HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ TEZ 「Disco Tech」
djtez_discotech

 今日は、詳細がまったく分からないDJですが、良作なのでご紹介です~


 DJのTEZさんはどこの誰だか分からないのですが、リリース元が「Undaprop Wreckordz」ということで、Naked Artz、Grope in the Dark周辺の方じゃないかと推測しています。 
 Naked ArtzDJ Tonkさんや、MILIさん(瘋癲でおなじみっすね)などがいたラップグループで、90年代中期から後期にかけて微妙にヒットしてました(失礼!)。
 また、Grope in the Darkは、現在も営業中のHipHop関係の洋服屋さんで、個人的にはNaked Artz周辺の方々が開いたお店だったと記憶しています・・・
 んで、今回のUndaprop Wreckordzは、Grope in the Darkを母体に作られたレーベルで、一応代表はNakid ArtzのDJをしてた「DJ S@S」さんです。

 今でこそ、洋服屋さんとアーティストが関係をもって楽曲をリリースすることなんて珍しくもないですが、90年代中期以降、日本のHipHopにおいて、洋服屋さんとアーティストとの関係は結構重要です。
 つまり、洋服屋さんがバックにつくことで、アーティストに対して、活動や楽曲製作などの「バックアップ」を行っていたのです。
 例をあげればきりがないですが、MUROさんとStill Diggin'なんかが分かりやすいでしょう・・・MUROさんが実際にスタッフとして勤務したり、三者凡退の12inchは、Still Diggin'が資金提供をして作ったり・・・と関係性が深かったです。

 当時の状況などを考慮すると、走り始めた日本のHipHopシーンへの参加者は、とりあえず「カッコ」から入るわけで、洋服屋は結構儲かっていたはずです。
 また、アーティスト達も音楽業一本で飯は食えないので、その食い扶持稼ぎとして洋服屋に勤務していたケースは多いと思います。 
 アーティストはストリートレベルでは有名なので、お店にとってはいい広告塔になり、集客性・売上を高め、一方のアーティスト側にとっては、食い扶持の確保や、資金提供などのバックアップになる・・・といった、相互でwinwinの関係があったと私は考えています。

 んなわけで、Grope in the Darkから発生したUndaprop Wreckordzも、その周辺アーティストをバックアップしつつ、ミックステープ・ミックスCD業界では良質で多作なレーベルに成長し、現在もKomoriさんやDj Oshow、murakamigoなどの作品をリリースすることがあります。 
 ちなみに、リストアップしたDJを見ると、もろ「Sugar Bitz人脈じゃん」って気付く方も多いと思います・・・いまいち、この関連の事実がつかめないのですが、私個人の考えでは、Undaが発展しSugar Bitzになり、komoriさんの活躍でSugar Bitzが有名になり、ここ最近になり、メジャー展開(=権利クリアもの)はSugar Bitz名義で、アンダーグラウンド展開(=権利バックレものww)はUndaprop名義を復活した・・・と考えています??
 真偽のほどは・・・どうなんでしょうかね?(^^;)


 そして、やっと本編の紹介(^^;)

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 タイトルの通り、Disco~DanceClassicsものなのですが、この範疇でいくと、渋めの曲が多く、どちらかというとGarageな曲が多く選曲されています。
 楽曲的には80年代にリリースされた曲が中心で、分かりやすく言うと、SOS Band / The Finest の雰囲気・・・すこし分かりにくく説明すると Patrice Rushen / Number One の雰囲気・・・分かりにくく説明すると Evelyn King / I'm in Love の雰囲気です!
 これらの曲は実際に収録されてるわけですが、80年代特有のアーバン感のある楽曲を選曲しています。
 
 ただ、特筆すべきは、収録された楽曲の「チョイス」と「雰囲気の一体感」が上質で、なかなか真似出来ない構成になっている点です。 
 私個人は、近年Garage関係に接近して、いろいろと学んでいたので、おのずと知ってる曲も多いですが、HipHopなダンクラとしてはあまり選曲されない曲が多く(例えばSharon Brown / I Specialize in Loveとか)、個人的には聴いていてかなり壺に入りました。
 個人的な嗜好があるためかもしれないですが、HipHop業界から発信される場合は、どうしても内容が「The ダンクラ」っぽい、跳ねた楽曲に集まりがちなのですが、これに関してはGarageっぽさ(うまく表現できないけど、この場合は楽曲のグルーブを引っ張っていく感じ?)も演出しており、聴いていて「気持ちいい」部類の選曲になってるいると思います。

 また、チョイスした楽曲の魅力をグイグイと伸ばし、全体の雰囲気を統一し、この気持ちよさを持続させてるあたりも見逃せないです。
 うまく説明できないですが、MUROさんのElegant Funkと同路線の「気持ちよさ」を伝えてくれます・・・


 なかなか、マイナーな作品ではありますが、ミックス作品としてはかなり高レベルだと思いますので、お勧めします~
 Elegant Funk辺りが好きな方にはもちろん、Danny Krivitなどが奏でる「上質なsweet感」が好きな方にもお勧め出来ます~


 ちなみに、Undapropものは結構良作が多く、見逃せないレーベルなので、今後もご紹介しますね^^ まあ、S@Sさんが中心なんですが・・・ww


<Release Date>
Artists / Title : DJ TEZ 「Disco Tech」
Genre : DanceClassics、Garage
Release : 2001年10月ごろ
Lebel : Undaprop Wreckordz UWT-062


<追記>
 最後に、このテープの私的な思い出を・・・
 実はこのテープ、最近発掘したもので、9月頃、大阪に出張に行った時、KingKongで発掘をし、帰京して、聞いたら一発で気に入ったのですが・・・そのとき買ったテープの調子が悪く、再生すると「キーーキーー」という、怪音がするもので、悔しい思いをしました。
 んで、これはもう一本いい状態のを買わないと・・・と思ってた矢先、仕事の付き合いで訪れた横浜で、付き合いが終わった後に寄った「DiscWave」で発見! 
 自分が普段行くレコード屋では全く見たことないのに、行かないところにはある・・・っていうのが変な感覚で、ちょっと勉強になりました(^0^)


<追記> 2009年7月13日
文章を一部のみ訂正&追加をしました・・・そのついでに写真も追加です♪

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