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MURO & Lord Finesse 「King of Diggin'」
muro&finesse

 今日は珍しく家で掃除なんぞをしてて、すっかり疲れてしまいましたww んなわけで、またのMUROものをご紹介~です(^0^)



 定番のKing of Diggin'シリーズの第5弾目の作品で、1999年にリリース(おそらく春ぐらい?)にリリースされた作品です。

 今回の作品も、今までと同じようにネタモノミックスな作品になっていますが、NYきっての掘り師集団「DITC」より「Lord Finesse」が参戦するという、今までのシリーズからはちょっと変わった仕様になっています。
 
 MUROさんのインタビュー(Riddim 99/6)によると、このシリーズも5番まで来たので何か変わったことをやりたいな~と思ってた時、MUROさんの家の留守電にフィネスから「一緒にテープを作ろう!」とメッセージが入っていたそうで(!!)、MUROさんとしても個人的な友達としてやりたい・・・と思い、実現がしたそうです!!
 このエピソードはイイですね・・・MUROさんの実力が認められたからこその留守電だったんでしょうね(^0^)


finesse.jpg M00001823.jpg

 まず、Finesseについては、ご存知の方も多いと思うので詳細は割愛しますが、前作「King of Diggin' no,4」でもシャウトアウトがあるとおり、MUROさんと親交が以前よりあり、共演相手としては適任だと思います。
 正直、DITCの中で一番「華」があるし、他のメンバーだと・・・ちょっと「地味」になっちゃいますよね(^^;)

 また、同時期にMUROさんの12inch「THE VINYL ATHLETES (真ッ黒ニナル果テ)」が出て、その中でFinesseとAGと共演しており、このミックス作品の関連作(?)もリリースされています。
 テープと12inchのどっちが先なのかは読めないですが、こういった共演が出来たのも「掘り師」の縁なんですかね~

 ちなみに、この12inchに関しては「掘り」をテーマにした曲になっており、お互いを認めたからこそ実現した共演だと思います・・・
 それこそ、Finesseについては、前回もちらっと書きましたが、MUROさんのテープを来日時に貰い、その選曲の凄まじさに驚き、MUROさんを認めた・・・ことは有名で、Finesseも「掘り」は人生の大きなテーマの一つなぐらい掘ってると思いますので、MUROさんにとっては好敵手でしょう(^0^) 




 んで、実際の内容紹介です~

 A面Finesseが担当し、B面MUROさんが担当しています。 それぞれのサイドを「Bronx Side」「Tokyo Side」という形に銘打っており、「Bronx vs 東京」のような対戦形式(?)になっています。
 ただ、内容的には、いつものKing of Diggin'シリーズのように「ネタ曲」をこれでもか~というぐらいミックスしています・・・初心者にはきついですかね~(^^;)


 まずA面のFinesseは、MUROさんの今までのシリーズのようなスタイル(ネタ曲をとにかくミックスする)を踏襲してる点が面白いですね。

 出だしは、おそらくオリジナルの楽曲の元でフリースタイルをし、そこからミックスが始まるのですが、ミックスの仕方などがMUROさんのミックス方法とほとんど同じで、どちらのミックスが分からずに聴くと混同します(^^;) 
 まあ、ミックスに関しては、この手を題材にすると、MUROさんのミックス方法(これは@@ネタの曲だよ~みたいな選曲)以外はちょっと難しい・・・ですからね。 あくまでも、ミックスの技量よりも、「このネタ持ってる・・・」とか「このネタはこれだ~」のような考え方が重要なわけです・・・

 ただ、細かく聞くと、クイックミックスをしたり、要点でしっかりと2枚使いをしてたり、Finesseもなかなかやります(^0^)
 また、ミックスされた楽曲もFinesseが好みそうな「Mellow」なネタなんかも選曲して結構良いです。 Finesse自身が使ったネタは・・・確認不足ですが、そんなには入ってないと思います。


 一方のB面のMUROサイドは、Finesseと同様にラップからスタートします。

 先ほど紹介をした「THE VINYL ATHLETES (真ッ黒ニナル果テ)」がリリースされる前後なので、その楽曲のMUROさんのバースを収録(このために改めて歌い直してはないようです)してますが、これがカッコいいんですよ・・・ 
 後半からビートを切って、アカペラ状態になるのですが、アナログに対する重要なライン(♪MDでもなく、CDでもなく、アナログ、それは永遠に限りなく~♪とか)を再認識させる効果があり、大変良いです。 また、バース最後の♪俺の宝の一部、ご賞味あれ~♪から、Jazzネタのホーンがカッコイイ曲にカットインし、実際の選曲が始まる辺りも大変良いですね(^0^)

 んで、実際のミックスが始まるのですが、後は・・・いつも通りの「ネタの雨あられ」です!!

 ただ、このテープに関しては「その当時リリースされた、最新の楽曲のネタ」を入れてる・・・点が結構面白いです。
 それこそ「Lord Tariq & Peter Gunz / Deja Vu (Uptown Baby)」とか、「Diamond / Hiatus (remix)」「ATCQ / Find A Way」「Beatnuts / Off the Books」なんかのネタ曲がしっかりと入ってます。 

 この頃(1999年)になると、個人的には「ハードに・ディープにネタを掘る」という行為がひと段落して、ネタの使い方・チョイスの仕方が重要になった時期だと考えてますので、誰も知らないレコードをサンプリング・・・というトレンドではなく、参加者が知ってたりする曲を「上手に使う」方向になったかな~思ってます。
 その意味では、ネタ解析が速くなる(レコードにライセンスが書いてあるのもポイントか?)わけで、最新のネタなんかを入れられるのかな~と妄想しています。 でも・・・実際入手するのって難しい・・・レコードも多いので、MUROさん、すげーよ! 私には出来ないです・・・一生頑張っても!!

 あと、進化してきてる「MUROさんの技」も、今回のテープでも光っており、要所要所でマニア心をくすぐります(^0^)
 たとえば、PeteRockプロデュースの「Public Enemy / Shut'em Down」であれば、あのホーンネタをしっかりと2枚使いで再演しており、「ああPeteRockは、こうして作ったのか・・・」と勉強になりましたww
 また、上記に記載したBeatnutsであれば、声ネタ・メインループネタ・を交互ミックスしたり、ATCQでも同じようなことをしたり・・・細かいところにこだわってる辺りが最高です~



 なんか、Finesseの説明が少なくなっちゃいましたが、これもこれで好ミックスなので、お手に取る機会がありましたらどうぞ~です(^0^)






 <Release Date>
Artists / Title : MURO & Lord Finesse 「King of Diggin'」
 ※おそらく第5弾だと思われます・・・
Genre : HipHopネタモノ(Soul、Funk、RareGroove、Jazz・・・)
Release : 1999??
Lebel : king of Diggin' Production
notice : No Track List

補足 このテープには、下記のシールおまけが付いていますよ~
DSC00484.jpg






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<編集情報> 2010年10月16日
一部内容を再編集しました






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