今回のは、ほんとジャンル分けが難しく、どのカテゴリにしていいの?って感じのジャンル横断になっています・・・ 出だしはStyle Councilのような80年代UKモノから始まり、90's UK Soul、Soul、Reggae、R&B、そしてBrazilなんかまで行って、ホントMUROさんらしい選曲を発揮し、かつ夏を涼しくするようなラインを作る辺りは流石の一言です。
このテープだと、B面中盤のUKモノラインが好きな方が多いかと思いますが、個人的にはA面後半の写真レコのラインが壺です・・・ どちらも80'sUKモノの定番曲ですが、「Julie Roberts / Fool For You」から、ロングミックスで「Barbara Pennington / On A Crowded Street」にミックスするのが・・・聴くたびに昇天してます(^^;) 両曲ともメチャクチャイイ曲ですが、Julie Robertsのちょっとグルーブが落ちたところで、Barbara Pennigtonの印象的なイントロにロングミックスし、曲のグルーブを維持しつつも、Barbaraの曲をメチャクチャ光らせるナイスなミックスで、両方の曲ともレコードで持ってますが、MUROさんがミックスしたこのテープで聴いた方が盛り上がる・・・そんな素晴らしいミックスです!!
たとえば、A面に収録されている「Don Ray / Garden of Love」(写真左)なら、Disco文脈の曲で、この作品の前後の時期にリリースされた「Super Disco Breaks」の影響があるのかな・・・と思うし、B面最後では「Ray Terrace / I Make A Fool Of Myself」(写真右)のようなBrazilの曲が収録され、その後の「Super Samba Breaks」や「Tropicoool Boogie」のようなBrazil方面の影響化のある曲なんかをプレイしています。 これ以外にも、Reggaeカバーもの(今回は、Dance and Shake Your Tambourine と Ain't No Steppin' Us Now が白眉!)もあり、これも今後のMUROさんのプレイの方向性で重要だったりしますが、聞いてて「転換期」なのかな~と思う選曲も多いと思いました。
コメント
baba
2015/04/10 URL 編集
mixtapetroopers
コメント、ありがとうございます!
MUROさんのこの辺の作品は、当時も売れてたので本数が相当あるので、市場には沢山あるのですが・・・ミックスの良さを理解しての市場動向ではないのかな~とも思います。
個人的には、それが「ボロボロ」の理由なんですよね・・・みんな、何度も聴いているテープだからこそ、ジャケがアレなのが多いのかな~とも思っています。
ただ、アレっすね・・・相当前に書いた記事なので、これも文章が甘いな~と思ってしまいました・・・Spinbadがそういう理由で書き直しましたが、この辺のMUROさんのテープ時代の作品も書き直したいですね・・・
ブログをやり始めて、一歩一歩と前に進んでいると思うので、この辺も手を加えようかな? ただ、穴な収録曲を探してからになるので、そこは荒行ですね(^^;)
ではでは、今後とも宜しくお願いいたします!
2015/04/12 URL 編集