HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Nishimia 「Loop the Beat Productions no,35」
DSC08471.jpg

 先日紹介したSeijiさんに続き、手製作品系の作品をご紹介・・・こちらは高校生当時の私が購入したもので、奇跡的に残っていたテープです!
 久しぶりに聞きましたが、かなり聞きこんでいたので、曲の流れを覚えてましたよ(^0^)


nishimia.jpg DSC08474.jpg

 このテープは、HipHop系DJとして有名な「DJ Nishimia」さんが97年~98年頃に作成したテープで、Seijiさんのテープと同様に、市販のカセットテープにダビングをして作成したテープになります。
 お店の名前は忘れてしまいましたが、渋谷のファイヤー通り沿いにあったHipHop系の洋服屋(Triple 5 Soulがあった辺り??)で、高校生だった私が購入をしました・・・値段は1000円ぐらいだったような気がします??

 まず、Nishimiaさんは、渋谷を中心に活動をするHipHop系DJ/Producerで、一時期はHarlemなんかでレギュラーを持ってたり、自身がプロデュースするアルバムをリリースしたり・・・知ってる方も多いかと思います。
 また、このブログ的な話だと、00年代前半にリリースされていた人気ミックステープ・シリーズ「in ya area」を制作してたことが有名かと思います・・・残念ながら新譜ミックス系なので収集してないのですが、結構人気なテープで、一時期は結構売れていたかな~と思います。

 そんなNishimiaさんですが、in ya areaの前にはこんなテープを制作していました・・・

 紹介するテープの番号と、自分の拙い記憶だと、結構リリースしていたテープで、ファイヤー通りにあったお店で何本か購入したような気がします・・・
 Nishimiaさんが凄い好きだったという訳ではないですが、そこのお店が「買いやすかった」のが記憶にあり、それが原因してるのかな~と思います。

 以前も書いたことがありますが、90年代当時、ミックステープの入手先で活躍したのが「洋服屋」さんで、この存在が意外と大きいと・・・私は考えています。

 時期的にはHipHopブームで、とりあえず「形から入る」人種が多い中で、洋服屋さんはその「入口」として機能し、HipHop業界の新人(?)達にミックステープの存在を知らしめたところがあると思います。
 また、当時としては、ManhattanとかCiscoのようなレコード屋って、一般人がなかなか行きづらい雰囲気があり、とくにManhattanは、いかついBな輩が多く・・・個人的には入りづらかったお店でした(^^;)
 その限りにおいて、洋服屋さんも、B特有の怖さはあったものの、敷居はもっと広く、ミックステープの主要購入先だった方が多いかと思います。

 また、別の側面で考えると、当時のDJなりMC達が、その仕事一本で食べていける訳が無いので、洋服屋で働いているケースが多かった・・・というのもポイントだと思います。

 DJやMC達は、洋服屋で働くことで日々の生活費を稼ぎ、お店側としてもファッションセンスがイイDJやMCを雇うことで、そのお店のブランド力を高めることが出来・・・実は相互関係があった訳ですが、DJとしては、そのブランド力を向上する目的と、自身の名声(と小遣い稼ぎ)の為にテープを作っていた流れがあるかと思います。
 以前紹介したMaster Keyの初期作なんかはその流れに近いモノですが、Nishimiaさんなんかは実際に店員として働いていたから・・・その店で売っていた・・・と記憶しています。

 この辺も記憶が曖昧で、間違いかもしれないですが、お店によって売ってるテープが微妙に異なっていて、この差は、そのお店のコネクションや、店員さんの人選によって変わっていたような気がします。
 私自身はB系の洋服があんまり好きではなかったので、洋服屋系の思い出が殆ど無いのですが、Beamsの裏手にあったHipHop系の店(ESPだっけ?)では、SoulScreamのDJ Celory系のテープが熱く、Celoryさんのテープをボチボチ買っていた記憶があります・・・この辺の話はサイプレス上野さん辺りが強いと思うんですよね~


 そんなわけで、このテープだけは、誰にもパクられる(ココ重要!)ことなく、手元に残っていました・・・以下で、その残っていた理由と共に、この作品の紹介をしたいと思います。


DSC08469_01.jpg DSC08470_02.jpg

 このテープは、A面が当時のUS系HipHopをミックスし、B面では、当時はまだあまりミックス作品がなかった日本語ラップをミックスし・・・今となっては97~98年ぐらいの懐かしい匂いを出しています。

 それこそ、A面では「Lord Tariq & Peter Gunz / Deja Vu」とか「Daiamond D / The Hiates(Remix)」などが選曲されており・・・懐かしいの一言です(^0^)

 当時の手製系のテープって、基本的に新譜ミックス的なモノが多く、MUROさん級にコンセプトが立った作品は殆どありませんでした・・・ただ、新譜の情報を得るだけでも価値があったので、それはそれで助かっていました。

 その限りにおいては、当時、日本語ラップの曲を聞ける機会ってあんまりなかったので、このテープのB面の存在は大きく、当時は食い入る様に聞いていた記憶があります・・・
 選曲的には「You The Rock / Fukurou」とか、大名曲の「Lamp Eye / 証言」など・・・割とYouさん寄りの選曲をしてて、渋いところではMaster Keyの日本語ラップミックスCD(Far East Corsting)に収録されたCutting Edge系アーティストのポッセカット(ブッダ+シャカ+ユーさん+ECD)の曲など・・・ナイトフライト世代には堪らないですね!

 今となっては信じてもらえない話かもしれないですが、当時は「証言」をまともに聴いたことがなく、みんなのうわさで「アレはヤバい!」という情報が流れて、聴いてみたいんだけど聴けなかった曲の一つでした・・・
 さんぴんのVHSでは確認したのですが、レコードは鬼レアだったし、CDも確かまだプレスされてなかったし・・・聴くに聴けない状況だったので、どうしても聴いてみたく、このテープを買って聴いた記憶があります・・・なんか昭和な匂いがする話ですが、このテープで初めて証言のヤバさに触れ、日本語ラップって凄いな~と思った記憶があります。  

 なんか、当時の日本語ラップの曲って、結果として一般的なマスアピールとしての宣伝が殆ど出来ませんでしたが、こういうテープの存在があり、ヘッズの耳から耳へとしっかりと伝わっていた・・・という実証にもなるのかな~とも思います。





 そんなわけで、作品の説明は少なかったですが、歴史的な価値は十分にあるかと思います。
 無理して買うほどの作品ではありませんが、中古などでこの辺の手製テープを見ることは少なく、個人的には即ゲなアイテムでございます・・・この辺のテープはもっと欲しいっすね(^0^)




<Release Date>
Artists / Title : DJ Nishimia 「Loop the Beat Productions no,35」
Genre : Hip Hop・・・  
Release : 1997年~98年ごろ
Lebel : Loop the Beat Productions No Number




スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック