HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Spinna 「The Basement Archive Sessions Vol.3 - Tribute to the Q (Pt.1)」
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 言わずと知れた「DJ Spinna」による「Q」のヒストリーミックス!
 Qといえば・・・Q-Tip? いやいや、Black Musicの大御所「Quincy Jones」ですよ・・・そんなQ様のプロデュース・演奏をした楽曲のみでミックスした作品で、Spinnaの良さが大変光った作品です!!


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 Spinnaのパーソナルなセレクションが生きたシリーズである「The Basement Archive Sessions」の第3段にあたる作品で、ブラックミュージック界の大御所である「Quincy Jones」の作品でミックスをした作品になります。

 まず、この作品を紹介する前に、補足を一つ・・・

 SpinnaのMix作品といえば、Stevie Wonder関連の曲(カバーとかプロデュース曲)をこれでもかーってぐらい集めてミックスした「Wonder Wrote It」(Bobbitoと共作・写真右)が有名だと思います。
 アンダーグラウンド作品としてテープを2作発表し、のちにオフィシャルでコンピレーションを2枚リリースしたシリーズで、うまく説明できないですが、Stevie Wonderに対して「尊敬の念」がミックスに昇華されており、大変素晴らしい作品になります・・・
 詳細は別の機会に譲りますが、レコードマニアの誇りみたいのを感じる深い選曲性に加え、Stevieが広めた音楽観に対する「愛情」が感じられる素晴らしい作品で、Spinna(とBobbito)の志向性の高さが伺える作品だと思います。

 んで、今回の作品は・・・そのStevieを「Quincy」に置き換えた変えたといえば分かりやすい作品で、Quincy名義の作品や、プロデュースした作品を、時代を問わず、Spinnaの感性でミックスした作品で、Quincyに対しての「尊敬の念」がビシビシ伝わり、Quincy楽曲の良さをしっかりと伝えてくれます。
 もう、ジャケットからその心ゆきがビシビシ伝わるでしょ! Quincyといえばだれしもが思い付くアルバムである「The Dude」のアルバムジャケからサンプリング・・・センスもイイですよね!!


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 まず、選曲に関しては、Quincyの長い音楽活動をホローしつつ、Quincyの音楽観の一つである「スムース」さを上手く表現したミックスだと思います。

 Quincyの活動には・・・多岐過ぎるので「wiki」なんかを確認して欲しいのですが、1950年代(!)から活動をし、Jazzを基礎としつつも、映画音楽の製作などでプロデュース術を掌握し、有名な話ではマイケル・ジャクソンのプロデュースなど・・・時代を問わず、良質な「音楽」を発信し続けている人物だと思います。
 作品数に関しては・・・活動歴が長いだけあって、自身の作品、プロデュース曲を含めるとメチャクチャあり・・・その「大海原」を、Spinnaの感性で上手くまとめた・・・というのが骨子になります。

 私自身も、Q氏に関してはそんなには知識がないですが、60年代のJazz/RareGrooveっぽい映画音楽から始まり、写真に上げた「George Benson / Give Me The Night」のような70~80年代のDisco期の作品、そして、MJを始めとする80年代を彩ったポップスなど・・・かなり時代を超えた選曲をしており、旧譜が中心であるものの、写真左の少年時代のTevin Cambellがボーカルを取った「Tommrow」までプレイする幅の広さがあります。

 選曲に関しては、それらの各年代の曲を上手く混ぜつつ、Qさんの持つ「上品さを兼ね備えた質感」を上手く利用し、全体的にスムースな聞きごたえのあるミックスに仕上げており、Spinnaの腕が発揮されたミックスになっていると思います。
 曲順などを確認してると、ホント収録曲の時代がバラバラなのに、Spinnaの手腕の元、一つの世界観にまとまっているのが驚異的で、SpinnaがQ氏に対して、Q氏の作品をしっかりと理解した上で、尊敬の念を持ってミックスしていることがビシビシと伝わります・・・


 また、全体的なミックスについては、スムースにミックスしてるので、指摘できる点は少ないですが、要所要所でアイソレーター/エフェクター使いがあり、House/Garage的なフィーリングで躍動感のあるミックスをする部分が多く、上記の選曲性を高め、Q氏のグルーブを上手くプレイしています。
 また、こういうプレイを聞いてるとSpinnaがHouse界からも信頼されているのが分かりますが・・・要所要所でHipHopライクな2枚使いもあったりし、Spinnaらしいジャンルを超越したミックス観が発揮されている点も見逃せませんよ!!


 んなわけで、Q氏に対する尊敬の念がビシビシ感じられるミックスで、Spinnaの手腕の高さが感じられる1枚です!!
 特に、Q氏の「スムースさ」がしっかりと表現され、チルしたいときなんかにはお勧めの1枚です・・・アンダーグラウンド作品なので、遭遇率は低いですが、中古屋でマメに掘ってると遭遇しますので、期になる方はチェックしてくださいね~♪



<Release Date>
Artists / Title : DJ Spinna 「The Basement Archive Sessions Vol.3 - Tribute to the Q (Pt.1)」
Genre : Jazz、Funk、Soul、RareGroove、DanceClassics、Garage、R&B
Release : 2005年
Lebel : Tube Records BD1005

Notice : トラックリストについて
 この作品も、CDには曲名のみしか記載がありませんが、販売店系のサイトを見ると、アーティスト名が書いてあるトラックリストが掲載されてます。
 参考に、我らのユニオンでは「こんな感じ」になってますので、ご参照ください・・・

Notice : 続編について
 この「Q様ミックス」は、シリーズの第5段で続編があります。次のリンクを参照してくださいね。

 「The Basement Archive Sessions Vol.5 - Tribute to the Q (Pt.2) 」






<編集情報> 2010年1月7日
分け合って、大幅な編集をしました~




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