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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ バリK~ん feat. MC RYU 「Center Stage」
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 いやいや、久しぶりに土日休みとなりました・・・私の生活も、春に近づいたみたいです(^0^)

 昨日は、レコード馬鹿的にはRecord Store Dayでしょうが、嬉しい用事で春を満喫し、今日は家でゆっくりとブログ作業・・・理想的な週末だな~

 そんなわけで、普通に作品紹介です~

 家掘りで発見し、聞いたら最高にイカした内容で、悶絶してしまったテープの紹介です!!


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 今回は、私たち世代だと、思わず反応してしまう「DJ バリK~ん(ばりけーん)」さんによる、ミックステープの紹介です!!

 まず、バリK~んさんについては、今となってはご存じでない方も多いかと思いますので、簡単に紹介しますね~

 バリK~んさんは、どうやら80年代末ぐらいからDJ活動をされていた方で、あの伝説的なミックスチャーバンド/ラップグループである「GAS BOYS (ガスボーイズ)」のバックDJとして有名かと思います。

 私の世代的にはGAS BOYSはストライクではないですが、日本においてかなり重要なグループと言え、日本のロックとHipHopを繋いだ早すぎるミックスチャーバンドであり、そして、ある意味で「裏原宿」文化を作っていったグループかと思います。

 Gas Boysは、Beastie Boysを日本で模倣したバンドで、BeastieがHipHopの手法であるラップと、Punk~Hardcoreなロックな音楽を繋いだように、ハードコアなバンドの前に二人のMCが前面に立った構成になり、バリK~んさんは、スクラッチ音などを担当するDJでした。
 それこそ、このグループは、実はPunkの流れからDJ稼業を開始した須永辰緒さんと交流(後輩?)があったことから、辰緒さんのレーベルRhythmよりデビューアルバムをリリースするなど、東京でロックとHipHopが地下でつながっていた時代を象徴するバンドかもしれないですね。

 また、音楽と共に、Beastie的なファッション(アメカジ?)を着ていたことから、それが、日本独自とも言えるストリートなファッションに繋がっていき、その影響は裏原宿のストリートウェアーの文化に継承されたのかな~と思っています。
 それこそ、GAS BOYSのMCであった今井さんは、後にあの有名スニーカー「MADFOOT!」を起こしたことで有名だし、当時のファッション誌などを見てもGAS BOYSのメンツが登場することが多く、こういった裏原宿文化に繋がったことも重要かと思います・・・

 そして、バリK~んさんの紹介に戻すと、GAS BOYSの活動と並行して、クラブでのDJ活動もしてて、記憶だと六本木や渋谷のクラブで結構DJをしていたイメージがあり、現場のDJとして有名だったと思います。
 この点もあまり情報を持ち合わせておらず、想像の域になりますが、トレードマークのアフロヘアーをなびかせ、まだまだ黎明期だったHipHopのクラブシーンを先輩的に引っ張った部分はあるのかな~と思います・・・当時、クラブに行ってた方だと、バリK~んさんのDJに憧れた方がいるかもしれないですね?

 なお、その後は、割とポップス業界の裏方の仕事をこなすようになったようで、それこそ、あの「ゴスペラーズ」のツアーでのバックDJとしてツアーに帯同し、第6のメンバーと言われるほど、初期ゴスペラーズの活動を支えたそうです。
 現在も都内を中心にDJ活動をされてて、もはや大御所ですね・・・もしかしたら、日中は、音楽業界的な仕事をされているのかな??
 あと、これも有名ですが、バリK~んさんは、同じくDJであるDJ Yanatakeさんのお兄さんですね・・・当時、CISCOともつながっていたんでしょうね~

 ではでは、作品の紹介です~


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 まず、この作品は「Grind Sports Satan Arbeit」というレーベルからリリースされていて、かつ、DJのサイドMCに、あの「MC RYU」さんが入られています。

 Grind Sports Satan Arbeitは、裏原宿にあった洋服ブランド(追記:Notice参照)のようで、割とPunk~Hardcoreと繋がりがあったブランドのようですね・・・洋服関連は情報を持ち合わせていないですが、前述した流れからすると、GAS BOYSの繋がりでテープを作ることになったんでしょうね。
 なお、このレーベルからのテープ、調べると他にも数本あることが判明し、リリースの中にはEYEさん(!)のリリースがあることが判明し、PunK系の棚に手を出すことを誓いました・・・

 そして、MC RYUさんも意外な人選ですね・・・J-WAVEの名物HipHop/R&Bの番組「Soul Train」のMCとして活躍されてたことは有名で、きっと、バリK~んさんとは友人関係だったから参加をしたのかな?
 音源は未確認の情報ですが、日本語ラップ黎明期の名物コンピ「The Best Of Japanese Hip Hop」の第3弾では、The Jeepという曲を「DJバリK~ん & DJ Ryu」名義で提供しており、昔から繋がりがあったんでしょうか??

 では、実際のミックスの紹介です~

 この作品は、A面がHipHopの黄金期クラシックB面が1999年~2000年ごろの最新HipHopを軸にG系のHipHopを選曲するという感じの作品になっています。
 DJの合間には、RYUさんのサイドMCが入り、まさにHipHopらしいノリが演出されていて、かなり良い作品になっています!!

 まず、まず・・・私が聞いた第一印象です・・・

 うっ、上手すぎ・・・です(^0^)

 もー、これはバリK~んさんに失礼ですが、一方的にDJのテクは上手くないと思っていました・・・ただ、これは即撤回で、そこらのガキDJが束でかかってきても敵わない選曲とスキルが大爆発した作品になっています!!

 それこそ、A面のHipHopの黄金期クラシックだけでもブッとばされる内容です・・・なので、このA面を中心に紹介をします!

 まず、選曲的にはクラシックの楽曲を数珠繋ぎ的に「関連曲」で選曲を通しており、圧倒的に聞きやすい内容になっています。

 それこそ、冒頭では「RUN DMC / Sucker MC's」からスタートし、RUN DMCメドレーとして「Peter Piper」「Run's House」「Down With The King」とスピーディーに繋いでいきます。
 出だしも出だしですが、この時点でバキバキの2枚使いと、RYUさんのMCが入りつつ、勢いよく進んでいき、Run's Houseの♪Down With The King~の歌詞のところから、2枚使いを絡めて「Down With The King」に進めます・・・もう、これを聞いて吠えないHipHop馬鹿はいないでしょ?

 この数珠繋ぎ的な「関連曲」選曲は、ほんと上手くって、このメドレー繋ぎ的な部分もそうですが、次の曲へのグルーブを意識した上での選曲で、全体的にノリを止めない選曲になってて、大変上手いですね!
 
 その上で、ニヤッとする選曲も多く、Slick Rick→Doug E Fresh繋ぎの流れで「Doug E. Fresh / Back In The Dayz」に繋いでいきます・・・知る人ぞ知る、シングルB面に収録した大ネタが飛び出すライブ音源ですね~
 この選曲の時点でニヤッとするのですが、その「ライブ」という部分で、次につなぐKRS-ONEメドレーへの布石として、BDPのライブ盤(Live Hardcore Worldwide)を選曲してくるもニヤっとします・・・
 ただ、KRSに関しては、その流れで鬼レア盤な「Big Joe Krash / Break The Chain」を2枚使いでブチこんでくるのに悶絶です・・・


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 そして、この素敵な選曲を支えるのが、最高な「DJの技」になるかと思います・・・ほんと上手すぎです!!

 例えば、KRSメドレーの中では、大名曲の「Boogie Down Productions / South Bronx」を選曲するのですが、とにかく趣向を凝らした2枚使いが印象的で、もはや「熟練の技」となっています!
 フレーズ単位の2枚使いも上手いのですが、次の選曲やグルーブを考え、ある意味で「構成変更」的な2枚使いが上手く、このSouth Bronxであれば、インストを上手く使いながら、マスターミックスのように構成を変えてくるのが上手いな~と思います。

 また、この構成変更の更なる技として、サラッと「ブレンド」を入れてきてて、EPMDメドレーの中では「EPMD / So Whatcha Sayin'」のインストに「EPMD / Strictly Business」のアカペラをブレンドさせるという、ボムもありました!
 もー、このブレンドが上手すぎで、DJミックスの中で違和感なく、オンタイムでブレンドをしてて、特に、So Whatcha Sayin'のDJ Scratchによる最強のフック擦りを生かす構成にしてて、聞けば聞くほどヤラれてしまいます・・・


 ザーッと思いつくところを書きましたが、これは聞いたら絶対にヤラれるミックスになります!

 ただ、遭遇率はかなり低いので、欲しいと思う方は頑張って探してね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ バリK~ん feat. MC RYU 「Center Stage」
Genre : HipHop・・・
Release : 2000年ごろ?
Lebel : Grind Sports Satan Arbeit GSSA-004
Notice : トラックリストは付属無し

Notice : 発売レーベルについて (追記 2019/04/21 08:30)
 Twitterで教えていただいた情報によると、Grind Sports Satan Arbeitは、大阪のアメ村と東京にあった洋服店(ブランド)だったそうです。やっぱり、HipHop勢とHardcore勢をフォローしてたようで、韻踏合組合やイルリメなどをサポートしてたようです。なお、このお店でヒダディーさんがバイトしてたそうで、お店の閉店をきっかけに、あの一二三屋を開店したそうですよ!
 また、このお店と縁があったと思われる大阪のミクスチャーバンド「ABESTIE BOYS」に、今回の主役であるバリK~んさんがトラック提供をしていた情報もあり、ブログで紹介したHipHopとHardcoreが、このお店なり、GASBOYS~バリK~んさんの存在により繋がっていたのかな~とも思います。
 kz38000さん、takuchiさん、あざす!!





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<独り言>

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 いきなり、意味不明な画像ですが、今週は、さりげなく札幌に1泊2日で出張していました~

 昨年の6月にも訪問をしましたが、5月末に大きなイベントを開催する準備での訪問・・・出張自体は成功でしたが、そのイベントに向けてはちょっと不安が残こる状況なので、色々と頑張らないと・・・

 ただ、札幌は「味の都」で大変素晴らしいですね・・・でも、大変根性が必要な場所ですね・・・

 今回も、呼んでいただいた方に、美味しい食事を頂いた後、締めでラーメン、そして締めたはずなのに3件目でおでん屋となり・・・お腹がパンパンになってしまいました(^^;)
 でも、食事も、お酒も、全部美味しいんですよね・・・普通のお店で出る、黒ラベルの生ビールの美味さから違いますもん・・・

 今度の5月の訪問、初夏に近いので、絶対に仕事終わりにビール園でジンギスカンを食べるという目標と立ててみます・・・実現できるといいな~

 なお、今回もレコード屋に行けないどころか、一切近づけませんでした・・・こちらも、今度の5月は、うす~く、期待をしようっと・・・(^^;)


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 では、最後は、クラーク先生と札幌の青い空・・・こんな大きな空を見たら、オッサンでも大志を抱いてしまいます(^0^)

 笑い話を入れておくと、どんなにお腹がパンパンでも、オッサンは朝5時30分に起きちゃうので、定番の散歩に行くのですが、駅の近くで「クラーク先生はすぐそこ」的な表記があり、その表記に従い北海道大学に行ったら、私の記憶とは違う、小さなクラーク先生の胸像がおられて、軽くショックを受けました(^^;)
 調べたら、よく登場するのは、割と遠いところ(羊ヶ丘展望台)だったんですね・・・この北海道大学自体もロケーションが素晴らしかったですが、だんだんとクラーク先生に近づいていくのに丘がないことに不安を覚えた朝6時×アラフォー間近のオッサンの焦りは、ある意味でプライスレスです(^^;)

 では、今週も頑張りましょう!!




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