HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
Ulticut Ups! 「Dig-A-Dig-A-Doo」
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 考えてみたらUlticutモノは久しぶりの紹介かも? たまに聞いてたりしましたが、なんかブームではなかったんですよね~
 ただ、私の「ミックス魂」における根幹でもあるグループなので、絶対に外せません!

 そんなわけで、久々の紹介です~♪



 Ulticutの第6作目に当る作品で、Ulticutらしいファンキーな選曲とDJミックスが楽しめる作品です。

 この頃(2004年)は、既にUlticut中毒だったこともあり、作品が出るのを楽しみにしてて、出たら速攻で買い、色々とヤラれてましたね~


 作品の内容としては「今までの作品と同内容の路線」を踏襲しており、ちょっとマンネリな感じもあるのですが、ファンには堪らない内容になってると思います。

 それこそBPMが早いマイナーなMiddle系HipHopのプレイHouse曲の使用、コンビで見せるDJ技一撃必殺のカットイン、そして段々とグルーブを上げていく作品の展開(特に後半にHouseで爆発みたいなヤツ)など・・・選曲面やDJプレイ、グルーブ作りににおいては他の作品とはそんなには差異がありません。

 ただ、そういった選曲/技/展開がある種の「Ulticut節」になり、その気持ちよさを知ってる者にとっては・・・逆に同じ系統の方がイイんですよね~
 私もコレを買って聞いた時は「なんかいつもと同じ展開だな~」と思いましたが、気づいたら同じ感じな作風に馴染みがあり、かつノリやすいので、気づいたらヘビーローテーションになってましたよ(^^;)

 また、繰り返し聞いてるとマンネリな展開の中に「さすがUlticut!」と唸ってしまう点や、何度聞いても「殺されちゃう」ようなキラーミックスがあったり・・・結果として奥深さにヤラれちゃうことが多いっすかね~

 
 んでは、以下で作品の詳細を説明したいと思います・・・


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 作品の方向性としては、先ほど指摘した通り、かなり今までの作品と同系統な部分が多く、選曲の方向性(マイナーなMiddleとか後半でHouseをプレイなど)はかなり似てくるかな~と思います。
 ただ、彼らが見せる「DJ技」「選んでくる曲のセンス」、そして「選曲のタイミング」なんかは、やっぱり上手いですね!!

 DJ技の良さであれば、定番の繋ぎではありますが「Cypress Hill / How I Could Just Kill A Man」から「Redman / Tiem 4 Aum Aktion」イントロ声ネタ繋ぎなんかは大変良いですかね・・・
 その声ネタ部分(Be Realが♪Time for Some Action♪と言ってるところ)を両方の曲で2枚使いするんですが・・二人で擦ってるのでメチャクチャ動きのある2枚使いになりつつも、ファンキーに決めてくるところは流石っすね!
 
 んで、選んでくる曲もレベルが高く、今となってはある程度は知れてきたマイナーHipHop(例えばBizzie Boysとか)なんかをプレイしつつ、突然サラッと「Funkadelic / You'll Like It Too」のドラムネタをプレイしつつ、そこから連続ネタ繋ぎなんかをしたり・・・素敵です(^0^)
 選曲的には知られてない曲も多くプレイしてるのですが、現行系の曲もプレイしてたり、ネタ繋ぎで押してみたり・・・してるのですが、とにかく「ノリ重視」な姿勢が素敵で、選曲の幅と深さがハンパないっすね!!

 また、Ulticutと言えば、一撃必殺な選曲/ミックスも聞きどころで、個人的には後半の「DJ Shadow / Organ Donor」の突っ込み方に殺されます!!
 「Soho / Hot Music」ネタで繋いでいく(REMのKRSリミックス→Missy!)のですが、その選曲で少しグルーブを落として、選曲に谷をあえて作りつつ、早いミックスでShadowに繋いでいき、一気に首を振らせちゃう感じは・・・最高っすね!!


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 んで、個人的に「グッ」と来たのが、そのDJ Shadow選曲の後ですね・・・

 お待ちかねの「House」選曲なんですが、Shadowから一曲ブレイクビーツ系の曲(Ingognito!)を挟みつつ、HipHop的なビートの流れから一気にHouse的な流れに繋ぐ一曲としてプレイしたのが・・・なんと「冨家哲 / K-Jee」ですよ!!
 
 MFSBネタの一曲で、当時の大ヒット曲(97年ぐらい?)ですが・・・この作品がリリースされた頃にはレコードが投げ売りされちゃった感じの曲(100円で絶対買えた!)なのに、それを使ってくる辺りには悶絶しましたよ!!
 また、そのK-Jeeから、サンバテイストを引き出し、これまた大ヒットなSamba Houseの「Freak Do Brazil / Mare Grande」をスクラッチカットイン(!)でつないじゃうあたりも・・・即死です!!

 Ulticutって、割と早いBPMのHipHopを好んでるので、BPM的にはそんなに早くないHouseであれば、簡単にミックス出来たりするのですが、その展開への「持っていき方」がメチャクチャ上手いんですよね。

 以前も書いたかと思いますが、とにかくHipHop系の曲で段々とテンションを上げつつも、ガン上げはせず、小さな盛り上がりを数か所作っていき・・・ある程度盛り上がった所で「ガツっ」とパンチのある曲(この作品であればOrgan Donor)をプレイしたと思ったら、そこから一気にHouseとかダンクラにもっていき、テンションを一気に上げていく・・・この一連の流れが上手いと思います!!
 まあ、彼らにとっては結構ベタな流れなんですが、ファンにとってはその流れが大変気持ちいいし、何よりも上記で説明した「選曲の驚き(=まさかの冨家使い)」「想定外のミックス(Houseをスクラッチカットイン)」が絡んでくると・・・認めざるを得ないですかね~(^0^)


 個人的には、ミックス作品って「選曲」や「DJミックスの技術の高さ」なんかが重要だったりするのですが、それ以上に「選曲/ミックスの流れ」が大切だと思ってます。
 私の文章では、よく「グルーブ」「物語性/ストーリー性」なんて表現してる点で、そのDJミックスを連続して聞くことで得ることが出来る「快感」や「感動」が重要だと思います・・・

 どんなに選曲でレアな曲をぶち込んだり、素晴らしい2枚使いがあったとしても、流れで聞いてると「その部分」だけしか光ってなく、DJミックスにおいては「一部」だけしか目立たない・・・ことがあると思います。

 その限りにおいて、ULticutの凄いところは、その部分的な「光」を小出しに光らせつつ、段々と聞いてる側の期待感を煽っていき、最終的に大爆発を引き起こしていく「流れ」をしっかりと作れる所は素晴らしいです!!

 こうなると、その一部だけを聞いても理解が出来なくなり、作品全体を聞かないとイケなくなるわけですが・・・それこそが「DJミックス」なのかもしれないですね。



 そんなわけで、ザックリと説明になりましたが、Ulticut節が爆発した作品のご紹介でした(^0^)
 お好きな方は、是非聞いてみてくださいね~



<Release Date>
Artists / Title : Ulticut Ups! 「Dig-A-Dig-A-Doo」    
Genre : HipHop、Funk、Breakbeats、House・・・
Release : 2004年10月
Lebel : Flatrock Records FRCD0006



ps Ulticutの新作は一向に出そうな気配がない(早くだして!)ですが、世の中には凄いお方もいるようで・・・なんと結婚式DJとしてUlticutに出演オファーをされた方がいたようですよ!!
 詳しくは、Vinyl 7のブログの「この記事」を参照なのですが・・・素敵過ぎっすね!!

 多分、2次会でのDJのようで、いつものUlticut節が炸裂したDJをかましたようですが、気合を入れて着飾ったお姉ちゃん達が、Ulticutのコスリとか2枚使いを見て盛り上がったんでしょうか・・・、また間違って参加しちゃった親類のお祖母ちゃんがどういう反応をするのか・・・そっち方が気になります(^^;)
 



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