Ken-Boさんに関しては、結構80年代の曲が好きなようで、後でも紹介する「The S.O.S Band / The Finest」とかはKen-Boクラシックで、タイトルを自身のパーティー名にしてたりするぐらい好きみたいです! 恐らくですが、80年代って、Ken-Boさんの中高生時代なわけで、感性が豊かな時期なので色々と聞いたんでしょう・・・少年時代に聞いた曲って、理由はないけど「絶対に好き」ですからね!! 特に、裏ジャケを見ると、インスパイアー元として小林克也さんの「Best Hit U.S.A」とか、ピーター・バラカンさんの「Popper's MTV」などの洋楽TV番組がリストアップされてて・・・なんか微笑ましいですね(^0^)
例えば「Sade / Paradise」とか「Nu Shooz / I Can't Wait」のような今でもプレイされてる曲とか、「Jaki Graham / Could it Be I'm Falling in Love」とか「Princess / After The Love Has Gone」のようなチョット渋い曲とかをプレイしてて・・・選曲面は定番を抑えつつ、かなり渋いところまでプレイされてると思います。
ただ、面白いのが、Wham!とかMadonna、Culture ClubとかHall&Oatesのような直球のポップアーティストの曲とか、一発ヒットの曲(Face to Face / 10-9-8とか)とか・・・表現としては「80'sポップス」の曲が結構多く、DJカルチャーにおいて殆ど評価されてない曲を多くプレイしてるんですね・・・ それも、ポイントになってくるのが・・・Spinbadの作品にも通じるのですが、それまで「ダサい曲」と認識されてた曲もかなり含まれており、それをカッコよく調理してるところが素敵過ぎます!!
例えば写真に上げた作品はどれもそうで、この作品のジャケネタになった「Donald Fagen / The Nightfly」とか「Jane Child / Don't Wanna Fall in Love」なんかは盛り上がるところでしっかりと入れてくるし、Ken-Boクラシックである「The S.O.S Band / The Finest」や「Hall & Oates / One On One」のようなミディアム~スローの曲も気持ち良くミックスしてくるし・・・どの局面においても「ミックスのタイミング」が上手いっすね! 初期のMUROさんのミックス(Diggin' IceとかDiggin' Heatなど)でよくあった「定番曲の使い方の上手さ」や「殺しのミックス」に近いミックスになり、聞いてて何度も聞きたくなってくるミックスですね!!
<Release Date> Artists / Title : DJ Ken-Bo 「Shade of 80's」 Genre : 80's Pop、R&B、DanceClassics、Rock・・・ Release : 2000年ごろ? Lebel : Quater Inches No Number
コメント
色彩
2010/12/18 URL 編集
mixtapetroopers
いつもコメントありがとうございます(^0^)
おおっ、そうでしたか! CD1枚組だと仕方がないっすよね(^^;)
まだ買えてないので確認できないですが、情報ありがとうございます~♪
2010/12/19 URL 編集