HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Denka 「The Stinky Japanese Cuts」
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 熱はだいぶ治まりましたが、医者から「熱がひいた後も2日ぐらいは外に出るな!」と言われてるので、週末は自宅待機ですね(^^;) 
 んで、午前中に書いた福富さんのが意外と書けたので、午後も執筆活動で暇つぶし・・・(^^;) テレビも面白いのないしね~ でも、結構遅い時間になったぞ~


 今回は、ヤフオクなんかではよく注目を集める日本語ミックスのご紹介です~♪

 以前の更新の際にご紹介した「ノベルティーグッズ」の時にも、ちょっと紹介した1本で、残念ながら倒産してしまったCISCOのノベルティー作品です!
 ちょっと、細かい部分も紹介しながらご紹介しますね~


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 まず、作品の紹介の前に「CISCOのノベルティー」についてチラっと触れておきたいと思います。

 以前書いた「CISCOに送る鎮魂歌」でもご紹介した通り、業界では早い段階でテープをノベルティーとして作っており、写真左のように結構な本数を作ってます。
 最近の方がノベルティーでミックスCDが付くのが普通になっちゃいましたが、90年代当時は結構珍しく、それも有名DJが多数起用されていることから、テープ欲しさにCiscoで買物した方も多いかな~と思います。

 ただ、これらのテープは今となってはかなり入手困難なモノが多く、上の写真ぐらいの本数を揃えようと思うと・・・かなり根性とお金を使うと思います(^^;)
 私もまだパーフェクトではないですが、初期モノに関してはもうちょっとでパーフェクトになるかな~と思います??


 んで、今回紹介するテープは、Ciscoで2000年4月のキャンペーンで配布されたものになります。

 この月「4月全部」がキャンペーンという形になっていて、その週において様々なキャンペーン(割引とか)を行い・・・ある意味「渋谷レコード文化の最盛期」を象徴する豪快なキャンペーンを行っていました。
 テープの配布は「5週目」に行われ、なんと曜日毎に違うジャンルのテープを配布する形のようで、資料(写真右)でいくと計6種のジャンル別テープ(Reggae , House , R&B , Techno , HipHop , Rock )があったようです!
 つまり、各ジャンルとも「1日限定」で配布してる形になり、キャンペーン自体は長いですが、ゲットできるのは1日だけ・・・なので、ある意味結構レアかもしれないですね。


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 そして、このテープは「HipHop」として配布されたので、配布日は「4月28日(金)」になります。

 ただ、この日は、ある歴史的な12inchの発売日なので、その12inch目当てでCISCOに来て、このテープはそのオマケで貰った・・・という人が結構多いかと思います。
 その12inchというのは、なんと「BuddhaBrand / 人間発電所 B/W 大怪我」で、皆が待ちに待ってたリプレスということもあり、発売日はビックリするぐらいの行列でした。

 このことの詳細は以前書いた「ノベルティー」を参照いただければいいですが、面白い事実は、このテープを貰った人・持ってる人のほとんどが、このBuddhaの12inchを、長い行列の末、購入し、そのオマケでテープが付いてきたということです。

 ただ、当日はどちらかというとBuddhaメインでCISCOに行き、「ああ、そういえばテープが付くんだっけ・・・」ぐらいの気持ちでレジを待ってたりしましたし、実際誰のテープが付くのかも知らずに待っていた記憶があります・・・
 誰のテープが付くのかは、事前に告知はなかったような気がしましたが、Buddhaの12inchを買って、買える道すがら袋を開けて「おおっ、Denkaだったのか!」と確認した記憶もあります(^^;)

 また、当日はかなりの人数がいましたから、この作品自体はどのジャンルのテープよりも本数が捌けたんじゃないかな・・・と考えています。
 他のジャンルのは「平日」が多く、Buddha級のキラーアイテムの発売日とは重ならないはずなので、そんなには捌けてないはずでしょうし、予め作成した本数も少ないんじゃないかとも考えられます・・・実際にこのノベルティー以外のテープは殆ど中古で見かけません。

 つまり、HipHopだけは、Buddhaの12inchと発売日が重なることから、かなりの本数を作成していた・・・のに対して、他のジャンルは、そんなには作ってない・・・と考えてます。
 これでいくと、HipHop以外の方がレアなのかな・・・とは思います。 あっ、でも、余ったら違う日にも配ったりしそうだな・・・


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 そんなこんなで、2000年4月28日だけに配布されたノベルティーテープですが、内容も結構いい内容ですよ(^0^)

 DJを担当するのは、Lunch Time Speaxでおなじみの「DJ Denka」です。

 Denkaさんも、Lunchではビート作成&バックDJをしていたわけですが、その活動と並行して「DJ」活動も行っており、各種ミックステープのリリースや、DJプレイなどを通して、DJとしてもロックしていましたね(^0^)

 特にDenkaさんと言えば「ミックステープ」を上げる方が多く、結構ヤラれた方が多いかな~と思います?
 
 私自身はそうでもないですが、当時から結構人気だし、今でもボチボチ値段がついてる作品が多いですね・・・
 特に、太い選曲グッとくる2枚使いなんかにヤラれた方が多いかな~と思います。

 ちなみに、DenkaさんのテープやDenkaさん周辺の水戸のDJ達のテープは、リリースに関してはCiscoが一枚噛んでおり・・・その流れがあってこのテープの御指名がかかった(実際にCiscoが噛んだテープはもっと後のリリースだけど)のかな~と思います。
 恐らくDevLargeがやってた「El Dorado」がCiscoのバックアップで成り立ってて、それにLunchとしてDenkaさんが参加したことから繋がって行ったのかな~と思います??


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 そんな、Denkaさんが調理する題材は・・・みんな大好きな「日本語HipHop」です!!

 時期的には、このテープがリリースされる直前までの曲が中心で、1999年前後の曲が多いですね。 
 この時期は、私もバリバリで、日本語HipHopは発売日に購入し、思い入れがある曲ばっかりで、大変いい選曲と感じました。
 ただ、この手の12inchは殆ど売ってしまったのでレコ写に説得性がないですね(^^;)


 選曲に関しては、かなり丁寧に選んだ感じがあり、定番のBuddhaRhymesterなんかをプレイしつつ、キエるマキュウとか四街道ネイチャーみたいな渋いところも抑えてますよ~(^0^)
 個人的には「四街道ネイチャー / 四街道レンジャー」は、当時このテープを聞いて12inchを買いに行きましたよ・・・ベースラインと変態的なライミングが大変良いですね!
 

 また、実際の選曲/プレイについては、曲を「数珠つなぎ」でつなぐケースが多く、同アーティストを連続してミックスしたり、そこにフィーチャリングで入ってたMCの曲にチェンジしたり、意味を考えると渋いな・・・と考えさせるラインが多いですね。

 特に、「Buddha Brand / Don't Test Da Master」の扱い方が面白いです!
 A面の最初では、Lunchの曲を数曲プレイした後、その流れでドンテスのLunch参加バースのみを使用し・・・逆にB面の最初では、Buddhaの曲を数曲かけ続けた後、やっぱりドンテスのBuddhaのバースのみを使用する・・・ようなプレイをしています。

 こういったプレイは、何も考えずに聞いてると流しちゃう場合もありますが、細かいところの作りこみは上手く、そのことに気付くと結構ヤラれると思いますよ(^0^)


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 あと、Denkaさんというと「2枚使い」を上げる方が多いかと思いますが、今回のテープでも遺憾なく発揮されています!!

 個人的にはMaster Keyと同系統の2枚使いをしてると思っていますが、マスターと比べると、荒々しさは少ないけど、2枚使いをする際のトリックの多さと、印象的な言葉で2枚使いしてる・・・部分が秀でてると思います。
 つまり・・・メチャクチャ派手な2枚使いではないんだけど、クールな質感がありつつも「渋さ」とか「ストレートなカッコよさ」が出てる2枚使いかな~と思います?

 んで、この作品でも2枚使いが渋く炸裂しており・・・かなりイイです(^0^)

 まず、2枚使いでコスリ易い部分であれば「イントロ」な訳で、イントロ2枚使いは渋く擦ってますね!!
 例えば「Buddha Brand / 大怪我(3000)」であれば、イントロのFushion Coreの煽り部分を含めて上手く擦ってるし、「Suiken / The Sense」であれば、イントロのスローダウンしてる部分において、ドラムロール的な部分を上手く擦ってて・・・センスの良さを見せつけてくれます。
 特に、Suikenのコスリはイイですね・・・そこは気付かないだろ!って部分を擦ってて、耳の良さも感じる2枚使いだと思いました(^0^)

 
 また、「言葉」を使っての2枚使いもイイ所を擦ってますよ!!

 たとえば、Lunchの曲であれば「俺たちのやり方で押し通す!」というラインが好例で、この言葉を執拗に2枚使いするんですよ・・・多分、「2枚使いしたい言葉」があって、その言葉を「強調」したくて意識的にその部分を2枚使いしてるのかな? 
 DJとして、自分の考えなり、主張を伝えたいとき、この方法は有効的だと思うし、Denkaさんに関しては、今回のは日本語だったので、分かりやすかったですが、他のテープでも同じ言葉2枚使いをしてたと思いますので、個性・センスとして大変良いですね!!

 

 毎度の如く、ダラダラっと長く書きましたが、Denkaさんのスキルだったり、楽曲の良さが光った1本になってるので、個人的にはかなりお勧めな1本です。

 ただ、ヤフオクなどでは、ボチボチの値段が付いてたりするので、無理して買う必要は・・・ないかな~とも思ったりします(^^;)
 う~ん、安かったら買ってみましょう・・・の範囲かな? これでいいのかな??





<Release Date>
Artists / Title : DJ Denka 「The Stinky Japanese Cuts」
 ※副題?としては「Cisco Millinnium Campaign - The Power Month , April - 2000.04.28 Hip Hop」と書いてあります。
Genre : 日本語HipHop
Release : 2000/04/28
Lebel : Cisco Records  no number
Notice : CISCOノベルティー(2000/4)








<編集情報> 2011年2月26日
Denka作品を紹介するに当り、過去に書いたこの記事を再編集しました。





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