HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Doggy Sack 「胸キュン ドギー」
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 え~、9月も残すところ僅かな日曜日、少しづつ秋の足音が聞こえてきて、ブログを作業しながらのコーヒーが大変美味しいですね・・・(^0^)

 なんか、コーヒーをすすりながら、一人で黙々とブログ作業をしているのが好きなんですよね・・・それは、日常から断絶された「私だけの時間」みたいな感じで、1週間の中でも大切な時間のように思えます・・・
 まあ、ブログ作業の時間は結構かかり、わりと疲れる(笑)のですが、きっと「プライスレス」というやつなんでしょう・・・休息の日曜日は、心はチル、眼精疲労はチルれないという状況です(^^;)
 
 そんなわけで、コーヒーを飲みながらでも「最高!」なDJミックスの紹介です(^0^)


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 今週は、久しぶりに「ドマニアック」な作品の紹介で、90年代後半~10年代前半(?)ぐらいまで東京で活躍されていたDJ「Doggy Sack(ドギー・サク)」さんの作品について紹介しますね~

 まず、テープを相当掘っている人でも「なんだこれ?」と思うレベルのテープ(すみません・・・)なので、サクさんのバイオから紹介をしたいと思います・・・

 サクさんは、沖縄出身のDJで、沖縄時代にクラブミュージックに興味を持たれ、90年代前半ぐらいに東京に移住し、DJとして活動をされていたお方になります。
 どうやら、自転車のBMXのライダーとしても活動をしてた関係で、それでクラブミュージックに接するようになったようで、沖縄時代にはクラブではなく「ディスコ」の洗礼(?)を受けるなど、音楽の幅はかなり広いお方になります。

 そして、東京時代は、やはり沖縄出身で東京でもDJをされていた「DJ Takuji aka Geetek」さんと共に活動してて、House~Drum'n'Bassシーンで活動をされていたようです。

 特にドラムンでの活動は活発で、日本のドラムンシーンを支え続けている名物パーティー「Drum & Bass Sessions (DBS)」にレジデントDJとして出演されてたり、西麻布Yellowで行われていた「Earth People」にも出演されるなど・・・ドラムン界では有名なお方になります。
 私自身、ドラムンは全く門外漢でしたが、当時、DBSのフライヤーはカッコよかったので多少は収集してて、それでお名前はおぼろげに覚えておりました。

 ただ、こうなると「ドラムンの人でしょ?」となりますが、ミックステープを聴いている限り、かなり音楽の幅が広く、そしてソウルフルな選曲が出来るお方なのが分かり・・・以前より、サクさんのテープがあれば必ず掘っていました!

 今のところ、上記の4本が確認でき、ドラムン作品もあれば、House作品、そして今回紹介するオールジャンル物があったり、割と掴みどころがないですが、聴いていると作品の根底には「サクさんらしさ」があり、かなり良いですね~
 その良さは、以下で紹介しますが、私的には「黒さ~甘さ」で、この視点で聴くとドラムン物が凄くよくって・・・ああっ、ドラムンってやっぱり「黒い音楽」なんだな~と痛感しました(^0^)

 なお、現在は沖縄に戻られ、他のお仕事をされながら、たまにDJをされているようです・・・
 ご結婚もされ、可愛いワンちゃんと共に、沖縄らしい生活を送られているようで・・・うん、こういったストレスがない状態のサクさんのミックステープが凄い聴きたいです!!


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 では、作品紹介をしましょう~

 今回の作品紹介では、オールジャンルミックスな「胸キュン ドギー」という作品で、リリースは恐らく1998年~99年ごろだと思われます。

 いわゆる「チルアウト」作品になっていて、全体的に「ダブ」というグルーブを底辺に引きつつ、黒い~甘いグルーブで全体を彩った作品になり・・・個人的にはかなり好きな作品です!

 まず、選曲的には、かなり広い選曲で気持ちいいグルーブを作っています。

 それこそ、当時のヒット曲である「Les Nubians / Makeda」「UA / ミルクティー」を選曲したり、旧譜ラインであれば「Courtney Pine / Life Goes Around」のようなAcid Jazz、そして「Culture Club / Do You Really Want To Hurt Me」のような80's Pops~80's R&Bなどを選曲しています。

 う~ん、これらを写真として並べると「謎」な選曲ですよね?

 だけど、通して聴くと素晴らしい選曲になってて、不思議と「一つの世界」になっているのが素晴らしいです!

 そして、その「一つの世界」にしているのが「ダブ」だと思います。

 全体的に、ダブらしいクールな質感なんだけど、ドラムが立ってて、熱のあるソウルが隠れている感じが織り込まれています・・・

 それこそ、この選曲には一本取られたCulture Clubであれば、イメージ的には「ガチガチのポップス」というイメージですが、実はレゲエ~ダブを意識した曲で、そのダブっぽさを強調したプレイが上手いっすね・・・
 実際にプレイしている曲も、オリジナルではなくダブバージョンをプレイしてて、これにはヤラれました・・・また、UAも意外ですが、ダブっぽさを追記したプレイで最高で、こういった曲を選んでくるセンスが秀逸なんですね(^0^)


 そして、その選曲の上でのミックスですが、ダブ感を底辺に置きつつも、要所要所で心地よく、時に心を鼓舞する「歌モノ」を配置してて・・・もう、タイトル通り「胸キュン」です!

 特に、聴いてて「歌モノ」の扱い方が上手くって、これにはグッときました!

 それこそ「Courtney Pine / Life Goes Around」なんかは、あまり知られていない名曲ですが、周りの80’sR&Bと同じように「歌が黒い~甘い」曲で、これらが光るプレイの仕方が印象的です。
 なかなか表現するのが難しいですが、ブラックミュージックの持つ「黒さ~甘さ」を理解した上で、その黒さなどを上手くプレイしているんですね・・・ほんと歌の光らせ方が上手いです!

 そして、私達世代なら青春クラシックな「Les Nubians / Makeda」であれば、更にプラスな良さもあり、グッときました!

 まず、サクさんは、ヒットしたSpinnaのリミックスではなく、EU~UKらしい他民族的なグルーブに満ち溢れたオリジナルを選曲するのですが、この曲の根底にあるダブ感を、他の曲からもダブ感を通して繋いでくることで曲が映えたプレイになっています。
 その上で、そのダブ感の更に奥にある「ドラムン感」というのでしょうか、トラックの持つ「スピード感」も引き出してて・・・地味なんだけど歌に勢いが生まれ、上手くピークを演出してて最高でした!

 ドラムンの曲って、他のジャンルの曲と比べると、同じBPMでもトラックに手数の多いビート(分かりますか?)が含まれているので、体感しているスピード感がありますよね・・・
 このLes Nubiansも、普通に聴いたらBPM遅めな曲になりますが、サクさんはこのドラムン感を見抜き、歌に対してスピード感を与えたプレイをしてて・・・もー、上手すぎです(^0^)




 全体的にはソウルフルなチルミックスになりますが、底辺のダブ感が上手く、聴いててホント癒されます・・・
 なんか、ガチガチのダブっぽいミックスよりも、黒さや甘さが加わっている分、凄い深みがあっていいんですね・・・この辺はサクさんのセンスの賜物ではないかと思います!

 そんなわけで、かなり良い作品なので、気付いたら「収録曲が欲しくなる病」が、無事に発症しましたよ(^0^)

 今回はCulture Clubがそうでしたが、聴いてて「本当の良さ」を教えてくれるDJこそ「真のDJ」であることを再認識しました・・・そんなDJが作った作品なので、この作品も「真のミックステープ」になります!

 他のテープも含め、しっかりと聴くと「サクさんの良さ」が上手く表現され、聴いてて「これこそミックステープ!」と言わんばかりな作品になっています。
 かなりドープな作品ですが、是非探して聴いてみてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title :  Doggy Sack 「胸キュン ドギー」
Genre : 80's Pops、R&B、Soul、HipHop、Acid Jazz、Japanese Pops・・・
Release : 1998年~99年ごろ
Lebel : Doggy Sack No Number

Notice : 名称について
 本当は「"DOGGY"SACK」が正しいのですが、引用符を付けない場合もあるようなので、引用符は外しました。また、タイトルにも本当は「ハートマーク」が入るようですが、環境依存文字なので外しました。







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<独り言>

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 え~、まず、文中でもチラッと書きましたが、この作品を聴いて「収録曲が欲しくなる病」が発症したので、今週末のレコード掘りは重要でした・・・無事にCulture ClubとUAが買えて良かったです(^0^)

 ただ、それ以上に異様に「レコ運が良い」ことに助けられた週末だったので、その点を報告しますね~

 土曜日は、蓋を開けたら私好みのセールがユニオン各店で開かれてて、収録曲を探しがてら渋谷→下北沢→新宿→お茶の水と巡回して掘っていました・・・
 んで、先に結果から紹介しちゃうと、上記のようにレコードが豊漁で、大変嬉しい釣果でした(^0^)

 多分、レコードを掘っている方なら分かるかと思いますが、掘れば掘るほど「欲しいレコードが不思議と見つかる」状況なんです・・・そう「レコ運が異常に良い」週末でした!

 レコードを掘っていると、何軒回っても一枚も欲しいレコードが無い日や、その逆で入れ食いみたく見つかる日もあります・・・

 今週末に関しては、圧倒的に後者で、久々に「レコ運がいい日だな~」と思いました・・・考えてみれば、先週のFamilyからそうで、私のレコ運が上昇してるんですよね~

 ただ、ココで言いたいのが、そういった「レコ運」が良い時こそ「躊躇はしてはいけない」ということです。

 変な話、見れば見るほど欲しいレコが見つかる訳で、全部買おうと思ったら資金に直結します・・・

 でも、こういった時は「資金的に厳しいから、これはスルーかな」と妥協してしまうことがあります・・・
 これがレコ掘りとして致命傷を及ぼすことがあるので、私としては「運が良い時の妥協は禁物」としています。

 つまり、そうして妥協して「そのうち買えればイイや」とすると、それが見つかるまで何年もかかることがあり、その間の苦痛(?)といったら最悪なため、運の良さとは別に「根性決めるときは根性を決める」としています・・・

 それこそ、何年も「ソウルのS行を探す」みたいな苦行が待っている訳で、お金は時間に変えられないけど、こういった苦行を避けるため、妥協はしない方が良いと考えています・・・
 これは、レコードを買ってない人には分かりづらい話かもしれないですが、欲しいタイトルが見つかるまで平気で2~3年かかることはザラで、頑張って探しても見つからないこともザラです・・・そう、レコードという存在は「見つからない」ものなのです・・・


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 そして、その「見つからない」の最高峰がこのレコードではないでしょうか!

 このレコードは「Ashford & Simpson / One More Try」という曲(US Promo)で、Disco 12inch界では最高峰の一つだと言われています・・・

 曲自体は、夫婦デュオであるAshford & Simpsonの全盛期に作られた楽曲で、彼ららしいソウルフルな歌とトラックが映えた名曲です・・・

 かなりディープな曲ではありますが、Disco~Garageシーンでは珍重されている一曲で、私自身はDannyのプレイでヤラれてしまい、いつかは欲しいと思っていた曲になります・・・
 特に、このUS 12inchは、LPよりも長いLongエディットが施され、ホント強力な1枚です・・・後半に配置されているブレイクが強力で、朝方、これを聴いたら「One More Try」とばかりに、もう一回踊ってしまう魔法の曲だと思っています・・・

 そんな名曲ですが、これは「本当に市場に出ない1曲」として認知されているかと思いいます・・・

 日本においては、いつだかの大阪旅行でAfro Juiceさんで納得な高額で出てたり、海外でもやっぱり見ない1枚で、オークションとかだと、かなり熱くなる印象があります・・・
 また、今回も対応頂いたT嶋さん(2週連続の登場ですね!)の話だと、ユニオンでも初入荷とのこと・・・私の記憶だと、大昔に新宿のDiscoセールで見た記憶がありますが、あながち間違っていない入荷状況ですね・・・

 もう、このレベルの曲になると、プレス数もさることながら、一度買った人が曲が良すぎて手放さない曲なので、市場に出ないんでしょう・・・

 それが「出る」ことが分かり狂喜乱舞です・・・


 これが出たのは、先週もお世話になった渋谷Jazz/RareGroove館さんで、数が揃わなかったからか、大型なセールではなく、整理券無しの通常放出という形になりました。

 今回の情報は、かなり直前に出て、それを見た瞬間、目を疑いつつも心はロックオンでした・・・

 ただ、ただ、絶対に「値段が高い」と思っていた自分もいました・・・先週のFamily以上のモンスターなので、まずは価格が壁であることは承知していました・・・

 また、他の強烈なコレクターさんもいるだろうから「私ごときでは買えないだろう」とも思い、躊躇している自分もいました・・・

 そんな当日、まだ躊躇な心を引きづりながら渋谷に着きました・・・

 整理券無しなこと、躊躇している部分もあることで、開店前に行けばイイやと思い、行ってみると地下の開店待ちはもう1人・・・だけど、直前の話だと他のジャンル狙いです・・・

 んで、敵なしな状態で戦場へ・・・今回ばかりは、まずは「価格」からチェックでした・・・

 速攻で確保し、5秒、いや今回は10秒考えました・・・後で当然ながら盤質チェックもしましたが、もー、即決でしたね(^0^)

 今回も明確な値段は書けないですが、先週のFamilyと同様に盤にスレがあり、盤質BでVG+ぐらいな感じで、その分を考慮しての価格=市場価格からしたら「あざす!」な値段でした!
 ただ、まあ、根性がいる値段ですよね・・・また「高額盤の壁」を僅かに破りましたが、この値段で買えること以上に「今後10年を後悔しない」ために、私の躊躇を殴り捨て、即決購入です(^0^)


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 長々と書いてしまったので、一度ブレイクしましょう・・・

 家に帰って、ほろ酔い気分で針を落としたら最高で・・・ちょうと針を変えたばかりなこともプラスして、美しすぎる音にウットリです・・・

 こればかりはレコードの神様に感謝ですね・・・多分、レコ掘りとして試された日でもあるのだと思いますが、こんな運の良い日を作ってくれてありがとうございます(^0^)


 ちょっと話をまとめましょう・・・

 今回、皆さんにお伝えしたいのはレコード運がイイことは、レコードの神様から与えられた「ギフト」であり「試練」だということです・・・
 そして、その試練を耐えることで、その「レコード運」は更に輝く、ということです・・・

 渋谷で根性を決めた後、その後の「入れ食い」が凄くって気絶しそうでした・・・

 分かりやすい表現だと、かなり探してたレコードがポンポンと見つかる状況で、先ほどの集合写真には、ある意味で「私の積年の怨念」が詰まっています(^^;)

 例えば、EarthのGatewayが決算プライスで格安(これも12inchは長尺ですね~)だったり、メキシコ盤しか12inchがないと思ってたEarthのSeptemberの邦版プロモ(音が良い!)がゲット出来たり、4年以上探してたChicのEverbody Danceの12inch(レイタープレスだけど)がゲット出来たり・・・ほんと「12inch祭り」っぷりに感涙でした!
 あと、渋いところだとMUROさんプレイのSylversの微妙な80年代LPなど、何度も何度も餌箱を掘り返していたレコードがこうやって簡単に見つかるんだから・・・それも、セールのリスト外で出てくる輩が大半で、もう、悶絶しまくりでした(^0^)

 また、そんな状況だから、思いもしなかったブツとも遭遇し、微妙に探してた井上三太さんの単行本を格安でゲット・・・

 相当マニアックな話ですが、2年前にリリースしたMUROさんの「Super Animated Breaks & SFX」のジャケ元となる漫画が収録された単行本です(^0^)
 一時期、某オフで探していましたが、一向に出ないことに心を痛め(笑)、買うことを諦めていたブツです・・・ホント、昨日は運が良かったな~

 
 何かの歌じゃないですが「運は自分で掴むモノ」なのかもしれません。

 ただ、そのためには自分でも努力をしないとイケないようです・・・そう、レコ掘りは日々の精進が大切なんですね~

 とりあえず、来月は「CASSETTE STORE DAY」があるので、そこまでは絶対に運気をためておかないと・・・N村さん&下北ユニオンの仕込みが凄いので、頑張りましょう!

 ではでは、今週も頑張りましょう!!







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Sadar Bahar 「Sadar Bahar Japan Tour 2017」 @渋谷Contact 2017/09/16
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 おおっ、いつもの「フライヤー自撮り」じゃなくってすみません・・・今回は事前にフライヤーがゲット出来なかったので(^^;)

 というか、最近はフライヤーというものが、クラブに通うとゲットできるけど、レコード屋では全然手に入らないんですよね・・・なので、フライヤーを探すのが大変です(^^;)

 んな訳で、愚痴からスタートしましたが、久しぶりに踊ってきましたので報告です!


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 今回は、もはや日本においても「先生」として認知され始めているDisco~HouseのDJである「Sadar Bahar(サダー・バハー)」さんの来日ギグがありましたので、踊りに行ってきましたよ~

 まず、今回は来日の情報がオープンになり、この日だったら行けそうだな~と思っていたので凄い楽しみにしていました・・・8月のダニーさんが、私の調整不足で不満足な結果だったので、尚更、踊りにいくことが楽しみで仕方がありませんでした!

 ただ、今回は、もう一つ、大きな「後押し」がありました・・・

 週中で、信頼しているDazzle DrumsのNagiさんのブログで、ダンス馬鹿にはちょっと読むのが辛い記事が掲載されていました・・・

● Nagiさんの記事 「It's Music」 2017/09/13


 もし、HouseとかDJに興味が無くても、いわゆる「クラブ」という存在が好きな方であれば、是非、ご一読ください・・・

 内容はNagiさんのブログに譲りますが・・・私は、この記事を読み、ちょっとウルっとなりました・・・

 だけど、だけど・・・逆に「おっしゃ、週末は死ぬほど踊ってやる!」と、私のダンス魂に火が灯りました!!

 クラブという存在は、人によってそれぞれ求める価値観はきっと違うと思います・・・そして、その「違う」ことが、不思議と共有できることも含め、私としては素晴らしい「場所」だと思っています。

 ただ、そういった違いがある中で、やっぱり中心には「音楽」があり、その音楽を「楽しむ」ことが中心にあって欲しいですね・・・

 特に、DJがプレイする「音楽」を体いっぱいに包まれながら、喜怒哀楽を交え素直に「踊る」ことが大切だと思っています・・・上手く言えないですが、これがNagiさんのおっしゃる「コミュニケーション」かな~と思っています。

 
 そんなわけで、このNagiさんの記事を読み、私がそうだったように、やっぱり「名前も知らない先輩たちの踊る姿を見て、新たなダンサーが生まれる」との信念を持ち、この実践をするために「踊りに行く」ことになりました。

 まあ、私も少なからず享受はしているSNSですが、こんなブログや生活スタイルをとってるオッサンなので、SNS世代(SNS文化)がムカつく(笑)のもあり・・・こうなったら「俺が教育したる!」みたいな気負いも少しあったかな(^^;)
 
 そんなわけで、小雨の降る土曜の夜の渋谷、いつもの「駐車場(ガラージ)」に吸い込まれていきました・・・

 ちなみに、SNS世代に物申すと、このパーティーに行くために、どれだけ苦労をしたか・・・

 ほぼ仕事の話になりますが、パーティーがあった土曜であれば、自分の仕事を円滑にするため、お金のつかない休日出勤(笑)をして、家に帰って少し仮眠をしての参戦・・・30代独身中間管理職ゆえの苦労ですね(^^;)
 こういったことを通過してのクラブなので、日ごろの鬱憤を振り払うべく、弾けるんです・・・これこそ、日本流の「Paradaise Garageの精神」なのかな~と思ったりしています!


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 そんなわけで、会場となる渋谷のContactには12時過ぎには到着・・・

 台風が近づいていることを含め、涼しいを通り越して寒い雨が降るという、クラブ側としては悪い条件しかない週末の夜ですが、着いた時点で結構な人がおり、ちょっと安心しました。
 いきなり脱線をしますが、朝方にトイレに行ったら、酔ったアンちゃんから「外は雨だけど、ココは楽園(Paradise)ですね~」なんて声をかけられ、あながち間違ってないな~とも思いました(^^;)

 んで、到着後は支度をして、メインの会場に直行・・・おおっ、Noriさんがプレイしてる!

 この日は、Open Upが「DJ Nori」さんで、それもSadarがアナログプレイなので「アナログセット」です・・・それも、Noriさんは、私が愛してやまない「12inch」を中心にしたセットです!

 ここ最近、Noriさんというと、Captain Vinylの印象があるので7inchの印象がありますが、Noriさんほど「12inch」を巧みに操り、クラブを彩ってくださる御大はいないので、最初からかなり盛り上がってしまいました(^0^)
 うん、個人的には、本当にNoriさんを愛してやまない方には敵いませんが、若かりし頃にageHaで行われたNoriさんの活動30周年パーティーでプレイされた「O'Jays / I Love Music」で洗礼を受けて以来、Disco12inchの道を進んでいるので、このセットはサプライズですね~

 んで、踊り始めた直後ぐらいに「Direct Current / Everybody Here Must Party」をプレイしてくれ、これでスイッチが入りました・・・やっぱり、Noriさんは凄い!
 それこそ、歌詞で「♪Are You Ready~、We Must Party・・・」みたいな内容があり、Partyのスタートとしては最高ですね・・・こういう「メッセージ」があるプレイが出来るのはNoriさんの凄さです!

 また、メインのサダーのプレイが引き立つように、凄い盛り上げ方はせず、ひたすら「グルービー」に曲をプレイしていく感じが素敵で・・・ホント踊ってしまいました(^0^)
 例えば、Direct Currentの後には「Jimmy Bo Horne / Spank」をプレイし、それも2枚使い(してましたよね?)をしながら上手くインスト→ボーカル→インストみたいなプレイで・・・も~素敵です!

 そして、実際には、私が分かった曲はこれくらいで、後は渋いGarage~Houseをプレイし、サダーのプレイが引き立つように、あえて音圧を上げず、だけど気持ちよく踊れるような音質設定で渋くプレイ・・・

 私としては、クラブの「この時間」が凄い好きなんです・・・

 クラブに行くと「ピークだけ盛り上がればよい」と思う方も多いですが、朝まで踊り続けることを踏まえると、こういったピークの前に自分を見つめながら、いや、自分を忘れて踊っている時間が好きなんです・・・

 う~ん、どうしてもメインは人も多いし、DJ側も盛り上がるプレイをしてくるので、頭をからっぽにして無心で踊るのが難しい場合が多いですね・・・
 その意味では、このオープンアップの時間は凄い重要で、無心に踊りつつ、その後の流れに「乗りやすく」する部分もあり、凄い大切です!


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 そんなわけで、2時になると、今回のパーティーの主役であるサダー先生が登場です!

 Noriさんがビートレスでグルービーな曲をかけ(こういう配慮も素敵です!)、そこからのサダー先生の御囃子(おはやし)であるDenise Lasalleが高らかにプレイ・・・もー、アレを聴いたら更にギアが上がりますね!

 そして、サダーのセットが開始・・・いや~、黒過ぎて最高です(^0^)

 今回も、サダー節が全開な真っ黒&太巻きなグルーブが炸裂で、よく分からないDisco~Garage~Soul~RareGroove~Afro等がプレイされ、ホント踊ってしまいました(^0^)

 まず、選曲面からいくと、サダーさんに関しては、Disco等の古い音源を、独自の黒さで積極的にプレイしたことで評価されたDJでですが、他のDJとは違い「とにかく知らない曲」でブリブリさせながらプレイをしてきます!

 私自身、結構Discoは詳しい方かと思っていますが、全然知らない曲が多く、分かったのは4時ぐらいにプレイした「Jermaine Jackson / Erucu」ぐらいっすかね・・・あと、持ってないけど「Master Force / Don't Fight The Feeling」もプレイしていましたね~
 
 まあ、この2曲に共通するのが、12inchがレアな点で、Master Forceなんて買えないですよ・・・値段もそうですが、滅多にお目にかかれない逸品ですからね~
 
 ただ、サダー先生の素晴らしい所は、そういったレアな曲でも、レア度に関係なく、とにかく「サダー色」に染めながらプレイすることで・・・もう、どんな曲でも「サダーの音楽」にしちゃうところが凄すぎです!

 これは、冒頭の「黒過ぎて」に繋がるのですが、とにかく「ドラムとベースライン」の音が衝撃的で、その曲を普通に聴いても感じることが出来ない位にボトムを太くしてプレイをしています・・・

 特に、下の方でも紹介する和物のプレイが衝撃的で、普通に聴いたら「そりゃないよ」というぐらいの太さにチューニングアップされています・・・だけど、それが「気持ちイイ」んです!

 こればかりは「クラブで聴かないと聴けない音」かと思います・・・

 クラブって、こういう音を「体で聴いて楽しむ場所」なんですね・・・

 サダーって、DJミックスの音だけ聴いてると、DJミックスが荒く、結構賛否が分かれると思うんですよ・・・だけど、このDJミックスの荒さは、この「太い音」に包まれると、全然気にならず、むしろ絶妙なタイミングすぎて「踊っている足が止まらない」んです!

 私自身、この日のダンスは、そんなサダーの「音に包まれ」ながら、体いっぱいに踊っていました・・・そりゃ~、サダーが「お前ら踊れよ!」と投げかけてくる極太のグルーブを前にして、踊らない訳がないですね(^0^)
 前述した「俺の背中を見せたる」を含め、昨日はホント踊りました・・・この間のダニーがアレだった分、ホント気持ちよく踊らせて頂きました!


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 んで、朝に近づくと、漆黒に「Darcus / It's Got To Be Love」のような、ちょっとメローな方向性のもプレイ・・・まあ、異常に極太なグルーブで、とてつもない状態(最高の意味だよ!)でしたけど(^^;)

 5時を過ぎると、こんな雨模様なのもあり、割と早めに人が引き始めました・・・

 だけど、私としては「この時間」も大好きなので、ちょっと嬉しかったです!

 それは、人が引いたことで、自分が踊れるスペースが増え、体いっぱいに踊れること・・・そして、DJも、朝まで残ってるダンサーを踊らせるために「残った人へのご褒美」をくれることがあるからです。
 体も相当疲れはじめましたが、この時間になると不思議と体が動きます・・・いや~、なんであんなに体が動くんでしょうね~

 多分、クラブにおいて一番難しいことは「踊る」なのかもしれません・・・

 だけど、私としたら、そのDJがかける音楽を「心で聴けば自然と踊ってしまう」ものだと思います・・・

 この「踊る」ことを定義・説明することはホント難しいです・・・ただ、ただ、クラブで言えるのは、全てではないけど、DJは「目の前にいるお客さんを踊らす(喜ばす)」為にDJをしているんです。
 それは、単純に踊りやすい曲だったり、皆が知ってる曲だったり、逆に分かりづらい曲だったり・・・いろいろとありますが、結果的に「踊らすためにDJをしている」のだと思います。

 その前提にたてば、自分に正直になればなるほど「踊ってしまう」と思います・・・

 この点を分かりやすくするため、私自身の話をしましょう・・・

 私自身、学生の頃、体育とかの体操とか集団ダンスは大の苦手で、むしろ下手でした・・・高校生の頃、DJブームの一環で、ダンスが流行った際、少し噛もうかと思いましたが、全くダメで直ぐに諦めました(^^;)

 ただ、それは、後になって分かったことですが、そのダンスは「型にはまったダンス」だったから踊れなかったようです。

 つまり、器械体操のように「この順番で、こんな風におどりましょう」というのがダメだったんですね・・・

 んで、気付いたら、いわゆる「クラブミュージック」が心底好きになり、そこからクラブに行ったら・・・大音量の中、大好きな音楽に包まれながら、自分の気持ちイイ踊り方をしている諸先輩方を見て、「ああっ、型にはまらず、自分が気持ちいいように踊ればいいんだ~」と気付いたようです。

 そう、クラブにおけるダンスは「音楽が好きだから、その音楽に合わせて何となく踊る」ことが大切なんです!

 これ以上、ダンス論を語るのは難しいのでアレですが、こんなシンプルな理由で踊っているんです・・・

 私自身、気付いたら割と踊れるので皆さんと比較が出来ないかもしれないですが、とりあえず、自分の踊りたいように踊ればいいんです・・・

 そう、まずは踊りを通して「自分が楽しむ」ことが大切ですよ・・・踊ったことで、次の日の朝を迎えた後、何か特別な「宝物」が残るはずです!


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 Darcusの12inchを掲載したのは、エンドの話を書こうと思ってたからですが、気付いたら、私のポンコツ「ダンス論」になっちゃいましたね(^^;)

 ブレイクする意味で、私たちのダンスを優しく照らしてくれるContactのミラーボールを・・・

 一応、ブログ的には、ある方からご注意を頂き、Contactのフロアー写真を掲載するのはご法度になったのですが、最後まで踊りつくして、客電が点灯した後に撮影した写真であればイイよね・・・
 まあ、あまりにも綺麗だったので、つい撮影したのもありますが、今回の記事は「俺のクラブ」を語りたい記事なので、この写真は掲載させてください!

 サダー先生のプレイの話に戻ると、6時台に入ってもブリブリ言わせながらプレイをしてましたが、段々とグルーブを落とし始めます・・・

 まず、サダーらしい衝撃を頂いたのが、なんかのメローラインのDiscoっぽい曲で、ターンテーブルの電源を落とし、段々と曲が間延びしていく構成にしながら、その曲のスネアで手拍子させ、曲的に切れたところで、まさかの和物プレイ・・・もー、クソ上がりました(^0^)
 プレイしたのは、帰って調べたら「大上留利子 / ふわりふわふわ」(!)なんですが、その黒光りしたメローさを出しつつも、こんな器用なプレイが出来るとは・・・だって、自分の汗をぬぐっているタオルで、プレイするレコードを拭いているお方なんですよ(^0^)

 そして、最初のエンディングの際に、やっぱり知らない曲でメローに「♪グッバイ~」という曲をプレイ(上手い!)しつつ、最初のアンコールでは、Bなら誰でも反応する「Melvin Bliss / Synthetic Substitution」(通称:サブシス)をプレイ!
 この時間は、変な表現ですが「SP1200でループしたいブレイクビーツ45」をプレイします・・・このような幅の広さも好きなんですが、なんか、B出身なので、サブシスをプレイした瞬間、思わず跳ね上がりましたが、ガラージっぽくプレイしているのに衝撃を受けました(^0^)


 んで、最後の最後は、クラシックな「The Joubert Singers / Stand On The Word」で大合唱してエンド・・・時計をみたら7時45分、ホント気持ちよくダンスをしました!

 今回、Nagiさんの一件を受け、独りよがりではありますが、私なりに「クラブ~DJ~ダンス」について、真面目に考えながら、いつものクラブレポートを書いてみました。

 毎度の長ったらしい内容にはなりましたが、だいぶ書けたかな・・・これを読んで「おおっ、踊りに行きたい!」と思ってくだされば本望です!

 ただ、クラブと言う場所は、踊ることが決して中心ではなく、人によってはお酒を楽しむだめだったり、人と会って盛り上がるためだったりしますよね・・・書いてて、なんでこんなに「踊ること」を中心に書いてるのかが不安になりました(^^;)
 でも、これだけは分かって頂きたい・・・クラブというのは「音楽」と「その音楽にまつわる文化・価値観」が中心にある場所であり、その場所は「日常のしがらみを捨てられる自由な場所」です!


 そして、Nagiさん、気を落とさずに頑張ってね!

 このパーティーでも、きっと他の現場上がりで一瞬来られていた(よね?)と思いますが・・・これからも頑張って「みんなを踊らせてください」ね!

 今まで、どうも真剣に仕事としてDJをされている方に、気安く声をかけるのがアレかな~と思って、あまり話したことが無いのは恐縮ですが、貴女が、誰よりもフロアーで美しく、そしてクラブや音楽に対して愛を持って踊られている姿は、私は知っています。
 そんな貴女が、フロアーにいる「クラブと音楽が好きな私達」を踊らせることが出来ない訳がないです・・・色々と辛いこともあるでしょうが、ズーッと応援してますよ(^0^)

 んでは、これからも「みんなで踊りましょう」ね!!







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<独り言の前の「独り言」>

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 なぜ、私のレコード棚が枕写真になるのかは、後で説明しますが、この場を借りて、皆さんにお知恵をお借りしたいと思います!

 今回のサダー先生、割と絶妙なタイミングで「和物」をプレイしてて、フロアーに衝撃とダンスを与えていました(^0^)

 それも、さっきの大上留利子さんの曲のように、全くもって「ダンス」じゃない曲を、絶妙なボトムアップで真っ黒くした上でのプレイで、とにかくカッコよすぎで・・・大上さんのLPは、高いのを承知で買うことが決定したぐらい、最強でした(^^;)

 んで、どうしても曲名を知りたい和物曲があり、皆さんのお知恵をお借りしたいと思います・・・

 英語の曲だと、海外で歌詞が掲載されているサイトが多いので、クラブで聴いて歌詞を後で検索すれば分かったりするのですが、日本だとこれが出来ないので、結構困ります・・・
 んで、大上さんは気合いで調べることが出来ましたが、どうしても分からない曲を、私のメモを参考に教えていただければ・・・と思い、この独り言を書かさせて頂きます!

 直近で、我らの吉沢dynamiteさんが「26年間探していた曲がSNS等で質問をしたら分かった」という一件があり、私のもイケるかな~と思い、お伺いをする次第です・・・
 なお、今回の文中で「SNSってアレだよね~」と書いた人なのに「こういうことをするのは如何なものか」と突っ込まないでくださいね(^^;)

 そんなわけで、分かった方は、コメント欄に情報を寄せて頂けると助かります!
 よろしくお願いいたします m(_ _)m



●分からない和物の曲 1曲目
・3時ごろプレイ
・多分、80’sブギー系の曲。女性ソロボーカル。
・サビっぽい部分で「♪あつい~、愛のメッセージ!」や「♪いたずら天使からのプレゼント」と歌っている


→追記 2017/09/18 07:45
コメントを頂いたno nameさんからのご指摘で、以下の曲と判明しました!
「鷺巣詩郎 With Somethin' Special / 愛のメッセージ」

 いやいや、鬼レアな盤をプレイするとは・・・流石です!
 なお、大上さんもこれも、去年のプレイでかけていたような気がしました・・・


●分からない和物の曲 2曲目
・5時ぐらいにプレイ(それもDarcusの後だった!)
・割と最近の曲? 00年代~10年代
・一二三二一っぽい感じのCity Pop
・サビっぽいところで「♪タイムマシーンにのって~」とか「♪ノン、ノン、ボーイ」と歌っている
・流線形で一二三さんがvoをした「タイムマシン・ラブ」ではない


※写真の理由
 レコ棚を枕写真にしたのは、今回のパーティーが「レコード」が主体だったことと、ちょうど発注したレコ棚が到着したことを書こうと思ったから撮影したけど、上手く使えなかったので、ココで使いました(^^;)
 ちなみにレコ棚、段々と生活圏に浸食してて、衣類ダンスの上に設置をしようと思います・・・もう、これで限界かな~






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<独り言> 2017/09/18 21:40 up

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 昨日の夕方に記事をアップした時点では「未確定」な話だったので、工事中としていましたが・・・無事に報告できるようになったので報告です(^0^)

 ここ最近、クラブに行くと「物販」というのでしょうか、メインフロアーとは別の所で、メインとなるDJの物販だったり、そのクラブとは別の人がフードを出してたりしており、間接的に「パーティーを盛り上げている」ことが多くなったな~と思っています。

 物販自体は珍しくはないことですが、色々と趣向を凝らして、その日のパーティーを陰ながら盛り上げている存在として認知されており、結構、これを楽しみにしてる方は多いのではないでしょうか?
 例えば、まだ一回も行けてないですが、我らのMUROさんのマンスリーパーティーになっている「Captain Vinyl @Contact」では、色々なレコード店が出店し、MUROさんやNoriさんのDJプレイを陰から盛り上げているようで・・・今のクラブ業界では、物販は結構重要な存在になっています・・・

 ただ、私自身は、どちらかというと物販はスルーなんですね・・・

 なぜなら、クラブに行くことは「踊りに行く」ことが大きな目的なので、物販系は、ちらっとは覗きますが、これをメインにしちゃうと「踊りに来たことがブレる」ので、あまり注視しないんですね・・・

 まあ、この考え自体、かなり頭が悪いことは承知していますが、とにかく「踊りたい」んです・・・
 たまに、パーティー限定でMix CDでも出よう日なら、そのCDを持って踊るのが面倒なので、基本は無視です・・・だって、気持ちよく踊りたいんだもん(^^;)

 話を本流に戻すと、そんな物販の話が今回の追記になります・・・

 今回のパーティーでは、お店に到着し、店内のコインロッカーに荷物を置きに行こうと思ったら、割と物販が並ぶバー横のラウンジスペースに、見慣れた「黒×赤」のレコード袋が・・・おう、ユニオンが物販に来てるじゃん!

 ここ最近のユニオンは、店員さんによっては、こういった物販(出張販売)を頑張ってて、割と出展されているんですよね・・・
 出展される理由は色々とあるかと思いますが、割とポジディブな理由で出展されているようで、レコードを売りたいことが大前提であるけど、同時にそのパーティーやイベントを盛り上げることで「バイナル文化を盛り上げたい」みたいな部分もあり、個人的には応援しています(^0^)

 そんなわけで、今回は渋谷ユニオンの地下「Jazz/RareGroove館」さんが出店されていて、池袋時代から少しだけ知っていたT嶋さんがおられました・・・
 記憶を辿ると、私が初めて行ったSadarのパーティー(2012年)でお会いして、その後、会えば挨拶や情報交換をしてて、なかなか頼れるお方です・・・今年の春だったか、渋谷に移動されて、それでお会いすることが増えてきた感じですかね・・・

 んで、踊る前にT嶋さんに挨拶をして、軽く展示されているレコードをチェックしてたら・・・衝撃のレコが!

 話を聴いたら、ちょうど入荷したとのことで、お店に出す前に持ってきたとのこと・・・まさか、こんなところで「喉から手が出るほど欲しかったレコ」と遭遇するとは・・・
 それも、相場よりも相当格安です・・・お話を聴いたら、若干コンディションが良くないので、かなり落としたとのことで、店頭で見たら真っ先に買っちゃうレベルです・・・

 ただ、ただ・・・今日の私は「踊りに来た」のが目的で、「レコードを買いに来た」訳ではありません・・・

 見た時点で8割方で「買う」でしたが、今日は真剣に踊りにきたので、その時点では泣く泣くスルーです・・・

 ただ、根っからの「レコード馬鹿」なので、踊っていても気になってしまいます・・・

 凄い恥ずかしい話ですが、踊っていても15分おきに「やっぱり買おうかな・・・」ということが頭をよぎり、結果的に踊りの邪魔をする始末でした(^^;)

 そんなわけで、遂に耐えきれなくなり(笑)、4時前ぐらいにT嶋さんの所に行き、無理を承知で「取り置き」をお願いし、後日、渋谷のお店で買うかどうかを検討することにしました。
 値段は、その場でも出せない金額ではなかったですが、コンディションが読めなかったのと、安心してサダーのDJで踊りたかった(笑)のでお願いをしました・・・まあ、私が12時頃にスルーした後、誰も手を付けなかったので、この暴挙(?)はOKですかね??


 んな訳で、本日、渋谷に行き、盤を確認させて頂き、納得の状態だったので、購入させて頂きました・・・

 その盤は、以下になります・・・


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 その盤とは、写真上の白ラベル「Hubert Laws / Family」のUSオリジナルの12inchです!!

 分かる方が見れば「おめでとう!」と祝福してくれるでしょう・・・もう、これも「いつかは欲しかった」1枚です!!

 まず、我々の世代だと、この曲は「MUROさんに教わった曲」として、我々の音楽感に強く影響を及ぼした曲ですよね・・・

 ミックステープ界の名作中の名作である「DJ MURO / Diggin' Ice 96」に収録された曲で・・・古い曲の中にもカッコいい曲があることを教わった1曲かと思います!
 この曲の良さを書こうと思ったら、私には説明が出来ないくらいに良い曲で、MUROさんのセンスによって、JazzやらRareGrooveといった堅苦しい音楽から解放されたソウルフルで跳ねたプレイが象徴的です・・・もう、死ぬほど好きな曲です(^0^)

 そんな曲ですが、極小で12inchがプレスされてて、昔から高嶺の華、いや、市場に全く出ないお宝盤として珍重され、いつかは手にしたいと思ってた12inchになります!

 それこそ、今年の春にゲットできた「Denise LaSalle / I'n So Hot」のアメ盤12inchと同じですが、死ぬほど好きな曲なので、いつかは「最高峰を掴みたい」と思っていた曲です・・・

 それが、踊る前の物販スペースである訳で・・・そりゃー、15分おきに気になります(^^;)

 ただ、踊りながら気付いたのは、コンディションや値段は別にして、きっと、私よりもレコード馬鹿な「Sadar先生が私に引き合せてくれたんだな~」と思ってしまいました・・・

 このクラスのレコになると、普通にお店で出たら争奪戦ですよね・・・ただ、音楽を真剣に追求しているSadar先生が、まだ足元にも及ばないけど、同じぐらいに音楽を追求している私に対して、無理して踊りに来た私への「ご褒美」と思ったりしました・・・
 それは、踊れば踊るほど感じてしまい、最後の方では、諦めてスルーしてたけど「誰も買える筈がないよ・・・だって、俺ほど頑張っている人はいないんだから!」と勘違い(笑)ほど、ご褒美だと思ってしまいました(^^;)


 そんなわけで、本日、渋谷に訪問し、盤のチェックをさせていただき、イケる内容だったので、購入させて頂きました!!

 まず、盤質的には、見た目でもスレが目立ち、評価はBだけど、VG-ぐらいの感じで、やっぱり若干のプチノイズがのるのですが、アメ盤12inchらしい爆音感が前に出てて、全然イケますね・・・

 値段的には、ここ最近のワールド・レートからするとトントンぐらいですが、日本における重要度と人気度、そして過去に日本で出された値段を考えると、盤質を加味しても全然安いです・・・いや、値段を別にして、こんな素敵な出会いをしたんだから、もう「プライスレス」です(^0^)
 もう、家に帰って聴いたら、12inchだからこそ出せる音の繊細さと太さが最高で、明日から仕事なのにお酒がすすみます・・・もー、やっぱり「12inchが最強」ということを強く味わっていますよ(^0^)


 これ以上書くと、酔っ払いの戯言でしかないので、止めましょう・・・だけど、シャウトアウトはさせてください!

 まず、T嶋さん、渋谷で売っている他のレコードの値段からしたら大した金額じゃないですが、素晴らしい出会いを頂き、ありがとうございます・・・これからも頑張ってくださいね!
 そしてSadarさん、この盤に出会わせてくれ、ありがとうございます・・・やっぱり、貴方は「レコードの神様」に愛されていて、その貴方を愛していれば、レコードの神様が振り向いてくれる、と強く思いました(^0^)

 うっし、今週末もかなり元気をもらったので、明日からの仕事に挑んで行きたいと思います!

 ではでは、また来週!!





追伸

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 今日のディグで、なんとかしてフライヤーも確保しました(^0^)

 なお、蛇足も蛇足ですが、このフライヤーの絵を描かれた永井博さんが、普通にフロアーにおられて衝撃です・・・爺ちゃんになっても、クラブには通いたいですね(^0^)

 あと、この「独り言」のトップ写真(昨日、工事中として貼った写真)は、ユニオンの物販を「行っていたテーブル」の写真になります・・・
 ブログの記事のことを考え、写真を撮ろうかな~と思った朝の5時、既にユニオンさんは撤退されてて、泣く泣くこの写真になりました(^^;)








 




KC The Funkaholic 「Love Soul World Space」
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 え~、だいぶ夏の盛りを超えて、涼しい日が増えてきましたね・・・おかげさまで、夜の睡眠時間が増えたようで、意外と健康です(^^;)

 ただ、9月に入り、今後の仕事の予定を組むと、結構ヘビーなので、ブログの更新計画をどうしていこうか悩み中・・・特に、毎年の周年企画がどうなるかが心配です(^^;)

 ではでは、秋めいたタイミングにはピッタリな作品の紹介です~


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 今回は、大好きな「EMTシリーズ」から、あの「Rush Hour」の創業者達が作った作品の紹介です!

 まず、Rush Hourですが、オランダ・アムステルダムに拠点を置くレコードショップ/音楽レーベルで、日本だと「音楽レーベル」として認知されているかと思います。
 上のレーベルロゴを見れば、見たことがある方も多いでしょう・・・創業20年を迎えたこともあり、頼れる老舗レーベルではないでしょうか?

 Rush Hourについては、割とClub Jazz~Future Jazz~Techono~House~Breakbeats~RareGrooveのラインでは鉄板なレーベルで、新譜の発売や、過去の旧譜の再発などを手広く行っており、クラブ系のバイナルラバーには欠かせないレーベルかと思います。

 ちょうど、今年は創立20周年とあり、作品のリリースやパーティーが活発で、かなり活発に活動をしています・・・
 また、近年では寺田創一さんの作品の再発、色々とありましたが吉田美奈子さんの12inchの発売など、日本をディグっている印象もあり、それでご存知の方もいるでしょう・・・

 なお、その20周年記念の一環で、今年のRainbow Disco Club 2017でDJプレイをされていて、この時点で、音楽が好きな方からしっかりと愛されているレーベルなのが分かります・・・
 うん、音楽業界で浮足立たず、しっかりと地に足をつけて活動をされているからこそ、20周年を迎えられたんでしょうね・・・

 
 そして、この作品は、その創業者であるAntal Heitlager(アンタル・ハイトレガー)さんとChristiaan Macdonald(クリスチャン・マクドナルド)さんの連名としてリリースされた作品になります。

 当然ながら、他のEMTシリーズと同様に「沖野コネクション」、いや、「音楽が好きだから繋がった」関係性があり、Rush Hour側も快く受け入れてくれた作品になるそうです。
 小川充さんによるライナーによると、このテープのリリース元であるEspecial Recordsも、Rush Hourと同じような考えを持って仕事をしてるので、意気投合したのが早かった、と書いており・・・ちょっと嬉しいエピソードですね!

 では、作品の紹介です~


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 まず、この作品は、Especial側から「単純に自分達の好きな音楽、影響を受けた音楽、ルーツとなっている音楽を自分達のテーマに沿って好きなように並べて欲しい」とリクエストがあり、それに答えた作品になっています。
 他のEMTシリーズと同様に、DJミックスはされていませんが、選曲や曲の並びには「DJの意図」があり、しっかりと「ミックステープ」として聴ける作品になっています。

 実際の選曲は・・・いや~、ド渋ですね!

 A面はJazz~RareGrooveを中心、B面がBoogie~Modern Soulを中心とした選曲で、どちらも素晴らしい選曲になっています。

 A面であれば、実はニトロネタな「The Lyman Woodard Organization / Creative Musicians」のようなJazz Funkを選曲したり、掘り方によっては良い曲もあるゴスペル系の楽曲から「Googie and Tom Coppla / Let This River Flow」など、渋く、深い選曲が印象的です。
 
 また、個人的に好きなDiscoラインの曲が選曲されたB面は・・・悶絶しました(^^;)

 例えば、今でもスーパーレアな「Master Force / Hey Girl」「Gray Davis / Got To Get Your Love」を選曲してるんですよね・・・
 前者はB面の「Don't Fight The Feeling」がキラーですが、その反対のModern Soulっぽい曲をチョイスしたり、後者はPatrick Adams関連でこれまたクソレアなClyde Alexanderの元曲(作曲者版)をチョイスするなど、渋すぎます!

 この選曲の時点で、相当気合いの入ったディガーであることが分かりますね・・・

 ただ、これが「ただのレア盤披露」にならず、しっかりと「ミックステープ」になっているのが素晴らしいです!!

 他のEMTシリーズ同様に、製作者側がリラックスして選曲をしている要素が強いので、この作品も肩肘張らず、聴いていても純粋に心地よく・・・気付いたら何度も聴いていました!

 A面、B面とも、はっきり言ってリスナーが馴染みのない深い曲ばかりですが、それぞれに選曲の方向性が見定められているので、とにかく全体のグルーブが統一され、凄い聴きやすいんですよね・・・
 その上で、全体的にリラックスした空気感が入りつつ、要所要所でスイングした印象も含まれており・・・聴いてて自然と気分が高揚してしまいます・・・


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 う~ん、こういう作品は説明が難しいですね・・・何度も聴いてしまうんですけど、なぜ「何度も聴いてしまうのか?」が説明できないんです・・・

 ただ、この事実こそ「DJのマジック」でしょうか・・・北欧の近くから届けられた音楽に、しっかりと癒されてしまいました(^0^)

 そんなわけで、EMTシリーズの全10作品の紹介は、これにて終了です!

 EMTシリーズ / Especial Records


 ホント、このシリーズは素晴らしいテープが多いです・・・どれもドープな選曲なんだけど、不思議とリラックスして気持ちいい内容が多く、ホント素晴らしいです!

 是非、興味がある方は聴いてみてくださいね~
 



<Release Date>
Artists / Title :  KC The Funkaholic 「Love Soul World Space」
Genre : Jazz Funk、Gospel、RareGroove、Disco、Boogie、Modern Soul・・・
Release : 2003年ごろ
Lebel : Especial Records / EMTシリーズ No Number





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<独り言>

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 この写真を見て反応する方は、割とDJなりレコードが好きな方でしょうかね?

 え~、家でも外でもDJはしませんが、日常的にレコードを聴いていると「レコードの針」は消耗しますね・・・

 私は、現在はOrtofonの「Night Club S」という針を使用してて、ここ最近、低音の鳴りが悪くなってきたな~と思ってたので、久しぶりに交換針を購入しました・・・

 まあ、正確に書くと、先週ボヤいたレコードの収納対策レコード棚を発注(今、ユニオンで買うとお買い得ですよ~)したら、同じお店でレコード針も割引だったことにロックオンしてしまい、つい購入してしまった次第です(^^;)
 ただ、前に買ったのが4年以上前だったので、ちょうど良いタイミングだったかも・・・ここまで使えたのも驚異的ですが、やっぱり針を代えたら音が良くなり、今後、レコードを聴くのが楽しみになりそうです・・・

 なお、かなり適当な理由で今回は買いましたが、実は、数分間だけ「心の葛藤」がありました(^^;)

 というのは、この「Night Club」という針は、針先の形状違いで2種類あり、「S」は円錐、「E」は楕円になり、私は「S」を使用しています。

 ただ、ダンス馬鹿としては「E」が気になっていました・・・

 なぜなら、「E」は、あのLarry Levanが使用していたとして有名で、音の好みはあるものの、Eの方が音が良いとされていて、結構気になっていました。
 んで、お店ではEもSも在庫があり、値段もそんなに変わりません・・・う~ん、どうしたものか・・・

 そんなわけで、無駄に店内を物色するふりをしつつ、脳内会議を数分間・・・結局は「S」にしました・・・

 まあ、オッサンになったからでしょうか、無理して変化を求めずに「いつもと同じ」ことの安定さを取ったんですね・・・
 変に変更して、イメージと違う音になったら、意外とその音に合わせて生活を変えるのも大変ですからね・・・安定第一です(^^;)


 うん、レコード針って、一度買ったら数年間は使うので、その品選びは重要だと思っています・・・まあ、気に入らなければ他のに買い直すのも一手ですが、買い直しは勿体ないですからね~(^^;)

 なので、割と「同じのを使い続ける」傾向があるかと思います・・・皆さん、どうですか?

 これは、音質面の好みやDJプレイのしやすさ等も関係しますが、結構浮気せずに使い続けることが多いですよね・・・

 それの良し悪しは分かりませんが、安定に勝るものはないんですかね・・・


 そんなわけで、独り言は終わりです・・・

 ただ、ただ・・・最後に、話を覆しますが、そろそろ「Urei1620」が欲しいと思っている浮気心な私もいます(笑)

 なんか、まとまりのない独り言でした・・・すみません・・・



DJ Enuff 「Party Groove」
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 え~、気付いたら9月になっていて、朝晩は涼しい日も出てきましたね・・・きっと、夏を過ぎて、秋に向かっている証拠なんでしょうね~

 ただ、毎年、思うのですが、もうちょっと夏でいたいかな・・・特に今年は夏っぽい日が少なかったから、もう少し夏でいたいですよね・・・

 そんなわけで、テープ馬鹿としたら「夏」の代名詞であるTape Kingzモノを紹介です~


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 今回は、もはやUSのHipHop系DJの大御所である「DJ Enuff (イナフ)」さんの作品を紹介します!

 たぶん、はじめて紹介するお方なので、最初にバイオから紹介したいと思います。

 Enuffさんは、NYのブルックリン生まれのプエルトリカン(?)で、現在も現役バリバリでDJをされているお方になります。

 活動自体は80年代末(?)から行っているようですが、ある時期に、あのRed AlertにフックアップされたことでラジオでのDJをするようになり、そのへんから有名になり、Hot97の夕方の帯番組を担当するなど、ラジオに関しては相当信頼度が厚いお方ですね~

 そして、Enuffさんが重要なのが、世界屈指のDJ集団である「The Heavy Hitters」を立ち上げたDJであることです!

 The Heavy Hittersは、日本ではそこまで知名度がないですが、NYのHipHop~R&B系DJの総本山と言ってもいいぐらい、色々なDJが参加をしてて、もはやDJ界の「ヤンキース」と言っても過言ではないかと思います。
 設立の経緯とかは分からない部分もありますが、自身のDJに加え、こういった「DJ全体」を活性化させることで、シーンを盛り上げている点は重要で、DJ業界からの評価はもっとあるべきお方なのかな~と思います。


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 そんなEnuffさんですが、ミックステープも結構出していたことから、90年代中期はテープでも評価を得たDJかと思います。

 私自身、あんまり深追いしてなかったDJ(?)だったのですが、気付いたらボチボチ持っていますね・・・なので、日本にもこれだけ入っていたことを考えると、現地でも結構人気だったと思います。

 特に、その人気を支えた「2枚使い」のカッコよさが、Enuffさんを考える上で重要だと思います!

 今回、しっかりと聴いてみたら「2枚使い」が半端ないんですよね・・・

 下の説明でも書きますが、ある意味で「DJ Spinbad」の源流とも言ってもいいDJプレイで、Enuffさんのテープを聴いて影響を受けた方が多いかもしれないですね。
 Kid Capriもそうですが、NYでミックステープを売ろうと思ったら、誰にも真似できない個性/DJスキルが必要なので、Enuffさんについては、これらの「技」でのし上がっていったのだと思います・・・

 では、Enuffさんの紹介は、大好きな「Party Groove」で紹介したいと思います!


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 この作品は、恐らく94年ごろにリリースされた作品で、タイトルの「Party Groove」からも連想できる通り、NYのパーティークラシックが詰まった作品で、誰でも楽しめる作品かと思います!

 作品について、もうちょっと深く指摘すると、直球のHipHop選曲を中心に、SoulやFunkなどのオリジナルのブレイクビーツ選曲、更にカプリのOld SchoolでおなじみのDance Classicsや80's R&Bといったクラシック選曲が混ざっている感じで・・・まるでカプリから影響を受けた選曲、いや、NYの伝統を分かりやすく詰め込んだ選曲になっているかと思います!

 それこそ、選曲面では「LL Cool J / Jingling Baby (Remix)」「EPMD feat LL Cool J / Rampage」といったHipHopクラシックや、Mary J BlidgeのReal LoveネタなClean Up Womanをモロ使いしたトラックス曲「Zulu War Chant / Time Zone」などを選曲し、ガンガンと盛り上げています!
 また、A面の後半では、漆黒のブレイクビーツタイムがあるのですが、The Champ~JB使いが半端ない「Bozo Meko / Fushion Beats Vol,2」をクソ熱く2枚してきたり、その流れで「First Choice / Love Thang」のブレイク部分をクソ熱く2枚使いをしてきたり・・・いや~カッコいい!
 
 このHipHop~ブレイクビーツ系の選曲とDJプレイを聴くだけでも、Enuffさんの「2枚使い」が半端ないことが分かり、それで人気だったことが分かります!

 時代的には94年頃なので、ここまで「上手い」のは時代的にも早いし、カプリっぽいファンキーさ(大味さ?)もありながら、Spinbadっぽく緻密にグイグイと引っ張っていく感じが素晴らしく・・・いや~、カッコいい!

 また、これも指摘したいのが、多くの部分で「アイデアにあふれた2枚使い」をしてて・・・この点も最高です!

 例えば、90年代にDJをやってた方なら誰でも出来るであろう「Real Loveの半拍ずらしミックス」を、同ネタ使いなトラックスで華麗に披露・・・94年ごろで、この技使いは早いっすね!
 また、あえて2枚掲載をしたLLとEPMDは、個人的にはDJ Spinbadが発見したと思っていた「歌詞繋ぎからのJingling Baby →Rampage繋ぎ」はこの作品で既に披露・・・これも単純だけど、上手すぎですね(^0^)

 これ以外にも、2枚使いを絡めながら、絶妙なタイミングで次の曲に繋いでいくことも多く、DJ技術と選曲がアイデアにあふれていて最高です!
 そして、カプリやビズ等なら、これに「マイク」を絡めて更にファンキーにしていましたが、Enuffさんのこの作品では、あえてマイクは使わず「2ターンテーブル・オンリーのファンクネス」で攻めていく辺りもカッコいいです!

 もう、ココまでの説明で、EnuffさんのDJがフレッシュで、本当に「Hip Hop」なのが分かります!

 やっぱりHipHopは「2枚使いから始まった」ことが分かるミックスです(^0^)

 あと、蛇足ですが、私が影響を受けた「DJ Spinbad」がEnuffさんから影響を受けていたことが分かり、ちょっと安心しました・・・スピ先生もNYの伝統を受け継いでいた点が証明できて、ちょっと嬉しいです!


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 そして、この作品では、こういった2枚使いを含めたファンキーな選曲をしつつ、B面後半ではNYクラシック選曲・・・これも絶妙で最高です!

 選曲的には上記の「Zapp / Computer Love」「Debarge / I Like It」なんかをプレイするのですが・・・カプリやビズなんかがプレイするのと同じように「説得力」が違い、もー、カッコよすぎです!!

 例えば「Zapp / Computer Love」では、HipHop選曲の流れから強引にカットイン(前曲はDas EFX!)をするのですが、それが凄いバッチリで、イントロ2枚使いがクソカッコいい・・・カプリとかもそうですが「謎の選曲なんだけど、何度も聴いているとバッチリになる選曲」です!
 特に、このZapp選曲については、テクニカルな視点を更に説明すると、それまでのHipHop系の選曲からクラシック系の選曲に切り替える際の「ブリッジ(橋渡し)」にした選曲になっています・・・つまり、方向性が違う曲へ切り替えていくために入れた曲で、Zappで2枚使いをしていたのにも理解ができます!

 そして、この後は、割とNYクラシックなグルービーな曲をプレイし続けます・・・うん、気持ちイイ・・・

 この辺は、イメージとしては、散々盛り上げたクラブで、ちょっとクールダウンをしつつ、女子も男子も腰が止まらない選曲ですかね・・・

 その上で「Debarge / I Like It」を選曲・・・もー、大合唱必死なタイミングです!

 この辺もNYらしく、大変上手いな~と思うのが、ピーク曲の「温め方」がというのでしょうか、ピークの曲が盛り上がるように、しっかりと「メリハリ」を付けているんですよね・・・

 Enuffさんに関しては、グルービーな曲を選曲して、あえてクールダウンをしてるんだけど、ビート感だったりHipHop感を維持したDJプレイで、DJミックスのテンションを切らずに進めています。
 特に、ここでも上手いな~と思うのが「2枚使い」で、要所要所で派手ではないけど効果的な2枚をいれてきてて、クールアウトなんだけど、躍動感のあるグルーブを維持しているのが最高です!




 あまり深く紹介することが出来ませんでしたが、一言で「ヤバい!」と断言できる作品です(^0^)

 当時は結構売れたし、日本にも割と入ってきているので、探せば結構あるかと思います。
 気になる方は探してみてね~



<Release Date>
Artists / Title : DJ Enuff 「Party Groove」
Genre : HipHop、Soul、Funk、Disco、R&B・・・
Release : 1994年ごろ
Lebel : Tape Kingz(US) No Number


Notice : (毎回恒例の)トラックリストについて

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 今回のテープは、テープ馬鹿ご用達な「Tape Kingz」製なので、テープの仕様等で「なんだそりゃ」と思う豪快さがあるわけで・・・今回のもありますよ(^^;)

 今回のEnuffさんのは、割とまともなトラックリスト(何箇所かは間違いあり・笑)はついていますが・・・写真の赤で示したAの後半1/4と、Bの前半1/4が、私の持っているコピーには全く収録されていません(^^;)

 実際のテープを聴いていると、その部分で「ブツ」と切れているので、本当はミックスが続いているんだと思います・・・恐らく、本当は60分×2のミックスで120分だったのを、45分×2の90分テープで作ってしまったんでしょうね・・・
 ただ、Tape Kingzの恐ろしい所は、これに気付かずにテープをガンガンとコピっているところですね・・・こういった豪快さにヤラれます(^^;)

 なお、全てのミックスが収録されたテープはあるのかどうかは不明ですが、このTape Kingz版自体が再発とも言えるので、きっと最初のプレスとかではあるのだと思います・・・
 個人的には、A面の切れた後に「KRS-ONE」御大のフリースタイルが入っているようなので、結構気になっています・・・Tape Kingzはジャケが同じでも、中身のテープが違う場合もあるので、精進して探さないと(^^;)






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<独り言>

 今週は、写真がないことから御察しの通り、独り言はナシです・・・

 大半の方が「Discogs」のイベントに行ったのでは?と思っているかもしれませんが、ガッツり仕事で不参加でした・・・ああっ、行きたかったな~

 なお、今年も10月には「CASSETTE STORE DAY JAPAN 2017」が開催されることになりましたが、コッチも仕事が入りそうで戦々恐々です(^^;)
 先日、下北のN村さんに伺ったら、今年もゴツいのを用意してるようなので、これには行かないと・・・何とかして後輩に仕事を押しつけて、朝から並びたいと思います(^^;)

 あと、8月の購入履歴を〆たら、届いては行けない大台(4)に到着したみたいです・・・ストック分を含めてのカウントなので、実際の記録更新報告はもう少し際になると思いますが、人間、頑張ればイケるもんなんですね(^^;)

 ただ、もう置き場所が限界です・・・レコードも棚を増設しないとヤバいし、そろそろ引っ越しをしないとイケないのかな・・・
 まあ、引っ越しをする準備に時間がとれないので、今のスペースで何とかするのだと思います・・・でも、そうは思っていても、普通にテープもレコードも買ってくるので、真剣には悩んでいないようです(^^;)

 では、今週はこんなもんで・・・今週も、仕事は仕事で頑張り、レコとテープは馬鹿を繰り返しますね(^^;)

 ではでは、また来週~