HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ 吉沢dynamite.jp 「Super 和物 Beat」
yoshizawa_wamono

 和物はもろもろの事情でミックス作品が少ないですが、近年で出た作品の中で、一番有名と思われる作品をご紹介です。

 まず、DJの吉沢さんは、元THEATRE BROOK(シアター・ブルック)(90年代佐藤タイジさんがリーダーだったバンド。ロックでいいの???)のDJで、各種資料によると、日本のメジャーデビューしたバンドの中で、メンバーに初めてDJがいるバンドのメンバーだったそうです。90年代中期に参加をし、2002年に同バンドを脱退、DJ活動を核としながら、Remix、Producerとしても活動しております。最近は、都内の小箱クラブを中心に、メインDJ級の位置で活動をしております。 私の好きな、関口さんもだいぶお世話に、または影響を受けてるDJさんだと思います。
 私個人は、吉沢さんのDJを生で聴いたことはなく、リリースしたミックス作品、またはパーティーのフライヤーなどで存在を知っていた程度です・・・ イメージとしては、バンド活動のことや、過去にLatin物のミックスとか、今回の和物とかを出してたので、organっぽい匂いがする方かな~と思ってました。 しかし、このCDを聞いて、興味をもち、氏のブログなどを拝見して、結構注目している御大でございます。

 まず今回は、このCDの内容的なところから説明から・・・・
 タイトルの通り、オール「和物」で構成し、比較的Beatがしっかりとしてる曲で、60年代から80年代ぐらいまでの和物をミックスしています。 ジャンル的には、ラテン的なものから、メローグルーブ的なものまで・・・前半から後半にかけて年代が進んでいくような・・・感じで結構スムーズにミックスされてます。 個人的には、60年代(う~ん、小西さんとか、八重樫さんとかな感じ)、70年代(フォーク的な感じ)のはあんまり好きではない(勉強不足で理解できず・・・な側面もあり)のですが、このミックスは結構すんなり聞けました。
 イントロでは、和物DJの定番「サウンドチェックレコード」&声ネタのコラージュ、そしてサウンドチェックから33rpm→45rpmの繰り返しであの曲へ・・・こうやって作ってたんですね~とビックリさせられました^^ んで、メキシカンロックなどの60年代歌謡ラテンを口火に、知ってる曲や知らない曲が次々とミックスされ、要所要所で、声ネタ使い、2枚使いなどでアクセントをつけ、静かなんだけど熱いFunk感満載です。また、自分が好きな70年代後半以降(達郎さんデビュー以降の質感の曲・・・の方がいいかも)の楽曲で、うわーいいな~って曲もあり、結構勉強になりました。

 以上が初めて聞いた時の感想です・・・が、氏のブログを読んで、ちょっと聴き方が変わったので、今度はワンステップ上がった説明を・・・(下手な文章構成だな~)
 まず、自分の中で偏見だった部分なのですが、和物をかけてる方って、レコードはびっくりするぐらい掘っているが、現代DJ 的なDJスキル(スクラッチとか、ロングミックスとか)はあまりなく、カットインでミックスするぐらいなのかな~と思ってました。つまり、選曲ではない、全般的なDJミックスが技術少ないと・・・と思ってました。 
 今回のCDでは、和物の声ネタコラージュなどがありますが、これは後作成なので、DJのスキルとは別だよな・・・と思って、スキル的なところはスルーしてたのですが・・・・大間違いでした!
 吉澤さんは、生のDJプレーでも同じようなこと・それ以上なことをしてました! これは、CDを聞いただけでは理解できなかったのですが、氏は基本的な2枚使いもできますが、オンタイムでサンプラーを打って、同じことをしています! それも生ではもっと過激・・・
 詳しくは、YouTobu・氏のブログなどで、探していただければわかりますが、「あんた、すげーよ」って感じです(^0^) サンプラーは「ローランドSP-404(かな?)」を使用し、声ネタ、ドラム打ち、ループなんかを、すげーファンキーに決めてくれます。 考えてみれば、Hifanaなんかと共演してたりするので、サンプラー使いに関しては、すげーよ・・・だったわけです。
 これを踏まえて聴くと、このCDの技術的なところで「む、む、む・・・すげぇー」と唸ってしまいます(^0^)

 また、巷ではdynamiteスタイルとして有名だそうですが、マイク使いも達者なようです・・・ そして、クラブでのミックスでは、かなりFunkyにかけてるそうです・・・ このCDでは、正直、dynamiteスタイルを体感できないのかな~と思いましたが(経験してないので、自分の中で、この感覚を抽出出来ない・・・んでしょうね)、DJとしてスゲー注目するようになりました。 今後、ライブミックスなどが出れば、いいな~と思ってます。 ちなみに、氏の過去の遍歴を見ると、シアターブルック参加前(90年代前半)、ニュージャックなどでDJをしたたそうで、ああ、パーティー感を出せるのはコレがあったからか・・・と思いましたし、関口さんが関係してるのもココなのかな~と思いました。

 最後に、氏の姿勢に男を感じる部分があります・・・
 抜粋&私個人の意訳すると、ShadowとかCut Chemistとかが、英語でワードプレイをしてるのは母国語だからキマってるけど、英語を100%理解してない日本人がマネのようにするのはどうだろうか・・・だったら、かっこいい曲も探せばいっぱいある日本の曲でやらないか・・・と言った旨を発言してます。 まあ、昔っから苦言されてますが、海外の物真似に終始し、金を稼ぐことばっかしてない輩がいる中で、自分の「オリジナリティー」をもって行動することの重要性が大事だ・・・ってことだと思いますが、なかなかこれは難しいことです。 特に日本人はブーム的な上辺を追う傾向にあるので(かくいう私も、90年代中期のDJブームに上辺から乗っていましたがww)、オリジナリティーを出すことが村八分的になったりする場合もありますよね・・・ その点、氏のDJは、このことを体現しており、いや~男だ・・・と思いました。 ちょっと、うまく説明できないですが、氏は男だと思います・・・ブログを見る限り飲みっぷりも男らしいので・・・ww(あんまり無理しないでくださいね~)

 HipHopなり、Houseなりの、定格なクラブサウンドを聞いてる者にとっては、一回聞いただけでは「色もの」なミックスと思われがちですが、深く聴くとスキルフルなDJを提示してくれますので、Mixにこだわった作品が好きな方ならお勧め出来ますよ~

<Release Date>
Artists / Title : DJ 吉沢dynamite.jp 「Super 和物 Beat」
Genre : 和物
Release : 2007年4月
Lebel : Cherry Boy Label CBCD-004
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