです(^0^)


 また、オマケ的にはなりますが、このミックスの後、CMに入るのですが、そこでCMされるのが「BDPの1stアルバム」の宣伝です!!

 音源で行くと7:07からで、これもグッときますね・・・CMはコンサートの情報(Luther Vandross!)やウェンディーズ(!)などが確認出来ましたが、まさかBDPとは・・・貴重ですね(^0^)
 個人的には、当時のBDPが属していた「B-Boy Records」は、ロイヤリティーを払わない893な会社だと聞いていたので、CMを打っているのにちょっと驚きました(^^;)

 また、このYouTube音源の最後には、このテープの別箇所に入っていたBDPのDJである「Scott La Rock」の肉声シャウトアウトが入っていましてので、追加で付けておきます・・・
 Scottに関しては、この年の8月に亡くなってしまうのですが、肉声が聴けるのは貴重でしょう・・・なんかRUN DMCにおけるJam Master Jayのように、グループでの「お父さん」的な位置が伺える落ち着いた声で、あの事件が無ければ、もっと活躍してたのか・・・と思うと、残念で仕方が無いですね・・・



サンプル②
「LL Cool J / I'm Bad」
「Boogie Down Productions / The "P" Is Free」


 そして、2本目は「豪快」な部分を紹介しましょう!

 永遠の2枚使いネタとして定番な「LL Cool J / I'm Bad」ですが、これをSkiny Boys(!)の後にカッコよくプレイしている音源で・・・聴いててシビレます!!

 こちらも2枚使いやジェットでDJミックスをし、曲にファンキーさを増幅しているのですが・・・聴きどころは「豪快な2枚使い」ではないでしょうか??
 
 もー、なんでしょう、黒人の巨漢DJにしか出来ないラフさとグルーブが素敵で、この「豪快感」は真似出来ないですね・・・
 特に2:40では、がっつり針飛びしてるけど、ファンクで押しきっちゃう感じが最高で・・・まさに「HipHopはこうあるべき!」を体現してますね(^0^)

 このテープ、コレ系の2枚使い&ミックスが炸裂しまくりで、「Public Enemy / Rebel Without A Pause」では執拗にフレーズネタを擦りまくったり、「Boogie Down Productions / The Bridge is Over」もトラックの固さを生かしたミックスをしてて最高です。

 また、選曲の流れは特にないのですが、勢いを生かした選曲をしており、ファンキーなグルーブを維持したミックスも素敵です・・・
 この音源だと、LLの後に「Boogie Down Productions / The "P" Is Free」をプレイしてますが、グルーブを煽った上でのカットインがハマり、カッコよすぎですね・・・6:30ぐらいの所ですが、こういうところも素敵ですね~


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 そんな訳で、久しぶりに気合の入った文章を書きましたが、色々な意味で「ヤバい」テープですね!!

 内容は間違えが無いですが、作られた時期の空気が収まっていることや、これが日本で流通していた事実など・・・かなり貴重なテープだと思います。
 
 特に、こんな素晴らしい内容を聴いた諸先輩方が、HipHopにヤラれ、日本でHipHopを根付かしたとも言え・・・この「カセットテープ」という存在が、音楽を動かしていた証拠かもしれないですね!
 なんて表現をしたらいいのか分かりませんが、日本でも「アンダーグラウンド・レールロード」がしっかりとあり、それが大変価値がある存在だったのかな~と思います。


 このテープ、毎年の関西レコードツアーがきっかけで、関西在住の大先輩から頂戴をしたもので、8月に頂いて以降、ホント耳を奪われてしまい・・・気づいたら「収録曲を買う病」が発症し、久しぶりにHipHopの棚を掘る日々が続いておりました・・・

 このブログをお読みの方だと、私がHipHopにあまり興味が無くなっていることはお気づき(?)かと思いますが、今回はヤラれました・・・特にサンプリング初期にしかない「トラックの躍動感」が、Disco/Boogie以降の耳になじみ、結構ツボってしまいました。
 写真がゲットしてきたレコで、昔はどれも高嶺の花でしたね・・・今はだいぶ安くはなり、買いやすくなりましたが、不思議なもので、欲しい時には見つからないんですよね・・・今回は、一番値段の安いLLが全く見つからず、紹介が遅れてしまいました(^^;)

 ただ、レコを探しながら聴きこんだのは大きいし、何よりも、この音源でプレイしているのと同じ12inchを揃えたことで分かったこと(Rakimのダブペラブレンドなど)もあり、ある程度は魅力は伝えられたかと思います。


 大阪のY様、頂いたテープは大切にしますね・・・今回は本当にありがとうございました!!

 


<Release Date>
Artists / Title : DJ Chuck Chillout 「American FM Station - KISS FM」
Genre : HipHop、R&B・・・
Release : 1987年9月ごろ??
Lebel : No Lebel No Number






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<おまけ> ラジオ録音テープ いろいろ

 ミックステープを買っていると、この手の「ラジオ録音テープ」は避けては通れないテープかと思います。

 正直に書くと、今回のテープもそうですが、遭遇率は意外と低く、意外と見つからない部類のテープですが・・・探すと色々とあり、テープ馬鹿には堪らない存在かと思います。

 そんな訳で、いい機会なので、私の手持ちの「ラジオ録音テープ」を紹介したいと思います~♪


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「DJ Stretch Armstrong / WKCR 25th July 1996」

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「DJ Premier / Thunder Storm(WBLS)」

 まずはHipHop・・・この手のテープは90年代中期だと沢山ありますね!!

 私も凄い持っている訳ではないですが、NYを中心にHipHop系のラジオが沢山盛り上がっていたり、全世界的にHipHopが盛り上がり始めたのがあり、沢山のラジオ録音テープが出回っていたと思います。
 私も95年ごろからレコ屋通いをしていますが、この頃は通常のミックステープは少なく、むしろNYのラジオ録音テープの方が多かった記憶があります・・・時期的な話もありますが、NY現地の録音というだけで「リアル」と見なされ、売れていたような気もしますが・・・??

 まず、最初の一本は「Stretch Armstrong」と書いてありますが、内容は伝説的なラジオ番組「Stretch Armstrong And Bobbito Show」の内容と思われます。
 WKCRはNYにあるコロンビア大学の学生ラジオで、土曜の深夜(だったと思う)に放送されていた番組で、NYのHipHop、特にアングラ系のHipHopの発展には一役買った番組ですね。
 詳しくは「この動画」が詳細ですが、カレッジラジオでココまでの内容をやってたのはNY的ですね・・・私の手持ちテープは、がっつり日本製のテープでコピーされたブツでした(^^;)

 そして、2本目は、今回のテープを頂いたYさんから同時に頂いたテープで、あのDJ Premierが90年代中頃にWBLSでやっていた番組「Thunder Storm」の録音テープです。
 お話によると、当時のレコ屋さんが、NYの現地買い付けの際に録音してきたテープのようで、他のテープに上書きをして作ったので、元のテープの音源(Ron Gらしい)が一部聞こえる・・・見事に手製なテープです(^^;)
 私も当時、あまりHipHopを知らなかった頃、Premierの名前は有名だったので、なんかのラジオの録音テープを買って玉砕した記憶がありますが・・・Premierらしいアンダー志向な選曲なので、ついて行くのが結構大変です??


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「DJ Spinna / Underground Railroad WBAI 97-5-3」

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「Afrika Islam / Zulu Beat Radio Show」

 んで、3本目はキース・へリングの絵を大胆に使用したテープで、内容はDJ SpinnaがレジデントDJをしてた「Underground Railroad」という番組のテープですね。
 これもアングラ系の発展に一役買った番組と言われていますが、この手の番組、今聞くと結構キツイ・・・なんか、私の手持ちはアングラ系のが多いっすね(^^;)

 そして、4本目は、ちょっと変化球でBack to Old Schoolなテープを・・・Zulu Nation人脈の「Africa Islam」氏のラジオショーのテープで、調べたところ、1981年ごろ、WHBIというラジオ局で放送をしてた、NYで最初のHipHopラジオショーのテープのようです。
 その内に紹介をしますが、HipHop以前のOld Schoolは、ブロックパーティーの現場録音のテープが世間に出まわり、HipHopの人気躍進に一役買ったこともあり、現場テープは結構あるのですが・・・このテープもその一環で作られたのだと思います。 
 特に、この手のテープ、HipHopの過去見直しがされ始めた90年代後半~00年代初期には日本でもよくコピーされ、大好きなSgrooveさんがやられてた4DJ'sや、KogatarooさんがおられたBreakbeatsなんかで売られてましたね・・・
 チラッと聴いた限りだと、バンバータ的なPlanet Rock的なHipHop(=エレクトロ?)が入った感じで、全然悪くは無いです・・・コレ系のテープ、着実に貯めてますので、その内に紹介をしますね~

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「DJ Frankie Knuckles / All Night House Party 17th Aug 1996」

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「New York Under Ground」シリーズ

 んで、今度はHipHopと同様にラジオ番組が多く、かつコピーされ、全世界的に流通した音楽「House」のテープです。

 HouseもDJミックスを主とした音楽なので、ラジオ番組が多く、かつそれが「今の音」だったり「生の音」を聴かす最善の方法だったこともあるので、現地で聴いてた方も多いだろうし、それを録音したテープも大変多いかと思います・・・
 コレ系のテープも探すと結構あるとは思いますが、なかなか出ないのが実情・・・某代々木のレコ屋さんの階段横にオブジェでHouse系のラジオ番組のテープが積んであるのですが、凄い欲しいです!!

 そんな訳で、テープの紹介です・・・一本目は、HipHop系では有名なラジオ曲「Hot 97」のジャケですが、初期はHouseの番組もあったようで、あの「Frankie Knuckles」が担当をした放送のテープです。
 バッチリ、日本製の市販テープで作られているので、日本でコピられたテープのようで、ジャケの具合から行くと、一番最初に紹介したStretchのテープを作った所と同一のようです??
 90年代のHouseは、変に小難しく無く、勢いもあってイイですね・・・今でも普通に聴けます!!

 んで、2本目ですが、先月末の渋谷ユニオンのテープセールで大量ゲットしたテープで、恐らく98年ごろに日本で作られたHouse系の録音テープシリーズ「New York Under Ground」です。
 WKTUやHot97でのHouse系の録音テープで、Tony HumphriesやDavid Morales、Lord G、Hex Hectorなどのテープがあることを確認しております。
 なお、蛇足ですが、ある程度、テープに関しての知識が出来ると、そのテープの形状なので、どこ産なのかが分かったりします・・・
 このテープ、手製のダビングではなく、業者プレスのテープ(根性ありますね!)なのですが、プラスチックのケースの目立たない所に「Made in Japan」の刻印があり、それで日本製なのかが分かります・・・他のテープも冷静に見ると分かるのですが、テープ馬鹿になればなるほど分かります・・・まあ、実生活では全く役に立たない知識ですね(^^;)


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「Rockers Island / Irie FM」

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「Public Enemy / Brixton Academy 30th November」

 そして、最後はReggaeと変化球のご紹介です!

 まず、一本目はReggaeですね・・・現在でも国内レゲエ流通の最大手「Rockers Island」でプレス(配布?)されたテープで、Jamaica現地のFM「Irie FM」の録音テープです。
 Reggae自体、現場を主とする音楽だけあって、昔から現場録音のテープがコピられ、様々な形で流通をしていましたが、ラジオ番組の録音テープもその一つだったと思います。
 私が持っているテープは03~04年ごろのモノですが、現場を知るうえでは格好の材料だったのでしょう・・・手製録音が伝統(?)となっている音楽文化だけに、もっと色々なテープがあるのかな~と思います。

 んで、最後はボムですよ!

 最後の一本は、これまたYさんから頂戴をしたテープで、なんと「Public Enemy」のUKでのライブの録音テープ(88年)のようです!!
 音は悪く、ライブも整理されてない感じですが、テープから聞こえる観客の声や、PEの面々のテンションの高さはヤバく、最高です・・・こういったテープも、当時のテープ取り扱い店では、現地のラジオ録音テープと一緒に販売をされていたそうです。
 考えてみれば、ライブの録音テープ、これもロック系では一般的で、これもその流れなのかな・・・先頃のPaul閣下の来日公演のライブ録音のブートCDも速攻で出てる(!)ぐらい、ロック系では定番な商材なのですが、PEで出すとは・・・前座らしいEric B & Rakimのライブ(?)も微妙でイイですね??




 そんな訳で、久しぶりにコレクションの大放出でした。

 話の最後でアレですが、これらのテープ、今となっては、ネットに簡単に音源が上がってるので、聴くこと自体はそんなには難しくはありません。

 ただ、今回のChilloutのテープがそうですが、当時、これらのテープに影響を受け、大切にしながら聴いてた方々と同じ思いで聴こうと思ったら・・・確実にテープになります!
 持論になりますが、テープは演者の「ファンク」を正しく再生が出来る記録媒体だと思いますので、これからも頑張って掘りたいと思います(^0^)

 では、今回はこれにて失礼・・・ちなみに、今週の独り言としては、下北ユニオンのセールで出た、クボタ氏のレアCD、朝から並んでみましたが、タッチの差で先に並んでいた方の手に渡ったようです・・・残念!!





DJ Black Tiger 「黒虎」
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 久しぶりにドマイナーな作品のご紹介です!

 ただ、結構意外な人の作品で、かつ超イルな作品で、テープ馬鹿にはグッときます!!


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 この作品は、あの「Nobodyknows+」のDJ/Producerである「DJ Mitsu」さんが1998年(?)に変名でリリースしたと言われる作品になります。

 Nobodyknows+自体は、紅白歌合戦に出場するなど、メジャーでの活動が印象に強いですが、名古屋を拠点に活動するなど、実は地に足をついた活動をしていたかと思います。
 
 特にリーダーとも言えるMitsuさんは、ビジネスよりも音楽を念頭に活動をしている所があり、数年前にRapper's DelightのDisco調リミックス(写真右)を突然発表したり、名古屋を中心にDJや音楽活動/スタジオ運営/レーベル活動をしてたり・・・頼もしいお方だと思います。

 そんなMitsuさん、先の7inchでもそうですが、アンダーグラウンドな作品では変名を使うことがあるようで、その際には「DJ Black Tiger」を用いているようです。
 
 この作品に関しては、Nobodyの活動が活性化された時期に作成されたようで・・・詳しい詳細は不明なのですが、Mitsuさんのセンスとイルさが出た作品に思えます。

 Nobodyというと、非サンプリングなHipHop(メジャーなので仕方が無い)を作ってた印象がありますが、Mitsuさん自体はDiggin世代なお方で、このテープを聴くと、その掘り師具合が分かります・・・
 また、DJやProducerとしてのスキルも相当なモノで・・・それもこのテープで分かります・・・


 今回は前振りが多かったですが、以下で詳細を説明します!


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 まず、端的な説明をすると、和物ネタと洋楽ネタを用いて、セルフリミックスやマッシュアップをしつつ、全体的にメガミックス調に調理した作品になっています。
 こう書くと、今では不思議ではない内容かもしれないですが、こういったことを当時の録音環境で作っていたのがフレッシュで、かつイルな内容が炸裂でヤバすぎです!!

 内容的には、クラブキング/スネークマンショー系の声ネタや、初期クラブ系曲、昔の歌謡曲、アニメの曲、そして日本で流行った洋楽などを駆使し、独自の世界を構築しています。
 
 例えば、日本語でのラップの初期作品の一つともいえる「●ネークマンショー / ●坂と桃内のごきげんいかが1・2・3」や、サザンの桑●氏が作った「ジャンクビー●東京 / ●アルフィッシュ」なんかをプレイし・・・この時点で相当普通ではないですね(^^;)
 なかなか難しい表現なのですが、当時のレコ屋的には、殆ど注目されていないレコードを駆使して作った感じがあり、それこそ100円レコのみで作成したと言っても過言ではない感じです。

 ただ、それらをイルに調理してるのが素晴らしいです!

 一番分かりやすい例だとブレンド的な使い方で、あの「S●AP / 夜●の向こう」のインストに「おばけの●太郎」の歌をブレンドしてくる・・・・みたいなことをしてきます!!
 もー、この辺は、聴いててヤラれまくりで、MOPのAnte upのイントロに「ど根性ガエ●」の声ネタをブっこんだり、声ネタにあったインストをブレンド(盗聴エディにLittle BeaverのParty Downとは!)してきたり・・・凄すぎです!!

 ミックスに関しては、オンタイムのDJではなく、8TRのMTRで音源を繋ぎ合わせたマスターミックス的な作り方をしているのですが、相当凝ってますね・・・

 上記のブレンドも相当凝ってますが、単純に曲を盛り上げる為の構成も素敵で、ド定番な「●ーイズタウンギャング / 君の●に恋してる」であれば、曲に入る前に「Dan Hartman / Instant Replay」のイントロブレイクに高島●夫の声ネタで引きつけつつ、気持ちいいタイミングで君瞳に行くのが上手いです!!

 選曲の流れは曖昧ですが、全体的にグルーブのあるミックスになっており、聴いてて段々と乗せられていく感じが要所要所であり、しっかりと「DJミックス」として成立しているのも素晴らしいです。
 特に、聴いてて感じたのが、曲を繋げる際、メロディーやビートのグルーブを読んだ上で繋いでいくことが多く、気持ちいい繋ぎが多いですね・・・港の●ーコから和●繋ぎは最高です!



 説明的には以上になってしまいますが、相当イルなセンスがないと作れない内容でありながら、しっかりと「DJミックス」として成立してるのが素晴らしいです!!

 今でこそ、PCを使用して、こういったミックスは簡単に作れちゃうのですが、これをMTRというアナログな方法で、基本、手作業でこなす根性と、そのアイデアは比類出来ず、素敵です(^0^)

 テープに関しては、殆ど遭遇しないレベルで、私もMitsuさんの作品と知らずに買ったレベルで・・・欲しい方は頑張って掘ってくださいね!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Black Tiger 「黒虎」
Genre : 和物、洋楽、HipHop・・・
Release : 1998年(?)
 ※Mitsuさんのブログによると1998年リリースなのですが、収録曲の中に「MOP / Ante Up」があり、それは2000年リリースなので・・・明確なリリース年は分かりません??
Lebel : No Lebel No Number

No Tice : ネット配信
 2011年12月に、Mitsuさんよりクリスマス企画でこの音源のネット配信(Free DL)があったようです。

※修正情報 2014年6月23日
 たまたまネットを徘徊してましたら、Mitsuさんがこの記事を読んで頂いたようで、ミックスがPCではなく8TRのMTRで作っていたことが分かり、その点を修正しました!!
 私も、記事を書く上で、時代的にMTRかな?とも思いましたが、その完成度の高さからPCと思ってたんですね・・・流石でございます(^0^)






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<毎度の独り言 aka 釣果報告>

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 え~、11月は本当に仕事ばっかりしてたので、久しぶりの土日がちゃんと休み(!)という日程になり、土曜日は真面目に家の大掃除をしつつ、日曜日はしっかりと掘りに行きました!!
 男の一人暮らしですが、なんか年末は早い時期に大掃除しないと落ち着かないんですよね・・・大掃除をすると、運気が上がるというか・・・年末の掘り具合が良くなる気がするので、いつも真面目に掃除しています(^^;)

 そんな訳で、年末のユニオンのセール合戦、私の初陣は新宿ソウル館の「Discoセール」に参戦してました!!

 今年はDisco系のセールが少ないのが寂しいですが、どうしても欲しいレコが出ることが分かり、週末まで悶々としてました・・・おかげさまで、そのレコが凄いレアではないですが、朝一番にお店に行ってしまい、整理券1番をゲットしたぐらいです(^^;)

 そんな訳で、1番の整理券を持ち、開店前にお店に集合・・・あの待ってる時にザワザワ感、並んだ時のドキドキ感は堪らないっすね・・・
 こういうセールに並んだことがある方なら分かるかと思いますが、1番になったからって、狙ってるレコが取れるとは限らないんですよね・・・壁系だと確実ですが、箱系だと何ともというところで・・・後は運に任せる所です。

 んで、オープンして、店内に流れ、2番目に欲しかったこのセールの目玉品の値段を確認し、ちょっと無理だな~と思いつつ、1番欲しかったのが壁に無いので、棚掘り・・・隣の棚を掘ってる人のに欲しかったのが見え(2点確認掘り!)、強引に抜いて無事にゲットです!!

 今回は、下の写真の右上の「Disconnection」のオリジナルLPが狙いでした・・・これで遂に全てのレコが揃って紹介ができる作品があります・・・1年半越しのネタなので、楽しみにお待ちください!!

 なお、2番目に欲しかったレコ(LORRAINE JOHNSON)は、ここ最近、仕事を頑張ってたので、そのご褒美だったり、前回の記事で話した日本語ラップを鬼買いしてる諸兄に刺激され、半分買おうと思って手にとってましたが・・・流石に理性が働いて買いませんでした(^^;)
 もうちょっとプライスラインが低かったら買ってたような気がしますが、まだまだ私も小物ですね・・・6ケタをカードで一括払いできるような根性が持てるよう、これからも精進したいと思います(^^;)


 なお、Soul館の上階のClub店では、このブログ直球な「Hip Hop Album Tape セール」が行われており、そちらも整理券アリで、並んでいる方がおり、こちらも熱かったのかな??

 本当はソッチに並ぶべきなのかもしれないですが、実はアルバムテープは直球ではないので、下で掘った後に行きましたが・・・なんか、プライスラインが盛り気味で、お店の方には悪いですが「う~ん」と言った感じでした。
 私も、それなりに狙ってたのがありますが、正直、財布が動かせない感じでした・・・ここ最近、HipHopやR&BのLPが高騰してる流れがあり、その流れで多少はテープアルバムも動いていますが、ちょっと厳しいかな・・・この辺は、その人の思い入れ次第ではありますが、値段が高いとなかなか難しいっすね~


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 そんな訳で、新宿の後は、最近行ってなかった吉祥寺に流れ、渋谷に戻り・・・みたいな展開でしたが、大掃除した甲斐があったのか、欲しいのがポンポン見つかり、嬉しい週末でした(^0^)
 
 このブログ的な表現ですが、レコやテープが揃ったので紹介出来る作品が3本あるぐらいの釣果っぷり(これは驚異的です!)で、嬉しい限りです!
 面白いもので、どんなに探しても見つからない日もあるのに、今日みたく、探してるのがポンポン見つかる日もあるんですよね・・・きっと、土曜日に大掃除をしたおかげだと思います(^0^)


 んでは、今週の釣果報告は以上です~

 来週も、きっと掘りに行くし、年末に近づけば、ユニオン恒例の割引目当てで地方や都内各店を掘りつくすので、今月は掘るのが忙しいかな・・・個人的には、仕事を頑張ってた反動があるので、財布のヒモが緩みそうで怖いっす(^^;)
 では、来週の釣果報告(?)もお楽しみに~







Ulticut Ups! 「Cut Up SalSoul」
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 え~、先週の更新で体調を崩した話をしましたが、今年の風邪はノドみたいですね・・・体調は復調しましたが、今週は声が戻らず、ズーとしゃがれ声でした(^^;)
 私の周りも体調を崩している方が多いので、皆さんも気をつけてくださいね~

 そんな訳で、聴けば元気になるUlticut作品のご案内です!!


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 2007年10月にリリースされた通算9作目のミックス作品で、なんと「Salsoul音源」を使った初のオフィシャル作品になります!

 Ulticutに関しては、順を追って作品を紹介してきました(詳しくはこちら)が、オフィシャルはコレが初になります。
 マイペースなリリースをする中で、徐々にファンを増やし、周りからの評価も上がり、あのKenny Dopeからも絶賛された時期で、アンダーグラウンドな活動が評価され、メジャーに繋がった・・・そんな流れがあってリリースされた作品になります。

 んで、メジャーなので音源が限られた中で、題材は「Salsoul」です・・・Ulticutなら間違えないでしょう!!

 Disco系レーベルの代表格として名高いSalsoulのミックス作品、過去にもDanny先生Komoriさんの作品を紹介しましたが、ホント、DJの技量が試されるレーベルだと思います。
 ワンレーベルでヒット曲も定番曲も多いレーベルでありながら、隠れた名曲も多いので、選曲のチョイスがまず試されるし、DJのプレイの解釈で様々なスタイルでプレイ出来る(HouseもR&BもHipHopも)し・・・何よりも、リリースされてから何十年も経ってるのに、フロアーでSalsoulの音源が鳴らない日が無いぐらい、人々に愛された永遠の輝きがある音源だけに・・・中途半端なプレイでは許されないレーベルだと思います!!

 私自身、Disco好きを公言してるだけあって、Salsoulは絶対に外せないレーベル・・・というか、もはや「無くてはならない存在」です!!
 
 もー、なんて説明をしたらいいのか分かりませんが、ホント大好きです・・・手持ちのレコで、レーベル単位だとSalsoulが一番多いし、クラブでプレイされれば歌いながら踊っちゃうし・・・聴けば聴くほど好きになってしまいます。
 Salsoulの楽曲は、クラブのフロアーやミックス作品といった「DJミュージック」の中で愛され続けたことで、楽曲として熟成された曲が多く、愛している人の思いが曲に詰っているんですよね・・・私の思いも当然詰っているので、好きで好きでたまりません!!
 

 そんなSalsoul、日本屈指のミックスデュオであるUlticutがミックスする訳で・・・発売当時、超期待して発売日を待っていました!!

 過去の作品でも、Salsoul音源は効果的にミックスしてたし、何よりもDiscoブレイク系のミックスは得意中の得意だし・・・そして、アッと言わす選曲と構成は天下一品だし・・・どういう作品になるのか、楽しみで楽しみで仕方が無かったです!!
 当然、発売直後に速攻で買って、圧倒的なミックスと、意外なアイデアにヤラれ・・・今でも普通に聴いているぐらい好きな作品です(^0^)


 そんな訳で、作品の紹介です!!


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 色々な切り口でミックスができる音源ですが、Ulticutの作品では、彼らにしかできないDJミックスと掘りの深さを生かした極上のパーティーミックスに仕上げています!

 とにかく定番曲や盛り上がる曲が多いレーベルだけに、選曲のチョイスが意外と難しい所ですが、ド定番な「Inner Life / Ain't No Mountain High Enough」などを絶妙なタイミングでプレイしています。
 Ulticutに関しては、プレイする曲を光らせる為に、グルーブを作りながら上手くミックスしていくのが秀逸です・・・気づいたらミックスのグルーブに乗せられちゃ感じで、流石です!!

 ただ、Ulticutに関しては「選曲の意外性・上手さ」「DJミックスの上手さ・イルさ」があり、この作品でも多分に発揮されています!!


 まず、選曲面では、渋い曲も多くプレイしていますが、白眉は「House Remix」を多用している点ですね!!

 歴史的にHouseの源流とも言えるレーベルなので、現代のフロアーで耐えられるようなHouseミックスはメチャクチャ多くリリースされていて、そこに目をつけたのは、当時、ビビりました!!
 それこそ、ドクラシックな「Silvetti / Spring Rain」は、1999年にリリースされたHouseミックスでプレイしてたり・・・これ以外でも多用をしてて、流石の選眼力ですね(^0^)

 Ulticutに関しては、過去の作品でも、ミックスの流れにおいて、流れが進めば進むほどテンションもBPMも上げる作風が多く、その流れでHouseを普通にプレイしてたので、不思議ではない選曲(SilvettiのHouseミックスも披露済み)ですが、コレにはビビりました!!

 これらのHouseミックス、フロアー的には音圧も高く、便利な存在ではありましたが、オリジナル曲がもつ不変なグルーブには敵わず・・・これらのHouseミックスは、リリースされた直後はプレイされたけど、すぐに忘れられた曲が多かったと思います。
 この限りにおいて、色々なHouseミックスを効果的にプレイしてて、流石の選曲眼です・・・個人的にも裏の裏をかいた選曲で、クレジットを見ずに初めて聴いたときは、ぶっ飛びました!!


 そして、DJミックスも流石で、二人が織りなす効果的なコンビ技やアイデアが多分に発揮されています!!

 序盤であれば、Danny先生も上手く利用してた「First Choice / Let No Man Put Asunder」のアカペラブレイクであれば、ピッチを変えながら2枚使いをし、エフェクト的なグルーブを出しつつも、結果的に原曲よりもBPM早めで原曲にブチ込み、聴いてる人の首を振らさせちゃうのは凄すぎです!!
 どの作品でも二人で織りなす2枚使いは彼らの華で、ほかにもクラシックな「Instant Funk / I Got My Made Up」であれば、同グループの曲(Bodyshine)で♪Anytime~♪と同じ節回しで歌っている部分を2枚使いしたり・・・そこからHouse Remixにミックスしたり・・・頭が痛くなるほどイルなミックスが多いです!!

 UlticutのDJミックス、深く聴くと細かいコンビ技やDJミックスの技術の高さが凄いんですよね・・・
 この点で一番凄いのは、知識が無くっても普通に聴いてノレることではあるのですが、2人でDJをしてる優位性を生かしつつも、圧倒的なセンスとアイデアで持って行ってしまう点は敵いません!!


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 そして、Ulticutの素敵な所は「ピークタイム」の作り方で、この作品でも悶絶な展開を演出しています!!

 先ほど説明をした「選曲の上手さ・深さ」と「DJミックスの上手さ」が織りなしたミックスになるのですが、終わり近くでブレイククラシックな「Gaz / Sing Sing」から始まるパートで、徐々に聴いてる人を引き付けて、一気に昇天させる感じが凄すぎます!!

 まず、Gazのブレイク部分を、熱く2枚使いする流れで、MUROさんのパワープレイ以降で知らされた「DJ Grandmaster Flash」のミックス作品において、1曲目のGaz2枚使い+粋なマイク煽りの部分に小刻みにミックスし、マイクの流れでグルーブが入る部分で2枚使いクラシックな「First Choice / Love Thang」にクイックミックスします・・・
 流れ的には、Discoブレイクを生かしたラインで、グルーブ自体で首を降らしつつ、2枚使いなどで聴いている人を引き付けている感じで、Love Thangのホーンブレイクの部分も超カッコいイイ2枚使いで、引きつけます・・・ただ、派手な展開はあるものの、ブレイク主体の流れで「谷」を作ってます・・・

 その谷なブレイクを引き延ばした流れで、ブっこみに近い形で「Logg / I Know You Will」をプレイ・・・これが超効果的で、一気に空気をDiscoにシフトアップし、素晴らしいピークタイムにしていきます!!
 個人的にはLoggの素晴らしさはUlticutから教わったので、問答無用で好きなのですが、このライン、彼らの持ちネタを上手くミックスしつつ、パンチのあるピークを作れるのは流石です!!

 Ulticutの良さにも繋がるのですが、2枚使いや深い選曲は、作品としてのミックスの流れを生かす為の術であり、トータルで「ミックス作品」を作れるのが彼らの素晴らしい所で、このラインには痺れます!!
 特に、ピークの作り方が、聴いてる人を「元気にさせる」感じが強く、帰宅時に聴いてるとホント上がります・・・この部分を聴きたい為に、ちょっと遠回りして家に帰るぐらい、素晴らしすぎます(^0^)



 今回は、Ulticutの素晴らしい点を中心に紹介をしましたが、Salsoulミックスにおいては、かなり異色な出来ではありながら、彼らにしかできないミックスが素晴らしく、バッチリ殿堂入りです!!
 内容的にはHipHopミックスにはなるのかもしれないですが、HipHopを超越したミックス感が唯一無二で、流石の作品です・・・

 市場的には、そんなに高くはなく、簡単に中古で買えますが・・・こんなにも「DJミックス」が発揮された作品は無いですよ・・・興味のある方は、是非、探して買ってくださいね!!

 あと、Ulticutの作品は、紹介に際して聴きこんだ上で書いているのですが・・・聴けば聴くほど「新作」が聴きたくなります!!
 今は二人での活動が殆ど無いようですが、二人にしかできない「マジック」があることを信じています・・・早く聴かせてください(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : Ulticut Ups! 「Cut Up SalSoul」
Genre : Disco、Garage、DanceClassics、House・・・
Release : 2007年10月
Lebel : ビクターエンタテイメント VICP-63970



Notice : 特典おまけ

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 リリースに際して、Ulticutのお店(Vinyl 7)とJet Setでは、購入特典として、このCDのデモ音源的なCD-Rがオマケでついていました。
 内容的には、この作品で披露されていたミックスの練習音源(とは言うモノの、かなり本番と一緒)が2トラック入っている感じですが、マニアは押さえておきたいですね・・・コレ欲しさに、当時は発売日に下北沢のJetSetに行きました(^^;)






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<毎度の独り言>

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 土曜は仕事でしたが、今日はお休みで、気分的にも仕事がひと段落したこともあり、お休みモードの一日でした・・・なんか、仕事ばっかりしてたので、自分の中で「休む」という感覚が欠如してたので、凄い新鮮な感じでした(^^;)
 
 そんな訳で、休みの日とあれば・・・私がやるのは「掘る」なので、色々と報告です~


 まず、日曜日の定番である「フリーマーケット」ですね・・・ただ、ちょっと悲しい報告かも?

 過去にも色々と報告をしましたが、大好きなミックステープや、そのテープを聴く為の再生機としてテープレコーダーを探しにフリマに通っている訳ですが・・・主戦場でもある聖地「明治公園」のカウントダウンが進んでいます・・・

 どういうことかというと、明確な情報ではないのですが、隣に隣接する国立競技場の改修に伴い、明治公園が使用できなくなる模様なんですね・・・悲しいです。
 明確な情報が無く、いったい何時まで使用ができるのかが分からないのですが、数々のミラクルを起こしてきた場所なので、完全終了までは通いたい(1月まではある??)と思います。

 そんな中、信頼できるotakara.netさん主催のフリマが開催されたので、レコ掘り前に行ってきた次第です・・・otakaraさんのは最後のようで、寂しいですね・・・ただ、天気は晴天で、フリマ日和ですね!!

 出店者もお客さんも多く、さすが明治公園な感じでしたが、釣果的には面白いのが掘れました(^0^)

 テープは抜け系があったので3本だけ買いましたが(あんまりイイ売り手ではなかったけど・・・)、写真左上の緑色のブツがボムっすね・・・オジサマ系のお店で爆安で抜きました!
 どうやら「Small Soldiers」というアメリカの子供向け映画のキャラクター商品(1998年)で、ポップな外観が素敵なテープレコーダーです・・・ただ、オジサマ系のお店だけあって、意味不明なテープ付きで、「アート・アンサンブル・オブ・ソウェト」と手書きラベルが貼ってあるナイスなフリージャズのコピーテープが入ってて・・・個人的にはこの落差が好きです(^^;)

 こういうのに巡り合えるのはフリマの醍醐味です・・・明治公園が無くなったどうしましょう・・・


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 そして、その後はレコ屋をウロウロする訳ですが、毎度のN村さんがおられる下北のユニオン(あの件、ありがとうございます!)に行きましたら、ちょっと面白お話を聞きました。

 ちょうど「日本語ラップのセール」をやってたようで、もの凄い盛況だったそうです!!
 お店のブログにも出せないぐらい(?)ゴツいのが出てたそうで、早朝から並んでいる方がいたり、関西からこの為に来た方(ブログ、いつも見てますよ!)もいたり・・・激熱だったそうで、開店直後は鉄火場だったようです!!

 日本語ラップ、今年に入って凄い過熱してて、とんでもないレートの上がり方をしてて、私が昔掘ってた頃、普通に捨て値に近い値段だったレコが高値になっていて・・・超熱いです!!
 N村さんとも、おっさんの昔話的な話(これって@円だったよね?みたいな)をしてましたが、恐ろしい値段を付けてても争奪戦なようです・・・6ケタが即売れだったようです!

 んで、一番ビックリしたのが、これらを買っている方が、私の世代(30オーバー)ではなく、日本語ラップの全盛期を知らない若い世代(20代後半?)が中心なんだそうです!!

 私自身、日本語ラップは、一応、全盛期を体感してて、凄い楽しんでいましたが、大人になればなるほど興味が他のに移ったこともあったので、日本語ラップは「昔の思い出」みたくなるのですが・・・その流れを知らなかった方々が必死になって掘っているというのにちょっと驚きました。

 私もそうですが、自分が知らない過去の事って、なぜか熱くなるんですよね・・・私の場合はテープがそうで、同時期に体験はしてたのかもしれないですが、知らないことだらけで、大枚をはたいても買ってるので・・・同じです(^^;)
 ただ、私の中では、私より年齢が低いと、それこそネット音源で満足しちゃう若者が多いと思い込んでいた(会社の連中がそうなので・・・)ので、今回みたく、若い世代が超気合を入れて掘ってることが分かって、かなり嬉しかったです!!

 私の信条の一つで「掘ることで生まれる価値がある」と思っています。

 私の場合は、MUROさんなどの背中を見て、それを独自に解釈し、こんなテープのブログをやるぐらい育った(?)た訳ですが、それには「気合」がかなり要ります。

 今回、若い方でもしっかりとその気合がある方がいることが嬉しいです・・・なんか、上から目線な発言になりそうですが、やるんだったら、とことん突き詰めて、日本語ラップの価値を見出してくださいね!!
 来週は、新宿でゴツいのが出るそうですが、気合を入れて掘ってくださいね・・・応援しています(^0^)

 ちなみに、日本語ラップ、意外なタイトルが死ぬほど高く、特に関係者のみのプロモ(インスト版とか)は、とんでもなく高いので、お持ちな方は売り時です・・・ライムスターなどが属してた90年代のファイル・レーベルのプロモは特に人気ですよ・・・ご用命は下北のN村さんにお願いします(笑)


 ではでは、独り言でした~