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DJ Denka 「MURO Chain Reaction - Special Sampler Mix Tape」
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 ちょっと今回はレアなのを行きますよ~(^0^)

 MUROさんのミックス作品ではない、通常の音源製作作品であるミニアルバム「Chain Reaction」発売前・プロモーションテープをご紹介します・・・ DJミックス担当は、Denka氏ですよ!


muro_chainreaction_01.jpg DSC03536.jpg

 上記写真は、私が手持ちで持っていた、そのミニアルバムのダブル12inchになります・・・ CD版の方も同じジャケットなので覚えてる方も多いかと思います。
 この作品といえば、かなり「濃い」メンツを集め、豪華なマイクリレーをした表題曲や、MUROさんの掘り仲間である、Shimone氏とTus-One氏が集まり、45ネタで攻めまくった良質ブレイクビーツ曲を多数収録・・・など、結構いいアルバムですね。
 
 表題曲の「Chain Reaction」は、DON BARON / Actionを下敷きにした、Funkyなトラックの上に、UZI、DELI、Q(Rappagariya)、BIGZAM、TOKONA-X、GORE-TEXなどの、ツワモノMC陣によるマイクリレーが圧巻ですね!
 下に、YouTobeを引っ張っておきますが、パンチライン満載で、タマランですね(^0^) 

●DJ Muro - Chain Reaction


 対して、上の曲が「表」としたら、Shimone、Tus-Oneが参加した、インスト曲は・・・裏クラシックで、マニア泣かせな好ブレイクビーツに仕上がってます。
 特に有名なのが、3人の共作である「Vinyl Drifter」ですかね・・・ 
 この曲は「45」のみ、つまり「7inch」のレコードのみを使用し、数々のネタが飛び交う楽曲で、Deep Funk以降の「レコード掘り師」からの回答・・・のような、超Deepな楽曲です(^0^) 
 今は閉鎖されちゃいましたが、MUROさんのお店「Savage」のホームページで流れてた曲なのですが、ネタのクリアランスなんかがちゃんと出来たのか不安になるぐらい、ふんだんにネタが使われ、個人的には「サンプリングは死なない・・・」と印象付けた曲でもあります。

 ちなみに、アナログ盤は、発売時に普通に買いましたが、中古価格については、なかなか値下がらないな~という印象があり、もし安く売ってたら、買った方がいいな・・・と思う1枚です(^0^)


 んで、そんな魅力的な楽曲を、プロモーション用にですが、DJミックスをしたのが・・・このテープになります。
 おそらく、ミニアルバムの発売前(2003年1月より前?)に、プロモーション用に配布されたと思われ、一般販売は全くない・・・と思われます。

 普通のプロモーション用のテープであれば、お店の方が発注するにあたって、その作品を判断する上の「資料」として用いることがもっぱらなので、通常であれば「完パケ」の状態であることが・・・多いのですが、HipHop以降となると・・・必ずしもそうではありません。
 というのは、今回の作品のように、実際発売する作品の音源をDJミックスしたプロモーション用テープが結構あり、特にHipHopに関しては、探すと結構あります。
 まあ、印象付け&話題づくりとしては悪くないと思いますし・・・ミックステープコレクターとしては、普通は市場にでない一本であるので、タマランですよねww
 この手の「プロモテープ系ミックステープ」も、そんなには手持ちではないですが、面白いのが結構あるので、その内また紹介しますね・・・


 今回のテープでは、MUROさんに比較的近い、水戸が誇るラップグループ「Lunch Time Speax」の「DJ Denka」が担当し、収録曲をバッキバキに2枚使い&スクラッチをし、かなりカッコよい仕上がりにしています。
 なぜ、Denka氏が起用されたのかは不明ですが、こういったアルバム紹介としてのDJミックスをする場合は、選曲の流れ以上に、2枚使いやスクラッチで人目を引き、かつその収録曲を光らせることが求められるので、個人的にはDenkaさんで間違いない・・・と思います。

 先日紹介したCiscoのノベルティーでも、Denkaさんの「技」について紹介しましたが、氏に関しては「印象付けたい言葉の2枚使い」が非常に上手く、この技術が、今回のテープでも生かされていると思います。
 収録曲のうち、表題曲の「Chain Reaction」は、各MC達の気合のこもったパンチラインが満載なので、カッコイイ決め文句を2枚使いで繰り返すだけで、その言葉のカッコよさが更に引き立ちますし、同時に収録されているFunkyなインスト曲も、2枚使いで強調することで、更に目立ちますね(^0^)

 実際のミックスは、30分もない程度なのですが、Denkaさんのミックスは、ミニアルバムに収録されてるラップ曲・インスト曲の「濃い部分」をしっかりと抽出しており、実際のアルバムを更に引き立てる効果があるので、プロモーションとしては間違いないと思います。

 「プロモテープはこうあるべき・・・」という正しい回答が入ってるみたいで、一般リスナーよりも、制作者側に聞かせてみたい・・・と思った1本でした。

 なかなか、手に入らないと思いますが、もしお手に取る機会があったら、是非とも聞いてみてくださいね~

Artists / Title : DJ Denka 「MURO Chain Reaction - Special Sampler Mix Tape」
Genre : 日本語HipHop、BreakBeats
Release : 2003年1月頃
Lebel : Toy's Factory / Incredible Records No Number
Notice : A・B面とも同じ内容のミックスが収録されています。
       紙のみのジャケット。

<追記>
 ちょっと外れる話題なので、追記として書きますが、表題曲には数年前に亡くなられた「Tokona-X」氏も参加しており、かなりドープなライムを繰り出しますよね。
 Denka氏の「印象的な言葉の2枚使い」で、Tokonaのバースも当然対象になってるのですが、その中で、「分かれよ、分からにゃ死んでよ~し」の部分を執拗に2枚使いしていました。
 彼が亡くなる前の収録ではありますが、今となっては、そこの部分を2枚使いすると、Rest in Peaceの意味合いが強いですよね・・・ むしろ、その死を予見してた2枚使いみたいで、聞いてて軽くショックを受けました・・・
 Denkaさんは全く悪くないんですけど・・・ う~ん、こういうこともあるんですね・・・


<追加編集> 2009年9月5日
Don Baronの12inchを春先に安く買ったのを忘れてて、今頃になって写真を追加しました(^^;)


<追加情報> 2015年12月23日
某情報によるとHMV限定で配布されたそうです。





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コメント
この記事へのコメント
後半のサンプリングソースについて
こんにちは、MUROさんのchain reactionで後半の「どぅるるん」っていうところのサンプリングソースが分かれば教えていただきたいです。いつも質問ばかりで申し訳ありませんがよろしくお願いします。
2016/09/06(火) 22:57:26 | URL | nabe #-[ 編集]
Re: 後半のサンプリングソースについて
>nabeさん

コメント、ありがとうございます!
質問は大歓迎なので、大丈夫ですよ~
恐らく、ネタは「Alan Tew - The Detectives」でしょうか?
 参考 https://www.youtube.com/watch?v=Nlbj37Qg630

何となく調べたら分かりましたよ・・・聴きなれたブレイクだな~と思ったら、SuikenのSaturdaynight Mongolと同ネタだったんですね~
ここの部分を指摘していたのかがアレですが、ご参考にどうぞ~

ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!

2016/09/07(水) 21:37:57 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
Re:Re: 後半のサンプリングソースについて
あー!これですこれです!
ほんとにいつもありがとうございます(/_;)
これめちゃくちゃかっこいいですよね!
また、今後も質問があればよろしくお願いいたします。
2016/09/08(木) 18:43:08 | URL | nabe #-[ 編集]
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