HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Sgroove Smoove 「Dis-Co-Nnection」
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 本日は、かなりお勧めの1本をご紹介・・・です(^0^) 市場ではそんなに評価されてない(?)一本なので、例の如く、気合いを入れます・・・押忍!
 名前を聞いて「ピーン」と来る方は少ないかと思います・・・この方はどちらかというと「裏方」の方ですね。
 Sgroove氏は、あの「4DJ's Records」の主宰・オーナーさんで、DJ活動はたまに・・・ぐらいの勢いなので、そんなには知られていない方だと思います。
 ちなみに、ネットの検索で氏の名前を検索しても・・・ほとんど引っかかりません・・・です(^^;)


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 まず、4DJ's Recordsって分かるかな? 
 現在のDMRのあるビルの上階(5Fだっけ)にあった中古レコード店で、かなり早い時期からあった中古店なので、お世話になった方も多い・・・と思います。 ちなみに、あのビルにはHi-Hatとか、何店かレコード屋がありました・・・でも、ほとんどが店舗を畳んじゃいましたね(^^;)

 んで、4DJ'sについては、結構重要なレコード屋だったと思います。
 90年代の中ごろの話ですが、HipHop関係のレコード(ネタものを含む)がまとまって置いてあるお店って当時は少なくって、有名DJ達もかなり利用していたレコード屋さんだったと思います。
 お店自体は、お世辞にも広いとはいえず(それこそ4畳半)、所狭しとレコードが置いてあり、私も勉強がてら買い物に行ったことがあります・・・当時はそんなにお金がなくって買えなかった(^^;)
 なお、現在は店舗運営はほとんどされてないようで、ネット販売などを中心にされてるようです・・・というか、本業よりも副業で始めた「Tシャツ」販売の方が力が入ってそうです・・・

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 氏のDJについては、実際に私も聞いたことがなく、プレイしてるのもOrganとか、ちょっと「通」な感じのところが多く、一度は聞いてみたいな~と思ってます。
 活動(現場にいたの意味で)に関しても、かなり長い方だと思われます・・・80年代末のLondon Nite辺りから活動してるのかな? それこそ、辰緒さんと同期に近い・・・かも?? なので、かなりの「ベテラン」の方だと思います。
 ちなみに、このテープがリリースされたときは「Sgroove Miyazaki」名義でしたが、現在は「Sgroove Smoove」名義でDJ活動をしてますね^^

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 そして、このテープは、その4DJ’S発のミックステープ(ミックスCD)専門レーベル「Ke.T Drive」からの第一本目に当たります。
 このレーベル、かなり「通好み」なミックス作品を出していて、内容がいいモノが多く、レーベル買いが出来るレーベル・・・と私の中では確立されております(^0^) 私も随時回収中ではあるのですが、なかなかいいですよ・・・
 ちなみに、氏を知ったのは、ユニオンの新宿ソウル&ブルース館のノベルティー(オープン5周年記念)で配布された特典(1万円以上だっけな?)で、下記のCDが貰えて、これが思いの外、内容が良かったこともあり、氏の作品を掘るようになりました・・・ これも、内容がいいので、その内・・・紹介しますね(^0^)


 んで、実際のテープの内容を紹介します~

 内容的には、GarageとHipHopなどを核にしてるのですが、特筆すべきは、それらの楽曲の「融合」具合が半端なく、かつミックスのストーリ性がしっかりと作られていて、ジャンルレスミックスの鏡ともいえる内容になっていることです。

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 Sgroove氏自身、GarageとHipHopの造詣は、レコード屋をやってるぐらいなので大変深く、今回収録されてる曲も、レアなのもあれば、えっそれ安いじゃん・・・みたいな、掘り師精神が十二分に発揮された選曲になっています。
 収録曲は細かくは書きませんが、いいところ突いてるんですよ・・・Don's Placeとか、Winningとかのような「ぼちぼちレアなGarage」をミックスしてると思えば、Buddhaの「輪廻転生」とかCrue-Lの曲、はたまたMARRS / Pump Up The Volume とかのように、穴な曲だったり、安い曲なんかをサラっと入れてて、ミックスの世界観が作られてるのには脱帽です!
 こういった「引き出しの多さ・深さ」がある方の作品って・・・一聴すると地味だったりするのですが、ちゃんとレコードを追ってると分かってしまう「ヤバさ」があり、流石の一言ですよ・・・トラックリストを見るだけでも「ヤバさ」がしっかりと伝わります!!


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 また、実際のミックスにおいても、秀逸な点が多く、聞いていて、そのセンスの上手さに舌を巻くと同時に、大変気持ちよく聞けるミックスに仕上がってる・・・所は凄いです。

 ミックスは、ロングミックスを主体にミックスしますが、そのミックスの時の「混ざり具合」がとんでもなくよく、勉強になるところが多いです。
 ロングミックスって、なれちゃうと簡単に出来ますが、次の曲にしっかりと「バトン」を渡せないと、カッコ悪くなると思います。
 Sgroove氏に関しては、ホント違和感なくミックスし、かつ選曲の「押し引き」を考えたミックスになっており、何度も聴きたくなる・・・内容ですね。
 個人的には、Caprice / 100% → Don's Place / Hollywood Disco Jazz Band での、バッチリ具合にはヤラレました・・・Malcolm McLaren / Bufflo Love → Jocelyn Brown / Ego Maniac の繋ぎも地味だけど好きです(^0^)
 その他にも、すげー勉強になるところが多く、DJミックスの素晴らしさ(=繋げることで曲が更に光るみたいな・・・)が遺憾なく発揮されています!


 そして、選曲のチョイス・曲順のアイデアに関しても、上記した掘り師精神が発揮され、なかなか真似が出来ない・・・感じに仕上がってます。
 それこそ、Orange Crush / Action → Oganaized Konfusion / Walk Into the Sun → Buddha Brand / 輪廻転生 辺りのラインは、そうそう思いつかないですよ・・・考えてみてください、この3つのレコードって、なかなか同じ棚に入ってないですよね?
 最初にHipHopとGarageが融合してる・・・みたいなことを書きましたが、ホントそれです! 
 音楽にジャンルの壁なんてない・・・と思わせてくれる選曲です!!
 
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 音楽にジャンルの壁なんてない・・・って点に関しては、ちょっと「グッ」とくる小ネタがあります・・・
 このテープの隅に「Respect to」とあり、その人選を見ると分かるところが・・・あると思います。
 そこには「Larry Levan , Grandmaster Flash , Kool DJ Red Alert」の3名が記載されています。
 つまり、そのHipHopとGarageの偉大なDJ達を「同居させたミックス感=GarageとHipHopの融合」が、Sgroove氏自身も影響としてあることを物語っていて、この作品のようなミックスになった・・・と思います。
 私は、どちらのジャンル(およびそのジャンルでのミックスの仕方・聞き方)も好きなので、一発で好きになりましたが・・・個人の嗜好によって好みが分かれるのかな~(^^;)


 んで、最後に、これらのミックス要素・選曲要素を踏まえた上で、全体的なミックスの仕上がり(=ストーリー)が大変いいですね。
 序盤はHipHop的なフィーリングでミックスしつつも、後半になるにつれGarage的なミックスに移動をして、その変化に合わせて「昼から夜」に変わるような感じは大変秀逸です。
 また、その中で、うまく「山と谷」をつくり、各楽曲を引っ張ったり、目立たせたり・・・文章で表現するのは大変難しいですが、なかなか真似ができません。
 全体を見ると、比較的「ゆったり」とした印象に仕上がってますが、その中でストーリー性がしっかりと繋がっていて、大変気持ちよく、かつストーリーを楽しむことが出来ますね。



 どちらかというと、今回のミックスに関してはGarage的な要素は強いのかな~と思いますので、Garageが好きな方なら・・・かなりお勧めが出来ます。
 また、HipHop的な聴き方が好きな方でも、Ulticut Ups関連が好きな方、特にLark氏BullJun氏が好きな方なら絶対好きなミックスだと思います。
 あと、MUROさんが好きな方であれば、MUROさんのミックスを幅広く聞いてる方(特にSuperシリーズとかが大好きな方)であればお勧めが出来ると思います。

 では、超お勧めの1本のご紹介でした~♪


<Release Date>
Artists / Title : Sgroove Smoove 「Dis-Co-Nnection」
 ※このリリース時は「Sgroove Miyazaki」名義でリリース
Genre : Garage、HipHop、DanceClassics、House・・・
Release : 2001年8月ごろ
Lebel : Ke.T Drive KE.T-001
Notice : テープはA→Bの時もミックスが繋がっています。
       テープのマスタリング関係で「Jakee E Lee」氏が参加。


<編集情報> 2009年7月20日
リリース日の細かいところが分かったので、書き直してたら・・・止まらなくなって文章の変更・写真の追加などを大幅に行いました(^^;)

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