HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
The B'T-X 「Beat Business」
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 またまた、マニアックな作品のご紹介です~♪

 今回紹介をするのは、ちょっと前に紹介をした「DJ Missie」さんが中心となって結成していたターンテーブリスト集団「The B'T-X(ビート・エックス)」の唯一の作品をご紹介します。
 それも、この作品は、いわゆる「テープ・アルバム」と言われる部類のもので、このテープのみしか音源化されてなく・・・結構貴重な作品かもしれないです?


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 まず、The B'T-Xのことを紹介しましょう・・・

 以前紹介したMissieさんの記事でもちょっと触れましたが、98年頃に結成されたとするターンテーブリスト集団で、ボチボチ活動してました。
 今となっては殆ど情報がないのでアレですが、中心人物のMissieの他に「DJ Masato」「DJ Nory」「DJ To-Go」などがいたそうで、記憶だとDMCのチーム部門に出場したり、チームで営業なんかをしてました。
 探してみたら、彼らの顔写真が載った当時のフライヤー(写真左上)がありましたので貼っておきます・・・クリックすると大きくなりますよ~ん♪

 んで、基本的には、ソロ・ターンテーブリストの集まりと言ってもいいのかもしれないですが、このグループの特色は、一人では出来ない「チームプレイ」が魅力で、これが結構「売り」だったと思います。

 今となってはチームプレイが一般化してきましたし、今年もDMCで優勝した「Kireek」がいるように・・・一人のDJでは出来ないプレイが魅力で、イメージとしては「DJでバンド/オーケストラ」ってところでしょうか?
 例えば、Kireekのこんな感じのプレイが分かりやすいかな~と思いますが、メンバーがそれぞれドラム役や浮ネタ役を分業しつつ、一つの曲に仕上げていく感じで・・・要所要所でボディーアクションを入れたりするので、見てて楽しいですね(^0^)
 
 当時の日本では、セッション的に活動をしてたグループはあったものの、本格的にチームプレイをしてたのはB'T-Xが初期だったかな~と思います。
 ただ、このグループもそんなには長続き(?)せず、気づいたらMissieだけが独り歩きし始めちゃった感じ(特にクラブプレーで)があり、いつの間にか無くなってたグループですかね・・・



 んで、もういっちょ補足事項を・・・みなさん「テープ・アルバム」って分かりますか?

 あるアーティストがアルバムをリリースする時、時代にもよりますが、レコードでプレスしたり、CDでプレスしたり、今となってはデータで配信したり・・・するわけで、これらが中心ですよね。
 ただ、中心ではないものの「カセットテープ」でプレスする作品もあり、今でも演歌とかはテープで売ってますよね・・・80年代の日本では結構一般的だったし、欧米においては、車社会という前提があるので、結構最近までテープでプレスしたアルバムが多くありました。

 この限りにおいて、私が指す「テープ・アルバム」というのは・・・そのアルバムが「テープ」でしかリリースされてない作品の事で、CDなどで音源化されてない作品を指します。

 そうすると、DJのミックステープは全部テープ・アルバムになっちゃいますが、普通のアルバムのような構成(ノーミックス)なのに、テープだけで作品化したもので・・・90年代後半~00年代初期は意外とリリースされてました。
 個人的には対象外のテープなのでそんなには持ってないのですが、写真右上のようにボチボチあります・・・今まで紹介した範囲だと「Dry&Heavyのライブアルバム」とか「J太郎」がそうで・・・HipHopやReggaeなどを中心に、圧倒的にマイナーな作品が多いですかね?
 あと、パンクなんかは結構テープアルバムが昔っから多いような気がします・・・DIY精神ってこと??

 んで、なぜ制作者がCDで作ればイイのに、テープで作っちゃったのかは不明ですが、当時はレコード屋さんでミックステープを広く販売してたので販路もあったし、リスナー側もミックステープを聞いてたので受け入れることが出来た・・・ってのが理由かな~と思います。
 また、当時は自分でCDをプレスするのがまだ敷居が高く、それこそCD-Rに簡単に焼ける時代ではなく、CDは「メジャー」のモノ・・・って考えもあったからかもしれないっすね~



 そんなわけで、この作品はカセットテープのみでリリースされた作品であり、The B'T-Xとしての唯一の作品です・・・
 めちゃくちゃ凄い内容って訳ではないですが、色々と語りたいこと(?)があるので、以下で紹介します~♪




 
 まず、ターンテーブリスト系のアルバムとあって、作品の中心はスクラッチなどの「技」を披露することが多く・・・殆どの曲で擦ったり、ジャグったりしてます・・・
 この辺は好き嫌いが分かれるのでアレですが、MissieなりNoryなりMasatoの技がしっかりと光り、ボチボチ上手いかな~とは思います・・・

 ただ、流石に98年ぐらいの基準のスクラッチ&2枚使いなので、今となっては「微妙」な感じもあります・・・


 その代名詞(?)が、上の動画で、彼らの「チームプレイ」の部分をテープより抜粋して紹介したいと思います。
 こういう動画(?)って、作るのがメチャクチャ難しいのかと思ったら、そんなには難しくないんですね・・・今まで作品からの音源アップは「禁じ手」でしたが、これからはもうちょっと作ろうかしら??

 上の動画では、最初にお姉ちゃん達が喋ってる通り、あるHipHopの曲を、それぞれが擦ったり、ジャグったりすることで、1曲に仕上げる・・・みたいなプレーをしてるんですが、結構微妙です(^^;)

 1曲目はどうやら「Camp Lo」らしいのですが、何の曲だか分からない(私の知識不足?)し、2曲目(2分目ぐらいから)の「Wu-Tang Clan / Wu-Tang Clan Ain't Nuthin' ta F'Wit」であれば、言われてみれば・・・そう聞こえるような気がします・・・
 一応、WUの原曲は「コレ」で、スクラッチネタで有名な「うー、はー」でメロディーを作ってるのはナイスアイデアですが・・・あの曲の荒々しさ(首振り感みたいな?)が再現されてないのは残念です・・・



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 まあ、作品の内容に関しては、こんな感じで、今となっては「微妙」としか言いようがないのですが・・・この作品の面白いところは、作品とは「そんなに関係ない」部分にあると思います!!

 それは何かというと・・・いわゆる「シャウトアウト」で、色んなアーティスト&関係者からシャウトを貰っており、マニアにはコレがグッときます!!

 シャウトがあったのBig-O(Osumi)、Suiken、Hide-Bowie、Master-Key、Yukijirushi、Macka-Chin、Gore-Tex、宇多丸などからシャウトがあり、凄い渋いところだとセルジオ石川氏(今はなにしてるんでしょう?)からシャウトがあり・・・DaboとXBSはフリースタイルをしてます!!
 一見するとニトロ関係?とか思うかもしれないですが、この人選って・・・もろに「Harlem」人脈なんですよね!!

 言わずと知れた渋谷の名物クラブ「Harlem」のことで、宇多丸師匠のシャウトの後ろではGangsterrがプレイされてたり、シャウトを貰ってるのが明らかにHarlemの店内っぽかったりしてて、聞いてるだけでもHarlemっぽさが分かります・・・
 これを聞いてると、Harlem初期の空気感が分かるような・・・イイ意味で「バットボーイ(aka遊び人)」な雰囲気が感じられ・・・大変良いシャウトですね!!


 また、なんで、Harlem人脈が満載のシャウトがあるのかというと・・・中心人物であるMissieの存在が重要で、Harlemの初期から、先輩に可愛がられながらDJをしてたのが・・・ポイントでしょう!

 上のフライヤーだと、右の2周年記念の時点(99年)で名前が載ってるし(クリックしてね!)、これ以降も様々なパーティーでDJしており・・・MissieやB'T-X、そしてMissieの弟であるCancer(グラフィック担当)が「Harlem」によって後押しされていた印象があります・・・

 つまり、デビューしたばかりの彼らがテープをリリース出来たのは、Harlem人脈があってだからこそで・・・コレがなかったら、こんなテープなんてリリース出来なかったのかもしれないですね・・・
 その流れで行くと、上の動画でも出演されてたお嬢ちゃん達もHarlem人脈ですよね・・・Q-Bertのテープでは絶対に出てこないっすもん(^^;)



 上手くまとまらなかったですが、ターンテーブリストの作品として聞くよりも、作品の「隙間」を聞いた方が面白い・・・そんなテープアルバムのご紹介でした(^^;)
 なんか今回は・・・作品の紹介というよりも、レアなフライヤーで逃げちゃいましたね(--;)





<Release Date>
Artists / Title : The B'T-X 「Beat Business」
Genre : HipHop(turntablist)
Release : 1998年6月ごろ
Lebel : ???






<追伸>
久しぶりにYouTubeに動画を上げましたが、以前のビデオ紹介がなぜか海外の方にウケてるみたいで、気づいたら結構な数の登録を海外の方から頂いておりました・・・SoulTrainとアリーヤとJamiroquaiがウケてました。
ただ、久しぶりに上げた動画がコレなわけで・・・海外の方はどういう反応をするんでしょうか?
「コノ、ニホンジンハ、チョット、クレイジーネ!」なんて突っ込んで頂けると嬉しいです(^^;)



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