HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Kensaw 「DJ Kensaw Hip Hop #10」
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 今週は、急遽、紹介予定だった作品を差し替えての紹介です・・・こういう紹介はあまりやりたくはないですが、故人を偲んでの紹介です・・・


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 既にご存知の方も多いかと思いますが、大阪HipHop界のレジェンドである「DJ Kensaw(ケンソウ)」さんがお亡くなりになられたそうです・・・

【訃報】DJ KENSAW (LOW DAMAGE/梟観光)が死去


 もともと、あまり情報が出ない方なので、正確な情報は分かりませんが、ここ最近はあまり体調が良くなかったそうです・・・謹んでご冥福を申し上げます。

 Kensawさんというと、どうしても大阪の方なので詳細が分からない部分が多いですが、大阪での影響力はホント大きいかと思います。

 80年代末より活動を開始し、盟友のDJ Tankoさんと共「Low Damage」を結成し、DJ活動や楽曲制作を通して「大阪でHipHopを根付かしたDJ」になります・・・

 この点は、なかなか実証しづらいところはありますが、聴いたお話だと、かなり早い時期からHipHopをプレイしてて、大阪のヘッズ達はKensawさんのプレイを通して「HipHopのカッコよさ」を学んだそうです・・・
 特に、95~97年ぐらいの日本語ラップ/DJブームの際はシーンの中心として活躍し、大阪版の「証言」と言っても過言ではないクラシック「Owl Nite」の制作を通して、大阪のHipHopシーンを盛り上げた点は非常に大きいかと思います。


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 そして、その「カッコよさ」を学ぶことにおいて、活用されていたのが「ミックステープ」だと思います!

 当然、現場でのプレイも大きいですが、Kensawさんのテープを聴いて「HipHop」なり「DJ」の魅力を教わった方は多いかと思います。

 Kensawさんのテープは、一般的には「そこまで出していない」と思われがちですが、実は結構出していて、特に今回紹介する「DJ Kensawシリーズ」は大阪の方であれば、思い入れがある方が多いでしょうか?


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 このシリーズは95年~96年ぐらいに集中的にリリースされていたテープで、分かりやすい表現であれば「新譜紹介テープ」になります・・・

 こういったテープは、色々なDJが作っているのであまり注目がされませんが、Kensawさんのテープは作っていた時期がHipHopがブームになり始めた頃なので、まだ「HipHop」を知らない子達がKensawさんのテープを聴いて「HipHopの魅力」を学んでいたようです・・・
 私自身、大阪のシーンのことは分からないのでアレですが、今年の大阪旅行で某レコード店の店主さんからこのシリーズの初期テープをお譲り頂いた際、お話を伺うと、やっぱり影響を受けた方は多かったようです・・・

 そして、テープ自体はいわゆる「手製(手刷り)」で作られ、どれも味のあるジャケットが印象的ですね・・・

 95~97年ぐらいだと、まだテープを業者さんに発注して作ることは慣例的ではなかったのと、シーン自体がかなりアンダーグラウンドだったので本数的に手刷りレベルでも対応できたので、結果的に手刷りのテープが多かったのですが・・・手刷りのテープはかなり重要な存在だったと思います。

 当時を思い返すと、東京では「DJ Nisimiyaさんのテープ」なんかが有名でしたが、シーンが黎明期が故に情報が無いので、その「情報のなさ」を上手く埋めてくれた存在になっていましたね・・・
 今の時代からしたら信じられないかもしれませんが、こういった情報を教えてくれる本や雑誌、TVやラジオは殆どなかったので、生の「HipHop」や「DJ」を知ろうと思ったら、レコード屋さんとか洋服屋さんに行って、こういったテープを買うことが身近だったんですね・・・

 実際に大阪でどのように販売していたかは分かりませんが、ヘッズ達がテープを購入し、擦り切れるぐらいに聴いて勉強をしていたのかもしれません・・・

 では、テープの紹介です!


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 今回紹介するのは「10作目」で、リリースは96年になります。

 この10作目は、今の中古市場でもよく見かけ、東京のユニオンでもよく見かけるので、大阪を飛び越え、全国で流通していたようです・・・それだけ内容が良く、人気があった証拠ですね!

 内容的には、当時の新譜HipHopミックスになり、私たち世代だと懐かしい「Group Home / Suspended In Time」「Tragedy / Da Funk Mode」など、あの時期特有のハーコー感やアングラ感が出たHipHopが多く、かなりヤラれます!

 今回、改めて聴いてみて思ったのが、Kensawさんの選曲って「実は独特」で、このミックスでも割と独特な方向性があるな~と思いました。

 トラックリストがついていないので全ての曲が捕捉できないですが、当時としてはあまりチョイスしなかった曲が多く選らばられている感じで・・・変な話、他のDJがプレイしない曲を多く選曲している感じがします。
 それこそ、「Tragedy / Da Funk Mode」なんかは今でこそクラシックですが、当時はそこまで珍重されてなかったし、他の曲も聴いてて全然知らない曲が多いんです・・・Kensawさん自体、かなり早い時期から西のHipHopを押してたりしてたので、ちょっと視点が違うんですよね・・・

 ただ、聴いてると「独特のファンクネス」というんでしょうか、HipHopらしい「武骨さ」が伝わる選曲で大変イイんですよ・・・

 その「武骨さ」は、シュアな2枚使いやスクラッチが更に盛り立て、この時期のHipHopの良さを分かりやすく表現しています・・・
 なんでしょう、2枚使いやスクラッチがうるさくならない程度に擦ってくるんですが、それがかえって「味」になり、楽曲を盛り立てます・・・同時期であればDJ Kenseiさんなんかの方向性と同じ擦りなのですが、ちょっと「大阪ノリ」がある点が「武骨さ」を醸し出しているかもしれません。

 そう、この作品・・・というか、Kensaw作品において一番重要なのが「大阪ノリ」だと思います!

 「大阪ノリ」と書いてしまうと、なんか吉本ライクなコテコテなイメージが出てしまいますが、東京のHipHopとはちょっと違う感じがあります・・・
 う~ん、なかなか表現が難しいのですが、東京だと無言で淡々と首を振っている感じなのに対して、大阪は「皆で盛り上がろう」的なフレイバーも含まれているのかな~と思います。

 そして、その「大阪ノリ」の顕著な部分は、DJミックスに「MCがマイクイン」している構成になっていることです!

 大半の作品では、盟友である「DJ Tanko」さんがマイクインし、現場感を盛り上げています・・・この作品だとロボ声にして登場していますが、この「おしゃべり感」は大阪ですかね?
 大阪の方には失礼かもしれませんが、大阪の方は「しゃべり」が「ノリ」を生み出していて、それが人間のコミュニケーションの根幹になっているかと思います・・・その辺の背景があってのマイクインかと思いますが、個人的には大変好きですよ!



 あまり上手く紹介ができませんでしたが、Kensawさんのテープは「大阪HipHop」の基礎を作ったかもしれませんね・・・

 Kensawさん、お疲れさまでした・・・こんな素敵なテープを残してくれてありがとうございます!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ Kensaw 「DJ Kensaw Hip Hop #10」
Genre : Hip Hop・・・
Release : 1996年
Lebel : Owl Nite Muzik No Number


Notice : Kensawさんと日本語ラップ

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 今回の作品紹介では外しましたが、Kensawさんにおいては「日本語ラップ」も重要なので、別項として紹介しますね!

 まず、このテープの範囲だと、写真のように、テープのケースに後付けのシールで「MC Ichi aka 1Low / Ghetto Red Hot」の告知(?)が貼ってあり、テープにもボーナストラックのような形で同曲が収録されています。

 Kensawさん自体、もはや大阪クラシックなポッセカット「Owl Nite」を制作されたり、日本語ラップの普及に貢献をしてたお方なので、テープでも日本語ラップを取り入れることもありました。
 作品単位であれば、大阪~名古屋の日本語ラップをショーケース的に紹介(トコナも参加!)している「Between In The Beatz」(97年)なんかが有名ですが、テープ自体に大阪のMC達をフューチャーしてることもあり、この辺も聴きどころかもしれません。
 
 ただ、ミックステープ単位だと日本語ラップはメインではないのと、当時のことを考えると、聴いた人は、これらのテープに収録された「USのヒップホップ」の魅力を知った方が強かった(無論、日本語ラップの曲の良さも伝えていますが)と思うので、別項にしました・・・すみません・・・


Notice : 手刷りテープについて

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 今回は独り言がないので、補足事項を多めにしましょう!

 作品紹介でも触れましたが、このシリーズは、基本的には「手刷り」で制作されています。

 手刷りとは、専門業者に発注して作ったテープではなく、市販のカセットテープを、製作者側が一本一本ダビングして作ったテープのことで、手作りで作ったテープになります。

 業者に発注すると、それなりの金額がかかるのに対し、手刷りであれば、テープは1本100円ぐらいで買えたので、自分たちの労力を換算しなければ相当安上がりに作れたので、90年代はかなり手刷りで作ってた方が多いです・・・
 まあ、ミックステープが黎明期だったので、DJ側が「どこに発注してイイか分からなかった」のもあるし、都市伝説レベルの話ですが、ミックステープが著●権をアレしてるので業者側が受け付けなかったこともあったそうで・・・90年代は手刷りも主流でした。

 んで、今のコレクター市場から考えると、手刷りのテープは根本的な本数が少ないので、おのずと希少性があり、一部のタイトルは高くなってしまうのですが、業者発注のテープと違い、オリジナル品かどうかの区別がつきづらく、売る側としては敬遠されており・・・結果的にテープの優劣(?)としては「業者テープ > 手刷りテープ」になっているかと思います。

 ただ、手刷りは手刷りで凄いイイところもあります。

 それは「テープ質」がイイ点です!

 実は、当時、日本で市販されていたテープは結構品質が良く、テープ特有の悩みである「伸び」とかがあまりないんですね・・・相当マニアックな話ですが、80年代のはメチャクチャ質がよく、90年代になると色々な理由で値段が下がりして品質は少し落ちますが、品質の良さは変わりありません・・・
 むしろ、業者テープの方が質が悪いことが多く、特に海外発注系のだと、テープ自体が薄かったり、品質的に悪かったりするので、後々になり、テープが伸びたり、謎の再生不良がおきたり・・・最悪は切れたりするケースがあったりします。

 実は今回、Kensawさんのテープが正にそうでした・・・

 今回の作品紹介においては、真っ先に思い付いたのが、大阪~名古屋の日本語ラップの紹介とKensawさんらしいDJミックスがフューチャーされた「Between In The Beatz」だったのですが、こっちは業者プレスなのに、謎の再生エラーで満足に聴けませんでした・・・他のテープ(A to Zとか)でも同様のエラーがあり泣くに泣けませんでした(^^;)

 その半面、今回の手刷りのシリーズテープは全然普通に聴けました・・・結果的に、こっちのテープを聴いて「Kensawさんの紹介はシリーズテープの方が良い!」となったので、結果オーライではありますが、改めて手刷りテープの威力を痛感しました(^^;)


 なお、業者テープの再生不良は、今回のはテープ全体が微妙にヨレているのが原因で、それで音が悪かったり、デッキの方が再生出来ずに止まってしまう・・・そんなエラーです。

 んで、皆さん、そういったテープをどうやって聴けるようにするのか?が気になるかと思いますが・・・こういう場合は、諦めて別のテープを買う方が良いかと思います・・・
 ただ、全く同じタイミング・環境・内容でプレスしてるので、買い直しても同じケースの場合もあります・・・もう、運に任せるしかないんです(^^;)




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David Morales 「David Morales」(@渋谷Contact 2016/10/21 朝のみ)
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 なんと、まさかの土曜更新・・・深い意味はありませんが、緊急登板で「踊り」に行ってきたからです!

 いや~、モラモラした私の心を、モラ様にしっかりと癒されてきました(^0^)


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 今回は、もはやHouse界の生きる伝説でもあるDJ「David Morales(デイビット・モラレス)」さんの来日プレイがあったので、急遽、朝から参戦をしてきました!

 ここ最近、結構仕事が忙しく、週末のレコ屋通いはボチボチ出来ていますが、クラブ活動は全く行けてなく、実は踊りたくってウズウズしてたんですよね・・・
 今回のモラレスさんのプレイも、情報が公開されて「行きたいな~」と思いましたが、色々と自分のことを考えると「行けない」と思い、かなり早い段階で諦めていました・・・

 ただ、今週は、独り言でも報告する平日テープ掘りが好調すぎてお腹(?)が一杯になことを受けて逆に週末が空きそうだったのと、先を考えれば考えるほど、行けるタイミングが殆どなさそうだったので・・・「朝だけでもクラブを楽しもう!」と思い、急遽、踊りに行くことにしました!

 そんなわけで、普通に10時ごろまで仕事をし、家に帰って速攻で就寝・・・そして、朝の5時前には起床し、急いで支度をして、朝の6時ちょいには会場となる渋谷Contactに到着しました。

 朝6時となると、一般的なお客さんは帰り始め、好き者だけが残って踊ってる時間で、今日のContactもそんな感じでした・・・
 ただ、逆に「精一杯踊りたい」立場としては、少しすいたフロアーはちょっと嬉しく、フロアーに入ってすぐ踊り始めましたよ・・・

 踊り始めると、今回の主役であるモラレスさんは、恐らく1~2時ぐらいからプレイをしていたと思うので、既に「朝方モード」的な方向性を出し、割と気持ちいプレイをされていました・・・
 ただ、モラ様らしい上半身裸でDJをされていて、まだ本気でDJしてくれそうだな~という感じもあり、期待を込めながら、モラレスさんのプレイに身を預けます・・・

 んで、踊り始めて2曲目で早速動きが・・・

 6時ちょいだと思いますが、普通のHouseの曲から「Cher / Take Me Home」をプレイし、私を含むダンサーは喜びながら踊り出し・・・その後には、なんと「Diana Ross / The Boss」のプレイで撃沈です・・・
 も~、この最初の流れで、完全に「スイッチ」が入り、踊りまくりモードになってしまいました(^^;)

 夜のプレイは聴いてなかったのでアレですが、モラレスさんというと、割とガッツリとクラシックな曲を攻めるイメージはあまりなく、それこそ、ここ数年はIbiza~Miami的なHouseをプレイしているイメージ(分かりますか?)があったので、今回のプレイには結構驚きました。
 後ほどもクラシック系な曲や90年代Houseなどを結構プレイしてて、昨夜のモラレスさんは「いい意味で原点回帰」をしてたプレイなのかな~と思いました・・・


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 んで、朝方モードだったので、徐々にピークを落としていく空気感があり・・・突然、ビートを切って、美しいピアノの調べが・・・

 盟友であった故・Frankie Knucklesが残した名リミックス「Michael Jackson / Rock With You (Frankie Reimix)」をプレイ・・・もー、これにはちょっとウルっときちゃいました!

 モラレスさんを考えた時、「House」という音楽/文化を大きく前に進ませた「Def Mix」という存在があり、モラレスさん自身も、Def Mixの名の元に、素晴らしい曲を残してきました・・・
 それは、大半が既存の曲のRemixという形ではありましたが、ピアノやキーボードで奏でる美しいメロディーラインや、体と心を優しくも激しくも揺らすビートだったり・・・Houseという音楽/文化の「美しさ」を表現されていたかと思います。

 その、代表的な曲を、Frankieに哀悼を込めてか、優しくプレイ・・・いや~、グッときますね!

 プレイ的には、割とビートを切って、アフターアワーズにあうテイストでプレイし、モラレスさんもご満悦・・・既にTシャツを着られていましたが、フロアーに降りて、皆と合唱してたのが印象的です!
 それも、Rock With Youの歌詞における「♪Love Forever~」の辺りだったので、グッときました・・・この点は、私の思いこみもありますが、こういう「瞬間」があるからこそ、私は「クラブ」が好きなんです!

 んで、その後は、つかさず「Grace Jones / La Vie En Rose」をプレイ・・・この辺のチョイスも流石で、こちらも気持ちよく踊りました!


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 ただ、ここからが凄かったです・・・

 これでもう終わりかなという感じの中、おもむろに「Dan Hartman / Relight MY Fire」のイントロ部分(=Vertigoですね)をプレイし始め、もう一回ピークを作ろうとします・・・もー、イントロを聴いた瞬間「キター!」と喜んでしまいました!

 しかし、ここでモラ様の「凄さ」が爆発しました・・・

 Dan Hartmanのイントロ部分を煽りながらプレイするのですが、なんと、メインとなる歌の部分に差し掛かかる直前でDan Hartmanをカットし、ビートレスになった瞬間、聴きなれたメロディーが薄く流れてきます・・・

 大名曲な「Inner Life / Ain't No Mountain High Enough」をカットインです・・・もー、激上がりです(^0^)

 Dan Hartmanだけでも相当ぶっ飛べるところ、この流れですからね・・・私は相当ぶっ飛び、激しく踊り、そして歌ってしまいました!
 もちろん、後半のエレピソロの部分もプレイし、Joeばりに激しいアイソ使いはしないものの、感情を込めてプレイし・・・気付いたらモラ様のグルーブに完全に持ってかれ、一心不乱で踊ってました!

 うん、やっぱり、モラ様は凄いですね・・・今回、凄い感じたのが、DJに「人を引き寄せるグルーブ」があるんですよね・・・

 なんでしょう、普通にプレイしてるんだけど、段々とモラレスさんのグルーブにはめられていき、ビート合わせて手をあげ、そしてステップを踏んで、結果的にモラレスさんの「グルーブ」で踊っているんですよね・・・
 なんか、上手く説明できないのですが、人が持つポジティブさと言うんでしょうか、ダンスの美しさも、そして辛さも知っているモラレスさんだからこそ出せるグルーブなのかな・・・

 うん、難しいことは考えないことにしましょう・・・結果的に「気持ちよく踊らさせてくれるDJ」は偉大ですね!!


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 そして、気付いたら8時ぐらいです・・・段々と終演モードで、モラ様もビートを切ったりして、ダンサーからの「声」を確認しながら駒を進めます・・・

 私は6時スタートなのもあり、まだ元気いっぱいだったので、馬鹿みたく声で返してましたが、皆さんはお疲れですね・・・というか、この辺の「わびさび(=クラブマナー)」を知らない人が増えてきたな~という印象もありますかね・・・

 他の事例であれば、今回の最後の方では、モラレスさんがプレイを終わらせようとすると「ワンモア」の声が起こるんだけど、実際にプレイしたらお客さんがそこまで踊ってない感じで、モラ様もちょっとアレな感じでしたね・・・
 私が先輩風を吹かすつもりはないですが、ワンモアをやるんだったら、プレイした曲で心の底から踊らないと、DJに失礼ですよね・・・

 ただ、モラ様はそこは「プロ」ですね・・・

 最後の最後は「Cherrelle & Alexander O'Neal / Saturday Love」のHouseリミックスでエンド・・・いや~、最後の最後でもヤラれました!

 Dannyなんかはそうですが、やっぱりメッセージプレイには励まされますね・・・歌詞的には週末の恋を綴った(週末が待ち遠しい、か?)歌ですが、私には「金曜の夜と、土曜の朝を楽しんでくれてありがとう!」と聞こえましたよ(^0^)


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 そして、プレイは8時30分に終了・・・2時間ちょっとのダンスですが、凄い濃密で、楽しい時間を頂きました!

 やっぱり、踊るのは気持ちいいですね・・・今回は、いつも以上に激しく踊ってたような気がします(^0^)

 それもこれも、モラ様のおかげです・・・ありがとうございました!

 う~ん、なかなかクラブ活動ができないのはツラいですが、これからも踊り続けますよ・・・
 12月には我らのダニー先生が、なんとDJ活動45周年(!)を祝って、噂の45セットで日本に来てくれるみたいなので、これは行きますよ(^0^)

 ではでは、ダンスの報告は以上です(^0^)
 次回のダンス報告をお楽しみに~



追伸 イエローさんへ
 お声をかけて頂き、ありがとうございます!なんか、かなり踊って変なテンションになっていたので、満足なお話が出来ず、すみませんでした・・・ただ、私が馬鹿みたく踊ってることが、遂にバレてしまいましたね(^^;)
 また、どこかのフロアーでお会いしたら、よろしくお願いいたします!!





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<独り言>

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 え~、ここ最近、テープの仕入れ状況が好調で、嬉しい日々が続いております・・・

 なんか、この間の「Cassette Store Day」を契機に、突然、市場的に「テープに火がついた雰囲気」を感じております・・・

 このことによって、購入と言う観点ではライバルが増えて苦しい部分もありますが、注目が集まれば集まるほど市場に新しいテープが回ってきます・・・
 うん、知らないテープは沢山あるし、まだ買えてないテープも多いので、こういった動きは大歓迎ですよ(^0^)

 そして、今週は、この点に「輪をかけた動き」がありましたので報告です!

 週中ではありましたが、これまで全くテープの動きが無かったレゲエ系お店でテープの急遽放出があるという情報があり、急いで駆け付け、結構ゴツいテープを手に入れることができました(^0^)

 まず、「輪をかけた」の部分から説明しないとイケないですね・・・

 先週の更新で、私が有名レゲエWebマガジン「ロッカーズチャンネル」のソロバンさんの連載でインタビューを受けたことを報告しましたが、このことが「輪をかけて」くれました!

 どうやら、この記事を読んだレゲエファンの方々が、テープに興味を持ってくださったようで、今回放出をしたお店に「テープってありますか」と問い合わせたことで、お店側が「じゃあ、試しに出してみよう」となったようなんですね・・・

 個人的には、昔から「レゲエの専門店でテープが出ることは難しい」と考えていました・・・

 なぜなら、レゲエにおける「テープ」って、実は「消費物」に近いイメージが当時からあり、私も過去に色々とレゲエ系のお店にアタックをかけても冷たい反応だったことが多く・・・そういったイメージを持っていました。
 ただ、レゲエのお店って、凄い歴史があるお店や、やっぱり音楽を大切にしているお店が多いので、絶対に「ゴツいテープが眠っている」と思っていたので、いつかは「切り崩したい」お店ではありました。

 そんな背景があり、今回の放出は是が非でもゲットしたく、平日の夜、急いでそのお店に向かいました・・・

 今回のお店は、レゲエファンならお馴染みの老舗「西新宿 Reggae Shop NAT」さんで、お店に付いたのは夜の9時でした・・・
 当日は、会社のお偉いさんを接待する日(涙)だったので、しっかりと2次会まで付き合い、変な酔い方をしながらお店に到着・・・ただ、生粋のテープ馬鹿なので、早く新宿に移動できる場所をセッティングしていたのには、我ながらグッドアイデアでした(^^;)

 そして、早速、店内をのぞくと、まだテープがボチボチ残っていて、私が欲しかったのがしっかりと残っていました! 
 結果的に欲しかったのが全部ゲット出来た訳ではないですが、なかなか出ないゴツいのが多く、無理して来た甲斐がありましたよ!!

 んで、もっと嬉しかったのが、お店の店主さんが声をかけてくれ、テープのことを含め有意義な音楽談義をさせて頂いたことです・・・

 店主さんは、今回のロッカーズの経緯をご存じではなかったようでしたが、テープがこんなにも需要があることには驚いたそうで、色々と面白いお話をさせて頂きました。
 特に、店主さんが私と同世代なことが分かり、話は盛り上がり、気付いたら閉店時間がとっくに過ぎていました・・・やっぱり世界は違うけど、音楽が好きである限り、思いは一緒なんだな~と思いました!


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 そんなわけで、喜びながら帰宅し、ご満悦になりながらレコ屋の放出情報をネットでしてたら、渋谷のユニオンでも平日テープ放出の情報が・・・無論、翌日の仕事帰りに駆けつけて、ボチボチとゲットしましたよ(^^;)

 まあ、こんな感じで、テープの為に奔走しています・・・おかげさまで、平日2日で約15本の釣果です(^0^)


 話は、この独り言の最初に戻りますが、こうした放出が増えている半面、放出されても買えないテープも多いです・・・つまり、私以外にテープを買っている方が増えているということです。

 ほんと、こういった「コレクション物品」って、自分以外は「ライバル」でしかなく、今回のNATさんにしろ、渋谷のユニオンにしろ、あれば欲しかったのがボチボチありました・・・

 まあ、この辺は「戦い」ですから仕方がないですね・・・

 お店での放出は基本的には「早い者勝ち」が原則ですが、一番重要なのは「熱意」です・・・私自身、熱意だけは誰にも負けないと思っていますので、これからも気合いを入れて戦いますよ!!


 最後に謝辞です・・・

 Natの店主さん、テープの放出、そして美味しいビール、ありがとうございました!
 是非、他のテープがありましたら、ガンガン出してくださいね!!

 そして、今回の出会いを誘発しれくれたソロバンさん、こんなに結果が早く出るとは思いませんでした!
 
 最後にテープを愛する皆さん、これからもガンガン買って、テープを盛り上げましょう(^0^)





 
大塚広子 「Aki No Yonaga Jazz」
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 いやいや、先週ぐらいから気温が落ち始め、急に涼しくなってきちゃいましたね~

 それこそ「秋めいて」きたのかもしれないですが、急な温度変化で体が追い付かず・・・今週はちょっとだけ調子が悪かったです(^^;)

 そんなわけで、こんな「秋めいた」タイミングにバッチリな作品の紹介です~


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 今回は、もはや日本を代表する女性JAZZ系DJである「大塚広子(おおつか・ひろこ)」さんの過去作品で、タイトルの通り「秋の夜長」にピッタリな作品を紹介します!

 まず、大塚さんですが、かなり昔に紹介したことがあるようですが、ご存知で無い方も多いかと思いますので、簡単に紹介しましょう。

 大塚さんは、90年代末ぐらいからDJ活動をされ、渋谷のクラブ「The Room」の名物イベント「Champ」のレジデントDJの一人として腕を上げ、現在は「Jazz」をキーワードにDJや各種プロデュース、ライター、レーベル運営、イベントプロデュースなどを手掛けるお方になります。
 ここ最近で、一番分かりやすいのが、レコ馬鹿業界では結構話題になっている、あのディアゴスティー二の「隔週刊ジャズ・LPレコード」への寄稿や関連イベントへの参加をされており、Jazz系のオーバーグランドでもしっかりと活躍されております。

 そして、大塚さんについては、失礼な表現にもなるかもしれないですが、見た目は普通の麗しき女性、ただ中身は私たちの言葉で「真っ黒」なお方で、Jazz~RareGroove系の造詣は深く、しっかりとした「音楽愛」をお持ちの方になります。

 特に、ここ最近は、長期にわたる活動が評価され、ある意味で保守的な日本のJazzシーンにおいて、「DJ」という立場で胸を張って参加しており、大変頼もしいですね・・・
 その過程において、日本のJazz界の重鎮の先生方に「自分のJAZZ」というものを提案し、それを納得させるだけの知識とセンス、そして愛が評価されての活躍です・・・業界内での信頼度は、今となっては相当なものかと思います。

 また、「女性」という立場も生かした活動もされており、それこそ「女子ジャズ」というジャンル(考え方?)を、DJの視点から支えているのも頼もしいな~と思います。
 う~ん、「女子ジャズ=もっとカジュアルに、オシャレに音楽を楽しもう」ということだと思いますが、大塚さんのDJを通して、ジャズが好きになった女性ファンもおられるかもしれないですね?

 なお、大塚さんは、現在はご結婚され、昨年にはお嬢さんをご出産されるなど、公私にわたって幸せな日々を過ごされているそうです・・・ママDJという立場も頼もしいです!


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 そんな、大塚さん、今はメジャーでの作品発表が中心になっておられますが、結構な数のミックス作品を出しておられ、私自身、一時期はかなり好きで買っておりました。

 代表作となる「New Peace」シリーズを2000年代中期ぐらいからリリースをしはじめ、2010年には日本屈指のJazzレーベルである「Trio(トリオ)」のミックス作品をオフィシャルでリリースするなど、腕も人気も確かな部分があるかと思います。

 そして、今回紹介する作品は、大塚さんの作品の中ではレアな部類になります。

 2010年4月にディスクユニオンお茶の水CMSで限定80枚でリリースされた作品になります・・・どういうわけか、お茶の水(その後、移転した下北沢)とは仲が良く、ボチボチと限定100レベルの作品をリリースしてて、ファンがこぞって買っていました。

 また、作品自体もちょっと「特色」がある作品になります。

 どうやら、2007年にファッション誌「流行通信」(現在休刊)の誌面企画で、コーヒーと合うJAZZをお題に、大塚さんがお勧めの曲を紹介するという企画があり、その時の選んだ曲でDJミックスをしたのが、この作品になるようです。
 ただ、そのミックスは、本来は雑誌の掲載と連携して、ミックスをWeb上で公開する予定でしたが、諸事情で1日で削除されたそうで・・・ある意味で「幻の音源」だったのを、3年後に店舗限定でミックスCDにしたようです。


 そして、内容は・・・タイトルの「秋の夜長」、そして「コーヒーに合うJazz」という点を踏まえると、今の時期は間違えない作品になっております!

 以下で紹介をします~


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 まず、選曲的には、ほんと「秋の夜長」に合いそうな曲を多く選曲し、秋の夜の豊潤な時間を潤わせる素敵な選曲になっています。

 それも、大塚さんの「深い掘り」と、形にとらわれない「Jazz」で選曲しており、誰にも真似できない内容になっています。

 それこそ、1曲目からディープで、JazzmanからもReissueされてたゴスペルジャズ「Mary Lou Williams / It Ain't Necessarily So」から穏やかでありながら怪しくスタートし、様々なジャンルの「Jazz」を選曲しているのが印象的です。

 例えば、クラブを通過した者であれば直球な「Pharoah Sanders / Love Will Find a Way」のようなクラブジャズ、他のDJに先駆けて熱心にプレイをしてた和Jazzからは「市川秀雄 / Semtember Storm」、そして、実は大塚さんのバックボーンにあるHipHopと連呼しての「Madlib / Funky Blue Note」など、直球なJazzファンからすれば「意外(邪道?)」な選曲になるかと思います。

 ただ、トータルで聴くと・・・心を潤わせる「JAZZ」以外の何物でもない世界観があり、大塚さんのDJマジックがスパイスされた選曲とミックスになっています!

 特に素敵なのが、秋の夜長に合いそうな「リラックスした空気感」があることです。

 うん、秋の夜長・・・それは、人によって感じ方が違うかもしれませんが、私としては「穏やかな時間」がゆっくりと流れる時(とき)だと思います・・・
 そして、そのゆっくりと流れる時間を、聴いてる人がリラックスするために、音楽で後押ししてくれるような選曲とミックスがあり・・・つい、聴きこんでしまいます・・・
  
 なんでしょう、全ての人に通じるかどうか分かりませんが、定食屋さんの「やよい軒」の夜にBGMでかかってるJazzと同じ効果があるんですようね・・・

 凄い脱線をしますが、ここ最近、夜は仕事帰りに「やよい軒」で夕食をとることが多く、すごく気にいっています・・・

 店舗にもよりますが、割と落ち着いた空間で、暖かいご飯とお茶が出るのは心地よく・・・その心地よさを後押ししてくれるのが「やよい軒ジャズ」なんですよ・・・
 まあ、いわゆる有線のBGMなんですが、異様に「イイ」んですよ・・・Jazzでありがちなピアノトリオ系に偏らず、上手く方向性が散漫になりつつも、心地よい空気感があるのが秀逸で、暖かいご飯と相まって気持ちが緩み、仕事から解放された「自分の時間」を優しく包んでくれます・・・



 話を大塚さんの作品に戻すと・・・正に、秋の夜長に、豊潤な時間を、心を温めるコーヒーと共に過ごす中で、その「時間」を後押ししてくれる「音楽」があり、大変素敵です!

 陳腐な表現かもしれないですが、ソファーやベッドで聴いてたら、あまりの気持ちよさに寝落ちしちゃいそうな気持ちよさもあり・・・最高です!

 気になる方は、是非、探して聴いてみてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : 大塚広子 「Aki No Yonaga Jazz」
Genre : Jazz、RareGroove・・・
Release : 2010年4月
Lebel : key of Life+ No Number
Notice : ディスクユニオンお茶の水CMS限定 80枚




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<独り言>

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 ん、なんだ、このバナーは・・・??

 今週の独り言はコレにつきますね!!

 私のブログのトップバナーを作成頂き、長年にわたり、ブログに参加を頂いております「ソロバントン」さんから依頼があり、人気Webマガジン「Rockers Channnel」のソロバンさんの連載に、インタビューという形で参加をさせて頂きました!!

● 【集めたテープは3,000本】日本一のミックステープおたく! MIXTAPE TROOPERS インタビュー


 改めてソロバンさんのことを紹介すると、レゲエにめっぽう強いライター/デザイナーさんで、ここ最近は、今回の舞台であるロッカーズチャンネルでの連載を契機に、執筆仕事を頑張っておられ、あのミュージックマガジンに寄稿されるなど、しっかりと「レゲエのことが語れる」ライターさんになります。
 もう、ソロバンさん自身も「冗談か?」なんておっしゃられておりますが、今週初めには、日本レゲエ界のボスともいえるMighty Crownから依頼を受け、Migthy主催のトークショーに出演されるなど、大きな動きもされており、大変頼もしいです・・・

 そんな、ソロバンさんからの依頼ですから、二つ返事で受けさせて頂き、今回のインタビューになりました!

 内容的には、ソロバンさんなので、かなり深いレベルも理解して頂けるだろうと思ったので、ミックステープを知らない方も、そしてレゲエを知り尽くしたマスターな方にも納得いただけるような内容でお話しました・・・
 特に、姑息ではありますが、テープの集合写真においては、レゲエがかなり詳しい方でも腰抜かすレベルのレアテープを総動員させてしまいました・・・ソロバンさん経由でお伺いした話だと、ロッカーズのボスであるTuckerさんもツボって下さったそうで、安心しました(^0^)

 かなり、レゲエに詳しくない方でも喜んで頂ける、そんな面白いインタビューになったと思いますので、是非、お読みくださいね!!

 そして、ソロバンさん、貴重な機会を頂き、ありがとうございました!!


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 あと、今週は嬉しい出会いもありました!

 水曜日ですが、仕事帰りに先週のテープ祭りの舞台である下北ユニオンへ赴き、さりげなく平日放出されたテープを回収し、その足で向かったのは・・・話題の「井の頭線の高架下」です・・・

 この高架下では、現在、毎週水曜日の夜に「下北沢ナイトマーケット」というイベントが行われ、古着や本、そしてレコードなどのお店がフリーマーケット的に出店し、下北の夜を彩っています。
 私自身、初めてお伺いしましたが、下北らしい解放感と、綺麗な電飾が素敵で、結構にぎわっていました!

 んで、ここには、毎週、レコード馬鹿ならご用達な「Coconuts Disc 代々木店」が出展されており、店主のSir Y.O.K.O.さんともお会いでき、色々と情報交換をしました・・・
 
 その際、ヨコさんのお知り合いで、あの「Kuma The Sureshot」さんを紹介頂き、なんと、つい最近リリースしたばかりのミックス作品「64SOURCES, and ASSAGIN」のサンプル版を頂いてしまいました!

● Kuma The Sureshotさんについて(Frank インタビュー)


 耳の早い方なら、既に買われた方も多いかと思いますが、いわゆる「日本語ラップのネタ曲ミックス」であるのですが、完成度の高さが半端なく、かなり話題の一枚です!
 私自身、ユニオンの店頭でヘビープレイされているのを聴いて、買おうかな~と思ってた矢先だったので、嬉しいプレゼントに大変恐縮です!!

 そして、早速聴かせて頂きましたが・・・内容は間違えなく、かなり素敵です!

 ニヤッとするネタ曲を入れつつも、しっかりとDJミックスが意識されており、特に後半に向かってテンションを上げていく感じが素敵です・・・
 特にネタフレーズの部分は激しく反応しますが、全体的に「そのネタ曲の良さ」を意識してるところも素敵で、HACネタの「Alphonse Mouzon / Next Time We Love」あたりは、曲の良さを理解してのプレイで最高ですね!

 Kumaさん、是非是非、これからもフィジカルで面白い作品を作ってくださいね!!

 そして、限定プレスなので、気になる方はお早めに!!





 ではでは、7周年記念の作業をしないといけないので、今日は早めに更新です・・・未だに終わりが見えず、多分、11月の公開になりそうです(^^;)
 では、また来週!




 
Kid Capri 「Old School Vol.3」
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 いや~、暦通りの3連休を頂け、羽を伸ばしておりましたが・・・結果的に「レコ屋三昧」で疲れてしまいました(^^;)

 詳細は下の独り言で書きますが、昨日もDiscoの12inchので欲しいのがあり、勢いで2日連続でセールに並んでしまったぐらい、レコ屋三昧な連休です・・・ちなみに、両日とも整理券は1番です(^^;)
 まあ、言い訳ですが、最近、仕事を頑張ってるので、ささやかなご褒美にしておきましょう・・・うん、そうしよう(^^;)

 そんなわけで、今回は「独り言」と若干関係する作品の紹介です~


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 今回は「ミックステープの父」であるKid Capri(キッド・カプリ)の超重要作品「Old School」の第3弾を紹介します!

 まず、カプリについては、好きすぎて、いつも言葉が過剰になってしまいますので、カプリの詳細については以下の記事でご確認ください。

 ● Kid Capri 「Old School Vol.1」
 

 んで、今回の作品紹介をする前の背景紹介では、今回の作品のリリース元である「Tape Kingz」の素晴らしさ・カッコよさについて改めて紹介したいと思います!

 まず、Tape Kingzですが、これはNYにあったミックステープ専門レーベルで、このレーベルがあったからこそ、NYを飛び越え、世界中で「ミックステープ」が広まったと思います。

 それこそ、カプリをはじめ、Biz Markie、Mister Cee、Funkmaster Flex、Enuff、S&S、Evil DなどNYの有名HipHop系DJの作品を多くリリースしたことで、NYの「HipHop」を伝え続けた点は大変大きいと思います。
 それは、HipHopがストリートで絶えず新しい動きがある音楽なので、その「ストリート」の視点で情報や音楽を発信できる媒体として「ミックステープ」がまずあり、そして、Tape Kingzはその点を理解した上で業界の中心役として動き、結果的にHipHopやミックステープの面白さを伝えた功績は大変大きいです!
 
 その中で、この「黒白ジャケット」のカッコよさは重要で、これがあったから広まった、とも言えます!

 まず、このジャケを理解するうえでは、NYの「ミックステープ」の事情を理解する必要があります・・・
 
 NYでのミックステープは、作品と言うよりも「消費物」という前提がありました・・・

 つまり、作品を聴きこむと言うよりも、ラジオのDJミックスショーのように「新しい情報を聴くため」や「日常的になんとなく聴くため」の要素が強く、買う側も作る側も「作品」という意識がなく、流通していました。
 そのため、基本的に値段は高くなく、テープ自体も言葉を選ばなければ「安上がり」にしており、このジャケのような一色刷りの簡素な仕様になっていました・・・それこそ、ジャケがないテープや、テープが手刷りのも多く、日本人からすると「雑」なテープが大変多いですね(^^;)

 ただ、その安上がりに作らざるを得ない状況の中、一発で「Tape Kingz」と分かるデザインが秀逸ですね・・・

 うん、HipHopのラフさを表現しながらも、ブレがない趣向もあり、とにかく「カッコいい」ですね・・・なんでしょう「シンプル・イズ・ベスト」でありながら、HipHopのファンクネスとクールさを感じるデザインなんですよね・・・
 このデザイン自体は、90年代中ごろ90年代末位までは利用してて、その後は、HipHopの一般化(メジャー化)に伴い、色を使い、派手なジャケも増えましたが、こういった「カッコよさ」があったから、興味のない人でもテープを手に取らせる「魅力」があり、結果的に全世界で「HipHop」なり「ミックステープ」を広めることに一役をかったと思います!


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 では、ジャケのカッコよさも踏まえて、今回の作品を紹介しましょう!

 カプリの名物シリーズ「Old School」の第3段になりますが、カプリファンからすると「意外」な作品かもしれません。

 それは、「Old School」というと、クラシックなR&BやSoulを、カプリ流にプレイして、結果的に「HipHop」にしてしまう点が最強なシリーズですが・・・この第3弾では、プレイはカプリ流ですが、プレイする曲は「Hip HopのOld School」をプレイします・・・

 うん、ファンからすると「Old Scool=ベタな歌モノ」というイメージが強い、いや、カプリに影響されすぎて、そういったベタな歌モノの魅力にヤラれてるので、この「Hip HopのOld School」の選曲は、むしろ「なぜ?」と思わざるを得ません・・・
 そのため、カプリの「Old Scool」を指すと、おのずと「1」と「2」を挙げる方が多く、この「3」は忘れられている傾向にあります・・・それだけ、1と2が強力すぎるのもありますね(^^;)

 ただ、そこは「ミックステープの父」ですから、この3も「カプリ節」満載で、ヤラれます!!

 まず、選曲面ですが、先ほども触れた「Hip HopのOld School」を中心とした選曲で、グッときます!
 
 選曲的には、ド直球のOld Schoolを外し、割と渋いラインの曲が多いかな~と思います・・・
 それこそ、Old Schoolど直球なSugarhillからであればRapper's DelightやThat's The Jointではなく、「Sugarhill Gang / 8th Wonder」「Grandmaster Flash & Furious 5 / The Message」などを選曲しています。
 全体的には、79年~81年ぐらいのFunkyで明るいOld Schoolはあまりなく、85年ぐらいまでのロービートな感じのOld Schoolを中心にしてて、渋いっすね・・・それこそThe Messageのような感じで、クラブで鳴らすとブンブン鳴りまくってるようなOld Schoolが中心ですね・・・

 また、Old Schoolというと、レア盤見本市的な方向性もありますが、その辺は特になく、しいて言うと「Disco Dave and the Force og the Five MCS / High Power Rap」ぐらいかな・・・
 あと、意外な選曲もそんなにはなく、ちょっと毛色の違う曲であれば、「World Famous Supream Team / Hey DJ」ぐらいでしょうか・・・

 選曲面に関してはこんな感じで、なんか「凄く良い」という感じがしない書きぶりですね・・・
 私も、そんなに凄い選曲ではないことは理解していますが、ある「ポイント」に気付き、一気に好きになりました!

 それは、録音されている「Low」の音が異常に太いことです!

 いや~、ショックウェーブのLow強調機能をマックスにすると分かるのですが、テープに録音している時点でLowの音を太くなっており、ショックウェーブで聴くと耳が痛くなるぐらいです(^^;)
 なぜ、Lowを太くしているのかは分からないですが、きっとLow(HipHopで言えばキック)で引っ張る曲を中心に選曲してるので、気付いたら太くしちゃったんでしょうね・・・こういった「天然さ」はカプリならではで、これで好きになりました!

 また、他の部分でもカプリ節がチョコチョコあり、ファンにはヤラれます!

 正直に書くと、1と2ではマイクイン豪快な2枚使いでフルスイングしていますが、今回の3はそんなにはしていません・・・ただ、要所要所でカッコいいマイクインを入れてきてて、グッときます!

 あと、どちらかと言うと「裏・カプリ節」な部分として、プレイ中の針飛びボツボツするレコードのプレイも健在です・・・実はあんまりミスはしていないので、この点は結構分かりづらいのですが、針飛びやボツボツレコードを発見した時は、なぜか嬉しくなってしまいました(^^;)
 そして、これはカプリと言うよりもTape Kingzの豪快さになりますが、やっぱりトラックリストが微妙に適当で、High Power Rapは記載なしですね・・・いや~、豪快で素敵です(^^;)



 そんなわけで、カプリらしい豪快さは他の作品に比べるとおとなしいですが、カプリファンなら好きにならずにいられない一本です!

 ジャケの話にも戻りますが、シンプルなデザインの中に、カプリのような「まっ黒」で「ファンキー」な音楽が詰まっている点がTape Kingzの魅力になるので、その辺をこのテープは象徴しているかもしれませんね~

 なので、カプリを含め、Tape Kingzの作品は、カッコいい黒白ジャケに包まれた「テープ版」で聴くことをお勧めします!
 ここ最近、中古では少し値段が付いてて、かつ人気があるので、なかなか買うのは大変かもしれませんが、気になる方は探して聴いてみてくださいね~





<Release Date>
Artists / Title : Kid Capri 「Old School Vol.3」
Genre : Old School Hip Hop・・・
Release : 1990年代前半(93年ごろ?)
Lebel : Tape Kingz No Number





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<独り言>

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 さー、今回の報告は楽しみにされている方も多いでしょうか? 今回の更新では独り言の方がメインになるかな??

 先週の更新でも紹介しましたが、10月8日(土)は「Cassette Store Day」というイベントが開かれ、趣旨に賛同した各レコード店がカセットテープに関する企画やセールを行い、テープ馬鹿としては「お祭り」になりました!
 
● Cassette Store Day 公式サイト


 このイベントは、分かりやすく紹介すれば、もはや日本では定着した「Record Store Day」のテープ版になり、日本では今年からオフィシャルイベントとしてスタートしました。
 まあ、初回なことと、テープというレコード以上にニッチな存在でどうやって盛り上げるかが明確ではないので、凄い盛り上がったイベントではありませんが、個人的にはかなり楽しみにしていましたよ!

 んで、私のCSDの初陣は、写真の整理券から始まりました・・・はい、先週も報告したディスクユニオン下北沢CMSが開催した「テープセール」に参戦してきましたよ!!

 はっきり言って、HMVなんかもテープは頑張っていますが、日本でテープを引っ張っていたのは「ユニオン」であることは間違えなく、その中でN村さんの存在はメチャクチャ大きいですね・・・
 まあ、商材的にはミックステープはグレーな部分(著●権ね)があるので大きな声でアピールできないのが辛いところですが、今回もかなりゴツい仕込みがあり、かなり前からスケジュールをしっかりと開けて、楽しみにしていました(^0^)

 んで、当日は8時30分ごろに到着・・・毎度の1番を取りつつ、今日も誰もいないな~と思ったら、すぐに人が集まり、待ち始めてすぐの時点で3名並んだ状況です・・・んっ、これは何かありそうだ・・・
 どうやら、私の並んだ前例があり、テープセール=並ぶのが早いと思い、私よりも早く来てた方もいたみたいですが、恥ずかしくって(?)並んでなかったみたいです・・・これには恐縮してしまいました(^^;)

 その後、2番目の方とズーッとお話をして待機をしてましたが、あれよあれよで普段以上に人が集まります・・・なんと、整理券を配った10時30分ごろでは、約10名が並びました!
 
 普段、テープセールでお会いする方も集まりつつ、知らない方もチラホラで、テープセールとしては異常事態です・・・

 今回、こんなに人が集まった理由は明白で、このセールに合わせて販売する限定商品「DJ Koco / Fat Tape」が欲しくて並んだ方が多かったようです!

 このKocoさんのテープは100本限定の商品になり、先週ぐらいに予約を開始したら、なんと1日で予約が埋まったという異常事態があり、当日も少し出します的なアナウンスがあったので、予約できなかった方が大挙して集まったようです・・・
 もー、ある程度ユニオンで買っている方だと、100本程度で予約が速攻で埋まるのは異常ですよね・・・それも、2番目のお方は、お仕事の都合もありつつも、なんと大阪から夜行バスでKocoさんのテープ欲しさに来られた(!)そうで、皆さん、Kocoさんのテープをゲットするのに必死な様相です・・・

 う~ん、やっぱりKocoさんって凄いですね・・・ここまで人を集めるんだから凄いです!!


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 んで、 11時30分、開戦です・・・

 今回は、ちょっと特殊な開戦で、Kocoさんの当日分のテープが欲しい方だけは順番にレジで会計を済ませる方式になり、中古テープセールの方は、それが終わったら掘れるみたいな感じになりました。
 私自身はしっかりと予約をしていたので、開戦後、真っ先に餌箱に行けて、その後の方々はKocoさん狙いなので、実質的に私しか餌箱に辿りつけない状況です・・・これは、皆さんには申し訳ないですが、死ぬほどラッキーでした・・・

 そんなわけで、速攻で欲しいのを回収・・・その後、写真のように小さな箱に人が群がる鉄火場の状況で、色々とチェックをし、約30本の釣果でした!!

 釣果の話は、下で書きますが、まずは「テープのセールにこんなに人が集まった」ことが素直に嬉しいです!!

 テープを掘り始めて13年、そして、テープの魅力を伝える為にブログを初めて7年・・・MUROさんのお言葉をお借りすれば「こんなシーンを待ってたぜ!」と心の中で叫びながら、掘っていました!!
 大阪の方も、Kocoさんのテープを無事にゲットでき、それ以外にも色々とテープを買われていたようです・・・こうやって、テープが好きな人が増えていくのは大変良いことですね(^0^)


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 んで、ここからは、私が「Mixtape Troopers」であるが故の「行動」をご紹介しますね(^^;)

 下北を後にして、渋谷を軽くチェックした後、向かった先は「千葉県の柏」です・・・柏のユニオンでもテープセールを行うということで、渋谷から電車に揺られて行ってきました!

 考えてみれば、今年の2月にも渋谷→柏の移動をしましたが、結構な距離と言うか・・・こういうことをする人は普通はいませんね(^^;)
 ただ、結構欲しいテープが出るのが分かったので、行っちゃいました・・・まあ、テープ祭りだから仕方がないです(^^;)

 そして、柏で無事にゲットをした後は・・・またの長距離移動で「埼玉県の北浦和」へ向かいました・・・

 はい、今度は北浦和のユニオンでもテープセールがあるとのことで、柏からの北浦和への大移動です・・・もう、ここまで来ると「馬鹿」以外の何物でもないですね(^^;)
 北浦和に着いたのは、もう夕方で、だいぶ掘りつくされている感がありましたが、ドマイナーなテープを中心に無事にゲットです・・・やっぱり無理して行った甲斐がありました(^0^)

 柏も北浦和も、以前からテープの出品を凄い頑張っており、大変頼りにしています・・・

 私としては、地方のお店が頑張ってくれることは大変嬉しいんですよね・・・それは、音楽が都心の大きな街だけで動いているのではなく、独自の視点を持って小さな街でも動いて、音楽を活性化させているので嬉しいです!

 これからも、期待しておりますよ!!


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 ではでは、結果報告です!

 今回は、下北、柏、北浦和、そして日曜は新宿でもゲットをし、合計46本の釣果です(^0^)

 もー、基本的にこれだけ本数が買えることは「嬉しい」の一言で、Cassette Store Dayの非公式アンバサダー(笑)としての面目も保てたかな~と思います(^0^)

 買えたテープについても少し紹介をしましょうね・・・

 まずは、皆さんが下北で欲しがってたKocoさんのテープです・・・写真のブツですが、久しぶりのテープでのリリースとあって、なんと「Tape Kingz」スタイルでのジャケになり、その時点で購入決定ですよね!
 今回のカプリの紹介も、このKocoさんの件があったので、Tape Kingzのジャケの魅力で押してみました・・・Kocoさんのテープ、まだそこまで聴けてないですが、Tape Kingzのジャケをまとっただけあって、独特な黒さがあって素敵です!

 なお、今回の下北では、Tape Kingz系が結構出てて、私も探してたオールスターモノは無事にゲットです・・・他の方もカプリなどの「テープで聴くべき作品」を買われてた方が多かったので、これも嬉しいですね(^0^)


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 そして、下北だと、上の2枚の写真に収められたブツもトップで欲しかったテープで、無事に買えて良かったです!

 写真上は、大好きな「DJ Drez」さんの作品で、全然発見できなかった作品が出るとあって真っ先に探してしまいました! 

 Drezさんのテープは、国内プレスでありながら、全然出てこないので集めるのが大変です・・・特に、今回の出品で出たレゲエ~ダブが入ってる感じのだと、殆ど見かけることも無い状況です。
 今回の出品においては、割とダブよりなレゲエも多く出てて、かつ、出てるテープのセンスが良いので、この辺のDrezさんのも出たのかな~と思います・・・レゲエ系も結構面白いのが抜けましたね(^0^)

 んで、このセールの目玉品は、下の写真の緑のテープかな・・・これは欲しかった人が他にもいたかもしれませんね!

 これは、渋谷にあった「Tribe」というレコード屋さんのノベルティー(開店記念??)で、なんと、あの「故・Nujabes」さんがコンパイル(DJミックスはしていない)したテープになります!
 お店は、Manhattanの裏にあるビルの3Fにあり、4FにはGuinness Recordsさんがありました・・・両方のお店ともNujabesさんがオーナーをしてたので、ファンの方ならご存知かと思います。

 Tribeに関しては、私自身、そんなにはお買い物をしてないですが、Nujabesさんらしいシックで落ち着いた店内に、JBLの大きなスピーカーが置かれ・・・なんでしょう、渋谷でありながら、落ち着いた空気があるレコード屋さんで、結構好きなお店でした。
 
 今回のテープは、恐らく、Nujabesさんがお好きなJazzの曲で、お店の雰囲気を表したような作品になり、DJミックスはしてないものの、さながらLoftスタイルな作品になり、大変素晴らしい内容になっています!


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 そして、柏と北浦和のゲット品も紹介しますね~

 柏のゲット品は上の写真で、左の「Tatsuki / Batch 振降」で、DJ Bakuさんのレーベル「Dis-Defense Disc」の作品ですね・・・以前のセールで買いそびれて悔しい思いをしたブツだったので、やっと買えて安心しました(^^;)
 柏は、割とスクラッチ~ノイズ寄りの出品で、その流れでコレが出たんだと思います・・・その流れで右のDJ Shinさんのテープもあり、なぜかコピー版しか持ってなかったので、ちゃんと正規が買えて嬉しいです!

 んで、下は北浦和の戦利品で、左のテープがヤラれました・・・新潟のDJ Yoshiiさんのテープで、全部集めたつもりでしたが、まだあったとは・・・
 それも、お店側が値付が面倒なので特価品になっていました・・・今回の北浦和では、特価品が熱く、ドマイナーな手刷りテープが残ってて、その辺は凄く美味しかったです!

 あと、その辺のドマイナーでいくと、右のRIGOという方のテープも熱いですね・・・この方のVol.2はズーッと持ってて、1はあるんだろうかと思ってたら、北浦和の写真で小さくこのテープが掲載されてたので、これが1だろうと思っていたテープです。
 流石にこの辺のテープは誰も買う人がいなかったようですね・・・北浦和は結構抜かれてて、お店についてヒヤっとしましたが、無事に残ってて、そしてこれが1だと言うことが分かり、安心しました・・・


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 と言う訳で、土曜日の掘りはこんな感じでした!

 恐らく、昨日の私は、日本で一番、いや世界で一番「Cassette Store Day」を楽しんでいた人ですね(^^;)

 今回は、下北ユニオンのN村さん、大阪のIさん(面白い話が聴けて嬉しかったです!)、否さん、お店でお会いした皆さま・・・そして、この日を楽しんだ全ての皆さまに感謝をいたします!

 このイベントが来年はどうなるかは分かりませんが、是非続けてほしいです・・・これからもテープファンを増やすべく、頑張りましょう!!
 



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【おまけ】 Cassette Store Day 各店の様子

①HMV 渋谷店 
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※スペルが間違ってるのはご愛敬ですね(笑) 後に、店員さんも気づき、必死に直してました!
※あと、写真を撮るのを忘れてましたが、Quietstormさん所蔵のWalkman放出も熱かったです!

②HMV新宿店
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②Manhattan Records(渋谷)
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※ソニスポのラジカセ放出! もうちょっと安かったら買ったのにな~

③Disk Union 柏店
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④Disk Union 北浦和店
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⑤Disk Union 新宿中古センター
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※東南アジア~中東系テープの放出

⑥Disk Union 池袋店
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※テレサ・テンのテープ放出。ヤフオクだと、結構動いてますよね~







Masahiko Uchikawa 「Sound of Urban Lounge - Roots」
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 引き続き、7周年企画に向けて作業中なので、サックリと紹介出来る作品で紹介です・・・
 不思議なもので、これだったら簡単に紹介出来るだろう!と思って聴いてたら、結構ハマってしまうことが多いようで、この作品も今週は聴きこんでしまいました!

 ただ、記事を書き始めて気付きましたが、実は2週連続で「DJ Kayaさん関係の作品」でしたね・・・作品選びをあまり考えていない証拠です(^^;)


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 今回は、久しぶりの紹介ですが、日本のHouse/Dance Music系の大御所DJ/Producerである「Masahiko Uchikawa(内川マサヒコ)」さんの作品を紹介します!

 内川さんは、DJ歴30年オーバーの超ベテランで、今現在だと「Deep House」系の方として知られているかもしれませんね・・・詳細は以前紹介した記事(Sound of Urban Lounge - Disco To Go !)をご参照ください。

 ただ、内川さんは、90年代は割と「レアグルーブ」系のDJとして知られており、ある時期は「Rare Groove Master(レアグルーブ・マスター)」と呼ばれるほど、レアグルが強かったお方になります。

 今の立ち位置から考えてみると、内川さん自身は「良い音楽は何でもプレイする」方だと思うので、90年代はたまたまレアグル系を中心にプレイをしていたのかな~と思いますが、レアグル系のDJの中ではかなり有名だったと思います。
 まあ、時代的にも90年代後半は日本でもクラブやDJが一般化していった流れの中で、Club Jazz~Rare Groove系の流れが強かった部分もあり、その需要に応えていたから・・・でしょうか??

 そして、その「Rare Groove Master」としての内川さんの実力が分かるのは・・・他ならず、今回紹介する「ミックステープ」になるかと思います!

 テープ自体は、90年代末ごろからリリースをしていたようで、今回紹介するシリーズ「Sound of Urban Lounge」は、正にレアグルDJとしての力量が楽しめる作品になっています。

 シリーズ自体は確認できている範囲で、本シリーズが4本、その別枠でDiscoモノが2本と、結果として数は多くはないですが、内容は間違えなく、どのテープもかなり最高です・・・
 それこそ、この作品が沖縄のDJ Kayaさんのレーベル「OH!TAPEJOINT」からリリースしており、テープ馬鹿としては、その時点で「レベルが高い」のが分かっちゃいます・・・それは、Kayaさんのお眼鏡にかかったDJでないとミックス作品をリリースしなかった経緯があると思うからです・・・

 ではでは、個人的には直球で「レアグル万歳!」な内容になっている、この作品で紹介をしたいと思います!


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 この作品は「Roots」と銘打ち、かなりレアグルーブの「基礎=ルーツ」をイメージした作品になっており、結果的に誰でも楽しめる内容になっているかと思います。
 
 作品自体はA→Bのワンミックスになっており、合計90分のDJミックスになっていますが、様々なジャンルの旧譜音楽をプレイしつつ、しっかりとグルーブだったり、ミックスの流れが計算された作品になり、まさに「Rare Groove」な作品になるとかと思います。

 まず、選曲面ですが・・・もー、敵いませんね(^^;)

 トラックリストが無い作品だったので、自分で調べた限りだと、いわゆる「Rare Groove」の範疇とされるSoulやFunk、Jazz Funk、AOR、Disco、そしてReggaeなど、芯が通った音楽を中心に選曲をし、最高です!

 私の意地で、自分の手持ちレコだけで紹介をしますが、それこそ「Pleasure / Joyous」といった定番から、45オンリーな「Sisters lLve / Give Me Your Love」のようなDeepな曲まで選曲し、選曲のレベルの高さにグッときます!

 う~ん、本当は自分の手持ちレコだけで紹介しない方が明確に選曲の良さが分かるんですよね・・・それこそ「The Beginning Of The End / Superwoman」とか「Migthy Riders / Evil Vibrations」などの絶対に盛り上がる曲を選曲しつつ、コアな曲も多くプレイしつつ・・・結果として「内川さんのグルーブ」に落とし込んでいる選曲が素晴らしいです!

 特に、この点で感じるのが「選曲の丁寧さ」で、内川さんのDJミックスの上手さにもつながりますが、前後の曲のメロディーやグルーブ、曲の相性などを考慮して、DJミックスが聴きやすい内容にしているのが上手いな~と思います。
 それこそ、「Sisters Love / Give Me Your Love」であれば、前の曲は、この曲の作者ともいえるCurtis Mayfieldの曲(Freddie's Dead)を選曲してて、ストリングスだったり、曲のグルーブで上手く繋いでいます・・・なんでしょう、曲のBPMだけでなく、BPMのように計測できない「その音楽のグルーブ」を読み取って選曲とDJミックスをしている辺りは熟練の技としか言いようが無いですね!

 そして、全体的なミックスの流れもイイですね・・・

 全体的にはミッド程度のグルーブを維持しつつ、様々なジャンルの曲を気持ちよく聴かせ、しっかりとストーリー性が保たれているのが秀逸で・・・聴いているうちに何度も聴きたくなる、そんなストーリー性があるかと思います。

 実際のミックスでは割と気持ちよく聴かせることを軸にしているので、スムースなDJミックスで曲を繋いでいく印象が強いですが、流れの中では聴いている側が「ハッ」と驚くような選曲・ミックスも行います・・・

 割とその部分がスパイスにもなってて、カットインでアタリが強い曲をガツっと入れたりすることにより、ミックス全体のストーリ性の印象を強め、結果的にストーリー性に深みを与え、全体的に奥行きもある流れに仕上げているのが素敵です。
 この辺は、現場のプレイが長けている証拠かと思います・・・それこそ、気持ちよい流れで演出することでBARやフロアーにいるお客さんを和ませつつ、頃合いをみてアタリの強い曲をブっ込みでプレイすることで一気に盛り上げる感じがあるんですよね・・・何も知らずに聴いてると「おわっ」となる選曲やプレイが多く、結構ヤラれましたよ(^0^)



 割とサックリと紹介をしましたが、今週はこのテープに癒されました!

 やっぱり、レアグルが上手い人の選曲は、聴いてて安心が出来ますね・・・リラックスしながら聴けたのと同時に、プレイしてる曲が欲しくなる病(やまい)も発生したので、間違いなしの作品です!

 う~ん、やっぱり、作品を聴いて「あの曲のレコが欲しい」と思わせることは、作品として「最高!」な証拠ですね・・・今回も頑張って探します~

 



<Release Date>
Artists / Title : Masahiko Uchikawa 「Sound of Urban Lounge - Roots」
Genre : Soul、Funk、Jazz Funk、AOR、Disco、Reggae・・・
Release : 2002年4月
Lebel : Oh! Tape Joint No Number

Notice : 作品のリリース順について
 私の中では、この作品が「Sound of Urban Lounge」シリーズの第1作目かと思っていたら、Kayaさんのサイトでは「第5作目」に相当しています・・・う~ん、第1作目があるのかな?謎だな~


Notice : ミニコラム テープに貼ってある値札について

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 え~、ブログを読んでいる方の中では、中古で過去のレコードを買っている方が少なくはないかと思います・・・テープになると少ないでしょうが、アナログに共通する話を少しだけしますね~

 今回のテープ、ある時期に都内のユニオンで中古で購入したのですが、買った時点で、写真の値札が付いていました・・・この値札は浜松にある有名レコード店「Soul Clap」さんの値札です!

 Soul Clapさんは、SoulやFunk、RareGrooveといった「黒い音楽」の名門ともいえるレコード屋さんで、お好きな方やお世話になった方は大変多いかと思います。

 店主の柴田さんの人柄も良く、柴田さんの素敵な日常や買い付け模様がが拝める「ツイッター」は人気が高く、私も楽しみにしています・・・もう、ビールが麦茶代わりになっているのがラージですね(^0^)
 なお、私自身は、機会が無く、一度もお伺いしたことはないのですが、機会があれば絶対に行きたいレコード屋さんです・・・静岡はあんまり仕事で縁が無いんですよね~(^^;)
 
 んで、そんな「Soul Clap」さんの値札が、このテープに貼られてた訳ですが・・・つまるところ、一番最初にSoul Clapさんの店頭にテープが並べられ、それを買った方が、何かのタイミングでユニオンに売ったことになります・・・

 そう、こういう値札が貼ってあるテープやレコードを見てると、つくづく「良い音楽は旅をする」ことに気付かされます!

 特に、この作品に「Soul Clap」さんの値札が貼ってあるのがグレイトです・・・

 それは、この作品が「Soul Clap」さんに認められたことを意味する訳ですからね・・・私自身、記憶だと、ユニオンで買った際、この値札を見て「間違えない」と思ったぐらいです(^0^)

 人によっては、中古品にこういう「昔の値札」がついてるのを嫌がるかもしれませんね・・・それこそ、美品を求める人ほど、こういったモノが「落書き」に相当し、マイナス評価をする人もいるかもしれません。
 また、今回のテープのように、ジャケットの大部分を覆ってしまうと、元のジャケットが見えなくなるので剥がしてしまうかもしれません・・・私自身、普段は面倒なのでつけっぱなしですが、ブログに掲載する際に、写真映えを考えて、値札を剥がすこともあります。
 
 ただ、こういった「色気のある値札」は、私としては「旅をしてきた痕跡」として嬉しく、剥がせません・・・うん、もはや「ジャケの一部」になってますから!!

 なんか、まとまりませんでしたが、こういった「値札」も楽しめるようになると、テープ馬鹿として成長した証になりますかね・・・皆さんも、よろしかったら、こういう視点でもテープを楽しんでくださいね~





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<独り言>

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 今週の独り言は「これ」しかないですね!

 2年前に、渋谷のDMRの跡地にアナログレコードの専門店として新規店を出店した「HMV」が、なんと10月1日に2号店を新宿に出店し、昨日、オープンのタイミングでお邪魔してきました!

 まず、HMVですが・・・渋谷に行けば「一応」覗いています・・

 まことに申し訳ないですが、オープンの時は勢いがあるな~と思いましたが、その後は、だいぶオブラートに包んだ表現では「微妙」な状況が続き、レコ屋として大丈夫なんだろうか・・・と思いながら、渋谷に行けば覗いています。
 その「微妙」は、どうしても都内だとユニオンがあるので、よいレコードはユニオンに流れてしまい、品揃えがアレだったり・・・気付いたら、良く分からないアイドルちゃん達のレコ発イベント会場になってたり・・・やっぱり「微妙」です(^^;)

 ただ、レコ掘りの鉄則で「とにかく足を運ばないと出会いがない」ことを踏まえると、用事が無くてもお店をチェックすることは大切で、なんらかんらでHMVも行き、ユニオンほど買い物はしてないですが、それはそれで良いお買い物をさせて頂いております!

 特に、私の好物なDiscoの12inchはたまにボム品を出してくれたり、値段もユニオンより安い場合もあるので嬉しいし、これまた好物なテープも、テープアルバムの出品を結構頑張ってて嬉しいです・・・
 また、店員さんも、最初の頃は微妙でしたが、ここ最近は対応がしっかりした方も多く、ユニオンのロッ●系の店員さん(たまにムカつくのがいますよね・笑)よりも安心が出来ますかね・・・特に渋谷の2Fは、DJでもある長谷川賢司さんがおられるのが大きく、これでお客さんが「店員さん」に付くようになると、もっと良くなるでしょうね~


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 そんなわけで、日中は、たまたま土曜仕事でしたが、仕事帰りにサラッと覗いて来ましたよ!

 まず、今回の出店場所ですが、新宿の待ち合わせで有名な「新宿ALTA」の6Fになり、またHMVらしい「ビックリする場所」に出店をしました!
 
 ALTAというと、一般の方は「いいとも」だったり、女性向けのファッションビルと思いますよね・・・今回も、かなりビックリする場所にオープンし、レコ馬鹿周りでもだいぶ話題になっていました。
 特に、年長なレコード馬鹿としては、あの倒産した「Cisco」がアルタに店舗があったことを思い出し、盛り上がりました・・・私自身、アルタのシスコは結構好きで、場所柄、歌舞伎町ライクなアッパーなレコがあったり、渋谷で売れちゃったのが残ってたり、結構好きでしたね~

 そんなアルタに、シスコが無くなって以来ぶり(!)に訪れ、HMVのある6Fに直行しました・・・

 お店はワンフロアーで、渋谷のように木目調を取り入れた明るい店舗になり、渋谷でも活用している黒板でオシャレにポップを書いてたりし、渋谷と同じような路線を攻めています。
 そのため、Rock、Jazz、和物は当然強めな感じですが、意外とSoulが大きく、レコードの在庫量は結構ありますね・・・

 んで、私も何となく、掘り始めたら、探してたレコードが安価でチラホラありニンマリです・・・時間の都合上、全部のストックは見れませんでしたが、チラホラ抜いただけでも抜けたので、オール新着品の力(?)を感じました(^^;)

 また、店員さんも意欲がある感じで、これからに期待ですね・・・1名、某DUでお見かけしてた親切な方がおられたので、頑張ってほしいですね~


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 まあ、評価的には「これからも頑張れ!」になりますが、個人的には、是非頑張って欲しいです・・・

 変に「AKB 5枚まで」みたいなことはしないでも、ちゃんと良いレコードを仕入れたり、企画して売ってくれれば、買う側はしっかりと「買う」ので、是非、頑張ってくださいね!!

 なお、ラストショットは、新宿店でも展開している「カセットテープ」です・・・結構な量があるのですが、なんか陳列が中目黒のワルツさんを真似しすぎてて、ちょっと苦笑してしまいました(^0^)

 んで、なぜ最後にテープかというと・・・来週は「お祭り」だからです!!

 来週の10月8日(土)は「Cassette Store Day」というイベントが開催されるからです!!

 ● Cassette Store Day 公式ホームページ


 このイベントは、もう定番化している「Record Store Day」のテープ版みたいなイベントで、2013年にイギリスで開始され、日本でも数年前から地味に開催をしていましたが、今年から少し大きく展開されるようで、テープ馬鹿としては嬉しい限りです・・・
 
 まあ、10何年前からテープを掘り続けている立場からすると「今更かよ」と言いたい部分もありますが、こういった催しを機会に、テープに興味を持ってくれる人が増えればイイな~と思いますので、大歓迎です(^0^)

 今年については、RSD並の展開はありませんが、都内だとユニオンやHMVが結構頑張ってて、中古セールを開催したり、新商品の発売だったりがあります・・・

 個人的には「中古セール」が当然狙いになるので、久しぶりに忙しい一日になりそうです・・・恥ずかしい話ですが、だいぶ動くことが分かってたの、来週の土曜日だけはしっかりと「休み」を押えました(^^;)
 
 特に、我らのN村さん擁する「ディスクユニオン下北沢CMS店」がボムですね・・・

 なんと、DJ Kocoさんのテープ新作を限定販売(早々に予約終了とは!)するほかに、ゴツイテープセールが開催されるとあってお祭りです・・・
 やっと事前情報も出始めましたが、今回も「攻めモード」で行くことになりましたので、皆さん、よろしくお願いいたします・・・


 ではでは、サックリなはずが、いつもどおりな更新になりましたね(^^;)

 では、来週もお楽しみに!!