HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
MURO & Dimitri from Paris 「WKOD - The Golden Era of Disco」
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 やっと季節も春めいてきて、会社の近所も桜が咲き始め、お昼を買いに行く時に見上げると、なんか前向きな気持ちになってきます。
 被災地のことを思うと「春が来た!」って大手を振っては言えませんが、やっぱり春はイイですね・・・

 ンなわけで、「春っぽい」と言えば「春っぽい」かな?という作品の御紹介です・・・というか、シリーズものの紹介なので、なんとなくコレを紹介することになりました(^^;)

 今回は、MUROさんのWKODシリーズの第2弾で、いわゆる「Disco」にターゲットを当てた作品ですよ!!


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 このシリーズは、WKODという架空のラジオ局の深夜プログラムを想定し、あるジャンルのスペシャリストを共演者として迎え、A面をMUROさんのプレイ、B面をその共演者のプレイを収録する・・・そんな感じのシリーズです。
 ただ、第1弾のHipHopで紹介した通り、掘り師としての「対決」的な要素も入っており、お互いが「コレは知らないでしょ?」みたいな曲を多数収録され、結果として超深い選曲が聞きどころになっています。

 そんなシリーズの第2弾は「Disco」を焦点にあて、共演者に指名されたのは、世界を代表するHouse系DJ/Producerでありながら、ハードなDiscoコレクターとして有名な「Dimitri from Paris」先生です!!

 HipHopが好きだ!って方にはあまり馴染みがないと思うので指摘をしておくと、フランスに在住するお方で、一般的にはHouseのDJ/Producerとして有名で、70~80年代のDiscoテイストを現代のHouseと融合してのプレイが評判のお方です。
 多分、一般的なイメージだと「おしゃれなDJ」って感じがあると思いますが、この方の凄いのが、その「おしゃれ」の中に、サラッとマニアックなディスコの曲を入れてきたり、最高なエディットを施したり・・・明らかに「オタク」な匂いも入ってる・・・・みたいな点が素晴らしいと思います。
 その片鱗は彼がリリースしてる多数のミックス作品に現れ、ジャケットなどは凄い洒落てるんだけど、中身を深く聞くと、メジャーリリースなのに平気で超レアなマイナー曲をプレイ(それも権利をしっかりと取って!)したり、エディットもオリジナルのアーティストに音を足してもらうために現地に行ったり・・・かなりマニアックな事をしてます!!

 こういった点は、過去の紹介でも力説しましたので、興味がある方は私の過去記事を読んでみてくださいね・・・


 そんなDimi先生と、主賓であるMUROさんは、お互いの事は昔から知っていたようですが、00年頃のマイアミのWMCで開かれたPlayboy Mansionのパーティーで、イエロープロダクション繋がりで一緒にDJし、それで意気投合し、レコードの情報交換やトレードをするようになったそうです。
 元々、Dimi自体がかなりの親日家(超合金コレクターでもある)なのでそれもポイントかもしれないですが、レコードを掘ってる者にしか分からない「きずな」みたいのがあり、仲良くなり、この作品が実現したのかもしれないですね~

 ちなみに、マニアックな指摘を入れておくと、MUROさんの名曲「Chain Reaction」のPVの冒頭で、レコ屋の店員役でDimiが登場しててますよ!!



 んでは、作品の紹介にいってみましょう!!

 なお、今回はギリギリで手持ちレコがあったので、ソレだけでレコ写をカバーしたいと思います・・・深すぎて見たことないレコードばかりです(^^;)
 

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 作品はA面をMuroさんB面をDimiが担当し、全編で深い掘りの利いたDisco曲の連打にヤラれますが、どちらかというと直球のDiscoは少なく、土臭い感じの、ある意味「Super Disco Breaks」って感じのFunkyな曲が多くプレイされてます。

 まず、共通項としてMUROさんもDimiも「Old School HipHop(=Disco Rap)」のドマイナー曲をチョイスしてて、MUROさんであれば、写真左の「Lonnie Love / Young Ladies」のインストをプレイしてます。
 この辺は、一時期はメチャクチャ高かったですが、最近はお手頃な値段なので欲しいのは買ったりしますが、コレがリリースされた当時は、まだ未発掘な曲が多く、流石ですね・・・
 まあ、MUROさんなら当然ですが、Dimiもこういうところをプレイしてるのは結構ビックリで、Dimiのプレイの最初は3連発で濃いのをプレイしてました・・・MUROさんはRap→Discoの流れで発見したのに対し、DimiはDisco→Rapの流れで同じものを発見した訳で、こういう視点の違いも見えて面白いですね。

 また、ミックスもどことなく「Super Disco Breaks」的なプレイが見え隠れしており、MUROさんであれば、ブラジル産(!)のRappers Delightのカバーをプレイした後、オリジナル曲のイントロネタである「Love De-Luxe / Here comes that sound」(写真右)に繋いだり、DiscoをプレイしつつもHipHopテイストをしっかりとアピールしてる点も面白いですね!
 Dimiのプレイも、いつものHouse/Disco的なミックスではなく、MUROさんに合したようなHipHopライクなミックスをしてて、どちらもプレイしているDisco曲の「ファンキーさ」や「土臭さ」みたいのを最大限に引き出してる・・・そんな感じです。


 ただ、ホントは指摘したいのは・・・プレイしてる曲の「掘りが深すぎる」点です!!

 もー、今回はプレイした曲を調べてると「うわ・・・」って思うような曲/レコードが多く・・・心の中で「スゲーよ!」って何度もつぶやきました・・・

 先ほど指摘したブラジル産のRappers Delightのカバーはブラジルで7inchだけのリリースだったり、全然知らないLPオンリーの曲をプレイしてたり・・・何よりも私が手持ちで写真として貼った「メジャーレーベル」の曲が殆どなく、驚愕の連続です!!
 個人的には、MUROさんのプレイで「Ain't No Stopping Us Now」のカバーにはヤラれました・・・Risco関係かな~とズーッと思ってしましたが、Riscoよりももっと深いLP(バルバドス産のソカだった!)から抜いてきたのが分かり、ほんと凄いっすね!!

 今はネットでタイトルを入れれば大体が分かりますが、今でもネットにすら引っ掛からない曲もプレイしてて、どうやってこういう曲を抜いてくるんだろう・・・こればっかりは全方向にアンテナを向けて、積極的に掘り続けないといませんよね。
 また、いくら人が知らない曲を掘っても、それらをカッコよくプレイするというのはもっと重要で、MUROさんもDimiも、こういう所は頭が上がりません・・・



 そんなわけで、やや漠然とした説明になっちゃいましたが、どちらかと言えばファンキーで土臭い感じのまとめ方でプレイしたDiscoが気持ちよく、分かる人には分かる作品かな~と思います。
 ただ、あんまり興味が無い人にとっては、掴みにくい作品かも?? どうなんでしょう??




<Release Date>
Artists / Title : MURO & Dimitri from Paris 「WKOD - The Golden Era of Disco」 
Genre : Disco、JazzFunk、OldSchoolHipHop、ModernSoul・・・
Release : 2003年08月
Lebel : KODP No Number



Notice : 続編(?)について

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 今回のテープの続編という訳ではないですが、2005年にはUKのHeadphone Heroesというレーベルから、この作品の発展作品である「Dimitri form Paris & DJ MURO / Super Disco Friends」がリリースされています。

 どうやら、こちらのCDはDimitri側の企画で、一緒にやるならMUROがイイ!っと推薦があって実現をした海外リリースの作品です。
 ちゃんと権利をクリアーして作っているので、このテープみたいな鬼ディープな曲は出せないのですが、流石の出来で、Super Disco Breaksが好きな方だったら、今回のテープよりストライクだと思いますよ!!






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毎度の独り言

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 え~、形あるものはいつかは壊れる・・・なんて良く言いますよね?
 モノは未来永劫に同じ形であるわけがなく、諦めるのも大事だぞ!って意味でもあると思います・・・

 そんなわけで、今週は携帯が壊れ、機種変の時にアドレス帳がコピーできないというショックもありましたが、それ以上に上の写真の野郎がショックでした(^^;)

 この間の更新の時、酔っぱらった勢いでカードで買った「Diggin' Ice」の再発CDですが、封を開け、CDを取りだそうとしたら、力の入れ加減が悪かったのか、写真の部分が見事に切れてしまいました・・・聞く前のジャケ破損は諦めがつかないです!!
 買った方なら分かりますが、妙にジャケットを凝ってて、CDを出すのが結構大変なんですよ・・・ただ、その割にはジャケ本体の紙はペラペラで、耐久性が全く無い感じです・・・酔っぱらっててならまだ諦めがつきますが、シラフでこうなるとキツイっすね・・・
 
 MUROさんの最近の作品に言えるのですが、結構凝ってるジャケの作品って、持ってて困ったりしませんか?
 特に「紙ジャケ」系のヤツは、形がCDケースと異なるので収納がしにくいし、今回みたく耐久性が無かったり・・・個人的には普通にCDケースにしてくれよ!って思います。


 Diggin' Iceは、今後もシリーズが再発されるようですが、ジャケの紙質は変わらないと思うので、出す時は注意しましょうね(^^;)


 
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コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです♪来ましたね~♪このテープにはやられましたよ~!
個人的にはMUROさんも一曲EDITを収録してるところもポイントだと思ってます!
あとテープでMUROさんが選曲したDANCE WITH MEがCDではDIMが選曲してる所も面白いですよね!
2011/04/11(月) 07:01:17 | URL | DJ色彩 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>DJ色彩さん

お久しぶりです&書きこみありがとうござます!
やっぱり、ディスコネタは色彩さんは強いっすね・・・CDの件は気付かなかったっす(^^;)
あと、Editの件も、確かにそうなんですよね・・・これもディミに対する対抗心なんですかね??

んでは、今後ともよろしくお願い致します(^0^)

2011/04/11(月) 23:46:26 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
こちらのblogを読んで、MURO氏のこのCD買いました♪当時、tapeにダビングしてもらったのを気に入って何度も聴いてたから。
この記事を読んだのがちょうど、CDがそろそろやって来る頃で。そっか、壊れやすいんだ…って、思ってたのに。自分も破れちゃいました。。。ジャケの下の方。一瞬、フリーズ。ショックですよねー。気をつけたつもりだったのに。同じくプラケースにして欲しかったなぁーーー
2011/04/12(火) 23:49:09 | URL | Rulu #-[ 編集]
EDITに関してはMUROさんが丁度気になりだしてた辺りで、これもDIMの影響受けてるみたいです。が、基本アナログでプレイするので最近やってる気配無いですが(笑)
2011/04/13(水) 05:35:42 | URL | DJ色彩 #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>Ruluさん

お久しぶりです! Ruluさんも破ってしまいましたか!!
あれはショックですよね・・・暫くCDの出し入れが怖くって出しっぱなしにしてました(^^;)
う~ん、今後は変わるんでしょうか??


>色彩さん

いつもどうもです! おおっ、確かに、このくらいの時期からEDITの曲をテープとかで地味に入れてます!!
ディミに影響を受けたのは一理あると思いますよ・・・ただ、現場では全くプレイしないっすね(^^;)
逆にディミは、オリジナルの状態の曲をプレイしてることの方が少ないですね・・・
んでは、今後ともよろしくお願い致します(^0^)



2011/04/14(木) 21:57:25 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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