HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Celory 「One Nation Under A Funk Groove」
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 久しぶりに聞き直してみたら結構良かった作品で、なんか長く聞けそうな・・・1枚になりそうです(^0^)
 う~ん、タイトルの示すとおり、Funk Grooveの名のもとに・・・人種も国境も超えたボーダーレスな地球規模な作品(?)です。


 ここ最近は新作をリリースしてないですが、近年はミックス作品を多数リリースしてるDJ Celoryさんの一枚で、いわゆる「Funk」に拘った一枚です。


 Funkって言葉は、様々な音楽、スタイルに該当するとあって、今となっては捕捉しづらい「音楽」かな・・・とは思いますが、この作品は「ド直球」なFunkを攻め抜いて、かつDeepで幅の広い選曲と、効果的なスクラッチ&2枚使いを用いて、Funkの持つ「腰に来るGroove」を最大限に表現しています。

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 HipHop以降だと、FunkっていうとJBとかDeepFunkを指すことが多いと思いますが、Funkって言葉・音楽はコレだけではありません。
 今回、Celoryさんがミックスしてるのは、上記のParlamentやZappのような・・・ブリブリなベースラインが醸し出すグルーブで攻める「The Funk」な旧譜Funkを使用しています。
 
 それこそ、Parlament/Funkadelic、Zapp、Cameo、B.T.Express、Zapp&Roger、Rick James・・・など、一言で「Funk」と言い切れちゃう曲を用いております。
 今となっては「ネタ曲」として捉えられることが多いと思いますが、昔っから人々に愛され続け、日本でも昔っから好きな方が多い・・・と思い楽曲で、まあ・・・「親父Funk」って言うと語弊がありそうですが、右の「USブラック・ディスク・ガイド」に掲載されてそうな曲が多いです・・・

 ただ、この手の曲って、HipHop以降としては「ネタ感覚」で聞くことは多いが、しっかりと前を向いて聞くことって少ないと思うんですよ・・・
 この作品でも、元ネタな曲はボチボチあるのですが、ネタ感覚の耳で聞いてしまうと「美味しいフレーズ」にばっかり耳が行ってしまい、Funk特有の「腰に来るGroove」を感じられなくなる・・・ように思えます。

 う~ん、上手く説明できないですが、腰に来るGrooveって、クラブのヘビーなスピーカーの前で、低音が醸し出すグルーブに「ヤラれ」て踊り続けちゃう・・・みたいな感じなのかな~(^^;)
 まあ、つい体が動いちゃう類の音楽で、ネタ感覚で聞いてしまうと、本旨である体を動かすことを忘れてしまう・・・可能性があるので注意して書きましたが、結論として体を動かすことに本旨がある音楽だと思います。
 私は、House/Garageで、踊ることの気持ちよさに開眼したので、聞き直して選曲してる曲の良さに反応出来ましたが、HipHopだけ聞いてる方には、腰なり体を動かす気持ちよさが・・・分かりづらいのかも知れないですね・・・


 その限りにおいて、この作品では、HipHop以降のネタ感覚を維持しつつも、Funkの持つ「Groove=体を動かすこと(?)」を維持してミックスしている点が秀でていると思います。


 選曲においては、ホント親父Funkファンが聴いたら狂喜しそうなナイスなセレクションにヤラれます・・・
 系統で言うと、上記したParliament/Funkadelicの「P Funk」路線の系譜を踏襲してる曲が多く、西海岸なFunkが多いですね。
 西海岸のFunkといえば、JBライクな武骨なFunkというよりも、どろ~っとした質感だけど、しっかりと腰があり、脂ぎってはいないFunk・・・って言えばいいのかな?
 そんなに詳しくないので、上手い説明出来ませんが、それらの「Funk」楽曲の魅力をしっかりと押さえた選曲で、全体をトータルコントロールしてる辺りは流石で、定番も渋い曲も、サラッとミックスしてるCelory氏の指の黒さに敬服です。
 個人的には、知らない曲を検索すると、実はGarageライクな曲だったり、もろFunkな系譜意外な曲もミックスしてる辺りにヤラレました(^^;)


 んで、実際のミックスにおいては、HipHop以降のミックスセオリーをナイスにからめているので、HipHopから入ったリスナーとしては大変聴きやすい内容だと思います。
 ミックスは、カットインなどでサクサクと繋いでいきますが、要所要所で2枚使いなどをして、その楽曲の持つ「グルーブ」をさらに高めつつ、選曲をダレることなく繋ぎ続ける辺りは流石ですね。
 
 また、各種アイデアアクセントとして機能し、選曲&DJの内容をさらに深めてる・・・辺りもヤラれます。
 たとえば、2Pac / Califolnia Love ネタとして有名なWest Coast Poplockであれば、その曲の元ネタであるRoger / So Ruff , So Tuff に繋いだり、Vernon Burch / Get Up の次に Deee-Liteを繋いだりしてネタ関係を印象付けるミックスをしたり、インスト曲にブレンドをしたり、オリジナルエディットをしたり、各種アイデアが満載です。
 特に・・・ネタは明かしませんが、あの「休日」なブレンドはヤラレましたよ・・・サラっとミックスしてますが、なかなか思いつかないアイデア&違和感なし・・・に負けました!!

 このアイデア的なラインは、ホント流れの一部としてミックスするので、聞き流しちゃったりもしますが、マニアが聞くと、絶対「おっ・・・上手いミックスするな・・・」っと痛感させられますよ!!


 なんか、抽象的な説明が多くなりましたが、特濃なFunkに酔いしれたい方にはお勧めな1枚です。
 聞いていて、以前紹介した「Melo D / Aqua Boogie」と同様な「Ocean Funk = West Coast Funk」が満載なことに気づき、休日の晴れた昼間に、車を運転しながら聴くのには最適だな~とも思いました。
 その時は、ローライダーのように・・・低速で気持ちよくクルージングする感じが一番いいんだろうな・・・乗ったことがないので分からないですが(^^;)


<Release Date>
Artists / Title : DJ Celory 「One Nation Under A Funk Groove」
Genre : Funk(P Funk、West Coast Funk、80's Funk、Garage・・・)
Release : 2006年3月
Lebel : originate.inc CL010
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