HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
MURO 「King of Diggin' no,4」
muro_kingofdiggin_04

 まだまだ続くKing of Diggin・・・MUROさんものは本当に多いですね(^0^)
 ちょっとは他のをご紹介しないと・・・と思いつつも、貯蔵庫よりまとめて出したので、聞かざるを得ない(^^;)



 んなわけで、またもや「King of Diggin'」シリーズのご紹介で、これは第4弾にあたるものですね。 またもや、ジャケネタが思いつかないですが(この手は掘ってないんすよね・・・)、流石のナイスセンスです。 ちなみに・・・思い出したら修正します(--;)

 今回もやっぱりHipHopの元ネタを、これでもか~ってぐらいミックスしており、大変勉強になります。
 久しぶりに聞いた感じだと、70年代の各種楽曲に加えて、80年代のネタなんかも導入されてますね・・・
 
 注目点は何点かあり、このテープではブレイクネタなんかをMUROさんが2枚使いしてる点がまずポイントですね。
 今までなかったので、聞いてて「おっ、MUROさん、2枚使いしてる~」って驚いちゃいましたww ただ、HipHopの原点を考えたら「ブレイクを繰り返す」行為に行きつくわけですから、楽曲の良さが引き出されて、大変良いと思いました。


atcq_live_97 wu_97_live

 また、前作の「King of Diggin Ⅲ」でもありましたが、USアーティストのシャウトアウトが増えてる点です。
 ざっと列挙すると・・・Lord Finesse、Raekwon、Phife(ATCQ)、Roc Raider、Grand Puba、OCなんかのシャウトがありました。 適当にメモったので、間違ってたらごめんなさい(^^;)

 おそらく、このテープがでた97,98年辺りは、USのアーティストが結構日本に来るようになり、上の写真のようにATCQやWuのような有名アーティストのライブがあり、そういった類のライブにはMUROさんも出ることもあったので、その時にシャウトを貰らったんでしょうね。
 ちなみに、シャウトアウトは、当時、MUROさんがメインDJをしていた「J-Wave Hip Hop Jurney Da Cypher」でも使われてたのもありました。 Raekwonなんかは使ってましたね・・・なんか、久しぶりに聞いて懐かしくなりましたです(^0^)

 MUROさん自身、海外アーティストとの交流なり、このKing of Diggin'のテープが海外でも出回り、ネタ師(Digger)として認められたこともあり、こういったシャウトを貰えたりしたんだと思います。 フィネスあたりは、もろに「おめーも掘ってるな!」から繋がった交流でしょうしね。
 当時、ネタ関係のテープって、日本でもUSでも、本格的なのはほとんどなかったと記憶しています。 個人レベルではあったのかも知れないですが、流通となるとken Sportsさん(日本人ですよ~)がMUROさんと同時期にUSで出してた他に、結局のところMUROさんぐらいしかいなかった・・・と思います。 Kon & Amel なんかはもうちょっと後・・・かな?

 当時のネタに関するUSの事情は正確に分からないですが、DJなりProucerなり、お互いのネタは公には公表しない・・・暗黙のルールは少なからずあったんじゃないかと思います。
 特に、ネタを公表することは、クリアランスをとってないHipHopの曲を「落としめる」行為だと思いますし、自分が気合入れて掘ったネタは簡単には教えられないですよね・・・ なので、雑誌の企画などで「@@」のネタ公開!みたいな企画があったら、当事者の「@@」が怒っちゃう・・・なんてこともあったと思います。

 しかし、MUROさんのテープが「海外勢」から見て「凄い」と感じさせた点は、HipHopとは無縁の「極東」の地で、あまたのネタ曲を、ジャンルの垣根を越えて収録しちゃった・・・ところにあると思います。
 彼らからしてみたら、「あんなにレアなレコードをなぜ日本人が持ってる・・・」とか、「俺が持ってない、あのネタのレコードをなんでもってるんだ!」ってなるわけで、フィネスなんかは、これに近いことをインタビューで言ってますね。
 MUROさんが、ネタ関係のテープを出すことで、もしかしたらあったのかもしれない「暗黙のルール」という壁がなくなり、たくさんの人に元曲の良さを知らせる機会を作ったと思いますし、DJ達のミックスの幅が広がったり、Producer達はもっと貪欲にレコードを掘ったり・・・と、実証はできないですが、少なからず影響はあったと思います・・・  やっぱりMUROさんってすごいな~(^0^)


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 ちなみに、小ネタになりますが、このKing of Diggin'シリーズに関しては、NYに拠点がある有名レコード店「Fat Beats」の流通で、海外仕様版が当時リリースされていました。 実物は見たことないですが、ぜひ欲しい一本ですね~ →発見して「こちら」の記事で紹介しました(^0^)

 また、MUROさんの「掘り」行為が認められた証拠として、今となっては有名な「Waxpoetics」誌のNo.12号で、MUROさんのミニ特集がありました・・・普通に買って、読んでたらMUROさんが出たのでビックリしました(^^;)
 さりげなく、waxpoeticsは1号から全部持ってますが、私が記憶してる限りでは、日本人で出ているのは、MUROさんとOsaka Monaurailの中田さんだけだと思います。 こういうことって、変な意味になっちゃいますが、本場に認められた・・・ってことだと思いますので、やっぱり凄いっすね。

 Wax誌に関しては、未だに大々的に「日本のレコード」関連のことを取り扱ってないですが、ちょっともったいないような気がします。 日本のレコード屋も峠を越しちゃったこともあるし、時期的にももったいないですね・・・ 昔、Source誌で、何度か日本の特集がありましたが、あれは誤字なんかがあったりして、ちょっと酷かったですね~(^^;)


 んなわけで、最後はだいぶ脱線した話題になりましたが、永遠のマスターピースの紹介でした(^0^)





<Release Date>
Artists / Title : MURO 「King of Diggin' no,4」
Genre : HipHopネタモノ(Soul、Funk、RareGroove、Jazz・・・)
Release : 1998年4月ごろ
Lebel : king of Diggin' Production
notice : No Track List






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<編集情報> 2010年10月16日
発売日が分かったので、ちょっと記事を修正しました。





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