HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Chicken Lips 「DJ-Kicks」
chickenlips_djkicks

 今日は寒いっすね・・・私のところは、雪こそ降らなかったですが、寒い・・・です(^^;)
 んなわけで、寒さとは全く関係がないですが、たまたま買った海外名物CDシリーズの1作をご紹介~♪

 House、Techno、Trance・・・などのクラブユーズな音楽は、海外の市場ではミックス作品がかなり出ており、凄いな~と思ったりすることも多いです。
 それこそDefectedなんかは、良質なミックス作品をビックリするほど出して、日本でも結構支持されてますよね。
 しかし、まだまだ紹介されてないシリーズ・知らないシリーズも多く、海外ものに関しては勉強中です(^^;)
 まあ、大半がしっかりと権利をとったオフィシャルものなので、日本で広く流通してる「アンダーグラウンド」もののような、自由な選曲が出来なかったり・・・するんでしょうが、たまに当りもあったりするので、難しいっすねww

 んで、たまたま安かったので、勉強がてら買ってみたら意外とよかったのが、今回の作品になります(^0^)

 まず、このCDは、ドイツ・ベルリンに本拠地(?)を置き、EU各国、そしてUSなんかでも頑張ってるDanceMusic系レーベル「 !K7」名物DJミックスシリーズ「DJ-Kicks」の1作です。
 かなりの枚数を出してるシリーズで、ジャンルも・・・Technoから始まり、House、Club Jazz、HipHop・・・等のように、全方位カバーしてるシリーズで、担当するDJも、メジャーどころから、日本では全然知られてない方(現地では知られてるのかも?)まで、ものすごく幅広いセレクションになっています。
 私も、以前から「EU寄り」で、Technoなんかが強いのかな~と思ってて、そんなに手を出すことはなかったのですが・・・安かったのと、興味のある「ジャンル」だったから買いました(^^;)

 そう、そのジャンルとは・・・「Disco Dub」っすね!
 ダンクラ・Garageを好きになり、その流れでHouseも好きになり・・・と自分の趣味が変遷していくわけですが、今まで、どうもDisco Dubはちょっと趣味が合わなかったんですよ・・・ なんか、あの「もたっ」とした感じが肌に合わず、でも気になってた・・・ジャンルです(^^;)
 ただ、Harveyなり、Garageなどを深く掘り下げるうちに、ちょっとづづ理解し、気づいたら好きになってた(勉強中ではありますが・・・ww)ジャンルです。
 
 その限りにおいて、結構聴きやすく、DiscoDubの聴き方を「おおっ、そういうことか・・・」と教えてくれたCDがこれでした(^0^)

 DJを担当する「Chicken Lips」は、詳細はあまり分からないのですが、UK出身のユニットで、中心人物であるAndyとDean(白人の2人)は、80年代後半のUKレイブ期に「Bizarre Inc」なるユニットで活躍し、その後、現在の作風である「DiscoDub」的なスタンスに開眼し、Chicken Lipsになった・・・ようです。 間違ってたらごめんなさい(^^;)
 彼らの楽曲もそんなには知らないのですが、日本では大人気なIdjut Boysと並び、DiscoDub界では有名スター・・・だと認識しています。

 あっ、Disco Dubの説明もした方がいいのかな・・・
 まだ深く掘り下げてないので、説明に間違いがあるかもしれないですが、House以降に生まれた、オルタナティブなHouse・・・というか・・・ん~、何なんでしょう(--;)

 まあ、Houseが、Disco/Garageの「ボトム=ドラム感、ベース感」を拡大強調して発展したと考えれば(メル・シェレンもこれに近いことを言ってましたね)、DiscoDubは、House以降のビートカルチャーにおいて、Disco/Garageが「ボトム」と一緒に内包していた「楽曲の質感」の方を着目してる・・・イメージが個人的にはあります。
 つまり、Houseの「4つ打ち」のルールに縛られず、過去の楽曲を振り返った時に、その曲のもつ「質感・雰囲気」を重用視し、Larry・Harvey以降のジャンルレスな選曲性を経て、Disco・Garage・NewWave・Dub・Rockなどの様々なジャンルから抽出した「グルーブ」を、House以降のビート形式にはめ込んだ・・・ものかな~と最近思ってます。
 また、ドラム感・ビート感などは、Houseの4つ打ちの延長戦と考えるよりも、4つ打ちに限定せず、各楽曲が持っている、自由なフィーリングのドラム感を延長したもの・・・と考えると、結構すんなりとDiscoDubの世界に入り込めた・・・と思います。

 端的に書けば、「Idjut Boysの曲」って書いちゃった方が早いですが、Idjutだけに限っちゃうのは嘘だと思うし、どちらかというとLarryにおける「Garage」のように、便宜上のジャンル分けをせず、その「意識」に見合う総合的なジャンル・・・と考えればいいのかな~とも思います。

 すごい抽象的な文章になりましたが、私なりのDiscoDubの考察の、現時点での終着点はこんなところです・・・
 ただ、ここまで解釈するのに、いろいろと遠回りをたくさんしましたよww


 んで、その遠回りをしてる過程で、上記の結論めいたことに気付かされたのが、このCDなんですよ・・・
 いつも通りの説明とともに、ちょっと詳しく掘り下げたいと思います。

 選曲的には、彼らが影響を受けた曲や、自身の曲DiscoDub楽曲・・・などを駆使し、そんなに凝ったミックスはしてないですが、要所要所でエフェクトをかけ、自由なフィーリングで選曲をしています。
 正直、あんま好きじゃないな~と思った曲もありますが、個人的には、下記のような楽曲が導入部になってくれ、彼らのDJで伝えたかったグルーブが理解できたような気がします・・・

sharonredd_beatthestreet gwenguthrie_seventhheaven
georgeduke_brazilianloveaffair

 実際に収録されてる曲ですが、左上が「Sharon Redd / Beat the Street」、右上が「Gwen Guthrie / Seventh Heaven」、左下が「George Duke / Brazilian Love Affair」で、Disco・Garageの名曲ですね!
 これらの楽曲は、現在進行形のDiscoDubなんかに挿まれて選曲されてますが、驚いたのが、それらの楽曲と「違和感」が全くないことです!!
 
 特にSeventh Heavenは、今回のCDの雰囲気を一言で表しているかのような内容で、ここを導入部に、HouseなんだけどHouseじゃない・・・だけど、踊ってて気持ちいい「グルーブ」じゃん・・・ってことに気づき、一気に親近感がわきました。
 また、Beat the Streetの雰囲気も、今回のCDの雰囲気に大変合致してたし、GeorgeDukeも、12inchに収録されてる、後半のインストの雰囲気も、DiscoDubだな・・・と思いました。
 その限りにおいては、DiscoDubも、これらの旧譜を昇華したわけで、混ぜても違和感がないのかな・・・と感じました。

 そう、旧譜と新譜が混ざってミックスされていることで気づいたのは、ドラムが重要じゃなくって「グルーブ」が重要なんだ・・・と気づきました。

 DiscoDubを考えた時、よく紹介では「Arthur Russell(最近のWaxpoeticsで特集されてましたね)」とか「Larry Levan」とか、その他もろもろのように、アバンギャルドな雰囲気を内包したものがよく引き合いに出ると思います。 
 また、その流れから、Dubなり、NewWaveなんかにも拡張し、ジャンル的に「掴みどころが無い」ぐらいに広がって、本質が掴みづらくなったのかな・・・とも思います。
 あと、結局Houseの一端として紹介されることが多かったので、Houseの一部だと思い込んでいたところもあると思います。

 音楽の聴き方は、人によって千差万別ですが、そのジャンルに固執・愛着を持つと、聴き方が狭くなることがあると思います。 それこそ、Jazz親父たちが、BlueNoteの4000番台以外はダメ・・・みたいな発言がそうですかね。
 DJ文化以降のレコードカルチャーでも同様のことがあると思います。 HipHopだけ聞いちゃうと、Houseのフィーリングのミックスは聴きづらいだろうし、その逆もしかりです。 
 まあ、必ずしもそうではないと思いますが、それぞれのジャンルの中で「王道的」な聴き方があり、それに慣れすぎちゃうと、他のジャンルを聞く時に、その聴き方が優先され、他のジャンルの魅力が分かりづらくなる・・・こともあると思います。
 
 今まで、DiscoDubが良く分からない・・・と思ってたのは、House的な方法論に拘り過ぎていて、どうやらその曲たちの本質である「グルーブ」を見落としていた・・・っていうのが問題だったようです。 そのことがDiscoDubを理解する上で「足かせ」になっていたかも知れないですね・・・・

 幸せなことに、世界にはまだまだ知らない音楽がいっぱいあると思います。
 DiscoDubのように、自由な解釈で聴いたっていいわけで、LarryやHarvey、そしてMUROさんのような「偉大な大先輩たち」が行ったように、既存の方法論に捕らわれず、自由に聞いていこう・・・なんて思いました。


 なんか、このCDの説明は全然してなく、大学生の「無理やり書いた小論文」みたいですね(^^;)
 う~ん、つまるところは、DiscoDubがそんなに理解できない方は、オリジナルのダンクラやGarageなんかから聴き始めると分かりやすいよ・・・ってのと、自由な解釈で聴きましょう・・・ということです。
 こんな短いことを、ダラダラと・・・う~ん、ごめんなさいww

 まあ、聴いた限りだと結構いいミックスだったので、お手に取る機会があればどうぞ~です。

<Release Date>
Artists / Title : Chicken Lips 「DJ-Kicks」
Genre : DiscoDub、Garage
Release : 2003年
Lebel : !K7 Records !K7155CD 
Notice : 日本流通盤もあり、同じ型番だけど、ライナーが入ってます。

ps 最初はサクッと書くつもりが、気づいたら脱線してました(--;) なんでかな~ww
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