HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Paul 「Connectin' Soul Style - Live Mix」
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 大好きなDJ Paulさんからコメントを頂いたら、突然Paul熱が再発し、紹介してなかったこの作品を突然聞きこんでしまいました!!

 この作品は、PaulさんのConnectinシリーズの中では「番外編」的な位置づけかもしれないですが、メチャクチャ良い作品で、Paulさんの良さを一番分かりやすく出してるかな~と思う作品の御紹介です!!


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 まず、この作品はちょっと注意が必要です・・・

 この作品は、既に紹介をした「Connectin' Soul Style vol,09」(テープ版)と同じジャケットで、ポールさんのテープ作品のCD再発からすると、その9の再発作品かな~と思われがちですが、全く別の作品になります。
 再発CDの方は持ってないので、Paulさんのサイトからお借りしましたが、写真右のようなジャケが9の再発になります・・・憶測ですと、テープの9が出た後に出たので、同ジャケにしたのかな~とも思います??
 また、リリース順で行くと、これが10作目ではあるのですが、Connectin'シリーズのVol,10ではない作品になり・・・ある意味「番外編」的な内容かもしれないですね??

 ただ、今回紹介する作品はコレはコレである意味「激ヤバ」な作品で、個人的には愛聴し続けている作品です(^0^)
 番外編の真意も交えながらご紹介をしたいと思います!


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 この作品はPaul作品における原点回帰ともいえる「Live Mix」にこだわった作品で、Paulさんのお膝元である大阪のClub Jouleでのライブ録音を収録した作品です!!
 
 シリーズとしては第1弾がクラブでのライブ録音でしたが、クラブでプレイすることで生まれる「グルーブ」を表現したいためにリリースした作品だそうで、2001年にPaulさん自身が企画したパーティー(上記フライヤー)での録音を使用したそうです。
 容量の関係で、画像を圧縮しましたが、Ryoさんだったり、Akakabeさんだったり・・・凄い面白そうなパーティーっすね!!

 確かにクラブでしか生まれない「グルーブ」ってある訳で、それはスタジオや自宅で作ったのとは別次元の存在ですよね・・・
 それは、いい時もあれば悪い時もある訳ですが・・・Paulさんのこの作品に関しては、間違えなく最高の出来で、Paulさんらしい「選曲の幅」や「ミックスの自由さ」、そして「グルーブの良さ」が出ております!!

 Paulさん自身も、この録音は相当気に入っていたようで、それまでのテープ作品の集大成的な位置づけで出したそうで・・・リリースに関しては権利面などでかなり苦労をしたそうですが、Paulさんもミックスにおいては決定版と言っても過言ではないかもしれないですね!

 では、以下で紹介しますね!!
 

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 まず、選曲面ですが、過去のミックス作品でも選曲面の良さはかなりプッシュしていますが、この作品も「流石Paulさん!」な選曲の広さでヤラれます!
 範囲的には得意とするHipHopやR&B、BreakbeatsやHouse、DanceClassicsなど、ジャンルの壁を飛び越え、新旧織り交ぜた選曲が大変素敵です!!

 一曲目には「坂本龍一 / Merry Christmas Mr.Lawrence」のサブシス使いのセルフミックス(!)からスタートし、Breakbeatsクラシックな「Think Tank / A Knife and A Fork」、オールドスクールブレイクな「First Choice / Love Thang」、そして永遠の名曲である「Sade / Kiss of Life」で〆る・・・という感じで、一筋縄でいかない選曲です(^0^)

 選曲面はホント広くって、後で紹介する技術面で触れる部分の選曲なんかもヤラれますが、トラックリストを見ずに聞いたら「えっ」と驚いちゃう部分もありつつも、絶対に盛り上がる定番曲を上手くプレイしてて・・・選曲の幅と奥深さが流石です!
 特にグッとくるのが「アナログを前提にした選曲/DJミックス」になってる点で、MUROさんで同じみの「Grandmaster FlashがDJ MixしたSalsoul Mix」をプレイしたり、DMCからDJ用にエディットしたアナログオンリーなミックスをプレイしたり・・・流石っすね(^0^)

 Paulさんの作品やミックスが好きなのは、アナログの匂いがするところなんですよね・・・それはオタク臭くなく、暖かく包むような感じで、聴いてて「ホント音楽が好きなんだな~」と感じるところかな~と思います。
 後で紹介する「グルーブの良さ」にも通じるのですが、音楽をプレイし続けることで生まれるケミストリーを、黒い円盤から生み出していくことを理解してプレイしてる点は重要だと思います!!


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 そしてDJミックスの部分にも触れておくと・・・こちらもPaul節が爆発しててメチャクチャイイっすね!


 まず、先ほども触れた先ほども触れた坂本教授の戦メリのブレンドですかね・・・

 戦メリのオリジナルのビートレスなバージョンに、オンタイムでサブシス使いのBreakbeatsをブレンドし、先ほど写真に上げた12inchのGrandbeatバージョンを意識しつつ、Paulさんらしい跳ねた展開を維持したブレンドで、時に戦メリの方をスクラッチでいじったりしててカッコよすぎです!!
 コレをライブミックスでやるんだから凄いっすよね・・・ブレンドって一歩間違うと、変な空気を作りますが、ハマり方がハンパなく、最初はPaulさんが作った曲をプレイしてるのかな~と思ったぐらいです(^0^)

 
 あと、個人的には流れるような繋ぎは聴きどころで、要所要所で元ネタミックスもカマしており、最高に光ってるかと思います!!

 序盤では、なんと「Moomin / Big City」の元ネタである「The Limit / Pop」からMoominに違和感なく繋いできます・・・Moominの方は昔っから好きな曲でしたが、Paulさんのミックスで元ネタを知りましたが、これは違和感がなくって上手すぎです!!

 繋ぎに関しては、普通の繋ぎも秀逸で、ロングミックス、カットインを上手く使い分け、グルーブを繋ぎ続けるのが印象的で、普通に聞いてるとサラッと繋いでくるので気付かないところも多いですが、ホント上手いっすね・・・
 個人的には「A Tasete of Honey / Rescue Me」から「Michael Wycoff / Looking Up To You」へのスクラッチカットインとかがグッときて・・・BPMだったり、メロディーだったり、そしてミックスのグルーブをしっかりと繋いでくる辺りには耳を奪われます!!


 あと、異ジャンルへの繋ぎとか、味のある2枚使いや半拍づらし(Funky 4は気合入りまくりですね!)などにも反映されてて・・・Paulさんらしさが余すことなく出てるかと思います!!
 これをライブでやってるんだから・・・聴いてたら堪らないですね!!


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 そして、最後に紹介したいのが作品の「流れの良さ/グルーブの良さ」じゃないかと思います!!

 Paulさんの良さって、個人的にはこの部分が大きく、選曲やミックスの良さを、この流れの良さが更に引き立てていると思います・・・

 この作品でも、出だしの教授使いで聴いてる者の心をつかみ、徐々にフロアーを温め、中盤で定番曲でガツっと盛り上げ、更にHouseラインまでBPMを上げて気持ちよく踊らせ、最後はしっとりと終わる・・・みたいな理想的な流れがあるかな~と思います。
 流れに関してを全部紹介するのは難しいですが、写真に上げた曲なんかをみれば・・・ツボを突いた選曲と流れの良さが想像出来るんじゃないかと思います(^0^)

 また、プレイする曲の緩急のつけ方も良くって、ガッツリ盛り上げたいところはバシバシ攻めて行くのに対して、グルーブを出したいときはロングプレイをしたり・・・みたいな部分もあり、Ben LiebrandがRemixした「Hall & Oates / I Can't Go For That」なんかは、House的な流れにするためにロングプレイしてて上手いっすね!!

 あと、個人的にグッときたのがそのHaose的な流れで「Sergio Mendes / Mas Qoe Nada」のRemix(写真のレコとは別のDMC Mix)をプレイするのですが、その曲の最初と、その曲が終わったところで拍手のSEを入れて次の曲(Mas Qoe NadaのTHORのカバー)に綺麗に繋ぐ部分にはヤラれました!
 コレって、クラブで言う「お客さんからのアンコール」的な部分を疑似的に入れてることだと思いますが・・・これ以降、アフターアワーズ的な空気にしていく効果もあり、ホント上手いです!!

 また、そういう意匠があるのは、この作品自体がライブミックスで収録されているのもポイントかもしれないですが、Paulさんが現場=クラブを意識してる証拠にほかならず、なんか嬉しいです(^0^)





 いや~、勢いで書いてみましたが、あんまり上手くまとまらなかったですね(^^;)

 とにかく言いたいのは、PaulさんのDJの良さが「ライブDJ」というプラス要素で更に輝いた作品で、内容の良さは抜群ですよ!!
 MUROさんのSuper Disco Breaksが好きな方なら即死だと思いますし、とにかくノリノリな作品を聞きたい!っていうのなら絶対にお勧めなので、機会があれば是非聴いてみてくださいね!!






<Release Date>
Artists / Title : DJ Paul 「Connectin' Soul Style - Live Mix」
Genre : HipHop、R&B、Breakbeats、House、DanceClassics・・・
Release : 2005年2月
Lebel : G.A.S Sound Production GASSP-001




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<編集情報> 2012年1月20日

 記事をアップした後、内容が心配だったのでPaulさんに確認したところ、事実誤認の内容が多数あり、間違えた個所を訂正し、更にPaulさんから教えて頂いた情報や写真/動画を加え、内容を訂正致しました。
 特に、Paulさんにこの作品の経緯やリリースした真意などを教えて頂いたら、この作品の良さともいえる「クラブでのライブ録音だから出せるグルーブ」という点に改めて気付かされましたので、その点を考慮して書き直した部分もあり・・・文章的には更に良くなったと思います。

 Paulさんには大変ご迷惑をおかけいたしました・・・申し訳ございませんでした。


追伸 
Paulさんより、戦メリのブレンドの動画を教えて頂いたので、僭越ながら下に動画を貼らさせて頂きます・・・やっぱりカッコいいですね!!



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コメント
この記事へのコメント
戦メリ!やばい!!
これはねー、ちょうど10年前に地元福井のクレムって箱(←DJ赤壁の経営するクラブ)にポールさんが来た時に流してた曲なんすよ~(ちなみに私はその時花のセブンティーンww)
その頃のクレムはできたばっかで毎週水曜?か木曜?がオープンMICでフリースタイルやる日だったんですが、ADMがフリーということもあって、ぼくも毎週のようにマイク持ちたくて行ってました。
そんな中、福井に遊びに来てたポールさんがシークレットで廻す。という時があって。そん時にかけてた「戦メリ」は、すげー記憶に残ってますね。貴重な体験でした!

あと上のポールさんのPARTYのフライヤーに載ってる「B@BY SOUL」とか、すげー懐かしい名前です(『CONNECTIN~』の7巻にも入ってますよね!)。
もう11年前?いっぺんヨシカツくんのイベントで武生のイントロにきたなぁー。そのイベントにはヨシカツ氏(DJ FENCER)のお弟子さんである、DJヤサ(現KIREEK)とかも出ててね。やー、懐かしいっす^^

フライヤー、家のどっかにある気がするので出て来たらスキャンしてブログに載せるっす。
やばいポストありがとうございました♪
2012/01/22(日) 00:55:36 | URL | ソロバン #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>ソロバンさん

いつもありがとうございます! この記事はコメントをくれそうだな~と思ってました(^0^)

戦メリは、私はこのCDで知りましたが、ホントカッコいいっすよね!!
Paulさんの現場ルーティーンの一つだと思いますが、DJの技的にも結構上手いし、何よりもカッコいいですよね・・・戦メリのレコード、買わないと!!

あと、今回は、一度記事を書いた後に、ポールさんに記事を確認してもらい、結果として訂正をしましたが、色んな情報を頂き・・・ミックステープ(ミックスCD)を一つとっても歴史があるんだな~と思いました!
ちょっと書けなかったこともありますが、結構今後の励みになった記事かもしれないですね・・・頑張ろう~っと(^0^)

ではでは、今後とも宜しくお願い致します!!


2012/01/22(日) 21:21:07 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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