HipHop,R&B,Soul,Funk,RareGroove,DanceClassics,Garage,House・・・など、私が気に入っているMixTape,MixCD,その他もろもろを紹介するブログです。
DJ Kazuaki 「One Nait Stand」
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 え~、2月になり、まだまだ寒い時期が続くのかな~と思ったら、結構暖かい日が増え始め、それはそれで助かっているのですが・・・さっそく鼻と目の花粉センサーが点灯し始めました(--;)
 今年は花粉の飛散量が多いらしく、花粉症の私は戦々恐々です・・・暫くは涙目での更新になりそうです(^^;)

 そんなわけで、そういえば紹介してなかった系で、ドマイナー過ぎて紹介が出来なかった1本のご紹介です!!


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 今回は「DJ Kazuaki」さんという全く詳細が分からない方のテープのご紹介です。

 以前からそうなんですが、全く詳細が分からないDJの作品は、詳細や内容が分からなくっても買うようにしています。
 まあ、いわゆる「ジャケ買い」とか「マイナー掘り」みたいなモノで、外れも当然多いですが、当りを引き当てることも多く、以前も「このテープ」を紹介しましたが、誰も買わないテープを頑張って収集しています(^^;)

 その中で、今回のテープ、DJ名は全く持って分からず、それどころかジャケの絵の微妙さ(失礼!)があって、誰も手を出さない感が強く・・・そういうモノほど「むしろ」買ってしまう訳ですが、内容的には大ヒットで、今回の紹介になりました!


 まず、製作者である「DJ Kazuaki」さんですが・・・全くもって詳細不明です。
 
 検索をしてもソレっぽい人には全く当らないし、当然ながら私の記憶の中でも存在は分かりません・・・テープには「history I.K.B Crew」と書いており、それでいくと池袋で活動をしてた方なんですかね??

 ただ、ここからが「マイナー掘り」の醍醐味の一つなのですが、テープのジャケに印刷されている僅かな情報から紐解く・・・という楽しみ(?)があります。
 
 上の写真は、このテープ・ジャケの一部に印刷なのですが・・・コレを見ただけで私はグッときました!!

 今も昔もそうですが、作品の裏なんかに、作品を作るにあたって関係したレーベル・お店・グループなどの意匠マークを入れてることが多いですよね?
 そのマークを見て「ああ、この作品はあそこのお店と関係があるんだ~」とか思う訳ですが、そうすると、そのマークがその製作者のキャラクターや製作に関する詳細を紐解く材料になることがあります。


 んで、今回のテープの場合、マークもマニアックなのですが、これが貴重な情報になります。

 例えば、写真の左上のタグっぽいマークの「groovaholiks」は、恐らくですが高田馬場にあったレコード屋(DJのチーム名かも??)で、写真右の「Bounce Records」は、池袋のサンシャイン通り付近にあったレコード屋です・・・これでいくと、Kazuakiさんが池袋周辺で活動していた事実にリアリティーが出来ますよね。

 また、左下の「Real Deal」は、あのDJ Hondaさんが渋谷のクアトロ(今はBook offがあるビル)の3Fに構えていた洋服・レコード店、真ん中の黄色いロゴは今でも健在なDJ機材ショップ「Power DJ's(池部楽器さん・ここも池袋)」のマークがあり・・・これでいくとkazuakiさんは「スクラッチ系DJ」の匂いもします。
 また、Power DJ'Sの右の「Zebra Records」は、渋谷の端に一時期あったレコ屋で、サンフランシスコに本店があったレコ屋で、西海岸系ターンテーブリスト系がちょっと強かったことから、その線もあるかな~と思います。

 そして、これらのマークを元に考えると、それらのお店は90年代後半から00年代初頭までにあったお店なので、このテープもそのぐらいの時期に作られた・・・と思われます。


 まあ、書いたことが全て正しいとは思えませんが・・・私はこういう「視点」で日々テープを楽しんでおります(^^;)
 今回はマークでの想定でしたが、インデックスなどにある「Big Shout / Special Thanks」も注目で、それから詳細を調べたり(妄想したり?)しております・・・・

 多分、レコードとかであれば、全く知らないレコードだけど、裏面に書いてある製作者や演者の名前などから想定をする・・・みたいな行為と同じな訳で、買い方/楽しみ方としては高度になっちゃうかも知れないですね。
 ただ、こういった行為が「テープ」でも出来るんですね・・・かなり「おバカさん」じゃないと出来ない買い方/楽しみ方ですが、ご興味があれば挑戦してみて下さい・・・

 ちなみに、そういった買い方であれば、テープに書いてある発売元の電話番号が「地方番号」だったら問答無用で買っています(^^;)
 地方産のテープは、これまた特殊で、大都市圏にはない感覚やグルーブがあったりするので、これもヤメられないです・・・ 



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 そんな訳で、テープの紹介です!

 私の推測でいくと「池袋」「スクラッチ系」というタームが出ましたが・・・実際はそれらと全く関係ない「ダンクラ系ミックス」になっています(^^;)
 
 長ったらしい前振り文章を読んで頂いたなら「へっ、マークの推測話は関係ないの?」と思うでしょう・・・私もこのテープを購入した際、マークを見て一瞬で「池袋・スクラッチ」が連想され、買ったわけですが・・・見事に予想が外れました・・・
 ただ、内容を深く聴くと、その連想もあながち間違ってないかな~と思う部分もありつつ、内容自体はかなり良く、結果的には大当たりでした(^0^)

 ます、A面は割とアッパーな選曲になり、それこそ「Jenny Burton / Bad Habits」「Temptaions / Treat Her Like a Lady」のようなクラシックの連発でヤラれます!!

 選曲面を見てると、MUROさんのSuper Disco Breaks以降のダンクラ選曲で、多分影響を受けてるんだろうな~という感じです・・・他にも「Dyasty / Here I Am」とか、往年のMUROクラシックが多いっすね。
 ただ、独自の渋い選曲も光り、個人的には「Manhattan Transfer / Spice of Life」がツボでした・・・どちらかというとFushion系のダンクラ(Shakatakなど)を上手くプレイしてて、選曲のセンスは大好きです(^0^)

 また、ミックス面は、連想話で出た「スクラッチ」は一切ないのですが、リズムキープとミックスは上手く、グルーブを維持しながらカットインしていく感じはイイですね。
 コレもMUROさん的なのですが、DJはしっかりと出来る点と、想定したスクラッチ系が繋がるのかな~と思いました・・・ちょっと強引かも??


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 そしてB面ですが、こっちはスロー選曲で、こちらもイイです!!

 こちらもこちらで、MUROさんのDiggin' IceDiggin' Heatのプレイ曲が多く、曲のプレイの仕方やグルーブの出し方も似ていますが・・・かなりグッとくるプレイです!!

 選曲的にはクラシックの連発で「Patrice Rushen / Remind Me」「Debarge / Stay With Me」なんかをプレイしてて、MUROさんのテープにヤラれた方であれば分かる選曲で、「Ta Mara and the Senn / Affecton」なんかはモロそうですよね!
 ただ、独自色もやっぱりあり、「Teena Marie / Ooo La La La」のような一般的なPop系もプレイしています・・・これも定番曲ではありますが、その線でいくとEric ClaptonのChange the Worldなんかもプレイしてて・・・そういった感じは独自色であり、池袋的なのかな~と強引に思ってしまいます(^^;)

 また、スロー選曲のB面でも光っているのですが、グルーブの作り方が結構上手く、選曲に山と谷があるのが好印象です!
 盛り上げる曲は盛り上げるし、グルーブを引っ張る部分は引っ張るし・・・殺しの展開は無いものの、何度も聴いてると選曲の流れが大変気持ちいい流れになってて大変素敵です!!




 そんなわけで、長ったらしい前振りはしましたが、それは結果として「あまり関係がない」という・・・微妙な紹介でした・・・

 書き方の問題ですが、作品の内容だけ伝えるのであれば「MUROさん以降の良質ミックス」と書いた方が良かったかも知れないですね。
 特に、私が持論する「ミックステープ黄金期(90年代後半から00年代初期)」の影響が色濃く出ており、アナログミックスの良さが色々と光っており、作品としては素晴らしい出来です!!

 ただ、こういった「想定」するという行為も「掘る」ってことの醍醐味なんですね!!

 それがテープでもあるってことを伝えたかったし、何よりも「知られていない存在」を掘るってことの楽しみを伝えたかった次第です・・・私はレコードではそういう買い方をしていませんが、テープやCDなどのミックス作品においては頑張ってます(^^;)
 今回のは、結果として想定が正解なのか不正解なのかは分かりませんが、こういったことを楽しんだだけでも掘った甲斐がありましたよ(^0^)


 作品自体は、中古市場で殆ど見かけないテープだし、内容的にも最高にヤバい訳ではないので、凄い欲しい方以外は探さなくてもイイと思いますが、欲しい方は頑張って掘ってみてくださいね~

 あと、DJ Kazuakiさんだったり、このテープの詳細をご存知の方は是非教えて下さい!!






<Release Date>
Artists / Title : DJ Kazuaki 「One Nait Stand」
Genre : Dance Classics、Garage、R&B、HipHop、Pops・・・
Release : 90年代後半~00年代初期??
Lebel : history I.K.B Crew No Number




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コメント
この記事へのコメント
ジャケからはまったく想像できない内容でしたねw アングラ系のヒップホップかなと思いきや、レコードの写真が出た辺りでズッコケましたw

ちょっとこのテープ欲しいですね〜
2013/02/02(土) 19:31:47 | URL | 色彩 #X4oZmBbQ[ 編集]
いやーマニアックな楽しみ方ですねー。もう考古学が入ってますね(笑)でも、筆者さんがこうやってマイナーどころを掘ってその成果をネットに上げて下さるお陰で、自分みたいな人間がネットで検索した時に理解を深められるので本当に有り難いです。コピペで埋める記事が跋扈している時代に、こういう埋もれた逸品のネットアーカイブ的役割を果たしてくれるブログって素晴らしいと思います。
2013/02/02(土) 21:56:33 | URL | Sota #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>DJ色彩さん

いつもコメントありがとうございます(^0^)

個人的にも買った時の印象と聴いたときの印象の落差があったので、こういう書き方になりましたが、イイ意味でヒットだったような気がします(^^;)
こういう「謎のテープ」はホント色々あるので、頑張って掘っています・・・ただ、全然聴いてないので、聴き込みも頑張らないといけないっすね~

では、今後とも宜しくお願い致します。



>Sotaさん

コメント、ありがとうございます!

嬉しいことを書いてくれますね・・・実は、こういうマニアックな情報って、誰かが「書かない」と検索でヒットをしないんですよね・・・
私自身も、そういったことはちょっと理解しながら書いていたりするので、非常に嬉しいです(^0^)

今後も頑張って更新を続けていきますので、今後とも宜しくお願い致します!



2013/02/03(日) 19:08:56 | URL | mixtapetroopers #EK3m6DHM[ 編集]
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