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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Gameboy 「Mixpanic」
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 ん?懐かしのファミコンのカセット・・・ミックステープのブログなのに??

 今回は、昨年発掘したブツで、私の中では「ミックステープ・変形ジャケット」部門のチャンプのご紹介です・・・もー、これは「直球勝負!投げる球カーブ!」みたいなBには堪らない感じが素敵です!!


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 今回はDJ Gameboyさんという無名(すみません・・・)なDJによる完全ハンドメイドのミックステープの紹介をします。


 まず、ミックステープの魅力の一つとして「ジャケット(外装)」の面白さもあり、色々なテープが作られていました・・・

 例えば、有名どころでいくと「DJ Kiyo / Freshmode」のようにテープケースをテープレコーダーのように見立てたデザインにしたり、プラスチックのテープケースではなく、皮製などのバックにテープを収納した作品(GagleのHangerさんとか)など・・・お客さんの目を引くような奇抜なデザインのモノがあります。
 個人的には、そういうちょっと変わった外装のテープを「変形ジャケット」モノと呼んでおり、収納が大変なのが多い(バック系はカビて大変です)のですが、コレクターとして押さえたいブツなので頑張って収集をしています・・・その内に「素晴らしき変形ジャケの世界」として紹介しようかな??

 その中で、昨年の初夏に発掘したのが今回のテープで・・・ジャケに関しては一発でヤラれるでしょう!!

 もはやアラサー以上じゃないと反応出来ないデザインかもしれないですが、ファミコンの初期デザインで勝負した一品で、最高ですね・・・
 自身のDJネームに由来してデザインしたのかもしれないですが、文頭でも書いたように、ある意味「直球勝負!投げる球カーブ!」みたいなセンスが光り、こういうのはグッときます(^0^)

 外装に関しては、恐らく完全ハンドメイドな一品で、市販のカセットテープのケースを赤スプレーで塗り、その上にちゃんとデザインをしたシールを張り付けた感じで・・・裏面までパロっているのが素晴らしすぎです!!
 なんでしょう、凄い凝ったデザインよりも、こういう「センス一発勝負」みたいな方がグッとくるんですよね・・・下手に凝ったサンプリングをしたループよりも、プチノイズのあるレコードから直球でループした方がカッコいいみたいな感じですかね??
 

 製作者のGameboyさんは、残念ながら無名な方で、調べると00年代初期~中期ぐらいに千葉~東京周辺で活動(?)されていた方のようで、現在は別の仕事をしながら「Fuzzy Morris」という名前で活動をされているようです・・・

 この辺の詳細は、Gameboyさん自身が情報を出しているので、うまくググれば分かると思いますが・・・私自身、今回のテープのような「無名DJによるテープ」は凄い好きです・・・

 こういうテープを作った方には失礼かもしれない表現かもしれないですが、無名が故に「目立ってやるぞ!」とか「このテープで名前を上げてやる!」みたいな匂いがしてイイんですよね・・・なんか「Deep Funk的な視点」に近く、スターになることを夢見て作ったみたいな感じがあり、イイ意味でも悪い意味でも気合が入ってて・・・凄い好きです!!
 これは妄想になってしまいますが、もっとDJが出来るように夢を見ながらこのケースを製造していたと思うと・・・表現は変ですが、文化祭の出し物を作っている時のドキドキ感(?)もして、このテープには「味」がありすぎます!!

 Gameboyさんが、どのような意図で作ったのかは分かりませんが、このファミコンケースだけでも気合が十分で、こういうテープも評価しないといけないですね!!



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 そんな訳で、作品の紹介です!

 ジャケはパロディーなので、中身はどうかな~と思ったら、中身のミックスも結構イイですね!!

 作品を聞いている限りだと、Gameboyさんは結構スクラッチが出来るHipHop系DJで、この作品では2003年のリリースとあって、Jazzyやアングラ系のHipHopを中心に、シュアなスクラッチや2枚が入り、タイトなミックスに仕上がっています。

 選曲的には、私の手持ちレコがアレなので、微妙な紹介になりますが、今となってはクラシックな「Jurassic 5 / Jayou」のような当時のアングラ系の曲や、「Smif-n-Wessun / Buck Town」のようなちょっと前の曲もアクセントで入れており、悪くは無いですね。
 正直、この時期のHipHopのミックステープって、DMRがプッシュしてたようなアングラ系/マイナー系の曲のミックスが多く、内容によっては地味なのが多いのですが、その中でサラッと日本語系の意外な曲を入れてきたりしてて、飽きない内容にもなってるかな~とも思います。

 また、スクラッチや2枚使いのスキルも結構あり、イントロではBob James2枚使いの練習音源(?)が入っていますが、結構上手いですね・・・
 スクラッチを武器にしてるのではなく、選曲の流れでハメてくることが多く、なかなかです・・・逆に2枚とかをすることで凄いポイントになる部分がないのも事実ですが、こういうプレイが出来るのは今でも憧れます(^^;)




 そんな訳で、凄い内容が良い訳ではないですが、いわゆる「ジャケ勝ち」な作品の紹介でした!

 ミックステープにおいてもRare Groove的な考え方(価値観)はあると思うので、こういうのも頑張って今後も紹介しますね・・・
 なので、ドマイナー過ぎて売れないな~と思っても、私みたいなおバカさんがいるので、レコ屋さんも、テープを売る方も、ガンガン出してくださいね(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ Gameboy 「Mixpanic」
Genre : HipHop、日本語ラップ、Breakbeats・・・
Release : 2003年
Lebel : Kasa Records KRCT 01


Notice : 別タイトル、ネット音源情報

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 今回のGameboyさんの作品としては、上の作品(Middle Up)もあり、こちらもハンドメイドです・・・ちなみに、こちらのテープが1作目で、ファミコンのが2作目になるみたいです。
 なお、去年の初夏に、某ユニオンで束売りで買ったのに両方入っていたのですが、それでいくと、一般には殆ど流通しないテープなはずなので、Gameboyさんに近かった方が売ったんでしょうね・・・こういうテープ達が着実に私の元に集まってくるのはチョット嬉しいです。

 あと、文中でも触れましたが、さり気なくGameboyさん側で、こういったリリースに関する情報を出していて、それで今回の記事が書けた部分もあるのですが・・・今回紹介したテープも含め、Gameboyさんのミックス作品の音源がMixcloudに上がっているようです。
 興味のある方は探してみて聞いてみてくださいね・・・考えてみれば、過去に作ったミックス作品の音源を無料でアップしている方って増えており、ミックステープに興味を持つ意味では大変良いですね!!







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