HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
関口紘嗣・Napsack 「Portable Cornerstone 01」
DSC08329.jpg

 え~、久しぶりに更新をサボってしまいました・・・

 新年度が始まり、ボチボチ仕事が忙しいのですが、いつも以上に仕事の愚痴が多く・・・中間管理職でもないのに板挟みの苦労を味わっており、下手したらいつものテープの紹介よりも愚痴れる・・・今日この頃です(--;)
 でも、いつも電話でしか話したことがなかった取引先の事務娘が、我社の営業担当に昇格したとのことで初遭遇したら、メチャクチャ可愛かったのには救われました・・・なんだそりゃ(^^;)

 そんなわけで、久しぶりにドマイナー作品ですが、メチャクチャ内容の良い作品のご案内ですよ!!


DSC01280.jpg DSC08330.jpg

 この作品は、さり気無くパワープッシュしているDJである「関口紘嗣」さん関連のテープで、歌モノを中心としながら、高レベルなオールジャンルミックスが聞ける、個人的には一押しなテープです!!

 このテープは、渋谷・Rock Westというクラブ(Organ Barの手前の、ハーレーのバイク屋さんがあったビルの上階)で開催をされていたパーティー「Cornerstone」というパーティーのオフィシャルテープで、時期的には2001年の10月頃にリリースされたテープです。
 
 一応、このパーティーのフライヤーはなぜか持ってたので、左上の貼っておきますが、私自身は行ったことがなく、どんなパーティーなのかは分かりません・・・
 テープを聞いた限りだと歌モノを中心とするオールジャンルな内容なのだと思いますが、そのレベルの高さにはヤラれまくりで、今でも聞ける内容だと思います!!

 テープ内のインデックスに、このパーティーの詳細が書かれているのですが、97年頃より開催してたようで、R&B、HipHop、DanceClassics、UK Soul、House、Jazz、Rock、Popsといった様々な音楽を全て「歌」としてプレイしてた・・・と書かれており、テープを聞いた限りだと、とにかくバイナル魂を灯しながらパーティー感に火を付けた感じのパーティーだったのかな~と思います。

 ここ最近、クラブイベント発のテープは積極的にを掘ることが多いのですが、こういったテープって、かなり面白いんですよね・・・

 時期にもよるのですが、90年代末から00年代初めの「アナログ全盛期」のころは、異様にそのパーティの個性が表れることが多く、マニアには堪りません(^^;)
 昨年の今頃に書いた「ミックステープを考える」の記事でも触れましたが、この時期のミックステープには、アナログ文化全盛の「勢い」が録音されており、有名なDJの作品でなくてもヤバいのが多く・・・ミックステープにおける黄金期とも言えるかな~と思います。

 なお、このイベントからのテープは、同時期に2本出ており、どちらも最高で、コレを掘り起こした数年前より聞き続けております!!
 2本目の方もヤバいので、その内に紹介しますね~♪


DSC08331.jpg DSC08332.jpg

 では、作品の紹介に行きましょう・・・

 このテープでは、A面を現在は和物系のミックス作品を多数リリースしている「関口紘嗣」さんが担当し、B面を現在はFull-Fill Recording/BBQ Recordsを運営されている「DJ Napsack」さんが担当しており・・・一般的にはマニアックな人選(?)ですが、両面とも素晴らしいミックスが爆発しております。


 まず、A面の関口さんのミックスから紹介をしますが、関口さんが得意とする「R&B」を深く選曲しつつ、流れを出しながら歌モノ特有の高揚感を出したミックスが秀逸ですね!!

 全体的には写真に上げた「Troop / Spread My Wings」なんかのような感じの歌モノを多用してて、非常に気持ちいいミックスなのですが・・・とにかく選曲がハンパないっすね!!

 前半ではリリース当時(2001年頃)の新譜系から選曲し、ジワジワと温めていく具合に仕上げていますが・・・LPオンリーの曲だったり、マイナーなUKモノだったり・・・この時点で掘りの深さと選曲の良さが光ってます。

 ただ、もっとグッとくるのが、いわゆる「お宝R&B」的な曲を集中砲火してきて・・・これが圧巻ですね!!

 今でも高額な曲が多く、例えば「Shades / Tell Me Your Name (Clark Kent Remix)」とか「Riff / Everytime My Heart Beats(Marly Marl Remix)」とか・・・万越えどころか殆ど市場に出ないのを集中的にプレーしてます・・・流石にこの辺は手が出ませんね~(^^;)
 ただ、素敵なのが、この選曲が「レア盤披露」みたいな感じにならず、歌モノの気持ちよさを追求した流れでプレーしてるのが上手く、関口さんのセンスの良さが出てると思います。


 また、ミックスの面も大変イイんですよね・・・

 関口さんに関しては、このブログの初期に紹介をした「神の足元」という個人的なキラーテープで力説をしたことがありますが、とにかく「流れ」と「殺しの展開」を作るのが上手いな~と思ってるお方で、このミックスでも優しく殺してくれます・・・

 作品においては、マイナーだったり、レアな歌モノで徐々にフロアーを温め、段々と高揚感を出してきて・・・ここぞというところで「Chuckii Booker / Hotel Happiness」をプレイ・・・胸をキュンと締めつけるんだけど、一気にヒートアップするこの上ない展開で、いつ聞いても上がりますね!!
 それも素敵だな~と思うのが、この曲がLPオンリーであることに加え、それまで鬼レア盤をバンバンプレイしてるのに、ピークでこの激安盤をチョイスしてくる辺りが痛快です!!

 また、深く聞くとマニアックな繋ぎも多く、大ネタ繋ぎやClark Kent繋ぎなどをサラッとしてる辺りもグッときました・・・たまたまかもしれないですけどね(^^;)



DSC08334.jpg DSC08335.jpg
DSC08336.jpg DSC08337.jpg

 そしてB面のNapsackさんのミックス・・・個人的にはコッチの方にヤラれまくりです!!

 関口さんはR&Bを中心に攻めていましたが、B面のNapさんは幅広いジャンルから選曲をしてて、その選曲の幅と、それらをプレーすることで生まれる絶妙なグルーブが秀逸で、最高過ぎます!!

 選曲的にはホント広くってR&BやHipHop、Breakbeats、House、DanceClassics、Rockなど・・・トラックリストを見る限りでは、統一感が感じられないのですが・・・これがNapさんの腕にかかると、絶妙にミックスされ、一つの世界に仕上がってます。

 どの選曲/ミックスも素晴らしいのですが、個人的にはレコを貼った中盤の選曲が好きで、このラインも優しく殺してくれますね・・・

 前半から徐々に上げつつビートがノッてきた展開で「Roger / (Everybody) Get Up」をプレイし、そこから絶妙な展開で「PIzzicato Five / Happy Sad」にミックス・・・Pizzicatoはレアな日本語版でプレイする辺りも流石ですが、ウキウキする展開が秀逸ですね!!
 そして、そこからドラムのグルーブを利用して「Elbow Bones / A Night In New York」にミックス・・・ウキウキする展開にちょっと色を付けながら伸ばしていく感じがこれまた秀逸です!!
 んで、Elbow Bonesで気持ちいい展開を付け、盛り上がったところで、なんとあの「The Cardigans / Carnival」へスクラッチカットイン・・・コレは聞かないと分からないかもしれないですが、素晴らしいタイミングで入れてくるので即死っすね!!

 写真を貼ったレコードだけ見ても、ジャンルが全然バラバラなのに、それで一つのミックスにしてくる辺りは大変秀逸で、気持ちよく跳ねた展開は・・・作品におけるピークタイムとしては最高です!!
 ミックス自体に関しては、そんなに凝ったことはしていないのですが、とにかく「選曲」の上手さが出てて、しっかりとグルーブやメロディーを繋ぎつつ、足を止めさせない流れのある展開を作っている辺りは・・・絶対に聞きどころですよ!!






 ンなわけで、マイナー作品ですが、こういう「超良作」もあったりしますよ・・・MUROさんのSuper Disco Breaks辺りが好きな方なら即死な一本だと思います。
 中古市場ではあまり出ませんが、出ても高くはないので、興味のある方は是非掘ってみてくださいね~

 ちなみに、こういう作品と出会うためには「見たことないテープはとりあえず買う」というスタンスが重要なのですが・・・趣味が合わず、一回聞いただけでお蔵入りなのも多く、たまに悲しくなったりします(^^;)





<Release Date>
Artists / Title : 関口紘嗣・Napsack 「Portable Cornerstone 01」」
Genre : R&B、HipHop、Breakbeats、House、DanceClassics、Rock・・・
Release : 2001年10月
Lebel : Cornerstone Production





スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
お久しぶりです。
過去記事にコメント失礼します。
最新のフライヤー記事のリンクからこちらの記事にたどり着きました。

Cornerstone懐かしすぎます。
よく遊びに行きました!
Napsack氏、実は中学高校の先輩でして、他の先輩方もコーナーストーンでDJをやっており、それに触発されて自分たちもDJを始めたんですよ!

こんなテープあったんですね 笑
まさにご紹介のとおりで、BatucadaやAnother Star、You are the Universeなんかで大盛り上がりでしたよ!
2014/04/22(火) 00:10:06 | URL | chikashi #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>Chikashiさん

こちらこそ、お久しぶりです&コメントありがとうございます!!

Cornerstone、行かれてましたか!!
私は、このテープを購入したことでこのパーティーがあったことを知ったのですが、いや~、世界は広いようで狭いですね!!
それもNapsackさんの後輩筋だったとは・・・考えてみれば、学生時代の流れでDJを始めたりってあるので、おのずと先輩後輩の関係があったりするんですよね・・・いい先輩をお持ちでしたね(^0^)
私も、テープからの印象や、参加したDJ達の他の作品を聞いていた限りでの話でしたが、やっぱりそういう選曲をしてたんですね・・・情報、ありがとうございます!!

ではでは、今後とも宜しくお願い致します(^0^)



2014/04/22(火) 00:23:37 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック