HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ関連書籍 Part.2 「DJ How To 本」
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 いや~、適当に書いたつもりが、意外と拍手などの反応があったので、勢いが覚めないうちに2発目の紹介です!!
 ただ、正確に書くと、普通にミックステープの紹介をしようと思ったら、聴いてたのがグッとこなかったので、こっちを書いてみた・・・そんな感じです(^^;)




< はじめに >

 今回も引き続きDJ関連の書籍を紹介しますが、今回はDJというジャンルにおいて、初心者向けに技術や機材の紹介などを扱った書籍を紹介したいと思います。
 
 前回の更新でも指摘しましたが、DJという行為/存在がブームになり、その恩恵を受けようと山師根性が働いた本や書籍が色々と発行され・・・それらが今となっては、色んな意味で「いい味」がする・・・ということは前回の更新でご理解を頂けたかと思います。

 その限りにおいて、ブームになっていた「DJ」という行為/存在に対して、一般の方は「どうやったらDJになれるの?」「どうやったらDJが出来るの?」と思うのが当然な成り行きで、そのギャップを埋めようということで「DJになる/DJを上達」するための本が結構ありました。

 このブログをお読みの方なら、そういった本のお世話になった方は多いかと思います・・・

 初心者にとってはトリッキーなスクラッチや2枚使いは頭で理解するのが難しいし、機材だってどれを買って良いか分からないですよね・・・私も以前の雑誌紹介でも書きましたが、結構そういったものを参考にしていました。
 まあ、正直、雑誌の文章だけでは厳しく、結果としてビデオ教材的なモノの方が実用的(私もベスタのビデオを買ったけ)な訳ですが、雑誌や本なら安価なのもあるので、結構「入りやすい入口」だったかもしれないですね。

 なので、色々な本や書籍が出たわけですが・・・モノによってはやましい理由で作られ、内容が伴わないものもあり・・・今となっては微妙なモノは色々とあります。

 今となっては、私自身はある程度はDJスキル(トランスフォーマーぐらいは出来ます)があったり、機材の知識やレコードの知識もあったりするので、そういった本は不要だったりする訳ですが、前回のクラブと同様に、掘れば掘るほど「いい味」なのが多く・・・誰も買わないのを中心に買っています(^^;)
 つまり、その本を読んで「真剣にDJを学ぶ/DJ技術を学ぶ」為に読むのではなく、読んでいて「おい!」とか「おふっ」となる為だけに買っている・・・そんな曲がった読み方が成立する本かな~と思います。

 んなわけで、そんな感じの本や書籍を無駄に紹介したいと思います!!
 




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『Hot Spin Vol.13 - Remix 1 DJ Bible』
  1998年9月 株式会社スコラ

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 一発目からドマイナーな本ですが、今回の紹介においては割と平均的なヤツなので、これから紹介をします・・・

 この本は、30代以上の方ならグッとくる雑誌「スコラ」の発行元より出たムックシリーズ「Hot Spin」から出たDJ本のようです。

 前回の更新があるので、こう書いてしまいますが、スコラという名前が出た時点で優勝です・・・アラサーじゃないと分からないでしょうが、大変お世話になりました(^^;)

 まあ、分からない方に指摘をしていくと、スコラというのは成人男性向けの情報誌で・・・端的に言えば「●ロ本」なんですが、割とソフトな方だったので、セブンあたりでも置いてあったのでお世話になった方は多いかと思います。

 もー、この辺は中高生時代の「裏愛読書」で、なんらかんら言ってみんな読んでたんじゃないでしょうか・・・
 スコラとかアクションカメラとかドントとか・・・なんでしょう、学校でフランクに読めるエ●本(?)の代名詞で、それこそポパイなんかと並列で読んでいたような気がします(^^;)

 んで、そういったフランク系の●ロ本を作ってた所って、割と流行に敏感で、エ●部門とは別に、ファッション関連や音楽、スポーツなど、流行に合わせたムック本を作ってたことが多く、コレもその一種だと思います。
 このスコラの場合は「Hot Spin」というムックシリーズで、それこそサーフィンとかスノーボード、Gショックとかナイキなんかを特集したムックを出してたようで・・・もろ流行に乗って一儲けしよう!って感じがして大変イイですね(^^;)

 ただ、内容に関しては割としっかりと作ってあり、DJのスキル面に加え、その他の必要な情報を総合的に扱いつつ、結構ビックリする点も多く、かなりグッとくる内容です!!


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 内容に関しては、DJの技術的な話を中心としつつ、それらの関連情報を小ネタとして上手く散りばめてる感じです。

 それこそ、DJの技術なので、機材のセッティング方法や頭出しの仕方、スクラッチや2枚使いの話をしてるのですが・・・その講師役をやってるのが、なんと「DJ Alex」さんです!!
 私もコレを立ち読みしてて、Alexさんが出た時点で優勝でしたが、どうやらAlexさんは、当時某音楽系専門学校のDJコースの講師をしてた様で、その縁で講師役をしてたそうです・・・誌面ではかなりサービス精神旺盛な表情(アレ氏が今見たら赤面でしょうね)が多く最高です!!

 また、これに関しては他の周辺情報も素晴らしく、機材の話やレコードの話、クラブ情報やレコード屋情報など・・・必要となる情報を上手に扱っており、結構真面目に作っている印象があります。

 どの本もそうですが、誌面が埋まらない為か、その本の中心的な内容にプラスで小ネタを入れてたりするのですが、そっちの小ネタ的な内容の方が「どれだけ真面目に作っているのか?」のバロメーターにもなってたりするし、それが今となっては面白かったりするので、結構ポイントだと思います。
 それこそ、我らの「MURO」さんがDJの在り方的な話でインタビューを受けてたり、世界戦優勝前のMightyのSami氏が出てたり、登場する人選だけでもグッときます・・・ちなみにMUROさんは、コレ系の本/ムックでも良く登場していますね!!

 なんか、スコラらしくない誌面作りに「やればちゃんと出来るんじゃん!」的な驚きもあり、これだけで元とは取れたかと思います・・・





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『DJ'S Perfect Book』
  1996年10月 主婦の友社/Cawaii!特別編集

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 こっちは某オフの100円コーナーの常連(?)なので、知ってる方も多いかと思いますが、結構いいDJ本ですね!!

 まず、版元は大手出版社の「主婦の友社」ですが、注目は編集をしたのがギャル系ファッション誌で一時代を気付いた「Cawaii!」だという点ですね!!

 流石に男子なので、女性誌までフォローはしてないですが、DJなりを考えると、男子だけではなく女子にも「流行」という雰囲気はあり、女性誌なんかにも特集があったと思います。
 その限りにおいて、ギャル系な雑誌であれば、この手の話題は外さないでしょう・・・Cawaiiがどういう雑誌だったかは覚えてないですが、きっと「クラブでオールがナウい」とか「ナンパされやすいコーデ特集」的な特集ぐらいはありそうですよね(^^;)


 ただ、この書籍、Cawaiiの冠は付いてるものの、その「Cawaiiらしさ(ギャルっぽさ?)」が全くなく、確実に野郎向けな感じに仕上がりで、かなり詳細なDJ本になっており、マニアにとっては期待外れ感を感じてしまいますが、内容はかなり良いです!!


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 実際の内容的には、先ほどのHot Spinと同様に、DJの機材話から始まりミックスやスクラッチの仕方なんかを紹介しつつ、その他諸々を紹介してる感じですが、技術系の話に関してはかなりしっかりと紹介をしていると思います。
 それも、グッとくるのがスクラッチ系の紹介ではGasboysの「バリK~ン」氏が担当をしています・・・さんぴん世代にとっては、結構「グッ」とくる人選で、結構真面目にスクラッチの説明をしてて良いですね(^0^)

 また、この本においてはディスクガイドが秀逸で、HipHopやR&Bに始まり、Houseやダンクラ、ReggaeやRereGrooveなど・・・有名DJが紹介する形で結構詳しく載っています。
 それも、ちゃんとアナログで紹介してたり、レコ屋&クラブガイドも秀逸だったり・・・この辺はかなりイイですね。
 
 あと、バリK~ンさんもそうですが、登場する有名人の人選も渋くって、木村コウさんとか、Ta-Shiさんとか、宇治田みのるさんとか・・・イイ所を突いてますね・・・MUROさんが良く登場するという話はしたかと思いますが、木村コウさんも良く出ますね~
 個人的には、クラブオーガナイザー座談会的な話(これも小ネタで良くある内容)で、村田大三さんや石原尚さん、高橋征爾さんなどが参加しており、これはレアですね・・・DJばっかりに注目が集まりますが、裏方さんも重要で、結構貴重な話が収録されているかと思います。

 Cawaiiの影がほとんど無いのが気になりますが、結構お勧めな本ですよ!!




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『Ultimate DJ Handbook』
  1988年12月 日之出出版

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 流れ的には同じ感じの本で、結構有名な本ですが、これは歴史的には重要かも?

 この本は、なんと1988年に発行されたDJ本で、それこそ始まりだした日本のクラブシーンを紹介/後押しした存在かもしれないです・・・もしかしたら日本初のDJ本かもしれないです??

 まず、この本の企画者は・・・あの「いとうせいこう」さんで、当時はラッパーとして既に活躍してたいたので、こういう本を考えたのでしょう・・・

 日本においては、70年代ぐらいからディスコはありましたが、DJは選曲係でしかない流れの中、80年代に入り、選曲などに個性があるという意味での「クラブシーン/DJ」が動き始めたころだと思いますが・・・全くもって、今までなかった行為/存在なので、それを支える/盛り上げるべく作ったのかな~と思います。
 内容的にもDJテクニックの話や、各ジャンルのレコード紹介、そして88年時点での有名DJのインタビューなどを多く掲載し、初心者に向けて「DJ」というものを総合的に伝えています。 

 また、せいこうさんは元講談社の編集者だったので、出版方面にも明るかったこともポイントかも・・・当時の事情は分かりませんが、DJ自体が凄いブームではなかった(むしろバンドブームだった?)背景を考えると、せいこうさんの力があって出版出来たのかもしれないです??
 ちなみに、出版元の日之出出版は、あの「fine」を出している会社なので、前回更新の「egg」と同様に、クラブ系の話には寛容だったのかもしれないですね~


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 では、内容の紹介にいきましょう!

 この本も、今までの2冊と同様に、総合的にDJを紹介してて、それこそミックスの仕方やプレイされる曲の紹介など・・・結構丁寧に書かれていると思います。

 ミックス関連の話だと、スクラッチの仕方(藤原浩さん!)とか、ロングミックスの仕方とかの基礎を書きつつ、House/Garageにおけるメッセージの入れ方(Heytaさん!)だったり、メガミックスの話(モンチ田中さん!)、レゲエのJA現場報告(佐川修さん!)など濃い話も多く、かなりグッときます。
 個人的には、88年の時点で海外で起こってたDJ文化がちゃんと理解をしてた方がいて、それを伝えられるレベルまで飲み込んでいたことにはビックリしました・・・正直、80年代の日本だと「モノマネ」レベルかと思ってた部分があったので、これには衝撃を受けましたよ・・・

 また、レコードガイドも濃くって、HipHopであれば、高木完さんと藤原浩さんの対談形式で紹介をしてるのですが、「Rammelzee vs K.Rob / Beat Bop」「Double Dee & Steinski / Lesson 1~3」のレコが普通に紹介されています・・・88年の時点でコレらが紹介されていることは衝撃ですよね??
 他のジャンルも濃くって、当時勃興し始めたRare GrooveはKUDOさんとヤン富田さん(!)で対談してて、JBなんかの話をしつつ、的確にHipHopの元ネタ話も入れてて凄いです・・・ちゃんと聴いてた人は聴いてたんですね・・・

 あと、登場するDJ/MC達が最高で、既に名前が挙がってる藤原浩さんを筆頭に、DJ YutakaさんやDub Master Xさん、藤井悟さん、須永辰夫さん、Rankin Taxiさん・・・など、今でも現役の方の若かりしお姿で登場しておりグッときます・・・
 中でも辰夫さんの写真がある意味「衝撃的」で・・・これを見るだけでも、この本を買う価値があるかも知れないですね(^^;)





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『DJ Bible』
  1996年7月 KKベストセラーズ

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 これも割と有名ですが、色んな意味で「イル」な本ですね?

 先に紹介した3冊は、割と「DJ」という存在/行為を総合的に扱った本に対して、DJの「技術」だけを特化した本も多く出版され、そういうのを読んで勉強した方も多いかと思います。

 まあ、誌面だけでは限界があり、結局はビデオの方が効果的なので、ビデオやDVDがついてきたり、ネット上に専用ページがあってそこで動画が見れたり・・・色々な本があったかと思います。
 また、それを模倣しようとしても、同じレコードを買わないと理解がしづらいので、擦りネタやジャグリングネタを入れた「レコード」がセットになった本も多数あり、そういうので勉強をした方もおられるかな~と思います。

 その限りにおいて、この本はイイ感じにフレッシュで、グッときました(^^;)

 作者は、現在もFMなどで活躍をされている「ピストン西沢」さんです・・・DJというよりも「ディスクジョッキー」のイメージの方が強いので、アレって思う方も多いかも?
 ただ、西沢さん自体は、80年代初期から都内/横浜などのディスコでDJをしてて、80年代後半には初期のスクラッチ系DJとして活躍をされてたので・・・こういう本を作ってもおかしくはないかな~と思います。

 でも・・・イイ感じに「山師」な匂いがするんですよね~(^^;)

 まず、96年というと、本格的にDJブームが始まり、こういった本や雑誌、テレビなどでは、現場で活躍をしているDJが出ることが多かった中で、既にクラブプレーを減らし、FM業界の方に仕事をシフトしていた西沢さんが登場するのは・・・なんか「儲けたい」って感じがしちゃうんですよね~
 また、版元も色々と出してはいますが、エ●本系でもある「KKベストセラーズ」からで・・・やっぱり「儲けたい」の匂いがするんですよね・・・

 そういう感じなので、内容も微妙だったり、脱力しちゃう所や豪快すぎる所もあるのですが・・・一回りしてそれらが「味」になりつつ、深く読むと貴重な資料も多く・・・今ならイケる内容になっています!!


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 内容的にはスクラッチや2枚使い、ロングミックスなどの技術面の話が中心で、それにプラスでレコード紹介や有名DJとのインタビューなどがある感じなのですが・・・まず最初にグッとくるのが「文体」ですかね?
 
 どの説明も、なんか「業界臭い」書き方で、色んな意味の涙が出てきます・・・例えば「擦るのじゃ」みたい感じで、おどけた口語調に書いてるんですが、これはツラいっすね(^^;)
 上手く表現が出来ないのですが、DJにおいては「クラブ」というよりも「ディスコ」な匂いの方が強く、それが悪く出ちゃった・・・特にレコード紹介が痛くって、紹介するレコはイイのですが、文章が微妙で、残念です・・・
 西沢さん自体、ディスコ出身の方だし、FM業界という「もろ業界」な感じな人なので、仕方がないのかもしれないですが・・・これはマイナスですかね~

 また、そのディスコの流れから、DJの心得として、昔のディスコの経験論を書いてるのですが・・・96年の時点でDJを目指してる人に対して、真逆な話をしてる感じもあり・・・ズレっぷりもイイですね(^^;)
 ただ、このディスコ話、私は全然嫌いじゃなく、むしろ興味がある(日本のディスコも捨てたものじゃないですよ!!)話も多く、大変よいです・・・後半のDJ対談の一つで、マハラジャの成田勝社長(!)が登場するのですが、これにはヤラれました!!


 ただ、一番のボムは、この本に付属される「レコード」だと思います!!

 こういった教則本だと、擦り用のレコードやビデオが付いてくるのが多く、それこそヤン富田さんが監修したヤツなんかは有名ですが、そういったモノは、本とは別付で付いてくるのが多い中・・・これはレコードが本の中に入っています!!
 それこそ、本によくあるCDのオマケみたいな感じで巻末にボール紙に包まれ、上手く製本されており・・・輸送のコストを減らす目的だったとは思いますが、輸送途中に割れそうで怖いっすね(^^;)

 また、本の中に入ってる関係上、レコードサイズが「7inch」で、そのレコードを使うなら、いらない12inchサイズのLPに貼り付けて使ってね・・・的なことが書いてあります!!
 もー、この豪快さには感動で、オールドスクール期のDJが7inchを操作するために要らないレコードに貼り付けて使用していたことを・・・多分知らずに考えた感じで、イイですね~

 んで、内容も業界臭く、西沢氏のスクラッチ実演と、その擦りネタ(ブレイク)が入っているのですが、実演が始まるたびに「おこすり、いち~」みたいなイントロを入れてて・・・聴く前にゲンナリしちゃいます(^^;)
 スクラッチ自体は結構上手い(!)のですが、音源なり本を作る上での「考え方」にかなりズレがあり・・・付属のレコは1回だけ聴きましたが、2度目は無かったです(^^;)


 ただ、先ほどのディスコの話もそうですが、今となっては資料として貴重なものもあり、どちらかというとHipHopよりも「ディスコ」の資料としては使え、結構お勧めです!!





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『dazzlin'特別編集 DJ Gear Guide 2001』
  2001年8月 白夜書房

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 次は、いわゆる「機材本」です。

 前回の更新でちょっと書きましたが、日本人って割と「形」から入るので、今回紹介しているような本が売れたりするわけですが、DJとなると「機材」から揃えないと形にはなりません
 そういうこともあり、DJ関連の本だと、機材の話も入っていることが多く、今回紹介してる範囲の本であれば、確実に入っています。
 
 その中で機材的な話をメインにしつつ、DJの仕方やレコードの話をしてる本も多くありました。

 それこそ、一時代を気づいたBlastなんかでも増刊で出してたぐらいで結構あり、こういった本も参考にしてた方が多いかと思います。
 まあ、機材本の場合は、機材メーカーから広告が取れるので、作りやすかった・・・という裏事情もありそうですが、DJ本においては割とポピュラーな存在かと思います。

 
 その中においてこの本は・・・ちょっとだけ「山師」な匂いがするかもしれないですね。

 この本は、これまた●ロ本とかアウトロー系な雑誌を出している白夜書房から出てたムック本で、当時の日本語ラップブームを受けて不定期に刊行していた「dazzlin'」というHipHop系ムックの増刊みたいな形で発売された本になります。
 dazzlin'自体は、当時出てたことは知っていましたが、数回立ち読みをした程度で、読んでいた印象だとBlastとかの「2匹目のドジョウ」を狙ってるんだろうな~という感じで、スルーをしていました。
 
 そんな雑誌の機材紹介なので、内容的には微妙なのかな~と思ったら、結構内容は良く、意外とお勧めですよ・・・・


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 内容的には上の写真のように機材の紹介がメインで、それに付随してDJテクニックの話やレコード紹介などをしているのですが、表紙&巻頭インタビューで我らのMUROさんが登場です!
 この本でも、真面目にインタビューに答えてて、ファンにはたまらないっすね・・・ちなみに、次回の更新で紹介しますが、このdazzlin'とMUROさんは意外と接点があり、もう一冊ボムがありますよ!!

 また、他の内容でも面白いのが多く、それこそ「DJのお部屋紹介」みたいなヤツだと、MasterやMissie、Koyaさんなどが登場します・・・Koyaさんはこういうのにあまり出ないので、結構貴重かも?
 
 まあ、凄いレアな内容があるわけでもないし、メチャクチャ面白い記事があるわけでもないですが、こういのもありますね・・・





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『relax 1997年9月号
  1997年8月 マガジンハウス

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 〆は一番ヒドいので行きましょう(^^;)

 先ほど紹介をしたdazzlin'の機材本に続き、これも機材本の一種で、雑誌の中で紹介された類になります。
 凄い前に紹介した「昔の雑誌特集」に入る内容なのですが、最近購入し、そのヒドさにやられたので、ここで紹介をします(^^;)

 DJって、当時としてはいわゆる「流行りもの」なので、その紹介においては「雑誌」が一役買っていて、私は大いに活用していました。
 まあ、専門誌ではないので、凄い濃い内容が書けるわけではないですが、大手の出版社がヤルだけあって、ちゃんと書いているのも多く、これらも外せません・・・

 その限りにおいて、今回紹介する「relax」もDJ業界においては結構影響があった雑誌かと思います。

 relaxに関しては、その内に特集を組んでもいいぐらい、濃いDJ/レコード系の特集が多く、特に後期(背表紙があるヤツ)の頃は熱かったですね・・・
 以前ですが、サバービアの紹介をした時に、ちょこっと触れましたが、コンビニで売ってる雑誌でこんなに濃いことを書いててもイイの?と思うほどでした・・・

 ただ、初期のは・・・微妙なファッション誌で、そのDJ方面での最たる例が、この号になります(^^;)

 初期のrelaxはアイテム志向のファッション誌で、GショックとかリーバイスとかNikeとか・・・いわゆる「レア」なアイテムを紹介する感じで、ちょこっと裏原系も入っていましたが、方向性が乏しく、結構微妙だった記憶があります。

 んで、たまたま某オフで100円で売ってたので、買ってみて読んでみたら・・・イイ感じに「山師」ってたので、紹介することになりました!


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 一応、雑誌なので、ページ数でいくと20ページぐらいの特集で、機材紹介がメインであるものの、上の写真のようにMUROさんが出てたり(よく出てますね!)、Ken Ishiさんが出てたり・・・悪くはないです。
 人選的には、ちょっと裏原寄りで、藤原ヒロシさんや高木完さんなんかも出てるのですが、一応、メジャーな人には当ってるのはイイですね・・・機材関連もテクニクスやベスタなど、ちゃんとしたメーカーさんが出ています。

 ただ、後半になると面白いぐらいに崩れ始め、DJなのに写真下のように「デジカメ」の紹介や「MD」の紹介など・・・DJと無関係な話になるのが豪快です!!
 MDのあたりだと、DJプレイを録音しよう!的な流れで紹介をしてますが、デジカメに至っては全くDJのことが書いてない紹介で・・・グッときました(^^;)

 また、内容はアレですが、書いてる文章が「業界臭い」のが鼻につき、これもヒドいっすね・・・
 この辺でグッときたのが「スリップマット」を略して「SM」とワザと書いてたり、先ほどの西沢さんじゃないですが「~~ですぞ」のような書き方があったり、これもグッときました(^^;)




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 そんなわけで、かなり適当に書きましたが、DJブームという流れの中で、こういった本や書籍がありました・・・
 
 個人的には「ヒドい」部類のが好きで探してますが・・・まだまだありそうですね(^^;)


 では、次回がラストで、もしかしたら来年になるかも知れないですが「DJクローズアップ本」を特集したいと思います(^0^)





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コメント
この記事へのコメント
ちょうど今日、初めてブックオフを攻めたら、ピストン西沢さんの本を見つけたところでした。自分の見つけたのは、帯もない、1枚目のレコードもないというものでしたが、2枚目は、まさかの未開封でした。買うかは、絶賛悩み中です。そして、relax、これも、完全にたまたまなんですが、つい先日、100円レコードを掘ってたときに、これの付録である、ソノシートをゲットしてました。それも、その中の最高峰というところもある、小西康陽さんのビート集という最高にイルなやつです。あと、今日、もう一冊見つけたのは、faderという雑誌で、メインは、ハウスっぽかったものの、その中に、krushさんや、viblamさんのディスク解説的な記事があったり、さらに、まさかのtime bombの広告が載っているというブッ飛び仕様でした。これは、掘り出し物でした。いや~、こんな偶然もあるんですね。
2015/05/24(日) 21:13:33 | URL | baba #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>babaさん

コメント、ありがとうございます!
いつも、古い記事もチェックしてくれて嬉しいです(^0^)

最近は、ブックオフを含む古本屋はあまり攻めてないですが、やっぱり夢がありますよね~
こういったDJ関連のって、探すと色々とあるので、まだまだ掘る価値はあると思います・・・
特に、この間の日本語ラップ本もそうですが、重要なのは「どう評価するか」なんだと思います・・・それは「どう楽しむか」とも言え、自分なりの見方があると強いですね!

ではでは、今後とも宜しくお願いいたします(^0^)

追伸 
小西さんのソノシート、Relaxは買ったけど、多分一度も針を落としてかも・・・(^^;)
意外と、そういった付属品(?)には興味がないようです・・・



 
2015/05/26(火) 00:11:56 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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