HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Mike-Masa 「Mikyway Vol.1」
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 え~、ご無沙汰です(^^;)

 ここ最近、仕事が無駄に忙しく、久しぶりに2週ぶっ続けで仕事をしてたので、更新が遅れてしまいました・・・すみません・・・

 また、それに伴って体調も微妙にボロボロです・・・今週末は、おかげさまでやっと暦通りの連休になり、心も体も静養な感じですが・・・声が枯れてて別人で、なんか変な感じです(^^;)
 やっぱり年をとって免疫力が落ちてきたんでしょうか・・・冬に向けて、栄養と元気を蓄えないと!


 そんな訳で、何となく聴いてたら「やっぱりスゲーな!」な一本で、しっかりと元気を頂いた作品の紹介です!!


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 今回は、もはやR&B系DJの大御所とも言える「DJ Mike-Masa」さんの作品の紹介です!

 まず、Masaさんの紹介からすると、90年代末からを活動を開始したDJ/Producerで、初期よりR&Bシーンでの活動が目立ち、DJ Komoriさんによるロングランパーティー「Apple Pie」などに長く参加するなど、R&Bシーンではかなり有名なお方になります。
 今でもバリバリ現役で、DJ活動のほかにも、ミックス作品のリリース、各種Produce活動など、活動は多岐に渡ります・・・今はEDM方面での活動も行っており、今年の1月に幕張で開催された「electrox」等の大型イベントにも参加しており、大変頼もしい存在です!

 そんな、Mike-Masaさんですが、この方も「ミックス作品」という存在が重要で、活動の中では無くてはならない部分かもしれません。

 作品自体の数も多く、メジャー/アンダー問わず様々な作品をリリースしており、もはやライフワークの一つになっているのかもしれません。

 特に、R&BやEDMのオフィシャルのミックスCDを多く作っている点は重要です・・・それは一般の人でも手に届くような形で多くリリースしていることで、Mikeさんの作品を聴いてクラブミュージックに興味をもたれた方も多いからです・・・
 まあ、このブログを読まれている方だとアレかもしれないですが、なんでしょう、ドンキやツタヤで売っているミックスCDと言えば分かりやすいですかね・・・とにかく、凄い派手なパッケージな感じですね??
 ただ、ネットで簡単にDJミックスを聴ける現在、こういった売り物としてミックス作品を作っていることは、クラブミュージックへの「入口」になっており、けっけ追う重要かと思います・・・是非、これからも胸を張って作り続けて欲しいです!

 そして、そのミックス作品のバックボーンになるのが、テープ時代の作品になるのかな~と思います。

 時期的には「レアR&B」が持て囃された00年代初期~中期位で、Mike-Masaさんも積極的にリリースをし、業界の中で凌ぎを削っていたかと思います。

 レアR&Bブームについては「この記事」をご参照頂きたいのですが、このブームを押し進めた影の主役が「ミックステープ」であり、テープが知られていない曲等を広め、シーンでの曲の理解度が広まった部分があったかと思います。
 また、作ったDJとしては、そのテープが自分の「実力」を伝える素材になるので、他のDJに負けないように選曲もミックスも頑張って作っているので・・・期せずしてレベルの高いミックス作品が多く作られていた・・・と思っています。

 そんな中、Mikeさんも積極的に作っていて、Trustyより3本、Favoriteより2本、合計5本のリリースが確認できています・・・どちらもR&Bが強かったテープ専門レーベルで、その辺からリリースしてたのも、既にMasaさんのDJが評価されていたからかもしれないですね!

 では、今回はTrustyから出ててシリーズ「Milkyway」からの第1作目で紹介です!!


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 まず、作品の選曲面から話をすると、写真のようにクラシックの連発でヤラれます!!

 それこそ、レコ写を見ただけで「キュン」ときちゃう曲が多く、写真の「Teddy Riley feat Tammy Lucas / Is It Good To You」「Baby Face feat Toni Braxton / Give U My Heart」などの王道クラシックが連発で、聴いてるとつい歌ってしまう選曲です!
 また、時期が時期だけにレアな曲も結構取り上げていて、個人的に大好きなレアR&B「Wendy Moten / Stpe by Step」を選曲したり、一方で「Big Punisher feat Joe / Still Not A Player」のようなポップスヒットなR&BやHipHopなども選曲してて、選曲の深さもあるかと思います。
 
 ただ、結構クイックでミックスをしているので、実際に聴いてみると、人によっては「寄せ集めみたいだな~」と思う選曲かもしれないです・・・
 私自身も、最初に聴いたときはそうで、下手したら「ヒット曲集」みたいになっててアレだな~と思いながら何度も聴いていましたが・・・・聴くたびにハマってくる感じがあり、その辺がMikeさんのDJの上手さだ思います・・・

 その要素の一つとして、まず、表記の曲達は、そのままの状態ではプレイしてなく、少し手を加えてプレイをしています・・・これが絶妙でイイですね(^0^)

 例えば、Teddy RileyとWendy Motenであれば、ミックス違いの曲を巧みに繋ぎ、ちょっと印象の違う曲にしてプレイしたり、Big Punの曲であれば、その曲のカバー曲(写真の端にチョコッと写ってるPatrice Rushenのカバー!) に繋いできたり・・・こういった細かい選曲がポイントになります。

 個人的には、Wendy Motenのミックス違いがグッときて、Characters MixからBen Grooose Mixへ繋ぐのですが・・・これって「同じレコードが2枚」ないと出来ない訳で、当時としては屈指のレア盤(価格もアレでしたが、殆ど市場に出ない)でサラっとミックス違いで繋げる辺りには「男」を感じます(^0^)
 ちなみに、データ時代の今だと分かりづらいし、レコードの相場の流れが分からないとアレですが、当時のミックスを紐解く時、普通に2枚使いとかしていても、それが超高額盤での2枚だった時は、聴いてる側も「おめえ、やるな!」と思って聴くことも大切です??

 また、以下のミックス面にも繋がる話なのですが、一部の曲ではセルフリミックスをした状態でプレイしており、Baby FaceではSucker MC'sのビートをブレンドした内容でプレイをしています!
 どちらかと言うとブレンドレベルのリミックスではありますが、こういうのも聴いてて「えっ」と思うし、何よりもSuckerのビートを聴いてしまうとBとして反応してしまうので、選曲のグルーブを高めている効果もあるので、ヤラれますね・・・

 
 そして、ミックス面でも、Masaさんらしい部分が光っています!

 まず、全体的な作りがかなり緻密で、いわゆる「マスターミックス」のような作りになっています。

 なんでしょう、2タンテで作ったというようりもPCで編集したようなミックスになり、かなり早く曲が変わっていく内容になります・・・
 実際にはタンテかPCかは分からないのですが、全体的にかなり緻密なミックスを施し、ワンバースで次の曲に行くみたいな感じで進みます・・・う~ん、こういうミックスって、聴く人にとっては平坦に聞こえてしまう恐れがある(クイックでミックスしすぎると、その曲の個性が無くなってしまうことがある)のですが・・・これが絶妙で、かなり良いです!

 ミックスの方向性としては、選曲した曲達がもつ「跳ねたグルーブ」を上手く活用することが念頭にあり、明確なストーリー性はないものの、その曲がバシッと決まるようなプレイの仕方が大変良いですね。
 A面はアッパーなノリ、B面はミディアムぐらいなノリになりますが、選曲した曲のグルーブをキープしつつ、盛り上がる曲はしっかりとブチ込んでくる感じが上手いです(^0^)
 
 なんか、結論づけちゃいますが、MasaさんはDJなんだけど「プロデューサー志向が強いDJ」なのかもしれません。

 例示になりますが、DJミックスをする際、プレイする曲は絵具で、その絵具を重ねて上手く描くことで「自分の絵」を書くことが目標なのかもしれません・・・この点に気づき、今現在、EDMをプレイされているのもちょっと合点がつきました!

 また、その中において「歌」を非常に大切している印象もありました・・・

 ノリというグルーブの良さを尊重はしていますが、プレイしている曲の「歌」はしっかりと聴かせてくれ・・・それこそ、プレイした曲にノセられてしまい、気づいたら歌ってしまうようなパワーがあるかと思います! 
 選曲面の話にも重なりますが、レアR&Bの流れからすると、平均的な曲ばかりになる部分もあるのですが、なんか「イイ歌を更にイイ歌にしたい」みたいな意図があるのかな・・・この辺もProducer志向が強い点かもしれないですね。



 割とベタ褒めしちゃいましたが、最初に聴いたときは「普通かな~」と思っていました・・・ただ、何度も聴いている内に「この人は歌が好きなんだな~」と思う内容に次第にハメられ、結構ヤラれてしまいました!

 やっぱりDJが上手い人の作品は、10年以上たってもチャンと聴けますね・・・素晴らしいです(^0^)

 んで、テープの方は、ボチボチは遭遇しますが、当時としてはそこまでは流通してなかったので、結構揃えるのが大変かも・・・探してる方は頑張って探してくださいね!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Mike-Masa 「Mikyway Vol.1」
Genre : R&B、HipHop・・・
Release : 2002~3年ごろ??
Lebel : Trusty Label T-003





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<独り言>

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 え~、釣果報告ではないですが、レコ関連の話をします・・・大半が愚痴です(^^;)

 10月~11月にかけては、なぜか仕事が忙しく、レコ屋通いも仕事の合間で無理して行ってた感じになります・・・

 それなりにチョコチョコは行ってて、欲しいのも色々とゲットはしてますが、先週末は土日が仕事→なのに欲しかったレコが放出という悲しい状況がありました・・・
 ただ、アレなのが、土の夜の時点で売り切れてない感じがあったので、翌日の日曜、仕事終わりの打ち上げを「レコード屋に行きたいから早目に帰るわ!」と言って、上司と同僚を置いてレコ屋に向かうという、社会人あるまじき荒技で対応し、無事に欲しかったレコをゲットしました(^^;)

 そんなサラリーマン・ディガーとして気になっていたのが、写真の冊子で、遂に今週配られたので早速ゲットしてきましたよ~

 これは、ユニオンの各店の年末セールの予定をまとめた冊子で、もはや年末の風物詩ですね・・・ネットでも同様の情報が流れていますが、個人的にはコレを見て今年の年末セールを戦い抜くか(?)の作戦会議をするのが決まりになっています(^^;)

 ユニオンの年末セール、行かない人にとってはアレかもしれないですが、各店とも驚愕のレア盤を放出や、探してたレコが出る等、お店も、そしてお客さんも一年で一番気合が入っている期間になるかと思います。
 個人的にはミックステープとDisco12inchになるので、そんなに重なることはない(これは助かる!)ので、日程が決まればそれに合わせて調整していく感じですが・・・セール日が重なると、どうやって回るか?なども考えないとイケないので、作戦会議は結構重要になります。

 とりあえず、今年に関しては、ユニオンのセールと合わせて、代官山airがクローズしてしまうので、クラブ通いも考えたスケジュールにする必要があり・・・仕事も何日かは土曜仕事がありそうなので、その辺を上手く調整したいと思います・・・
 なお、12月の第1週の土曜に、我らの下北ユニオンでテープセールをやるのでそれは確定です・・・日にちが分かった時点で、仕事があったので、同僚に仕事を譲り、準備万端です(^0^)
 

 そんな訳で、年末に向けても頑張っていきましょう!

 なお、近いうちに大きなボムを打ち込みますよ・・・一部の方は腰抜かす仕事をしておりますので、情報解禁まで楽しみにしててくださいね~





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Big Bang aka Simone Serritera 「Prontissimo」
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 どうやら久しぶりの作品紹介・・・こんなに時間が開いたのは初めてかも??

 まあ、ここ最近、仕事も忙しい時期だったりもしたので、ミックス作品を聴くこと自体が若干ペースダウンしてました・・・
 また、そういった時って、あんまりアップな作品ではなく、耳に優しいメローなのを求めるようで、普段聴かなかった作品を中心に聴いてました・・・

 そんな訳で、耳に優しい作品の中で、なかなか良かった作品の紹介です~


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 今回は、取り上げるのは結構久しぶりですが、私が大好きなミックステープシリーズ「EMTシリーズ」から、Future Jazz/BrokenBeats系のProducer/DJである「Big Bang aka Simone Serritera(シモーネ・セリテラ)」さんの作品を紹介します。

 シモーネさんのことはあまり詳しくは分からないのですが、イタリア出身のクリエイターで、90年代末よりロンドンに移住し、いわゆる「West London」周辺で活躍していたお方になります。

 馴染みのない方には分かりづらい話ですが、00年代初期~中期、ロンドン市の西部(=West London)を中心にクリエイティブなクラブミュージックを作るアーティストが多く集まり、非常に活発な動きを見せていた時期があります。
 それこそ、Drum'n'Bassや、Future Jazz、Broken Beats、その後のDub Stepなど・・・UKらしいエッジの利いた音楽を全世界に発信しており、この「West London」がある種の音楽ブランドのような意味合いもあったかと思います。

 そんなWest LondonでシモーネさんはBig BangCuicaなどの名義を使い分け、精力的な活動をされていました。

 カテゴリー的には「Club Jazz」系になるのでしょうが、幅広い音楽知識を生かした音源製作が評価され、一時期は人気なアーティストでした。
 特に、イタリア時代は古いJazzのハードコレクターとして有名だったことから、Jazzのグルーブの使い方は上手く、このミックス作品でも遺憾なく発揮をされています。

 では、作品の紹介です~


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 イタリア語で「準備万全」という意味(らしい)なこの作品は、DJミックスではなく、コンピレーション形式で作られていますが、選曲の流れがしっかりとあり、DJミックスと差し支えがない内容になっています。

 選曲的には得意とするJazzを中心に、様々なジャンルの曲を選曲しており、かなりヤラれました・・・

 それこそ、Jazz系であれば、A面の一曲目から、どうやらイタリア・オンリーのリリースである「Sun Ra / When There Is No Sun」のようなレアなJazzをサラッとプレイしています。
 また、B面の一曲目でも「Quintetto Santucci-Scoppa / Nuaghi」のようなイタリア産Jazzライブラリーからプレイするなど・・・出身地であるイタリア音源を多くセレクトしているのが粋ですね!

 イタリア・・・クラブミュージック/DJ業界においてはあまり頻繁には出ない国だと思いますが、芸術を愛する国だけあって、音楽も奥深い国だと思います。

 それこそ、ロックであればイタリアの70年代ロック(Italian Progressive Rock)の評価は全世界的に高いし、JazzであればNicola Conteのような優秀なアーティスト/DJがいるし、クラブでもItalo Houseを始めとする独自進化の音楽が多数あったり・・・結果として「独自の」という枕詞が付きますが、非常に素晴らしい国だと思います。
 シモーネさんも、イタリアで育った音楽感をバックボーンに活動している部分を表現すべく、こういった地元音源の選曲があるのかな~と思います・・・

 また、そのJazz系の曲の間をぬって、カナダのレアブギー曲である「Hipnotic / Are You Lonely」のようなDisco~Boogie系の曲を選曲したり、Houseクラシックな「Soho / Hot Music」をJazzの流れで選曲したり・・・選曲の幅もタイミングも素晴らしいです!

 全体的なフィーリングとしては、やはり「Jazz」なのかもしれないのですが、様々なジャンルの曲を選曲しつつ、クラブ文化以降に培われた「Jazz」というグルーブ/姿勢で選曲をしているのが心地よく、聴いててジャンルの壁を全く感じさせない選曲は秀逸です。

 特に、聴いてて素直に「リラックスできる」内容なのがイイですね・・・

 全体的にはSlow~Mid程度のテンポの曲を、選曲の流れを考えて配置しており、A面はデイタイム、B面はナイトタイムみたいな感じですが・・・全体的に肩肘を張らないグルーブがあり、聴いてて癒されます・・・ 
 それも、素敵なのが、有名な曲はSohoぐらいしかなく、あとは全然知られていない曲ばかりなのに、聴いてると不思議と癒されるんですよ・・・曲を知らずとも選曲のグルーブに入り込めちゃうのはDJが上手い証拠でしょうね!!



 そんな訳で、やや抽象的な説明でしたが、かなりお勧めな作品です!!

 EMTシリーズ自体のクオリティーの高さはがイイ意味で異常です・・・最近、テープ市場で見かけることが少なくなってきましたが、どの作品も「素晴らしい音楽」を提供してくれるので、興味のある方は是非探してみてね(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : Big Bang aka Simone Serritera 「Prontissimo」
Genre : Jazz、Brazil、RareGroove、Boogie、House・・・
Release : 2002年
Lebel : Especial Records No Number




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(そういえば、こちらも久しぶりな)独り言

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 え~、ここ最近、ユニオン的には年末のセールに向けて、ボムなブツは蓄える傾向にあるのか、そんなにゴツイ出品がないので、レコ屋は無理せずに行ってる感じで、特に釣果ネタがない、今日この頃です・・・
 まあ、ユニオンにおける年末のセール情報もチョコチョコ出始めてて、もう、目先は12月に向いちゃってますかね・・・今年も根性入れて散財をしたいと思います(^^;)

 ただ、今週はコレですね!

 MUROさんのDiggin' Heatの最新作がCDとテープでリリースされました!!

 6月にICEが出たので、絶対にHeatも出るだろうな~と思ってたので、これは嬉しいリリースです・・・ICEの時は、危うくテープが買えない恐れがあったので、今回は真面目にテープは予約をし、CDとテープのダブル購入をしましたよ(^0^)
 ちなみに、発売日の水曜日に新宿のタワーに行ったら、テープの店頭在庫は残り1本・・・今回もプレス数は相当少なかったみたいですね~

 んで、テープとCDを聞いた感想は・・・はい、テープが優勝です!!

 今回は、90分尺のミックスになり、フル収録はテープのみ、CDは最初と最後のミックスが切ってある感じなのですが・・・個人的にボム曲がテープのみとあって、問答無用にテープで聴きまくってます!
 ただ、この作品自体のメローっぷりは流石の一言で、家で暖かいカフェラテでも飲みながら聴こうものなら・・・その暖かいグルーブにヤラれることは間違いなしです!!

 やっぱりMUROさんのクラシックミックスは、説得力が違うな~と思いました・・・興味のある方は是非聴いてみてね~


 また、買うタイミングを逃して買っていなかった、Danny Krivit大先生によるSalsoulミックスも同時に購入したのですが・・・こちらも優勝でした!!

 詳しく書くとネタばれになるので、詳細は書きませんが、一聴して予想通りにMTT大賞の候補になったぐらい、素晴らしい作品です!!
 特にオーラスですね・・・もー、この間のパーティーと同様に「イイ意味で裏切られた」展開と選曲に、家で普通に聴いてて、ちょっと涙が出るぐらい、素晴らしい内容で、しばらくはトリコになっています(^0^)



 ちょっと、話が脱線しますが、皆さんはミックス作品を聴くとき、どのようにして聴かれますでしょうか?

 私は、一つ守っているルールがあります・・・

 それは、その作品を一番最初に聴くまで「トラックリストを絶対に見ない」ことです。

 なぜ、こういうことをするかというと、ミックス作品において「選曲」というのは一番重要な行為で、ある意味「ビックリ箱」みたいなものだと思っているからです・・・

 つまり、予め中身を知ってしまったら、選曲の「ビックリさ」が味わえないからです・・・
 それは、どんな曲をプレイするかだったり、どんなタイミングでプレイするかだったり・・・知らない状態で聴くからこそ味わえる楽しみがあるからこそ、このルールを守っています。

 今回のMUROさんのHeatも、そしてDannnyのSalsoulも一切トラックを見ずにCDを購入し、何も予備知識がない状態で作品を聴きました・・・そして、両作品とも、一発でノックアウトされました!
 どうノックアウトをされたかを書いてしまうと、それはそれで聴いたことがない人に情報を与えてしまうので、ここでは説明しませんが、久しぶりに聴いていて心の底から「わお!」と思う瞬間が多かったです。

 人間と言うものは悲しいもので、一度情報が入ってしまうと、その情報に左右されてしまう部分があるかと思います。
 
 当然、音楽ソフトの購入という側面で考えると、中身を確かめて買うことは自分が求めている音楽かを照合する意味では大切でしょう・・・
 ただ、ミックス作品においては、その作品の根幹に「選曲」という行為があり、その選曲を先に知ってしまうことは楽しみを半減させてしまう部分が含まれます・・・

 う~ん、変なルールかもしれませんが、その作品の「バージン・リスニング」をよりよい瞬間にするためにも、試されては如何でしょうか??




Danny Krivit 「Mr.K Salsoul CD Release Tour Party - House Session」 (@渋谷microcosmos 2015/11/02)
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 え~、前回の更新では、私の趣味先行で書いた記事だったので、長ったらしくて申し訳ないです・・・
 なんか、あの記事のアップ後ですが、ある大学の学者さんとお仕事をさせていただく機会があり、資料をまとめてもらうお願いをしたら、短時間で簡潔かつ大変分かりやすい内容にまとまってて、やっぱり学者さんは凄いな~と思いつつ、私の文章能力の無さ(簡潔に書けない?)にちょっと凹んだりしました(^^;)

 そんな訳で、久しぶりに踊りに行ったので報告です!!


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 いきなり謎の写真から登場ですが、今回は大好きなDJの一人である「Danny Krivit」さんが秋の日本ツアーということで、東京でもプレイがあったので踊りに行ってきましたよ!

 今回のツアーは、ダニーが直近でリリースしたミックス作品「Mr.K Salsoul」のリリースを記念したツアーで、個人的には知った瞬間「ハイ、決定!」な感じで、行くのが超楽しみでした(^0^)

 モチロン、DannyのDJが大好きなのもありますが、Disco~Houseの血を引くものであれば、もはや体の一部といっても過言ではないレーベル「Salsoul」をダニーでリリパですよ・・・そりゃー、問答無用でいきますね!

 Salsoulはもはや「好き」というれレベルではなく、私の中では「無くてはならない」存在です・・・
 やっと写真の話にふれますが、御覧のようにレコ棚の一箱を余裕で独占するほどレコがあるくらい、大好きな曲が多く、なくてはならない存在です。

 その「無くてはならない」存在にしてくれた一人が・・・Danny先生です!!

 縁があったHouseの現場に行くようになり、自然とDannyさんのパーティーも行くようになったのですが、普通なHouseに交じり、Salsoulといった過去のDisco曲を普通に・・・いや、Houseの曲よりもカッコよくプレイしており・・・その中で「Salsoul」への愛のあるプレイはフロアーで踊っていて大変気持ち良く、衝撃を受けました・・・

 これは、Dannyの真骨頂だと思いますが、キャリアが裏打ちするDJと、卓越したエディット、そして何よりも「音楽」と「ダンス」が好きな姿勢が重要で・・・その姿勢が最も光る曲の一つが「Salsoul」で、Dannyから学んだ部分は大変多いです。

 また、その姿勢が評価され、過去にもSalsoul音源でミックス作品を作っており、私の中では「大好きなミックス作品 Top5」に確実に入る作品で・・・これにも影響を受けました!
 2003年にリリースされた「Salsoul Mix」という作品で、DannyなりSalsoulのことを詳しく知りたい方は是非ご参照ください・・・Dannyの素晴らしさが凝縮された作品で、この作品があったのもあるので、今回のパーティーは楽しみだった部分もありました!

 そんな訳で、以下でレポートです!!


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 昨日は普通に仕事(というか、土日も仕事・・・)だったので、仕事をかたずけ、家に帰って仮眠を取り、12時をちょっと過ぎた位に会場の「渋谷・microcosmos」に到着しました・・・

 実はmicrocosmosは初めて行くクラブで、ちょっと心配でした・・・なぜなら、通常はカフェとバーの飲食店で、イベントがあるときだけ夜にクラブになるみたいなお店で・・・音とか踊りが出来るかが少し気になっていました。
 まあ、この手のお店が全てそうではないですが、フロアーが十分に確保されてなかったり、音響が本格的なクラブと比べると弱かったり・・・あんまり良いイメージがなかったので、ちょっと心配してました。

 ただ、お店に入り、スグに音を聞いたらビックリで、かなり音がイイですね!!

 お店自体は、後でもふれるair系列のお店なので、クラブとしての営業も抜かりがないですし、昨日はPAが元elevenの町田さんだったことから音がメチャクチャ良かったです!!
 流石に、スピーカーの本数は少なく、体にブチ当たるローな感じはアレでしたが、流石のセッティングで終始気持ち良く踊れました・・・また、ライティングの方(MOTOIKEさん)も素晴らしく、往年の町田さんのライティングを見てるかのような絶妙なタイミングでのライティングが大変良かったです!!

 そして、私が入った時点では、このブログでの登場率が異常に高い(それだけ信頼できるという意味です!)DJデュオ「Dazzle Drums」さんがオープンアップでプレイをしており・・・私も準備がてら気持ち良く踊り始めます・・・
 Danny譲りのグルービーなHouseを中心に気持ち良くプレイし、準備は万全・・・やっぱりDannyもそうですが、DazzleさんのDJもホント安心して気持ち良く踊れるので大好きです!!

 そんな訳で、1時チョイ前にDanny先生が登場され、ブースの横で「早くプレイしたい!」といった雰囲気でフロアーを優しく見つめつつ・・・1時ちょうどにDanny先生のプレイが開始です!!


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 今回のプレイ、事前には「完全Salsoulセット」とは銘打ってはいなかったので、おそらくいつものようなHouse中心にプレイをしつつ、絶妙なタイミングでSalsoulを入れてくるのかな~と思っていましたが・・・イイ意味で裏切られた(?)プレイでした!

 始めはDazzleさんのHouseラインの曲から繋いでいき、その流れからSalsoulでは割と渋めな「Loletta Holloway / Dreamin'」をプレイ・・・私を含む一部の好事家ダンサーが反応してました(^^;)

 ただ、それ以降は・・・耐えるDJでした。

 Dannyも様子を見ながらド渋なSalsoul以外のダンクラ~ガラージを入れてきて、フロアーの反応を見てる感じのプレイでしたが、どうもDeep House的な音がウケてたので、ソッチ系を強くプレーする感じで・・・当然、気持ち良く踊ることは出来ましたが、Salsoul多めと思ってたので、その辺は耐えてた部分がありました。

 個人的には、前途したミックスCDのキラーチューンだった「The Salsoul Orchestra / 212 North 12th」を突然ブっ込みで入れてきた辺りでは、つい吠えてしまいましたが・・・割と耐えながら踊ってましたかね??

 まあ、体調的にもちょっと無理して来たので、踊ってて段々疲れてしまい、フロアー横のソファーで休憩を取りながらのダンスでしたが、なかなかボムが来なく「う~ん」という感じでした。

 でも、Dannyのことだから、絶対になんか仕掛けてくるだろう・・・そんなことを思いながら、踊っていました・・・

 そして、5時を回ったころ、それまで、ほとんどCDJに刺したUSBからしか選曲をしてなかったDannyが、おもむろに持ち込んだアナログレコードバックの中から一枚のレコードを取り出し、プレイしているHouseの曲にミックスをし始め、待ちに待ってたメロディーが聞こえます・・・


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 待ちに待ってたメロディーは、言わずと知れたフロアークラシック「Inner Life / Ain't No Mountain High Enough」です!

 もー、コレには吠えました!!

 耐えに耐えたプレイだったのもありますが、Ain't Noのイントロブレイクを前のHouse曲の上で男のロングミックス・・・もー、涙が出るくらい美しいミックスで、これにも鼓舞され、踊り&歌いまくりでした!!
 また、アナログでのプレイというのが嬉しいですね・・・突然、アナログを出してきたので、絶対になんか仕掛けてくると思わせるサインでありつつ、音の良さが最高で、流石だな~と思いました(^0^)

 Danny先生のDJを評する時に重要な点があります。

 それは「安易なDJプレイはしない」だと思います。

 過去、何度も足を運んで踊ってきたので分かることですが、気持ち良いプレイはお手の物ですが、安易にはピークを作らず、踊っている者に「耐える」ことを強いることが多いように見受けます。
 なんか、こう書いてしまうとDJとしてマイナスに思われるかもしれません・・・パッと盛り上がりたいお客さんには向かないかもしれません・・・

 ただ、ただ・・・耐えて耐えたダンサーには、格別な「音楽」を与えてくれるDJで・・・今回のDJでは、その点の素晴らしさを痛感しました!!

 プレイしたAin't Noは、分かってらっしゃるGarage Version(Larry Levan Mix)でのプレイで、フロアーではみんなで大合唱、そして後半のMoogソロでは、感情を込めてアイソで彩りをし・・・いや~踊りました!


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 その後はSalsoul祭りで、Dannyが今回のCDでエディットした「Sivetti / Spring Rain」「Loleatta Holloway / Hit and Run」などを気持ち良くプレイしたり、Salsoulに近い感じの曲(Ecstasy, Passion & Pain / Touch and Go)をプレイしたり・・・知ってる曲は歌い踊りでした(^0^)

 渋いプレイだと、ハレルヤ~と歌唱している素敵なHouse曲(誰なんだろう?)から、ゴスペル繋ぎで「The Joubert Singers / Stand On The Word」をプレイし、そこからのカットインでの「The Salsoul Orchestra / Runaway」がヤバかった!
 そのタイミングも最高でしたが、サビの「♪らんなうぇ~い」の部分をボーカルオフで、みんなが自発的に歌ってたのが素晴らしかったです・・・この辺の曲って、知らない人にとっては全く知らない曲ですが、昨日のパーティーはちゃんとクラシックを知ってる好き者が多かったな~と思いました!

 んで、ラストも渋く、前途したCDで披露されたDKエディット爆発な「First Choice / Let No Man Put Asunder」でした!

 美しいコーラスワークを中心に、どちらかというとアカペラダブ的にエディットした曲で、名ミキサーであるWalter Gibbonsも注目したマッドなブレイクも光る、ダニーらしいエディットなのですが、個人的には、これでもイイ意味で裏切られました(^^;)

 コノ曲は、歌詞で「♪It's Not Over(=まだ終わらないわよ)」と繰り返している曲で、私もコレを聞いて、まだまだダンスをさせてくれるんだな~と思いました・・・特に、これは私だけかもしれないですが、このエディットだと、この歌詞が最後ではアカペラで鳴り、前途したCDだと、212にピークミックスをしてくるので、またDannyが仕掛けるのか?と思っていました。

 ただ、Dannyは、最後の方になり、この歌詞の「Not」だけを削り「♪It's Over(=もう終わり)」とメッセージプレイをし、コノ曲でプレイがエンドしました・・・6時ちょっとだったと思います。
 いやー、言葉で書くと陳腐かもしれないですが、この辺の演出の仕方もDannyですね・・・周りの分かってらっしゃる方々は、一斉に「うはっ」となり、一本取られた感じを出しながら皆でニコニコしてましたね(^0^)

 あと、いつもそうですが、今回もDannyエディットが冴えた曲が多く、その辺も良かったです・・・なので、紹介したレコ写は、Dannyエディットが多めでした!


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 そんな訳で、今日のDannyのプレイなら、余裕で9時コースも出来そうでしたが、箱が箱なので割とスパッと終わり、新鮮な朝の空気が気持ちいい6時台の渋谷を歩き、家に帰りました・・・

 いつもairとかに行くと、6時台に渋谷にいることがない(もっと遅い)ので凄い新鮮な雰囲気で・・・気持ちイイぐらい豪快にゲ●をしてる兄ちゃんや、路上で酔いつぶれた友人の尻を丸出しにしてる若者たち、そして喧嘩の痕跡があったり・・・たまにこういう姿を見ると不謹慎ですが逆に元気になりますね(^^;)

 考えてみれば、夏以来のダンスだったので、ちょっと疲れてしまった所もありますが、やっぱり踊るのはイイですね!
 自分の仕事的にも忙しい時期で大変ですが、気持ち良く踊れてリフレッシュ出来ました!!

 ただ、今回のダンス、ちょっと別角度の目的もありました・・・

 ご存知な方も多いかと思いますが、私も大好きなクラブ「代官山air」がクローズすることになりました・・・かなりショックです・・・
 
 今までのクラブレポでも何度も登場し、数々の素晴らしいダンスを与えてくれたクラブです・・・
 なんか、東京で真剣に踊れる場所がなくなりつつある中で、airが最後の砦みたいな部分があったので、ホント悲しいです・・・

 今のところ、閉店に向けてどのようなパーティーが催しされるかは全ては分かりませんが、きっと、出演するDJ、お店のスタッフ、そしてお客さん・・・全てのairを愛する人たちが最後の別れを告げに集うでしょう・・・

 私も、最後を見届けるというのは変な表現ですが、出来る限り行こうと考えていて・・・それで、今回は、なまった体をダンスに慣らすべく、Dannyのパーティーに行った部分もあります。

 とりあえず、まだイケるかは分かりませんが、今月はFrancois、来月はTimmyが来るようなので、行けるように調整(こっちが難題??)をします・・・多分、こっちを優先するので、通常の作品紹介が少なくなるかも??

 まだアナウンスがないのも含めて、ヤバいパーティーが最後まであると思うので、最後まで踊りたいと思います・・・頑張ります!!


 あっ、あと、新作CD、早く買わないと・・・パーティー前に買いたかったですが、余裕をこいてて買う機会を逃してしまったのは秘密です(^^;)






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(今日だけの)追伸

DannyのDJを知らない方に朗報です!
今夜である11月3日(火・宿)の19時より、DommuneでDannyがSalsoulセットでプレイをされるそうです!!
信頼度満点なDazzle Drumsも出演されますので、ご興味がある方はご覧になってね!!

● ULTRA-VYBE Presents「MR.K SALSOUL」RELEASE SPECIAL!!!