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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Kim Lightfoot & DJ Nori 「Kim Lightfoot & DJ Nori」(@表参道Vent 2018/09/23)
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 え~、凄く、凄く、久しぶりですが、踊ってきたので報告です!

 いやいや、やっぱり踊るのはいいですね(^0^)


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 今回は、表参道にあるVentで開催されたKim LightfootとDJ Noriのパーティーがあったので、お邪魔してきました!

 ここ最近、ほんと仕事がアレで、土日も結構働いていることから、週末のパーティーに行けず、涙を流す日々が続いていました・・・

 考えてみれば、直近で行ったのが、GWのダニーで、それも朝参加→1時間のみという状況で、もー、踊っていないですね(^^;)
 それ以降も、行きたいパーティーは結構あったのですが、日程的に行けないことが多く、体が疼いていましたよ・・・レコードもそうですが、踊ることも若干病●っぽいので、こうなるのは仕方がないのですかね~

 そんな中、タイミングよく今回のパーティーが開催されることを知り、日程を合わせて参加をしてきました!

 当日となる土曜日は、やっぱりな休日出勤で日ごろの溜まってた雑務を処理し、定時で会社を出て、家で仮眠をとってから会場となる表参道Ventへ向かいました。

 12時前ぐらいに到着したら、おおっ、この時点で結構入っている・・・Ventって、気づいたら活気のあるクラブになってたのですね!!

 私自身、クラブ活動も大して行ってないのでアレですが、Ventって、凄い自分から宣伝をしているようなお店ではないけど、週末には必ず良質なパーティーを開催されてるので、それだけ、お客さんに愛されているんでしょうね~
 正直なところ、あそこの場所は、割と頻繁にお店が変わっていた印象(Origami→ARC→Ventかな?)があるので、Ventも「そのうち・・・」なんて失礼なことを思っていましたが、これは撤回ですね・・・パーティーの内容で集まるというよりも、お店を信頼して集っている感じが頼もしかったです!


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 では、当時のパーティーの様子を報告です!!

 12時前に到着した時点では、Open UpのDJの方(ごめんなさい、お名前が分からないです)がGarage系の曲をプレイしてて、もー、いきなりテンションが上がってしまいました(^0^)

 確か、準備運動がてら軽く踊り始めたらShron Reddがプレイされ、私の体が水を得たように動き始めます・・・おおっ、Ventは踊りやすいですね!!
 その後も、割とGarage系の曲をプレイしてて、次のNoriさんに繋げるためか、個人的にはTimmyクラシックな「Gibson Brothers / Ooh! What A Life...」を気持ちよくプレイしてて、私の踊りも止まりません・・・・

 Ventについては、かなり音にこだわったクラブで、マンスリーのフライヤーには自慢のスピーカーを毎回載せるぐらいなので、かなり音は良く、気持ちいいですね!
 そんなに大きなスピーカーユニットではないものの、綺麗な音が流れる感じで、踊ってて気持ちいいです・・・場所によっては(例えば後ろの方)、Lowが少なく感じてしまう部分もありますが、プレイするソースの音を素直に出している感じで、イイっすね・・・

 ただ、床が、一応、木のフロアーではありますが、コンクリの上に貼っている感じなので、長時間踊っていると膝にきますね・・・これは年齢(?)の問題だからしょうがないか(^^;)


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 そして、12:30には、Noriさんが登場・・・もう、素晴らしすぎます!!

 今回、先に結論を書きましょう・・・・私としては「Noriさんに捧げてしまったパーティー」でした!

 Noriさんの後にKimさんも出るのですが、Noriさんのプレイが素晴らしすぎて、Kimさんのプレイには着いていけなかったぐらい、Noriさんのプレイが良かったです・・・

 今回のNoriさんは、大好きなGarage寄り12inchセットで、音の出し方も、そしてグルーブもメッセージもあり、ほんと素敵で、最高に気持ちよく踊らさせていただきました!

 それこそ、割と最初に「Hamilton Bohannon / Let's Start The Dance」をブッコみ気味にプレイし、テンションを上げてくれます・・・周りにいた外人さんと目が合い、思わず「踊ろうぜ!」となりました(^0^)

 また、音の出し方も素晴らしすぎで、定番な「Jimmy "Bo" Horne / Spank」であれば、ボトムは「House」な音に調整しつつ、メロディーは「Garage」な音で、これも素晴らしい・・・
 この曲、プレイの仕方によっては、カタカナの「ダンクラ」になってしまうところを、ギリギリで「House~Garage」にしている感じで、プレイ中の細かい音の調整、そして、何よりもNoriさんが作る「グルーブ」が後押しし、最高の曲になります・・・

 Noriさんの音の出し方は、私のような素人が語るべきではないですが、結果的に「踊りやすい」と思います・・・

 今回のプレイ、こういった音の調整やグルーブの作り方が素敵で、特に1曲1曲を大事にプレイされている感じが良いですね・・・


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 そして、流れの作り方も素敵で、最初はGarage系の歌曲で攻めつつ、だんだんとHouseっぽいラインに進み、気づいたら目を軽く閉じながら、Noriさんが作る「音の海」で深く踊ります・・・

 それは、深い、深い、海の底かもしれません・・・

 だけど、こういうグルーブは踊っていると気持ちいいですね・・・確か、I Feel Loveのインスト部分を活用したRe-Edit(ですよね?)なんかをディープにプレイしてて、気持ちよすぎでした(^0^)

 ただ、そこはNoriさんです・・・このHouseっぽいラインで、淡々と踊らせておいて、ブッコみで「Stargard / Wear It Out」をプレイ!

 もー、この展開には吹っ飛びました!!

 「突然」という表現になるぐらい、まったく毛色の違う曲なのに、グルーブの流れもタイミングもドンピシャで、思わず「おー!」と声を上げて、踊り狂ってしまいました!
 
 なんでしょう、Noriさんのプレイは2時間、いや「わずか2時間」だったのですが、ここまで流れを作り、ガッツリと踊らせてくれたことに「DJとしての凄さ」を改めて痛感させられました!!

 そして、NoriさんのDJも素晴らしかったですが、ライティングが町田さんだったことから、ライトのタイミングも、システムの音の出し方もNoriさんに合わせてて、Noriさんの良さを引き立てます・・・
 ライトがいいと、ほんと曲が映えますよね・・・Ventのライトの出し方、使い方によっては凄いグッときて、今回は町田さんのライトにもヤラれました!!


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 そして、次はもう一人の主役である「Kim Lightfoot(キム・ライトフット)」さんが登場しますが・・・私が、Noriさんのプレイにヤラれてしまい、その影響か、ダンスに着いていけなかったので、今回はレポなしです・・・

 初めて聞くDJで、House~Garageラインでは腕のあるDJとして有名だったので、かなり楽しみだったのですが、今回は、私の求めるグルーブと合わず、私自身が着いていけなかったんですよね(^^;)
 割と、Deep House押しなプレイで、ちょいちょい気持ちよく踊ってはいましがが、Noriさんほど、DJに体をゆだねることができず、休憩を取りながらのダンスになってしまいました・・・う~ん、次回に期待しましょう!

 そんなわけで、パーティーは6時に終了し、曇天な表参道の朝を歩きます・・・

 ただ、やっぱり踊るのは気持ちいいですね!!

 これからも、踊りたいとは思いますが、なかなか行けないんだろうな・・・
 10月はDavid Morales、そして未アナウンスですが12月はJoeが来るらしいです・・・Joeは行きたいな・・・

 まあ、年も年なので、ボチボチ頑張りますね・・・(^0^)



●おまけ Play List
 私がメモっておいた、当日のプレイ曲(Garage中心)を参考でアップしておきますね~
 行が変わらずに曲が続いているのは連続プレイ、行が変わっていたらその間に他の曲が何曲かプレイされています。
 参考程度にどうぞ~

[Open Up] ~24:30
Sharon Redd / Can You Handle It

The Salsoul Orchestra / Ooh, I Love It (Love Break)
Gibson Brothers / Ooh! What A Life...

{DJ Nori] 24:30-26:30

Shalamar / Right In The Socket
Hamilton Bohannon / Let's Start The Dance
Patti Labelle / Music Is My Way Of Life
Candido / Jingo
Jimmy "Bo" Horne / Spank

Donna Summer / I Feel Love ※何らかのRe-Edit

Stargard / Wear It Out
Linda Clifford / Gypsy Lady
George McCrae / Don't You Feel My Love





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<独り言>

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 え~、ここ最近は「独り言」でいろいろとご心配をおかけしてすみません・・・

 なんか、私が何かを書けば書くほど、皆さんからのご指摘があるのかな~と思ってしまい、割と「ビビりモード」になっています・・・

 ただ、この「レコ」は写真が出せると思うので報告です~


 金曜日、割と大舞台なところで仕事をして、東京駅で祝勝会・・・最近は、八重洲口にあるニュートーキョーさんがお気に入り、気づいたらエビスを何杯も飲んでいました(^^;)

 んで、同行者を見送って、時計を見たら19時前・・・はい、気づいたら「お茶の水のユニオン」にいました(^^;)

 前も書いたかもしれないですが、大きな仕事の後は、心の平静を呼び戻すためにレコ屋に行くことが多く、東京駅終わりだと、自然と中央線で1駅なお茶の水に足が向かいます・・・

 ただ、今回は、向かいながら「もしかしたら安くなってるかな~」と期待をしながら、足早に向かいました・・・

 都内でユニオンを使っている方だと、お気づきの方も多いかと思いますが、ユニオンでは、定期的に決算セールがあり、9月末は半期の終わりなので、割とストック品を安くすることがあります・・・
 お店としても、なかなか動かない在庫を、そのまま寝かしておくよりも、安くして売れた方が良いとしてるのでしょう・・・この決算セールは結構アツくなることが多く、私個人は、この期間を意識して、ちょっと高くて買えないのは、少し待ってみて、残ってたらこの決算セールで買うことが結構あります。
 
 んで、ちょっと待ってみてたのが、写真のレコです!

 これを見てすぐ分かる方は少ないかと思いますが、あの名曲「Sharon Ridley / Changin'」の1stプレスとされる12inchになり、買える範囲の値段まで落ちてくれたので、購入させていただきました!

 まず、この曲、Garage系の心の1曲として崇められ、Paradise Garageの最後の夜にもプレイされた名曲ですよね・・・私も大好きな曲です。
 ただ、こういった曲なので、いわゆるシングル=12inchがあってもおかしくはないのですが、リリース時(1978年)には12inchのシングルはリリースされず、1989年にReissue的にリリースされた12inch(Mixed Masters)が長く現場で活用されている曲になります・・・

 私も、当然ながらMixed Mastersのは持っていますが、このWhiteな12inchは欲しかったんですね・・・

 これ自体、オリジナルのプレスなのか、ブートなのかが分からないのですが、実はLong Mixになっており、LarryなどのGarage文化を作ったDJたちは、これを使っていた説があるので、機会があれば欲しかった1枚です・・・

 出てたのは、お茶の水の某ユニオンで、初めてセールに出たときは、同じタイトルが2枚出て、安い方を視聴したら、あまりコンディションが良くなく、高い方が欲しいな~と思っていた1枚です。

 ただ、高い方は、最初に出た時の価格では手が出ず、かつ、セールでは即売れしなかったので、暫く待ってみようとなりました・・・

 そして、金曜日の夜、なんとなく立ち寄ったら、色割ではなく、値段の付け直しで嬉しい値下げ・・・これなら買えるけど、先週もゴツいのを買っちゃたしな~と思い、ちょっと躊躇していました(^^;)

 でも、奇跡は起こるものですね・・・

 とりあえずキープはせずに、他のコーナーを掘ってたら、店頭のBGMでChangin'がプレイ・・・私が迷っている高かった方の盤がプレイされている!
 んで、店頭のシステムで聞いたら、コンディションが良く、音が最高です・・・もう、これで購入確定ですね!

 店員さんがプレイを終えたあと、カウンターに置かれていたレコを「買います」と申し出て、無事に購入・・・まさか、店頭BGMで後押しされるとは思いませんでした(^^;)
 店頭でかけてた店員さんも、このことにビックリとしながらも、顔に「やったぜ!」と喜んだ表情がでてて、こちらもちょっと嬉しかったです・・・こういったコミュニケーションが取れるのが、お店のいいところかもしれないですね~


  レコードを買っていると、やっぱり「一期一会」な部分はあり、即決で買わないと出会えないものもあれば、今回のような紆余曲折があって出会えるものもあります・・・

 これからも、慢心することなく、頑張って掘り続けたいと思います・・・うん、あそこで寝かしてるブツも安かったら買おうかな~

 なお、このWhite盤、Longミックスらしいですが、どこがロングなのかが分かりにくい(?)のと、Mixed Mastersとそんなには音圧が変わらないかも・・・でも、数か月間、悩んでいたことが解決できたことの方がプライスレスですかね(^^;)




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DJ Kiyo 「Primitivism」
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 え~、気づいたら9月も半ばで、だんだんと秋めいてきましたね・・・

 今年の夏は灼熱というイメージがありましたが、さすがに体にはしんどいので、秋の涼しさが入ってくるのは嬉しいですね~

 でも、突然涼しくなるのも困りもので、今週は、睡眠してて、あまりの涼しさに起きてしまい、厚めの布団を出したりしました・・・こういう時こそ体調を崩しやすいので、注意しないと・・・

 そんなわけで、聞いてみたら今の季節にピッタリな作品の紹介です!!


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 今週は、あのDJ Kiyoさんによるミックステープシリーズの第7弾「Primitivism」を紹介しますね!

 Kiyoさんについては、説明不要かと思いますので前振りなしで作品の紹介に進みますが、やっぱりKiyoさんの作品は、聞いてるとだんだんと「作品」に吸い込まれる感じは素晴らしいですね!

 この作品では、タイトルの「Primitivism(プリミティヴィスム)」が示す「原始主義」が意図するのか、主流ではない音楽でKiyoさんの音楽を表現している作品かな~と思います。

 タイトルについては、美術用語になり、いろいろと読めば読むほど深読みが出来ちゃうのですが、Kiyoさんの代名詞である当時としては日の目の当たらない楽曲を上手く活用し、自分が思うDJミックスの世界に落とし込んでいる点から、こういうタイトルにされたのでしょうか?
 特に、この作品は副題が「Freshmode 2」になり、99年に発表された「Freshmode」の続編と考えると、その趣旨はもちろん、選曲していた西海岸系のHipHopがこの作品でもキーになっていることから、このタイトルになったのかな・・・

 ではでは、作品の紹介です!!

 作品の全体像としては、Kiyoさんらしいクールな質感でまとめたHipHopなのですが、その中で「生音」の感じが入ることで、不思議な温かさがある作品です・・・
 もう、今の時期にぴったりというのはこの点になり、秋に向かい涼しさが入りながらも、どこか不思議と心地よいグルーブがあり、聞いてるとKiyoさんのグルーブに気持ちよく乗せられてしまいます!

 選曲面では、Freshmodeがそうだったように、HipHopの中心であるNYのHipHopとは対極にあった西海岸系のHipHopが中心になり、それにJay Dee以降の感じのHipHop、さらにBreakbeats~Cut Upなどを主軸にした選曲で、さながら「オルタナティブHipHop」な選曲で、かなり選曲の幅が広い作品になっています。

 それこそ、この作品の目玉は「Breakestra」かもしれませんね!

 もう、説明不要なHipHopBandな「Breakestra」ですが、00年ごろ、彼らが話題になった時、ほんと衝撃的なグループとして話題になり、日本ではすぐに受け入れられたグループかと思います。
 特に、HipHopの元ネタをメドレー形式で演奏した作品「The Live Mix Part2」は衝撃的で、私自身もNY系のHipHopに興味がなくなり始めた時期だったので、すぐに飛びつき、そのファンクネスにヤラれた経緯がありました・・・

 そして、Kiyoさんに関しても、どうやら直ぐに反応してたようで、この作品をリリースした01年には、日本企画でAzzuroさんと共作でBreakestraのメガミックス曲を制作するなど、かなりお好きだったようですね・・・

 この作品でも、Breakestraの曲は何曲も選曲してて、そのファンキーさやメロウな感じを上手く引き出して、自分の作品に落とし込んでいる印象があります・・・うん、この作品の裏テーマはやっぱり「生音感」、いや「音楽のもつ熱さ」かもしれないですね~

 これは深読みかもしれないですが、Kiyoさんが推進してた非NYな感じのHipHop(例えば西海岸~アングラなHipHop)の推進は、気づいたら日本では主流なHipHopとして受け入れられたかもしれないですが、その無機質な感じだけが独り歩きしてしまい、音楽本来の「熱さ」みたいのを落としたまま進んでしまっていたことを踏まえて・・・この作品を作ったように思えてしまいます。
 時期的にも、DJ RyowさんのようなKiyoさんの世界観を引き継ぐDJたちが現れ、独自の解釈でDJミックスを発表していましたが・・・Kiyoさんが示したラインのHipHopが乱発製造されてしまい、本来の意図がない作品への「アンチテーゼ」みたいな意味もあったのかもしれません・・・

 この私の深読みは、まったくもって深読みなので確実な話ではないです・・・

 ただ、Breakestra使いは象徴的で、表層はクールなんだけど、どこか音楽として温もりがある曲を多く選んで、全体のグルーブを描いている点は秀逸だな~と思います!!


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 そして、具体的な選曲とDJミックスについて話を進めましょう・・・

 まず、選曲的には前述したとおり、ある意味で西海岸系のHipHopなど、オルタナティブなHipHopが中心で、今となってはクラシックな曲も多いのですが、なかなか深い選曲です。

 それこそ、楽曲の系統を先に抜き出すと、Remixもの、Cut Up、そして既存曲のインストなど、Kiyoさんらしい唯一無二な選曲が最高ですね!
 例えば、イギリスのJazz系大御所女性シンガーの名曲をRemixをした「Shirley Bassey / Spinning Wheel (DJ Spinna Remix)」なんかは、いいところ突いてきますね・・・当時、注目が集まったClub向けにボトムアップしたRemixですが、上手く生音感も演出している好Remixだけに、こういった選曲感は頭があがりません!

 また、この作品の選曲では、先ほどの「生音感」の流れでサラッと古い曲なども織り交ぜてて、個人的には「Liquid Liquid / Carvan」にはヤラれました・・・ほかにもJazz系のネタ曲を2枚使いしてたり、流石の選曲ですね!


 そして、DJミックスについては、Kiyoさんらしく全体のグルーブ/作品性が統一されており、大変聞きやすい内容になっているかと思います。

 それこそ、スクラッチや2枚使いなどが要所要所で入るのですが、それがこの作品のグルーブを後押しするような感じな効果になっており、この辺も上手いですね~
 特に、A面、B面とも、最初はKiyoさん作成のイントロがあるのですが、やはりこの作品のグルーブを後押しするような内容になっており、これも最高です!



 そんなわけで、ややザックリとした紹介でしたが、これからの季節、なんでしょう温かいカフェラテが似合いそうな季節には最適な一本かもしれないです!
 考えてみれば未CD化の作品ではありますが、比較的、テープでは探しやすい作品かと思いますので、気になる方は探してみてね~



<Release Date>
Artists / Title : DJ Kiyo 「Primitivism」
Genre : HipHop、Breakbeats、Cut Up、Jazz、Garage・・・
Release : 2001年
Lebel : Royality Royality 007





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<独り言>

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 え~、まず、先週の独り言は大変失礼をしました・・・

 アップ直後に読まれた方で、コメント欄と連動して読んでおられた方だと経緯が分かるかと思いますが、その独り言を削除した後に読まれた方だと「どうしたの?」と思っておられるかもしれませんね・・・
 前回は、私が書いたセールの釣果報告において、読んだ方を不快にする書きぶりがあり、それがあったため、削除をしました・・・

 う~ん、何かを表現することって難しいですね・・・今後は注意します・・・

 そんなわけで、今週の独り言です・・・

 いきなり、意味不明な写真から始まりますが、昨日である土曜日は神戸に日帰り出張しまして、東京に着いてからの一枚です・・・
 
 まず、仕事自体は何とか上手くいき、帰りは帰りで神戸で細やかな打ち上げをした後、同行者と共に新幹線で帰京しました・・・同行者がいなければ、一泊して翌日は大阪掘りが出来たんですけどね~(^^;)
 
 そして、同行者が途中で降り、一人になってホッとなり、角ハイを飲みながら一人慰労をしていたら、突然、新幹線がスローダウン・・・あらら、浜松で止まっちゃった??
 どうやら、その先の静岡でトラブル(乗客が線路内に立ち入り、捜索騒ぎなったらしいです)があり、それで新幹線が止まってしまたようなんですね・・・

 さすがに内容が内容なので、全く動かないというわけではないだろうと思っていたら、30分~40分ぐらいで動き出して一安心・・・ただ、東京に着いた時は、普段以上に疲れてしまいました(^^;)

 まあ、大事にならなくって良かったです・・・

 でも、内心ではちょっとだけ焦っていました・・・

 なぜなら、下のがあるからです・・・


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 まさか、この流れで「この紙」がでるとは・・・

 はい、出張後の翌日である日曜日は、新宿のユニオンで、かなりゴツめのDisco12inchセールがあり、結構欲しいレコが出ることが分かったので、新幹線の車内で「ちゃんと今日中に家に帰れるのかな・・・」と少しだけ焦っていました(^^;)

◎ディスクユニオン 新宿ソウル・ダンス館 
 9/16(日)DISCO・BOOGIE 廃盤12" セール!!


 新幹線って、ホント動かないと動かないイメージがあり、ニュース等で映し出される、動かない新幹線の中でグッタリしている姿が横切りました・・・
 さすがにそこまで動かないのはないだろうと思いましたが、やっぱり私は病●ですね・・・こういうことを真っ先に考えてしまうのがダメな証拠です・・・

 そんなわけで、夜中に家に帰り、とりあえず寝て、疲れた体をたたき起こし、洗濯と掃除をしてから9時に新宿へ・・・ああっ、先に1名おられる・・・
 そして、待っていると割と人が集まってくる・・・開戦前で6名ぐらいで、これは鉄火場になりそうだ・・・

 ただ、ただ・・・私の体調はあまり良くありません(^^;)

 もー、熱はないものの、考えてみれば今週も働きづめなので疲れが溜まってたんでしょうね、並んでるだけで段々と辛くなってきました・・・
 そして、今回が熱い戦いになりそうなのを目の当たりにすると、さらに疲れが出ちゃいます・・・う~ん、戦えるのだろうか?

 でも、不思議なもので、店内に入り、開幕の合図が鳴ると、途端にアドレナリンが出て、ディガーモードになるんですよね・・・

 結果的には参加した甲斐がありました・・・

 私は3枚ほど狙いがあり、自分の中で優先順位をつけて参加をしました・・・

 そして、狙いのブツは絶対に3枚とも壁なので、一番目の方の動き方によって臨機応変に狙いを変えれば何とかなるかな、と思って戦場に向かいました・・・
 一番目の方は、私も狙ってた3枚のうちの2番目のが狙い(?)だったみたいで、私は、その姿を見て、その横を直感的にすり抜けてトップと3位の2枚を壁から何とかゲットしました・・・
 ただ、結果的には3位のはタッチの差で私がギリギリで取れたぐらいで、なかなか厳しい戦いでした・・・ほとんど市場に出ない盤なので、皆さん、狙ってきますよね・・・


 んで、肝心の釣果ですね・・・

 今回は公表しません・・・

 「え~っ」と思う方も多いでしょうが、先週の反省があり、そのレコが欲しかった方がいたことを踏まえて、私が買うことができたレコは秘密にしておきます・・・ごめんなさい・・・

 ただ、1枚はずーっと前から欲しかった1枚で、私のレコードの壁が更新したほど根性が必要だったレコです・・・
 そして、もう1枚もやっぱりオリジナルを探してた1枚です・・・出会えたことには素直に感謝します・・・

 

 う~ん、先週のことを踏まえると、ここまでの報告になります・・・もう、何をどこまで書いたらよいのか分かりません・・・

 なんとも歯切れの悪い釣果報告であることは理解していますが、ご容赦ください・・・このような内容は、今の時代だと、あまり書かない方が良いのかもしれないですね・・・

 では、また来週!!







Cassette China 「Black Kat VS Silver Hawk 92」
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 え~、先週報告をした新しいPCで作業をしているのですが、急に環境を変えるといろいろと面倒なことが多いですね~

 今回はWindowsの7から10に変えたのですが、今まで簡単にできたことが意外と面倒になり、困っています・・・ブログの生命線な写真の編集なんかは、かなり面倒になりました・・・
 画像編集については、プリインストールで付いてたソフトが、変に凝ってて使いづらい・・・美白設定とかはいらないんだよな~(^^;)

 まあ、何とかして慣れていきましょう・・・

 そんなわけで、たまにはレゲエを紹介です・・・

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 今回は、あのMighty Crownが90年代末ごろにリリースしていたテープレーベル「Cassette China(カセット・チャイナ)」を紹介したいと思います!

 まず、Mightyのことは説明不要ですよね・・・

 つい先日も、ジャマイカで開催されたサウンドクラッシュ「World Clash 20th Anniversary」でも優勝し、名実ともに世界一のサウンドとして有名で、常にトップランナーであることが誇らしい存在ですね!

 そんな、Mightyが、90年代末に、自身のお店である「Ragga China」で販売していたといわれるのが、今回の「Cassette China」になります。

 Ragga Chinaは、現在も横浜中華街付近で営業をしているお店で、Mightyファミリーがデザインした洋服や雑貨を販売しており、Mightyファンなら馴染みの深いお店になるかと思います。
 洋服の他にも、今であればMix CD、昔であればミックステープを販売してて、レゲエという文化/音楽を多角的に広めていたお店かな~と思います。

 そんな、Raggae Chinaですが、開店当初の1997年には中華街の中にあり、レゲエ関連のグッズと、場所が場所なので中華~アジア系の雑貨店という位置づけでスタートしたと言われており・・・ある意味でMighty Crownというサウンドシステムを「下支え」していたと言われています・・・

 下支え・・・つまり、お店の売り上げがサウンドシステムの維持費用に繋がっていた・・・と言われています。

 このことの真偽は何とも言えないのですが、まだまだニューカマーでサウンドとして営業が取れなかった状況がある中で、他のサウンドに勝っていくためには、やっぱり「お金」が必要だったのだと思います。

 それは、自身が持っているサウンドシステムの増強であったり、ダブを録音するための費用だったり・・・ある程度の資金力は必要なんですね・・・
 これもなかなか真偽がつかめない情報ですが、サウンドシステムを組むのに肉体労働をしていたサウンドマンは多いといわれており、Mightyのお店の話も、あながち間違えではないかな~と思います・・・

 なお、Ragga Chinaについては、某情報によると、もともとMigthyのSimonとSami兄弟と、その親戚になるJun 4 Shotの祖父に当たる方が開店した中華食材のお店「生利公司」を引き継ぎ、Reggae系のお店としてリニューアルしたそうです。
 ものすごい蛇足ですが、NHKのファミリーヒストリアってありますよね・・・こういう背景を聞いちゃうと、Mightyが出たら凄い面白い内容になるんじゃないのかな~と思っています(^0^)


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 そして、Cassette Chinaの詳細に話を進めましょう・・・

 このシリーズは、Mightyファミリーが所有していた80年代~90年代の海外の「現場録音テープ」を駆使し、自分たちで編集したテープのようで・・・直球でいくと「コピーテープ」になります。

 ジャケはオリジナルで作成しているものの、市販のブランクテープにダビングした手製のモノになり、テープ本体に貼られたインデックスは手書きになります・・・それも、上下を逆に書いており、ある意味で本場っぽいかな~と思います。
 インタビューを読むと、当時はみんなで手分けしてコピーをしていたそうで、この現場録音シリーズは、どうやらCojie氏が中心になって作られており、稼ぎの一部はダブ録り費用等に使っていたようです・・・

 まず、Mightyとこれらの海外録音テープについてですが、これがなかったらMightyが存在しないといっても過言でないぐらい、テープには影響を受けたそうです!

 そもそもインターネットもない時代ですから、海外の情報、それもレゲエというアンダーグラウンドな文化/音楽を知ろうと思ったら、現地に行くしか選択肢がない中で、現地でのプレイを録音したテープは、その現地のプレイを知るための格好のアイテムとなり、広くファンの中では重宝されていたといわれています・・・

 Mightyに関しても、活動の初期のころは、これらの海外等でゲットしたテープを聞いて「サウンドシステムのいろは」を学んだそうで、選曲の仕方、マイクの使い方、そしてダブのアイデアなどを学んだようです・・・
 これらのテープは、作品として作られたというよりも、現場でのプレイをそのままテープ化した内容が多く、作品性は見いだせないのですが、その「生」な感じは最高で、Mightyの面々は、その生の音を聞いて、自分たちの「サウンドシステム」を作っていったのだと思います。


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 ただ、説明しないといけないのは、やっぱり「コピーテープ」であることでしょうか・・・

 まず、結論から書くと、Mightyのこの作品はコピーであるものの、もはや「オリジナル」な作品になっており、個人的には物凄く「リスペクト」を感じています・・・

 以前、以下の記事で深く書いたことがありますが、レゲエ業界、いやテープ業界においては「コピーテープ」というものが闇で根付いており、良い部分もあれば、悪い部分もあったかと思います・・・

 【参考記事】
 Mighty Crown 「Mighty Crown Vol.8 - Fivestar Cup 98 頂点」

 テープという存在を考えると、本体は簡単にコピーができるし、ジャケットも簡単にコピーできてしまいます・・・

 そのため、誰かが作った作品を、勝手にコピーし販売しているケースがありました・・・これは悪い方の例で、私としては「ブートテープ」としています。
 これに関しては、作品を作った人へのリスペクトがなく、やっぱり「あってならないモノ」ですね・・・特に、日本国内の作品をコピって売ってた業者もあり、本来、その作品を作ったアーティストに売り上げが届かないだから、悪しき存在でしょうね・・・

 一方で、コピーに関しては、文化として、いや、変な表現ですが「悪意がなくコピー」をしているケースもあり、今回のMightyのテープはこちらに当たるのかな~と思います。

 レゲエという文化を深堀りすると、こういった現場録音のテープは自然発生的に作られ、そして出回り・・・結果的に全世界に「レゲエという音楽が配布した」経緯があります。

 それは、貴重な音源をコピーして販売する人がおり、さらにそれを購入した人が自身でコピーしていき、アンダーグラウンドに広がっていったことを意味します。
 それこそ、写真の「Jack Sowah」のテープなんかがそうで、これはジャマイカのカセットテープ屋さんで、独自のコネクションから入手した(?)現場録音のテープを揃えていたところといわれ、これらを現地で購入し、独自にコピって広めていたケースは少なくはないかと思います。

 また、別角度な話ですが、こういった現場録音の音源は、それこそ「誰の作品」という定義がなく、ある意味で「みんなの共有物」という意味合いが強く、ある意味で、今のYouTubeに近い存在だったかもしれません・・・
 それは、本来の法律的にはアウトなのかもしれないですが、文化や音楽を「共有」するために作られたとも言え、ある意味で「必要悪」といえるかもしれません・・・


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 これの背景を踏まえて、Mightyの「Cassette China」を考えると・・・やっぱり「リスペクト」を感じます!

 それは、これ自体が何らかの音源のコピーではありますが、しっかりとジャケをデザインし、その音源が「魅力的」になるようにして販売していた点は、Mightyがこれらの音に魅了され、レゲエが好きになった「思い」が詰まっているな~と思います!

 そう、この「思い」を広めたくて作っていたんでしょうね・・・

 あるインタビューを読むと、自分たちのミックス作品も含め、テープを作っていたことは、売り上げよりも「レゲエを広めよう」という考えが強かったようで、サウンドシステムのシーンを広げたかった意図があるようです・・・

 Mightyに関しては、日本のレゲエが寒かった時期(=ファンが少なかった時代)から活動をしてたから、こういった意図を持つのは当然ですよよね・・・
 それは、サウンドシステムの「面白さを伝えること」、そして、過去の貴重な音源を広めることで「勉強を促すこと」を狙ってた部分があったのだと思います・・・

 このシリーズは、内容的には、ラバタブ全盛な80年代の音源と、クラッシュ初期な90年代の音源に分かれており、Mighty側もそれぞれの良さを分かって作品化していますね・・・

 特に「ジャケ」の素晴らしさは最高で、80年代ものは、何らかの元ネタ(LPやフライヤー)はあるものの、その音源の良さを引き出すための「サンプリング」としてジャケを作っているのが分かります・・・
 この辺は、Mightyのオールディーズ担当であるCojieさんのセンスが光っているのでしょうか・・・ただ単にコピーをするのではなく、その良さにリスペクトをした上でコピーしているのがわかりますね!!


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 そんなわけで、やっと作品の紹介です~

 今回、聞いてみたのは、90年代物のクラッシュ系の中の一本である「Black Kat VS Silver Hawk 92」になります。

 これをチョイスした理由は、大変残念なのですが、他のテープが残念ながら伸びぎみで、ストレスなく再生ができなかったので、これになりました・・・
 もー、すみません、レゲエは知識が全然ないので、内容の良さからではないです(^^;)

 ただ、聞いてみて、やはり「Mightyのお墨付き」があるだけに、すごくイイですね!!

 内容的には、タイトルにもある「Black Kat」と「Silver Hawk」の一戦を収録した一本で、内容を聞くとほぼ「Black Kat」のセットを収録したと思える内容になっています。

 Black Katはジャマイカのサウンドで、今となってはクラッシュを作った創成期より活動しているサウンドで、クラッシュ特有の「殺し合い」が出来るサウンドとして有名ですね・・・クラッシュの優勝歴も多く、当時からファンが多いサウンドですよね。
 一方で、Silver Hawkは、こちらジャマイカ(NY)の老舗サウンドで、近年に日本のサウンドKing Life Starとクラッシュをしたことで記憶にあるかと思います・・・一時期はSuper Catのダブを一番持っていたサウンドとして有名ですね!

 内容的には、Black Katのセットが中心で、現場仕込みの黄金のダブが連発で、そのバイブスの熱さにヤラれます!!

 Black Katに関しては、Mightyの面々からするとアイドルともいえる存在で、写真のテープ(2000年、NY)のクラッシュで一戦を交えたサウンドで、Mightyとしてもテープを聞いて勉強をしたサウンドかと思います。
 
 選曲的なところは勉強不足で分からないのですが、Black Kat印のダブが多く、そのヤバさにお客さんがヒートアップしているのが如実にわかる内容です・・・

 レゲエファンであれば「あっ、あの曲のダブだ!」と分かるかと思いますが、レゲエの知識がない私でも、その緊張感のあるダブの選曲には反応してしまいます・・・
 個人的は、替え歌というのでしょうか、Stand By MeやYesterday Once More、渋いところだと LevertのCasanovaなど、ダブの自由な発想が生きた曲が多く、ヤラれました・・・



 う~ん、今回は作品紹介とはいきませんでしたね・・・すみません・・・

 ただ、このCassette Chinaモノは、ジャケのデザインから始まり、内容もMighty印の好内容のものが多く、かなりお勧めな作品が多いです・・・
 私も、まだまだ見つからない作品が多く、引き続き、捜索をしたいと思います・・・今回はまとまりのない紹介になり、すみませんでした(^^;)



<Release Date>
Artists / Title : Raggae China 「Black Kat VS Silver Hawk 92」
Genre : Reggae・・・
Release : 1998年ごろ??
Lebel : Raggae China No Number

Notice : Mightyとテープに関する資料

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 今回の記事では、00年代に横浜人脈で作られていたレゲエ系フリーペーパー「Strive」の第37号(2009年)のテープ特集を参考にさせていただきました。
 
 もー、Mightyのテープ愛が分かる貴重な資料ですね・・・最高な資料で、なかなか見ることができないかと思うので、以下にスキャンしたデータを貼り付けておきますね!

 なお、Mightyのテープ愛は半端なく、今年の新作Tシャツでは、Mightyが今まで出したテープを題材にしたのを出してて、やっぱりテープが好きなんだな~と思いました。
 確か、このTは、前述したジャマイカのクラッシュでもSimonさんが着用してて、さすがだな~と思いました・・・個人的には、まだ持ってない手刷り時代のテープもあり、Tシャツより、そっちのテープの方に目がいってしまいました(^^;)


↓以下、貼り付け(クリックすると大きくなります)
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<独り言>

2018/09/10 22:30 追記

 独り言で書いた内容が、読まれた方の一部に不快な思いをさせたことが分かりましたので、この更新の独り言部分はすべて削除しました。

 不快な思いをされた方には、心よりお詫び申し上げます。そして、今後、ブログへの掲載内容については、細心の注意を払いながら更新をしたいと思います。申し訳ございませんでした。








DJ G.O.G 「Liquid Sounds」
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 久しぶりに「渾身のニューディスカバー」なテープの紹介です・・・

 こういうテープがまだ隠れていることを思うと、ほんと「ミックステープ」という世界の深さを感じます・・・

 うん、生粋の「裏・Ill Vibes」な内容で、日本語ラップファンは卒倒な作品ですよ!


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 今回は、日本語ラップのマグマが噴火し、その人気が大爆発をした1996年ごろに、こっそりと作られていた「日本語ラップ」のミックステープを紹介したいと思います!

 1996年というと、さんぴんキャンプが開催された年になり、それまでアンダーグラウンドに活動し、切磋琢磨をして自らを磨いていたラッパーやDJ達が、一斉に自分たちの熱い思いを楽曲に詰め込み、ライブでその楽曲を爆発させた時期かと思います・・・
 そして、その熱い思いは、当時の中高生を中心とした若者たちに届き、日本語ラップが一気に盛り上がった時期かと思います・・・

 この辺の状況は、今となってはなかなか分かりづらい部分もあるかと思いますが、ほんとクソ熱い時期でしたね!

 私自身、さんぴんのちょっと後に日本語ラップの存在を知り、すぐにその熱さに気づき、高校生時代はほんと夢中になっていました・・・
 お亡くなりになられたDev Largeさんを筆頭に、ほんと、その熱さにヤラれ、夢中で追いかけていました・・・どちらかというとインドア派(ライブには行かない?)ではありましたが、あの時代を体験したからこそ、今があるのかな~と思っています。

 このブログでも、この日本語ラップの熱い時期については、多くの記事に残してきましたので、詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください・・・

HipHop/R&B専門誌「Front/Blast」について
90年代中ごろにHipHop/DJなどの情報が載った昔の雑誌
「日本語ラップ」に関する本の紹介
DJに関する動画 その1(動画部分は全て削除になっています)


 この時期は、振り返るとインターネットも携帯電話もなかった時代です・・・そう、簡単には日本語ラップにアクセスが出来なかった時代になります。
 当時は、TVでもラジオでも、そこまでは日本語ラップのことは取り扱われてなく、なかなか、それらの情報にアクセスするのは大変な時代でしたね・・・

 ただ、こういった状況下でも、この音楽や文化の「ヤバさ」はしっかりと若者に伝わっていました・・・

 それこそ、上記に掲載した雑誌等の力や口コミでの情報、つまり、ある種の「人の力」を介して広まったことが大きいと思っています・・・
 なんでしょう、いわゆる「噂が噂を呼ぶ」じゃないですが、人間の体を通って情報が広まったことで、その熱さがタイレクトに伝わったかな~と思っています。

 そして、私としては、その「人の力」の一つに「ミックステープ」の存在があったと考えています。

 写真では、その代表とも言えるDJ Kenseiさんの「Ill Vibes」を掲載しましたが、当時のごく一部の優秀なDJは、その「熱い日本語ラップ・シーン」の生の部分を、DJミックスを通して上手くシーンに広めました。
 つまり、通常のCDに収められた楽曲では伝わらない「バイブス」をDJミックスを通して収録し、日本語ラップのヤバさをアンダーグラウンドに広めて功績がミックステープにあるかと思います・・・詳細は下記記事をご参照ください。

DJ Kensei 「Ill Vibes - Straight from Tokyo Vol.1」
DJ Kensei 「Ill Vibes - Straight from Tokyo Vol.2」


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 そして、DJ Kenseiさんのテープと同様に、1996年ごろに作られ、ごく一部のヘッズに影響を与えたといわれるのが、今回紹介する「DJ G.O.G(ジーオージー)」さんの作品になります。

 写真のように完全ハンドメイド製の怪しい一本で、情報をたどると、当時のBボーイ御用達の洋服店「CLIP13」などで売られていたとされるテープになります。

 制作者であるG.O.Gさんについては、残念ながら詳細が掴めないお方なのですが、作品の内容、そして当時の「洋服店」で売ることが出来たことを踏まえると、当時、日本語ラップ界隈の深い所に出入りが出来たお方であることは間違えないかな~と思います。

 少し脱線をしますが、当時の洋服屋さんについて整理をしましょう・・・

 当時の洋服屋さんは、当然ながら洋服の販売に加え、HipHopという音楽/文化を伝えるための大きなアイコンになっており、かなりの日本語ラップ勢がお世話になっていました・・・

 それは、洋服の購入者という部分もありますが、お店の店員として働いていることや、仲間が働いていることで仲間が集う場所になっていたことが多く、実は日本語ラップとは密接な存在/場所だったと言えます。
 例えば、あのMUROさんがStill Diggin'というお店で働いていたことは有名で、こういった洋服屋さんがラッパーやDJたちの生活資金を稼ぐために機能をしたり、自分たちのイベントのバックアップや作品リリースなどの支援等もしてて、ある意味で音楽で食べていくための「助走」を手伝っていた存在とも言えるかもしれません・・・

 そのため、この背景の流れで洋服店でも「ミックステープ」の販売も行われていて、日本語ラップに近いDJのテープは、当時はレコード屋さんよりも洋服屋さんで売られていたと記憶しています。

 私も、当時はManhattanなどのレコード屋さんには怖くて行けなかった時期(笑)があり、それで比較的入りやすかった洋服屋さんでミックステープを買っていた時期があります・・・
 時期的には1996年~97年ぐらいで、渋谷のBeamsの裏にあったESPというお店では、人気ラッパーのフリースタイルが沢山入っていたDJ Celoryさんのテープを買ったり、同じく渋谷のファイヤー通りにあったお店(店名は失念)でDJ Nishimiaさんのテープを買ったりしていました・・・

 内容的には、黎明期なので、手製レベルのミックステープが多く、それこそ、今回紹介するG.O.Gさんのテープと同じような市販のテープにコピーしたものが多かったですね・・・
 ただ、まだ音楽として広がりがなかった分、日本語ラップのラッパー達はある意味で友達感覚で参加してくれ、フリースタイルやシャウトアウトが普通に入ってて、前述した「日本語ラップの熱さ」を上手くミックステープの中に収めていたかと思います・・・

 そう、今回、なぜこの作品を紹介するのかというと、これらの背景が上手く重なりあい、奇跡と言えるぐらい「日本語ラップの熱さ」を収録しているからになります!

 以下で詳しく紹介をしましょう・・・なお、ジャケのGZA使いからして熱すぎます!!


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 まず、選曲的には、94年~96年ぐらいの日本語ラップを選曲しており、クラシック満載で聞いているだけでヤラれます・・・

 それこそ、イントロの後は「大神 / 大怪我」を2枚使いを交えてカッコよくプレイし、ド頭からヤラれます・・・
 他にも「MURO / Two Night」といったMURO~Microphone Pager関連の楽曲、King GiddraとSoul Screamを迎えたポッセカットである「Rhymester / 口から出まかせ」、さらに当時はアップカマーだったラッパーの楽曲を集めたコンピ続・悪名より人気な「G.K.Maryan / 俺の言い分」など、当時の人気な曲を上手く選曲しています!

 いやいや、この辺の曲は聞いているだけで熱くなりますね!

 私自身、ちょうど日本語ラップが好きになり、いろいろな曲を追っているうちに知り合った曲が多く、やっぱりグッときますね(^0^)
 なんでしょう、何も考えなくても、自然とラップができるというのでしょうか、血と肉になっている曲が多く、聞いているだけでノリノリになりますね~

 まあ、今となっては古臭さもあるのかもしれないですが、当時らしい「直球な日本語ラップ」が多く、それは今でも通じるカッコよさがあるのかな・・・
 G.O.Gさんんいついては、その辺のカッコよさを見抜いて、ストリートのヘッズが好む楽曲を上手く選曲している点は秀逸だな~と思います。

 そして、G.O.Gさんは、その選曲の的確さもありながら2枚使いが最高で、選曲した楽曲を素敵に盛り上げます!!

 特に「言葉」を意識した2枚使いやトリックがあり、ワザと間を作る2枚使いなど、かなり上手いですね・・・
 細かいですが、大怪我であれば、Nippsの「♪Illmatic Buddha Style ! 川俣・・・」のラインだと、スクラッチなしで、やや間を作りながら「♪Illmatic Buddha Style ! 」を繰り返し、なかなか「♪川俣・・・」に進ませない焦らし感が上手いっすね!

 高校生ぐらいにコレを聞いたら、絶対に影響されるだろうな~という上手さで、日本語ラップの良さを引き出す2枚使いになっていたかと思います・・・




 ただ、この作品が凄いのは、上の音源かもしれないです・・・久しぶりに音源をアップしてみました・・・

 この作品では、異様なまでに人気ラッパーの「シャウトアウト」が入っており、これが腰を抜かす内容になっています!!

 もう、とにかくお聞きください・・・カッコよすぎます!!

 シャウトアウトとしてはHab、Twigy、Macka-Chin、Zeebra、Gore-Tex、UZI、You The Rock、King Giddra、MUROといった錚々たるメンツで、これは驚異的です・・・

 当時のミックステープを考えると、フリースタイルやシャウトアウトが入っていることが多いのは確かですが、ここまで多く、そしてここまで豪華なメンツなのには感涙で、ほんと、日本語ラップの熱さをさらに増幅させており、最高です!!
 これは恥ずかしい話ですが、あまりにこういったシャウトが多かったので、A面最後に選曲されたフリースタイル曲(Rino、Gama、パト、GK参加)である「Microphone Pager / Room#160」が、このテープのために録られたフリースタイルと勘違いするほど、テープ全体を熱くさせています・・・

 なぜ、ここまでのシャウトアウトが入っているのかは、私には分かりませんが、予測できる範囲だと、やっぱり製作者の「G.O.G」さんが、当時の日本語ラップ関係者とかなり近い位置にいたことが大きいかな~と思います。 

 下のNoticeでも書きますが、関係者でないと入手できないレコード(インスト)を使ってたり、そもそも、プレス数が少ないレコードを2枚持ってたりしてるので、やっぱり近い位置にいたのだと思います。
 特に、イメージ的にはMUROさん~Pagerの楽曲が多く選曲されていることから、MUROさん~KODP周辺におられたのかな~とも読み取れます・・・Macka-ChinとGore-Texが入っている時点でも読み取れ、もしかしたらStill Diggin'に近いお方だったのかな??

 また、シャウトの内容も、全く見知らぬ存在ではなく、そのラッパーと「友達~後輩/先輩」な匂いがしたシャウトでイイですね・・・どれもクラブ等で直録りな音質ですが、逆にそれがリアリティーがあり、大変素敵です・・・
 もー、ユーさんのシャウトとか最高でしょ・・・やっぱり、この時期だからこそな内容で、友達、いや「共闘していた仲間」だからこそ録れたシャウトで、最高すぎます!!



 もうちょっと深く書けるかな~と思ったら、紹介はここまでです・・・

 ただ、聞いた限りでは、冒頭でも書いた生粋の「裏・Ill Vibes」であることは間違えなく、まさに「マジヤバ」な作品です!!

 90年代中頃の手刷り作品であることを考えると、相当入手は難しいかと思いますが、当時の「熱い空気」を奇跡的に取り込んだミックステープはプライスレスです!!




<Release Date>
Artists / Title : DJ G.O.G 「Liquid Sounds」
Genre : 日本語ラップ・・・
Release : 1996年ごろ
Lebel : No Lebel No Number


Notice : 関係者筋と思われる選曲

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 日本語ラップマニアしか反応しない情報ですが、気づいたので入れておきますね~

 選曲を聞いてると、一般的なリスナーが買えない、つまり「関係者のみのプロモ盤」のレコードを使用している選曲があります・・・

 たとえば、B面冒頭のYouさんのシャウトでは1st Albumの「Hip Hop Boogie」のインストを使用していますね・・・おそらく「この」レコードになるかと思います。
 さらに、同じB面では、シングルカットされず、アルバムオンリーの曲として「Soul Scream / 追われてる」を選曲してて、考えうるのは「この」プロモLPからのプレイになりますかね・・・

 また、これは断定ができないのですが、割とバリバリ2枚使いモードでDJプレイをしているのに、突然ノー・トリックでフェードインしてくる曲もあります・・・内容的にはその曲なのですが、もしかしたらデモテープからのプレイかも??
 特に、曲名が微妙に間違っている曲(例:PagerのRoom#160がRoom#5になっている)ほど、こういったフェードインDJミックスをしてるので、世間に出回る前の曲を、友達ラインで入手できた・・・という妄想も膨らみます(^0^)

 なお、例示したレコは持ってないので、それらが収録されたアルバムのプロモ用テープで紹介です・・・うふふ、ジャケがカッコイイですね~


Notice : このテープの発見者

 このテープについては、私自身は数か月前にやっと入手できた一本です・・・ただ、前から存在は知っていたテープになり、結構探してたテープになります。
 実は、われらの下北ユニオンのN村先生に教えていただいた1本で、あまりのカッコよさに、このテープを教えてもらった時に「売ってよ」とお願いしたけど断られた(笑)テープで、執念で探しましたよ~
 なお、割とゴツい日本語ラップ系のテープが出るテープセールにおいて、このテープを店頭BGMにするというイルな好対応(笑)をされていましたね・・・うふふ、N村さん、病んでますね(笑)





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<独り言>

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 この写真を見て「遂にデビューですね!」と思ってくださると嬉しいです(^^;)

 え~、私という人間は、レコードとかテープは常に物欲マックスなのですが、それ以外のモノはそんなにコダワリがなく、物欲も実は少ない方だと思います・・・そのため、あまり物を買い替えるといことが少ないようです。

 ただ、なぜか夏を過ぎたころから、バタバタと日常的に使ってたモノが壊れたり、調子が悪くなりはじめ、必要に迫られて物欲を拡大し、いろいろと新しいものに変えている状況です・・・

 それこそ、自宅で使ってるノートPCやデジカメ、仕事で履いている革靴やベルトなど、ほぼ同時期に具合が悪くなってしまい、面倒だけど変えざるを得ないので、お店に出かけて新しいのを購入していました・・・
 特に、PCとデジカメは、このブログで使うので生命線な道具ですね・・・やっと、初期設定は終わり、なんとか動かせる状況になりましたが、以前の状況と勝手がちがうので、暫くは苦労をしそうですね~

 んで、こういった物欲の流れがあったので、遂に導入した「モノ」があります・・・

 そう、写真の「眼鏡」です・・・(^^;)

 私自身、実は目は良いほうで、今でも両目が0.7ぐらいあるのですが、ここ最近、仕事やプライベートで本を読むときやPC作業をしてる時、急に見えづらくなることがあるんですよね・・・
 特に、体や目が疲れているときに、すごい小さい字を読むのがしんどくて、眉間にしわを寄せて、目に力をいれて読んでいます・・・仕事で必死に書類を作っている時、同僚から「般若ですよ(笑)」と言われるぐらい、必死な形相になっているようです(^^;)

 なので、こういう物欲の流れもあるので、初めて眼鏡屋さんに行って、お店の方に相談しながら購入してみました・・・

 結果的には、近いものが見づらいので、近いものにピントが合うような設定にしてもらい、ボチボチは見やすくなりましたかね・・・まあ、ぶっちゃければ「老眼鏡」ですかね(^^;)
 う~ん、もうちょいで正式なアラフォーになりますが、だんだんと自分の体も変わってきているのだから、しょうがないのかな・・・とほほ・・・

 なお、眼鏡って、眼鏡屋さんで買うだけかと思ったら、本気に合うのを選ぶのであれば、眼医者さんに行って診察を受けた方がいいんですってね・・・買った後、眼鏡の同僚に報告したら、なんで眼科に行かないんだ!と怒られました(^^;)