HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ関連書籍 Part.3 「DJ クローズアップ本」
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 いやいや、週明けの大雪は大変でしたね・・・雪が降ってた月曜日はどこにも出かけずに自宅待機をしてましたが、翌朝は朝から会社の外の雪かきをし、週明けから疲れてしまいました(^^;)
 ただ、最近、クラブに行って踊っているので、どういう訳か体が鍛えられているようで・・・腰痛どころか筋肉痛も殆ど無く、体を動かすって大切なんだな~と思った次第です・・・
 
 そんなわけで、雪が降ってた日に家でやることが無かったので、昨年末に書いていた「DJ関連書籍」の続きを書いてたら、意外と書けたので突然の紹介です!!

 今回は特集の最終回として「DJにクローズアップした本」を紹介しますね・・・
 前回同様、今回も適当な感じで書きましたので、適当に読んで頂ければ幸いです(^^;)





<はじめに>

 DJ関連書籍の紹介シリーズの最終回は「DJにクローズアップ」した本を紹介したいと思います。

 第1回目「クラブ本」、第2回目は「DJ How To 本」を紹介しましたが・・・今回も「微妙な本」のご案内になります(^^;)
 今までの紹介でも、DJブームに乗っかって儲けよう!みたいな山師根性で作った本や、真面目に作ってるんだけど方向性が微妙なのだったり・・・今となっては誰にも見向きをされない本を中心に紹介したわけですが、今回は、なぜか「DJという存在」に注目をした本の紹介をしたいと思います。

 今回紹介する本は、今までの本と異なり「個人としてのDJ」を大きく取り上げ、そのDJがどういう人なのか?、どういうジャンルが得意なのか?、どのような影響があるDJなのか?・・・みたいなことを取り上げ、そのDJをクローズアップしている本になります。

 どうしてこういう本が出来たのかは分かりませんが、こういった本もボチボチあり、今まで紹介した本にもそういった内容が含まれているのもありました。
 この本も今まで紹介した本とかと根底は一緒で、カタログ志向がある初心者に「DJ」という存在を分かりやすく紹介をしている感じで・・・今回紹介する本においては、実際に現場で活躍をしているDJの紹介を通して「本物のDJとは?」とかみたいのを紹介するために作られたのかな~と思います。

 まあ、今までの紹介の流れだと、第1回目はクラブという「場所」を取り上げ、第2回目のHow to 本では「その場所での行動方法/装備紹介」みたいな感じで、今回は「その場所でのスペシャリスト」の紹介みたいな感じなんですかね・・・
 
 では、あんまり難しいことを考えずに行ってみましょう!!





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『200CD DJファイル - ターンテーブルの達人たちを聴く』
   2004年12月24日 学習研究社

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 一発目は、あの「学研」でお馴染みの出版社から出た書籍で、今回のカテゴリーの中では一番平均的な出来で、学研らしい真面目な内容になっていることから、今でも実用的な内容になっています!!
 ただ、こういったDJ本って、なんで意外な出版社から出ることが多いんですかね??

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 内容的には上記の写真のように、有名DJを1ページで紹介しつつ、そのDJ達の「音」が体験できるCDの紹介する・・・みたいな内容で、誰にでも思いつきそうな内容ですが、かなり整理されていて大変良い出来だと思います。
 本自体は、色々なクラブ系ライターさんが分業形式で書いており、佐久間英夫さん、野田努さん、原雅明さんなどが参加されて、内容も信頼が置けるかと思います。

 具体的な内容は、大まかにはジャンル分けをした状態(House・Techno・Breakbeats系・HipHop・Reggae・・・)で色々なDJを紹介しているのですが、しっかりと歴史的な背景も考慮した紹介方法や、適度に浅く/適度に深い紹介内容が秀逸で・・・クラブ系の音楽が知らない方/知識が少ない方には大変参考になる本だと思います。
 特にグッときたのが、紹介のポリシーとして、そのDJに関連するCDが無いと紹介をしない・・・みたいな流れがある中でも、音源がないレジェンド(Kool HercやRon Hardy、ド渋な所だとElectrifyin' Mojoを)もしっかりと紹介してる点は流石です!!

 特にこの本の良いところは「DJという楽器を持たない音楽家たちが、これらの音楽を如何に発展させたのか?」という点を念頭に編集されている所は大変良いと思います。

 DJという存在は、究極的には「音源化が出来ない音楽家」であり、クラブという「現場」で「即興演奏」をする存在で・・・それこそロックとかのアーティストと異なり、説明の核となる「音源」が無いので、広く語られることがなく・・・理解されずらい存在のような気がします。
 この限りにおいて、これらをの溝を埋めるために「DJ文化を伝える本」があり、今となっては非常に優秀な本が多く、先人の偉業を知ることが出来る訳ですが・・・この本は、その考えを「DJ個人」を紹介することで、分かりやすく紹介している点が秀逸だと思います。





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『Ultimate DJ's File』
   1998年4月 Tokyo FM 出版

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 今度のは某オフによくあるので知ってる方は多いかも??

 先ほどのは、文化を伝えたく、その音楽の重要人物を紹介してるので、どうしても海外中心になるのですが、こっちは「国内版」みたいな所でしょうか?

 まず、出版元は、またも意外な「Tokyo FM」の出版部門からのリリースで、今まで紹介した本においても登場頻度が高いライター/企画者である吉岡孝司さんが中心に作った本になります。
 TFMもユーさんのラジオとかはやってましたが、そんなにクラブ系には明るくなかったのに・・・こういう所は山師的な匂いがしちゃいますね(^^;)


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 内容的には、国内(一部海外も)の色々なジャンルのDJにインタビューをとり、大半が下の写真のように1PでそのDJを扱いつつ、そのDJからのインタビューや影響を受けた曲を紹介したり、カラーページでそのジャンルの大御所DJに対談をしてもらったり・・・みたいな感じです。

 インタビューが中心ですが、質問事項が統一されてなく、そのDJがどうしてDJになったか?とか、そのDJが思ってることなどを掲載してて・・・内容の方向性は一貫してないですが、興味を引く内容が多く、個人的には好きな本です。
 まあ、先ほどのが「クラブの文化/歴史本」に近ければ、こちらは「DJの生活/考え」をざっくばらんに取り上げた感じですかね・・・ただ、脚色なく、生の声を伝えてる所は大変良いかと思います。

 なお、マニア的には1998年の時点での紹介なので、今となっては伝説的なDJ(辞めちゃったDJ?)も多く・・・その辺はグッとくるかも??
 日本においては、過去に活動をしたDJ達の功績があまり評価されない現状において、そういった方々の存在が確認できる点は貴重ですかね・・・House系だとFujimotoさんとかJumboさんとかが登場していますよ!

 あと、こういった本においては登場回数の多いMUROさんも別枠でロングインタビューをしてたり、HipHop系DJの対談として門田祥穂さんが登場してたり・・・グッとくるところが多いですね(^0^)





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『AM Books - DJ 100 Vol.1』
   1999年12月 ㈱アム アソシエイツ

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 これも先ほどのTFMの本に近い内容ですが、マニア向きかも??

 アム アソシエイツという、全く持って謎の会社からミレニアム前に出たらしい本で、方向性としては色々なジャンルの日本人DJ100名に共通の質問をし、それを紹介する感じです・・・
 個人的には、TFMの本が売れた(?)ので、2匹目のどじょうを狙ったのかな~とも思いましたが、色々とレアな内容があり、外せません・・・


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 まず、内容的には共通の質問を用意してて、それに返答があった内容を掲載する・・・みたいな感じで、そのDJの生年月日、得意なジャンル、影響を受けたDJから始まり、どーでもいい内容もあったり・・・結果として何を伝えたいのかが分からない感じになっています(^^;)
 それも、その返答をデザイン的に散らしてたり、特徴的なのは大きくしたり・・・個人的には読みにくいな~という部分もあり、全部読んだとしても、先ほどのTFMのより「DJ」という存在が理解しづらいかな~と思います。

 ただ、めちゃくちゃグッとくる点もあり、この本にはHouse/Garage系の大御所DJである高橋透さんの名著「DJ馬鹿一代」のプロトタイプ的な文章が掲載されています!!

 私も、馬鹿一代を読んだ後にこの本を掘ったので、読んでみて大変びっくりしました・・・透さんの名前は一切出ていないですが、馬鹿一代の内容を簡略化した感じで、むしろ、この文章が良かったので、あの本まで文章を膨らませたのかな~と思います。
 読んだことがない方には関係ないですが、本の発掘をしてて、こういう発見があると嬉しいですよね・・・テープもそうなんですが、掘るって行為の醍醐味はこういう発見もあるので、辞められませんよ!!

 ちなみに、これらの本では定番の「レアなお方」も秀逸で、NY時代のDJ Kaoriさん(超若い!)など、先ほどのTFMのとはまた違う角度で渋いDJが多く、マニアにはたまらないっすね・・・

 



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『DJのための全知識』
   1997年6月 リットーミュージック

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 今度は、ちょっと視点を変えて、ある特定のDJにクローズアップした本を紹介します。
 
 今までの本は、多くのDJを浅く紹介することで、幅の広さ(?)で勝負していたのに対し、この本は特定のDJに深いインタビューをし、そのDJなりジャンルを深く探る・・・みたいな感じですかね??
 発行元は、この当時も現在もクラブ系音楽誌「Groove」を発行しているリットーさんで、内容としては深くはなっている・・・かな??


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 例えば、写真のように、HipHop界からはKrushさんが登場してて、DJを始めたきっかけから、プレイ中に心がけてること、音源製作など・・・今までの本よりも深い内容を話しています。
 krushさん以外にも木村コウさん(コウさんもよく登場しますね!)や田中フミヤさん、裏方側の話として村田大造さんなど、色々なジャンルの重要人物が登場してて、色々と深い話をしています・・・本の製作者も、現場の当事者のインタビューを通して、クラブなりDJの根底を紹介したかった・・・そんな感じですかね??

 ただ、インタビュー的には、それこそ雑誌とかでインタビューされることと大差はなく、今となってはあんまり重要でないことの方が多いかも?
 当時であれば、そういった記事が載る雑誌がほとんどないので有益だったと思いますが、今となっては・・・な感じもあり、真剣に探して買うほどではないかも??





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『白夜ムック137号 All About King of Diggin' MURO』
   2003年3月 白夜書房

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 んで、今回の特集においては・・・ある意味「コレ」を紹介がしたいために書いたのかも知れないです!!

 今までの本は、大人数のDJ紹介から始まり、先ほどのリットーの本が少人数のDJ紹介だとしたら、最後は「1人のDJ」を紹介した本があってもいいわけですが・・・そういった本は殆どなく、先ほど触れた透さんの本みたいな回想録ぐらいしか無い中で、これはボムですよ!!
 
 タイトル通り、我らのMUROさんで一冊作ってしまった本で・・・市場では殆ど知られていませんが、一部のマニアには堪らない本になっています!!

 発行元は、前回のHow to 本の時に紹介した「Dazzlin'」というムックを作っていた白夜書房で、これもその流れで作られたようです。
 私はその当時、そんなには追ってはいなかった(買わなかった)ムックでしたが、結構な頻度でMUROさんが出てたのは覚えてて・・・この本も当時は買わなかったですが、ある時期から探して、数年前にゲットした一品です。


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 内容としては、MUROさんの歴史を追ったインタビューから始まり、重要な関係があった方とのインタビュー(Krushさん、Twigyさん、パンプ横山さん!)やリリース作品の紹介など・・・ファンには堪らない内容になっています!!
 こういった内容だと、Blastとかでもありましたが、とにかくレアな内容&写真にはグッときます・・一部、豪快な編集(dazzlin'誌の過去記事をカラースキャンした状態で掲載してるページが!!)もあったりしますが、これは最高ですよ!!

 個人的にはSavageのスタッフ紹介までしてるのには感涙で、あまり買うことはできませんでしたが、通っていた身としてはグッときます・・・妹さんのサチコさんや、現場やお店でお話することが多かったHicoさんなどのお姿が残っているのには感涙です。
 Savageのことは大昔に書いた記事で紹介をしていますが、こういう資料が残ってるだけでも「買い」だと思います!!


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 また、この本、マニア泣かせなのが、おまけでミックスCDがついている点ですね!!

 私の書いた「MUROさんミックスCDリスト」にも載せてありますが、この時期にリリースした自身の音源でミックスしてあり・・・内容的にはマアマアですが、マニアは外せない所でしょうか?

 私も、最初はミックスCDが付いていない状態の本を中古で買い、やっぱり完品が欲しいのでCD付きのを探し、買い直しをしました・・・ただ、最近になり、これには「帯」があることが判明しました!
 まあ、私自身はもともと邦盤を買うときは「帯が無くても良い」派でしたが、これには揺らいでいます・・・ビート●ズ級に帯が付くと数十倍高くなるようなことが無いことを祈っております(^^;)





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 そんなわけで、かなり適当な紹介にはなりましたが、DJ関連本の紹介は以上です(^0^)

 本ネタは、考えてみればまだまだ沢山あり、実家に預けてある(強制的に置いてある?)のも含め、紹介を通して「心の減価償却」をしないといけないので・・・また、その内に紹介をしますね~

 ではでは、またの機会を!!











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コメント
この記事へのコメント
いわゆる…
MURO本…自分も持ってますよ!
たしかサイファーで知って
出たときすぐに買いました。

インタビューだったり、作品集だったりで、MUROさん好きにはたまりませんね。
特にレコード棚の写真は憧れでした。

ちなみに自分も帯はありません。
たしか挟んでおいたと思ってたんですが…捨てちゃったんですかね!?

2013/11/19(火) 09:41:42 | URL | ひさ #-[ 編集]
Re: いわゆる…
>ひささん

こちらでもコメントありがとうございます(^0^)
病欠&仕事が忙しくってコメントが遅れました(^^;)

MUROさんの本、私は当時、出たことは知ってたのですが、ピンとこなくって買わず、ある時期に掘ってて買ったのですが、かなりイイ本ですね!!
なんでしょう、あの時期の「熱い感じ」があるんですよね・・・これは当時の本ですが、そろそろ日本語ラップが熱かったころの回想録みたいのが出て欲しいですね~

では、今後とも宜しくお願い致します(^0^)

2013/11/22(金) 21:40:01 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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