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HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
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 気づいたら、このブログで「ミックステープ」を紹介し始め、もうすぐで11年目になります・・・もう、そんなにやってるんですね(^^;)

 ただ、もう500本近くは紹介しているはずなのですが、まだまだ紹介していないテープも多く、この道はどこまで続くんだろうと思ったりもしています・・・
 特に、家で在庫テープを掘っていると、「あれっ、これって紹介したっけ?」と思うのはイイ方で、下手したら紹介したような気になって未紹介なテープも多いんですよね・・・困ったものです(^^;)

 そんなわけで、ある方からコメント欄で問い合わせをいただき、急に「もしかしたら紹介してないのでは?」と思い返したDJのテープの紹介です~


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 今回は、長年に渡りHipHop系のプロDJとして活動を続けている「DJ Jr.(ジュニア)」さんの作品を紹介します!

 Jr.さんは、東京出身のDJで、Zeebraさんが率いていたクルー「UBG (Urbarian Gym)」に所属していたことから、クラブDJのほかに、ラッパーのバックDJに長けていたお方で、日本のHipHopシーンでは影の立役者なお方です。

 バックDJとしては、UBGボスのZeebraさんのバックDJを長期にわたり担当していて、現在はあのSky-Hiさん(日高光啓さん)の専属バックDJとして、全国を行脚されているそうで、この経歴だけでも「腕利き」というのが分かります。
 バックDJって、あまり注目を浴びない仕事かもしれませんが、正面に立つMCを引き立たせるため、様々なテクニックや、阿吽の呼吸でのトラック出しなど、ほんと「職人芸」が必要とするDJです・・・その点では、Jr.さんの腕は4番打者級なんでしょうね!

 また、クラブDJも精力的に活動してて、00年代前半であれば、UBGの先輩にあたるDJ Ken-Boさんと共に、渋谷Harlemの金曜の夜を飾った名物パーティー「The Finest」のレギュラーに始まり、様々なパーティーでレギュラーをもっており、DJでも「職人」なお方でした!
 特に、横浜で精力的に活動をしていたイメージはあり、横浜のクラブに行かれてたお方だと、馴染みがある方が多いのかな~と思います。


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 その「横浜」に関係するのが・・・横浜をベースにしていたテープレーベル「Town Records」より、ミックステープを数本リリースしてたことです!

 Town Recordsも、このブログではあまり明確に紹介してないレーベルですが、横浜に関係するDJ達の作品を多くリリースしていて、それこそDJ Mayumiさん等が作品がリリースされていましたね。

 私自身も、Townのテープは、まだ全容がつかめていないのですが、どちらかというと、横浜のDJやMC達のプロダクションをしていた要素が強いようで、その流れテープも作ってたようですね・・・
 こういった地元で活動しているDJやMC達を支えるレーベル/プロダクションが、テープをリリースしているケースは全国各地で確認されていますが、なかなかそのレーベルの情報が無いのが歯がゆいです・・・もうちょっと調査をしないとな~

 ちなみに、Jr.さんは、左側の2本がTownからのリリースで、右側の2本はUBGが母体になったテープレーベル「Quarter Inches」からのリリースですね~

 なお、右の白いのは、なかなかレアな一品で、ジブさんの2000年ごろに行われたライブツアーの際に配布されたと思われるテープですね!
 こういったDJやMC達のプロダクション的なことをやっているレーベルは、こういったセルフ・プロモーションなテープを出すことにフットワークが軽く、そこはHipHop的ですね・・・なお、白のテープについては、以下の記事をご参照くださいね~

● DJ Jr. 「The Live Animal 2000 Japan Tour」


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 では、今回はTown Recordsからリリースされた人気作「Basic Of HipHop Music」を紹介しますね~

 こちらの作品は、タイトル通り「HipHopの基礎」を選曲した作品で、Middle School(80年代中盤から後半)のHipHopクラシックを中心に選曲をしています。

 それこそ、A面のド頭から、イントロを挟みつつ、「Run DMC / Here We Ge ( Live At The Hunhouse)」からスタートする時点で「ああっ、分かってらっしゃる!」と唸ってしまう選曲です!

 同曲は、ライブ録音であるものの、DJのJam Master Jayが、ブレイクビーツクラシックの「Big Beat」を淡々と2枚使いしながらファンキーなビートを作り、その上でMCのRunとDMCが、強力なライムをぶち込んでくる内容です・・・もうこれこそ「HipHopの基礎」ですよね!!

 個人的にも、Run DMCが作り上げた音楽がHipHopの基礎となり、その後のHipHopを形成していったことを考えると、HipHopの魅力を最大限に表現しているこの曲からスタートするのには、思わずグッときてしまいました(^0^)
 また、Jr.さんがバックDJに長けている、つまりその重要性を認知していることからかも、これをド頭に持ってきたのかな・・・ちょっと思い込みかもしれないけど、こういう曲はいつ聞いても「Bに戻してくれる」ので大好きです!!


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 そして、選曲の部分に話を戻すと、「HipHopといわれる音楽の基礎」である「ファンキーなトラック」×「強力なライム」が組み込まれた曲=Middle Schoolの楽曲を上手く選曲しており、これらの曲を知らない方に優しく教えている印象があります。

 そう、このテープは、ある意味で「教育テープ」なんですね。

 つまり、その音楽に興味はもったけど詳しく知らない方に対して、「これは基礎だから聞いてね!」のような感じで作られたのがこの作品になります。
 そう、今であれば、YouTubeとかで「HipHop 定番」と検索すれば出てきそうな音源を、ミックステープにしたのがこの作品になるのかもしれません。

 ただ、私としては、こういう内容が「テープ」で作られているのが面白いし、重要だと考えています。

 それは、私も同じ体験をしましたが、YouTubeもネットも普及してなかった時代は、その音楽の基礎を簡単に聞くことはできず、それなりに自分で努力してその音源を探して聞かざるを得ませんでした・・・
 ただ、すべての曲のアルバムを買うわけにはいかないので、その需要を埋めていたのが「ミックステープ」になっていたのですね・・・私も多くのクラシックをミックステープを聞いて覚えたので、これは重要なことだと思います!

 ミックステープって、やっぱり「ストリートからの教科書」な部分があり、それが魅力なんだと思います・・・

 それこそ、こういった「基礎」を聞きたいのであれば、大手のレコード会社が出すようなコンピを利用するのも良いかもしれません・・・
 ただ、これらコンピは、レーベルの権利の壁があり、すべての曲は入れられないので、結果的にストリートから生まれた音楽であるHipHopの全ては表現できないのかもしれません・・・
 
 でも、ある程度グレーでいられるストリートのミックステープであれば、そのすべての曲は収録できるわけですね・・・なので、私たち世代は、クラシックな曲やカッコいい曲を「ミックステープ」から教わったのです・・・

 また、DJ的な視点で考えると、やっぱりHipHopは「DJ」の発展をとして作られた音楽なので、DJミックスを通して聞くと、そのHipHopの良さがダイレクトに伝わる部分があります・・・DJミックスをすると、不思議とその曲達が生きてくるのもポイントかもしれません・・・


 話をJr.さんのテープに戻すと、こういった基礎を必要とする初心者向けに、分かりやすくまとめつつも、ニヤっとした選曲が目立ち、この選曲の塩梅が大変上手いな~と思いました!

 例えば、この作品の選曲では、面白いまでの「数珠繋ぎ選曲」にしていて、ひたすら関連曲で繋いでいきます・・・

 分かりやすいところだと、HipHopの競争性を表した名バトル「ブリッジバトル」を意識して、このバトルのきっかけとなった曲である「MC Shan / The Bridge」から「Boogie Down Productions / South Bronx」を繋げ、そのまま関連曲に繋いでいきます。
 更に、その流れで、Shan側の母体クルーであるJuice Crewの曲(Biz、Kane、Kool G)などをメドレー的につなげ、とにかく関連する曲を数珠的に繋いでいくのは上手いな~と思います。

 曲を聞いただけでは分からないけど、HipHopという音楽/文化は、その音楽/文化の発展の中でバトルなどの個別のサブジャンル(?)も大いに影響しているので、その辺も網羅しているのが上手いな~と思います。

 また、全体を通すと、やはり「グルーブの統一感」の点も意識ししててなかなか上手いですね・・・

 例えば、B面の出だしであれば、MUROさんのカッコいいシャウト(!)からの「Doug E. Fresh & MC Ricky D / La Di Da Di」で、まずはヒューマンビート曲を選曲しつつ、段々とレゲエ的な節回しの曲に移行しする中で、クラシックな「Boogie Down Productions / The Bridge Is Over」へつなげ、さらに、レゲエ的なヘビーなベースラインに着目して「Just-Ice / Cold Gettin' Dumb」に繋いでいきます・・・
 ここでは、サブジャンルなこと(ヒューマンビートボックス、レゲエ、ヘビーなベースライン)をやはり数珠繋ぎ的に選曲していくのですが、上手いのが、結果的に「HipHop」というグルーブに統一してあり、こういったサブジャンルが変わっても首振りが止まらない感じに仕上げているのが上手いな~と思います!



 紹介的には以上になり、初心者の方には最適なミックステープになっております(^0^)

 きっと、当時、これを聞いて勉強した方も多いんでしょうね・・・ただ、若干、初心者向けに2枚使いとか、ハードな動きのある選曲は避けているので、若干の物足りなさはあるかも??

 ではでは、気になる方は探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Jr. 「Basic Of HipHop Music」
Genre : HipHop(Middle School)・・・
Release : 2003~4年ごろ??
Lebel : Town Records TWTP-0016
Notice : 2013年ごろにCD再発があるようです。




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<独り言>

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 え~、いきなりビールの写真で恐縮ですが、「偶然」っていいな~という独り言からスタートです(^^;)

 28日(土)は、嬉しい用事があり、銀座~有楽町に出かけておりました・・・

 普段、私の生活圏も、そして趣味的な範囲でも銀座~有楽町ってあまり行かない所なのですが、最近、たまに出かけることがあり、行ったら何となく交通会館の各地のアンテナショップを覗くというルーティーンが流行っております(^^;)

 そして、土曜日も交通会館に寄ったら、近くで何か盛り上がっていることに気付きました・・・

 おおっ、「ラグビー」か!

 ご存知の方も多いかと思いますが、有楽町からほど近い丸の内を中心に、街ぐるみで日本で開催をするラグビーワールドカップを応援しており、交通会館の横の、無印が入ってた建物が、どうやらパブリックビューイングの会場になってたようで、そこに遭遇したのですね~
 
 なんとなく、うる覚えの情報でも、今日の夕方が日本対アイルランドの試合があることは知っていたので、近くに寄ったら、ちょうど前半が終わりそうなタイミングだったようで、この盛り上がりです・・・

 そして、少し覗いてみると、日本が接戦じゃないか!!
 
 ちょうど土曜日は、連れと一緒に行動してて、この会場の横にハイネケンのバーがあり、もう夕方近いし、そこで乾杯でもしようかとなり、ビールを飲みながら、しばしの観戦です・・・
 
 たまたま、外のテラス的なところは開いてて、秋に近づく優しい空気を感じながら乾杯・・・美味しいな~

 残念ながら、その場所からは、中のバーにある観戦モニターは見れなかったですが、中で真剣に観戦をしている方々の一喜一憂を見ているだけで、試合がどう動いているのが分かり、気分は高揚します・・・

 そして、日本の歴史的な勝利・・・あの時、試合を見守っていた皆の「日本が勝った」ことへの一体感、そして「素晴らしい試合」が見れたことへの感謝は素晴らしかったです(^0^)

 特に素晴らしかったと思うのが、まさに老若男女、そして色々な国の人が「ラグビー」というスポーツによって一つになる姿です・・・いやいや、素敵な光景だったな~

 うん、偶然に近くを通っただけなのに、こんな歴史的な場面の空気を味わえるとは・・・お連れ様の星の強さに「ありがとう」です!!


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 そして、今度は久しぶりなディグ報告です・・・

 今週は、10月からの増税前の最後の週末だからなのか、Towerのポイントが良くなったので、買ってなかったCDや本をまとめ購入してきました~

 楽しみだったKocoさんのサルソウル・ミックスや、MUROさんとT-GrooveさんのMotownのコンピ、そして個人的には待望なGラップの歴史本と、買い逃していた若杉実さんのダンス本など、増税に負けない買い物をしてきました!!

 取り急ぎ、Kocoさんのを聞いてますが・・・ヤンバイのが来ましたね!!

 個人的には「Inner Life / I Like It Like That」の2枚使いが強烈で、この人が日本の宝であることが証明されたな~と思ったりしました(^0^)

 ちょうど、ブログの執筆をしてる際に、DJ松永さんがDMCで優勝した一報も届き、ほんと、日本のDJ達が「ヤンバイんだ!」ってことを痛感しました・・・

 KocoさんはKocoさんで、9月はアメリカツアーを行っているし・・・なんか「日本のDJ」の底力が発揮されてきたのかな・・・
 
 うん、このことには答えが出ないけど、とにかく「嬉しい」な~です(^0^)



 ではでは、今週はこんなもんで・・・

 10月は、テープネタにはなりますが、久しぶりに研究発表(aka素晴らしきシリーズ)を行う予定ですので、お楽しみに・・・

 では、また来週です~









 
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SKIPP 「Skipprogram - Keep On Swingin」
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 もう、9月も半ばを過ぎ、10月に近づいてきたのか、すっかり秋めいてきましたね・・・

 今週、私用でデパ地下に入ったら、スイーツ売り場が秋めいていて、どのお店も栗系の美味しそうなスイーツを出してて、「ああっ、もう秋なんだよな~」と思ったりしました・・・

 いきなり話が横道にそれますが、ここ数年、会社の同僚や部下を励ましたり、ねぎらったりするとき、サプライズ気味にホールのケーキを買うことがあり、個人的にはデパ地下って好きなんですよね(^^;)

 それこそ、午前中に外仕事があった時、こっそりとデパ地下に行って買っておき、おやつ時にサプライズ気味に出すと女性陣が大変喜んでくれるので、つい奮発してしまいます(^^;)

 ホールのケーキ、切るのは大変ですが、やっぱり「見た目」がイイですよね・・・本当はカットしているケーキの方が配りやすいのでしょうが、ホールの状態だと、お店側も「魅せること」を考えておられるので、その綺麗さにテンションが上がるんですよね~

 ちなみに、ここ最近は高野さん、GRAMERCY NEWYORKさん、Henri Charpentierさんが好きです・・・もう、普通に「アンリ・シャルパンティエ」って言えるぐらい好きっすね(^0^)
 ただ、本当はシンプルなチョコレートケーキが好きなので、Topsさんが一番好きかも・・・でも、見た目の綺麗さだと、高野さんのフルーツのとかはヤンバイですよね~

 そんなわけで、甘い繋がりで「New Jack Swing」全開な作品の紹介です~


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 今週は、名門テープレーベル「Undaprop Wreckordz」よりリリースされていた「Skipp(スキップ)」さんによる作品を紹介しますね~

 まず、製作者のSkippさんのことを紹介すると、あの「ラッパ我リヤ」が率いていたクルー「走馬党」に所属していたラップグループ「INDEMORAL(インデモラル)」のMCになります。
 INDEMORAL自体は、もともとはNOROYという名前で90年代中頃より活動していた2MCのラップグループで、2002年にはメジャーデビューをするなど、結構活動をしていたグループです。

 そして、Skippさん自体が、なぜミックステープを出していたかは明確には分からないのですが、「Skipprogram」というシリーズ名で、90年代前半のR&B~New Jack Swingを中心としたテープを、1997年ごろから2001年ごろまで断続的にリリースしていました・・・

 確認が出来ている範囲だと、上記の5本がリリースされており、選曲もDJも結構上手く、当時は結構売れていたように思えます・・・


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 なぜ、Skippさんがミックステープをリリースしていたか・・・

 このことを考えると、ポイントとなるのが、Skippさんの周りにいた「仲間たち」の存在が大きいのかな~と思います。

 まず、リリース元の「Undaprop Wreckordz」は、Naked ArtzのDJだった「DJ S@S(サス)」さんが中心となって作られたレーベルと言われており、そのS@Sさんが経営していた洋服店「Group In The Dark」を母体にしたレーベルになります。
 
 このレーベル、というかこの洋服店には、DJやラッパーの若手が集っていて、それこそNaked Artz周辺のアーティストに加え、BlacksmokerのKei-Bombさんや、我リヤ周辺の若手が集ってて、Skippさんもその中に入っていたようです。
 上記の写真は、当時のHipHop系ファッション誌「Woofin'」に掲載されていた「Undaprop Wreckordz」の特集で、Keiさんのお姿などは確認できますね・・・大昔に資料用で撮影しておいた写真なので、写真が小さくってすみません・・・

 やっぱり、黎明期の日本語ラップや、日本のHipHop系DJシーンを考えると、洋服屋さんの存在は大きいですよね・・・

 特に、S@Sさんの「Undaprop Wreckordz」については、良質な作品を多くリリースしていたことに加え、このレーベルから「Sugar Bitz」が派生していった(らしい)ので、ミックステープを日本で広めた中では、大変重要なレーベルになります!

 なお、S@SさんやUndaのことは、以下の記事に少し書いてあるので、ご参照ください~

 ● DJ S@S 「Cookbook - Page #2 The Spring Time of My Life」


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 では、作品の紹介です~

 前述したとおり、このシリーズは「New Jack Swing」を中心に選曲した内容で、NJSのノリの良さを上手く出してて、結構お勧めなシリーズです。

 今回は初リリースの第1弾で紹介をしますが、シリーズ全体を通して選曲的には割と定番を選曲せず、深い選曲が中心となります・・・
 ただ、聞いていると「あれ、この曲カッコいいぞ・・・レコが欲しくなった!」となり、Skippさんの堀りの深さと腕の良さが光った作品になっております!

 それこそ、NJSド直球のボビ男様であれば、後期の「Bobby Brown / Humpin' Around」を選曲してきたり、ボーイズグループものからは「The Boys / Thanx 4 The Funk」を選曲してきたり、なかなか渋いところを突いてきます!
 もう、正直に書くと、このテープに選曲されたNJSは持っていない曲が多く、この2曲は歌モノが強い新宿のユニオンで買ってきてしまった・・・よいミックス作品ほど、その収録曲を「聞いた人に欲しくさせる」ことがあると思うので、その意味ではSkippさんの作品はホームランです(^0^)


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 そして、選曲とDJミックスの話を、さらに深く掘り下げると、実は選曲の幅も広く、HipHopやHouse的なグルーブの曲も選曲してており、それこそ「Lisa Lisa & Cult Jam / Let The Beat Hit 'Em」のような両方のグルーブをもった曲も選曲しています。

 また、このLisa Lisaは、この前の曲ではラップ曲のアカペラをこのLisa Lisaのインストにブレンドし、その後に本編に流れるような展開にしてて、DJミックスのアイデアも上手いです!

 私自身、最初は「有名な曲が一曲もないので入りにくいかな?」と思っていましたが、こういった選曲の深さ、DJミックスの上手さなどを通して、NJSのもつ「ダンサンブルなグルーブ」をつくり、気づいたらそのグルーブに乗せさせる・・・そんな上手さがあると感じました。



 やっぱり、選曲やDJの上手い方の作品は、何度聞いてもイイですね・・・おかげで、下で報告した棚つくりの作業がはかどりました(^0^)

 テープ自体は、探せば結構見つけやすいテープだと思います・・・気になる方は、是非、探してみてね~




<Release Date>
Artists / Title : SKIPP 「Skipprogram - Keep On Swingin」
Genre : R&B(New Jack Swing)、House・・・
Release : 1997年
Lebel : Undaprop Wreckordz UWT-012





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<独り言>

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 先週、少し報告をしましたが、レコード棚を追加購入し、昨日、その棚が届いたので、さっそく組み立て、レコード棚を増設しました・・・

 「レコードあるある」なんでしょうか、棚の組み立ては慣れているのでスグできるのですが、増設増設を繰り返すと、どうやって他の棚に連結させるか、そして地震対策をどうするかの方が時間がかかるんですね・・・
 なんとかして棚を連結して、防振対策もしましたが、もう違●建築よろしくで、無理矢理な設置、そしてつぎはぎの連続で、ちゃんと倒れずに棚として頑張ってくれるかが、やや心配です・・・

 そして、今の部屋では、相当な改造をしない限り、もうこれ以上、レコード棚を置くスペースがない状態になりました・・・

 たまにレコの先輩たちの話を聞くと、引っ越しのきっかけの一つに「レコードが置けなくなったから」ということを伺います。

 ただ、私たちのダメなところは、「置くところが無い」→「不要なのを処分してスペースを稼ぐ」という発想があまりないことで(汗)、こういう趣味をしていると、とにかく「モノが増えていく」こととの戦いになります・・・

 今回、設置作業をしてて「今の住まいも長いし、そろそろ引っ越しをしようかな・・・」と思いました。

 ただ、ただ・・・これも「レコードあるある」ですが、その膨大な量のレコードや、私の場合は更にテープを運ぶことを考えると、すぐに「まあ、今回は無しかな・・・」と逃げてしまうんですよね(^^;)

 う~ん、どうしようかな・・・今回ばかりは真剣に考えよう・・・

 なお、棚の増設と共に、レコードのジャンル別の置き場所も整理したので、ブログの執筆作業や自宅DJが少し楽になったかも?

 ではでは、今週はこんなもんで・・・また、来週です~♪





Circus DJ's 「Tightloop Walkers」
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 え~、今日は3連休の最後で、何となく思い立ってしまい、スマホを新調してきました・・・今さっき、やっと設定作業が終わり、眼精疲労が半端ないです(^^;)

 たいしてアプリとかを入れていないけど、TwitterやらLineなどのアプリを落として、いろいろな設定をして・・・この作業は地味に疲れますね~

 でも、ボロボロだったスマホケースも新調され、なんか気分が良くなったぞ・・・

 最近、レコードとテープ以外は購入欲が湧かなかったので、この勢いでボロボロな私物は新調しちゃおうかな・・・こういう勢い(きっかけ)がないと、食指が動かない人なんですね(^^;)

 ではでは、今週の紹介です~


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 今週は、先週のUlticut Upsを聞いたためか、なんとなく「2DJもの」が気になってしまい、00年代は精力的に活動されていたDJデュオ「Circus DJ's (サーカス ディージェース)」の作品を紹介します!

 まず、Circusさんのバイオを軽く紹介すると、「DJ Kou(コウ)」さん(写真左)と「DJ Top Bill(トップビル)」さん(写真右)によるDJデュオで、彼らがもつ凄腕なターンテーブル技術で聞く者をロックしていたDJデュオになります。

 それこそ、DJ Kouさんが、ターンテーブリスト系の大会である99年のITF日本チャンプに輝くなど、いわゆる「ターンテーブリスト」というスタンスを軸に活動をされていたデュオで、タンテとミキサー、それにサンプラーや様々な楽器を織り込み、唯一無二の世界観を作っておられました・・・
 
 なんでしょう、「ターンテーブルで音楽を奏でる」ことを体現されてたデュオで、それこそHIFANAやKIREEKのような2DJの先駆けのような感じですかね・・・
 選曲を積み重ねて音楽を作るというよりも、スクラッチや2枚使いを駆使して音楽を作っていく感じで、コレ系が好きな方ならマストなお方ですよね?

 彼らのDJの詳しいところは、以下の動画が分かりやすいと思いますので、ご確認ください・・・

 なお、活動自体は1997年ぐらいから活動していて、初期はRyotaさんという方も参加されていたり、Top Billさんが「Ill Bill」という名前だったり、時期によって多少の変化があったようです。

● You Tube - Circus DJs @ HMV Shibuya In Store Live!! 08/06/2010


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 そして、Circusさんについては、上記のようなミックス作品がリリースされており、個人的には「ミックス作品」を作れたターンテーブリスト系DJと考えています。

 私自身、ターンテーブリスト系の作品は、それなりに持っていますが、どうしてもコレ系の作品はスクラッチや2枚使いの技術を魅せることが目的になってしまい、結果として選曲面が強くない部分もあり、ちょっと苦手なジャンルなんですよね・・・

 ただ、今回のCircusさんについては、ミックス作品においてしっかりと聞ける作品が多く、それこそ選曲もしっかりと出来るし、さらに選曲を生かすための2枚使いやスクラッチ、その他のフレッシュなアイデアが組み込まれており、これが素敵です!!

 また、彼らの他の魅力として「アメリア西海岸勢とのコネクション」が結構強く、これが様々な面でプラスに働いています!

 それこそ、Circus DJ'sの結成は、メンバーが滞在していた1997年のカリフォルニアになるようで、このベイエリアのHipHopシーンのDJ、MC、ビートメイカーとは親密な関係があり、これが作品に生かされています。
 例えば、DJ Kouさんであれば、同じくベイエリアで活動をしていた日本人MC「Shingo 2」のバックDJをされてた時期もあるなど、シーンの中心的人物とも交流があったようで、特にターンテーブル技術については、西海岸のターンテーブリストっぽさを受け継いでいるな~と思います。

 では、今回の紹介では、彼らの初期作(1999年作?)と思われる「Tightloop Walkers」で、彼らのDJを紹介しますね~


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 まず、この作品では、A面がHistorical Sideとして旧譜HipHopもの、B面がRevolutionary Sideとして99年前後の新譜HipHopを中心に選曲された作品になります。

 詳しいDJセットは分からないですが、基本は2タンテ×1ミキサーで、もしかしたら、もう1セット(1~2タンテ×1ミキサー)が入ってたり、後編集を入れてあったりしてて・・・単純なDJミックスではなく、彼らの思う「DJミックス」を体現した作品になるのかもしれません。

 まず、印象的なのが「西海岸=ベイエリア」のHipHopの匂いがすることですね!

 それこそ、A面の旧譜系では、西海岸のHipHopを作ったレジェンドクルーHieroglyphics系の曲も選曲してて、クラシックな「Souls Of Mischief / 93 'Til Infinity」を選曲してたり、B面の新譜系では、当時のシーンでは大ヒットした「Dilated Peoples / Work The Angles」を選曲するなど、Gではない西の匂いがします!
 また、この作品では、HieroglyphicsのMCであるDel the Funky Homosapienなどからのシャウトアウトがあったり、盟友のShingo 2のフリースタイル(既存曲のブレンド?)があったりと、選曲以外でもベイエリアのHipHopの匂いがしており、聞いててどこか心地よいですね~

 ベイエリアのHipHopって言うと、なかなか説明しづらい部分がありますが、独特の乾いた感じが魅力的で、テープを通して、このグルーブを上手く表現しているのが素敵ですね・・・
 なんとも説明が難しいのですが、乾いた空気感の中に、芯が太いHipHopがあるというんでしょうか・・・ヘッズなら緩く首を振ってしまう感じがあります。

 うん、この辺のグルーブの出し方は、彼らが「選曲ができる」証拠で、スキルで押し切らず、選曲も考えながら作っていることの賜物だと思います・・・


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 ただ、やっぱり聞きどころは「ターンテーブリスト」な部分かな~と思います!!

 やっぱり、聞いてて「2枚使い」「スクラッチ」「DJミックスのアイデア」が秀逸です!!

 それこそ、マイクラシックな1曲「KRS-ONE / Outta Here」では、イントロのブレイクを高速2枚使いでヤラれます・・・聞いてて「真似したい!」と思わせる鬼カッコいい2枚使いで、気づいたら夜道で首を振っていました(^0^)
 また、トラックリストにはないですが、シャウトアウトの下では「Herman Kelly & Life / Dance To The Drummer Beat」を2枚使いしてて、これもカッコイイ・・・他の作品でも、古典ブレイクやネタ系の選曲&ミックスをしてて、この辺の選曲&プレイが上手いのにも驚きました!!

 また、単に2枚使いやスクラッチが上手いだけでなく、DJミックスや選曲を進める上での「アイデア」も長けているな~と思いました。

 それこそ、選曲した曲のビート感を高める選曲&DJミックスをしてて、これが地味だけど、カッコイイです!!

 例えば、KRSであれば、前曲はGangsterrのMass Apealを選曲してて、ダークな展開を出しつつ、BoomBapなグルーブを温存してて、KRSに入った時の疾走感は最高ですね!!
 また、効果的なロングミックスを入れて、要所要所で気づいたら首を振らせるミックスが上手いです・・・ジャンブラの上に93 'Til Infinityのビートレスなイントロをロングミックスし、そのまま疾走していく感じも上手いです!!



 作品的には、Ulticutと比べちゃうとパーティー感が薄くなりますが、西海岸らしいHipHopを体現した作品と思うと、なかなかな作品かと思います!
 うん、やっぱりバトル~ターンテーブリスト系の作品も、ちゃんと聞きこまないと・・・しばらくは、家掘りに勤しもう(^^;)




<Release Date>
Artists / Title : Circus DJ's 「Tightloop Walkers」
Genre : HipHop・・・
Release : 1999年(?)
Lebel : Circus DJ's No Lebel





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<独り言>

 今週は独り言は特にないので、お休みです・・・でも、3連休、しっかりと羽を伸ばして大満足です!

 なお、気づいたら、家のレコ棚がいっぱいになっていたので、レコ棚が割引中なユニオンで、思わずレコ棚(4×100枚)を発注してきましたよ・・・もう、家の収納が限界目前です(^^;)










Ulticut Ups! 「Lesson Vol.3」
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 少しづつ、秋めいてきたのか、夜が過ごしやすくなりましたね・・・

 そうなると、家に帰ってきて、くつろぎながらボーっとしていると、どことなくブログの創作意欲が出てきます・・・
 「あの作品、まだ紹介してないや」とか「あの辺のテープを企画的に紹介したらどうかな」とか、なんとなく思い浮かびます・・・

 ただ、実際には「う~ん、なんか面倒くさいなぁ~、また今度・・・」となり、なかなか重い腰が上がりません(^^;)

 考えてみれば、10月はこのブログの周年企画をボムる月でしたね・・・どうやら開始して11年が経つようなので、なんか企画がだせるかな??
 う~ん、どこかで「やる気スイッチ」を入れないと・・・

 そんなわけで、久しぶりのUlticutものです!!


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 今回は、私がDJによるミックス作品の虜(とりこ)になってしまった元凶とも言えるDJデュオ「Ulticut Ups! (あるてぃかっと あっぷす)」の、実質的な最終作品を紹介しますね~

 まず、Ulticutについては、活動を開始した時期から計算すると20年近く前の話(!)になるようなので、簡単にバイオを紹介したいと思います~

 Ulticut Ups!は、京都出身の「DJ YU-KI(ゆーき)」「DJ Tahara(たはら)」の2人からなる3ターンテーブル・2ミキサー(+サンプラーやCDJ)のDJデュオになり、00年代初期より意欲的なミックス作品をリリースし、深くて幅広い選曲と、2人だからできるマッシブなDJミックス、そして強烈なストーリーメイクにより、最強にイカした作品をシーンに提供していた御大になります。

 個人的な記憶を思い返すと、00年代初期の「日本のミックステープ→ミックスCD」のシーンにおいて、バイナル系のDJ、特にHipHopからスタートしたDJ達は、様々な音楽を吸収していく中で、その到達点が「オールジャンルミックス」になり、様々な良質な作品をリリースしていました。
 その中で、Ulticutは群を抜いて優れており、恐ろしいまでの選曲の深さと広さ、超絶的な2枚使いやギミック、そして後半に向けてジワジワとテンションを上げてボムらせるストーリーなど、もはや「Ulticutにしか作れない世界」を炸裂してて、私自身は物凄く影響を受け・・・結果的に今の自分がいるんだな~と思っています。

 ただ、00年代後半になると、Ulticutの活躍は縮小傾向になり、2008年4月発表のこの作品が実質的な最終作となりました。
 
 YU-KIさんもTAHARAさんも本業のお仕事が忙しくなったようで、作品作り向けたネタ集めや練習がキツくなったのかな・・・・
 ファンとしては何年も新作の発表を待っているところではありますが、この作品も素晴らしい作品で、発表当時はヘビーローテーションだったことは言うまでもありません(^0^)

 なお、Ulticutのことや、作品のことは、以下の記事で紹介していますので、是非、覗いてみてくださいね~

 あと、蛇足ですが、2012年には、正式なリリース作品ではなく、ノベルティーとしてHouseのみの作品(Ulticut House Mix)もありますね・・・これ欲しさに京都に行ったぐらい、良い作品です!

● Ulticut Ups! 作品リスト

● Ulticut Ups!について(Lesson 1)


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 では、作品の紹介です~

 まず、この作品は、代名詞とも言える「Lesson」シリーズとしてリリースされたことから、どことなくか「HipHop」を基軸に置いた作品構成になり、やっぱりUlticutらしい最強の選曲とDJミックスが楽しめます!

 それこそ、イントロ後のスタートでは「Naughty By Nature / Uptown Anthem」→「Gangstarr / Now You're Mine」→「Uptown / Dope On Plastic」と矢継ぎ早にクイックミックスし、早くも首を振ってしまいます・・・
 今回の作品では、割とミドル~ニュースクール系のHipHopを選曲してて、このような定番曲の使い方が最高だったり(この後のDiamond Dのワード2枚使いったら!)、鬼レアなランダム・ラップを平気で2枚使いしたり・・・もう、首振りまくりですね(^0^)

 また、今回の作品では、今まであまり活用しなかった「レゲエ(ダンスホール)」を、メインとなるHipHopの選曲に対する「スパイス」として活用している部分もあり、これがフレッシュです・・・
 例えば、ブリッジバトル的な要素を込めつつも「MC Shan / The Bridge」(実際には、近年プレスのDubリミックスを使用!)を選曲してから、ダンスホール曲のHipHopミックスを挟み、その流れでKRSの謎の曲を選曲して、KRSのラガマフィンなラップを際出せつつ、「BDP / South Bronx」のトラックでボムらせるという展開は、Bの血が入っている輩なら「きゃー」となってしまいます・・・

 ほんと、選曲やグルーブの出し方が上手いのに加え、全体的な「ノリ」の良さをつくりつつ、どこかでボムらせる展開を入れることにより、絶対に首振りを止めさせない流れになっているのが最強です!!


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 そして、Ulticutと言えば、違和感なく「Breakbeats~House~Disco」の流れに持ってゆき、気づいたら首振りから「ダンス」に変えてしまうマジックも魅力ですね!

 この作品でも、Breakbeats~House~Disco系の選曲を多用してて、作品の良さを高めています!!

 それこそ、De LaのSaturdayネタのBreakbeats~Houseである「DJ Tonka / Phun-Ky」は、JBの流れからの選曲で、Ulticutらしい「ズバッとボムをブッコみ→大盛り上がり」を体現してて、ヤバいっすね・・・
 さらに、後半も後半では、Latin Houseを中心に選曲しつつ、サラッと「Fat Larry's Band / Lookin' For Love」を挟むことで、House一辺倒ではない音楽的な広がりを演出したり・・・上手いな~

 また、本来はロングプレイが似合うDisco系の曲も、ブレイクビーツマナーに従ってか、クイックかつ的確な2枚使いをすることで、ガッツりと盛り上げちゃう技は凄いっすね!
 それこそ、UBBにも収録済みのブレイククラシック「La Pregunta / Shangri La」のイントロブレイクをファンキーに選曲したと思ったら、すぐに「Roy Ayers / Running Away」にスイッチし、イントロのドラムブレイクを2枚使いでグルーブに乗ってしまいます・・・もうカッコよすぎです!

 ほんと、Ulticutの作品を聞いていると、聞いてる側がまるでジェットコースターに乗っているような起伏のあるストーリーやアクションがあり、ほんと聞いてて「Ulticutのグルーブに乗せられちゃう」んですよ・・・

 この作品では、他の作品で多用していた、大ラス的なボムは用意していなかったものの、気づいたら何度もその気持ちいいグルーブに乗せられてしまう、そんな魔力があります。

 そして、そのグルーブに乗ると、今までその魅力に気づかなかった曲の良さに気づかせてくれ・・・気づいたらレコ屋に走らせてくれるのも、Ulticutの魅力でしょう・・・
 今回の作品を聞いて、当然ながら未所持の何枚かは私のWantノートに記入されました・・・やっぱりUlticutは最強ですね!!




 ざっくりとした説明になりましたが、今回のまとめは「Ulticutは最強です!」になるかな(^0^)

 今現在、KocoさんのDJがお好きな方なら、絶対に聞いた方が良いですよ・・・中古でも買いやすい作品が多いので是非!!

 そして、ファンとしては、お二人の御帰還を心よりお待ちしていますよ・・・(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : Ulticut Ups! 「Lesson Vol.3」
Genre : HipHop、Breakbeats、Reggae、Funk、RareGroove、House、DanceClassics、Disco・・・
Release : 2008年4月
Lebel : Vinyl 7 Records V7R-CD-004




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<独り言>

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 本日、9月8日は、下北沢で「東京レコードマーケット」が開催予定でしたが、台風の影響で中止に・・・これは残念でした・・・

 どうやら、あそこの敷地を管理しているお店のリースが今月末までだったようで、最後の開催だったそうです・・・
 なんらかんら言って、あの場所の雰囲気は大変好きだったし、出物も良いものに巡り合えたし・・・最後は行きたいと思っていました・・・

 苦渋の決断だと思いますが、安全第一で間違え無し・・・ただ、9月中に開催できるとイイですね~


 そんなわけで、下北に行くつもり(笑)だったのを路線変更し、なんとなく都内を軽く回ってきましたよ~

 おかげさまで、雨には上手く当たらずに回っていたら、某ユニオンで写真の12inchをDiscoの棚の新着からツモ引き・・・久しぶりに心の中で「おわっ・・・やった!!」と叫んでしまいました(^0^)

 こちらは、和物では人気急上昇な「AB'S / Deja Vu」のUKプレスの12inchで、国内はシングルカットは無しなので、シングルカットはこのUKのみというブツになります・・・

 先日、Diggiin' Iceのオマージュ作品として紹介をした「Atsushi / Dog Run Series 1」において、MUROさんの達郎さんプレイをリスペクトしてか、AtsushiさんはこのAB'Sをプレイするというボムがあり、それでズーっと探していた1枚になります・・・
 LPは割と探しやすいけど、12inch馬鹿としては、このUK12の存在を知ってしまった以上、LPに浮気してはイカンとの命令(?)が出たので、割と真剣に探していた12inchになります・・・もう、セールとかで事前情報がない状態で、普通に棚をサクサクして遭遇するのは、ほんと嬉しいっすね~

 そして、もう一つ驚いたのが、写真の「黄色の値札」です・・・えっ、100円??

 いやいや、これが100円で買えるわけがない・・・視聴をしながら、なんとなくジャケを見てたら、これが貼られてて更にビックリしました!

 この値札は、言わずとしれた「レコファンの100円箱の値札」で、このレコードが中古としてユニオンに入ってきた時点でついていたんでしょうね・・・
 つまり、何年前かは分かりませんが「このレコードがレコファンでは100円で売られていたことがある」わけですよ・・・これにはビビった!

 今現在、和物の人気はホント凄くって、今日のディグでもプラスティックラブが2万オーバーを見ましたが・・・それこそ、10年前でもそこまで値段は高くなく、20年ぐらい前だと、和物はホント値段がつかず、お店によっては100円でも売れなかった時代もありましたね・・・

 そのため、この12が100円なのも不思議ではない(ただ、UKのみの12って考えると100円では悲しいけど)のですが・・・裏を返すと、当時は和物のカッコよさに誰も気づかなかったんでしょうね・・・
 う~ん、曲が評価されることは大変いいことなんだけど、バブル的に値上がりをするのを見るのは、ちょっと切ないっすね・・・

 
 なお、今回の購入金額は、私が思ってたよりも全然安くってニンマリです・・・もうちょっと高いかと思ってました(^0^)

 そして、やっぱりレコは12に限りますね・・・音圧が素晴らしくって、この曲のベースラインの良さがより際立っております(^0^)

 ではでは、今週も頑張ろう!!











DJ Waka 「Faces」
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 気づいたら、もう9月・・・段々と日が暮れるのが早くなってるし、もう夏も終わりなんですかね~

 ただ、こういう時期は気温の変化があるので、体調を崩し気味ですよね・・・恥ずかしながら、週末にガッツリ体調を崩してしまいました(^^;)

 仕事にも少しだけ影響はしましたが、なんとか土曜まで仕事をこなしました・・・
 ただ、土曜の夜に開催されたFK御大のバレアリックセット(!)は、素直に自制しました・・・きっと、良かったんだろうな~

 そんなわけで、今週の紹介です~


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 今回は、私と同世代の方なら、この髪型(ブレイズ)に反応する方も多いでしょう・・・

 今回は、全国のダンサーやクラバーに支持されたDJである「DJ Waka (わか)」さんによるミックス作品を紹介します!

 まず、Wakaさんのバイオを紹介すると、個人的には知らなかったことが多く、思わず小躍りしてしまいました(^0^)

 Wakaさんは1984年よりDJを開始した大ベテランで、いわゆる「ディスコ」と「クラブ」の両方を知っているDJになります。

 DJの基礎的な部分は「HipHop」で、スクラッチや2枚使いを取り入れたDJプレイで頭角を現しつつ、様々なジャンルの楽曲を選曲し、パーティー的な華やかなDJも得意としていたことから、90年代はダンサー系のイベント(Aoyama Nightなど)で積極的にプレイし、数多くの現場でプレイをされていたDJになります。
 その辺の流れなのか、Da PumpやJ Soul BrothersなどのバックDJを務めるなど、ショウビズ的な活動もされてて、00年代初期の快活なHipHop/R&Bを広めていたお方かな~と思います。

 なお、現在はアニメ系のパーティーでDJプレイをするなど、まだまだ現役で頑張っておられますよ!

 詳しい情報は以下をご参照ください・・・Mixcloudの音源がドープです!

DJ Waka Mixcloud

DJ Waka インタビュー(2013年)


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 そんなWakaさんですが、ミックステープはそこまでリリースされてなかったようですが・・・テープ掘りとしては「外せないレーベル」から今回の作品をリリースしています!

 そのレーベルとは「Playground Entertainment」です!

 Playgroundは、00年代初期ごろから活動していたレーベルで、イメージとしては「最新のUSのHipHop/R&B」のカッコよさを追求していたレーベルになります。
 実際には、ミックステープのリリースに加え、DJイベントの開催を精力的に行っていたレーベルで、ある意味で「現場系DJのプロ集団」みたいな感じかもしれません。

 参加をしていたDJとしては、DJ Daskさん、DJ Kenkaidaさん、DJ Bishopp & DJ Nuckeyさん、DJ Couzさんなどが参加し、テープに関しては結構な本数がリリースされていました。

 特に、このレーベルでポイントなのが「USとの繋がりの太さ」からの「最新の本場のHipHop/R&Bの発信」になるかと思います!

 それこそ、DJ DaskさんはあのFunkmaster Flexが率いたDJチーム「Big Dawg Pitbulls」のメンバーであったり、その後のNY系DJチームの4番バッターになる「The Heavy Hitter」と繋がりがあったり、更にアメリカの西側だと、LAの人気FM局の「Power106」のBig Boy & DJ E-Manと繋がりがあったり・・・ほんと、現地とのコネクションが太いです!
 この繋がりを活用し、Flexの人気パーティーだった「Tunnel」の日本版パーティーを開催したり、FlexなどのUSのDJやアーティストを招聘したり、さらには、現地で流通しているストリートなミックステープ(CD)の日本版をリリースしたり・・・かなり活発に活動をされていました!

 なお、WakaさんとPlaygroundの明確なつながりは分からないのですが、やっぱり、現場での繋がりがあってオファーがあったのかな・・・


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 では、作品の紹介です~

 内容的には、リリースされた2003年前後の最新のHipHop/R&Bを中心に選曲していますが・・・かなりヤラれる内容です!!

 私自身、この辺のHipHop/R&B、それこそこのテープに収録されたJay-ZやFabolousといった感じのHipHop/R&Bはそこまで知識がないので、このテープ全体の紹介が上手くできないのですが・・・新譜の選曲の中に「DJ Wakaさんらしさ」が上手く組み込まれており、流石だな~と思いました!

 例えば、新譜選曲なA面であれば、最初も最初は、私としてはBボーイアンセムな「MOP / Ante Up (Remix)」をプレイして、上手く新譜の流れに乗せていくのですが、Ante Upを上手く2枚使いで再構成してて、聞いてるだけでBなら血圧が上がってしまいます!

 また、ビルボード的な新譜をプレイする一方で、B面の序盤では「Ugly Duckling / Turn it Up」のような西海岸系アンダーな曲も選曲してて、選曲を一辺倒にしていない点も上手いです!

 そして、全体的には、私の印象では「踊りやすい」グルーブを演出した選曲&DJミックスがなされており、なかなかの内容です!
 最新の曲を入れつつも、前半は男臭いHipHopから、後ろに進むと女の子たちが好みそうな煌びやかなHipHop~R&Bにスライドしていく感じが上手く、この辺の「流れ」の作り方が上手いですね!!


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 ただ、本領発揮は「B面」で、クラシックなHipHop選曲と、この選曲を生かすDJが素晴らしすぎます!!

 まず、上手いな~と思ったのが、選曲の流れを「クラシック」に繋いでいく方法が上手いと思いました・・・

 B面の序盤では、前述した「Ugly Duckling / Turn it Up」のような比較的に新譜な曲を選曲してから、怒涛のクラシックセットに進んでいきます・・・
 これは、明らかに新譜なHipHop/R&Bな感じには馴染みがあるけど、HipHopのクラシックには馴染みが無い方が「入りやすく」するための配慮だと感じました・・・このようなブリッジを入れることで、クラシックを聴きやすくしている点は、流石、現場でDJをされている方ならではの組み立て方だと思いました!

 その上で、クラシックセット・・・もう、最高です(^0^)

 例えば、「RUN DMC / Sucker MC's」であれば、巧みに同曲で2枚使いをしつつ、矢継ぎ早に「RUN DMC / Peter Piper」と「Sucker MC's」での2枚使い・・・初見で聞いて、これにはブットびました!
 また、「ATCQ / Oh My God」であれば、ブッコみでイントロにいれて本編に進むと思ったら、そこから「ライブ・テイク(Tibetan Freedomの12)」にスイッチし、Award Tour→Check The Rhimeのクイックミックス・・・これもヤラれました!

 もう、WAKAさんには大変失礼ですが「こんなに上手かったの!」と思うぐらい、B魂全開のバリバリのクラシックセットで、素晴らしすぎます!!



 まとめると、Wakaさんがプレイできる「HipHop」の広さを、誰でも楽しめるような「流れる選曲」で構成し、見せ場はガツんと決めてくる・・・流石、現場で多くのDJをしてた方ならではの作品です!!

 Playground系のテープは、割と今でも掘りやすいテープではありますが、意外と掘りづらいタイトルも多く、集めるのに苦労がしますね・・・
 新譜系なので敬遠される方もいるかもしれませんが、タイトルによっては面白いのも多いので、是非、掘ってみてくださいね~




<Release Date>
Artists / Title : DJ Waka 「Faces」
Genre : HipHop、R&B・・・
Release : 2003年ごろ???
Lebel : Playground Entertainment No Number


Notice : Playgroundのテープの特徴

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 マニアックな情報ですが、Playgroundのテープを新品で買うと、ジャケットの裏、つまりテープ本体が見える辺りに、キャラメル包装の上に上記の「シール」が貼られています。
 これは、そのテープの内容や収録曲を説明したもので、中古で買っても、このシール(今で言えばハイプ・ステッカーか?)がケースの中に入っていることが多いですね~

 どうやら、割とHipHopやR&Bに詳しくない方向けの配慮で、ジャケットで作品のイメージを推しつつ、選曲や内容を知りたい方もいるだろうから、裏面に説明をつけた・・・そう、レコードで言う「帯(おび)」的な発想で付けていたようです。
 
 私の記憶だと、Playgroundのテープって、ある時期はドン●でも売っていて、フッドのヤンチャな兄ちゃん・姉ちゃんの車のお供になっていたんですよね・・・
 こういった流れがあるから、このような説明シールがあったようですね・・・

 なお、本文で「意外と掘りづらい」と書いたのは、このことがポイントで、いわゆる「レコード」が好きな人向けの市場では、そこまで売れてなかったので、ユニオン等の中古市場に流れにくい・・・そんな様相があるようです??




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<独り言>

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 ここ最近、あまりユニオンのセールに行けてない(=土曜日にレコ堀りに出かけていない)のですが、セール当日は無理だけど、翌日の日曜日に出かけることが多く、それなりに掘っております・・・

 そんなわけで、今週の土曜日は、下北沢のユニオン・クラブ店で、テープセールがあったので一日遅れで行ってきましたよ~

● 下北沢ユニオン・クラブ店 8/31(土)MIX TAPE SALE開催!!


 一日遅れなので、朝から並ぶこともないので、家で掃除&洗濯、そしてブログの準備をしてから出陣です・・・

 ただ、不思議なもので、下北沢に着くと「早くテープが見たい!」となり、気づいたら小走りでユニオンへ・・・一日遅れのセールだと、こういうことは割とありますね(^^;)

 んで、店内についたらスグにテープ箱へ・・・おおっ、割と残っているぞ!!

 今回は凄いゴツゴツなブツが出ているわけではなかったので、そこまで鉄火場にならなかったそうですが、目玉のTape Kingz系はスグに売れてしまったようです・・・
 ただ、私が欲しかった渋いのは割と残っててニンマリです・・・本数はそんなに買えませんでしたが、さりげなく揃えることを着手し始めたUSのDJ Juiceや、David Moralesのラジオテープなどを買わせていただきましたよ~


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 そして、昨日の土曜日のセールの「ボム」と言えば渋谷の「日本語ラップ放出」でしょうか・・・

 いやいや、久しぶりに「おおっ・・・すげえ」と思わせてくれる出物でしたね!!

 これについては詳細は書きづらいですが、白いスリーブのテスト版&プロモ版が百花繚乱・・・
 それも、その白いレコ達が複数枚で出品です・・・久しぶりにレコをめくってて「えっ、このレコ、何枚あるんだよ!」とニヤニヤしながら拝見させていただきました(^0^)

 なんか、レコードやテープのセールって、自分の欲しいものを入手しにいくためでもあるけど、こういった「あは体験」的な刺激を受けにいくことも、セールの楽しみかもしれませんね~


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 そんなわけで、〆は吉沢先生の待望の新作です・・・

 吉沢さん、やっぱり最高です!!

 まだ、数回しか聞いてないですが、ベースラインの鳴らし方がダンサンブルで、やっぱり「踊れ」ます・・・しばらくはヘビーローテーションになりそうだ(^0^)


 ではでは、今週はこんなもんで・・・今週も頑張ろう!!